2020年08月23日

大分_ホーバーは大分市限定

■大分空港 ホーバーはあくまで大分市との空港アクセスに限定へ

大分県は19日、大分空港海上アクセス運航事業公募型プロポーザルの質問書に対する回答を行いました。このなかで、今回再開を検討しているホーバークラフトは、あくまで大分市との空港アクセスに限定している構想であることが改めて明らかになりました。

今回公表されたのは、ホーバークラフトを復活させる大分空港海上アクセス運航事業に関する公募型プロポーザルの質問書に対する回答です。回答が公表されたのは全部で21項目あります。
世界的に見ても運航している事業者がほとんどないため、手を挙げる企業があるか気になるところでした。ひとまず関心を持っている企業があるようです。

公表された回答では、いくつか興味深い点が見受けられます。

・項目03:旅客上屋の空きスペース等を活用した飲食や物販等の展開 ⇒ OK
・項目04:3隻のうち1隻は予備船。1隻を不定期航路事業に活用 ⇒ OK
・項目10:運賃は提案内容での設定が基本 ⇒ 変更は事前に県との協議が必要
・項目11:乗り場までのアクセス交通は県が調整 ⇒ 事業者からの提案は募集
・項目12:シティチェックイン機能復活 ⇒ NG
・項目13:大分-大分空港間で任意の経由地設定 ⇒ NG(直行便のみOK)
・項目19:駐車場の有料化 ⇒ NG(無料で想定中)

項目12は空港ファンには非常に興味深い質問でしたが、さすがにシティチェックインの復活はなかったです。

項目11を読む限りでは、提案事業者は大分市側のみ気にしていて、空港側のアクセスは無関心のようですね。また、項目13の回答に基づけば、残念ながら別府などへの寄り道・別府行の設定は不可とのこと。あくまでも大分市と空港を結ぶことだけに特化した空港アクセス利用のみの想定のようです。
変動激しい航空需要だけでなく、地元の手堅い需要や観光需要を少しでも取り込むためにも、空港アクセスだけでなくその他の集客も結構重要だと思いますが、、、。
大分空港で航空便から降り立つ観光客は別府温泉目的の人も多いでしょうし、大分県では、「九州の東の玄関口としての拠点化」を目指して別府港を基幹拠点化する計画ですが、大分市だけを見る今回の計画は、少しチグハグな感じもします。

別府は、大正時代〜昭和初期に水上飛行場があり、瀬戸内の船舶便の港として九州の東の玄関口となっていました。
2017年にせとうちSeaplanesのデモ飛来がありましたが、大正時代の知恵に倣って、大分空港-別府間のアクセスは水陸両用機でも活用するつもりなんでしょうか。そうなれば、大分空港が陸上航空機、水陸両用機、水陸両用艇(ホーバー)、コズミックガールが発着する面白い存在にはなるんですがね、、、。

※ホーバークラフトは、一般的には「エアクッション艇」で「ホバー」と呼ぶことが多いですが、大分での読み方は「ホーバークラフト」なので、そう記載しています。

大分空港海上アクセス運航事業公募型プロポーザルの質問書に対する回答について(大分県公式サイト)
http://www.pref.oita.jp/soshiki/10850/qanda.html
九州の東の玄関口としての拠点化戦略(大分県公式サイト)
http://www.pref.oita.jp/soshiki/10850/higashinogenkanguchi.html
posted by johokotu at 21:00| 東京 ☁| Comment(0) | 大分空港 | 更新情報をチェックする
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