□AMX JAL運航便にコードシェアで欠航影響縮小へ
天草エアライン(AMX)は31日、8月1日から日本航空(JAL)グループ運航便の大阪国際(伊丹)-熊本線にコードシェア(共同運航)すると発表しました。運航乗務員不足による影響を縮小します。
AMXが発表したのは、JAL伊丹-熊本線へのコードシェア(共同運航)の開始。運航乗務員不足による欠航が相次いでいることから、同路線の利便性維持のために実施されます。
JALグループ(ジェイエア)が運航する伊丹-熊本線1日1往復にAMX便名を付与するコードシェアで、8月1日から開始されます。
これに伴い、AMXは8月1日からコードシェア期間中の伊丹-熊本線全面欠航を決定。代わりに熊本-天草線を毎日運航に戻すとしています。熊本-天草線は運航時刻を変更して、コードシェアするJAL伊丹-熊本線に接続し、乗り継ぎ利便性を維持する計画です。
7月までは日によって、伊丹-熊本線と熊本-天草線が欠航する日もありましたが、これにより、熊本-天草線の毎日の足が確保されることになります。
さらに、JALグループは、AMXと同機材を運航する日本エアコミューター(JAC)がAMXと連携し、AMX運航乗務員の確保に向けて取り組むと発表。「運航乗務員の短期出向派遣/受入や訓練の受委託に関する検討を進め」るとしており、連携で12月頃には不足の解消を見込んでいるとしています。
小規模航空会社の運航便に大規模航空会社がコードシェアするのはよく見られますが、大規模航空会社の運航便に小規模航空会社がコードシェアするという非常に珍しい取り組みになります。
■【お知らせ】熊本=大阪(伊丹)線のJALグループとのコードシェア開始について(AMX公式サイト)
https://www.amx.co.jp/sp/news/n_20190531_512.html
■JALとのコードシェア期間における、熊本=大阪(伊丹)線の運休と天草=熊本線のダイヤ変更について(AMX公式サイト)
https://www.amx.co.jp/sp/news/n_20190531_511.html
■JALグループと天草エアラインの連携により運休影響の軽減に取り組みます(JAL公式サイト)
http://press.jal.co.jp/ja/release/201905/005194.html
2019年05月31日
佐賀_レンタカータミ運用開始
■佐賀空港(九州佐賀国際空港) レンタカーターミナルを運用開始
佐賀県は30日、佐賀空港(九州佐賀国際空港)の旅客ターミナルビル外にレンタカーターミナルを運用開始したと発表しました。
佐賀空港で運用開始になったのはレンタカーターミナル。旅客ターミナルビルの東側に新たに整備したもので、各レンタカー会社の受付カウンターが設けられています。
佐賀空港では、最初の24時間のレンタカー利用料金が1,000円〜となるキャンペーンが引き続き実施されています。
■九州佐賀国際空港「レンタカーターミナル」が運用開始されました。(佐賀空港公式サイト)
http://www.pref.saga.lg.jp/airport/kiji00368937/index.html
佐賀県は30日、佐賀空港(九州佐賀国際空港)の旅客ターミナルビル外にレンタカーターミナルを運用開始したと発表しました。
佐賀空港で運用開始になったのはレンタカーターミナル。旅客ターミナルビルの東側に新たに整備したもので、各レンタカー会社の受付カウンターが設けられています。
佐賀空港では、最初の24時間のレンタカー利用料金が1,000円〜となるキャンペーンが引き続き実施されています。
■九州佐賀国際空港「レンタカーターミナル」が運用開始されました。(佐賀空港公式サイト)
http://www.pref.saga.lg.jp/airport/kiji00368937/index.html
旭川_シェアサイクル開始へ
■旭川空港(北海道のまん中・旭川空港) 乗り捨て利用可能なシェアサイクルを開始
旭川空港ターミナルは29日、6月1日から旭川空港(北海道のまん中・旭川空港)でシェアサイクルの実証実験を開始すると発表しました。
旭川空港で始まるのは、シェアサイクル「COGICOGI SMART!」。6月1日〜10月中旬までの期間限定で、ひがしかわ観光協会が実施主体の実証実験です。
空港では、旅客ターミナルビル国際線側屋外に貸し出しポートが設置されます。
空港での貸出・返却ができる他、東神楽町、旭川市、東川町の6か所(東川道の駅「道草館」、キトウシ森林公園、IYASU HOSTEL、旭川駅、旭山動物園、森のゆ ホテル花神楽)に設けられる別のポートへの貸出・返却も可能なサービスになるとしていて、いわゆる乗り捨て利用ができるものになります。
■【予告】6/1よりシェアサイクル「COGICOGI SMART!」の実証実験を行います!(旭川空港ターミナル公式サイト)
https://www.aapb.co.jp/post-6405/
旭川空港ターミナルは29日、6月1日から旭川空港(北海道のまん中・旭川空港)でシェアサイクルの実証実験を開始すると発表しました。
旭川空港で始まるのは、シェアサイクル「COGICOGI SMART!」。6月1日〜10月中旬までの期間限定で、ひがしかわ観光協会が実施主体の実証実験です。
空港では、旅客ターミナルビル国際線側屋外に貸し出しポートが設置されます。
空港での貸出・返却ができる他、東神楽町、旭川市、東川町の6か所(東川道の駅「道草館」、キトウシ森林公園、IYASU HOSTEL、旭川駅、旭山動物園、森のゆ ホテル花神楽)に設けられる別のポートへの貸出・返却も可能なサービスになるとしていて、いわゆる乗り捨て利用ができるものになります。
■【予告】6/1よりシェアサイクル「COGICOGI SMART!」の実証実験を行います!(旭川空港ターミナル公式サイト)
https://www.aapb.co.jp/post-6405/
2019年05月30日
SNA_19年度定期国際線取止へ
□SNA 2019年度定期国際線取り止め、福岡国内線就航へ 中期経営戦略を見直し
ソラシド エア(SNA)は29日、中期経営戦略の一部見直しを発表しました。2019年度の定期国際線へのチャレンジを取り止め、福岡発着の国内線就航にチャレンジするとしています。
見直された中期経営戦略では、路便計画と機材計画の変更が発表されています。
このうち、路便計画では、2019年度は、これまで国際線の定期化にチャレンジするとしていたものを取りやめ、チャーター便による検証継続すると発表。一方で、国内線について、2019年度に福岡空港就航へチャレンジするとしています。
2019年度以降は、国際線、国内線とも、九州を中心にネットワーク拡充すると発表しています。
■中期経営戦略の一部見直しについて(SNA公式サイト)
https://www.solaseedair.jp/corporate/pdf/press190529-2.pdf
ソラシド エア(SNA)は29日、中期経営戦略の一部見直しを発表しました。2019年度の定期国際線へのチャレンジを取り止め、福岡発着の国内線就航にチャレンジするとしています。
見直された中期経営戦略では、路便計画と機材計画の変更が発表されています。
このうち、路便計画では、2019年度は、これまで国際線の定期化にチャレンジするとしていたものを取りやめ、チャーター便による検証継続すると発表。一方で、国内線について、2019年度に福岡空港就航へチャレンジするとしています。
2019年度以降は、国際線、国内線とも、九州を中心にネットワーク拡充すると発表しています。
■中期経営戦略の一部見直しについて(SNA公式サイト)
https://www.solaseedair.jp/corporate/pdf/press190529-2.pdf
◆今月の定期更新空港
◆今月の定期更新:国内線定期運航便が2路線の空港
今月は、国内線定期運航便が2路線の小規模空港のページを定期更新しました。
路線が少なく飛行機で向かうにはなかなか難しい印象ですが、2路線あれば乗り継ぎ利用も可能です。少し時間をかけて行ってみては?
05/18 稚内空港(北海道)
05/17 旭川空港(北海道)(北海道のまん中・旭川空港)※毎年夏期限定で路線増加
05/16 中標津空港(北海道)(根室中標津空港)
05/15 福島空港(福島県)
05/14 富山空港(富山県)(富山きときと空港)
05/13 松本空港(長野県)(信州まつもと空港)※毎年夏期限定で路線増加
05/12 隠岐空港(島根県)(隠岐世界ジオパーク空港)
05/11 岩国飛行場(山口県)(岩国錦帯橋空港)
05/10 徳島飛行場(徳島県)(徳島阿波おどり空港)
05/09 佐賀空港(佐賀県)(九州佐賀国際空港)
05/08 対馬空港(長崎県)(対馬やまねこ空港)
05/07 福江空港(長崎県)(五島つばき空港)
05/06 天草飛行場(熊本県)
05/05 喜界空港(鹿児島県)(喜界島空港)
05/04 北大東空港(沖縄県)
05/03 南大東空港(沖縄県)
05/02 与那国空港(沖縄県)
■注目空港 Pick up!
今月定期更新した空港で、最も注目の空港を取り上げます。
旭川空港(北海道)(北海道のまん中・旭川空港)
今月取り上げた定期更新空港の中でおススメなのが旭川空港(北海道のまん中・旭川空港)です。
昨年増築部分がオープンし、今月にはジンギスカンデッキが開業。今年秋には既存部分のリニューアルが完了する予定で、空港の魅力が大幅に増しています。
昨年秋に決まった愛称は北海道のまん中・旭川空港。北海道のどまん中から北海道を訪ねてみませんか。
今月は、国内線定期運航便が2路線の小規模空港のページを定期更新しました。
路線が少なく飛行機で向かうにはなかなか難しい印象ですが、2路線あれば乗り継ぎ利用も可能です。少し時間をかけて行ってみては?
05/18 稚内空港(北海道)
05/17 旭川空港(北海道)(北海道のまん中・旭川空港)※毎年夏期限定で路線増加
05/16 中標津空港(北海道)(根室中標津空港)
05/15 福島空港(福島県)
05/14 富山空港(富山県)(富山きときと空港)
05/13 松本空港(長野県)(信州まつもと空港)※毎年夏期限定で路線増加
05/12 隠岐空港(島根県)(隠岐世界ジオパーク空港)
05/11 岩国飛行場(山口県)(岩国錦帯橋空港)
05/10 徳島飛行場(徳島県)(徳島阿波おどり空港)
05/09 佐賀空港(佐賀県)(九州佐賀国際空港)
05/08 対馬空港(長崎県)(対馬やまねこ空港)
05/07 福江空港(長崎県)(五島つばき空港)
05/06 天草飛行場(熊本県)
05/05 喜界空港(鹿児島県)(喜界島空港)
05/04 北大東空港(沖縄県)
05/03 南大東空港(沖縄県)
05/02 与那国空港(沖縄県)
■注目空港 Pick up!
今月定期更新した空港で、最も注目の空港を取り上げます。
旭川空港(北海道)(北海道のまん中・旭川空港)
今月取り上げた定期更新空港の中でおススメなのが旭川空港(北海道のまん中・旭川空港)です。
昨年増築部分がオープンし、今月にはジンギスカンデッキが開業。今年秋には既存部分のリニューアルが完了する予定で、空港の魅力が大幅に増しています。
昨年秋に決まった愛称は北海道のまん中・旭川空港。北海道のどまん中から北海道を訪ねてみませんか。
2019年05月28日
大分_国際線増築6/1〜供用
■大分空港 国際線ターミナル増改築部を6月1日に供用開始へ
大分航空ターミナルは26日、大分空港国際線ターミナルを6月1日にリニューアルオープンすると発表しました。
リニューアルオープンするのは、大分空港国際線ターミナル。増改築工事を進めてきたもので、6月1日に供用されます。
今回のリニューアルでは、チェックインロビーと出国待合室等が拡張されます。
これにより、複数便の同時間帯使用が出来なかった状況が改善されて、就航可能な時間帯が拡大。「新規航空路線の就航や増便の対応が可能」になると発表されています。
大分県では、今秋に開催されるラグビーワールドカップ2019日本大会で、東京・神奈川以外では唯一決勝トーナメント戦(準々決勝)が行われることになっていて、来県者の増加が見込まれています。
大分空港では、年度利用者数が、平成後期に一時140万人まで落ち込んでいますが、昨年度に16年ぶりに200万人台まで回復。国際線の伸びが大きく寄与しており、今回の増改築で国際線の自由度が増すことで、過去最多だった平成9年度(1997年度、2,074,956人)の利用者数を突破できるのか注目されています。
■【お知らせ】国際線ビルリニューアルオープンのお知らせ(令和元年6月1日)(大分航空ターミナル公式サイト)
https://www.oita-airport.jp/news/detail/103
大分航空ターミナルは26日、大分空港国際線ターミナルを6月1日にリニューアルオープンすると発表しました。
リニューアルオープンするのは、大分空港国際線ターミナル。増改築工事を進めてきたもので、6月1日に供用されます。
今回のリニューアルでは、チェックインロビーと出国待合室等が拡張されます。
これにより、複数便の同時間帯使用が出来なかった状況が改善されて、就航可能な時間帯が拡大。「新規航空路線の就航や増便の対応が可能」になると発表されています。
大分県では、今秋に開催されるラグビーワールドカップ2019日本大会で、東京・神奈川以外では唯一決勝トーナメント戦(準々決勝)が行われることになっていて、来県者の増加が見込まれています。
大分空港では、年度利用者数が、平成後期に一時140万人まで落ち込んでいますが、昨年度に16年ぶりに200万人台まで回復。国際線の伸びが大きく寄与しており、今回の増改築で国際線の自由度が増すことで、過去最多だった平成9年度(1997年度、2,074,956人)の利用者数を突破できるのか注目されています。
■【お知らせ】国際線ビルリニューアルオープンのお知らせ(令和元年6月1日)(大分航空ターミナル公式サイト)
https://www.oita-airport.jp/news/detail/103
ラベル:大分空港
旭川_屋上飲食テラス開業
■旭川空港(北海道のまん中・旭川空港) 屋上に新飲食店ジンギスカンテラスがオープン
旭川空港ターミナルは25日、旭川空港(北海道のまん中・旭川空港)屋上にジンギスカンテラス「カムイチカプ」をオープンしました。
旭川空港にオープンしたのは、ジンギスカンテラス「カムイチカプ」。屋上に設けられた新しい飲食店で、屋根付きのテラスが新設されています。
ジンギスカンを食べられるテラスとして、和寒町にある金子精肉店の味付きジンギスカンや旭川の大雪地ビールなどが提供されています。
営業期間は5月25日〜10月初旬頃までの夏期期間限定。営業時期は毎日11時〜17時(7月と8月は19時30分まで、ラストオーダーは30分前)となっていて、近隣企業の仕事終わりに宴会しに来るというよりは、観光客向けの時間設定となっています。
旭川空港では、昨年秋からリニューアルが順次完成中。引き続き、9月のグランドオープンを目指して、既存エリアなどで工事が進められています。
■旭川空港ジンギスカンテラス「カムイチカプ」オープン!!(旭川空港ターミナル公式サイト)
https://www.aapb.co.jp/post-6373/
旭川空港ターミナルは25日、旭川空港(北海道のまん中・旭川空港)屋上にジンギスカンテラス「カムイチカプ」をオープンしました。
旭川空港にオープンしたのは、ジンギスカンテラス「カムイチカプ」。屋上に設けられた新しい飲食店で、屋根付きのテラスが新設されています。
ジンギスカンを食べられるテラスとして、和寒町にある金子精肉店の味付きジンギスカンや旭川の大雪地ビールなどが提供されています。
営業期間は5月25日〜10月初旬頃までの夏期期間限定。営業時期は毎日11時〜17時(7月と8月は19時30分まで、ラストオーダーは30分前)となっていて、近隣企業の仕事終わりに宴会しに来るというよりは、観光客向けの時間設定となっています。
旭川空港では、昨年秋からリニューアルが順次完成中。引き続き、9月のグランドオープンを目指して、既存エリアなどで工事が進められています。
■旭川空港ジンギスカンテラス「カムイチカプ」オープン!!(旭川空港ターミナル公式サイト)
https://www.aapb.co.jp/post-6373/
ラベル:旭川空港
2019年05月27日
アルプス越えて陸から北へ(旅行後)
※2019年6月にアップした2019年5月の旅行記です。
■2019.05 富山・小松・能登・松本の旅行後
今回の旅で訪れた4空港+1離着陸場には、どこも、周辺緩衝地帯やターミナルに人が集まる様々な地元民向け施設がありました。
旅の終わりは、そんな、空港にある地元民向け施設を探ってみます。
■スポーツ施設が多かった信州・北陸
まずは、今回訪問した空港にあった地元民向け施設を挙げてみます。
・富山:富山県空港スポーツ緑地(総合体育センター、陸上競技場、テニスコートなど)
・能登:空港自体が道の駅。ターミナルは行政施設を併設。
・小松:スカイパークこまつ翼(サッカー・ラグビー場、ソフトボール場、グラウンドゴルフ場・パークゴルフ場)
・松本:長野県松本平広域公園信州スカイパーク(やまびこドーム、プール、陸上競技場、馬術競技場、マレットゴルフコースなど)
・飛騨エアパーク:(厳密には空港と若干離れていますが)みはらし広場と丹生川運動公園(グラウンド、テニスコート)
能登以外はスポーツ施設を設けています。特に、富山、松本は周辺に広く整備。小松や飛騨(隣接地)も、広くはないですが、グラウンド数面を配置していました。能登はスポーツ施設はありませんが、ターミナル館内に行政施設を設置していました。そして、いずれの空港も周辺公園などに展望台がありました。
富山と小松は地元民向けの運動施設ですが、設備がかなり充実。松本に至ってはJリーグも開催される陸上競技場を設置するなど、各空港ともかなりの本格派でした。
※能登も、地元民向けではありませんが、ターミナル横にある日本航空学園内に同校用のグラウンドなどがあります。
■全国的にスポーツ施設が多い
全国的に、空港周辺の緩衝地帯には、公園を設けることが非常に多いです。しかし、その多くは、芝生広場や展望台、飛行機展示といった、いわゆる都市公園仕様。富山、小松、松本のように本格的なスポーツ施設や行政施設を設けているのは、それほど多くありません。
ざっくりあげると、以下の空港で緩衝地帯に地元民向けの施設を設けています。
<緩衝地帯に地元民向けスポーツ施設がある空港>
・札幌(丘珠):コミュニティードームつどーむ(全天候型グラウンド、テニスコート、パークゴルフ場など)
・三沢:三沢市民運動公園(野球場)
・大館能代:大館能代空港周辺ふれあい緑地(テニスコート、スポーツ広場、クロスカントリースキーコースなど)
・秋田:県立中央公園(あきたスカイドーム、陸上競技場、投てき場、野球場、アーチェリー場、マウンテンバイクコースなど)
・庄内:庄内空港緩衝緑地(オートキャンプ場、アーチェリー場、テニスコート、グラウンドゴルフ場、ゲートボール場など)
・調布:東京スタジアム、武蔵野の森総合スポーツプラザ、大沢グラウンド、調布基地跡地運動公園
・名古屋:豊山グラウンド、豊山スカイプール
・岡山:日応寺自然の森スポーツ広場(野球場、パターゴルフ場、テニスコートなど)
・広島:中央森林公園(サイクリングロード、グラウンドゴルフ場、テニスコートなと)
・高松:さぬき空港公園(グラススキー場など)
・大分県央:大野総合運動公園(グラウンド、野球場、テニスコート、ゲートボール場など)
・喜界:喜界ガーデンゴルフ
<ターミナル地区などに地元民向け行政施設を設けている空港>
・大館能代:道の駅
・花巻:花巻市交流会館(市のカルチャールームなど)
・但馬:パスポートセンター
・徳島:運転免許センター
※鳥取:数年前まで国際交流センターあり
以前の旅行記でこれらの施設は一部取り上げたことがあります。
http://johokotu.seesaa.net/article/269616447.html
こうやって見ると、全空港の一割程度に地元民向け施設、特にスポーツ施設が整備されていることが分かります。
秋田は施設数がかなり多く、市民が運動しに行くならここ、といった感じです。調布も跡地を再開発しているため範囲が広く、スポーツ施設だけでなく大学や病院も整備。本格的な競技場の数々は、東京オリンピック・パラリンピック2020でもフル活用される予定になっています。
今回訪問した松本も、秋田や調布と並び施設数が多い空港です。富山も数は多い方です。
それぞれの施設を見てみると、市中ではなかなかお目にかかれないアーチェリー場を設けている空港が複数あるほか、競技大会ができる公認施設もあり、大館能代のクロスカントリースキーコースや広島のサイクリングロードなど珍しい施設もあります。
名古屋の豊山グラウンドは普通の野球グラウンドですが、毎年イチロー杯が行われることでも有名です。
これらの施設はあくまでも市民向けなので、空港利用者が使うことはあまり想定されていません。しかし、富山の総合体育センターでは、卓球場などが気軽に利用でき(30分ごとの利用料設定)、空港内でも待ち時間での利用がPRされていました(令和元年5月現在、航空利用者・空港内店舗利用者がビリヤード・光線銃・卓球のいずれかを30分半額で利用できるサービスもありました)。
以前の旅行記(→http://johokotu.seesaa.net/article/462424498.html)でも書きましたが、ここ数年、空港内に子どもの遊び場がたくさん登場しています。さらに、昨年末には、東京国際空港の第1ターミナルにコトを提供する施設としてTHE HANEDA HOUSEがオープンするなど、いま、体を動かす施設が空港のトレンドです。飛行機の待ち時間にちょっと時間潰しに運動すると、施設を活用できたら嬉しいところです。
そういえば、松本については、空港偏愛漫画の前略 雲の上よりでも、待ち時間?に、国宝級?の信州スカイパークを二周歩いて筋肉痛になっていましたね(笑)
■行政施設は能登が最先端
行政施設併設では、能登の右に出る空港はありません。道の駅であることに加え、石川県のいくつかの出先機関がターミナル内に入っています。ひとつの建物に空港、道路、役所の三つの機能が備わっています。イベントを開催しなくても、空港に飛行機利用者、道の駅に観光客、行政施設に地元民、さらにそこに勤務する人々と多くの人が普段から集まります。
これらの取り組みにより、第32回国際交通安全学会賞(業績部門)を受賞しています。
地方の空港では、飛行機が飛んでいない時間帯は閑古鳥が鳴いている空港が多く、入居している売店や飲食店は苦戦を強いられています。今回訪問した空港も、富山では売店が長い昼休みをとり、松本は最終便が飛び去った17時前には早くも全店店仕舞いをしていました。
しかし、人が集まるなら、こういった店も維持しやすくなり、航空発着時間帯以外に来た人も利用しやすくなります。
空港周辺の運動施設に運動に来て帰りに空港の飲食店に寄る、行政施設に手続きに来てついでに売店で買い物して帰る、といった具合。こういった施設を入れることで、空港がもっと賑わう原動力になりそうです。
全国の空港を回ると、こういう施設を設けられそうな空港は結構たくさんあります。
そもそも空港が県立であることも多いので、空港と行政施設の相性は抜群によく見えます。でも、なかなかこういったコンセプトの整備が広がっていません。
個人的にはとても不思議ですが、サービスでもお手本にされることの多い東京国際(羽田)や成田国際には市民向け行政施設はありませんから、むしろそういう施設がない方が世の中的には常識なのかもしれません(厳密に言うと、羽田は空港内にある羽田空港警察署で免許更新が出来たりします)。
行政主導だと、市民の福利厚生の側面が強くなりますから、どうしてもスポーツ施設や文教施設に偏りがちです。しかし、民間主導にして商業施設の誘致するのもひとつの方法ではあります(乗り遅れ防止のため渋滞対策の同時実施は絶対条件ですが)。名古屋ではそれを実践し、旧国際線ターミナルにショッピングモールが開業しています。
■施設集約で人を集めるのは商業施設と同じ
さまざまな施設を集約させて、人を集めるのは結構ポイントになるやり方です。
最近の街中施設はこういった集合型が非常に多いです。集合型にできず、各店が点でバラバラな商店街は衰退。一方で、集合型となったショッピングモールが発展しています。
昔から駅に図書館があったり、デパートやスーパーがあったりするのはよく見られますが、最近では、ショッピングモールの中に行政施設が入っているところも多くなりました。客からすれば全て1か所で済むのですから、集まるのが当然と言えば当然。これらの施設は人が集まる場所なので、バスの発着点になり、便利になったアクセスでさらに人が集まるという、好循環になっています。
成田国際空港に直行バスが走るイオンモール成田は、開業前は周囲が田畑と山林しかない地区でしたが、このショッピングモールが出たことで、アクセス交通が発達。さらに、集まった人を目当てに、隣接地にも商業施設が立ち、人が集まる地域に変貌しています。
そんな目で見ていくと、空港はちょうど良い集客施設でもあることに気付けます。空港という施設だけでも飛行機が人を運んできて、バスの発着点にもなります。これは、集客施設が航空関連か商業関連かの違いだけで、中身はショッピングモールとそっくり。スポーツ施設や行政施設を集約することで人を集め、アクセスがさらに便利になれば、もっと人を集められるというわけです。
また、地方ではバスの終点は、学校だったり、病院であったりします。これは、普段から利用する人が、自家用車が利用できない学生やジジババだから。自動車免許返納がブームになっている今、その需要は益々高まります。
飛行機の騒音があるので、適切かどうかは分かりませんが、こういった施設を隣接させるのもひとつの手でしょう。そうすることで、バスの発着点にもなり、ますます便利になります。
学校隣接は能登が実践していました。そして、実際に見た朝のバス利用から考えてみると、学校を隣接させた効果があったことが分かります。
こうやってアクセスが便利になれば、就航便数の増加も見込めます。
南紀白浜が空港をバス結接点にしようと試みていますが、アクセスを便利にするだけでは片手落ちで、空港に何らかの施設を加えることがポイントになりそうです。
空港は街の中心部から外れていることが多いです。車で行かざるを得ないような辺鄙なところにある空港にスポーツ施設を造っても人が集まるかよ、という意見もほとんどだと思います。
しかし、例えば、横浜だって開港したときはただの寒村でした。同じように、港である空港だって、大化けして、そもそも行政施設だけでなく、人が生活する地域に変わる可能性は秘めているということです。
江戸時代は街道沿いに街が出来、大正の頃になると鉄道駅を中心とした街になり、さらに平成には道路網を元に商業施設が集積して街が動いていく。家畜が驚くからと鉄道を拒んだら街が衰退したとか、駅前商店街は郊外のショッピングモールに客を奪われて気がついたら駅利用者がいないとか、そんな所は日本各地にあります。逆に、拠点を獲得し、大きく発展する所もあります。
今回訪問した能登を始め、岡山や熊本など、全国の空港近くには工業団地があります。これも空港があるからこそ。ここに勤める人が周囲に住み、その人たちを便利にするために商業施設がやって来て、さらに福利厚生も必要になるといった具合です。
空港にスポーツ施設や行政施設があるのは、そんな第一歩なのかもしれません。
話が少し飛躍しすぎているかもしれませんが、そんな見方で空港を見ていくと、ワクワクしてくるのではないでしょうか。
今回訪問した空港に本格的なスポーツ施設がたくさんあったことから、少しだけ施設の充実について考えてみました。
そんなこんなで、いつもの通り、軽〜い空想的な話題もしながら、旅のまとめを軽〜く〆させていただきます。
■2019.05 富山・小松・能登・松本の旅行後
今回の旅で訪れた4空港+1離着陸場には、どこも、周辺緩衝地帯やターミナルに人が集まる様々な地元民向け施設がありました。
旅の終わりは、そんな、空港にある地元民向け施設を探ってみます。
■スポーツ施設が多かった信州・北陸
まずは、今回訪問した空港にあった地元民向け施設を挙げてみます。
・富山:富山県空港スポーツ緑地(総合体育センター、陸上競技場、テニスコートなど)
・能登:空港自体が道の駅。ターミナルは行政施設を併設。
・小松:スカイパークこまつ翼(サッカー・ラグビー場、ソフトボール場、グラウンドゴルフ場・パークゴルフ場)
・松本:長野県松本平広域公園信州スカイパーク(やまびこドーム、プール、陸上競技場、馬術競技場、マレットゴルフコースなど)
・飛騨エアパーク:(厳密には空港と若干離れていますが)みはらし広場と丹生川運動公園(グラウンド、テニスコート)
能登以外はスポーツ施設を設けています。特に、富山、松本は周辺に広く整備。小松や飛騨(隣接地)も、広くはないですが、グラウンド数面を配置していました。能登はスポーツ施設はありませんが、ターミナル館内に行政施設を設置していました。そして、いずれの空港も周辺公園などに展望台がありました。
富山と小松は地元民向けの運動施設ですが、設備がかなり充実。松本に至ってはJリーグも開催される陸上競技場を設置するなど、各空港ともかなりの本格派でした。
※能登も、地元民向けではありませんが、ターミナル横にある日本航空学園内に同校用のグラウンドなどがあります。
■全国的にスポーツ施設が多い
全国的に、空港周辺の緩衝地帯には、公園を設けることが非常に多いです。しかし、その多くは、芝生広場や展望台、飛行機展示といった、いわゆる都市公園仕様。富山、小松、松本のように本格的なスポーツ施設や行政施設を設けているのは、それほど多くありません。
ざっくりあげると、以下の空港で緩衝地帯に地元民向けの施設を設けています。
<緩衝地帯に地元民向けスポーツ施設がある空港>
・札幌(丘珠):コミュニティードームつどーむ(全天候型グラウンド、テニスコート、パークゴルフ場など)
・三沢:三沢市民運動公園(野球場)
・大館能代:大館能代空港周辺ふれあい緑地(テニスコート、スポーツ広場、クロスカントリースキーコースなど)
・秋田:県立中央公園(あきたスカイドーム、陸上競技場、投てき場、野球場、アーチェリー場、マウンテンバイクコースなど)
・庄内:庄内空港緩衝緑地(オートキャンプ場、アーチェリー場、テニスコート、グラウンドゴルフ場、ゲートボール場など)
・調布:東京スタジアム、武蔵野の森総合スポーツプラザ、大沢グラウンド、調布基地跡地運動公園
・名古屋:豊山グラウンド、豊山スカイプール
・岡山:日応寺自然の森スポーツ広場(野球場、パターゴルフ場、テニスコートなど)
・広島:中央森林公園(サイクリングロード、グラウンドゴルフ場、テニスコートなと)
・高松:さぬき空港公園(グラススキー場など)
・大分県央:大野総合運動公園(グラウンド、野球場、テニスコート、ゲートボール場など)
・喜界:喜界ガーデンゴルフ
<ターミナル地区などに地元民向け行政施設を設けている空港>
・大館能代:道の駅
・花巻:花巻市交流会館(市のカルチャールームなど)
・但馬:パスポートセンター
・徳島:運転免許センター
※鳥取:数年前まで国際交流センターあり
以前の旅行記でこれらの施設は一部取り上げたことがあります。
http://johokotu.seesaa.net/article/269616447.html
こうやって見ると、全空港の一割程度に地元民向け施設、特にスポーツ施設が整備されていることが分かります。
秋田は施設数がかなり多く、市民が運動しに行くならここ、といった感じです。調布も跡地を再開発しているため範囲が広く、スポーツ施設だけでなく大学や病院も整備。本格的な競技場の数々は、東京オリンピック・パラリンピック2020でもフル活用される予定になっています。
今回訪問した松本も、秋田や調布と並び施設数が多い空港です。富山も数は多い方です。
それぞれの施設を見てみると、市中ではなかなかお目にかかれないアーチェリー場を設けている空港が複数あるほか、競技大会ができる公認施設もあり、大館能代のクロスカントリースキーコースや広島のサイクリングロードなど珍しい施設もあります。
名古屋の豊山グラウンドは普通の野球グラウンドですが、毎年イチロー杯が行われることでも有名です。
これらの施設はあくまでも市民向けなので、空港利用者が使うことはあまり想定されていません。しかし、富山の総合体育センターでは、卓球場などが気軽に利用でき(30分ごとの利用料設定)、空港内でも待ち時間での利用がPRされていました(令和元年5月現在、航空利用者・空港内店舗利用者がビリヤード・光線銃・卓球のいずれかを30分半額で利用できるサービスもありました)。
以前の旅行記(→http://johokotu.seesaa.net/article/462424498.html)でも書きましたが、ここ数年、空港内に子どもの遊び場がたくさん登場しています。さらに、昨年末には、東京国際空港の第1ターミナルにコトを提供する施設としてTHE HANEDA HOUSEがオープンするなど、いま、体を動かす施設が空港のトレンドです。飛行機の待ち時間にちょっと時間潰しに運動すると、施設を活用できたら嬉しいところです。
そういえば、松本については、空港偏愛漫画の前略 雲の上よりでも、待ち時間?に、国宝級?の信州スカイパークを二周歩いて筋肉痛になっていましたね(笑)
■行政施設は能登が最先端
行政施設併設では、能登の右に出る空港はありません。道の駅であることに加え、石川県のいくつかの出先機関がターミナル内に入っています。ひとつの建物に空港、道路、役所の三つの機能が備わっています。イベントを開催しなくても、空港に飛行機利用者、道の駅に観光客、行政施設に地元民、さらにそこに勤務する人々と多くの人が普段から集まります。
これらの取り組みにより、第32回国際交通安全学会賞(業績部門)を受賞しています。
地方の空港では、飛行機が飛んでいない時間帯は閑古鳥が鳴いている空港が多く、入居している売店や飲食店は苦戦を強いられています。今回訪問した空港も、富山では売店が長い昼休みをとり、松本は最終便が飛び去った17時前には早くも全店店仕舞いをしていました。
しかし、人が集まるなら、こういった店も維持しやすくなり、航空発着時間帯以外に来た人も利用しやすくなります。
空港周辺の運動施設に運動に来て帰りに空港の飲食店に寄る、行政施設に手続きに来てついでに売店で買い物して帰る、といった具合。こういった施設を入れることで、空港がもっと賑わう原動力になりそうです。
全国の空港を回ると、こういう施設を設けられそうな空港は結構たくさんあります。
そもそも空港が県立であることも多いので、空港と行政施設の相性は抜群によく見えます。でも、なかなかこういったコンセプトの整備が広がっていません。
個人的にはとても不思議ですが、サービスでもお手本にされることの多い東京国際(羽田)や成田国際には市民向け行政施設はありませんから、むしろそういう施設がない方が世の中的には常識なのかもしれません(厳密に言うと、羽田は空港内にある羽田空港警察署で免許更新が出来たりします)。
行政主導だと、市民の福利厚生の側面が強くなりますから、どうしてもスポーツ施設や文教施設に偏りがちです。しかし、民間主導にして商業施設の誘致するのもひとつの方法ではあります(乗り遅れ防止のため渋滞対策の同時実施は絶対条件ですが)。名古屋ではそれを実践し、旧国際線ターミナルにショッピングモールが開業しています。
■施設集約で人を集めるのは商業施設と同じ
さまざまな施設を集約させて、人を集めるのは結構ポイントになるやり方です。
最近の街中施設はこういった集合型が非常に多いです。集合型にできず、各店が点でバラバラな商店街は衰退。一方で、集合型となったショッピングモールが発展しています。
昔から駅に図書館があったり、デパートやスーパーがあったりするのはよく見られますが、最近では、ショッピングモールの中に行政施設が入っているところも多くなりました。客からすれば全て1か所で済むのですから、集まるのが当然と言えば当然。これらの施設は人が集まる場所なので、バスの発着点になり、便利になったアクセスでさらに人が集まるという、好循環になっています。
成田国際空港に直行バスが走るイオンモール成田は、開業前は周囲が田畑と山林しかない地区でしたが、このショッピングモールが出たことで、アクセス交通が発達。さらに、集まった人を目当てに、隣接地にも商業施設が立ち、人が集まる地域に変貌しています。
そんな目で見ていくと、空港はちょうど良い集客施設でもあることに気付けます。空港という施設だけでも飛行機が人を運んできて、バスの発着点にもなります。これは、集客施設が航空関連か商業関連かの違いだけで、中身はショッピングモールとそっくり。スポーツ施設や行政施設を集約することで人を集め、アクセスがさらに便利になれば、もっと人を集められるというわけです。
また、地方ではバスの終点は、学校だったり、病院であったりします。これは、普段から利用する人が、自家用車が利用できない学生やジジババだから。自動車免許返納がブームになっている今、その需要は益々高まります。
飛行機の騒音があるので、適切かどうかは分かりませんが、こういった施設を隣接させるのもひとつの手でしょう。そうすることで、バスの発着点にもなり、ますます便利になります。
学校隣接は能登が実践していました。そして、実際に見た朝のバス利用から考えてみると、学校を隣接させた効果があったことが分かります。
こうやってアクセスが便利になれば、就航便数の増加も見込めます。
南紀白浜が空港をバス結接点にしようと試みていますが、アクセスを便利にするだけでは片手落ちで、空港に何らかの施設を加えることがポイントになりそうです。
空港は街の中心部から外れていることが多いです。車で行かざるを得ないような辺鄙なところにある空港にスポーツ施設を造っても人が集まるかよ、という意見もほとんどだと思います。
しかし、例えば、横浜だって開港したときはただの寒村でした。同じように、港である空港だって、大化けして、そもそも行政施設だけでなく、人が生活する地域に変わる可能性は秘めているということです。
江戸時代は街道沿いに街が出来、大正の頃になると鉄道駅を中心とした街になり、さらに平成には道路網を元に商業施設が集積して街が動いていく。家畜が驚くからと鉄道を拒んだら街が衰退したとか、駅前商店街は郊外のショッピングモールに客を奪われて気がついたら駅利用者がいないとか、そんな所は日本各地にあります。逆に、拠点を獲得し、大きく発展する所もあります。
今回訪問した能登を始め、岡山や熊本など、全国の空港近くには工業団地があります。これも空港があるからこそ。ここに勤める人が周囲に住み、その人たちを便利にするために商業施設がやって来て、さらに福利厚生も必要になるといった具合です。
空港にスポーツ施設や行政施設があるのは、そんな第一歩なのかもしれません。
話が少し飛躍しすぎているかもしれませんが、そんな見方で空港を見ていくと、ワクワクしてくるのではないでしょうか。
今回訪問した空港に本格的なスポーツ施設がたくさんあったことから、少しだけ施設の充実について考えてみました。
そんなこんなで、いつもの通り、軽〜い空想的な話題もしながら、旅のまとめを軽〜く〆させていただきます。
2019年05月26日
アルプス越えて陸から北へ(2日目)
※2019年6月にアップした2019年5月の旅行記です。
■2019.05.26 (穴水)→能登→飛騨→松本→(塩尻)→(自宅)
■日の出前から里山越えてNTQへ
別所岳パーキングエリアで一晩を過ごし、目が覚めたら、外が明るくなりかけていた。
今日は、どんなに遅くとも18時頃までに塩尻に戻る必要がある。制限時間があるなかで、移動距離が約280キロととにかく長い。八時半の能登空港のターミナル開館までに、外回りの確認は出来るだけ済ませ、最早で空港を出る計画だった。
時刻はまだ四時過ぎだが、明るくなれば外回りの撮影は可能なので、道の駅でもある能登空港へすぐに向かった。
空港到着後、まずは西側の展望台へ。そのあとは、ターミナル側へ移動。駐車場やターミナル外観などを見学、バスを確認した。
能登空港は、道の駅併設の施設だが、ターミナルには開館時間が設定され、朝は八時半まで入れない。
このため、ターミナルから空港駐車場を挟んだ反対側に、第二駐車場とトイレ棟が整備されていて、ターミナルの閉館時間帯はそちらを利用するようになっていた。第一駐車場とされている空港駐車場も24時間解放だが、他の車が多いし、トイレから遠いので、仮眠目的で使うなら第二だ。
今日は、他に三台の車が車中泊をしていた。
外回りの調査は、チンタラしたものの一時間ほどで済んでしまったので、第二駐車場に入り二度寝。始発バスの撮影で七時過ぎに一度起きたものの、そのまま八時半の開館までさらに三度寝。道の駅の大きな機能のひとつである車中仮眠も堪能した。
※朝のバスは、飛行機が着いているわけでもなく、ターミナル自体も空いていない(=待ち合いスペースすらない)時間帯に、少し道を逸れてやってくる。このため、バスをわざわざ空港経由にする意味があるのか最初は分からなかった。
しかし、様子を見てみたら、開館までにやって来た四便ともに2〜3人の乗車があった。いずれも空港に隣接する日本航空学園の学生とみられる若者だった。
今日は休日の朝。休みの日を利用して金沢などへ出掛ける需要なのだろう。
周囲にはほとんど民家はなく、専ら学生利用なのだろうが、需要が生まれていることが分かる良い実例だ。隣の場所の学生でなくても、駐車場が24時間開放でタダだから、少し離れた住民もパークアンドライド乗り場としても使えそうだった。
八時半にターミナルが開館すると同時に館内へ。売店は開館と同時に開いていた。
朝イチの飛行機までもまだまだ時間があるので、客のいない館内をさっさと見て回れると思っていた。しかし、いざ館内にいると、二、三組客が出入りしていた。道の駅だけあって、ドライバーのちょっと見学が多かったようだった。売店では空港ソフトクリームなども販売されており、空港にいながら道の駅らしい体験が充分できる施設になっていた。
九時に開店と同時に飲食店を撮影。ゆっくり食事をしたかったが、泣く泣く断念し、売店で朝食(パン位しかなかったけど)を購入。車中食として、能登空港をあとにした。
■不安なまま飛騨越えへ突入
ここからは、一気に飛騨エアパークまで南下する。
本当は少しでも費用を削減しようと下道で行きたいところだが、それでは時間が不安。そこで、できるだけ上道として、七尾まではのと里山海道、七尾から能越道、さらに高岡から東海北陸道を進んだ。ありがたいことに、のと里山海道に加えて高岡インターチェンジ(IC)までの能越道も無料区間。高岡までは懐を痛めることなく高速移動ができた。
整備されていない七尾の街中で下道に下りた際に渋滞にはまったものの、高速区間は安定的に70キロ走行が出来た。高岡までは片側一車線交互通行だったので、渋滞をつくるトロトロ車がいるかと思ったが、石川・富山はそんな車は見られなかった。
※高岡から小矢部砺波ジャンクション(JCT)までは、富山県が管理する区間になっている。この区間だけ100キロ高速・片側二車線で、さらに快適に飛ばすことができた。
同じNEXCO管理の道のように見えるが、実際には別々管理。このため、東海北陸道へ進む場合、小矢部砺波JCT手前の料金所では、通行券を受けとるだけでなく、富山県への支払いも必要になり、二つの手続きが必要なので要注意だ。
この先で危ない事態に遭遇した。
今回、前日に北陸道を通った際に五箇山-白川郷間通行止の表示が出ていたため、今日も通行止でないか少し不安なまま来ていた。
なぜそうなったのかと言えば、数日前からGoogleマップで、飛騨清見IC付近に通行止表示が出現。ルート検索をかけた際も、通行規制迂回みたいな表示が出ていたからだ。
しかし、ルート検索結果を詳しく分析はしていなかった。このため、前日の北陸道から、SAPAでSAPAガイドを手に入れ、詳細ルートを確認したかったのだが、どこのSAPAでもSAPAガイド配布しておらず、さらに渋滞情報板もなく、確認のしようがなかった。初めて通る道でもあり、通行止区間の具体的な場所がよく分かっていなかった。
問題なのは、東海北陸道がもしも通れないなら、ここからは、少し離れた国道に迂回する必要がある点だった。小矢部砺波を過ぎてしまうと、下道離脱したあとの高山への道はかなりのクネクネ山道になる。それであれば、小矢部砺波から富山側へ逃げ、まだ道幅が広いであろう富山-高山間のメイン国道を進みたい。
しかし、ここまで道路上の情報板でも、通行止に関する情報は何も出ておらず、本当に通行止めでないのか不安で仕方なくなっていたのだ。
そこで、これらの通行止が解消したのかの確認も兼ねて、城端SAへ寄った。
このSAは、パーキングオアシス併設だったが、SA自体の施設はとても簡素だった。トイレとコンビニ、小さな飲食店があるだけでとてもSAとは思えない。しかも、上下線が同じ施設を利用するため、とても混雑していた。そして案内所もなければ、情報板も見当たらないという致命傷を抱えていた。
これでは、通行止区間がどこなのか、渋滞があるのかないのか、通行止が解除されているのかどうかも、さっぱり分からない。なにより、ここまでのSAPAで、どこにもSAPAガイドを配っている所がなく、正確なICやJCT位置も把握できていなかった。
こうなると、道路上の情報板を信じて、何もないものとして先へ進むしかない。
結局、時間が足りなくなるかもしれないので、先を急いだ。
東海北陸道は、小矢部砺波から南下する。高山は富山から南下する谷筋にあり、実は、東海北陸道のルートは高山より二つ西側の谷筋を通っている。このため、東海北陸道の小矢部砺波から高山へ向かうには、白川郷からひと山分だけ東に向かった飛騨清見から、さらに中部縦貫道に分岐し、東にもうひと山越えなければならない。
しかし、富山平野の南の谷はひとつだと思い込み、鉄道が富山から南下して高山に直結しているので、東海北陸道も高山に直結しているものと思い込んでいた。SAPAガイドもなく、SAに情報ステーションも見当たらなかったことで、別の高速に分岐しなければならないことは全然知らなかった。
そんな中で、白川郷を過ぎ、飛騨清見ICの直前で、高山には分岐しなければならないことを知ったような状況だった。白川郷から東へ向かった先にあるこのICが高山ICでないために、やや頭の中で混乱しながら東海北陸道を離脱。さらに、中部縦貫道とやらに入る分岐のはずなのに、JCTではなくICで料金所があることが頭の混乱に拍車をかけた。
こうなるともう訳がわからない。
とりあえず標識に沿って向かうべと、中部縦貫道高山方面が右だと記載のある図上の標識に沿って、料金所ブースから右に車線変更した瞬間、なぜか目の前の中部縦貫道への分岐路が行き止まりで入り込めなかった。当然急ブレーキ減速。道路上に止まるわけにもいかないので、とりあえず一旦左の道を進み一般道へ降りざるを得なかった。
ICの長い下り坂を下りながら、よくよく周囲の状況を確認したら、何だか工事誘導員みたいのがたくさんいる。
どうも中部縦貫道の飛騨清見ICから東側が工事で通行止になっているようだった。
ナビが適切に誘導してくれ、IC出口の信号待ちですぐに、高山までは中部縦貫道と平行して国道158号線があることを確認。瞬時の判断で、とりあえず下道で行くことを決定した。自分はうまく判断できたが、よく分からないままだったら、道路上で止まってしまい、大事故を誘発しかねない事態だった。
暫く進んだ高山西IC付近に道の駅ななもり清見があったので寄り道し、状況を確認することにした。
よくよく見てみると、目の前の交差点付近にある情報板には飛騨清見IC-高山西IC間工事通行止との表示が。さらに道の駅の中の壁にも同じ情報がたくさん貼られていた。
今通ってきたから飛騨清見IC-高山西IC間がどこか分かるけど、SAPAガイドがないから事前に気付くことすらできなかった。
それにしても、通りすぎてから情報があっても何の意味もなさないから、、、。
さっき寄った城端SAといい、東海北陸道の案内板といい、こういうドライバーに最も重要な情報を出さない(出してたのかもしれないけど、気付かないような出し方な)のは、いただけないと、憤慨してしまった。
※ちなみに道の駅を出て高山西ICから中部縦貫道に入ったら、目の前の車が、飛騨清見IC方面に行きたかったようで急ブレーキ、あわやぶつかる事態にはまってしまった。
間違える人がいた最大の原因は、通常の看板をきちんと隠していなかったことだ。かつ、入口に東海北陸道方面が「工事で」通行止として、だから「国道迂回して行くしかない」みたいな表示が一切見られなかったことで、間違える人が続出。結局、訳が分からないまま通行止のバリケード前まで行ってしまうようだ。「何月何日〜何月何日に○○IC〜○○IC通行止」と書かれていても、初めて通る人には、今自分が利用しているICからどっち方向のことを言っているのか分からないし、そういう書き方は、駐車して見るポスターでじっくり見るためのものだ。運転している人は、道路上の表示機を見て、一瞬で判断しなければならないんだから、「ここから東海北陸道方面は「本日」工事で通行止。国道へ迂回せよ。」といった記載をしなければ意味がない。
高山西ICで急ブレーキ停止していたのは前の車だけでなく、後ろの車もだったので、表示の仕方が紛らわし過ぎたのだろう。
高山で寄るのは飛騨エアパークだ。
唯一まだ行けていなかった農道離着陸場で、高山の中心部から少し北東に離れた場所にある。
中部縦貫道が途切れる高山ICは、高山市中心部より北側にあるから、裏道的な県道89号線を通ってアクセス。高山市中心部を避けるルートをとった。
飛騨エアパークには12時半頃に着いた。能登空港からの約200キロは約3時間半かかったことになる。ルートは大部分が高速道路で、渋滞にはまることはなく、平均速度60キロほどで、ほぼ想定通りの所要時間だった。
飛騨エアパークを利用している飛行機はなかったが、施設は開いていて、管理人さんが暇そうにしていた。何も飛んではいないが、近くに公園もあるせいか、何組か見学者が訪れていて、これまで訪ねた農道離着陸場の中では最も見学者を見た農道離着陸場となった。
見学は30分ほどで済ませられ、そのまま、平湯方面に向けて出発した。
■北アルプス越えは意外とすんなり
ここから松本空港までは75キロほどなので、順調にいけば2時間位だ。しかし、今日は日曜日の午後。上高地観光を終えた人たちが大量に出てくるであろう時間帯にさしかかり、渋滞に巻き込まれるリスクがあった。このため、三、四時間かかることも想定しながら先を急いだ。終電は19時前であと5時間弱だからあまりチンタラしてられなかった。
山道ではあったものの、平湯までは細かいクネクネはあまりなく、比較的スムーズな通行が出来た。
※高山から松本までは、平湯温泉脇まで山を登り、安房峠をぬけて、あとは上高地を起点とする梓川沿いを下るだけ、つまり一山(その一山が高すぎる北アルプス)を越えるだけだと思っていた。
ところが、実際に来てみると、平湯温泉脇に行くまでにも、もう一山平湯峠を越える道になっていた。
往路で平湯温泉から富山まではずっと下りだったから、平湯のある谷は、高山とは違う谷筋に当たっていた。これまで平湯は高山の奥座敷だと思っていたのだが、正確には富山の奥座敷の神岡のさらに奥座敷だった。
北アルプスを越える安房トンネルからは往路と同じ道路を戻る形になる。
予想に反して、交通量は往路ほど多くはなかった。クネクネと狭いトンネルのせいで時々減速はあったものの、ほぼ下り坂だから持ち直しも容易。波田で国道と分かれてからは一気に交通量が減ったので、平均すると時速50〜60キロ走行が出来た。
松本空港には、予想より遥かに早く、15時頃にはたどり着けた。
松本は前回訪問から時間は経っているものの、それほど大きな変化はない。ちょうどフジドリームエアラインズの昼便が飛び立った後だったので、ペッぺと調査を済ませられると思っていた。
しかし、館内には意外と人がいた。
隣接するスカイパークで信州花フェスタを開催していて、そこを訪れたついでに寄り道する人が多いようだった。人の途切れを狙ったり、遅い昼飯をとったりしていたら、時間が経つのはあっという間。いつの間にやら、FDAの最終便の時間帯(16時30分発)を迎え、その出発はバタバタ見届けることになった。最終便が飛び立つと空港内はあっという間に店じまいをしてしまい、こちらも見るものがなくなったので、空港を出発した。
それでも時刻はまだ17時。17時半前には塩尻でレンタカーを返却できた。
■時間がかかる山梨越え
ここからは、中央本線を鈍行で戻る行程だ。
事前に検索をかけた最終電車は、塩尻18時59分発で、まだ一時間半以上ある。これなら一便、下手したら二便早く帰れそうだと検索をかけてみると、17時37分発を逃すと18時59分発まで東京方面へ抜けられる便がないようだ。
出発までは約十分しかない。逃すと塩尻駅で一時間半も待たされたうえ、帰り着くのが1時間半遅くなるわけだから、なんとか乗りたい。レンタカー屋から塩尻駅へ走って走って、何とか発車時刻に間に合わせた。
塩尻駅では時間が無くて何も購入できず、弁当も飲み物も確保できずじまいとなってしまった。
なんとかギリギリ間に合った電車は、まず甲府行きだ。
電車に乗ってからジョルダンの検索結果をよくよく確認すると、この電車からの乗り継ぎは小淵沢で20分待って、八王子には22時前の到着と出ていた。結構待ち時間が長い。塩尻18時59分発に乗った場合は、接続が良いため八王子までの所要時間は三時間半かからない。この便は4時間以上かかるため、塩尻を一時間半早く出るのに都内に入るのは40分ほどの差しかない。なんとも無駄が多い行程だった。
なんとかならないか甲府の時刻表を開いてみると、甲府到着数分後に塩山行きがあるようだが、塩山行きはその先の接続はなかった。甲府で乗り換える電車は、小淵沢始発で追っかけてくる電車に乗っても変わらないことが分かった。
今回は、夕飯をどこかの駅で地元系駅弁(=コンビニ駅弁ではない)を買うことを考えていた。塩尻で売店寄る時間がなく駅弁を確保できていなかったので、乗り継ぎのついでにどこかの駅で購入しなければならない。
詳細なダイヤを見る限りでは、小淵沢〜甲府間か大月、八王子が候補になったが、大月、八王子は時刻が遅いから売店が閉まっている可能性が高い。そこで小淵沢〜甲府間での寄り道を検討した。
ただ、今回使っている切符は、少しでも安くしようと分割購入し、塩尻から100キロギリギリで区切ってしまっている。このため途中下車ができないので、駅改札口内に売店がある必要があった。小淵沢〜甲府間で、改札口内にも売店がある可能性が一番高いのは甲府なので、乗り継ぎは甲府で行うことに決定。塩尻から甲府、大月、八王子と乗り継ぐことにした。
※ジョルダンで後日検索をかけたら上記の乗り継ぎが普通に出てきた。さらに、最終電車も塩尻18時59分発ではなく、19時56分発であることが判明した。事前に調べたときは、乗り換え時間設定がおかしかったのか、往路も含め、全然違う電車のみがヒットしていた。このため、今回は現地で行った検索がとにかく使えなかった。
そもそも、乗り継ぎ便があるかないかは、ピンポイントで検索するダイヤ検索では分かりづらく、列車時刻表でないと探しづらい。今回の場合、小淵沢〜甲府間ではどの駅でも乗り継ぎが可能なので、途中寄る駅の選択肢も豊富だ。しかし、ピンポイントの検索だと、全員小淵沢でしか乗り継ぎできないと考えてしまう。ナビの普及で幹線道路にばかり車が集中するのと同じで、客の流動が固定化される要因になりそうな印象だった。
甲府までは二時間弱の乗車だった。まだ陽が出ている時間帯で、八ヶ岳や南アルプスの雄大な車窓も堪能。車内にお客はあまりおらず、快適に過ごすことができた。
甲府には19時過ぎに到着した。
改札階に上ると、どうもあまり大きくない駅のようだ。改札口内には、コンビニ一軒と端の方に駅弁売店が一軒あっただけだった。
なんとか駅弁売店が開いていたので、これはラッキーと思ったのも束の間。店の前に立ったら、すべての駅弁が売り切れてしまっていた。仕方がないとコンビニを覗いても、置いてある弁当は、どこのコンビニでも売っているサンドイッチ程度しかない。ならばホーム売店はどうよ、とホームに降りてみたものの、二店舗ほどお店はあるようなのだが、一店舗は18時頃に閉店済。一店舗はそもそも店を畳んでいた。改札口内には立ち食い蕎麦屋すらなかった。
こうなると、もう何もできない。結局30分間ボケーと過ごし、大月行きに乗り換えた。
大月までは一時間かからなかった。
ここで東京行きに乗り継ぎ。駅の中は、富士急から乗り換えてきた外国人でごった返していたが、ここの売店も閉店後で駅弁を購入することは叶わなかった。
八王子は、甲府よりも大きく、改札口内に店舗が多いものの、時間が22時近くということもあり、当然軒並み閉店後。
結局、自宅最寄駅前の松屋で夕食を食べることになり、そのまま普通の腹加減で帰宅となってしまった。
■今日の教訓!
・能登へは富山側も無料区間長い←高岡以北は無料です。
・飛騨は南北に山だらけ←東西移動は山越えが多いです。
・[飛騨]見学者が意外と多い←展示機体も見られます。
・[松本]日の入り前には店じまい←最終便は16時半。
・中央線鈍行移動は所要時間に注意←最終電車とその一便前は乗り継ぎ便利。
■実際の旅程
05/26 SUN
別所岳SA04:00(レンタカー 20km)04:30[能登空港]
[能登空港]09:15(レンタカー 210km)→12:30[飛騨エアパーク]
[飛騨エアパーク]13:00(レンタカー 75km)→15:00[松本空港]
[松本空港]17:00(レンタカー 10km)→17:30塩 尻 駅
塩 尻 駅17:37(JR東日本 中央本線)→19:15甲 府 駅
甲 府 駅19:45(JR東日本 中央本線)→20:33大 月 駅
大 月 駅20:50(JR東日本 中央本線)→23:38八 王 子駅
八 王 子駅21:45(JR東日本 横浜線等)→23:00自 宅
■2019.05.26 (穴水)→能登→飛騨→松本→(塩尻)→(自宅)
■日の出前から里山越えてNTQへ
別所岳パーキングエリアで一晩を過ごし、目が覚めたら、外が明るくなりかけていた。
今日は、どんなに遅くとも18時頃までに塩尻に戻る必要がある。制限時間があるなかで、移動距離が約280キロととにかく長い。八時半の能登空港のターミナル開館までに、外回りの確認は出来るだけ済ませ、最早で空港を出る計画だった。
時刻はまだ四時過ぎだが、明るくなれば外回りの撮影は可能なので、道の駅でもある能登空港へすぐに向かった。
空港到着後、まずは西側の展望台へ。そのあとは、ターミナル側へ移動。駐車場やターミナル外観などを見学、バスを確認した。
能登空港は、道の駅併設の施設だが、ターミナルには開館時間が設定され、朝は八時半まで入れない。
このため、ターミナルから空港駐車場を挟んだ反対側に、第二駐車場とトイレ棟が整備されていて、ターミナルの閉館時間帯はそちらを利用するようになっていた。第一駐車場とされている空港駐車場も24時間解放だが、他の車が多いし、トイレから遠いので、仮眠目的で使うなら第二だ。
今日は、他に三台の車が車中泊をしていた。
外回りの調査は、チンタラしたものの一時間ほどで済んでしまったので、第二駐車場に入り二度寝。始発バスの撮影で七時過ぎに一度起きたものの、そのまま八時半の開館までさらに三度寝。道の駅の大きな機能のひとつである車中仮眠も堪能した。
※朝のバスは、飛行機が着いているわけでもなく、ターミナル自体も空いていない(=待ち合いスペースすらない)時間帯に、少し道を逸れてやってくる。このため、バスをわざわざ空港経由にする意味があるのか最初は分からなかった。
しかし、様子を見てみたら、開館までにやって来た四便ともに2〜3人の乗車があった。いずれも空港に隣接する日本航空学園の学生とみられる若者だった。
今日は休日の朝。休みの日を利用して金沢などへ出掛ける需要なのだろう。
周囲にはほとんど民家はなく、専ら学生利用なのだろうが、需要が生まれていることが分かる良い実例だ。隣の場所の学生でなくても、駐車場が24時間開放でタダだから、少し離れた住民もパークアンドライド乗り場としても使えそうだった。
八時半にターミナルが開館すると同時に館内へ。売店は開館と同時に開いていた。
朝イチの飛行機までもまだまだ時間があるので、客のいない館内をさっさと見て回れると思っていた。しかし、いざ館内にいると、二、三組客が出入りしていた。道の駅だけあって、ドライバーのちょっと見学が多かったようだった。売店では空港ソフトクリームなども販売されており、空港にいながら道の駅らしい体験が充分できる施設になっていた。
九時に開店と同時に飲食店を撮影。ゆっくり食事をしたかったが、泣く泣く断念し、売店で朝食(パン位しかなかったけど)を購入。車中食として、能登空港をあとにした。
■不安なまま飛騨越えへ突入
ここからは、一気に飛騨エアパークまで南下する。
本当は少しでも費用を削減しようと下道で行きたいところだが、それでは時間が不安。そこで、できるだけ上道として、七尾まではのと里山海道、七尾から能越道、さらに高岡から東海北陸道を進んだ。ありがたいことに、のと里山海道に加えて高岡インターチェンジ(IC)までの能越道も無料区間。高岡までは懐を痛めることなく高速移動ができた。
整備されていない七尾の街中で下道に下りた際に渋滞にはまったものの、高速区間は安定的に70キロ走行が出来た。高岡までは片側一車線交互通行だったので、渋滞をつくるトロトロ車がいるかと思ったが、石川・富山はそんな車は見られなかった。
※高岡から小矢部砺波ジャンクション(JCT)までは、富山県が管理する区間になっている。この区間だけ100キロ高速・片側二車線で、さらに快適に飛ばすことができた。
同じNEXCO管理の道のように見えるが、実際には別々管理。このため、東海北陸道へ進む場合、小矢部砺波JCT手前の料金所では、通行券を受けとるだけでなく、富山県への支払いも必要になり、二つの手続きが必要なので要注意だ。
この先で危ない事態に遭遇した。
今回、前日に北陸道を通った際に五箇山-白川郷間通行止の表示が出ていたため、今日も通行止でないか少し不安なまま来ていた。
なぜそうなったのかと言えば、数日前からGoogleマップで、飛騨清見IC付近に通行止表示が出現。ルート検索をかけた際も、通行規制迂回みたいな表示が出ていたからだ。
しかし、ルート検索結果を詳しく分析はしていなかった。このため、前日の北陸道から、SAPAでSAPAガイドを手に入れ、詳細ルートを確認したかったのだが、どこのSAPAでもSAPAガイド配布しておらず、さらに渋滞情報板もなく、確認のしようがなかった。初めて通る道でもあり、通行止区間の具体的な場所がよく分かっていなかった。
問題なのは、東海北陸道がもしも通れないなら、ここからは、少し離れた国道に迂回する必要がある点だった。小矢部砺波を過ぎてしまうと、下道離脱したあとの高山への道はかなりのクネクネ山道になる。それであれば、小矢部砺波から富山側へ逃げ、まだ道幅が広いであろう富山-高山間のメイン国道を進みたい。
しかし、ここまで道路上の情報板でも、通行止に関する情報は何も出ておらず、本当に通行止めでないのか不安で仕方なくなっていたのだ。
そこで、これらの通行止が解消したのかの確認も兼ねて、城端SAへ寄った。
このSAは、パーキングオアシス併設だったが、SA自体の施設はとても簡素だった。トイレとコンビニ、小さな飲食店があるだけでとてもSAとは思えない。しかも、上下線が同じ施設を利用するため、とても混雑していた。そして案内所もなければ、情報板も見当たらないという致命傷を抱えていた。
これでは、通行止区間がどこなのか、渋滞があるのかないのか、通行止が解除されているのかどうかも、さっぱり分からない。なにより、ここまでのSAPAで、どこにもSAPAガイドを配っている所がなく、正確なICやJCT位置も把握できていなかった。
こうなると、道路上の情報板を信じて、何もないものとして先へ進むしかない。
結局、時間が足りなくなるかもしれないので、先を急いだ。
東海北陸道は、小矢部砺波から南下する。高山は富山から南下する谷筋にあり、実は、東海北陸道のルートは高山より二つ西側の谷筋を通っている。このため、東海北陸道の小矢部砺波から高山へ向かうには、白川郷からひと山分だけ東に向かった飛騨清見から、さらに中部縦貫道に分岐し、東にもうひと山越えなければならない。
しかし、富山平野の南の谷はひとつだと思い込み、鉄道が富山から南下して高山に直結しているので、東海北陸道も高山に直結しているものと思い込んでいた。SAPAガイドもなく、SAに情報ステーションも見当たらなかったことで、別の高速に分岐しなければならないことは全然知らなかった。
そんな中で、白川郷を過ぎ、飛騨清見ICの直前で、高山には分岐しなければならないことを知ったような状況だった。白川郷から東へ向かった先にあるこのICが高山ICでないために、やや頭の中で混乱しながら東海北陸道を離脱。さらに、中部縦貫道とやらに入る分岐のはずなのに、JCTではなくICで料金所があることが頭の混乱に拍車をかけた。
こうなるともう訳がわからない。
とりあえず標識に沿って向かうべと、中部縦貫道高山方面が右だと記載のある図上の標識に沿って、料金所ブースから右に車線変更した瞬間、なぜか目の前の中部縦貫道への分岐路が行き止まりで入り込めなかった。当然急ブレーキ減速。道路上に止まるわけにもいかないので、とりあえず一旦左の道を進み一般道へ降りざるを得なかった。
ICの長い下り坂を下りながら、よくよく周囲の状況を確認したら、何だか工事誘導員みたいのがたくさんいる。
どうも中部縦貫道の飛騨清見ICから東側が工事で通行止になっているようだった。
ナビが適切に誘導してくれ、IC出口の信号待ちですぐに、高山までは中部縦貫道と平行して国道158号線があることを確認。瞬時の判断で、とりあえず下道で行くことを決定した。自分はうまく判断できたが、よく分からないままだったら、道路上で止まってしまい、大事故を誘発しかねない事態だった。
暫く進んだ高山西IC付近に道の駅ななもり清見があったので寄り道し、状況を確認することにした。
よくよく見てみると、目の前の交差点付近にある情報板には飛騨清見IC-高山西IC間工事通行止との表示が。さらに道の駅の中の壁にも同じ情報がたくさん貼られていた。
今通ってきたから飛騨清見IC-高山西IC間がどこか分かるけど、SAPAガイドがないから事前に気付くことすらできなかった。
それにしても、通りすぎてから情報があっても何の意味もなさないから、、、。
さっき寄った城端SAといい、東海北陸道の案内板といい、こういうドライバーに最も重要な情報を出さない(出してたのかもしれないけど、気付かないような出し方な)のは、いただけないと、憤慨してしまった。
※ちなみに道の駅を出て高山西ICから中部縦貫道に入ったら、目の前の車が、飛騨清見IC方面に行きたかったようで急ブレーキ、あわやぶつかる事態にはまってしまった。
間違える人がいた最大の原因は、通常の看板をきちんと隠していなかったことだ。かつ、入口に東海北陸道方面が「工事で」通行止として、だから「国道迂回して行くしかない」みたいな表示が一切見られなかったことで、間違える人が続出。結局、訳が分からないまま通行止のバリケード前まで行ってしまうようだ。「何月何日〜何月何日に○○IC〜○○IC通行止」と書かれていても、初めて通る人には、今自分が利用しているICからどっち方向のことを言っているのか分からないし、そういう書き方は、駐車して見るポスターでじっくり見るためのものだ。運転している人は、道路上の表示機を見て、一瞬で判断しなければならないんだから、「ここから東海北陸道方面は「本日」工事で通行止。国道へ迂回せよ。」といった記載をしなければ意味がない。
高山西ICで急ブレーキ停止していたのは前の車だけでなく、後ろの車もだったので、表示の仕方が紛らわし過ぎたのだろう。
高山で寄るのは飛騨エアパークだ。
唯一まだ行けていなかった農道離着陸場で、高山の中心部から少し北東に離れた場所にある。
中部縦貫道が途切れる高山ICは、高山市中心部より北側にあるから、裏道的な県道89号線を通ってアクセス。高山市中心部を避けるルートをとった。
飛騨エアパークには12時半頃に着いた。能登空港からの約200キロは約3時間半かかったことになる。ルートは大部分が高速道路で、渋滞にはまることはなく、平均速度60キロほどで、ほぼ想定通りの所要時間だった。
飛騨エアパークを利用している飛行機はなかったが、施設は開いていて、管理人さんが暇そうにしていた。何も飛んではいないが、近くに公園もあるせいか、何組か見学者が訪れていて、これまで訪ねた農道離着陸場の中では最も見学者を見た農道離着陸場となった。
見学は30分ほどで済ませられ、そのまま、平湯方面に向けて出発した。
■北アルプス越えは意外とすんなり
ここから松本空港までは75キロほどなので、順調にいけば2時間位だ。しかし、今日は日曜日の午後。上高地観光を終えた人たちが大量に出てくるであろう時間帯にさしかかり、渋滞に巻き込まれるリスクがあった。このため、三、四時間かかることも想定しながら先を急いだ。終電は19時前であと5時間弱だからあまりチンタラしてられなかった。
山道ではあったものの、平湯までは細かいクネクネはあまりなく、比較的スムーズな通行が出来た。
※高山から松本までは、平湯温泉脇まで山を登り、安房峠をぬけて、あとは上高地を起点とする梓川沿いを下るだけ、つまり一山(その一山が高すぎる北アルプス)を越えるだけだと思っていた。
ところが、実際に来てみると、平湯温泉脇に行くまでにも、もう一山平湯峠を越える道になっていた。
往路で平湯温泉から富山まではずっと下りだったから、平湯のある谷は、高山とは違う谷筋に当たっていた。これまで平湯は高山の奥座敷だと思っていたのだが、正確には富山の奥座敷の神岡のさらに奥座敷だった。
北アルプスを越える安房トンネルからは往路と同じ道路を戻る形になる。
予想に反して、交通量は往路ほど多くはなかった。クネクネと狭いトンネルのせいで時々減速はあったものの、ほぼ下り坂だから持ち直しも容易。波田で国道と分かれてからは一気に交通量が減ったので、平均すると時速50〜60キロ走行が出来た。
松本空港には、予想より遥かに早く、15時頃にはたどり着けた。
松本は前回訪問から時間は経っているものの、それほど大きな変化はない。ちょうどフジドリームエアラインズの昼便が飛び立った後だったので、ペッぺと調査を済ませられると思っていた。
しかし、館内には意外と人がいた。
隣接するスカイパークで信州花フェスタを開催していて、そこを訪れたついでに寄り道する人が多いようだった。人の途切れを狙ったり、遅い昼飯をとったりしていたら、時間が経つのはあっという間。いつの間にやら、FDAの最終便の時間帯(16時30分発)を迎え、その出発はバタバタ見届けることになった。最終便が飛び立つと空港内はあっという間に店じまいをしてしまい、こちらも見るものがなくなったので、空港を出発した。
それでも時刻はまだ17時。17時半前には塩尻でレンタカーを返却できた。
■時間がかかる山梨越え
ここからは、中央本線を鈍行で戻る行程だ。
事前に検索をかけた最終電車は、塩尻18時59分発で、まだ一時間半以上ある。これなら一便、下手したら二便早く帰れそうだと検索をかけてみると、17時37分発を逃すと18時59分発まで東京方面へ抜けられる便がないようだ。
出発までは約十分しかない。逃すと塩尻駅で一時間半も待たされたうえ、帰り着くのが1時間半遅くなるわけだから、なんとか乗りたい。レンタカー屋から塩尻駅へ走って走って、何とか発車時刻に間に合わせた。
塩尻駅では時間が無くて何も購入できず、弁当も飲み物も確保できずじまいとなってしまった。
なんとかギリギリ間に合った電車は、まず甲府行きだ。
電車に乗ってからジョルダンの検索結果をよくよく確認すると、この電車からの乗り継ぎは小淵沢で20分待って、八王子には22時前の到着と出ていた。結構待ち時間が長い。塩尻18時59分発に乗った場合は、接続が良いため八王子までの所要時間は三時間半かからない。この便は4時間以上かかるため、塩尻を一時間半早く出るのに都内に入るのは40分ほどの差しかない。なんとも無駄が多い行程だった。
なんとかならないか甲府の時刻表を開いてみると、甲府到着数分後に塩山行きがあるようだが、塩山行きはその先の接続はなかった。甲府で乗り換える電車は、小淵沢始発で追っかけてくる電車に乗っても変わらないことが分かった。
今回は、夕飯をどこかの駅で地元系駅弁(=コンビニ駅弁ではない)を買うことを考えていた。塩尻で売店寄る時間がなく駅弁を確保できていなかったので、乗り継ぎのついでにどこかの駅で購入しなければならない。
詳細なダイヤを見る限りでは、小淵沢〜甲府間か大月、八王子が候補になったが、大月、八王子は時刻が遅いから売店が閉まっている可能性が高い。そこで小淵沢〜甲府間での寄り道を検討した。
ただ、今回使っている切符は、少しでも安くしようと分割購入し、塩尻から100キロギリギリで区切ってしまっている。このため途中下車ができないので、駅改札口内に売店がある必要があった。小淵沢〜甲府間で、改札口内にも売店がある可能性が一番高いのは甲府なので、乗り継ぎは甲府で行うことに決定。塩尻から甲府、大月、八王子と乗り継ぐことにした。
※ジョルダンで後日検索をかけたら上記の乗り継ぎが普通に出てきた。さらに、最終電車も塩尻18時59分発ではなく、19時56分発であることが判明した。事前に調べたときは、乗り換え時間設定がおかしかったのか、往路も含め、全然違う電車のみがヒットしていた。このため、今回は現地で行った検索がとにかく使えなかった。
そもそも、乗り継ぎ便があるかないかは、ピンポイントで検索するダイヤ検索では分かりづらく、列車時刻表でないと探しづらい。今回の場合、小淵沢〜甲府間ではどの駅でも乗り継ぎが可能なので、途中寄る駅の選択肢も豊富だ。しかし、ピンポイントの検索だと、全員小淵沢でしか乗り継ぎできないと考えてしまう。ナビの普及で幹線道路にばかり車が集中するのと同じで、客の流動が固定化される要因になりそうな印象だった。
甲府までは二時間弱の乗車だった。まだ陽が出ている時間帯で、八ヶ岳や南アルプスの雄大な車窓も堪能。車内にお客はあまりおらず、快適に過ごすことができた。
甲府には19時過ぎに到着した。
改札階に上ると、どうもあまり大きくない駅のようだ。改札口内には、コンビニ一軒と端の方に駅弁売店が一軒あっただけだった。
なんとか駅弁売店が開いていたので、これはラッキーと思ったのも束の間。店の前に立ったら、すべての駅弁が売り切れてしまっていた。仕方がないとコンビニを覗いても、置いてある弁当は、どこのコンビニでも売っているサンドイッチ程度しかない。ならばホーム売店はどうよ、とホームに降りてみたものの、二店舗ほどお店はあるようなのだが、一店舗は18時頃に閉店済。一店舗はそもそも店を畳んでいた。改札口内には立ち食い蕎麦屋すらなかった。
こうなると、もう何もできない。結局30分間ボケーと過ごし、大月行きに乗り換えた。
大月までは一時間かからなかった。
ここで東京行きに乗り継ぎ。駅の中は、富士急から乗り換えてきた外国人でごった返していたが、ここの売店も閉店後で駅弁を購入することは叶わなかった。
八王子は、甲府よりも大きく、改札口内に店舗が多いものの、時間が22時近くということもあり、当然軒並み閉店後。
結局、自宅最寄駅前の松屋で夕食を食べることになり、そのまま普通の腹加減で帰宅となってしまった。
■今日の教訓!
・能登へは富山側も無料区間長い←高岡以北は無料です。
・飛騨は南北に山だらけ←東西移動は山越えが多いです。
・[飛騨]見学者が意外と多い←展示機体も見られます。
・[松本]日の入り前には店じまい←最終便は16時半。
・中央線鈍行移動は所要時間に注意←最終電車とその一便前は乗り継ぎ便利。
■実際の旅程
05/26 SUN
別所岳SA04:00(レンタカー 20km)04:30[能登空港]
[能登空港]09:15(レンタカー 210km)→12:30[飛騨エアパーク]
[飛騨エアパーク]13:00(レンタカー 75km)→15:00[松本空港]
[松本空港]17:00(レンタカー 10km)→17:30塩 尻 駅
塩 尻 駅17:37(JR東日本 中央本線)→19:15甲 府 駅
甲 府 駅19:45(JR東日本 中央本線)→20:33大 月 駅
大 月 駅20:50(JR東日本 中央本線)→23:38八 王 子駅
八 王 子駅21:45(JR東日本 横浜線等)→23:00自 宅
2019年05月25日
アルプス越えて陸から北へ(1日目)
※2019年6月にアップした2019年5月の旅行記です。
■2019.05.25 (自宅)→(塩尻)→富山→小松→(穴水)
■塩尻へのルートは高を括らずしっかり調べた方がいい
今日は朝イチから八王子経由で塩尻へ鈍行移動だ。八王子までは横浜線で移動。とりあえず始発に乗って向かっていた。
事前に軽く調べた感じだと、高尾を6時過ぎに出る松本行きに乗れれば9時過ぎには塩尻へ着けるようで、東京駅の始発からだったら乗れるようだった。しかし、ジョルダンで横浜線からの始発検索をかけたところ、最寄駅から始発に乗っても、その時刻に高尾へは行けないようで、八王子で45分待って次便の松本行きへの接続と出た。これだと塩尻到着は10時前頃だ。
途中異音検知で10分ほど駅間に止まるアクシデントがあったが、八王子には6時に着けた。
ここで、駅に掲げられていた時刻表を覗いてみたら、高尾始発の電車の時刻表があり、始発の松本行きは高尾6時14分発だと書いてある。で、ホームの表示機を見ると、次の中央線は6時6分発だ。高尾までは5分強のはずだから、間に合いそうだ。
とりあえずと乗ってみたら、高尾では一分接続で普通に間に合ってしまった。
ジョルダンの検索でなぜヒットしないのか分からないが、紙の列車時刻表をきちんと見ておくべきだった。
乗った電車は松本行きだから、このまま乗ってけば良い。座席も高尾発の時点で半分ほどしか埋まっておらず、特に甲府〜上諏訪間はガ〜ラガラ。高尾の時点で座席を確保出来たので、塩尻までは結構長い距離爆睡していた。
塩尻駅には9時17分に着けた。
※高尾から乗った電車は、東京駅から松本へ向かう始発鈍行だった(高尾始発はもう少し早いのがあるので多摩地区からはもっと早く松本に着ける)。結局、塩尻までは後続のあずさ号に追い付かれず、特急よりも松本に早く着ける電車なので、とにかく早く松本へ行くのには使える電車だ。朝起きるのは大変だけど、特急料金分が浮く感じがした。
■かみ高地へのルートは神置かんで車とバイクだらけ
少しでも安く行こうと、相模湖を境にきっぷ分割をしていたため、自動改札は通れず、塩尻では窓口通過だったが、窓口で揉めている人がいて、改札を出るのに十分ほどかかってしまった。
駅からレンタカー屋までは徒歩10分ほどなので、普通に行けば、9時半位には出発できるところだった。しかし、改札での時間ロスに加え、途中にあった西友で朝飯のパンを確保してから向かい、さらに手続きにも時間がかかったおかげで、結局10時出発となった。
塩尻からは富山へ直行だ。富山との間には高速道路がなく、下道利用。山の中なので信号は少ないだろうが、クネクネが多かったり、混雑したりすると時間がどんどん減っていくので、とにかく先を急いだ。
塩尻から松本空港南端をかすめながら、小道を通って山形村を通過。波田から国道158号線へと入った。ここまでは交通量はそれほどでもなかったが、信号待ちが意外と多かった。
国道に入ったら、信号は少なくなったが、今度は交通量が激増し、時速30キロほどのノロノロ大行列となった。バイクも結構いる。
よく考えてみたら、この道は上高地への唯一の道路だった。土曜の朝で向かう人が多かったようだ。ここをすんなり抜けられる神がいたらありがたいんだけど、そんなのは期待するだけ無駄骨。
道の駅 風穴の里で、ひと休みと思ったら、駐車場はバイカーだらけ。全くゆっくりできず、ほとんど休憩せずに、トイレだけ済ませて先を急いだ。
それにしても道はノロノロ。
車が多いのもあるが、何より、上高地との分岐点である中の湯までの間で、トンネルが狭い区間が続くのが、最大の原因だった。上高地へ向かう観光バスとピストン往復する路線バスが多く、それらがトンネル内で離合するのには幅がギリギリ。離合するごとに大減速し、状況によってはトンネル前で待っていたりするので、ノロノロになっていた。普通乗用車とバスの離合は、問題なくできるが、圧迫感はあるので、初心者ドライバーだと、離合するときに大きく減速してしまうかもしれなかった。
上高地へのパークアンドライドが実施されている沢渡で自家用車の半分くらいは減ったものの、観光バスはそのまま直進するので、中の湯までは、車間は開いたものの、ノロノロしたままだった。
※今回全く考慮していなかったが、国道158号線のこの区間は、最盛期の土曜朝は、沢渡の駐車場に入れない車で大渋滞することもあるらしかった。今回はノロノロとは言えほとんど止まることなく動いていたから良かったが、ちょっとリスキーな道路だったようだ。
中の湯から平湯までの間は、安房トンネルという峠越えの短絡ルートが整備されているが、これは中部縦貫道の一部として整備されたもの。計画では、松本-高山間はこの中部縦貫道で結ばれることになっているので、開通すれば上高地渋滞を心配せずに松本から高山へ行けるようになるが、まだ事業化すらされていないので、実現するのはまだまだ先だ。梓川沿いの斜面は、岩が脆いのか、結構崩れている箇所があったので、トンネル造成も難工事なのかもしれない。
ちなみに、この道路は高山市では緊急輸送道路網とされている。翌日に訪れた飛騨エアパークは、この道路を活用したドクターヘリの離着陸場として、緊急輸送を担う拠点と位置付けられている。
ノロノロ走行のせいで平湯を抜け切った時には11時台も後半だった。
安房トンネルの平湯料金所の先すぐのところで高山方面に行く道と分かれ、国道471号線に入った。平湯からはほぼ下り坂でクネクネもあまりなし。こちらに行く車はほとんどなく、信号が増える富山平野に入るまでは、うって変わってスイスイの快適路だった。
かつて公害、今はスーパーカミオカンデで有名な神岡を通過し、笹津を抜けたら、富山平野に。典型的な扇状地だから、一気に眺望が開けた。
結局、富山空港までは3時間強かかり、13時過ぎに着くことが出来た。約130キロを三時間強だから、平均時速は40キロほどで、田舎道にしては時間がかかった印象だった。
■富山空港での移動ルートはたての山もよこの山も楽しもう
先を急ぎたいので、富山空港では少しでも時短をしたいところだったが、駐車場が全然空いていない。無料側で止めようとしたら、ターミナル近くはすべて満車で、遠く離れた、端から二つ目の区画であるF区画まで行かされてしまった。
小型機運航各社が揃う場所が目の前にあり、撮影も出来たので、一石二鳥的ではあったのだが、ターミナルへの移動は大変だった。
なにより今日は暑すぎ。毎年五月下旬にはこんな日があるけど、北海道ですら35度超えという真夏日で、外に少し出ているだけで汗が吹き出す天気だ。それなのに、駐車場からターミナルまでは、途中まで屋根すらなかった。屋根がないから立山連峰の山々は楽しめたけど、今日のような真夏日は勘弁してほしかった。
※富山空港は、川沿いの南北に細長い領域に空港を設置しているため、ターミナル前に広い敷地を確保できていない。そんな中で北側は総合体育館センターの建物で蓋をされており、ターミナル前東側正面は空港スポーツ緑地の公園となっている。このため、駐車場が南側に異様に細長く配置されることになってしまっていた。
その南端付近まで行かされたから、逃げ水的に歩けど歩けどターミナルにたどり着かない感じだった。
ターミナルに入ると、ちょうど上海航空が到着し、中国人が少しずつ出てきていた。しかし、国内線はない時間帯のため、ターミナル内は閑散としていた。おかげであまり時間をかけずに見学を終わらせられた。
富山空港は、北陸新幹線金沢延伸の影響で、東京国際線が二往復減便し、四往復が朝晩に二往復ずつ運航するダイヤに変わっている。このため昼間の利用は少なく、二階にある薬屋さんは昼間の時間帯に一時閉店するという、一見すると不思議な営業時間になっていた。
富山空港のターミナルには一時間ほどしか滞在せず、14時半には出発。ターミナルを出たあとは北側にある展望台に寄り道。その後、フォトスポットとして有名な神通川の対岸から空港を少しだけ眺めてから、すぐに小松へ移動を開始した。
■小松へのルートは金触らずに、まっとうに午後から華麗にゴーゴー!
小松までは100キロないものの、下道だと日の入りまでに着けるか分からないので、富山インターチェンジから北陸道で向かった。
北陸一の観光地金沢はまったくタッチせずに華麗にスルー。松任でトイレ休憩した程度で、素早く移動した。それでも富山で高速に乗るまでに時間がかかったこともあり、結局、富山-小松間は二時間弱かかり、16時半頃の到着となった。
まずは17時までの航空プラザをチラ見。続いて日が出ている間にと、外回りを先に見て回った。小松は最終便が20時台で、時間は比較的余裕があるので、空港内はゆっくり見て回った。
ひと通り見学して回り、夕食を済ませたら、ちょうどトワイライトタイムな時刻になった。せっかくなので再度展望デッキに出たら、ちょうどカーゴルクス航空が動き出し、エバー航空が着陸、ANAがPBBを外し始めたタイミングだった。地方空港ながらボーイング747型機や国際線も見られる、小松らしい風景を眺められたのは、ラッキーだった。
※夕食は2階出発ロビーの飲食店で食べたのだが、会計を済ませて店の外に出たら、長蛇の列が出来ていた。ちょうど台湾便の人達がチェックインを終えて夕食を食べようとしていたよう。土曜日の夕方は一気に混むので要注意だ。
これで小松の調査は終了。あとは夜の間に能登への移動を残すのみとなった。
ところが、ターミナルを出ようと一階に降りたところで、館内のラックに小松市の観光案内パンフを発見。せっかくだからと読んでみたら、空港回りにスカイパークこまつという公園が整備されていることが判明してしまった。
カーゴルクスの離陸を見届けたためにターミナルに少し長居してしまい、既に日の入り後。空は徐々に暗くなってきていた。ところが、この公園、西側に「翼」、東側に「共生の丘」と二種類があるという。明るい間に2か所とも回ることは不可能そうだったので、一か八かで、Googleマップを見て色々整備されていそうな「翼」へと向かうことにした。
結果は失敗だった。
「翼」には競技場等が整備されているのだが、18時以降は閉園されて締め出される施設で、滑走路脇に近づくことは叶わなかった。一方、「共生の丘」は、滑走路端付近に設けられた24時間解放している野っ原だった。しかも「共生の丘」のすぐそばには、掩体壕もあった。空港見学者として行くならこちらが正解だった。
ただ、共生の丘も、草木に阻まれて、滑走路側のフェンスへはあまり近づけない。フェンスも二重でクリアは難しく、脚立を使って離着陸機材を写すのには適していても、滑走路などの施設を写すのは難しい環境で、特に夜間は真っ暗なので、それ相応のカメラが必要な施設だった。
■能登へのルートは無料 のと おり
小松を出たのは19時半過ぎ。
ここからは夜通し下道で能登へと向かう。
まずは暑すぎた今日かいた汗を流すため、日帰り温泉に寄り道することにした。カーナビで検索をかけたら、経路上にある近くの温泉美川温泉に安産の湯なる日帰り温泉があることが分かった。スマホで調べたら、手ぶらセットも提供されていたので、寄り道した。
※日帰り温泉施設は結構あったようなのだが、カーナビでもスマホでもパパっと出て来なかった(小松は南の方に温泉街があるので、そちらの温泉宿ばかりヒットする)。
少し時間をかけたら、美川温泉にももう1か所あるのも分かったし(タオル付きかどうかわからなかったので断念)、美川温泉を出たあと徳光インターチェンジ付近に松任海浜温泉といった大きな日帰り温泉施設(ツーリングまっぷるに載っている)も見られるなど、結構多くの施設があったようだった。
美川温泉を出たあとは、最初の道の駅である内灘まではずっと下道だった。金沢を再びかするルートで、それほど車は多くないが、信号は多い。しかもちょくちょく捕まる状況で、内灘を出るときには21時を過ぎてしまっていた。
ここからは自動車専用道路ののと里山海道が早い。しかし、前回チョコマカ料金を取られ、トータルでは結構払わされた記憶があったので、下道利用を考えていた。そんな中で、スマホでネットサーフィンしたら、この道が無料化されたとの情報がヒットした。時間も遅く、このまま下道だと日付跨ぎになる可能性もあるので、一か八かで利用することにした。
結果は◎で、能登空港インターチェンジまで、通行料は一切取られなかった。
この日は能登空港まで行くつもりだったが、眠気に襲われてしまい、少し手前の別所岳サービスエリアで23時頃就寝となった。
※のと里山海道は、平成25年3月31日正午に無料化されていた。そう言えば、以前は能登有料道路だった。土曜日の夜九時過ぎからの利用だったが、走行している車はほとんど無く快適路だった。
■今日の教訓!
・中央線 松本へは鈍行の方が早い←始発特急よりも早く着けます。
・国道158号線はノロノロ←上高地に行く交通量が多い道です。
・[富山]立山連峰を眺めよう←何よりも目立ちます。
・[小松]スカイパークこまつは日の入り前に←翼は閉め出されます
・のと里山海道は無料高速←非常に便利です。
■実際の旅程
05/25 SAT
自 宅05:00(JR東日本 横浜線等)→05:49八 王 子駅
八 王 子駅06:06(JR東日本 中央本線)→06:13高 尾 駅
高 尾 駅06:14(JR東日本 中央本線)→09:17塩 尻 駅
塩 尻 駅10:00(レンタカー 130km)→13:15[富山空港]
[富山空港]14:30(レンタカー 90km)→16:30[小松飛行場]
[小松飛行場]19:30(レンタカー 15km)→20:00美川温泉 安産の湯
美川温泉 20:30(レンタカー 30km)→21:15道の駅内灘
道の駅内灘21:30(レンタカー 70km)→23:00別所岳SA
(車中泊)
■2019.05.25 (自宅)→(塩尻)→富山→小松→(穴水)
■塩尻へのルートは高を括らずしっかり調べた方がいい
今日は朝イチから八王子経由で塩尻へ鈍行移動だ。八王子までは横浜線で移動。とりあえず始発に乗って向かっていた。
事前に軽く調べた感じだと、高尾を6時過ぎに出る松本行きに乗れれば9時過ぎには塩尻へ着けるようで、東京駅の始発からだったら乗れるようだった。しかし、ジョルダンで横浜線からの始発検索をかけたところ、最寄駅から始発に乗っても、その時刻に高尾へは行けないようで、八王子で45分待って次便の松本行きへの接続と出た。これだと塩尻到着は10時前頃だ。
途中異音検知で10分ほど駅間に止まるアクシデントがあったが、八王子には6時に着けた。
ここで、駅に掲げられていた時刻表を覗いてみたら、高尾始発の電車の時刻表があり、始発の松本行きは高尾6時14分発だと書いてある。で、ホームの表示機を見ると、次の中央線は6時6分発だ。高尾までは5分強のはずだから、間に合いそうだ。
とりあえずと乗ってみたら、高尾では一分接続で普通に間に合ってしまった。
ジョルダンの検索でなぜヒットしないのか分からないが、紙の列車時刻表をきちんと見ておくべきだった。
乗った電車は松本行きだから、このまま乗ってけば良い。座席も高尾発の時点で半分ほどしか埋まっておらず、特に甲府〜上諏訪間はガ〜ラガラ。高尾の時点で座席を確保出来たので、塩尻までは結構長い距離爆睡していた。
塩尻駅には9時17分に着けた。
※高尾から乗った電車は、東京駅から松本へ向かう始発鈍行だった(高尾始発はもう少し早いのがあるので多摩地区からはもっと早く松本に着ける)。結局、塩尻までは後続のあずさ号に追い付かれず、特急よりも松本に早く着ける電車なので、とにかく早く松本へ行くのには使える電車だ。朝起きるのは大変だけど、特急料金分が浮く感じがした。
■かみ高地へのルートは神置かんで車とバイクだらけ
少しでも安く行こうと、相模湖を境にきっぷ分割をしていたため、自動改札は通れず、塩尻では窓口通過だったが、窓口で揉めている人がいて、改札を出るのに十分ほどかかってしまった。
駅からレンタカー屋までは徒歩10分ほどなので、普通に行けば、9時半位には出発できるところだった。しかし、改札での時間ロスに加え、途中にあった西友で朝飯のパンを確保してから向かい、さらに手続きにも時間がかかったおかげで、結局10時出発となった。
塩尻からは富山へ直行だ。富山との間には高速道路がなく、下道利用。山の中なので信号は少ないだろうが、クネクネが多かったり、混雑したりすると時間がどんどん減っていくので、とにかく先を急いだ。
塩尻から松本空港南端をかすめながら、小道を通って山形村を通過。波田から国道158号線へと入った。ここまでは交通量はそれほどでもなかったが、信号待ちが意外と多かった。
国道に入ったら、信号は少なくなったが、今度は交通量が激増し、時速30キロほどのノロノロ大行列となった。バイクも結構いる。
よく考えてみたら、この道は上高地への唯一の道路だった。土曜の朝で向かう人が多かったようだ。ここをすんなり抜けられる神がいたらありがたいんだけど、そんなのは期待するだけ無駄骨。
道の駅 風穴の里で、ひと休みと思ったら、駐車場はバイカーだらけ。全くゆっくりできず、ほとんど休憩せずに、トイレだけ済ませて先を急いだ。
それにしても道はノロノロ。
車が多いのもあるが、何より、上高地との分岐点である中の湯までの間で、トンネルが狭い区間が続くのが、最大の原因だった。上高地へ向かう観光バスとピストン往復する路線バスが多く、それらがトンネル内で離合するのには幅がギリギリ。離合するごとに大減速し、状況によってはトンネル前で待っていたりするので、ノロノロになっていた。普通乗用車とバスの離合は、問題なくできるが、圧迫感はあるので、初心者ドライバーだと、離合するときに大きく減速してしまうかもしれなかった。
上高地へのパークアンドライドが実施されている沢渡で自家用車の半分くらいは減ったものの、観光バスはそのまま直進するので、中の湯までは、車間は開いたものの、ノロノロしたままだった。
※今回全く考慮していなかったが、国道158号線のこの区間は、最盛期の土曜朝は、沢渡の駐車場に入れない車で大渋滞することもあるらしかった。今回はノロノロとは言えほとんど止まることなく動いていたから良かったが、ちょっとリスキーな道路だったようだ。
中の湯から平湯までの間は、安房トンネルという峠越えの短絡ルートが整備されているが、これは中部縦貫道の一部として整備されたもの。計画では、松本-高山間はこの中部縦貫道で結ばれることになっているので、開通すれば上高地渋滞を心配せずに松本から高山へ行けるようになるが、まだ事業化すらされていないので、実現するのはまだまだ先だ。梓川沿いの斜面は、岩が脆いのか、結構崩れている箇所があったので、トンネル造成も難工事なのかもしれない。
ちなみに、この道路は高山市では緊急輸送道路網とされている。翌日に訪れた飛騨エアパークは、この道路を活用したドクターヘリの離着陸場として、緊急輸送を担う拠点と位置付けられている。
ノロノロ走行のせいで平湯を抜け切った時には11時台も後半だった。
安房トンネルの平湯料金所の先すぐのところで高山方面に行く道と分かれ、国道471号線に入った。平湯からはほぼ下り坂でクネクネもあまりなし。こちらに行く車はほとんどなく、信号が増える富山平野に入るまでは、うって変わってスイスイの快適路だった。
かつて公害、今はスーパーカミオカンデで有名な神岡を通過し、笹津を抜けたら、富山平野に。典型的な扇状地だから、一気に眺望が開けた。
結局、富山空港までは3時間強かかり、13時過ぎに着くことが出来た。約130キロを三時間強だから、平均時速は40キロほどで、田舎道にしては時間がかかった印象だった。
■富山空港での移動ルートはたての山もよこの山も楽しもう
先を急ぎたいので、富山空港では少しでも時短をしたいところだったが、駐車場が全然空いていない。無料側で止めようとしたら、ターミナル近くはすべて満車で、遠く離れた、端から二つ目の区画であるF区画まで行かされてしまった。
小型機運航各社が揃う場所が目の前にあり、撮影も出来たので、一石二鳥的ではあったのだが、ターミナルへの移動は大変だった。
なにより今日は暑すぎ。毎年五月下旬にはこんな日があるけど、北海道ですら35度超えという真夏日で、外に少し出ているだけで汗が吹き出す天気だ。それなのに、駐車場からターミナルまでは、途中まで屋根すらなかった。屋根がないから立山連峰の山々は楽しめたけど、今日のような真夏日は勘弁してほしかった。
※富山空港は、川沿いの南北に細長い領域に空港を設置しているため、ターミナル前に広い敷地を確保できていない。そんな中で北側は総合体育館センターの建物で蓋をされており、ターミナル前東側正面は空港スポーツ緑地の公園となっている。このため、駐車場が南側に異様に細長く配置されることになってしまっていた。
その南端付近まで行かされたから、逃げ水的に歩けど歩けどターミナルにたどり着かない感じだった。
ターミナルに入ると、ちょうど上海航空が到着し、中国人が少しずつ出てきていた。しかし、国内線はない時間帯のため、ターミナル内は閑散としていた。おかげであまり時間をかけずに見学を終わらせられた。
富山空港は、北陸新幹線金沢延伸の影響で、東京国際線が二往復減便し、四往復が朝晩に二往復ずつ運航するダイヤに変わっている。このため昼間の利用は少なく、二階にある薬屋さんは昼間の時間帯に一時閉店するという、一見すると不思議な営業時間になっていた。
富山空港のターミナルには一時間ほどしか滞在せず、14時半には出発。ターミナルを出たあとは北側にある展望台に寄り道。その後、フォトスポットとして有名な神通川の対岸から空港を少しだけ眺めてから、すぐに小松へ移動を開始した。
■小松へのルートは金触らずに、まっとうに午後から華麗にゴーゴー!
小松までは100キロないものの、下道だと日の入りまでに着けるか分からないので、富山インターチェンジから北陸道で向かった。
北陸一の観光地金沢はまったくタッチせずに華麗にスルー。松任でトイレ休憩した程度で、素早く移動した。それでも富山で高速に乗るまでに時間がかかったこともあり、結局、富山-小松間は二時間弱かかり、16時半頃の到着となった。
まずは17時までの航空プラザをチラ見。続いて日が出ている間にと、外回りを先に見て回った。小松は最終便が20時台で、時間は比較的余裕があるので、空港内はゆっくり見て回った。
ひと通り見学して回り、夕食を済ませたら、ちょうどトワイライトタイムな時刻になった。せっかくなので再度展望デッキに出たら、ちょうどカーゴルクス航空が動き出し、エバー航空が着陸、ANAがPBBを外し始めたタイミングだった。地方空港ながらボーイング747型機や国際線も見られる、小松らしい風景を眺められたのは、ラッキーだった。
※夕食は2階出発ロビーの飲食店で食べたのだが、会計を済ませて店の外に出たら、長蛇の列が出来ていた。ちょうど台湾便の人達がチェックインを終えて夕食を食べようとしていたよう。土曜日の夕方は一気に混むので要注意だ。
これで小松の調査は終了。あとは夜の間に能登への移動を残すのみとなった。
ところが、ターミナルを出ようと一階に降りたところで、館内のラックに小松市の観光案内パンフを発見。せっかくだからと読んでみたら、空港回りにスカイパークこまつという公園が整備されていることが判明してしまった。
カーゴルクスの離陸を見届けたためにターミナルに少し長居してしまい、既に日の入り後。空は徐々に暗くなってきていた。ところが、この公園、西側に「翼」、東側に「共生の丘」と二種類があるという。明るい間に2か所とも回ることは不可能そうだったので、一か八かで、Googleマップを見て色々整備されていそうな「翼」へと向かうことにした。
結果は失敗だった。
「翼」には競技場等が整備されているのだが、18時以降は閉園されて締め出される施設で、滑走路脇に近づくことは叶わなかった。一方、「共生の丘」は、滑走路端付近に設けられた24時間解放している野っ原だった。しかも「共生の丘」のすぐそばには、掩体壕もあった。空港見学者として行くならこちらが正解だった。
ただ、共生の丘も、草木に阻まれて、滑走路側のフェンスへはあまり近づけない。フェンスも二重でクリアは難しく、脚立を使って離着陸機材を写すのには適していても、滑走路などの施設を写すのは難しい環境で、特に夜間は真っ暗なので、それ相応のカメラが必要な施設だった。
■能登へのルートは無料 のと おり
小松を出たのは19時半過ぎ。
ここからは夜通し下道で能登へと向かう。
まずは暑すぎた今日かいた汗を流すため、日帰り温泉に寄り道することにした。カーナビで検索をかけたら、経路上にある近くの温泉美川温泉に安産の湯なる日帰り温泉があることが分かった。スマホで調べたら、手ぶらセットも提供されていたので、寄り道した。
※日帰り温泉施設は結構あったようなのだが、カーナビでもスマホでもパパっと出て来なかった(小松は南の方に温泉街があるので、そちらの温泉宿ばかりヒットする)。
少し時間をかけたら、美川温泉にももう1か所あるのも分かったし(タオル付きかどうかわからなかったので断念)、美川温泉を出たあと徳光インターチェンジ付近に松任海浜温泉といった大きな日帰り温泉施設(ツーリングまっぷるに載っている)も見られるなど、結構多くの施設があったようだった。
美川温泉を出たあとは、最初の道の駅である内灘まではずっと下道だった。金沢を再びかするルートで、それほど車は多くないが、信号は多い。しかもちょくちょく捕まる状況で、内灘を出るときには21時を過ぎてしまっていた。
ここからは自動車専用道路ののと里山海道が早い。しかし、前回チョコマカ料金を取られ、トータルでは結構払わされた記憶があったので、下道利用を考えていた。そんな中で、スマホでネットサーフィンしたら、この道が無料化されたとの情報がヒットした。時間も遅く、このまま下道だと日付跨ぎになる可能性もあるので、一か八かで利用することにした。
結果は◎で、能登空港インターチェンジまで、通行料は一切取られなかった。
この日は能登空港まで行くつもりだったが、眠気に襲われてしまい、少し手前の別所岳サービスエリアで23時頃就寝となった。
※のと里山海道は、平成25年3月31日正午に無料化されていた。そう言えば、以前は能登有料道路だった。土曜日の夜九時過ぎからの利用だったが、走行している車はほとんど無く快適路だった。
■今日の教訓!
・中央線 松本へは鈍行の方が早い←始発特急よりも早く着けます。
・国道158号線はノロノロ←上高地に行く交通量が多い道です。
・[富山]立山連峰を眺めよう←何よりも目立ちます。
・[小松]スカイパークこまつは日の入り前に←翼は閉め出されます
・のと里山海道は無料高速←非常に便利です。
■実際の旅程
05/25 SAT
自 宅05:00(JR東日本 横浜線等)→05:49八 王 子駅
八 王 子駅06:06(JR東日本 中央本線)→06:13高 尾 駅
高 尾 駅06:14(JR東日本 中央本線)→09:17塩 尻 駅
塩 尻 駅10:00(レンタカー 130km)→13:15[富山空港]
[富山空港]14:30(レンタカー 90km)→16:30[小松飛行場]
[小松飛行場]19:30(レンタカー 15km)→20:00美川温泉 安産の湯
美川温泉 20:30(レンタカー 30km)→21:15道の駅内灘
道の駅内灘21:30(レンタカー 70km)→23:00別所岳SA
(車中泊)
2019年05月24日
アルプス越えて陸から北へ(旅行前)
※2019年6月にアップした2019年5月の旅行記です。
■2019.05 富山・小松・能登・松本の旅行前
■安く行ける空港の多さで行先を決定
今回は、日曜日に一日時間がとれたので、あまり金をかけずに空港訪問をしようと考えた。交通費を出しても2万円程度までとして、行けそうな場所をセレクトした。
LCCを活用すれば、本土四島内なら2万円程度で往復できる。しかし、行ける時間は一日しかないので、単純な往復旅程になる。このため、1日1往復便しか飛んでいない所へは行けない。北の方はそもそも路線が少なく札幌程度。西の方も、大阪、広島、高松、松山、福岡、熊本、鹿児島辺りのみが候補となった。
しかし、大阪、福岡、熊本は昨年〜今年にかけて行ったばかり。土日ということもあり、意外と値段が高くて往復で二万円超えの所も多く、それでいて訪問先が1空港ではなんだかもったいない。
一方で鉄道を活用する場合、関東近辺の空港が候補になった。近辺の空港とは、比較的気軽に行ける東京国際、調布、成田国際、百里ではなく、少し遠出する、福島、新潟、松本、静岡、東京諸島辺りだ。このうち、一月に百里、二月に大島、四月に静岡に行っている。
悩んだ結果、今回は鉄道利用で、福島、新潟、松本を候補にした。
いずれの候補地も普通に行くならJR利用だ。青春18きっぷの利用時期であれば、1日往復2,370円で済むが、五月は使えない。そこで普通に往復きっぷを買うことになるが、松本は往復七千円程度、福島は往復九千円程度、新潟は一万円超えだった。新潟は鈍行だと日帰りは厳しく、新幹線を活用せざるを得ない。新潟などは高速バスもあるが、バスだとどの都市へも値段は鉄道より若干高かった。
結局、一番安く済む松本に鈍行で日帰りで行くことにした。
松本なら一万円かからない。
松本の場合、南側の塩尻発着でレンタサイクルを利用できる。朝イチ便での塩尻到着は10時前、復路は19時前の電車が最終なので、九時間滞在が可能で、かなりの余裕があった(特急利用でもほぼこの時刻と変わらない)。単純に片道きっぷ×2でも良いが、途中寄り道するなら、休日お出かけパスや週末パスなども活用できそうだった。
ただ、松本空港だけに行くのでは時間をもて余す。塩尻には値段の高い大手だけでなく、ニコニコレンタカーもあったので、レンタカー代も比較的安く済ませられる。そこで、農道離着陸場で唯一行ったことのない飛騨エアパークにも寄りたくなり、塩尻からレンタカーを借りて回るかどうか迷っていた。
そんなこんなで迷っていたら、五日前に、前日の土曜日も暇ができることが判明。こうなると、せっかくなので、二日かけて別の空港にも行きたくなってしまった。
ただ二日連休になったのが直前過ぎて、飛行機での遠出は、LCC活用でも片道一万は軽く超えてしまう状況。結局、電車で安く行ける場所を探すしかない。
単純に1日かけて松本+飛騨に行くとすると、電車賃七千円+レンタカー三千円程度だ。この電車部分を週末パスにすれば、電車賃九千円程度で二日間東日本一円に行けるようになる。新幹線や特急を利用すると電車賃がぐっと上がってくるから、鈍行利用になるが、二日使えるなら、新潟、庄内、山形、花巻、仙台、福島辺りまでも行きやすい。
山形、仙台は一昨年と昨年に訪れている。二日かけて新潟+庄内は回れそうだが、庄内は8月にジェットスターが乗り入れ予定だから、訪問は待った方が良い。結局、初日に松本+飛騨、翌日に福島+行き帰りに栃木ヘリポート経由で行く予定を立て始めた。
しかし、松本と福島で日程を分断するのはなんとも効率が悪い。
何とかならぬかと、日本地図をよくよく眺めていたら、塩尻から一気に北陸へ抜けてしまえば良いことに気がついた。
北陸地区の四空港は2008年以来訪問できていない。出来るだけ早めに再訪問したいと考えていたのに、今まで実現していなかった。
塩尻からだと、一番近い富山までは下道で130キロほど。二日あるなら、塩尻拠点で、松本+飛騨に加えて、富山、能登、小松、福井まで足を伸ばすのは比較的容易そうに見えた。
塩尻からレンタカーして、さらに先へ進むなら、東京からレンタカーで向かっても良いけど、運転が往復で400キロ増えてしまう。塩尻発着で前後を電車にすれば、寝ても行けるので、疲れが少ない。電車賃分が高くなるが、400キロ高速を走れば、高速代+ガソリン代で電車賃分を超えてしまうから、値段的にも良い。
最終的に、塩尻拠点として北陸に行くことを決定。以下の行程とした。
一日目は、まず東京→塩尻を電車で移動。塩尻からレンタカーで、塩尻→富山→小松とした。
その後、夜の間に小松→能登へ移動。
二日目は、朝能登見学後→飛騨→松本→塩尻と移動する。塩尻→東京は再び電車だ。
一日目、日の入りは19時頃だから、この日の最終訪問空港にはどんなに遅くても18時には着いておきたい。塩尻-富山間は下道約130キロ、富山-小松間は約90キロ、小松-福井間は約40キロだ。下道は平均速度30〜40キロ、高速は平均速度70キロとして、富山までは3〜4時間、富山-小松間は下道2〜3時間・高速1〜2時間、小松-福井間は下道1時間強・高速1時間弱といったところ。富山に13時〜15時位に滞在となるだろうから、小松までの移動はリスク軽減で高速とし、小松滞在は17時〜19時想定とした。このまま福井にも寄りたいところだが、先に福井に寄るにしても時間が遅く開いていない。富山に寄らずに、一日目に小松、福井に行く方法もあるが、そうすると二日目に富山に寄るのはリスキーになってしまう。そこで今回は福井に行くのは断念した。
二日目は、能登からスタートだ。
能登は8時半開館、飲食店が9時開店なので、どうしても10時頃まで滞在せざるを得ない。その後、約280キロ戻る必要がある。後半約90キロは下道オンリーだが、残りの190キロほどは高速も使える。
すべて下道だと、順調にいっても8〜9時間はかかる。これでは終電に間に合わないので、高速代がかかってしまうが、東海北陸道も活用し、素早く移動することにした。それでも、5〜6時間はかかる行程となった。
※そもそも、帰りに余裕を持たせることを考えれば、最終日は近場とするのがセオリーだ。このため、一日日に能登と小松、富山、二日目に飛騨、松本が理想的だった。しかし、能登までは塩尻から280キロほどあり、一日目に三空港回るのは不可能だ。小松と富山のいずれかに寄りつつ能登に行くこともできそうに見えるが、能登は閉館時間が早いので、実質的に不可能。能登が21時くらいまで飛行機が飛んでいれば一日目夕方からの訪問で良いんだけど、実際には18時には閉まってしまう(会議室などで20時頃まで開いている場所もあるが空港側は閉まる)。さらに、訪問が遅くなり、能登に着いたときに日が落ちていると、翌朝まで動けなくなる。
このため、能登訪問は、どうしても二日目朝訪問になってしまった。
結局、一日目に富山と小松を仕上げ、夜に能登へ移動することしかできず。二日目は、朝能登を出て長距離戻る行程なので、最悪東京に近い松本は時間がなければパスするイメージで動くことにした。
アクセスの予約(鉄道)
電車は鈍行なので予約不要だった。
宿泊の予約
せっかく道の駅の能登空港に行くので、車中泊とし、宿泊費を浮かせることにした。
現地移動の予約(レンタカー)
現地移動はレンタカーだ。
レンタカー予約は飛行機のように早くしても、逆に遅くしてもそれほど値段は変わらない。満車でないことを毎日確認しつつ、二日前に天気が雨でないことを確認してから、予約を済ませた。
一日三千円ほどのレンタカーだが、ナビをつけたり、保険をつけたりしたら結局、二日で一万円ほどかかってしまった。
こうして、トータル交通費二万円ほどで、かなりお安く、四空港+一農道離着陸場訪問が実現することになった。
■ここまでの教訓!
・[松本空港]塩尻からも行けます←松本よりも近いです。
・北陸へは信州拠点で←200キロ弱で北陸へ行けます。
■今回の予定旅程
05/25 SAT
自宅05:00(JR横浜線等)→06:31八王子駅06:35(JR中央本線)→09:53塩尻駅10:10(レンタカー 130km)→14:00[富山空港]15:30(レンタカー 90km)→17:00[小松飛行場]19:00(レンタカー 130km)→22:00[能登空港]
05/26 SUN
[能登空港]09:30(レンタカー 210km)→13:30[飛騨エアパーク]14:30(レンタカー 75km)→16:30[松本空港]18:00(レンタカー 10km)→18:30塩尻駅18:59(JR中央本線)→21:27大月駅21:31(JR中央本線)→22:19八王子駅22:33(JR横浜線等)→24:00自宅
■2019.05 富山・小松・能登・松本の旅行前
■安く行ける空港の多さで行先を決定
今回は、日曜日に一日時間がとれたので、あまり金をかけずに空港訪問をしようと考えた。交通費を出しても2万円程度までとして、行けそうな場所をセレクトした。
LCCを活用すれば、本土四島内なら2万円程度で往復できる。しかし、行ける時間は一日しかないので、単純な往復旅程になる。このため、1日1往復便しか飛んでいない所へは行けない。北の方はそもそも路線が少なく札幌程度。西の方も、大阪、広島、高松、松山、福岡、熊本、鹿児島辺りのみが候補となった。
しかし、大阪、福岡、熊本は昨年〜今年にかけて行ったばかり。土日ということもあり、意外と値段が高くて往復で二万円超えの所も多く、それでいて訪問先が1空港ではなんだかもったいない。
一方で鉄道を活用する場合、関東近辺の空港が候補になった。近辺の空港とは、比較的気軽に行ける東京国際、調布、成田国際、百里ではなく、少し遠出する、福島、新潟、松本、静岡、東京諸島辺りだ。このうち、一月に百里、二月に大島、四月に静岡に行っている。
悩んだ結果、今回は鉄道利用で、福島、新潟、松本を候補にした。
いずれの候補地も普通に行くならJR利用だ。青春18きっぷの利用時期であれば、1日往復2,370円で済むが、五月は使えない。そこで普通に往復きっぷを買うことになるが、松本は往復七千円程度、福島は往復九千円程度、新潟は一万円超えだった。新潟は鈍行だと日帰りは厳しく、新幹線を活用せざるを得ない。新潟などは高速バスもあるが、バスだとどの都市へも値段は鉄道より若干高かった。
結局、一番安く済む松本に鈍行で日帰りで行くことにした。
松本なら一万円かからない。
松本の場合、南側の塩尻発着でレンタサイクルを利用できる。朝イチ便での塩尻到着は10時前、復路は19時前の電車が最終なので、九時間滞在が可能で、かなりの余裕があった(特急利用でもほぼこの時刻と変わらない)。単純に片道きっぷ×2でも良いが、途中寄り道するなら、休日お出かけパスや週末パスなども活用できそうだった。
ただ、松本空港だけに行くのでは時間をもて余す。塩尻には値段の高い大手だけでなく、ニコニコレンタカーもあったので、レンタカー代も比較的安く済ませられる。そこで、農道離着陸場で唯一行ったことのない飛騨エアパークにも寄りたくなり、塩尻からレンタカーを借りて回るかどうか迷っていた。
そんなこんなで迷っていたら、五日前に、前日の土曜日も暇ができることが判明。こうなると、せっかくなので、二日かけて別の空港にも行きたくなってしまった。
ただ二日連休になったのが直前過ぎて、飛行機での遠出は、LCC活用でも片道一万は軽く超えてしまう状況。結局、電車で安く行ける場所を探すしかない。
単純に1日かけて松本+飛騨に行くとすると、電車賃七千円+レンタカー三千円程度だ。この電車部分を週末パスにすれば、電車賃九千円程度で二日間東日本一円に行けるようになる。新幹線や特急を利用すると電車賃がぐっと上がってくるから、鈍行利用になるが、二日使えるなら、新潟、庄内、山形、花巻、仙台、福島辺りまでも行きやすい。
山形、仙台は一昨年と昨年に訪れている。二日かけて新潟+庄内は回れそうだが、庄内は8月にジェットスターが乗り入れ予定だから、訪問は待った方が良い。結局、初日に松本+飛騨、翌日に福島+行き帰りに栃木ヘリポート経由で行く予定を立て始めた。
しかし、松本と福島で日程を分断するのはなんとも効率が悪い。
何とかならぬかと、日本地図をよくよく眺めていたら、塩尻から一気に北陸へ抜けてしまえば良いことに気がついた。
北陸地区の四空港は2008年以来訪問できていない。出来るだけ早めに再訪問したいと考えていたのに、今まで実現していなかった。
塩尻からだと、一番近い富山までは下道で130キロほど。二日あるなら、塩尻拠点で、松本+飛騨に加えて、富山、能登、小松、福井まで足を伸ばすのは比較的容易そうに見えた。
塩尻からレンタカーして、さらに先へ進むなら、東京からレンタカーで向かっても良いけど、運転が往復で400キロ増えてしまう。塩尻発着で前後を電車にすれば、寝ても行けるので、疲れが少ない。電車賃分が高くなるが、400キロ高速を走れば、高速代+ガソリン代で電車賃分を超えてしまうから、値段的にも良い。
最終的に、塩尻拠点として北陸に行くことを決定。以下の行程とした。
一日目は、まず東京→塩尻を電車で移動。塩尻からレンタカーで、塩尻→富山→小松とした。
その後、夜の間に小松→能登へ移動。
二日目は、朝能登見学後→飛騨→松本→塩尻と移動する。塩尻→東京は再び電車だ。
一日目、日の入りは19時頃だから、この日の最終訪問空港にはどんなに遅くても18時には着いておきたい。塩尻-富山間は下道約130キロ、富山-小松間は約90キロ、小松-福井間は約40キロだ。下道は平均速度30〜40キロ、高速は平均速度70キロとして、富山までは3〜4時間、富山-小松間は下道2〜3時間・高速1〜2時間、小松-福井間は下道1時間強・高速1時間弱といったところ。富山に13時〜15時位に滞在となるだろうから、小松までの移動はリスク軽減で高速とし、小松滞在は17時〜19時想定とした。このまま福井にも寄りたいところだが、先に福井に寄るにしても時間が遅く開いていない。富山に寄らずに、一日目に小松、福井に行く方法もあるが、そうすると二日目に富山に寄るのはリスキーになってしまう。そこで今回は福井に行くのは断念した。
二日目は、能登からスタートだ。
能登は8時半開館、飲食店が9時開店なので、どうしても10時頃まで滞在せざるを得ない。その後、約280キロ戻る必要がある。後半約90キロは下道オンリーだが、残りの190キロほどは高速も使える。
すべて下道だと、順調にいっても8〜9時間はかかる。これでは終電に間に合わないので、高速代がかかってしまうが、東海北陸道も活用し、素早く移動することにした。それでも、5〜6時間はかかる行程となった。
※そもそも、帰りに余裕を持たせることを考えれば、最終日は近場とするのがセオリーだ。このため、一日日に能登と小松、富山、二日目に飛騨、松本が理想的だった。しかし、能登までは塩尻から280キロほどあり、一日目に三空港回るのは不可能だ。小松と富山のいずれかに寄りつつ能登に行くこともできそうに見えるが、能登は閉館時間が早いので、実質的に不可能。能登が21時くらいまで飛行機が飛んでいれば一日目夕方からの訪問で良いんだけど、実際には18時には閉まってしまう(会議室などで20時頃まで開いている場所もあるが空港側は閉まる)。さらに、訪問が遅くなり、能登に着いたときに日が落ちていると、翌朝まで動けなくなる。
このため、能登訪問は、どうしても二日目朝訪問になってしまった。
結局、一日目に富山と小松を仕上げ、夜に能登へ移動することしかできず。二日目は、朝能登を出て長距離戻る行程なので、最悪東京に近い松本は時間がなければパスするイメージで動くことにした。
アクセスの予約(鉄道)
電車は鈍行なので予約不要だった。
宿泊の予約
せっかく道の駅の能登空港に行くので、車中泊とし、宿泊費を浮かせることにした。
現地移動の予約(レンタカー)
現地移動はレンタカーだ。
レンタカー予約は飛行機のように早くしても、逆に遅くしてもそれほど値段は変わらない。満車でないことを毎日確認しつつ、二日前に天気が雨でないことを確認してから、予約を済ませた。
一日三千円ほどのレンタカーだが、ナビをつけたり、保険をつけたりしたら結局、二日で一万円ほどかかってしまった。
こうして、トータル交通費二万円ほどで、かなりお安く、四空港+一農道離着陸場訪問が実現することになった。
■ここまでの教訓!
・[松本空港]塩尻からも行けます←松本よりも近いです。
・北陸へは信州拠点で←200キロ弱で北陸へ行けます。
■今回の予定旅程
05/25 SAT
自宅05:00(JR横浜線等)→06:31八王子駅06:35(JR中央本線)→09:53塩尻駅10:10(レンタカー 130km)→14:00[富山空港]15:30(レンタカー 90km)→17:00[小松飛行場]19:00(レンタカー 130km)→22:00[能登空港]
05/26 SUN
[能登空港]09:30(レンタカー 210km)→13:30[飛騨エアパーク]14:30(レンタカー 75km)→16:30[松本空港]18:00(レンタカー 10km)→18:30塩尻駅18:59(JR中央本線)→21:27大月駅21:31(JR中央本線)→22:19八王子駅22:33(JR横浜線等)→24:00自宅
那覇_ゆいレール延伸10/1開業へ
■那覇空港 ゆいレール延伸区間が10月1日に開業へ
那覇空港の乗り入れる沖縄都市モノレールは24日、ゆいレール線の延伸区間(首里-てだこ浦西間)が10月1日に加わるとして旅客運賃設定認可申請を行ったと発表しました。
沖縄都市モノレールが発表したのは、ゆいレール線の旅客運賃設定認可申請。この中で、延伸区間(首里-てだこ浦西間)が10月1日に加わると発表、同日に開業することとなりました。
ゆいレール線は、那覇空港と首里を結んでいるアクセス鉄道で、空港とは反対側の終点首里から先の延伸工事を進めています。
同区間で新設される駅は、石嶺、経塚、浦添前田、てだこ浦西の4駅で、新設される4駅とも那覇空港からの普通運賃は370円となります。
なお、これらの発表に合わせて、来年春から、交通系ICカードSuicaの導入を発表しています。
■消費税率引上げに伴う旅客運賃変更及び延長区間開業に伴う旅客運賃設定認可申請について(沖縄都市モノレール公式サイト)
https://www.yui-rail.co.jp/news/2723/
■「Suica」サービスを開始します(沖縄都市モノレール公式サイト)
https://www.yui-rail.co.jp/news/2728/
那覇空港の乗り入れる沖縄都市モノレールは24日、ゆいレール線の延伸区間(首里-てだこ浦西間)が10月1日に加わるとして旅客運賃設定認可申請を行ったと発表しました。
沖縄都市モノレールが発表したのは、ゆいレール線の旅客運賃設定認可申請。この中で、延伸区間(首里-てだこ浦西間)が10月1日に加わると発表、同日に開業することとなりました。
ゆいレール線は、那覇空港と首里を結んでいるアクセス鉄道で、空港とは反対側の終点首里から先の延伸工事を進めています。
同区間で新設される駅は、石嶺、経塚、浦添前田、てだこ浦西の4駅で、新設される4駅とも那覇空港からの普通運賃は370円となります。
なお、これらの発表に合わせて、来年春から、交通系ICカードSuicaの導入を発表しています。
■消費税率引上げに伴う旅客運賃変更及び延長区間開業に伴う旅客運賃設定認可申請について(沖縄都市モノレール公式サイト)
https://www.yui-rail.co.jp/news/2723/
■「Suica」サービスを開始します(沖縄都市モノレール公式サイト)
https://www.yui-rail.co.jp/news/2728/
2019年05月21日
羽田_新線の環境アセス開始
■東京国際空港(羽田空港) 新鉄道路線の環境影響評価手続きを開始
東日本旅客鉄道(JR東日本)は20日、羽田空港アクセス線(仮称)の環境影響評価(環境アセスメント)手続きを開始し、15日に環境影響評価調査計画書を東京都に提出したとを発表しました。
JR東日本が開始したのは、羽田空港アクセス線(仮称)の環境影響評価手続き。港区芝浦の田町駅付近から東京国際空港(羽田空港)内に設置予定の羽田空港新駅を結ぶ新規路線の整備事業の環境影響評価です。
15日に環境影響評価調査計画書を東京都に提出しており、30日から6月10日まで、東京都庁や大田区役所をはじめとする周辺市町などの20か所で縦覧できるほか、30日以降東京都環境局公式サイトでも縦覧を開始するとしています。
今回の計画は、田町駅付近〜東京貨物ターミナル付近約7.4キロの東海道貨物線の改良区間と、東京貨物ターミナル付近〜羽田空港新駅約5.0キロの路線新設で計画されています。
環境影響評価調査計画書は、環境影響評価の最初の手続きとなります。
■羽田空港アクセス線(仮称)の環境影響評価手続き着手について(JR東日本公式サイト)
https://www.jreast.co.jp/press/2019/20190512.pdf
東日本旅客鉄道(JR東日本)は20日、羽田空港アクセス線(仮称)の環境影響評価(環境アセスメント)手続きを開始し、15日に環境影響評価調査計画書を東京都に提出したとを発表しました。
JR東日本が開始したのは、羽田空港アクセス線(仮称)の環境影響評価手続き。港区芝浦の田町駅付近から東京国際空港(羽田空港)内に設置予定の羽田空港新駅を結ぶ新規路線の整備事業の環境影響評価です。
15日に環境影響評価調査計画書を東京都に提出しており、30日から6月10日まで、東京都庁や大田区役所をはじめとする周辺市町などの20か所で縦覧できるほか、30日以降東京都環境局公式サイトでも縦覧を開始するとしています。
今回の計画は、田町駅付近〜東京貨物ターミナル付近約7.4キロの東海道貨物線の改良区間と、東京貨物ターミナル付近〜羽田空港新駅約5.0キロの路線新設で計画されています。
環境影響評価調査計画書は、環境影響評価の最初の手続きとなります。
■羽田空港アクセス線(仮称)の環境影響評価手続き着手について(JR東日本公式サイト)
https://www.jreast.co.jp/press/2019/20190512.pdf
2019年05月18日
徳之島_30年度利用20万人突破
■徳之島空港(徳之島子宝空港) 平成30年度年間利用者数20万人突破
国土交通省(国交省)は17日、 大阪航空局の管内空港の利用概況集計表速報値(平成30年度)を発表しました。徳之島空港(徳之島子宝空港)の平成30年度利用者数は20万人を突破しました。
3月は速報値となりますが、西日本の空港の平成30年度利用者数が出揃いました。徳之島空港(徳之島子宝空港)の平成30年度利用者数は201,021人で20万人を突破しました。昨年比15.3%増で2万6千人ほど増加しています。
平成30年度は7月から沖永良部線が就航。6月までは月1万3千人程度だったものが、7月以降は月1万7千人程度で推移していました。
■大阪航空局公式サイト
http://ocab.mlit.go.jp/top/
国土交通省(国交省)は17日、 大阪航空局の管内空港の利用概況集計表速報値(平成30年度)を発表しました。徳之島空港(徳之島子宝空港)の平成30年度利用者数は20万人を突破しました。
3月は速報値となりますが、西日本の空港の平成30年度利用者数が出揃いました。徳之島空港(徳之島子宝空港)の平成30年度利用者数は201,021人で20万人を突破しました。昨年比15.3%増で2万6千人ほど増加しています。
平成30年度は7月から沖永良部線が就航。6月までは月1万3千人程度だったものが、7月以降は月1万7千人程度で推移していました。
■大阪航空局公式サイト
http://ocab.mlit.go.jp/top/
ラベル:徳之島空港
羽田_米国枠暫定配分発表
■東京国際空港(羽田空港) 米国運輸局が2020年新規発着枠の暫定配分を発表
アメリカ合衆国(米国)運輸局(U.S. DEPARTMENT OF TRANSPORTATION=DOT)は現地時間の16日、東京国際空港(羽田空港)で2020年に増枠配分される予定の発着枠に関して、米国側の枠の暫定配分を発表しました。全12枠をアメリカン航空(AAL)、デルタ航空(DAL)、ユナイテッド航空(UAL)、ハワイアン航空(HAL)の4社に暫定配分しています。
最も配分を受けたのはDALで、シアトル、デトロイト、アトランタ、ポートランド、ホノルルの5路線5便。続いてUALがニューアーク、シカゴ、ワシントンD.C.、ロサンゼルスの4路線4便の配分を受けています。
AALはダラスの新規1路線1枠とロサンゼルスの増便1路線1枠の合計2路線2便、もっと少なかったのはHALでホノルルの1路線1便でした。
今後は、5月30日まで反対意見を受け付け、6月10日までに回答するとしています。
今回4社から申請されていたのは、12枠に対し、全部で13路線の合計19便分。
DALは2枠申請していたホノルルの1枠分、UALはヒューストンとグアム、AALは2枠申請していたダラスの1枠分とラスベガス、HALはホノルルの2枠分が落選しています。
暫定配分された路線のうち、新規路線は、シアトル、デトロイト、アトランタ、ポートランド、ニューアーク、ワシントンD.C.、ダラスの7路線。成田国際(成田)にも未就航のラスベガスをはじめ、ヒューストン、グアムの就航は実現しませんでした。
今回暫定配分された路線は、全路線が既に成田発着を自社で運航している路線で、成田切り・羽田シフトが懸念されます。成田発着の米国路線(米国社)は2月現在で13路線17+週5往復が運航されています。仮に12往復が全て成田切り・羽田シフトになると、米国社による成田発着米国路線の3分の2がなくなることになります。
羽田空港で2020年に増枠配分される予定の発着枠は、年間3.9万回と発表されており、増枠数は国内線や他国国際線も含めて全部で50枠程度の見込みです。
DAL:5路線6枠申請 ⇒ 5路線5枠暫定配分
☆シアトル●
☆デトロイト●
☆アトランタ●
☆ポートランド●
☆ホノルル△●
UAL:6路線6枠申請 ⇒ 4路線4枠暫定配分
☆ニューアーク●
☆シカゴ△●
☆ワシントンD.C.●
☆ロサンゼルス△●
AAL:3路線4枠申請 ⇒ 2路線2枠暫定配分
☆ダラス●
★ロサンゼルス△●
HAL:1路線3枠申請 ⇒ 1路線1枠暫定配分
★ホノルル△●
☆ 自社新設となる申請
★ 自社増便となる申請
△ 現在羽田から就航のある路線(他社含む)
● 現在自社で成田から就航している路線
<現在の羽田発着路線>日6・米6
・ホノルル 日1・米1(ANA7・HAL11)
・コナ 日0・米1(HAL3)
・サンフランシスコ 日1・米1(JAL7・UAL7)
・ロサンゼルス 日1・米2(ANA7・DAL7・AAL7)
・ニューヨーク 日2・米0(ANA7・JAL7)
・ミネアポリス 日0・米1(DAL7)
・シカゴ 日1・米0(ANA7)
■U.S. Department of Transportation Proposes U.S. Airlines and Cities for New Tokyo Haneda Routes(米国運輸局公式サイト=英語)
https://www.transportation.gov/briefing-room/us-department-transportation-proposes-us-airlines-and-cities-new-tokyo-haneda-routes
アメリカ合衆国(米国)運輸局(U.S. DEPARTMENT OF TRANSPORTATION=DOT)は現地時間の16日、東京国際空港(羽田空港)で2020年に増枠配分される予定の発着枠に関して、米国側の枠の暫定配分を発表しました。全12枠をアメリカン航空(AAL)、デルタ航空(DAL)、ユナイテッド航空(UAL)、ハワイアン航空(HAL)の4社に暫定配分しています。
最も配分を受けたのはDALで、シアトル、デトロイト、アトランタ、ポートランド、ホノルルの5路線5便。続いてUALがニューアーク、シカゴ、ワシントンD.C.、ロサンゼルスの4路線4便の配分を受けています。
AALはダラスの新規1路線1枠とロサンゼルスの増便1路線1枠の合計2路線2便、もっと少なかったのはHALでホノルルの1路線1便でした。
今後は、5月30日まで反対意見を受け付け、6月10日までに回答するとしています。
今回4社から申請されていたのは、12枠に対し、全部で13路線の合計19便分。
DALは2枠申請していたホノルルの1枠分、UALはヒューストンとグアム、AALは2枠申請していたダラスの1枠分とラスベガス、HALはホノルルの2枠分が落選しています。
暫定配分された路線のうち、新規路線は、シアトル、デトロイト、アトランタ、ポートランド、ニューアーク、ワシントンD.C.、ダラスの7路線。成田国際(成田)にも未就航のラスベガスをはじめ、ヒューストン、グアムの就航は実現しませんでした。
今回暫定配分された路線は、全路線が既に成田発着を自社で運航している路線で、成田切り・羽田シフトが懸念されます。成田発着の米国路線(米国社)は2月現在で13路線17+週5往復が運航されています。仮に12往復が全て成田切り・羽田シフトになると、米国社による成田発着米国路線の3分の2がなくなることになります。
羽田空港で2020年に増枠配分される予定の発着枠は、年間3.9万回と発表されており、増枠数は国内線や他国国際線も含めて全部で50枠程度の見込みです。
DAL:5路線6枠申請 ⇒ 5路線5枠暫定配分
☆シアトル●
☆デトロイト●
☆アトランタ●
☆ポートランド●
☆ホノルル△●
UAL:6路線6枠申請 ⇒ 4路線4枠暫定配分
☆ニューアーク●
☆シカゴ△●
☆ワシントンD.C.●
☆ロサンゼルス△●
AAL:3路線4枠申請 ⇒ 2路線2枠暫定配分
☆ダラス●
★ロサンゼルス△●
HAL:1路線3枠申請 ⇒ 1路線1枠暫定配分
★ホノルル△●
☆ 自社新設となる申請
★ 自社増便となる申請
△ 現在羽田から就航のある路線(他社含む)
● 現在自社で成田から就航している路線
<現在の羽田発着路線>日6・米6
・ホノルル 日1・米1(ANA7・HAL11)
・コナ 日0・米1(HAL3)
・サンフランシスコ 日1・米1(JAL7・UAL7)
・ロサンゼルス 日1・米2(ANA7・DAL7・AAL7)
・ニューヨーク 日2・米0(ANA7・JAL7)
・ミネアポリス 日0・米1(DAL7)
・シカゴ 日1・米0(ANA7)
■U.S. Department of Transportation Proposes U.S. Airlines and Cities for New Tokyo Haneda Routes(米国運輸局公式サイト=英語)
https://www.transportation.gov/briefing-room/us-department-transportation-proposes-us-airlines-and-cities-new-tokyo-haneda-routes
2019年05月17日
伊丹・関空_G20で大影響へ
■大阪国際空港(伊丹空港)・関西国際空港(関空) G20大阪サミットで大きな影響発生へ、入場確認実施や施設閉鎖、バス運休も
関西エアポートは、6月28日と29日に大阪市で行われるG20大阪サミットに絡み、6月27日〜30日に大規模・長時間交通規制や空港保安対策強化を行うと発表しました。
影響が出るのは、関西エアポートグループが運営している大阪国際空港(伊丹空港)、関西国際空港(関空)、神戸空港(マリンエア)の3空港。特に伊丹と関空で大きな影響が出ると発表されています。
交通規制は、大阪府内を中心に大規模・長時間にわたり実施されますが、関空への唯一の道路アクセスである関空連絡橋についても、6月27日と28日は関空からりんくうタウン方面、29日と30日はりんくうタウンから関空方面が一時通行止めになると発表されています。車両滞留の可能性があれば入島制限も行うとしており、影響が出にくい鉄道利用が推奨されています。
空港保安対策強化は、伊丹と関空で実施するとしており、各旅客ターミナル入口で「警察官が航空機利用の分かる航空チケット、Eチケット、航空予約券などの確認」を行うとしています。
施設関係の制限は、関空で関空展望ホール「Sky View」が6月27日〜30日に完全休館。伊丹空港周辺では、伊丹市がすでに閉鎖施設を発表しており、6月26日〜30日に大阪国際空港周辺緑地(伊丹スカイパーク)、下河原緑地、猪名川第1〜第4運動広場、猪名川第3、第4運動広場専用駐車場、神津運動広場、猪名川テニスコート、西桑津センター、いながわセンター、森本センター、口酒井センター、岩屋センター、下河原センターを閉園(閉館)するとしています。
路線バスへの影響も出る予定です。
既に、関西空港交通が、姫路線・岡山線・徳島線・高松線の4路線について6月27日〜30日(30日夜の一部便を除く)の運休を決定。その他の路線についても運行の可否について調整中と発表しています。
大阪空港交通や、伊丹空港で路線バスを運行する阪急バス、関空で路線バスを運行する南海バスも、運休やダイヤ変更等を行う可能性を告知しており、事前に分かるものについては決定次第順次発表される予定になっています。
■G20大阪サミット 〜2019年6月大阪で開催されます〜(関西エアポート 大阪国際空港公式サイト)
https://www.osaka-airport.co.jp/notices/g20
■G20大阪サミット 〜2019年6月大阪で開催されます〜(関西エアポート 関西国際空港公式サイト)
https://www.kansai-airport.or.jp/notices/g20
■関空展望ホール「SkyView」完全休館のお知らせ(6月27日〜30日)(関西エアポート 関西国際空港公式サイト)
https://www.kansai-airport.or.jp/notices/2904
■交通規制等について(大阪府警察公式サイト)
https://www.police.pref.osaka.lg.jp/topics/G20/7402.html
■【運行情報】G20大阪サミット開催期間中のリムジンバスの運行について (6/27-30)(関西空港交通公式サイト)
http://www.kate.co.jp/info/detail/283
■『G20大阪サミット2019』開催に伴う公共施設の使用制限等について(伊丹市公式サイト)
http://www.city.itami.lg.jp/oshirase/1557189354364.html
関西エアポートは、6月28日と29日に大阪市で行われるG20大阪サミットに絡み、6月27日〜30日に大規模・長時間交通規制や空港保安対策強化を行うと発表しました。
影響が出るのは、関西エアポートグループが運営している大阪国際空港(伊丹空港)、関西国際空港(関空)、神戸空港(マリンエア)の3空港。特に伊丹と関空で大きな影響が出ると発表されています。
交通規制は、大阪府内を中心に大規模・長時間にわたり実施されますが、関空への唯一の道路アクセスである関空連絡橋についても、6月27日と28日は関空からりんくうタウン方面、29日と30日はりんくうタウンから関空方面が一時通行止めになると発表されています。車両滞留の可能性があれば入島制限も行うとしており、影響が出にくい鉄道利用が推奨されています。
空港保安対策強化は、伊丹と関空で実施するとしており、各旅客ターミナル入口で「警察官が航空機利用の分かる航空チケット、Eチケット、航空予約券などの確認」を行うとしています。
施設関係の制限は、関空で関空展望ホール「Sky View」が6月27日〜30日に完全休館。伊丹空港周辺では、伊丹市がすでに閉鎖施設を発表しており、6月26日〜30日に大阪国際空港周辺緑地(伊丹スカイパーク)、下河原緑地、猪名川第1〜第4運動広場、猪名川第3、第4運動広場専用駐車場、神津運動広場、猪名川テニスコート、西桑津センター、いながわセンター、森本センター、口酒井センター、岩屋センター、下河原センターを閉園(閉館)するとしています。
路線バスへの影響も出る予定です。
既に、関西空港交通が、姫路線・岡山線・徳島線・高松線の4路線について6月27日〜30日(30日夜の一部便を除く)の運休を決定。その他の路線についても運行の可否について調整中と発表しています。
大阪空港交通や、伊丹空港で路線バスを運行する阪急バス、関空で路線バスを運行する南海バスも、運休やダイヤ変更等を行う可能性を告知しており、事前に分かるものについては決定次第順次発表される予定になっています。
■G20大阪サミット 〜2019年6月大阪で開催されます〜(関西エアポート 大阪国際空港公式サイト)
https://www.osaka-airport.co.jp/notices/g20
■G20大阪サミット 〜2019年6月大阪で開催されます〜(関西エアポート 関西国際空港公式サイト)
https://www.kansai-airport.or.jp/notices/g20
■関空展望ホール「SkyView」完全休館のお知らせ(6月27日〜30日)(関西エアポート 関西国際空港公式サイト)
https://www.kansai-airport.or.jp/notices/2904
■交通規制等について(大阪府警察公式サイト)
https://www.police.pref.osaka.lg.jp/topics/G20/7402.html
■【運行情報】G20大阪サミット開催期間中のリムジンバスの運行について (6/27-30)(関西空港交通公式サイト)
http://www.kate.co.jp/info/detail/283
■『G20大阪サミット2019』開催に伴う公共施設の使用制限等について(伊丹市公式サイト)
http://www.city.itami.lg.jp/oshirase/1557189354364.html
2019年05月16日
成田_早朝便キャンペーン実施へ
■成田国際空港(成田空港) 早朝便利用促進でキャンペーン実施へ
成田国際空港(成田空港)は15日、早朝便利用促進キャンペーン「朝ナリタ」を実施すると発表しました。
実施されるのは、成田空港を6時〜7時59分に出発する国内線早朝便の利用を促進するキャンペーン。関係する7社が連携する企画で、早朝便利用者向けに様々なサービスを提供するとしています。
キャンペーン期間は5月17日〜7月21日で、最終日にはバゲージ施設を活用したクラブイベントが行われます。
航空会社関係では、ジェットスター・ジャパンとSPRING(春秋航空日本)がセールやプレゼントキャンペーンを実施します。
アクセスバス関係では、お台場の大江戸温泉物語と東京シャトル(京成バス)が組み、早朝アクセスバス利用者にクーポンプレゼントを実施するとしています。
成田空港では、毎週土曜日の早朝に、第3ターミナル出発サテライトでドリンクやシリアルバーの無料配布を開催。
さらに、渡航先となる高松空港と組み、レンタカーの先着無料キャンペーンを実施するとしています。
期間最終日の7月21日には、招待イベントとして、「avexスペシャルライブ×CLUB NARITA BAGGAGE」を実施するとしています。5月17日〜6月30日に国内線早朝便を利用し特設サイトから応募した人が対象で、抽選で招待されます。このイベントは、バゲージ施設をクラブにする国内空港初の試みと発表されており、第2ターミナル2階南側国内線エリア特設会場は手荷物受取場を使用する珍しいものになる予定です。
■成田空港"早朝便"利用促進キャンペーン 過去最大7社連携プロジェクト「朝ナリタ」がスタート!(成田国際空港公式サイト)
https://www.naa.jp/jp/pdf/20190515-asanarita1-hp.pdf
成田国際空港(成田空港)は15日、早朝便利用促進キャンペーン「朝ナリタ」を実施すると発表しました。
実施されるのは、成田空港を6時〜7時59分に出発する国内線早朝便の利用を促進するキャンペーン。関係する7社が連携する企画で、早朝便利用者向けに様々なサービスを提供するとしています。
キャンペーン期間は5月17日〜7月21日で、最終日にはバゲージ施設を活用したクラブイベントが行われます。
航空会社関係では、ジェットスター・ジャパンとSPRING(春秋航空日本)がセールやプレゼントキャンペーンを実施します。
アクセスバス関係では、お台場の大江戸温泉物語と東京シャトル(京成バス)が組み、早朝アクセスバス利用者にクーポンプレゼントを実施するとしています。
成田空港では、毎週土曜日の早朝に、第3ターミナル出発サテライトでドリンクやシリアルバーの無料配布を開催。
さらに、渡航先となる高松空港と組み、レンタカーの先着無料キャンペーンを実施するとしています。
期間最終日の7月21日には、招待イベントとして、「avexスペシャルライブ×CLUB NARITA BAGGAGE」を実施するとしています。5月17日〜6月30日に国内線早朝便を利用し特設サイトから応募した人が対象で、抽選で招待されます。このイベントは、バゲージ施設をクラブにする国内空港初の試みと発表されており、第2ターミナル2階南側国内線エリア特設会場は手荷物受取場を使用する珍しいものになる予定です。
■成田空港"早朝便"利用促進キャンペーン 過去最大7社連携プロジェクト「朝ナリタ」がスタート!(成田国際空港公式サイト)
https://www.naa.jp/jp/pdf/20190515-asanarita1-hp.pdf
ラベル:成田
2019年05月13日
但馬_25周年記念事業開始へ
■但馬飛行場(コウノトリ但馬空港) 開港25周年記念事業開始へ、スカイ・ライナーは夏、スカイ・ジェットとスカイ・フライトは下期実施へ
兵庫県は13日、18日にコウノトリ但馬空港開港25周年記念事業オープニングイベントを実施すると発表しました。
18日に行われるのは、コウノトリ但馬空港開港25周年記念事業オープニングイベントで、但馬飛行場(コウノトリ但馬空港)を会場に行われます。
記念クイズラリーや但馬空港写真展が始まるほか、当日航空利用者には記念品が配布されます。
この日から25周年記念事業を進めるとして、今後の取り組みも発表されました。
京丹後地域への空港アクセスバス「スカイ・ライナー」を7月と8月に試験運行するほか、8月に但馬空の自然教室と物産市、9月に滑走路早朝マラソン大会の実施を発表しました。
新たな路線の試験運航「スカイ・ジェット」(計画では但馬-鹿児島4往復を予定)、小型航空機の利用推進「スカイ・フライト」(計画では但馬-東京国際の小型JET運航1往復を予定)、待合ロビーのレイアウト変更「スカイ・ロビー」、地域航空に係わる方の講演等「地域の集い」を下期に実施するとしており、詳細は決まり次第随時発表するとしています。
■コウノトリ但馬空港開港25 周年記念事業オープニングイベントを実施します 〜 温泉小学校生徒もお祝いに駆けつけます 〜(兵庫県公式サイト)
https://web.pref.hyogo.lg.jp/press/documents/20190513_2588_1.pdf
兵庫県は13日、18日にコウノトリ但馬空港開港25周年記念事業オープニングイベントを実施すると発表しました。
18日に行われるのは、コウノトリ但馬空港開港25周年記念事業オープニングイベントで、但馬飛行場(コウノトリ但馬空港)を会場に行われます。
記念クイズラリーや但馬空港写真展が始まるほか、当日航空利用者には記念品が配布されます。
この日から25周年記念事業を進めるとして、今後の取り組みも発表されました。
京丹後地域への空港アクセスバス「スカイ・ライナー」を7月と8月に試験運行するほか、8月に但馬空の自然教室と物産市、9月に滑走路早朝マラソン大会の実施を発表しました。
新たな路線の試験運航「スカイ・ジェット」(計画では但馬-鹿児島4往復を予定)、小型航空機の利用推進「スカイ・フライト」(計画では但馬-東京国際の小型JET運航1往復を予定)、待合ロビーのレイアウト変更「スカイ・ロビー」、地域航空に係わる方の講演等「地域の集い」を下期に実施するとしており、詳細は決まり次第随時発表するとしています。
■コウノトリ但馬空港開港25 周年記念事業オープニングイベントを実施します 〜 温泉小学校生徒もお祝いに駆けつけます 〜(兵庫県公式サイト)
https://web.pref.hyogo.lg.jp/press/documents/20190513_2588_1.pdf
ラベル:但馬飛行場
2019年05月11日
花巻_5月バス便時刻変更
■花巻空港(いわて花巻空港) アクセスバス便時刻変更(2019年5月)
05/11
◎岩手県北自動車 花巻温泉←花巻空港←平泉駅前←厳美渓(サハラガラスパーク前)←文化観光交流館前←松島観光物産館(空港発0・空港行0→0・1)
×岩手県北自動車 花巻温泉←花巻空港←平泉駅前←文化観光交流館前←松島観光物産館(空港発0・空港行1→0・0)
05月11日:
松島・平泉方面がダイヤ変更されます。平泉駅前-文化観光交流館前間に厳美渓(サハラガラスパーク前)が新設されます。
■仙台空港⇔松島⇔平泉⇔花巻(ガイド付き)(岩手県北自動車公式サイト)
http://www.iwate-kenpokubus.co.jp/archives/11191/
05/11
◎岩手県北自動車 花巻温泉←花巻空港←平泉駅前←厳美渓(サハラガラスパーク前)←文化観光交流館前←松島観光物産館(空港発0・空港行0→0・1)
×岩手県北自動車 花巻温泉←花巻空港←平泉駅前←文化観光交流館前←松島観光物産館(空港発0・空港行1→0・0)
05月11日:
松島・平泉方面がダイヤ変更されます。平泉駅前-文化観光交流館前間に厳美渓(サハラガラスパーク前)が新設されます。
■仙台空港⇔松島⇔平泉⇔花巻(ガイド付き)(岩手県北自動車公式サイト)
http://www.iwate-kenpokubus.co.jp/archives/11191/
仙台_5月バス便時刻変更
■仙台空港(仙台国際空港) アクセスバス便時刻変更(2019年5月)
05/11
◎岩手県北自動車 仙台空港2番-文化観光交流館前-厳美渓(サハラガラスパーク前)-平泉駅前-中尊寺(平泉レストハウス前)( 1→ 0)
×岩手県北自動車 仙台空港2番-文化観光交流館前-平泉駅前-中尊寺(平泉レストハウス前)( 1→ 0)
05月11日:
松島・平泉・花巻方面がダイヤ変更されます。文化観光交流館前-平泉駅前間に厳美渓(サハラガラスパーク前)が新設されます。
■仙台空港⇔松島⇔平泉⇔花巻(ガイド付き)(岩手県北バス公式サイト)
http://www.iwate-kenpokubus.co.jp/archives/11191/
05/11
◎岩手県北自動車 仙台空港2番-文化観光交流館前-厳美渓(サハラガラスパーク前)-平泉駅前-中尊寺(平泉レストハウス前)( 1→ 0)
×岩手県北自動車 仙台空港2番-文化観光交流館前-平泉駅前-中尊寺(平泉レストハウス前)( 1→ 0)
05月11日:
松島・平泉・花巻方面がダイヤ変更されます。文化観光交流館前-平泉駅前間に厳美渓(サハラガラスパーク前)が新設されます。
■仙台空港⇔松島⇔平泉⇔花巻(ガイド付き)(岩手県北バス公式サイト)
http://www.iwate-kenpokubus.co.jp/archives/11191/