2020年06月28日

4月入国4.4万、感染外人偏り

■4月入国者は4万4千人、外国人少なく感染に偏り?

法務省は25日、出入国管理統計の2020年4月分の月報を発表しました。4月の日本への入国者数は44,607人で、外国人は5,312人が入国していたことが判明しました。

2020年4月の入国者数は日本人38,983人、外国人5,312人、合計44,607人でした。
前年比は98.9%減で、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックの影響がそのまま出た結果になりました。

最も入国者が多かった空港は成田国際で24,904人と入国者の半数を占めています。東京国際が16,758人、関西国際が2,623人、福岡が208人でした。
入国者が全員米軍関係者と思われる三沢を除くと、8空港で入国者がありました。旅客定期便が飛んでいない函館、中部国際、北九州、那覇はチャーター便か貨物便によるものとみられます。

1月中旬にはCOVID-19の存在が明らかになり、3月11日にパンデミックが宣言されています。このため、とにかく日本へ帰ろうという日本人の緊急帰国が多いと推定されていましたが、その通りで、外国人はわずか11.9%だけでした。
出国した日本人はわずかに3,915人でしたから、3月に目立った海外旅行客はほぼいなくなったと推定できます。

その国から来たかどうかは分かりませんが、国籍別でみると、中国、韓国、台湾、米国、モンゴルのそれぞれの国籍者の入国が上位5位を占めています。欧州国籍者の入国はほとんどいなくなりました。
在留資格別だと、永住者が1,513人、留学者が1,135人、日本人・永住者の配偶者は581人、定住者395人、特別永住者113人などとなっています。一方で、短期滞在688人、技能実習150人なども入国を許可されています。

各種報道によると、空港検疫で感染確認された人は、外国籍が過半数を占めていると報道されています。これは、入国者のうち外国人の占める割合11.9%という数値からかなり乖離があります。ここまで乖離があると、外国人の方が感染確率が高いと明らかに言えてしまいますね。入国する日本人の感染割合が、外国人の感染割合より著しく低いと思われる結果からは、日本人はCOVID-19に罹りにくいのではないかという仮説を立てることができそうです。
やはりファクターXは、遺伝子的な話や予防接種とかなのでしょうか(それとも単に他人との接触を控えた人が多かっただけ?)。

4月3日以降の4月に空港検疫で感染確認された人の渡航元別でみると、米国14人、英国8人、フィリピン6人、カナダ4人、ブラジル4、カナダ+米国2人(確認中18人、非公表2人あり)となっています。外国人の入国者数分布の傾向にはあまり近くなく、「感染確認の多さは入国者が多いことが一つの要因」とは全く言えそうにありません。
欧州(大部分は英国)やカナダは外国人の入国が多くないので、欧州株の持ち込みは、日本人原因である可能性が高い数値となっています。

それにしても、外国人の入国が少なすぎです。そんな中で外国籍の方の感染者が多いのを見てしまうと、差別的になりますが、やはり「外国人の入国はリスクが高い」ということが浮き彫りになってしまいました。

<2020年4月入国者数>
入国者計 44,607人(前年 4,172,777人/△98.9%)
日 本 人 38,983人(前年 1,269,871人/△96.9%)
外 国 人 5,312人(前年 2,885,456人/△99.8%)

<2020年4月空港別入国者数> 日本人・外国人・協定該当者の3分類
函  館 1人(外国人 0人)
三  沢 41人(協定該当者41人)
成田国際 24,904人(外国人3,683人)
東京国際 16,758人(外国人1,171人)
中部国際 10人(外国人 10人)
関西国際 2,623人(外国人 393人)
北 九 州 3人(外国人 2人)
福  岡 208人(外国人 30人)
那  覇 1人(外国人 0人)

<2020年4月国籍別入国者数 上位15位>
中  国 717人
韓  国 654人
台  湾 485人
米  国 431人
モンゴル 349人
ミャンマー 340人
ブラジル 334人
フィリピン 332人
ベトナム 225人
スリランカ 153人
インドネシア 142人
タ  イ 139人
バングラデシュ 118人
カンボジア 94人
メキシコ 81人

出入国管理統計統計表(法務省公式サイト)
http://www.moj.go.jp/housei/toukei/toukei_ichiran_nyukan.html
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検疫結果分析(6月3週目)_罹患高率

7月5日AM8時追記 検査人数の計算方法が今週分が間違っていました。申し訳ありません。罹患率などの数値も変わるため、記事内容の全体を修正しています。(一覧の赤文字部分が誤っていた項目です。)
6月28日19時新規掲出、7月5日8時追記


◆空港検疫結果分析(週間別) 6月3週目 感染いまだに罹患率0.390%と高率

残念ながら、入国者による感染拡大リスクは
いまだに、と言いますか、今が一番、非常に高い状態です
油断することなく、自粛を頑張りませんか


4月3日に入国者に対するPCR検査の全員実施が始まっています。6月3週目は、1日千人強が検査対象(≒入国)となりました。そんな中で罹患率は0.390%(推定値)と依然として感染者が多い状況です。

上旬・中旬・下旬別で結果を分析していますが、曜日による入国者の差が大きく、比較しづらいため、週間別の情報を提供していきます(週間は軽い分析に留めます)。

検査人数は増加
6月3週目は、1日平均1,096人が検査(≒入国)されました。感染確認は一週間で30人と4月3日以降3番目に多い人数で、罹患率は0.390%(推定値)と高い水準となっています。空港検疫はまだまだ緊急事態宣言が必要ですね。

[空港別] 成田がダントツで多く過半数を占めています。
[男女別] 男性が30人中15人ですが、女性との差は小さかった印象です。
[年齢別] 若い人の感染が目立ちます。30人中20代以下が19人です。
[渡航元] パキスタンの勢いはまだ続いています。フィリピン、米国などいつもの国々が多数を占めました。台湾、ボリビアなど珍しい国からの入国者感染も確認されています。
[居住地] 非公表が30人中7人もいる異常事態。関東在住者が多くなってきました。

■空港検疫での感染確認 週間別の傾向(検査対象人数が推定値)
4/03-4/09:検査対象10,010人(1,430人/日) 感染34人=罹患率0.339%
4/10-4/16:検査対象 7,375人(1,053人/日) 感染16人=罹患率0.216%
4/17-4/23:検査対象 4,480人( 640人/日) 感染 8人=罹患率0.178%
4/24-4/30:検査対象 4,744人( 677人/日) 感染13人=罹患率0.274%
5/01-5/07:検査対象 3,861人( 551人/日) 感染 5人=罹患率0.129%
5/08-5/14:検査対象 4,130人( 590人/日) 感染 5人=罹患率0.121%
5/15-5/21:検査対象 3,948人( 564人/日) 感染 3人=罹患率0.075%
5/22-5/28:検査対象 3,988人( 569人/日) 感染23人=罹患率0.576%
5/29-6/04:検査対象 5,869人( 838人/日) 感染20人=罹患率0.340%
6/05-6/11:検査対象 6,081人( 868人/日) 感染29人=罹患率0.476%
6/12-6/18:検査対象 6,788人( 969人/日) 感染41人=罹患率0.604%
6/19-6/25:検査対象 7,677人(1,096人/日) 感染30人=罹患率0.390%
[空港別] 成田19・羽田7・関空4
[男女別] 男15・女12・非公表3
[年代別] 10代下12・20代7・30代1・40代4・50代2・60代1・70代0・80代上0・非公表3
[渡航元] 台湾1・フィリピン4・インドネシア1・インド2・パキスタン8・UAE1・スペイン1・米国3・ドミニカ共和国1・ボリビア1・ブラジル2・非公表5
[居住地] 宮城1・栃木3・埼玉2・千葉3・東京4・神奈川1・富山2・愛知3・大阪1・福岡2・大分1・非公表7

※検査対象数は、何月何日着が何人という発表ではなく、2日遅れで集計発表していると思われる数値しか公表されていません。毎日更新されているので、それほど大きくブレることはないと思いますが、確実に何月何日到着分の数値かは不明です。推定値に近い数値として捉えてください。


空港検疫結果について考察した過去記事
・2020.06.23:空港検疫結果分析(期間別) 6月中旬は罹患率が全員検査開始後最悪
 http://johokotu.seesaa.net/article/475861579.html
・2020.06.13:空港検疫結果分析(期間別) 6月上旬も引き続き異常事態、団体感染が急増中
 http://johokotu.seesaa.net/article/475595637.html
・2020.06.07:空港検疫結果分析 中部地方在住者の感染激増傾向?TOKYOからの移動時にも感染拡大リスク
 http://johokotu.seesaa.net/article/475487258.html
・2020.06.04:空港検疫期間別結果分析 5月下旬は異常事態であること明確、家族感染も急増
 http://johokotu.seesaa.net/article/475448109.html
・2020.06.03:空港検疫 水際対策唯一の国内感染拡大経路?検査結果出るまでの待ち時間に感染拡大が判明
 http://johokotu.seesaa.net/article/475413521.html
・2020.05.24:空港での全員検疫 50日間詳細を簡単集計した結果、85人の感染者は米国・フィリピン・英国からの入国が多数であることが判明
 http://johokotu.seesaa.net/article/475254298.html
・2020.05.19:空港検疫 全員検査すり抜け?、14日間の自主隔離の重要性明らかに
 http://johokotu.seesaa.net/article/475176572.html
・2020.05.08:3月に海外からのウイルス持ち込みは推定1,800人
 http://johokotu.seesaa.net/article/474963258.html
・2020.04.06:いま、わたしたちにできること 〜止めよう!不要不急の空港訪問 感染拡大防止しよう!
 http://johokotu.seesaa.net/article/474434746.html
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コロナ_国内感染者が航空移動

■新型コロナウイルス感染症 国内感染者が航空便などの公共交通機関で移動

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)感染者と判明した横浜市在住の10代男性(横浜市577例目)が26日、航空便(東京国際(羽田)-熊本線)を利用していたことが発覚しました。

熊本県が、27日午前11時30分に横浜市から連絡が入ったとして、知事臨時記者会見を行ったことから発覚しました。

男性は、22日に発熱、咳、咽頭痛を発症。25日に横浜市でPCR検査を受診したとしています。
26日18時頃に検査陽性が判明しましたが、横浜市は患者へなかなか連絡がつかず同日20時半頃に患者に連絡を完了したとしています。

患者は、その連絡を受ける前に、26日に航空便(羽田-熊本線)を利用し、熊本県阿蘇保健所管内の実家に帰省していたことが発表されました。
航空便詳細は発表されませんでしたが、航空会社には通知済みで、同便機内で濃厚接触が生じている場合は、適切に対処されるものとみられます。
6月以降、航空便利用の際のルールとして、各航空会社・空港会社とも発熱者や発症者の利用自粛を要請していますが、この男性は25日まで症状があったものの、26日時点で症状が治まったこともあり、航空便に搭乗・公共交通機関で移動できた模様です。
横浜の自宅から羽田空港までは、京浜急行電鉄を利用したことが報道されています。

皮肉にも帰省先の家族だけは濃厚接触無し
この男性は、熊本空港からは友人の車で移動していますが、実家の家族は濃厚接触者となりませんでした。
その理由は、家族が「検査を受けたこと」(陽性であることを聞いたわけではない)を聞いて、敷居をまたがせず、自宅敷地にテントを張ってそちらへ追いやったから(報道だと別棟の納屋のようです)。
家族は、感染症への理解があり、国内感染拡大を少しだけ防げましたが、感染者本人にはそのような意識がなかったため、公共交通機関でウイルスを撒き散らす結果となってしまいました。他の日本人には危険を撒き散らし、親族だけは守るというなんとも皮肉な結果になっています。

入国者より国内感染者の方が意識低い分危険?
現在、海外から入国する人は、陽性の可能性が著しく低い場合も含め、すべての入国者が「公共交通機関の利用禁止」「自宅等からの14日間の外出自粛」を要請され、症状がある場合には空港に留め置かれます。
しかし、国内感染者は、症状があり、感染検査を受けられる条件が揃い、実際検査を受けている人でも、「公共交通機関の利用禁止」「自宅等からの14日間の外出自粛」すらされていません。
入国者などより国内感染者の方が、ウイルスを撒き散らす危険な状況であることが明らかになりました。

このような航空便利用は、3月にスペインから帰国した沖縄県在住者が羽田-那覇線を利用するなどで発生しています。3月頃は、似たような航空便利用が何件か生じていました。
しかし、今は、緊急事態宣言も経て、COVID-19の危険性や問題点が認識できた後。ここ2か月似たような移動は報告されていませんでしたが、まだこの程度の意識しかない人がいることは、非常に危険な兆候です。
今月からは国内線の運航もだいぶ復活して県をまたいだ移動自粛も解除されており、意識が緩んでいる可能性も。まだワクチンはできておらず、一人一人が意識して、より一層予防に努めることが求められることになりそうです。

都市部の移動情報は隠匿状態、感染少ない地方の方が危機意識高く発覚
なお、横浜市はこういった移動などの詳細を発表しない自治体のため、言わば隠匿状態でした。
横浜市の発表では、熊本へ移動したことは一切言及なし。「入院調整中」とまるで横浜市が医療機関手配をしているかのような記載もあり、しかも、「同居家族なし」と家族間で濃厚接触の恐れはないかのような記載をしています。
今回は、横浜市や神奈川県ではなく、熊本県が発表したことから、公共交通機関(航空便)での移動したなどの詳細が判明することになりました。
2018年に流行した麻しん(はしか)の場合、患者の移動歴が細かく発表されていましたが、COVID-19では、東京都など都市部を中心に感謝の移動歴と言った詳細は発表しない自治体が多いです。もしかすると発表されていないだけで、似たようなことはたくさん起こっているのかもしれません。

似たような事例は、3月に宮崎県で発生しています(宮崎県2例目)。イギリス在住からの帰国者(日本人)が、横浜市(自宅なのか友人等の家なのかは不明)から実家のある宮崎県へ航空便で移動し、移動した日に発熱と咳症状で検査を受けて陽性が判明したケースです。
この時も横浜市や神奈川県からは詳細は発表されず、宮崎県が移動の詳細を発表したことで初めて、公共交通機関(バスや航空便)での移動が判明しています。

【6月27日】臨時記者会見(他県で陽性確認された感染者について)(熊本県公式サイト)
https://www.pref.kumamoto.jp/kiji_33963.html
新型コロナウイルス感染症による新たな市内の患者確認について(横浜市公式サイト)
https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/koho-kocho/press/kenko/2020/0627covid-19.html
自宅待機守らず熊本帰省 横浜市の飲食店従業員(日本経済新聞公式サイト)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO60897930X20C20A6000000/
新型コロナウイルス 10代男性感染者が阿蘇保健所管内の実家に帰省(テレビ熊本公式サイト)
https://www.tku.co.jp/news/新型コロナウイルス%e3%80%80%ef%bc%91%ef%bc%90代男性感染者が阿蘇保/

新型コロナウイルス感染症患者(2例目、3例目)の発生について(続報)(宮崎県公式サイト)
https://www.pref.miyazaki.lg.jp/kohosenryaku/kenko/hoken/covid19_20200317.html#no2
新型コロナウイルス感染症に関連した 無症状病原体保有者の発生について(第4報-3)(沖縄県公式サイト)
https://www.pref.okinawa.lg.jp/site/hoken/chiikihoken/kekkaku/press/documents/20200323_covid19_4.pdf
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入国者へ風当たり強し

◆空港検疫 入国者への風当たり強し、実は差別的になっている対応止めませんか

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に伴う空港検疫を巡って、検疫のやり方や入国者に対する風当たりが強くなっています。

6月に入り、特に愛知県などで、入国者を起点とすると「”思われる”」感染拡大が続出しています。このため、岐阜、愛知、三重の3県知事が、PCR検査結果が出るまで空港からの移動禁止などを要請するなどしたため、報道機関も大騒ぎをしはじめています。

関連する記事のYAHOO!JAPANなどのコメント欄を見ても、「そもそもなんで今入国できるのか」といった、入国者自体を否定するような発言が結構見られます。

でも、よく考えてみると、実は、この考え方はただただ差別的で、非常に危険です。
何故かと言うと、入国者を起点とすると思われる感染拡大している原因は、検疫のやり方でも、入国時の行動でもなく、多くは、日本在住者の行動や入国後の行動が原因だからです。

入国者は皆、日本に入国してしまっている
確かに、空港検疫での陽性判明は、6月に入ってから0.4%以上で推移しており、国内感染状況より著しく悪い危険な状況です。

しかし、旅行者等は入国を拒否できるでしょうが、日本にルーツがある方(日本人や日本在住者)の入国(いわゆる帰国)を拒むわけにはいきません。そもそも日本は、G7の中では唯一再入国が認められていない、どちらかというと検疫強化国で、航空便に乗って来られる人からかなり限定されています。

「検疫」はイタリア語で40日間を語源としています。14世紀にベネチアで入国しようとする船ごと40日間海上で留め置き、疫病がないことが確認されたら入国を認めるという入国制限をしたことに始まるとされています。
しかし、日本では(というか世界各国とも)、今回のCOVID-19について、この方式を採用していません。

ベネチアのように飛行機内での待機を求められるわけではなく、検査結果が出る前に飛行機から下ろしてしまいます。つまり、その時点で入国している日本滞在者になっています。海外の人ではないのです。
日本に入っている以上、日本国内で対処しなければならないわけです。

検査結果が出るまで飛行機の中にいろ、という対応もしようと思えばできますが、そうなった場合、陽性判明者は、日本にルーツがある方なのに入国を拒否して、そこから飛行機で国外退去でしょうか?
陽性であろうが陰性であろうが公共交通期間を利用できないのに、国外退去は飛行機利用可能なのでしょうか。不思議です。

入国者は皆、きつい制限を「要請」されている
空港検疫では、これらを考慮して、そもそも陽性の疑いが強いわけでもないのに、
全入国者に対して、
「公共交通機関の使用禁止」
「14日間の外出自粛要請」
「症状がある場合は指定場所での待機強制」
をし、対処しています。

国内で外出した翌日から、こんなことを要請されたら、約1億2千万人の日本人のうちいったい何人が実行できますかね?
それほどきつい制限を入国者は要請されています。

空港から出るなという意見がありますが、もしもそうなると、入院先は、成田空港だと千葉、羽田空港だと東京だけになってしまうんですね。
すでに日本に入り込んだ他県民を千葉や東京で対処しなければならなくなります。

こうやってよく考えてみると、「空港から出るな」と差別的に言うのは、あまりにおかしい事が分かります。
陽性判明したら、各県が迎えに行けば良いのに、実際にそんなことしている県は皆無ですし、感染が分かった後にそんな長距離移動させる猶予はないでしょう。
それだったら、無症状で移動も可能な状態のうちに、各居住県まで移動してもらった方が良いというわけです。それすら拒否するなら、そんな県は、県民を守る気がないということですよね。

自家用車などで(もちろんトイレ含め途中でどこにも寄らないことが前提で)自宅に帰宅し、14日間の外出自粛すれば、理論的には、誰にも会わないのだから、感染が拡大するわけがない、という考えに基づいていると言えるでしょう。

他人と接触するのが感染拡大の最大の原因
そうやって考えてみると、入国者の感染者が、他人と会うから国内感染が広がっていることに気付けます。

例えば、6月1日に岐阜県で1か月ぶりに確認された感染者(岐阜県151例目)は、入国者の配偶者です。なぜか成田まで入国者を迎えに行っているんですね(この入国者は帰宅後に陽性と判明)。
14日間外出自粛要請されている人と、なぜこの人は濃厚接触してしまったのでしょう。
地方の人が東京に行ってウイルスをもらってくるのと、何も変わりません。

名古屋市284・285・286・287・288例目では、入国者の濃厚接触者が14日以内に出歩いたことで、中学校が休校になるなど大騒ぎになりました。入国者が誰とも接触しなければ、また、濃厚接触者が誰とも接触しなければ感染が拡大しなかった事例です。
しかも、この案件は、発症順番などをよく考えると、入国者本人は無症状のままのため、入国者が持ち込んだかどうかも怪しい案件なのに、当たり前のように「入国者原因」確定のように報道されています。

一方で、6月11日〜13日頃に入国したとみられる新潟市64例目の方は、入国後誰とも会わず、国内感染拡大は起こっていません。

 ・家族が迎えに来なければ、家族に病気はうつりません。
 ・自宅待機中に家族がいなければ、家族に病気はうつりません。
 ・本人と濃厚接触者が外出しなければ、周囲に病気はうつりません。

人によっては、家族がいるので、自宅に戻らず、指定ホテルで過ごす人も多いと聞いています。入国者もそれぞれで自粛努力をしているわけです。

悪いのは「入国者だから」じゃない
悪いのは、「入国者だから」ではない。ましてや「検疫の仕方が悪い」のじゃないんです。
よく考えてみれば、検疫の要請を考えない人や、接触している日本にいる人こそが感染拡大の原因である事に気付けます。
悪者を仕立て上げるのは好きではないですが、敢えて悪い点を上げろと言われれば、「外出自粛せずに動き回るから」悪いだけです。

入国者というだけで、「日本に来んな」と言い「空港から出んな」と言う。県知事ですらそういった発言をするのが当たり前のようになっているわけですから、異常です。

個々人の意識として、感染が拡大しているこのタイミングで海外から移動するのは非常識だ、という意見はあるでしょう。
でも、国家間の移動の場合と、地方間、都道府県間、市区町村間、街区間、そもそも家の外と内間とで何が違うのでしょう。
結局、STAYHOMEしないで外に出た時点で、同じですよね。今の日本で、入国者同様の動きをしている人はどれだけいるでしょうか。

国内の人は外出OKなのに、自分のことは棚に置いて、入国者だけを除け者にしているわけで、非常におかしく、根拠のない外国人排斥につながる危険をはらんでいます。これこそ「差別」という事例と言えそうです。


6月27日、ちょうど、神奈川県在住の10代男性が、有症状にもかかわらず、濃厚接触者として検査待ちのタイミングで熊本県の実家に帰った事例が報告されました。
国内にいる人は、感染可能性が非常に高い状態であるにもかかわらず、症状があっても外出OK、それどころか公共交通機関も利用できます。
一方で、入国者は、単なる風邪であっても、COVID-19患者でも、PCR検査時に症状がある場合は、空港付近の待機場所での強制待機となっています(一方で、無症状の場合は、自宅に公共交通以外で戻れるなら移動はOK)。

強い制限を受けている人がさらに批判を浴びるというなんだか不思議な事態になっているのです。


COVID-19には罹りたくなくても罹ってしまうもの。
差別的な行動はせずに、油断はせずに、入国者も日本にいる人も、一人一人で感染拡大防止に努めていきませんか。
ラベル:検疫 感染症
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羽田_4月1.6万人入国

■東京国際空港(羽田空港) 4月運用状況を発表、1万6千人が入国、2人に1人はPCR検査対象外?

東京国際空港(羽田空港)の国際線旅客施設を運営している東京国際空港ターミナルは26日、4月の利用実績を発表しました。

発着回数は940回(前年同月比12.6%)、旅客数は国際線29,828人(同1.9%/うち通過客4,630人)でした。他空港同様に、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて壊滅的な状況でした。
入国者は16,758人、出国者は8,440人で、入国者が出国者の2倍となっています。

4月3日から入国制限が強化され、拒否対象が拡大。対象国からの入国者の全員検査も行われています。
4月中国際線旅客便は、成田国際(成田)、関西国際(関空)と、羽田、福岡の4空港のみ(福岡は数便のみ)で確認されています。
成田と関空は1か月前に既に速報値が出ており、単純に羽田分も合わせた3空港出入国者数は84,688‬人でした。出入国者数の半数が入国だとすると4万2千人ほどの入国があったとみられます(羽田同様に入国者が出国者の2倍だとすると、5万6千人が入国したことになります)。
4月3日からになりますが、PCR検査を受けた人数は明確になっており、羽田、福岡もあわせて2万7千人ほどでしたから、4月1日、2日の運航と対象外の国からの入国がかなり多い(下手すると入国者の2人に1人はPCR検査対象外)とみられる結果となっています。

羽田空港 国際線 旅客ターミナル利用実績(2020年度)(東京国際空港ターミナル公式サイト)
http://www.tiat.co.jp/result/docs/da265764f4e748bab100bc5b45ed68b408578e09.pdf
民営3国際空港 4月運用状況を発表、国際線旅客便は成田と関空のみで出入国5万5千人弱(5月28日配信記事)
http://johokotu.seesaa.net/article/475330220.html
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空港検疫6/27_罹患0.345%超

■空港検疫 26日着も4人、感染止まらず罹患率が0.345%超え 6月27日発表分

厚生労働省(厚労省)は6月27日12時現在の、空港検疫を含めた最新の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の状況を発表しました。
空港検疫の数字は、4月3日0時から全員検査を実施しており、いま日本で唯一正確な罹患率を把握できます。


空港検疫での感染確認急増中!
ウイルス持ち込み拡大の異常事態!!

()
6月27日12時現在
罹 患 率 0.345%
無症状率 93.9%

国内の隠れ感染者数(推定値)41.6万人

(比較用)東京都:罹患率0.042%=感染  5,997人、人口 14,002,973人(2020年5月)
(比較用)キルギス:罹患率0.067%=感染  4,204人、人口 約620万人(2019年)


※罹患率は空港検疫の全員検査開始後の概要発表分を元に算出しています。
※無症状率は空港検疫の全員検査の詳細結果発表分を元に算出しています。
元にしている数値が異なるため差異あります。海外で感染した人や有症状の人はそもそも海外から飛行機に乗ることができないため、実際の罹患率や隠れ感染者数は算出された数値より高く、実際の無症状率や無症状病原体保有者数は算出された数値より低いと考えられます。参考程度にお考え下さい。


2日遅れで情報が反映していると思われる概要結果は以下の通りです。(6月25日分までが反映されていると推定)
■空港検疫全員検査結果(すべて12時現在)
・4/4〜4/5 :対象 1,486人、症状 有0 無0 =陽性 0人/罹患率0%
・4/4〜4/6 :対象 2,801人、症状 有0 無5 =陽性 5人/罹患率0.178%
・4/4〜4/7 :対象 4,064人、症状 有1 無8 =陽性 9人/罹患率0.221%
・4/4〜4/8 :対象 5,707人、症状 有1 無8 =陽性 9人/罹患率0.157%
・4/4〜4/9 :対象 7,213人、症状 有6 無15=陽性21人/罹患率0.291%
・4/4〜4/10:対象 8,756人、症状 有6 無15=陽性21人/罹患率0.239%
・4/4〜4/11:対象10,010人、症状 有6 無17=陽性23人/罹患率0.229%
・4/4〜4/12:対象11,359人、症状 有11無41=陽性52人/罹患率0.457%
・4/4〜4/13:対象12,680人、症状 有11無41=陽性52人/罹患率0.410%
・4/4〜4/14:対象13,860人、症状 有11無45=陽性56人/罹患率0.404%
・4/4〜4/15:対象14,921人、症状 有11無45=陽性56人/罹患率0.375%
・4/4〜4/16:対象15,988人、症状 有11無49=陽性60人/罹患率0.375%
・4/4〜4/17:対象16,682人、症状 有11無49=陽性60人/罹患率0.359%
・4/4〜4/18:対象17,385人、症状 有11無50=陽性61人/罹患率0.350%
・4/4〜4/19:対象18,231人、症状 有11無51=陽性62人/罹患率0.340%
・4/4〜4/20:対象19,009人、症状 有11無52=陽性63人/罹患率0.331%
・4/4〜4/21:対象19,843‬人、症状 有12無53=陽性65人/罹患率0.327%
・4/4〜4/22:対象20,268‬人、症状 有12無54=陽性66人/罹患率0.325%
・4/4〜4/23:対象20,986‬人、症状 有12無56=陽性68人/罹患率0.324%
・4/4〜4/24:対象21,344人、症状 有12無57=陽性69人/罹患率0.323%
・4/4〜4/25:対象21,865人、症状 有12無57=陽性69人/罹患率0.315%
・4/4〜4/26:対象22,552‬人、症状 有12無60=陽性72人/罹患率0.319%
・4/4〜4/27:対象23,347人、症状 有12無62=陽性74人/罹患率0.316%
・4/4〜4/28:対象24,079人、症状 有12無63=陽性75人/罹患率0.311%
・4/4〜4/29:対象24,671人、症状 有12無66=陽性78人/罹患率0.316%
・4/4〜4/30:対象25,382‬人、症状 有12無68=陽性80人/罹患率0.315%
・4/4〜5/1 :対象26,018人、症状 有12無70=陽性82人/罹患率0.315%
・4/4〜5/2 :対象26,609人、症状 有12無70=陽性82人/罹患率0.308%
・4/4〜5/3 :対象27,315人、症状 有12無71=陽性83人/罹患率0.303%
・4/4〜5/4 :対象28,113人、症状 有12無71=陽性83人/罹患率0.295%
・4/4〜5/5 :対象28,805人、症状 有12無71=陽性83人/罹患率0.288%
・4/4〜5/6 :対象29,171人、症状 有12無71=陽性83人/罹患率0.284%
・4/4〜5/7 :対象29,577人、症状 有12無72=陽性84人/罹患率0.284%
・4/4〜5/8 :対象29,983‬人、症状 有12無74=陽性86人/罹患率0.286%
・4/4〜5/9 :対象30,470人、陽性87人/罹患率0.285%
・4/4〜5/10:対象31,294人、陽性87人/罹患率0.278%
・4/4〜5/11:対象31,875人、陽性89人/罹患率0.279%
・4/4〜5/12:対象32,519人、陽性89人/罹患率0.273%
・4/4〜5/13:対象33,152人、陽性91人/罹患率0.274%
・4/4〜5/14:対象33,844‬人、陽性92人/罹患率0.271%
・4/4〜5/15:対象34,075人、陽性92人/罹患率0.269%
・4/4〜5/16:対象34,600人、陽性92人/罹患率0.265%
・4/4〜5/17:対象35,178人、陽性94人/罹患率0.267%
・4/4〜5/18:対象35,835人、陽性94人/罹患率0.262%
・4/4〜5/19:対象36,567人、陽性94人/罹患率0.257%
・4/4〜5/20:対象37,049人、陽性94人/罹患率0.253%
・4/4〜5/21:対象37,691人、陽性94人/罹患率0.249%
・4/4〜5/22:対象38,046人、陽性95人/罹患率0.249%
・4/4〜5/23:対象38,548人、陽性95人/罹患率0.246%
・4/4〜5/24:対象39,048人、陽性96人/罹患率0.245%
・4/4〜5/25:対象39,642人、陽性98人/罹患率0.247%
・4/4〜5/26:対象40,287人、陽性99人/罹患率0.245%
・4/4〜5/27:対象40,736人、陽性103人/罹患率0.252%
・4/4〜5/28:対象41,442人、陽性106人/罹患率0.255%
・4/4〜5/29:対象41,945人、陽性108人/罹患率0.257%
・4/4〜5/30:対象42,536人、陽性118人/罹患率0.277%
・4/4〜5/31:対象43,128人、陽性122人/罹患率0.282%
・4/4〜6/1 :対象43,985人、陽性126人/罹患率0.286%
・4/4〜6/2 :対象45,237人、陽性127人/罹患率0.280%
・4/4〜6/3 :対象45,985‬人、陽性128人/罹患率0.278%
・4/4〜6/4 :対象46,920人、陽性132人/罹患率0.281%
・4/4〜6/5 :対象47,648人、陽性135人/罹患率0.283%
・4/4〜6/6 :対象48,405人、陽性138人/罹患率0.285%
・4/4〜6/7 :対象49,350人、陽性139人/罹患率0.281%
・4/4〜6/8 :対象50,395人、陽性145人/罹患率0.287%
・4/4〜6/9 :対象51,493人、陽性145人/罹患率0.281%
・4/4〜6/10:対象52,208人、陽性160人/罹患率0.306%
・4/4〜6/11:対象53,035人、陽性162人/罹患率0.305%
・4/4〜6/12:対象53,684人、陽性163人/罹患率0.303%
・4/4〜6/13:対象54,486人、陽性168人/罹患率0.308%
・4/4〜6/14:対象55,547人、陽性171人/罹患率0.307%
・4/4〜6/15:対象56,730人、陽性185人/罹患率0.326%
・4/4〜6/16:対象57,935人、陽性197人/罹患率0.340%
・4/4〜6/17:対象58,813‬人、陽性199人/罹患率0.338%
・4/4〜6/18:対象59,684人、陽性202人/罹患率0.338%
・4/4〜6/19:対象60,455人、陽性205人/罹患率0.339%
・4/4〜6/20:対象61,274人、陽性208人/罹患率0.339%
・4/4〜6/21:対象62,447‬人、陽性208人/罹患率0.333%
・4/4〜6/22:対象63,602‬人、陽性215人/罹患率0.338%
・4/4〜6/23:対象65,042人、陽性218人/罹患率0.335%
・4/4〜6/24:対象66,035人、陽性222人/罹患率0.336%
・4/4〜6/25:対象67,070‬人、陽性229人/罹患率0.341%
・4/4〜6/26:対象67,859人、陽性232人/罹患率0.341%
・4/4〜6/27:対象68,951人、陽性238人/罹患率0.345%

6月27日時点での罹患率をそのまま日本の人口(5月の推計人口1億2590万人)に当てはめると、感染者の推定人数は約43.4万人になります。
国内のPCR検査陽性者は6月27日12時現在で17,980人ですから、隠れ感染者はあと約41.6万人もいると推定されます。

厚労省最新発表:新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について(令和2年6月27日版)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_12123.html






1日遅れで情報が反映していると思われる空港検疫の詳細も発表されています。(6月26日到着分までが反映と推定)
・4月03日:症状 有0 無1=陽性1人 66
・4月04日:症状 有0 無7=陽性7人 67・68・69・71・72・73・98
・4月05日:症状 有3 無3=陽性6人 70・74・99・100・101・102
・4月06日:症状 有3 無8=陽性11人 75・76・77・78・79・82・83・84・103・104・105
・非公表者:症状 有0 無2=陽性2人 80・81
・4月07日:症状 有1 無3=陽性4人 85・106・107・108
・4月08日:症状 有0 無2=陽性2人 86・109
・4月09日:症状 有0 無1=陽性1人 87
・4月10日:症状 有1 無5=陽性6人 110・111・112・113・114・115
・4月11日:症状 有0 無3=陽性3人 116・117・118
・4月12日:症状 有0 無2=陽性2人 119・120
・4月13日:症状 有0 無0=陽性0人 
・4月14日:症状 有0 無4=陽性4人 121・122・123・124
・4月15日:症状 有0 無0=陽性0人
・4月16日:症状 有0 無1=陽性1人 125
・4月17日:症状 有0 無1=陽性1人 126
・4月18日:症状 有0 無1=陽性1人 127
・4月19日:症状 有0 無0=陽性0人
・4月20日:症状 有1 無2=陽性3人 128・129・130
・4月21日:症状 有0 無2=陽性2人 131・132
・4月22日:症状 有0 無1=陽性1人 133
・4月23日:症状 有0 無0=陽性0人
・4月24日:症状 有0 無3=陽性3人 134・135・136
・4月25日:症状 有0 無2=陽性2人 137・138
・4月26日:症状 有0 無1=陽性1人 139
・4月27日:症状 有0 無2=陽性2人 140・141
・4月28日:症状 有0 無3=陽性3人 142・143・144
・4月29日:症状 有0 無2=陽性2人 145・146
・4月30日:症状 有0 無0=陽性0人
・5月01日:症状 有0 無1=陽性1人 147
・5月02日:症状 有0 無0=陽性0人
・5月03日:症状 有0 無0=陽性0人
・5月04日:症状 有0 無0=陽性0人
・5月05日:症状 有0 無1=陽性1人 148
・5月06日:症状 有0 無2=陽性2人 149・150
・5月07日:症状 有0 無1=陽性1人 151
・5月08日:症状 有0 無0=陽性0人
・5月09日:症状 有0 無2=陽性2人 152・153
・5月10日:症状 有0 無1=陽性1人 154
・5月11日:症状 有0 無1=陽性1人 155
・5月12日:症状 有0 無1=陽性1人 156
・5月13日:症状 有0 無0=陽性0人
・5月14日:症状 有0 無0=陽性0人
・5月15日:症状 有0 無2=陽性2人 157・158
・5月16日:症状 有0 無0=陽性0人
・5月17日:症状 有0 無0=陽性0人
・5月18日:症状 有0 無0=陽性0人
・5月19日:症状 有0 無0=陽性0人
・5月20日:症状 有0 無1=陽性1人 159
・5月21日:症状 有0 無0=陽性0人
・5月22日:症状 有0 無1=陽性1人 160
・5月23日:症状 有0 無2=陽性2人 161・162
・5月24日:症状 有0 無1=陽性1人 163
・5月25日:症状 有0 無4=陽性4人 164・165・166・167
・5月26日:症状 有0 無3=陽性3人 168・169・170
・5月27日:症状 有0 無2=陽性2人 171・172
・5月28日:症状 有1 無9=陽性10人 173・174・175・176・177・178・179・180・181・182
・5月29日:症状 有0 無4=陽性4人 183・184・185・186
・5月30日:症状 有0 無4=陽性4人 187・188・189・190
・5月31日:症状 有0 無1=陽性1人 191
・6月01日:症状 有0 無2=陽性2人 192・193
・6月02日:症状 有0 無3=陽性3人 194・195・196
・6月03日:症状 有0 無3=陽性3人 197・198・199
・6月04日:症状 有1 無2=陽性3人 200・201・202
・6月05日:症状 有0 無1=陽性1人 203
・6月06日:症状 有0 無6=陽性6人 204・205・206・207・208・209
・6月07日:症状 有0 無14=陽性14人 210・211・212・213・214・215・216・217・218・219・220・221・222・223
・6月08日:症状 有0 無2=陽性2人 224・225
・6月09日:症状 有0 無2=陽性2人 226・227
・6月10日:症状 有0 無0=陽性0人
・6月11日:症状 有0 無4=陽性4人 228・229・230・231
・6月12日:症状 有1 無12=陽性13人 232・233・234・235・236・237・238・239・240・241・242・243・244
・6月13日:症状 有0 無6=陽性6人 245・246・247・248・249・250
・6月14日:症状 有0 無11=陽性11人 251・252・253・254・255・256・257・258・259・260・261
・6月15日:症状 有0 無2=陽性2人 262・263
・6月16日:症状 有0 無3=陽性3人 264・265・266
・6月17日:症状 有0 無3=陽性3人 267・268・269
・6月18日:症状 有1 無2=陽性3人 270・271・272
・6月19日:症状 有0 無2=陽性2人 273・274
・6月20日:症状 有0 無7=陽性7人 275・276・277・278・280・281・282
・6月21日:症状 有0 無1=陽性1人 279
・6月22日:症状 有1 無7=陽性8人 283・284・285・286・287・288・289・290
・6月23日:症状 有0 無4=陽性4人 291・292・293・295
・6月24日:症状 有0 無5=陽性5人 294・296・297・298・299
・6月25日:症状 有0 無3=陽性3人 300・301・302
・6月26日:症状 有0 無4=陽性4人 303・304・305・306
 空港別:成田1・羽田1・関空2
 男女別:男3・女1
 年代別:10代下0・20代2・30代2・40代0・50代0・60代0・70代0・80代上0
 渡航元:フィリピン2・キルギス1・非公表1
 居住地:岐阜1・愛知1・京都1・非公表1


26日も感染者が確認され、感染確認は16日連続となりました。ここ1か月続いている入国者の感染確認の爆発的急増は、全く衰える気配がありません。
4月3日0時の全員検査開始後に判明した陽性者は、6月26日までの85日間で231人となりました。
231人のうち有症状は14人のみ。無症状は217人で、無症状率は93.9%となりました。

行動歴と居住地の非公表者が出ました。
キルギスからの入国者に感染者が出ました。感染状況が東京都より少し高い国です。

厚労省最新発表:新型コロナウイルス感染症の無症状病原体保有者の発生について(空港検疫)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_12124.html

posted by johokotu at 00:00| 東京 ☁| Comment(0) | ◇COVID-19関連 | 更新情報をチェックする