 | 旅客ターミナルの特徴 (写真は平成29年8月撮影) 昭和62年、新空港開港に合わせて完成したターミナルビルです。平成4年国際線に対応する増築が完成、平成7年にも増築が行われています。 すっきりとした外観の地上2階建て(一部3階建て)。駐機方式はフロンタル方式、動線方式は1・1/2層方式(一部2層方式)です。ランド側から見て左側に国内線施設、右側に国際線施設があります。 1階にチェックインロビーと到着ロビー、2階に出発ロビーと搭乗待合室、売店、飲食店、3階に送迎デッキがあります。館内は天井照明や床面の大きな四角模様が目を引きます。 サインは濃灰地に白文字のものが主流で、ほとんどのサインが英語、韓国語、中国語の4か国語併記です。出発関係は緑文字、到着関係は黄文字を使っています。 |
 | ターミナル前面 (写真は平成25年8月撮影) 駐車場とターミナルビルを結ぶ木目調の連絡橋が中央上空を貫くカーブサイドです。木製品を使った屋根とカラフルな床面が目立ちます。平成13年には前面道路中央部に丸い屋根が目立つ交通島が完成しています。 サインは国内線出発側に航空会社のサインが掲げられています。
バスのりばは4か所あります。青森駅前行は路線バスと空港アクセスバスがあります。路線バスは1日3往復、その他は航空便に合わせた運行です。 ■1番 路線バス 青森市民バス 青森駅前行、浪岡駅前行(弘南バス) ■2番 - ■3番 弘前バスターミナル行(弘南バス) ■4番 空港アクセスバス 青森駅前行(JRバス東北)
※平成23年12月01日:東通村尻屋観光田屋本社行(尻屋観光) 新設 ※平成24年12月01日:五所川原営業所行(弘南バス)・東通村尻屋観光田屋本社(尻屋観光)運休 ※平成25年10月01日:青森市営バス 青森駅前行、浪岡駅前行 運休、青森市民バス 青森駅前行、浪岡駅前行(弘南バス) 新設 ※平成28年03月26日:シャトルバス 新青森駅行(青森観光バス) 新設 ※平成28年07月20日:八戸八日町行(十和田観光電鉄) 新設(三沢飛行場の滑走路工事による航空便運休に伴う臨時バス) ※平成28年08月12日:八戸八日町行 運休 ※平成28年10月01日:新青森駅行 運休 |
 | チェックインロビー・カウンタ(国内線) (写真は平成29年8月撮影) 1階ランド側から見て左側(北側)に設置されています。 カウンタは、北端側からANA、フジドリームエアラインズ(FDA)、日本航空(JAL・JAR)のカウンタが並んでいます。
※平成23年06月02日:FDA 就航・自動チェックイン機設置(JALカウンタで手続き) ※平成26年07月01日:ANA 就航・カウンタ新設 ※平成26年09月01日:FDA カウンタ新設 |
 | チェックインロビー・カウンタ(国際線) (写真は平成29年8月撮影) 1階中央部に国内線到着ロビーと国際線チェックインロビーが隣接しています。 ランド側から見て左側に大韓航空(KAL)のカウンタ、右側に国際線チャーター便カウンタがあります。奥凱航空(OKA)は国際線チャーター便カウンタで手続きが行われます。
※平成29年05月07日:OKA 就航 ※令和元年07月17日:EVA 就航 |
 | 出発ロビー (写真は平成29年8月撮影) 中央部の階段を上った2階中央部に設置されています。国内線、国際線とも出発ロビーは一緒です。 ロビー両端に飲食店と売店が配置されています。 |
 | 搭乗口・搭乗待合室 (写真は平成20年7月撮影) 2階出発ロビー中央に設置されています。入口は2か所に分かれる形で設置されており、国際線搭乗中は右側が国際線専用の入口になります。 国際線と国内線が混在しないように、搭乗口上部に濃灰地に緑文字の大きな電照式サインが掲げられています。時刻案内は黒地に白文字のフラップ板が採用されています。 搭乗待合室内は、搭乗口が国内線側3か所、国際線側1か所あります。搭乗橋は2番から5番までの4か所。国内線待合室にBLUESKY、国際線待合室に空港直営免税売店があります。 |
 | 到着手荷物受取場・到着口・到着ロビー(国内線) (写真は平成29年8月撮影) 国内線到着施設は1階中央部に設置されています。到着手荷物受取場のターンテーブルは2か所です。国際線チェックインロビーと一体化しています。
※平成31年**月**日:国内線到着手荷物受取場 ターンテーブル増設(1→2) |
 | 到着手荷物受取場・到着口・到着ロビー(国際線) (写真は平成29年8月撮影) 1階、ランド側から見て右端(南端)に設置されています。入国審査場は2階にあり、1階が手荷物受取場です。国内線到着口と違い、ロビーと税関検査場とを隔てるガラス面には白シートが張られ、中が窺えないようになっています。 ロビーわきに交番があります。 |
 | 売店 (写真は平成29年8月撮影) 令和元年7月にリニューアルしています。
・1階:2店舗(ファミリーマート、青森県漁連) ・2階:3店舗(BLUESKY、アスパム物産、らくだや) ・2階国内線搭乗待合室:飲食併設の1店舗(BLUESKY) ・2階国際線搭乗待合室:1店舗(DUTY FREE SHOP) 青森土産として、リンゴやほたてなどを使った商品が多くみられます。
※平成21年07月31日:花畑牧場ショップ チャンドラ青森空港店 開店 ※平成22年**月*?日:OKUZAKI、あっぷるPORT、KAMATAYA 閉店、らくだや 開店 ※平成22年10月15日:福笑 開店 ※平成24年03月*?日:福笑 閉店 ※平成24年05月21日:ブルーポート 閉店 ※平成24年07月10日:サンクススカイ、アスパム物産(こみせ商店街) 開店 ※平成28年12月25日:花畑牧場ショップ チャンドラ青森空港店 閉店 ※平成30年10月11日:BLUESKY(搭乗待合室) 移転 ※平成30年10月30日:サンクススカイ ファミリーマートに変更 ※平成31年02月01日:BLUESKY(一般ロビー) 移転 ※平成31年02月03日:らくだや 移転 ※平成31年03月16日:アスパム物産 移転(こみせ商店街 閉店) |
 | 飲食店 (写真は平成29年8月撮影) 2階に集中しています。
・2階:5店舗(ライアン、タリーズコーヒー、フォレストダイニング(cafe702、かわら、あじまし亭))
※平成30年?*月**日:ロイヤルカフェ 閉店 ※平成30年10月26日:ひば 閉店 ※平成31年01月16日:ライアン 移転 ※平成31年04月25日:タリーズコーヒー 開店 ※令和元年06月28日:フォレストダイニング(cafe702、かわら、あじまし亭) 開店 |
 | 送迎デッキ (写真は平成25年8月撮影) 3階に設置されています。入場無料。屋根は設置されていません。 柵は低く非常に見やすい環境でしたが、平成22年にワイヤーが張られました。安全上仕方なく他の空港同様のワイヤー化なのですが、なんと手前の低い柵は撤去されず、手がワイヤーまで全く届かないため、ワイヤーをクリアしての写真撮影が一切できない構造になってしまいました。ちなみに、ワイヤーは国内線側のみに設置され、国際線側には設置されていないのですが、間に可動柵があり、入場できないようになっています。 ※平成20年訪問時には、中央部に「青森県産の杉の間伐材(チップにして固めたもの)」(現地の案内板より)を敷き詰めた芝生広場がありました。屋上緑化区域は立入禁止にする施設が多いですが、この広場は「どうぞ、芝生の上にあがり、青森空港芝生広場をお楽しみ下さい。」(同じく現地の案内板より)と立入りを積極的にすすめていました。 |
 | 送迎デッキからのながめ (写真は平成29年8月撮影) ターミナルビルは滑走路の北西に位置しており、正面には八甲田連峰の山々の展望が広がります。 ターミナルビルは滑走路のちょうど中央付近に設置されており、飛行機が離陸する瞬間はやや斜め気味の撮影になることが多いようです。 ワイヤー化のため、ワイヤーが入らない構図の撮影はほぼ不可能になりました。 |
 | エアポートラウンジ (写真は平成29年8月撮影) 2階にカードラウンジ「青森空港 Airport Lounge」があります。平成27年にリニューアルされています。 指定のゴールドカード会員のほか、JAL上級会員も無料で利用できます。
2階には有料会議室があります。
※平成27年04月01日:青森空港 Airport Lounge リニューアル ※令和元年07月01日:有料会議室 新設 |
 | ミニ航空展示場 (写真は平成29年8月撮影) 3階、送迎デッキ出口付近は「見学者ホール(ミニ航空展示場)」となっています。 狭い区画ですが、青森空港の模型やモデルプレーン、懐かしいJASのポスターなどが数多く展示されています。 |
 | 陸上アクセス施設(駐車場) (写真は平成25年8月撮影) ターミナル前に1629台分の有料駐車場が設置されています。平成17年に立体駐車場が完成、平成18年には立体駐車場3階とターミナルビル2階とを結ぶ連絡橋が設置されました。 アクセス道路である青森空港道路の領収書または回数券受領書があると基本料金が無料になります。 青森空港道路は入道時に料金所があります。青森市側からアクセスすると、少し遠回りで狭い道になりますが、有料道路を経由せずに空港にアクセスできる小道があるため、青森市側→青森空港方面だけはあまり車が多くない不思議な様子が見られます。 国際線利用時、出発前に手続きすると割引になる減免措置有。 |
 | レンタカーターミナル (写真は平成25年8月撮影) レンタカー各社は空港付近の県道沿いに点在していて、レンタカーカウンタで受け付けたのち送迎する形になっていましたが、平成23年12月8日に貨物ターミナルを改装し、レンタカーターミナルがオープンしました。 |
 | モニュメント (写真は平成29年8月撮影) ターミナルビル正面には壁面レリーフ(写真)、空港入口付近にあけぼのと題する銅像があります。 毎年夏には「ミニ青森ねぶた」「ミニ弘前ねぷた」「ミニ五所川原立佞武多」が限定で展示されます。青森はね「ぶ」た、弘前・津軽はね「ぷ」た、だそうです。 |
 | 旧滑走路 (写真は平成25年8月撮影) ターミナル地区の少し離れた東側に複数の航空会社の格納庫などが集まった一帯があります。移転前の旧滑走路を活用して建てられているもので、旧滑走路跡地がまだ残っています。 |
 | かつてあった見どころ(多目的ホール) (写真は平成20年7月撮影) 1階国内線側建物端に、多目的ホールが設置されていました。ホールでは通常時、青森のPRビデオ「青い森のメッセージ」が放映されていました。 |