◇12月の英国からの入国者の陽性確認は全員日本人!!!! 三月の反省空しくまたパニック?
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関連し、12月に英国からの英国からの入国者の陽性確認が全員日本人であることが明らかになりました。
感染力の強い変異ウイルス(変異株)の国内密輸に関連して、外国籍の新規入国者がやり玉に挙げられていましたが、実態は、今回の変異株を持ち込んだ人は日本人ばかりでした。
12月中旬以降、英国で初めて変異株が蔓延し、日本の空港検疫でも流入阻止がクローズアップされていました。
国籍別のデータは週間ごとにしか出ていないため、12月を含有する11月29日〜1月2日で捉えるしか分かりませんが、この期間に英国からの入国した人で陽性だった人は全部で26人いました。
そして、驚くことにその全員が日本国籍者でした。
この期間の英国からの入国者数は、日本国籍者3,909人、外国籍者585人でしたから、外国籍者からも3、4人程度は陽性者が出ても良さそうなもの。それが全く出ていないことから、日本国籍者の陽性が異常に出過ぎであることは明白です。
そして、驚くのは、これらの陽性確認は12月20日〜12月26日に17人と集中していたことです。その前週の方が入国者数は多いにもかかわらずです。
一見、年末年始の一時帰国が大勢いたからのようにも見えますが、よく考えてみると、12月20日に日本に到着しても、三が日はまだ外に出ることができません。つまり、純粋に年末年始を日本で過ごす目的の人は既に前の週までに入国を果たしていた可能性が高いです(自主隔離中に10人以上で会食し市中感染を引き起こした人物(12月22日入国)のような確信犯は別)。
そして、入国がめんどくさくなった12月27日以降は日本国籍者の入国者が激減しています(前週986人→168人)。
変異株が報道され始めたのが15日頃で、ロックダウンがクリスマス直前でしたから、それこそ、急きょ逃げて帰ってきた日本人が多いと思われる結果となりました。
ちなみに、12月20日〜12月26日はドイツからの入国者数が、たまたま英国からと同じだったのですが、陽性者は1人のみ。英国からの入国者の感染急増の異常さは明らかでした。
3月下旬〜4月初めにかけて、パニック気味に欧米から日本国籍者の入国が激増し、空港検疫で引っかかる感染者が多数出てしまいましたが、それと全く同じ事がまた起こってしまったと言えます。
空港検疫では6月にパキスタンからの入国者の陽性確認が異様に増えたことがあります。愛知周辺在住者が非常に多く、車業界の強い地域だけに、成田や羽田まで車で迎えに行って二次感染するおバカな事例も多発。愛知・岐阜・三重の三県知事が、自県民を空港から出すな!と患者を他都県に押し付ける差別宣言する騒動が起こりました。しかし、パキスタンの人は同国の規制で国外へ出ることが原則禁止されていて、5月末に解禁されたばかりで、入国者が急に増えるのは仕方のないことでした。大して入国方法に変化はなかったのに、7月には感染者確認も激減しています。
一方で、今回話題になった英国は、12月まで強い出入国規制はされておらず、昨年1月以降1年間、航空便は飛び続けています。日本人ならいつでも帰ろうと思えば帰国が可能だったわけです。それでも帰ろうとしなかった人たちが、大挙として押し寄せたのですから、先を読まないアタフタ人があまりに多かったことがよく分かります。海外移住する際に、こういったリスク(日本と同じように治療してもらえない、帰国の足が途絶える、日本より危険etc.)は織り込み済みだと思うのですが、恐怖の前ではなかなか割り切れないのかもしれません。
(1か月以上先に日本公演があるとは言え)この時期に英国在住の著名アーティストが帰国し、一方で、当時まだ変異株が確認されていなかった米国在住の紅白出場著名アーティストが帰国しなかったことで、良識が違いすぎるといって話題になったのも記憶に新しいですね。
ちなみに、6月に急増したパキスタンからの入国者は、その多くが外国籍の在日の人(パキスタンに2019年などに一時帰国したら2020年になってロックダウンされちゃったから日本に戻って来られなくなっちゃったパターンが多い)であることが分かっています。日本人より外人の方がよっぽど冷静に行動していることが分かります。
英国以外を見てみると、12月到着で変異株と確認されたのは、13日時点で、英国18例(うち入国後判明が3例=国籍不明)、アラブ首長国連邦(UAE)4例(うち入国後判明が1例=国籍不明)、南アフリカ/UAE1例、ナイジェリア1例ありました。
このうち、南アフリカとUAEの1人(=南アフリカ/UAE1例のみ)が外国籍だっただけで、残りは全員日本国籍でした。あまりに異様な偏りになっています。
ここから分かるのは、「日本人は変異株に異常に罹患しやすい。」ですが、日本への入国者限定の傾向ですから、それが本当かは分かりません。
ここのところ、変異株の国内密輸に関連し、外国籍の新規入国がやり玉に挙げられています。しかし、実態は、今回の変異株騒動では、持ち込んだ人は日本人ばかりだったことが分かりました。
首相の対応が遅い遅いと言われてはいるものの、SNS便所の落書きはもちろん、多くの国会議員も、どの報道も、悪者にしているのは「ビジネス目的の外国人」ばかりです。
しかし、12月の結果を見る限りでは、外国人や新規入国だけ入国を阻止しても、あまり意味がないことが分かります。
そう言えば、、、。
変異株対策について国は、なぜか矢継ぎ早に、陰性証明提示義務化を決めました。普通に考えたら入国規制が先のような気がしていたので、どうにも不思議でした。
これ、上記の状況が分かったら、腑に落ちました。
現場では、12月に英国から日本人の不要不急の一時帰国が激増したのははっきり分かっていたでしょうし、もしかしたら、症状隠してた人も多かったのかもしれません。そして、日本人ばかりが陽性だったから、外国人の規制強化よりも先に、とにかく陰性証明提示義務化を進めたのではないでしょうか。
「パニック起こす行動や感染実態から、日本人こそが危険だ」とは絶対に口に出来ない国の苦悩が目に浮かぶようです。
今のところ人種による罹患しやすさの違いは、ありそうだけれども、明確になっていません(同じ白人でも欧米は感染多く・オセアニアは感染者少ない、東南アジアでは感染状況は隣国でも大きく異なるetc.)。そろそろ、「外人だからウイルス密輸してそう」という偏見は止めませんか?
変異株が国内流入したことに対するSNSの書き込みでも、なぜか外国人を揶揄する内容が散見されました。しかも、中韓嫌いでそれを指摘する人は多いですが、空港検疫での感染者が一番多い、仲良し米国を指摘する人はほとんどいません。
こうやってデータが出てみると、原因は外国人じゃなく、日本人。日本人は民度が高くてウイルス拡散するような行動を取る人が少ない、というわけでもなさそうであることも分かりました。
こうして見てみると、日本国籍だとか、外国籍だという違いが重要なのではありません。入国する人が日本人だろうが外国人だろうが、現地の感染状況が悪ければ密輸リスクは高まります。各国の感染実態から、入国の許可・不許可・邦人保護目的の特別入国許可(=当然強制隔離)を分けるべきではないでしょうか。
(実は既に国はそれをやってます。8日まではレベル2の国は検査なしで入国できた一方で、レベル3の国は検査が必須だった。)
ウイルスが確認されてからもう1年経ちました。ロックダウンされることも、航空便が突然欠航になることも、入国するときが大変面倒臭いことも、もう分かっていると思います。外国にいる邦人の皆さんにも、パニックにならず、もう少し冷静に対処してほしいものです。
まあ、個人的には、自由に動き回れてユルユルとは言え、戦争だと思っているので、戦場に放り出されたらパニック気味になるのは仕方ないとは思いますけど、それでもねぇ、、、。戦争の敵は外国人じゃなくて、ウイルスですよ、、、。
■英国からの入国者の動向
11月29日〜12月05日:罹患率0.29%
日本国籍 検体 587・陽性 2=罹患率0.34%、外国籍 105・陽性 0=罹患率0%
12月06日〜12月12日:罹患率0.17%
日本国籍 検体1,066・陽性 2=罹患率0.19%、外国籍 136・陽性 0=罹患率0%
12月13日〜12月19日:罹患率0.33%
日本国籍 検体1,102・陽性 4=罹患率0.36%、外国籍 108・陽性 0=罹患率0%
12月20日〜12月26日:罹患率1.50%
日本国籍 検体 986・陽性17=罹患率1.72%、外国籍 149・陽性 0=罹患率0%
12月27日〜01月02日:罹患率0.39%
日本国籍 検体 168・陽性 1=罹患率0.60%、外国籍 87・陽性 0=罹患率0%
■水際対策(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/kansenkakudaiboushi-iryouteikyou.html#h2_7
2021年01月14日
緊急事態_拡大9空港存在
◇緊急事態宣言 対象地域拡大7府県に9空港存在
14日、新型コロナウイルス感染症パンデミックに伴い発出している緊急事態宣言の対象地域が、栃木県、岐阜県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、福岡県の7府県にも拡大されました。拡大地域には9空港があります。
期間は2月7日までの約1か月間です。
今回宣言が出された7府県には、名古屋、中部国際、大阪国際、関西国際、八尾、神戸、但馬、福岡、北九州の9空港があります。これまでの地域と合わせ全国17空港が対象になっています。
北海道と沖縄以外のほとんどの路線が該当し、影響は非常に大きい状況です。
現在国際線が発着している空港は、5空港全てが宣言の対象地域になっています。
福岡地域のマルチエアポートでは佐賀が対象外となっています。
いきなり1か月間という長丁場で設定され、既に減っている航空利用者数がさらに減少することは避けられない状況になってしまいました。
感染が拡大し始めたのが11月で2か月以上我慢してきての強制制限で、航空・空港が耐え抜けるのか気になるところ。厳しい状況はまだまだまだまだ続いています。
■新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言の概要(内閣官房新型コロナウイルス感染症対策公式サイト)
https://corona.go.jp/news/news_20200421_70.html
14日、新型コロナウイルス感染症パンデミックに伴い発出している緊急事態宣言の対象地域が、栃木県、岐阜県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、福岡県の7府県にも拡大されました。拡大地域には9空港があります。
期間は2月7日までの約1か月間です。
今回宣言が出された7府県には、名古屋、中部国際、大阪国際、関西国際、八尾、神戸、但馬、福岡、北九州の9空港があります。これまでの地域と合わせ全国17空港が対象になっています。
北海道と沖縄以外のほとんどの路線が該当し、影響は非常に大きい状況です。
現在国際線が発着している空港は、5空港全てが宣言の対象地域になっています。
福岡地域のマルチエアポートでは佐賀が対象外となっています。
いきなり1か月間という長丁場で設定され、既に減っている航空利用者数がさらに減少することは避けられない状況になってしまいました。
感染が拡大し始めたのが11月で2か月以上我慢してきての強制制限で、航空・空港が耐え抜けるのか気になるところ。厳しい状況はまだまだまだまだ続いています。
■新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言の概要(内閣官房新型コロナウイルス感染症対策公式サイト)
https://corona.go.jp/news/news_20200421_70.html
水際対策強化で問題入国無へ
■緊急事態宣言で水際対策強化、問題ある入国方法無しへ
14日、新型コロナウイルス感染症に伴う入国者に対する水際対策が強化されました。今回の強化で、問題ある入国方法が原則なくなりました。
今回の強化は大きく二点あります。
一点目は、11か国・地域が対象のレジデンストラックと4か国が対象のビジネストラックの運用停止。
二点目は、誓約条件の明確化です。
■レジデンストラック・ビジネストラックの運用停止
14日0時から運用が停止されました。最大の問題点である、入国後14日以内の用務先との行き来が不可になりました。
合わせて、新規の入国許可が停止されたため、21日以降はこれらのスキームを使った入国がなくなることになります。
なぜか地域限定の緊急事態宣言解除までの限定措置となっています。緊急事態宣言対象外の地域から入国する場合もう運用停止となります(現在国際線が発着する空港は全て同地域内ですが、来月には地域外の新千歳で発着が再開予定となっています)。
■誓約書条件の明確化
入国時に義務付けている誓約(14日間自主隔離や公共交通利用禁止、位置情報の保存・要請時の開示など)について、入国者全員に対して説明方式から誓約書方式に変更になり、守らなかった場合に氏名公表や在留資格剥奪・国外退去などを行うことが明確に示されました。
また、誓約書提出に同意できない場合に14日間の隔離が検疫指定施設のみになることが示されました。
14日間自主隔離や公共交通利用禁止を巡っては、昨年3月以降、守らなかった入国者を起因とした市中感染が後を絶ちません。変異株についても、14日間隔離を守らなかった入国者により、早くも市中に入り込んだことが発覚しており、一年近くテキトー運用だったものがアタフタと強化されることになりました。
こちらは緊急事態宣言期間に限定されておらず、当面の間継続されることになります。
これにより、大きな問題を残した例外的な入国はなくなりました。
入国者全員が少なくとも、「72時間前検査陰性証明の提示」「入国時検査」「入国時誓約書の提出」「14日間の公共交通利用禁止・隔離」「位置情報の保存・要請時の開示」をすることになりました。(行動歴などによりさらに強い制限が求められる場合もあります。)
中国武漢での拡大から一年、全員検査が始まってから9か月、とにかく長くかかりました。隔離が強制でないなど、まだ不十分なところはあります。それでも、やっと、ウイルス密輸阻止できるまともな入国方法で運用されることになりました。
小出しで毎日のように入国規制の方法が変更となっています。情報の発信も、外務省、厚生労働省、経済産業省、内閣府などとバラバラ。公式サイトでは古い情報も出たり、更新も遅いです。入国する際には、よく調べてから動くことをオススメします。
■新型コロナウイルス感染症に関する新たな水際対策措置(6)(外務省公式サイト)
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2021C009.html
■新型コロナウイルス感染症に関する新たな水際対策措置(7)(外務省公式サイト)
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2021C010.html
■新型コロナウイルス感染症に関する新たな水際対策措置(検疫強化対象国・地域の追加)(外務省公式サイト)
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2021C011.html
14日、新型コロナウイルス感染症に伴う入国者に対する水際対策が強化されました。今回の強化で、問題ある入国方法が原則なくなりました。
今回の強化は大きく二点あります。
一点目は、11か国・地域が対象のレジデンストラックと4か国が対象のビジネストラックの運用停止。
二点目は、誓約条件の明確化です。
■レジデンストラック・ビジネストラックの運用停止
14日0時から運用が停止されました。最大の問題点である、入国後14日以内の用務先との行き来が不可になりました。
合わせて、新規の入国許可が停止されたため、21日以降はこれらのスキームを使った入国がなくなることになります。
なぜか地域限定の緊急事態宣言解除までの限定措置となっています。緊急事態宣言対象外の地域から入国する場合もう運用停止となります(現在国際線が発着する空港は全て同地域内ですが、来月には地域外の新千歳で発着が再開予定となっています)。
■誓約書条件の明確化
入国時に義務付けている誓約(14日間自主隔離や公共交通利用禁止、位置情報の保存・要請時の開示など)について、入国者全員に対して説明方式から誓約書方式に変更になり、守らなかった場合に氏名公表や在留資格剥奪・国外退去などを行うことが明確に示されました。
また、誓約書提出に同意できない場合に14日間の隔離が検疫指定施設のみになることが示されました。
14日間自主隔離や公共交通利用禁止を巡っては、昨年3月以降、守らなかった入国者を起因とした市中感染が後を絶ちません。変異株についても、14日間隔離を守らなかった入国者により、早くも市中に入り込んだことが発覚しており、一年近くテキトー運用だったものがアタフタと強化されることになりました。
こちらは緊急事態宣言期間に限定されておらず、当面の間継続されることになります。
これにより、大きな問題を残した例外的な入国はなくなりました。
入国者全員が少なくとも、「72時間前検査陰性証明の提示」「入国時検査」「入国時誓約書の提出」「14日間の公共交通利用禁止・隔離」「位置情報の保存・要請時の開示」をすることになりました。(行動歴などによりさらに強い制限が求められる場合もあります。)
中国武漢での拡大から一年、全員検査が始まってから9か月、とにかく長くかかりました。隔離が強制でないなど、まだ不十分なところはあります。それでも、やっと、ウイルス密輸阻止できるまともな入国方法で運用されることになりました。
小出しで毎日のように入国規制の方法が変更となっています。情報の発信も、外務省、厚生労働省、経済産業省、内閣府などとバラバラ。公式サイトでは古い情報も出たり、更新も遅いです。入国する際には、よく調べてから動くことをオススメします。
■新型コロナウイルス感染症に関する新たな水際対策措置(6)(外務省公式サイト)
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2021C009.html
■新型コロナウイルス感染症に関する新たな水際対策措置(7)(外務省公式サイト)
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2021C010.html
■新型コロナウイルス感染症に関する新たな水際対策措置(検疫強化対象国・地域の追加)(外務省公式サイト)
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2021C011.html
空港検疫1/13_アフリカ増加
◇空港検疫 アフリカからポツポツ増加、南アは3日目検査陽性者も 1月13日発表分
厚生労働省(厚労省)は1月13日現在の、空港検疫を含めた最新の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の状況を発表しました。
空港検疫の数字は、4月3日0時から症状の有無や濃厚接触の有無に関係なく、一部の国からの入国者を除いた全員検査を実施しており、いま日本で唯一正確な罹患率を把握できます。
(比較用)日 本:罹患率0.236%=感染297,315人、死亡率0.0032%=死亡4,145人/人口約1億2571万人(2020年12月)←[激増中・ピーク](月間1,500人死亡ペース)
(比較用)セネガル:罹患率0.133%=感染21,685人、死亡率0.0029%=死亡480人/人口約1,630万人(2019年)←[激増中・ピーク](日本より若干低感染・低死亡の国)※ロイター公式サイトが分かりやすいです https://graphics.reuters.com/world-coronavirus-tracker-and-maps/ja/countries-and-territories/senegal/
※罹患率は空港検疫の全員検査開始後の概要発表分を元に算出しています。
※無症状率は空港検疫の全員検査の詳細結果発表分を元に算出しています。
両数値は、元にしている数値に若干の差異があります。
また、海外で感染した人や有症状の人はそもそも海外から飛行機に乗ることができないため、実際の罹患率や隠れ感染者数は算出された数値より高く、実際の無症状率や無症状病原体保有者数は算出された数値より低いと考えられます。
あくまでも参考程度にお考え下さい。
■空港検疫 全員検査結果(1月11日到着分までが反映されていると推定)
2日遅れで情報が反映していると思われる概要結果は以下の通りです。
12月31日発表分までは別にまとめています。
2020年04月04日〜10月04日:http://johokotu.seesaa.net/article/477969790.html
2020年04月04日〜10月31日:http://johokotu.seesaa.net/article/478493314.html
2020年04月04日〜11月30日:http://johokotu.seesaa.net/article/478872998.html
2020年04月04日〜12月31日:http://johokotu.seesaa.net/article/479429539.html
2020年04月04日〜2021年01月01日:対象403,600人、陽性1,821人/罹患率0.451%
2020年04月04日〜2021年01月02日:対象405,107人、陽性1,829人/罹患率0.451%
2020年04月04日〜2021年01月03日:対象406,499人、陽性1,843人/罹患率0.453%
2020年04月04日〜2021年01月04日:対象409,177人、陽性1,866人/罹患率0.456%
2020年04月04日〜2021年01月05日:対象411,667人、陽性1,884人/罹患率0.457%
2020年04月04日〜2021年01月06日:対象413,001人、陽性1,895人/罹患率0.458%
2020年04月04日〜2021年01月07日:対象414,715人、陽性1,902人/罹患率0.458%
2020年04月04日〜2021年01月08日:対象416,537人、陽性1,913人/罹患率0.459%
2020年04月04日〜2021年01月09日:対象418,237人、陽性1,920人/罹患率0.459%
2020年04月04日〜2021年01月10日:対象419,865人、陽性1,934人/罹患率0.460%
2020年04月04日〜2021年01月11日:対象423,463人、陽性1,945人/罹患率0.459%
2020年04月04日〜2021年01月12日:対象427,244人、陽性1,958人/罹患率0.458%
2020年04月04日〜2021年01月13日:対象429,683人、陽性1,964人/罹患率0.457%
1月13日時点での罹患率をそのまま日本の人口(12月の推計人口1億2571万人)に当てはめると、感染者の推定人数は約57.4万人になります。
国内のPCR検査陽性者は1月13日0時現在で295,272人ですから、隠れ感染者はあと約27.9万人もいると推定されます。日本国内の感染者爆増に伴い、どんどん隠れ感染者推定数が減っています。
検査人数は2,439人でした。3日ぶりに三千人を切りました。
9日から全入国者に対する検査が開始されており、検査数≒入国者数の状況です。検査強化しただけで入国者が一気に減っているようです。
感染者は6人増加。罹患率は若干低下しました。
■新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について(令和3年1月13日版)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_16016.html
■空港検疫検査 到着日別詳細結果(1月12日到着分までが反映と推定)
1日遅れで情報が反映していると思われる空港検疫の詳細も発表されています。
10月2日着分までの半年分の内容(4月3日着〜10月2日着までの感染状況)と12月31日までは別にまとめています。
2020年04月03日〜10月02日:http://johokotu.seesaa.net/article/477969790.html
2020年04月03日〜10月31日:http://johokotu.seesaa.net/article/478493314.html
2020年04月03日〜11月30日:http://johokotu.seesaa.net/article/478872998.html
2020年04月03日〜12月31日:http://johokotu.seesaa.net/article/479429539.html
2021年
01月01日:症状 有0 無16=陽性16人 1892・1893・1894・1895・1896・1897・1898・1899・1900・1901・1902・1903・1904・1905・1906・1907
01月02日:症状 有1 無22=陽性23人 1908・1909・1910・1911・1912・1913・1914・1915・1916・1917・1918・1919・1920・1921・1922・1923・1924・1925・1926・1927・1928・1929・1959
01月03日:症状 有3 無16=陽性19人 1930・1931・1932・1933・1934・1935・1936・1937・1938・1939・1940・1941・1942・1943・1944・1945・1946・1947・1969
01月04日:症状 有1 無8=陽性9人 1948・1949・1950・1951・1952・1953・1954・1955・1978
01月05日:症状 有0 無9=陽性9人 1956・1957・1960・1961・1962・1963・1964・1965・1966
01月06日:症状 有0 無10=陽性10人 1967・1968・1970・1971・1972・1973・1974・1975・1976・1977
01月07日:症状 有0 無6=陽性6人 1979・1980・1981・1982・1983・1984
01月08日:症状 有2 無11(+2)=陽性13人 1985・1986・1987・1988・1989・1990・1991・1992・1993・1994・1995・2029・2030
[空港別] 成田8(+2)・羽田3・関空1・福岡1
[男女別] 男6・女7(+2)
[年代別] 10代下3(+1)・20代2・30代5・40代2(+1)・50代0・60代1・70代0・80代上0
[渡航元] フィリピン1・ミャンマー1・ネパール1・パキスタン1・ロシア2・ルーマニア1・南アフリカ2(+2)・米国3・メキシコ1
[居住地] 北海道1・千葉1・東京4(+2)・神奈川4・大阪2・福岡1
01月09日:症状 有0 無11=陽性11人 1996・1997・1998・1999・2000・2001・2002・2003・2004・2005・2007
01月10日:症状 有3 無11=陽性14人 2008・2009・2010・2011・2012・2013・2014・2015・2016・2017・2018・2019・2020・2021
01月11日:症状 有1 無4=陽性5人 2022・2023・2024・2025・2026
01月12日:症状 有0 無8(+6)=陽性8人 2027・2028・2031・2032・2033・2034・2035・2036
[空港別] 成田6(+4)・羽田1(+1)・関空1(+1)
[男女別] 男7(+5)・女1(+1)
[年代別] 10代下0・20代5(+3)・30代1(+1)・40代0・50代2(+2)・60代0・70代0・80代上0
[渡航元] 中国1(+1)・ベトナム2(+1)・インド1・エジプト/マルタ1(+1)・チュニジア1(+1)・セネガル1(+1)・米国1(+1)
[居住地] 群馬1・東京1(+1)・神奈川3(+3)・愛知2(+1)・京都1(+1)
合計8人の陽性確認が発表されました。
4月3日0時の全員検査開始後に判明した陽性者は、1月12日までの285日間で1,956人となりました。
1,956人のうち有症状は118人です。無症状は1,838人で、無症状率は93.9%です。
8日着南アフリカからの入国者が4日遅れで発表されています。強制隔離3日目検査で陽性が出たものと推定されます。
本日発表分は、行動歴(渡航元)と居住地両方とも非公表者はいませんでした。
8日成田着南アフリカから入国の東京都在住者2人(10代女、40代女)が連番確認されており、団体感染が疑われます。
ベトナムと中国は上陸拒否国ではありませんので検査なしで入国できていましたが、9日から全員検査が始まりましたので、検査対象となった模様です。これで9日から5日連続で非上陸拒否国からの入国者の陽性が発表されました。異常です。9日以降に確認された非上陸拒否国からの入国者の陽性は、5日間でいきなり合計7人となりました。
唾液抗原定量検査になってから低感染国の陽性確認がポツポツ出るようになり、偽陽性の割合の高さを示しているのではないかと推定されていましたが、またまた偽陽性が多いのでしょうか。もうしばらく様子見してみます。
本日発表分は、ここのところ陽性確認が急増しているのに警戒されていない米国から1人、変異株で隔離が強化されている南アフリカから2人陽性者が出ています。少しアフリカが増えてきていますね。
13日到着分から、検査陰性証明を提示できない場合に3日間の強制隔離が始まりました。本日以降、陽性確認が3日遅れになるものが増える可能性があります。
1月13日に到着した人は1月27日が入国から14日目。14日間、出掛けたり、(空港への送迎も含め)日本国内在住者に会ったりしないよう充分ご注意いただきたいですね。
■新型コロナウイルス感染症の無症状病原体保有者の発生について(空港検疫)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_16023.html
厚生労働省(厚労省)は1月13日現在の、空港検疫を含めた最新の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の状況を発表しました。
空港検疫の数字は、4月3日0時から症状の有無や濃厚接触の有無に関係なく、一部の国からの入国者を除いた全員検査を実施しており、いま日本で唯一正確な罹患率を把握できます。
空港検疫陽性確認が増加中!
(●●×××)
1月13日現在
罹 患 率 0.457%
無症状率 93.9%
国内の隠れ感染者数(推定値)27.9万人
(●●×××)
1月13日現在
罹 患 率 0.457%
無症状率 93.9%
国内の隠れ感染者数(推定値)27.9万人
(比較用)日 本:罹患率0.236%=感染297,315人、死亡率0.0032%=死亡4,145人/人口約1億2571万人(2020年12月)←[激増中・ピーク](月間1,500人死亡ペース)
(比較用)セネガル:罹患率0.133%=感染21,685人、死亡率0.0029%=死亡480人/人口約1,630万人(2019年)←[激増中・ピーク](日本より若干低感染・低死亡の国)※ロイター公式サイトが分かりやすいです https://graphics.reuters.com/world-coronavirus-tracker-and-maps/ja/countries-and-territories/senegal/
※罹患率は空港検疫の全員検査開始後の概要発表分を元に算出しています。
※無症状率は空港検疫の全員検査の詳細結果発表分を元に算出しています。
両数値は、元にしている数値に若干の差異があります。
また、海外で感染した人や有症状の人はそもそも海外から飛行機に乗ることができないため、実際の罹患率や隠れ感染者数は算出された数値より高く、実際の無症状率や無症状病原体保有者数は算出された数値より低いと考えられます。
あくまでも参考程度にお考え下さい。
■空港検疫 全員検査結果(1月11日到着分までが反映されていると推定)
2日遅れで情報が反映していると思われる概要結果は以下の通りです。
12月31日発表分までは別にまとめています。
2020年04月04日〜10月04日:http://johokotu.seesaa.net/article/477969790.html
2020年04月04日〜10月31日:http://johokotu.seesaa.net/article/478493314.html
2020年04月04日〜11月30日:http://johokotu.seesaa.net/article/478872998.html
2020年04月04日〜12月31日:http://johokotu.seesaa.net/article/479429539.html
2020年04月04日〜2021年01月01日:対象403,600人、陽性1,821人/罹患率0.451%
2020年04月04日〜2021年01月02日:対象405,107人、陽性1,829人/罹患率0.451%
2020年04月04日〜2021年01月03日:対象406,499人、陽性1,843人/罹患率0.453%
2020年04月04日〜2021年01月04日:対象409,177人、陽性1,866人/罹患率0.456%
2020年04月04日〜2021年01月05日:対象411,667人、陽性1,884人/罹患率0.457%
2020年04月04日〜2021年01月06日:対象413,001人、陽性1,895人/罹患率0.458%
2020年04月04日〜2021年01月07日:対象414,715人、陽性1,902人/罹患率0.458%
2020年04月04日〜2021年01月08日:対象416,537人、陽性1,913人/罹患率0.459%
2020年04月04日〜2021年01月09日:対象418,237人、陽性1,920人/罹患率0.459%
2020年04月04日〜2021年01月10日:対象419,865人、陽性1,934人/罹患率0.460%
2020年04月04日〜2021年01月11日:対象423,463人、陽性1,945人/罹患率0.459%
2020年04月04日〜2021年01月12日:対象427,244人、陽性1,958人/罹患率0.458%
2020年04月04日〜2021年01月13日:対象429,683人、陽性1,964人/罹患率0.457%
1月13日時点での罹患率をそのまま日本の人口(12月の推計人口1億2571万人)に当てはめると、感染者の推定人数は約57.4万人になります。
国内のPCR検査陽性者は1月13日0時現在で295,272人ですから、隠れ感染者はあと約27.9万人もいると推定されます。日本国内の感染者爆増に伴い、どんどん隠れ感染者推定数が減っています。
検査人数は2,439人でした。3日ぶりに三千人を切りました。
9日から全入国者に対する検査が開始されており、検査数≒入国者数の状況です。検査強化しただけで入国者が一気に減っているようです。
感染者は6人増加。罹患率は若干低下しました。
■新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について(令和3年1月13日版)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_16016.html
■空港検疫検査 到着日別詳細結果(1月12日到着分までが反映と推定)
1日遅れで情報が反映していると思われる空港検疫の詳細も発表されています。
10月2日着分までの半年分の内容(4月3日着〜10月2日着までの感染状況)と12月31日までは別にまとめています。
2020年04月03日〜10月02日:http://johokotu.seesaa.net/article/477969790.html
2020年04月03日〜10月31日:http://johokotu.seesaa.net/article/478493314.html
2020年04月03日〜11月30日:http://johokotu.seesaa.net/article/478872998.html
2020年04月03日〜12月31日:http://johokotu.seesaa.net/article/479429539.html
2021年
01月01日:症状 有0 無16=陽性16人 1892・1893・1894・1895・1896・1897・1898・1899・1900・1901・1902・1903・1904・1905・1906・1907
01月02日:症状 有1 無22=陽性23人 1908・1909・1910・1911・1912・1913・1914・1915・1916・1917・1918・1919・1920・1921・1922・1923・1924・1925・1926・1927・1928・1929・1959
01月03日:症状 有3 無16=陽性19人 1930・1931・1932・1933・1934・1935・1936・1937・1938・1939・1940・1941・1942・1943・1944・1945・1946・1947・1969
01月04日:症状 有1 無8=陽性9人 1948・1949・1950・1951・1952・1953・1954・1955・1978
01月05日:症状 有0 無9=陽性9人 1956・1957・1960・1961・1962・1963・1964・1965・1966
01月06日:症状 有0 無10=陽性10人 1967・1968・1970・1971・1972・1973・1974・1975・1976・1977
01月07日:症状 有0 無6=陽性6人 1979・1980・1981・1982・1983・1984
01月08日:症状 有2 無11(+2)=陽性13人 1985・1986・1987・1988・1989・1990・1991・1992・1993・1994・1995・2029・2030
[空港別] 成田8(+2)・羽田3・関空1・福岡1
[男女別] 男6・女7(+2)
[年代別] 10代下3(+1)・20代2・30代5・40代2(+1)・50代0・60代1・70代0・80代上0
[渡航元] フィリピン1・ミャンマー1・ネパール1・パキスタン1・ロシア2・ルーマニア1・南アフリカ2(+2)・米国3・メキシコ1
[居住地] 北海道1・千葉1・東京4(+2)・神奈川4・大阪2・福岡1
01月09日:症状 有0 無11=陽性11人 1996・1997・1998・1999・2000・2001・2002・2003・2004・2005・2007
01月10日:症状 有3 無11=陽性14人 2008・2009・2010・2011・2012・2013・2014・2015・2016・2017・2018・2019・2020・2021
01月11日:症状 有1 無4=陽性5人 2022・2023・2024・2025・2026
01月12日:症状 有0 無8(+6)=陽性8人 2027・2028・2031・2032・2033・2034・2035・2036
[空港別] 成田6(+4)・羽田1(+1)・関空1(+1)
[男女別] 男7(+5)・女1(+1)
[年代別] 10代下0・20代5(+3)・30代1(+1)・40代0・50代2(+2)・60代0・70代0・80代上0
[渡航元] 中国1(+1)・ベトナム2(+1)・インド1・エジプト/マルタ1(+1)・チュニジア1(+1)・セネガル1(+1)・米国1(+1)
[居住地] 群馬1・東京1(+1)・神奈川3(+3)・愛知2(+1)・京都1(+1)
合計8人の陽性確認が発表されました。
4月3日0時の全員検査開始後に判明した陽性者は、1月12日までの285日間で1,956人となりました。
1,956人のうち有症状は118人です。無症状は1,838人で、無症状率は93.9%です。
8日着南アフリカからの入国者が4日遅れで発表されています。強制隔離3日目検査で陽性が出たものと推定されます。
本日発表分は、行動歴(渡航元)と居住地両方とも非公表者はいませんでした。
8日成田着南アフリカから入国の東京都在住者2人(10代女、40代女)が連番確認されており、団体感染が疑われます。
ベトナムと中国は上陸拒否国ではありませんので検査なしで入国できていましたが、9日から全員検査が始まりましたので、検査対象となった模様です。これで9日から5日連続で非上陸拒否国からの入国者の陽性が発表されました。異常です。9日以降に確認された非上陸拒否国からの入国者の陽性は、5日間でいきなり合計7人となりました。
唾液抗原定量検査になってから低感染国の陽性確認がポツポツ出るようになり、偽陽性の割合の高さを示しているのではないかと推定されていましたが、またまた偽陽性が多いのでしょうか。もうしばらく様子見してみます。
本日発表分は、ここのところ陽性確認が急増しているのに警戒されていない米国から1人、変異株で隔離が強化されている南アフリカから2人陽性者が出ています。少しアフリカが増えてきていますね。
13日到着分から、検査陰性証明を提示できない場合に3日間の強制隔離が始まりました。本日以降、陽性確認が3日遅れになるものが増える可能性があります。
1月13日に到着した人は1月27日が入国から14日目。14日間、出掛けたり、(空港への送迎も含め)日本国内在住者に会ったりしないよう充分ご注意いただきたいですね。
■新型コロナウイルス感染症の無症状病原体保有者の発生について(空港検疫)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_16023.html