2021年01月01日

空港検疫1/1_8人中米国5人

◇空港検疫 8人中米国から5人、インドネシアも2人 1月1日発表分

厚生労働省(厚労省)は1月1日現在の、空港検疫を含めた最新の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の状況を発表しました。
空港検疫の数字は、4月3日0時から症状の有無や濃厚接触の有無に関係なく、一部の国からの入国者を除いた全員検査を実施しており、いま日本で唯一正確な罹患率を把握できます。


空港検疫での陽性確認が爆発的増加の異常事態!
(×××)
1月1日現在
罹 患 率 0.451%

無症状率 94.1%←再び有症状者増加中

国内の隠れ感染者数(推定値)33.4万人

(比較用)日 本:罹患率0.186%=感染234,395人、死亡率0.0027%=死亡3,460人/人口約1億2571万人(2020年12月)←[激増中・ピーク]
(比較用)米 国:罹患率6.092%=感染19,968,087人、死亡率0.1054%=死亡345,737人/人口約3億2775万人(2018年5月)←17人に1人感染/1,000人に1人死亡!!![激増ピーク直後]※ロイター公式サイトが分かりやすいです https://graphics.reuters.com/world-coronavirus-tracker-and-maps/ja/countries-and-territories/united-states/


※罹患率は空港検疫の全員検査開始後の概要発表分を元に算出しています。
※無症状率は空港検疫の全員検査の詳細結果発表分を元に算出しています。
両数値は、元にしている数値に若干の差異があります。
また、海外で感染した人や有症状の人はそもそも海外から飛行機に乗ることができないため、実際の罹患率や隠れ感染者数は算出された数値より高く、実際の無症状率や無症状病原体保有者数は算出された数値より低いと考えられます。
あくまでも参考程度にお考え下さい。


空港検疫 全員検査結果(12月30日到着分までが反映されていると推定)
2日遅れで情報が反映していると思われる概要結果は以下の通りです。
11月30日発表分までは別にまとめています。

04月04日〜10月04日:http://johokotu.seesaa.net/article/477969790.html
04月04日〜10月31日:http://johokotu.seesaa.net/article/478493314.html
04月04日〜11月30日:http://johokotu.seesaa.net/article/478872998.html
04月04日〜12月01日:対象330,140人、陽性1,460人/罹患率0.442%
04月04日〜12月02日:対象331,532人、陽性1,470人/罹患率0.443%
04月04日〜12月03日:対象333,211人、陽性1,485人/罹患率0.445%
04月04日〜12月04日:対象335,120人、陽性1,495人/罹患率0.446%
04月04日〜12月05日:対象336,861人、陽性1,502人/罹患率0.445%
04月04日〜12月06日:対象339,564人、陽性1,519人/罹患率0.447%
04月04日〜12月07日:対象342,111人、陽性1,536人/罹患率0.448%
04月04日〜12月08日:対象344,758人、陽性1,552人/罹患率0.450%
04月04日〜12月09日:対象346,533人、陽性1,558人/罹患率0.449%
04月04日〜12月10日:対象348,421人、陽性1,566人/罹患率0.449%
04月04日〜12月11日:対象350,670人、陽性1,573人/罹患率0.448%
04月04日〜12月12日:対象352,560人、陽性1,582人/罹患率0.448%
04月04日〜12月13日:対象355,619人、陽性1,600人/罹患率0.449%
04月04日〜12月14日:対象358,369人、陽性1,614人/罹患率0.450%
04月04日〜12月15日:対象361,549人、陽性1,629人/罹患率0.450%
04月04日〜12月16日:対象363,673人、陽性1,637人/罹患率0.450%
04月04日〜12月17日:対象365,577人、陽性1,638人/罹患率0.448%
04月04日〜12月18日:対象367,975人、陽性1,644人/罹患率0.446%
04月04日〜12月19日:対象369,938人、陽性1,649人/罹患率0.445%
04月04日〜12月20日:対象372,758人、陽性1,662人/罹患率0.445%
04月04日〜12月21日:対象376,657人、陽性1,687人/罹患率0.447%
04月04日〜12月22日:対象381,213人、陽性1,715人/罹患率0.449%
04月04日〜12月23日:対象384,086人、陽性1,733人/罹患率0.451%
04月04日〜12月24日:対象386,351人、陽性1,743人/罹患率0.451%
04月04日〜12月25日:対象388,999人、陽性1,753人/罹患率0.450%
04月04日〜12月26日:対象391,303人、陽性1,763人/罹患率0.450%
04月04日〜12月27日:対象393,973人、陽性1,772人/罹患率0.449%
04月04日〜12月28日:対象396,125人、陽性1,783人/罹患率0.450%
04月04日〜12月29日:対象398,015人、陽性1,795人/罹患率0.450%
04月04日〜12月30日:対象399,995人、陽性1,801人/罹患率0.450%
04月04日〜12月31日:対象401,794人、陽性1,807人/罹患率0.449%

2020年04月04日〜2021年01月01日:対象403,600人、陽性1,821人/罹患率0.451%

1月1日時点での罹患率をそのまま日本の人口(12月の推計人口1億2571万人)に当てはめると、感染者の推定人数は約56.7万人になります。
国内のPCR検査陽性者は1月1日0時現在で232,495人ですから、隠れ感染者はあと約33.4万人もいると推定されます。

検査人数は4日連続で二千人を切りました。
感染者は14人増加。罹患率は増加しました。

新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について(令和3年1月1日版)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_15832.html











空港検疫検査 到着日別詳細結果(12月31日到着分までが反映と推定)
1日遅れで情報が反映していると思われる空港検疫の詳細も発表されています。
10月2日着分までの半年分の内容(4月3日着〜10月2日着までの感染状況)と11月30日までは別にまとめています。

2020年04月03日〜10月02日:http://johokotu.seesaa.net/article/477969790.html
2020年04月03日〜10月31日:http://johokotu.seesaa.net/article/478493314.html
2020年04月03日〜11月30日:http://johokotu.seesaa.net/article/478872998.html
12月01日:症状 有1 無11=陽性12人 1533・1534・1535・1536・1537・1538・1539・1540・1541・1542・1543・1544
12月02日:症状 有0 無13=陽性13人 1545・1546・1547・1548・1549・1550・1551・1552・1553・1554・1555・1556・1557
12月03日:症状 有0 無7=陽性7人 1558・1559・1560・1561・1562・1563・1578
12月04日:症状 有0 無14=陽性14人 1564・1565・1566・1567・1568・1569・1570・1571・1572・1573・1574・1575・1576・1577
12月05日:症状 有0 無19=陽性19人 1579・1580・1581・1582・1583・1584・1585・1586・1587・1588・1589・1590・1591・1592・1593・1594・1595・1596・1597
12月06日:症状 有2 無12=陽性14人 1598・1599・1600・1601・1602・1603・1604・1605・1606・1607・1608・1609・1610・1612
12月07日:症状 有0 無9=陽性9人 1611・1613・1614・1615・1616・1617・1618・1619・1620
12月08日:症状 有1 無7=陽性8人 1621・1622・1623・1624・1625・1626・1627・1628
12月09日:症状 有0 無7=陽性7人 1629・1630・1631・1632・1633・1634・1635
12月10日:症状 有0 無8=陽性8人 1636・1637・1638・1639・1640・1641・1642・1643
12月11日:症状 有1 無16=陽性17人 1644・1645・1646・1647・1648・1649・1650・1651・1652・1653・1654・1655・1656・1657・1658・1660
12月12日:症状 有3 無14=陽性17人 1661・1662・1663・1664・1665・1666・1667・1668・1669・1670・1671・1672・1673・1674・1675・1676・1677
12月13日:症状 有0 無15=陽性15人 1678・1679・1680・1681・1682・1683・1684・1685・1686・1687・1688・1689・1690・1691・1692
12月14日:症状 有0 無8=陽性8人 1693・1694・1695・1696・1697・1698・1699・1700
12月15日:症状 有0 無1=陽性1人 1701
12月16日:症状 有0 無7=陽性7人 1702・1703・1704・1705・1706・1707・1708
12月17日:症状 有0 無4=陽性4人 1709・1710・1711・1712
12月18日:症状 有0 無11=陽性11人 1713・1714・1715・1716・1717・1718・1719・1720・1721・1722・1723
12月19日:症状 有3 無24=陽性27人 1724・1725・1726・1727・1728・1729・1730・1731・1732・1733・1734・1735・1736・1737・1738・1739・1740・1741・1742・1743・1744・1745・1748・1750・1751・1775・1776
12月20日:症状 有3 無26=陽性29人 1746・1747・1749・1752・1753・1754・1755・1756・1757・1758・1759・1760・1761・1762・1763・1764・1765・1766・1767・1768・1769・1770・1771・1772・1773・1774・1777・1778・1779
12月21日:症状 有1 無10=陽性11人 1780・1781・1782・1783・1784・1785・1786・1787・1788・1789・1803
12月22日:症状 有0 無13=陽性13人 1790・1791・1792・1793・1794・1795・1796・1797・1798・1799・1800・1801・1807
12月23日:症状 有0 無13=陽性13人 1804・1805・1806・1808・1809・1810・1811・1812・1813・1814・1815・1816・1817
12月24日:症状 有2 無9=陽性11人 1818・1819・1820・1821・1822・1823・1824・1825・1826・1827・1834
12月25日:症状 有0 無7=陽性7人 1828・1829・1830・1831・1832・1833・1846
12月26日:症状 有3 無8=陽性11人 1835・1836・1837・1838・1839・1840・1841・1842・1843・1844・1845
12月27日:症状 有2 無8=陽性10人 1847・1848・1849・1850・1851・1852・1853・1854・1855・1856
12月28日:症状 有0 無8=陽性8人 1857・1858・1859・1860・1861・1862・1863・1864
12月29日:症状 有0 無7=陽性7人 1865・1866・1867・1868・1869・1870・1871
12月30日:症状 有1 無11=陽性12人 1872・1873・1874・1875・1876・1877・1878・1879・1880・1881・1882・1883

12月31日:症状 有1(+1) 無7(+5)=陽性8人 1884・1885・1886・1887・1888・1889・1890・1891
 [空港別] 成田7(+5)・羽田1(+1)
 [男女別] 男5(+4)・女3(+2)
 [年代別] 10代下0・20代4(+3)・30代0・40代1(+1)・50代3(+2)・60代・70代0・80代上0
 [渡航元] フィリピン2(+1)・米国5(+5)・パナマ/メキシコ1
 [居住地] 東京2・長野1(+1)・大阪1(+1)・非公表4(+4)
2021年
01月01日:症状 有0 無2=陽性2人 1892・1893
 [空港別] 成田2
 [男女別] 男2・女0
 [年代別] 10代下0・20代1・30代1・40代0・50代0・60代・70代0・80代上0
 [渡航元] インドネシア2
 [居住地] 宮城1・神奈川1


合計8人の陽性確認が発表されました。有症状者が1人出ています。
4月3日0時の全員検査開始後に判明した陽性者は、1月1日までの274日間で1,813人となりました。
1,813人のうち有症状は1人増えて106人です。無症状は1,707人で、無症状率は94.1%です。

本日発表分は、行動歴(渡航元)と居住地両方とも非公表者はいませんでした。
31日着米国から入国の在住地非公表者3人(20代男2人・20代女)が連番確認されており、団体感染が疑われます。

有症状者は1人です。
31日羽田着米国から入国の在住地非公表者(50代男)が嗅覚低下、咳嗽症状です。
10時間程度かかる国で、機内発症とみられます。


ここのところ陽性確認が急増している米国から5人、インドネシアから2人陽性者が確認されています。

12月20日に到着した人でも1月3日が14日目。本日発表の入国者は全員が三が日は丸々自主隔離期間となります。出掛けたり、(空港への送迎も含め)日本国内在住者に会ったりしないよう充分ご注意いただきたいですね。

新型コロナウイルス感染症の患者等の発生について(空港検疫)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_15833.html
ラベル:検疫 感染症
posted by johokotu at 23:00| 東京 ☀| Comment(0) | ◇COVID-19関連 | 更新情報をチェックする

現地未確認国も検査証明必要

◇新型コロナウイルス感染症 入国時の検査証明必要国また追加、現地未確認国も

外務省は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に伴う検疫強化の対象国・地域を毎日増加させています。12月31日に2か国と1地域を追加しています。ついに現地で変異株が未確認の国も指定されました。

検疫強化されているのは、全入国者に対して出国前72時間以内の検査証明を求め、入国時の検査を実施する国。ビジネストラックとレジデンストラックによる入国者は対象外となっています。12月26日に9か国指定で開始が発表(のちに1か国解除)され、12月27日に1地域、12月28日に5か国、12月30日に2地域が追加されており、12月31日にさらにアラブ首長国連邦(UAE)、ドイツの2か国とアメリカ合衆国(カリフォルニア州)の1地域が追加されました。

いずれも措置の実施開始日時は、指定日の4日後の午前0時からで、12月31日に指定の2か国・1地域は1月4日午前0時から実施されます。

年末年始で検査証明が取得できないこともあるとみられますが、入国時に検査証明を提出できない場合は、検疫所が確保する宿泊施設で14日間の待機を要請するとしており、自宅等での待機も出来ない、かなり強い規制です。
14日間待機場所については、通常は自宅が認められており、検疫所が確保する宿泊施設に限定するのは、極めて稀なケースとなります(過去事例では、ダイヤモンドプリンセス号や武漢チャーターでの帰国者などしかありません)。

今回の措置は、COVID-19の感染力の強いとされる変異株が確認されたことによるものです。
対象となる国は、別途検疫強化を始めた英国と南アフリカを除いた「国内で変異ウイルスの感染者が確認されたと政府当局が発表している国・地域」です。
しかし、今回初めて、現地ではまだ変異株が確認されていない国であるのにUAEが指定されました。UAEから日本への入国者から12月23日、12月24日と連続して変異株が確認されたことから、特例的に「予防的観点から指定」したと発表されています。

「外務省及び厚生労働省において確認ができた都度、指定して公表」するとしているうえ、変異株の確認国は毎日増加しており、官庁が年末年始休暇に入る中でも、毎日更新されています。
一方で、韓国や中国、香港、台湾、シンガポール、ナイジェリア、中東の一部の国などで変異株が確認されていますが、いずれも現地の空港検疫で発覚しているためか、これらの国は対象になっていません
ナイジェリアは変異株とは確認されていないものの、12月末に空港検疫で非常に珍しく陽性者が確認されています。また台湾への入国者の確認は自宅待機中の陽性確認。韓国や中国、香港、台湾、シンガポールなどは現在は原則検査なしで入国ができる国であり、UAEのように空港検疫で発覚する可能性は著しく低いです。UAEだけが特別に指定された理由がいまいち謎基準となっています。
そもそもビジネストラックやレジデンストラックは対象外ですし、年末年始も毎日指定を増やす煩雑な対応で、なんとも中途半端な入国制限となっています。

変異株確認国からの入国拒否は、日本就航便の多いフィリピンや香港をはじめ欧米各国など世界に広がっています。
日本も、航空業界関係者が初めての市中感染を発生させており、世界からは変異株確認国と認知されました。今後、日本から世界へ出ていく航空利用者の減少も懸念されます。
それにしても、一部の報道では、運航乗務員が検査免除である理由のひとつとして、「航空会社の責任」で対応させている、といった報道もあったのですが、いまだに航空各社からは検疫強化策などの話が出てきませんね。自分で自分の首絞めているのに、非常に残念です。

新型コロナウイルス感染症に関する新たな水際対策措置(12月31日、外務省公式サイト)
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2020C097.html
ラベル:検疫 感染症
posted by johokotu at 19:00| 東京 ☀| Comment(0) | ◇COVID-19関連 | 更新情報をチェックする

■1月国内線時刻変更

■国内線航空便ダイヤ変更(2021年1月)

今月の時刻表から
ANA (最終号)世界をつなぐ、 あたらしい空へ。
JAL  旅の予約は、早めがおトク。 JAL国内線割引運賃 先得 ご搭乗日の330日前から予約OK
SKY 3年連続定時運航率No.1 お客様のおかげで 今日もオンタイム!!
SFJ  
FDA 
ORC

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による需要急減で大幅な長期欠航が生じていますが、COVID-19に起因する欠航・再開に関する情報はこちらには記載していません。 

01/22
◎APJ 中部国際-那覇  ( 0→ 1)
◎APJ 中部国際-新石垣 ( 0→ 1)

01/10
運航再開 広島SSN
◎SSN 広島  -オノミチフローティングポート( 0→週4)※定期的チャーター便

01/05
×JAL 大阪国際-種子島 (週5→ 0)※JAR1→0

01/04
全便運休 下地島JJP
×JJP 成田国際-下地島 ( 1→ 0)
×JJP 関西国際-下地島 ( 1→ 0)

※以下の航空会社は1月中は新規就航・運休等の変更はありません。
  ANA  全日本空輸グループ(ANA、AKX)
  AJX  エアージャパン
  SFJ  スターフライヤー
  ADO  AIR DO
  SKY  スカイマーク
  SNA  ソラシド エア
  IBX  アイベックスエアラインズ
  ORC  オリエンタルエアブリッジ
  TZP  ZIPAIR
  JTA  日本トランスオーシャン航空
  SJO  SPRING
  RAC  琉球エアーコミューター
  FDA  フジドリームエアラインズ
  NCA  新中央航空
  AMX  天草エアライン
  NJA  新日本航空
  TAL  東邦航空

※以下の航空会社は1月中は新規就航・運休等の変更があります。
  APJ  Peach Aviation
  JAL  日本航空(JAL、JAR、JAC、HAC)
  JJP  ジェットスター・ジャパン
  SSN  せとうちSeaplanes


※以下の航空会社の変更点は現在調査中です。
-
posted by johokotu at 01:00| 東京 ☁| Comment(0) | ◆ダイヤの話題 | 更新情報をチェックする

■1月国際線時刻変更

■国際線航空便ダイヤ変更(2021年1月)

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による需要急減で大幅な長期欠航が生じていますが、COVID-19に起因する欠航・再開に関する情報はこちらには記載していません。

01/22
◎(国際線)SJO 成田国際-南京  ( 0→週0.5)※2週に1往復
◎(国際線)CPA 福岡  -香港  ( 0→週1)
posted by johokotu at 01:00| 東京 ☁| Comment(0) | ◆ダイヤの話題 | 更新情報をチェックする

新年のご挨拶2021

新年のご挨拶


明けましておめでとうございます
本年もよろしくお願いいたします


2021年(令和3年)、新年初日から「情報交通ホットライン」をご覧いただきありがとうございます。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックの影響で、空港利用者が激減していますが、新しい年は、あらゆるものが復活していく年になりますように!

世界各地でワクチン接種が始まったので、国際線の入国制限をどう緩和していくのか、検疫の判断が今年一番の注目点かもしれません。
そんな今年は、昨年延期された東京2020オリンピック・パラリンピックが開催されます。一大イベントで訪日客が増えるのを狙って日本各地の空港では増改築が目白押しでしたから、訪日客が復活するところまでいかなくても、日本人がより快適に移動できるよう、今年こそは有効活用が拡大してほしいところです。

ここのところ毎年話題になっている民間委託は、新たに広島でスタートします。北海道7空港も、昨年全面委託されていない5空港で一括委託が始まり、全7空港の運営が民間へ委託されることになります。
厳しい船出となりますが、民間の知恵で、上手く切り抜けて貰いたいですね。

航空会社関係では、需要がどこまで戻ってくるのかが大きな注目点です。
ANAのように沢山の路線を路線ごとざっくり欠航する会社もあれば、ジェットスター・ジャパン(JJP)のように日程により細かく減便する会社、Peach Aviationのように国内線メインに完全シフトした会社、新中央航空のようになんとか各路線1日1往復を確保して島の生命線を維持する会社もあるなど、各社様々な方法で運航維持を模索しています。
大手航空2社は、復活路線の増加に期待。新興社や格安航空会社は、国際線の運航再開が待たれます。
動きの著しく鈍いSPRINGや新興航空会社の規模拡大も期待したいところです。

毎年注視している離島空路は、引き続き下地島が注目の的。スカイマークの参入で路線が一気に増えた一方、JJPは大幅に縮小。24年間も旅客便の飛んでいなかった小さな島の大きな空港で、COVID-19で減った利用者の奪い合いが起こる事態となっています。
そんな浮いた空港もある一方で、多くの離島空港は、定期便復活が見えません。COVID-19のせいで、復活への芽が、さらに大幅に後退してしまいましたが、引き続き、粟国(沖縄県)や波照間(沖縄県)のほか、世界遺産で注目の上五島(長崎県)や空港設置を目指す小笠原諸島(東京都)、ATR機国内導入+新潟拠点航空会社設立で可能性が見えてきた佐渡(新潟県)などで就航があるのか注視していきたいですね。
そして今年は礼文(北海道)の休止最終年。存続の瀬戸際がどうなるのか、新年すぐに決まります。

今年はSTAY HOMEからGO TO HOME COUNTRYへ。海外へ行くはまだまだでしょうから、皆で母国に戻って、母国で、母国を盛り上げる時ですね。その輸送は飛行機が担います。

「情報交通ホットライン 日本空港情報館ブログ」では、今年も、サイトを見た人が、空港を選んで行ってみたくなるような話題を提供できるよう努めていきます。
ずっと国内線を中心に取り上げてきているので、国内に注目が集まる今年は、昨年の分も含めて張り切って更新していきます。

2021年は丑年。牛は大昔から人や荷物の輸送で重宝されてきました。いま、長距離輸送の代表は飛行機です。
今年は、そんなことも意識しながら、ゆっくりした足取りでもしっかり前へ進める年になることに期待しつつ、じっくり更新していきます。
どうぞよろしくお願いします。

令和三年 元旦

ラベル:謹賀新年
posted by johokotu at 00:00| 東京 ☁| Comment(0) | ◆ブログのお知らせ | 更新情報をチェックする