2020年03月09日

肺炎_中韓から到着2空港限定

□新型肺炎 中国・韓国からの直行便到着を2空港に限定

日本国は9日0時、新型コロナウイルスによる肺炎が増加しつつあることから、やっと水際対策を強化。近隣諸国で感染が拡がる中国(香港・マカオ含む)・韓国全域からの入国制限を強化し、船舶・航空による旅客便の到着を、成田国際(成田)と関西国際(関空)の2空港に限定しました。

今回の水際対策強化は、法務省による「入国拒否対象地域拡大(韓国、イランの各一部地域の追加指定)」、厚生労働省(厚労省)による「検疫強化」、国土交通省(国交省)による「旅客便到着空港の限定」、外務省による「査証の制限強化」の大きく四点からなります。

入国拒否対象地域拡大は、7日までに適用されており、中国の一部地域に加えて、韓国、イランの感染集中地域が加わっています。
検疫強化は、中国・韓国から入国者に対して、入国後「検疫所長の指定する場所で14日間待機し、国内において公共交通機関を使用しないことを要請」しています。
いずれも、日本人や第三国経由での入国でも適用されます。

初めて適用される到着空港の限定措置は、9日以降、中国(香港・マカオ含む)・韓国全域からの船舶・航空による旅客便の到着を、成田国際(成田)と関西国際(関空)の2空港に限定しています。
査証の制限強化では、「中国及び韓国に所在する日本国大使館又は総領事館で発給された一次・数次査証の効力を停止」「香港及びマカオ並びに韓国に対する査証免除措置を停止」が行われています。


中国は、新型コロナウイルス肺炎が最初に確認された国で、8日時点で8万人以上が感染。韓国は、ここ1、2週間で感染者が急増しており、7千人を突破しています。外務省は既に、感染症注意情報を各国ともに全域を「レベル2:不要不急の渡航は止めてください。」、感染集中地域を「レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」に指定しており、2月中旬以降、早期の一時帰国や渡航延期を至急検討するよう呼びかけて続けてきた地域です。
日本発着国際線の半分以上は中国・韓国との往来で、ここを抑え込むことで、水際での新型コロナウイルス流入阻止を行うことになります。


航空便は、到着を2空港に限定しましたが、日本航空(JAL)やANAは、東京国際(羽田)発の中国・韓国路線が残存している状況です(成田、羽田、中部国際、関空以外の空港からの中国・韓国路線は元々無し)。

日本の航空会社は、成田、関空発着便の複数路線が残りますが、外国社は一気に便数を絞ります。
特に、韓国社は9日までに軒並み長期欠航を決定。韓国大手のアシアナ航空すらも日本路線を全便欠航し、大韓航空も1往復のみに大幅減便します。
一方、中国便は、週数便程度ですが、飛び続ける路線が複数見られます。マカオ便も関西国際線が大幅減便して残存。香港は、キャセイパシフィック航空と香港エクスプレスが、13日以降、成田国際、関西国際の発着便も長期欠航する予定である一方、香港航空は一部路線が残る予定です。

感染集中地域以外は入国自体を拒否するものではないですが、それでも一気に航空便がなくなるのは、到着を2空港に限定することよりも、検疫強化と査証の制限強化が強く影響しているようです。
また、韓国に限っては、科学的根拠に基づかない対抗措置などと称して日本人に対しての査証免除停止などを急きょ開始。韓国人の訪日だけでなく、日本人の訪韓も減少するとみられることから、一気の航空便欠航を助長することになっています。(査証を取る手間が増えただけなはずですが、許可を下ろさないということか、あるいは査証を取ることができない事情のある渡航者が多いということでしょうか?)

東日本大震災や熊本地震の前例を見ると、中国や台湾は何とか飛ばそうとするのに対し、韓国はすぐに運休させてその後復便しないパターンが多いです。今回も同様の状況で、韓国の航空会社を中心に一気に路線が消滅しています。

地方空港では、国際線が中国・韓国路線しかない所が多く、今回の措置で国際線が全便欠航となる空港が多発することになります。
一方で、地方空港での国際線停止により、検疫官を窓口空港に集中させることもできるため、人繰りの面でも検疫強化に繋げられます。

空港は、海外からのコロナウイルス流入阻止の最前線です。
これまでは、蛇口から朱の水が入り放題な中でコップの中の赤い水を透明にしようとするアホみたいな対策が続いてきました。遅きに失した感はとても強いですが、感染蔓延国からの流入阻止の動きがやっと始まったことで、国内間での感染拡大防止の対策も少しは意味のあるものになってきそうです。
今後は、イランやイタリアなどの他の感染国からも流入制限をかけていくのか、注目されます。

日本における新型コロナウイルス感染症に関する水際対策の抜本的強化について(在住韓国日本国大使館公式サイト)
https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMailDetail.html?keyCd=80482
To the people arriving in Japan from China and republic of Korea.(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00099.html
ラベル:韓国 中国 感染症
posted by johokotu at 21:00| 東京 ☀| Comment(0) | ◆その他の話題 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: