2020年02月02日

中国線_新型肺炎で欠航相次ぐ

□中国路線 新型肺炎拡大の影響で欠航相次ぐ

新型コロナウイルスによる肺炎に罹患した方々に心よりお見舞い申し上げるとともに、感染のリスクを抱えながらも、医療や接客の現場で頑張る皆様に応援申し上げます。

中国・武漢から始まった新型コロナウイルス感染による肺炎拡大による航空需要急減に伴い、日本を発着する中国路線でも欠航が相次いでいます。

日本で中国路線(香港・マカオ含まず)の定期便が就航しているのは23空港(新千歳、花巻、仙台、百里(茨城)、成田国際(成田)、東京国際(羽田)、新潟、富山、小松、静岡、中部国際(中部)、関西国際(関空)、美保(米子)、岡山、広島、高松、松山、北九州、福岡、佐賀、長崎、鹿児島、那覇)。欧米路線と異なり、地方空港にも多数の便が就航しているのが特徴です。
武漢線は、成田、中部、関空の3空港で定期便設定があり、既に武漢空港閉鎖のために先月から欠航中。
地方空港は上海線の就航が多いですが、それでも欠航、減便が相次いでいます。松山と北九州は既に中国路線(香港・マカオ除く)の全便欠航が発表済み。静岡は8路線のうち4路線が欠航となって半減するなど大きな影響が出ています。
全便欠航する路線もあれば、一部便だけ、あるいは一部の日程だけ欠航しているパターンもあり、欠航している便数ははっきりしていない状況です。
※なぜか武漢との臨時チャーター便は、成田発着ではなく羽田発着ですね。こういう時だけ、利用者が多いせいで感染リスクの高くなる羽田をわざわざ使うとは、、、。それだったら、普段から羽田で飛ばせば良いのに、、、。

日本の航空会社は欠航がまだ少ないですが、ANAと春秋航空日本(SJO)は成田-武漢線を欠航決定済み。SJOは、成田-寧波線(週7往復)と成田-重慶線(週4往復)をそれぞれ週2往復に減便しています。JALとPeach Aviation、ジェットスター・ジャパンは欠航の発表はまだありません。

日本発着の中国路線は、昨夏と今冬ダイヤで大幅に増加しており、中国の航空会社の新規参入も相次いでいます。特に地方空港は中国人の団体旅行をメインターゲットにしていた路線も多い状況です。中国が団体旅行を禁止したこともあり、需要は急減しており、わずか1か月ほどしか運航していない路線なども出てきています。

多くの便は、冬ダイヤ期間中は定期便として設定しており、3月28日までは欠航という扱いになっている場合がほとんどです。
あくまでも運休ではなく欠航であるため、空港が発表している時刻表等にはなかなか反映されず、具体的にどの路線のどの便が欠航しているのかは、航空各社の公式発表を確認するしかありません。しかし、航空会社の公式サイトにそのような情報を載せていない会社も多く、個人が確認するのは難しくなっています。

このうち、欠航内容をこまめに発信している中国東方航空は、欠航理由を「公衆衛生安全のため」としており、需要が減ろうが減るまいが、まずは欠航、という動きになっているようです。

3月から始まる夏ダイヤ以降は、そもそもの定期便設定がまだされていないため、感染拡大が収まらないようであれば、いつの間にか路線消滅してしまう危険もあります。
例えば静岡空港のように、中国路線でかなりの需要を確保している空港もいくつかあります。感染拡大の対策も行わねばならず、集客に悩む地方空港を中心に頭の痛い事態になっています。

新型コロナウイルスによる感染拡大に関しては、世界の国々では、中国路線の乗り入れを禁止するなどして、まず自国へ持ち込ませない対策を取る国も見られます。
しかし、日本は、中国路線の乗り入れ路線数・便数が膨大で、そのような対策は取れていない状態です。武漢から臨時チャーター機で帰国した日本人の一部は隔離されているのに、都市閉鎖より前に武漢から日本に入国した人、中国に住む訪日客や武漢周辺滞在歴のある人、武漢るはすぬ観光客を接客した濃厚接触者などの隔離はなぜか一切されていないなど対応はチグハグ。二次感染、三次感染とみられる事態も起きています。

SARSが流行した際には、発生国を中心に訪問を嫌がられ、世界の航空需要が激減しています。世界から、新型コロナウイルスの発生抑制に失敗した、対策もできない、ウイルス蔓延国だと認知され、封じ込めに失敗した、中国と変わらない東アジアの危険国と思われれば、中国路線だけでなく、感染リスクの著しく低い欧米路線などで欠航が続出する懸念もあります。
東日本大震災直後のように、欧米人が逃げ出すためとみられる臨時便もチラホラ出てきており、今後の欠航状況は要注目です。

※報道だけに情報を流す会社・県、ネットでお知らせを出す会社・県、全く平常のように見せている会社・県、国から流せと言われたお知らせだけ流して運航状況など知らん顔な会社・県など、流し方も様々で、お客様目線かどうか、空港を重視しているかどうかがよく分かりますね、、、。

■日本の航空会社で欠航情報が確認できたもの
中国団体旅行禁止に伴う当社便の運航縮小について(3月28日迄)(SJO公式サイト)
https://jp.ch.com/help/News/649df380b169416a8fceeb5e211c4428.Html
国際線 運航の見通し(ANA公式サイト)
https://www.ana.co.jp/sp/share/fs/int/jp/info.html

■地方自治体で欠航情報が確認できたもの
富士山静岡空港における中国路線の欠航(静岡県公式サイト)
http://www2.pref.shizuoka.jp/all/kisha19.nsf/c3db48f94231df2e4925714700049a4e/1b216a0e6ae14f65492584ff0014d67b?OpenDocument

■空港会社で欠航情報が確認できたもの
国際航空便の一部運休について(1月31日(金)20時時点)(茨城空港公式サイト)
http://www.ibaraki-airport.net/news/post-25181.html
北九州空港公式サイト→中国東方航空の情報にリンクあり
http://www.kitakyu-air.jp

■中国の航空会社で欠航情報が確認できたもの
すべてのお知らせを見る(CCA公式サイト)→一覧表形式で発表
https://www.airchina.jp/JP/JP/info/news/?FOCUS_CATEGORY_ID=1116&FOCUS_NEWS_ITEM_ID=FEB_2020_Flight_Cancellation_Notice&NEWS_CATEGORY=JapanSite
お知らせ(CES公式サイト)→便ごとに別々のページで細かく発表
https://jp.ceair.com/newCMS/jp/ja/content/ja_News/TravelAlert/
日中路線(武漢便)の運休に関する通知(CSN公式サイト)→武漢線の知らせのみ
https://global.csair.com/JP/JP/GYNH/NEWC?NEWS_CATEGORY=596&SELECTED_NEWS_ID=JPN054
ラベル:中国 感染症
posted by johokotu at 17:00| 東京 ☀| Comment(0) | ◆その他の話題 | 更新情報をチェックする