2020年07月03日

検疫結果分析_6月下旬変化?

7月5日AM8時追記 検査人数の計算方法が今回分が間違っていました。申し訳ありません。罹患率などの数値も変わるため、記事内容の全体を修正しています。(一覧の赤文字部分が誤っていた項目です。)
7月3日1時新規配信、7月5日8時修正


◆空港検疫結果分析(期間別) 傾向が少し変化?団体感染減り中年代の単独感染増加

4月3日に入国者に対するPCR検査の全員実施が始まって3か月となりました。

5月下旬迄の分析 http://johokotu.seesaa.net/article/475448109.html
6月上旬の分析  http://johokotu.seesaa.net/article/475595637.html
6月中旬の分析  http://johokotu.seesaa.net/article/475861579.html

検査人数は増加
6月中旬とは大きく便数は変わらない状況です。
しかし、検査対象者(≒入国者)は増加しており、全員検査開始後の10日間ごとで最多を記録、検査者数は1万人を突破しました。検査人数が増えたこともあって毎日の発表がやや遅れ気味になっており、二日遅れでの発表も相次いでいます。

6月中旬 罹患率全員検査開始後最悪を記録
6月下旬(6月21日〜6月30日)は感染者数34人と多めでしたが、検査数が多かったこともあり、罹患率0.286%(推定値)で、少し感染が落ち着いてきた印象です。

男女別は、男性が34人中20人と女性の倍の状況です。
年齢別では、若い人の感染が目立ちますが、34人中20代以下が15人で、中年代が増加してきました。
渡航元別では、パキスタンは多いですが34人中9人で減ってきた印象です。フィリピンも継続的に多めに確認されています。少し国がばらけてきました。
居住地別では、関東地方が34人中15人(栃木3人、南関東12人)と半数近いです。相変わらず中部地方も感染確認が続いています。

団体は減少気味?
詳細は公開されていないので推定でしかないですが、年代別で10歳未満と10代が34人中15人で家族での入国と思われる状況は続いています。
しかし、渡航元、居住地がばらけてきており、団体での感染は減少気味とみられます。明らかに家族感染なのは、6月22日富山在住の2人のみで、それ以外は渡航元と居住地が同じというだけ、もしくは10歳未満のみの感染というパターンのみでした。

また、この10日間は、国籍を報道する報道機関が激減し、ほとんど分からなくなりました。

中年代の単独感染が増え、様々な国からばらばらと感染してきているようになってきた感じです。
在日外国人の家族入国が減り、日本人の単身赴任者の帰国が多くなったのでしょうか、、、。

空港検疫からのすり抜けに注意
国内最多の感染者を確認している東京都ですら7月2日時点で累積罹患率は0.044%です。
6月下旬の空港検疫の罹患率は、東京都の合計の5倍を超える数値。感染者が減っているとはいえ、異常な数値かが分かるかと思います。

また、成田や羽田から遠く離れた自宅へ自家用車やレンタカーで帰宅してから感染判明するケースが相次いでいます。
そして、迎えに行った家族や、自宅で迎えた方が濃厚接触者とされるケースも相次いでいます。
ぜひ入国される皆様は、入国後感染が少ない国だと安心することなく、少なくとも14日間は自宅待機を頑張っていただきたいですし、迎えに行く家族や友人の方も、心して迎えに行くことをお勧めしたいですね。

■団体感染と思われる事例
・6月21日 羽田着 東 京在住 渡航元非公表1人(10歳未満有)
・6月22日 関空着 富 山在住 フィリピン 2人(10歳有)→報道で家族と確認、富山入県せず判明(発熱有のため空港待機強制のため)
・6月22日 羽田着 愛 知在住 渡航元非公表 1人(10代未満有)
・6月22日 成田着 在住非公表 米国 1人(10代未満有)
・6月23日 成田着 栃 木在住 パキスタン 2人(10代未満有)
・6月24日 成田着 千 葉在住 パキスタン 1人(10代未満有)
・6月28日 成田着 千 葉在住 インド 2人


■国籍別判明状況※外国籍の方は日本在住者の再入国と考えられます
ほぼ判明しなかったため、情報なし

■空港検疫での感染確認 各月上中下旬別の傾向
4月上旬(4/03-4/10):検査対象11,359人 感染40人=罹患率0.352%(推定値)
4月中旬(4/11-4/20):検査対象 8,909人 感染15人=罹患率0.168%(推定値)
4月下旬(4/21-4/30):検査対象 6,341人 感染16人=罹患率0.252%(推定値)
5月上旬(5/01-5/10):検査対象 5,910人 感染8人=罹患率0.135%(推定値)
5月中旬(5/11-5/20):検査対象 5,527人 感染5人=罹患率0.090%(推定値)
5月下旬(5/21-5/31):検査対象 7,191人 感染32人=罹患率0.445%(推定値)
6月上旬(6/01-6/10):検査対象 8,447人 感染36人=罹患率0.426%(推定値)
6月中旬(6/11-6/20):検査対象 9,918人 感染54人=罹患率0.544%(推定値)
6月中旬(6/21-6/30):検査対象11,885‬人 感染34人=罹患率0.286%(推定値)
成田22・羽田7・関空5
男20・女11・非公表3
10代下9・20代6・30代5・40代7・50代3・60代1・70代0・80代上0・非公表3
フィリピン6・アフガニスタン1・インド4・パキスタン9・キルギス1・スペイン1・米国3・ドミニカ共和国1・ブラジル2・非公表6
宮城1・栃木3・埼玉1・千葉6・東京3・神奈川2・長野1・富山2・岐阜1・愛知3・京都1・福岡1・大分1・非公表8

※検査対象数は、何月何日着が何人という発表ではなく、2日遅れで集計発表していると思われる数値しか公表されていません。毎日更新されているので、それほど大きくブレることはないと思いますが、確実に何月何日到着分の数値かは不明です。推定値に近い数値として捉えてください。
ラベル:検疫 感染症
posted by johokotu at 01:00| 東京 ☀| Comment(0) | ◆その他の話題 | 更新情報をチェックする
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