2020年09月01日

稚内_空港概要

情報交通ホットライン/日本空港情報館/稚内空港
日本空港情報館
稚内空港

WKJtop.jpg
稚内空港

■飛行場の概要
北海道稚内市声間村地区にある地方管理空港(旧第3種空港)です。
稚内市の中北部、宗谷湾を望む湿地帯にある空港で、営業中のものとしては日本最北の空港です。昭和35年に開港、昭和62年にジェット化されています。
特定運営事業等の運営移行が始まっており、一括管理される北海道七空港のひとつです。令和2年1月にビル施設等事業の民間委託が開始されています(既存空港ビル会社である稚内空港ビルを空港運営受託者である北海道エアポートが完全子会社化することによる開始)。
利尻、礼文への拠点空港になった時期もありましたが、平成15年に運休されています。令和2年9月1日現在、国内線のみの運航で、ANA(全日本空輸・ANAウイングス)により1路線が運航されています。


■飛行場種別:国管理空港(旧第2種(A)空港)
■設置管理者:国土交通大臣
■滑走路延長:2000m
■空港コード:WKJ/RJCW
■旅客ビル管理者:稚内空港ビル※
※令和2年1月15日に北海道エアポートの完全子会社化


■施設の見どころ:◎◎=== 中規模/水色系の外壁、展望台がとび出ているなど珍しい外観。広範囲に空港公園あり。
■見学者への対応:◎◎=== 空港パンフ 有(A4版三つ折り)/空港案内所 有/送迎デッキ 無料/航空ファン向け展示 無
■売店の充実度:◎==== 売店2店・飲食店1店/商品数は中規模で北海道の有名菓子や道北土産が揃っています。
■アクセスの状況:◎==== 鉄道 無(最寄駅(南稚内駅)から10キロ程)/バス 有


※就航路線は令和2年9月1日、そのほかの情報は平成28年10月現在のものです。
WKJ001.jpg旅客ターミナルの特徴
(写真は平成28年10月撮影)
昭和62年に完成、平成10年に増改築したターミナルビルです。
駐機方式はフロンタル方式、動線方式は1・1/2層方式です。2階建(一部4階建)。1階にチェックインロビーと到着ロビー、2階に出発ロビーと搭乗待合室、4階に送迎デッキがあります。
水色系の珍しい外観を持つターミナルです。上部に飛び出る形で無料展望台が見られます。
サインは白地に黒文字、矢印部分を色地に白文字にしたものが主流です。
WKJ002.jpgターミナル前面
(写真は平成28年10月撮影)
足元は3色のブロックを敷設。ターミナル同様水色系で塗られた小さく弧を描く屋根が目立つ前面です。正面出入口は出発側・到着側の計2か所です。車道は駐車帯も含め4車線分が接続しています。
前面にあるバスのりばは2か所です。(航空便に合わせた運行、稚内駅前まで32系統で約35分)
■のりば(通常) 32系統空港線 フェリーターミナル行(宗谷バス)
■のりば(奥) 宗谷岬空港線 宗谷岬経由フェリーターミナル行※1(宗谷バス、夏期期間運行)

※1:宗谷岬経由フェリーターミナル行は毎年夏期期間運行(H26 6/10-9/15、H27 6/9-9/14、H28 6/1-8/31、H29 6/16-9/15、H30 6/16-9/15、R1 6/16-9/15、R2 8/1-10/24)
WKJ003.jpgチェックインロビー
(写真は平成28年10月撮影)
1階ランド側から見て左側から中央にかけてがチェックインロビーになっています。
こまかいタイル張りの床面で白を基調とした内装です。広いロビーのうち、チェックインカウンタは中央付近にあり、左側には多数のイスが並んでいます。
WKJ004.jpgチェックインカウンタ
(写真は平成28年10月撮影)
1階中央に設置されています。就航がANAグループのみのため、ANAグループ(ANA・AKX)カウンタのみの設置です。
東京国際(羽田)路線は夏期に増便されるなど観光客が増加する夏期重視のダイヤになっています。
1階ランド側から見て左端にANACARGOの事務所受付があります。
WKJ005.jpg出発ロビー
(写真は平成28年10月撮影)
中央に設置されている階段を上った2階ランド側が全面に渡り出発ロビーになっています。1階と異なりシート敷きの床面が目を引きます。
ロビーわきに店舗・飲食店区画があるほか、イスも設置されています。
ランド側から見て右端にVIP室があります。
WKJ006.jpg出発口
(写真は平成28年10月撮影)
2階出発ロビー中央部にあります。ロビー側に張り出した形で設置されている出発口で、ロビーには整列用のポールも並べられています。案内掲示は、ロビーわきにモニタが設置されています。
エプロン側が搭乗待合室になっており、搭乗改札・搭乗橋は1番・2番の2か所。売店はありません。
WKJ009.jpg手荷物受取所/到着口
(写真は平成28年10月撮影)
1階ランド側から見て右端に設置されています。
手荷物受取所内のターンテーブルは1か所。ゴマフアザラシの剥製が出迎えをしています。
到着口は1か所です。中央に丸時計が掲げられているほか、案内掲示は反転フラップ板が設置されています。
WKJ010.jpg到着ロビー
(写真は平成28年10月撮影)
1階ランド側から見て右側が到着ロビーになっています。到着口正面に案内カウンタがあります。大部分をしめるレンタカー案内所と総合案内所が一体化したカウンタです。
総合案内所では、宗谷観光連盟により観光案内が実施されているほか、ANA職員が手作りした「イランカラプテ」(アイヌ語で「こんにちは」に近い意味の言葉だそうです)という稚内情報誌が展示されています。
WKJ011.jpg売店
(写真は平成28年10月撮影)
2階にランド側から見て左側に売店区画があります。売店区画は売店1店(ANAFESTA)が出店しています。商品数は中規模で北海道の有名菓子や道北土産が揃っています。最北グッズは少なめ。ロイズ・六花亭・白い恋人・ジャガポックルといった北海道定番菓子も取扱いあり。

※平成25年?*月**日:宗谷観光物産 閉店
※平成30年?*月**日:ハートランドフェリー 閉店
WKJ012.jpg飲食店
(写真は平成28年10月撮影)
2階にランド側から見て左奥に飲食店1店(AIRPORT)があります。地元系メニューもあります。
WKJ014.jpg展望台
(写真は平成28年10月撮影)
3階屋上に送迎デッキがあり、さらに屋上の一部に飛び出るように室内展望台が設けられています。入場無料。展望台は屋上よりも高い4階レベルにあり、望遠鏡などが設置されています。風が強い日などは送迎デッキが閉鎖されますが、展望台から眺められます。全面ガラス張りのため、撮影にはやや不向きです。
12.jpg展望台からのながめ
(写真は平成21年5月撮影)
宗谷湾の景色が広がり、天気の良い日は遠く樺太を眺めることができるようです。展望台からは360度の眺望を楽しめます。正面に2番スポットがありますが、プロペラ機の場合、搭乗橋で隠れてしまいます。
ターミナルビルは滑走路の中央よりやや西寄りに設置されており、東へ向かって飛行機が離陸する瞬間は斜め気味の撮影になることが多いようです。
13.jpg陸上アクセス施設(駐車場)
(写真は平成21年5月撮影)
ターミナルの前に無料駐車場があります。駐車場わきに大きな歩道ルーフがあるのが目を引きます。
レンタカー各社は空港横に複数店があります。空港ターミナル内のレンタカーカウンタで受け付けるタイプです。事前に予約しておけばレンタカー事務所に送迎がある場合があります。
空港バス以外の路線バスのりばとして、空港西方徒歩10分ほどのところに空港入口バス停があり、宗谷バス曲渕線が運行されています(1日3往復)。なお、このバス停付近には、ジェット化日の昭和62年6月1日の1日だけ営業した空港アクセス駅「東声問駅」があったそうです。

■空港入口バス停 曲渕線 曲渕行、稚内駅前ターミナル行(宗谷バス)

※平成23年10月01日:天北線 浜頓別高校行・音威子府行・鬼志別行、稚内駅前ターミナル行 廃止、曲渕線 新設
WKJ021.jpgサイクルステーション
(写真は平成28年10月撮影)
ターミナルの前にサイクルステーションが設けられています。
毎年夏場に、ちょいのり自転車としてレンタサイクルサービスが実施されています。
14.jpgモニュメント
(写真は平成21年5月撮影)
空港入口に大きなモニュメントがあります。
チェックインロビーにはコハクチョウの剥製があり、浜頓別クッチャロ湖に飛来したコハクチョウの羽数が掲示されています。
15.jpg周辺見所施設(稚内空港公園)
(写真は平成21年5月撮影)
空港南側周辺の一帯は、ジェット化の拡張に合わせて稚内空港公園として整備されました。南方に動物ふれあいランド、南東方に稚内カントリークラブやメグマ沼自然公園(湿地帯の木道)などが開設されています。
ただし、稚内空港公園として整備されている一帯は、ゴルフ場付近が高台になっている以外は、ほぼ全域が背丈ほどもある草で覆われた草地か湿地帯。公園と言っても草ぼうぼうの地域がほとんどです。空港南側は周囲に障害となる建物がないため、撮影に適した空間ですが、この草ぼうぼうの湿地帯での撮影スポットへの移動はやや危険を伴います。
冬期になって雪に覆われるとスノーモービルを体験できる施設などがオープンしている模様です。
16.jpgかつてあった見どころ(旧旅客ターミナル)
(写真は平成21年5月撮影)
昭和62年に現在の旅客ターミナルビルが完成するまで、滑走路を挟んだ反対側の国道238号線沿いに旧旅客ターミナルがありました。昭和63年に稚内市海洋スポーツセンターとして整備されましたが、その後閉鎖。旧エプロンや駐車場はそのまま残っていますが、平成21年ごろに旧旅客ターミナルは解体されました。
(写真は旧旅客ターミナルがあった当時のもの。手前が旧駐車場、建物が旧ターミナルから海洋スポーツセンターに変更された建物で、奥に旧エプロン、遠くに現ターミナルが見えます)

■就航路線(国内線)
  ANA   APJ   SFJ   ADO   SKY   SNA   ORC
  JAL   JAC   JTA   JJP   RAC
  IBX   FDA   SJO   WAJ   NCA   AMX   NJA   TAL   EXC  
就航先 運航会社
( )内は共同運航による運航会社
新千歳ANA*2
*2:AKXによる運航便あり
*3:ANKによる運航便あり


就航路線変遷(平成21年04月01日以降)
※平成21年06月01日:ANA*3中部国際・ANA*3関西国際 就航(夏期季節運航)
※平成21年09月01日:ANA*3中部国際 運休(8/31最終運航)
※平成21年10月01日:ANA*3関西国際 運休(9/30最終運航)
※平成22年06月01日:ANA*3中部国際・ANA*3関西国際 就航(夏期季節運航)
※平成22年07月01日:ANA*2札幌 運休(6/30最終運航)
※平成22年09月01日:ANA*3中部国際 運休(8/31最終運航)
※平成22年10月01日:ANA*3関西国際 運休(9/30最終運航)
※平成23年06月01日:ANA*3中部国際・ANA*3関西国際 就航(夏期季節運航)
※平成23年09月01日:ANA*3中部国際 運休(8/31最終運航)
※平成23年10月01日:ANA*3関西国際 運休(9/30最終運航)
※平成24年06月01日:ANA中部国際・ANA関西国際 就航(夏期季節運航)
※平成24年09月01日:ANA中部国際 運休(8/31最終運航)
※平成24年10月01日:ANA関西国際 運休(9/30最終運航)
※令和02年04月09日:ANA東京国際 長期欠航
※令和02年08月01日:ANA東京国際 再開
※令和02年09月01日:ANA東京国際 長期欠航(再欠航)

※事前購入型または特定便のみしかない乗り継ぎ割引設定路線は平成26年6月に公開を終了しました。(H22.07.01 ANA女満別・中標津・釧路・函館・仙台・福島・東京国際・新潟・富山・小松・中部国際・大阪国際・関西国際・神戸・岡山・鳥取・美保・松山・福岡 新設、H24.03.25 ANA福島 廃止、H25.03.31 ANA秋田・広島・高知・北九州・佐賀・大分・熊本・長崎・宮崎・鹿児島・那覇 新設)

■空港所在地
空港所在地はクリック(Googleマップ)
■稚内空港についてもっと詳しく調べたい方のリンク集
稚内空港運営受託予定者の公式サイト◎(北海道エアポート株式会社)
稚内空港旅客ビルの公式サイト△(稚内空港ビル株式会社)
稚内空港◎(フリー百科事典ウィキペディア(Wikipedia)サイト内)
国土交通省北海道開発局の公式サイト◎(港湾・空港の項目に空港紹介ページあり)

※「情報交通ホットライン」は日本の空港を紹介する私設サイトです。
※稚内空港の公式サイトではありません。

開設月日 2009.06.08
初調査日 2009.05.23
前調査日 2016.10.04
posted by johokotu at 12:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 稚内空港 | 更新情報をチェックする
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