2020年09月02日

帯広_空港概要

情報交通ホットライン/日本空港情報館/帯広空港(とかち帯広空港)
日本空港情報館
帯広空港(とかち帯広空港)

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帯広空港(とかち帯広空港)

■飛行場の概要
北海道帯広市にある特定地方管理空港(旧・第2種空港)です。昭和12年に旧陸軍飛行場として設置された旧空港から移転する形で、昭和56年3月に移転開港した空港です。
十勝平野の中心部に位置し、空港周囲には畑や牧場が広範囲に広がっています。十勝地方の玄関空港で、愛称も十勝地方の最大都市「帯広」と地方名を組み合わせたものになっています。
特定運営事業等の運営移行が始まっており、一括管理される北海道七空港のひとつです。令和2年1月にビル施設等事業の民間委託が開始されています(既存空港ビル会社である帯広空港ターミナルビルを空港運営受託者である北海道エアポートが完全子会社化することによる開始)。
令和2年9月2日現在、国内線のみの運航で、JAL(日本航空・ジェイエア)とAIRDOにより1路線が就航しています。


■飛行場種別:特定地方管理空港(旧・第2種空港)
■設置管理者:(設置)国土交通大臣、(管理)帯広市
■滑走路延長:2500m
■空港コード:OBO/RJCB
■旅客ビル管理者:帯広空港ターミナルビル※
※令和2年1月15日に北海道エアポートの完全子会社化


■施設の見どころ:◎◎◎== 中規模/茶系の色に統一した外観・内装は落ち着いた雰囲気。館内随所にギャラリーや展示物あり。
■見学者への対応:◎◎◎== 空港案内所 有/パンフ 有(英語、中国語、韓国語の四言語併記)/展望デッキ 無料(屋内)/航空ファン向け展示 有
■売店の充実度:◎◎=== 売店8店・飲食店3店/乳製品など十勝の土産が充実。
■アクセスの状況:◎==== 鉄道 無/バス 有(飛行機便に合わせた運行)


※就航路線は令和2年9月2日、そのほかの情報は特記以外平成23年5月現在のものです。
obihiro01.jpg旅客ターミナルの特徴
(写真は平成22年5月撮影)
新空港移転開港に合わせて完成したターミナルです。駐機方式はフロンタル方式、動線方式は1・1/2層方式です。
1階にチェックインロビーと到着ロビー、2階に売店と搭乗口、搭乗待合室、3階に展望スペースがあります。中央に正面入口があり、中央にチェックインロビー、ランド側から見て右側(南側)に国内線到着ロビー、左側(北側)に国際線到着ロビーを配置しています。
ターミナルビルの設計者は、東京都知事選などにも出馬して建築界以外でも有名になった黒川紀章さん。外観・内装を茶系の色で統一した落ち着いた雰囲気で、全体を覆う大屋根が非常に目立ちます。階段にもギャラリーを配置するなど、シンプルな構造ながら楽しめるターミナルになっています。このビルは、もともと中央付近にしかなく、平成4年にランド側から見て南側、平成9年に北側、平成29年にさらに北側に増築されています。
館内のサインは、濃い灰地に白文字が標準となっていますが、出発関係は緑文字を採用しています。
※平成29年03月24日:国際線搭乗待合室・到着ロビー 新設
obihiro02.jpgターミナル前面
(写真は平成22年5月撮影)
建物とは独立した銀色の屋根が特徴です。正面入口は真ん中の部分に2か所あります。
入口は中央にまとまっており、もともと日本エアシステムのみの就航だったためか、航空会社や入口を示すような看板はありません。
バスのりばは3か所あり、うち2か所を使用しています。(航空便接続のみの最低限設定。帯広駅前・帯広市内各ホテルまで約40分)
■2番のりば 十勝バス本社行(十勝バス)
■3番のりば 帯広グランドホテル前行(北海道拓殖バス・十勝バス)

路線変遷
※平成21年11月01日:十勝バス本社行経由地変更、十勝川温泉ガイドセンター行 運休
obo03-2.jpgチェックインロビー
(写真は平成23年5月撮影)
1階中央に設置されています。床・壁ともに茶系色のないそうで落ち着いた雰囲気になっています。
国際線のチェックインロビーは北側増築部に隣接しています。
※平成29年03月24日:国際線チェックインロビー 新設
obo03.jpgチェックインカウンタ
(写真は平成23年5月撮影)
国内線は、ランド側から見て左端側からAIRDO(ADO)と日本航空グループ(JAL・JAR)のカウンタが並んでいます。
国際線は、北側増築部に隣接しています。
ANAは全便がADOと共同運航しており、手続きはADOカウンタで行われます。

平成19年9月までは定期便でエアトランセが運航されており、見学に行った平成19年6月にはカウンタも存在していました。ターミナルの端に小さな簡易カウンタを設けているだけの小さなもので、平成22年5月に訪問した際は、その残骸がまだ残っていました。

※平成29年03月24日:国際線チェックインカウンタ 新設
obihiro04.jpg出発ロビー
(写真は平成19年6月の様子)
1階出発ロビー前の階段を上った2階が出発ロビーです。イスはあまり多くありません。
obihiro06.jpg搭乗口・搭乗待合室
(写真は平成19年6月の様子)
2階出発ロビー中央部に設置されています。案内掲示板は液晶モニタですが、入口からはやや見にくい位置に設置されています。
搭乗待合室はランド側全面を占める広いもので、国内線側に2番と3番の2つの搭乗口、国際線側に1番の搭乗口があります。1番側は国際線、国内線兼用です。搭乗待合室内にはJAL系の「BLUESKY」が出店しています。

※平成29年03月23日:1番搭乗口(国際線兼用) 新設、1番→2番・2番→3番 搭乗口番号変更
obo07.jpg手荷物受取所・到着口
(写真は平成23年5月撮影)
1階に設置されています。国内線は南端側、国際線は北端側にあります。
ターンテーブル、出口はそれぞれに1か所あります。案内掲示板は出発ロビーと同じ液晶モニタが使用されています。
※平成29年03月24日:国際線手荷物受取場・到着口 新設
obo07-2.jpg到着ロビー(国内線)
(写真は平成23年5月撮影)
1階ランド側から見て右側に設置されています。到着口を出ると、十勝らしく馬の置き物がお出迎えです。ロビー横にレンタカーカウンタ、正面ターミナルで入口付近に総合案内所が設置されています。
obihiro05.jpg売店
(写真は平成22年5月撮影)
2階出発ロビーに面して売店区画があります。広い店内を区画に分けた配置で、合計7店(BLUESKY、メークイン産業、こじま、六花亭、藤丸、名店会、フクハラ)が出店、食品を中心に取り扱っています。十勝ならではの土産は豊富で、牛乳やチーズといった牧場関連の土産がお勧めです。平成30年から公式キャラクター「空(くう)」のオリジナル商品が販売されています。
ゲート内には、BLUESKYの喫茶・売店が出店しています。空港近くにある花畑牧場の商品に注目です。

※**年**月**日:日通商事 閉店
※平成24年11月01日:六花亭 閉店
obihiro05-2.jpg飲食店
(写真は平成22年5月撮影)
2階出発ロビーに面し2店舗(ハートフィールド、カフェハートフィールド)があります。

※平成24年**月**日:大平原、天空、ゆめ気球 閉店
※平成24年07月30日:ハートフィールド 開店
obihiro08.jpg名産展示コーナー
(写真は平成22年5月撮影)
1階のチェックインカウンタ前には十勝地方の名産品を紹介する展示コーナーが設けられています。土産物に困った時は、非常に参考になります。やはり乳製品が多いようですね。
obihiro09.jpg展望スペース
(写真は平成22年5月撮影)
この空港は屋上が公開されておらず、3階に広い展望スペースが設けられています。雨や雪に悩まされることはないですが、撮影はガラス越しになり、飛行機を撮影したい人には不向きかもしれません。冬場は恐らく窓が曇っていることでしょう。夜間は反射を防ぐために照明を落とす配慮がなされています。
スペース内には、旧日本エアシステムのシートが置かれていたり、展示コーナーがあったりと航空ファンの方には非常に楽しめる空間になっています。
obihiro10.jpg展望スペースからのながめ
(写真は平成19年6月撮影)
ガラス越しの撮影になります。 空港周辺は空から見ると分かりますが、見渡す限り畑、畑、畑、畑、、、。展望スペースからは平野が広がっているのが分かります。
ターミナルビルは滑走路のちょうど中央付近に設置されており、飛行機が離陸する瞬間はやや斜め気味の撮影になることが多いようです。
obihiro13.jpg展示コーナー
(写真は平成19年6月撮影)
展示コーナーではモデルプレーンのほか、空港に関する展示などもあります。パンフ類もまとまっており、航空ファンにやさしい空港といった印象です。
この空港は、展示物は多く、1階から2階に上がる小さな階段にはステップギャラリーが設けられているなど楽しめる空港になっています。
obihiro11.jpg陸上アクセス施設(駐車場)
(写真は平成19年6月撮影)
アクセス条件が良くないため、自家用車でのアクセスが主となります。空港前に656台分の無料駐車場が設置されています。
空港入口付近にはレンタカー各社が立ち並んでいます。
obihiro12.jpgモニュメント
(写真は平成19年6月撮影)
建物前にサイロを模した時計塔が設置されています。また、館内などには十勝ならではの、動物を模ったオブジェが多く点在。ターミナル正面の中央部に乳牛、到着出口前には馬がお出迎えをしています。

■就航路線(国内線)
  ANA   APJ   SFJ   ADO   SKY   SNA   ORC
  JAL   JAC   JTA   JJP   RAC
  IBX   FDA   SJO   WAJ   NCA   AMX   NJA   TAL   EXC  
就航先運航会社
( )内は共同運航による運航会社
東京国際(羽田)JAL*d2・ADO(ANA)
*d1:一部曜日のみの運航
*d2:JARによる運航便あり

就航路線変遷(平成21年04月01日以降)
※平成21年07月17日:JAL関西国際 就航(再開)
※平成21年09月01日:JAL関西国際 運休(8/31最終運航)
※平成22年10月31日:JAL名古屋 運休(10/30最終運航)
※平成23年03月27日:ADO(ANA)東京国際 就航
※平成26年08月01日:JAL*d1中部国際 就航
※平成26年09月01日:JAL*d1中部国際 運休(8/31最終運航)
※平成27年08月02日:JAL*d1中部国際 就航
※平成27年09月02日:JAL*d1中部国際 運休(8/31最終運航)
※平成28年08月01日:JAL*d1中部国際 就航
※平成28年09月02日:JAL*d1中部国際 運休(8/31最終運航)
※平成29年08月02日:JAL*d1中部国際 就航
※平成29年09月01日:JAL*d1中部国際 運休(8/30最終運航)
※平成30年08月01日:JAL*d1中部国際 就航
※平成30年09月02日:JAL*d1中部国際 運休(8/31最終運航)
※令和元年08月02日:JAL*d1中部国際 就航
※令和元年09月01日:JAL*d1中部国際 運休(8/30最終運航)
※令和02年08月02日:JAL*d1中部国際 就航
※令和02年09月02日:JAL*d1中部国際 運休(8/31最終運航)

※事前購入型または特定便のみの乗継運賃設定路線は平成25年10月に公開を終了しました。(H23.02.01 JAL小松・大阪国際・関西国際・出雲・岡山・松山・福岡 新設、H23.03.27 ANA富山・小松・大阪国際・関西国際・帯広・福岡 新設、H24.10.01 JAL関西国際 新設、H25.01.07ANA美保 新設、H25.02.01 JAL南紀白浜 新設、H25.03.07 JAL新石垣 新設)


■就航路線(国際線)
就航先運航会社
( )内は共同運航による運航会社
 (定期就航路線はありません)
*i1:定期チャーター便

就航路線変遷(平成21年04月01日以降)
※平成24年07月04日:TNA*i1台北桃園 就航(定期チャーター便化)
※平成25年10月24日:TNA*i1台北 運休(10/23最終運航)
※平成28年01月19日:DKH*i1上海浦東 就航(定期チャーター便)
※平成28年03月27日:DKH*i1上海 運休(3/24最終運航)

■空港所在地
空港所在地はクリック(Googleマップ)
■帯広空港(とかち帯広空港)についてもっと詳しく調べたい方のリンク集
帯広空港運営受託予定者の公式サイト◎(北海道エアポート株式会社)
帯広空港旅客ビルの公式サイト△(帯広空港ターミナルビル株式会社)
帯広空港◎(フリー百科事典ウィキペディア(Wikipedia)サイト内)
国土交通省北海道開発局の公式サイト◎(港湾・空港の項目に空港紹介ページあり)

※「情報交通ホットライン」は日本の空港を紹介する私設サイトです。
※帯広空港(とかち帯広空港)の公式サイトではありません。

開設月日 2009.03.29
初調査日 2007.06.06
前調査日 2011.05.28
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戦後75年_領土渡航を考える

◇戦後75年特集 降伏文書発効から三四半世紀、領土と渡航を飛行場から考える

今日9月2日、第二次世界大戦の降伏文書が発効してから三四半世紀、75年となりました。
航空機の大量投入で航空戦が起こった大戦を、航空や空港の話題から振り返り、未来を良くしていきませんか。


今年2020年は、第二次世界大戦終戦から75年となる年です。三四半世紀という節目の年となりました。一世紀目は直接体験した人に時間が少ないでしょうから、今年は非常に重要な節目と言えるかもしれません。

終戦に関する話題は8月15日にも取り上げましたので、今日は、未だに問題が取り残されてしまった、75年前の終戦直後の混乱で生じた北方領土問題と領土への渡航を飛行場の話題から軽く考えてみます。

終戦の捉え方は国によって様々
日本では終戦の日は8月15日ですが、世界では少し考え方が違います。
日本が連合国側に降伏を受け入れることを通達したのは8月14日。旧日本軍内で戦闘停止の命令がなされたのは8月16日で、武力行使の一切停止は8月25日0時以降(自衛は除く)です。そして、日本政府全権が降伏文書に調印して発効したのが9月2日となっています。
実際には最前線の隊員への情報伝達には時間もかかりますし、最前線では日本側・連合国側ともに即時戦闘停止できるわけではありませんから、8月15日正午以降も戦闘行為は続いていたわけです。あくまでも8月15日は日本国民に向けて戦争終結が発表された日なだけです。

このため、対日戦勝記念日(VJ Day=Victory over Japan Day)は国によって様々です。
イギリスやインド、オーストラリアなどでは8月15日なのに対し、アメリカでは9月2日となっています。ベトナムも国慶節は9月2日です。フィリピンは祝いは9月3日ですが、勝利の日は9月2日。中国などは9月3日を記念日としています。ソ連は9月3日としていましたが、ロシアになってから一度9月2日に変更。9月3日を推す声が根強く、今年9月3日に戻されているようです。
香港では、長らくイギリスに引き渡された8月30日でした(中国返還後は中国に合わせて9月3日)。
フランスやオランダなどは、太平洋地域に植民地が多かったものの、ドイツ戦で本土が疲弊していましたから、対日戦勝よりも対独戦勝の方がメインのようです。

つまり世界では終戦の日は一定ではありません。事実としてあるのは、今日9月2日に降伏文書が正式に発効したということ。世界的には今日が本当に終結した日と捉える人が多いようです。
ただ、よくテレビなどで出てくるアメリカ・タイムズスクエアのキスシーンの映像は8月14日に撮られています。インドネシアで独立戦争が続くなど特異な地域はあるものの、8月14日以降は、当時の人たちも、全世界が「組織的な」戦闘を停止したというのが共通認識なのでしょう。

・The Royal British Legion公式サイトの特設ページ
https://www.britishlegion.org.uk/get-involved/remembrance/remembrance-events/vj-day
・英国政府公式サイトの特設ページ
https://ve-vjday75.gov.uk/vjday/
・THE NATIONAL WWU MUSEUMの特設ページ
https://www.nationalww2museum.org/war/articles/v-j-day


北方領土不法占拠は間隙を突かれた
そんな世界の常識を頭の片隅に入れて、75年前を捉えると、北方領土問題が良く分かるようになります。

日本が8月15日に組織的戦闘を停止した後も、日本に対して組織的な戦闘を新たに始めたのがソ連軍でした。
前述したとおり、日本が連合国側に降伏を受け入れることを通達したのは8月14日ですが、ソ連はそのことを把握しながら、8月15日に千島列島侵攻を命令。千島列島最東端の占守島(しむしゅとう)では、8月18日にソ連軍が、武装解除中の日本軍を奇襲しています(23日に現地で停戦協定締結し武装解除)。ソ連軍はその後も侵攻を止めることは一切なく南下を続け、北方領土に一番近い得撫島(うるっぷとう)は8月31日に占領されています。
北方領土の択捉島にソ連軍が上陸したのは、降伏受け入れ通達から2週間も経った8月28日ですが、前述の通り、日本軍は武力行使の一切停止をした後。自衛の戦闘は許可されていたものの、武装解除後で大した抵抗もできずに、9月1日に国後島、色丹島への上陸を許し、9月3日にはソ連軍は歯舞群島へ。北方領土の四群島は9月5日までにソ連軍に占拠されてしまいます。そしてソ連は、そのまま翌年に北方領土を自国領に編入、不法占拠が75年も続くことになってしまいました。
※余談ですが、得撫島は、平成9年までNHKラジオの気象通報でおなじみだった島です。

日本にしてみれば、完全に間隙を突かれて、不法占拠された状態です。
しかし、ソ連(それを継承したロシア)からしてみると、降伏文書が正式発効したのが9月2日なので、「いやいや前日の9月1日までに少なくとも択捉、国後、色丹には、上陸はしてっから」という論理なのでしょう。
最近の返還議論や平和条約の中で、ロシア(旧ソ連)側がどんなに譲っても歯舞群島以外返還交渉に乗せるのも無理と主張するのには、そんな背景もあるわけです。

北方領土、千島列島、樺太を巡っては、それまで決まっていなかった日ロ(日ソ)の国境線が何度か変わっています。
最初にロシアと日本との間で国境線が確定したのが1855年に結ばれた日魯通好条約。ここでは、樺太を両国民混住、千島列島の得撫島以北をロシア領、択捉島以南を日本領とすることで確定しています(ここで「千島列島」に択捉や国後を含めるかが、日本語でははっきり書いてあるのに、ロシア語でははっきり書いていないようですので、問題がややこしくなっているようです)。
その後、1875年に樺太千島交換条約が結ばれ、樺太はロシア領、得撫島以北を含む千島列島全てを日本領とする事が確定。さらに日露戦争後のポーツマス条約で1905年に南樺太が日本領になっています。

1855年以前に千島列島や北方領土にロシア人が住んだことがあったとしても、国境が確定したのは1855年。それまでは、北方領土、千島列島、樺太とも、日本もロシア(ソ連)も正式に領有が認められていません。
このため、日本の立場では、北方領土四群島は、ロシア人・ソ連人が住んでいる・住んでいないに関係なく、一度もロシア領・ソ連領になったことはないわけで、日本の主張は、まずは、「戦争云々は全く関係なく、北方領土四群島は固有の領土」で、どんなに譲っても、少なくとも北方領土四群島は、小笠原や奄美、沖縄同様に返還されて当然となっています。そして、その次の段階で、「しかもソ連軍は終戦後に攻め入ってる不法占拠した土地」というわけです。
ロシア側では、そもそも千島列島は国後島から占守島まで一体という認識なので、「そもそも北方四島と分けるなんてなんじゃい」といった印象なのでしょうから、話が通じなくなってしまっています。

ロシアは、北方領土、得撫島以北の千島列島、南樺太を第二次世界大戦で占領した(勝ち取った)と主張しています。しかし、ソ連が第二次世界大戦中(8月14日まで)に上陸していたのは南樺太だけ(しかもソ連の上陸は8月11日以降のたった4日間)。南樺太全土を占拠したのは8月25日です。8月15日以降は、ソ連軍としての占拠したのではなく、治安維持の連合国軍が入ってきただけであり、戦後占領が終われば出て行け、というわけです。
正直、日本からしてみると、侵攻日時からすると、得撫島以北の北方領土を差し出すのもふざけた話。そこを、南樺太のみならず、百歩譲って得撫島以北の千島列島を放棄するとしているのに、一度もロシア領・ソ連領になったことがない北方領土も差し出せとはあり得ない話なわけです。

また、南樺太と(日本の認識での得撫島以北の)千島列島を放棄するのは、サンフランシスコ平和条約で宣言していますが、ソ連との間で同条約が結ばれていないため、ロシアに対しては、これらの地域も日本領であるとの立場になっています。だから地図は白色です。
日本として失敗なのは、1956年の日ソ共同宣言で、歯舞群島と色丹島しか引き渡すことにしていないことですね。なぜそうなってしまったのかがあまり話題になっていませんね。

こういう背景を知ると、戦後75年目の8月15日〜9月2日の間という最も微妙な時期に、ロシアへの忖度が一切通じなかった安倍総理が辞任を発表したのは、何だか日本は何もできない弱小国家だということを象徴的に現す出来事だったように感じてしまいますね。

※恥ずかしながら、こういった8月15日〜9月2日の動きは、実は、10年前に、根室半島の納沙布岬から北方領土を眺めるまで、全く知りませんでした。
8月9日にソ連が一方的に条約を無視して参戦したことは知っていました。でも、8月15日までに北方領土が占領されていたのだと思い込んでいたんです。
しかも、道東から見る北方領土の近いこと、近いこと。納沙布岬から歯舞群島までは、伊豆半島から伊豆大島を見るより近いとは考えてもいませんでした。
STAY HOMEでバーチャル空間が注目はされていますが、やはりこういったことは現地で肌で感じないと分かりづらいです。

・北方領土問題に関する外務省の特設ページ
https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/hoppo/hoppo.html
・北方領土問題対策協会のサイト
https://www.hoppou.go.jp/index.html

尻切れではありますが、これ以上の経緯については、他の専門家にお任せするとして、そんな歴史的背景があり、北方領土には、多くの日本人がかつて住んでおり、それらの遺構がたくさんあります。
ビザなし交流を除けば、日本人は現地に行くことは実質できませんから、遺構が残っているのかどうかはあまり知られていません。しかし、そんな中で、飛行場は、航空写真ではっきりわかる代表的な遺構になっています。Google Mapでは丸見えです。

長々と書いてきましたが、今回は、それを少し取り上げます。

20200902a.jpg
「返せ北方領土」納沙布岬から北方領土方面を望む
煙に巻かれてますが、心の目で見れば貝殻島灯台が見えてくる???


択捉島に集中している北方領土の飛行場
択捉島:天寧飛行場
昭和18年に完成した旧陸軍基地と旧海軍基地。択捉島の中央にある単冠湾(ひとかっぷわん)の南側、留別村天寧(てんねい)に位置する飛行場です。
戦争時には、旧陸軍滑走路が南側、旧海軍滑走路が北側にありました。旧海軍区域には、逆V字に2本の滑走路が整備されていたそうで、GoogleMapで溶けかかった滑走路跡を見ることができます。北西から南東に向かって延びる直線部(南東端に構造物有)が一つの滑走路跡(約1200m)で、その中央付近から東へ延びる直線がもう一本の滑走路跡(約800m)です。よ〜く見ると滑走路東端が丸くなっているのが分かります。ターニングパッドですね。
滑走路の下側に見える四つの四角や左側曲線(誘導路跡)に並ぶコの字の構造物、さらに滑走路南東端の構造物の東側に複数見えるコの字の構造物は無蓋掩体壕と思われます。

この飛行場跡地は、戦後、ソ連によってブレヴェスニク飛行場(Аэропорт Буревестник)となりました。空港コードも、IATAがBVV、ICAOがUHSBで設定されています。ICAOコードは完全にロシア(Uから始まるのは旧ソ連)のコードですね。
旧海軍基地の滑走路より1.3キロほど西側に並行して整備された2300mほどの滑走路があります。これが旧陸軍基地の滑走路(約1200m)が発展したものとされています(すぐ北側に並行する誘導路が約1200mなので、旧陸軍基地の滑走路はこちらだったのかもしれません)。
ロシア軍の群島最大の飛行場だそうですが、日本が造ったものをベースにしてやっと最大にできているのを考えると、戦後如何にソ連が開発してこなかったかがよく分かります。
旅客機も発着していましたが、2014年に新空港(当時のイトゥルップ飛行場 Аэропорт Итуруп)が完成して、民間機の発着はなくなったようです。

・天寧飛行場跡地(GoogleMap)=旧海軍側、左下が現在使っている滑走路
https://www.google.co.jp/maps/@44.9225618,147.639962,1631m/data=!3m1!1e3?hl=ja

この飛行場は、湾に突き出た植別(うえんべつ)岬付近にある海抜15m程度の平地に整備されています。地形図を見る限りでは、海岸沿いは崖状のようですから、イメージとしては礼文空港や函館空港のような感じでしょうか(標高は天寧の方が全然低いですが、、、)。
ここ天寧飛行場の少し南側、小さな河川の河口付近(湿地帯のようです)には「タマカラウス」という地名が付いています。「ラウス」は「低い所」という意味があるようですので、飛行場のある高地と対比になっていると考えられます。
根室市内東根室-花咲間の旧海軍の不時着飛行場があった位置が、海岸は絶壁で、高くなったところに平地が広がっています。その付近の海岸くぼ地がワッタラウス(ヲワッタラウス)と言うのですが、似たような感じなのかもしれません。
ちなみに、現在の滑走路のやや北寄り付近で河川(ウエンベツ川)が横切っていますが、滑走路のすぐ東側で10mほど落ち込む地形になっています。

この飛行場に関しては、平和祈念展示資料館のシベリア抑留記の一つで、8月25日に武装解除されたあとに集合させられたことが記されています(その後北海道に戻るのかと思ったらシベリアへ抑留されたという手記)。

・平和祈念展示資料館
https://www.heiwakinen.go.jp/wp-content/uploads/archive/library/roukunote/yokuryu/11/S_11_072_1.pdf


択捉島:年萌水上機基地
単冠湾の北側、留別村年萌(としもえ)にあったのが水上機用基地です。
年萌湖にあったとされますが、現在は跡形もありません。

年萌湖と単冠湾の間は標高が3mほどの平地が広がっています。ここに、終戦まで年萌の集落があったと言いますが、Google Mapを見る限りでは、現在は人家はほとんどなくなっているようです。択捉島の西海岸(北側海岸)は冬場は流氷に閉ざされるため、物資はここで陸揚げし、留別湾に合った留別本町をはじめとした択捉島各地へ陸路で運ばれていたとのこと。そのため、当時はある程度栄えていたようで、幹線道路が発展したと思われる海岸沿いの道路が、天寧からここから内陸に転じ、留別方面へと延びています。

湖の東側を少し山側に入った所で道路がT字に分岐していますが、この位置でも標高は2mとかなり平坦です。ここは瀬石(せせき)と呼ばれ、ここから分岐した道を約2キロ東へ進むと、少し山に入った場所に何やらたくさんの施設(ロシアの軍施設?=6月に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者の軍人が出たと報道されています)が集まっています。この建物領域の北側には瀬石温泉があったそうです。
ちなみに、年萌から約8キロほどほぼ真北にある西海岸の留別本町は、択捉島第二の規模の街だったようですが、今は海岸沿いに建物が数件建っているだけのようです。

単冠湾は、真珠湾攻撃の出撃拠点。年萌は陸軍機関砲陣地もあった場所で、対岸の天寧の基地と合わせて、戦時中は重要な日本軍の拠点だったようです。
択捉島が第二次世界大戦と切っても切れない存在であったことがよく分かります。

・年萌湖付近(Google Map)
https://www.google.co.jp/maps/@45.0255376,147.7169871,4605m/data=!3m1!1e3?hl=ja


択捉島:蘂取第一〜蘂取第三
旧陸軍により造成された飛行場群です。択捉島北部に位置する三つの飛行場ですが、蘂取(しべとろ)第二は結局造成されなかったようです。蘂取第一が昭和19年に完成しています。

Google Mapでは、溶けかかった滑走路跡が二か所確認できます。一つは紗那村(しゃなむら)留茶留原(ルチャール原)、もう一つは蘂取村のトウロ沼西側に残っています。
留茶留原のものは南北方向に約2800m、トウロ沼西側のものは北西-南東方向に約1200mあります。戦時中に造成された飛行場は滑走路長さが、蘂取第一は1600m、蘂取第三は1400mとされています。航空写真で見る限りでは、実際の跡地は前者は長すぎ、後者は短いと見られます。

留茶留原の滑走路跡地は、戦後整備されたような立派な誘導路を持つb型をしています。戦前の軍飛行場に多いのは、トウロ沼西側のもののような、鉄アレイ型。このため、戦後にソ連によって造成された可能性があります。国土地理院提供の古地図では、唯一古い地図である1971年の20万分の1地図(別飛)にはすでにまっすぐな道路が描かれています。
周辺地域の状況から、トウロ沼西側のものが第一飛行場跡地と思われますが、留茶留原のものと合わせ、どれが蘂取第一〜蘂取第三に当たるのかはよく分かりません。

留茶留原の滑走路跡地は、標高が10m程度。択捉島内では唯一、東前と西前の海岸(このあたりでは南北位置ですが、、、)が低地で結ばれた地域になっています。すぐ東側に標高437mの留茶留山が迫り、西側は標高253mの朱須山など200mほどの高地が広がる、山に挟まれた低地です。雰囲気は新島空港や八丈島空港に近い感じなのかもしれません。
一方のトウロ沼西側の滑走路跡地は、標高150mほどの台地上の場所に位置しています。
二つの滑走路間は直線距離で約9キロ離れています。当時の北海道ではこのくらい離れるのは普通でしたが、北側の海岸沿いを幌須(ポロス)まで進み、そこから山道を進む必要があり、行き来は容易ではなさそうです(海岸線は急崖ですが、海岸沿いを道が続いていた模様)。

留茶留原の滑走路跡地は、最も近い別飛(べっとぶ)集落から東へ約23キロの地点。一方で、トウロ沼西側の滑走路すら、蘂取の街から南西へ27キロも離れており、蘂取との行き来はほとんどなかったのではないかと推定されます。
ネットサーフィンして見つけることができる昭和初期の蘂取の写真などを見ると、かなりの家屋があったようです。戦時中よりも島内は明らかに廃れているように思われますので、もしかしたら、ソ連に攻め込まれるまではもっと通りやすい道があったのかもしれません。しかし、少なくとも、現在は、Google Mapで見ても、別飛より東側に家屋などはほぼ見当たらず、道路も切れ切れの山道しかなく、行き来は難しそうです。
そして滑走路周辺に掩体壕や建物があったような跡は見えないので、実戦でどこまで使われたのかは不明です。留茶留原の滑走路の左側にあるミステリーサークルが気になりますね、、、。

Google Mapをよく眺めると、トウロ沼の方は、滑走路跡地北側に菱形の無蓋掩体壕のようなものが複数見られるほか、滑走路東側にはコの字の構造物がいくつか見えます。

・トウロ沼西側の滑走路跡地(滑走路長約1200m、Google Map)
https://www.google.co.jp/maps/@45.3056253,148.3919459,1983m/data=!3m1!1e3?hl=ja
・留茶留原の滑走路跡地(滑走路長約2800m、Google Map)
https://www.google.co.jp/maps/@45.252512,148.313515,5948m/data=!3m1!1e3?hl=ja

また、蘂取第二については、戦後直後の米軍資料で、トウロ沼から年瑠璃(としるり)へと向かう道路の途中、道の南側にあると推定している図が残っているそうです。トウロ沼と年瑠璃間の道路はGoogle Mapでは見当たらないのですが、国土地理院の平成3年の5万分の1地形図を見ると描かれており、年瑠璃から西に三キロほど進んだところの南側に平地が広がっていることが分かります。Google Mapで見ると、年瑠璃に至る道路は、年瑠璃から真西方面幌須へ延びる道(幌須山火砕流台地の尾根道)があります。この道を年瑠璃から4キロ強西へ進んだところで小さな道が北に分岐するのですが、その辺り一帯が平らで、飛行場に使えそうです。
湿地帯のようにも見えますが、地形図を見る限りでは、上記トウロ沼西側の滑走路跡地と同様に、西側にある幌須山の噴火による火砕流台地の先端の平地です。
国土地理院の地図では、最新の2.5万分の1地形図にその道が描かれています。また、平成4年の2.5万分の1地形図には、幌須-年瑠璃を結ぶ道が描かれています(トウロ沼-年瑠璃間の道も存在)。
こうやって見ると、平成3年の5万分の1地形図は、Google Mapで見える現代の道路配置とかけ離れたところが多く、もしかしたら戦時中の道路を反映させているかのような道路配置なのかもしれないですね。

・蘂取第二の予定地?だったとも思える火砕流台地
https://www.google.co.jp/maps/@45.2851129,148.4478823,1412m/data=!3m1!1e3?hl=ja


択捉島:紗那沼
択捉島最大の街は、中央北側のナヨカ湾に面した紗那(ロシア名でКурильск(クリリスク=意味はクリル市))で、戦時中も現在もここに人口が集中しています。

戦時中は、この近くには飛行場はありませんでしたが、集落内にある紗那沼では水上機の発着した記録があります。昭和6年8月、リンドバーグが、極東航路開拓調査でニューヨーク-アラスカ-根室-霞ヶ浦-大阪-南京と向かう途中で、択捉島紗那沼に降り立っています。

紗那沼が飛行場となることはなかったようですが、2014年に、東方7キロほどの山中に、ロシアにより、新空港のヤースヌイ飛行場(Аэропорт Ясный、開港当初はイトゥルップ飛行場(=択捉飛行場)と言う名称でした/オーロラの公式サイトでの予約欄はКурильск表示)が造成されています。現在は、ユジノサハリンスクからオーロラが週4便程度、その他千島列島の島々に複数の定期便が飛んでいます。
この付近は、紗那と別飛という現在の二つの街の間の地域に当たります。標高110mほどの高台にやや平らな領域が広がっていて、飛行場造成にちょうど良かったようです。前述の天寧飛行場(ブレヴェスニク飛行場)の場合、空港から紗那までは60キロほども離れていましたが、わずか7キロ程度になったことで、最大の街への行き来が大幅に改善しているようです。
ブレヴェスニク飛行場は軍専用化されていますが、現在は、紗那-ブレヴェスニク飛行場間の道路を改善する計画が進んでいます。

・紗那沼とヤースヌイ飛行場(右方)
https://www.google.co.jp/maps/@45.2324476,147.8778906,5456m/data=!3m1!1e3!5m1!1e4?hl=ja


国後島:東沸湖
択捉島が旧日本軍によって数多くの飛行場が造成されたのに対して、戦時中国後島には飛行場はできませんでした。
島の中心部にメンデレーエフ飛行場(Аэропорт Менделеево/オーロラの公式サイトでの予約欄はЮжно-Курильск(ユジノクリリスク=意味は南クリル市)表示)がありますが、これは戦後にソ連が造成したもので、択捉島のヤースヌイ飛行場と同様に複数路線が飛んでいます。ユジノサハリンスクからは週4、5往復の運航ですね。

戦前に飛行場は整備されていませんが、戦争中は、水上飛行機が一部の海岸を離着陸していたようです。
また、南部にある東沸湖(とうふつこ)には、前述のリンドバーグが離着陸した記録が残っています。この時、リンドバーグは、東沸湖を飛び立ってから、ほんの数十分で根室(ワッタラウスの飛行場)に降り立っています。それだけ北海道本土から近いことが分かる出来事だったようです。

この東沸湖は、国後島内では唯一、東西の海岸線が低地で繋がっています。前述の択捉島の留茶留原に近い存在です。知床半島南側羅臼町からは30キロ強なので、超望遠の双眼鏡で見えそうな気がします。クジラの見える丘公園あたりから真正面やや左方向です。

・東沸湖とメンデレーエフ飛行場(右方)
https://www.google.co.jp/maps/@43.9350718,145.5894562,9383m/data=!3m1!1e3!5m1!1e4?hl=ja


北方領土の飛行場は、上に挙げたところにしかありません。
色丹島と歯舞群島には飛行場はないため、航空機では行くことができません。

Google Mapばかりで見てきましたが、国土地理院の「地図・空中写真閲覧サービス(https://mapps.gsi.go.jp/maplibSearch.do#1)」では、残念ながら、北方領土区域は、古い空中写真がありません。ソ連占領地域なので、戦後直後に米軍が写した空中写真がないんですね。最も新しいものは、平成に入ってからの地形図になってしまいます。
そんな新しい情報しかありませんが、地名などは良く分かるので、じっくり見てみてはいかがでしょうか。

20200902b.jpg
天寧飛行場に雰囲気が似ている?根室のワッタラウスの飛行場跡地
リンドバーグは国後島からここへ降り立ったそうです


渡航したくてもできない北方領土
非常に軽くですが、北方領土の飛行場を見てみました。

北方領土へは、樺太からロシア国内線の船便と航空便がありますが、ロシア経由でロシア国内線で渡航することは、ロシア国内であることを認めてしまうことにあるため、日本国は自粛を呼び掛けています。

北方領土なんて遠い島だと思われている人も多いと思うのですが、国後島は、最も近い野付半島からなら16キロ。知床半島からなら30キロ程(羅臼から30キロ弱)しかありません。
似たような距離は以下のようなものがあります。
・函館空港展望デッキ〜下北半島大間崎 30キロ弱
・東京国際空港展望デッキ〜木更津 16キロ程・〜千葉市 30キロ弱
・大島空港展望デッキ〜伊豆半島 30キロ弱
・中部国際空港展望デッキ〜鈴鹿 16キロ程・〜津市 30キロ弱
・神戸空港展望デッキ〜関西国際空港スカイビュー 20キロ強
・山口宇部空港展望デッキ〜北九州空港展望デッキ 25キロ弱
・大分空港展望デッキ〜佐田岬 30キロ強
・屋久島空港ターミナル〜種子島 20キロ強
・奄美空港展望デッキ〜喜界島 25キロ弱
・那覇空港展望デッキ〜慶良間諸島 30キロ弱
意外と身近であることが分かると思います。

空港間の距離で言うと、北海道本土の中標津空港(根室中標津空港)から見ると、国後島のメンデレーエフ飛行場まではわずか70キロほど、択捉島の天寧飛行場までは約250キロです。国後島は、なんと、東京国際-大島間・長崎-壱岐間・出雲-隠岐間約90キロ、長崎-福江間約100キロよりも短距離です。中標津からならほんの数十分で飛べるような位置にあるのに、日本人は渡航したくても、ほぼ渡航できない場所になっています。

第二次世界大戦の終戦から75年経って、平和に自由に誰でも遠くへ飛んでいけるようになりました。一方で、今年は、COVID-19がパンデミックとなり、自由な渡航が難しくなり、自由な渡航の尊さを実感する年になっています。
自由に海外へ飛べる時代に、COVID-19も関係なく、自国領土に行けもしないー。そんな悲しい場所が北方領土です。
太平洋戦争の幕明け地でもあった北方領土。そんな土地が、9月の最後まで戦争(というかその直後の侵略)に巻き込まれ、戦後処理で取り残され、三四半世紀も自由に行き来もできないとは、なんという皮肉でしょうか。

75年経っても戦争の忘れ物が、すぐ目の前に残っています。
日本人としては近いうちに平和に自由に北方領土へ行ける日が来てほしいですし、北方領土も千島列島も先住民はアイヌの人たちですから、この領土問題をうまく解決してほしいところです。

現在は、納沙布岬をはじめ、根室〜別海〜標津〜羅臼あたりから、北方領土を望遠視察するだけなら出来ます。
STAY HOMEが明けたら、まずは、根室中標津空港から道東へ行って実物を見て、戦争の忘れ物を感じてみませんか。

空港は、ひと、もの、心を繋げる結節点です。
過去を振り返ることで、現在に活かし、未来を見つめる。
今日はそんな繋がりを感じる日なのかもしれません。
今日ぐらいは、興味のある話題からで良いので戦争を振り返り、
平和で自由な渡航について考えてみませんか。


戦後75年特集は、今回で終了します。


戦後75年特集 終戦から三四半世紀、戦争を空港から考える(8月15日更新)
http://johokotu.seesaa.net/article/476735706.html
戦後75年特集 沖縄戦停止三四半世紀、沖縄と空港を考える(6月23日更新)
http://johokotu.seesaa.net/article/475875218.html
航空戦が起こった第二次世界大戦の欧州終戦から三四半世紀(5月9日更新)http://johokotu.seesaa.net/article/475004801.html

戦後70年特集 戦争と空港を考える(戦後70年の時の特集、2015年8月15日更新)
http://johokotu.seesaa.net/article/423956544.html

過去に配信した北方領土が絡んだ旅行記
・中標津・釧路・東京国際への旅行記(2日目)
(根室に行って北方領土を望遠視察した時の旅行記、2010年05月23日更新)
http://johokotu.seesaa.net/article/152746628.html
・稚内・利尻・礼文・弟子屈への旅行記(旅行後)
(旧軍飛行場を取り上げた旅行記のあとがき、2009年05月25日更新)
http://johokotu.seesaa.net/article/123095638.html

過去に配信した北方領土ネタ
・択捉島 ロシアが新空港を全面開業へ(2014年09月11日配信)
http://johokotu.seesaa.net/article/405261837.html
・北方領土を空から視察(2011年02月20日配信)
http://johokotu.seesaa.net/article/186784282.html
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空港検疫9/1_邦人感染若干増

■空港検疫 8月は日本人の感染が若干増加・外国籍はまだ六割、また低感染国からの入国者の感染2人も確認 9月1日発表分

厚生労働省(厚労省)は9月1日12時現在の、空港検疫を含めた最新の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の状況を発表しました。
空港検疫の数字は、4月3日0時から全員検査を実施しており、いま日本で唯一正確な罹患率を把握できます。


空港検疫での感染確認急増中!
ウイルス持ち込み拡大の異常事態!!

(×××)
9月1日12時現在
罹 患 率 0.432%
無症状率 96.3%

国内の隠れ感染者数(推定値)47.7万人

(比較用)日 本:罹患率0.054%=感染68,392人、死亡率0.0010%=死亡1,296人/人口約1億2596万人(2020年7月)
(比較用)フランス:罹患率0.415%=感染278,386人、死亡率0.0453%=死亡30,606人/人口 約6,699万人(2019年1月1日)←8月17日に感染215,710人・急増中(15日間で62,676人増・1日0.006%増)=今の東京の3倍程度


※罹患率は空港検疫の全員検査開始後の概要発表分を元に算出しています。
※無症状率は空港検疫の全員検査の詳細結果発表分を元に算出しています。
元にしている数値が異なるため差異あります。海外で感染した人や有症状の人はそもそも海外から飛行機に乗ることができないため、実際の罹患率や隠れ感染者数は算出された数値より高く、実際の無症状率や無症状病原体保有者数は算出された数値より低いと考えられます。参考程度にお考え下さい。


空港検疫 国籍別結果
3月:日本国籍60人・外国籍 6人=合計 66人(日:外=90.9%: 9.1%)
4月:日本国籍68人・外国籍 12人=合計 80人(日:外=85.0%:15.0%)
5月:日本国籍19人・外国籍 26人=合計 45人(日:外=42.2%:57.8%)
6月:日本国籍31人・外国籍 93人=合計124人(日:外=25.0%:75.0%)
7月:日本国籍58人・外国籍219人=合計277人(日:外=20.9%:79.1%)
8月:日本国籍71人・外国籍119人=合計190人(日・外=37.4%:62.6%)

8月分の空港検疫での陽性者の国籍内訳が発表されました。
感染傾向が6月・7月とだいぶ違っているように見えていましたが、やはり夏休み需要なのか、日本国籍者が若干増加していますね。
10歳未満が米国からの入国者が多かったですし、日本人家族の帰国が多かったのでしょうか。



空港検疫 全員検査結果(すべて12時現在/8月30日分までが反映されていると推定)
2日遅れで情報が反映していると思われる概要結果は以下の通りです。
・4/4〜4/5 :対象 1,486人、症状 有0 無0 =陽性 0人/罹患率0%
・4/4〜4/6 :対象 2,801人、症状 有0 無5 =陽性 5人/罹患率0.178%
・4/4〜4/7 :対象 4,064人、症状 有1 無8 =陽性 9人/罹患率0.221%
・4/4〜4/8 :対象 5,707人、症状 有1 無8 =陽性 9人/罹患率0.157%
・4/4〜4/9 :対象 7,213人、症状 有6 無15=陽性21人/罹患率0.291%
・4/4〜4/10:対象 8,756人、症状 有6 無15=陽性21人/罹患率0.239%
・4/4〜4/11:対象10,010人、症状 有6 無17=陽性23人/罹患率0.229%
・4/4〜4/12:対象11,359人、症状 有11無41=陽性52人/罹患率0.457%
・4/4〜4/13:対象12,680人、症状 有11無41=陽性52人/罹患率0.410%
・4/4〜4/14:対象13,860人、症状 有11無45=陽性56人/罹患率0.404%
・4/4〜4/15:対象14,921人、症状 有11無45=陽性56人/罹患率0.375%
・4/4〜4/16:対象15,988人、症状 有11無49=陽性60人/罹患率0.375%
・4/4〜4/17:対象16,682人、症状 有11無49=陽性60人/罹患率0.359%
・4/4〜4/18:対象17,385人、症状 有11無50=陽性61人/罹患率0.350%
・4/4〜4/19:対象18,231人、症状 有11無51=陽性62人/罹患率0.340%
・4/4〜4/20:対象19,009人、症状 有11無52=陽性63人/罹患率0.331%
・4/4〜4/21:対象19,843‬人、症状 有12無53=陽性65人/罹患率0.327%
・4/4〜4/22:対象20,268‬人、症状 有12無54=陽性66人/罹患率0.325%
・4/4〜4/23:対象20,986‬人、症状 有12無56=陽性68人/罹患率0.324%
・4/4〜4/24:対象21,344人、症状 有12無57=陽性69人/罹患率0.323%
・4/4〜4/25:対象21,865人、症状 有12無57=陽性69人/罹患率0.315%
・4/4〜4/26:対象22,552‬人、症状 有12無60=陽性72人/罹患率0.319%
・4/4〜4/27:対象23,347人、症状 有12無62=陽性74人/罹患率0.316%
・4/4〜4/28:対象24,079人、症状 有12無63=陽性75人/罹患率0.311%
・4/4〜4/29:対象24,671人、症状 有12無66=陽性78人/罹患率0.316%
・4/4〜4/30:対象25,382‬人、症状 有12無68=陽性80人/罹患率0.315%
・4/4〜5/1 :対象26,018人、症状 有12無70=陽性82人/罹患率0.315%
・4/4〜5/2 :対象26,609人、症状 有12無70=陽性82人/罹患率0.308%
・4/4〜5/3 :対象27,315人、症状 有12無71=陽性83人/罹患率0.303%
・4/4〜5/4 :対象28,113人、症状 有12無71=陽性83人/罹患率0.295%
・4/4〜5/5 :対象28,805人、症状 有12無71=陽性83人/罹患率0.288%
・4/4〜5/6 :対象29,171人、症状 有12無71=陽性83人/罹患率0.284%
・4/4〜5/7 :対象29,577人、症状 有12無72=陽性84人/罹患率0.284%
・4/4〜5/8 :対象29,983‬人、症状 有12無74=陽性86人/罹患率0.286%
・4/4〜5/9 :対象30,470人、陽性87人/罹患率0.285%
・4/4〜5/10:対象31,294人、陽性87人/罹患率0.278%
・4/4〜5/11:対象31,875人、陽性89人/罹患率0.279%
・4/4〜5/12:対象32,519人、陽性89人/罹患率0.273%
・4/4〜5/13:対象33,152人、陽性91人/罹患率0.274%
・4/4〜5/14:対象33,844‬人、陽性92人/罹患率0.271%
・4/4〜5/15:対象34,075人、陽性92人/罹患率0.269%
・4/4〜5/16:対象34,600人、陽性92人/罹患率0.265%
・4/4〜5/17:対象35,178人、陽性94人/罹患率0.267%
・4/4〜5/18:対象35,835人、陽性94人/罹患率0.262%
・4/4〜5/19:対象36,567人、陽性94人/罹患率0.257%
・4/4〜5/20:対象37,049人、陽性94人/罹患率0.253%
・4/4〜5/21:対象37,691人、陽性94人/罹患率0.249%
・4/4〜5/22:対象38,046人、陽性95人/罹患率0.249%
・4/4〜5/23:対象38,548人、陽性95人/罹患率0.246%
・4/4〜5/24:対象39,048人、陽性96人/罹患率0.245%
・4/4〜5/25:対象39,642人、陽性98人/罹患率0.247%
・4/4〜5/26:対象40,287人、陽性99人/罹患率0.245%
・4/4〜5/27:対象40,736人、陽性103人/罹患率0.252%
・4/4〜5/28:対象41,442人、陽性106人/罹患率0.255%
・4/4〜5/29:対象41,945人、陽性108人/罹患率0.257%
・4/4〜5/30:対象42,536人、陽性118人/罹患率0.277%
・4/4〜5/31:対象43,128人、陽性122人/罹患率0.282%
・4/4〜6/1 :対象43,985人、陽性126人/罹患率0.286%
・4/4〜6/2 :対象45,237人、陽性127人/罹患率0.280%
・4/4〜6/3 :対象45,985‬人、陽性128人/罹患率0.278%
・4/4〜6/4 :対象46,920人、陽性132人/罹患率0.281%
・4/4〜6/5 :対象47,648人、陽性135人/罹患率0.283%
・4/4〜6/6 :対象48,405人、陽性138人/罹患率0.285%
・4/4〜6/7 :対象49,350人、陽性139人/罹患率0.281%
・4/4〜6/8 :対象50,395人、陽性145人/罹患率0.287%
・4/4〜6/9 :対象51,493人、陽性145人/罹患率0.281%
・4/4〜6/10:対象52,208人、陽性160人/罹患率0.306%
・4/4〜6/11:対象53,035人、陽性162人/罹患率0.305%
・4/4〜6/12:対象53,684人、陽性163人/罹患率0.303%
・4/4〜6/13:対象54,486人、陽性168人/罹患率0.308%
・4/4〜6/14:対象55,547人、陽性171人/罹患率0.307%
・4/4〜6/15:対象56,730人、陽性185人/罹患率0.326%
・4/4〜6/16:対象57,935人、陽性197人/罹患率0.340%
・4/4〜6/17:対象58,813‬人、陽性199人/罹患率0.338%
・4/4〜6/18:対象59,684人、陽性202人/罹患率0.338%
・4/4〜6/19:対象60,455人、陽性205人/罹患率0.339%
・4/4〜6/20:対象61,274人、陽性208人/罹患率0.339%
・4/4〜6/21:対象62,447‬人、陽性208人/罹患率0.333%
・4/4〜6/22:対象63,602‬人、陽性215人/罹患率0.338%
・4/4〜6/23:対象65,042人、陽性218人/罹患率0.335%
・4/4〜6/24:対象66,035人、陽性222人/罹患率0.336%
・4/4〜6/25:対象67,070‬人、陽性229人/罹患率0.341%
・4/4〜6/26:対象67,859人、陽性232人/罹患率0.341%
・4/4〜6/27:対象68,951人、陽性238人/罹患率0.345%
・4/4〜6/28:対象70,601人、陽性242人/罹患率0.342%
・4/4〜6/29:対象71,925人、陽性243人/罹患率0.337%
・4/4〜6/30:対象73,252人、陽性244人/罹患率0.333%
・4/4〜7/1 :対象74,187人、陽性250人/罹患率0.336%
・4/4〜7/2 :対象75,487‬人、陽性250人/罹患率0.331%
・4/4〜7/3 :対象76,596人、陽性252人/罹患率0.328%
・4/4〜7/4 :対象78,409人、陽性253人/罹患率0.322%
・4/4〜7/5 :対象80,152人、陽性259人/罹患率0.323%
・4/4〜7/6 :対象82,268人、陽性271人/罹患率0.329%
・4/4〜7/7 :対象84,135人、陽性274人/罹患率0.325%
・4/4〜7/8 :対象85,253人、陽性279人/罹患率0.327%
・4/4〜7/9 :対象86,470人、陽性282人/罹患率0.326%
・4/4〜7/10:対象87,830人、陽性287人/罹患率0.326%
・4/4〜7/11:対象89,209人、陽性297人/罹患率0.332%
・4/4〜7/12:対象90,811人、陽性310人/罹患率0.341%
・4/4〜7/13:対象92,456人、陽性330人/罹患率0.356%
・4/4〜7/14:対象94,231人、陽性343人/罹患率0.363%
・4/4〜7/15:対象95,351人、陽性348人/罹患率0.364%
・4/4〜7/16:対象96,541人、陽性361人/罹患率0.373%
・4/4〜7/17:対象97,668人、陽性365人/罹患率0.373%
・4/4〜7/18:対象98,911人、陽性373人/罹患率0.377%
・4/4〜7/19:対象100,593人、陽性382人/罹患率0.379%
・4/4〜7/20:対象102,155人、陽性391人/罹患率0.382%
・4/4〜7/21:対象103,910人、陽性402人/罹患率0.386%
・4/4〜7/22:対象104,880人、陽性417人/罹患率0.397%
・4/4〜7/23:対象105,940人、陽性421人/罹患率0.397%
・4/4〜7/24:対象107,106人、陽性436人/罹患率0.407%
・4/4〜7/25:対象108,299人、陽性441人/罹患率0.407%
・4/4〜7/26:対象109,652人、陽性452人/罹患率0.412%
・4/4〜7/27:対象111,085人、陽性458人/罹患率0.412%
・4/4〜7/28:対象112,631人、陽性476人/罹患率0.422%
・4/4〜7/29:対象113,662人、陽性489人/罹患率0.430%
・4/4〜7/30:対象114,871人、陽性511人/罹患率0.444%
・4/4〜7/31:対象116,027人、陽性519人/罹患率0.447%
・4/4〜8/1:対象117,354人、陽性524人/罹患率0.446%
・4/4〜8/2:対象119,365人、陽性529人/罹患率0.443%
・4/4〜8/3:対象121,477人、陽性536人/罹患率0.441%
・4/4〜8/4:対象123,702人、陽性559人/罹患率0.451%
・4/4〜8/5:対象125,219人、陽性565人/罹患率0.451%
・4/4〜8/6:対象126,895人、陽性573人/罹患率0.451%
・4/4〜8/7:対象128,056人、陽性584人/罹患率0.456%
・4/4〜8/8:対象129,544人、陽性590人/罹患率0.455%
・4/4〜8/9:対象131,048人、陽性599人/罹患率0.457%
・4/4〜8/10:対象132,628人、陽性605人/罹患率0.456%
・4/4〜8/11:対象134,226人、陽性611人/罹患率0.455%
・4/4〜8/12:対象135,216人、陽性619人/罹患率0.457%
・4/4〜8/13:対象136,592人、陽性624人/罹患率0.456%
・4/4〜8/14:対象137,745人、陽性625人/罹患率0.453%
・4/4〜8/15:対象138,997人、陽性629人/罹患率0.452%
・4/4〜8/16:対象140,531人、陽性633人/罹患率0.450%
・4/4〜8/17:対象142,248人、陽性636人/罹患率0.447%
・4/4〜8/18:対象144,090人、陽性648人/罹患率0.449%
・4/4〜8/19:対象144,995人、陽性651人/罹患率0.448%
・4/4〜8/20:対象146,300人、陽性656人/罹患率0.448%
・4/4〜8/21:対象147,682人、陽性664人/罹患率0.449%
・4/4〜8/22:対象149,251人、陽性666人/罹患率0.446%
・4/4〜8/23:対象150,854人、陽性667人/罹患率0.442%
・4/4〜8/24:対象152,706人、陽性674人/罹患率0.441%
・4/4〜8/25:対象154,399人、陽性678人/罹患率0.439%
・4/4〜8/26:対象155,316人、陽性683人/罹患率0.439%
・4/4〜8/27:対象156,580人、陽性688人/罹患率0.439%
・4/4〜8/28:対象158,223人、陽性693人/罹患率0.437%
・4/4〜8/29:対象159,863人、陽性699人/罹患率0.437%
・4/4〜8/30:対象161,732人、陽性704人/罹患率0.435%
・4/4〜8/31:対象163,677人、陽性709人/罹患率0.433%

・4/4〜9/1:対象165,991人、陽性718人/罹患率0.432%

9月1日時点での罹患率をそのまま日本の人口(7月の推計人口1億2596万人)に当てはめると、感染者の推定人数は約54.4万人になります。
国内のPCR検査陽性者は9月1日12時現在で67,595人ですから、隠れ感染者はあと約47.7万人もいると推定されます。

検査人数は5日連続で千人を超えました。8月4日以来二千人を超えました。
感染者は9人増加。検査人数が多いため、罹患率はやや低下しましたが、引き続き0.43%台となっています。

厚労省最新発表:新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について(令和2年9月1日版)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_13311.html







空港検疫検査 到着日別詳細結果(8月31日到着分までが反映と推定)
1日遅れで情報が反映していると思われる空港検疫の詳細も発表されています。
4月03日:症状 有0 無1=陽性1人 66
4月04日:症状 有0 無7=陽性7人 67・68・69・71・72・73・98
4月05日:症状 有3 無3=陽性6人 70・74・99・100・101・102
4月06日:症状 有3 無8=陽性11人 75・76・77・78・79・82・83・84・103・104・105
4月07日:症状 有1 無3=陽性4人 85・106・107・108
4月08日:症状 有0 無2=陽性2人 86・109
4月09日:症状 有0 無1=陽性1人 87
4月10日:症状 有1 無5=陽性6人 110・111・112・113・114・115
4月11日:症状 有0 無3=陽性3人 116・117・118
4月12日:症状 有0 無2=陽性2人 119・120
4月13日:症状 有0 無0=陽性0人 
4月14日:症状 有0 無4=陽性4人 121・122・123・124
4月15日:症状 有0 無0=陽性0人
4月16日:症状 有0 無1=陽性1人 125
4月17日:症状 有0 無1=陽性1人 126
4月18日:症状 有0 無1=陽性1人 127
4月19日:症状 有0 無0=陽性0人
4月20日:症状 有1 無2=陽性3人 128・129・130
4月21日:症状 有0 無2=陽性2人 131・132
4月22日:症状 有0 無1=陽性1人 133
4月23日:症状 有0 無0=陽性0人
4月24日:症状 有0 無3=陽性3人 134・135・136
4月25日:症状 有0 無2=陽性2人 137・138
4月26日:症状 有0 無1=陽性1人 139
4月27日:症状 有0 無2=陽性2人 140・141
4月28日:症状 有0 無3=陽性3人 142・143・144
4月29日:症状 有0 無2=陽性2人 145・146
4月30日:症状 有0 無0=陽性0人
5月01日:症状 有0 無1=陽性1人 147
5月02日:症状 有0 無0=陽性0人
5月03日:症状 有0 無0=陽性0人
5月04日:症状 有0 無0=陽性0人
5月05日:症状 有0 無1=陽性1人 148
5月06日:症状 有0 無2=陽性2人 149・150
5月07日:症状 有0 無1=陽性1人 151
5月08日:症状 有0 無0=陽性0人
5月09日:症状 有0 無2=陽性2人 152・153
5月10日:症状 有0 無1=陽性1人 154
5月11日:症状 有0 無1=陽性1人 155
5月12日:症状 有0 無1=陽性1人 156
5月13日:症状 有0 無0=陽性0人
5月14日:症状 有0 無0=陽性0人
5月15日:症状 有0 無2=陽性2人 157・158
5月16日:症状 有0 無0=陽性0人
5月17日:症状 有0 無0=陽性0人
5月18日:症状 有0 無0=陽性0人
5月19日:症状 有0 無0=陽性0人
5月20日:症状 有0 無1=陽性1人 159
5月21日:症状 有0 無0=陽性0人
5月22日:症状 有0 無1=陽性1人 160
5月23日:症状 有0 無2=陽性2人 161・162
5月24日:症状 有0 無1=陽性1人 163
5月25日:症状 有0 無4=陽性4人 164・165・166・167
5月26日:症状 有0 無3=陽性3人 168・169・170
5月27日:症状 有0 無2=陽性2人 171・172
5月28日:症状 有1 無9=陽性10人 173・174・175・176・177・178・179・180・181・182
5月29日:症状 有0 無4=陽性4人 183・184・185・186
5月30日:症状 有0 無4=陽性4人 187・188・189・190
5月31日:症状 有0 無1=陽性1人 191
6月01日:症状 有0 無2=陽性2人 192・193
6月02日:症状 有0 無3=陽性3人 194・195・196
6月03日:症状 有0 無3=陽性3人 197・198・199
6月04日:症状 有1 無2=陽性3人 200・201・202
6月05日:症状 有0 無1=陽性1人 203
6月06日:症状 有0 無6=陽性6人 204・205・206・207・208・209
6月07日:症状 有0 無14=陽性14人 210・211・212・213・214・215・216・217・218・219・220・221・222・223
6月08日:症状 有0 無2=陽性2人 224・225
6月09日:症状 有0 無2=陽性2人 226・227
6月10日:症状 有0 無0=陽性0人
6月11日:症状 有0 無4=陽性4人 228・229・230・231
6月12日:症状 有1 無12=陽性13人 232・233・234・235・236・237・238・239・240・241・242・243・244
6月13日:症状 有0 無6=陽性6人 245・246・247・248・249・250
6月14日:症状 有0 無11=陽性11人 251・252・253・254・255・256・257・258・259・260・261
6月15日:症状 有0 無2=陽性2人 262・263
6月16日:症状 有0 無3=陽性3人 264・265・266
6月17日:症状 有0 無3=陽性3人 267・268・269
6月18日:症状 有1 無2=陽性3人 270・271・272
6月19日:症状 有0 無2=陽性2人 273・274
6月20日:症状 有0 無7=陽性7人 275・276・277・278・280・281・282
6月21日:症状 有0 無1=陽性1人 279
6月22日:症状 有1 無7=陽性8人 283・284・285・286・287・288・289・290
6月23日:症状 有0 無4=陽性4人 291・292・293・295
6月24日:症状 有0 無5=陽性5人 294・296・297・298・299
6月25日:症状 有0 無3=陽性3人 300・301・302
6月26日:症状 有0 無5=陽性5人 303・304・305・306・307
6月27日:症状 有0 無0=陽性0人
6月28日:症状 有0 無7=陽性7人 308・309・310・311・312・313・314
6月29日:症状 有0 無0=陽性0人
6月30日:症状 有0 無1=陽性1人 315
7月01日:症状 有0 無1=陽性1人 316  
7月02日:症状 有0 無6=陽性6人 317・318・319・321・322・323 
7月03日:症状 有0 無10=陽性10人 320・324・325・326・327・328・329・330・331・332
7月04日:症状 有0 無5=陽性5人 333・334・335・336・337
7月05日:症状 有0 無4=陽性4人 338・339・340・341
7月06日:症状 有0 無2=陽性2人 342・343
7月07日:症状 有0 無3=陽性3人 344・345・351
7月08日:症状 有0 無14=陽性14人 346・347・348・349・350・352・353・354・355・357・358・359・360・361
7月09日:症状 有0 無3=陽性3人 356・371・372
7月10日:症状 有1 無16=陽性17人 362・363・364・365・366・367・368・369・370・373・374・382・383・384・385・386・387
7月11日:症状 有0 無17=陽性17人 375・376・377・378・379・380・381・388・389・390・391・392・393・394・396・407・412
7月12日:症状 有1 無10=陽性11人 395・397・398・399・400・401・402・403・404・405・406
7月13日:症状 有1 無13=陽性14人 408・409・410・411・413・415・416・417・418・419・420・421・422・423
7月14日:症状 有0 無3=陽性3人 414・424・425
7月15日:症状 有0 無9=陽性9人 426・427・428・429・431・432・435・436・437
7月16日:症状 有0 無5=陽性5人 430・433・434・441・444
7月17日:症状 有0 無10=陽性10人 438・439・440・442・443・445・446・447・449・450
7月18日:症状 有0 無6=陽性6人 448・451・452・453・454・457
7月19日:症状 有1 無14=陽性15人 455・456・458・459・460・461・462・463・464・465・466・467・468・469・470
7月20日:症状 有1 無11=陽性12人 471・472・473・474・475・476・477・478・479・480・481・484
7月21日:症状 有2 無7=陽性9人 482・483・485・488・489・490・491・492・493
7月22日:症状 有0 無10=陽性10人 486・487・494・495・496・497・498・499・500・504
7月23日:症状 有0 無2=陽性2人 501・503
7月24日:症状 有2 無13=陽性15人 502・505・506・507・508・509・510・511・512・513・514・515・520・521・522
7月25日:症状 有0 無13=陽性13人 516・517・518・519・523・524・525・526・527・528・529・530・531
7月26日:症状 有0 無12=陽性12人 532・533・534・535・536・537・538・539・540・541・542・544
7月27日:症状 有0 無10=陽性10人 543・545・546・547・548・549・550・551・552・553
7月28日:症状 有0 無22=陽性22人 554・555・556・557・558・559・560・561・562・563・564・565・566・567・568・569・570・571・572・573・580・587
7月29日:症状 有0 無10=陽性10人 574・575・576・577・578・579・581・582・583・584
7月30日:症状 有1 無1=陽性2人 585・586
7月31日:症状 有0 無5=陽性5人 588・590・591・592・596
8月01日:症状 有0 無9=陽性9人 589・593・594・595・597・598・599・600・602
8月02日:症状 有0 無20=陽性20人 601・603・604・605・606・607・608・609・610・611・612・613・614・615・616・620・621・622・623・624
8月03日:症状 有0 無7=陽性7人 617・618・619・625・626・627・628
8月04日:症状 有0 無10=陽性10人 629・630・631・632・633・634・635・636・638・639
8月05日:症状 有0 無9=陽性9人 637・640・641・642・643・644・645・646・647
8月06日:症状 有0 無7=陽性7人 648・649・650・651・652・653・654
8月07日:症状 有0 無7=陽性7人 655・656・657・658・659・660・662 
8月08日:症状 有0 無8=陽性8人 661・663・664・665・666・667・668・669
8月09日:症状 有0 無9=陽性9人 670・671・672・673・674・675・676・677・678
8月10日:症状 有0 無5=陽性5人 679・680・681・682・683
8月11日:症状 有0 無4=陽性4人 684・685・686・687
8月12日:症状 有0 無2=陽性2人 688・689
8月13日:症状 有0 無1=陽性1人 690
8月14日:症状 有0 無7=陽性7人 691・692・693・694・695・696・697
8月15日:症状 有0 無3=陽性3人 698・699・700
8月16日:症状 有1 無9=陽性10人 701・702・703・704・705・706・707・708・709・711
8月17日:症状 有0 無4=陽性4人 710・712・713・714
8月18日:症状 有0 無3=陽性3人 715・716・717
8月19日:症状 有0 無10=陽性10人 718・719・720・721・722・723・724・725・726・727
8月20日:症状 有0 無2=陽性2人 728・729
8月21日:症状 有0 無2=陽性2人 730・731
8月22日:症状 有0 無7=陽性7人 732・733・734・735・736・737・738
8月23日:症状 有0 無4=陽性4人 739・740・741・742
8月24日:症状 有0 無5=陽性5人 743・744・745・746・747
8月25日:症状 有0 無1=陽性1人 748
8月26日:症状 有0 無9=陽性9人 749・750・751・752・753・754・755・756・757
8月27日:症状 有0 無3=陽性3人 758・759・760
8月28日:症状 有1 無7=陽性8人 761・762・763・764・765・766・767・768
8月29日:症状 有0 無3=陽性3人 769・770・771
8月30日:症状 有0 無7=陽性7人 772・773・774・775・776・777・778

8月31日:症状 有0 無11(+7)=陽性11人 779・780・781・782・783・784・785・786・787・788・789
 [空港別] 成田4(+2)・羽田7(+5)
 [男女別] 男8(+6)・女3(+1)
 [年代別] 10代下1(+1)・20代4(+1)・30代5(+4)・40代0・50代1(+1)・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] 台湾1(+1)・ベトナム1・オランダ1・ベルギー1・フランス2(+2)・英国1(+1)・米国1(+1)・カナダ1(+1)・メキシコ1・非公表1(+1)
 [居住地] 東京4(+3)・神奈川1・静岡2(+1)・愛知1(+1)・大阪1(+1)・岡山1・非公表1(+1)
9月01日:症状 有0 無1=陽性1人 790
 [空港別] 関空1
 [男女別] 男1・女0
 [年代別] 10代下0・20代0・30代0・40代1・50代0・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] タイ1
 [居住地] 福岡1


合計8人の陽性確認が発表されました。
4月3日0時の全員検査開始後に判明した陽性者は、9月1日までの152日間で713人となりました。
713人のうち有症状は26人です。無症状は687人で、無症状率は96.3%となっています。

行動歴(渡航元)と居住地両方とも非公表の人が1人出ました。
31日羽田着米国から入国の静岡県在住者は10歳未満で、同行者がいると思われる事例となっています。10歳未満は米国からが多いです。

ここのところ空港検疫で感染確認が急増している、低感染地域からの感染者がまた確認されてしまいました。(台湾とタイ)
偽陰性と偽陽性が多いのでしょうか。

欧州からの入国者の感染が引き続き増加傾向ですね。

31日発表で静岡県在住者の感染が確認されていますが、県発表がなくなりました(これまでの空港検疫確認者は県から発表が行われています)。
31日発表で岡山県在住者の感染が確認されていますが、県発表はありませんでした。
全国知事会で合意された入国者の住所・居所に応じた医療機関・宿泊施設を提供する点で、各県が迎えに行ったのか移動せずに千葉や東京の医療機関を圧迫したのか、また移動した場合どのように移動したのかは不明なままです(岡山は成田からかなり遠いですがどうなっているのでしょう)。結局、千葉や東京に押し付けているのでしょうか、、、。

厚労省最新発表:新型コロナウイルス感染症の無症状病原体保有者の発生について(空港検疫)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_13313.html
ラベル:検疫 感染症
posted by johokotu at 00:00| 東京 ☁| Comment(0) | ◇COVID-19関連 | 更新情報をチェックする