2019年08月12日

(米)Kahului_空港概要

情報交通ホットライン/日本空港情報館/海外空港特別編 Kahului Airport(米国)
日本空港情報館 海外空港特別編
Kahului Airport
(米国 カフルイ空港)

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Kahului Airport(米国 カフルイ空港)

■空港の概要
米国ハワイ州(HI州)マウイ島にある空港です。マウイ島最大の空港で、島の中北部カフルイに位置しています。ハワイ州で第2位の旅客数を誇ります。
2つの滑走路がV字にあり、V字に挟まれた空港区域の南西側に旅客ターミナル地区があります。また、東側には航空学校などがあります。
旅客が利用する定期便が就航するターミナルは、メインターミナル(Main Terminal)とコミューターターミナル(Commuter Terminal)との2つがあります。また、東側にプライベートジェット用のターミナルがあります。
2019年8月現在、日本からの直行便はありません。


■飛行場種別:(海外空港)
■滑走路延長:2,132m/1,521m
■空港コード:OGG/PHOG

■施設の見どころ:◎◎◎== 中規模/窓が少なく外部と一体化したエリアが広いです。カートは有料。
■見学者への対応:◎◎=== 案内所 有/ターミナルパンフ 無/送迎デッキ 無/アート作品 多数
■売店の充実度:◎◎◎== 出店の中心は保安検査後エリアで、保安検査前の一般エリアにはほとんど店舗はありません。
■アクセスの状況:◎◎== 鉄道 無/バス 有/路線バスは便数が少ないです。
※就航路線は2019年8月、そのほかの情報は特記以外2018年10月現在のものです。

■撮影環境:出発保安検査場周辺は撮影禁止のサインあり。それ以外の空港内・ターミナル周辺は基本的に撮影可能でした。展望デッキはありません。コンコースの一部は窓がありませんがほとんどはランド側で、駐機場側はガラスがあります。ターミナルから駐機している飛行機の撮影するのは難しい印象です。
■日本からのアクセス:直行便はありません。ホノルルのダニエル・K・イノウエ国際空港と多数の便が運航されており、日本からはホノルル乗継でのアクセスが主流です。
■路線活用のヒント:ハワイ州各地への便が充実しているほか、アメリカ本土便も運航されています。国際線はカナダ線のみで、この空港を利用する際は、最終目的地の場合が多いと思われます。
■乗り継ぎ方法:この空港での乗り継ぎ利用は、ハワイ州内間の場合とハワイ州内-アメリカ本土・カナダ間の行き来で活用できる程度です。カナダは出発空港でアメリカへの入国審査を済ませられ、アメリカは出国審査がないので、実質的にアメリカ国内線と同様の乗継が可能です。
搭乗待合室が出発・到着混在のため、スルーチェックイン(最終地まで手荷物受託)済ならば、搭乗待合室内のみの乗り継ぎで完結します。米国国内線と国際線は、ハワイ州内線とは発着エリアが異なる両端部に分離されており、途中保安検査があります。スルーチェックインしていない場合は、通常の到着動線で一度到着ロビーに出た後、左方のチェックインロビーで手続きし、通常の出発動線で移動が必要です。


■Main Terminal(メインターミナル)
OGGT1009.jpg旅客ターミナルの特徴
(写真は2018年10月撮影/手荷物受取場の建物)
東西方向に広がるターミナルで、ランド側が北側、エプロン側が南側になります。モクレレ航空(MOLULELE AIRLINES)とマカニカイエア(MAKANI KAI AIR)以外の多くの航空会社が発着しています。
地上2階建て。駐機方式はフロンタル方式、動線方式は単層方式に近い1・1/2層方式です。
ターミナルは、ランド側はチェックインロビーと手荷物受取場の2つの施設が離れてあり、間を通路状の到着ロビーが結んでいます。一方エプロン側はコンコースが左右(東西)に約800メートルに渡り長く延びています。
ランド側とエプロン側の建物は離れていますが、中央のCentral Buildingがランド側とエプロン側を結んでおり、エの字型に施設が配置されています。
館内のサインは、灰地に白文字(英語のみ)が主流です。
OGGT1002.jpg1階 ターミナル前面
(写真は2018年10月撮影)
ターミナルに直接3車線道路が接続しています。歩道部分は広いです。
到着手荷物受取場前の交通島にバスのりばがあります。各方面90分間隔の運行です。

■#3のりば(いずれもmaui bus)
・Kahului方面
 Route35・Route40 Queen Ka‘ahumanu Center行
・Ha'iku方面
 Route35 Haiku Marketplace行
・Makawao方面
 Route40 Kulamalu Town Ctr.(to Makawao)行
OGGT1003.jpg1階 チェックインロビー・チェックインカウンタ
(写真は2018年10月撮影)
ランド側から見て左側(西側)にチェックインロビーがあります。やや天井の高いロビーです。
チェックインカウンタは、壁面タイプです。西端側からUnited Airlines、Air Canadaのカウンタがあり、未使用のカウンタを挟んで、Alaska Airlines、WestJet、Virgin America、Delta Air Lines、American Airlines、Hawaiian Airlines・Ohana by Hawaiianのカウンタがあります。
OGGT1005.jpg1階 出発保安検査場
(写真は2018年10月撮影)
出発保安検査場はランド側中央付近にあります。チェックインロビーの左側に位置しています。出発案内板は液晶モニタです。
チェックインロビーと搭乗待合室の間の保安検査場は、米国国内線と国際線は分離されておらず、直接的な出国審査もありません。米国国内線、国際線ともに同一の検査場で同一の検査を受けることになります(=液体物制限は米国国内線利用時も国際線と同一基準)。
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▲搭乗待合室(中央広場部分)
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▲搭乗待合室(東側17番付近)
2階 搭乗待合室
(写真は2018年10月撮影)
出発保安検査場通過後すぐの階段を上った先が搭乗待合室エリアです。階段を上った先がCentral Buildingで中央に広場状の空間があります。そこから奥側左右にコンコースが伸びています。
搭乗口は飛び番号になっています(飛んでいる番号の口は非常出口扱い)。
保安検査後の階段を上って右方向(西側)に1、5、7、9、11、13、15番の搭乗口があります。ランド側のコンコースが外部との間に窓がないオープンな空間、エプロン側の待合室部分が壁に囲まれた空間になっています。1、5、7番がアメリカ本土・国際線用です。
左方向(東側)には17、19、21、23、27、29、33、35、39番の搭乗口があります。こちらはコンコースも含めて室内の待合室になっています。23、27、29、33、35、39番がアメリカ本土・国際線用です。
ラウンジは、17番付近にHAL運営のラウンジ(Hawaiian Premier Club Lounge)があります。
OGGT1006-2.jpg2階 アメリカ本土線・国際線用検査場
(写真は2018年10月撮影)
搭乗待合室エリアは中央付近をハワイ州内路線が使用しており、両端側をアメリカ本土線・国際線が使用しています。中央付近と、アメリカ本土線・国際線の使用エリアは分離されており、境目のコンコースの途中に検査場が設けられています。西側は9番搭乗口の先、東側は21番搭乗口の先にあります。
OGGT1007.jpg1階 到着口
(写真は2018年10月撮影)
到着客も搭乗待合室エリアを通って、Central Buildingの到着専用階段を下がって到着口へ向かう施設配置になっています。到着口は1階中央にあります。目の前の到着ロビーは外部と一体となった通路状のエリアです。到着案内板は液晶モニタです。
OGGT1008.jpg1階 手荷物受取場
(写真は2018年10月撮影)
1階ランド側から見て左側(東側/到着口を出てから右方向)にあります。やや天井の高い空間です。5か所のベルトがあります。
この空港で入国審査が必要な便は就航していないため、誰でも立ち入りできるエリアです。
手荷物受取場内に案内所、シャトルサービスの受付窓口(Roberts Hawaii)があります。
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▲売店(コンコース上)
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▲免税店(中央広場)
売店・免税店
(写真は2018年10月撮影)
売店・免税店は搭乗待合室内を中心に点在しています。

■保安検査前エリア
 ・チェックインロビー: 1店舗(KAHULUI TRADING COMPANY)
■保安検査後エリア
 ・15番搭乗口付近: 2店舗(FROM Hawaii WITH LOVE、MAUI MARKET)
 ・中央広場 付近: 4店舗(NEWS STAND、KAHULUI TRADING COMPANY2店舗、DFS GALLERIA)
 ・17番搭乗口付近: 1店舗(MAUI DIVERS JEWELRY)
OGG012.jpg飲食店
(写真は2018年10月撮影)
飲食店は搭乗待合室内を中心に点在しています。中央広場付近にフードコートのTHE TROPICAL LANDINGがあります。

■保安検査前エリア
 ・到着手荷物受取場: 1店舗(STARBUCKS)
■保安検査後エリア
 ・ 9番搭乗口付近: 1店舗(MAUI SNACK BAR)
 ・中央広場 付近: 6店舗(STARBUCKS、THE TROPICAL LANDING(Sammy's、BURGER KING、california PIZZA KITCHEN、The OLD PLANTATION STORE)、Frankly Gourmet)
 ・23番-39番搭乗口付近: 3店舗(Stinger Ray's、The OLD PLANTATION STORE、Kanaha Beer Kiosk)


■Commuter Terminal(コミューターターミナル)
OGGT2001.jpg旅客ターミナルの特徴
(写真は2018年10月撮影)
ターミナル地区の北東側に位置するターミナルです。メインターミナルから北東側へ300メートルほど進んだ先にあります。
南北に広がるターミナルで、ランド側が西側、エプロン側が東側になります。MOLULELE AIRLINESとMAKANI KAI AIRが発着しています。
地上1階建て。メインターミナルと異なるエプロンを使用しており、駐機方式は地上搭乗のフロンタル方式、動線方式は単層方式です。
前面道路は駐車場の出口通路になっており、ターミナル脇に料金精算機が設置されています。
館内のサインはほとんどありません。

ターミナル内に店舗はありません。
OGGT2003.jpgチェックインロビー・チェックインカウンタ
(写真は2018年10月撮影)
建物の中央はほぼ全体がチェックインロビーになっています。カウンタ数は8つありますが、使用しているのは4つのみで、ランド側から見て左端側をMOLULELE AIRLINES、右端側をMAKANI KAI AIRが使用しています。
OGGT2005.jpg搭乗待合室
(写真は2018年10月撮影)
搭乗待合室はランド側から見て右側にあります。
OGGT2006.jpg搭乗口
(写真は2018年10月撮影/写真はGATE1)
搭乗口は建物の両端側にあります。エプロンとの間はフェンスで、搭乗時に扉を開閉します。GATE1が左端側、GATE2が右端側にあります。搭乗待合室があるのがGATE2です。
保安検査等は通常時は実施されません。


■各ターミナル共通
OGG020b.jpg地上アクセス施設(レンタカー施設Conrac)
(写真は2018年10月撮影(建設時))
2019年5月15日に、駐車場西側に、新しいレンタカー施設(Consolidated Rent-A-Car facility=Conrac)とトラムが開業しました。Conracはレンタカー窓口と貸出車両の駐車スペース、給油所や洗車場などが整備されています。
Conracで貸し出しを受けられるレンタカー会社は、Advantage、Alamo、Avis、Budget、Dollar、Enterprise、EZ、Firefly、Hertz、National、 Payless、Thrifty、Zipcarの各社です。

トラムは、Main TerminalとConrac間を結ぶもので、到着エリア前-出発エリア前-Conracに乗降場があります。到着エリア前からConracまでの所要時間は約6分。乗車は無料で、午前5時〜午後11時までの運行です。
OGG016.jpg地上アクセス施設(団体バスのりば)
(写真は2018年10月撮影)
ターミナルの両端側に団体バスのりばがあります。
ツアー等で大型バスの送迎がある場合には、こののりばを利用することになります。
特に出発エリア側はBus Terminalとされています。写真のとおり、バス駐車スペースに屋根付き通路が接続のみですぐ脇が旅客ターミナルです。
OGG017.jpg地上アクセス施設(駐車場)
(写真は2018年10月撮影)
各ターミナル前に駐車場があります。
OGG013.jpgアート作品等
(写真は2018年10月撮影)
ターミナル内にはアート作品が所々に設置されています。
一番目立つのは到着ロビー付近に設置されている、MAUI RELEASING THE SUN(SHIGE YAMADA氏1992年製作)でしょうか。
このほか、チェックインロビーには、巨大壁画のKe Ala O Ka Mana(Sidney T.K. Yee氏1992年製作)、中央広場にはMaui Suspended(Carl Freedman氏1998年製作)があります。

チェックインロビーの端には、Voyaging Canoe Gardenが整備されています。
OGG014.jpgなぜOGG?
(写真は2018年10月撮影)
カフルイ空港の3レターコードはOGGです。空港名や島名のどこにもOもGも入っておらず、ちょっと謎めいたコードです。
このコードは、ハワイの航空に貢献したハワイアン航空の元パイロットJimmy Hogg氏の名前に由来しており、19番搭乗口付近に3レターコードの由来に関して詳細を解説する展示があります。
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▲工事中のトラム
拡張計画
(写真は2018年10月撮影、写真は建設時)
カフルイ空港では現在、各所で改修計画が進んでいます。
訪問した2018年12月現在、最も目立っていたのは、Conracとトラムの工事でした。
OGG015.jpgかつてあった見どころ(旧・地上アクセス施設(レンタカー窓口))
(写真は2018年10月撮影)
2018年10月の訪問時には、レンタカー各社は旅客ターミナル区域から300メートルほど北西側の離れた位置にありました。このため、Main Terminalの北東側、Commuter Terminalの手前にレンタカーShuttle Pickupの建物があり、送迎車が発着していました。
Avis、Budget、National、Thrifty、Dollar、Alamo、Hertz、Enterpriseが窓口を設けていました。

Conracが2019年5月に完成し、一部のレンタカー会社を除き、そちらでの手続きに変わっています。
写真の建物はまだ残っていますので、注意が必要です。


■日本からの就航路線(国際線)
就航先運航会社
( )内は共同運航による運航会社
 (定期就航の日本路線はありません)

■空港所在地
空港所在地はクリック(Googleマップ)
■Kahului Airport(米国 カフルイ空港)についてもっと詳しく調べたい方のリンク集
Kahului Airport(米国 カフルイ空港)の公式サイト(英語のみ)
※「情報交通ホットライン」は日本をはじめとする空港を紹介する私設サイトです。
※Kahului Airport(米国 カフルイ空港)の公式サイトではありません。

開設月日 2018.12.02
初調査日 2018.10.17
前調査日 2018.10.17

posted by johokotu at 12:00| 東京 ☀| Comment(0) | ■海外空港 | 更新情報をチェックする