2010年07月14日

名古屋_撤退にウラ事情?

名古屋飛行場(小牧空港) J-AIR撤退にウラ事情?

来年3月をもって名古屋飛行場(小牧空港)から完全撤退することを受け、ジェイエア(J-AIR)が大阪国際空港(伊丹空港)へ本社を移転する方針であることが分かりました。

13日配信の毎日新聞によれば、
会社更生手続き中の日本航空の運航子会社・ジェイエア(愛知県豊山町)は12日、11年3月をめどに、本社を愛知県営名古屋空港(小牧空港)から大阪・伊丹空港に移転する方針を明らかにした。日航のリストラで小牧空港から完全撤退する見通しとなったため。
と報じています。

J-AIRは元々広島西飛行場を拠点としていましたが、平成17年に小牧空港に移転してきたばかりです。小牧移転の際、広島西では安定運営が無理として、より安定的に集客できると判断して名古屋拠点としたのに、そこですら維持できないとはなんとも情けない話。さらなる移転で、先を見越した経営ができていないと感じさせてしまいます。同じく大阪拠点のJALエクスプレスとの棲み分けもどうするのか注目されます。

ところで、J-AIRの小牧からの移転は、全便撤退が報じられた直後に当然想定された事態で、そのようなことを今回は話題にするつもりはさらさらありません。
今回注目したのは、前出の毎日新聞の配信に気になる一文があったからでした。

日航は4月、ジェイエアの全運航路線(25路線)のうち、小牧発着の全9路線を来年3月末までに廃止する方針を発表。当初は中部国際空港発着便の一部を小牧に振り替える予定だったが、国土交通省などの理解を得られずに断念した。

この記事を読む限りでは、小牧路線の廃止は国の意向によるものというウラ事情が見え隠れしています。
J-AIRの小牧路線は搭乗率が悪すぎるというわけでもなく、初めて聞いたときは、個人的には撤退は非常に唐突な印象だったのですが、これが国の意向ということであれば、なんとなく合点がいく話。素人が考えれば、中部国際よりも小牧のほうが、名古屋と地方とを行き来する国内線の利用者を集めやすく、そっちに集約すればいいじゃんと簡単に考えてしまうものですが、、、。
つぶれたJALに当然国は口出しするわけで、JALが名古屋に空港路線の縮小を検討したところで、国が中部国際へ集約をしろと迫ってきたために小牧撤退となった可能性が非常に高そうです。となると、先にお伝えしたFDAの小牧就航(「FDAが就航へ売り込み?」)も雲行きが怪しい感じがします。国は小牧就航を拒否しているので、FDA運航のJAL便も当然飛ばせるわけがなく、今後の動きから目が離せなくなってきた感じです。


■ジェイエア:日航子会社本社、伊丹へ 小牧完全撤退で(毎日新聞公式サイト)
http://mainichi.jp/select/biz/news/20100713ddm008020117000c.html
posted by johokotu at 23:50| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 名古屋飛行場(小牧空港) | 更新情報をチェックする
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