※2019年2月23日からアップした2019年2月上旬の旅行記です。
(2月23日富士山の日特別企画)今回は富士山が関わる旅行記です。
■2019.02.06 (自宅)→(竹芝)→
■深夜に都心へ
今回の旅は、深夜竹芝発の船で向かう。
18時に仕事を終わらして定時で上がって、19時には自宅へ帰宅。風呂と準備を済ませてから20時前に家を出た。
途中夕食を済ませつつ、電車で浜松町へ。浜松町には21時頃、そこから歩いて竹芝には21時15分ごろには着けた。
※浜松町から竹芝までは10分ほど徒歩となる。この区間では、東京都の産業貿易センターがあったところで2020年竣工を目指し竹芝地区開発計画という再開発が進行中。ビル建設に合わせて浜松町駅から芝商業高校前交差点を跨いでビルとの間を結ぶ歩行者デッキの建設が進められており、歩道が非常に狭くなっていた。
竹芝到着後は、まずは窓口で乗船券を購入。ちょうど「伊豆大島サイクルきっぷ」はキャンペーン期間中で、行きは貸毛布付きだった(貸毛布は通常100円。飛行機で配られる毛布より断然大きく、小柄な人なら体をすっぽり覆える)。
乗船開始は21時40分からなので、ターミナル内を散策した。
第2待合所で小笠原諸島返還50周年記念展示を実施していて、硫黄島の様子が非常に細かく紹介されていた。飛行場の様子も記述があり、空港めぐりをしている身としては非常に興味深かった。ぜひ行ってみたい島の一つだが、民間人が今も上陸できない理由などが書かれており、生きている間に上陸することはおそらく不可能だろうと実感することになった。
それにしても空港ではなく、船舶港湾のターミナルでこのような展示に遭遇するとは想像もしていなかった。
■ガラガラ運航で大島へ
今回の船はさるびあ丸。2012年11月に三宅島に行った際に乗った船舶だ(→最後は火山の空港へ)。2014年から運行開始した橘丸の方が新しいが、橘丸は主に三八航路に使われるため、大島へは今後もさるびあ丸の方が多いのだろう。
同じ船だが、乗船口は前回と異なりA1口で待合室から少し遠いサテライトだった。
この桟橋は東京都が整備しているはずだが、空港と異なり、待合室〜乗船口〜ボーディングブリッジ間は階段や急なスロープが多く、バリアフリーにはなっていなかった。この辺りは航空便の方が利便性が高いと思えた(ただし、伊豆諸島路線を運航する新中央航空も飛行機のドアの部分に段差有)。
船内に入ると、あまり人がいない感じだ。目立ったのは、学生風若人の数グループぐらい。
特に今回利用した2等リクライニングシート利用者は、前後あわせて15人程度しかいない。2等和室も20人程度だった。平日とはいえ、大島は椿まつりの期間に入り、夏以外では一番の稼ぎ時のはず。前回10年前に大島に来たのは2月下旬の日曜日だったのもあってかジェットフォイルがほぼ満席だった。その印象も残っていて、今回、こんなに空いているのを見て、なんだか拍子抜けしてしまった。
2等リクライニングシートは空席だらけだった。
ところが、指定された席へ行くと、揺れやすい端側、窓無し(2等はどこも窓が無い)、足置き無し、前が壁、テレビも見えない最悪席だった。しかも、すぐ後ろの席に別の客がいる。
これだけ空席だらけなのに、客を集中させる必要はないだろう。
これではリクライニングもできないので、案内所で話したら、「どこでもいいですよ」と、すぐに別の席に変えてもらえた。
以前鹿児島・那覇航路を使った際に閑散期自由席・混雑期指定席としていたが、ぜひ東海汽船でも採用してほしいところだった。
出航後は、一度デッキに出て東京港の夜景を堪能。1時間ほど粘って東京国際空港沖で空港の撮影に挑んだものの、少し遠すぎてブレブレ写真しか撮れなかった。
自席へ戻ると、リクライニングシートは、かなりのリクライニングが可能なシートだった。
後ろに別の客がいると面倒だが、ガラガラの今日はリクライニングを倒したい放題。リクライニングシートは不人気らしいのだが、今日は快適に利用できそうだ。
23時半には消灯。ロビーと客室との間の扉も閉められ、就寝となった。
■今日の教訓!
・[竹芝]浜松町駅からの歩道は工事中で狭いです←2020年までの我慢
・[竹芝]東京諸島情報満載←気軽にターミナルに来てみよう
・[東海汽船]完全指定席←空いていれば船内案内所で交換してくれます
■実際の旅程
02/06 WED
自 宅20:00(JR京浜東北線等)→21:00浜松町駅
浜松町駅21:00(徒歩 1km)→21:15竹芝桟橋
竹芝桟橋22:00(大型客船さるびあ丸)→
(船内 宿泊)