2020年06月13日

検疫陰性者?が5日後感染

◆空港検疫 偽陰性ですり抜け?検疫陰性者とみられる2人が帰国5日で感染、14日間の外出自粛の重要性が明らかに

空港検疫で、偽陰性によるすり抜けとみられる事例が判明しました。

千葉県が10日、国外在住の50歳代男性が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に感染したと発表しましたが、報道により、3日に成田国際着で入国した日本人男性と判明しました。

男性は、3日に海外から入国。その5日後の8日に検査した結果、陽性であったとしています。千葉日報によりますと、「同じ飛行機に乗っていた同僚の感染が、6日に判明」したとしており、この判明による東京都の情報提供を受けて検査を実施したと報道されています。この50歳代男性は、病原体を保有していたのに検査結果が陰性と出る「偽陰性」いわゆる空港検疫での検査すり抜けであった可能性がある事例となっています。

しかし、もっと気になるのは、報道された感染していたという同僚。
3日に空港検疫で感染が確認されたのは3人しかいません。このうち1人は居住地が非公開で、この人が東京在住の同僚の可能性がありますが、別の報道で、3日に入国した人は全員外国籍であることが判明済みです。そもそも、3日入国者の空港検疫での感染は4日までに判明しており、6日判明ではありません。
東京都の5日〜7日の発表では、海外渡航者であることは確認できません(東京都は人数を出すことを優先しており、詳細を発表しない)。
このため、この同僚も、空港検疫では陰性で、その3日後に陽性確認された可能性がある事例になっています。

千葉日報によりますと、「新型コロナの流行地域ではない」とのことで、空港検疫での検査対象111か国に含まれていない可能性がありますが、滞在元の国名が非公開のため、詳細は不明。対策を非常に難しくしている印象です。

千葉日報によりますと、50歳代男性は国外在住で、入国後は千葉県内のホテル滞在で「待機」していたと報じられています。
同僚が帰国後に外出して感染した可能性もゼロではありませんが、14日間の外出自粛期間に、外出した可能性は低いでしょうし、ましてや、ホテル滞在の人と会っているとも思えません。2人とも感染しているところを見ると、滞在国出発前にすでに感染していたか、飛行機内で感染した可能性が高いです。

となると、最も疑われるのは、2人とも空港検疫の検査での「偽陰性」の可能性です。

PCR検査では、偽陰性が普通に出ます。このため、厚生労働省では、陰性であっても入国後14日間の外出自粛を要請していますが、空港検疫の検査の結果、陰性だからと安心しきっている人も多いとみられます。検査対象でなかった可能性もありますが、このように入国後数日で発症することはわかりました。
空港検疫では、特に5月下旬以降、団体感染と思われる事例が多発しており、同時に帰国した1人だけが陽性というパターンも複数確認されています。
入国後14日間の外出自粛(当然海外渡航はしていない同居人も)をぜひ頑張ってもらいたいものです。
そうすれば、入国時の検査の有無、陽性・陰性にかかわらず、拡大を防ぐことができます。

空港検疫をめぐっては、入国後に、国内の家族や友人に二次感染させた事例はポツポツ発生しています。
陰性でもすぐ感染するという今回の事例で、入国後14日間の外出自粛が重要であることが改めて判明しました。

陰性は感染していないことの証明ではありません。
日本人的自粛感覚は分からないかもしれませんが、
お迎えに行く人は油断はせずに、
さらに入国者も陰性でも油断はせずに
入国後14日間の外出自粛を頑張っていただくことを
切に願います。


新型コロナウイルス感染症感染者の発生について(千葉県公式サイト)
https://www.pref.chiba.lg.jp/shippei/press/2020/documents/0611kansensya108.pdf
【新型コロナ】県内で3人感染 うち船橋市2人、国外居住1人(千葉日報公式サイト)
https://www.chibanippo.co.jp/news/national/697484
新型コロナウイルスに関連した患者の発生について(第449報)(東京都公式サイト)
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2020/06/06/01.html
ラベル:検疫 感染症 千葉
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検疫結果分析_6月上旬も異常

◆空港検疫結果分析(期間別) 6月上旬も引き続き異常事態、団体感染が急増中

残念ながら、入国者による感染拡大リスクは
いまだに、非常に高い状態です
油断することなく、自粛を頑張りませんか


4月3日に入国者に対するPCR検査の全員実施が始まって2か月が過ぎました。5月上旬に一度落ち着いていましたが、5月下旬以降、異常事態が続いています。

5月下旬までの分析は→http://johokotu.seesaa.net/article/475448109.html

検査人数は若干増加
5月下旬に対象国が若干増え111か国となっています。また、6月1日から増便されており、検査人数は若干増加しました。
10日間で、5月は5、6千人規模だったものが、8千人規模まで増えました。
6月1日から自衛隊の協力も終了したせいか、毎日の発表がやや遅れ気味になっており、二日遅れでの発表も相次いでいます。

6月上旬の罹患率は0.426%と異常続く
6月上旬(6月1日〜6月10日)は罹患率0.426%(推定値)と異常な状況であったことが判明しました。
5月下旬よりは若干数値が下がりましたが、依然0.4%超えと高水準になっています。空港検疫は依然として緊急事態宣言が必要ですね。

渡航元と居住地のみ簡単分析しています。
渡航元では、パキスタンが急増。5月下旬から全員検査が始まった国ですが、ここまで多いと、それまでに感染者が大量入国していないか不安になる状況です。相変わらずフィリピン、ブラジルが継続的に確認されている一方、欧州と米国は0件と感染が収まってきているとみられます。
居住地では、中部地方は勢いが止まらず、36人のうち18人と半分を占めています。また、神奈川が意外と多いです。関東の中では、なかなか感染状況が落ちてこなかった県で、海外からの流入が感染が収まらない要因の一つなのかもしれません。

引き続き団体での感染大量発生中
詳細は公開されていないので推定でしかないですが、家族感染と思われる事例は5月下旬に引き続き大量発生しています。
これだけ入国者数が減っている中で、同じ日に同じ空港到着で同じ居住地(都道府県)、同じ滞在元という事例はそう簡単に出るものではないですし、また、こんな時期に10歳未満の乳幼児・小児が一人で国際線に乗っているとは考えにくいです。このため、一緒にきた感染者団体と推定され、家族感染が疑われます。
6月8日には、パキスタンからの入国者で団体感染者と思われる事例が大量確認されています。パキスタンからの直行便はありませんから、団体感染の可能性が非常に高い状況です。
団体感染が疑われる事例は5月に引き続き、国内感染分布ではそれほど多くない、中部地方が多いのが特徴です。

外国居住者や日本在住外国人の入国も多いようで、報道では引き続き「外国籍」との発表が続いています。
厚生労働省の公式サイトに掲出されるデータでは、国籍は公表されていませんが、報道機関には情報を流しているようです。
36人中少なくとも26人は外国籍との報道がなされており、日本人であることが確認できたのは3人のみ。6日の1人が日本人であった以降、10日までの23人は全員外国籍と報じられています。
日本人は単発発生も見られますが、外国籍は団体感染や明らかに複数人での入国者が多い印象です。

引き続き「非公開」の入国者も多いですが、危機意識の高い地方都道府県によって暴露されるケースがいくつか出ています。
個人感情で非公開とする人も多いようですが、都道府県にしてみれば、他国で入院すれば済んだところ、入国したとたんに貴重な県内のベッドを占領されるわけですから、こういう情報公開は各都道府県に積極的に行っていただきたいですね。

空港検疫からのすり抜けに注意
国内最多の感染者を確認している東京都ですら6月12日時点で罹患率0.038%(感染5,448人)です。
また、米国が1日3万人感染という日がありましたが、人口は3億2700万人ですから、罹患率はざっくり0.009%程度です。
6月上旬の空港検疫の罹患率は、東京都の合計の10倍超えという数値。どれだけ異常な数値かが分かるかと思います。

また、成田や羽田から遠く離れた自宅へ自家用車やレンタカーで帰宅してから感染判明するケースが相次いでいます。
そして、迎えに行った家族や、自宅で迎えた方が濃厚接触者とされるケースも相次いでいます。
ぜひ入国される皆様は、入国後感染が少ない国だと安心することなく、少なくとも14日間は自宅待機を頑張っていただきたいですし、迎えに行く家族や友人の方も、心して迎えに行くことをお勧めしたいですね。

■団体感染と思われる事例
・6月1日 羽田着 静 岡在住 渡航元非公表 1人(10代未満有)→報道で家族と渡航確認(家族は陰性)、静岡移動後判明
・6月3日 成田着 宮 城在住 フィリピン 1人(10代未満有)→報道で家族と渡航確認(家族は陰性)、宮城移動後判明
・6月5日 羽田着 神奈川在住 フィリピン 1人(10代未満有)→他に陰性確認なし
・6月6日 羽田着 神奈川在住 ブラジル 2人(70代男女)
・6月6日 羽田着 山 梨在住 ブラジル 2人→報道で親族と確認、山梨移動後判明
・6月7日 成田着 富 山在住 パキスタン 4人→県発表で家族と確認、富山移動後判明
・6月7日 成田着 岐 阜在住 パキスタン 4人(10代未満有)→報道で家族と確認、岐阜移動後判明
・6月7日 成田着 愛 知在住 パキスタン 4人(10代未満有)→名古屋市発表で家族と確認、愛知移動後判明


■都道府県の発表で非公表の項目が判明した事例
・6月3日 成田着 在住非公表 渡航元非公表 1人(40代男)→県発表で宮城県在住判明、宮城移動後判明
・6月7日 成田着 在住非公表 パキスタン 1人(20代男)→県発表で富山県滞在判明(居住県は非公表)、富山移動後判明


■外国人と判明した事例※日本在住者の再入国と考えられます
・6月3日 3人 ⇒ 報道で全3人が外国籍と判明
・6月6日 5人 ⇒ 報道で5人が外国籍と判明(この日確認された6人のうち日本人は下記の1人のみ)
・6月7日 14人 ⇒ 報道で全14人が外国籍と判明(全員パキスタン滞在)
・6月8日 2人 ⇒ 報道で全2人が外国籍と判明
・6月9日 2人 ⇒ 報道で全2人が外国籍と判明


■日本人と判明した事例
・6月1日 2人 ⇒ 報道で全2人が日本人と判明
・6月4日 成田着 アフガニスタン在住 アフガニスタン 1人(30代男)→駐在との表現から日本人と推定
・6月6日 成田着 高 知在住 ペルー 1人(60代男)→県発表で高知出身日本人でペルー在住と判明、高知移動後判明


■空港検疫での感染確認 各月上中下旬別の傾向
4月上旬(4/03-4/10):検査対象11,359人 感染40人=罹患率0.352%(推定値)
4月中旬(4/11-4/20):検査対象8,909人 感染15人=罹患率0.168%(推定値)
4月下旬(4/21-4/30):検査対象6,341人 感染16人=罹患率0.252%(推定値)
5月上旬(5/01-5/10):検査対象5,910人 感染8人=罹患率0.135%(推定値)
5月中旬(5/11-5/20):検査対象5,527人 感染5人=罹患率0.090%(推定値)
5月下旬(5/21-5/31):検査対象7,191人 感染32人=罹患率0.445%(推定値)
6月上旬(6/01-6/10):検査対象8,447人 感染36人=罹患率0.426%(推定値)
成田28・羽田7・関空1
中国1・フィリピン4・シンガポール1・アフガニスタン1・パキスタン18・ブラジル4・ペルー1・メキシコペルー1・確認中・非公表5
宮城1・埼玉2・千葉2・東京1・神奈川5・山梨2・長野2・静岡1・富山4・岐阜4・愛知5・高知1・アフガニスタン(駐在)1・確認中・非公表5


※検査対象数は、何月何日着が何人という発表ではなく、2日遅れで集計発表していると思われる数値しか公表されていません。毎日更新されているので、それほど大きくブレることはないと思いますが、確実に何月何日到着分の数値かは不明です。推定値に近い数値として捉えてください。


空港検疫結果について考察した過去記事
・2020.06.07:空港検疫結果分析 中部地方在住者の感染激増傾向?TOKYOからの移動時にも感染拡大リスク
 http://johokotu.seesaa.net/article/475487258.html
・2020.06.04:空港検疫期間別結果分析 5月下旬は異常事態であること明確、家族感染も急増
 http://johokotu.seesaa.net/article/475448109.html
・2020.06.03:空港検疫 水際対策唯一の国内感染拡大経路?検査結果出るまでの待ち時間に感染拡大が判明
 http://johokotu.seesaa.net/article/475413521.html
・2020.05.24:空港での全員検疫 50日間詳細を簡単集計した結果、85人の感染者は米国・フィリピン・英国からの入国が多数であることが判明
 http://johokotu.seesaa.net/article/475254298.html
・2020.05.19:空港検疫 全員検査すり抜け?、14日間の自主隔離の重要性明らかに
 http://johokotu.seesaa.net/article/475176572.html
・2020.05.08:3月に海外からのウイルス持ち込みは推定1,800人
 http://johokotu.seesaa.net/article/474963258.html
・2020.04.06:いま、わたしたちにできること 〜止めよう!不要不急の空港訪問 感染拡大防止しよう!
 http://johokotu.seesaa.net/article/474434746.html
ラベル:検疫 感染症
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検疫陰性者が2日後感染

◆空港検疫 偽陰性ですり抜け?検疫陰性者が帰国2日で感染、14日間の外出自粛の重要性が明らかに

空港検疫で、偽陰性によるすり抜けとみられる事例が判明しました。

名古屋市が10日、市内在住の10歳未満の男児が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に感染したと発表しましたが、7日に成田国際着で入国し、入国時のPCR検査で陰性だった男児だと発表されました。

男児は、7日にパキスタンから入国。その2日後の9日に咳症状で医療機関を受診し、再度検査した結果、陽性であったとしています。
同時に、空港検疫で検査陽性となった50歳代女性、30歳代男性、20歳代女性、10歳未満男性の4人が濃厚接触者と発表され、家族感染であること、家族全員が愛知に戻っていることが判明しました。

家に帰るまでの道中で二次感染した可能性もありますが、元々陽性であったのに検査結果が陰性と出る偽陰性、いわゆるすり抜けであった可能性が高い事例となっています。

PCR検査では、偽陰性が普通に出ます。このため、厚生労働省では、陰性であっても入国後14日間の外出自粛を要請していますが、空港検疫の検査の結果、陰性だからと安心しきっている人も多いとみられます。
空港検疫では、特に5月下旬以降、団体感染と思われる事例が多発しており、同時に帰国した1人だけが陽性というパターンも複数確認されています。
入国後14日間の外出自粛をぜひ頑張ってもらいたいものです。

なお、厚生労働省からは、7日にパキスタンから入国した人で愛知県在住者が4人いたと発表されています。同日入国者については、富山県在住者と岐阜県在住者の団体感染が、後から各都道府県の発表で判明。愛知県在住者についても団体感染が疑われていましたが、愛知県や名古屋市は特に発表をしていなかったため、単独感染の4例か団体感染の1例かは分かっていませんでした。
それが、同時入国した別の1人の感染が入国後に判明したことで、名古屋市が発表せざるを得なくなり、思わぬ形で団体感染であったこと、さらに愛知まで帰っていたことが判明することになりました。

空港検疫をめぐっては、入国後に、国内の家族や友人に二次感染させた事例もポツポツ発生しています。
陰性でもすぐ感染するという今回の事例で、入国後14日間の外出自粛が重要であることが改めて判明しました。

陰性は感染していないことの証明ではありません。
日本人的自粛感覚は分からないかもしれませんが、
お迎えに行く人は油断はせずに、
さらに入国者も陰性でも油断はせずに
入国後14日間の外出自粛を頑張っていただくことを
切に願います。


新型コロナウイルス患者の発生について(令和2年6月10日)(名古屋市公式サイト)
http://www.city.nagoya.jp/kenkofukushi/cmsfiles/contents/0000126/126920/R20610kisyahappyouhp.pdf
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空港検疫6/12_20日ぶり0人も

■空港検疫 10日着は20日ぶり感染確認無しも11日着は4人感染、罹患率0.3%超えは変わらず 6月12日発表分

厚生労働省(厚労省)は6月12日12時現在の、空港検疫を含めた最新の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の状況を発表しました。
空港検疫の数字は、4月3日0時から全員検査を実施しており、いま日本で唯一正確な罹患率を把握できます。


空港検疫での感染確認急増中!
ウイルス持ち込み拡大の異常事態!!

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6月12日12時現在
罹 患 率 0.303%
無症状率 92.9%

国内の隠れ感染者数(推定値)36.5万人

(比較用)東京都:罹患率0.038%=感染  5,448人、人口 13,982,622人(2020年4月)
(比較用)ブラジル:罹患率0.383%=感染 802,828人、人口 約2億947万人(2018年)


※罹患率は空港検疫の全員検査開始後の概要発表分を元に算出しています。
※無症状率は空港検疫の全員検査の詳細結果発表分を元に算出しています。
元にしている数値が異なるため差異あります。海外で感染した人や有症状の人はそもそも海外から飛行機に乗ることができないため、実際の罹患率や隠れ感染者数は算出された数値より高く、実際の無症状率や無症状病原体保有者数は算出された数値より低いと考えられます。参考程度にお考え下さい。


2日遅れで情報が反映していると思われる概要結果は以下の通りです。(6月10日分までが反映されていると推定)
■空港検疫全員検査結果(すべて12時現在)
・4/4〜4/5 :対象 1,486人、症状 有0 無0 =陽性 0人/罹患率0%
・4/4〜4/6 :対象 2,801人、症状 有0 無5 =陽性 5人/罹患率0.178%
・4/4〜4/7 :対象 4,064人、症状 有1 無8 =陽性 9人/罹患率0.221%
・4/4〜4/8 :対象 5,707人、症状 有1 無8 =陽性 9人/罹患率0.157%
・4/4〜4/9 :対象 7,213人、症状 有6 無15=陽性21人/罹患率0.291%
・4/4〜4/10:対象 8,756人、症状 有6 無15=陽性21人/罹患率0.239%
・4/4〜4/11:対象10,010人、症状 有6 無17=陽性23人/罹患率0.229%
・4/4〜4/12:対象11,359人、症状 有11無41=陽性52人/罹患率0.457%
・4/4〜4/13:対象12,680人、症状 有11無41=陽性52人/罹患率0.410%
・4/4〜4/14:対象13,860人、症状 有11無45=陽性56人/罹患率0.404%
・4/4〜4/15:対象14,921人、症状 有11無45=陽性56人/罹患率0.375%
・4/4〜4/16:対象15,988人、症状 有11無49=陽性60人/罹患率0.375%
・4/4〜4/17:対象16,682人、症状 有11無49=陽性60人/罹患率0.359%
・4/4〜4/18:対象17,385人、症状 有11無50=陽性61人/罹患率0.350%
・4/4〜4/19:対象18,231人、症状 有11無51=陽性62人/罹患率0.340%
・4/4〜4/20:対象19,009人、症状 有11無52=陽性63人/罹患率0.331%
・4/4〜4/21:対象19,843‬人、症状 有12無53=陽性65人/罹患率0.327%
・4/4〜4/22:対象20,268‬人、症状 有12無54=陽性66人/罹患率0.325%
・4/4〜4/23:対象20,986‬人、症状 有12無56=陽性68人/罹患率0.324%
・4/4〜4/24:対象21,344人、症状 有12無57=陽性69人/罹患率0.323%
・4/4〜4/25:対象21,865人、症状 有12無57=陽性69人/罹患率0.315%
・4/4〜4/26:対象22,552‬人、症状 有12無60=陽性72人/罹患率0.319%
・4/4〜4/27:対象23,347人、症状 有12無62=陽性74人/罹患率0.316%
・4/4〜4/28:対象24,079人、症状 有12無63=陽性75人/罹患率0.311%
・4/4〜4/29:対象24,671人、症状 有12無66=陽性78人/罹患率0.316%
・4/4〜4/30:対象25,382‬人、症状 有12無68=陽性80人/罹患率0.315%
・4/4〜5/1 :対象26,018人、症状 有12無70=陽性82人/罹患率0.315%
・4/4〜5/2 :対象26,609人、症状 有12無70=陽性82人/罹患率0.308%
・4/4〜5/3 :対象27,315人、症状 有12無71=陽性83人/罹患率0.303%
・4/4〜5/4 :対象28,113人、症状 有12無71=陽性83人/罹患率0.295%
・4/4〜5/5 :対象28,805人、症状 有12無71=陽性83人/罹患率0.288%
・4/4〜5/6 :対象29,171人、症状 有12無71=陽性83人/罹患率0.284%
・4/4〜5/7 :対象29,577人、症状 有12無72=陽性84人/罹患率0.284%
・4/4〜5/8 :対象29,983‬人、症状 有12無74=陽性86人/罹患率0.286%
・4/4〜5/9 :対象30,470人、陽性87人/罹患率0.285%
・4/4〜5/10:対象31,294人、陽性87人/罹患率0.278%
・4/4〜5/11:対象31,875人、陽性89人/罹患率0.279%
・4/4〜5/12:対象32,519人、陽性89人/罹患率0.273%
・4/4〜5/13:対象33,152人、陽性91人/罹患率0.274%
・4/4〜5/14:対象33,844‬人、陽性92人/罹患率0.271%
・4/4〜5/15:対象34,075人、陽性92人/罹患率0.269%
・4/4〜5/16:対象34,600人、陽性92人/罹患率0.265%
・4/4〜5/17:対象35,178人、陽性94人/罹患率0.267%
・4/4〜5/18:対象35,835人、陽性94人/罹患率0.262%
・4/4〜5/19:対象36,567人、陽性94人/罹患率0.257%
・4/4〜5/20:対象37,049人、陽性94人/罹患率0.253%
・4/4〜5/21:対象37,691人、陽性94人/罹患率0.249%
・4/4〜5/22:対象38,046人、陽性95人/罹患率0.249%
・4/4〜5/23:対象38,548人、陽性95人/罹患率0.246%
・4/4〜5/24:対象39,048人、陽性96人/罹患率0.245%
・4/4〜5/25:対象39,642人、陽性98人/罹患率0.247%
・4/4〜5/26:対象40,287人、陽性99人/罹患率0.245%
・4/4〜5/27:対象40,736人、陽性103人/罹患率0.252%
・4/4〜5/28:対象41,442人、陽性106人/罹患率0.255%
・4/4〜5/29:対象41,945人、陽性108人/罹患率0.257%
・4/4〜5/30:対象42,536人、陽性118人/罹患率0.277%
・4/4〜5/31:対象43,128人、陽性122人/罹患率0.282%
・4/4〜6/1 :対象43,985人、陽性126人/罹患率0.286%
・4/4〜6/2 :対象45,237人、陽性127人/罹患率0.280%
・4/4〜6/3 :対象45,985‬人、陽性128人/罹患率0.278%
・4/4〜6/4 :対象46,920人、陽性132人/罹患率0.281%
・4/4〜6/5 :対象47,648人、陽性135人/罹患率0.283%
・4/4〜6/6 :対象48,405人、陽性138人/罹患率0.285%
・4/4〜6/7 :対象49,350人、陽性139人/罹患率0.281%
・4/4〜6/8 :対象50,395人、陽性145人/罹患率0.287%
・4/4〜6/9 :対象51,493人、陽性145人/罹患率0.281%
・4/4〜6/10:対象52,208人、陽性160人/罹患率0.306%
・4/4〜6/11:対象53,035人、陽性162人/罹患率0.305%
・4/4〜6/12:対象53,684人、陽性163人/罹患率0.303%

6月12日時点での罹患率をそのまま日本の人口(5月の推計人口1億2590万人)に当てはめると、感染者の推定人数は約38.2万人になります。
国内のPCR検査陽性者は6月12日12時現在で17,090人ですから、隠れ感染者はあと約36.5万人もいると推定されます。

厚労省最新発表:新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について(令和2年6月12日版)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_11850.html





1日遅れで情報が反映していると思われる空港検疫の詳細も発表されています。(6月12日到着分までが反映)
・4月03日:症状 有0 無1=陽性1人 66
・4月04日:症状 有0 無7=陽性7人 67・68・69・71・72・73・98
・4月05日:症状 有3 無3=陽性6人 70・74・99・100・101・102
・4月06日:症状 有3 無8=陽性11人 75・76・77・78・79・82・83・84・103・104・105
・非公表者:症状 有0 無2=陽性2人 80・81
・4月07日:症状 有1 無3=陽性4人 85・106・107・108
・4月08日:症状 有0 無2=陽性2人 86・109
・4月09日:症状 有0 無1=陽性1人 87
・4月10日:症状 有1 無5=陽性6人 110・111・112・113・114・115
・4月11日:症状 有0 無3=陽性3人 116・117・118
・4月12日:症状 有0 無2=陽性2人 119・120
・4月13日:症状 有0 無0=陽性0人 
・4月14日:症状 有0 無4=陽性4人 121・122・123・124
・4月15日:症状 有0 無0=陽性0人
・4月16日:症状 有0 無1=陽性1人 125
・4月17日:症状 有0 無1=陽性1人 126
・4月18日:症状 有0 無1=陽性1人 127
・4月19日:症状 有0 無0=陽性0人
・4月20日:症状 有1 無2=陽性3人 128・129・130
・4月21日:症状 有0 無2=陽性2人 131・132
・4月22日:症状 有0 無1=陽性1人 133
・4月23日:症状 有0 無0=陽性0人
・4月24日:症状 有0 無3=陽性3人 134・135・136
・4月25日:症状 有0 無2=陽性2人 137・138
・4月26日:症状 有0 無1=陽性1人 139
・4月27日:症状 有0 無2=陽性2人 140・141
・4月28日:症状 有0 無3=陽性3人 142・143・144
・4月29日:症状 有0 無2=陽性2人 145・146
・4月30日:症状 有0 無0=陽性0人
・5月01日:症状 有0 無1=陽性1人 147
・5月02日:症状 有0 無0=陽性0人
・5月03日:症状 有0 無0=陽性0人
・5月04日:症状 有0 無0=陽性0人
・5月05日:症状 有0 無1=陽性1人 148
・5月06日:症状 有0 無2=陽性2人 149・150
・5月07日:症状 有0 無1=陽性1人 151
・5月08日:症状 有0 無0=陽性0人
・5月09日:症状 有0 無2=陽性2人 152・153
・5月10日:症状 有0 無1=陽性1人 154
・5月11日:症状 有0 無1=陽性1人 155
・5月12日:症状 有0 無1=陽性1人 156
・5月13日:症状 有0 無0=陽性0人
・5月14日:症状 有0 無0=陽性0人
・5月15日:症状 有0 無2=陽性2人 157・158
・5月16日:症状 有0 無0=陽性0人
・5月17日:症状 有0 無0=陽性0人
・5月18日:症状 有0 無0=陽性0人
・5月19日:症状 有0 無0=陽性0人
・5月20日:症状 有0 無1=陽性1人 159
・5月21日:症状 有0 無0=陽性0人
・5月22日:症状 有0 無1=陽性1人 160
・5月23日:症状 有0 無2=陽性2人 161・162
・5月24日:症状 有0 無1=陽性1人 163
・5月25日:症状 有0 無4=陽性4人 164・165・166・167
・5月26日:症状 有0 無3=陽性3人 168・169・170
・5月27日:症状 有0 無2=陽性2人 171・172
・5月28日:症状 有1 無9=陽性10人 173・174・175・176・177・178・179・180・181・182
・5月29日:症状 有0 無4=陽性4人 183・184・185・186
・5月30日:症状 有0 無4=陽性4人 187・188・189・190
・5月31日:症状 有0 無1=陽性1人 191
・6月01日:症状 有0 無2=陽性2人 192・193
・6月02日:症状 有0 無3=陽性3人 194・195・196
・6月03日:症状 有0 無3=陽性3人 197・198・199
・6月04日:症状 有1 無2=陽性3人 200・201・202
・6月05日:症状 有0 無1=陽性1人 203
・6月06日:症状 有0 無6=陽性6人 204・205・206・207・208・209
・6月07日:症状 有0 無14=陽性14人 210・211・212・213・214・215・216・217・218・219・220・221・222・223
・6月08日:症状 有0 無2=陽性2人 224・225
・6月09日:症状 有0 無2=陽性2人 226・227
・6月10日:症状 有0 無0=陽性0人
・6月11日:症状 有0 無4=陽性4人 228・229・230・231
 空港別:成田3・羽田1
 男女別:男1・女2・非公表1
 年代別:10代下1・20代0・30代0・40代2・50代0・60代0・70代0・80代上0・非公表1
 渡航元:ブラジル2・非公表2
 居住地:愛知2・非公表2

・6月12日:症状 有0 無1=陽性1人 232 
 空港別:成田1
 男女別:男1・女0
 年代別:10代下0・20代1・30代0・40代0・50代0・60代0・70代0・80代上0
 渡航元:ロシア1
 居住地:千葉1


4月3日0時の全員検査開始後に判明した陽性者は、6月11日までの70日間で157人となりました。
157人のうち有症状は11人のみ。無症状は146人で、無症状率は92.9%となりました。

10日着分は感染確認発表がなく、20日ぶり感染0人となりました。
しかし、11日着で4人、12日着で1人が感染確認されています。入国者の感染確認がこの半月で爆発的に急増中です。

羽田到着の1人は性別も含めてすべて非公表、成田到着の1人は渡航元・居住地が非公表という異常事態です。
また成田到着・ブラジルからの入国者・中部地方在住者の感染が確認されました。40代女性2人が愛知県在住となっています。
非公表者や確認中の人もいますが、4月3日の全員検査以降、ロシアからの入国者の感染は初確認となりました。

厚労省最新発表:新型コロナウイルス感染症の無症状病原体保有者の発生について(空港検疫)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_11860.html
posted by johokotu at 00:00| 東京 ☁| Comment(0) | ◇COVID-19関連 | 更新情報をチェックする