2021年01月24日

空港検疫のすり抜け2割も?

◇空港検疫 すり抜けは少なくとも2割も存在?

空港検疫をすり抜けて市中で発症する人が少なくとも2割もいることが分かりました。

空港検疫をすり抜けて都内などで感染確認された場合、海外渡航者であることが非公開である都道府県が多いです。このため、すり抜け事例がどの程度出ているかは分かっていません。しかし、変異株感染だけは公表されるようになったので、最少割合が少し分かるようになりました。

12月到着で行動歴英国からの入国者で変異株が確認されたのは全部で19人。
15人は空港検疫で確認されていますが、4人は空港検疫では陽性にならずに市中に入ってから陽性確認されています。また、変異株とは確認されていませんが、変異株感染関係で1人が空港検疫では陽性にならずに市中に入ってから陽性確認されたことが判明しています。

19人中4人が市中発症なので、少なくとも21%がすり抜け事例であることが判明しています。
11月29日〜1月2日の間に英国から入国者で確認された陽性者は26人。これを母数にしても、31人中5人=16%が市中で陽性となっています。

12月下旬以降、到着日から三日ほど遅れて発表される事例も複数出ています。これは、検査陰性証明を持たない人や英国・南アフリカからの入国者を到着後三日間は強制隔離し、三日目に再検査をすることになっているからとみられます。従来の運用では、市中発症となっていたはずの事例です。
また、市中感染の場合は各在住都道府県から発表されますが、海外渡航者であることは変異株以外は未発表の所ばかりなので、空港検疫では陽性にならずに市中に入ってから陽性確認された事例はもっと多いとみられます。

これだけすり抜けが多いと、市中感染の危険度が大きいことが分かります。
14日間の自主隔離がとにかく重要です。

→最新の変異株発生状況 http://johokotu.seesaa.net/article/479658600.html

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ウイルスが初めて確認されてからもう一年になります。
パニくった日本人が大挙して帰国し帰国後の濃厚接触で二次感染が拡がった事例が相次いだ昨年3月からもう9か月になります。
厳しい入国規制後に、入国者の濃厚接触で市中二次が相次いで騒ぎになり東海三県知事が差別的県民排除発言する事態にまでなった昨年6月からもう半年経ちました。
そろそろ、入国者自身の14日間自主隔離の徹底と、国内で迎え入れる日本在住者の濃厚接触排除の徹底をできないものでしょうか。

空港検疫でのすり抜けは必ず発生します。
入国者が家族と接触しなけりゃ、家族に感染は拡がりません。
入国者が友人と接触しなけりゃ、友人に感染は拡がりません。
入国者が他人と接触しなけりゃ、他人に感染は拡がりません。
入国時検査の陽性・陰性は関係ありません。変異株かどうかも関係ありません。
いいかげん、14日間の自主隔離をしっかり行いませんか。


<過去に市中二次感染などを取り上げた配信記事>
01月13日 全員検査も14日隔離の方が大事
01月11日 14日内会食で変異株市中拡大
12月26日 変異株7人 1人はパイロット
12月15日 14日自主隔離守らず制裁
12月11日 検疫すり抜け事例続々
11月23日 検疫すり抜け増加?
11月19日 航空クラスター予防に情報重要
11月15日 機内クラスター発生確定的
09月04日 また偽陰性?14日隔離中発症
08月23日 空港検査偽陰性?14日隔離中発症
08月15日 すり抜け感染続々、14日自粛重要
07月20日 知事会水際対策強化を要請
07月15日 空港検疫_米軍キチやりたい放題
07月15日 空港検疫_偽陰性?が発覚
07月14日 空港検疫_感染入国米軍国内線利用?
06月28日 コロナ_国内感染者が航空移動
06月20日 結果判明前の移動禁止に
06月19日 検疫陰性者の感染が発覚
06月17日 検疫陰性帰国者も感染
06月17日 検疫すり抜け+二次感染?
06月14日 検疫陰性者?が1週間後感染
06月14日 検疫陰性者が4日後感染
06月13日 検疫陰性者?が5日後感染
06月13日 検疫陰性者が2日後感染
06月07日 検疫結果_中部へ移動時感染も
06月03日 空港検疫_結果待ち中拡大判明
05月19日 検疫_14日隔離重要明らかに
ラベル:検疫 感染症
posted by johokotu at 19:00| 東京 ☀| Comment(0) | ◇COVID-19関連 | 更新情報をチェックする

変異株市中感染原因隠匿?

◇変異株市中感染 原因と推定される入国者は明らかなのに隠匿?の不思議

新型コロナウイルス変異株の市中感染が静岡と東京で5人確認されています。このうち、3人分については、検査理由から、原因と推定される入国者は明らかなのに、情報が隠匿されているとみられます。

23日までに、経路不明とされる市中感染事例は、静岡県の20代女(患者Aとします)、40代女(同患者B)、60代男(同患者C)、60代女(同患者D)、東京都の10歳未満女(同患者E)の5人います。このうち、患者AとB、患者CとDは、それぞれ同一感染者集団であることが分かっています。

静岡20代女と40代女は原因と推定される入国者が特定できているはず
5人のうち、静岡県在住の20代女と40代女(患者AとB)は、原因と推定される入国者が特定できているはずです。
なぜなら、今回、この二人のウイルスが変異株疑いとしてゲノム解析に回されたのは、患者Aの濃厚接触者(別の都道府県(首都圏?)在住、患者Fとします)が変異株疑いだったためです。(結果的に患者Fは変異株とは確認されていません。)
英国からの入国者(陽性者とは限りません、入国者Gとします)か、入国者Gの濃厚接触者、そのまた濃厚接触者......、でなければ、そもそも変異株の疑いは持たれません。つまり、患者Fに繋がる入国者Gが特定できているからこそ、患者Fは変異株を疑われたわけで、原因と推定される入国者Gは明らかに特定できているはずなんです。
患者Bは、県外へ移動した行動歴があるようなので、その時に別の人からウイルスを貰った可能性は否定できないですが、それと入国者Gの特定とは無関係です。

厚生労働省は「患者A・B・Cは、英国からの入国者と濃厚接触していない」旨の発言をしています。まるで入国者Gは特定できていないかのようにも聞こえる内容ですが、患者Fが入国者でなければ発言は嘘ではありません。

入国者Gは特定できているはずなのに、未だに隠匿されているのは何か裏があるのではないかと変な疑心暗鬼が出てきます。

空港検疫で引っかかった人は、そのまま入院or自宅療養ですから、普通に考えると、空港検疫すり抜け者が原因と考えられます。入国者Gがすり抜けた上14日以内に患者Fと外食などで濃厚接触したのなら、それこそ検疫の失敗と大批判を受けてしまいます。入国者の規制を根本から変えなければならない大問題でしょう。
英国変異株の空港検疫すり抜けは少なくとも東京5例と兵庫1例、英国変異株疑いの空港検疫すり抜けは少なくとも東京1例が分かっています。いずれも「不特定多数との接触はなし」と発表済み。つまり、入国者Gがこれらの空港検疫すり抜け者7人のうちの誰かなのなら、「不特定多数との接触はなし」との発表が嘘になってしまいます。これが嘘なのだとすると、濃厚接触の定義を根本から変えなければならない大問題でしょう。
入国者Gが入国後15日超えで患者Fと接触したなら、隔離期間の定義を根本から変えなければならない大問題でしょう。
入国者Gが陽性にすらなっていなかったら、それも、入国者をどう扱うかを根本から変えなければならない大問題でしょう。
さらに、患者Aは静岡から出ていないことが分かっているので、患者Fが静岡を訪れたことが明白です。移動自粛を呼びかけていたのに移動したことが問題視されているのでしょうか。となると、患者F自身が入国者で、14日以内に公共交通を使ったことを隠したいといったところでしょうか。それなら、入国者の隔離方法を根本から変えなければならない大問題でしょう。強制隔離はホテルや人員、費用確保など問題山積みなので、厚生労働省もやりたくないはずです。

いずれにしても大問題を抱える内容です。
隠匿する理由を考えていくと、厚生労働省としては知られたくない不都合な真実が、何かあるのかも。と、皆が疑心暗鬼になるだけです。


東京都の10歳未満女も原因となった入国者が特定できているはず
東京都在住の10歳未満女(患者E)も同様に入国者特定ができているはずです。
こちらも、濃厚接触元の東京都在住の40代男が、なぜか変異株疑いを持たれています。
静岡の患者A・Bと同様に入国者が特定できたからこそ、変異株疑いを持たれたはずです。

(1月28日追記) 上記患者Eの濃厚接触元の東京都在住40代男は、その方の濃厚接触者が入国者だったのではなく、東京iCDCの変異株スクリーニングで検査された、1,453例のうちの1例とのことです。
従って、この例も後述の静岡県の60代男女と同じく、濃厚接触元が不明の感染例となっています。

■東京iCDCにおける変異株スクリーニングの状況について(第1505報)
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2021/01/23/03.html



これらの入国者の情報が一切出てこないのはあまりに不可解。報道機関が突っ込まないのも変です(文春さん、出番ですよ)。
それとも、変異株だと疑う、特徴的な症状などがあるのでしょうか。そんなもの公開されていないのですが、これまた厚生労働省が隠しているのでしょうか?(といったように疑心暗鬼がドンドン拡がります)
厚生労働省は同一クラスターになっていることに気付いていて、同一クラスターなら感染経路が明確だから、これ以上の市中感染はないと判断。個人特定などの無用な混乱を避けるために、これ以上の情報公開をしていない。といった流れならまだ良いのですが、そんな都合良いとも思えません。

行動歴をきちんと出してもらえば、(例えば同じ電車に乗ったといった感じで)接触した可能性のある人は外出自粛等の自制をしますし、既に陽性になっているなら変異株検査を受けることも必要でしょう。今後の予防策を立てるのにも役立ちます。特に入国者に隔離の重要性を伝える良い機会になると思うのですが、、、???
なぜ、麻疹の時のように、行動歴(今回は二週間分)が公開されないのか、よく分かりません。

3月に神戸→那覇線の航空機内で大規模クラスターが起こった際には、その濃厚接触連絡が遅れたせいで、一か月以上にも渡って、防げたはずの余計な感染が多数発生しました。
ひと言「〇日□便搭乗者から複数の患者が出ているので、同便利用者とその接触者は、念のため今すぐ検査か14日間の外出自粛を!」と言えば、その便を利用した人が、それ以上動き回るのを止めることができたのに。この時は沖縄の地元新聞がだいぶ初期の段階から航空機内クラスターではないかと突っ込んではいたようですが、沖縄県は隠匿し続けました。結果は沖縄県自身の職員にも感染が拡がる阿呆みたいな大規模クラスターになっています(未だにそのことに気付いていない沖縄県民が大半なのでは?)。
入国者には、感染者との接触履歴がなくても「お前はバイ菌Manだ」と言わんばかりに、全員に14日間隔離をさせるのに、感染者との接触履歴があるのに日本在住者には14日隔離をさせられないのは、意味不明です。

隠匿したところで予防には何も役立ちません。さっさと行動歴を公開しないと、国内拡散が広がるだけです。


最大の課題は静岡の60代男女
そして、今回の変異株市中感染で最大の課題は、実は静岡県在住の60代男女(患者CとD)の感染者集団と言えます。
患者Cは、患者Aのゲノム解析を頼むついでに、たまたま解析されて変異株と判明した事例です。つまり、患者A・B・Eと異なり、患者Cにウイルスをうつした変異株疑い者(患者Hとします)がはっきりしていないのです。これこそ感染経路不明と言えます。
居住地が近いようなので「患者AかBと静岡県内で接触した(つまり患者H=患者AかB)」という可能性が高いものの、「他の変異株陽性者と接触した」可能性も否定できません。患者AやBと患者CとDの生活圏が被るなら、この四人の行動歴との被りを追えば、感染した可能性のある、まだ発覚していない無症状スプレッダーが外出自粛しやすいですが、それすら分かりません。
なお、発症の順番から患者Dは患者Cからうつされたと思われていますが、わずかながら患者Dが患者Hからウイルスを貰ってきた可能性は否定できないです。ただ、その場合でも感染経路不明には変わりありません。

静岡県内の全陽性者のゲノム解析を始めているので、原因となった患者Hが静岡県内在住なら、経路特定は推定しやすいです。また、仮にクラスターが拡大していた場合、それを止める動きは取りやすいです。しかし、患者Cは、他の都道府県に移動したことが分かっていますから、その時に患者Hと接触したのだとすると、患者Hは他の都道府県の人になります。他の都道府県の患者は、ゲノム解析していませんから、患者Cに繋がる感染経路の推定や、原因となったた都道府県の患者からの拡大を防ぐのは不可能です。
早急に行動歴を元にして調べないと、原因の患者Hが仮にスーパースプレッダーだったら、あっという間に全国に変異株が拡がってしまいます。
この時期に県外へ遊びに出ているとは思えないので、60代とはいえ、患者Cは、病院やインフラなどのキーワーク勤務で県外に出たと思われますが、それだと、毎日同じ交通機関で同じ場所に向かっているはず。そうなると、単発的なすれ違いだけでなく、感染リスクが高まる毎日の接触も考慮しなくてはならなくなります
そうなってしまうと、静岡だけでなく、その都県も含めた大規模調査が必要なはず。そういう話が盛り上がらないのが変です。
こういった調査をしないというのは、空港検疫で言えば入国者の行動歴(出発国)の感染状況を調べないというのと同じです。そんなバカなことはしないでしょう。

まさに瀬戸際です。
患者とその接触者の行動歴から調査を徹底分析する。
空港検疫で連絡先控えてるんだから、少なくとも12月以降の英国からの入国者を全数調査する。
などできることはいくらでもあるはず。
ちまちま情報隠匿するよりも、広く情報公開すれば、情報提供を受けられますし、国民の自衛、入国者や患者Hの行動自制を促せると思うのですが、、、。

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まずは、患者A・B・Eに感染を拡げた入国者Gのどの行動が悪かったのかを、早く知りたいですね。
3月の神戸→那覇線大規模クラスターの時のように、国民がクラスターと気が付けないまま何か月も経ってしまうのでしょうか。本当に国内拡大の瀬戸際です。
※3月の神戸→那覇線大規模クラスターでは、「マスクしないことの影響は大きすぎること」「2-row ruleを超えた機内感染は普通に起こること」「連絡が遅れると濃厚接触者が無症状中に動き回り感染を拡げること」「情報公開を拒むとクラスターが大規模でも全く気付けないこと」「結果として防げた感染を防げなくなること」などが分かっています。

ちなみに、秋までの国内感染者のゲノム解析結果では、国内で拡がったのは三種類しかないことが分かっています。
つまり、入国者三人だけが原因の可能性があるわけです。ここに英国変異株で一人加わるのかどうか。
空港検疫の大切さが改めてよく分かる状況になっています。


あと、患者A〜Eの事例だけを市中感染と言うの止めませんか?患者A〜Eは、経路不明感染なだけです。
日本では、変異株に関して、航空機パイロットの家族と思われる人物など上記以外に3人の市中感染が既に発覚しています。これを市中感染と言いたくないのは、日本国内のことではなく、出島のような遠い場所で起こっただけで、知らん振りしたいからでしょうか。外国から入国した人と14日以内に会うと市中感染する可能性あるという、国内問題であることに、早く気付いてほしいものです。(上記のうちの2人は会食感染ですから、その行き来でばらまいている可能性はゼロではありませんが、何せすれ違ったくらいでは濃厚接触したことにならないからなあ、、、。)
そう言えば、未だにパイロットの所属する航空会社から、(検疫から責任を委譲されている)乗員入国時の検査体制の不備、感染防止対策の不備、14日以内に他人と接触したコンプライアンス違反へのお詫びが出ていませんね。ちょうど年末年始休暇に入った時期だったから、年明けにでも出てくるかと少し待っていましたが、ひと月経ってもお詫び一文すら出さないということは、コンプライアンスの感覚は1ミリも無いクソ会社ということなのでしょうね。ちなみに同様のコンプライアンス違反が発覚した台湾やベトナムでは、当該者が解雇されたり、管理者が管理不行き届きで処分を受けたりしています。(感染したことをお詫びしろとは言うつもりは毛頭ないし、解雇しろとまでは思いませんが、、、。)

なぜ、皆隠匿したがるのでしょうか。
感染するのはロシアンルーレットなんだから仕方ないでしょう。原因解明と罹患しやすい行動を防ぐことに注力しなければならないのに、これでは、対策もとれないです。そして、一部で対策しても何の意味もない、と思われてしまいます。外出自粛が馬鹿らしくなるのもなんとなく理解できます。
非常に残念です。
posted by johokotu at 18:00| 東京 ☀| Comment(0) | ◇COVID-19関連 | 更新情報をチェックする

空港検疫1/23_また米英やアフリカ

◇空港検疫 また米英・南アジア・アフリカ大陸からの入国者の陽性確認 1月23日発表分

厚生労働省(厚労省)は1月23日現在の、空港検疫を含めた最新の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の状況を発表しました。
空港検疫の数字は、2020年4月3日午前0時から症状の有無や濃厚接触の有無に関係なく、上陸拒否国からの入国者全員検査を実施しています。さらに2021年1月9日午前0時からは非上陸拒否国も含めた入国者全員検査を実施しており、いま日本で唯一正確な罹患率を把握できます。


空港検疫陽性確認が増加中!
(×××)
1月23日現在
罹 患 率 0.440%

無症状率 93.6%

国内の隠れ感染者数(推定値)20.0万人

(比較用)日 本:罹患率0.283%=感染356,074人、死亡率0.0039%=死亡4,935人/人口約1億2571万人(2020年12月)←[激増中・ピーク]
(比較用)メキシコ:罹患率1.338%=感染1,688,944人、死亡率0.1144%=死亡144,371人/人口約1億2,619万人(2018年)←[激増中・ピーク](75人に1人感染、1000人に1人以上死亡の高感染国)※ロイター公式サイトが分かりやすいです https://graphics.reuters.com/world-coronavirus-tracker-and-maps/ja/countries-and-territories/mexico/


※罹患率は空港検疫の全員検査開始後の概要発表分を元に算出しています。
※無症状率は空港検疫の全員検査の詳細結果発表分を元に算出しています。
両数値は、元にしている数値に若干の差異があります。
また、海外で感染した人や有症状の人はそもそも海外から飛行機に乗ることができないため、実際の罹患率や隠れ感染者数は算出された数値より高く、実際の無症状率や無症状病原体保有者数は算出された数値より低いと考えられます。
あくまでも参考程度にお考え下さい。


空港検疫 全員検査結果(1月21日到着分までが反映されていると推定)
2日遅れで情報が反映していると思われる概要結果は以下の通りです。
12月31日発表分までは別にまとめています。

2020年04月04日〜10月04日:http://johokotu.seesaa.net/article/477969790.html
2020年04月04日〜10月31日:http://johokotu.seesaa.net/article/478493314.html
2020年04月04日〜11月30日:http://johokotu.seesaa.net/article/478872998.html
2020年04月04日〜12月31日:http://johokotu.seesaa.net/article/479429539.html
2020年04月04日〜2021年01月01日:対象403,600人、陽性1,821人/罹患率0.451%
2020年04月04日〜2021年01月02日:対象405,107人、陽性1,829人/罹患率0.451%
2020年04月04日〜2021年01月03日:対象406,499人、陽性1,843人/罹患率0.453%
2020年04月04日〜2021年01月04日:対象409,177人、陽性1,866人/罹患率0.456%
2020年04月04日〜2021年01月05日:対象411,667人、陽性1,884人/罹患率0.457%
2020年04月04日〜2021年01月06日:対象413,001人、陽性1,895人/罹患率0.458%
2020年04月04日〜2021年01月07日:対象414,715人、陽性1,902人/罹患率0.458%
2020年04月04日〜2021年01月08日:対象416,537人、陽性1,913人/罹患率0.459%
2020年04月04日〜2021年01月09日:対象418,237人、陽性1,920人/罹患率0.459%
2020年04月04日〜2021年01月10日:対象419,865人、陽性1,934人/罹患率0.460%
2020年04月04日〜2021年01月11日:対象423,463人、陽性1,945人/罹患率0.459%
2020年04月04日〜2021年01月12日:対象427,244人、陽性1,958人/罹患率0.458%
2020年04月04日〜2021年01月13日:対象429,683人、陽性1,964人/罹患率0.457%
2020年04月04日〜2021年01月14日:対象432,379人、陽性1,971人/罹患率0.455%
2020年04月04日〜2021年01月15日:対象434,762人、陽性1,976人/罹患率0.454%
2020年04月04日〜2021年01月16日:対象437,905人、陽性1,987人/罹患率0.453%
2020年04月04日〜2021年01月17日:対象441,610人、陽性1,999人/罹患率0.452%
2020年04月04日〜2021年01月18日:対象445,048人、陽性2,007人/罹患率0.450%
2020年04月04日〜2021年01月19日:対象449,477人、陽性2,018人/罹患率0.448%
2020年04月04日〜2021年01月20日:対象453,952人、陽性2,035人/罹患率0.448%※海港検疫含む
2020年04月04日〜2021年01月21日:対象458,877人、陽性2,036人/罹患率0.443%
2020年04月04日〜2021年01月22日:対象463,953人、陽性2,044人/罹患率0.440%

2020年04月04日〜2021年01月23日:対象465,222人、陽性2,050人/罹患率0.440%※海港検疫含む

1月23日時点での罹患率をそのまま日本の人口(12月の推計人口1億2571万人)に当てはめると、感染者の推定人数は約55.3万人になります。
国内のPCR検査陽性者は1月23日0時現在で353,945人ですから、隠れ感染者はあと約20.0万人もいると推定されます。日本国内の感染者爆増に伴い、どんどんドンドン隠れ感染者推定数が減っています。

検査人数は1,269人と、前日の五千人超え打って変わって激減しています。
感染者は6人増加(海港1人含むと推定)。罹患率は横ばいでした。
検査数は増えているのにだいぶ陽性者数が抑えられてきました。入国規制強化は、搭乗時にごまかそうとする人に対する抑止力になっている感じでしょうか(咳や熱など一目でわかるなら搭乗時に撥ねられますが、倦怠感や味覚障害等見えなければバレませんし)。
※9日から全入国者に対する検査が開始されており、検査数≒入国者数の状況です。

新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について(令和3年1月23日版)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_16265.html











空港検疫検査 到着日別詳細結果(1月22日到着分までが反映と推定)
1日遅れで情報が反映していると思われる空港検疫の詳細も発表されています。
10月2日着分までの半年分の内容(4月3日着〜10月2日着までの感染状況)と12月31日までは別にまとめています。

2020年04月03日〜10月02日:http://johokotu.seesaa.net/article/477969790.html
2020年04月03日〜10月31日:http://johokotu.seesaa.net/article/478493314.html
2020年04月03日〜11月30日:http://johokotu.seesaa.net/article/478872998.html
2020年04月03日〜12月31日:http://johokotu.seesaa.net/article/479429539.html
2021年
01月01日:症状 有0 無16=陽性16人 1892・1893・1894・1895・1896・1897・1898・1899・1900・1901・1902・1903・1904・1905・1906・1907
01月02日:症状 有1 無22=陽性23人 1908・1909・1910・1911・1912・1913・1914・1915・1916・1917・1918・1919・1920・1921・1922・1923・1924・1925・1926・1927・1928・1929・1959
01月03日:症状 有3 無16=陽性19人 1930・1931・1932・1933・1934・1935・1936・1937・1938・1939・1940・1941・1942・1943・1944・1945・1946・1947・1969
01月04日:症状 有1 無8=陽性9人 1948・1949・1950・1951・1952・1953・1954・1955・1978
01月05日:症状 有0 無9=陽性9人 1956・1957・1960・1961・1962・1963・1964・1965・1966
01月06日:症状 有0 無10=陽性10人 1967・1968・1970・1971・1972・1973・1974・1975・1976・1977
01月07日:症状 有0 無6=陽性6人 1979・1980・1981・1982・1983・1984
01月08日:症状 有2 無11=陽性13人 1985・1986・1987・1988・1989・1990・1991・1992・1993・1994・1995・2029・2030
01月09日:症状 有0 無11=陽性11人 1996・1997・1998・1999・2000・2001・2002・2003・2004・2005・2007
01月10日:症状 有3 無12=陽性15人 2008・2009・2010・2011・2012・2013・2014・2015・2016・2017・2018・2019・2020・2021・2036
01月11日:症状 有1 無5=陽性6人 2022・2023・2024・2025・2026・2042
01月12日:症状 有0 無8=陽性8人 2027・2028・2031・2032・2033・2034・2040・2041
01月13日:症状 有1 無2=陽性3人 2035・2037・2038
01月14日:症状 有2 無5=陽性7人 2039・2043・2044・2045・2046・2047・2048
01月15日:症状 有1 無12=陽性13人 2049・2050・2051・2052・2053・2054・2055・2056・2057・2058・2059・2060・2061
01月16日:症状 有0 無10=陽性10人 2062・2063・2064・2065・2066・2067・2068・2069・2070・2071
01月17日:症状 有0 無9=陽性9人 2072・2073・2074・2075・2076・2077・2078・2081・2082
01月18日:症状 有2 無6=陽性8人 2079・2080・2083・2084・2085・2086・2087・2098

01月19日:症状 有1 無2=陽性3人 2088・2089・2090
 [空港別] 成田2・羽田1
 [男女別] 男2・女1
 [年代別] 10代下0・20代1・30代2・40代0・50代0・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] インド1・南アフリカ1・米国1
 [居住地] 青森1・東京1・大阪1
01月20日:症状 有0 無7=陽性7人 2091・2092・2093・2094・2095・2096・2097
 [空港別] 成田4・羽田2・関空1
 [男女別] 男5・女2
 [年代別] 10代下0・20代1・30代2・40代3・50代1・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] ベトナム1・スリランカ1・フランス1・ナイジェリア1・エチオピア1・米国2
 [居住地] 福島1・東京1・神奈川3・愛知1・非公表1
01月21日:症状 有3 無0=陽性3人 2099・2100・2101
 [空港別] 成田3
 [男女別] 男3・女0
 [年代別] 10代下0・20代0・30代1・40代1・50代1・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] UAE1・ガンビア1・米国1
 [居住地] 秋田1・東京1・大阪1
01月22日:症状 有1(+1) 無6(+4)=陽性7人 2102・2103・2104・2105・2106・2107・2108
 [空港別] 成田4(+2)・羽田3(+3)
 [男女別] 男3(+2)・女4(+3)
 [年代別] 10代下1(+1)・20代2(+2)・30代2(+1)・40代1・50代1(+1)・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] ネパール1・インド1(+1)・ガーナ1(+1)・ナイジェリア1・英国1(+1)・米国1(+1)・メキシコ1(+1)
 [居住地] 埼玉1・東京2(+2)・神奈川1(+1)・愛知2(+1)・非公表1(+1)


合計5人の陽性確認が発表されました。有症状者が1人出ています。
4月3日0時の全員検査開始後に判明した陽性者は、1月22日までの295日間で2,030人になりました。
2,030人のうち有症状は1人増えて129人です。無症状は1,901人で、無症状率は93.6%です。ここのところ有症状者が急増しており、無症状率がジリジリ悪化しています。

本日発表分は、行動歴(渡航元)と居住地両方とも非公表者はいませんでした。
22日成田着インドから入国の東京都在住者1人(女)が10歳未満で、同行者がいる団体感染すり抜けが疑われます。

有症状者は1人です。
22日羽田着英国から入国の愛知県在住者(20代女)が嗅覚障害、味覚障害症状です。
英国からは半日程度の飛行時間です。機内で発症したものと思われますが、いきなり機内食で味がしないとは驚きでしょうね。


本日発表分は、世界最悪の感染国ながら全く警戒されていない米国、変異株警戒国である英国、直行便就航ごとに陽性者が出ている印象の南アジア(インド)から各1人陽性者が出ています。
入国者の絶対数が少ないアフリカ大陸からの入国者の陽性が不気味に増え続けていますね。


新型コロナウイルス感染症の患者等の発生について(空港検疫)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_16266.html
ラベル:検疫 感染症
posted by johokotu at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | ◇COVID-19関連 | 更新情報をチェックする