2020年08月03日

(台)臺北松山_空港概要

情報交通ホットライン/日本空港情報館/海外空港特別編 臺北松山機場(台湾)
日本空港情報館 海外空港特別編
臺北松山機場(台湾 台北松山空港)


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臺北松山機場(台湾 台北松山空港)

■空港の概要
台湾台北市にある1950年開港の台湾初の空港。台北の中心部に位置する都心型空港で、地下鉄が接続しているほか、徒歩でもアクセスできる非常に便利な空港です。
日本統治時代の1936年に台北飛行場として開場しており、第二次世界大戦中は旧日本海軍の飛行場になっています。戦後、台北の玄関空港となりましたが、1979年に一度国際線はすべて桃園国際空港(当時の中正国際空港)に移転。現在は台湾国内線中心の空港となっています。国際線は、中国との両岸航路と、日本路線がごく少数就航しています。
ターミナルは第1ターミナル(国際線・両岸航路用)と第2ターミナル(国内線用)が並んで建っています。外観が大きく異なる別々の建物ですが、館内でつながっています。
2020年8月3日現在、日本からの直行便は、ANAにより1路線が就航しています。
※2020年8月3日現在、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックの影響で日本路線に大幅な欠航が生じています。
※2020年8月3日現在、COVID-19パンデミックの影響で日本路線が全便欠航中の航空会社:日本航空、チャイナエアライン、エバー航空


■飛行場種別:(海外空港)
■滑走路延長:2,605m
■空港コード:TPE/RCSS


■施設の見どころ:◎◎◎◎= 中規模。第1ターミナルは歴史的建造物。様々なコンセプトのエリアがあり、電子図書エリアや多数のアート作品など便利な見どころ、楽しめる見どころが多数です。
■見学者への対応:◎◎◎◎◎ 案内所あり。ターミナルパンフあり。送迎デッキ無料。モニュメント多数。ファン向け展示あり。
■売店の充実度:◎◎◎== 海外空港では珍しく一般エリアにも店舗が複数あります。
■アクセスの状況:◎◎◎◎◎ 鉄道直結(MRT文湖線松山機場駅)/バスあり/空港の前から台北市市街地が広がります。


※就航路線は2020年8月3日、そのほかの情報は特記以外2013年12月現在のものです。
■撮影環境:空港内・ターミナル周辺は基本的に撮影可能でした。台湾は空港内撮影が厳禁の空港がほとんどで、写真撮影した日本人の拘束事例も過去にあります。ただ、この空港は展望デッキもあり、撮影に寛容に見えます。公式サイトで10大撮影スポットを紹介しているほか、展望デッキの禁止事項にもバーベキュー禁止などの項目はありますが撮影禁止の項目は記載がありません。また、案内所の方も特に禁止はしていないとの回答でした。
※法律で撮影禁止との話もあるようですので、注意するとすれば撮影禁止表示が多数掲げられている滑走路周辺と、日本でも撮影が禁止されている出入国審査場や保安検査場周辺でしょうか。
■日本からのアクセス:(2020年8月3日現在、COVID-19パンデミックの影響で大規模欠航中)東京国際(羽田)から直行便が就航しています。日本から台北へは桃園空港の直行便が多数就航しており、羽田以外からの利用は多くないと思われます。
■路線活用のヒント:(2020年8月3日現在、COVID-19パンデミックの影響で大規模欠航中)就航路線は、国際線はほとんどなく国内線と両岸航路(中国本土-台湾間)がメイン。乗り継ぎで利用する場合や台北で過ごした後に国内移動で活用するのに便利です。
■乗り継ぎ方法:(2020年8月3日現在、COVID-19パンデミックの影響で入国規制中・乗継規制中)日本路線から国際線への乗り継ぎはほぼないと思われます。台湾国内線への乗り継ぎは、入国審査場を通過し、到着ロビーに出たあと、右方向、第2ターミナルで通常の搭乗手続きとなります。ターミナルから外に出る必要はありません。

■第1ターミナル(国際線・両岸航路(中国線)用)
TPEi001.jpg旅客ターミナルの特徴
(写真は2013年12月撮影)
地上3階建て。駐機方式はフロンタル方式、動線方式は1・1/2層方式です。1階にチェックインロビーと到着ロビー、2階に搭乗待合室、3階に到着コンコースがあります。
橙色の屋根が目を引く重厚な外観のターミナルは、台湾市の歴史的建造物に指定されている文化遺産です。
館内のサインは灰地に白文字・黄文字のものが主流で、中国語に英語が併記されています。一部日本語・韓国語併記のサインもあります。出発動線や到着動線の主要な施設に関しては中国語に黄文字を使用しています。
TPEi002.jpgターミナル前面
(写真は2013年12月撮影)
せり出した高い屋根が目立つ前面です。ターミナルへの出入口は8か所あります。
4車線車路が接続しており、バスのりば用の交通島が2レーン設置されています。8つ設置されたバスのりばからは台北市内各地や周辺各地(桃園空港や林口、基隆など)への路線バス・高速バスが多数運行されています。
TPEi003.jpgチェックインロビー
(写真は2013年12月撮影)
1階、ランド側から見て右側にチェックインロビーがあります。ランド側は2階までの吹き抜けとなっています。
伝統的な建物のように見える外観とは打って変わって、チェックインロビーのランド側は近未来的な雰囲気があります。飛行機をイメージした内装で、天井板は飛行機の翼、壁面は航空機キャビンのイメージ、丸窓は航空機のジェットエンジンがモチーフになっているそうです。
床面は、光沢が美しいタイル張りで、台湾の名所や文化などの紹介がされています。
中央にインフォメーションが設置されています。
TPEi004.jpgチェックインカウンタ
(写真は2013年12月撮影)
チェックインカウンタはアイランド型を採用しています。3つのアイランドがあり、各面6か所にカウンタが設けられています。
2013年訪問時にはロビー奥にチャイナエアライン(CAL)、エバー航空(EVA)、遠東航空(FAT)、トランスアジア航空(TNA)のカウンタがありましたが、2020年8月現在、FAT、TNAは会社がなくなっています。

※2016年11月22日:TNA 運航停止
※2019年12月13日:FAT 運航停止
TPEi005.jpg出発ロビー
(写真は2013年12月撮影)
2階に出発ロビーがあります。ランド側は1階からの吹き抜け空間ですが、かなり広いスペースがあります。
出発ロビーは床面がカーペット敷きとなっています。ソファが多数設置されているほか、充電スペース、芸術創作展示スペースなどがあります。
TPEi006.jpg出発口
(写真は2013年12月撮影)
2階出発ロビー端に設置されています。橙色のサインが目立つ出発口です。出発案内は液晶モニタを採用しています。
出発口脇に書道作品「鳶飛魚躍」が掲げられています。
TPEi007.jpg出国待合室
(写真は2013年12月撮影)
2階エプロン側は全面に渡り出国待合室になっています。日本の待合室の感じに近く、待合スペースはエプロン側、売店・飲食店区画はランド側にまとまっています。場所により様々なテーマで異なるデザインがされており、思い思いに楽しめる特徴的な待合室になっています。
出国審査場を通過後、VIPラウンジ(航空会社貴賓室)があります。また、出国待合室用のインフォメーションも設置されています。
TPEi008.jpg搭乗口
(写真は2013年12月撮影)
搭乗橋は4番-9番と1階に下りた位置に8R番搭乗口があります。9番は国内線と共通使用の搭乗橋です。
TPEi009.jpg到着口
(写真は2013年12月撮影)
到着口は1階ターミナル中央部付近にあります。2階に入国審査場、1階に手荷物受取場が配置されています。
到着免税店が出店しており、台湾入国前に買い物が可能です。
搭乗橋から入国審査場までの間の到着コンコースには「蝶が舞う流域」としてアート作品を楽しめる空間になっています。
TPEi010.jpg到着ロビー
(写真は2013年12月撮影)
1階、ランド側から見て左側が到着ロビーエリアになっています。国内線も含めたターミナル全体では中央部付近になります。
チェックインロビー側と異なり、天井は低めです。
TPE018.jpg電子図書エリア/読書コーナー
(写真は2013年12月撮影)
出国審査場を入ってすぐの一帯は電子図書エリアになっています。また、読書コーナーも設置されています。
電子図書エリアには、インターネットコーナーやタブレット体験コーナー、オンラインでの新聞・雑誌閲覧コーナーなどがあります。

■第2ターミナル(国内線用)
TPEd001.jpg旅客ターミナルの特徴
(写真は2013年12月撮影)
国際線ターミナルに並ぶターミナルで、内部は1階ランド側と2階搭乗通路部分がつながり一体化しています。国際線ターミナルに比べ近代的な外観のターミナルで青いモザイクタイル壁面が目を引きます。
地上2階建て(一部3階建て)。駐機方式はフロンタル方式とオープンエプロン方式の併用、動線方式は単層方式に近い1・1/2層方式です。1階に出発・到着ロビー、搭乗待合室、3階に展望デッキがあります。
館内のサインは灰地に白文字・黄文字のものが主流で、中国語に英語が併記されています。出発動線や到着動線の主要な施設に関しては中国語に黄文字を使用しています。
TPEd002.jpgターミナル前面
(写真は2013年12月撮影)
波打つガラス屋根が目立つ前面です。ターミナルへの出入口は2か所あります。
2車線車路が接続しており、一般車用の交通島が設置されています。
TPEd003.jpgチェックインロビー
(写真は2013年12月撮影)
1階ランド側はほぼ全面に渡りロビー区域となっています。ロビー空間のほぼ中央にインフォメーションがあり、それを境にランド側から見て右側(手前側)に出発関係、左側(奥側)に到着関係の施設が配置されています。
第1ターミナルの場合階層により分離しているチェックインロビーと出発ロビーは、第2では一体化しています。
TPEd004.jpgチェックインカウンタ
(写真は2013年12月撮影)
チェックインカウンタはアイランド型を採用。これとは別に手荷物受託用カウンタが端に設けられています。
アイランドカウンタは2か所4面で、2013年訪問時には第1ターミナル側から立榮航空、FAT、マンダリン航空、TNAが使用していました。各社とも手荷物受託用にもカウンタを設けていましたが、2020年8月現在、FAT、TNAは会社がなくなっています。

※2016年11月22日:TNA 運航停止
※2019年12月13日:FAT 運航停止
TPEd005.jpg出発ロビー・出発口
(写真は2013年12月撮影)
出発口は出発ロビーの一番奥にあります。
出発保安検査場を抜けた先、1階エプロン側と2階の一部が搭乗待合室となっています。搭乗口は2階に搭乗橋用の9-11番、1階に地上搭乗用の12番と13番があります。VIPラウンジ(航空会社貴賓室)は搭乗待合室内に設置されています。
搭乗待合室にはアート作品が掲げられています。
TPEd009.jpg到着口
(写真は2013年12月撮影)
到着関係は1階ランド側から見て左奥、ターミナル端側にまとまっています。手荷物受取場、到着口、到着ロビーともに1階です。

■その他施設
TPE011.jpg売店・免税店
(写真は2013年12月撮影)
一般エリアにも比較的多くの店舗が出店しています。
第1ターミナルは、1階到着ロビーに2店舗(手信坊、新東陽)、チェックインロビーに1店舗(統一超商(セブンイレブンなど))、2階出発ロビーに5店舗(芸間店、裕珍馨、萬益食品、維格餅家、御奉茶品)、2階到着入国審査エリアに免税店2店舗(昇恒昌免税商店2店舗)、2階出国搭乗待合室に売店・免税店7店舗(昇恒昌免税商店2店、フェラガモ、TUMI、国立歴史博物館、台灣禮好、亜熱帯商店)・サービス店1店舗(功夫按摩小站)が出店しています。
第2ターミナルは、1階到着ロビーに2店舗(全家便利商店(ファミリーマート)、C'airshop)が出店しています。

両替所(銀行)・郵便局は、第1ターミナル2階出国待合室に1店舗(兆豊銀行)、1階到着手荷物受取場に2店舗(台湾銀行、兆豊国際商業銀行)、1階チェックインロビーに2店舗(台湾銀行、兆豊銀行)、1階到着ロビーに3店舗(台湾銀行、兆豊国際商業銀行、郵便局)があります。
旅行傷害保険窓口は、第1ターミナル1階チェックインロビーに1店舗(新光人壽)、第2ターミナル1階ロビーに1店舗(國泰人壽)があります。
このほか、第1ターミナル1階到着ロビーに電信サービス1店舗(中華電信)、宅配サービス1店舗(ヤマト運輸)があります。
TPE012.jpg飲食店
(写真は2013年12月撮影)
第1ターミナルは、1階チェックインロビーに2店舗(Subway、老董牛肉麺)、2階出発ロビーに2店舗(春水堂、星巴克(スターバックス))、2階出国待合室に2店舗(亜熱帯厨房、好餐厨房)が出店しています。
第2ターミナルは、2階に1店舗(摩斯漢堡(モスバーガー))、3階展望デッキに1店舗(伯朗珈琲館)、1階国内線搭乗待合室内に1店舗(伯朗珈琲館)が出店しています。
TPE013.jpg展望デッキ
(写真は2013年12月撮影)
第2ターミナル3階部分に無料展望デッキが設けられています。エプロン側はガラス張り、ウッドデッキタイプのデッキです。
1階両ターミナルの接続部付近に入口があります。
日本の空港展望デッキを参考にして造られたというデッキだそうで、楽しめる仕掛けがたくさん。入口は壁面に目立つ絵が描かれており、ワクワクしながら入場できるほか、3階出口付近に飛行機模型が展示されています。デッキには飛行機の案内板や無線放送が聞ける設備も設置されています。ゆったりと過ごせるため、飲食しながら楽しむ子供連れも多く見られます。
デッキ出口には無料の貸し出し傘が用意されています。
TPE014.jpg展望デッキからの眺め
(写真は2013年12月撮影)
ターミナルは滑走路の南側に設置されており、正面には基隆河を隔てて台北北部の街並みが展開します。ガラスが足元まである大きなものであるため、飛行機もはっきりと眺めることができます。
エプロン側はガラス張りのため、撮影にはあまり向きません。ターミナルビルは滑走路の中央付近に設置されており、飛行機が離陸する瞬間はやや斜めの撮影になることが多いようです。終日ほぼ順光です。
TPE019.jpg充電施設など
(写真は2013年12月撮影)
第1ターミナルを中心に充電施設やインターネットコーナーなどが充実しています。
TPE020.jpgタッチパネル式インフォメーション
(写真は2013年12月撮影)
第1、第2ともに案内所が設置されており、担当者が丁寧に案内してくれますが、加えて、タッチパネル式のインフォメーションが複数設置されており、自分でも様々な情報を入手できます。
日本の空港のように意見箱も設置されています。
TPE015.jpgアート作品
(写真は2013年12月撮影)
空港内には非常に多くのアート作品が設置されています。
TPE016.jpg地上アクセス施設(駐車場)
(写真は2013年12月撮影)
第1ターミナル前に平面駐車場(第1・第2)と立体駐車場(第3)、第2ターミナル前に大型車用駐車場が設置されています。
TPE021.jpg地上アクセス施設(MRT松山空港駅)
(写真は2013年12月撮影)
MRT文湖線松山機場駅が直結しています。
地下鉄駅で、第1ターミナルのカーブサイドに1番・2番、空港中央に3番出口があります。
TPE022.jpg図書館(松山インテリジェンス・ライブラリー)
(写真は2013年12月撮影)
MRT松山空港駅への地下通路途中に無人図書館「松山インテリジェンス・ライブラリー」があります。
入口は施錠されており、利用には悠遊カードや図書館利用カードが必要です。
TPE023.jpg都市の中の空港
(写真は2013年12月撮影)
台北松山空港は、台北市の市街地の中にあり、空港の目の前から多くの建物が建ち並んでいます。まさに都市の中の空港といった印象です。

■日本からの就航路線(国際線)
就航先運航会社
( )内は共同運航による運航会社
東京国際(羽田)ANA
就航路線変遷(2015年5月17日以降)
※2020年04月29日:JAL(CAL)東京国際 長期欠航
※2020年05月09日:ANA(EVA)東京国際 長期欠航
※2020年05月**日:CAL(JAL)東京国際・EVA(ANA)東京国際 長期欠航
※2020年08月03日:ANA東京国際 再開

■空港所在地
空港所在地はクリック(Googleマップ)

■臺北松山機場(台湾 台北松山空港)についてもっと詳しく調べたい方のリンク集
臺北松山機場(台湾 台北松山空港)の公式サイト△(日本語版)
※「情報交通ホットライン」は日本をはじめとする空港を紹介する私設サイトです。
※臺北松山機場(台湾 台北松山空港)の公式サイトではありません。

開設月日 2015.05.17
初調査日 2013.12.05
前調査日 2013.12.07
posted by johokotu at 12:00| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ■海外空港 | 更新情報をチェックする
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