2015年10月28日

羽田_コンテスト枠微増止

■東京国際空港(羽田空港) 政策コンテスト枠2年目上期実績判明、各路線とも微増止まり

ANAと日本航空は28日までに、9月の路線別利用者数を発表しました。2年目上期が終了した東京国際空港(羽田空港)の政策コンテスト枠選出3路線(山形-羽田線、羽田-鳥取線、羽田-石見線)は、いずれも微増にとどまっています。

政策コンテスト枠の選出路線は4月に2年目に突入、今年9月で二年目の上期が終了しました。4月からの6か月間の結果を昨年比を中心に見てみると、各路線とも微増となっています。

山形線は、この6か月は昨年比でおよそ一割増でした。昨年度の時点で、利用者数は一昨年度の約3倍となっており、利用増加が上げ止まった傾向が読み取れます。それでも少ないとはいえ、数字を積み増ししています。
鳥取線は利用者数がじりじり増加したものの、こちらも一割増止まり。3月まではほぼ横ばいだったことから、便数増加分の利用増にはなっていません。
しかも、近隣の美保(米子)線も上昇しており、政策コンテスト枠の影響と言うよりは、スカイマークの米子線減便の影響が強く出ているものと見られます。
石見線は、昨年度、利用者が一昨年度の約1.5倍となった中、今年も引き続き利用増加が継続しました。ただ、一昨年の2倍までの利用増加にはなっておらず、利用の定着は不安定な状況です。

一方、政策コンテスト枠選出で唯一落選した佐賀線は、ANAが自主的に増便を実施、こちらはほぼ増便分の一割増を記録しています。

政策コンテスト枠の増便はあと半年。山形線以外はいまのところ厳しい状況と言わざるを得なく、今後の枠のあり方が議論になりそうです。

■羽田政策コンテスト枠選出路線 利用者数 左から提供座席数、利用者数、搭乗率 ( )内は前年比。
山形線: 枠取得前1→枠取得後2往復
 上期 55,493席(▲ 0.2%)、41,808人(+10.7%)、75.3%(+ 7.4P)
石見線: 枠取得前1→枠取得後2往復
 上期 105,246席(▲ 0.5%)、60,947人(+16.8%)、57.9%(+ 8.6P)
鳥取線: 枠取得前4→枠取得後5往復
 上期 295,500席(+ 1.1%)、180,186人(+10.0%)、61.0%(+ 5.0P)
(参考)佐賀線: 枠取得前4→枠未取得後5往復
 上期 312,921席(+11.7%)、201,110人(+15.2%)、64.3%(+ 2.0P)

posted by johokotu at 22:00| 東京 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 東京国際空港(羽田空港) | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
山形ー羽田便は、ここ2〜3ヶ月は乗りたい時に満席です。ここのところは月間の平均搭乗率が80%を超えてますし、「上げ止まり」というより、提供座席数不足というのが実感です。
Posted by at 2015年10月29日 22:51
こんばんは、管理人です。

>様
平均75.3%ですから、夏期繁忙期は満席近くなってしまいますね。
ただ、予約の取り方の考え方が違うかもしれませんが、LCCやスカイマークなどは平均90%以上の搭乗率をたたき出す路線も多く、山形線もまだまだ空席があると見ることもできます。

機材が小型機なので、急な需要増加になかなか対応できないところですね。
JALグループは、E170より上は座席数が一気に二倍、石見線と同じサイズになりますが、山形線の1.5倍利用者がいる石見線ですら、搭乗率が6割切っており、いまのまま即大型化との判断は難しいでしょうか。
しかも、今年は全国的に利用増加の傾向でもあります。山形線の増加ペースが去年に比べてかなり落ち込んでいる点を、上げ止まったと見るか、まだまだ利用が伸びる前提で提供座席数不足と見るか、航空会社側でも判断が悩ましいかもしれません。

それでは失礼します。
Posted by johokotu at 2015年10月31日 22:57
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