2019年01月03日

◆2019年乗りたい路線

■新年特集 2019年に乗りたい路線はこれだ!


全国に100近くもある空港。そんな空港を発着する、今年話題になりそうな国内線路線を取り上げます。
今年は、珍しい路線にも乗ってみよう!

1.  JJP  成田国際-下地島線 新路線開設(3月新設予定)
今年の注目度ナンバー1路線は、なんと言っても、ジェットスター・ジャパン(JJP)の成田国際(成田)-下地島線でしょう。夏ダイヤから、本土直行便として就航します。
下地島の定期便就航は、実に四半世紀ぶり。成田線どころか、本土との間を結ぶ定期便も初めての設定となります。
JJPでは、下地島空港を「宮古(下地島)」としてPR。地方の空港では初めてセカンダリー空港という位置付けでの活用になる、とても珍しい路線になりそうです。
下地島の航空路線は、大手も採算が取れぬと匙を投げた路線。コストにシビアな格安航空(LCC)で利用定着がうまくいくのか注目です。

2.  VNL  函館-成田国際線 路線運休(3月運休予定)
今年はPeach Aviation(APJ)と統合するために10月までに全路線運休となるバニラ・エア(VNL)路線の乗り納めがクール。そんななか、全運休に先立つ路線縮小で真っ先に切られるのが函館です。
函館-成田線は3月までの冬ダイヤ限りのクールな運航で、APJにも引き継がれずに廃止となります。VNLは函館へ一時関西国際(関空)線も飛ばしていましたが今は成田線のみで、路線廃止とともに拠点撤退に。函館にはAPJも就航しておらず、合併で唯一完全撤退となる、極めて珍しい路線になります。
独特な空気感を楽しめるのはあと3か月だけ。路線が溶けてなくなる前に、バニラなエア感を冬の間にクールに楽しもう。

3.  ORC  小松-福岡線 新規社参入(昨年10月就航)
新規社が参入した既存路線で注目されるのは、オリエンタルエアブリッジ(ORC)の小松-福岡線です。
長崎ローカルのORCがいよいよ九州から飛び出す新路線を開設したことで注目されています。
この路線は、ORC運航とは言っても、ANA塗装の機材をANAとの共通事業機として運航する珍しいもの。外から見るとただのANA便に見えてしまう路線です。
見た目よりも名が先!今年はANAみたいな見た目のORCで、長崎からまだ見ぬ世界へ飛び出よう。

4.  SKY  鹿児島-奄美線 新規社参入(昨年7月就航)
奄美のアマみな夏は今年も。
復活路線として注目なのが、スカイマーク(SKY)の鹿児島-奄美線です。
SKYは、この路線に季節定期便として二年間夏だけ就航していました。しかし、大手の露骨な対抗値下げもあって利用が定着せず、豪雨とともに超格安の支援運賃を設定してから撤退。その後の経営危機で全く忘れ去られていました。
今回は、経営危機後初の離島新路線として復活し、カムバック賞的な路線になっています。SKY18番の乗り継ぎ運賃を設定したり、大手も直行便を開設していない中部国際からの乗り継ぎを便利にするなど、様々な施策も注目されています。
今年は、奄美のSKYをカジュアルにジャックしよう。

5.  JAL  大阪国際-隠岐線 新規社参入(昨年5月就航)
今年、機材で注目の路線は、ニッポンのオキにあり。
大阪国際-隠岐線が日本エアコミューター(JAC)からJAL(ジェイエア)による運航になり、ジェット機材に変更され話題になっています。
これまで隠岐へのジェット機就航は夏期のみの運航でした。空港がジェット機材に対応するために、現位置に移転してから、実に10年で念願の通年運航が実現されています。
今年は南の沖の島でなく、島根の隠岐の島へおきがるお気楽に行ってみては?

6.  APJ  釧路-関西国際線 新路線開設(昨年8月就航)
道東初のLCC路線が、APJの釧路-関西国際(関空)線です。
北海道は新千歳への一極集中が続いており、道内全体ではLCCの恩恵を受けられていませんでしたが、ついに道東へ、楽かつ格安の移動が出来るようになりました。
就航に合わせて、釧路空港からは帯広への越境バスが新設される動きも。流行語大賞が決まった直後にはそだねーセールを実施して、これまた越境となる北見への集客を促すなど、道東全域を巻き込んだホットな話題が連続。行動範囲がぐんと拡がる新しい航空の動きに大きな期待が寄せられています。
大手じゃなくてLCCだと恥ずかしい?どうと思われようと、お安く道東行こうよ。インスピレーションは、大手じゃなくても行けば感じられますよ。

7.  JAC  沖永良部-那覇線 新路線開設(昨年7月就航)
JACが開設した新路線が沖永良部-那覇線です。新路線の開設で、JACのみで鹿児島から那覇へ抜けられるようになり、「奄美群島アイランドホッピングルート」と命名するなど、集客に力を入れています。
この路線は、1979年に南西航空(SWL)が就航してから今年40周年を迎える記念年路線です。SWLが撤退後、エアドルフィンや第一航空が参入しては撤退を繰り返しています。今回、再びJALグループが参入した復活路線で、JACとして初めて那覇に乗り入れる路線でもあり、その珍しさから注目されています。
今年は珍しいアイランドホッピングでおっきいの選ぶとトクの島へ。HOP STEPおっきく飛び上がろう。

8.  VNL  那覇-新石垣線  新規社参入(昨年7月就航)&路線運休(今年5月運休予定)
VNLが新設した沖縄離島間路線。大手子会社と新興航空が飛ぶ路線に、LCCとして割って入った路線です。この路線では、VNLだけは沖縄県の補助が出る運賃がなく、行政の偏った助け船(飛行機なのに、、、)がどう影響するのか注目を集めることにもなっています。
VNLは3月に那覇空港のターミナルを移転予定、さらに5月にはこの路線の路線廃止が決定しています。純粋にVNL路線としても、那覇LCCターミナル-新石垣間の路線としても、飛び納めになります。
行くならやっぱり八重山や、いまがチャンスや!

9.  TAL  三宅島-御蔵島ヘリポート線 新路線開設(昨年11月新設)
日本唯一のヘリコプターによる定期便、東京愛らんどシャトル。この珍しい路線の三宅島での発着地が三宅島ヘリポートから三宅島空港に移転しました。
雄山の噴火で運航停止し、その後は三宅島ヘリポートで再開していたため、実に18年ぶりの復帰路線となっています。
この変更で、行きやすくなったのが御蔵島。噴火前より便の多い航空便(新中央航空の調布線)と組み合わせて三宅島で乗り継ぐことで、早く確実に行けるようになっています。
今年は飛行機でもヘリでも飛んで、三宅土産を見比べよう。

10.楽しく飛ぼうよ、すべての路線へ!
日本全国、どの路線も注目点はいっぱい。上記9路線以外にも日本には多くの航空路線があります。今年は、全国航空路の乗りつぶしに行ってみませんか。


まだ公式発表されていないものもありますが、就航や撤退が噂されている注目路線もあります。3月末から始まる今夏ダイヤは、1月中旬に発表されるものがほとんどなので、年明けのニュースは要チェックです。

●就航や撤退が噂されている主な路線
・庄内-成田国際線(ジェットスター・ジャパン/JJP)
報道で就航を検討中と伝えられている路線です。庄内は高速交通機関も発達していないことから、航空の利用意向が高い地域。東北へのLCC就航は動きが鈍く、新しい地域として大きな期待が寄せられています。
・新石垣-波照間線(GOLDentertainment1895)
こちらも報道で話題。地元紙が今年中の就航を目指していることを報道しました。
12月にはSKY TREKの飛行機をチャーターした試乗も行われ、その際には宮古島のハンドリング会社スカイサンタアビエーションや、尾道で水陸両用機を運航するグループのせとうちホールディングスなどが協力したと伝えられています。
長年運休が続く路線。南の島の活性化が実現するのか注目です。
・関西国際-奄美線(Peach Aviation/APJ)
現在VNLが運航中の路線。同路線は5月に運休することになっています。その引き継ぎとして、APJが来冬ダイヤでの就航を発表していますが、就航日がいまだ決まっていない路線です。VNLが運休してから就航まで半年以上間が空くことになる点で、珍しい引き継ぎとなります。
・新千歳-北海道内路線(Peach Aviation/APJ)
昨年に引き継ぎ注目されているのが、APJの新千歳拠点化。北海道内路線の開設に期待が寄せられています。まず就航するとすれば、APJが乗り入れる釧路線でしょうか、、、。
・別府?関空?霞ヶ浦?田沢湖?発着路線(せとうちSEAPLANES/SSN)
水陸両用機を運航するSSNが次に就航する地がどこなのか注目されています。昨年は松江で遊覧飛行を開催。今年は遊覧飛行だけでなく、水上機による半世紀ぶりの定期的な二地点間輸送が開設されるのか期待が高まっています。
posted by johokotu at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | ◆その他の話題 | 更新情報をチェックする