2019年11月10日

◇アップした旅行記一覧

■これまでにアップした旅行記

2019年09月 「深夜空港でDREAMS見たNEW!
 訪問空港:鳥取・但馬・関西国際・徳島・中部国際
 様々な障害を乗り越えてやっと着いた深夜の空港で夢(DREAMS)を見たというお話
 ■旅行後の話題:格安移動のDREAMSを考える
 旅行前0日目1日目2日目3日目旅行後

2019年08月・09月 「日本国を感じる空港見学NEW!
 訪問空港:新潟・庄内
 空港見学したら日本国を体感できたというお話
 ■旅行後の話題:訪日外国人の困り事から日本国の問題を考える
 旅行前1日目2日目旅行後

2019年05月 「アルプス越えて陸から北へ
 訪問空港:富山・小松・能登・松本
 アルプスを越えて陸上から北の陸へ行ってみたというお話
 ■旅行後の話題:空港にある陸上施設(スポーツ施設)と行政施設
 旅行前1日目2日目旅行後

2019年04月 「席で左右された快適旅
 訪問空港:東京国際・熊本・福岡・静岡
 指定座席で快適さが左右された旅だったというお話
 ■旅行後の話題:よく分からない空港アクセス交通
 旅行前1日目/2日目(旅行無)/3日目旅行後

2019年02月 「富士を眺めに大島へ
 訪問空港:大島
 空港から日本一の富士山を眺めてきましたというお話
 ■旅行後の話題:富士山が見える空港
 旅行前1日目2日目旅行後

2019年01月 「駅から便利に空港訪問
 訪問空港:百里
 鉄道駅からのバスアクセスでも便利な空港だったというお話
 ■旅行後の話題:意外と多い駅からバスが便利な空港
 旅行前1日目旅行後

2018年09月 「いつもおき楽に邦基知る
 訪問空港:東京国際・出雲・隠岐・美保
 出雲、隠岐、伯耆を旅すれば、いつもおき楽に邦基が分かるブラタモ旅になるというお話
 ■旅行後の話題:なぜそこに空港があるのか、ブラブラしながら解き明かします
 旅行前1日目2日目3日目4日目旅行後

2018年08月 「ダイナミックに繋ぐ旅
 訪問空港:大阪国際・大分・名古屋
 トロトロ鈍行からビュンと航空へダイナミックに繋いだら、子供達と未来にダイナミックに繋がったというお話
 ■旅行後の話題:空港で子供と楽しもう
 旅行前1日目/2日目(旅行無)/3日目旅行後

2017年09月 「飽きずに驚きの秋田へ
 訪問空港:大館能代・青森・秋田・山形
 飽きずに秋田に行ったらびっくりなんとの連続だったというお話
 ■旅行後の話題:山の頂上付近に造成された空港
 旅行前1日目2日目3日目旅行後

2017年05月 「維新を感じに萩・石見へ
 訪問空港:東京国際・山口宇部・石見
 萩・石見で維新150年を感じてきましたというお話
 ■旅行後の話題:次々出てくる空港キャラクター
 旅行前1日目2日目旅行後

2017年03月 「空港に泊まってみよう
 訪問空港:成田国際・広島・岡南・神戸・関西国際
 空港で快適に寝る方法を調べてみましたというお話
 ■旅行後の話題:空港野宿の実態
 旅行前1日目2日目3日目旅行後

2016年04月 「高くて行きづらい島へ
 訪問空港:東京国際・奄美・喜界
 ダイヤ不便で運賃高い。奄美行くのをアマくミ過ぎたというお話
 ■旅行後の話題:利用維持に重要な運航ダイヤ
 旅行前1日目2日目3日目旅行後

2015年08月(2) 「二週連続で南東北へ
 訪問空港:仙台
 震災から4年経って人の動きを感じられたというお話
 ■旅行後の話題:まだまだ整備できる空港へのアクセス鉄道
 旅行前1日目旅行後

2015年08月(1) 「鉄道で今度は南東北へ
 訪問空港:山形
 乗り継ぎ不便だから結局新幹線を使いましたというお話
 ■旅行後の話題:空港でも増えてきた自転車アクセス
 旅行前1日目旅行後

2015年07月 「格安に東海道を横断
 訪問空港:名古屋・中部国際・静岡
 飛行機に乗りたいのに夜行は電車が便利だったというお話
 ■旅行後の話題:飛行機の夜行便
 旅行前1日目2日目旅行後

2015年02月 「潰れる空から九州へ
 訪問空港:東京国際・福岡・宮崎・鹿児島・熊本・佐賀
 航空会社の破たんに振り回された旅行だったというお話
 ■旅行後の話題:SKYの破たんと羽田発着枠
 旅行前1日目2日目旅行後

2014年09月 「格安の波に乗って中四国へ
 訪問空港:成田国際・広島・松山・岡山・美保・出雲
 格安乗るにも成田はやっぱり不便だったというお話
 ■旅行後の話題:格安航空誘致に重要な空港アクセス
 旅行前1日目2日目3日目旅行後

2013年02月 「快適バスで日帰り見学
 訪問空港:百里
 アクセスバスは安くて速くて快適だったというお話
 ■旅行後の話題:一社しか飛んでいない空港
 旅行前1日目旅行後

2012年11月 「最後は火山の空港へ
 訪問空港:三宅島
 最後に訪問したのは驚きの火山の島でしたというお話
 ■旅行後の話題:三宅島便就航の傾向と対策
 旅行前1日目2日目旅行後
 ※2000年雄山噴火の影響により大きな被害を受けている地域の旅行記です。被災されている皆様に心よりお見舞い申し上げます。噴火はいまだ続いており、訪問時と状況が大きく変化している可能性があります。

2012年11月 「そうだ那覇行こう
 訪問空港:成田国際・那覇
 LCCで那覇へ行ったらひどい!ばっかりだったというお話
 ■旅行後の話題:エアアジア・ジャパンも含めたLCC3社を徹底比較
 旅行前1日目2日目旅行後

2012年09月 「佐渡でトンだ事態
 訪問空港:佐渡・新潟
 佐渡に飛行機に乗りにいったらトンだ事態になりましたというお話
 ■旅行後の話題:地方空港と羽田発着枠の関係
 旅行前1日目2日目旅行後

2012年9月 「初LCCにハラハラ
 訪問空港:関西国際・長崎・岩国・福岡・北九州・東京国際
 LCCに乗ったら、脅された!急がされた!恥かいた!というお話
 ■旅行後の話題:フイルムカメラの使用基準
 旅行前1日目2日目3日目4日目旅行後

2011年5月 「北海道へ弾丸旅行
 訪問空港:東京国際・新千歳・帯広・札幌
 北海道を急いで回って霧雨に3連敗してきました!というお話
 ■旅行後の話題:北海道の小さな飛行場
 旅行前1日目2日目旅行後

2010年12月 「南の果てから
 訪問空港:東京国際・那覇・石垣・波照間・新石垣
 南の果てに加え新石垣の見学会も行ってきました!というお話
 ■旅行後の話題:八重山地方のアクセス
 旅行前1日目2日目旅行後

2010年09月 「最後の広島西へ
 訪問空港:東京国際・神戸・鹿児島・広島西・名古屋
 広島便より新幹線よりSKY鹿児島便のほうが安いやん!というお話
 ■旅行後の話題:空港の廃港騒動
 旅行前1日目2日目旅行後

2010年07月 「隠岐がる?旅行へ
 訪問空港:東京国際・出雲・隠岐・美保・鳥取・神戸・徳島・大阪国際
 隠岐楽隠岐がるに行ったつもりが上陸時間短くて何もできませんでしたというお話
 ■旅行後の話題:愛称が付いている空港
 旅行前1日目2日目3日目旅行後

2010年05月 「東の端を視察へ
 訪問空港:東京国際・新千歳・札幌丘珠・釧路・帯広・中標津
 北方領土を根室から視察してきましたという話
 ■旅行後の話題:札幌飛行場の路線撤退騒動
 旅行前1日目2日目旅行後

2010年02月 「琉神と球美島へ
 訪問空港:東京国際・沖縄那覇・久米島・中部国際・成田国際
 久米島で琉神マブヤーに会ってきましたという話
 ■旅行後の話題:国内の離島空港の状況
 旅行前1日目2日目旅行後

2010年01月 「再び南へ
 訪問空港:成田国際・沖縄那覇・沖永良部・鹿児島・大阪国際・神戸・徳島・東京国際
 沖永良部へ遊覧飛行かと思ったら自分が最悪の席だったという話
 ■旅行後の話題:薩南諸島へのアクセス
 旅行前1日目2日目3日目旅行後

2009年12月 「過去と未来へ
 訪問空港:鹿児島・種子島・屋久島・枕崎・宮崎・東京国際
 いよいよ宇宙へ進出します!という話
 ■旅行後の話題:南九州にある空港の過去
 旅行前1日目2日目3日目旅行後

2009年08月 「夏の離島めぐり
 訪問空港:成田国際・福岡・対馬・壱岐・小値賀・上五島・福江・長崎・那覇・南大東・北大東
 離島に行ったら世界が回っちゃいましたという話
 ■旅行後の話題:離島めぐり後に巻き込まれたとんでもない事態
 旅行前1日目2日目3日目4日目5日目6日目7日目8日目旅行後

2009年05月 「日本最北端へ
 訪問空港:稚内・利尻・礼文・オホーツク紋別・女満別・弟子屈・旭川
 日本の最北端でぼったくられ続けましたという話
 ■旅行後の話題:全国にある旧軍飛行場
 旅行前1日目2日目3日目4日目旅行後

2009年03月 「奄美群島へ
 訪問空港:鹿児島・喜界・奄美・徳之島
 地図と地上係員に騙されましたというお話
 ■旅行後の話題:徳之島の地図と実態
 旅行前1日目2日目3日目4日目旅行後

2009年02月 「伊豆諸島周遊!?
 訪問空港:神津島・大島・八丈島
 結構欠航にはまってしまいましたというお話
 ■旅行後の話題:旅行時の天候を振り返る
 旅行前1日目2日目3日目4日目旅行後

2009年01月 「宮古諸島へ
 訪問空港:成田国際・沖縄那覇・伊江島・宮古・多良間・下地島・東京国際
 お椀に乗っては与論に行けませんでしたというお話
 ■旅行後の話題:下地島定期便復活の可能性
 旅行前1日目2日目3日目4日目旅行後

2008年12月 「初離島は最西端
 訪問空港:神戸・石垣・与那国・粟国・沖縄那覇・東京国際
 与那国にマイルで行けなかったというお話
 ■旅行後の話題:予約しにくいマイル
 旅行前1日目2日目3日目旅行後

2008年12月 「遠い南紀へ
 訪問空港:南紀白浜・関西国際・東京国際
 南紀白浜の滑走路を独占しました!というお話
 ■旅行後の話題:世界遺産に行ける便利な空港
 旅行前1日目2日目旅行後
 ※2011年台風12号の影響により大きな被害を受けた地域の旅行記です。被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。訪問時と状況が大きく変化している可能性があります。

2008年10月 「バタバタと北陸へ
 訪問空港:富山・能登・小松・福井
 行き先を直前に決めたら現地でバタバタになっちゃったというお話
 ■旅行後の話題:日本にある軍民共用空港
 旅行前1日目2日目3日目旅行後

2008年09月 「鉄道で南東北へ
 訪問空港:庄内・山形・仙台
 海近くの空港でも海はなかなか見えません!というお話
 ■旅行後の話題:各地方の地域ハブ空港
 旅行前1日目2日目3日目旅行後
 ※2011年東日本大震災の影響により大きな被害を受けた地域の旅行記です。被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。訪問時と状況が大きく変化している可能性があります。

2008年08月 「中日本から北東北へ
 訪問空港:名古屋・秋田・大館能代・花巻・東京国際
 日本第二位の湖の上で道に迷ってしまったというお話
 ■旅行後の話題:平成生まれの新しい空港
 旅行前1日目2日目3日目旅行後

2008年07月 「日本最長の海の下
 訪問空港:東京国際・三沢・青森・函館・奥尻
 日本最長の地底トンネルは真っ暗でうるさかったですというお話
 ■旅行後の話題:北海道離島へのアクセス
 旅行前1日目2日目3日目旅行後

2008年05月 「日本最長の海の上
 訪問空港:東京国際・松山・高松・徳島・高知
 日本最長の海上橋梁はとにかく長かったですというお話
 ■旅行後の話題:地域ならではの空港の珍しい施設
 旅行前1日目2日目3日目旅行後

2007年12月 「意外と広い九州へ
 訪問空港:東京国際・福岡・佐賀・長崎・宮崎・鹿児島・枕崎・天草・熊本
 九州は意外と広くて時間がかかったなあというお話
 ■旅行後の話題:九州で定期便を運航する地域航空会社
 旅行前1日目2日目3日目旅行後

2007年11月 「羽田から中国へ
 訪問空港:東京国際・広島・岡南・岡山・鳥取・美保・出雲・石見・広島西
 話題の羽田発着で中国!?へ行ってきましたというお話
 ■旅行後の話題:国内にある近隣空港
 旅行前1日目2日目3日目旅行後

2007年06月 「初夏の道内グルリ
 訪問空港:東京国際・女満別・紋別・旭川・札幌・帯広・釧路・中標津・新千歳
 なんだか霧霧霧っとしていたなあというお話
 ■旅行後の話題:意外な道東の気候
 旅行前1日目2日目3日目旅行後

2006年03月 「初の空港訪問
 訪問空港:山口宇部・新北九州・東京国際
 スタフラの社長と就航記念品に驚愕してしまいましたというお話
 ■旅行後の話題:新航空会社スターフライヤーの戦略
 旅行前1日目2日目旅行後
ラベル:旅行記
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2019年09月10日

深夜空港でDREAMS見た(旅行後)

※2019年11月にアップした旅行記です。

■2019.09 東京国際・鳥取・但馬・関西国際・徳島・中部国際の旅行後

それにしても、格安航空(LCC)がだいぶ浸透しながら、格安旅行のために毎回毎回青春18きっぷを活用せざるを得ないのはなんとも残念な事態です。その一方で、徳島訪問時には18きっぷを活用できず、仕方なく高速バスを利用しました。
そこで今回は、18きっぷと高速バス、LCCでの格安移動を比較してみます。

■使い勝手が悪くなっている18きっぷ
学生さんがお休みになる期間の格安遠出はやはり18きっぷの右に出るものはありません。それはなにより安いから。二千円強で最大千キロ程度移動できるのは、他にはなかなかありません。
しかし、近年は、新幹線開通でJRでない区間が増えたうえ、寝ながら移動できる夜行快速列車がほぼ全滅。18きっぷの使い勝手が悪くなってきています。先週利用した上越線も数年前までムーンライトえちごという夜行列車がありましたが、今は姿を消しています。

しかししかし、それでも、他の移動手段に比べれば、18きっぷのパフォーマンスはまだまだ高いです。
LCCは、18きっぷ級の運賃はセールでちょっと出るだけで、皆が使えるものではありません。高速バスも時間は鈍行位かかるのに値段は18きっぷより高いので、18きっぷの代わりには全然ならないのです。

18きっぷが安すぎるとも言えるので、比較するのはナンセンスかもしれませんが、距離と値段を見れば、なんとなくその理由が見えてきます。軽く比較してみました。

・短距離区間の場合
電車もバスも、普通運賃でも18きっぷと似たような値段で行ける短距離区間(例えば東京〜静岡など)なら、鈍行でも高速バスでも所要時間はそんなに長くありません。
距離が短すぎて飛行機は飛んでおらず、バスも夜行はありません。新幹線や特急などとの金額差も大きくなく、車を運転してもそれほど疲れない距離となっています。
安さを重視していたとしても、その差はごく僅か。このため、安さ以外の項目も比較対象となり、快適性を重視して自家用車、便数を考えて高速バス、スピード最優先で新幹線といった感じで、様々なポイントから、どの交通機関にするのか悩むところです。18きっぷを選択するアドバンテージはあまり大きくありません

・中距離区間の場合
少し距離を伸ばして、中距離の移動(例えば東京から東海道方面なら、愛知位から岡山位までに行く場合など)になると、値段では大きな差が出てきます。
とにかく格安にこだわるなら、18きっぷを使うでしょうか。18きっぷでの移動時間が長くなることに嫌気が差して、代わりに飛行機やバスを使うかどうかを検討し始めるのが中距離でしょう。
このくらいの距離になると、高速バスは値段が意外と高くなっています。飛行機や新幹線などに比べればまだ安いですが、所要時間が圧倒的に違うのだから話になりません。例えば、東京-大阪間であれば、バスの片道は安い便だと5000円位です。LCCだともう少し値が張りますが所要時間を考慮すればバスよりLCCの方が費用対効果は高いと言えそうです。ただ、これらの値段は、18きっぷなら普通に往復できるぐらいの値段してしまうので、安さ重視の比重が高いと、18きっぷ以外の選択肢はほぼありません

18きっぷが誰も彼も直前購入でも同じ値段なのに対し、高速バスもLCCも、安いのを探せばあるにはありますが、格安運賃を狙ってずいぶん前から予約しないといけないので、気軽な旅行という点では、18きっぷ利用がベターです。
高速バスの場合は、長時間移動なのに、18きっぷのように途中寄り道もできなければ、自分の体調などに合わせた緊急離脱も不可能です。座りっぱなしでエコノミークラス症候群にもなりやすいなど弱点だらけ。それでいて、所要時間は18きっぷの場合とあまり変わらず、繁忙期は渋滞にもハマりやすいなどデメリットが目立ってきます。中距離移動の場合、バスは、座席が快適なのと、深夜に移動できるという二点以外は大したメリットが見出だせません
高速バスは、今回利用した神戸-徳島間のように鉄道だと大回りだとか、他の交通手段として新幹線や飛行機がないとかなら、使える交通手段ですが、その場合は選択肢が実質的にありませんから、他交通機関と比べるのはナンセンスと言えます。

そして、LCCならバスとあまり変わらない値段で断然早いので、このくらいの距離だと、LCC利用の方がお得じゃない?となることが多いです。
しかし、LCC活用の場合は、ひとつ問題が生じます。
先週の庄内行きのように、地方へ行く場合、安くて早いLCCは便数が限定的で、行きたい時刻に行けないといったことがしばしばあるからです。庄内の場合、現地到着時刻がLCCでも18きっぷでも夕方前頃であまり変わらなかったですが、一日一往復などの路線では、こういったことが起こりやすくなっています。せっかく素早く移動できるのに、ダイヤが悪く、LCC最大のメリットを活かせないのです。関空発のPeach Aviationはそんな路線が多く、新潟、松山、長崎、宮崎などがちょうど良い一例でしょう。

結局、中距離移動の場合、長時間移動が気にならなければ、コストパフォーマンスは、18きっぷが最高といった感じになっています。
夜行の鈍行列車がなくなったから、高速バスやLCCを選ぶ層も増えていますが、夜行の鈍行列車があったなら、高速バスやLCCには勝ち目はないといった感じです。

・長距離区間の場合
さらに距離が長くなると、往復の時間が足りなくなってきます。往復するのに、高速バスも18きっぷも時間がかかりすぎるため、そもそも飛行機に頼らざるを得なくなってきます
例えば東京から福岡の場合、LCCなら一万円弱に対し、高速バスは一万円ちょっと。18きっぷとは比較にならないほど高いです。ただし、鈍行で一日で福岡に行くのは始発から終電まで活用しないと無理なので、この距離だと18きっぷは二日分を費やすことを前提にした方がいいですね。
このくらいの距離になると、18きっぷを使うのは、お休みが長い人か、本当に鉄道旅行好きくらいではないでしょうか。普通の人で18きっぷを使うなら、途中の都市で観光を挟んだり、宿泊したりして、二日分、三日分を消費しながら移動になるパターンが多いでしょう。その場合二日で東京-福岡を移動すると、18きっぷ代は5千円弱ですが、そこにホテル代が加わる(最近は高止まりしていてビジホですら一泊一万円もしたりする)ので、泊まってまで18きっぷを使うかどうかは考えどころかもしれません(あまり勧めたくはないけど、今回のように関空野宿って手もあり)。


まとめると以下のような感じでしょうか。
短距離(〜300キロ前後)は、安さの点であまり差がなく、所要時間や時間帯などの重視度合いが高まるので、安さ以外の要因で高速鉄道やバスも使いやすい状態です。
中距離(500キロ前後)なら、安さをとるなら断然18きっぷです。早さや運行頻度をとるなら新幹線や飛行機で、その点ではLCCのコストパフォーマンスは大きいものになります。高速バスは中途半端な存在で、夜行バスや、他交通機関だと遠回りになる場合などに使えるぐらいでしょう。
長距離(700キロ前後〜)は、ほぼ無条件にLCCに軍配。唯一高速バスの夜行便なら太刀打ちできそうです。この距離で18きっぷを利用するなら、途中の寄り道を考慮して、ホテル代なども含めて判断すべきといったところです。

片道のことばかり考えて比較していますが、LCCで比較的安めに移動できるようになったので、例えば行きは鉄道で鈍行紀行を楽しみ、帰りはLCCでひょいっと帰る、なんて需要も結構ありそう。今回の管理人の旅行も、これに近いものになっています。



■18きっぷの自滅で選択肢が増加中
18きっぷは、とにかく安さ重視のものです。長時間の移動が苦痛でなければ、絶対に活用を検討すべきものでしょう。しかし、近年は、高速バスが大増殖し、LCCも台頭。比較的安価で素早く移動できる手段が増えました。一方で、鈍行は次々に夜行列車が消滅して、JR区間は縮小していることから、高速バスやLCCにとっては組みやすい競争に変化してきています。鈍行は乗り継ぎなども調べなくてはなりませんが、高速バスやLCCはその手間はないですし、、、。
当然、18きっぷより高速バスやLCCだという状況も増えています。利用する側も、時間帯や所要時間などを賢く考慮して、上手く天秤にかけて、最適な交通機関を選択したいところです。

しかし、今の値段では、LCCは長距離なら18きっぷ以上の安さの価値を提供できそうですが、それ以外は結構難しい状況です。高速バスは夜行バスのみが18きっぷの代替にはなり得そうな感じでしょうか。
18きっぷについては色々逆風があるにせよ、まだまだ値段の安さ、というか費用対効果は18きっぷにはなかなか敵わない。だからこそ、こうやって毎回毎回活用することになってしまっているわけです。

LCCが拡大して使いやすくなれば、18きっぷなど駆逐してしまうかもしれません。しかし、今のところは、鈍行が自滅していても、18きっぷは根強い人気があり、高速バスやLCCもまだまだな感じです。18きっぷが駆逐されるぐらいLCCが使いやすくなるのは夢(DREAMS)のまた夢なんでしょうか、、、。


軽く18きっぷと高速バス、LCCを比較してみました。新幹線か飛行機かの境目が4時間の壁とよく言われますが、それと同じように、18きっぷを使うか使わないかを考えるなら、距離によって変わりそうだということがなんとなく感じられました。

管理人は、格安移動のとき、まだ、あまり高速バスやLCCは利用せず、専ら18きっぷのことが多いです。それはやはり、何より値段が安いから。そして、色々比較してみると、まだまだ18きっぷが最も良い場合が多いです。
しかし、旅慣れた人なら、多少値段が高くても、LCCの方が早いから時間を有効活用できるとか、高速バスは快適に寝ていけるとか、それぞれの判断基準があるはず。LCCの登場で、値段の差が、時間価値や快適性の差と比較できる位まで縮まってきましたので、どれが良いかは、使う人の基準次第かもしれません。

もっとお安く、もっと素早く、もっと快適に旅するというDREAMSが18きっぷ以外でも実現できれば、これに越したことはないですね。
そんなこんなで、いつもの通り、結論は皆さんにお任せするとして、いつも以上に軽〜い考察を終了します。
旅は青春の18歳だけのためじゃない。いくつになっても気軽に行きたいと大きなDREAMSだけ抱きつつ、旅を〆たいと思います。

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2019年09月09日

深夜空港でDREAMS見た(3日目)

※2019年10月にアップした旅行記です。

■2019.09.09 中部国際→(自宅)

■広い空港島をグルリ見学
急きょ旅行になった三日目。台風が早朝に関東を通りすぎるので、その動きをにらみつつ、通りすぎたあとの夕方頃に東京に着けるよう動くことにした。

陽が出て明るくなるのが5時頃なので、4時半少し前に起床。軽く館内を見て回ったあと、外回りの調査を始めた。
3階が開館する4時半以降は、駐車場から多くの客がすぐに入り込んでいた

外回りは、まず20日にオープンする第2旅客ターミナルの前面を、セントレアガーデンを経由してカーブサイド側から訪問した。途中で行き止まりになるかと思ったが、工事は区画しての作業が既に終了したのか、ターミナル前まで行くことができた。このため、朝早すぎで誰もいない前面を堪能できた。
この第2ターミナルの目の前には、第3駐車場(P3)FLIGHT OF DREAMSがある。しかし、連絡橋はまだオープン前だし、間に道路があってそちら側には抜けられないので、いったん旅客ターミナルビルまで逆戻り。そこから再スタートすることになった。

再スタートして今度はアクセスプラザへ。アクセスプラザのバスのりば、タクシーのりば、団体バスのりばを確認したあと、連絡通路を通って船着場へと向かった。船着場の手前で地上の歩道に降り、愛知県国際展示場、さらに再び連絡通路に上がってP3と、ぐるりと回った。
旅客ターミナルビルに戻ったあとは、3階から第2セントレアビルを通過して館外のペットホテルを確認。再び旅客ターミナルビルへと戻った。

調査を終えてターミナルビルに戻ってきたら、早くも7時半を回っていた。流石はだだっ広いセントレア。一回りするだけでも時間がかかる。
調査は一通り済んだため、4階で朝食を食べ、8時を過ぎてから開店したての風の湯へ。昨日までの汗を完全に洗い直した。

これにて調査は終了。風の湯にあったテレビでNHKのニュースが流れていたので、台風の状況を見たら、もう関東は抜けきったあと。被害に関する情報も少ない。鉄道運休の情報はまだ流れていたが、計画運休が続いているだけで、それも千葉県を除き徐々に解除されているようだった。
ネットでJR東海のサイトを見ても、東海道線に乱れの表示はなく、土砂崩れ等による不通区間は無さそうだった。
これならひと安心。8時間後位に関東に着く頃には、完全再開しているだろう。
代替手段を考えることなく、鈍行で帰ることを確定した。

201909-2m.jpg
第2ターミナル周辺ではまだまだ工事が続いていた。


■台風の心配去ってどんどん先へ
東海道沿線で台風の影響がこれから拡がるわけがないから、さっさと帰って良さそう。土産を買ったあとは、できるだけ早く帰りたかったこともあり、すぐにセントレアを出発した。

セントレアから金山までの次の電車は、ちょうどミュートレインだった。さすがに鈍行三日目は体力的にきつかったと、少しでも早く東京に戻るべく、初めて利用した(これまでは準急ばかり利用していた)。
流石は有料特急で快調に飛ばす。いつもの半分くらいの時間で金山に到達できた感じだった。

金山からは、18きっぷの五回目の使用をスタート。本格的な鈍行紀行に入った。
金山では比較的短時間の乗り継ぎで豊橋行きに乗車でき、セントレアを出てから一時間ちょっとで豊橋に到達できた。

豊橋から浜松はいつも通りの短距離便。そこから浜松で乗り継いだのは興津行きと少し中途半端なところが終着だった。
ダイヤを調べたら、島田始発の三島行きが7分後に追いかけてくるようだったので、島田で乗り継いだ。同じことをしている明らかな10きっぷユーザーも数人見られた。

島田で乗り継ぐなら、静岡空港に立ち寄りたいところだが、今日は我慢。三日目の午後で疲れもピークで、さっさと帰りたいので、とにかく先を急いだ。そんな疲れが溜まっていたのか、島田からは爆睡。DREAMSを見た記憶もなく、あっという間に三島まで移動していた。

三島には14時すぎにはたどり着いた。
ここで運行情報を調べていたら、JR東日本管内は、いまだに運行がズタズタのようだった。特に東海道線絡みと千葉県内は大乱れのようだ。

予想よりも運休再開が遅い、、、。

よくよく見てみたら、これから使う東海道線は、架線への風散物が原因になっていたので、一度再開したものが再運休したもののようだった。

風がまだ収まらないようだ。

再開直後は混む傾向にあるので、少し時間を空けようと、駅構内の立ち食いそばで時間を潰した。

風が強いなら再び風散物で運休になる可能性がある。少し真剣に振り替えルートを考える必要がありそうだ。
しかし、ホームに戻る際に駅員に聞いたら、東海道新幹線は、遅れてはいるものの、ダイヤがずれているだけでほぼ減便することなくポンポン走らせているという。それなら、東海道線が仮に不通になっても振り替えが可能だし、風の強さは新幹線も在来線も条件はほぼ同じなので、先のことは深く考えずに熱海行きに乗車することにした。

熱海までのJR東海区間は何の影響もなく定時運行だった。
このため、もう普通に再開しているのだろうとひと安心。駅弁を買ってから悠々ホームへと上がったら、乗ろうとした電車は20分遅延し、かなりの待ちぼうけを食らってしまった

JR東日本の区間が運行がうまくないようだ。
ただ、運行自体は既に再開済だった。
前回東海道線を利用したときは、大雨の影響で熱海→小田原間が速度規制で大乱れしていた。今回、この区間には相当な量の雨が降っているはずだが、速度規制はなく、出発してしまえば、普通通り飛ばしていた。

結局、横浜には17時半頃に到着。台風の影響を最小限に抑えて、一日延びた旅行を終了できた。
さすがに二日続けての野宿はきつく、家に帰り着いたら、すぐに寝てしまった。

201909-2n.jpg
17時半頃のダイヤ状況を示した駅の表示。JR東日本管内は大乱れだった。

■今日の教訓!
[中部]広いので乗り遅れに要注意←第2ターミナルオープン後は特に注意
[中部]朝風呂の人多いです←結構混んでいます

■実際の旅程
09/09 MON
[中部国際空港]09:37(名鉄常滑線 ミュースカイ)→10:01金 山 駅
金 山 駅10:05(JR東海 東海道本線 特別快速)→10:56豊 橋 駅
豊 橋 駅11:08(JR東海 東海道本線)→11:43浜 松 駅
浜 松 駅11:52(JR東海 東海道本線)→12:36島 田 駅
島 田 駅12:43(JR東海 東海道本線)→14:16三 島 駅(昼食)
三 島 駅14:59(JR東海 東海道本線)→15:13熱 海 駅
熱 海 駅15:27(JR東日本 JR東海道本線)→16:52横 浜 駅※列車遅延
横 浜 駅17:30(JR東日本 京浜東北線等)→18:30自   宅

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2019年09月08日

深夜空港でDREAMS見た(2日目)

※2019年10月にアップした旅行記です。

■2019.09.08 関西国際→(舞子)→徳島→(舞子)→中部国際

■バスを使って徳島へ
二日目は帰宅する日から一日関西方面で過ごす日に変わった。
未明に台風の最新経路を確認したら、あまり予報は変わっておらず、関東地方が暴風域に入り始めるのが今日の夕方、通過が未明、明日朝には東京は雨が収まりそうな位置予報になっていた。

今日、関空の始発でまっすぐ帰っても東京に着くのは最早で16時過ぎ。台風が少しスピードを上げたり、電車の接続がうまくいかなかったりして遅れると、暴風雨にぶち当たる危険がある。一方、明日月曜日は、台風が遅れたとしても、午後なら確実に電車も動いているだろう。うまくいけば始発から平常運行してそうな位早く通り過ぎる台風位置だ。
問題なのは、土砂崩れなどで線路が不通になるパターンだが、大阪→名古屋→東京間は新幹線や中央本線、飛行機切り替えも容易。そこで、今日帰る方が危険と判断し、明日帰ることを即断した。

で、今日をどうするか。
昨日考えた末、大阪圏四空港巡り、岡山と高松、徳島、福井が候補に残っていた。
ここで、先のことをよく考えてみたら、ひとつ考慮する必要があることに気がついた。今日は元々関空に戻る予定で考えていたのだが、鉄道遅延によって月曜日の移動に時間がかかるなら、より東京に近い位置にいた方が良い。つまり、戻ってくるのは関空ではなく、中部国際(セントレア)にした方が良いのだ。
中部野宿なら、FLIGHT OF DREAMSや国際展示場にも行けるし、深夜滞在調査も出来る。さらに関空戻りの時より今日乗るJR利用区間が長くて、今日18きっぷを使う意味があり、一石四鳥だった。

しかし、中部まで戻らなくてはならないとなると、中部から離れる方向で遠出するのはあまりよろしくない。
この時点で、候補のうち、最も遠い高松が脱落した。徳島はさらに遠いと思っていたのだが、よくよく考えてみたら、徳島は高速バスが使え、淡路島経由でショートカットできる。より近いと思っていた岡山よりも所要時間が短くて済むことが分かったのだ。しかも、必要な時間は福井とも五分五分な感じ。となれば、行きたい順番は徳島が一番だったのだから、徳島に行くことに決定した。

徳島までは、舞子から高速バスに乗れば片道三千円弱とお安く行けるようなので、少し出費はあるが、18きっぷと高速バスを組み合わせる旅行を即決した。

5時50分過ぎの始発で関空を出たあと、まずは舞子へ。そこからバスで一時間、徳島の松茂へ向かい、そこからレンタサイクルで空港を回る行程に確定した。
舞子からのバスは、往復購入だと往復五千円ちょいと割引になるが、事前に帰りのバスのダイヤを決めなくてはならなかった。松茂から、少し長めに考えて、空港までの移動に片道各一時間、滞在二時間として、四時間後に出るバスを予約・購入。舞子には16時前に戻れることになった。
舞子からは、山陽本線東海道本線を一気に上り、順調にいけば、20時頃にはセントレアに着ける予定をたてた。
徳島からの帰りは、神戸か伊丹に寄ることも考えたが、無理せずに中部へ直行することにした。

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関空の朝一便は5時54分発。まずはこの電車に乗って大阪へ出る。


■超絶便利な舞子バス停
関空の始発は5時54分発。昨晩利用を断念したシャワールームを、空いている4時過ぎに利用し、軽く外回りを見学したあと、電車に乗って舞子へ向かった。
始発とは言っても、関空を出発したときには既に六時。大阪まで一時間、さらにそこから舞子まで小一時間かかり、舞子には太陽も上りに上った8時前に到着した。

舞子は、超絶便利な高速バスターミナルだ。駅前にある明石海峡大橋に乗り場が設けられている。このため、四国への窓口として機能していて、バス乗り継ぎ者が非常に多い。淡路島だったら千円以下で行けるところもあり、予約なしでも空きがあれば利用も可能と、非常に便利なのだ。
バス通勤の最前線、ストロー現象を実際に体感できる場所になっていた。

ターミナル自体は、高速の橋の下に小さな待合スペースがあるだけ。窓口はおろか券売機もない。トイレと自販機しかないが、それだけ滞在時間が短いということなのだろう。
昼であれば駅ビルの商業施設を利用できるので、利便性はある程度確保されていた。

淡路島方面へのバスはホームで行列が出来ていたが、徳島行きの利用者は五人しかいなかった。ネット予約をしていたのは自分だけだったようで、座席は先頭の1D指定(購入時には座席未指定と表示されていたが、乗るときには座席が指定されていた)。その場で現金を払っている人も見られたが、それらの人は自由席だったようだ。ネット決済は、紙のチケットもないので、乗った記録が残らないのは非常に残念だった。

すでに乗っていた人もいたが、舞子を出た時点で利用者は15人ほどしかいなかった。鳴門の2バス停で半分ほどは降りてしまい、松茂で降りたのは自分も含めて2人だけ。そこから徳島方面へは5人ほどしかいなくなっていた。

松茂は、とくとくターミナルと呼ばれる拠点施設が整備されている。前回、中にある観光案内所でレンタサイクルがあったことに気が付かず、戻ってきたときにそれがあることに気が付いて、失敗していた。
そこで今回はレンタサイクルを借りて向かうつもりでいたのだが、館内にあるはずの観光案内所が見当たらない。2、3度行き来しても見つからず、途方にくれて、ふと、外の案内板を見てみたら、観光案内所の文字がかかれた部分がシールで隠されていた。

なんと、観光案内所は数年前に閉鎖され、レンタサイクルは提供されていなかったのだ。

これは昨日の豊岡に続く想定外の事態だ。

今日は35度近いカンカン照り。ここから空港までは4キロほどあり、歩くのは地獄だ。一方で格安旅行のつもりで来ているから、何もあがかずにタクるのも何だかバカらしい。
調べたら、10分後に、少し離れた中喜来東をリムジンバスが通過することが分かったので、急いで移動し、来たバスに乗り込んだ。ここから空港まではたったの120円。バスで行き来できれば御の字だった。

戻りのバスがあるか心配だったので、バスの中で検索すると、13時到着の航空便に合わせて空港を出るバスがある。松茂からは13時50分発の神戸行きに乗らねばならないが、ラッキーなことにちょうど良いダイヤなので、それで戻ることに決定した。
レンタサイクルが確保できれば、海浜公園に行こうと思っていたのだが、行き帰りともにバスになったので、今回も訪問は断念した。

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舞子バス停は、橋の上にあり、バスターミナルの待合所は橋下の高い位置にある。駅前のバスターミナルでとても便利だ。


■正面展望は欠けたもののインスタ映えするターミナル
徳島飛行場も9年ぶりの訪問だ。前回訪問時以降少しだけ増築をしたものの、増築したのは搭乗待合室と手荷物受取場で、保安検査前エリア側は大きな変化はなかった。
保安検査前エリア側で目を引く変化があったのが、国際線用のカウンタが出来ていたことだった。しかし、その位置は、なんと、中央吹き抜けの一番奥のガラス脇。この空港の最大の売りは、真っ正面に駐機する飛行機を大きなガラス張り空間から眺められることなのに、その半分はカウンタの壁で覆われて見えなくなってしまっていた

それでも、インスタ映えなどのためかフォトスポットが大増殖していて、相変わらず楽しい空港という感じ。遊びに来る子供連れも結構多い感じだった。

人がなかなか途切れず、到着ロビーの撮影で苦労はしたものの、調査は12時過ぎには終了した。
とくとくターミナルを出るバスまでまだ一時間半以上ある。13時のバスを待つか歩いて戻るか迷ったものの、とくとくターミナルまではたったの120円だし、外は相変わらず灼熱地獄だったので、歩くのは断念。涼しい空港でゆっくり待っていた。

ところが、13時少し前に到着口を眺めに行ったら、13時の到着便が15分遅延と出ていた。
この航空便に接続するバスの空港出発時刻は便到着の何分後か明確にはなっていない(一応定刻では10分後の13時10分発)。トロトロした乗客がもしもいて、その人を待ってから発車すると松茂発の神戸行きバスに間に合わない可能性が出てきた。一方で今から歩きだと高速バスには到底間に合わない。
間に合わなかったら洒落にならないので、結局、急きょタクシーで戻ることに変更。120円で済むところが、千円超えの運賃を支払うことになってしまった。

前回はレンタサイクルに気が付かずに行きはタクシー利用、帰りは路線バス+歩き。今回は帰りがタクシー利用。毎回毎回得得な感じのしない交通拠点だった。

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空港バスは、13時40分頃に松茂を通過していた。結果としては間に合ったことになるが、歩道橋を渡ったりしなくてはならないので、本当にギリギリだった。ちなみに、この数分前にこのバス停から関空行の高速バスが出ていっていた。


■まずはDREAMSの世界へ
松茂から舞子までは、バスで一気に戻る。松茂からは5人ほどが乗車したものの、利用者は20人ほどしかおらず、往路同様少し拍子抜けしてしまった。
バスの乗車時間は約一時間。ウツラウツラDREAMSをみている間に、明石海峡大橋となり、すぐに舞子に到着。舞子では、約半数の10人ほどが下車していた。
舞子にはおやつの時刻には帰還できた。現地で四時間遊んで、六時間しか経過していないのだから、この高速バスはかなり便利なものだった。

ここからは、セントレアまで鈍行で向かう
舞子には各停と快速しか止まらないので、まずは快速に乗ったあと、神戸で14分待ちして新快速へ乗り換えとなった。ちょうど、神戸の直前で新快速に追い抜かれ、タッチの差で乗り継げないから、14分待たされる。少し不満な乗り継ぎだ。
しかも、今日はとにかく暑すぎ。いつもなら、ホームで電車を待つところだが、暑すぎてホームにいられず、冷房の効いているキオスクにいったん退避するほどだった。

神戸で新快速に乗ると快調に飛ばしていった。米原までは約2時間ほどだ。昨晩あまり寝ていないこともあり、車内では、京都を通りすぎたことすら気が付かないほど爆睡。ハッと起きたら米原に到達する直前だった。米原で乗り換えた電車も快速に飛ばし、金山まではあっという間の乗車となった。
それでも金山では、陽が落ちて、真っ暗な時間帯になっていた。
金山では18きっぷが使えない名古屋鉄道に乗り継ぎ。短時間の待ちで特急が来たので、比較的素早くセントレアに到達できた。

さて、今晩は、24時間開館空港のセントレアでの野宿だ。野宿状況の調査を兼ねたものとなり、成田国際、東京国際、関空に引き続き、これで公称24時間開館の国際空港すべてで深夜調査を行うことになる。他の空港を調べた時と異なり、あまり客が多くないであろう日曜夜の状況での調査だ。

20時前に空港に着けたので、寝る場所の確保の前に、まずは10時〜22時にしか開いていないFLIGHT OF DREAMSへと向かった。売店と見学スペースは既に閉店後。飲食店も着いた直後の20時に半分以上の店が閉まり、開いてる店も商品を絞っていたが、フードコート状なので雰囲気を楽しむことはできた。航空ファンにはまさにDREAMSの世界といったところだろうか。
本当は明朝に見学スペースを楽しみたかったが、10時開店では遅すぎるので、遅い時刻でのじっくり訪問になってしまった。まあ、第2ターミナルが出来てから、再訪問しなくてはならないから、展示施設エリアの見学は次回に行くDREAMSな世界にしておいた。

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セントレアにできたDREAMSの世界。深夜の時間帯は飲食スペースのみの開館だが、結構人が出入りしていた。


■意外と野宿客が少ないセントレア
一通りの見学と夕食を終えて、FLIGHT OF DREAMSの閉館する22時前にターミナルへと移動。ターミナルでは、まだ開いている三階以上の館内をひと通り調査するにとどめた。

ダイヤを見ると、中部は深夜の運航が一切なく、早朝便もスカイマークが六時台に一便あるだけしかない。さらに、他の空港と異なり空港島の中だけでもホテルがたくさんある(普通のホテルが4社6か所とカプセルホテルが1つある)ので、ターミナルを24時間開館する必要は全く無いのだが、空港運営自体は24時間だから、到着側だけでも開けているようだった。
23時頃に24時間開館区画である1階と2階の調査を開始した。

この日、1階にあるカプセルホテルは満室だったが、野宿している人はあまり多くなかった。客は少ないが、充電スペースは、絶対数が少ないのでほぼ埋まっていた。1階の椅子は多くが空席の状況だった。
2階は、到着口前の椅子にいる人が若干多く、3分の2程度が埋まっていた。しかし、椅子近くにあるテレビでドラマを見に来た人が多かったようで、3分の1程の人は、ドラマが終わったら去っていっていた。

24時時点で再度見て回ったところ、1階は相変わらず空席ばかりで、充電スペース回りのみが混雑していた。
2階は、数が少ない充電スペースはほぼ埋まっていたが、椅子は一人で四席並び一組を確保した状態で半分程しか埋まっていない程度。国内線の方が遅くまで到着していたので、国内線側の方が若干混んでいただけだった。

自分は充電スペースを確保できたので、人の少ない国際線側で椅子一組に居座ることにした。
天井照明は、24時半頃に減灯されたものの、ほとんど気が付かない位の減らし方で、明るいところで寝られない人には辛いかもしれなかった。そういう人は少しでも暗い1階の方がおすすめな感じだった。

明日は、外回りの調査のため、空が明るくなったらすぐ動き出さねばならないから、すぐにでも寝たかったが、意外と音がうるさい。
24時に広告サイネージの電気が切られ、延々何度も何度も続く、カステラ一番的なDENSOのCM音声は途切れたが、テレビが大音量で流れていてうるさく、なかなか眠れなかった。
ひとり、他人が見ているのに、番組途中でチャンネルを変えるような、我が物のように見ている輩がいて、そいつが見たい番組が終了した途端、他人が見ているのは完全無視でテレビ電源をブチ切ったので、12時半以降は静かになった。

これで安心して静かにDREAMSを見られる。
そう思って眠りに入ったのも束の間、1時少し前に三階でなにやら少し大きめの案内放送が流れた。
暫くしたら、結構多くの人が現れて、椅子があっという間に埋まってしまった。

そういえば、三階以上の閉館時間は1時〜4時半だ。急に現れた人たちは、3階から追い出されてきた人たちだったようだ。
1階はほとんど人が増えていなかったので、3階以上にいた人はほぼ2階に雪崩れ込んで来たようだった。

3階は端の方にコンセント付の座席が多数ある。このため、それに釣られて野宿しようとする人がいるが、深夜は閉鎖となるので要注意ということだ。
セントレアの場合、1階・2階のコンセントの総数が少ないので、これらが埋まっていれば、1時まで限定となるが、3階で充電し、1時以降は1階で寝るというのがひとつの手だろう。

ちなみに1階は横になれる座席が余っており、ほとんど人気がなかった。成田も関空もそうだったが、天井が高く、上から覗きこまれるようなところは共通して好まれない傾向にあるようだ(中部の場合、2階より1階の方が照明は暗め)。

とにかく明日も朝が早いので、1時過ぎに椅子で就寝。短時間だが、少しばかりのDREAMSを見ることになった。

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意外と野宿者が少なかったセントレア。22時過ぎの時点では、2階の椅子もご覧の通り人がほとんどいなかった。

■今日の教訓!
舞子は超絶便利なバス拠点←駅前からすぐに四国へ
[徳島]松茂からのアクセスを考えよう←高速バスから乗り継ぎ
[徳島]正面ガラスは魅力半減←それでも駐機の飛行機が見られます
[中部]野宿客少なし←ただし座席も充電スペースも少ないです

■実際の旅程
09/08 SUN
[関西国際空港]05:54(JR阪和線他 関空快速)→07:02大 阪 駅
大 阪 駅07:06(JR東海道本線 快速)→07:54舞 子 駅
舞 子 BS08:40(阪神バス 神戸徳島線)→09:45松 茂 BS
松 茂 BS10:00(徒  歩)→10:05中喜来東BS
中喜来東BS10:08(徳島バス 空港バス)→10:18[徳島飛行場]
[徳島飛行場]13:10(徳島バス 空港バス)→13:19松 茂 BS
松 茂 BS13:50(徳島バス 神戸徳島線)→14:50舞 子 BS
舞 子 駅15:03(JR西日本 山陽本線 快速)→15:19神 戸 駅
神 戸 駅15:33(JR西日本 山陽本線 新快速)→17:25米 原 駅
米 原 駅17:33(JR東海 東海道本線)→18:48金 山 駅
金 山 駅19:05(名鉄常滑線 特急)→19:36[中部国際空港]
(中部国際空港 調査見学兼ねた空港内野宿)

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2019年09月07日

深夜空港でDREAMS見た(1日目)

※2019年10月にアップした旅行記です。

■2019.09.07 (自宅)→東京国際→鳥取→但馬→関西国際

■あっちもこっちも障害ばかり
台風のせいで不安なまま、出発当日の朝を迎えた。
天気予報を見ると、台風の動きは、進路も時期もあまり変わっていなかった。このまま予報通りなら三日目には普通に戻ってこられるので、予定はそのままで、旅行に行くことを決定した。

まずは、朝イチの飛行機搭乗だ。
六時台後半の飛行機なので、京急線の始発で行けば、ある程度余裕で着けると考えていた。しかし、京急線は、なんと神奈川新町でトラックと衝突事故を起こして木曜日から京急川崎以南が運休していた
再開予定は、当初は金曜日の夕方との報道もあったがあっさり公式サイトで否定されており、前日の駅の張り紙だと土曜日の始発から再開を目指すとされていた。京急は人身事故とかの復旧も現場検証を待たずにペッぺと片付けてかなり早く復旧するなど、スピーディーさはよく知られている。しかし、今回はそう簡単にいきそうもない。素人目で見ても恐らくはそれまでの再開は無理だろうと判断。安全策をとり、一時間早起きして、蒲田まで京浜東北線に乗ることにしていた。

朝起きてから京急のサイトを見たら、案の定、再開は間に合っておらず、昼頃復旧を目指すと後退していた。
こういうのは、安全に関わることでもあるし、少し長めに言っておいて、頑張って早く復旧しましたと言う方が、好印象だし、お客としては助かるんだけど、、、。関西国際空港のタンカー衝突事故で国土交通大臣の突き上げがあって以降、「上様が早くしろと言ってんのになぜ出来ない?現場はつべこべ言わずに復旧を早くすると言え。」的な空気になっているのは何だか残念だ。もしも、前日の駅張りの情報を信じて、時間通り、京急線の駅に行っていたら、飛行機に乗り遅れたかもしれなかった

蒲田からはシャトルバスを利用する手もあるが、バスだと国際線でぐるぐる回って時間もかかる。
京急空港線は前日も次から次へと運行していた。京急蒲田から空港線内がほぼダイヤ通りの運行なら、始発は5時19分発のはず。
そこで、バスを完全無視して京急蒲田まで歩き、空港線の始発に乗り込んだ。
始発はやはり5時19分発だった。

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蒲田からは、ちょうど5時10分発のシャトルバスもあったのだが、同じことを考えている人が多いのか、長蛇の列だった。


そうやって意外と早く着けたのに、空港では、自動チェックイン機が反応せずにチェックインの列に並ぶ羽目になった。ホステスか何かと勘違いしてダベりかけ続けることで係員の集中力を割く客や、預ける手荷物が多い人など、手続きに時間のかかる客が大勢おり、さらには手続き締切ギリギリで先に通される客もいてなかなか先に進まない。やっときた自分は、手荷物も預けないので、1分かからず手続きが終わってしまい、不公平感だけが残ってしまった。

※今回、自分の運賃が国際線用運賃だったために、国内線の自動チェックイン機で受け付けてくれなかったようだ。そもそもこういう場合でも自動機を使えるようにしてほしいし、窓口は、そういう風に自動機がシステム上使えない人を優先してほしいと感じてしまった。自動機を使えるのに使わない人で混雑するのは非常に困るし、締切時刻ギリギリなんてのは、その人が来るのが遅いだけなのだから、、、。

比較的余裕があると思っていたが、搭乗手続きに時間がかかったのに加えて、69番という最遠の搭乗口になってしまったので、ほとんど待つことなく、あっという間に搭乗になってしまった。あっちもこっちも障害だらけといった感じだった。
今回も南ピアからの出発で、北側の別棟には行くことができなかった。


■台風の影響は当然飛行にも、障害は続く
飛行機はほぼ満席だった。さすがは土曜の朝イチ便だが、機材小型化の影響が大きそうだ。
鳥取までは思っていたよりもあっという間で、ベルト着用サインが消えて少し経ってからトイレに行ったら、すぐに着陸態勢になった。10分後にシートベルト着用サインが付きますとの案内の放送が入ってから団体が四人ほど連れションしていたこともありトイレは混雑。ポーンと鳴るまでが思ったより早く、トイレに行こうとした別の一人が断られた位だった。中型機なので、後ろに一つしかトイレがないのも混雑の原因だったようだ。

で、ベルト着用サインが付いて暫くしたら、機体が揺れ始めた

あー、台風の風だ。

今回、台風の直接的な影響はなかったが、何せ台風の東側だから、西側よりは風雨が強いはずと思っていた。だから、正直、あまり乗りたくなかった(=まさに飛行機に乗るときの精神的障害)。鳥取は海沿い空港だし、大揺れするだろうなあ、と不安だったのだが、まさにその状態になってしまった。雨は避けられたが、風は避けられなかったのだ。
ほどなくしてゲロりそうになった。久しぶりにゲロ袋を手に取り、息を潜めていたのだが、少しカクンとなった瞬間に声を出す客がいる。えーえー、声出す余裕があるなら、ジェットコースターみたいに楽しめるだろうが、こっちはその声に驚くことで、止めていたものが出そうになるから、ホント止めてほしい(ホントに怖い時って声なんて出ないし、、、)。昔は、多少の揺れで声出す人ってあまりいなかったと思うんだけど、最近は、水平飛行中がほぼ揺れないせいか、あるいはジャンボばかり乗ってきた人たちなのか、なんとなく、声を出す人が多くなった印象だった。

揺れている時間が短めだったので、何とか持ちこたえられた。風向きの関係か旋回しての西側からの着陸だったので、より揺れてしまったようだ。今回は「揺れても飛行の安全性に問題ありません」のCAアナウンスがなかった代わりに、最後に珍しく機長アナウンスがあり、台風の影響で風が強かったことが伝えられていた。こういうフォローがあるのは好印象だった。

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大揺れする前に機内を撮った一枚。朝早い便なのにほぼ満席だった。


■コナン一色の鳥取は見学客が多すぎる
鳥取空港は、約9年ぶりの訪問だ。少し時間がかかってしまったが、砂丘コナンの愛称が付いてから初めての訪問となった。

美保(米子)が内装を鬼太郎仕様にしたときはゲゲゲと思ったものだが、そっちはまだ序の口だった。
鳥取は内装に加えて、専門のグッズ販売店を開設。さらにBGMまでコナンのテーマを流し、謎解きコーナーも設けているなどかなりの力の入れようだった。ベストな内装の真実はひとつとは限らないんだろう。
降りた直後の搭乗橋から装飾が始まっているので、カメラを持った若者が立ち止まってなかなか進まない位だった。
なんとも毎週のように事件が起きそうな空港だが、全く怖さはなく、楽しめる撮影スポットが随所にあるので、到着したお客はそのまま暫く滞在する人も多い。メインの巨大トリックアートには撮影の列ができるほどだった。

このため、すぐに館内撮影に入れなかった。見物客が多すぎなんて、地方空港ではまず見られない。空港見学者にとっては想定外の障害だ。まずは外回りから調査し、館内の調査は到着客が捌けてからになった。そもそも二階にある売店・飲食店の半分以上は10時頃の開店で、それまではほとんど画にならないので、館内でブラブラして時間を過ごし、ゆっくりと館内調査を続けた。

10時前頃に国際線の団体客が増えてきた。撮影スポットは、国際線カウンタのすぐ脇にあり、大荷物を持った客ですぐに混雑した。人が少ない時間帯に何とか撮り終えていたが、調査を少し遅くしていたら、人だらけになるところだった。

※ちょうど国際線利用の団体客が到着する時刻に合わせて「空の駅女子会」なるおば様集団が、インバウンド向けのイベントを開催していた。こうやって空港を拠点に盛り上げる集団がいるのは、元・空の駅情報館管理人としては、嬉しい出来事だった。

10時の店舗開店と同時に残っていた調査を素早く済ませ、10時過ぎに鳥取空港を出た。
空港口のバス停を確認しつつ、約20分歩いて鳥取大学前駅へ向かった。

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コナン装飾が大増殖していた鳥取空港。内装の一部は空港概要のページをご覧ください。


■まさかの障害、レンタサイクルがなくなった豊岡駅
鳥取大学前駅からは、11時発の鈍行に乗り込んだ。

乗った電車は先週も羽越本線で乗ったキハ47系だった。新潟では引退間近らしかったが、西日本旅客鉄道ではまだまだバリバリの現役。あまり乗ったことのない車両だが、今回の18きっぷ利用では、乗車頻度の高い列車となった。

十分ほどで到着する鳥取駅ではわずか一分乗り継ぎで、正面ホームに止まっていた一両編成の電車に移動となった。
が、乗り込んだら白人の外人で大混雑していた。インバウンド誘致に積極的な岩美町へ向かう人たちのようで、数駅で降りていったが、こんな田舎のローカル電車で白人を見るのはとても驚きだった。空港でのおもてなしといい、地方にもインバウンドの波が到来していることを強く実感することになった

鳥取からは途中一回乗り継ぎを挟んで豊岡まで2時間弱で移動できた。

豊岡で電車を降りたら、台風13号によるフェーン現象の影響で、今にも熔けそうな暑さだった。これから利用するレンタサイクルは、完全な熱中症警戒だ。
そこで、まずは駅前コンビニで飲み物だけを確保してから、これまた駅前にある観光案内所へレンタサイクルを借りに向かった。前回訪問時もここでレンタサイクルしたので、同じ動きになる。

ところが、観光案内所で話をしたら、なんとレンタサイクルの取り扱いを止めてしまったという。こんなところにも障害が出てくるとは、、、。
代わりのレンタサイクルは、街中には、カバンストリートにある、駅から一キロ強離れた駐車場でしか扱いがないという。ネットで調べると5台しかないらしい小規模店。借りられないリスクが大きそうだ。

豊岡駅から空港までは約八キロ、車なら10分強の距離しかないのだが、山の中にポツンとあるため、ここから空港まではアクセスが貧弱だ。唯一の公共交通機関であるバスは、駅から空港行が一日三便しかなく、ちょうど良い時間帯の便がなかった。このため、雨の日は、空港までの距離が五キロ強に縮まるひと駅先の国府駅から往復歩くことも考えていた。
しかし、今日は晴れていたため、何にも考えずに豊岡駅で降りてきたのだ。
チャリが満車の時はレンタカーかタクシーで行くしかない。いずれも値段が高いので、なんとしてでもチャリを確保しようと、当該駐車場へ急いで向かった。

駐車場までは、せっせと歩いて15分ほど。暑すぎのせいか、心配をよそに、まだまだチャリは残っていた。
もしもチャリが残っていなかったら、ひと駅先まで電車に乗るのが正解だったので、なんとか難を逃れた感じだった。

チャリは三時間貸し出しとし、13時45分頃に街をスタートした。街から空港までは、チンタラ走っても30分くらいの距離だが、今日は暑すぎて、こいでもこいでも先に進んだ感じがしない。
特に後半3キロほどの登りが、じみ〜にきつかった。坂道がきつくて、こいで登れないから、少し歩いては、休んで、水飲んで、の繰り返し。しかも、息が切れ切れだから、水が飲みにくい。ヒーヒー言いながら登ることになった。
結局、空港には14時半過ぎてからの到着になってしまった。

それにしても暑すぎで疲れ果てた。熱中症厳重警戒日で、さっき買ったばかりのペットボトルはすでに空となってしまった位だ。
汗ダラダラのままターミナルに飛び込むと、すぐに喫茶へ。活力を得るために敢えてカレーを注文。飲み物をガブ飲みし、まずは昼飯を済ませて、体調を落ち着かせた。

※喫茶は、ご当地系などの珍しいメニューはなく、ごく普通のラインナップだった。カレーは意外と値段が高く、やや仕方なく注文した。しかし、ミニサラダに、冷奴、果物も付いており、バランスのとれた構成。熱中症厳重警戒中には最適な注文品だった。

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但馬飛行場への最後の道程は延々続く上り坂。暑すぎで体力を奪われてかなりきつい坂道だった。右の擁壁を見れば角度が分かるが、ここはまだ傾斜が緩かったところ。


■結局今日は関空へ
但馬飛行場では、館内撮影と滑走路挟んだ反対側の公園を見学。少し滞在時間を食ってしまったが、16時前に空港を出られた。
来るときに小一時間かかったので、16時45分までに返せるか不安だったが、空港からは最初の3キロは下り坂。さっき上りで30分くらいかかった道のりを、5分ほどしかかからず走破。時間が少しあるので、日本一の発着回数を誇る公立豊岡病院のヘリポートを見る余裕もあり、レンタサイクルをやっている駐車場に到着したのは16時半頃だった。
そこから、再び歩き、17時前には豊岡駅へ戻れた。
帰路は全く障害なく来られた。

ここで時間があったので、翌日の動きを確認した。
まず天気予報と現況を確認すると、台風は明日夜に東海から関東にかけて上陸で変わらなかった。月曜昼には茨城県沖に抜けている予報だったので、東京に帰るのは、明日夜ではなく、明後日午後にすることを最終確定した。

となると、明日どこで時間を潰すか決める必要がある。
当初予定の中部国際でも良いが、それだと、三日目の帰りが早くなりすぎ、台風の影響を受けやすくなる。中部は三日目に寄ることにして、二日目は周辺空港訪問を画策した。
大阪三空港(関西国際(関空)、大阪国際(伊丹)、八尾)と神戸が手っ取り早いが、大阪には比較的来やすい。そこで、今日これから折角関西の西寄りを通ったり、若狭湾側に抜けやすかったりすることもあり、近年行けていない福井、岡山、高松、徳島へ行くのも検討した。
ちなみに、大阪圏四空港は、関空は泊まれば調査できる。神戸と伊丹は昨年、今年と利用したばかりで、大きな変化がない。残りの八尾も定期便が飛んでおらずに変化があまりないから、いずれもあまり行きたい気がなかった。少し離れている南紀白浜も一昨年行ったばかりだ。

となると、大阪圏以外の空港に行く方が良さそう。検討をした四空港は、いずれも長年行けておらず、ちょうど良い訪問先だ。徳島(増築済)>高松(民営化)>岡山(桃太郎化)>福井の順で行きたいところだった。

18きっぷで回るなら、明日は関空発関空帰りとなる。
18きっぷでの行きやすさは、四国二空港は瀬戸大橋を渡らざるを得ず、大回り経路になるため、岡山>福井>高松>徳島で、行きたいところとはミスマッチだった。岡山と高松の2空港はセットでギリギリ行けそうだが、どうせ岡山、高松、徳島なら三空港とも行っておきたいところだった。

18きっぷで3空港に行けない最大の原因は、関空発着だからで、これを岡山宿泊などにすれば、3空港をギリギリ行けそうだ。しかし、その場合はホテル代がかかる。その分を浮かして効率よく回るなら、レンタカーを借りて車中泊にすれば、夜の間に移動も宿泊もできて一石二鳥だ。そこで、急きょレンタカーを借りることを検討した。

しかし、これがうまくいかない。
まず姫路〜神戸にかけてで検索をかけたが、まず、そもそもその辺りを通過する時間帯まで開いてる店舗がない。大阪方面まで拡げてみても、新大阪と西宮辺りの店が一件ずつ深夜まで開いている店としてヒットしただけだった。しかも、新大阪は満車、西宮はデカイ車しか空きがなく、値段が一万超えと高額。

結局、岡山、高松辺りまで足を伸ばすのは断念した。
となると、明日は福井かなあとぼんやり考えながら、明日どこに行くかは決められなかった

ただ、レンタカーを確保できなかった時点で、今晩は、深夜調査を兼ねた宿代わりの関空野宿が確定。今日は、深くは考えずに、とりあえず関空を目指すことにした。

201909-2e.jpg
レンタサイクルは、駅からかなり離れた街の東側にある「Toyobra」という売店兼観光案内所で貸し出しが行われていた。自転車はVelo MICHELINのスタイリッシュなもので、導入当初は結構話題になっていたようだ。


■鉄道はほとんど空席のち混雑
豊岡から乗った17時33分発の列車は、今日関空まで行ける最終接続便だ。豊岡からは、和田山、寺前、姫路、大阪と乗り継いで行く。
豊岡から大阪方面へは、和田山から山陰本線へ抜けて京都から東海道本線を下るパターンや和田山から山陰本線をしばらく進んだ福知山から福知山線に乗り換え尼崎経由で向かうパターンなどが考えられる。播但線経由は、真っすぐ南下して姫路へ出てそこから東進するので、少し遠回りに見えるものの、東海道本線区間がぶっ飛ばすので、この便に接続する電車では、姫路経由が最も早く行ける経路になっていた。

車内は、豊岡出発の時点では部活帰りの高校生などで混雑していたが、駅ごとにお客さんはどんどん減少。それほど遅い時刻ではなかったが、姫路まではあまり乗客はおらず、完全にローカルな旅行だった。

姫路からは一気に都会になり、長大編成の電車に。それでも、夜の上り電車なので、あまり混雑はせずに大阪までは比較的快適に来られた。

しかし、大阪からの阪和線区間は夜の下り便で、関空快速はとにかく混んでいた。大阪環状線区間は混雑が特にひどい状態で、車両に入るのもひと苦労なほどだった。鳳辺りまでは座ることはできなかったが、その後は駅ごとに空きはじめ、日根野でほとんど客がいなくなった。
関空は24時間空港だが、飛行機の深夜便は無いので、こんな時刻に関空まで行く人はほとんどいないようだった。

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播但線は寺前駅で乗り換え。真っ暗な時間帯のローカル路線は空席が目立った。昭和生まれからすると非常に懐かしい車両どうしの乗り換えだ。


■ホテル代わりで混雑する空港
関空には22時半に到着した。

問題だったのは夕飯の確保だった。ほとんどの店が閉まってしまっていて、大阪名物は確保できなさそうだったからだ。
閉店準備をしていた案内所のおねえさんにファーストフード位しか開いてないのか?と尋ねたら、「マクドとすき家位ですね」と残念な返事(でもマックじゃないので関西っぽい会話!)。結局、エアロプラザの松屋で平凡な食事になってしまった。

食事を済ませてから館内の詳しい調査を始めた。

この空港は、野宿客に至れり尽くせりなので、利用者側も慣れたものだ。ホテル代を浮かしたい人が多いのだろう。まだまだ大阪市内に出られる時間なのに、多くの客が既に居座っていた

今回が二度目となる関空の深夜滞在。前回はなかったカプセルホテルがオープンしたあとに利用動向がどのくらい変化しているかの調査も兼ね、第1ターミナルとエアロプラザのみだが調査して回った。

しかし、お客さんの利用動向は、前回とあまり変わっていなかった。
23時頃には、第1ターミナルのリフレッシュルームが早くも満室に。シャワーだけの利用も含めて朝まで完全満室だったのは前回と同じだった。
野宿客の利用密度が非常に高かったのがエアロプラザの待合室で、こちらも前回と変わらず。23時頃の時点で待合室内は既に空きがない状態だった。充電も横に寝られる椅子も確保でき、シャワールームが隣接、24時間営業店舗もすぐそこ、そして何より空調の効きが良すぎと野宿するのに最適空間だから、相変わらず人気が高いようだ。
次に利用が多かったのが第1ターミナルの2階。それとエアロプラザの第2行きバス乗り場への出口付近。いずれも充電はできないが、天井が低く、横になれる椅子がある。
人気がないのが、第1ターミナルの1階と4階であるのも、前回と全く変わらなかった。いずれも天井が高い(=空調の効きが悪い)という共通点がある。1階は充電スペースはないが横になれる椅子。それでもあまり人はいなかった。4階は椅子が一席ずつに区切られたものに変更されて寝にくくなり、さらに人気の無さに拍車がかかっていた。
唯一前回と異なったのが、3階のエスカレータ脇のソファ。貴重な横になれる柔らかい椅子なので、前回は22時頃には埋まっていたが、今回は24時くらいまでは利用がなかった。

24時頃にシャワーだけでも浴びようと、エアロプラザのシャワールームに行ってみたものの、数人が列を作っていたので利用を断念した。

それにしても、何でこんなにホテルを取っている人が少ないのかと不思議になるぐらい深夜滞在者が多い。そもそもエアロプラザって、ホテル棟なはずなのに、野宿客が集まるとは、、、。そのほとんどは遅延などで仕方なく空港に野宿しているのではなく、何時間も前から空港に来ている確信犯だ。
このため、22時過ぎてから空港に入った時点で、席取りは完全に敗者だった。

自分は、早朝の調査を開始するまで仮眠は取りたい。しかし、この先旅行がまだ二日間あるのと、台風情報を調べるために携帯を多用する可能性が非常に高いことから、今晩は携帯の充電ができることが最優先。人気のない4階で変な体勢で横になりながら充電・仮眠するスタイルをとった。
早朝出発便は第2しかないため、搭乗客はほぼいなかったが、天井の大規模工事を行っていてうるさく、体勢の影響もあって何度も寝ては起きるを繰り返した。4階は決して快適にいることはできない感じだった。
なんだかDREAMSを見ているのか見ていないのか分からないまま、夜が更けていった。

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一番人気のエアロプラザ2階の休憩所。椅子が見えているので人がいないように見えるものの、寝ているから見えていないだけで、すべて埋まっていた。

■今日の教訓!
朝から運休には要注意←乗り遅れになるので時間には余裕を持って
朝から行列には要注意←乗り遅れになるので時間には余裕を持って
国際線運賃には要注意←自動機が使えない場合があります
[鳥取]コナンを撮影しよう←各所に撮影スポットがあります
豊岡レンタサイクルは要注意←数が少なく駅から遠いです
[関空]野宿するならお早めに←皆考えることは一緒です

■実際の旅程
09/07 SAT
自   宅04:30(JR東日本 京浜東北線等)→05:00蒲 田 駅
京急蒲田駅05:19(京浜急行電鉄 空港線)→05:29[東京国際空港]
[東京国際空港]06:40(ANA293便)→07:55[鳥取空港]10:00(徒歩)→10:30鳥取大学前駅
鳥取大学前駅11:00(JR西日本 山陰本線)→11:08鳥 取 駅
鳥 取 駅11:09(JR西日本 山陰本線)→11:52浜 坂 駅
浜 坂 駅12:07(JR西日本 山陰本線 快速)→13:16豊 岡 駅
豊 岡 駅13:20(徒  歩)→13:50豊岡市内Toyobra
豊岡市内Toyobra13:50(レンタサイクル)→14:45[但馬飛行場]
[但馬飛行場]15:45(レンタサイクル)→16:30豊岡市内Toyobra
豊岡市内Toyobra16:30(徒  歩)→17:00豊 岡 駅
豊 岡 駅17:33(JR西日本 山陰本線)→18:06和 田 山駅
和 田 山駅18:25(JR西日本 播但線)→19:19寺 前 駅
寺 前 駅19:25(JR西日本 播但線)→20:09姫 路 駅
姫 路 駅20:16(JR西日本 山陽本線 新快速)→21:18大 阪 駅
大 阪 駅21:25(JR西日本 阪和線他 関空快速)→22:30[関西国際空港]
(関西国際空港 調査見学兼ねた空港内野宿)

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2019年09月06日

深夜空港でDREAMS見た(0日目)

※2019年10月にアップした旅行記です。

■2019.09.06 出発前日

■台風のせいで、行くも地獄、行かぬも地獄に、、、
今回は旅行前から困った事態になった。台風の影響を受けることになってしまったのだ。
ということで、特別に一日分多く、出発前日の金曜日の話からスタート〜〜。


旅行の一週間ほど前に沖縄の南で台風13号が発生して北上。ちょうど旅行初日にぶち当たりそうなタイミングになった。さらに出発三日前にグアム沖辺りで台風15号が発生してしまった。

台風15号はまだまだ南にあるので、どうせ近づくのは来週中旬位だろうと思っていた。心配なのはとにかく13号の動きだった。
予報の進路を毎日のように確認していると、13号は九州と中国大陸のちょうど中間辺りをそのまま北上し、東へは折れ曲がらないようだ。これなら、旅行初日に鳥取に最接近はするものの、かなり離れているので、飛行機の運航にまでは影響はなさそうだ。

出発2日前の木曜の時点で、13号がこの動きなら台風の影響は回避できたと思っていた。ところが、15号が相当な韋駄天で、旅行二日目昼〜翌日昼に、東海地方に直接上陸するとの予報になってしまった
予報通りだとすると、帰りに電車の計画運休などを受け、帰ってこられなくなる可能性が高くなる。しかし、行きの飛行機は、台風13号はうまく避けてくれ、台風15号はまだ南の沖合い遠く離れたところにあるから、台風の影響は全くない。このため、台風を理由にしたタダ払い戻しができない状態に陥ってしまった。
飛行機を往復予約していれば、帰りが台風の影響を受けるなら、行きの分から払い戻しできる。しかし、今回は、飛行機と鉄道を組み合わせた旅程にしていたので、帰りの台風を理由とした払い戻しは不可能だった。

行くも地獄、行かぬも地獄とは、まさにこの事、と思えるような事態に陥ってしまったのだ。

※飛行機は直前予約だと値段が高い(その上好きな席を選べないなどデメリットだらけ)ので、だいぶ前に予約せざるを得ないが、当日の台風直撃など天候を読めないのが最大のデメリットだろう。

飛行機のキャンセル料を払うのも覚悟したが、よくよく考えてみると、15号は韋駄天なので、近付くのも早いが去るのも早いはず。普通の台風なら24時間くらいの影響を覚悟すべきだが、今回は、韋駄天ゆえに影響はせいぜい12時間程度の可能性が高い。それなら、なんとか時間を調整できるはずだ。
ちょうど月曜日に有休を取っており、18きっぷも三枚分余っている。そこで、台風の動きに合わせてトータル三日で考えて、最も危なくない時間帯を見極めて東京に帰る行程にすることにした。最悪なのは、台風がカーブする際にスピードが落ちてしまい、月曜日に丸一日影響があることくらいだ。
君子危うきに近寄らずだから、飛行機がタダ払い戻しできるなら、旅行に行かないのを第一優先に、前日金曜日の夜を迎えた。

■台風進路予測は変わらず右往左往、、、
前日の金曜日夜の時点で、13号の進路は変わらず、15号はまだ近くないので、翌日土曜日の天気は、羽田、鳥取ともに非常に天気の良い予報だった。このため、既に日曜日の羽田発着には条件が付いていたのに、土曜日の鳥取までの飛行機には条件は一切付かなかった。これでまずはタダ払い戻しが出来なくなった(結局翌日の出発時になっても条件は付かなかった)。

一方、15号は上陸が日曜日夜の予報になった。台風は予報より早く抜けることが多いので、日曜夜に帰るのは不可能に近い。特に東海道本線は海沿いを通るから、運休になりやすいし、足止めを食らったらホテルを確保できるかも微妙だ。しかし、動きをよく考えると、台風は未明〜朝に通過しそうだから、通過後の月曜日は午後になれば問題なくなりそうだ。
そこで、三日間のフル行程にすることをほぼ確定し、とにかく旅に行くことに決定。初日は鳥取→但馬→関空、二日目は大阪周辺〜中部、三日目はどこも寄らずに帰る(関空から始発に乗ると東京到着は17時頃)行程を組むことにした(もちろん台風のスピードが遅くなれば予定通り二日目に帰るし、台風が西にずれれば二日目に広島辺りへ逃げることも加味していた)。

こうして、不安なまま、当日の朝を迎えることになった。
■今日の教訓!
航空予約は天候に注意←片道か往復かは払い戻し条件で結構重要です

■実際の旅程
09/06 FRI
旅行前日

ラベル:台風
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2019年09月05日

深夜空港でDREAMS見た(旅行前)

※2019年10月にアップした旅行記です。

■2019.09 鳥取・但馬・関西国際・中部国際の旅行前

■余った18きっぷ+飛行機で山陰へ
先週に引き続いての空港訪問。今週は余った青春18きっぷ活用して、土日に鳥取+但馬を回ることにした。歳をとってしまったせいか、最近18きっぷの鈍行移動は身体への影響が大きい。翌日月曜日は、予備日も兼ねた一日休息日のつもりで、有休をとった。
18きっぷは三枚目と四枚目の使用だから、一日分余るが、充分元は取れているので、敢えて月曜日まで旅程には含めなかった。しかし、今回はこれが大きな効果を発揮することになるとは、予約の時は知るよしもなかった。
詳しくはそれぞれの日の記事に書くとして、二日間の訪問では、片道はどうしても飛行機に頼らざるを得ない。飛行機はとにかく早く予約しないと値段が高いので、早めに予約をかけた。

※東京-鳥取間は、行き来するだけなら飛行機を使わなくても鈍行で二日で往復可能です。


今の時期はムーンライトながらが運行していないので、一日目の朝に関西にワープするという芸当は不可能になっている。このため、土曜は五時間動けずに無駄になる行程になってしまう。一方、帰りの日曜は24時台まで丸々使える。
飛行機は東京国際(羽田)→鳥取は六時台から飛んでいるが、鳥取→羽田は19時55分羽田着とかなり早い。行きは電車とあまり変わらない動き始めで、帰りは電車よりずいぶん早く終わりなので、休みをフル活用するなら、行きを飛行機、帰りを電車とした方が良い。
イメージとしては、初日朝鳥取に飛び、午後に但馬(あるいは朝但馬、午後鳥取)、夜に神戸〜名古屋辺りまで戻り、翌日一日かけて東京に戻るつもりでいた。二日目の帰り途中に福井か、名古屋、中部国際(中部)、静岡のいずれかに寄れれば御の字で、関西国際(関空)か中部に泊まれば、空港見学できる上に宿泊費も削減できて一石二鳥な行程にできそうだった。

ところが、細かいダイヤを考え始めたら、意外と行程を組むのが難しい。
山陰線が思ったほど便数がなく、まず、但馬→鳥取→関空か中部へ鈍行移動という訪問は無理だった(だいたい、鳥取→大阪に行くときに再び豊岡を通るので効率も悪い)。鳥取→大阪の移動を深夜バスにすれば行けないこともないが、空港に泊まれない、バス代がプラスでかかる、そもそも羽田→伊丹→但馬の航空運賃が羽田→鳥取より高い、現地に着く時刻が鳥取便より二時間遅い、空港に降りたあとに空港見学するので豊岡駅までの足がないなどデメリットだらけだ。
そのため、ほぼ自動的に鳥取→但馬→関空か中部へ、の移動となった。が、この場合も、但馬飛行場に行くのにタクシーを使用しなければ、豊岡を出られるのは、どう頑張っても夕方。格安旅行でタクるのもバカらしいので、それは無しにすると、初日中に中部への到達は不可能だった(名古屋市内までは行ける)。泊まりは関空で確定だ。

で、二日目の訪問先を検討したが、関空スタートなら、東京へ帰る途中で、大阪圏や東海道沿線の空港に寄ることができる。しかし、名古屋と神戸は昨年、大阪国際と静岡は今年春と、近年行ったところばかり。昨年FLIGHT OF DREAMSが開業している中部にここのところ行けていなかったが、第2ターミナル開業直前となんとも間が悪い。それでも、中部なら、関空を始発で出れば10時過ぎには着けるので、二、三時間楽しんだとしても、まっすぐ帰れば21時くらいには東京に帰り着く。
二日目は中部に寄ることにして計画をたてた。

アクセスの予約(航空+鉄道)
往路は羽田→鳥取の航空券確保が必要だ。近年はインバウンドと機材小型化の影響ですぐ予約が取れなくなるので、一か月前より前に予約を完了し、国際線用の安い運賃(1万円ほど)で確保した。
東京→鳥取は夜行高速バスという手もあるにはあるけど、値段は1万円超えで、鳥取到着時刻も飛行機とあまり差がない。空港見学という目的も相まって、飛行機がベスト選択だった。
18きっぷはこの前の週で使う余りを活用するので、新たな購入は無し。途中予約が必要な電車に乗る予定もないので、事前準備は完了となった。

現地移動の予約(鉄道)
現地の移動も基本JR線での移動。こちらも予約が必要なものはなかった。

※ただし、今回は旅行中に行程変更が生じて高速バスを使ったので、旅行の最中に別の事前予約を入れている。

宿泊の予約
宿泊は、空港見学+深夜帯の実態調査を兼ねた関空宿泊なのでホテルなどは取らなかった。

18きっぷと飛行機を組み合わせるのは久しぶり。天候だけは荒れないよう願いながら一か月待つことになった。
■ここまでの教訓!
ANAなら国際線運賃も検討しよう←購入条件には要注意ですが、、、
[鳥取]朝も早けりゃ夜も早い←最終便の乗り遅れに要注意
山陰線は少数便←上手く乗り継がないと長時間待ちになります

■今回の予定旅程
09/07 SAT
自宅04:30(京急線等)→05:30[東京国際空港]06:40(ANA293便)→07:55[鳥取空港]10:00(徒歩)→10:30鳥取大学前駅11:00(JR山陰本線)→11:08鳥取駅11:09(JR山陰本線)→11:52浜坂駅12:07(JR山陰本線 快速)→13:16豊岡駅13:30(レンタサイクル)→14:00[但馬飛行場]16:00(レンタサイクル)→16:30豊岡駅17:33(JR山陰本線)→18:06和田山駅18:25(JR播但線)→19:19寺前駅19:25(JR播但線)→20:09姫路駅20:16(JR山陽本線 新快速)→21:18大阪駅21:25(JR阪和線他 関空快速)→22:30[関西国際空港]
(関西国際空港 調査見学兼ねた空港内野宿)
09/08 SUN
[関西国際空港]05:54(JR阪和線他 関空快速)→07:02大阪駅07:15(JR東海道本線 新快速)→08:41米原駅08:46(JR東海道本線)→09:19大垣駅09:26(JR東海道本線 特別快速)→10:04金山駅10:19(名鉄常滑線 準急)→11:03[中部国際空港]14:17(名鉄常滑線 特急)→14:49金山駅15:05(JR東海道本線 快速)→15:57豊橋駅16:00(JR東海道本線)→16:36浜松駅16:38(JR東海道本線)→19:14熱海駅19:27(JR東海道本線)→20:41横浜駅20:50(JR京浜東北線等)→22:00自宅

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2019年09月02日

日本国を感じる空港見学(旅行後)

※2019年10月にアップした旅行記です。
旅行前1日目2日目/旅行後

■2019.08・09 新潟・庄内の旅行後

今回の空港見学旅では、新潟空港からの帰り道、バスのなかで迷った中国人に遭遇しました。
近年訪日外国人が急増していますが、その玄関口はほとんどが空港です。空港を取り上げる身としては、これは避けては通れない話題。
そこで今回は、訪日外国人が日本を旅する上での公共的な問題点について、軽く取り上げてみます。

■ちゃんと調べてきていた中国人
今回中国人に遭遇したのは、空港入口バス停から乗った、空港は一切関係ない路線バスの中でした。中国人は、大きなキャリーバッグを持っていて、何故かわざわざ空港から歩いてきて、このバスに乗っていました。

本文でも書いた通り、この人は、乗車票も取らずに乗車したあと、動き出したバスの運転手に何やら紙と一万円札を示して中国語で話しかけています。運転手は中国語が分からないので話は通じず、結局何も解決せずに、中国人は交渉を諦めました。
で、自席に戻ってきたあと、地元のジジババしかいない路線バスの車内で唯一の若造である自分に声をかけてきたのです。

運転手に示していた紙には、経路検索結果のようなものが印刷されていました。書かれていたのは、全て中国語。喋ってくるのも全て中国語。流石に中国語は分かりません。
しかし、中国人が指差して話してくるので、示された紙の指差された箇所を少し読み込んでみると、書かれた簡体字は、バス停を示しているようで、辛うじて「新潟日報○○○○○○○」のように読めます。調査のためにバス停に貼ってあった路線経路図をたまたま撮影していたので、記録画像を見てみると、途中に「新潟日報メディアシップ」なるバス停があり、他に近い名前のバス停はなかったので、恐らくそこで降りたいのだろうと推測できました。韓国語とかだったら完全アウトでしたが、簡体字とはいえ漢字なので、なんとなく理解ができました。

そう、この中国人は、運転手に、降りたいバス停までの行き方を尋ね、唯一持っている日本円の一万円札で料金支払いをしようとしていたわけです。

示された紙には、新潟日報メディアシップの次に最終目的地も書かれていたので、この中国人は、バス停を降りたあとも迷いそう。
信号停車中に、運転手に、たぶん当該バス停で降りたいことを伝えて 、一万円両替できないことを確認。さっきのバス停でこの中国人が乗車票を取り忘れていることを説明しました。その上で値段を聞いて降りる準備だけしておき、よく分からんこの中国人を連れて一緒に降りることにしました。

一万円札しか持ってないから、バス代を代わりに支払って一緒に下車(後で20元をいただきました)。そこで、最終目的地について、日本語か英語表記のものがないか、あるいはマップがないか片言英語で聞いてみたら、別に持っていた予約票に英語表記があり、ANAクラウンプラザホテル新潟に行きたかったことが分かりました。後で調べたら、中国語だと、ANAの文字すらなく、「皇冠假日酒店 新泻」なので、さっぱり分からなかったわけです(今となっては「新潟」だって分かるか怪しい、、、)。
私自身も地元民じゃないので、この周辺のことはさっぱり分かりません。Googleマップ検索したら、歩いて数分のところにホテルがあることが判明。一緒に歩いてホテルまで連れていったという顛末でした。

渋滞にはまるのが怖くて、かなり早めに新潟空港を出たので、乗る電車まではまだまだ余裕。バス車内で新潟日報メディアシップで降りてから駅まで歩いて10分ほどであることを確認できていたので、たまたま対応ができました。

■案内表示に外国語を表示する重要性
たったこれだけの事例ですが、今回の事例では、インバウンドが急増するなかでの問題点と助かった点がいくつも隠れていました。ざっと上げてみると、以下のようなことでしょうか。

・案内言語の問題
(1)運転手の語学力というか案内力
(2)案内の言語表記
・情報入手の問題
(3)交通検索結果
(4)WiFi接続環境
・支払決済の問題
(5)両替対応
(6)運賃の決済方法


まず、大きく立ちふさがるのは、やはり言語の壁です。これは、日本の母国語がローカル言語の日本語ですから、なかなか解決が難しいところがあります。例えば(1)については流石に運転手に中国語もしゃべれるようになれとは言えないでしょう。そういうことは、C-3POがやれば良いわけです。(最近ではポケトークみたいなのもありますね。)
それでも、バスの運転手なんだから、どこのバス停を通るかは把握しており、類推はできるはず。そのくらいの想像力と対応力はつけてほしいものです。

ただ、これらの解決策が、係員の能力や翻訳機頼みというのも考えもの。運転手が話せないなら、表示でフォローできるよう、表示を工夫することでの改善は図ってほしいところです。
その際、(2)でどこまで対応すれば良いのかという問題に直面してきます。

今回利用した新潟空港の場合、往路で利用したリムジンバスでは日英中韓露の五か国語での案内がなされていました
しかし、復路で利用したバスは、普段は訪日外国人が乗ることなどほぼない片田舎の路線バスですから、日本語でしか案内がありませんでした。こうなると、訪日外国人は自分では見て確認できず、人に聞くしか方法が無くなってしまいます。
で、話を聞きにいったけど、中国語しか分からんから、運転手と会話もできなかった、というわけです。

この言語問題については、自分は海外の国で、外国人として体験したことがあります。

一例目は、昨年冬季オリンピック観戦で韓国に行った際。
ソウルの街中は韓国語だけの案内ばかりで、非常に困りました。韓国人は英語を喋れるので、普通に街中にも英語があふれていると思い込んでいました。ところが、街中にはよう分からんロト7みたいな文字しかないから、何が書いてあるのか全く把握できないんです。何の表示か想像するのは、本当にロト7のような賭けみたいなものでした。
恐らく今回の中国人も同じ感覚なのでしょう。この人が行きたかった目的地はことごとく漢字ではなく、カタカナでしたから、、、。

二例目は、数年前にスイスに行ったときのこと。
この国は四か国語が公用語になっていて、公共交通機関の案内は、四か国語とさらに英語での案内がなされていました。
公用語の各言語を自分は全く知らないですが、英語ならかじっているので、見るだけでも判断でき、時には英語のできる係員に片言英語で問い合わせをしながら、迷うことなく比較的快適に旅行ができました。
(スイスは日本語で案内を流す鉄道もあります)

今回たまたま関わったのは中国人でした。中国人は漢字が分かると言っても、簡体字や日本語と全く異なる発音を使うので、日本語とは全く別の言語のユーザーと言っても差し支えない人たちです。そんな中で、なぜか中国人は中国語しか使わない人が多いです。恐らく中国語が世界で通じるグローバルな言語だと思っているんでしょうが、、、。せめて世界的に使われている英語表現が分かれば、多少の意志疎通ができますが、中国人の場合、片言英語や英単語すらも通じないことが多いので、毎回意志疎通に苦労します。今回も、例に漏れず、中国語しか分かっていない人でした。

日本語もグローバルな言語ではなく、外国人から見たら意味わからん象形文字でしょう
バス停にある路線図は日本語だけ、バス内の案内も日本語だけ、バス停を降りても周辺案内すらない。自分が逆の立場だったらさっぱり分からんとなります。韓国で自分が体験した韓国語に対する感覚とほぼ同じというわけです。

こうやって考えると、日本語以外で何かグローバルな言語での案内を出すことは結構重要で、そこで参考になるのがスイスというわけです。

案内を出すなら、何語か。
世界全言語を網羅するなど不可能ですし、表示できる領域は限られるので、言語を絞る必要があります。バスの案内なんてスペース的には日本語+一言語くらいでしょう。
日本の場合、隣国で訪日客が多い中国語や韓国語での表示が最近増えていますが、これらの言語はあくまでローカルな言語。新潟空港で出ていたロシア語も、東京国際空港等では使われておらず、どちらかというとローカル言語でしょう。世界には、フランス語やスペイン語等を使う人も多いですが、新興国等で新規導入して使われることが多いのは英語(シンガポールが一例)。英語だって万能ではありませんが、欧州でも、米国でも、オセアニアでも使われている英語が一番話ができやすいのではないでしょうか。
(こういう時のためにエスペラントがあるんだと思うんですが、英語ほどは普及していませんね。)

日本の場合、大正時代の街の映像を見たって、英語は普通に店の看板とかで使われていました。現代の街中でも店名を横文字にする所は多いですし、そもそもグローバル思考のジャパニーズはカタカナ用語で和製英語を使いたがります。ペンとかパイナポーとかも分かります。となれば、公共交通機関が英語を使うのには、違和感を持つ日本人は少ないはず。
最近は中韓を表示させるのが流行っていますが、公共交通機関には、そこまでしなくても、せめて日英で案内を出せるようにはしてもらいたいものです。日本人のほとんどは、少なくとも中学校で基礎的な英語を習っているはずですから、片言英語(単語羅列くらいでも)は喋れるはず。運転手だって簡単なバスの案内くらい出来ますし、聞く客も英語が母国語でなくても理解できる確率が、中韓を出すよりは大きいのではないでしょうか。

最近の良い事例として、JR東海の、英語での生の案内放送が挙げられるでしょうか。
これに対して聞き苦しいとか、(下手で)恥ずかしいといった否定的な意見もあるんだとか。
しかし、渡航してきた身からしたら、下手でも片言でも、グローバル言語で案内がある効果は図りしれません。人間バカではないですし、そもそも個人旅行で海外旅行をするほどならある程度の知能のある人たちなのだから、下手な英語でも、読み取ったあるいは聞き取ったことを踏み台に、こういうことを言いたいのかな?と類推できます。踏み台が全く無いのとわずかでもあるのとでは、雲泥の差です。

201908m.jpg
新潟空港リムジンバスで出ていたロシア語の案内。所要時間25分などの案内です。ロシア人はひと安心ではないでしょうか。


■簡単に情報入手できるのもまた問題
次に見えた問題点は情報の入手という点です。

最近はネットの発達で、事前に、現地の調査を、それぞれの母国語で簡単に、そして、かなり詳細にできるようになっています
今回の中国人も、路線検索のようなもので、空港からホテルまでの経路を検索していました。ところが、この検索がかなり細かいところまで網羅しすぎていたために、「空港から空港入口バス停まで歩き」「バスで新潟日報メディアシップまで乗り」「その後歩いてホテルへ向かえ」と出てきていました。
そのため、この中国人は、地元のジジババしか乗らないような、日本一色の路線バスに日本到着後すぐ乗ることになってしまったわけです。

カーナビに沿って行ったら、離合もできないようなスゲー小道を誘導されることが時々ありますが、それと同じです。
そこで、うまくフォローできる能力(小道の例で言えば車をうまく切り回せるかなど)が皆に備わっていれば問題ないですが、現実にはそう簡単にはいきません。今回の中国人も、地図は持っておらず(情報統制が厳しい国なので日常的に地図を見る機会が少なく、地図を見ようという発想にならないのかな?)、検索結果も母国語の中国語のみでしか情報を持っていませんでした。結果として、じっくり調べてきたのにワケわからんという非常に残念なことになってしまっていました。

そもそも検索ができなければ、この人は、中国語が通じる空港案内所で行き方を尋ねたかもしれません。
検索が粗ければ、地元の路線バスなどはヒットせず、空港からリムジンバスに乗れ、となります。そうなれば、他に同じ飛行機に乗ってきた中国人もいたでしょうし、案内も中国語が出てくるのでまだマシ。とりあえずリムジンバスで駅前まで行ってから、そこでとりあえず案内所に聞くべという感じになったかもしれません。
非常に細かい所まで検索ができてしまうから起こってしまった事例と言えます。
(3)の交通検索結果の出し方は、意外と気を付けないといけない要素であることに気付けます。

じゃあ、そんな風にきちんと調べてきた人が、現地で言葉が通じずに困ったとき、どうするか。

そこで威力を発揮するのは、それはもう、検索ですよ、検索。人に聞けないときは、自分で調べるしかありません
しかし、日本ではそれも難しいです。なぜなら、(4)WiFi接続環境があまり良くないから。

今回、この中国人を誘導するために、私自身もスマフォを使ってホテルの位置やバス停の状況を確認しました(新潟のことはほとんど知りませんから、、、)。このとき使ったのはモバイルデータネットワークです。しかし、訪日外国人は、その情報網は使えません。WiFiに繋げるかどうかが重要になるわけです。

この中国人も、ネットに繋がる環境があれば、自分で調べることができたのかもしれません。

ただ、そんな環境はすぐに整備はできないでしょう。
それなら、(2)を充実させて、貼り紙などの情報を強化する方が簡単です。
と言うより、WiFiで調べるような内容は、事前や事後調査用のもので、現地にいるなら、現地の案内で動くのが普通でしょう。ネットで調べなければ分からないような案内しか出ていないのなら、それは明らかに現地の案内不足ということになります。
そう、現地の案内こそ、充実させなければならないということなのかもしれません。

バスに乗る時に不安になることと言えば、自分の乗るバスはどれか、自分の降りるバス停がどこか、そもそもどうやって乗ればいいのかなどがあります。
このうちバスの乗り方は、分かりにくいかもしれませんが、最悪キョロキョロ回りの人の動きを見ていれば分かります。前乗りか後乗りか、降りる合図は紐を引くのかボタンを押すのか運転手に声かけるのか、乗るときに何か取るものがあるのか無いのか、周りを見れば分かることが多いからです。
しかし、降りるバス停の名前や位置は、情報がなければ、全く分かりません。この中国人も、空港入口のバス停で路線図が読めていれば、乗ってからいくつ目のバス停で降りるのかが分かり、人に聞かなくても降りるバス停に気付けたのかもしれません。路線図ではなく、地図形式の掲示があれば、周りの道の形状から降りる場所が分かったかもしれません。
でも、中国語しか分からないこの中国人には、そんな補助となる情報は一切ありませんでした。

実は私自身、海外ではなく、日本の中で、似たような事態に陥ったことがあります。
宮古島に行ったときの旅行記(→http://johokotu.seesaa.net/article/131740856.html)に書いていますが、降りるバス停の案内が車内で出てこず、どこでどう降りてよいのか分からなくなってしまったのです。
その時は、手元に地図があったため、現地の道路配置を注意深く見て、それらを比較しながら乗ったことで、事なきを得ました。

海外に行くとき、日本人の多くは、地球の歩き方を持っていきますよね。それはまさに、不足している情報を補って、(3)の情報強化を図っているということになります。

最低限の情報を、それほど細かくなくていいから、分かりやすいものを入手できること。それが訪日外国人が旅行しやすい土壌になるのかもしれません。

201908n.jpg
空港入口バス停に出ていた路線図。日本語が分かっていてもなかなか理解ができません。次に来るバスはどこへ行く?駅はどこ?港はどこ?そもそも進行方向はどっちでしょう?


■意外と気付けない決済問題
そして最後に分かった問題点は、決済方法です。これは意外と、現金主義の日本人には分かりにくいことかもしれません。

今回の中国人は、一万円札でバス代を支払おうとしていました。しかし、バスでは千円札しか使えませんでした。中国人なのでクレジットカードは持っていないでしょうが、日本のバスは世界基準のクレジットカードでの支払いもできません。交通系ICカードが発達していますが、来日してすぐ、日本のガラパゴス交通系ICカードなんか入手していないでしょう。
結果として、金はあるのに支払えないというアホみたいな不思議な状況に陥っていました

海外だと、電車やバスの切符を買うのにクレジットカードは当たり前。現金を廃止した国もあるくらいです。でも、日本の公共交通機関は、切符を買うのになぜかクレジットカードが使えず、現金しか使えないところがほとんどです。
羽田に着いた後の京急線の自動券売機が良い例ですが、この券売機、京急カードなら使えるので、システムは十分対応可能なんです。それでも頑なに京急カード以外のクレカは使えません。

で、現金の出番なわけですが、日本に紙幣はたった四種類しかないのに、高額紙幣が使えないという、何とも情けない状況になっています。
そもそも、一万円札が使えないのは、訪日客に限らず、日本人だって不便極まりない話で、バスに乗る前に小銭を作るため、キオスクなどで要りもしないジュース等を買った経験のある人も多いのではないでしょうか。

そして、今回の中国人が一万円札しか持っていなかったのは、両替所での両替が一万円札しかできないからでしょう。
世界有数の金融業界がある日本ですら、外貨両替は高額紙幣しかできないことが多いです。例えば、米国に行くときに、現地で偽札と疑われやすくて嫌われる100ドル札(10000円と似た価値の紙幣)ばかりで両替され、チップを作るために、到着してすぐ安いものを買って小銭に崩さざるを得ないなんてことはよくあります。バーガー一個食うのに万札(100ドル札)で払うなんてアホみたいでしょう。でも、実際にはそうせざるを得ない人は多いと思います。
同じように来日客の多くが高額紙幣しか手元にないわけです。空港に到着してすぐバスに乗る時に、千円札とか小銭なんて持ってないです。

でもそんなのカンケイネーと、日本の公共交通機関は、システムは対応可能なのに、利用できるようにしていません。
意味分からん何とかペイとかを拡大するくらいなら、クレジットカードをひとつ整備すれば、訪日客の多くが決済で困ることも少なくなります(中国人はそうはいかないですが、、、)。

日本の場合はタクシーですらクレカが使えないのもたくさんあるのだから、訪日外国人にとっては、交通機関の利用が不安そのもの。
デヴィッド・ボウイやミック・ジャガーじゃないですが、カードが使えないなら「じゃっ、いいですぅー」と、言いたいところですが、公共交通機関に、代替手段はあまりないので、使わざるを得ません。支払決済のシステム導入が求められるところです(公的ポイントが付くようになりますしね、、、)。


普段日本にいると、なかなか気付けないところも多いですが、訪日外国人の視点に立てば、空港からバスに乗るだけでも、いろいろ問題があることが分かります。
そして、それを解決すると、日本人のユーザーにもメリットがあることも分かります。

少し旅行後のこのページがいつもより長くなってしまいました。今回の旅は、日本国山を探すなど日本国を感じながらの旅でしたが、そんな中で迷った外人がいたことで、本当にうすーくですが、ここが変だよ日本人的なことも垣間見れ、何だかとても日本国を意識した、非常に興味深いものになりました。
空港ではこれからも多くの訪日外国人を受け入れるはず。少しでも訪れた人が容易に旅ができるようになることを願いつつ、今回の旅を〆たいと思います。

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2019年09月01日

日本国を感じる空港見学(2日目)

※2019年10月にアップした旅行記です。

■2019.09.01 (鶴岡)→庄内→(米沢)→(自宅)

■日本国の境目を堪能
二日目は、明るくなる前から移動をスタートした。
空港に行くだけなら、仮眠した道の駅みかわから10分くらいなので、六時くらいに動き出せば良い。しかし、せっかく来た庄内だから少しでも観光したい。そこで、空港が開いていない早朝の時間を利用して観光名所の鼠ヶ関へ行くことにしたのだ。

道の駅みかわから鼠ヶ関までは無料高速を含めて40キロほどなので、小一時間かかる。明るくなるのが五時頃だから、四時前に道の駅みかわを出発し、まずは道の駅あつみへ。その後、鼠ヶ関を観光した。

早朝だから、街中は車も人もほとんどいない。誰もいない旧国境(県境)キハ47系が停泊していた駅などをじっくり見学。かつてヤマトがあった時代の日本国の境目をひとり静かに体感した。

その後、最大の観光地である鼠ヶ関灯台へ移動した。こちらは、打って変わって人だらけ。海岸沿いに釣り人がうじゃうじゃいた。
灯台遊歩道を一回りしたあと、一か八かで、もうひとつの大きな観光地、念珠の松庭園に行った。事前に調べた感じだと営業時間は9時-17時だったが、受付があるわけではないので、扉が開いていれば中に入れる。覗いてみたら、まだ朝五時台なのに、すでに開園していた。
スタッフが朝も早よから清掃をしていたために開いていたようで、とてもラッキーなことに、人がいない静かな空間に入り込めた。

こうして鼠ヶ関の観光名所をだいたい満喫し、かつての日本国の境目を充分すぎるほど堪能できた。
ただ、見学に結構時間がかかってしまい、予定より遅れて六時少し前に関を出た。

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鼠ヶ関灯台に向かう途中にある神社の大鳥居。初夏の地震で破損してしまったようで落下物はそのままくぐり抜け禁止になっていた。ブール―シートをかぶせた家も目立ったが、観光地は普通に営業中だった。



■庄内はジョギングしながら見たい
鼠ヶ関から空港まではこれまた小一時間。結局七時前に到着となった。ちょうど7時10分発の第一便が出発するタイミングだったので、まずはターミナル反対側の公園から駐機の様子、続いてエプロン脇の公園区画から離陸を撮影した。

飛行機を見送ったあとは、ターミナル地区に移り、第二便目との間を縫うつもりで館内調査を始めた。
が、第一便が行ったばかりなのに、アクセスバスが早くも到着している状況で、館内にはすでに第二便のお客さんがチラホラ。結局、外回りを先に調査し、チェックインロビー等の調査は、搭乗締切ギリギリにロビーに人がいなくなるのを待ってからすることになってしまった。

飛行機が動き出す前にターミナル内の調査はなんとか終了したので、その後は再びターミナル反対側の公園へ。少し走ってアタフタしたものの、第二便の離陸を撮影した。
これにて調査は終了。特に調べ忘れもないので、ターミナルには戻らずに、そのまま、鶴岡駅へと戻った。

ガソリンを入れて車を返却したら、ちょうど九時。残念ながらタッチの差で酒田方面の9時発の電車には間に合わなかった。予定通り10時発の村上行きから米坂線経由で米沢へ向かうことが確定した。

201908i.jpg
広々とした庄内空港の緩衝緑地。朝からジョギングする人もかなりいた。走りながら、キャンプしながら飛行機を眺めたい、オモロい空港だ。


■接続最悪で米沢へ
10時発の村上行きは、ボックスがほぼ1〜2人のグループで占領された程度の人しか乗っていなかった。鶴岡出発時にロングシートには二人いただけで、車内はかなり空いていた。
昨日来るときに夕陽で染まる海岸を眺めたが、今日は明るい日差しの中での移動。青い海と高い崖のコントラストをじっくり堪能できた。

一時間半の乗車で着いた村上での接続は最悪で、一時間近く待たされる
チョロっと観光でもすんべかと、駅前の観光案内所に入っていたら、バックパックを背負った人がかなりの数、雪崩れ込んでいた。
ほぼ18きっぷユーザーなのだろう。長い待ち時間に皆辟易しているようだった。
村上の街の中心部は、駅から少し離れたところにあるので、時間のない観光は全然できない。食事をしに街中に出るのも時間が危ういので、観光案内所の係員も案内に困っている様子だった。
東京方面へ乗り継いでいく場合、ちょうど良い昼飯時間だが、駅前も石田屋という小料理屋がある程度。案内所でも、一時間無いならここだと案内していて、多くの人が吸い込まれていた。

結局、駅前を少し散策しただけでその後は待合室にこもってから、列車を乗り継いだが、次の乗り継ぎ地坂町まではたった12分。ここでまた約一時間の待ち時間となった。
連続的な二時間待ちならまだ遊びようがあるのに、なんとも中途半端な待ち時間の連続だ

坂町は村上以上に田舎だった。と言うより駅前は商店街ではなくほぼ住宅街だった。駅前通りを散策しても、開いてるのかも分からない飲食店と床屋ばかりしかない。もちろん、観光地ではない(街中にSL展示はあるらしく、このあと坂町を発車した列車からも微妙に見えた)。なので、観光客には楽しむ場所がほとんどなかった。
結局、国道沿いのイオンで飲み物を確保した以外にやることはなく、再びダラダラ過ごしたまま、米坂線へ乗車となった。

米坂線は一両なので、座席が半分埋まる程度の乗車があった。軽装の利用者も多く、近場の駅で降りる人ばかりなのかと思っていたが、ほとんどの人は米沢までの長区間利用。途中駅からは客が増える一方で、最後は立ち客も目立った。山岳路線だが便数が少ないから利用者を集められているようだった。
乗客のなかには、村上で乗り継ぎをしていたのを見かけた客も何人かおり、明らかに18きっぷユーザーと思われた。

201908j.jpg
一時間近い待ち時間があった村上駅。街の中心部から離れており、結局駅でダラダラ過ごすことになった。


米沢には定刻で着いた。
ここでは二時間待ちの乗り継ぎになるので、待ち時間を利用して、駅から東方にあるヘリポートに寄ることにしていた。
改札を出て左に進んだ駅レンタカーでレンタサイクルを扱っているので、早速借りて、すぐに向かうことにした。

米沢ヘリポートは、駅の反対側にある。道はほぼ平坦で、わずか20分弱走った場所に設置されていた。
施設は開いてはいたものの、ヘリの発着も駐機もなく、正直何もない。このため、見学はすぐに終わってしまったので、ほぼとんぼ返りで駅前へと戻った。


■最後の最後にまた遅れ
そのまま一時間ほどは特段やることがなく、駅前の店舗で牛肉どまんなかを確保したのと、駅ナカの土産店をじっくり見て過ごしただけだった。村上と坂町の乗り継ぎ時間を含めて四時間あれば街中にも出られそうだが、二時間では無理だった。

こうして、またまたダラダラ待って乗った米沢発の電車は二両編成で、座席は半分ほど埋まる程度の混雑度だった。
途中、峠駅で力餅を販売していて、ダッシュで買いに行った人も見られたが、値段も書いてないし、すぐに財布からお金を出せるか自信がなかったので購入は断念した。

※峠の力餅は、10個で1000円の餅であるようだ。仮に購入したとしても、10個も入っているので、車内で食いきろうとすると喉に詰まりそうで極めて危険だ。
駅停車中に千円札を握りしめて買いにいけば良いわけだが、売り子のどこにもその記載がない。そもそも、短い停車時間で買えるのかどうかもよく分からない。一人で売っていて、乗る場所を間違えると、売りに来もしないので、なかなか購入は勇気がいる。実際を見てみると、車掌も販売している事は心得ているようで、混んでいなければギリギリまで待ってくれるようだった。公式サイトには、進行方向一番後ろで売り始めるようにしているとの記載があるので、確実に買いたいなら後ろに乗るのがオススメ。ちなみに、商品の値段は公式サイトには書かれていないように見える。


福島までは一時間弱しか乗らずにあっという間に着いた。ここは20分ほどの接続だ。
余裕のある乗り継ぎはこれが最後になるので、トイレにだけ寄り道。その後にホームへ行くと、既に列車が入線していた。出発までまだ10分以上あるが、座席確保のためにもさっさと車内に入り込んだ。

出発時刻が近づくとどんどん人が多くなり、出発した時には、つり革が半分ぐらいは埋まっていた。
利用者は郡山に向かって斬減したが、郡山でドッと乗ってきて再び混雑。新白河までは常に立ち客がいる混雑度だった。

新白河乗り継ぎは、2017年10月に新たに始まったものだ。黒磯駅付近の直流交流切り替え位置を変更したことに伴うもので、新白河-黒磯間は区間運転に変わっていた。
同一ホームでの乗り換えと聞いていたのだが、乗車した列車の乗り継ぎは、階段を使っての乗り継ぎだった。
乗り継いだ黒磯行きは30分ほどしか乗らない短距離便。東北線では珍しいE531系紺色帯の車両だった。走って乗り換えた人もたくさんいたものの、5両編成に延びたので着席は余裕だった。

黒磯は、いつも通り階段上り下りの乗り継ぎ。ここでは4両に短縮されたものの、座席は3分の2程度が埋まった位で、こちらも余裕の着席となった。

ここまで来ると、外も真っ暗だし、淡々と進む感じだった。

上野へ向かう最後の乗り継ぎである宇都宮は、二分接続だった。今回の旅で最も短い乗り継ぎ時間で、毎回不安になる箇所だが、ホーム上での乗り継ぎに改善されていて、問題なく予定の電車に乗り込めた。
もう関東平野だ。ここまで来ればひと安心。何かアクシデントがあっても、まだ、このあとに便がある。さらに、今日はゲリラ豪雨もないみたいだ。あとは上野での乗り継ぎだけだから、遅れの心配もない。ゆっくりと眠りに入った。

ところが油断したせいか、小山でなぜか予定外の長時間停車が始まってしまった。何度も放送が入るので目覚めてしまった。
放送によると、貨物列車の通過待ちなのだが、今日に限り二本通過待ちするという。理由は一切放送されない。ホームの発車時刻を見てみたら、当たり前のように遅れているようだ。さっさと帰りたい深夜に貨物に抜かれること自体で不満タラタラなのに、遅れてまで余計な通過待ちとは一体何なのか。理由も分からないまま遅延することほどイラつくことはない。
その後、回復しようとする努力も見られず、上野に着くまで遅れは解消されないままで、4分遅延で到着となった

こうなると問題なのは京浜東北線への乗り継ぎだった。元々五分接続で磯子行きがあったため、それに乗り継ぐ予定にしていたのだが、乗り継ぎ時間が一分しかない。鶯谷で追い抜いたのが見えたので、走って乗り継ぎ、何とかギリギリ飛び乗れた。
七分後に大船行きがあるので待たなかったんだろうけど、乗り継ぎ客を待つような配慮は一切なかった。
自分の場合は、あとは京浜東北線に乗るだけなので事なきを得たが、意味不明遅延で、この先のさらなる乗り継ぎで終電に間に合わない人もいたのではないだろうか。

それにしても、日本国の鉄道って、こんな意味不明遅延多かったかなあ、、、。
結局、毎回のように遭遇する天候による遅延を完全に回避できたのに、朝っぱらと夜遅くに意味不明な遅れが生じるという、不思議な体験をして、日本国を感じた旅が終了した。

201908k.jpg
最後に訪れた米沢ヘリポート。米沢駅から東へ約3.5キロの山沿いにある。



■今日の教訓!
鼠ヶ関 普通に観光は可能です←地震の爪痕は残るも朝から釣り客もうじゃうじゃ
[庄内]意外とお客さんが多いです←1便目が飛ぶ時刻には2便目のお客さんがいます
[庄内]公園を楽しみながら眺めよう←キャンプ場からも眺められます
羽越本線 村上での時間つぶしを考えよう←一時間乗り継ぎです
深夜の電車は遅延に注意←乗り継ぎできなくなります

■実際の旅程
09/01 SUN
道の駅庄内みかわ04:00(レンタカー 40q)→04:45道の駅あつみ
道の駅あつみ05:00(レンタカー 5q)→05:10鼠 ヶ 関
鼠 ヶ 関06:00(レンタカー 45q)→07:00[庄内空港]
[庄内空港]08:30(レンタカー 15q)→09:00鶴 岡 駅
鶴 岡 駅10:00(JR東日本 羽越本線)→11:35村 上 駅
村 上 駅12:26(JR東日本 羽越本線)→12:38坂 町 駅
坂 町 駅13:33(JR東日本 米 坂 線)→15:35米 沢 駅
米 沢 駅15:45(レンタサイクル 4q)→16:15[米沢ヘリポート]
[米沢ヘリポート]16:30(レンタサイクル 4q)→17:00米 沢 駅
米 沢 駅17:44(JR東日本 奥羽本線)→18:30福 島 駅
福 島 駅18:50(JR東日本 東北本線)→20:23新 白 河駅
新 白 河駅20:28(JR東日本 東北本線)→20:51黒 磯 駅
黒 磯 駅20:56(JR東日本 東北本線)→21:48宇 都 宮駅
宇 都 宮駅21:50(JR東日本 東北本線)→23:38上 野 駅
上 野 駅23:43(JR東日本 京浜東北線等)→01:00自   宅

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2019年08月31日

日本国を感じる空港見学(1日目)

※2019年10月にアップした旅行記です。

■2019.08.31 (自宅)→新潟→(鶴岡)

■朝っぱらから遅延と混雑
今回は久しぶりの上越線北上だ。
前回は10年前の利用だが、ムーンライトえちごを活用して朝8時には鶴岡に着いていた。しかし、今回は夜行がなく、どんなに頑張っても鶴岡着は15時台。一日目に庄内空港を見るのは諦め、まずは新潟空港へ直行する。

自宅を4時前に出発。京浜東北線の始発に乗り、上野へ向かった。
5時8分に着いた上野は、毎度のことながら数分での接続だった。宇都宮線と常磐線は5時10分発に対し、高崎線は5時13分発で少し余裕があるものの、多くの人が走って乗り換えていた。
高崎線は短い10両編成で、赤羽で満席になり、立ち客がいるほど混雑していた。

201908a.jpg
朝イチの上野駅。北へ向かう列車が5時10分から一気に出発する。


順調に行きたいところだったが、朝っぱらから、北本駅で非常停止釦が押されて安全点検で長時間停車。高崎には10分ほど遅れて到着となった。元々乗り継ぎ時間の短い両毛線や信越本線への乗り継ぎは全く間に合っておらず、電車を待たせて接続となっていた。このおかげで、水上行きは、普段なら階段を上り下りしての乗り継ぎらしいのだが、この日だけは同一ホームでの乗り継ぎに変更となり、少しラッキーな事態になった。
乗り継いだ電車には定刻より早く車内に入り込めたが、少し遅れての発車となった。せっかく間に合ったのに大丈夫かいなと思ったのも束の間、新前橋駅で、接続する両毛線の遅れ待ちで、再び遅延が拡大。朝イチからイレギュラーのオンパレードで、不安な船出となってしまった。

結局、遅延運行も数分の遅れで済んだため、水上からはなんとか定刻に復帰できた。
水上-越後湯沢間は電車の便数が少ないので、接続しなかったらどうしようとハラハラしっぱなしだったが、なんとか持ちこたえた感じだった。

高崎→水上と水上→長岡はともに4両編成。田舎を走る列車としては長い方ではあるものの、全区間通じて座席はほぼ埋まった状態だった。
高崎→水上間は、沼田で通勤・通学者がゾロリ、水上→長岡間は、土合で登山者が少し多めに降りた位で、群馬県内はあまり増減がなく、新潟県内に入ってから長岡に向かって徐々に利用者は増えていく一方だった。さすが青春18きっぷ期間だけあって、高崎から長岡まで全線乗り通す、明らかな18きっぷユーザーが多数見られた。

長岡で乗り換えたのは快速だった。しかし、各停から快速に乗り換えたのに、3両しかない。このために混んでいて、立ち客もつり革の半分ぐらいは埋まっていた。新潟に遊びに出る若者も目立ち、利用にちょうどよい便のようだった。
混雑はほとんど解消しないまま進み、新潟には定刻通り11時半に着けた。

長岡からの快速は、2015年に開設された列車だ。
この快速からは新潟で白新線に短時間乗り継ぎが可能で、一気に羽越本線を下る(地図的には上るだけど、、、)ことができる。快速設定前は、新潟到着が数十分遅かったため、それだけで乗り継ぎが一本遅れとなり、その後の接続は一時間以上あとの便になっていた。このため、当時は、その日中に行けるのは大館までだったが、この新潟での接続が変化したことで青森まで到達できるようになった。言ってみれば、東京の18きっぷユーザーにとって画期的な列車なのだ。
東京側から見ると、新潟まで行かずに、新津から羽越本線に入った方が秋田方面へ抜けるには短絡している。しかし、新潟地区は、新潟との間の列車が重視され、新津や新発田の接続が良くない。多くの人が新潟が目的地だから、新潟での乗り継ぎもあまり深くは考えられていなかったということだろう。
ただ、新潟で快速から乗り継ぐ羽越本線は、村上で一時間ほど接続時間がある。ここは改善されなかった。
村上でそれだけ時間があるなら、そもそも新潟経由で快速など設定しなくても、列車に乗っている所要時間的には間に合うはず。特急優先で各停なんて間縫っての運行なので、どうしてもこういう接続が最悪の駅ができてしまうのは残念なところだった。

※東北本線や東海道本線は、特急がほぼないので、普通電車同士の接続はうまく考えられている。しかし、羽越本線のように特急が走る路線はそうはいかず、各停同士の接続が悪い。そんな場所は全国的にたくさんある。九州で言えば宇佐、北陸の福井・敦賀、山形新幹線最優先になっている奥羽本線の新庄・山形・米沢などが典型例だ。これらの駅では接続が良くなるだけで、利便性が大幅に向上するが、なかなかうまくはいかない。今回の新潟での接続変化のようなことが起こることを願うばかりだ。

201908b.jpg
長岡で乗り換えたのは快速。奥のホームに停まる電車から階段を上り下りしての乗り換えだった。


■間違えやすい新潟駅
新潟駅からは約20分後のリムジンバスで新潟空港へ向かうことにしていた。
事前にネットで調べた限りでは、リムジンバスは南口発、路線バスは北側の万代口発であることは分かっていた。しかし、ホームから階段を下りたら、コンコースの案内に東口と西口の記載しかない
頭の中には北と南しか無い状態だったので、ワケわからんと大混乱してしまった。どういうこっちゃいなと、駅構内図をパッと見たら、どうも改札口が東西にあり、東側にある改札口を東口、西側にある改札口を西口と称しているようだ。北側の出口を万代口と称している時点で、東西南北での案内はもうアウトなのに、それを無視して、出口案内では一切出てこない東、西を新たに出してくるから、客からするともうカオスだった。せめて東改札、西改札みたいにするやろと少し半ギレ気味に案内図を軽く見たら、どっちの改札側に進んでも南北を結ぶ通路に出られるようだ。図の下側にバスロータリーが描かれていたので、深く考えずにそちらに向かって歩いた。ちなみに、細かいことを言うと、自分が進んだのは、図の左側にあった東口側。東口側は、南北通路が改札口内にあり、改札口は南側と北側(ホーム経由)に分かれていた。東側は改札口が南北に分かれているので、厳密には東口と称するのは詐欺で、南口東改札口などと称すべきところだ。

バスまでの時間も限られているので、せっせと歩いて改札口、さらに出口を出た。
少し急ぎつつ、ロータリー左奥のバス乗り場へ行き、総合案内板で空港行きの乗り場を探した。ところが、乗り場番号を探してもなかなか空港行きが見当たらない(どころか路線バスの行先も書いていない意味不明の総合案内板だった)。キョロキョロしてやっと見つけた立て看板には、「階段上って反対口へ」と不思議な案内が出ていた。

?????

振り返ってよくよく見てみたら、自分が出た改札口は万代口だった
自分が改札内で見た案内図は、南を向いて見ていたので、上が南、下が北になっていたのだ。
いきなり東口、西口の表示が出てきて、南北方向に行くのはどっちでも変わんないと思った瞬間に、東西の存在が頭から消滅。同時に南北の違いも意識しなくなってしまっていた。さらに、手元のスマホで調べた新潟空港アクセスバスの乗り場案内とそっくりな南北出口・ロータリーが書き込まれた図で、バス停位置も駅舎を出て左側と同じだったので、案内図の下が南口だと思い込んでしまった。

バスの出発まではほとんど時間がないので、少し小走りで南北自由通路を通って反対側の南口ロータリーへ。なんとか予定通りのバスに乗ることができた。

※リムジンバスの乗り場はビックカメラの前にあるので、目印にすると良い。新潟は東西南北似たような駅構造なので、こういった施設を目指して行くと迷いにくい(ただし、CoCoLoというJRの駅ビル商店は、北にも南にも東にも西にもあるので目印にならない)。

201908c.jpg
見間違えた看板。地図の向きは正しいんだけど、南も北も同じような形で、バス停位置は両方とも改札を出て左側なので、完全に下が南と思い込んでしまった。よく見れば、はっきり南口広場、万代広場と書いてあるんだけど、、、。



■間違えやすい新潟空港
リムジンバスは、南口を出た後、すぐに北側へと向かう不思議な経路をとる。そもそも万代口の方が空港に近いのに、わざわざ南口発着にしている。これは、万代口側の道路混雑が激しいためで、定時運行のために数年前にこちらへ移されたものだった。

バスは50人弱の定員のバスで、20人ほどの混雑だった。渋滞はなくほぼ時間通りの運行だったが、高速道路を通るわけでもなく、信号ばかりで交通量の多い道を通るので、朝晩を中心に渋滞にはまりそう。少し早めに乗った方が良さそうなバスだった。所要時間は公称25分だから、チェックイン締切時刻の小一時間前には駅を出るバスには乗っておきたいところだろう。

※新潟空港から南に4キロほどのところに新幹線の車庫があり、そこから空港まで新幹線(白新線分岐も可能)を延伸するという野心的な計画がある。少し遠回りになるが、阿賀野川沿いを、首都高C2みたいに北上すれば家屋はほとんどない。しかし、相手は、公で動く国鉄ではなく民間企業のJR。しかも、新千歳空港のような相乗効果を重視するのではなく、飛行機は新幹線の敵だなどという頭の固い貧弱な発想しかない現状では、期待は薄い。空港の需要も、新千歳みたいに多くはなく、仙台みたいに途中に集客施設を造れる場所もあまりないから、採算は合わないのだろう。
10キロ無いから鉄道だと10分切るのは確実で、バスだと渋滞なしでも25分かかるのと比較すれば、効果は絶大。空港バスが通るのが田舎道なら、まだ安心感があるが、渋滞がとにかく不安な実態を見ると、整備して欲しいところだが、そう簡単にはいかないようだ。
距離だけみると、新潟駅からでも約7キロほどなので、新潟港を経由しつつ海沿いを通った方が利用者は格段に多そうだが、それはそれで、新幹線延伸は線形が難しそうだ。



新潟空港は、建物自体に大きな変化はなく、細かいところが変化した程度だった。
前回はカウンタを構えていた新日本航空(NJA)が撤退。一方で、Peach Aviation(APJ)がカウンタを新設していた。しかし、APJは、正規のカウンタ区画であるNJA跡地ではなく、ランド側中央寄りに邪魔臭く小さなカウンタを設けていた。お金のない弱小航空会社ですらカウンタ区画を守っているのに、である。こういうところは、流石はLCC。他の航空会社より目立たせる一方で、客動線で邪魔かとか全体の施設配置の考え方(=客が見たときの施設全体の分かりやすさ)とかは一切考えないという、自分の都合が最優先の自分勝手なところを見せられた感じがした。

調査は一時間ほどで終了し、少し歩いて空港入口バス停へ。昨年大きく変わった発着バスの状況を調べて完了した。
ターミナルに戻るのも面倒くさいので、そのまま10分ほど待って、空港発着ではない普通の路線バスで新潟駅へ向かった

空港入口バス停からは、何故か大きなキャリーバッグを持った中国人が一人乗車していた。乗車したあと、動き出したバスの運転手に何やら紙と一万円札を示して中国語で話しかけている。運転手は中国人の話している内容が何も分からない様子。
どうも、途中の新潟日報メディアシップで降りてANAクラウンプラザホテル新潟へ向かいたいらしい。運転中だから危ないし、迷っていたので、途中下車してホテルまで連れていった。
何も分からずに、路線検索の結果だけをもとに路線バスに乗ってしまったようで、新潟空港のアクセスバスは、色々と間違いやすいようだ。

そんなこんなで、途中のホテルから歩いたものの、時間に余裕はあり、乗る電車が発車する30分以上前に新潟駅に到着できた。

201908d.jpg
新潟駅は新幹線と在来線のホームが隣接して、乗り換えが容易になっている。新潟空港のアクセスへの乗り方もこのくらい簡単ならなあ、、、。



■日本国にいたことを実感
夕食用の駅弁を購入したあと、定刻の電車に乗って鶴岡へ向かった。

鶴岡までは、村上で一回乗り換えるだけ。しかもわずか4分というベストな乗り継ぎで、北上を続けた。
村上以降は利用者も激減し、車内の利用者も一両あたり10人ほどしかいなくなってしまった。

村上から乗車したら、車内を撮影する人がいる上、どうも沿線にカメラ小僧が多い。調べてみたら、きらきらうえつの定期便運行終了が九月末に迫っていて、さらに自分が乗っているキハ47系の退役が間近らしかった。村上-鶴岡間は風光明媚な区間で、元々撮影スポットが多いらしいのだが、いつもに増して、撮影者が多かったようだ。
ちょうど夕陽が落ちていく時間帯。車窓は最高で、笹川流れを始めとした特徴的な海岸線と夕陽がきれいに映えて見えていた。

201908e.jpg
風光明媚な区間として有名な羽越本線の村上-鶴岡間。ちょうど夕陽が落ちるベストタイムだった。


鼠ヶ関を過ぎた辺りで日没となった。
鼠ヶ関から少し山側に入ったところに日本国山という山がある。ちょうど新潟(越後)と山形(庄内)の県境にある、555メートルと積極的に行き(GO)たくなる標高の山だ。
珍しい名前の由来はいくつかあるようなのだが、新潟と山形の県境は、古くは、ヤマトと蝦夷の境目であり、そのためにこんな名前が付いたとも言われている。
鼠ヶ関も駅近くの、街のど真ん中に県境がある。つまり、鼠ヶ関から北はヤマトの国にとっては未開の地だったわけで、ちょうど日没になったことで、少し不思議な体験をしたように感じてしまった。空港からのバスで出会った迷い外人よろしく、なんとなく、知らない土地に向かう不安感が暗闇が迫ることで増大する気がした。

201908f.jpg
翌日行った際に鼠ヶ関を街並みを写した様子。鼠ヶ関周辺では、初夏の地震の影響で屋根にブルーシートをかけている家が結構見られた。


鶴岡に着いたときには、空の遠くだけがトワイライトになっている程度でほぼ真っ暗な状態だった。

今日はここで車を借り、近くにあるどこかの日帰り温泉でひとっ風呂浴びたあと、道の駅でひと晩明かすつもりでいた。
早朝に鼠ヶ関を訪問したかったので、そのすぐそばにある道の駅あつみが第一候補だった。しかし、鼠ヶ関周辺は初夏に大きな地震があったばかりの地域で、海沿いにあるこの道の駅は津波が怖い。それより鶴岡側に道の駅はなく、反対側に遠ざかった所にある道の駅みかわが次に鼠ヶ関に近い道の駅のようだ。仕方がないので、少し鼠ヶ関から離れるが、とりあえずそこで一晩明かすことにした。

で、道の駅に向かう前に、まずは温泉探しだ。
周辺には有名な温泉地として湯野浜温泉やあつみ温泉があるので、日帰り湯があればと思ったものの、事前調査ではヒットしていなかった。現場に来れば何か分かるべと、とりあえず鶴岡までやって来たが、何だか人が少ない。駅前の建物に観光案内所があったものの、時刻が遅くすでに閉店後。パンフは置かれていたが、温泉が有名な土地ではないので、近場の温泉案内みたいなものもなく、分からずじまいとなってしまった。
仕方がないので、ネット検索したら、これから向かおうとしている道の駅みかわに、22時までやっている銭湯があることが分かったので、そこに行くことを決定した。

駅からは五分ほど歩いて、オリックスレンタカーへ。車を借りたら、すぐに道の駅みかわへ出発した。
まだ夜八時なのに走っている車は多くなく、スイスイ10分ほどで到着。座りっぱで疲れた体を温泉で癒したら、その後は駐車場の車内で駅弁を食べ、翌朝の早起きに備えて22時には就寝した。

201908g.jpg
鶴岡駅に着いたときはちょうどトワイライトタイムの最後の時間帯。暮れゆく感じが引退マジかの電車に映えていた。



■今日の教訓!
上越線 始発から混雑に注意←18きっぷシーズンは意外と混みます
新潟駅 東西南北気を付けよう←地図上似たような場所ばかりで迷います
[新潟]アクセスバスに要注意←路線バスを活用するときはよく調べよう
羽越本線 日没時の村上-鶴岡間は眺め最高←夕陽がきれいです

■実際の旅程
08/31 SAT
自   宅04:00(JR東日本 京浜東北線等)→05:09上 野 駅
上 野 駅05:13(JR東日本 高 崎 線)→06:55高 崎 駅(到着遅れ)
高 崎 駅07:12(JR東日本 上 越 線)→08:17水 上 駅(到着遅れ)
水 上 駅08:28(JR東日本 上 越 線)→10:18長 岡 駅
長 岡 駅10:29(JR東日本 信越本線 快速)→11:29新 潟 駅
新 潟 駅11:50(新潟交通 リムジン)→12:15[新潟空港]
[新潟空港]13:45(徒  歩)→14:00空港入口
空港入口 14:03(新潟交通 路線バス)→14:30新潟日報メディアシップ
新潟日報メディアシップ14:30(徒  歩)→14:45新 潟 駅
新 潟 駅15:43(JR東日本 白新線・羽越本線)→17:06村 上 駅
村 上 駅17:10(JR東日本 羽越本線)→18:47鶴 岡 駅
鶴 岡 駅19:30(レンタカー 6q)→19:45道の駅庄内みかわ
(道の駅庄内みかわ 車中泊)

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2019年08月30日

日本国を感じる空港見学(旅行前)

※2019年10月にアップした旅行記です。
旅行前/1日目2日目旅行後

■2019.08・09 新潟・庄内の旅行前

■JRで格安移動できる季節がやって来た
今夏、七月と八月は予定が目白押しだったので、学生が減る九月に空港訪問を計画。夏だから有効期間の長い青春18きっぷを活用することにし、土日二回を活用して空港訪問することにした。

JR路線のある本土4島のうち、長く行けていないところから絞ったら、帯広、札幌、函館、庄内、福島、福井、但馬、鳥取、徳島が候補になった。このうち、前回訪問時以降、帯広、鳥取、徳島が増築、函館が内装の大規模変更を行っており、庄内は国内線就航会社が増えた。これらの空港は訪問先としては魅力的だ。
このうち、東京から二日以内に18きっぷのみで空港訪問できるのは庄内、福島、福井、但馬の四空港位。福島のみが日帰り可能圏で、庄内、福井、但馬は二日必要だ(鳥取も二日で行き来は出来るが、空港見学するのは時刻的に難しい)。
残りの空港は二日間かかる上、函館、鳥取、徳島は最低片道、帯広、札幌は往復ともに飛行機移動が必須となる。
複数空港を一緒に訪問できるのは、帯広と札幌、鳥取と但馬で可能だろうか。片道飛行機の各空港は、鉄道の片道で途中別の空港に立ち寄ることも可能だ。

色々悩んだ挙げ句、最初の週は、ジェットスター・ジャパン(JJP)就航で少しだけ改修した庄内に行くことにした。
庄内までは、東京からだと意外と距離があり、単純な18きっぷ使用なら、片道最短でも10時間ほどかかる。今は、夜行列車がなく24時間通しでの移動が出来ないから、普通に行こうとすると、二日間は必要となってしまう。
そこで、片道JJPにして日帰りできないか探ってみたものの、運航時間帯が夕方と中途半端なためにJJPを活用しての日帰りは不可能だった。ANAなら朝晩の便があるので、それなら片道飛行機でもギリギリ日帰り可能だが、値段が高く、空港訪問時間がほぼない。羽田発朝一便に乗っても、空港をすぐに出るバスに乗らないと東京に帰れないのだ。

結局二日かかるなら、往復とも電車の方が断然値段が安くなるので、飛行機は利用しないことにした。往路は東京を朝イチで出て、一日目の夕方と二日目の午前を見学に充当。復路は現地を昼頃出て東京深夜着となる行程を考え始めた。

■行きは上越線、帰りは東北本線
18きっぷ利用の場合、東京から庄内への移動は、上越線経由東北本線経由になる。ムーンライトがあれば活用したいところだが、東北本線は元から無いし、上越線も数年前に運行がなくなってしまった。土日休みだと、土曜の朝出て日曜の深夜に帰ってくるしか方法がない。

標準的な乗り継ぎ時間だと、上越線経由は10時間、東北本線経由は11時間ほどだ。
普通に考えると所要時間の短い上越線経由で行きたいが、上越線経由は運行便数が多くない。特に復路は、谷川岳が立ちはだかり、越後湯沢-水上間で遅い時刻に電車の運行がなかった

このため、自動的に、行きは上越線経由、帰りは東北本線経由となった。

往路は朝イチ便からの接続が良く、庄内に15時台に着ける。
一方の復路は、庄内を出たあと、新庄経由で乗り継ぐ経路なら、11時前に出れば終電に間に合うようだ。

乗り方は決まったものの、単純往復+庄内のみ訪問だと、少し余裕がある。そこで、往復の途中で別の空港に寄ることにした。
初日に庄内へ直行するなら、二日目の帰りに山形、仙台、福島のいずれかに寄れそう。一方、庄内を二日目朝訪問とするなら、初日に新潟に寄れそうだ。
東京からの単純往復は東北本線沿線の方がしやすく、新潟は前回訪問から時間が経っているので、今回は、初日に新潟に寄り、庄内訪問は二日目朝にすることにした。

■帰りは米沢で時間割く
初日(往路)は、朝イチ便を乗り継いで新潟へ。新潟にはちょうど正午前に着くので、そこから新潟空港に立ち寄り。新潟を15時半に出られれば、19時には鶴岡にたどり着くので、その行程にした。
どうせ一日目に庄内に行けないなら、もっと新潟にいても良かったが、後述のレンタカーの関係上、この列車になった。

二日目(往路)は、朝イチで庄内空港を見学。その後、鶴岡駅まで戻り、あとはひたすら鉄道乗り継ぎ旅だ。
鶴岡10時51分発に乗れば、新庄・小牛田経由か新庄・米沢経由で23時38分には上野に戻れる。

鶴岡から新庄に出て、新庄から福島の間で東北本線へ至るルートは、大きく三つのルートがある。
(1)奥羽本線に乗らない陸羽東線経由(小牛田から東北本線)
(2)羽前千歳まで奥羽本線に乗る仙山線経由(仙台から東北本線)
(3)福島まで奥羽本線オンリー(福島から東北本線)

の三つの行き方だ。
距離はどのルートでも大きく変わらないが、(2)はダイヤの関係上、鶴岡10時51分発の乗り継ぎではその日中に東京へ戻れない。

(3)奥羽本線オンリー(新庄・米沢経由)で新庄から乗る電車は一昨年に秋田に行ったとき(→http://johokotu.seesaa.net/article/453900667.html)にも利用している。山形で一時間待ちがあり、後から追ってくる村山始発の区間電車を活用して山形空港に寄ることも可能だ。しかし、山形には、まさに一昨年に行ったばかりで無理して行かなくても良いので、迷ってしまった。

もっと早い時刻に庄内を出られれば、仙台や福島に寄れるのでは?と、これらの経由で、もう一便早くすることも検討した。が、陸羽西線の便数が少なすぎ、一便早くすると、鶴岡発が9時と二時間も前倒しになってしまう。この場合、庄内空港見学が終わるかも分からない上、レンタカー屋が開いていない可能性もある。結局、仙台や福島に寄ることは断念した。

で、(3)ルートで山形空港立ち寄りに傾きかけていたのだが、よくよく調べてみたら、50分ほど早い10時発で、新潟方面行きがある。それで村上、坂町と乗り継ぐと、米沢に15時半過ぎに着けることが分かった。この場合、米沢で二時間待ちで、前述の鶴岡10時51分発から(3)新庄・米沢経由で乗り継ぐのと同じ電車に乗ることができるのだ。
米沢には、まだ訪問したことがない公共用ヘリポートがあるので、二時間の待ち時間を使ってその見学を行うことにした。近年行ったばかりの山形空港にバタバタ小一時間で寄るより、意味があると判断した。

坂町・米沢経由の決定ルートは、村上と坂町でそれぞれ一時間ほどの待ち時間がある。加えて米沢で二時間待ちだから、もしも接続がうまくいっていれば、四時間早く帰りつけるはずのルートだ。
坂町から米沢間は山岳部なので、大雨などの影響を受けやすいが、ここが不通になれば、あとから出る10時51分発で新庄経由で帰れるし、米沢から先は、緊急事態には新幹線振り替えも可能なので、この経路に確定した。

※ちなみに、鶴岡10時発の電車は、そのまま上越線方面へ乗り継げば、21時台には上野に戻ることができる。上越線方面はこれが東京へその日中に戻れる最終電車になる。越後湯沢-水上間の電車が少ないからこんなに早い終電になる。東北本線のように少なくとも一時間に一便でも走っていれば、庄内地方に13時頃までいられる総乗車時間なのだが、、、。なんとも残念だった。

アクセスの予約(鉄道)
すべて鈍行利用。指定席等もとる必要がなかったため、予約は不要だった。
事前準備は青春18きっぷの用意のみだった。

現地移動の予約(バス、レンタカー)
新潟駅から新潟空港まではリムジンバス、路線バスを利用。予約は不要だった。

庄内空港は、車で行くか、鶴岡か酒田からアクセスバスで行くしかない。
しかし、鶴岡で朝10時の電車に乗るために使えるバスは空港発8時過ぎの便しかない。見学に時間がかかると乗り遅れのリスクもあるので、庄内での移動は、自由に回れるレンタカー利用とした。
レンタカーは、借りる代金がかさむものの、日の出とともに動き始められるし、車中泊にすれば、ホテル代を浮かせる。レンタカーなら空港周囲の公園も回りやすい。

鶴岡には数件の格安レンタカーがあるため、できればそれらを利用したかったが、初日の貸し出しが営業時間に間に合わないので断念した。実際には19時以降も開いている店は大手のオリックスとトヨタしかなく、選択肢はほぼなかった。一方で、電車のダイヤからすると、もっと遅い時刻に貸出しとすることも可能なのだが、レンタカー屋が最長の店舗でも20時までの営業だったため、新潟滞在は4時間限定(空港滞在は実質二時間程度)となった。
結局鶴岡での貸し出し・返却で最安値が出たオリックスレンタカーでの利用となった。

宿泊の予約
今回は夜通し車を借りて、車中泊とした。

今回訪問する空港は、頑張る割には、という感じだが、新潟と庄内の二空港と米沢ヘリポートのみの訪問となった。
■ここまでの教訓!
庄内へはLCCは使いづらい←1日1往復では使えません
庄内への行き方は乗り継ぎダイヤで決定←全部で大きく5ルートあり

■今回の予定旅程
08/31 SAT
自宅04:00(JR京浜東北線等)→05:09上野駅05:13(JR高崎線)→06:55高崎駅07:12(JR上越線)→08:17水上駅08:28(JR上越線)→10:18長岡駅10:29(JR信越本線 快速)→11:29新潟駅11:50(新潟交通)→12:15[新潟空港]14:10(新潟交通)→14:44新潟駅15:43(JR白新線・羽越本線)→17:06村上駅17:10(JR羽越本線)→18:47鶴岡駅19:00(レンタカー 6q)→19:10道の駅庄内みかわ
(道の駅庄内みかわ 車中泊)
09/01 SUN
道の駅庄内みかわ06:00(レンタカー 10q)→06:15[庄内空港]09:00(レンタカー 15q)→09:30鶴岡駅10:00(JR羽越本線)→11:35村上駅12:26(JR羽越本線)→12:38坂町駅13:33(JR米坂線)→15:35米沢駅15:45(レンタサイクル)→16:15[米沢ヘリポート]17:00(レンタサイクル)→17:30米沢駅17:44(JR奥羽本線)→18:30福島駅18:50(JR東北本線)→20:23新白河駅20:28(JR東北本線)→20:51黒磯駅20:56(JR東北本線)→21:48宇都宮駅21:50(JR東北本線)→23:38上野駅23:43(JR京浜東北線等)→01:00自宅

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2019年05月27日

アルプス越えて陸から北へ(旅行後)

※2019年6月にアップした2019年5月の旅行記です。

■2019.05 富山・小松・能登・松本の旅行後

今回の旅で訪れた4空港+1離着陸場には、どこも、周辺緩衝地帯やターミナルに人が集まる様々な地元民向け施設がありました。

旅の終わりは、そんな、空港にある地元民向け施設を探ってみます。

■スポーツ施設が多かった信州・北陸
まずは、今回訪問した空港にあった地元民向け施設を挙げてみます。

・富山:富山県空港スポーツ緑地(総合体育センター、陸上競技場、テニスコートなど)
・能登:空港自体が道の駅。ターミナルは行政施設を併設。
・小松:スカイパークこまつ翼(サッカー・ラグビー場、ソフトボール場、グラウンドゴルフ場・パークゴルフ場)
・松本:長野県松本平広域公園信州スカイパーク(やまびこドーム、プール、陸上競技場、馬術競技場、マレットゴルフコースなど)
・飛騨エアパーク:(厳密には空港と若干離れていますが)みはらし広場と丹生川運動公園(グラウンド、テニスコート)

能登以外はスポーツ施設を設けています。特に、富山、松本は周辺に広く整備。小松や飛騨(隣接地)も、広くはないですが、グラウンド数面を配置していました。能登はスポーツ施設はありませんが、ターミナル館内に行政施設を設置していました。そして、いずれの空港も周辺公園などに展望台がありました。

富山と小松は地元民向けの運動施設ですが、設備がかなり充実。松本に至ってはJリーグも開催される陸上競技場を設置するなど、各空港ともかなりの本格派でした。
※能登も、地元民向けではありませんが、ターミナル横にある日本航空学園内に同校用のグラウンドなどがあります。

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富山空港は富山県空港スポーツ緑地が隣接しています。写真は空港の展望デッキから北を見たところ。奥に見える建物は空港ではなく、総合体育センターです。

■全国的にスポーツ施設が多い
全国的に、空港周辺の緩衝地帯には、公園を設けることが非常に多いです。しかし、その多くは、芝生広場や展望台、飛行機展示といった、いわゆる都市公園仕様。富山、小松、松本のように本格的なスポーツ施設や行政施設を設けているのは、それほど多くありません。
ざっくりあげると、以下の空港で緩衝地帯に地元民向けの施設を設けています。

<緩衝地帯に地元民向けスポーツ施設がある空港>
・札幌(丘珠):コミュニティードームつどーむ(全天候型グラウンド、テニスコート、パークゴルフ場など)
・三沢:三沢市民運動公園(野球場)
・大館能代:大館能代空港周辺ふれあい緑地(テニスコート、スポーツ広場、クロスカントリースキーコースなど)
・秋田:県立中央公園(あきたスカイドーム、陸上競技場、投てき場、野球場、アーチェリー場、マウンテンバイクコースなど)
・庄内:庄内空港緩衝緑地(オートキャンプ場、アーチェリー場、テニスコート、グラウンドゴルフ場、ゲートボール場など)
・調布:東京スタジアム、武蔵野の森総合スポーツプラザ、大沢グラウンド、調布基地跡地運動公園
・名古屋:豊山グラウンド、豊山スカイプール
・岡山:日応寺自然の森スポーツ広場(野球場、パターゴルフ場、テニスコートなど)
・広島:中央森林公園(サイクリングロード、グラウンドゴルフ場、テニスコートなと)
・高松:さぬき空港公園(グラススキー場など)
・大分県央:大野総合運動公園(グラウンド、野球場、テニスコート、ゲートボール場など)
・喜界:喜界ガーデンゴルフ

<ターミナル地区などに地元民向け行政施設を設けている空港>
・大館能代:道の駅
・花巻:花巻市交流会館(市のカルチャールームなど)
・但馬:パスポートセンター
・徳島:運転免許センター
鳥取:数年前まで国際交流センターあり

以前の旅行記でこれらの施設は一部取り上げたことがあります。
http://johokotu.seesaa.net/article/269616447.html

こうやって見ると、全空港の一割程度に地元民向け施設、特にスポーツ施設が整備されていることが分かります。
秋田は施設数がかなり多く、市民が運動しに行くならここ、といった感じです。調布も跡地を再開発しているため範囲が広く、スポーツ施設だけでなく大学や病院も整備。本格的な競技場の数々は、東京オリンピック・パラリンピック2020でもフル活用される予定になっています。
今回訪問した松本も、秋田や調布と並び施設数が多い空港です。富山も数は多い方です。

それぞれの施設を見てみると、市中ではなかなかお目にかかれないアーチェリー場を設けている空港が複数あるほか、競技大会ができる公認施設もあり、大館能代のクロスカントリースキーコースや広島のサイクリングロードなど珍しい施設もあります。
名古屋の豊山グラウンドは普通の野球グラウンドですが、毎年イチロー杯が行われることでも有名です。

これらの施設はあくまでも市民向けなので、空港利用者が使うことはあまり想定されていません。しかし、富山の総合体育センターでは、卓球場などが気軽に利用でき(30分ごとの利用料設定)、空港内でも待ち時間での利用がPRされていました(令和元年5月現在、航空利用者・空港内店舗利用者がビリヤード・光線銃・卓球のいずれかを30分半額で利用できるサービスもありました)。

以前の旅行記(→http://johokotu.seesaa.net/article/462424498.html)でも書きましたが、ここ数年、空港内に子どもの遊び場がたくさん登場しています。さらに、昨年末には、東京国際空港の第1ターミナルにコトを提供する施設としてTHE HANEDA HOUSEがオープンするなど、いま、体を動かす施設が空港のトレンドです。飛行機の待ち時間にちょっと時間潰しに運動すると、施設を活用できたら嬉しいところです。
そういえば、松本については、空港偏愛漫画の前略 雲の上よりでも、待ち時間?に、国宝級?の信州スカイパークを二周歩いて筋肉痛になっていましたね(笑)

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今回訪問した松本では、飛行機の向こうに陸上競技場が見えます。

■行政施設は能登が最先端
行政施設併設では、能登の右に出る空港はありません。道の駅であることに加え、石川県のいくつかの出先機関がターミナル内に入っています。ひとつの建物に空港、道路、役所の三つの機能が備わっています。イベントを開催しなくても、空港に飛行機利用者、道の駅に観光客、行政施設に地元民、さらにそこに勤務する人々と多くの人が普段から集まります。
これらの取り組みにより、第32回国際交通安全学会賞(業績部門)を受賞しています。

地方の空港では、飛行機が飛んでいない時間帯は閑古鳥が鳴いている空港が多く、入居している売店や飲食店は苦戦を強いられています。今回訪問した空港も、富山では売店が長い昼休みをとり、松本は最終便が飛び去った17時前には早くも全店店仕舞いをしていました。
しかし、人が集まるなら、こういった店も維持しやすくなり、航空発着時間帯以外に来た人も利用しやすくなります。

空港周辺の運動施設に運動に来て帰りに空港の飲食店に寄る、行政施設に手続きに来てついでに売店で買い物して帰る、といった具合。こういった施設を入れることで、空港がもっと賑わう原動力になりそうです。

全国の空港を回ると、こういう施設を設けられそうな空港は結構たくさんあります。
そもそも空港が県立であることも多いので、空港と行政施設の相性は抜群によく見えます。でも、なかなかこういったコンセプトの整備が広がっていません。
個人的にはとても不思議ですが、サービスでもお手本にされることの多い東京国際(羽田)や成田国際には市民向け行政施設はありませんから、むしろそういう施設がない方が世の中的には常識なのかもしれません(厳密に言うと、羽田は空港内にある羽田空港警察署で免許更新が出来たりします)。
行政主導だと、市民の福利厚生の側面が強くなりますから、どうしてもスポーツ施設や文教施設に偏りがちです。しかし、民間主導にして商業施設の誘致するのもひとつの方法ではあります(乗り遅れ防止のため渋滞対策の同時実施は絶対条件ですが)。名古屋ではそれを実践し、旧国際線ターミナルにショッピングモールが開業しています。

201905l.jpg
能登空港は道の駅併設。到着出口前には道の駅の認定証も掲げられています。

■施設集約で人を集めるのは商業施設と同じ
さまざまな施設を集約させて、人を集めるのは結構ポイントになるやり方です。
最近の街中施設はこういった集合型が非常に多いです。集合型にできず、各店が点でバラバラな商店街は衰退。一方で、集合型となったショッピングモールが発展しています。
昔から駅に図書館があったり、デパートやスーパーがあったりするのはよく見られますが、最近では、ショッピングモールの中に行政施設が入っているところも多くなりました。客からすれば全て1か所で済むのですから、集まるのが当然と言えば当然。これらの施設は人が集まる場所なので、バスの発着点になり、便利になったアクセスでさらに人が集まるという、好循環になっています。
成田国際空港に直行バスが走るイオンモール成田は、開業前は周囲が田畑と山林しかない地区でしたが、このショッピングモールが出たことで、アクセス交通が発達。さらに、集まった人を目当てに、隣接地にも商業施設が立ち、人が集まる地域に変貌しています。

そんな目で見ていくと、空港はちょうど良い集客施設でもあることに気付けます。空港という施設だけでも飛行機が人を運んできて、バスの発着点にもなります。これは、集客施設が航空関連か商業関連かの違いだけで、中身はショッピングモールとそっくり。スポーツ施設や行政施設を集約することで人を集め、アクセスがさらに便利になれば、もっと人を集められるというわけです。

また、地方ではバスの終点は、学校だったり、病院であったりします。これは、普段から利用する人が、自家用車が利用できない学生やジジババだから。自動車免許返納がブームになっている今、その需要は益々高まります。
飛行機の騒音があるので、適切かどうかは分かりませんが、こういった施設を隣接させるのもひとつの手でしょう。そうすることで、バスの発着点にもなり、ますます便利になります。
学校隣接は能登が実践していました。そして、実際に見た朝のバス利用から考えてみると、学校を隣接させた効果があったことが分かります。
こうやってアクセスが便利になれば、就航便数の増加も見込めます。

南紀白浜が空港をバス結接点にしようと試みていますが、アクセスを便利にするだけでは片手落ちで、空港に何らかの施設を加えることがポイントになりそうです。

空港は街の中心部から外れていることが多いです。車で行かざるを得ないような辺鄙なところにある空港にスポーツ施設を造っても人が集まるかよ、という意見もほとんどだと思います。
しかし、例えば、横浜だって開港したときはただの寒村でした。同じように、港である空港だって、大化けして、そもそも行政施設だけでなく、人が生活する地域に変わる可能性は秘めているということです。
江戸時代は街道沿いに街が出来、大正の頃になると鉄道駅を中心とした街になり、さらに平成には道路網を元に商業施設が集積して街が動いていく。家畜が驚くからと鉄道を拒んだら街が衰退したとか、駅前商店街は郊外のショッピングモールに客を奪われて気がついたら駅利用者がいないとか、そんな所は日本各地にあります。逆に、拠点を獲得し、大きく発展する所もあります。

今回訪問した能登を始め、岡山や熊本など、全国の空港近くには工業団地があります。これも空港があるからこそ。ここに勤める人が周囲に住み、その人たちを便利にするために商業施設がやって来て、さらに福利厚生も必要になるといった具合です。

空港にスポーツ施設や行政施設があるのは、そんな第一歩なのかもしれません。
話が少し飛躍しすぎているかもしれませんが、そんな見方で空港を見ていくと、ワクワクしてくるのではないでしょうか。

今回訪問した空港に本格的なスポーツ施設がたくさんあったことから、少しだけ施設の充実について考えてみました。
そんなこんなで、いつもの通り、軽〜い空想的な話題もしながら、旅のまとめを軽〜く〆させていただきます。

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2019年05月26日

アルプス越えて陸から北へ(2日目)

※2019年6月にアップした2019年5月の旅行記です。

■2019.05.26 (穴水)→能登→飛騨→松本→(塩尻)→(自宅)
■日の出前から里山越えてNTQへ
別所岳パーキングエリアで一晩を過ごし、目が覚めたら、外が明るくなりかけていた。

今日は、どんなに遅くとも18時頃までに塩尻に戻る必要がある。制限時間があるなかで、移動距離が約280キロととにかく長い。八時半の能登空港のターミナル開館までに、外回りの確認は出来るだけ済ませ、最早で空港を出る計画だった。

時刻はまだ四時過ぎだが、明るくなれば外回りの撮影は可能なので、道の駅でもある能登空港へすぐに向かった。
空港到着後、まずは西側の展望台へ。そのあとは、ターミナル側へ移動。駐車場やターミナル外観などを見学、バスを確認した。

能登空港は、道の駅併設の施設だが、ターミナルには開館時間が設定され、朝は八時半まで入れない。
このため、ターミナルから空港駐車場を挟んだ反対側に、第二駐車場とトイレ棟が整備されていて、ターミナルの閉館時間帯はそちらを利用するようになっていた。第一駐車場とされている空港駐車場も24時間解放だが、他の車が多いし、トイレから遠いので、仮眠目的で使うなら第二だ。
今日は、他に三台の車が車中泊をしていた。

外回りの調査は、チンタラしたものの一時間ほどで済んでしまったので、第二駐車場に入り二度寝。始発バスの撮影で七時過ぎに一度起きたものの、そのまま八時半の開館までさらに三度寝。道の駅の大きな機能のひとつである車中仮眠も堪能した。

※朝のバスは、飛行機が着いているわけでもなく、ターミナル自体も空いていない(=待ち合いスペースすらない)時間帯に、少し道を逸れてやってくる。このため、バスをわざわざ空港経由にする意味があるのか最初は分からなかった。
しかし、様子を見てみたら、開館までにやって来た四便ともに2〜3人の乗車があった。いずれも空港に隣接する日本航空学園の学生とみられる若者だった。
今日は休日の朝。休みの日を利用して金沢などへ出掛ける需要なのだろう。
周囲にはほとんど民家はなく、専ら学生利用なのだろうが、需要が生まれていることが分かる良い実例だ。隣の場所の学生でなくても、駐車場が24時間開放でタダだから、少し離れた住民もパークアンドライド乗り場としても使えそうだった。


八時半にターミナルが開館すると同時に館内へ。売店は開館と同時に開いていた。
朝イチの飛行機までもまだまだ時間があるので、客のいない館内をさっさと見て回れると思っていた。しかし、いざ館内にいると、二、三組客が出入りしていた。道の駅だけあって、ドライバーのちょっと見学が多かったようだった。売店では空港ソフトクリームなども販売されており、空港にいながら道の駅らしい体験が充分できる施設になっていた。

九時に開店と同時に飲食店を撮影。ゆっくり食事をしたかったが、泣く泣く断念し、売店で朝食(パン位しかなかったけど)を購入。車中食として、能登空港をあとにした。

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能登空港に着いたのは、ちょうど日の出直前。すぐに向かった展望台からは、真ん丸太陽と空港を一緒に撮ることが出来た。

■不安なまま飛騨越えへ突入
ここからは、一気に飛騨エアパークまで南下する。
本当は少しでも費用を削減しようと下道で行きたいところだが、それでは時間が不安。そこで、できるだけ上道として、七尾まではのと里山海道、七尾から能越道、さらに高岡から東海北陸道を進んだ。ありがたいことに、のと里山海道に加えて高岡インターチェンジ(IC)までの能越道も無料区間。高岡までは懐を痛めることなく高速移動ができた。
整備されていない七尾の街中で下道に下りた際に渋滞にはまったものの、高速区間は安定的に70キロ走行が出来た。高岡までは片側一車線交互通行だったので、渋滞をつくるトロトロ車がいるかと思ったが、石川・富山はそんな車は見られなかった。

※高岡から小矢部砺波ジャンクション(JCT)までは、富山県が管理する区間になっている。この区間だけ100キロ高速・片側二車線で、さらに快適に飛ばすことができた。
同じNEXCO管理の道のように見えるが、実際には別々管理。このため、東海北陸道へ進む場合、小矢部砺波JCT手前の料金所では、通行券を受けとるだけでなく、富山県への支払いも必要になり、二つの手続きが必要なので要注意だ。


この先で危ない事態に遭遇した。

今回、前日に北陸道を通った際に五箇山-白川郷間通行止の表示が出ていたため、今日も通行止でないか少し不安なまま来ていた。
なぜそうなったのかと言えば、数日前からGoogleマップで、飛騨清見IC付近に通行止表示が出現。ルート検索をかけた際も、通行規制迂回みたいな表示が出ていたからだ。
しかし、ルート検索結果を詳しく分析はしていなかった。このため、前日の北陸道から、SAPAでSAPAガイドを手に入れ、詳細ルートを確認したかったのだが、どこのSAPAでもSAPAガイド配布しておらず、さらに渋滞情報板もなく、確認のしようがなかった。初めて通る道でもあり、通行止区間の具体的な場所がよく分かっていなかった。

問題なのは、東海北陸道がもしも通れないなら、ここからは、少し離れた国道に迂回する必要がある点だった。小矢部砺波を過ぎてしまうと、下道離脱したあとの高山への道はかなりのクネクネ山道になる。それであれば、小矢部砺波から富山側へ逃げ、まだ道幅が広いであろう富山-高山間のメイン国道を進みたい。
しかし、ここまで道路上の情報板でも、通行止に関する情報は何も出ておらず、本当に通行止めでないのか不安で仕方なくなっていたのだ。

そこで、これらの通行止が解消したのかの確認も兼ねて、城端SAへ寄った。
このSAは、パーキングオアシス併設だったが、SA自体の施設はとても簡素だった。トイレとコンビニ、小さな飲食店があるだけでとてもSAとは思えない。しかも、上下線が同じ施設を利用するため、とても混雑していた。そして案内所もなければ、情報板も見当たらないという致命傷を抱えていた。
これでは、通行止区間がどこなのか、渋滞があるのかないのか、通行止が解除されているのかどうかも、さっぱり分からない。なにより、ここまでのSAPAで、どこにもSAPAガイドを配っている所がなく、正確なICやJCT位置も把握できていなかった。

こうなると、道路上の情報板を信じて、何もないものとして先へ進むしかない。
結局、時間が足りなくなるかもしれないので、先を急いだ。

東海北陸道は、小矢部砺波から南下する。高山は富山から南下する谷筋にあり、実は、東海北陸道のルートは高山より二つ西側の谷筋を通っている。このため、東海北陸道の小矢部砺波から高山へ向かうには、白川郷からひと山分だけ東に向かった飛騨清見から、さらに中部縦貫道に分岐し、東にもうひと山越えなければならない
しかし、富山平野の南の谷はひとつだと思い込み、鉄道が富山から南下して高山に直結しているので、東海北陸道も高山に直結しているものと思い込んでいた。SAPAガイドもなく、SAに情報ステーションも見当たらなかったことで、別の高速に分岐しなければならないことは全然知らなかった。

そんな中で、白川郷を過ぎ、飛騨清見ICの直前で、高山には分岐しなければならないことを知ったような状況だった。白川郷から東へ向かった先にあるこのICが高山ICでないために、やや頭の中で混乱しながら東海北陸道を離脱。さらに、中部縦貫道とやらに入る分岐のはずなのに、JCTではなくICで料金所があることが頭の混乱に拍車をかけた。
こうなるともう訳がわからない。
とりあえず標識に沿って向かうべと、中部縦貫道高山方面が右だと記載のある図上の標識に沿って、料金所ブースから右に車線変更した瞬間、なぜか目の前の中部縦貫道への分岐路が行き止まりで入り込めなかった。当然急ブレーキ減速。道路上に止まるわけにもいかないので、とりあえず一旦左の道を進み一般道へ降りざるを得なかった。

ICの長い下り坂を下りながら、よくよく周囲の状況を確認したら、何だか工事誘導員みたいのがたくさんいる。
どうも中部縦貫道の飛騨清見ICから東側が工事で通行止になっているようだった。
ナビが適切に誘導してくれ、IC出口の信号待ちですぐに、高山までは中部縦貫道と平行して国道158号線があることを確認。瞬時の判断で、とりあえず下道で行くことを決定した。自分はうまく判断できたが、よく分からないままだったら、道路上で止まってしまい、大事故を誘発しかねない事態だった。

暫く進んだ高山西IC付近に道の駅ななもり清見があったので寄り道し、状況を確認することにした。
よくよく見てみると、目の前の交差点付近にある情報板には飛騨清見IC-高山西IC間工事通行止との表示が。さらに道の駅の中の壁にも同じ情報がたくさん貼られていた。
今通ってきたから飛騨清見IC-高山西IC間がどこか分かるけど、SAPAガイドがないから事前に気付くことすらできなかった。

それにしても、通りすぎてから情報があっても何の意味もなさないから、、、。
さっき寄った城端SAといい、東海北陸道の案内板といい、こういうドライバーに最も重要な情報を出さない(出してたのかもしれないけど、気付かないような出し方な)のは、いただけないと、憤慨してしまった。

※ちなみに道の駅を出て高山西ICから中部縦貫道に入ったら、目の前の車が、飛騨清見IC方面に行きたかったようで急ブレーキ、あわやぶつかる事態にはまってしまった。
間違える人がいた最大の原因は、通常の看板をきちんと隠していなかったことだ。かつ、入口に東海北陸道方面が「工事で」通行止として、だから「国道迂回して行くしかない」みたいな表示が一切見られなかったことで、間違える人が続出。結局、訳が分からないまま通行止のバリケード前まで行ってしまうようだ。「何月何日〜何月何日に○○IC〜○○IC通行止」と書かれていても、初めて通る人には、今自分が利用しているICからどっち方向のことを言っているのか分からないし、そういう書き方は、駐車して見るポスターでじっくり見るためのものだ。運転している人は、道路上の表示機を見て、一瞬で判断しなければならないんだから、「ここから東海北陸道方面は「本日」工事で通行止。国道へ迂回せよ。」といった記載をしなければ意味がない。
高山西ICで急ブレーキ停止していたのは前の車だけでなく、後ろの車もだったので、表示の仕方が紛らわし過ぎたのだろう。


高山で寄るのは飛騨エアパークだ。
唯一まだ行けていなかった農道離着陸場で、高山の中心部から少し北東に離れた場所にある。
中部縦貫道が途切れる高山ICは、高山市中心部より北側にあるから、裏道的な県道89号線を通ってアクセス。高山市中心部を避けるルートをとった。

飛騨エアパークには12時半頃に着いた。能登空港からの約200キロは約3時間半かかったことになる。ルートは大部分が高速道路で、渋滞にはまることはなく、平均速度60キロほどで、ほぼ想定通りの所要時間だった。
飛騨エアパークを利用している飛行機はなかったが、施設は開いていて、管理人さんが暇そうにしていた。何も飛んではいないが、近くに公園もあるせいか、何組か見学者が訪れていて、これまで訪ねた農道離着陸場の中では最も見学者を見た農道離着陸場となった。
見学は30分ほどで済ませられ、そのまま、平湯方面に向けて出発した。

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飛騨エアパークの入口。周囲はビニールは椅子が立ち並ぶのんびりした畑作地帯だった。

■北アルプス越えは意外とすんなり
ここから松本空港までは75キロほどなので、順調にいけば2時間位だ。しかし、今日は日曜日の午後。上高地観光を終えた人たちが大量に出てくるであろう時間帯にさしかかり、渋滞に巻き込まれるリスクがあった。このため、三、四時間かかることも想定しながら先を急いだ。終電は19時前であと5時間弱だからあまりチンタラしてられなかった。

山道ではあったものの、平湯までは細かいクネクネはあまりなく、比較的スムーズな通行が出来た。

※高山から松本までは、平湯温泉脇まで山を登り、安房峠をぬけて、あとは上高地を起点とする梓川沿いを下るだけ、つまり一山(その一山が高すぎる北アルプス)を越えるだけだと思っていた。
ところが、実際に来てみると、平湯温泉脇に行くまでにも、もう一山平湯峠を越える道になっていた。
往路で平湯温泉から富山まではずっと下りだったから、平湯のある谷は、高山とは違う谷筋に当たっていた。これまで平湯は高山の奥座敷だと思っていたのだが、正確には富山の奥座敷の神岡のさらに奥座敷だった。


北アルプスを越える安房トンネルからは往路と同じ道路を戻る形になる。
予想に反して、交通量は往路ほど多くはなかった。クネクネと狭いトンネルのせいで時々減速はあったものの、ほぼ下り坂だから持ち直しも容易。波田で国道と分かれてからは一気に交通量が減ったので、平均すると時速50〜60キロ走行が出来た。

松本空港には、予想より遥かに早く、15時頃にはたどり着けた。
松本は前回訪問から時間は経っているものの、それほど大きな変化はない。ちょうどフジドリームエアラインズの昼便が飛び立った後だったので、ペッぺと調査を済ませられると思っていた。

しかし、館内には意外と人がいた。

隣接するスカイパークで信州花フェスタを開催していて、そこを訪れたついでに寄り道する人が多いようだった。人の途切れを狙ったり、遅い昼飯をとったりしていたら、時間が経つのはあっという間。いつの間にやら、FDAの最終便の時間帯(16時30分発)を迎え、その出発はバタバタ見届けることになった。最終便が飛び立つと空港内はあっという間に店じまいをしてしまい、こちらも見るものがなくなったので、空港を出発した。
それでも時刻はまだ17時。17時半前には塩尻でレンタカーを返却できた。

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花フェスタで花とフジドリがコラボレーション。普段からこのくらい花があると良いんだけど、、、。

■時間がかかる山梨越え
ここからは、中央本線を鈍行で戻る行程だ。
事前に検索をかけた最終電車は、塩尻18時59分発で、まだ一時間半以上ある。これなら一便、下手したら二便早く帰れそうだと検索をかけてみると、17時37分発を逃すと18時59分発まで東京方面へ抜けられる便がないようだ。
出発までは約十分しかない。逃すと塩尻駅で一時間半も待たされたうえ、帰り着くのが1時間半遅くなるわけだから、なんとか乗りたい。レンタカー屋から塩尻駅へ走って走って、何とか発車時刻に間に合わせた。

塩尻駅では時間が無くて何も購入できず、弁当も飲み物も確保できずじまいとなってしまった。

なんとかギリギリ間に合った電車は、まず甲府行きだ。
電車に乗ってからジョルダンの検索結果をよくよく確認すると、この電車からの乗り継ぎは小淵沢で20分待って、八王子には22時前の到着と出ていた。結構待ち時間が長い。塩尻18時59分発に乗った場合は、接続が良いため八王子までの所要時間は三時間半かからない。この便は4時間以上かかるため、塩尻を一時間半早く出るのに都内に入るのは40分ほどの差しかない。なんとも無駄が多い行程だった。
なんとかならないか甲府の時刻表を開いてみると、甲府到着数分後に塩山行きがあるようだが、塩山行きはその先の接続はなかった。甲府で乗り換える電車は、小淵沢始発で追っかけてくる電車に乗っても変わらないことが分かった。

今回は、夕飯をどこかの駅で地元系駅弁(=コンビニ駅弁ではない)を買うことを考えていた。塩尻で売店寄る時間がなく駅弁を確保できていなかったので、乗り継ぎのついでにどこかの駅で購入しなければならない。
詳細なダイヤを見る限りでは、小淵沢〜甲府間か大月、八王子が候補になったが、大月、八王子は時刻が遅いから売店が閉まっている可能性が高い。そこで小淵沢〜甲府間での寄り道を検討した。
ただ、今回使っている切符は、少しでも安くしようと分割購入し、塩尻から100キロギリギリで区切ってしまっている。このため途中下車ができないので、駅改札口内に売店がある必要があった。小淵沢〜甲府間で、改札口内にも売店がある可能性が一番高いのは甲府なので、乗り継ぎは甲府で行うことに決定。塩尻から甲府、大月、八王子と乗り継ぐことにした。

※ジョルダンで後日検索をかけたら上記の乗り継ぎが普通に出てきた。さらに、最終電車も塩尻18時59分発ではなく、19時56分発であることが判明した。事前に調べたときは、乗り換え時間設定がおかしかったのか、往路も含め、全然違う電車のみがヒットしていた。このため、今回は現地で行った検索がとにかく使えなかった。
そもそも、乗り継ぎ便があるかないかは、ピンポイントで検索するダイヤ検索では分かりづらく、列車時刻表でないと探しづらい。今回の場合、小淵沢〜甲府間ではどの駅でも乗り継ぎが可能なので、途中寄る駅の選択肢も豊富だ。しかし、ピンポイントの検索だと、全員小淵沢でしか乗り継ぎできないと考えてしまう。ナビの普及で幹線道路にばかり車が集中するのと同じで、客の流動が固定化される要因になりそうな印象だった。


甲府までは二時間弱の乗車だった。まだ陽が出ている時間帯で、八ヶ岳や南アルプスの雄大な車窓も堪能。車内にお客はあまりおらず、快適に過ごすことができた。

甲府には19時過ぎに到着した。
改札階に上ると、どうもあまり大きくない駅のようだ。改札口内には、コンビニ一軒と端の方に駅弁売店が一軒あっただけだった。
なんとか駅弁売店が開いていたので、これはラッキーと思ったのも束の間。店の前に立ったら、すべての駅弁が売り切れてしまっていた。仕方がないとコンビニを覗いても、置いてある弁当は、どこのコンビニでも売っているサンドイッチ程度しかない。ならばホーム売店はどうよ、とホームに降りてみたものの、二店舗ほどお店はあるようなのだが、一店舗は18時頃に閉店済。一店舗はそもそも店を畳んでいた。改札口内には立ち食い蕎麦屋すらなかった。
こうなると、もう何もできない。結局30分間ボケーと過ごし、大月行きに乗り換えた。

大月までは一時間かからなかった。
ここで東京行きに乗り継ぎ。駅の中は、富士急から乗り換えてきた外国人でごった返していたが、ここの売店も閉店後で駅弁を購入することは叶わなかった。

八王子は、甲府よりも大きく、改札口内に店舗が多いものの、時間が22時近くということもあり、当然軒並み閉店後。
結局、自宅最寄駅前の松屋で夕食を食べることになり、そのまま普通の腹加減で帰宅となってしまった。

201905i.jpg
日が傾きかけた塩尻駅。JR東海の車両も見られる一大ターミナルだ。ワイン樽が目印。松本空港最寄駅は次の広丘駅。


■今日の教訓!
能登へは富山側も無料区間長い←高岡以北は無料です。
飛騨は南北に山だらけ←東西移動は山越えが多いです。
[飛騨]見学者が意外と多い←展示機体も見られます。
[松本]日の入り前には店じまい←最終便は16時半。
中央線鈍行移動は所要時間に注意←最終電車とその一便前は乗り継ぎ便利。

■実際の旅程
05/26 SUN
別所岳SA04:00(レンタカー 20km)04:30[能登空港]
[能登空港]09:15(レンタカー 210km)→12:30[飛騨エアパーク]
[飛騨エアパーク]13:00(レンタカー 75km)→15:00[松本空港]
[松本空港]17:00(レンタカー 10km)→17:30塩 尻 駅
塩 尻 駅17:37(JR東日本 中央本線)→19:15甲 府 駅
甲 府 駅19:45(JR東日本 中央本線)→20:33大 月 駅
大 月 駅20:50(JR東日本 中央本線)→23:38八 王 子駅
八 王 子駅21:45(JR東日本 横浜線等)→23:00自   宅


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2019年05月25日

アルプス越えて陸から北へ(1日目)

※2019年6月にアップした2019年5月の旅行記です。

■2019.05.25 (自宅)→(塩尻)→富山→小松→(穴水)
■塩尻へのルートは高を括らずしっかり調べた方がいい
今日は朝イチから八王子経由で塩尻へ鈍行移動だ。八王子までは横浜線で移動。とりあえず始発に乗って向かっていた。
事前に軽く調べた感じだと、高尾を6時過ぎに出る松本行きに乗れれば9時過ぎには塩尻へ着けるようで、東京駅の始発からだったら乗れるようだった。しかし、ジョルダンで横浜線からの始発検索をかけたところ、最寄駅から始発に乗っても、その時刻に高尾へは行けないようで、八王子で45分待って次便の松本行きへの接続と出た。これだと塩尻到着は10時前頃だ。

途中異音検知で10分ほど駅間に止まるアクシデントがあったが、八王子には6時に着けた。
ここで、駅に掲げられていた時刻表を覗いてみたら、高尾始発の電車の時刻表があり、始発の松本行きは高尾6時14分発だと書いてある。で、ホームの表示機を見ると、次の中央線は6時6分発だ。高尾までは5分強のはずだから、間に合いそうだ。

とりあえずと乗ってみたら、高尾では一分接続で普通に間に合ってしまった
ジョルダンの検索でなぜヒットしないのか分からないが、紙の列車時刻表をきちんと見ておくべきだった。

乗った電車は松本行きだから、このまま乗ってけば良い。座席も高尾発の時点で半分ほどしか埋まっておらず、特に甲府〜上諏訪間はガ〜ラガラ。高尾の時点で座席を確保出来たので、塩尻までは結構長い距離爆睡していた。

塩尻駅には9時17分に着けた。

※高尾から乗った電車は、東京駅から松本へ向かう始発鈍行だった(高尾始発はもう少し早いのがあるので多摩地区からはもっと早く松本に着ける)。結局、塩尻までは後続のあずさ号に追い付かれず、特急よりも松本に早く着ける電車なので、とにかく早く松本へ行くのには使える電車だ。朝起きるのは大変だけど、特急料金分が浮く感じがした。

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高尾駅で松本行に乗り換え。1分乗り継ぎだが同一ホームで乗り換え可能だった。

■かみ高地へのルートは神置かんで車とバイクだらけ
少しでも安く行こうと、相模湖を境にきっぷ分割をしていたため、自動改札は通れず、塩尻では窓口通過だったが、窓口で揉めている人がいて、改札を出るのに十分ほどかかってしまった。
駅からレンタカー屋までは徒歩10分ほどなので、普通に行けば、9時半位には出発できるところだった。しかし、改札での時間ロスに加え、途中にあった西友で朝飯のパンを確保してから向かい、さらに手続きにも時間がかかったおかげで、結局10時出発となった。

塩尻からは富山へ直行だ。富山との間には高速道路がなく、下道利用。山の中なので信号は少ないだろうが、クネクネが多かったり、混雑したりすると時間がどんどん減っていくので、とにかく先を急いだ。

塩尻から松本空港南端をかすめながら、小道を通って山形村を通過。波田から国道158号線へと入った。ここまでは交通量はそれほどでもなかったが、信号待ちが意外と多かった。
国道に入ったら、信号は少なくなったが、今度は交通量が激増し、時速30キロほどのノロノロ大行列となった。バイクも結構いる。
よく考えてみたら、この道は上高地への唯一の道路だった。土曜の朝で向かう人が多かったようだ。ここをすんなり抜けられる神がいたらありがたいんだけど、そんなのは期待するだけ無駄骨。
道の駅 風穴の里で、ひと休みと思ったら、駐車場はバイカーだらけ。全くゆっくりできず、ほとんど休憩せずに、トイレだけ済ませて先を急いだ。

それにしても道はノロノロ。
車が多いのもあるが、何より、上高地との分岐点である中の湯までの間で、トンネルが狭い区間が続くのが、最大の原因だった。上高地へ向かう観光バスとピストン往復する路線バスが多く、それらがトンネル内で離合するのには幅がギリギリ。離合するごとに大減速し、状況によってはトンネル前で待っていたりするので、ノロノロになっていた。普通乗用車とバスの離合は、問題なくできるが、圧迫感はあるので、初心者ドライバーだと、離合するときに大きく減速してしまうかもしれなかった。

上高地へのパークアンドライドが実施されている沢渡で自家用車の半分くらいは減ったものの、観光バスはそのまま直進するので、中の湯までは、車間は開いたものの、ノロノロしたままだった。

※今回全く考慮していなかったが、国道158号線のこの区間は、最盛期の土曜朝は、沢渡の駐車場に入れない車で大渋滞することもあるらしかった。今回はノロノロとは言えほとんど止まることなく動いていたから良かったが、ちょっとリスキーな道路だったようだ。
中の湯から平湯までの間は、安房トンネルという峠越えの短絡ルートが整備されているが、これは中部縦貫道の一部として整備されたもの。計画では、松本-高山間はこの中部縦貫道で結ばれることになっているので、開通すれば上高地渋滞を心配せずに松本から高山へ行けるようになるが、まだ事業化すらされていないので、実現するのはまだまだ先だ。梓川沿いの斜面は、岩が脆いのか、結構崩れている箇所があったので、トンネル造成も難工事なのかもしれない。
ちなみに、この道路は高山市では緊急輸送道路網とされている。翌日に訪れた飛騨エアパークは、この道路を活用したドクターヘリの離着陸場として、緊急輸送を担う拠点と位置付けられている。


ノロノロ走行のせいで平湯を抜け切った時には11時台も後半だった。
安房トンネルの平湯料金所の先すぐのところで高山方面に行く道と分かれ、国道471号線に入った。平湯からはほぼ下り坂でクネクネもあまりなし。こちらに行く車はほとんどなく、信号が増える富山平野に入るまでは、うって変わってスイスイの快適路だった。

かつて公害、今はスーパーカミオカンデで有名な神岡を通過し、笹津を抜けたら、富山平野に。典型的な扇状地だから、一気に眺望が開けた。

結局、富山空港までは3時間強かかり、13時過ぎに着くことが出来た。約130キロを三時間強だから、平均時速は40キロほどで、田舎道にしては時間がかかった印象だった。

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富山空港では駐車場の向こうに立山連峰の山々が見えた。富山平野らしい風景。

■富山空港での移動ルートはたての山もよこの山も楽しもう
先を急ぎたいので、富山空港では少しでも時短をしたいところだったが、駐車場が全然空いていない。無料側で止めようとしたら、ターミナル近くはすべて満車で、遠く離れた、端から二つ目の区画であるF区画まで行かされてしまった。
小型機運航各社が揃う場所が目の前にあり、撮影も出来たので、一石二鳥的ではあったのだが、ターミナルへの移動は大変だった。
なにより今日は暑すぎ。毎年五月下旬にはこんな日があるけど、北海道ですら35度超えという真夏日で、外に少し出ているだけで汗が吹き出す天気だ。それなのに、駐車場からターミナルまでは、途中まで屋根すらなかった。屋根がないから立山連峰の山々は楽しめたけど、今日のような真夏日は勘弁してほしかった。

※富山空港は、川沿いの南北に細長い領域に空港を設置しているため、ターミナル前に広い敷地を確保できていない。そんな中で北側は総合体育館センターの建物で蓋をされており、ターミナル前東側正面は空港スポーツ緑地の公園となっている。このため、駐車場が南側に異様に細長く配置されることになってしまっていた。
その南端付近まで行かされたから、逃げ水的に歩けど歩けどターミナルにたどり着かない感じだった。


ターミナルに入ると、ちょうど上海航空が到着し、中国人が少しずつ出てきていた。しかし、国内線はない時間帯のため、ターミナル内は閑散としていた。おかげであまり時間をかけずに見学を終わらせられた。

富山空港は、北陸新幹線金沢延伸の影響で、東京国際線が二往復減便し、四往復が朝晩に二往復ずつ運航するダイヤに変わっている。このため昼間の利用は少なく、二階にある薬屋さんは昼間の時間帯に一時閉店するという、一見すると不思議な営業時間になっていた。

富山空港のターミナルには一時間ほどしか滞在せず、14時半には出発。ターミナルを出たあとは北側にある展望台に寄り道。その後、フォトスポットとして有名な神通川の対岸から空港を少しだけ眺めてから、すぐに小松へ移動を開始した。

201905c.jpg
神通川の向こうに富山空港、そして立山。すぐ横にある山といった感じ。

■小松へのルートは金触らずに、まっとうに午後から華麗にゴーゴー!
小松までは100キロないものの、下道だと日の入りまでに着けるか分からないので、富山インターチェンジから北陸道で向かった。
北陸一の観光地金沢はまったくタッチせずに華麗にスルー。松任でトイレ休憩した程度で、素早く移動した。それでも富山で高速に乗るまでに時間がかかったこともあり、結局、富山-小松間は二時間弱かかり、16時半頃の到着となった。

まずは17時までの航空プラザをチラ見。続いて日が出ている間にと、外回りを先に見て回った。小松は最終便が20時台で、時間は比較的余裕があるので、空港内はゆっくり見て回った。

ひと通り見学して回り、夕食を済ませたら、ちょうどトワイライトタイムな時刻になった。せっかくなので再度展望デッキに出たら、ちょうどカーゴルクス航空が動き出し、エバー航空が着陸、ANAがPBBを外し始めたタイミングだった。地方空港ながらボーイング747型機や国際線も見られる、小松らしい風景を眺められたのは、ラッキーだった。

※夕食は2階出発ロビーの飲食店で食べたのだが、会計を済ませて店の外に出たら、長蛇の列が出来ていた。ちょうど台湾便の人達がチェックインを終えて夕食を食べようとしていたよう。土曜日の夕方は一気に混むので要注意だ。

これで小松の調査は終了。あとは夜の間に能登への移動を残すのみとなった。

ところが、ターミナルを出ようと一階に降りたところで、館内のラックに小松市の観光案内パンフを発見。せっかくだからと読んでみたら、空港回りにスカイパークこまつという公園が整備されていることが判明してしまった。
カーゴルクスの離陸を見届けたためにターミナルに少し長居してしまい、既に日の入り後。空は徐々に暗くなってきていた。ところが、この公園、西側に「翼」、東側に「共生の丘」と二種類があるという。明るい間に2か所とも回ることは不可能そうだったので、一か八かで、Googleマップを見て色々整備されていそうな「翼」へと向かうことにした。

結果は失敗だった

「翼」には競技場等が整備されているのだが、18時以降は閉園されて締め出される施設で、滑走路脇に近づくことは叶わなかった。一方、「共生の丘」は、滑走路端付近に設けられた24時間解放している野っ原だった。しかも「共生の丘」のすぐそばには、掩体壕もあった。空港見学者として行くならこちらが正解だった。
ただ、共生の丘も、草木に阻まれて、滑走路側のフェンスへはあまり近づけない。フェンスも二重でクリアは難しく、脚立を使って離着陸機材を写すのには適していても、滑走路などの施設を写すのは難しい環境で、特に夜間は真っ暗なので、それ相応のカメラが必要な施設だった。

201905d.jpg
共生の丘近くにあった掩体壕。光が足りずにブレブレです。人間の目ではもっともっと暗い時間帯だった。

■能登へのルートは無料 のと おり
小松を出たのは19時半過ぎ。
ここからは夜通し下道で能登へと向かう。
まずは暑すぎた今日かいた汗を流すため、日帰り温泉に寄り道することにした。カーナビで検索をかけたら、経路上にある近くの温泉美川温泉安産の湯なる日帰り温泉があることが分かった。スマホで調べたら、手ぶらセットも提供されていたので、寄り道した。

※日帰り温泉施設は結構あったようなのだが、カーナビでもスマホでもパパっと出て来なかった(小松は南の方に温泉街があるので、そちらの温泉宿ばかりヒットする)。
少し時間をかけたら、美川温泉にももう1か所あるのも分かったし(タオル付きかどうかわからなかったので断念)、美川温泉を出たあと徳光インターチェンジ付近に松任海浜温泉といった大きな日帰り温泉施設(ツーリングまっぷるに載っている)も見られるなど、結構多くの施設があったようだった。


美川温泉を出たあとは、最初の道の駅である内灘まではずっと下道だった。金沢を再びかするルートで、それほど車は多くないが、信号は多い。しかもちょくちょく捕まる状況で、内灘を出るときには21時を過ぎてしまっていた。

ここからは自動車専用道路ののと里山海道が早い。しかし、前回チョコマカ料金を取られ、トータルでは結構払わされた記憶があったので、下道利用を考えていた。そんな中で、スマホでネットサーフィンしたら、この道が無料化されたとの情報がヒットした。時間も遅く、このまま下道だと日付跨ぎになる可能性もあるので、一か八かで利用することにした。
結果は◎で、能登空港インターチェンジまで、通行料は一切取られなかった。

この日は能登空港まで行くつもりだったが、眠気に襲われてしまい、少し手前の別所岳サービスエリアで23時頃就寝となった。

※のと里山海道は、平成25年3月31日正午に無料化されていた。そう言えば、以前は能登有料道路だった。土曜日の夜九時過ぎからの利用だったが、走行している車はほとんど無く快適路だった。

201905e.jpg
今日の風呂は美川温泉。宿が閉館したあとに改装して風呂場だけ使えるようにしていた。広くはないが、人も少なく快適だった。黒湯の弱食塩泉。


■今日の教訓!
中央線 松本へは鈍行の方が早い←始発特急よりも早く着けます。
国道158号線はノロノロ←上高地に行く交通量が多い道です。
[富山]立山連峰を眺めよう←何よりも目立ちます。
[小松]スカイパークこまつは日の入り前に←翼は閉め出されます
のと里山海道は無料高速←非常に便利です。

■実際の旅程
05/25 SAT
自   宅05:00(JR東日本 横浜線等)→05:49八 王 子駅
八 王 子駅06:06(JR東日本 中央本線)→06:13高 尾 駅
高 尾 駅06:14(JR東日本 中央本線)→09:17塩 尻 駅
塩 尻 駅10:00(レンタカー 130km)→13:15[富山空港]
[富山空港]14:30(レンタカー 90km)→16:30[小松飛行場]
[小松飛行場]19:30(レンタカー 15km)→20:00美川温泉 安産の湯
美川温泉 20:30(レンタカー 30km)→21:15道の駅内灘
道の駅内灘21:30(レンタカー 70km)→23:00別所岳SA
(車中泊)

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2019年05月24日

アルプス越えて陸から北へ(旅行前)

※2019年6月にアップした2019年5月の旅行記です。

■2019.05 富山・小松・能登・松本の旅行前

■安く行ける空港の多さで行先を決定
今回は、日曜日に一日時間がとれたので、あまり金をかけずに空港訪問をしようと考えた。交通費を出しても2万円程度までとして、行けそうな場所をセレクトした。
LCCを活用すれば、本土四島内なら2万円程度で往復できる。しかし、行ける時間は一日しかないので、単純な往復旅程になる。このため、1日1往復便しか飛んでいない所へは行けない。北の方はそもそも路線が少なく札幌程度。西の方も、大阪、広島、高松、松山、福岡、熊本、鹿児島辺りのみが候補となった。
しかし、大阪、福岡、熊本は昨年〜今年にかけて行ったばかり。土日ということもあり、意外と値段が高くて往復で二万円超えの所も多く、それでいて訪問先が1空港ではなんだかもったいない。

一方で鉄道を活用する場合、関東近辺の空港が候補になった。近辺の空港とは、比較的気軽に行ける東京国際、調布、成田国際、百里ではなく、少し遠出する、福島、新潟、松本、静岡、東京諸島辺りだ。このうち、一月に百里、二月に大島、四月に静岡に行っている。

悩んだ結果、今回は鉄道利用で、福島、新潟、松本を候補にした。

いずれの候補地も普通に行くならJR利用だ。青春18きっぷの利用時期であれば、1日往復2,370円で済むが、五月は使えない。そこで普通に往復きっぷを買うことになるが、松本は往復七千円程度、福島は往復九千円程度、新潟は一万円超えだった。新潟は鈍行だと日帰りは厳しく、新幹線を活用せざるを得ない。新潟などは高速バスもあるが、バスだとどの都市へも値段は鉄道より若干高かった。

結局、一番安く済む松本に鈍行で日帰りで行くことにした
松本なら一万円かからない。

松本の場合、南側の塩尻発着でレンタサイクルを利用できる。朝イチ便での塩尻到着は10時前、復路は19時前の電車が最終なので、九時間滞在が可能で、かなりの余裕があった(特急利用でもほぼこの時刻と変わらない)。単純に片道きっぷ×2でも良いが、途中寄り道するなら、休日お出かけパスや週末パスなども活用できそうだった。

ただ、松本空港だけに行くのでは時間をもて余す。塩尻には値段の高い大手だけでなく、ニコニコレンタカーもあったので、レンタカー代も比較的安く済ませられる。そこで、農道離着陸場で唯一行ったことのない飛騨エアパークにも寄りたくなり、塩尻からレンタカーを借りて回るかどうか迷っていた。

そんなこんなで迷っていたら、五日前に、前日の土曜日も暇ができることが判明。こうなると、せっかくなので、二日かけて別の空港にも行きたくなってしまった。

ただ二日連休になったのが直前過ぎて、飛行機での遠出は、LCC活用でも片道一万は軽く超えてしまう状況。結局、電車で安く行ける場所を探すしかない。
単純に1日かけて松本+飛騨に行くとすると、電車賃七千円+レンタカー三千円程度だ。この電車部分を週末パスにすれば、電車賃九千円程度で二日間東日本一円に行けるようになる。新幹線や特急を利用すると電車賃がぐっと上がってくるから、鈍行利用になるが、二日使えるなら、新潟、庄内、山形、花巻、仙台、福島辺りまでも行きやすい。
山形、仙台は一昨年と昨年に訪れている。二日かけて新潟+庄内は回れそうだが、庄内は8月にジェットスターが乗り入れ予定だから、訪問は待った方が良い。結局、初日に松本+飛騨、翌日に福島+行き帰りに栃木ヘリポート経由で行く予定を立て始めた。

しかし、松本と福島で日程を分断するのはなんとも効率が悪い。
何とかならぬかと、日本地図をよくよく眺めていたら、塩尻から一気に北陸へ抜けてしまえば良いことに気がついた

北陸地区の四空港は2008年以来訪問できていない。出来るだけ早めに再訪問したいと考えていたのに、今まで実現していなかった。
塩尻からだと、一番近い富山までは下道で130キロほど。二日あるなら、塩尻拠点で、松本+飛騨に加えて、富山、能登、小松、福井まで足を伸ばすのは比較的容易そうに見えた。

塩尻からレンタカーして、さらに先へ進むなら、東京からレンタカーで向かっても良いけど、運転が往復で400キロ増えてしまう。塩尻発着で前後を電車にすれば、寝ても行けるので、疲れが少ない。電車賃分が高くなるが、400キロ高速を走れば、高速代+ガソリン代で電車賃分を超えてしまうから、値段的にも良い。

最終的に、塩尻拠点として北陸に行くことを決定。以下の行程とした。
一日目は、まず東京→塩尻を電車で移動。塩尻からレンタカーで、塩尻→富山→小松とした。
その後、夜の間に小松→能登へ移動。
二日目は、朝能登見学後→飛騨→松本→塩尻と移動する。塩尻→東京は再び電車だ。


一日目、日の入りは19時頃だから、この日の最終訪問空港にはどんなに遅くても18時には着いておきたい。塩尻-富山間は下道約130キロ、富山-小松間は約90キロ、小松-福井間は約40キロだ。下道は平均速度30〜40キロ、高速は平均速度70キロとして、富山までは3〜4時間、富山-小松間は下道2〜3時間・高速1〜2時間、小松-福井間は下道1時間強・高速1時間弱といったところ。富山に13時〜15時位に滞在となるだろうから、小松までの移動はリスク軽減で高速とし、小松滞在は17時〜19時想定とした。このまま福井にも寄りたいところだが、先に福井に寄るにしても時間が遅く開いていない。富山に寄らずに、一日目に小松、福井に行く方法もあるが、そうすると二日目に富山に寄るのはリスキーになってしまう。そこで今回は福井に行くのは断念した

二日目は、能登からスタートだ。
能登は8時半開館、飲食店が9時開店なので、どうしても10時頃まで滞在せざるを得ない。その後、約280キロ戻る必要がある。後半約90キロは下道オンリーだが、残りの190キロほどは高速も使える。
すべて下道だと、順調にいっても8〜9時間はかかる。これでは終電に間に合わないので、高速代がかかってしまうが、東海北陸道も活用し、素早く移動することにした。それでも、5〜6時間はかかる行程となった。

※そもそも、帰りに余裕を持たせることを考えれば、最終日は近場とするのがセオリーだ。このため、一日日に能登と小松、富山、二日目に飛騨、松本が理想的だった。しかし、能登までは塩尻から280キロほどあり、一日目に三空港回るのは不可能だ。小松と富山のいずれかに寄りつつ能登に行くこともできそうに見えるが、能登は閉館時間が早いので、実質的に不可能。能登が21時くらいまで飛行機が飛んでいれば一日目夕方からの訪問で良いんだけど、実際には18時には閉まってしまう(会議室などで20時頃まで開いている場所もあるが空港側は閉まる)。さらに、訪問が遅くなり、能登に着いたときに日が落ちていると、翌朝まで動けなくなる。
このため、能登訪問は、どうしても二日目朝訪問になってしまった。
結局、一日目に富山と小松を仕上げ、夜に能登へ移動することしかできず。二日目は、朝能登を出て長距離戻る行程なので、最悪東京に近い松本は時間がなければパスするイメージで動くことにした。


アクセスの予約(鉄道)
電車は鈍行なので予約不要だった。

宿泊の予約
せっかく道の駅の能登空港に行くので、車中泊とし、宿泊費を浮かせることにした。

現地移動の予約(レンタカー)
現地移動はレンタカーだ。
レンタカー予約は飛行機のように早くしても、逆に遅くしてもそれほど値段は変わらない。満車でないことを毎日確認しつつ、二日前に天気が雨でないことを確認してから、予約を済ませた。
一日三千円ほどのレンタカーだが、ナビをつけたり、保険をつけたりしたら結局、二日で一万円ほどかかってしまった。

こうして、トータル交通費二万円ほどで、かなりお安く、四空港+一農道離着陸場訪問が実現することになった。
■ここまでの教訓!
[松本空港]塩尻からも行けます←松本よりも近いです。
北陸へは信州拠点で←200キロ弱で北陸へ行けます。

■今回の予定旅程
05/25 SAT
自宅05:00(JR横浜線等)→06:31八王子駅06:35(JR中央本線)→09:53塩尻駅10:10(レンタカー 130km)→14:00[富山空港]15:30(レンタカー 90km)→17:00[小松飛行場]19:00(レンタカー 130km)→22:00[能登空港]
05/26 SUN
[能登空港]09:30(レンタカー 210km)→13:30[飛騨エアパーク]14:30(レンタカー 75km)→16:30[松本空港]18:00(レンタカー 10km)→18:30塩尻駅18:59(JR中央本線)→21:27大月駅21:31(JR中央本線)→22:19八王子駅22:33(JR横浜線等)→24:00自宅


posted by johokotu at 21:00| 東京 ☁| Comment(0) | ◆旅行記 | 更新情報をチェックする