2010年03月12日

需要未達空港が続々

空港需要予測の未達成空港が続々

9日と少し前の話題になりますが、国土交通省が、需要予測が見つかった空港について、実績と比較したデータを公表しました。

※実は、なぜか国土交通省の報道記者発表に公開されず、全空港のデータを公表している新聞もなかなか見つからなかったため、この話題を取り上げていませんでした。ネット版では朝日新聞さんのみ全データを報道していましたので、早速取り上げます。

朝日新聞の報道によりますと、
建設時期が古くて当時の需要予測が明らかでない空港や実績がない空港などを除く69空港のうち、実績が予測を上回ったのは8空港にとどまり、約9割の61空港は予測を下回った。
とのことです。
報道にもある通り、上回ったのは
08年度を予測の対象年度としていない空港も多く厳密な比較はできないが、直近の予測と実績とを単純に比較すると、予測を上回っているのは熊本、長崎、庄内(山形県)、岡山、那覇、旭川、名古屋、羽田だけだ。
と指摘しています。

景気が後退して旅客数が減っているこの時期に比較するというのも、空港側にとってはなんとも残念な部分ではあるのですが、ぱっと見た感じの傾向は、古くからある空港は特に優秀な傾向にあるという印象を受けます。
予測年度がいつなのかの情報がないので、なんとも言えない部分もあります。例えば、予測値を見てみると、熊本は181万人に対して、宮崎はなんと854万人。中部よりも多くの人が利用するという予想はそれ自体呆れてしまいます。例えば熊本は予測年度がまだ航空旅行が一般的でない時代のもの、宮崎はバブル期であったなら、ありえる数字かもしれず、このデータをどう扱うべきなのか、かなり困ってしまいました。
予測についても、多少の前後はあるでしょうから、だいたい90-110%前後は誤差程度ととらえれば、問題になるのは6割程度なのかなあといった感じを受けます。

この発表をどう捉えるかは、非常に難しいと思うのですが、一つの目安として、6割程度はどうやっても頑張らなくてはならない空港ということでしょうか。
これをどれだけ100%へ近づけていくか、国と地方公共団体、空港の創意工夫の見せどころといったところではないでしょうか。


▼61空港、需要予測届かず 08年度、達成8空港のみ(朝日新聞公式サイト)
http://www.asahi.com/business/update/0310/TKY201003100105.html
↑各種報道で唯一全空港の一覧を掲載!

▼空港需要 甘い見通し…9割予測割れ(読売新聞公式サイト)
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/mnews/20100310-OYT8T00287.htm
↑報道の文章自体はこちらのほうが詳しいかと
posted by johokotu at 01:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ◆その他の話題 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック