2021年01月17日

空港検疫1/16_非上陸拒否国3人

◇空港検疫 また非上陸拒否国から複数3人 1月16日発表分

厚生労働省(厚労省)は1月16日現在の、空港検疫を含めた最新の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の状況を発表しました。
空港検疫の数字は、4月3日0時から症状の有無や濃厚接触の有無に関係なく、一部の国からの入国者を除いた全員検査を実施しており、いま日本で唯一正確な罹患率を把握できます。


空港検疫陽性確認が増加中!
(×××)
1月16日現在
罹 患 率 0.453%

無症状率 93.8%

国内の隠れ感染者数(推定値)25.6万人

(比較用)東京都:罹患率0.587%=感染82,069人、死亡率0.0051%=死亡717人/人口13,962,725人(2020年12月)←[激増中・ピーク]
(比較用)カザフスタン:罹患率1.144%=感染212,812人、死亡率0.0154%=死亡2,882人/人口約1,860万人(2019年)←※ロイター公式サイトが分かりやすいです https://graphics.reuters.com/world-coronavirus-tracker-and-maps/ja/countries-and-territories/kazakhstan/


※罹患率は空港検疫の全員検査開始後の概要発表分を元に算出しています。
※無症状率は空港検疫の全員検査の詳細結果発表分を元に算出しています。
両数値は、元にしている数値に若干の差異があります。
また、海外で感染した人や有症状の人はそもそも海外から飛行機に乗ることができないため、実際の罹患率や隠れ感染者数は算出された数値より高く、実際の無症状率や無症状病原体保有者数は算出された数値より低いと考えられます。
あくまでも参考程度にお考え下さい。


空港検疫 全員検査結果(1月14日到着分までが反映されていると推定)
2日遅れで情報が反映していると思われる概要結果は以下の通りです。
12月31日発表分までは別にまとめています。

2020年04月04日〜10月04日:http://johokotu.seesaa.net/article/477969790.html
2020年04月04日〜10月31日:http://johokotu.seesaa.net/article/478493314.html
2020年04月04日〜11月30日:http://johokotu.seesaa.net/article/478872998.html
2020年04月04日〜12月31日:http://johokotu.seesaa.net/article/479429539.html
2020年04月04日〜2021年01月01日:対象403,600人、陽性1,821人/罹患率0.451%
2020年04月04日〜2021年01月02日:対象405,107人、陽性1,829人/罹患率0.451%
2020年04月04日〜2021年01月03日:対象406,499人、陽性1,843人/罹患率0.453%
2020年04月04日〜2021年01月04日:対象409,177人、陽性1,866人/罹患率0.456%
2020年04月04日〜2021年01月05日:対象411,667人、陽性1,884人/罹患率0.457%
2020年04月04日〜2021年01月06日:対象413,001人、陽性1,895人/罹患率0.458%
2020年04月04日〜2021年01月07日:対象414,715人、陽性1,902人/罹患率0.458%
2020年04月04日〜2021年01月08日:対象416,537人、陽性1,913人/罹患率0.459%
2020年04月04日〜2021年01月09日:対象418,237人、陽性1,920人/罹患率0.459%
2020年04月04日〜2021年01月10日:対象419,865人、陽性1,934人/罹患率0.460%
2020年04月04日〜2021年01月11日:対象423,463人、陽性1,945人/罹患率0.459%
2020年04月04日〜2021年01月12日:対象427,244人、陽性1,958人/罹患率0.458%
2020年04月04日〜2021年01月13日:対象429,683人、陽性1,964人/罹患率0.457%
2020年04月04日〜2021年01月14日:対象432,379人、陽性1,971人/罹患率0.455%
2020年04月04日〜2021年01月15日:対象434,762人、陽性1,976人/罹患率0.454%

2020年04月04日〜2021年01月16日:対象437,905人、陽性1,987人/罹患率0.453%

1月16日時点での罹患率をそのまま日本の人口(12月の推計人口1億2571万人)に当てはめると、感染者の推定人数は約57.0万人になります。
国内のPCR検査陽性者は1月16日0時現在で313,844人ですから、隠れ感染者はあと約25.6万人もいると推定されます。日本国内の感染者爆増に伴い、どんどん隠れ感染者推定数が減っています。

検査人数は3,143人でした。4日ぶりに三千人を超えました。
9日から全入国者に対する検査が開始されており、検査数≒入国者数の状況です。検査強化しただけで入国者が一気に減っています
感染者は12人増加1人削除されています。罹患率はジリジリ低下を続けています。

新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について(令和3年1月16日版)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_16124.html











空港検疫検査 到着日別詳細結果(1月15日到着分までが反映と推定)
1日遅れで情報が反映していると思われる空港検疫の詳細も発表されています。
10月2日着分までの半年分の内容(4月3日着〜10月2日着までの感染状況)と12月31日までは別にまとめています。

2020年04月03日〜10月02日:http://johokotu.seesaa.net/article/477969790.html
2020年04月03日〜10月31日:http://johokotu.seesaa.net/article/478493314.html
2020年04月03日〜11月30日:http://johokotu.seesaa.net/article/478872998.html
2020年04月03日〜12月31日:http://johokotu.seesaa.net/article/479429539.html
2021年
01月01日:症状 有0 無16=陽性16人 1892・1893・1894・1895・1896・1897・1898・1899・1900・1901・1902・1903・1904・1905・1906・1907
01月02日:症状 有1 無22=陽性23人 1908・1909・1910・1911・1912・1913・1914・1915・1916・1917・1918・1919・1920・1921・1922・1923・1924・1925・1926・1927・1928・1929・1959
01月03日:症状 有3 無16=陽性19人 1930・1931・1932・1933・1934・1935・1936・1937・1938・1939・1940・1941・1942・1943・1944・1945・1946・1947・1969
01月04日:症状 有1 無8=陽性9人 1948・1949・1950・1951・1952・1953・1954・1955・1978
01月05日:症状 有0 無9=陽性9人 1956・1957・1960・1961・1962・1963・1964・1965・1966
01月06日:症状 有0 無10=陽性10人 1967・1968・1970・1971・1972・1973・1974・1975・1976・1977
01月07日:症状 有0 無6=陽性6人 1979・1980・1981・1982・1983・1984
01月08日:症状 有2 無11=陽性13人 1985・1986・1987・1988・1989・1990・1991・1992・1993・1994・1995・2029・2030
01月09日:症状 有0 無11=陽性11人 1996・1997・1998・1999・2000・2001・2002・2003・2004・2005・2007
01月10日:症状 有3 無12=陽性15人 2008・2009・2010・2011・2012・2013・2014・2015・2016・2017・2018・2019・2020・2021・2036
01月11日:症状 有1 無5=陽性6人 2022・2023・2024・2025・2026・2042

01月12日:症状 有0 無8=陽性8人 2027・2028・2031・2032・2033・2034・2040・2041
 [空港別] 成田6・羽田1・関空2
 [男女別] 男7・女1
 [年代別] 10代下0・20代5・30代2・40代0・50代2・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] ベトナム1・インドネシア1・インド1・エジプト/マルタ1・エジプト1・チュニジア1・セネガル1・米国1
 [居住地] 群馬1・東京1・神奈川3・愛知1・大阪1・兵庫1
01月13日:症状 有1 無2=陽性3人 2035・2037・2038
 [空港別] 成田3
 [男女別] 男3・女0
 [年代別] 10代下0・20代1・30代1・40代0・50代1・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] インドネシア2・パキスタン1
 [居住地] 埼玉1・千葉1・東京1
01月14日:症状 有2 無5=陽性7人 2039・2043・2044・2045・2046・2047・2048
 [空港別] 成田4・関空3
 [男女別] 男4・女3
 [年代別] 10代下1・20代2・30代3・40代1・50代0・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] ベトナム3・ハンガリー2・ベルギー1・スペイン
 [居住地] 埼玉1・東京1・神奈川1・大阪3・福岡1
01月15日:症状 有1(+1) 無12(+9)=陽性13人 2049・2050・2051・2052・2053・2054・2055・2056・2057・2058・2059・2060・2061
 [空港別] 成田8(+5)・関空5(+5)
 [男女別] 男8(+6)・女5(+4)
 [年代別] 10代下3(+3)・20代2(+1)・30代4(+2)・40代0・50代4(+4)・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] 中国1(+1)・シンガポール1・ネパール2・パキスタン1(+1)・トルコ1(+1)・カザフスタン3(+3)・ナイジェリア2(+2)・米国2(+2)
 [居住地] 埼玉3(+3)・東京1・神奈川1(+1)・静岡1・岐阜1(+1)・愛知1・大阪1(+1)・兵庫4(+4)

01月16日:症状 有0 無2=陽性2人 2062・2063
 [空港別] 成田2
 [男女別] 男2・女0
 [年代別] 10代下0・20代0・30代0・40代2・50代0・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] スリランカ2
 [居住地] 千葉1・神奈川1


合計12人の陽性確認が発表されました。陽性者が1人出ています。
4月3日0時の全員検査開始後に判明した陽性者は、1月16日までの289日間で1,985人となりました。
1,985人のうち有症状は1人増えて122人です。無症状は1,863人で、無症状率は93.8%です。ここのところ有症状者が増加しており、無症状率がジリジリ下がっています。

本日発表分は、行動歴(渡航元)と居住地両方とも非公表者はいませんでした。
15日関空着カザフスタンから入国の兵庫県在住者3人(30代男・10代未満女・10代男)が連番確認されており、団体感染が疑われます。

有症状者は1人です。
15日成田着パキスタンから入国の埼玉県在住者(50代男)が咳嗽症状です。
パキスタンからの直行便はなく、経由便で半日程度かかるため、機上で発症したと思われます。


中国・スリランカは上陸拒否国ではありませんので検査なしで入国できていましたが、9日から全員検査が始まりましたので、検査対象となった模様です。これで9日から8日連続で非上陸拒否国からの入国者の陽性が発表されました。異常です。9日以降に確認された非上陸拒否国からの入国者の陽性は、8日間でいきなり合計13人となりました。多いです、、、。

本日発表分は、ここのところ陽性確認が急増しているのに警戒されていない米国から2人、南アジアから3人(パキスタン、スリランカ)、これまでの入国者から変異株が確認されているナイジェリアから2人陽性者が出ています。

11月から毎日のように複数人陽性者が出ていた米国が急に減少傾向でしたが、本日は2人確認されました。

新型コロナウイルス感染症の患者等の発生について(空港検疫)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_16125.html
ラベル:検疫 感染症
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2021年01月16日

お家いよう29 空港のすごい除雪

◇お家にいよう(その29) 空港のすごい除雪をお家で調べよう

パンデミックはまだまだ継続中
再び悪化したコロナとのWorld Warで
外出自粛戒厳お願いもまた出てしまいました。
雪で外に出るのも危険なら
STAY HOMEで、
空港のすごい除雪を調べてみませんか。


実は世界有数の雪国でもある日本の空港では、滑走路や機体の除雪が非常に重要です。
今日は、そんな空港での除雪体制を紹介します。



この冬は、12月中旬、年末年始、1月8日など大雪が続いています。
1月8日には、あまり雪の降らない大分空港で10センチ近い積雪を記録。滑走路閉鎖が発生しています。
(NHK大分公式サイト)
https://www3.nhk.or.jp/lnews/oita/20210108/5070008765.html

雪国で除雪に慣れている鳥取空港でもTwitterで紹介しているほどでした。
(鳥取空港ビル公式Twitter)
https://twitter.com/TottoriAirPort/status/1347709652348198917

下は16日の中標津空港の様子。除雪の様子は、空港の公式SNSでもよく取り上げられています。
(根室中標津空港ビル公式サイト)
https://www.nakashibetsu-airport.jp/2021/01/post-3043.html


そんな大雪が降る日本の空港は、実は除雪体制がすごいところがたくさんあります。

・青森空港
空港の除雪隊を有名にしたのが、青森空港です。
積雪量日本一の青森空港では、除雪隊にホワイトインパルスと命名。東京ドーム約12個分の面積を標準約40分で除雪します。毎年見学ツアーも催行されるほど目立つ存在です。
(青森県公式サイト)
https://www.pref.aomori.lg.jp/soshiki/kendo/airport/white_impulse.html

・旭川空港
旭川空港もワックスウイングスという除雪隊を地元の農家などで編成。「大雪には、慣れている」と就航率の高さをPRしています。雪が降りやすい新千歳が欠航でも旭川は就航しているということも多いです。
(旭川空港ターミナル公式サイト)
https://www.aapb.co.jp/post-12926/

・新千歳空港
新千歳は非常に広い空港で、かつ北海道の中でも雪の多い地域にあるため、除雪体制が整っています。
デジタル航空博物館でも詳しく紹介されていますね。
(北海道エアポート公式サイト)
http://www.new-chitose-airport.jp/ja/spend/enjoy/airplane/digital_museum/tour_snow.html
滑走路わきには、2010年に国内初のデアイシング専用エプロンも設けられています。また、貯雪ピットに集められた雪を夏の冷房に使用しており、当ブログでも紹介しています。
http://johokotu.seesaa.net/article/160184220.html
リアルタイムカメラも見やすいですので、除雪の様子がお家から日本で最も見られる空港かもしれません。
(STV公式サイト)
https://www.stv.jp/webcam/shinchitose2/index.html

・秋田空港
除雪隊に命名する空港も増えてきました。最も名前が独特なのは秋田空港でしょうか。
2017年にその名も「雪戦隊なまはげ」命名されています。秋田は戦隊ものが好きですねぇ。
(秋田県公式サイト)
https://www.pref.akita.lg.jp/pages/archive/29939

自衛隊との共用空港では、自衛隊が滑走路の除雪を行っています。毎年12月頃に編成完結行事、3月頃に解散行事がしっかり行われています。
・美保飛行場
(航空自衛隊美保基地公式Twitter)
https://twitter.com/MIHO_AB/status/1339845775057043457
・小松飛行場
(航空自衛隊小松基地公式Twitter)
https://twitter.com/JasdfKomatsu/status/1338771439579660290
・三沢飛行場
(航空自衛隊三沢基地公式Twitter)
https://twitter.com/jasdf_misawa/status/1335736449681956865
・札幌飛行場
(陸上自衛隊丘珠駐屯地公式サイト)
https://www.mod.go.jp/gsdf/nae/11d/jgsdf-post/images/okadama/josetutair2/jyosetutair2.html

札幌飛行場では、地上搭乗で駐機場にロードヒーティングが整備されていて、歩いても危険がないように配慮されています。
(北海道開発局公式サイト)
https://www.hkd.mlit.go.jp/ky/ki/kouhou/ud49g700000032x7.html

・島根県三空港
島根県3空港の紹介ページは、除雪作業が分かりやすく紹介されています。
(島根県公式サイト)
https://www.pref.shimane.lg.jp/infra/port/airport/airport/kuukou-sigoto.data/kuukou-clearsnow.pdf

除雪について紹介している空港は結構多く見られます。
・紋別空港
(北海道公式サイト)
http://www.okhotsk.pref.hokkaido.lg.jp/kk/akk/monbetsu/gyomushokai.htm
・女満別空港
(北海道公式サイト)
http://www.okhotsk.pref.hokkaido.lg.jp/kk/akk/memanbetsu/jimushoshoukai.htm
・中標津空港
(北海道公式サイト)
http://www.kushiro.pref.hokkaido.lg.jp/kk/kkk/kuko/kanrijimusho_shigoto.htm
・山形空港
(山形県公式サイト)
https://www.pref.yamagata.jp/183003/kurashi/kendo/kuukou/yamagatakuukou/jyosetu.html
・仙台空港
(仙台国際空港公式Twitter)
https://twitter.com/sendai_a_s/status/1338734491746009088
・福島空港
(福島県公式サイト)
https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/41410a/zyosetusyaryou.html
・松本空港
(長野県公式サイト)
https://blog.nagano-ken.jp/matsuchi/%e4%bf%a1%e5%b7%9e%e3%81%be%e3%81%a4%e3%82%82%e3%81%a8%e7%a9%ba%e6%b8%af/17041.html

・能登空港
能登では、雪情報の更新が頻繁です。前述の中標津と同様に、雪の状況が分かりやすいです。
(のと里山空港利用促進協議会公式サイト)
https://www.noto-airport.jp/info/info_242.html

・庄内空港
除雪した雪は、堆雪場に集める必要がありますが、広いスペースがある駐車場を使用している空港もありますので、冬に使用する際には要注意ですね。
(庄内空港ビル公式サイト)
https://www.shonai-airport.co.jp/notice/post-2244/



雪でも着く飛ぶ冬の日本の空港は、徹底した除雪に支えられています。
お家にいる間に、もう少し詳しく調べてみては?


これまでアップした「お家にいよう」プロジェクト
空港は人生の全てを学べる。
お家にいながら空港を学べます!遊べます!楽しめます!
2020年
Vol01 04/26 http://johokotu.seesaa.net/article/474777868.html 国内空港コンテンツ
Vol02 05/08 http://johokotu.seesaa.net/article/474985058.html 内外空港コンテンツ
Vol03 05/09 http://johokotu.seesaa.net/article/475000295.html 海外空港コンテンツ
Vol04 05/10 http://johokotu.seesaa.net/article/475017943.html キーワーカー応援
Vol05 05/15 http://johokotu.seesaa.net/article/475107266.html 空港ネットショップ
Vol06 05/16 http://johokotu.seesaa.net/article/475123028.html 国内空港SNS
Vol07 05/17 http://johokotu.seesaa.net/article/475118475.html 子供向けコンテンツ
Vol08 06/12 http://johokotu.seesaa.net/article/475546802.html キャラと新ルール
Vol09 06/19 http://johokotu.seesaa.net/article/475810078.html 真面目に新ルール
Vol10 07/07 http://johokotu.seesaa.net/article/476114098.html 七夕 空を見上げよう
Vol11 07/23 http://johokotu.seesaa.net/article/476470171.html スポーツと海と空港
Vol12 07/25 http://johokotu.seesaa.net/article/476498310.html 応援東京2020 RJTH
Vol13 07/26 http://johokotu.seesaa.net/article/476504255.html 応援東京2020 RJTQ
Vol14 07/27 http://johokotu.seesaa.net/article/476504286.html 応援東京2020 RJAZ
Vol15 07/28 http://johokotu.seesaa.net/article/476504334.html 応援東京2020 RJAN
Vol16 07/29 http://johokotu.seesaa.net/article/476504367.html 応援東京2020 RJTO
Vol17 07/30 http://johokotu.seesaa.net/article/476504400.html 応援東京2020 RJTF
Vol18 07/31 http://johokotu.seesaa.net/article/476504428.html 応援東京2020 RJTT
Vol19 08/16 http://johokotu.seesaa.net/article/476870409.html 空港でリモワ移住1
Vol20 08/18 http://johokotu.seesaa.net/article/476871422.html 空港でリモワ移住2
Vol21 08/20 http://johokotu.seesaa.net/article/476872105.html 空港でリモワ移住3
Vol22 08/25 http://johokotu.seesaa.net/article/476971412.html 応援東京2020 パラ
Vol23 08/29 http://johokotu.seesaa.net/article/477101889.html 遊覧飛行準備しよう
Vol24 09/05 http://johokotu.seesaa.net/article/477227398.html 空の日を楽しもう
Vol25 12/04 http://johokotu.seesaa.net/article/477227398.html イルミを楽しもう
Vol26 12/24 http://johokotu.seesaa.net/article/479172680.html 初日はお家で見よう
Vol27 12/30 http://johokotu.seesaa.net/article/479177228.html コロナを振り返ろう
2021年
Vol28 01/09 http://johokotu.seesaa.net/article/479439429.html そこに検疫ヒーロー
ラベル:感染症
posted by johokotu at 21:00| 東京 ☀| Comment(0) | ◇COVID-19関連 | 更新情報をチェックする

緊急警報!急増中 12人陽性!!

緊急警報! 空港検疫で陽性急増中!本日発表分また二桁人数陽性確認!

空港検疫での入国者に対する新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の全員検査で、本日発表分で二桁人数の感染が確認されました。

16日に、陽性が確認されたとして発表があったのは全部で12人です。15日到着分が10人、速報に近い16日到着分が2人です。有症状者が1人出ています。
全入国者検査が始まった9日から8日連続で、非上陸拒否国から入国者の陽性が出ました。

空港検疫でのCOVID-19感染確認の発表分で一日二桁人数となるのは2日連続です。

入国者の感染が異常に急増しています。
国際線の発着する空港への不要不急の来港はしばらく自粛しませんか


詳細は17日0時にアップ予定の日々の記事で書きます。

新型コロナウイルス感染症の患者等の発生について(空港検疫)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_16125.html
ラベル:検疫 感染症
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検疫週間速報12月5_邦人半減

■空港検疫(週間速報)12月5週目 日本国籍者の入国者数半減、外国国籍者の罹患率が上昇 日本人は不要不急の行き来が多い???

厚生労働省(厚労省)は13日、空港検疫での新型コロナウイルス感染症検査状況の12月5週目(2020年12月27日〜2021年1月2日)分の速報値を発表しました。

厚労省の速報は、週間の検体数と陽性者数を、日本国籍者、外国籍者別に、滞在国ごとに出した非常に細かいデータです。2020年11月11日以降毎週水曜日に過去4週間分が発表されています。13日の公表で、2020年10月4日〜2021年1月2日分が公表されたことになりました。
速報のため、日々の発表のデータとかなりのズレが生じていますが、分析に活用できます。

[罹患状況推移分析] 外国籍者の罹患率が上昇
10/04-10/31 (日本国籍者0.34%:外国籍者0.35%)
11/01-11/07 検体10,589・陽性84=罹患率0.79%(日本国籍者0.75%:外国籍者0.83%)
11/08-11/14 検体10,823・陽性89=罹患率0.82%(日本国籍者0.54%:外国籍者1.02%)
11/15-11/21 検体11,627・陽性79=罹患率0.68%(日本国籍者0.52%:外国籍者0.79%)
11/22-11/28 検体13,789・陽性90=罹患率0.65%(日本国籍者0.61%:外国籍者0.65%)
11/29-12/05 検体14,226・陽性89=罹患率0.63%(日本国籍者0.50%:外国籍者0.74%)
12/06-12/12 検体16,488・陽性86=罹患率0.52%(日本国籍者0.43%:外国籍者0.64%)
12/13-12/19 検体18,554・陽性74=罹患率0.40%(日本国籍者0.28%:外国籍者0.62%)
12/20-12/26 検体18,835・陽性98=罹患率0.52%(日本国籍者0.51%:外国籍者0.54%)

12/27-01/02 検体13,123・陽性83=罹患率0.63%(日本国籍者0.49%:外国籍者0.75%)

10月の4週間は日本国籍者と外国籍者の罹患率に差はなく0.35%程度でした。
11月に入ってからは、日本国籍者、外国籍者ともに急上昇しています。外国籍者の方が多い印象ですが、差は小さく、日本国籍者の割合も追いかけるように増えています。
全体の罹患率は、検査総数の増加につられて少し減少し始めていましたが、今週は検体数が激減したせいで、罹患率は増加を続けています。
前週と比べ、検査人数は日本国籍者が半減、外国籍者が増加。陽性者数は日本国籍者が半減、外国籍者が増加です。日本人の年末年始の一時帰国が終了したと考えられます。
このため、再び日本国籍者と外国籍者との間で差が出始めています。日本国籍者は0.3〜0.6%、外国籍者は0.5〜0.8%と言った感じです。日本国内の罹患率は0.06%(人口約1億2500万人のうち治療中+死者約70,000人)ですから、相変わらず非常に危険であることが分かります。

[陽性者数多い国分析] 米国は日本人半減・外国人倍増
今回の期間は、変異株騒動で入国規制が強化され、入国者が一気に減少した時期です。
英国は激減しています。入国規制が厳しくなったので、入国を諦めた人が多かったと推定されます。

相変わらず数が最多なのは米国で21人が陽性。前週に比べ、日本国籍が半減、外国籍は倍増しています。
他の国も、日本国籍者が激減し、外国籍者は横ばいというケースが多いです。要は、日本国籍者は日本に入国する絶対的な必要がなく、外国籍者は変わらず日本への入国が必要ということ。日本国籍者の行き来は不要不急が多いと推定される事態になっています。

[罹患率高い国分析] 英国急減、ロシアは悪化したまま
罹患率は、ある程度の入国者(100人以上)がいる国では、英国が激減。罹患率は前週の1.50%から、今週は0.39%と一気に激減しました。また、ロシアが変わらず罹患率が高いです。東欧は若干罹患率高い国が減ったでしょうか。
少しアフリカが増えてきた印象で、陽性者の確認が全世界に広がっています。

[非公表の多い国分析] 非公表消滅したのに誤差が発生
毎日の詳細発表で非公表者は消滅しました。変異株対応で検疫が強化された中で、行動歴の非公表が禁止になった可能性があります。
非公表者が消滅したので、誤差がなくなるかと思いきや、かなり誤差が出ています。原因が謎です。

[航空便利用者数分析] 日本人客減少くっきり
合計の利用者数が、前週まで3万人台後半だったのに、26,040人まで激減しています

米国は約2,000人/週、英国は約1,000人/週減少。英国は277人のみでした。ドイツも半減しており、欧米からの日本人減少が顕著です。
韓国も約2,000人/週、ベトナムも約1,500人/週減少しています。年末年始で技能実習生等の行き来も減った感じでしょうか。

毎週データは更新されているようですので、今後も注視していきます。
※非公表がなくなりましたので、細かい分析は今週で終了します。

米国からの入国者の動向
10月04日〜10月10日:罹患率0.23%
日本国籍 検体1,674・陽性4=罹患率0.24%、外国籍 検体547・陽性1=罹患率0.18%
10月11日〜10月17日:罹患率0.54%
日本国籍 検体532・陽性4=罹患率0.75%、外国籍 検体215・陽性0=罹患率0.00%
10月18日〜10月24日:罹患率0.15%
日本国籍 検体823・陽性0=罹患率0.00%、外国籍 検体489・陽性2=罹患率0.41%
10月25日〜10月31日:罹患率0.13%
日本国籍 検体1,545・陽性1=罹患率0.06%、外国籍 検体783・陽性2=罹患率0.26%
↓明らかに11月から傾向変化(ハワイ便再開、日本人超短期ビジネス行き来再開がありました=日本人が激増しているのに合致!!)
11月01日〜11月07日:罹患率1.19%
日本国籍 検体1,832・陽性26=罹患率1.42%、外国籍866・陽性6=罹患率0.69%
11月08日〜11月14日:罹患率0.67%
日本国籍 検体1,829・陽性11=罹患率0.60%、外国籍851・陽性7=罹患率0.82%
11月15日〜11月21日:罹患率0.78%
日本国籍 検体2,043・陽性11=罹患率0.54%、外国籍1,017・陽性13=罹患率1.28%
11月22日〜11月28日:罹患率0.64%
日本国籍 検体3,307・陽性20=罹患率0.60%、外国籍933・陽性7=罹患率0.75%
11月29日〜12月05日:罹患率0.75%
日本国籍 検体2,644・陽性14=罹患率0.53%、外国籍1,209・陽性15=罹患率1.24%
12月06日〜12月12日:罹患率0.37%
日本国籍 検体3,544・陽性10=罹患率0.28%、外国籍1,080・陽性 7=罹患率0.65%
12月13日〜12月19日:罹患率0.42%
日本国籍 検体4,300・陽性12=罹患率0.28%、外国籍 963・陽性10=罹患率1.04%
12月20日〜12月26日:罹患率0.42%
日本国籍 検体4,887・陽性20=罹患率0.41%、外国籍 789・陽性 4=罹患率0.51%

12月27日〜01月02日:罹患率0.50%
日本国籍 検体2,746・陽性11=罹患率0.40%、外国籍1,426・陽性10=罹患率0.70%


英国からの入国者の動向
11月22日〜11月28日:罹患率0.77%
日本国籍 検体 304・陽性 2=罹患率0.66%、外国籍 87・陽性 1=罹患率1.15%
11月29日〜12月05日:罹患率0.29%
日本国籍 検体 587・陽性 2=罹患率0.34%、外国籍 105・陽性 0=罹患率0%
↓明らかに12月から入国者数に傾向変化(日本人が激増=年末年始帰国が増加?)
12月06日〜12月12日:罹患率0.17%
日本国籍 検体1,066・陽性 2=罹患率0.19%、外国籍 136・陽性 0=罹患率0%
12月13日〜12月19日:罹患率0.33%
日本国籍 検体1,102・陽性 4=罹患率0.36%、外国籍 108・陽性 0=罹患率0%
12月20日〜12月26日:罹患率1.50%
日本国籍 検体 986・陽性17=罹患率1.72%、外国籍 149・陽性 0=罹患率0%

12月27日〜01月02日:罹患率0.39%
日本国籍 検体 168・陽性 1=罹患率0.60%、外国籍 87・陽性 0=罹患率0%


週間速報内容
12/20-12/26
全検査
合計 検体13,123、陽性83、0.63%↑
日本 検体 5,965、陽性29、0.49%検体人数半減!!
外国 検体 7,158、陽性54、0.75%↑


検体数の多い国
米  国:合計 検体4,172、陽性21、0.50%/日本 検体2,746、陽性11、0.40%/外国 外国籍1,426、陽性10、0.70%
フィリピン:合計 検体1,149、陽性 4、0.35%/日本 検体 148、陽性 0、0%/外国 検体1,001、陽性 4、0.40%
インドネシア:合計 検体1,098、陽性 5、0.46% /日本 検体 203、陽性 2、0.99%/外国 検体 895、陽性 3、0.34%
ネパール:合計 検体 794、陽性 5、0.63%/日本 検体 6、陽性 0、0%/外国 検体 788、陽性 5、0.63%
フランス:合計 検体 579、陽性 0、0%/日本 検体 308、陽性 0、0%/外国 検体 271、陽性 0、0%

罹患率の高い国(検体数100以上)
ロ シ ア:合計 検体 177、陽性 5、2.82%/日本 検体 56、陽性 2、3.57%/外国 検体 121、陽性 3、2.48%
ブラジル:合計 検体 271、陽性 7、2.58%/日本 検体 34、陽性 0、0%/外国 検体 237、陽性 7、2.95%
パキスタン:合計 検体 229、陽性 5、2.18%/日本 検体 17、陽性 0、0%/外国 検体 212、陽性 5、2.36%
バングラデシュ:合計 検体 138、陽性 2、1.45%/日本 検体 13、陽性 1、7.69%/外国 検体 125、陽性 1、0.80%
カ ナ ダ:合計 検体 332、陽性 4、1.20%/日本 検体 255、陽性 1、0.39%/外国 検体 77、陽性 3、3.90%
※特記
罹患率はマリが最悪です(検体1(日本国籍1)・陽性1(日本国籍)の100.00%)。
ナイジェリア(20.00%、日本国籍2人中陽性1人・外国籍8人中陽性1人)、クロアチア(6.67%、外国籍14人中陽性1人)、ウズベキスタン(6.25%、外国籍8人中陽性1人)が続いています。


毎日の個別発表との誤差状況(12月27日〜1月2日)
(A)週間発表(今回の滞在国・地域ごとの検査実績発表):83人
(B)毎日発表:85人中非公表0人(複数国滞在者4人)

 (誤差が出ている国)
 パキスタン(B)1人超過(日本籍0・外国籍5)
 インドネシア(B)2人超過(日本籍2・外国籍3)
 アラブ首長国連邦(A)1人超過(日本籍2・外国籍2)
 ナイジェリア(B)1人超過(日本籍1・外国籍1)
 クロアチア(A)1人超過(日本籍0・外国籍1)
 ポーランド(A)1人超過(日本籍1・外国籍0)
 メキシコ(A)1人超過(日本籍1・外国籍0)
 英  国(B)1人超過(日本籍1・外国籍0)

水際対策(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/kansenkakudaiboushi-iryouteikyou.html#h2_7
ラベル:検疫 感染症
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空港検疫1/15_越南の有症状2人

◇空港検疫 1週間毎日非上陸拒否国からの陽性確認、ベトナムからの有症状者が2人! 1月15日発表分

厚生労働省(厚労省)は1月15日現在の、空港検疫を含めた最新の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の状況を発表しました。
空港検疫の数字は、4月3日0時から症状の有無や濃厚接触の有無に関係なく、一部の国からの入国者を除いた全員検査を実施しており、いま日本で唯一正確な罹患率を把握できます。


空港検疫陽性確認が増加中!
(×××)
1月15日現在
罹 患 率 0.454%

無症状率 93.8%

国内の隠れ感染者数(推定値)26.4万人

(比較用)日 本:罹患率0.245%=感染309,214人、死亡率0.0034%=死亡4,315人/人口約1億2571万人(2020年12月)←[激増中・ピーク](死者が月2,500人ペースの危険状態)
(比較用)シンガポール:罹患率1.046%=感染59,029人、死亡率0.0005%=死亡29人/人口約564万人(2019年1月)←(日本より高感染ながら低死亡の国)※ロイター公式サイトが分かりやすいです https://graphics.reuters.com/world-coronavirus-tracker-and-maps/ja/countries-and-territories/singapore/


※罹患率は空港検疫の全員検査開始後の概要発表分を元に算出しています。
※無症状率は空港検疫の全員検査の詳細結果発表分を元に算出しています。
両数値は、元にしている数値に若干の差異があります。
また、海外で感染した人や有症状の人はそもそも海外から飛行機に乗ることができないため、実際の罹患率や隠れ感染者数は算出された数値より高く、実際の無症状率や無症状病原体保有者数は算出された数値より低いと考えられます。
あくまでも参考程度にお考え下さい。


空港検疫 全員検査結果(1月13日到着分までが反映されていると推定)
2日遅れで情報が反映していると思われる概要結果は以下の通りです。
12月31日発表分までは別にまとめています。

2020年04月04日〜10月04日:http://johokotu.seesaa.net/article/477969790.html
2020年04月04日〜10月31日:http://johokotu.seesaa.net/article/478493314.html
2020年04月04日〜11月30日:http://johokotu.seesaa.net/article/478872998.html
2020年04月04日〜12月31日:http://johokotu.seesaa.net/article/479429539.html
2020年04月04日〜2021年01月01日:対象403,600人、陽性1,821人/罹患率0.451%
2020年04月04日〜2021年01月02日:対象405,107人、陽性1,829人/罹患率0.451%
2020年04月04日〜2021年01月03日:対象406,499人、陽性1,843人/罹患率0.453%
2020年04月04日〜2021年01月04日:対象409,177人、陽性1,866人/罹患率0.456%
2020年04月04日〜2021年01月05日:対象411,667人、陽性1,884人/罹患率0.457%
2020年04月04日〜2021年01月06日:対象413,001人、陽性1,895人/罹患率0.458%
2020年04月04日〜2021年01月07日:対象414,715人、陽性1,902人/罹患率0.458%
2020年04月04日〜2021年01月08日:対象416,537人、陽性1,913人/罹患率0.459%
2020年04月04日〜2021年01月09日:対象418,237人、陽性1,920人/罹患率0.459%
2020年04月04日〜2021年01月10日:対象419,865人、陽性1,934人/罹患率0.460%
2020年04月04日〜2021年01月11日:対象423,463人、陽性1,945人/罹患率0.459%
2020年04月04日〜2021年01月12日:対象427,244人、陽性1,958人/罹患率0.458%
2020年04月04日〜2021年01月13日:対象429,683人、陽性1,964人/罹患率0.457%
2020年04月04日〜2021年01月14日:対象432,379人、陽性1,971人/罹患率0.455%

2020年04月04日〜2021年01月14日:対象434,762人、陽性1,976人/罹患率0.454%

1月15日時点での罹患率をそのまま日本の人口(12月の推計人口1億2571万人)に当てはめると、感染者の推定人数は約57.1万人になります。
国内のPCR検査陽性者は1月15日0時現在で307,159人ですから、隠れ感染者はあと約26.4万人もいると推定されます。日本国内の感染者爆増に伴い、どんどん隠れ感染者推定数が減っています。

検査人数は2,383人でした。3日連続で三千人を切りました。
9日から全入国者に対する検査が開始されており、検査数≒入国者数の状況です。検査強化しただけで入国者が一気に減っています
感染者は5人増加。罹患率はジリジリ低下を続けています。

新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について(令和3年1月15日版)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_16096.html











空港検疫検査 到着日別詳細結果(1月14日到着分までが反映と推定)
1日遅れで情報が反映していると思われる空港検疫の詳細も発表されています。
10月2日着分までの半年分の内容(4月3日着〜10月2日着までの感染状況)と12月31日までは別にまとめています。

2020年04月03日〜10月02日:http://johokotu.seesaa.net/article/477969790.html
2020年04月03日〜10月31日:http://johokotu.seesaa.net/article/478493314.html
2020年04月03日〜11月30日:http://johokotu.seesaa.net/article/478872998.html
2020年04月03日〜12月31日:http://johokotu.seesaa.net/article/479429539.html
2021年
01月01日:症状 有0 無16=陽性16人 1892・1893・1894・1895・1896・1897・1898・1899・1900・1901・1902・1903・1904・1905・1906・1907
01月02日:症状 有1 無22=陽性23人 1908・1909・1910・1911・1912・1913・1914・1915・1916・1917・1918・1919・1920・1921・1922・1923・1924・1925・1926・1927・1928・1929・1959
01月03日:症状 有3 無16=陽性19人 1930・1931・1932・1933・1934・1935・1936・1937・1938・1939・1940・1941・1942・1943・1944・1945・1946・1947・1969
01月04日:症状 有1 無8=陽性9人 1948・1949・1950・1951・1952・1953・1954・1955・1978
01月05日:症状 有0 無9=陽性9人 1956・1957・1960・1961・1962・1963・1964・1965・1966
01月06日:症状 有0 無10=陽性10人 1967・1968・1970・1971・1972・1973・1974・1975・1976・1977
01月07日:症状 有0 無6=陽性6人 1979・1980・1981・1982・1983・1984
01月08日:症状 有2 無11=陽性13人 1985・1986・1987・1988・1989・1990・1991・1992・1993・1994・1995・2029・2030
01月09日:症状 有0 無11=陽性11人 1996・1997・1998・1999・2000・2001・2002・2003・2004・2005・2007
01月10日:症状 有3 無12=陽性15人 2008・2009・2010・2011・2012・2013・2014・2015・2016・2017・2018・2019・2020・2021・2036

01月11日:症状 有1 無5(+1)=陽性6人 2022・2023・2024・2025・2026・2042
 [空港別] 成田4・羽田2(+1)
 [男女別] 男4・女2(+1)
 [年代別] 10代下1・20代1・30代3(+1)・40代1・50代0・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] フィリピン2・パキスタン2・英国1(+1)・米国1
 [居住地] 茨城1・千葉1・東京3(+1)・神奈川1

01月12日:症状 有0 無8(+2/-1)=陽性8人 2027・2028・2031・2032・2033・2034・2040・2041
 [空港別] 成田6・羽田1・関空2(+2)
 [男女別] 男7(+1)・女1(+1)
 [年代別] 10代下0・20代5(+1)・30代2(+1)・40代0・50代2・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] ベトナム1・インドネシア1(+1)・インド1・エジプト/マルタ1・エジプト1(+1)・チュニジア1・セネガル1・米国1
 [居住地] 群馬1・東京1・神奈川3・愛知1・大阪1(+1)・兵庫1(+1)

01月13日:症状 有1 無2=陽性3人 2035・2037・2038
 [空港別] 成田3
 [男女別] 男3・女0
 [年代別] 10代下0・20代1・30代1・40代0・50代1・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] インドネシア2・パキスタン1
 [居住地] 埼玉1・千葉1・東京1
01月14日:症状 有2(+2) 無5(+4)=陽性7人 2039・2043・2044・2045・2046・2047・2048
 [空港別] 成田4(+3)・関空3(+3)
 [男女別] 男4(+3)・女3(+3)
 [年代別] 10代下1(+1)・20代2(+1)・30代3(+3)・40代1(+1)・50代0・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] ベトナム3(+2)・ハンガリー2(+2)・ベルギー1(+1)・スペイン(+1)
 [居住地] 埼玉1(+1)・東京1(+1)・神奈川1(+1)・大阪3(+2)・福岡1(+1)

01月15日:症状 有0 無3=陽性3人 2049・2050・2051
 [空港別] 成田3
 [男女別] 男2・女1
 [年代別] 10代下0・20代1・30代2・40代0・50代0・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] シンガポール1・ネパール2
 [居住地] 東京1・静岡1・愛知1


合計12人の陽性確認が発表されました。陽性者が2人出ています。
4月3日0時の全員検査開始後に判明した陽性者は、1月15日までの288日間で1,973人となりました。
1,973人のうち有症状は2人増えて121人です。無症状は1,852人で、無症状率は93.8%です。ここのところ有症状者が増加しており、無症状率がジリジリ下がっています。
11日着英国からの入国者が3日遅れで発表されています。12日着インドネシアからの入国者・エジプトからの入国者が2日遅れで発表されています。強制隔離3日目検査で陽性が出たものと推定されます。
インドネシアとエジプトは強制隔離対象ではないので、検査陰性証明非保持者と思われますが、13日午前0時から運用適用なので、12日到着は適用外のはず???。

本日発表分は、行動歴(渡航元)と居住地両方とも非公表者はいませんでした。
14日関空着ハンガリーから入国の大阪府在住者2人(40代男・30代男)が連番確認されており、団体感染が疑われます。

有症状者は2人です。
14日成田着ベトナムから入国の神奈川県在住者(30代男)が発熱、咳、鼻汁症状です。
14日成田着ベトナムから入国の埼玉県在住者(10代女)が鼻汁症状です。
ベトナムは低感染国である上、非上陸拒否国で、しかも飛行時間も6時間弱と短め。30代男は飛行中に発症したにしては多岐にわたる症状が出ています。
在住地が異なるため、同一団体とは考えにくく、団体感染ではないでしょうから、異常ですね。


ベトナム・シンガポールは上陸拒否国ではありませんので検査なしで入国できていましたが、9日から全員検査が始まりましたので、検査対象となった模様です。これで9日から7日連続で非上陸拒否国からの入国者の陽性が発表されました。異常です。9日以降に確認された非上陸拒否国からの入国者の陽性は、7日間でいきなり合計10人となりました。多いです、、、。

本日発表分は、ここのところ陽性確認が急増しているのに警戒されていないインドネシアから1人、南アジアから2人(ネパール)、変異株で隔離が強化されている英国から1人陽性者が出ています。

11月から毎日のように複数人陽性者が出ていた米国が急に減少傾向です。入国が急減したのでしょうか。もう暫く注視したいと思います。

13日に発表されたNo2032事例が誤りであったとのことで、取り下げになっています。
12日関空着中国から入国の京都府在住者(20代女、無症状)の事例です。
昨日までに発表されたNo2033〜No2040の事例がNo2032〜No2039に番号付けなおしになっています。
上記一覧も修正しています。

新型コロナウイルス感染症の患者等の発生について(空港検疫)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_16097.html





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変異株発生状況
15日、5日ぶりに変異株が確認されたことが発表されています。
すべて空港検疫での陽性者の確認事例で、新たに7人が確認されています。

<英国で報告された変異株>
・3日羽田着英国から入国の30代男 ⇒ No1969が該当。大阪府在住です。無症状。
・4日羽田着英国から入国の30代男 ⇒ No1978が該当。在住地非公表です。15日発表では発熱、咽頭痛の有症状ですが、日々の発表では頭痛症状とされていました
・7日成田着ナイジェリアから入国の30代男 ⇒ No1982が該当。東京都在住です。無症状。
・9日成田着アラブ首長国連邦(UAE)から入国の40代女 ⇒ No2004が該当。東京都在住です。15日発表では発熱、咽頭痛の有症状ですが、日々の発表では無症状とされていました

<南アフリカで報告された変異株>
・7日関空着南アフリカから入国の20代女 ⇒ No1979が該当。兵庫県在住です。無症状。
・8日成田着南アフリカから入国の10代女 ⇒ No2029が該当。東京都在住です。無症状。※
・8日成田着南アフリカから入国の40代女 ⇒ No2030が該当。東京都在住です。無症状。※
※No2029とNo2030は団体感染が疑われる事例です。

12月以降に確認された南アフリカからの入国者は陽性の場合100%変異株です。(英国、UAE、ナイジェリアは変異株と確認されなかった方もいます)
国内の変異株確認者は7人増えて、合計41人(うち入国者38人/市中二次感染3人)となりました。

<空港検疫等での変異株状況>
左から到着日、到着空港、年代性別、推定される空港検疫No、推定される国籍、推定される在住地、空港検疫での症状(有症状の場合)
◆は14日間自主隔離期間の発症(空港検疫で陰性か検査対象外)、◇は空港検疫での確認、◎市中感染
▲は英国で最初に確認された変異株、△は南アフリカで最初に確認された変異株、▼ブラジルからの入国者から確認された変異株

・行動歴英国からの入国者起因
・12/01 羽田 10代男 ◇▲1535 邦人 非公表
・12/13 不明 50代女 ◆▲   国籍不明 東京
・12/16 不明 30代男 ◆▲  国籍不明 東京
  ⇒ <市中感染>濃厚接触二次感染1人 20代女 ◎▲ 国籍不明 東京
・12/18 羽田 10代男 ◇▲1717 邦人 在住非公表(毎日発表時:行動歴非公表)
・12/19 羽田 30代女 ◇▲1733 邦人 東京
・12/20 羽田 60代男 ◇▲1765 邦人 東京 倦怠感
・12/21 関空 40代男 ◇▲1782 邦人 大阪
・12/21 関空 40代女 ◇▲1783 邦人 大阪
・12/21 関空 10未男 ◇▲1784 邦人 大阪
・12/22 羽田 40代男 ◇▲1802 邦人 在住非公表(毎日発表時:行動歴非公表)
(12/22 不明 30代男 ◆    国籍不明 東京(12/27発症・12/29陽性)※変異株と確認できず(検査量足りず))
  ⇒ <市中感染>濃厚接触二次感染1人 20代男 ◎▲ 国籍不明 東京(12/30発症・陽性日不明)
  ⇒ <市中感染>濃厚接触二次感染1人 20代女 ◎▲ 国籍不明 東京(01/02発症・陽性日不明)
・12/24 羽田 40代女 ◇▲1824 邦人 東京
・12/24 羽田 40代男 ◇▲1825 邦人 東京 発熱、咽頭痛
・12/24 羽田 40代女 ◇▲1826 邦人 在住非公表
・12/25 不明 20代男 ◆▲   邦人 東京(隔離中1/6無症状も検査し陽性)=濃厚接触ではなく自主検査で判明
・12/26 関空 50代女 ◇▲1841 邦人 香川
・12/26 関空 30代女 ◇▲1842 邦人 京都
・12/26 羽田 30代女 ◇▲1843 邦人 東京 食欲低下
・12/26 羽田 10未男 ◇▲1844 邦人 東京

・01/03 羽田 30代男 ◇▲ 1969 国籍不明 大阪
・01/04 羽田 30代男 ◇▲ 1978 国籍不明 在住非公表 毎日発表では頭痛/変異株発表では発熱、咽頭痛


・行動歴南アフリカからの入国者起因
・12/19 成田 30代女 ◇△1776 邦人 東京

・01/07 関空 20代女 ◇△ 1979 国籍不明 兵庫
・01/08 成田 10代女 ◇△ 2029 国籍不明 東京
・01/08 成田 40代女 ◇△ 2030 国籍不明 東京


・行動歴南アフリカ/アラブ首長国連邦からの入国者起因
・12/29 成田 30代男 ◇△ 1866 外人 愛知


・行動歴アラブ首長国連邦からの入国者起因
・12/23 成田 20代男 ◇▲1815 邦人 千葉
・12/24 関空 30代女 ◇▲1834 邦人 兵庫
・12/24 関空 50代女 ◆▲   国籍不明 兵庫=上記1834の濃厚接触者扱い(自宅隔離中12/31無症状も検査し陽性)
・12/29 関空 30代女 ◇▲ 1870 国籍不明 愛知
・01/02 関空 70代女 ◇▲ 1925 国籍不明 福井

・01/09 成田 40代女 UAE ◇▲ 2004 東京 国籍不明 (毎日発表時:無症状/変異株発表:発熱、咽頭痛)

・行動歴ナイジェリアからの入国者起因
・12/29 成田 30代男 ◇▲ 1867 国籍不明 大阪
・01/03 成田 40代男 ◇▲ 1939 国籍不明 大分

・01/07 成田 30代男 ナイジェリア ◇▲ 1982 国籍不明 東京

・行動歴ブラジルからの入国者起因
・01/02 羽田 40代男 ◇▼ 1912 外人 三重 到着時無症状、呼吸状態悪化し入院
・01/02 羽田 30代女 ◇▼ 1913 外人 三重 (毎日発表時:咽頭痛、鼻汁/変異株発表:咽頭痛、頭痛)
・01/02 羽田 10代男 ◇▼ 1914 外人 三重 (毎日発表時:無症状/変異株発表:発熱)
・01/02 羽田 10代女 ◇▼ 1915 外人 三重


新型コロナウイルス感染症(変異株)の患者等の発生について(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_16106.html
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2021年01月15日

但馬_着便欠航代行運行へ

■但馬飛行場 大阪国際発但馬着便欠航時の但馬地域直行の代行チャータータクシーを運行へ

但馬空港推進協議会は15日、大阪国際(伊丹)発但馬飛行場行が欠航した時の但馬地域直行チャータータクシーの試験運行を始めました。

15日に始まったのは、大阪国際(伊丹)発但馬飛行場行(JAL2321便とJAL2325便)が欠航した時に但馬地域へ直行するチャータータクシーの試験運行。「利便性や必要性を検証」するために行うとしており、3月14日まで実施されます。
JAL2321便とJAL2325便が欠航になった時の代替交通として、JR和田山駅・養父市役所・但馬空港・JR豊岡駅・JR城崎温泉駅へ向かうもので、但馬空港まで約2時間で7,000円。基本3名ずつ乗車する乗り合い便です。

伊丹-但馬線をめぐっては、但馬発が欠航した場合に大阪まで代行としてチャータータクシーが運行されていますが、伊丹発は、JAL2325便の引き返し欠航時を除き、代行タクシーはJR宝塚駅までの運行で、JR線への振り替え利用のみが可能となっていました。

航空便欠航時の代替交通手段を用意しているのは、但馬独特の非常に珍しい取り組みで、利用定着に繋がるのか注目されます。

=但馬行欠航時・期間限定= 但馬地域直行チャータータクシーの試験運行について(但馬空港ターミナル公式サイト)
http://www.tajima-airport.jp/2021/01/14/%e6%ac%a0%e8%88%aa%e4%bb%a3%e6%9b%bf%e3%82%bf%e3%82%af%e3%82%b7%e3%83%bc%e4%bd%86%e9%a6%ac%e7%9b%b4%e8%a1%8c/
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羽田_10月1.2万人入国

■東京国際空港(羽田空港) 10月運用状況を発表、1万7千人が入国、9月よりは増加も8月より減少

東京国際空港(羽田空港)の国際線旅客施設を運営している東京国際空港ターミナルは13日、10月の利用実績を発表しました。

発着回数は1,883回(前年同月比25.2%)、旅客数は国際線39,884人(同2.6%/うち通過客6,678人)でした。他空港同様に、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて壊滅的な状況でした。発着回数は9月よりも増え、一気に前年の4分の1まで回復しましたが、利用者数は8月レベルまで戻っていません。
入国者は17,011人、出国者は16,195人で、入国者が多くなりました。10月から外国籍者の新規入国が許可されており、入国者が一気に伸びています。

10月中、国際線旅客定期便は、成田国際(成田)、関西国際(関空)、中部国際(セントレア)と、羽田、福岡の5空港のみで確認されています。
成田と関空、中部は1か月半前に既に速報値が出ており、単純に羽田分も合わせた4空港出入国者数(通過客除く)は132,527人でした。成田の4割が羽田。関空が2割、2%が中部といった感じです。
出入国者数の半数が入国だとすると6万6千人ほどの入国があったとみられます。羽田の出入国比率で入国者は51%ですので、それを元にすると、全国の入国者は3万3千人ほどと計算できます。
10月の空港検疫での検査件数は明確になっており、羽田、福岡もあわせて6万6千件程です。対象外の国からの入国がまだ多い印象です。

※羽田の発表は毎月月末発表でしたが、今月は半月遅れの発表となっています。

羽田空港 国際線 旅客ターミナル利用実績(2020年度)(東京国際空港ターミナル公式サイト)
http://www.tiat.co.jp/result/docs/948f48f2f48ad1de63a45cb72322db0f65cd21c5.pdf
民営3国際空港 10月運用状況を発表、出入国9万9千人(11月26日配信記事)
http://johokotu.seesaa.net/article/478691352.html
posted by johokotu at 21:00| 東京 ☁| Comment(0) | 東京国際空港(羽田空港) | 更新情報をチェックする

緊急警報!急増中 2桁陽性!!

緊急警報! 空港検疫で陽性急増中!本日発表分また二桁人数陽性確認!

空港検疫での入国者に対する新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の全員検査で、本日発表分で二桁人数の感染が確認されました。

15日に、陽性が確認されたとして発表があったのは全部で12人です。3日遅れの11日到着分が1人、2日遅れの12日到着分が2人、14日到着分が6人、速報に近い11日到着分が3人です。有症状者が2人出ています。
全入国者検査が始まった9日から七日連続で、非上陸拒否国から入国者の陽性が出ました。

空港検疫でのCOVID-19感染確認の発表分で一日二桁人数となるのは4日ぶりです。

入国者の感染が異常に急増しています。
国際線の発着する空港への不要不急の来港はしばらく自粛しませんか


詳細は16日0時にアップ予定の日々の記事で書きます。

新型コロナウイルス感染症の患者等の発生について(空港検疫)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_16097.html
ラベル:検疫 感染症
posted by johokotu at 19:00| 東京 ☁| Comment(0) | ◇COVID-19関連 | 更新情報をチェックする

空港検疫1/14_また非拒否国

◇空港検疫 また非上陸拒否国確認、陽性人数は減少中 1月14日発表分

厚生労働省(厚労省)は1月14日現在の、空港検疫を含めた最新の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の状況を発表しました。
空港検疫の数字は、4月3日0時から症状の有無や濃厚接触の有無に関係なく、一部の国からの入国者を除いた全員検査を実施しており、いま日本で唯一正確な罹患率を把握できます。


空港検疫陽性確認が増加中!
(×××)
1月14日現在
罹 患 率 0.455%

無症状率 93.9%

国内の隠れ感染者数(推定値)27.2万人

(比較用)東京都:罹患率0.562%=感染78,566人、死亡率0.0050%=死亡704人/人口13,962,725人(2020年12月)←[激増中・ピーク]
(比較用)パキスタン:罹患率0.246%=感染511,921人、死亡率0.0052%=死亡10,818人/人口約2億777万人(2017年)←[第二波ピーク直後]※ロイター公式サイトが分かりやすいです https://graphics.reuters.com/world-coronavirus-tracker-and-maps/ja/countries-and-territories/pakistan/


※罹患率は空港検疫の全員検査開始後の概要発表分を元に算出しています。
※無症状率は空港検疫の全員検査の詳細結果発表分を元に算出しています。
両数値は、元にしている数値に若干の差異があります。
また、海外で感染した人や有症状の人はそもそも海外から飛行機に乗ることができないため、実際の罹患率や隠れ感染者数は算出された数値より高く、実際の無症状率や無症状病原体保有者数は算出された数値より低いと考えられます。
あくまでも参考程度にお考え下さい。


空港検疫 全員検査結果(1月12日到着分までが反映されていると推定)
2日遅れで情報が反映していると思われる概要結果は以下の通りです。
12月31日発表分までは別にまとめています。

2020年04月04日〜10月04日:http://johokotu.seesaa.net/article/477969790.html
2020年04月04日〜10月31日:http://johokotu.seesaa.net/article/478493314.html
2020年04月04日〜11月30日:http://johokotu.seesaa.net/article/478872998.html
2020年04月04日〜12月31日:http://johokotu.seesaa.net/article/479429539.html
2020年04月04日〜2021年01月01日:対象403,600人、陽性1,821人/罹患率0.451%
2020年04月04日〜2021年01月02日:対象405,107人、陽性1,829人/罹患率0.451%
2020年04月04日〜2021年01月03日:対象406,499人、陽性1,843人/罹患率0.453%
2020年04月04日〜2021年01月04日:対象409,177人、陽性1,866人/罹患率0.456%
2020年04月04日〜2021年01月05日:対象411,667人、陽性1,884人/罹患率0.457%
2020年04月04日〜2021年01月06日:対象413,001人、陽性1,895人/罹患率0.458%
2020年04月04日〜2021年01月07日:対象414,715人、陽性1,902人/罹患率0.458%
2020年04月04日〜2021年01月08日:対象416,537人、陽性1,913人/罹患率0.459%
2020年04月04日〜2021年01月09日:対象418,237人、陽性1,920人/罹患率0.459%
2020年04月04日〜2021年01月10日:対象419,865人、陽性1,934人/罹患率0.460%
2020年04月04日〜2021年01月11日:対象423,463人、陽性1,945人/罹患率0.459%
2020年04月04日〜2021年01月12日:対象427,244人、陽性1,958人/罹患率0.458%
2020年04月04日〜2021年01月13日:対象429,683人、陽性1,964人/罹患率0.457%

2020年04月04日〜2021年01月14日:対象432,379人、陽性1,971人/罹患率0.455%

1月14日時点での罹患率をそのまま日本の人口(12月の推計人口1億2571万人)に当てはめると、感染者の推定人数は約57.3万人になります。
国内のPCR検査陽性者は1月14日0時現在で300,573人ですから、隠れ感染者はあと約27.2万人もいると推定されます。日本国内の感染者爆増に伴い、どんどん隠れ感染者推定数が減っています。

検査人数は2,696人でした。2日連続で三千人を切りました。
9日から全入国者に対する検査が開始されており、検査数≒入国者数の状況です。検査強化しただけで入国者が一気に減っているようです
感染者は7人増加。罹患率はジリジリ低下を続けています。

新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について(令和3年1月14日版)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_16066.html











空港検疫検査 到着日別詳細結果(1月13日到着分までが反映と推定)
1日遅れで情報が反映していると思われる空港検疫の詳細も発表されています。
10月2日着分までの半年分の内容(4月3日着〜10月2日着までの感染状況)と12月31日までは別にまとめています。

2020年04月03日〜10月02日:http://johokotu.seesaa.net/article/477969790.html
2020年04月03日〜10月31日:http://johokotu.seesaa.net/article/478493314.html
2020年04月03日〜11月30日:http://johokotu.seesaa.net/article/478872998.html
2020年04月03日〜12月31日:http://johokotu.seesaa.net/article/479429539.html
2021年
01月01日:症状 有0 無16=陽性16人 1892・1893・1894・1895・1896・1897・1898・1899・1900・1901・1902・1903・1904・1905・1906・1907
01月02日:症状 有1 無22=陽性23人 1908・1909・1910・1911・1912・1913・1914・1915・1916・1917・1918・1919・1920・1921・1922・1923・1924・1925・1926・1927・1928・1929・1959
01月03日:症状 有3 無16=陽性19人 1930・1931・1932・1933・1934・1935・1936・1937・1938・1939・1940・1941・1942・1943・1944・1945・1946・1947・1969
01月04日:症状 有1 無8=陽性9人 1948・1949・1950・1951・1952・1953・1954・1955・1978
01月05日:症状 有0 無9=陽性9人 1956・1957・1960・1961・1962・1963・1964・1965・1966
01月06日:症状 有0 無10=陽性10人 1967・1968・1970・1971・1972・1973・1974・1975・1976・1977
01月07日:症状 有0 無6=陽性6人 1979・1980・1981・1982・1983・1984
01月08日:症状 有2 無11=陽性13人 1985・1986・1987・1988・1989・1990・1991・1992・1993・1994・1995・2029・2030
01月09日:症状 有0 無11=陽性11人 1996・1997・1998・1999・2000・2001・2002・2003・2004・2005・2007

01月10日:症状 有3 無12(+1)=陽性15人 2008・2009・2010・2011・2012・2013・2014・2015・2016・2017・2018・2019・2020・2021・2037
 [空港別] 成田12(+1)・羽田1・関空2
 [男女別] 男8(+1)・女7
 [年代別] 10代下0・20代6・30代5(+1)・40代3・50代1・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] ガーナ/エチオピア/韓国1・中国1・マレーシア1・パキスタン1・ロシア2・英国1(+1)・コートジボワール1・米国5・米国/メキシコ1・メキシコ1
 [居住地] 埼玉1・千葉1・東京4・神奈川3(+1)・愛知2・大阪2・兵庫1・山口1
01月11日:症状 有1 無4=陽性5人 2022・2023・2024・2025・2026
01月12日:症状 有0 無8=陽性8人 2027・2028・2031・2032・2033・2034・2035・2036

01月13日:症状 有1 無2=陽性3人 2036・2038・2039
 [空港別] 成田3
 [男女別] 男3・女0
 [年代別] 10代下0・20代1・30代1・40代0・50代1・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] インドネシア2・パキスタン1
 [居住地] 埼玉1・千葉1・東京1

01月14日:症状 有0 無1=陽性1人 2040
 [空港別] 成田1
 [男女別] 男1・女0
 [年代別] 10代下0・20代1・30代0・40代0・50代0・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] ベトナム1
 [居住地] 大阪1


合計5人の陽性確認が発表されました。
4月3日0時の全員検査開始後に判明した陽性者は、1月14日までの287日間で1,961人となりました。
1,961人のうち有症状は1人増えて119人です。無症状は1,842人で、無症状率は93.9%です。
10日着英国からの入国者が3日遅れで発表されています。強制隔離3日目検査で陽性が出たものと推定されます。

本日発表分は、行動歴(渡航元)と居住地両方とも非公表者はいませんでした。
本日発表分は、団体感染が疑われる事例はありませんでした。

ベトナムは上陸拒否国ではありませんので検査なしで入国できていましたが、9日から全員検査が始まりましたので、検査対象となった模様です。これで9日から6日連続で非上陸拒否国からの入国者の陽性が発表されました。異常です。9日以降に確認された非上陸拒否国からの入国者の陽性は、6日間でいきなり合計8人となりました。
唾液抗原定量検査になってから低感染国の陽性確認がポツポツ出るようになり、偽陽性の割合の高さを示しているのではないかと推定されていましたが、またまた偽陽性が多いのでしょうか。もうしばらく様子見してみます。


本日発表分は、ここのところ陽性確認が急増しているのに警戒されていないインドネシアから2人、南アジアから1人(パキスタン)、変異株で隔離が強化されている英国から1人陽性者が出ています。

11月から毎日のように複数人陽性者が出ていた米国が急に減少傾向です。入国が急減したのでしょうか。暫く注視したいと思います。

新型コロナウイルス感染症の患者等の発生について(空港検疫)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_16078.html
ラベル:検疫 感染症
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2021年01月14日

英国から陽性全員邦人!!

◇12月の英国からの入国者の陽性確認は全員日本人!!!! 三月の反省空しくまたパニック?

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関連し、12月に英国からの英国からの入国者の陽性確認が全員日本人であることが明らかになりました。
感染力の強い変異ウイルス(変異株)の国内密輸に関連して、外国籍の新規入国者がやり玉に挙げられていましたが、実態は、今回の変異株を持ち込んだ人は日本人ばかりでした。


12月中旬以降、英国で初めて変異株が蔓延し、日本の空港検疫でも流入阻止がクローズアップされていました。

国籍別のデータは週間ごとにしか出ていないため、12月を含有する11月29日〜1月2日で捉えるしか分かりませんが、この期間に英国からの入国した人で陽性だった人は全部で26人いました。
そして、驚くことにその全員が日本国籍者でした。
この期間の英国からの入国者数は、日本国籍者3,909人、外国籍者585人でしたから、外国籍者からも3、4人程度は陽性者が出ても良さそうなもの。それが全く出ていないことから、日本国籍者の陽性が異常に出過ぎであることは明白です。

そして、驚くのは、これらの陽性確認は12月20日〜12月26日に17人と集中していたことです。その前週の方が入国者数は多いにもかかわらずです。
一見、年末年始の一時帰国が大勢いたからのようにも見えますが、よく考えてみると、12月20日に日本に到着しても、三が日はまだ外に出ることができません。つまり、純粋に年末年始を日本で過ごす目的の人は既に前の週までに入国を果たしていた可能性が高いです(自主隔離中に10人以上で会食し市中感染を引き起こした人物(12月22日入国)のような確信犯は別)。
そして、入国がめんどくさくなった12月27日以降は日本国籍者の入国者が激減しています(前週986人→168人)。
変異株が報道され始めたのが15日頃で、ロックダウンがクリスマス直前でしたから、それこそ、急きょ逃げて帰ってきた日本人が多いと思われる結果となりました。
ちなみに、12月20日〜12月26日はドイツからの入国者数が、たまたま英国からと同じだったのですが、陽性者は1人のみ。英国からの入国者の感染急増の異常さは明らかでした。

3月下旬〜4月初めにかけて、パニック気味に欧米から日本国籍者の入国が激増し、空港検疫で引っかかる感染者が多数出てしまいましたが、それと全く同じ事がまた起こってしまったと言えます。
空港検疫では6月にパキスタンからの入国者の陽性確認が異様に増えたことがあります。愛知周辺在住者が非常に多く、車業界の強い地域だけに、成田や羽田まで車で迎えに行って二次感染するおバカな事例も多発。愛知・岐阜・三重の三県知事が、自県民を空港から出すな!と患者を他都県に押し付ける差別宣言する騒動が起こりました。しかし、パキスタンの人は同国の規制で国外へ出ることが原則禁止されていて、5月末に解禁されたばかりで、入国者が急に増えるのは仕方のないことでした。大して入国方法に変化はなかったのに、7月には感染者確認も激減しています。
一方で、今回話題になった英国は、12月まで強い出入国規制はされておらず、昨年1月以降1年間、航空便は飛び続けています。日本人ならいつでも帰ろうと思えば帰国が可能だったわけです。それでも帰ろうとしなかった人たちが、大挙として押し寄せたのですから、先を読まないアタフタ人があまりに多かったことがよく分かります。海外移住する際に、こういったリスク(日本と同じように治療してもらえない、帰国の足が途絶える、日本より危険etc.)は織り込み済みだと思うのですが、恐怖の前ではなかなか割り切れないのかもしれません。
(1か月以上先に日本公演があるとは言え)この時期に英国在住の著名アーティストが帰国し、一方で、当時まだ変異株が確認されていなかった米国在住の紅白出場著名アーティストが帰国しなかったことで、良識が違いすぎるといって話題になったのも記憶に新しいですね。
ちなみに、6月に急増したパキスタンからの入国者は、その多くが外国籍の在日の人(パキスタンに2019年などに一時帰国したら2020年になってロックダウンされちゃったから日本に戻って来られなくなっちゃったパターンが多い)であることが分かっています。日本人より外人の方がよっぽど冷静に行動していることが分かります。

英国以外を見てみると、12月到着で変異株と確認されたのは、13日時点で、英国18例(うち入国後判明が3例=国籍不明)、アラブ首長国連邦(UAE)4例(うち入国後判明が1例=国籍不明)、南アフリカ/UAE1例、ナイジェリア1例ありました。
このうち、南アフリカとUAEの1人(=南アフリカ/UAE1例のみ)が外国籍だっただけで、残りは全員日本国籍でした。あまりに異様な偏りになっています。

ここから分かるのは、「日本人は変異株に異常に罹患しやすい。」ですが、日本への入国者限定の傾向ですから、それが本当かは分かりません。

ここのところ、変異株の国内密輸に関連し、外国籍の新規入国がやり玉に挙げられています。しかし、実態は、今回の変異株騒動では、持ち込んだ人は日本人ばかりだったことが分かりました。
首相の対応が遅い遅いと言われてはいるものの、SNS便所の落書きはもちろん、多くの国会議員も、どの報道も、悪者にしているのは「ビジネス目的の外国人」ばかりです。
しかし、12月の結果を見る限りでは、外国人や新規入国だけ入国を阻止しても、あまり意味がないことが分かります。

そう言えば、、、。
変異株対策について国は、なぜか矢継ぎ早に、陰性証明提示義務化を決めました。普通に考えたら入国規制が先のような気がしていたので、どうにも不思議でした。
これ、上記の状況が分かったら、腑に落ちました。
現場では、12月に英国から日本人の不要不急の一時帰国が激増したのははっきり分かっていたでしょうし、もしかしたら、症状隠してた人も多かったのかもしれません。そして、日本人ばかりが陽性だったから、外国人の規制強化よりも先に、とにかく陰性証明提示義務化を進めたのではないでしょうか。
「パニック起こす行動や感染実態から、日本人こそが危険だ」とは絶対に口に出来ない国の苦悩が目に浮かぶようです。

今のところ人種による罹患しやすさの違いは、ありそうだけれども、明確になっていません(同じ白人でも欧米は感染多く・オセアニアは感染者少ない、東南アジアでは感染状況は隣国でも大きく異なるetc.)。そろそろ、「外人だからウイルス密輸してそう」という偏見は止めませんか?
変異株が国内流入したことに対するSNSの書き込みでも、なぜか外国人を揶揄する内容が散見されました。しかも、中韓嫌いでそれを指摘する人は多いですが、空港検疫での感染者が一番多い、仲良し米国を指摘する人はほとんどいません。
こうやってデータが出てみると、原因は外国人じゃなく、日本人。日本人は民度が高くてウイルス拡散するような行動を取る人が少ない、というわけでもなさそうであることも分かりました。

こうして見てみると、日本国籍だとか、外国籍だという違いが重要なのではありません。入国する人が日本人だろうが外国人だろうが、現地の感染状況が悪ければ密輸リスクは高まります。各国の感染実態から、入国の許可・不許可・邦人保護目的の特別入国許可(=当然強制隔離)を分けるべきではないでしょうか。
(実は既に国はそれをやってます。8日まではレベル2の国は検査なしで入国できた一方で、レベル3の国は検査が必須だった。)

ウイルスが確認されてからもう1年経ちました。ロックダウンされることも、航空便が突然欠航になることも、入国するときが大変面倒臭いことも、もう分かっていると思います。外国にいる邦人の皆さんにも、パニックにならず、もう少し冷静に対処してほしいものです。
まあ、個人的には、自由に動き回れてユルユルとは言え、戦争だと思っているので、戦場に放り出されたらパニック気味になるのは仕方ないとは思いますけど、それでもねぇ、、、。戦争の敵は外国人じゃなくて、ウイルスですよ、、、。

英国からの入国者の動向
11月29日〜12月05日:罹患率0.29%
日本国籍 検体 587・陽性 2=罹患率0.34%、外国籍 105・陽性 0=罹患率0%
12月06日〜12月12日:罹患率0.17%
日本国籍 検体1,066・陽性 2=罹患率0.19%、外国籍 136・陽性 0=罹患率0%
12月13日〜12月19日:罹患率0.33%
日本国籍 検体1,102・陽性 4=罹患率0.36%、外国籍 108・陽性 0=罹患率0%
12月20日〜12月26日:罹患率1.50%
日本国籍 検体 986・陽性17=罹患率1.72%、外国籍 149・陽性 0=罹患率0%

12月27日〜01月02日:罹患率0.39%
日本国籍 検体 168・陽性 1=罹患率0.60%、外国籍 87・陽性 0=罹患率0%


水際対策(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/kansenkakudaiboushi-iryouteikyou.html#h2_7
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緊急事態_拡大9空港存在

◇緊急事態宣言 対象地域拡大7府県に9空港存在

14日、新型コロナウイルス感染症パンデミックに伴い発出している緊急事態宣言の対象地域が、栃木県、岐阜県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、福岡県の7府県にも拡大されました。拡大地域には9空港があります。

期間は2月7日までの約1か月間です。
今回宣言が出された7府県には、名古屋、中部国際、大阪国際、関西国際、八尾、神戸、但馬、福岡、北九州の9空港があります。これまでの地域と合わせ全国17空港が対象になっています。
北海道と沖縄以外のほとんどの路線が該当し、影響は非常に大きい状況です。

現在国際線が発着している空港は、5空港全てが宣言の対象地域になっています。
福岡地域のマルチエアポートでは佐賀が対象外となっています。

いきなり1か月間という長丁場で設定され、既に減っている航空利用者数がさらに減少することは避けられない状況になってしまいました。
感染が拡大し始めたのが11月で2か月以上我慢してきての強制制限で、航空・空港が耐え抜けるのか気になるところ。厳しい状況はまだまだまだまだ続いています。

新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言の概要(内閣官房新型コロナウイルス感染症対策公式サイト)
https://corona.go.jp/news/news_20200421_70.html
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水際対策強化で問題入国無へ

■緊急事態宣言で水際対策強化、問題ある入国方法無しへ

14日、新型コロナウイルス感染症に伴う入国者に対する水際対策が強化されました。今回の強化で、問題ある入国方法が原則なくなりました。

今回の強化は大きく二点あります。
一点目は、11か国・地域が対象のレジデンストラックと4か国が対象のビジネストラックの運用停止。
二点目は、誓約条件の明確化です。

レジデンストラック・ビジネストラックの運用停止
14日0時から運用が停止されました。最大の問題点である、入国後14日以内の用務先との行き来が不可になりました。
合わせて、新規の入国許可が停止されたため、21日以降はこれらのスキームを使った入国がなくなることになります。
なぜか地域限定の緊急事態宣言解除までの限定措置となっています。緊急事態宣言対象外の地域から入国する場合もう運用停止となります(現在国際線が発着する空港は全て同地域内ですが、来月には地域外の新千歳で発着が再開予定となっています)。

誓約書条件の明確化
入国時に義務付けている誓約(14日間自主隔離や公共交通利用禁止、位置情報の保存・要請時の開示など)について、入国者全員に対して説明方式から誓約書方式に変更になり、守らなかった場合に氏名公表や在留資格剥奪・国外退去などを行うことが明確に示されました。
また、誓約書提出に同意できない場合に14日間の隔離が検疫指定施設のみになることが示されました。
14日間自主隔離や公共交通利用禁止を巡っては、昨年3月以降、守らなかった入国者を起因とした市中感染が後を絶ちません。変異株についても、14日間隔離を守らなかった入国者により、早くも市中に入り込んだことが発覚しており、一年近くテキトー運用だったものがアタフタと強化されることになりました。
こちらは緊急事態宣言期間に限定されておらず、当面の間継続されることになります。

これにより、大きな問題を残した例外的な入国はなくなりました。
入国者全員が少なくとも、「72時間前検査陰性証明の提示」「入国時検査」「入国時誓約書の提出」「14日間の公共交通利用禁止・隔離」「位置情報の保存・要請時の開示」をすることになりました。(行動歴などによりさらに強い制限が求められる場合もあります。)

中国武漢での拡大から一年、全員検査が始まってから9か月、とにかく長くかかりました。隔離が強制でないなど、まだ不十分なところはあります。それでも、やっと、ウイルス密輸阻止できるまともな入国方法で運用されることになりました。

小出しで毎日のように入国規制の方法が変更となっています。情報の発信も、外務省、厚生労働省、経済産業省、内閣府などとバラバラ。公式サイトでは古い情報も出たり、更新も遅いです。入国する際には、よく調べてから動くことをオススメします。

新型コロナウイルス感染症に関する新たな水際対策措置(6)(外務省公式サイト)
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2021C009.html
新型コロナウイルス感染症に関する新たな水際対策措置(7)(外務省公式サイト)
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2021C010.html
新型コロナウイルス感染症に関する新たな水際対策措置(検疫強化対象国・地域の追加)(外務省公式サイト)
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2021C011.html
ラベル:検疫 感染症
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空港検疫1/13_アフリカ増加

◇空港検疫 アフリカからポツポツ増加、南アは3日目検査陽性者も 1月13日発表分

厚生労働省(厚労省)は1月13日現在の、空港検疫を含めた最新の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の状況を発表しました。
空港検疫の数字は、4月3日0時から症状の有無や濃厚接触の有無に関係なく、一部の国からの入国者を除いた全員検査を実施しており、いま日本で唯一正確な罹患率を把握できます。


空港検疫陽性確認が増加中!
(×××)
1月13日現在
罹 患 率 0.457%

無症状率 93.9%

国内の隠れ感染者数(推定値)27.9万人

(比較用)日 本:罹患率0.236%=感染297,315人、死亡率0.0032%=死亡4,145人/人口約1億2571万人(2020年12月)←[激増中・ピーク](月間1,500人死亡ペース)
(比較用)セネガル:罹患率0.133%=感染21,685人、死亡率0.0029%=死亡480人/人口約1,630万人(2019年)←[激増中・ピーク](日本より若干低感染・低死亡の国)※ロイター公式サイトが分かりやすいです https://graphics.reuters.com/world-coronavirus-tracker-and-maps/ja/countries-and-territories/senegal/


※罹患率は空港検疫の全員検査開始後の概要発表分を元に算出しています。
※無症状率は空港検疫の全員検査の詳細結果発表分を元に算出しています。
両数値は、元にしている数値に若干の差異があります。
また、海外で感染した人や有症状の人はそもそも海外から飛行機に乗ることができないため、実際の罹患率や隠れ感染者数は算出された数値より高く、実際の無症状率や無症状病原体保有者数は算出された数値より低いと考えられます。
あくまでも参考程度にお考え下さい。


空港検疫 全員検査結果(1月11日到着分までが反映されていると推定)
2日遅れで情報が反映していると思われる概要結果は以下の通りです。
12月31日発表分までは別にまとめています。

2020年04月04日〜10月04日:http://johokotu.seesaa.net/article/477969790.html
2020年04月04日〜10月31日:http://johokotu.seesaa.net/article/478493314.html
2020年04月04日〜11月30日:http://johokotu.seesaa.net/article/478872998.html
2020年04月04日〜12月31日:http://johokotu.seesaa.net/article/479429539.html
2020年04月04日〜2021年01月01日:対象403,600人、陽性1,821人/罹患率0.451%
2020年04月04日〜2021年01月02日:対象405,107人、陽性1,829人/罹患率0.451%
2020年04月04日〜2021年01月03日:対象406,499人、陽性1,843人/罹患率0.453%
2020年04月04日〜2021年01月04日:対象409,177人、陽性1,866人/罹患率0.456%
2020年04月04日〜2021年01月05日:対象411,667人、陽性1,884人/罹患率0.457%
2020年04月04日〜2021年01月06日:対象413,001人、陽性1,895人/罹患率0.458%
2020年04月04日〜2021年01月07日:対象414,715人、陽性1,902人/罹患率0.458%
2020年04月04日〜2021年01月08日:対象416,537人、陽性1,913人/罹患率0.459%
2020年04月04日〜2021年01月09日:対象418,237人、陽性1,920人/罹患率0.459%
2020年04月04日〜2021年01月10日:対象419,865人、陽性1,934人/罹患率0.460%
2020年04月04日〜2021年01月11日:対象423,463人、陽性1,945人/罹患率0.459%
2020年04月04日〜2021年01月12日:対象427,244人、陽性1,958人/罹患率0.458%

2020年04月04日〜2021年01月13日:対象429,683人、陽性1,964人/罹患率0.457%

1月13日時点での罹患率をそのまま日本の人口(12月の推計人口1億2571万人)に当てはめると、感染者の推定人数は約57.4万人になります。
国内のPCR検査陽性者は1月13日0時現在で295,272人ですから、隠れ感染者はあと約27.9万人もいると推定されます。日本国内の感染者爆増に伴い、どんどん隠れ感染者推定数が減っています。

検査人数は2,439人でした。3日ぶりに三千人を切りました。
9日から全入国者に対する検査が開始されており、検査数≒入国者数の状況です。検査強化しただけで入国者が一気に減っているようです
感染者は6人増加。罹患率は若干低下しました。

新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について(令和3年1月13日版)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_16016.html











空港検疫検査 到着日別詳細結果(1月12日到着分までが反映と推定)
1日遅れで情報が反映していると思われる空港検疫の詳細も発表されています。
10月2日着分までの半年分の内容(4月3日着〜10月2日着までの感染状況)と12月31日までは別にまとめています。

2020年04月03日〜10月02日:http://johokotu.seesaa.net/article/477969790.html
2020年04月03日〜10月31日:http://johokotu.seesaa.net/article/478493314.html
2020年04月03日〜11月30日:http://johokotu.seesaa.net/article/478872998.html
2020年04月03日〜12月31日:http://johokotu.seesaa.net/article/479429539.html
2021年
01月01日:症状 有0 無16=陽性16人 1892・1893・1894・1895・1896・1897・1898・1899・1900・1901・1902・1903・1904・1905・1906・1907
01月02日:症状 有1 無22=陽性23人 1908・1909・1910・1911・1912・1913・1914・1915・1916・1917・1918・1919・1920・1921・1922・1923・1924・1925・1926・1927・1928・1929・1959
01月03日:症状 有3 無16=陽性19人 1930・1931・1932・1933・1934・1935・1936・1937・1938・1939・1940・1941・1942・1943・1944・1945・1946・1947・1969
01月04日:症状 有1 無8=陽性9人 1948・1949・1950・1951・1952・1953・1954・1955・1978
01月05日:症状 有0 無9=陽性9人 1956・1957・1960・1961・1962・1963・1964・1965・1966
01月06日:症状 有0 無10=陽性10人 1967・1968・1970・1971・1972・1973・1974・1975・1976・1977
01月07日:症状 有0 無6=陽性6人 1979・1980・1981・1982・1983・1984

01月08日:症状 有2 無11(+2)=陽性13人 1985・1986・1987・1988・1989・1990・1991・1992・1993・1994・1995・2029・2030
 [空港別] 成田8(+2)・羽田3・関空1・福岡1
 [男女別] 男6・女7(+2)
 [年代別] 10代下3(+1)・20代2・30代5・40代2(+1)・50代0・60代1・70代0・80代上0
 [渡航元] フィリピン1・ミャンマー1・ネパール1・パキスタン1・ロシア2・ルーマニア1・南アフリカ2(+2)・米国3・メキシコ1
 [居住地] 北海道1・千葉1・東京4(+2)・神奈川4・大阪2・福岡1

01月09日:症状 有0 無11=陽性11人 1996・1997・1998・1999・2000・2001・2002・2003・2004・2005・2007
01月10日:症状 有3 無11=陽性14人 2008・2009・2010・2011・2012・2013・2014・2015・2016・2017・2018・2019・2020・2021
01月11日:症状 有1 無4=陽性5人 2022・2023・2024・2025・2026

01月12日:症状 有0 無8(+6)=陽性8人 2027・2028・2031・2032・2033・2034・2035・2036
 [空港別] 成田6(+4)・羽田1(+1)・関空1(+1)
 [男女別] 男7(+5)・女1(+1)
 [年代別] 10代下0・20代5(+3)・30代1(+1)・40代0・50代2(+2)・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] 中国1(+1)・ベトナム2(+1)・インド1・エジプト/マルタ1(+1)・チュニジア1(+1)・セネガル1(+1)・米国1(+1)
 [居住地] 群馬1・東京1(+1)・神奈川3(+3)・愛知2(+1)・京都1(+1)


合計8人の陽性確認が発表されました。
4月3日0時の全員検査開始後に判明した陽性者は、1月12日までの285日間で1,956人となりました。
1,956人のうち有症状は118人です。無症状は1,838人で、無症状率は93.9%です。
8日着南アフリカからの入国者が4日遅れで発表されています。強制隔離3日目検査で陽性が出たものと推定されます。

本日発表分は、行動歴(渡航元)と居住地両方とも非公表者はいませんでした。
8日成田着南アフリカから入国の東京都在住者2人(10代女、40代女)が連番確認されており、団体感染が疑われます。

ベトナムと中国は上陸拒否国ではありませんので検査なしで入国できていましたが、9日から全員検査が始まりましたので、検査対象となった模様です。これで9日から5日連続で非上陸拒否国からの入国者の陽性が発表されました。異常です。9日以降に確認された非上陸拒否国からの入国者の陽性は、5日間でいきなり合計7人となりました。
唾液抗原定量検査になってから低感染国の陽性確認がポツポツ出るようになり、偽陽性の割合の高さを示しているのではないかと推定されていましたが、またまた偽陽性が多いのでしょうか。もうしばらく様子見してみます。


本日発表分は、ここのところ陽性確認が急増しているのに警戒されていない米国から1人、変異株で隔離が強化されている南アフリカから2人陽性者が出ています。少しアフリカが増えてきていますね。

13日到着分から、検査陰性証明を提示できない場合に3日間の強制隔離が始まりました。本日以降、陽性確認が3日遅れになるものが増える可能性があります。

1月13日に到着した人は1月27日が入国から14日目。14日間、出掛けたり、(空港への送迎も含め)日本国内在住者に会ったりしないよう充分ご注意いただきたいですね。

新型コロナウイルス感染症の無症状病原体保有者の発生について(空港検疫)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_16023.html
ラベル:検疫 感染症
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2021年01月13日

全員検査も14日隔離の方が大事

◇ついに全入国者検査開始も14日間隔離の方が大事

9日から全入国者に対する入国時検査が始まりました。緊急事態宣言発出期間中限定となりますが、ウイルス密輸への対抗策として一歩前進と言えます。
一方、変異株出現以降空港検疫を注目する人が増えたのか、12月後半頃からSNSは荒れ放題でした。
そこで、検疫の方法についておさらいしてみます。


■検疫は隔離と検査が大切
検疫(quarantine)という言葉は、元々「40日間」という言葉が語源です。14世紀のヴェネツィアで感染症(ペスト)が上陸するのを防ぐために、港で船を40日間隔離していたことに由来しています。14日間ではあったものの、ダイヤモンド・プリンセス号で行われたのがまさにそれに当たります。
検疫とは、検査することではなく「隔離」が元々の進め方です。

空港経由の入国者によるウイルス密輸を防ぐ検疫では、今回は、この隔離と検査が大切になります。
・潜伏期間は隔離すること
・検査して陰性であること

この二つを徹底すれば防げるとされています。
COVID-19の潜伏期間は2週間とされているため、隔離期間は14日間としている所が多いです。
日本の場合、基本的な入国の流れは、「入国時検査→14日間自主隔離」となっています。

しかし、この14日間隔離が、(諸外国では強制のところが多いのに)日本の場合は自主隔離なので、「守らない輩が出るザルだ!」という意見が出ています。
諸外国を見ると、欧米は隔離自体がないところが多く、アジア・オセアニア・島国は強制隔離が多い印象です。中途半端に全員に対して自主隔離にしてるところはあまり見られず、「空港で解放された=無罪放免自由に動いて良い」と勘違いしている入国者も一定数いる可能性があります。実際、11月1日に初めて11か国・地域が感染症危険度がレベル2に下がったことで入国時検査が原則なくなった際、14日隔離も同時になくなったと勘違いしていた人が多かったです。

検査は、偽陰性が出る可能性がありますし、入国時というある一時だけを見ているので、すり抜けは「絶対に」出ます。すり抜けが出ないことは100%あり得ません。このため、検疫上、検査することよりも、隔離の方が重要度が高いです。

今回、全入国者に対する入国時検査が義務付けになったことで結構安心している人が見られるのですが、これで安心するのは、圧倒的に間違いなわけです。

しかし、何故か日本では14日間隔離は軽視されています
国会議員ですら、隔離強化を主張する人はあまり目立たず、入国完全拒否の人達か、検査しろの人達の二極化している印象があります。
日本では、いきなり空港に迎えに行く人がいるくらい、隔離に対する意識が薄いです。14日間に家族と普通に接触して二次感染する事例も後を絶ちません。入国後そのまま公共交通に乗ってしまう人もいるようです。変異株で騒ぎになった英国からの入国者ですら大人数会食にすぐ参加してしまう位です。
日本では、14日間隔離の重要度があまり理解されていないのです。

最も安心できる入国規制は、「出発時陰性証明取得」→「出発時症状確認」→「入国時検査」→「14日間隔離(他人との接触禁止)」→「解放時検査」です
入国を全面禁止にするのは簡単ですが、流石に日本在住者に帰ってくるなとは言えないでしょう。海外との行き来を残すなら、上記の方法以外本来はあり得ないと思っています(隔離だって15日目に発症するかもだから100%ではないですが限りなく100%近くまで密輸リスクを下げられます)。


■隔離場所確保は簡単ではない
しかし、14日間隔離には大きな問題があります。入国者が多くなればなるほど、施設の確保が難しくなるのです。一日たった五千人入国する場合ですら、14日間で7万人分の施設が必要になります。
客が来ねーと嘆いているホテル業界+その周辺の宅配飲食店等を救うのにはピッタリだと思うのですが、羽田空港国際線の目の前にあるホテルですら受け入れ拒否してるみたいですから、ホテル確保はそう簡単ではありません。(補助金・GOTOないと雇用が死ぬとか叫んでる割に客を選り好みできるホテルが羨ましいです、、、。)
全国97空港あって40空港くらいは国際線対応しているのですから、成田や羽田に集中させるんじゃなくて、到着便を各地方に散らしてその負担を分散させることもできるはず。そうすればそれぞれの空港前ホテルの儲けも確保できますし、、、。成田や羽田への乗り入れを厳しく制限して枠がないからと断っていたくらいなのに、こういうときに羽田や成田に来るなと言えないのは何故なのか不思議です(中国は、乗り入れ制限をやってます)。

ニュージーランドやタイのように、頑なに入国拒否を貫けば、入国者数が著しく減るのでホテル確保も簡単で良いのでしょうけど、日本の場合は、経済回すという名目の元、入国を禁じていません。ホテルだけでは足りません。
となれば、隔離は、自宅で出来る人は自宅でお願い、仕事で来ている人は会社が用意する隔離施設でお願いとなるわけです。それが日本の状況です。

本来は自宅でも、完璧に隔離できればすべて解決です。
しかし、自宅だと監視がないから当然出歩く人が出てきてしまいます。さらに、家族に二次感染し、その人が歩き回ることで市中感染が拡がるというリスクは付きまといます。
ここが、問題点になってしまいます。

ホテル確保のことも考えれば、14日間は、「入国者は自宅隔離(当然外出禁止)」→「家族がいるなら家族がホテルや実家へ」が、ホテルも安心して客を受け入れられますけど、どうでしょうか。それこそ海外帰国者家族専用GOTOとかやれば良いのでは?こうすればホテルは消毒する必要もなくなります。
入国者が自宅隔離となると、14日間隔離後自宅を消毒しなきゃ問題が出てきますが、それは、こんな時期にわざわざ海外と行き来した人の責任ですから、自分で金出してやれとすれば良いわけです。ホテルが消毒となると完全にトバッチリですから消毒に補助金必要ですが、自宅なら自己都合なんだから補助金なんて不要です。消毒業者の雇用創出にも役立ちます。ビジネス目的(=個人事業主もね)なら、ホテル代も消毒代も会社持ちにすれば良いですし(飲食店が消毒液置く出費と同じです)。
いきなり空港に迎えに行く家族もいるくらいですから、自主隔離が不十分であることはよく分かりますが、これがちゃんと守られているという前提ならば、検疫は十分なはずなんです。

14日間隔離を完璧にすれば、正直入国時検査だって極論やらなくてもなんとかなるはずです


■入国資格の種類が問題なのではない
ビジネストラックが云々以前に、コロナは関係なく国籍別で入国資格による入国方法の違いがあります。まずはその分類を押さえておきます。
細かい分類はありますが、大雑把に言うと以下のようになります。
・日本国籍者→基本的に入国に制限はありません。
・外国籍者→新規入国の他に在日外国人向けの再入国など、入国資格にパターンがいくつかあります。

いま、特に問題視されているのが、外国籍者の新規入国です。
10月から解禁となりましたが、コロナが収まっていないのに、なんでOKになるんだと疑問視されています。
夏頃までは、日本は先進国の中でも結構厳しい規制を引いていたため、外国籍者の家族が新規入国出来ないせいで、日本に来られないと、少し問題になっていました。

しかし、よく考えてみると、新規入国を認めるか認めないかは、コロナの感染状態とは直接関係がありません
ファクターXの話があるので、人種による罹患しやすさの差が絶対的にないとは言い切れませんが、日本国籍だからコロナに罹っていない、新規入国だからコロナに罹っているというものではないからです。
例えば、5月末に自国からの出国が可能となったパキスタンからの入国者や、7月に自国航空会社が便数が増えたフィリピンからの入国者の感染確認が、その直後に激増しています。
この人たちは新規入国ではなく、再入国や永住者などでした。新規入国でなくても普通に罹患しているわけです。

つまり、入国資格の種類の違いで、入国時のコロナ検査方法に差を付けるのはおかしいです。

外国籍者の新規入国には、入国の許可理由が必要ですが、分類上、現在、旅行の人にはビザが下りません。でも、ビジネス等は許可していきましょう。となったのが、今の段階で、それ自体は疑問視すべきところではありません。
感情的には「まだ新しい人は入れて欲しくない」というのは理解できますが。

検疫上、本来問題なのは、感染可能性が高い国からの入国です。日本国籍だからOK・外国籍だからダメなのではなくて、現地の感染状況が悪ければ、日本国籍だって、外国籍だってダメでしょう
でも、流石にこの国だけは入国ダメ、とはできませんから、感染症危険度のレベル2以下とレベル3以上で、入国時の検査で差を付けるくらいしかできていません。それが、今の規制の方法です。
入国資格による部類が問題なのではないんです

※ちなみに、国際線の再開路線は、現地感染が酷いところばかりが多い印象ですので、人の行き来がなくなれば国際線路線が消滅に近くなってしまいます。(トップは米国。アジアだとフィリピンやインドネシア、中東だとカタール、欧州全体などがその代表例。)


■ビジネス例外は11か国ではない
そんな、入国資格による部類ではない、今の特殊な入国方法を見ていきます。

変異株が出たせいで、日本人の多くが、空港検疫の変なところに気が付き始めています。しかし、なぜか多くの人が主張しているのが「中韓をはじめとした11か国の外国人ビジネスザル新規入国を止めさせろ」という話になっています。
実はこれ、ウイルス密輸を防ぐという目的からすると、全くおかしな主張になっているんです。結論から言うと、11か国の外国人ビジネスザル新規入国とやらを止めたとしても、ウイルス密輸リスクは実は今とあまり変わりません

なぜなら、今の特殊な入国方法に関して、様々な例外が存在しており、それは11か国の外国人ビジネスザル新規入国だけではないからです。ウイルスは新規入国者だけにくっつくものではなく、日本国籍者だって再入国者だって密輸する可能性はあります。
まず、現在の例外状況を見てみます。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/ca/cp/page22_003380.html

外務省公式サイトに載っているものですが、基本的な入国の流れである「入国時検査→14日間自主隔離」となっていない入国方法が色々あります。(9日以降はこの全員が、陰性証明取得と入国時検査はするようになっています)

例外を大きく分けると以下の四つになります。(9日以降は全員が、陰性証明取得と入国時検査はするようになっています)
・感染症レベル2の国 陰性証明不要、入国時検査なし、14日間隔離あり
・レジデンストラック 陰性証明必要、入国時検査※、14日間隔離あり
・ビジネストラック 陰性証明必要、入国時検査※、14日間隔離なし(受け入れ会社の責任で滞在地-用務先間のみ移動可)
・日本居住ビジネスパーソンの短期出張 陰性証明必要、入国時検査※、14日間隔離なし(受け入れ会社の責任で滞在地-用務先間のみ移動可)

※は、感染症レベル2以下の場合検査なし、レベル3以上の場合検査あり。ビジネストラックは今のところ検査あり国は存在しない。

「感染症レベル2の国」は、日本よりも低感染国ばかりです。だいたい80か国位(世界の半分くらいは日本よりも優秀)あります。日本ですら優秀でロックダウンも全く不要と主張されています。そんな日本国内よりも安全な国から来る人々です。もっと危険な日本国内にいる人に全員検査をしていないのに、このような国から入国する人に検査しても、検査する費用と時間と土地が無駄と言えます。
そこまで楽観的に見なくても、そもそも14日間隔離はありますから、万万が一罹患していても市中拡大は防げる、という建て付けのルールになっています。
東京から岩手や鳥取に行くのには検査した方が良いかなと思うのに、岩手や鳥取の人が東京に行くときに検査しようと思わないのと一緒だと言えば分かりやすいでしょうか。

「レジデンストラック」も、同じ流れで、プラスして陰性証明が必要になるというものになります。これは、外国籍者のうち永住者などではなくビジネスなどで新規入国する際に使われるスキームです。これが11か国対象になっています。

以上の二つは、14日間隔離をきっちりしているという前提であれば、ウイルス密輸は限りなく100%近く防げるはずです。高感染国からの入国者や、検査もしないで外を出歩いている日本国内の人より、断然ウイルス媒介リスクは低いです。

ところが、ここに、14日間隔離を無くした二つの問題スキームが現れます
一つが「ビジネストラック」です。外国籍者のビジネス目的入国用で、レジデンストラックによく似ていますが、入国後14日以内でも、受け入れ会社の責任で滞在地-用務先間のみ移動可(=現地仕事が可)とするものです。移動は公共交通は禁止で用務先以外の場所には行けません。
だが、これで安全に仕事ができると考えるのがそもそもおかしいです。仕事するときに人と会わなきゃ市中感染が拡がりませんが、そもそも会わないならわざわざ入国する必要がありません。つまり、仕事で誰かと会うのはほぼ確実なわけで、当然そこで市中感染するリスクが出ます。
当然他人と接触するリスクが高い入国方法になるので、レジデンストラックはOKでも7か国は納得していないんでしょうね。4か国としか合意出来ていません
それでも、ビジネストラックは、相手国の感染状態を見ながら許可しているので、高感染国が入ってくる可能性は著しく低いです。しかも、今のところシンガポール、韓国、ベトナム、中国と、日本よりも低感染国(全てレベル2の国)との間としか許可されていないスキームなので、そもそもの持ち込みリスクは低いです。鳥取とか岩手から東京に来るみたいなものです。

しかし、もう一つの超短期出張は大問題の入国方法です。
「日本居住ビジネスパーソンの短期出張」がそれで、11月から開始され、12月28日から一時運用停止されています。これは7日間以内の出張なら、ビジネストラックと同じ扱いで入国後14日以内でも、受け入れ会社の責任で滞在地-用務先間のみ移動可(=現地仕事が可)とするものです(レベル3以上の国の場合は入国時検査は免除されませんし、移動は公共交通は禁止で用務先以外の場所には行けません)。外国籍者ではなく、日本国籍者と外国籍のうち日本永住者などが対象です。
ビジネストラックによく似ているように見えますが、このスキームの利用は、世界どの国でもOK、しかも現地での行動制限が一切ない(事前に行動計画は出します)というトンデモスキームになっています
このスキームを運用するために、相手国と基準を合わせる必要はなく、つまり、設定時に相手国の現地感染状態など完全に無視しています。
日本よりも感染状態がヤバい国で動き回っても、すぐに日本の中で活動出来てしまうのですら、驚きです。

後者2つのスキームは、14日間隔離を無くしている時点で、密輸リスクが高い検疫に変わってしまっています
それは、入国時に検査しようがしまいが変わりません。
検査よりも、隔離の方が大切なんです


先ほど「中韓をはじめとした11か国の外国人ビジネスザル新規入国を止めさせろ」という主張が多いことを書きました。
11か国ということは、これはレジデンストラックを指しているのだと思うのですが、レジデンストラックは(自主隔離のルールを守っているなら)限りなく100%近くウイルス密輸を防げますし、レベル2の国からの入国方法と変わりません。つまり、レジデンストラックがザルだというなら、レベル2の国からの日本人や永住者の入国もザルということになり、そうなると11か国かつ新規入国だけを禁じろとする主張はおかしくなります。レベル2の国は何十か国もありますし。
一方で、ビジネストラックのことを言っているなら、国数は4か国のみですから、11ではありません。
最も危険な日本居住ビジネスパーソンの短期出張のことを言っているなら、約200か国・地域となります。しかも、その人の出発国という見方をするのなら、日本1か国となります。

そう考えると、最も危険な短期出張を含めない「中韓をはじめとした11か国」とするのは相当おかしいです。それにここは日本です。切り分けるなら「日本をはじめとした12か国」など、日本を特別視すべきです。

なぜ11か国だけ、なぜ外国籍者だけ、なぜ新規入国だけにこだわるのか意味不明です。

つまり、主張するなら、
 ・「(4か国の)ビジネストラックと日本居住ビジネスパーソンの短期出張のザル入国止めさせろ」とか
 ・「レベル2の国からの入国も検査しろ」とか
 ・「14日間隔離を徹底させろ」とか
 ・一万歩譲って「日本をはじめとした12か国からのビジネスザル入国を止めさせろ」とか
が正しいはず
です。


正直、ビジネストラックや日本居住ビジネスパーソンの短期出張って設定してますが、その人だけが、入国後14日間に、絶対的に現場に行かなきゃ回らない仕事なんてあるんでしょうか。人間国宝みたいな唯一無二の存在の仕事を想定しているのもしれないですが、ウイルスは人を選びませんから、そういう人だけはコロナ対応を緩くする理由にはなりません。場末の飲食店ですら消毒液や仕切り板整備に金と時間と手間をかけています。14日間隔離して仕事できる仕事場を設ければ良いだけです。唯一無二の人はそういうことすらできないんでしょうか。
14日間隔離しろと言ってるだけで、隔離場所で仕事すんなとは言ってないですし。自宅からリモートで指示もできるし、そもそも会社の別の人がフォローしろよって話。海外に行くときに飛行機乗ってる間仕事できませんけど、それが14日間に延びるだけ。海外への移動中も現場仕事しているんでしょうか。リモートですよね?移動中にリモートできる仕事が、日本に帰ってきたらリモートできない理由が分かりません。さらに、交代要員なら、元々いる人を14日間延ばすだけやん、元々そういう予定立てろよ、バカな会社だな、と、どうしても思ってしまう自分がいます(汗)

=======================
今回突然、全入国者に陰性証明提示と入国時検査が義務付けられました。
しかし、なぜかごく一部の地域に発出された緊急事態宣言を理由にしたもので、あくまで、宣言期間のみ限定となります。
今回の強化策が終わったときに、ビジネストラックと日本居住ビジネスパーソンの短期出張のスキームが復活しないことを願いたいものです。

そして、14日間の隔離について、もっと議論が活発になることを願っています。
ラベル:検疫 感染症
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空港検疫1/12_入国3千人台

◇空港検疫 入国者が二日連続で三千人台 四日連続非上陸拒否国から陽性確認 1月12日発表分

厚生労働省(厚労省)は1月12日現在の、空港検疫を含めた最新の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の状況を発表しました。
空港検疫の数字は、4月3日0時から症状の有無や濃厚接触の有無に関係なく、一部の国からの入国者を除いた全員検査を実施しており、いま日本で唯一正確な罹患率を把握できます。


空港検疫陽性確認が爆発的増加の緊急事態宣言状態!
(×××)
1月12日現在
罹 患 率 0.458%

無症状率 93.9%

国内の隠れ感染者数(推定値)28.6万人

(比較用)東京都:罹患率0.545%=感染76,163人、死亡率0.0049%=死亡689人/人口13,962,725人(2020年12月)←[激増中・ピーク]
(比較用)インド:罹患率0.766%=感染10,479,179人、死亡率0.0110%=死亡151,327人/人口約13億6,641万人(2019年)←※ロイター公式サイトが分かりやすいです https://graphics.reuters.com/world-coronavirus-tracker-and-maps/ja/countries-and-territories/india/


※罹患率は空港検疫の全員検査開始後の概要発表分を元に算出しています。
※無症状率は空港検疫の全員検査の詳細結果発表分を元に算出しています。
両数値は、元にしている数値に若干の差異があります。
また、海外で感染した人や有症状の人はそもそも海外から飛行機に乗ることができないため、実際の罹患率や隠れ感染者数は算出された数値より高く、実際の無症状率や無症状病原体保有者数は算出された数値より低いと考えられます。
あくまでも参考程度にお考え下さい。


空港検疫 全員検査結果(1月10日到着分までが反映されていると推定)
2日遅れで情報が反映していると思われる概要結果は以下の通りです。
12月31日発表分までは別にまとめています。

2020年04月04日〜10月04日:http://johokotu.seesaa.net/article/477969790.html
2020年04月04日〜10月31日:http://johokotu.seesaa.net/article/478493314.html
2020年04月04日〜11月30日:http://johokotu.seesaa.net/article/478872998.html
2020年04月04日〜12月31日:http://johokotu.seesaa.net/article/479429539.html
2020年04月04日〜2021年01月01日:対象403,600人、陽性1,821人/罹患率0.451%
2020年04月04日〜2021年01月02日:対象405,107人、陽性1,829人/罹患率0.451%
2020年04月04日〜2021年01月03日:対象406,499人、陽性1,843人/罹患率0.453%
2020年04月04日〜2021年01月04日:対象409,177人、陽性1,866人/罹患率0.456%
2020年04月04日〜2021年01月05日:対象411,667人、陽性1,884人/罹患率0.457%
2020年04月04日〜2021年01月06日:対象413,001人、陽性1,895人/罹患率0.458%
2020年04月04日〜2021年01月07日:対象414,715人、陽性1,902人/罹患率0.458%
2020年04月04日〜2021年01月08日:対象416,537人、陽性1,913人/罹患率0.459%
2020年04月04日〜2021年01月09日:対象418,237人、陽性1,920人/罹患率0.459%
2020年04月04日〜2021年01月10日:対象419,865人、陽性1,934人/罹患率0.460%
2020年04月04日〜2021年01月11日:対象423,463人、陽性1,945人/罹患率0.459%

2020年04月04日〜2021年01月12日:対象427,244人、陽性1,958人/罹患率0.458%

1月12日時点での罹患率をそのまま日本の人口(12月の推計人口1億2571万人)に当てはめると、感染者の推定人数は約57.6万人になります。
国内のPCR検査陽性者は1月12日0時現在で290,175人ですから、隠れ感染者はあと約28.6万人もいると推定されます。日本国内の感染者増加に伴い、どんどん隠れ感染者推定数が減っています。

検査人数は3,781人でした。2日連続で三千人を超えました。
9日から全入国者に対する検査が開始されており、検査数≒入国者数の状況です。2日連続で入国者はたったの3千人台で、検査強化しただけで入国者が一気に減っているようです
感染者は13人増加。罹患率は若干低下しました。

新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について(令和3年1月12日版)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_15987.html











空港検疫検査 到着日別詳細結果(1月11日到着分までが反映と推定)
1日遅れで情報が反映していると思われる空港検疫の詳細も発表されています。
10月2日着分までの半年分の内容(4月3日着〜10月2日着までの感染状況)と12月31日までは別にまとめています。

2020年04月03日〜10月02日:http://johokotu.seesaa.net/article/477969790.html
2020年04月03日〜10月31日:http://johokotu.seesaa.net/article/478493314.html
2020年04月03日〜11月30日:http://johokotu.seesaa.net/article/478872998.html
2020年04月03日〜12月31日:http://johokotu.seesaa.net/article/479429539.html
2021年
01月01日:症状 有0 無16=陽性16人 1892・1893・1894・1895・1896・1897・1898・1899・1900・1901・1902・1903・1904・1905・1906・1907
01月02日:症状 有1 無22=陽性23人 1908・1909・1910・1911・1912・1913・1914・1915・1916・1917・1918・1919・1920・1921・1922・1923・1924・1925・1926・1927・1928・1929・1959
01月03日:症状 有3 無16=陽性19人 1930・1931・1932・1933・1934・1935・1936・1937・1938・1939・1940・1941・1942・1943・1944・1945・1946・1947・1969
01月04日:症状 有1 無8=陽性9人 1948・1949・1950・1951・1952・1953・1954・1955・1978
01月05日:症状 有0 無9=陽性9人 1956・1957・1960・1961・1962・1963・1964・1965・1966
01月06日:症状 有0 無10=陽性10人 1967・1968・1970・1971・1972・1973・1974・1975・1976・1977
01月07日:症状 有0 無6=陽性6人 1979・1980・1981・1982・1983・1984
01月08日:症状 有2 無9=陽性11人 1985・1986・1987・1988・1989・1990・1991・1992・1993・1994・1995
01月09日:症状 有0 無11=陽性11人 1996・1997・1998・1999・2000・2001・2002・2003・2004・2005・2007
01月10日:症状 有3 無11=陽性14人 2008・2009・2010・2011・2012・2013・2014・2015・2016・2017・2018・2019・2020・2021

01月11日:症状 有1(+1) 無4(+3)=陽性5人 2022・2023・2024・2025・2026
 [空港別] 成田4(+4)・羽田1
 [男女別] 男4(+3)・女1(+1)
 [年代別] 10代下1(+1)・20代1・30代2(+2)・40代1(+1)・50代0・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] フィリピン2(+2)・パキスタン2(+2)・米国1
 [居住地] 茨城1(+1)・千葉1(+1)・東京2(+1)・神奈川1(+1)

01月12日:症状 有0 無2=陽性2人 2027・2028
 [空港別] 成田2
 [男女別] 男2・女0
 [年代別] 10代下0・20代2・30代0・40代0・50代0・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] ベトナム1・インド1
 [居住地] 群馬1・愛知1


合計6人の陽性確認が発表されました。有症状者が1人出ています。
4月3日0時の全員検査開始後に判明した陽性者は、1月12日までの285日間で1,948人となりました。
1,948人のうち有症状は1人増えて118人です。無症状は1,830人で、無症状率は93.9%です。ここのところ有症状者が急増しており、無症状率は93%台が続いています。

本日発表分は、行動歴(渡航元)と居住地両方とも非公表者はいませんでした。
本日発表分は、団体感染が疑われる事例はありませんでした。

有症状者は1人です。
11日成田着フィリピンから入国の千葉県在住者(30代男)が発熱、咳嗽、関節痛症状です。
フィリピンからは4時間強程度の短時間飛行で、その間にここまで多岐にわたる症状が出るとは不思議です。


ベトナムは上陸拒否国ではありませんので検査なしで入国できていましたが、9日から全員検査が始まりましたので、検査対象となった模様です。これで9日から4日連続で非上陸拒否国からの入国者の陽性が発表されました。異常です。9日以降に確認された非上陸拒否国からの入国者の陽性は、4日間でいきなり合計5人となりました。

本日発表分は、ここのところ陽性確認が急増しているのに警戒されていない南アジアから3人(パキスタン2人、インド1人)陽性者が出ています。

1月11日に到着した人は1月25日が入国から14日目。14日間、出掛けたり、(空港への送迎も含め)日本国内在住者に会ったりしないよう充分ご注意いただきたいですね。

新型コロナウイルス感染症の患者等の発生について(空港検疫)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_15991.html
ラベル:検疫 感染症
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2021年01月12日

変異株検疫強化国増加続く

◇空港検疫 変異株に伴う検疫強化国増加続く

新型コロナウイルスの変異株に伴う検疫強化国増加が毎日のように続いています。

検疫強化の内容は、出国前72時間以内の検査陰性証明の提示必須化と、証明を提出できない場合の検疫指定施設での14日間待機(自宅待機が不可)です。

9日にルーマニアの1か国とカナダ(ブリティッシュ・コロンビア州)の1地域、11日にアメリカ合衆国(ミネソタ州)の1地域が追加されています。
9日発表地域は13日午前0時(日本時間)から、11日発表地域は15日午前0時(日本時間)から、措置が実施開始されます。

日本への直行便はバンクーバー線が運航を継続しています。

今回の指定で、変異株に伴う検疫強化国・地域は、22か国と、3か国(カナダ、米国、ブラジル)の13地域となりました。
英国と南アフリカはさらに強い規制が例外的に適用されています。

新型コロナウイルス感染症に関する新たな水際対策措置(検疫強化対象国・地域の追加)(1月9日/外務省公式サイト)
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2021C007.html
新型コロナウイルス感染症に関する新たな水際対策措置(検疫強化対象国・地域の追加)(1月11日/外務省公式サイト)
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2021C008.html
ラベル:検疫 感染症
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那覇_1月バス便時刻変更

■那覇空港 アクセスバス便時刻変更(2021年1月)

01/22
◎カリー観光 豊崎ライナー おもろまち駅前-とまりん前-県庁北口-那覇空港(国内1番→国際2番)-イーアス沖縄豊崎(おもろまち駅前発0・豊崎発0→3・4)
×カリー観光 豊崎ライナー 県庁北口-那覇空港(国内1番→国際2番)-イーアス沖縄豊崎(県庁発9・豊崎発8→0・0)

01/12
◎琉球バス交通 189番 糸満空港線 那覇空港(国内4番→国際)-糸満バスターミナル( 0→ 6)

01/01
×沖縄バス 空港リムジンバス Eエリア 那覇空港(国内→国際)-名護バスターミナル-オリオンモトブ(空港発0・空港行1→0・0)


01月12日:
糸満方面が新設されます。途中停留所は、西崎二丁目、道の駅いとまん前、水産高校前(空港行のみ)、糸満入口、白銀堂前、糸満西区、糸満ロータリー、糸満市場入口、糸満市役所入口。国際線は空港発のみ停車します。糸満バスターミナルまで約30分400円。
01月01日:
空港リムジンバスのうちEエリアが廃止されます。(DEは継続)

路線新設とダイヤ改定のお知らせ について(琉球バス交通公式サイト)
http://www.ryukyubuskotsu.jp/pdf/RN2020122602/news.html
空港リムジンバスの一部ダイヤの変更について(沖縄バス公式サイト)
https://okinawabus.com/wp/ma_news/8482/
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検疫週間別1月1_激増0.7%超

◆空港検疫結果分析(週間別)1月1週目 検査人数は微減、陽性者数激増で罹患率0.7%超え

4月3日に入国者に対する新型コロナウイルス感染症検査(PCR検査または抗原検査)の全員実施が始まってから9か月が過ぎました。
1月1週目(1月1日〜1月7日)は、検査対象数13,130人中、感染者数92人、罹患率0.701%(推定値)となりました。


■検査人数微減、陽性者急増で罹患率急上昇
1月1週目は、1日平均1,875人が検査しました。検査数は前週よりもわずかながら減っています。
陽性者は週間92人と前週より1.5倍に急増しています。罹患率は急上昇し0.701%(推定値)でした。

グラフ化すると、検査者数(青)はほぼ横線、陽性者数(赤)は上昇。このため罹患率(緑)は急上昇しているのが一目で分かります。
(赤が感染者数(左目盛)、青が検査者数(右目盛)、緑が罹患率(右目盛))
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■羽田着が再び上昇
[空港別] 92人中 成田51・羽田27・中部1・関空13・福岡0

成田国際着が相変わらず最多です。55%(前週比-4%)とやや比率が下がっています。
一方で、東京国際着は29%(前週比+7%)と比率が上昇しています。
関西国際着は14%(前週比±0%)とやや高め推移が続いています。
福岡着は2週ぶりに陽性者が出ませんでした。

■女性やや増加
[男女別] 92人中 男62・女30

男性は67%(前週比+4P)でやや女性が増えている状況が続いています。

■20代が再び多数に逆戻り
[年齢別] 92人中 10代下14・20代30・30代23・40代12・50代6・60代6・70代1・80代上0

20代〜40代は前週同等の65人71%(前週比+9P)です。20代が30人33%(前週比+8P)とやや増加。減少傾向でしたが戻っています。年が明けてビジネスの外国籍者入国が再度増えてきたと推定されます。
10歳未満は3人3%(前週比-5P)と減少しています。年末年始の日本人家族帰国需要が減少したためと思われます。

■米国どんどん増加中、欧州減少
[渡航元] 92人中 非公表は0人、米国32人 インドネシア・パキスタン各9人

非公表者は2週連続で0人0%となりました。入国時の質問の仕方が変わったと推定されます。
米国は32人35%(前週比+8P)とどんどん増加しています。米大陸はブラジルも4人など39人42%(前週比+2%)を占めています。
変異株で騒ぎになっている英国は3人3%。欧州は合計9人10%(前週比-10P)と一気に減少しました。年末年始の日本人帰国需要が消滅したものと思われます。
インドネシアとパキスタンがともに9人10%(前週比+7P)と急増しました。
南アジアは合計17人18%(前週比+7P)と増加。年が明けてビジネスの外国籍者入国が再度増えてきたと推定されます。

クロアチアとコートジボワールは、全員検査が始まった2020年4月3日以来初めての確認です。

間近の感染が急激に増加中の国:日本・インドネシア・パキスタン・アラブ首長国連邦・スペイン・英国・ナイジェリア・南アフリカ・カナダ・米国
感染状況がピークの国:日本・インドネシア・アラブ首長国連邦・英国・ナイジェリア・南アフリカ・カナダ・米国・ブラジル
以上の異常状態の国からの入国者も感染確認されています。

ロイターのページが分かりやすいです。https://graphics.reuters.com/world-coronavirus-tracker-and-maps/ja/

グラフにすると、紫系統の米大陸(紫系統)が増加したままです。
(東アジア:赤系統、東南アジア:黄系統、南アジア:緑系統、欧州:青系統、米州:紫系統)
・カナダからの入国者の陽性確認数がタイを超えましたので追加しました。

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■東京・神奈川が急増
[居住地] 92人中非公表が3人、89人中南関東60人

非公表者は3人3%(前週比-13P)と激減しました。外国籍者が増えましたかね。
南関東は60人65%(前週比+27P)と激増しています。東京が35人38%(前週比+12P)、神奈川が15人16%(前週比+14P)と急増しています。船員などの外国籍者が増えたのでしょうか。

グラフを見ると、東京(濃赤色)と神奈川(黄色)が目立ちます。
(関東:赤黄系統、中部:緑系統、関西:青系統、中四国九州:紫系統)
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■団体感染疑い12件と激増
[その他] 団体感染疑い12件、完全非公表0人

・詳細は公開されていないので推定でしかないですが、同日に同一空港へ同一国からの入国で同一都道府県在住者が連番確認された場合の、団体感染の疑いが強い事例は12件激増。国もバラけてきました。
・行動歴、居住地とも非公表者は2週連続いませんでした。
有症状者は5人5%(前週比-6P)とやや減ってきました
・2か国以上滞在者は1人のみでした。
6人7%が変異株と確定しています。
・自県の感染者増加でアップアップしているのか、在住都道府県からの発表がほぼなくなっています。

■団体感染が疑われる事例(連番確認)
・1月1日 1898 成田 30代 女性 神奈川県 米国 無症状
 1月1日 1899 成田 10歳未満 男性 神奈川県 米国 無症状
・1月1日 1900 羽田 50代 女性 東京都 米国 無症状
 1月1日 1901 羽田 50代 男性 東京都 米国 無症状
・1月1日 1902 成田 50代 男性 千葉県 パキスタン 無症状
 1月1日 1903 成田 40代 女性 千葉県 パキスタン 無症状
・1月1日 1904 成田 60代 女性 東京都 カナダ 無症状
 1月1日 1905 成田 30代 男性 東京都 カナダ 無症状
 1月1日 1906 成田 60代 男性 東京都 カナダ 無症状
・1月2日 1912 羽田 40代 男性 三重県 ブラジル 無症状
 1月2日 1913 羽田 30代 女性 三重県 ブラジル 咽頭痛、鼻汁
 1月2日 1914 羽田 10代 男性 三重県 ブラジル 無症状
 1月2日 1915 羽田 10代 女性 三重県 ブラジル 無症状
・1月2日 1928 関空 20代 男性 大阪府 インドネシア 無症状
 1月2日 1929 関空 20代 男性 大阪府 インドネシア 無症状
・1月3日 1934 成田 30代 女性 東京都 ロシア 無症状
 1月3日 1935 成田 10代 女性 東京都 ロシア 無症状
 1月3日 1936 成田 20代 男性 東京都 ロシア 無症状
・1月3日 1940 羽田 10代 女性 東京都 米国 頭痛
 1月3日 1941 羽田 20代 女性 東京都 米国 咳
 1月3日 1942 羽田 60代 男性 東京都 米国 無症状
・1月3日 1943 羽田 20代 男性 神奈川県 米国 無症状
 1月3日 1944 羽田 10代 男性 神奈川県 米国 無症状
 1月3日 1945 羽田 30代 男性 神奈川県 米国 無症状
・1月6日 1967 関空 20代 男性 大阪府 インドネシア 無症状
 1月6日 1968 関空 40代 男性 大阪府 インドネシア 無症状
・1月6日 1973 羽田 30代 男性 神奈川県 米国 無症状
 1月6日 1974 羽田 30代 男性 神奈川県 米国 無症状
 1月6日 1975 羽田 20代 男性 神奈川県 米国 無症状
・1月7日 1980 成田 50代 男性 東京都 米国 無症状
 1月7日 1981 成田 60代 女性 東京都 米国 無症状

■団体感染が疑われる事例(10歳未満)
・1月1日 1895 成田 10歳未満 女性 福岡県 ネパール 無症状
・1月1日 1899 成田 10歳未満 男性 神奈川県 米国 無症状
・1月2日 1923 成田 10歳未満 女性 東京都 インド 無症状

■行動歴と在住地が非公表の事例
・該当なし

■有症状事例
・1月2日 1913 羽田 30代 女性 三重県 ブラジル 咽頭痛、鼻汁
・1月3日 1940 羽田 10代 女性 東京都 米国 頭痛
・1月3日 1941 羽田 20代 女性 東京都 米国 咳
・1月3日 1946 羽田 30代 男性 東京都 フィリピン 発熱、頭痛、関節痛、咽頭痛、咳嗽
・1月4日 1978 羽田 30代 男性 非公表 英国 頭痛

■2か国以上滞在者事例
・1月2日 1917 成田 40代 男性 茨城県 ドイツ ポーランド 無症状

■変異株
・1月2日 1912 羽田 40代 男性 三重県 ブラジル 無症状
・1月2日 1913 羽田 30代 女性 三重県 ブラジル 咽頭痛、鼻汁
・1月2日 1914 羽田 10代 男性 三重県 ブラジル 無症状
・1月2日 1915 羽田 10代 女性 三重県 ブラジル 無症状
・1月2日 1925 関空 70代 女性 福井県 アラブ首長国連邦 無症状
・1月3日 1939 成田 40代 男性 大分県 ナイジェリア 無症状

■空港検疫での感染確認 週間別の傾向(検査対象人数が推定値)
2020/04/03-2020/01/07:検査対象418,237人(1,493人/日) 感染2,020人=罹患率0.483%
(上記合計は11月5日分の過計上1,838件をマイナス済。下記各週の数値はマイナスせず。)
04/03-04/09:検査対象10,010人(1,430人/日) 感染34人=罹患率0.339%
04/10-04/16:検査対象 7,375人(1,053人/日) 感染16人=罹患率0.216%
04/17-04/23:検査対象 4,480人( 640人/日) 感染 8人=罹患率0.178%
04/24-04/30:検査対象 4,744人( 677人/日) 感染13人=罹患率0.274%
05/01-05/07:検査対象 3,861人( 551人/日) 感染 5人=罹患率0.129%
05/08-05/14:検査対象 4,130人( 590人/日) 感染 5人=罹患率0.121%
05/15-05/21:検査対象 3,948人( 564人/日) 感染 3人=罹患率0.075%
05/22-05/28:検査対象 3,988人( 569人/日) 感染23人=罹患率0.576%
05/29-06/04:検査対象 5,869人( 838人/日) 感染20人=罹患率0.340%
06/05-06/11:検査対象 6,081人( 868人/日) 感染29人=罹患率0.476%
06/12-06/18:検査対象 6,788人( 969人/日) 感染41人=罹患率0.604%
06/19-06/25:検査対象 7,677人(1,096人/日) 感染30人=罹患率0.390%
06/26-07/02:検査対象 9,458人(1,351人/日) 感染20人=罹患率0.211%
07/03-07/09:検査対象10,800人(1,542人/日) 感染41人=罹患率0.379%
07/10-07/16:検査対象 9,702人(1,386人/日) 感染76人=罹患率0.783%
07/17-07/23:検査対象 9,388人(1,341人/日) 感染64人=罹患率0.681%
07/24-07/30:検査対象 9,055人(1,293人/日) 感染84人=罹患率0.927%
07/31-08/06:検査対象12,190人(1,741人/日) 感染67人=罹患率0.549%
08/07-08/13:検査対象 9,453人(1,350人/日) 感染36人=罹患率0.380%
08/14-08/20:検査対象10,254人(1,464人/日) 感染39人=罹患率0.380%
08/21-08/27:検査対象10,612人(1,516人/日) 感染31人=罹患率0.292%
08/28-09/03:検査対象11,895人(1,699人/日) 感染47人=罹患率0.395%
09/04-09/10:検査対象 9,679人(1,382人/日) 感染27人=罹患率0.278%
09/11-09/17:検査対象11,654人(1,664人/日) 感染41人=罹患率0.351%
09/18-09/24:検査対象11,262人(1,608人/日) 感染45人=罹患率0.399%
09/25-10/01:検査対象13,766人(1,966人/日) 感染48人=罹患率0.348%
10/02-10/08:検査対象12,579人(1,797人/日) 感染51人=罹患率0.405%
10/09-10/15:検査対象12,755人(1,822人/日) 感染43人=罹患率0.337%
10/16-10/22:検査対象15,304人(2,186人/日) 感染44人=罹患率0.287%
10/23-10/29:検査対象16,650人(2,378人/日) 感染51人=罹患率0.306%
10/30-11/05:検査対象15,804人(2,257人/日) 感染54人=罹患率0.341%
11/06-11/12:検査対象10,227人(1,461人/日) 感染100人=罹患率0.977%
11/13-11/19:検査対象11,591人(1,655人/日) 感染77人=罹患率0.664%
11/20-11/26:検査対象12,322人(1,760人/日) 感染88人=罹患率0.714%
11/27-12/03:検査対象13,348人(1,906人/日) 感染83人=罹患率0.621%
12/04-12/10:検査対象15,699人(2,242人/日) 感染79人=罹患率0.503%
12/11-12/17:検査対象17,378人(2,482人/日) 感染69人=罹患率0.397%
12/18-12/24:検査対象21,365人(3,052人/日) 感染115人=罹患率0.538%
12/25-12/31:検査対象13,804人(1,972人/日) 感染63人=罹患率0.456%
01/01-01/07:検査対象13,130人(1,875人/日) 感染92人=罹患率0.701%
 [空港別] 成田51・羽田27・中部1・関空13・福岡0
 [男女別] 男62・女30
 [年代別] 10代下14・20代30・30代23・40代12・50代6・60代6・70代1・80代上0
 [渡航元] フィリピン4・ミャンマー2・インドネシア9・
   バングラデシュ1・ネパール3・インド4・パキスタン9・
   アラブ首長国連邦1・トルコ1・ウズベキスタン1・ロシア5・
   ウクライナ2・クロアチア1・スウェーデン1・ドイツ/ポーランド1・スペイン1・英国3・
   コートジボワール1・ナイジェリア2・南アフリカ1・
   米国32・カナダ3・ブラジル4・非公表0
 [居住地] 宮城1・茨城2・栃木1・埼玉1・千葉9・東京35・神奈川15・
   福井1・愛知2・三重5・大阪10・兵庫3・岡山1・
   福岡2・大分1・非公表3
 1日16、2日23、3日19、4日9、5日9、6日10、7日6=92
 40週(280日)経過


※検査対象数は、何月何日着が何人という発表ではなく、2日遅れで集計発表していると思われる数値しか公表されていません。毎日更新されているので、それほど大きくブレることはないと思いますが、確実に何月何日到着分の数値かは不明です。推定値に近い数値として捉えてください。


前週(12月第5週)の詳細 http://johokotu.seesaa.net/article/479327595.html

今月から、英国と南アフリカの陽性確認発表が3日遅れが多発しています(3日間空港待機になっていることによる影響と思われます)。これまで金曜日〜翌週木曜日までのデータの集計結果を毎週日曜日に発表していましたが、3日遅れになっているので、少し公開が遅くなりますが、今回から毎週火曜日更新に変更します。
ラベル:検疫 感染症
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空港検疫1/11_3連続非上陸拒否国

◇空港検疫 三日連続非上陸拒否国から陽性確認、残りは米国多数 複数国滞在者も 1月11日発表分

厚生労働省(厚労省)は1月11日現在の、空港検疫を含めた最新の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の状況を発表しました。
空港検疫の数字は、4月3日0時から症状の有無や濃厚接触の有無に関係なく、一部の国からの入国者を除いた全員検査を実施しており、いま日本で唯一正確な罹患率を把握できます。


空港検疫陽性確認が爆発的増加の緊急事態宣言状態!
(×××)
1月11日現在
罹 患 率 0.459%

無症状率 93.9%

国内の隠れ感染者数(推定値)29.2万人

(比較用)日 本:罹患率0.228%=感染286,752人、死亡率0.0032%=死亡4,044人/人口約1億2571万人(2020年12月)←[激増中・ピーク]
(比較用)エチオピア:罹患率0.114%=感染128,316人、死亡率0.0017%=死亡1,994人/人口約1億1,207万人(2019年)←(日本よりも低感染・低死亡の国)※ロイター公式サイトが分かりやすいです https://graphics.reuters.com/world-coronavirus-tracker-and-maps/ja/countries-and-territories/ethiopia/


※罹患率は空港検疫の全員検査開始後の概要発表分を元に算出しています。
※無症状率は空港検疫の全員検査の詳細結果発表分を元に算出しています。
両数値は、元にしている数値に若干の差異があります。
また、海外で感染した人や有症状の人はそもそも海外から飛行機に乗ることができないため、実際の罹患率や隠れ感染者数は算出された数値より高く、実際の無症状率や無症状病原体保有者数は算出された数値より低いと考えられます。
あくまでも参考程度にお考え下さい。


空港検疫 全員検査結果(1月9日到着分までが反映されていると推定)
2日遅れで情報が反映していると思われる概要結果は以下の通りです。
12月31日発表分までは別にまとめています。

2020年04月04日〜10月04日:http://johokotu.seesaa.net/article/477969790.html
2020年04月04日〜10月31日:http://johokotu.seesaa.net/article/478493314.html
2020年04月04日〜11月30日:http://johokotu.seesaa.net/article/478872998.html
2020年04月04日〜12月31日:http://johokotu.seesaa.net/article/479429539.html
2020年04月04日〜2021年01月01日:対象403,600人、陽性1,821人/罹患率0.451%
2020年04月04日〜2021年01月02日:対象405,107人、陽性1,829人/罹患率0.451%
2020年04月04日〜2021年01月03日:対象406,499人、陽性1,843人/罹患率0.453%
2020年04月04日〜2021年01月04日:対象409,177人、陽性1,866人/罹患率0.456%
2020年04月04日〜2021年01月05日:対象411,667人、陽性1,884人/罹患率0.457%
2020年04月04日〜2021年01月06日:対象413,001人、陽性1,895人/罹患率0.458%
2020年04月04日〜2021年01月07日:対象414,715人、陽性1,902人/罹患率0.458%
2020年04月04日〜2021年01月08日:対象416,537人、陽性1,913人/罹患率0.459%
2020年04月04日〜2021年01月09日:対象418,237人、陽性1,920人/罹患率0.459%
2020年04月04日〜2021年01月10日:対象419,865人、陽性1,934人/罹患率0.460%

2020年04月04日〜2021年01月11日:対象423,463人、陽性1,945人/罹患率0.459%

1月10日時点での罹患率をそのまま日本の人口(12月の推計人口1億2571万人)に当てはめると、感染者の推定人数は約57.7万人になります。
国内のPCR検査陽性者は1月10日0時現在で284,728人ですから、隠れ感染者はあと約29.2万人もいると推定されます。日本国内の感染者増加に伴い、ついに30万人を下回りました

検査人数は3,598人でした。6日ぶりに二千人を超えました。三千人を超えるのは12月20日以来三週間ぶりです。
本日発表分は、9日到着分を反映させたものと推定されています。同日から、全入国者に対する検査が開始されており、11月1日以来、実に2か月ぶりに検査数≒入国者数となっています。12月後半は検査数が3千人程度でしたので、倍以上の入国人数があったものと推定されていますが、検査強化しただけで入国者が一気に減っているようです
感染者は11人増加。罹患率は若干低下し、0.45%台まで戻りました。
空港検疫緊急事態宣言状態は続いている印象です。

新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について(令和3年1月11日版)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_15974.html











空港検疫検査 到着日別詳細結果(1月10日到着分までが反映と推定)
1日遅れで情報が反映していると思われる空港検疫の詳細も発表されています。
10月2日着分までの半年分の内容(4月3日着〜10月2日着までの感染状況)と12月31日までは別にまとめています。

2020年04月03日〜10月02日:http://johokotu.seesaa.net/article/477969790.html
2020年04月03日〜10月31日:http://johokotu.seesaa.net/article/478493314.html
2020年04月03日〜11月30日:http://johokotu.seesaa.net/article/478872998.html
2020年04月03日〜12月31日:http://johokotu.seesaa.net/article/479429539.html
2021年
01月01日:症状 有0 無16=陽性16人 1892・1893・1894・1895・1896・1897・1898・1899・1900・1901・1902・1903・1904・1905・1906・1907
01月02日:症状 有1 無22=陽性23人 1908・1909・1910・1911・1912・1913・1914・1915・1916・1917・1918・1919・1920・1921・1922・1923・1924・1925・1926・1927・1928・1929・1959
01月03日:症状 有3 無16=陽性19人 1930・1931・1932・1933・1934・1935・1936・1937・1938・1939・1940・1941・1942・1943・1944・1945・1946・1947・1969
01月04日:症状 有1 無8=陽性9人 1948・1949・1950・1951・1952・1953・1954・1955・1978
01月05日:症状 有0 無9=陽性9人 1956・1957・1960・1961・1962・1963・1964・1965・1966
01月06日:症状 有0 無10=陽性10人 1967・1968・1970・1971・1972・1973・1974・1975・1976・1977
01月07日:症状 有0 無6=陽性6人 1979・1980・1981・1982・1983・1984
01月08日:症状 有2 無9=陽性11人 1985・1986・1987・1988・1989・1990・1991・1992・1993・1994・1995
01月09日:症状 有0 無11=陽性11人 1996・1997・1998・1999・2000・2001・2002・2003・2004・2005・2007

01月10日:症状 有3(+1) 無11(+11)=陽性14人 2008・2009・2010・2011・2012・2013・2014・2015・2016・2017・2018・2019・2020・2021
 [空港別] 成田11(+9)・羽田1(+1)・関空2(+2)
 [男女別] 男7(+5)・女7(+7)
 [年代別] 10代下0・20代6(+5)・30代4(+4)・40代3(+2)・50代1(+1)・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] ガーナ/エチオピア/韓国1(+1)・中国1(+1)・マレーシア1・パキスタン1(+1)・ロシア2(+2)・コートジボワール1(+1)・米国5(+5)・米国/メキシコ1(+1)・メキシコ1
 [居住地] 埼玉1(+1)・千葉1(+1)・東京4(+3)・神奈川2(+2)・愛知2(+2)・大阪2(+1)・兵庫1(+1)・山口1(+1)

01月11日:症状 有2 無0=陽性2人 2022
 [空港別] 羽田1
 [男女別] 男1・女0
 [年代別] 10代下0・20代1・30代0・40代0・50代0・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] 米国1
 [居住地] 東京1


合計13人の陽性確認が発表されました。有症状者が1人出ています。
4月3日0時の全員検査開始後に判明した陽性者は、1月11日までの284日間で1,942人となりました。
1,942人のうち有症状は1人増えて117人です。無症状は1,825人で、無症状率は93.9%です。ここのところ有症状者が急増しており、無症状率は引き続き93%台です。

本日発表分は、行動歴(渡航元)と居住地両方とも非公表者はいませんでした。
本日発表分は、団体感染が疑われる事例はありませんでした。

有症状者は1人です。
10日成田着米国/メキシコから入国の東京都在住者(20代女)が味覚障害、鼻閉症状です。
米国、メキシコとも半日ほど飛行で、機内での発症と推定されます。


中国は上陸拒否国ではありませんので検査なしで入国できていましたが、9日から全員検査が始まりましたので、検査対象となった模様です。全員検査復活翌日にいきなり陽性者確認とは異常です。9日以降に確認された非上陸拒否国からの入国者の陽性は、2日間でいきなり合計4人となりました。
※3か国滞在者のうちの韓国は非上陸拒否国ですが、ガーナとエチオピアは上陸拒否国なので、この方は元々検査対象者です。


本日発表分は、ここのところ陽性確認が急増しているのに警戒されていない米国から6.5人、南アジアから1人(パキスタン)、空港検疫での罹患率が高いロシアから2人陽性者が出ています。
アフリカからの入国者の陽性確認がポツポツ出始めた印象です。


1月10日に到着した人は1月24日が入国から14日目。14日間、出掛けたり、(空港への送迎も含め)日本国内在住者に会ったりしないよう充分ご注意いただきたいですね。

新型コロナウイルス感染症の患者等の発生について(空港検疫)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_15975.html
ラベル:検疫 感染症
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2021年01月11日

低感染国の感染確認状況

◇空港検疫 低感染国の感染確認状況

9日から、新型コロナウイルス感染症の全入国者を対象とした検査が再開されました。
8日時点で日本よりも感染状況が低い国の感染確認状況を振り返っておきます。


8日時点で死亡率(=死亡者数/人口)が日本より低い国は、72か国ありました。
このうち、空港検疫で全員検査が始まった2020年4月3日到着分〜2021年1月8日到着分までに陽性者が確認されたのは18か国・地域で、合計127人が確認されています(非公表は含めない)。

最も陽性者数が多いのが中国(香港・澳門含む)で30人。ベトナムが26人、韓国18人、タイ16人、台湾7人、ナイジェリア6人と続いています。
中国や韓国、ベトナム、台湾などは入国者数が多く、陽性者も多くてもおかしくないですが、少人数で収まっています。

低感染72か国のうち、検査対象となっている国もありますが、非対象国も多いです。非対象国は、有症状などの時以外は検査しないので、ほとんど陽性者は出てきません。

陽性者が確認された18か国のうち、カンボジア、マリの2か国は対象国になったことがありません。
韓国、中国、台湾、ベトナム、タイ、シンガポール、ニュージーランドの7か国・地域は2020年4月3日〜2020年10月31日は対象でしたが、2020年11月1日以降検査対象外に代わっています。
途中から検査対象になっている国もあり、タジキスタンとガーナが2020年5月27日から、カメルーンが2020年7月1日から、ウズベキスタンとマダガスカルは2020年7月24日から、ナイジェリアとエチオピアが2020年8月30日から、ミャンマーは2020年11月1日から検査対象になっています。

7月末まではほとんど陽性者が出ていません。7月29日に検査方法がPCRから唾液抗原定量に変更されてから急に陽性確認が出始め、入国者の多くを占めていた7か国・地域が検査対象外になってからは一気に確認がなくなっていました。
7月29日に全体の1.57%程度まで減少しましたが、10月31日には8.08%まで上昇。その後は減少を続けています。
12月から感染確認が再びポツポツ出ている状況です。

唾液抗原定量になってから急に感染確認が増えたので、偽陽性が多かったと推定されています。
入国者が多い中国、韓国、ベトナム、台湾などは、全入国者検査が始まる9日以降、それなりの数の陽性確認が出てくると思われますので、注視していきたいところです。
※表の中でスリランカの表示がありますが、初確認は9日到着分なのでグラフ棒の表示はありません。

Quarantine20200403-20210108b.gif
Quarantine20200403-20210108a.gif

ラベル:検疫 感染症
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