2019年09月10日

深夜空港でDREAMS見た(旅行後)

※2019年11月にアップした旅行記です。

■2019.09 東京国際・鳥取・但馬・関西国際・徳島・中部国際の旅行後

それにしても、格安航空(LCC)がだいぶ浸透しながら、格安旅行のために毎回毎回青春18きっぷを活用せざるを得ないのはなんとも残念な事態です。その一方で、徳島訪問時には18きっぷを活用できず、仕方なく高速バスを利用しました。
そこで今回は、18きっぷと高速バス、LCCでの格安移動を比較してみます。

■使い勝手が悪くなっている18きっぷ
学生さんがお休みになる期間の格安遠出はやはり18きっぷの右に出るものはありません。それはなにより安いから。二千円強で最大千キロ程度移動できるのは、他にはなかなかありません。
しかし、近年は、新幹線開通でJRでない区間が増えたうえ、寝ながら移動できる夜行快速列車がほぼ全滅。18きっぷの使い勝手が悪くなってきています。先週利用した上越線も数年前までムーンライトえちごという夜行列車がありましたが、今は姿を消しています。

しかししかし、それでも、他の移動手段に比べれば、18きっぷのパフォーマンスはまだまだ高いです。
LCCは、18きっぷ級の運賃はセールでちょっと出るだけで、皆が使えるものではありません。高速バスも時間は鈍行位かかるのに値段は18きっぷより高いので、18きっぷの代わりには全然ならないのです。

18きっぷが安すぎるとも言えるので、比較するのはナンセンスかもしれませんが、距離と値段を見れば、なんとなくその理由が見えてきます。軽く比較してみました。

・短距離区間の場合
電車もバスも、普通運賃でも18きっぷと似たような値段で行ける短距離区間(例えば東京〜静岡など)なら、鈍行でも高速バスでも所要時間はそんなに長くありません。
距離が短すぎて飛行機は飛んでおらず、バスも夜行はありません。新幹線や特急などとの金額差も大きくなく、車を運転してもそれほど疲れない距離となっています。
安さを重視していたとしても、その差はごく僅か。このため、安さ以外の項目も比較対象となり、快適性を重視して自家用車、便数を考えて高速バス、スピード最優先で新幹線といった感じで、様々なポイントから、どの交通機関にするのか悩むところです。18きっぷを選択するアドバンテージはあまり大きくありません

・中距離区間の場合
少し距離を伸ばして、中距離の移動(例えば東京から東海道方面なら、愛知位から岡山位までに行く場合など)になると、値段では大きな差が出てきます。
とにかく格安にこだわるなら、18きっぷを使うでしょうか。18きっぷでの移動時間が長くなることに嫌気が差して、代わりに飛行機やバスを使うかどうかを検討し始めるのが中距離でしょう。
このくらいの距離になると、高速バスは値段が意外と高くなっています。飛行機や新幹線などに比べればまだ安いですが、所要時間が圧倒的に違うのだから話になりません。例えば、東京-大阪間であれば、バスの片道は安い便だと5000円位です。LCCだともう少し値が張りますが所要時間を考慮すればバスよりLCCの方が費用対効果は高いと言えそうです。ただ、これらの値段は、18きっぷなら普通に往復できるぐらいの値段してしまうので、安さ重視の比重が高いと、18きっぷ以外の選択肢はほぼありません

18きっぷが誰も彼も直前購入でも同じ値段なのに対し、高速バスもLCCも、安いのを探せばあるにはありますが、格安運賃を狙ってずいぶん前から予約しないといけないので、気軽な旅行という点では、18きっぷ利用がベターです。
高速バスの場合は、長時間移動なのに、18きっぷのように途中寄り道もできなければ、自分の体調などに合わせた緊急離脱も不可能です。座りっぱなしでエコノミークラス症候群にもなりやすいなど弱点だらけ。それでいて、所要時間は18きっぷの場合とあまり変わらず、繁忙期は渋滞にもハマりやすいなどデメリットが目立ってきます。中距離移動の場合、バスは、座席が快適なのと、深夜に移動できるという二点以外は大したメリットが見出だせません
高速バスは、今回利用した神戸-徳島間のように鉄道だと大回りだとか、他の交通手段として新幹線や飛行機がないとかなら、使える交通手段ですが、その場合は選択肢が実質的にありませんから、他交通機関と比べるのはナンセンスと言えます。

そして、LCCならバスとあまり変わらない値段で断然早いので、このくらいの距離だと、LCC利用の方がお得じゃない?となることが多いです。
しかし、LCC活用の場合は、ひとつ問題が生じます。
先週の庄内行きのように、地方へ行く場合、安くて早いLCCは便数が限定的で、行きたい時刻に行けないといったことがしばしばあるからです。庄内の場合、現地到着時刻がLCCでも18きっぷでも夕方前頃であまり変わらなかったですが、一日一往復などの路線では、こういったことが起こりやすくなっています。せっかく素早く移動できるのに、ダイヤが悪く、LCC最大のメリットを活かせないのです。関空発のPeach Aviationはそんな路線が多く、新潟、松山、長崎、宮崎などがちょうど良い一例でしょう。

結局、中距離移動の場合、長時間移動が気にならなければ、コストパフォーマンスは、18きっぷが最高といった感じになっています。
夜行の鈍行列車がなくなったから、高速バスやLCCを選ぶ層も増えていますが、夜行の鈍行列車があったなら、高速バスやLCCには勝ち目はないといった感じです。

・長距離区間の場合
さらに距離が長くなると、往復の時間が足りなくなってきます。往復するのに、高速バスも18きっぷも時間がかかりすぎるため、そもそも飛行機に頼らざるを得なくなってきます
例えば東京から福岡の場合、LCCなら一万円弱に対し、高速バスは一万円ちょっと。18きっぷとは比較にならないほど高いです。ただし、鈍行で一日で福岡に行くのは始発から終電まで活用しないと無理なので、この距離だと18きっぷは二日分を費やすことを前提にした方がいいですね。
このくらいの距離になると、18きっぷを使うのは、お休みが長い人か、本当に鉄道旅行好きくらいではないでしょうか。普通の人で18きっぷを使うなら、途中の都市で観光を挟んだり、宿泊したりして、二日分、三日分を消費しながら移動になるパターンが多いでしょう。その場合二日で東京-福岡を移動すると、18きっぷ代は5千円弱ですが、そこにホテル代が加わる(最近は高止まりしていてビジホですら一泊一万円もしたりする)ので、泊まってまで18きっぷを使うかどうかは考えどころかもしれません(あまり勧めたくはないけど、今回のように関空野宿って手もあり)。


まとめると以下のような感じでしょうか。
短距離(〜300キロ前後)は、安さの点であまり差がなく、所要時間や時間帯などの重視度合いが高まるので、安さ以外の要因で高速鉄道やバスも使いやすい状態です。
中距離(500キロ前後)なら、安さをとるなら断然18きっぷです。早さや運行頻度をとるなら新幹線や飛行機で、その点ではLCCのコストパフォーマンスは大きいものになります。高速バスは中途半端な存在で、夜行バスや、他交通機関だと遠回りになる場合などに使えるぐらいでしょう。
長距離(700キロ前後〜)は、ほぼ無条件にLCCに軍配。唯一高速バスの夜行便なら太刀打ちできそうです。この距離で18きっぷを利用するなら、途中の寄り道を考慮して、ホテル代なども含めて判断すべきといったところです。

片道のことばかり考えて比較していますが、LCCで比較的安めに移動できるようになったので、例えば行きは鉄道で鈍行紀行を楽しみ、帰りはLCCでひょいっと帰る、なんて需要も結構ありそう。今回の管理人の旅行も、これに近いものになっています。



■18きっぷの自滅で選択肢が増加中
18きっぷは、とにかく安さ重視のものです。長時間の移動が苦痛でなければ、絶対に活用を検討すべきものでしょう。しかし、近年は、高速バスが大増殖し、LCCも台頭。比較的安価で素早く移動できる手段が増えました。一方で、鈍行は次々に夜行列車が消滅して、JR区間は縮小していることから、高速バスやLCCにとっては組みやすい競争に変化してきています。鈍行は乗り継ぎなども調べなくてはなりませんが、高速バスやLCCはその手間はないですし、、、。
当然、18きっぷより高速バスやLCCだという状況も増えています。利用する側も、時間帯や所要時間などを賢く考慮して、上手く天秤にかけて、最適な交通機関を選択したいところです。

しかし、今の値段では、LCCは長距離なら18きっぷ以上の安さの価値を提供できそうですが、それ以外は結構難しい状況です。高速バスは夜行バスのみが18きっぷの代替にはなり得そうな感じでしょうか。
18きっぷについては色々逆風があるにせよ、まだまだ値段の安さ、というか費用対効果は18きっぷにはなかなか敵わない。だからこそ、こうやって毎回毎回活用することになってしまっているわけです。

LCCが拡大して使いやすくなれば、18きっぷなど駆逐してしまうかもしれません。しかし、今のところは、鈍行が自滅していても、18きっぷは根強い人気があり、高速バスやLCCもまだまだな感じです。18きっぷが駆逐されるぐらいLCCが使いやすくなるのは夢(DREAMS)のまた夢なんでしょうか、、、。


軽く18きっぷと高速バス、LCCを比較してみました。新幹線か飛行機かの境目が4時間の壁とよく言われますが、それと同じように、18きっぷを使うか使わないかを考えるなら、距離によって変わりそうだということがなんとなく感じられました。

管理人は、格安移動のとき、まだ、あまり高速バスやLCCは利用せず、専ら18きっぷのことが多いです。それはやはり、何より値段が安いから。そして、色々比較してみると、まだまだ18きっぷが最も良い場合が多いです。
しかし、旅慣れた人なら、多少値段が高くても、LCCの方が早いから時間を有効活用できるとか、高速バスは快適に寝ていけるとか、それぞれの判断基準があるはず。LCCの登場で、値段の差が、時間価値や快適性の差と比較できる位まで縮まってきましたので、どれが良いかは、使う人の基準次第かもしれません。

もっとお安く、もっと素早く、もっと快適に旅するというDREAMSが18きっぷ以外でも実現できれば、これに越したことはないですね。
そんなこんなで、いつもの通り、結論は皆さんにお任せするとして、いつも以上に軽〜い考察を終了します。
旅は青春の18歳だけのためじゃない。いくつになっても気軽に行きたいと大きなDREAMSだけ抱きつつ、旅を〆たいと思います。

posted by johokotu at 21:00| 東京 ☁| Comment(0) | ◆旅行記 | 更新情報をチェックする

中部_第2の詳細を公開

■中部国際空港(セントレア) 第2ターミナルの詳細を公開

中部国際空港は10日、公式サイトをリニューアルし、合わせて、20日にオープンする第2ターミナルの詳細を公開しました。

公式サイトは全面リニューアルが行われ、20日にオープンする第2ターミナルの情報が細かく公開されています。

分かりやすいところでは、フロアマップが公開されました。
第2ターミナルは2階建てで、2階が隣接するFLIGHT OF DREAMS経由でアクセスプラザ方面と繋がります。
出発は2階。搭乗口は国内線側が79番-80番とバスゲートの801番・802番、国際線側が72番-74番とバスゲートの701番・702番です。75番・76番・77A番・77B番・78番は国内国際共用となる模様です。
到着は1階で、到着手荷物受取場のベルトは国内線2か所、国際線3か所用意されています。

売店・飲食店は、国際線搭乗待合室に多く出店があります。

アクセスのバスの案内も始まりました。
全路線が乗り入れるのではなく、東名豊川・浜松駅・磐田インター・掛川インター・舘山寺温泉、新正車庫(四日市)・桑名駅前・金城ふ頭(三重交通)、セントレアリムジン名古屋市内(栄・伏見)の各路線のみが第2に乗り入れることが発表されました。
20日からは、21番と22番がバス乗り場として運用されます。
自家用車は、ターミナル前に入場できないため、程近いP3にある一般車のりば・おりばを使うよう呼び掛けられています。
ターミナル間の連絡バスなどはない模様で、アクセスプラザとターミナル入口間は早く歩いても10分程度はかかるので注意が必要です。

セントレアの第2ターミナルは、20日からは、ジェットスター・ジャパン、エアアジア・ジャパン、エアプサン、チェジュ航空、ティーウェイ航空の合計5社が移転することとなっています。
※エアアジアグループは、WAJのみが移転し、タイ・エアアジアXは引き続き第1発着のままとなります。

セントレアWebサイトが全面リニューアル(セントレア公式サイト)
https://www.centrair.jp/topics/1238152_1661.html
フロアマップ(セントレア公式サイト)
https://www.centrair.jp/map/index.html
ラベル:中部国際空港
posted by johokotu at 20:00| 東京 ☀| Comment(0) | 中部国際空港(セントレア) | 更新情報をチェックする