※2019年5月にアップした2019年4月の旅行記です。
■2019.04.20 (自宅)→東京国際→熊本→福岡→(大分)
■サテライトは座席を見ることもできず
今日はANAの朝二便目で熊本へと渡り、熊本から電車で大分へ向かう。熊本から博多までは初めての九州新幹線利用だ。
朝二便目といっても、東京国際(羽田)を八時台に出る便だった。
久々の第二ターミナル発で空港見学も済ませたいから、始発二便目の電車で空港へと向かった。
空港には六時前には到着。保安検査前エリアはいつでも見られるので、さっさと搭乗待合室へ進むことにした。
せっかくエプロンを楽しめる機会。敢えて国際線ターミナルの国内線乗り継ぎカウンターで手続きをし、専用の連絡バスでエプロンを通過して第2ターミナルへと進んだ。
今回、北側に昨年末にできた新棟のサテライト施設(別棟)に行きたかったが、利用する飛行機の搭乗口は68Aで、南の端っこだった。
サテライト施設(別棟)は、同棟出発客しか利用できない。南出発ながら、久しぶりの搭乗待合室を確認するため、北の端まで歩いてきたものの、残念ながらサテライト施設(別棟)に足を踏み入れることを許されなかった。様々な快適ソファが置かれているそうなのだが、確認することはできず。北端では、ボーディングステーションと合わせて、ガラス越しに遠目で眺めただけになってしまった。
■中型機だから座席は満席?
熊本行きは満席だった。
空港リムジンバスの経路上にあるグランメッセ熊本で東京ガールズコレクションが開催されていたほか、近隣ゴルフ場の熊本空港カントリークラブでKKT杯バンテリンレディースオープンが行われており、その関係者や観客なども搭乗していたようだった。
土曜日の午前便とはいえ、閑散期だから満席は想定外だった。ひと昔前なら、ジャンボ機も飛んでいた路線なのに、機材は座席数半分以下のB737。やはりこの大きさでは、こういう突発的なイベントには全く太刀打ちできていない印象で、座席指定がほとんどできなかったのも何となく理解できた。
※東京ガールズコレクションの開催は、前日夜に熊本空港からのバスを調べていた時に、同イベントが開催されるので大混雑や大幅遅延するとの注意喚起がなされていたことで知った。
最近はこんなような感じで、アイドルグループのイベントで、ファンの大移動が起こり、飛行機も宿も取れないというのがよくニュースになる。イベントを開催するのは良いんだけど、それに対応してファン向けにチャーター便飛ばすなど、普通の便にあまり影響が出ないように、ひと工夫してほしいと思ってしまった。
熊本には定時に到着。まずは空港見学をスタートした。
三年前の熊本地震で天井板が落ちるなどの大きな被害を受けたため、復旧で内装を大きく変えたのかと思っていたが、パッと見た目は大きな変化はなかった。
ターミナルビルは、地震の前年にリニューアル・耐震改修をしたばかりだった。しかし、受けた地震は震度7が二回。不幸中の幸いなことに、耐震改修したばかりだったから、二度の大揺れも何とか耐え抜いた(←耐震改修を決断した人は表彰ものでは?)。耐震基準は、箱を崩さないように何とか保って最低限命は守るというものだから、この後はもう耐えられないということなのだろう。地震を受けて、すぐに建て替えが決定してしまった。
国際線ターミナルの東側では、仮設ターミナルの工事が進行中。このため、既存ターミナルは大きくいじらない方針のようだった。
直前に民間委託の優先交渉権者も決まり、復興に向けた動きは活発化していた。
変化していたところが思ったほどなかったため、11時半頃には空港を出発できる状況になった。しかし、新幹線の時刻までまだまだ時間があるので、カフェもしつつ、館内で少しゆっくり過ごした。
■アクセスバスはスキスキでも鉄道は座席埋まる
熊本空港は、予定より30分遅く、12時半に出発した。
東京ガールズコレクションによる渋滞が怖かったので、熊本駅までの移動は、肥後大津駅経由を選択。空港からはまず空港ライナーに乗車した。
空港ライナーは、なんと運賃無料の乗り合いタクシーだ。日中30分間隔ながらバンタイプの車両だから、混雑しないか心配だったが、利用したのは自分以外に一人だけで、拍子抜けの混雑度だった(タクシーなので、乗りきれない人がいる場合には無線で別の車両を手配してもらえることもある)。
バスに乗り込むとき、出発時刻の数分前だったのに扉が閉まっていた。このため、一見回送にも見えるほど。一緒に乗った一人は地元民ぽかったが、乗車の際、運転手に「大津駅行き」かどうかかなり不安そうに聞いていた。結構大々的にPRしていた印象だったけど、あまり知られていない存在なのかもしれない。
肥後大津駅までは15分かからず到着した。道はほとんど混んでいなかったが、信号は複数あるので、タイミングが悪いともう少し時間がかかりそうだった。
肥後大津駅に着くと、折り返しの空港ライナーを7人ほどが待っていて、それなりに需要はありそうだった。
熊本空港から見て熊本の中心部は西方向にある。肥後大津駅は、熊本空港の北北東方向なので、熊本の中心部に行くには、実はかなりの遠回りだ。電車に乗っている時間は短く、渋滞の影響はほぼ受けないが、肥後大津-熊本間は30分強だから、乗り換え時間も含め、一時間以上はかかると考えておいた方が良いだろう。
熊本は街の中心部が駅から少し離れていて、熊本駅からだと、市電やバスに乗り換える必要がある。肥後大津乗り継ぎは、バスが無料なのでお得感は出ているが、中心部に行くのにはあまり便利なアクセスとは言えない感じだった。
肥後大津駅では、15分ほどの乗り継ぎ時間で、熊本行きの電車に乗り換えられた。この区間はだいたい30分に1便。肥後大津では、空席も見られたが、三駅先の光の森辺りで、座席はすべて埋まった。熊本に着いた頃にはかなり立ち客もいる混雑度で、地方路線にしては利用者は多いようだった。
※最新の話題として、肥後大津駅から二つ熊本寄りの三里木駅から空港アクセス線を引こうという計画が出てきている。しかし、豊肥本線は空港のだいぶ北側を東西に走る路線であるため、空港から三里木までは、一度北進してからほぼ90度直角に西方向へ折れ曲がって熊本へと進むことになる。
豊肥本線は、三里木辺りから方向を南西方向に斜めに向かう経路に変わり、途中水前寺公園辺りで、空港からまっすぐ西進してきたバス路線と交差。熊本駅へは、一度南側にぐっと下がってから、ぐるりと半円を描いて回り込んで向かっている。熊本駅は、空港から見てほぼ西にあるから、何とも効率が悪い。
関東で言えば、新宿から銀座・有楽町まで行く場合に似ていて、熊本空港リムジンバスは直線的な東京メトロ丸ノ内線、豊肥本線は秋葉原乗り換えの中央総武線+山手線利用みたいなものだと言うと分かりやすいだろう。
■待ち時間は座席でゆっくり
熊本では1時間以上のロス時間がある。1時間間隔のつばめの一本前の便にも充分に乗られる時刻だったが、今回は列車事前指定の格安きっぷだったから、早く博多へ行くことは出来なかった。
そこで、時間潰しを兼ねて、昼飯を食べたあと、バス停でリムジンバスの状況を確認しに行った。
結構多くの系統が運行されているようだが、駅のバス停は、ロータリー内ではなく、道路に面した1か所にまとまっていた。大量に貼られた時刻表をよくよく見てみると、リムジンバス以外にも、どうも熊本空港行の路線バスがあるようだった。これは、棚ぼた的な発見だった。
しかし、路線図が中途半端で、経由地がさっぱり分からなかった。駅付近にバス案内所も見当たらない。仕方がないので、駅に戻ったあと、駅ナカにあった観光案内所で尋ねてみたものの、リムジンバス以外は、そもそも存在自体を知らない様子。路線図がないか聞いてみても、その類いは配布していないという。空港にも詳しい路線図は掲示されていないし、これではどこを通るのかも分からず、地元民以外は利用することはできないと感じてしまった。
結局、たいした情報も入手できず、早々に改札口内へ。
待合室はなかったが、椅子が並べられたスペースはあったので、そこでゆっくり乗車を待った。
こちらも、空港同様にくまモンが至るところにおり、待合スペース脇では、巨大なモニュメントが撮影スポットになっていた。
※家に帰ってからよくよく調べてみると、熊本空港と熊本市街地を結ぶ路線は、かなり多種類が運行されていた。大きく分けて、リムジンバス、いわゆる都市間高速バス(特急・快速とされている)、そして路線バスがあり、それぞれに複数系統があるようだ。
空港から熊本中心部方面は、ほとんどのバスが熊本駅前行きか熊本駅前を経由してその先の西部車庫まで行く路線だが、系統によって経由バス停が細かく違う。通る道路が大きく違えば差異を認識しやすいのに、全系統とも経路が大きくは変わらない(一部脇に逸れて寄り道するものあり)。このため、ややこしさに拍車がかかっていた。
同じ道路を走るのに、途中停留所を通過するものがあるのだ。しかも、特急が止まるのに路線バスは通過する停留所があったり、空港からだと降車出来ないバス停もあったりと、通過バス停が一定でないために、非常に分かりにくかった。
(関東に住んでいる人なら、西武池袋線で、S-TRAINも有楽町線・副都心線も入った種別路線図みたいな感じと言えば分かりやすいだろうか。)
■快適座席の新幹線
熊本で一時間待って乗った九州新幹線 つばめ号は、割引きっぷの残席数が予約した数日後には×になっていたにも関わらず、空席だらけの運行だった。
割引運賃は、かなり発行枚数を絞っているようだ。
つばめ号(800系)は各駅停車の新幹線で、みずほやさくらより格下扱いだろうが、車内の雰囲気や座席は、快適そのものだった。座席は、今朝乗ってきた飛行機やバスとは比較にならないほど、横幅や前後間隔が広い。リクライニングも後ろ座席を気にする必要がほとんどない。そして車内の雰囲気は、かなりスタイリッシュで、落ち着いている。
九州新幹線の全線開業で、飛行機は、鹿児島路線を中心に大打撃を受けている。しかし、これなら納得。時間をそれほど気にしないなら、こちらの方が良いという人も、「かなり」多いはずだ。
国内線では、一部便で、JALがファーストクラス、ANAがブレミアムクラスを設定している。しかし、それと比較されるのはグリーン車で、金さえ払えば快適なのは当たり前。となると、航空が競争を勝ち抜いていくためには、一般座席もそれなりの快適席を提供しなければならないように思えてならなかった。
※一般席は、新幹線でも飲み物とかが配られるわけでは無いのだから、スッチーがいちいち世話したり、特別感を出して上品な弁当とか茶菓子を配ったり必要など一切ない。特別料金を取ってるわけでもないし。
多少内装を工夫する必要はあるかもしれないが、単に、窓側席だとトイレにも行けないような狭っ苦しい座席でなければいいわけだ。そういった見方だと、スカイマークがかつて導入したA330型機は、非常に客目線で快適さを前面に出したものであり、神戸-鹿児島とかで客を奪う効果を発揮したのかもしれなかった(ANAもB737-700ER型機ANA Business Jetを、平成28年まで運航しているが、これはビジネスクラスだから席が快適なのは当たり前)。
しかし、今の日本の航空会社は、どこも効率が最優先だから、そういったコンセプトはなかなか広がらない。ANA便名で予約するのにスターフライヤーを積極的に利用する人やプレミアムエコノミーを好む人が多いのを見ると、それなりの需要はありそうに思えるんだけど、、、。代わり映えしない一般席の既存航空会社に対し、席を縮めたLCCがあるんだから、席が快適な航空会社みたいのがあってもいいのではないかなあ、、、。
各駅停車の新幹線で、開業時には駅が多すぎるとかなり文句が出ていたほどだったが、博多までは50分で、あっという間に到着できた印象だった。
飛行機と違って、駅に停まることで加減速したり、風景が常に変わったりしているから、窓が小さくて窓側でないと外の景色も楽しめない飛行機よりも体感時間が短いのかもしれない。
ここのところ飛行機ばかり利用していて、久々の新幹線だったが、久々に新幹線を使ったからこそ、色々な面で、飛行機の非快適性に気が付き、とても気になってしまった。
■ソニックは最悪席に、今日の座席指定は一勝二敗
博多駅には予定時刻通り到着。ここでは一時間半ほどの余裕がある。
せっかくなので、この空き時間を利用して福岡空港見学も敢行した。
博多駅から空港までは乗り換え時間も含めて15分もかからない。空港内では一時間弱で保安検査前エリアを見て回ることができた。
このおかげで、リニューアルして変化した部分をだいたい把握でき、復路の時に余裕をもって回ることができるようになった。
一時間ほどで博多駅に戻り、ここからは、大分まで日豊本線の特急ソニック号で移動だ。
ソニック号が走り始めた頃は、かなりおもろい列車だと言われていた。しかし、今日のように、真新しいつばめに乗った直後だと、座席の簡素さがかなり際立って見えた。(個人的にはソニックはいまだにスタイリッシュで早くて快適な印象だったが)この車両だったら、まだ、飛行機の一般席もなんとか太刀打ちできそうな印象だった。
こちらは安いきっぷは売り切れてはいなかったので、元々あまり利用者がいないようだった。博多を出る時点でも、指定席は3分の1も埋まっていない混雑度で、二人並びが両方とも空いている席が同じ車両のなかで4つもあるほどだった。人がいるところも、家族・知人での利用で3か所ほどが二席並びで埋まっていた以外は、一人利用者が二席を占拠していた。
ところが、なぜか自分の隣席にだけ、別の人が座ってきた。それどころか、韓国からの海外旅行者らしく、デカいスーツケースを足元に置くものだから、足がはみ出してきてきつい。韓国人だから日本語は通じない(小倉で座席を回転させるのも説明が大変だった)し、どうしようもない状況だった。
どうも自分は、昔からこういう貧乏くじを引きやすい。それにしても、かなり空いている車内なのに、この席配置は何とも納得がいかない。自分が座席指定をしたときは、隣は空席だったし、自分で座席指定を出来るのだから、これだけ空いているなら、隣がいない席を選ぶこともできるはずだ。小倉辺りで降りるならまだしも、手に持っている切符を見ると別府までの客で、ずっと狭っ苦しい状況になりそうだった。
数駅停車してもほとんど利用は増えず、連席で空いているところも含め空席は多数空いたまま。そこで、検札の際に車掌に、席を移ったらダメか聞いてみたら、「満席だから無理」だという。
しかし、小倉で出入りはあったものの、最終的には利用者は半分ぐらいまで増えた程度。博多から2席並びで空席だった所のうち2つは最後まで客は来ずじまいだった。乗車していた半数程が入れ替わった小倉以降も、隣に他人が来た人は、20か所位の組み合わせがある中、自分以外はたった二組だけという、不満の残る乗車になってしまった。
駅からは実家へ向かい、20時頃には着くことができた。
■今日の教訓!
・[羽田]余裕があれば国際線からエプロン見学を楽しもう←いつもと違う角度から空港を眺められます。
・[羽田]サテライト・ボーディングステーションに行けるかは運次第←割り当てられている便数も少ないです。
・イベントあると混雑ひどい←行く先でイベントないかはよく調べた方が吉。
・[熊本]隠れくまモンを探そう←隠れてないのもいっぱいあるので、どれが隠れなのかは不明、、、。
・[熊本]大津に行くなら無料の空港ライナー←便利です。
・[熊本]中心部に行くならバスの停車停留所を調べよう←系統別のページしかないので少し手間です。
・JR九州は割引運賃で←ネット予約でおトクに行こう。
■実際の旅程
04/20 SAT
自 宅05:00(京急線等)→06:00[東京国際空港]
[東京国際空港]08:20(ANA641便)→10:05[熊本空港]
[熊本空港]12:30(空港ライナー)→12:45肥後大津駅
肥後大津駅13:00(JR九州 豊肥本線)→13:35熊 本 駅
熊 本 駅15:10(JR九州 九州新幹線 つばめ328号)→15:57博 多 駅
博 多 駅17:19(JR九州 日豊本線 ソニック43号)→19:35大 分 駅
大 分 駅19:45(自家用車)→20:00実 家
2019年04月20日
山口2空港_30年度利用数発表
■山口2空港 平成30年度利用者数発表 山口宇部空港は初の百万人突破
山口県は18日、 山口県内2空港(岩国、山口宇部)の平成30年度利用状況を発表しました。山口宇部空港の年度利用者数は初めて百万人を突破、過去最多を更新しました。
今回発表された平成30年度利用者数は、山口宇部空港が1,022,386人、岩国飛行場(岩国錦帯橋空港)が522,703人。
山口宇部は初めて年度利用者数が百万人を突破、過去最多となりました。昨年比3.4%増で3万3千人強増加となりました。国内線が伸びており、唯一運航している東京国際線が初めて百万人を達成しています。一方で国際線は伸び悩み、16,905人の利用に留まっています。
岩国も年度利用者数は過去最多を更新。五十万人達成は二年連続となりました。昨年比3.8%増で1万9千人強増加しています。
■平成30年度における県内2空港の利用状況について(山口県公式サイト)
https://www.pref.yamaguchi.lg.jp/press/201904/043324.html
山口県は18日、 山口県内2空港(岩国、山口宇部)の平成30年度利用状況を発表しました。山口宇部空港の年度利用者数は初めて百万人を突破、過去最多を更新しました。
今回発表された平成30年度利用者数は、山口宇部空港が1,022,386人、岩国飛行場(岩国錦帯橋空港)が522,703人。
山口宇部は初めて年度利用者数が百万人を突破、過去最多となりました。昨年比3.4%増で3万3千人強増加となりました。国内線が伸びており、唯一運航している東京国際線が初めて百万人を達成しています。一方で国際線は伸び悩み、16,905人の利用に留まっています。
岩国も年度利用者数は過去最多を更新。五十万人達成は二年連続となりました。昨年比3.8%増で1万9千人強増加しています。
■平成30年度における県内2空港の利用状況について(山口県公式サイト)
https://www.pref.yamaguchi.lg.jp/press/201904/043324.html
空港から振り返る平成20年
特集 ニッポンの空港から振り返る平成二十年
平成二十年は、空港が大きく変わります。空港整備法が空港法に変更され、空港整備重視から空港運営重視に変化しました。
昭和時代から続いてきた新空港建設がついに終わることになり、今ある空港インフラをどう活用していくかが重要なポイントになりました。
そんな既存活用を鮮明にした年に象徴的だったのは、美保飛行場(米子空港/鳥取県)にできた新駅です。既存鉄道路線の空港最寄り位置に駅を造り、今ある鉄道と空港を最大限活用しました。まだまだ工夫できることがたくさんあることがよく分かる事例となりました。
平成が成人となって、空港を取り巻く環境が大きく変わった、そんな一年でした。
■平成二十年 空港の主な出来事
04月:三宅島空港 噴火で運休していた定期便が8年ぶりに再開
06月:空港整備法が空港法に変更され、空港の区分が変更
06月:新種子島空港 種子島空港に改称
06月:美保飛行場 西日本旅客鉄道境港線乗り入れ(最寄駅の大篠津駅の移設扱い・米子空港駅に改称)
2019年04月19日
席で左右された快適旅(旅行前)
※2019年5月にアップした2019年4月の旅行記です。
■2019.04 東京国際・熊本・福岡・静岡の旅行前
■鉄道+飛行機利用でたくさんの空港へ
今回は21日日曜日に、実家のある大分へ用事で行くため、月曜も休みを取って、ついでに空港見学してくることにした。
20日に東京を出発し、22日に東京に戻る行程だ。
21日の用事を済ませられれば良いので、20日昼便で東京国際(羽田)→大分、22日昼間に大分→羽田で良いんだろうけど、大分空港は前回訪問時から大きな変化はなく、見学は不要。そこで、それほど追加費用がかからない範囲で別空港を経由することにした。
検討したのは2か月前で、便は選り取りみどりだったので、出来るだけ安く、色々回れる行程を組むことにした。
東京と大分の周辺にある空港だと、福岡が、昨年南側が新ターミナルに移行し、さらに3月下旬にアクセスホール新設が確定していた。このため、福岡は確実に利用することにした。
旅行時期は、青春18きっぷが使える期間ではないので、鉄道移動だと普通運賃での利用になる。
JRの普通運賃は100キロ以上のきっぷなら途中下車できるから、東京-大分間で、静岡、中部国際、名古屋、大阪国際、関西国際、八尾、神戸、岡山、広島、岩国、山口宇部、北九州 位は寄り道しやすい。しかし、この距離になると、鉄道は値段が高い(普通に2万円程度かかる)。さらに少しでも安くしようとおトクなきっぷを活用すると、区間・列車指定のもののが多くて途中下車できない。特に本州側の新幹線はたいしておトクなきっぷがなく、鈍行は関西圏と名古屋前後以外は鈍足で時間がかかりすぎる。航空では安い運賃がバンバン出ているし、鉄道を長距離利用して大分に向かうのは難しい状況だった。
そこで、鉄道オンリーは止め、「飛行機直行」か「鉄道+飛行機利用」で考えることにした。
■行きは熊本、帰りは静岡を経由へ
まずは単純に大分空港を発着で検討。
この場合、利用できる直行空港は、成田国際、羽田、中部国際、大阪国際しかない。電車でどれかの空港に向かい、そこから飛行機で大分となる。
この中では、中部がギリギリ。鉄道区間の距離がやや長いが、鈍行でも朝イチに出れば夕方の飛行機には間に合う。値段も七千円程度でギリギリだ(新幹線は値段が高いから実質的に対象外)。
九州側を福岡発着にしてみると、選択肢が広がる。直行している空港が多いためで、百里や静岡、松本等も視野に入ってくる。新潟や金沢、仙台辺りも、なんとかなりそうには見えるが、鈍行だとそこに行くまで時間がかかる上に鉄道運賃もあまり安くない。東海道と同じく新幹線だと値段が高く論外だ。
できるだけ、飛行機直行の時より、前後の鉄道部分を五千円程度(最大一万円程度まで)のプラスで収まる範囲になる空港を探した。
マイラーなら、だったら羽田→ソウル→福岡なんてどう?なんて言う人もいそうだが、そもそも片道一区間以上乗る飛行機乗り継ぎだと値段がグッと上がる。そんだけ金があるなら、どういう経路で行くかなんて全く悩む必要はなく、行けるときに日帰りで、行きたい空港に飛んでけばいい。いかに効率よく、いかに割安で行けるか、それが平民の毎回の悩みどころなのだ。
東京-大分(あるいは福岡)間でどこかを経由して行く場合、唯一、ダイナミックパッケージで時々安い運賃が出ることはあるので、今回も検討はしてみたが、先に結果を言うと条件が合わず、採用できなかった。
東京側の空港を変えることばかり書いてきたが、九州側で別空港を利用を考えることもできる。ありがたいことにJR九州内は特急利用でも安い運賃があるので、福岡に加えて、北九州、熊本、佐賀、長崎、宮崎も候補にできた。
色々検討した結果、往路は羽田→熊本と飛び、熊本→大分は鉄道移動。復路は大分→福岡を鉄道で、福岡→静岡を飛行機、島田→東京を再び鉄道利用することにした。
■九州新幹線とフジドリームエアラインズに初めて搭乗へ
<往路>
羽田発はそのままで、九州側を別空港にするパターンを採用した。
北九州、福岡、熊本、佐賀、長崎、宮崎が候補だったので、まずは前回訪問時以降の変化状況から候補の絞り込んだ。
北九州:国際線就航会社が増えた程度。
福岡:改修の真っ最中で大きく変化。
熊本:震災→復旧。
佐賀:愛称が変更した程度。
長崎:ほぼ変化がない。
宮崎:愛称変更に加え増築が完了。
各空港の変化は、ざっくりこんなところだった。
変化した空港を中心に検討したら、最後は熊本と宮崎の比較となった。
鉄道運賃を調べてみたら、宮崎→大分間のおトクなきっぷは運賃が意外と安くなく、一方で熊本→大分間は、熊本→博多(新幹線)+博多→大分(特急)でそれぞれ二千円台の割引きっぷがあったため、今回は安く済む熊本に寄ることに決定した。
羽田-熊本と羽田-大分は最安値は同じ値段。熊本の場合、そこに六千円程度の電車賃が加わるだけで抑えられた。
で、往路の飛行機は、熊本着が昼くらいで良い。東京側を成田発にすることもできたが、すんなり羽田→熊本についてANAの朝便で一万円ほどの安い運賃が確保できたので、それにした。ボーディングステーションやサテライト棟が出来てから羽田の第二ターミナルを出発で利用していなかったから、その見学も兼ねての羽田発はベストな選択だった。
熊本からの電車は初めての九州新幹線乗車になることが決まった。
<復路>
往路で福岡を利用しないので、福岡発の航空便を検討した。単純に羽田直行か、LCCで成田か、スカイマークで百里(茨城)か、フジドリームエアラインズで松本or静岡or名古屋、大手で中部への飛行が候補となった。
このうち名古屋は昨年も訪れたので早々に脱落。成田もあまり変化はなく、関東地方にあって正直いつでも行けるのでパスした(LCCも一万円弱で意外と値が張っていた)。
で値段の比較だ。静岡と中部は、福岡線の飛行機が一万三千円程度でほぼ横並び。一方で松本は航空券代が一番安くても一万八千円程度と出た(羽田線より高い、、、)。そこで松本は脱落し、最後は中部と静岡の比較になった。
中部は路線数・便数が多いから、那覇帰りに中部経由にするとか、国際線利用の際に寄り道するとか、今後立ち寄るタイミングが静岡より中部の方が断然多そうだ。電車賃も静岡の方が安く済むし、今回は静岡経由に決めた。
博多から福岡まで2千円台、静岡から東京まで3千円台、だいたい6千円程度のプラス。飛行機は羽田便とほぼ変わらない値段だったので、電車賃分がほぼ丸々プラスとなった。
復路の飛行機は、静岡行きを朝二便目で予約した。福岡-静岡線は1日四便。このうち朝イチ便だと、大分で始発の電車に乗って行っても福岡空港見学時間があまり確保できない。後の二便だと、静岡到着は夕方〜夜になるため、今度は静岡空港見学時間が取れない。よって、自動的に朝二便目利用となった。福岡空港には8時頃には着ける行程とし、11時台の出発まで三時間ほどの空港見学時間を確保した。
■ダイナミックパッケージ乗り継ぎ便は泣く泣く断念
今回は、結果として往復別々でチケットを取ったが、一応、往復利用のダイナミックパッケージ乗り継ぎ便も検討した。
単純な羽田-大分間の場合、伊丹乗り継ぎしかない上に値段が高かったので断念した(直行便が「安◯====高」に対し、伊丹乗り継ぎは軒並み「安◯◯◯◯◯高」だった)。
九州側を変えて、羽田-福岡間とすると、ANAは伊丹乗り継ぎのみ(値段は高)、JALは伊丹乗り継ぎに加え徳島や高知乗り継ぎが出てきた。JALのものは「安◯◯===高」で、値上がりは小幅に収まっていたものの、乗り継ぎ時間が一時間程度しかなく、見学するには短い。徳島、高知ともに前回利用からかなり時間が経っているので魅力的ではあったものの、自動的に付いてきてしまうホテルにチェックイン・アウトするのも面倒だし、安いホテルは黒崎周辺ばかりで途中下車しなければならず、格安乗車券が実質的に使えなくなるので、今回は活用を諦めた。
さらに、実は福岡-静岡線よりも、北九州-静岡線の方が安い運賃が出ていたので、本当はそちらを利用したく、検討していた。
北九州-静岡線はちょうど就航してから1か月も経っていないこともあり、一万円を切る運賃が出ていて、運賃は申し分なかったのだ。大分に行くなら、福岡より北九州の方が電車賃が安いし、当然断トツの第一候補に躍り出ていたのだが、ダイヤは空港見学する自分にはダメダメだった。
静岡-北九州線は、夕方〜夜にかけての一往復となっている。往路の場合、北九州到着は17時過ぎ。すぐに空港を出ても、大分到着は20時位になる。普通の人なら、これで何の問題無い。しかし、自分の場合は北九州空港到着後に空港を見学するので、見学をしていたら大分到着は夜遅く深夜になってしまう。欠航時の振替も、新幹線でギリギリ終電に間に合うだけで飛行機振替が難しいので、かなりリスキーだった。
一方の復路も、静岡着が19時過ぎ。東京への終電に間に合うかも微妙だし、大きく変化した静岡空港のターミナルを見学している暇が全くない。これでは利用を諦めるよりなかった。
新規就航路線で(今後二度と出ないであろう)格安運賃なので、非常に興味はあったものの、この路線の活用は諦めざるを得なかった。
こうして行程が決定。
初日(20日)は、ANAの朝二便目(ANA641便)で羽田→熊本と飛んで、熊本空港を見学。その後熊本駅まで移動し、九州新幹線の熊本→博多(つばめ328号)、日豊本線特急の博多→大分(ソニック43号)と乗り継ぐ。
二日目は野暮用を済ませる一日。
三日目(21日)は、朝イチの日豊本線特急で大分→博多(ソニック2号)と移動。福岡空港見学後、二便目の静岡行き(FDA144便)で福岡→静岡と飛行。今度は静岡空港を見学して、15時頃静岡空港を出発。島田から鈍行乗り継ぎで東京まで戻る行程だ。最後東京到着は21時位という行程になった。
アクセスの予約(航空)
航空券は、約1.5か月前に予約した。
往路は、羽田→熊本の利用。
検索したら、ANA独自運賃である「ANA Discover JAPAN Fare」が一番安かったのでそれで確保。往路の熊本便は意外と混んでいたうえ、安い運賃だからか、座席指定はほとんどできない状況だった。
復路は、FDAの独自運賃である「バースデー割」が最安値。牡羊座の自分はちょうど対象になっていたので、それで予約した。
宿泊の予約
今回は、実家の用事ではないのだが、実家に泊まれるため、宿泊施設の手配は不要だった。
現地移動の予約(鉄道)
飛行機以外の移動は鉄道だ。
往復路とも、JR九州区間は、新幹線・特急利用のおトクなきっぷがあり、それで確保した。事前購入限定の割引きっぷ利用のため、1か月前の発売開始と共に予約。いずれも事前に列車の指定が必要だった。
往路は、熊本→大分というおトクなきっぷはなく、博多で分割しての購入とした(熊本→小倉、小倉→大分と小倉分割もできるが、値段がグッと上がるので断念)。このうち、熊本→博多間は「つばめ限定!九州ネット早特7」を活用。熊本空港到着が10時頃で、熊本空港見学に二時間、熊本空港→熊本駅間は一時間位と考えていたので、13時台に熊本駅を出る新幹線が最適なはず。発売日に予約を狙ったものの、満席で撃沈し、結局15時台のつばめになった。熊本空港→熊本間はバスでも電車でも、予約は不要なので、現地確保だった。
続く区間の博多→大分間は特急ソニックの割引運賃。7日前迄の割引運賃の設定はなく「ネット早特3」のみだった。こちらは空席だらけ。つばめからの乗り継ぎを考慮して、博多での乗り継ぎに少し余裕を見て17時台に博多を出る特急とした。
復路は、福岡空港の見学時間を出来るだけ長くとりたかったので、大分からの電車は、朝イチのソニック2号を「ネット早特3」で予約した。
静岡に着いたあとの、静岡空港→東京は、空港のアクセスバス+鈍行利用で予約は不要のため、現地購入だった。
色々悩んだものの、早めの予約で確保ができ、ゆっくり出発日を迎えられた。
■ここまでの教訓!
・ANAは旅割よりもANA Discover JAPAN Fare←高い値段の時もあるのでしっかり比較しよう。
・FDAはバースデー割を活用しよう←FDAは運賃高め。その中でもオススメです。
・就航直後は運賃狙い目←安い運賃がよくあります。
・九州はネット予約チャーンス←大都市間なら安い運賃がゴロゴロです。
■今回の予定旅程
04/20 SAT
自宅05:00(京急線等)→06:00[東京国際空港]08:20(ANA641便)→10:05[熊本空港]12:00(空港ライナー)→12:15肥後大津駅12:36(豊肥本線)→13:08熊本駅15:10(九州新幹線 つばめ328号)→15:57博多駅17:19(日豊本線 ソニック43号)→19:35大分駅19:45(自家用車)→20:00実家
04/21 SUN
(旅行なし)
04/22 MON
実家05:00(自家用車)→05:15大分駅05:18(日豊本線 ソニック2号)→07:49博多駅07:54(福岡市地下鉄)→07:59[福岡空港]11:10(FDA144便)→12:35[静岡空港]15:25(富士山静岡空港アクセスバス島田線)15:50島田駅16:04(JR東海 東海道本線)→18:00熱海駅18:11(JR東日本 東海道本線)→19:39横浜駅19:45(JR東日本 京浜東北線など)→20:45自宅
■2019.04 東京国際・熊本・福岡・静岡の旅行前
■鉄道+飛行機利用でたくさんの空港へ
今回は21日日曜日に、実家のある大分へ用事で行くため、月曜も休みを取って、ついでに空港見学してくることにした。
20日に東京を出発し、22日に東京に戻る行程だ。
21日の用事を済ませられれば良いので、20日昼便で東京国際(羽田)→大分、22日昼間に大分→羽田で良いんだろうけど、大分空港は前回訪問時から大きな変化はなく、見学は不要。そこで、それほど追加費用がかからない範囲で別空港を経由することにした。
検討したのは2か月前で、便は選り取りみどりだったので、出来るだけ安く、色々回れる行程を組むことにした。
東京と大分の周辺にある空港だと、福岡が、昨年南側が新ターミナルに移行し、さらに3月下旬にアクセスホール新設が確定していた。このため、福岡は確実に利用することにした。
旅行時期は、青春18きっぷが使える期間ではないので、鉄道移動だと普通運賃での利用になる。
JRの普通運賃は100キロ以上のきっぷなら途中下車できるから、東京-大分間で、静岡、中部国際、名古屋、大阪国際、関西国際、八尾、神戸、岡山、広島、岩国、山口宇部、北九州 位は寄り道しやすい。しかし、この距離になると、鉄道は値段が高い(普通に2万円程度かかる)。さらに少しでも安くしようとおトクなきっぷを活用すると、区間・列車指定のもののが多くて途中下車できない。特に本州側の新幹線はたいしておトクなきっぷがなく、鈍行は関西圏と名古屋前後以外は鈍足で時間がかかりすぎる。航空では安い運賃がバンバン出ているし、鉄道を長距離利用して大分に向かうのは難しい状況だった。
そこで、鉄道オンリーは止め、「飛行機直行」か「鉄道+飛行機利用」で考えることにした。
■行きは熊本、帰りは静岡を経由へ
まずは単純に大分空港を発着で検討。
この場合、利用できる直行空港は、成田国際、羽田、中部国際、大阪国際しかない。電車でどれかの空港に向かい、そこから飛行機で大分となる。
この中では、中部がギリギリ。鉄道区間の距離がやや長いが、鈍行でも朝イチに出れば夕方の飛行機には間に合う。値段も七千円程度でギリギリだ(新幹線は値段が高いから実質的に対象外)。
九州側を福岡発着にしてみると、選択肢が広がる。直行している空港が多いためで、百里や静岡、松本等も視野に入ってくる。新潟や金沢、仙台辺りも、なんとかなりそうには見えるが、鈍行だとそこに行くまで時間がかかる上に鉄道運賃もあまり安くない。東海道と同じく新幹線だと値段が高く論外だ。
できるだけ、飛行機直行の時より、前後の鉄道部分を五千円程度(最大一万円程度まで)のプラスで収まる範囲になる空港を探した。
マイラーなら、だったら羽田→ソウル→福岡なんてどう?なんて言う人もいそうだが、そもそも片道一区間以上乗る飛行機乗り継ぎだと値段がグッと上がる。そんだけ金があるなら、どういう経路で行くかなんて全く悩む必要はなく、行けるときに日帰りで、行きたい空港に飛んでけばいい。いかに効率よく、いかに割安で行けるか、それが平民の毎回の悩みどころなのだ。
東京-大分(あるいは福岡)間でどこかを経由して行く場合、唯一、ダイナミックパッケージで時々安い運賃が出ることはあるので、今回も検討はしてみたが、先に結果を言うと条件が合わず、採用できなかった。
東京側の空港を変えることばかり書いてきたが、九州側で別空港を利用を考えることもできる。ありがたいことにJR九州内は特急利用でも安い運賃があるので、福岡に加えて、北九州、熊本、佐賀、長崎、宮崎も候補にできた。
色々検討した結果、往路は羽田→熊本と飛び、熊本→大分は鉄道移動。復路は大分→福岡を鉄道で、福岡→静岡を飛行機、島田→東京を再び鉄道利用することにした。
■九州新幹線とフジドリームエアラインズに初めて搭乗へ
<往路>
羽田発はそのままで、九州側を別空港にするパターンを採用した。
北九州、福岡、熊本、佐賀、長崎、宮崎が候補だったので、まずは前回訪問時以降の変化状況から候補の絞り込んだ。
北九州:国際線就航会社が増えた程度。
福岡:改修の真っ最中で大きく変化。
熊本:震災→復旧。
佐賀:愛称が変更した程度。
長崎:ほぼ変化がない。
宮崎:愛称変更に加え増築が完了。
各空港の変化は、ざっくりこんなところだった。
変化した空港を中心に検討したら、最後は熊本と宮崎の比較となった。
鉄道運賃を調べてみたら、宮崎→大分間のおトクなきっぷは運賃が意外と安くなく、一方で熊本→大分間は、熊本→博多(新幹線)+博多→大分(特急)でそれぞれ二千円台の割引きっぷがあったため、今回は安く済む熊本に寄ることに決定した。
羽田-熊本と羽田-大分は最安値は同じ値段。熊本の場合、そこに六千円程度の電車賃が加わるだけで抑えられた。
で、往路の飛行機は、熊本着が昼くらいで良い。東京側を成田発にすることもできたが、すんなり羽田→熊本についてANAの朝便で一万円ほどの安い運賃が確保できたので、それにした。ボーディングステーションやサテライト棟が出来てから羽田の第二ターミナルを出発で利用していなかったから、その見学も兼ねての羽田発はベストな選択だった。
熊本からの電車は初めての九州新幹線乗車になることが決まった。
<復路>
往路で福岡を利用しないので、福岡発の航空便を検討した。単純に羽田直行か、LCCで成田か、スカイマークで百里(茨城)か、フジドリームエアラインズで松本or静岡or名古屋、大手で中部への飛行が候補となった。
このうち名古屋は昨年も訪れたので早々に脱落。成田もあまり変化はなく、関東地方にあって正直いつでも行けるのでパスした(LCCも一万円弱で意外と値が張っていた)。
で値段の比較だ。静岡と中部は、福岡線の飛行機が一万三千円程度でほぼ横並び。一方で松本は航空券代が一番安くても一万八千円程度と出た(羽田線より高い、、、)。そこで松本は脱落し、最後は中部と静岡の比較になった。
中部は路線数・便数が多いから、那覇帰りに中部経由にするとか、国際線利用の際に寄り道するとか、今後立ち寄るタイミングが静岡より中部の方が断然多そうだ。電車賃も静岡の方が安く済むし、今回は静岡経由に決めた。
博多から福岡まで2千円台、静岡から東京まで3千円台、だいたい6千円程度のプラス。飛行機は羽田便とほぼ変わらない値段だったので、電車賃分がほぼ丸々プラスとなった。
復路の飛行機は、静岡行きを朝二便目で予約した。福岡-静岡線は1日四便。このうち朝イチ便だと、大分で始発の電車に乗って行っても福岡空港見学時間があまり確保できない。後の二便だと、静岡到着は夕方〜夜になるため、今度は静岡空港見学時間が取れない。よって、自動的に朝二便目利用となった。福岡空港には8時頃には着ける行程とし、11時台の出発まで三時間ほどの空港見学時間を確保した。
■ダイナミックパッケージ乗り継ぎ便は泣く泣く断念
今回は、結果として往復別々でチケットを取ったが、一応、往復利用のダイナミックパッケージ乗り継ぎ便も検討した。
単純な羽田-大分間の場合、伊丹乗り継ぎしかない上に値段が高かったので断念した(直行便が「安◯====高」に対し、伊丹乗り継ぎは軒並み「安◯◯◯◯◯高」だった)。
九州側を変えて、羽田-福岡間とすると、ANAは伊丹乗り継ぎのみ(値段は高)、JALは伊丹乗り継ぎに加え徳島や高知乗り継ぎが出てきた。JALのものは「安◯◯===高」で、値上がりは小幅に収まっていたものの、乗り継ぎ時間が一時間程度しかなく、見学するには短い。徳島、高知ともに前回利用からかなり時間が経っているので魅力的ではあったものの、自動的に付いてきてしまうホテルにチェックイン・アウトするのも面倒だし、安いホテルは黒崎周辺ばかりで途中下車しなければならず、格安乗車券が実質的に使えなくなるので、今回は活用を諦めた。
さらに、実は福岡-静岡線よりも、北九州-静岡線の方が安い運賃が出ていたので、本当はそちらを利用したく、検討していた。
北九州-静岡線はちょうど就航してから1か月も経っていないこともあり、一万円を切る運賃が出ていて、運賃は申し分なかったのだ。大分に行くなら、福岡より北九州の方が電車賃が安いし、当然断トツの第一候補に躍り出ていたのだが、ダイヤは空港見学する自分にはダメダメだった。
静岡-北九州線は、夕方〜夜にかけての一往復となっている。往路の場合、北九州到着は17時過ぎ。すぐに空港を出ても、大分到着は20時位になる。普通の人なら、これで何の問題無い。しかし、自分の場合は北九州空港到着後に空港を見学するので、見学をしていたら大分到着は夜遅く深夜になってしまう。欠航時の振替も、新幹線でギリギリ終電に間に合うだけで飛行機振替が難しいので、かなりリスキーだった。
一方の復路も、静岡着が19時過ぎ。東京への終電に間に合うかも微妙だし、大きく変化した静岡空港のターミナルを見学している暇が全くない。これでは利用を諦めるよりなかった。
新規就航路線で(今後二度と出ないであろう)格安運賃なので、非常に興味はあったものの、この路線の活用は諦めざるを得なかった。
こうして行程が決定。
初日(20日)は、ANAの朝二便目(ANA641便)で羽田→熊本と飛んで、熊本空港を見学。その後熊本駅まで移動し、九州新幹線の熊本→博多(つばめ328号)、日豊本線特急の博多→大分(ソニック43号)と乗り継ぐ。
二日目は野暮用を済ませる一日。
三日目(21日)は、朝イチの日豊本線特急で大分→博多(ソニック2号)と移動。福岡空港見学後、二便目の静岡行き(FDA144便)で福岡→静岡と飛行。今度は静岡空港を見学して、15時頃静岡空港を出発。島田から鈍行乗り継ぎで東京まで戻る行程だ。最後東京到着は21時位という行程になった。
アクセスの予約(航空)
航空券は、約1.5か月前に予約した。
往路は、羽田→熊本の利用。
検索したら、ANA独自運賃である「ANA Discover JAPAN Fare」が一番安かったのでそれで確保。往路の熊本便は意外と混んでいたうえ、安い運賃だからか、座席指定はほとんどできない状況だった。
復路は、FDAの独自運賃である「バースデー割」が最安値。牡羊座の自分はちょうど対象になっていたので、それで予約した。
宿泊の予約
今回は、実家の用事ではないのだが、実家に泊まれるため、宿泊施設の手配は不要だった。
現地移動の予約(鉄道)
飛行機以外の移動は鉄道だ。
往復路とも、JR九州区間は、新幹線・特急利用のおトクなきっぷがあり、それで確保した。事前購入限定の割引きっぷ利用のため、1か月前の発売開始と共に予約。いずれも事前に列車の指定が必要だった。
往路は、熊本→大分というおトクなきっぷはなく、博多で分割しての購入とした(熊本→小倉、小倉→大分と小倉分割もできるが、値段がグッと上がるので断念)。このうち、熊本→博多間は「つばめ限定!九州ネット早特7」を活用。熊本空港到着が10時頃で、熊本空港見学に二時間、熊本空港→熊本駅間は一時間位と考えていたので、13時台に熊本駅を出る新幹線が最適なはず。発売日に予約を狙ったものの、満席で撃沈し、結局15時台のつばめになった。熊本空港→熊本間はバスでも電車でも、予約は不要なので、現地確保だった。
続く区間の博多→大分間は特急ソニックの割引運賃。7日前迄の割引運賃の設定はなく「ネット早特3」のみだった。こちらは空席だらけ。つばめからの乗り継ぎを考慮して、博多での乗り継ぎに少し余裕を見て17時台に博多を出る特急とした。
復路は、福岡空港の見学時間を出来るだけ長くとりたかったので、大分からの電車は、朝イチのソニック2号を「ネット早特3」で予約した。
静岡に着いたあとの、静岡空港→東京は、空港のアクセスバス+鈍行利用で予約は不要のため、現地購入だった。
色々悩んだものの、早めの予約で確保ができ、ゆっくり出発日を迎えられた。
■ここまでの教訓!
・ANAは旅割よりもANA Discover JAPAN Fare←高い値段の時もあるのでしっかり比較しよう。
・FDAはバースデー割を活用しよう←FDAは運賃高め。その中でもオススメです。
・就航直後は運賃狙い目←安い運賃がよくあります。
・九州はネット予約チャーンス←大都市間なら安い運賃がゴロゴロです。
■今回の予定旅程
04/20 SAT
自宅05:00(京急線等)→06:00[東京国際空港]08:20(ANA641便)→10:05[熊本空港]12:00(空港ライナー)→12:15肥後大津駅12:36(豊肥本線)→13:08熊本駅15:10(九州新幹線 つばめ328号)→15:57博多駅17:19(日豊本線 ソニック43号)→19:35大分駅19:45(自家用車)→20:00実家
04/21 SUN
(旅行なし)
04/22 MON
実家05:00(自家用車)→05:15大分駅05:18(日豊本線 ソニック2号)→07:49博多駅07:54(福岡市地下鉄)→07:59[福岡空港]11:10(FDA144便)→12:35[静岡空港]15:25(富士山静岡空港アクセスバス島田線)15:50島田駅16:04(JR東海 東海道本線)→18:00熱海駅18:11(JR東日本 東海道本線)→19:39横浜駅19:45(JR東日本 京浜東北線など)→20:45自宅
空港から振り返る平成19年
特集 ニッポンの空港から振り返る平成十九年
平成十九年は平成十年代ラストの年。前年に引き続き、離島空港の厳しさが露呈します。
12月に波照間空港(沖縄県)から定期便が消滅。代わりに就航したエアードルフィンの定期チャーター便は一年持たず、その後は長い運休期間に入る事態となりました。
この年、地方空港では久々となる純粋な鉄道延伸が実現し、仙台空港(宮城県)に新たに鉄道が乗り入れます。
空港のために数キロに渡り新線が整備されるのは地方空港では非常に珍しいこと。これによりバス路線が壊滅するなど、空港直結鉄道の高い利便性が、大きくクローズアップされることになりました。
■平成十九年 空港の主な出来事
03月:与那国空港 滑走路2,000m化
03月:仙台空港 仙台空港鉄道開業
03月:能登空港 能登半島地震で滑走路に亀裂・閉鎖(翌日再開)
12月:波照間空港 定期便消滅
2019年04月18日
空港から振り返る平成18年
特集 ニッポンの空港から振り返る平成十八年
平成十八年は、日本の空港が大きな曲がり角に来た、そんな一年でした。
この年は新空港の開港ラッシュでした。2月に神戸空港(兵庫県)が開港。3月に北九州空港(福岡県)と種子島空港(鹿児島県)が新位置に移転、7月には隠岐空港(島根県)が隣接地へ移転しています。特に、北九州空港開港に合わせて新しい航空会社スターフライヤーが就航。大手以上の快適さで値段は安いという黒い衝撃が話題になりました。
サービスでは、ANAがSKiPサービスを導入。紙のチケットを持たなくてよい搭乗革命とも言うべき新サービスは、すぐに当たり前になっていきました。
ところが、そんな華やかな話題が続くなかで陰は忍び寄ります。
種子島と隠岐は移転による滑走路延長でジェット化を果たしたにもかかわらず、種子島はジェット機材は飛ばず、隠岐もジェット機は夏だけの運航に留まってしまいます。
さらに、3月、小値賀空港(長崎県)、上五島空港(長崎県)、慶良間空港(沖縄県)の一気に3つの離島空港で、定期便が消滅。離島空港の厳しさが一気に浮き彫りになりました。
空港の明暗がはっきりと出てしまった、そんな一年でした。
ちなみに、情報交通ホットラインでは、新北九州空港開港を契機に空港めぐりをスタートしました。個人的には非常に思い出深い一年でした。
→初めての旅行記
http://johokotu.seesaa.net/article/153753554.html
■平成十八年 空港の主な出来事
02月:神戸空港 開港
03月:新北九州空港 開港・旧北九州空港 廃港(北九州空港 移転)
03月:新種子島空港 開港・旧種子島空港 廃港(種子島空港 移転)・滑走路2,000mでジェット化
03月:小値賀空港 定期便消滅
03月:上五島空港 定期便消滅
03月:慶良間空港 定期便消滅
06月:旭川空港 国際線施設開館
06月:成田国際空港 第1ターミナル南ウイング開館(グランドオープン)
07月:隠岐空港 隣接地へ移転・滑走路2,000mでジェット化
09月:ANA SKiPサービス導入
11月:富山空港 ターミナル国内線・国際線ビル一体化
2019年04月17日
JJP_8月庄内就航へ
□JJP 8月から庄内に就航へ
ジェットスター・ジャパン(JJP)は17日、8月1日に成田国際(成田)-庄内(おいしい庄内)線を新規就航すると発表しました。
JJPが発表したのは成田-庄内線の就航。8月1日から1日1往復を就航するとしています。
JJPの庄内就航は初めてで、格安航空会社の庄内空港への就航は初めてとなります。
08/01
◎JJP 成田国際-庄内 ( 0→ 1)
■LCCが庄内に初乗り入れ!ジェットスター・ジャパン、東京(成田)=庄内路線を開設 (JJP公式サイト)
https://www.jetstar.com/_/media/files/japan-and-korea/japan/news/2019/20190417.pdf?la=ja-jp
ジェットスター・ジャパン(JJP)は17日、8月1日に成田国際(成田)-庄内(おいしい庄内)線を新規就航すると発表しました。
JJPが発表したのは成田-庄内線の就航。8月1日から1日1往復を就航するとしています。
JJPの庄内就航は初めてで、格安航空会社の庄内空港への就航は初めてとなります。
08/01
◎JJP 成田国際-庄内 ( 0→ 1)
■LCCが庄内に初乗り入れ!ジェットスター・ジャパン、東京(成田)=庄内路線を開設 (JJP公式サイト)
https://www.jetstar.com/_/media/files/japan-and-korea/japan/news/2019/20190417.pdf?la=ja-jp
空港から振り返る平成17年
特集 ニッポンの空港から振り返る平成十七年
平成十七年、日本国内は、愛・地球博で盛り上がりました。
博覧会の開催に先立ち中部国際空港(セントレア/愛知県)が開港しました。日本で二空港目となる本格的海上空港は、日本で初めて全館でユニバーサルデザインを追求したほか、民間の知恵を活かす運営を推進。広い展望デッキや商業施設、和洋の街並み、さらにキャラクターに至るまで、実用とエンターテインメントを兼ね備えた空港として、その後の他空港の整備にも大きな影響を与えました。住所にもなった造語のセントレアは、平成後半に乱立した空港の愛称として最も有名なものでしょう。
この年は、札幌飛行場(北海道)にエプロンロードヒーティング、中部移転で施設の縮小を迫られた名古屋飛行場(愛知県)にフィンガーコンコースと、日本初の利便施設が次々に誕生したのが特徴でした。
■平成十七年 空港の主な出来事
01月 中部国際空港 名古屋鉄道空港線開業
02月 中部国際空港 開港、名古屋空港 県営化・名古屋飛行場に改称
03月 青森空港 国際線施設 使用開始
03月 花巻空港 滑走路2,500m化
11月 名古屋飛行場 フィンガーコンコース使用開始(日本初)
12月 札幌飛行場 エプロンロードヒーティング使用開始(日本初)
2019年04月16日
成田_4月バス便時刻変更
■成田国際空港(成田空港) アクセスバス便時刻変更(2019年4月)
04/16
◎成田空港交通・宮城交通 成田空港(第3 6番→第2 12番→第1 5番)-仙台駅東口( 0→ 1)※夜行便
04月16日:
仙台方面に東京ディズニーランドR経由仙台駅東口発着便が新設されます。途中停留所は東京ディズニーランドRですが、成田空港からの場合は東京ディズニーランドRで乗降できず、利用できるのは仙台駅東口のみです。仙台駅東口まで約7時間35分7,700円。
■夜行高速バスに新規路線!「成田空港・『東京ディズニーランド🄬』〜仙台駅東口」線(2019年4月16日)運行開始!(成田空港交通公式サイト)
http://www.nariku.co.jp/
※直リンク http://www.nariku.co.jp/topics/190312174137.htm
04/16
◎成田空港交通・宮城交通 成田空港(第3 6番→第2 12番→第1 5番)-仙台駅東口( 0→ 1)※夜行便
04月16日:
仙台方面に東京ディズニーランドR経由仙台駅東口発着便が新設されます。途中停留所は東京ディズニーランドRですが、成田空港からの場合は東京ディズニーランドRで乗降できず、利用できるのは仙台駅東口のみです。仙台駅東口まで約7時間35分7,700円。
■夜行高速バスに新規路線!「成田空港・『東京ディズニーランド🄬』〜仙台駅東口」線(2019年4月16日)運行開始!(成田空港交通公式サイト)
http://www.nariku.co.jp/
※直リンク http://www.nariku.co.jp/topics/190312174137.htm
鳥取_30年度40万人突破
■鳥取空港(鳥取砂丘コナン空港空港) 平成30年度は40万人突破
鳥取県は15日、 鳥取県内2空港(鳥取、美保)の平成30年度国内線利用者数を発表しました。このうち、鳥取空港(鳥取砂丘コナン空港空港)の年度利用者数は初めて40万人を突破、過去最多を更新しました。
今回発表された鳥取空港の平成30年度利用者数は、408,732人。昨年比5.2%増で2万人強の増加となりました。年度で利用者数が40万人を超えたのは初めてとなります。
■平成30年度県内空港国内便の利用者数がまとまりました(鳥取県公式サイト)
http://db.pref.tottori.jp/pressrelease.nsf/webview/EC120268218C18C7492583D8001A4065?OpenDocument
鳥取県は15日、 鳥取県内2空港(鳥取、美保)の平成30年度国内線利用者数を発表しました。このうち、鳥取空港(鳥取砂丘コナン空港空港)の年度利用者数は初めて40万人を突破、過去最多を更新しました。
今回発表された鳥取空港の平成30年度利用者数は、408,732人。昨年比5.2%増で2万人強の増加となりました。年度で利用者数が40万人を超えたのは初めてとなります。
■平成30年度県内空港国内便の利用者数がまとまりました(鳥取県公式サイト)
http://db.pref.tottori.jp/pressrelease.nsf/webview/EC120268218C18C7492583D8001A4065?OpenDocument
ラベル:鳥取空港
島根3空港_30年度利用数発表
■島根3空港 平成30年度利用者数発表 出雲空港(出雲縁結び空港)は100万人突破
島根県は、 島根県内3空港(出雲、石見、隠岐)の平成30年度利用状況を発表しました。出雲空港(出雲縁結び空港)の年度利用者数は100万人を突破、過去最多を更新しました。
今回発表された平成30年度利用者数は、出雲空港が1,012,807人、石見空港(萩・石見空港)が149,018人、隠岐空港(隠岐世界ジオパーク空港)が56,585人。
出雲は初めて年度利用者数が百万人を突破、過去最多となりました。昨年比10.1%増で10万人近い増加となりました。
石見も昨年比4.1%増でしたが、隠岐は昨年比0.3%減と利用を落としています。
■島根県内3空港の利用状況(島根県公式サイト)
https://www.pref.shimane.lg.jp/admin/region/access/koku/airport_riyo_jokyo.html
島根県は、 島根県内3空港(出雲、石見、隠岐)の平成30年度利用状況を発表しました。出雲空港(出雲縁結び空港)の年度利用者数は100万人を突破、過去最多を更新しました。
今回発表された平成30年度利用者数は、出雲空港が1,012,807人、石見空港(萩・石見空港)が149,018人、隠岐空港(隠岐世界ジオパーク空港)が56,585人。
出雲は初めて年度利用者数が百万人を突破、過去最多となりました。昨年比10.1%増で10万人近い増加となりました。
石見も昨年比4.1%増でしたが、隠岐は昨年比0.3%減と利用を落としています。
■島根県内3空港の利用状況(島根県公式サイト)
https://www.pref.shimane.lg.jp/admin/region/access/koku/airport_riyo_jokyo.html
空港から振り返る平成16年
特集 ニッポンの空港から振り返る平成十六年
平成十六年は、4月、成田国際空港株式会社が発足。日本の玄関空港が新東京国際空港(千葉県)から成田国際空港に改称、会社管理の空港になりました。
空港名では、前年に移転した新多良間空港(沖縄県)が7月に多良間空港に改称されています。
この年の10月、新潟県中越地震の緊急輸送のため、新潟空港(新潟県)が、15日間緊急で24時間運用され、臨時便も多数運航されました。この緊急対応は、その後の災害対応に活かされることになり、緊急時の空港の在り方を考えるきっかけとなりました。
残念な出来事としては、6月、スカイネットアジア航空が産業再生機構の支援を仰ぐ事態に。航空業界の厳しさが露呈します。
平成十六年は、通常の運営も、緊急時の運営も、航空業界の難しさが再認識された年でもありました。
■平成十六年 空港の主な出来事
02月:高知空港 滑走路2,500m化
03月:札幌飛行場 滑走路1,500m化
04月:新東京国際空港 成田国際空港発足・改称、第1ターミナル第4サテライト一部開館
06月:SNA 産業再生機構入り
07月:新多良間空港 多良間空港に改称
10月:八丈島空港 滑走路2,000m化
10月:新潟空港 新潟県中越地震の緊急輸送で24時間運用(15日間)
12月:東京国際空港 第2ターミナル開館、東京モノレール羽田空港第2ビル駅開業・羽田空港駅を羽田空港第1ビル駅に改称
12月:那覇空港 沖縄型特定免税店(空港外店)開業(日本初の空港外にある空港型免税店)
2019年04月15日
熊本_優先者の提案概要発表
■熊本空港(阿蘇くまもと空港) 特定運営事業等、MSJA ・熊本コンソーシアムの提案概要を発表
国土交通省(国交省)は15日、熊本空港(阿蘇くまもと空港)の運営委託に係る優先交渉権者の選定に関して、優先交渉権者(MSJA ・熊本コンソーシアム)の提案概要を発表しました。
MSJA ・熊本コンソーシアムの提案概要によりますと、「世界と地域にひらかれた九州セントラルゲートウェイ」とする計画です。
路線数と旅客数は、提案時の12路線(国内8・国際4)から、新旅客ターミナルビル供用30年後の2051年度に28路線(国内11・国際17)622万人まで増やすことを目指すとしています。
国際線は東アジア路線の戦略的誘致を進めるほか、二次交通の拡大・拡充(バス路線11路線→23路線)、地域との連携強化などを掲げています。
2023年に供用開始予定の新旅客ターミナルビルの内容も示されました。
新ターミナルは、制限エリア内の店舗面積を2,500平方メートル(現在54平方メートル)と大幅に拡大し、海外で一般的な、滞在型ゲートラウンジになるのが最大の特徴。国内線・国際線一体型となる予定で、国際線旅客も利⽤可能な「内際共⽤のゲートラウンジ」になるとしています。
熊本地震後の「創造的復興のシンボル」でもあることから、災害時にも安全・安心を提供する強靭なターミナルビルを目指すと発表されています。
ターミナル脇には、各種イベントが開催可能なにぎわい広場を整備するとしています。
今回は、客観的評価結果と審査講評は発表されておらず、基本協定締結後に公表される予定です。
■熊本空港特定運営事業等の優先交渉権者の提案概要の公表について(国交省公式サイト)
http://www.mlit.go.jp/report/press/kouku05_hh_000130.html
国土交通省(国交省)は15日、熊本空港(阿蘇くまもと空港)の運営委託に係る優先交渉権者の選定に関して、優先交渉権者(MSJA ・熊本コンソーシアム)の提案概要を発表しました。
MSJA ・熊本コンソーシアムの提案概要によりますと、「世界と地域にひらかれた九州セントラルゲートウェイ」とする計画です。
路線数と旅客数は、提案時の12路線(国内8・国際4)から、新旅客ターミナルビル供用30年後の2051年度に28路線(国内11・国際17)622万人まで増やすことを目指すとしています。
国際線は東アジア路線の戦略的誘致を進めるほか、二次交通の拡大・拡充(バス路線11路線→23路線)、地域との連携強化などを掲げています。
2023年に供用開始予定の新旅客ターミナルビルの内容も示されました。
新ターミナルは、制限エリア内の店舗面積を2,500平方メートル(現在54平方メートル)と大幅に拡大し、海外で一般的な、滞在型ゲートラウンジになるのが最大の特徴。国内線・国際線一体型となる予定で、国際線旅客も利⽤可能な「内際共⽤のゲートラウンジ」になるとしています。
熊本地震後の「創造的復興のシンボル」でもあることから、災害時にも安全・安心を提供する強靭なターミナルビルを目指すと発表されています。
ターミナル脇には、各種イベントが開催可能なにぎわい広場を整備するとしています。
今回は、客観的評価結果と審査講評は発表されておらず、基本協定締結後に公表される予定です。
■熊本空港特定運営事業等の優先交渉権者の提案概要の公表について(国交省公式サイト)
http://www.mlit.go.jp/report/press/kouku05_hh_000130.html
(帛)パラオ_日本連合が運営開始
■パラオ国際空港 日本企業連合が51%出資しての空港運営を開始
双日と日本空港ビルデング(日本空港ビル)、海外交通・都市開発事業支援機構(JOIN)は15日、中間持株会社を通じて共同出資するパラオ・インターナショナル・エアポート(PIAC)が14日からパラオ国際空港の運営を開始したと発表しました。
PIACが14日に開始したのは、パラオ国際空港の運営。同時に空港ターミナル施設等の改修・拡張工事に着手したとしています。
PIACには、双日、日本空港ビル、JOINが共同出資する中間持株会社Japan Airport Management Partners Co., Ltd.が51%を出資しており、いわゆる日本企業連合による運営になっています。今月5日にJOINの出資が確定し、4月中の運営開始が発表されていました。
■双日、日本空港ビルデング、海外交通・都市開発事業支援機構が共同出資「パラオ・インターナショナル・エアポート株式会社」がパラオ国際空港の運営開始へ(双日公式サイト)
https://www.sojitz.com/jp/news/2019/04/20190415.php
■パラオ国際空港 日本企業連合が出資する新ターミナル建設開始へ(関連記事 平成31年4月9日配信)
http://johokotu.seesaa.net/article/465058293.html
双日と日本空港ビルデング(日本空港ビル)、海外交通・都市開発事業支援機構(JOIN)は15日、中間持株会社を通じて共同出資するパラオ・インターナショナル・エアポート(PIAC)が14日からパラオ国際空港の運営を開始したと発表しました。
PIACが14日に開始したのは、パラオ国際空港の運営。同時に空港ターミナル施設等の改修・拡張工事に着手したとしています。
PIACには、双日、日本空港ビル、JOINが共同出資する中間持株会社Japan Airport Management Partners Co., Ltd.が51%を出資しており、いわゆる日本企業連合による運営になっています。今月5日にJOINの出資が確定し、4月中の運営開始が発表されていました。
■双日、日本空港ビルデング、海外交通・都市開発事業支援機構が共同出資「パラオ・インターナショナル・エアポート株式会社」がパラオ国際空港の運営開始へ(双日公式サイト)
https://www.sojitz.com/jp/news/2019/04/20190415.php
■パラオ国際空港 日本企業連合が出資する新ターミナル建設開始へ(関連記事 平成31年4月9日配信)
http://johokotu.seesaa.net/article/465058293.html
空港から振り返る平成15年
特集 ニッポンの空港から振り返る平成十五年
当時は誰も気付きもしませんが、早くも平成は折り返しでした。
この年、昭和から続いた空港整備五箇年計画が終わり、社会資本整備重点計画がスタート。空港整備の計画が大きく変化しました。
平成十五年は、7月に能登空港(石川県)が開港、10月には多良間空港(沖縄県)が新空港に移転しています。
能登は、石川県が二往復以上の運航を切望。難色を示す航空会社を誘致するため、日本で初めて搭乗率保証を導入して、大きな話題となりました。
やる気の落ちた民間(航空会社)を行政(空港)が積極的になって誘致するというやり方は、民間が積極的で行政はやる気のなかった昭和にはなかなか見られなかったこと。時代が完全に平成に変わり、人々が何でも行政任せ・行政の責任にするようになったことを実感した出来事でした。
9月には十勝沖地震で釧路空港(北海道)の旅客ターミナルの天井板が落下。その後、大空間での天井板の設置基準が強化されるなど、建築業界に大きな影響を与えています。
この年、静かに幕を下ろしたのが礼文空港(北海道)の定期便です。平成後半に休止空港となるきっかけとなりました。離島空港の維持問題が、徐々に拡がりを見せたわけですが、ほとんどの人は、気にもしていませんでした。
■平成十五年 空港の主な出来事
01月:TCAT チェックイン手続 廃止(12/31最終手続)
03月:礼文空港 定期便消滅
07月:能登空港 開港
08月:那覇空港 沖縄モノレール乗り入れ
09月:宮古空港 台風14号で管制塔破損(翌日再開)
09月:釧路空港 十勝沖地震で管制塔、ターミナル天井破損
10月:新多良間空港 開港、旧多良間空港 廃港(多良間空港 移転)
10月:社会資本整備重点計画 開始
10月:宇宙航空研究開発機構(JAXA) 設立(調布飛行場、名古屋飛行場等の空港にも拠点有)
2019年04月14日
空港から振り返る平成14年
特集 ニッポンの空港から振り返る平成十四年
平成十四年は、航空業界が激動した年でした。
3月、新興航空会社の北海道国際航空(ADO)が破綻。10月には、大手航空会社の日本航空(JAL)と日本エアシステム(JAS)が経営統合します。
JAL・JAS統合で大手三社の横並び均衡が崩壊。大手航空会社でガチンコ勝負することになった全日本空輸(ANA)は、このあと、なりふり構わぬ施策を次々に進めていくことになります。
例えば、利用者向けでは、一万円乗り放題を企画したり、50便に一便で全員に一万円キャッシュバックキャンペーンを開催したりと、びっくり企画を敢行。経営面では、ADOをはじめとした新興航空会社に出資するという方法で実質的な規模拡大を進めるなど、競争激化へ備えていきます。
日本各地の空港は、大手三社が入ることをベースに造っていたために、JASが抜けて空のチェックインカウンタが目立つ所も出てくることにもなりました。
この年注目を集めたのは、4月に供用開始された新東京国際空港(千葉県/現・成田国際空港)の暫定平行滑走路。開港から24年も経て、2本目の滑走路が、暫定ながら、やっと整備されました。あらゆる分野で世界から周回遅れになりつつあった日本の置かれた象徴的状況を、少しだけ取り戻した、そんな感じでした。
■平成十四年 空港の主な出来事
02月:K-CAT 廃止(1/31チェックイン最終手続・2/7アクセス船舶便最終運行、日本唯一の船舶アクセスのシティチェックイン施設機能消滅)
03月:大分空港 新ターミナル開館
04月:新東京国際空港 暫定平行滑走路(2,180m)供用開始
04月:OCAT チェックイン手続 廃止(3/31最終手続)
06月:ADO 破綻
07月:TCAT 出国手続 廃止
09月:Kyoto-CAT 廃止(8/31チェックイン最終手続、日本唯一の手荷物受託までできる鉄道アクセスのシティチェックイン施設機能消滅)
10月:大島空港 滑走路1,800mでジェット化
10月:JAL・JAS 経営統合
10月:新東京国際空港 芝山鉄道開業
12月:新東京国際空港 第1ターミナル第3サテライト開館
2019年04月13日
空港から振り返る平成13年
特集 ニッポンの空港から振り返る平成十三年
平成十三年、既に伊豆諸島へのコミューター路線の拠点となっていた調布飛行場(東京都)が正式な空港に昇格。東京都の空港運営が注目を集めます。
この年は、日本では、一極集中、瀬戸内の空港の整備が進みました。
施設の拡張では、山口宇部空港(山口県)が滑走路を2,500メートルに延長。岡山空港(岡山県)、広島空港(広島県)でも滑走路の3,000メートル化が実施されました。
この後に大きな影響が出たのが、この年9月起こった米国の同時多発テロです。
航空業界への影響はとにかく大きく、各空港では様々な保安体制の強化が進みました。利用者にとっては保安検査に時間がかかるようになり、持込禁止品をより気にしなければならなくなるなど、とにかく飛行機に乗る面倒くささが目立つ事態に。空港運営者にとっても、整備に多額の費用が必要で、数年後に弟子屈飛行場が廃止になるきっかけにもなってしまいました。
さらに、便利な施設だったシティチェックイン施設(シティエアターミナル)での手荷物受託ができなくなり、次々に施設が閉鎖されることにもなってしまいました。
世界の出来事が直接身近に影響することを実感した一年でした。
■平成十三年 空港の主な出来事
01月:広島空港 滑走路3,000m化
03月:調布飛行場 空港として供用開始
03月:山口宇部空港 滑走路2,500m化
03月:松山空港 芸予地震で液状化発生
09月:米国同時多発テロ(旅客機が使われたことでその後の航空保安強化に繋がる)
10月:岡山空港 滑走路3,000m化
2019年04月12日
空港から振り返る平成12年
特集 ニッポンの空港から振り返る平成十二年
平成十二年、山口宇部空港(山口県)と旭川空港(北海道)で新ターミナルがオープン。3月には天草飛行場(熊本県)が開場しました。
天草では、開場と同時に、天草エアラインが飛び始めます。利用があるかどうかも危ぶまれた地方の離島空港を地域コミューターで支えるひとつのモデルケースとなりました。
この年、三宅島で雄山が噴火しています。全島避難が行われ、8月に三宅島空港(東京都)が長期の一時閉鎖に入りました。
さらに、10月には鳥取県西部地震の影響で、美保飛行場(米子空港/鳥取県)が、滑走路に亀裂が入り、5日間も閉鎖を余儀なくされる事態に。
災害の影響が長引きました。
平常時も災害時も、それぞれの空港を運営する難しさを痛感する出来事が起こった一年でした。
■平成十二年 空港の主な出来事
02月:女満別空港 滑走路2,500m化
03月:天草飛行場 開場、AMX 定期便就航
03月:東京国際空港 新B滑走路供用開始(2,500m)
03月:山口宇部空港 新国内線ターミナル開館、旧ターミナルを国際線ターミナルに変更
05月:旭川空港 新ターミナル開館
06月〜08月:三宅島空港 雄山噴火に伴う空港閉鎖開始(8月以降平成20年まで閉鎖継続)
07月:福島空港 滑走路2,500m化
07月:新東京国際空港 第1ターミナル第2サテライト開館
10月:美保飛行場 鳥取県西部地震の影響で滑走路に亀裂・閉鎖(5日間閉鎖)
11月:釧路空港 滑走路2,500m化
2019年04月11日
静岡_30年度70万人超え
■静岡空港(富士山静岡空港) 平成30年度旅客数が70万人超え
富士山静岡空港は11日、静岡空港(富士山静岡空港)の平成30年度旅客数と見学者数を発表しました。平成30年度の旅客数は、過去最高を記録し、ついに大台の70万人を突破しました。
平成30年度の旅客数は714,239人で、前年より44,193人(+6.6%)増加。過去最高を更新し、ついに大台の70万人を突破しました。
同時に発表された見学者数も過去最高の1,096,267人を記録。前年より119,401人(+12%)増加しています。
静岡空港では、平成27年に中国便が大幅増便したことにより利用者が急増し、年度旅客数が目標としている70万人に肉薄。その後の動向が注目されていましたが、平成28年、平成29年は中国便の減便が相次ぎ、60万人台を推移していました。
■富士山静岡空港 初の年間搭乗者数71万人達成!見学者も過去最高の109万人を記録!(富士山静岡空港公式サイト)
http://www.mtfuji-shizuokaairport.jp/information/fujisannews/index.html
富士山静岡空港は11日、静岡空港(富士山静岡空港)の平成30年度旅客数と見学者数を発表しました。平成30年度の旅客数は、過去最高を記録し、ついに大台の70万人を突破しました。
平成30年度の旅客数は714,239人で、前年より44,193人(+6.6%)増加。過去最高を更新し、ついに大台の70万人を突破しました。
同時に発表された見学者数も過去最高の1,096,267人を記録。前年より119,401人(+12%)増加しています。
静岡空港では、平成27年に中国便が大幅増便したことにより利用者が急増し、年度旅客数が目標としている70万人に肉薄。その後の動向が注目されていましたが、平成28年、平成29年は中国便の減便が相次ぎ、60万人台を推移していました。
■富士山静岡空港 初の年間搭乗者数71万人達成!見学者も過去最高の109万人を記録!(富士山静岡空港公式サイト)
http://www.mtfuji-shizuokaairport.jp/information/fujisannews/index.html
ラベル:静岡空港
SJO_新ブランドSPRINGへ
□SJO 新ブランド策定し今春からSPRINGに統一へ
春秋航空日本(SJO)は10日、同日から新ブランド「SPRING」を採用すると発表しました。社名は変更はなく、新ブランドを展開するとしています。
SJOが採用を決めたのは新しいブランド名。ブランド名変更に合わせてロゴマーク、タグライン、機体デザイン、キャッチコピー、ホームページ、成田空港カウンター、機内誌も変更するとしており、新しい機体デザインも発表されています。
新しいブランド名は「SPRING」。「経営の3S(Safety 安全・Sincerity 誠意・Smile 笑顔)を主要価値としながら、
さらにお客さまにココロ躍る空の旅を提供し、飛躍するLCCを目指す」としている同社のビジョンを「お客さまに感じていただけるブランドづくり」にしたとしています。
SJOでは、これまで、会社名である春秋航空日本と略称のSPRING JAPAN(スプリング・ジャパン)の二種類の名称を展開しており、就航地の空港でも二つの名称が混在しています。
今回、社名の「春秋航空日本株式会社」については変更ありませんが、今後は新しいブランド名に順次刷新していくとしています。
ただ、刷新はまだ開始されたばかりで、公式サイトの「会社紹介」や「SPRING JAPANと春秋航空との違いは?」といったページですらも、SPRING JAPAN(スプリング・ジャパン)の名称が用いられている状況です。
■Spring Japan 新ブランド始動(SJO公式サイト)
https://jp.ch.com/help/News/361b7b07c0a744aba6e743e302133bd3.Html
春秋航空日本(SJO)は10日、同日から新ブランド「SPRING」を採用すると発表しました。社名は変更はなく、新ブランドを展開するとしています。
SJOが採用を決めたのは新しいブランド名。ブランド名変更に合わせてロゴマーク、タグライン、機体デザイン、キャッチコピー、ホームページ、成田空港カウンター、機内誌も変更するとしており、新しい機体デザインも発表されています。
新しいブランド名は「SPRING」。「経営の3S(Safety 安全・Sincerity 誠意・Smile 笑顔)を主要価値としながら、
さらにお客さまにココロ躍る空の旅を提供し、飛躍するLCCを目指す」としている同社のビジョンを「お客さまに感じていただけるブランドづくり」にしたとしています。
SJOでは、これまで、会社名である春秋航空日本と略称のSPRING JAPAN(スプリング・ジャパン)の二種類の名称を展開しており、就航地の空港でも二つの名称が混在しています。
今回、社名の「春秋航空日本株式会社」については変更ありませんが、今後は新しいブランド名に順次刷新していくとしています。
ただ、刷新はまだ開始されたばかりで、公式サイトの「会社紹介」や「SPRING JAPANと春秋航空との違いは?」といったページですらも、SPRING JAPAN(スプリング・ジャパン)の名称が用いられている状況です。
■Spring Japan 新ブランド始動(SJO公式サイト)
https://jp.ch.com/help/News/361b7b07c0a744aba6e743e302133bd3.Html
ラベル:SJO