◆空港検疫結果分析(国籍別) 8月相変わらず外国籍は日本国籍より感染リスク高く、まだ2倍
厚生労働省(厚労省)では6月から空港検疫での陽性者の国籍内訳(日本国籍・外国籍別)を発表しています。8月分の詳細を確認したところ、外国籍者の感染の異常が少々落ち着いてきています。
26日に出入国管理統計が更新されて8月の出入国者数の詳細数値が出ましたので、厚労省発表の国籍内訳と合わせて軽く分析してみます。
■外国籍は日本国籍の感染リスク2倍
8月は、入国者は、日本国籍者が減少、外国籍者は増加しています。かなり外国籍者が増えた印象です。入国者のうち外国籍者は43.7%まで上がってきました。一方で、感染確認の日本人比率が上がっており、日本人は感染増加、外国人は感染減少と言った感じになっています。
日本国籍者は、23,939人中感染者77人で罹患率0.322%でした。7月までに比べると罹患率は急増し、0.3%超えとなってしまっています。
外国籍者は、特別上陸者を除くと、18,540人中感染者120人で罹患率0.647%と、5月レベルまで下がってきました。それでも、外国籍者は日本国籍者より2倍かかりやすいということが分かります。特別上陸者を含めると入国者55,686人となり、その場合は罹患率0.215%と久々に日本人を下回りました。
なお、入国者の一部は、検査しなくても入国できます。総検査人数を基に感染率を計算すると、日本国籍者0.285%、外国籍者0.572%と推定できます(検査人数は47,982人と推定されており、それを入国者の比率で分散/推定検査数=日本国籍者27,014人・外国籍者20,968人)。
■入国者が多いから感染確認が多いわけではない
8月に空港検疫で感染確認された人の渡航元別人数を見てみます。
外国籍者の入国者数の多い国順だと、中国10人(香港1人含む)、韓国7人、ベトナム7人、米国26人、フィリピン55人。
感染者が多い順では、フィリピン55人、米国26人、インド11人、中国10人(香港1人含む)、インドネシア9人でした。欧州は7月同等の18人の感染者が確認されています。
外国籍の比率が多いですが、外国人の入国者数分布の傾向にはあまり近くなく、「感染確認の多さは入国者が多いことが一つの要因」とは全く言えそうにありません。
一例が、中国、韓国、ベトナムで、同国籍者の入国者数はとにかく多いですが、感染確認されている人はほとんどいません。
それにしても、外国人の入国が少なすぎです。そんな中で、やや傾向が薄まったとはいえ、外国籍の方の感染者が多いのを見てしまうと、差別的になりますが、やはり「外国人の入国はリスクが高い」ということが、4月、5月、6月、7月に引き続き、浮き彫りになってしまいました。
■罹患率推移
3月:日本国籍 0.011%/外国籍 0.002%
4月:日本国籍 0.174%/外国籍 0.213%(特別上陸を加え0.034%)
5月:日本国籍 0.127%/外国籍 0.512%(特別上陸を加え0.083%)
6月:日本国籍 0.150%/外国籍 0.997%(特別上陸を加え0.246%)
7月:日本国籍 0.214%/外国籍 1.746%(特別上陸を加え0.364%)
8月:日本国籍 0.322%/外国籍 0.647%(特別上陸を加え0.215%)
■空港検疫での感染状況
3月:検査1,679人/日本国籍60人・外国籍 6人=合計66人(日・外=90.9%・ 9.0%)
4月:検査26,990人/日本国籍68人・外国籍12人=合計80人(日・外=85.0%・15.0%)
5月:検査18,223人/日本国籍19人・外国籍26人=合計45人(日・外=42.2%・57.7%)
6月:検査30,676人/日本国籍31人・外国籍93人=合計124人(日・外=25.0%・75.0%)
7月:検査43,878人/日本国籍58人・外国籍219人=合計277人(日・外=20.9%・79.1%)
8月:検査47,982人/日本国籍77人・外国籍120人=合計197人(日・外=39.1%・60.9%)
※検査対象数は、何月何日着が何人という発表ではなく、2日遅れで集計発表していると思われる数値しか公表されていません。毎日更新されているので、それほど大きくブレることはないと思いますが、確実に何月何日到着分の数値かは不明です。推定値に近い数値として捉えてください。
■出入国者数
3月:日本521,730人・外国217,679人・米軍7,116人=合計746,525人
日本国籍・外国籍・米軍協定該当者=69.8%・29.1%・0.9%
寄港 3,075人/通過 980人/観光 0人/乗員 93,507人/その他特別 37人
4月:日本38,983人・外国 5,312人・米軍312人=合計44,607人
日本国籍・外国籍・米軍協定該当者=87.3%・11.9%・0.6%
寄港 183人/通過 24人/観光 0人/乗員 28,472人/その他特別 44人
5月:日本14,864人・外国 4,488人・米軍586人=合計19,938人
日本国籍・外国籍・米軍協定該当者=74.5%・22.5%・2.9%
寄港 1人/通過 0人/観光 0人/乗員 26,169人/その他特別 68人
6月:日本20,615人・外国 8,028人・米軍1,296人=合計29,939人
日本国籍・外国籍・米軍協定該当者=68.8%・26.8%・4.3%
寄港 0人/通過10人/観光 0人/乗員 28,354人/その他特別 39人
7月:日本27,135人・外国10,300人・米軍2,244人=合計39,679人
日本国籍・外国籍・米軍協定該当者=68.4%・26.0%・5.7%
寄港 0人/通過 2人/観光 0人/乗員 34,981人/その他特別 70人
8月:日本23,939人・外国15,882人・米軍2,658人=合計42,479人
日本国籍・外国籍・米軍協定該当者=56.3%・37.4%・6.3%
寄港上陸 0人
通過上陸 空港0人=合計2人
観光上陸 0人
乗員上陸 37,108人
その他特別上陸 36人(全員緊急上陸)37146 18540 55686
■出入国管理統計統計表(法務省公式サイト)
http://www.moj.go.jp/housei/toukei/toukei_ichiran_nyukan.html
5月迄の分析 http://johokotu.seesaa.net/article/476514749.html
6月分の分析 http://johokotu.seesaa.net/article/477054510.html
7月分の分析 http://johokotu.seesaa.net/article/477602024.html
2020年10月26日
8月入国3千人増の4.2万人
■8月入国者は約三千人増えて四万二千人強 外国人は1万9千人弱
法務省は26日、出入国管理統計の2020年8月分の月報を発表しました。8月の日本への入国者数は42,479人で、外国人は18,540人が入国していたことが判明しました。
2020年8月の入国者数は日本人23,939人、外国人18,540人(米軍の協定該当者含む)、合計42,479人でした。7月に比べて3千人弱増加しています。4万4千人が入国した4月レベルまではまだ戻っていません。
前年比は99.1%減で、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックの影響がそのまま出た結果になりました。
外国人が43.6%で、7月とより12P比率が上がっています。
例年8月は、7月に比べると日本人は増加し、外国人は減少する傾向にありますが、今年は全く逆になっています。
最も入国者が多かった空港は成田国際で23,124人(全入国者の54%)を占めています。東京国際が13,892人(同33%)、中部国際が239人(同0.6%)、関西国際が4,547人(同11%)、福岡が292人(同0.7%)でした。
入国者が全員米軍関係者と思われる三沢・岩国を除くと、定期便が細々続いている5空港のみで入国者がありました。岩国で日本人の入国が確認されていますが、チャーター便でしょうか。空港の分担割合は7月とほぼ同様でした。
その国から来たかどうかは分かりませんが、国籍別でみると、中国、韓国、ベトナム、米国、フィリピンのそれぞれの国籍者の入国が上位5位を占めています。フランスに続き英国が15位以内に入るなど欧州国籍者の入国が若干増えてきました。だいたい、在日外国人の多い国が上位を占めています。急減・急増の国はあまり見られません。
在留資格別は15,882人のうち、永住者が3,944人、留学者が2,298人、日本人・永住者の配偶者は2,038人、定住者1,005人、特別永住者239人などとなっています。一方で、短期滞在639人、家族滞在1,762人なども入国を許可されています。技術・人文知識・国際業務が1,332人と増えています。
中国、韓国、フィリピンは永住者が多く、中国が1,600人、韓国が355人、フィリピンが323人です。ベトナムは永住者は69人のみで、留学者448人、家族滞在が205人もいます。米国は短期滞在が多く152人、家族滞在が130人、日本人・永住者の配偶者が141人などとなっています。
空港検疫での国籍別の感染状況については、詳細を別途アップしますが、異常に外国人の感染者が増えている印象です。
<2020年8月入国者数>
入国者計 42,479人(前年 4,506,899人/△99.1%)
日 本 人 23,939人(前年 2,061,962人/△98.8%)
外 国 人 15,882人(前年 2,425,830人/△99.3%)
協定該当者 2,658人(前年 19,107人/△86.1%)
<2020年8月空港別入国者数> 日本人・外国人・協定該当者の3分類
三 沢 326人(協定該当者314人)
成田国際23,124人(外国人10,758人、協定該当者1,211人)
東京国際13,892人(外国人3,236人、協定該当者1,118人)
中部国際 239人(外国人 166人、協定該当者0人)
関西国際 4,547人(外国人1,616人、協定該当者8人)
岩 国 2人(外国人 0人)
福 岡 292人(外国人 89人、協定該当者7人)
<2020年7月国籍別入国者数 上位15位>
矢印は、7月と比較したときの増減状況
中 国 4,087人↑
韓 国 1,517人↑
ベトナム 1,362人↑
米 国 990人↑
フィリピン 811人↓
台 湾 807人↑
タ イ 675人↑
ブラジル 599人↑
ネパール 455人↑
パキスタン 442人↑
イ ン ド 363人↓
インドネシア 307人↑
フランス 288人↑
マレーシア 251人↑
英 国 227人↑
■出入国管理統計統計表(法務省公式サイト)
http://www.moj.go.jp/housei/toukei/toukei_ichiran_nyukan.html
5月分の配信内容 http://johokotu.seesaa.net/article/476533684.html
6月分の配信内容 http://johokotu.seesaa.net/article/477054206.html
7月分の配信内容 http://johokotu.seesaa.net/article/477602353.html
法務省は26日、出入国管理統計の2020年8月分の月報を発表しました。8月の日本への入国者数は42,479人で、外国人は18,540人が入国していたことが判明しました。
2020年8月の入国者数は日本人23,939人、外国人18,540人(米軍の協定該当者含む)、合計42,479人でした。7月に比べて3千人弱増加しています。4万4千人が入国した4月レベルまではまだ戻っていません。
前年比は99.1%減で、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックの影響がそのまま出た結果になりました。
外国人が43.6%で、7月とより12P比率が上がっています。
例年8月は、7月に比べると日本人は増加し、外国人は減少する傾向にありますが、今年は全く逆になっています。
最も入国者が多かった空港は成田国際で23,124人(全入国者の54%)を占めています。東京国際が13,892人(同33%)、中部国際が239人(同0.6%)、関西国際が4,547人(同11%)、福岡が292人(同0.7%)でした。
入国者が全員米軍関係者と思われる三沢・岩国を除くと、定期便が細々続いている5空港のみで入国者がありました。岩国で日本人の入国が確認されていますが、チャーター便でしょうか。空港の分担割合は7月とほぼ同様でした。
その国から来たかどうかは分かりませんが、国籍別でみると、中国、韓国、ベトナム、米国、フィリピンのそれぞれの国籍者の入国が上位5位を占めています。フランスに続き英国が15位以内に入るなど欧州国籍者の入国が若干増えてきました。だいたい、在日外国人の多い国が上位を占めています。急減・急増の国はあまり見られません。
在留資格別は15,882人のうち、永住者が3,944人、留学者が2,298人、日本人・永住者の配偶者は2,038人、定住者1,005人、特別永住者239人などとなっています。一方で、短期滞在639人、家族滞在1,762人なども入国を許可されています。技術・人文知識・国際業務が1,332人と増えています。
中国、韓国、フィリピンは永住者が多く、中国が1,600人、韓国が355人、フィリピンが323人です。ベトナムは永住者は69人のみで、留学者448人、家族滞在が205人もいます。米国は短期滞在が多く152人、家族滞在が130人、日本人・永住者の配偶者が141人などとなっています。
空港検疫での国籍別の感染状況については、詳細を別途アップしますが、異常に外国人の感染者が増えている印象です。
<2020年8月入国者数>
入国者計 42,479人(前年 4,506,899人/△99.1%)
日 本 人 23,939人(前年 2,061,962人/△98.8%)
外 国 人 15,882人(前年 2,425,830人/△99.3%)
協定該当者 2,658人(前年 19,107人/△86.1%)
<2020年8月空港別入国者数> 日本人・外国人・協定該当者の3分類
三 沢 326人(協定該当者314人)
成田国際23,124人(外国人10,758人、協定該当者1,211人)
東京国際13,892人(外国人3,236人、協定該当者1,118人)
中部国際 239人(外国人 166人、協定該当者0人)
関西国際 4,547人(外国人1,616人、協定該当者8人)
岩 国 2人(外国人 0人)
福 岡 292人(外国人 89人、協定該当者7人)
<2020年7月国籍別入国者数 上位15位>
矢印は、7月と比較したときの増減状況
中 国 4,087人↑
韓 国 1,517人↑
ベトナム 1,362人↑
米 国 990人↑
フィリピン 811人↓
台 湾 807人↑
タ イ 675人↑
ブラジル 599人↑
ネパール 455人↑
パキスタン 442人↑
イ ン ド 363人↓
インドネシア 307人↑
フランス 288人↑
マレーシア 251人↑
英 国 227人↑
■出入国管理統計統計表(法務省公式サイト)
http://www.moj.go.jp/housei/toukei/toukei_ichiran_nyukan.html
5月分の配信内容 http://johokotu.seesaa.net/article/476533684.html
6月分の配信内容 http://johokotu.seesaa.net/article/477054206.html
7月分の配信内容 http://johokotu.seesaa.net/article/477602353.html
3国際空港_9月8.3万人出入国
■民営3国際空港 9月運用状況を発表、出入国8万3千人
成田国際空港(成田)、中部国際空港(中部/セントレア)と、関西国際空港(関空)を運営する関西エアポートの民営3国際空港は、26日までに9月の運用状況(速報値)を発表しました。国際線旅客便の出入国者は前月同等で83,080人となりました。
いずれの空港も、旅客便の発着回数・旅客数が昨年に比べて大幅に減っている状況に変化はありません。
旅客便だけで確認すると、
成田は、発着回数は国際線2,449回(前年同月比16%)、国内線1,816回(同40%)、旅客数は国際線103,300人(同3%/うち通過客34,384人)、国内線210,303人(同32%)でした。
中部は、発着回数は国際線 29回(前年同月比 1%)、国内線2,603回(同49%)、旅客数は国際線900人(同 0%/うち通過客0人)、国内線186,517人(同31%)でした。
関空は、発着回数は国際線404回(前年同月比 4%)、国内線2,114回(同55%)、旅客数は国際線13,410人(同0.7%/うち通過客146人)、国内線211,011人(同35%)でした。
国際線は、成田と関空は8月よりも旅客数が減少しており、中部は微増しています。3空港合計の国際線旅客数は83,080人。国際線は8月(82,285人)とほぼ同数になっています。
中部はフィリピン航空によるマニラ便のみの再開ですが、日本人は相変わらず100人しかいない異様な状況です。フィリピン便は日本航空とANAは成田便などを運航継続しており、ここまで危機になると、皆自国の航空会社を選ぶということでしょう。
国際線旅客数は、中部国際は前年同月比は出ず、関空は前年同月比を整数で表すことができない状態。成田も前年同月比3%と、どこも壊滅的な状況は続いています。
国内線は、発着回数は一気に減っています。旅客数は昨年比3割強と相変わらず散々な状況でした。
対象国からの入国者の全員検査も行われています。
9月中国際線旅客便は、成田、中部、関空と、東京国際(羽田)、福岡のみで確認されています。
成田は通過客が3.4万人強おり、3空港合わせた出入国者数は83,080人でした。出入国者数の半数が入国だとすると、4万1千人ほどの入国があったとみられます。検査を受けた人数は明確になっており、羽田、福岡もあわせて9月は48,310人でしたから、対象外の国からの入国が結構多いとみられる結果となっています。
※9月に国際線旅客便が運航された空港のうち、羽田は2か月遅れでの発表、福岡は発表をしていないため、今月末時点でわかる数値は上記のもののみとなっています。空港検疫の結果と細かく比較するにはもう1か月の時間が必要そうです。
■各空港の運用状況全て旅客便の数値、( )内は前年比、7月以降は速報値
成田国際:
4月:国際線 発着2,238回(15%)・旅客 69,849人(2%)、国内線 発着1,310回(31%)・旅客 71,172人(12%)
5月:国際線 発着2,336回(15%)・旅客 53,535人( 2%)、国内線 発着 558回(12%)・旅客 36,105人( 6%)
6月:国際線 発着2,304回(15%)・旅客 76,888人( 3%)、国内線 発着 680回(16%)・旅客 65,371人(11%)
7月:国際線 発着2,438回(15%)・旅客 98,619人( 3%)、国内線 発着1,982回(41%)・旅客193,048人(28%)
8月:国際線 発着2,443回(15%)・旅客112,959人( 3%)、国内線 発着3,236回(62%)・旅客267,325人(34%)
9月:国際線 発着2,449回(16%)・旅客103,300人( 3%)、国内線 発着1,816回(40%)・旅客210,303人(32%)
中部国際:
4月:国際線 発着 0回( 0%)・旅客 39人( 0%)、国内線 発着2,486回(48%)・旅客 64,440人(13%)
5月:国際線 発着 0回( 0%)・旅客 5人( 0%)、国内線 発着1,253回(23%)・旅客 31,841人( 6%)
6月:国際線 発着 7回( 0%)・旅客 601人( 0%)、国内線 発着1,665回(32%)・旅客 88,613人(16%)
7月:国際線 発着 16回( 0%)・旅客 1,000人( 0%)、国内線 発着2,774回(51%)・旅客168,926人(29%)
8月:国際線 発着 19回( 0%)・旅客 800人( 0%)、国内線 発着4,296回(77%)・旅客180,569人(27%)
9月:国際線 発着 29回( 1%)・旅客 900人( 0%)、国内線 発着2,603回(49%)・旅客186,517人(31%)
関西国際:
4月:国際線 発着 315回( 3%)・旅客 6,809人(0.3%)、国内線 発着1,710回(44%)・旅客 66,258人(12%)
5月:国際線 発着 401回( 3%)・旅客 4,953人(0.2%)、国内線 発着 800回(20%)・旅客 31,516人( 5%)
6月:国際線 発着 279回( 2%)・旅客 7,294人(0.3%)、国内線 発着 957回(25%)・旅客 74,251人(13%)
7月:国際線 発着 327回( 3%)・旅客 9,718人(0.4%)、国内線 発着2,256回(54%)・旅客192,688人(31%)
8月:国際線 発着 360回( 3%)・旅客 13,926人(0.6%)、国内線 発着3,674回(88%)・旅客242,109人(37%)
9月:国際線 発着 404回( 4%)・旅客 13,410人(0.7%)、国内線 発着2,114回(55%)・旅客211,011人(35%)
■2020年度上期 空港運用状況(成田国際空港公式サイト)
https://www.naa.jp/jp/20201022-unyou.pdf
■中部国際空港実績一覧[2020年度](中部国際空港公式サイト)
https://www.centrair.jp/assets/doc/corporate/media-center/result/2020results_JP.pdf
■関西国際空港・大阪国際空港・神戸空港 2020年9月利用状況(関西エアポート公式サイト)
http://www.kansai-airports.co.jp/news/2020/2896/J_TrafficReport_sep2020.pdf
成田国際空港(成田)、中部国際空港(中部/セントレア)と、関西国際空港(関空)を運営する関西エアポートの民営3国際空港は、26日までに9月の運用状況(速報値)を発表しました。国際線旅客便の出入国者は前月同等で83,080人となりました。
いずれの空港も、旅客便の発着回数・旅客数が昨年に比べて大幅に減っている状況に変化はありません。
旅客便だけで確認すると、
成田は、発着回数は国際線2,449回(前年同月比16%)、国内線1,816回(同40%)、旅客数は国際線103,300人(同3%/うち通過客34,384人)、国内線210,303人(同32%)でした。
中部は、発着回数は国際線 29回(前年同月比 1%)、国内線2,603回(同49%)、旅客数は国際線900人(同 0%/うち通過客0人)、国内線186,517人(同31%)でした。
関空は、発着回数は国際線404回(前年同月比 4%)、国内線2,114回(同55%)、旅客数は国際線13,410人(同0.7%/うち通過客146人)、国内線211,011人(同35%)でした。
国際線は、成田と関空は8月よりも旅客数が減少しており、中部は微増しています。3空港合計の国際線旅客数は83,080人。国際線は8月(82,285人)とほぼ同数になっています。
中部はフィリピン航空によるマニラ便のみの再開ですが、日本人は相変わらず100人しかいない異様な状況です。フィリピン便は日本航空とANAは成田便などを運航継続しており、ここまで危機になると、皆自国の航空会社を選ぶということでしょう。
国際線旅客数は、中部国際は前年同月比は出ず、関空は前年同月比を整数で表すことができない状態。成田も前年同月比3%と、どこも壊滅的な状況は続いています。
国内線は、発着回数は一気に減っています。旅客数は昨年比3割強と相変わらず散々な状況でした。
対象国からの入国者の全員検査も行われています。
9月中国際線旅客便は、成田、中部、関空と、東京国際(羽田)、福岡のみで確認されています。
成田は通過客が3.4万人強おり、3空港合わせた出入国者数は83,080人でした。出入国者数の半数が入国だとすると、4万1千人ほどの入国があったとみられます。検査を受けた人数は明確になっており、羽田、福岡もあわせて9月は48,310人でしたから、対象外の国からの入国が結構多いとみられる結果となっています。
※9月に国際線旅客便が運航された空港のうち、羽田は2か月遅れでの発表、福岡は発表をしていないため、今月末時点でわかる数値は上記のもののみとなっています。空港検疫の結果と細かく比較するにはもう1か月の時間が必要そうです。
■各空港の運用状況全て旅客便の数値、( )内は前年比、7月以降は速報値
成田国際:
4月:国際線 発着2,238回(15%)・旅客 69,849人(2%)、国内線 発着1,310回(31%)・旅客 71,172人(12%)
5月:国際線 発着2,336回(15%)・旅客 53,535人( 2%)、国内線 発着 558回(12%)・旅客 36,105人( 6%)
6月:国際線 発着2,304回(15%)・旅客 76,888人( 3%)、国内線 発着 680回(16%)・旅客 65,371人(11%)
7月:国際線 発着2,438回(15%)・旅客 98,619人( 3%)、国内線 発着1,982回(41%)・旅客193,048人(28%)
8月:国際線 発着2,443回(15%)・旅客112,959人( 3%)、国内線 発着3,236回(62%)・旅客267,325人(34%)
9月:国際線 発着2,449回(16%)・旅客103,300人( 3%)、国内線 発着1,816回(40%)・旅客210,303人(32%)
中部国際:
4月:国際線 発着 0回( 0%)・旅客 39人( 0%)、国内線 発着2,486回(48%)・旅客 64,440人(13%)
5月:国際線 発着 0回( 0%)・旅客 5人( 0%)、国内線 発着1,253回(23%)・旅客 31,841人( 6%)
6月:国際線 発着 7回( 0%)・旅客 601人( 0%)、国内線 発着1,665回(32%)・旅客 88,613人(16%)
7月:国際線 発着 16回( 0%)・旅客 1,000人( 0%)、国内線 発着2,774回(51%)・旅客168,926人(29%)
8月:国際線 発着 19回( 0%)・旅客 800人( 0%)、国内線 発着4,296回(77%)・旅客180,569人(27%)
9月:国際線 発着 29回( 1%)・旅客 900人( 0%)、国内線 発着2,603回(49%)・旅客186,517人(31%)
関西国際:
4月:国際線 発着 315回( 3%)・旅客 6,809人(0.3%)、国内線 発着1,710回(44%)・旅客 66,258人(12%)
5月:国際線 発着 401回( 3%)・旅客 4,953人(0.2%)、国内線 発着 800回(20%)・旅客 31,516人( 5%)
6月:国際線 発着 279回( 2%)・旅客 7,294人(0.3%)、国内線 発着 957回(25%)・旅客 74,251人(13%)
7月:国際線 発着 327回( 3%)・旅客 9,718人(0.4%)、国内線 発着2,256回(54%)・旅客192,688人(31%)
8月:国際線 発着 360回( 3%)・旅客 13,926人(0.6%)、国内線 発着3,674回(88%)・旅客242,109人(37%)
9月:国際線 発着 404回( 4%)・旅客 13,410人(0.7%)、国内線 発着2,114回(55%)・旅客211,011人(35%)
■2020年度上期 空港運用状況(成田国際空港公式サイト)
https://www.naa.jp/jp/20201022-unyou.pdf
■中部国際空港実績一覧[2020年度](中部国際空港公式サイト)
https://www.centrair.jp/assets/doc/corporate/media-center/result/2020results_JP.pdf
■関西国際空港・大阪国際空港・神戸空港 2020年9月利用状況(関西エアポート公式サイト)
http://www.kansai-airports.co.jp/news/2020/2896/J_TrafficReport_sep2020.pdf
検査変更 低感染・10歳未満動向
◆空港検疫 検査方法変更前後の低感染国・10歳未満動向
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックに伴う空港検疫で、検査方法が7月29日に鼻咽頭ぬぐいPCR検査から唾液抗原検査に変更されてから、低感染国から入国者の陽性、10歳未満の陽性が多くなっているように感じます。以前に分析をしましたが、今回は割合を中心に見ていきます。
割合で見ても低感染国は明らかに増加
低感染国からの入国者については、明らかに検査変更を境に増加しています。
しかも、増加が続いている状況です。
日本よりも罹患率(陽性者数/人口)が低い国を低感染国としています。
※例えばシンガポールは日本より死亡率(死亡数/人口)は低いですが、罹患率は高いので、ここに含まれません。
上のグラフは、到着日別。棒は陽性者数、そのうち色付きが低感染国からの入国者の陽性者数です(左目盛)。折れ線は低感染国からの入国者の割合です(右目盛)。
下のグラフは、累計で表したもの。棒は陽性者数、そのうち色付きが低感染国からの入国者の陽性者数です(左目盛)。折れ線は低感染国からの入国者の割合です(上のグラフと同じ)。
割合を見れば分かる通り、入国者が増えるにつれて、低感染国の割合はずっと低下傾向でしたが、明らかに7月29日を境に低感染国の割合がグングン上がっています。
全体の10%を占めており、上昇は未だに止まっていません。
中国、ベトナム、韓国、台湾などからは入国者数も多いので、ある程度割合が高くなるのは仕方がないです。しかし、入国者数の多さは、それは7月29日以前も以後も変わらないので、このような変化が出るのは異常です。
明らかに検査方法の変更により低感染国からの入国者の陽性が増加していると言えるのは間違いないようです。
10歳未満は一定に近い
逆に感覚よりも、割合に変化があまり見られなかったのが10歳未満の陽性。
棒グラフは、低感染国から入国者の陽性数だけを表示しています。色付きが10歳未満です。(左目盛)
折れ線は、10歳未満の陽性数の全陽性者数に占める割合を表しています。濃い青は低感染国も含めた全陽性者数の数値で、薄い青は低感染国のみの数値です。(右目盛)
7月29日を境に、低感染国の率が高まっていますが、全陽性者も、低感染国だけもだいたい7〜8%前後でほとんど違いはありません。
低感染国だから、10歳未満の率が高いというわけではないようです。
そして、7月29日以降だからというわけでもなさそうです。
この分析をしたのは、10歳未満と10代以上で検査方法が異なると推定されたため。大人でも検査に必要な唾液量を出せない人がいるそうですので、10歳未満は鼻咽頭ぬぐいによる検査が多く、10代以上は唾液による検査が多いと考えられます。
7月29日以降に変化がないということは、鼻咽頭ぬぐいと唾液の違いはあまり関係ないと言えそうです。
以上の二点を考えると、
・抗原検査は、PCR検査より、偽陽性が出やすい(≒偽陰性が出やすい)
・鼻咽頭ぬぐいと唾液では、偽陽性の出やすさに変化はない
・10歳未満の陽性割合はだいたい7〜8%前後(入国者数に占める10歳未満の割合と違いがあるかを知りたいですが、年代別は出ていないです)
といったことが考えられそうです。
■(前回同内容分析記事)空港検疫全員検査半年経過、検査方法の変更が感染動向に強く影響している可能性
http://johokotu.seesaa.net/article/477847498.html
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックに伴う空港検疫で、検査方法が7月29日に鼻咽頭ぬぐいPCR検査から唾液抗原検査に変更されてから、低感染国から入国者の陽性、10歳未満の陽性が多くなっているように感じます。以前に分析をしましたが、今回は割合を中心に見ていきます。
割合で見ても低感染国は明らかに増加
低感染国からの入国者については、明らかに検査変更を境に増加しています。
しかも、増加が続いている状況です。
日本よりも罹患率(陽性者数/人口)が低い国を低感染国としています。
※例えばシンガポールは日本より死亡率(死亡数/人口)は低いですが、罹患率は高いので、ここに含まれません。
上のグラフは、到着日別。棒は陽性者数、そのうち色付きが低感染国からの入国者の陽性者数です(左目盛)。折れ線は低感染国からの入国者の割合です(右目盛)。
下のグラフは、累計で表したもの。棒は陽性者数、そのうち色付きが低感染国からの入国者の陽性者数です(左目盛)。折れ線は低感染国からの入国者の割合です(上のグラフと同じ)。
割合を見れば分かる通り、入国者が増えるにつれて、低感染国の割合はずっと低下傾向でしたが、明らかに7月29日を境に低感染国の割合がグングン上がっています。
全体の10%を占めており、上昇は未だに止まっていません。
中国、ベトナム、韓国、台湾などからは入国者数も多いので、ある程度割合が高くなるのは仕方がないです。しかし、入国者数の多さは、それは7月29日以前も以後も変わらないので、このような変化が出るのは異常です。
明らかに検査方法の変更により低感染国からの入国者の陽性が増加していると言えるのは間違いないようです。
10歳未満は一定に近い
逆に感覚よりも、割合に変化があまり見られなかったのが10歳未満の陽性。
棒グラフは、低感染国から入国者の陽性数だけを表示しています。色付きが10歳未満です。(左目盛)
折れ線は、10歳未満の陽性数の全陽性者数に占める割合を表しています。濃い青は低感染国も含めた全陽性者数の数値で、薄い青は低感染国のみの数値です。(右目盛)
7月29日を境に、低感染国の率が高まっていますが、全陽性者も、低感染国だけもだいたい7〜8%前後でほとんど違いはありません。
低感染国だから、10歳未満の率が高いというわけではないようです。
そして、7月29日以降だからというわけでもなさそうです。
この分析をしたのは、10歳未満と10代以上で検査方法が異なると推定されたため。大人でも検査に必要な唾液量を出せない人がいるそうですので、10歳未満は鼻咽頭ぬぐいによる検査が多く、10代以上は唾液による検査が多いと考えられます。
7月29日以降に変化がないということは、鼻咽頭ぬぐいと唾液の違いはあまり関係ないと言えそうです。
以上の二点を考えると、
・抗原検査は、PCR検査より、偽陽性が出やすい(≒偽陰性が出やすい)
・鼻咽頭ぬぐいと唾液では、偽陽性の出やすさに変化はない
・10歳未満の陽性割合はだいたい7〜8%前後(入国者数に占める10歳未満の割合と違いがあるかを知りたいですが、年代別は出ていないです)
といったことが考えられそうです。
■(前回同内容分析記事)空港検疫全員検査半年経過、検査方法の変更が感染動向に強く影響している可能性
http://johokotu.seesaa.net/article/477847498.html
空港検疫10/25_8人中有症3人
■空港検疫 8人中有症状者3人、欧州から4人・低感染国2人 10月25日発表分
厚生労働省(厚労省)は10月25日現在の、空港検疫を含めた最新の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の状況を発表しました。
空港検疫の数字は、4月3日0時から全員検査を実施しており、いま日本で唯一正確な罹患率を把握できます。
(比較用)日 本:罹患率0.076%=感染 96,534人、死亡率0.0013%=死亡1,711人/人口約1億2581万人(2020年9月)
(比較用)ポーランド:罹患率0.630%=感染241,946人、死亡率0.0113%=死亡4,351人/人口約3,839万人(2019年6月)←[激増中・ピーク]※ロイター公式サイトが分かりやすいです https://graphics.reuters.com/world-coronavirus-tracker-and-maps/ja/countries-and-territories/poland/
※罹患率は空港検疫の全員検査開始後の概要発表分を元に算出しています。
※無症状率は空港検疫の全員検査の詳細結果発表分を元に算出しています。
元にしている数値が異なるため差異あります。海外で感染した人や有症状の人はそもそも海外から飛行機に乗ることができないため、実際の罹患率や隠れ感染者数は算出された数値より高く、実際の無症状率や無症状病原体保有者数は算出された数値より低いと考えられます。参考程度にお考え下さい。
■空港検疫 全員検査結果(10月23日分までが反映されていると推定)
2日遅れで情報が反映していると思われる概要結果は以下の通りです。
10月4日発表分までの半年分の内容(4月3日〜10月2日までの感染状況)は別にまとめています。
・4/4〜10/04:http://johokotu.seesaa.net/article/477969790.html
・4/4〜10/05:対象222,458人、陽性927人/罹患率0.416%
・4/4〜10/06:対象224,389人、陽性938人/罹患率0.418%
・4/4〜10/07:対象225,776人、陽性943人/罹患率0.417%
・4/4〜10/08:対象227,351人、陽性949人/罹患率0.417%
・4/4〜10/09:対象229,008人、陽性954人/罹患率0.416%
・4/4〜10/10:対象230,698人、陽性963人/罹患率0.417%
・4/4〜10/11:対象232,870人、陽性975人/罹患率0.418%
・4/4〜10/12:対象234,781人、陽性980人/罹患率0.417%
・4/4〜10/13:対象236,524人、陽性985人/罹患率0.416%
・4/4〜10/14:対象237,916人、陽性991人/罹患率0.416%
・4/4〜10/15:対象239,775人、陽性994人/罹患率0.414%
・4/4〜10/16:対象241,519人、陽性998人/罹患率0.413%
・4/4〜10/17:対象243,453人、陽性1,005人/罹患率0.412%
・4/4〜10/18:対象246,179人、陽性1,017人/罹患率0.413%
・4/4〜10/19:対象248,541人、陽性1,025人/罹患率0.412%
・4/4〜10/20:対象250,984人、陽性1,028人/罹患率0.409%
・4/4〜10/21:対象252,470人、陽性1,035人/罹患率0.409%
・4/4〜10/22:対象254,237人、陽性1,040人/罹患率0.409%
・4/4〜10/23:対象256,394人、陽性1,045人/罹患率0.407%
・4/4〜10/24:対象258,757人、陽性1,050人/罹患率0.405%
・4/4〜10/25:対象261,827人、陽性1,063人/罹患率0.405%
10月25日時点での罹患率をそのまま日本の人口(9月の推計人口1億2581万人)に当てはめると、感染者の推定人数は約51.0万人になります。
国内のPCR検査陽性者は10月25日0時現在で95,392人ですから、隠れ感染者はあと約41.5万人もいると推定されます。
検査人数は4日連続で千五百人を超えました。3日連続で二千人を超えました。全員検査が開始された4月3日以来初めて検査人数が三千人を超えました。
感染者は13人増加。検査人数が多かったため、罹患率は横ばいで、6日連続0.40%代となっています。
■厚労省最新発表:新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について(令和2年10月25日版)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_14419.html
■空港検疫検査 到着日別詳細結果(10月24日到着分までが反映と推定)
1日遅れで情報が反映していると思われる空港検疫の詳細も発表されています。
10月2日着分までの半年分の内容(4月3日着〜10月2日着までの感染状況)は別にまとめています。
4月03日〜10月02日:http://johokotu.seesaa.net/article/477969790.html
10月03日:症状 有0 無6=陽性6人 984・985・986・987・988・989
10月04日:症状 有1 無6=陽性7人 990・991・992・993・994・995・996
10月05日:症状 有0 無7=陽性7人 997・998・999・1000・1001・1002・1003
10月06日:症状 有1 無8=陽性9人 1004・1005・1006・1007・1008・1009・1010・1011・1012
10月07日:症状 有1 無5=陽性6人 1013・1014・1015・1016・1017・1018
10月08日:症状 有0 無6=陽性6人 1019・1020・1021・1022・1023・1024
10月09日:症状 有1 無11=陽性12人 1025・1026・1027・1028・1029・1030・1031・1032・1033・1034・1035・1036
10月10日:症状 有0 無8=陽性8人 1037・1038・1039・1040・1041・1042・1043・1044
10月11日:症状 有0 無2=陽性2人 1045・1046
10月12日:症状 有0 無7=陽性7人 1047・1048・1049・1050・1051・1052・1053
10月13日:症状 有0 無3=陽性3人 1054・1055・1056
10月14日:症状 有1 無5=陽性6人 1057・1058・1059・1060・1061・1062
10月15日:症状 有0 無5=陽性5人 1063・1064・1065・1066・1067
10月16日:症状 有0 無10=陽性10人 1068・1069・1070・1071・1072・1073・1074・1075・1076・1077
10月17日:症状 有1 無8=陽性9人 1078・1079・1080・1081・1082・1083・1084・1085・1086
10月18日:症状 有0 無4=陽性4人 1087・1088・1089・1090
10月19日:症状 有1 無5=陽性6人 1091・1092・1093・1094・1095・1096
10月20日:症状 有0 無7=陽性7人 1097・1098・1099・1100・1101・1102・1103
10月21日:症状 有0 無5=陽性5人 1104・1105・1106・1107・1108
10月22日:症状 有0 無3=陽性3人 1109・1110・1111
10月23日:症状 有2 無14=陽性16人 1112・1113・1114・1115・1116・1117・1118・1119・1120・1121・1122・1123・1124・1125・1126・1127
10月24日:症状 有3 無5=陽性8人 1128・1129・1130・1131・1132・1133・1134・1135
[空港別] 成田5・羽田3
[男女別] 男6・女2
[年代別] 10代下2・20代1・30代1・40代4・50代0・60代0・70代0・80代上0
[渡航元] 韓国1・ベトナム1・ロシア1・ポーランド1・スイス1・フランス1・英国1・非公表1
[居住地] 東京3・神奈川2・非公表3
合計8人の陽性確認が発表されました。有症状者が3人も出ています。
4月3日0時の全員検査開始後に判明した陽性者は、10月24日までの205日間で1,058人となりました。
1,058人のうち有症状は3人増えて49人です。無症状は1,009人で、無症状率は95.3%です。ここのところ有症状者が増えており、無症状率がジリジリ下がっています。本日確認された有症状の3人は、いずれも現地での感染者が急増中+ピークの国々です。
有症状者は症状が様々です。
1人目は、24日成田着フランスから入国の居住地非公表者(20代男性)。頭痛、鼻汁症状です。フランスからの直行便は飛んでいますが、24日はフランスからの到着便はなく、乗継便利用と考えられます。航空利用は出発から半日以上かかっていると考えられます。
2人目は、24日羽田着スイスから入国の東京都在住者(10代女性)。鼻汁症状です。スイスからの直行便は成田に飛んでいますが、羽田には飛んでおらず、乗継便利用と考えられます。航空利用は出発から半日以上かかっていると考えられます。
3人目は、24日羽田着ロシアから入国の東京都在住者(10代男性)。発熱、鼻汁、咽頭痛、咳症状です。ロシアからの直行便は飛んでおらず、乗継便利用と考えられます。航空利用は出発から半日以上かかっていると考えられますが、流石に症状が多岐にわたりすぎな気がします。出発前から発症していなかったのかが気になるところです。
本日発表分は、行動歴(渡航元)と居住地両方とも非公表者が1人出ました。また成田着です。
本日発表分は、団体感染が疑われる事例はありませんでした。
ヨーロッパ諸国からの入国者の感染確認が増加傾向の印象です。
ここのところ空港検疫で感染確認が急増している、日本よりも低感染地域からの感染者がまた確認されてしまいました。(韓国1人・ベトナム1人)
■厚労省最新発表:新型コロナウイルス感染症の患者等の発生について(空港検疫)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_14420.html
厚生労働省(厚労省)は10月25日現在の、空港検疫を含めた最新の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の状況を発表しました。
空港検疫の数字は、4月3日0時から全員検査を実施しており、いま日本で唯一正確な罹患率を把握できます。
空港検疫での感染確認急増中!
ウイルス持ち込み拡大の異常事態収まらず!!
(●●×××)
10月25日現在
罹 患 率 0.405%
無症状率 95.3%
国内の隠れ感染者数(推定値)41.5万人
ウイルス持ち込み拡大の異常事態収まらず!!
(●●×××)
10月25日現在
罹 患 率 0.405%
無症状率 95.3%
国内の隠れ感染者数(推定値)41.5万人
(比較用)日 本:罹患率0.076%=感染 96,534人、死亡率0.0013%=死亡1,711人/人口約1億2581万人(2020年9月)
(比較用)ポーランド:罹患率0.630%=感染241,946人、死亡率0.0113%=死亡4,351人/人口約3,839万人(2019年6月)←[激増中・ピーク]※ロイター公式サイトが分かりやすいです https://graphics.reuters.com/world-coronavirus-tracker-and-maps/ja/countries-and-territories/poland/
※罹患率は空港検疫の全員検査開始後の概要発表分を元に算出しています。
※無症状率は空港検疫の全員検査の詳細結果発表分を元に算出しています。
元にしている数値が異なるため差異あります。海外で感染した人や有症状の人はそもそも海外から飛行機に乗ることができないため、実際の罹患率や隠れ感染者数は算出された数値より高く、実際の無症状率や無症状病原体保有者数は算出された数値より低いと考えられます。参考程度にお考え下さい。
■空港検疫 全員検査結果(10月23日分までが反映されていると推定)
2日遅れで情報が反映していると思われる概要結果は以下の通りです。
10月4日発表分までの半年分の内容(4月3日〜10月2日までの感染状況)は別にまとめています。
・4/4〜10/04:http://johokotu.seesaa.net/article/477969790.html
・4/4〜10/05:対象222,458人、陽性927人/罹患率0.416%
・4/4〜10/06:対象224,389人、陽性938人/罹患率0.418%
・4/4〜10/07:対象225,776人、陽性943人/罹患率0.417%
・4/4〜10/08:対象227,351人、陽性949人/罹患率0.417%
・4/4〜10/09:対象229,008人、陽性954人/罹患率0.416%
・4/4〜10/10:対象230,698人、陽性963人/罹患率0.417%
・4/4〜10/11:対象232,870人、陽性975人/罹患率0.418%
・4/4〜10/12:対象234,781人、陽性980人/罹患率0.417%
・4/4〜10/13:対象236,524人、陽性985人/罹患率0.416%
・4/4〜10/14:対象237,916人、陽性991人/罹患率0.416%
・4/4〜10/15:対象239,775人、陽性994人/罹患率0.414%
・4/4〜10/16:対象241,519人、陽性998人/罹患率0.413%
・4/4〜10/17:対象243,453人、陽性1,005人/罹患率0.412%
・4/4〜10/18:対象246,179人、陽性1,017人/罹患率0.413%
・4/4〜10/19:対象248,541人、陽性1,025人/罹患率0.412%
・4/4〜10/20:対象250,984人、陽性1,028人/罹患率0.409%
・4/4〜10/21:対象252,470人、陽性1,035人/罹患率0.409%
・4/4〜10/22:対象254,237人、陽性1,040人/罹患率0.409%
・4/4〜10/23:対象256,394人、陽性1,045人/罹患率0.407%
・4/4〜10/24:対象258,757人、陽性1,050人/罹患率0.405%
・4/4〜10/25:対象261,827人、陽性1,063人/罹患率0.405%
10月25日時点での罹患率をそのまま日本の人口(9月の推計人口1億2581万人)に当てはめると、感染者の推定人数は約51.0万人になります。
国内のPCR検査陽性者は10月25日0時現在で95,392人ですから、隠れ感染者はあと約41.5万人もいると推定されます。
検査人数は4日連続で千五百人を超えました。3日連続で二千人を超えました。全員検査が開始された4月3日以来初めて検査人数が三千人を超えました。
感染者は13人増加。検査人数が多かったため、罹患率は横ばいで、6日連続0.40%代となっています。
■厚労省最新発表:新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について(令和2年10月25日版)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_14419.html
■空港検疫検査 到着日別詳細結果(10月24日到着分までが反映と推定)
1日遅れで情報が反映していると思われる空港検疫の詳細も発表されています。
10月2日着分までの半年分の内容(4月3日着〜10月2日着までの感染状況)は別にまとめています。
4月03日〜10月02日:http://johokotu.seesaa.net/article/477969790.html
10月03日:症状 有0 無6=陽性6人 984・985・986・987・988・989
10月04日:症状 有1 無6=陽性7人 990・991・992・993・994・995・996
10月05日:症状 有0 無7=陽性7人 997・998・999・1000・1001・1002・1003
10月06日:症状 有1 無8=陽性9人 1004・1005・1006・1007・1008・1009・1010・1011・1012
10月07日:症状 有1 無5=陽性6人 1013・1014・1015・1016・1017・1018
10月08日:症状 有0 無6=陽性6人 1019・1020・1021・1022・1023・1024
10月09日:症状 有1 無11=陽性12人 1025・1026・1027・1028・1029・1030・1031・1032・1033・1034・1035・1036
10月10日:症状 有0 無8=陽性8人 1037・1038・1039・1040・1041・1042・1043・1044
10月11日:症状 有0 無2=陽性2人 1045・1046
10月12日:症状 有0 無7=陽性7人 1047・1048・1049・1050・1051・1052・1053
10月13日:症状 有0 無3=陽性3人 1054・1055・1056
10月14日:症状 有1 無5=陽性6人 1057・1058・1059・1060・1061・1062
10月15日:症状 有0 無5=陽性5人 1063・1064・1065・1066・1067
10月16日:症状 有0 無10=陽性10人 1068・1069・1070・1071・1072・1073・1074・1075・1076・1077
10月17日:症状 有1 無8=陽性9人 1078・1079・1080・1081・1082・1083・1084・1085・1086
10月18日:症状 有0 無4=陽性4人 1087・1088・1089・1090
10月19日:症状 有1 無5=陽性6人 1091・1092・1093・1094・1095・1096
10月20日:症状 有0 無7=陽性7人 1097・1098・1099・1100・1101・1102・1103
10月21日:症状 有0 無5=陽性5人 1104・1105・1106・1107・1108
10月22日:症状 有0 無3=陽性3人 1109・1110・1111
10月23日:症状 有2 無14=陽性16人 1112・1113・1114・1115・1116・1117・1118・1119・1120・1121・1122・1123・1124・1125・1126・1127
10月24日:症状 有3 無5=陽性8人 1128・1129・1130・1131・1132・1133・1134・1135
[空港別] 成田5・羽田3
[男女別] 男6・女2
[年代別] 10代下2・20代1・30代1・40代4・50代0・60代0・70代0・80代上0
[渡航元] 韓国1・ベトナム1・ロシア1・ポーランド1・スイス1・フランス1・英国1・非公表1
[居住地] 東京3・神奈川2・非公表3
合計8人の陽性確認が発表されました。有症状者が3人も出ています。
4月3日0時の全員検査開始後に判明した陽性者は、10月24日までの205日間で1,058人となりました。
1,058人のうち有症状は3人増えて49人です。無症状は1,009人で、無症状率は95.3%です。ここのところ有症状者が増えており、無症状率がジリジリ下がっています。本日確認された有症状の3人は、いずれも現地での感染者が急増中+ピークの国々です。
有症状者は症状が様々です。
1人目は、24日成田着フランスから入国の居住地非公表者(20代男性)。頭痛、鼻汁症状です。フランスからの直行便は飛んでいますが、24日はフランスからの到着便はなく、乗継便利用と考えられます。航空利用は出発から半日以上かかっていると考えられます。
2人目は、24日羽田着スイスから入国の東京都在住者(10代女性)。鼻汁症状です。スイスからの直行便は成田に飛んでいますが、羽田には飛んでおらず、乗継便利用と考えられます。航空利用は出発から半日以上かかっていると考えられます。
3人目は、24日羽田着ロシアから入国の東京都在住者(10代男性)。発熱、鼻汁、咽頭痛、咳症状です。ロシアからの直行便は飛んでおらず、乗継便利用と考えられます。航空利用は出発から半日以上かかっていると考えられますが、流石に症状が多岐にわたりすぎな気がします。出発前から発症していなかったのかが気になるところです。
本日発表分は、行動歴(渡航元)と居住地両方とも非公表者が1人出ました。また成田着です。
本日発表分は、団体感染が疑われる事例はありませんでした。
ヨーロッパ諸国からの入国者の感染確認が増加傾向の印象です。
ここのところ空港検疫で感染確認が急増している、日本よりも低感染地域からの感染者がまた確認されてしまいました。(韓国1人・ベトナム1人)
■厚労省最新発表:新型コロナウイルス感染症の患者等の発生について(空港検疫)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_14420.html