◇入国者数一位はベトナム、日本人多い米国は罹患率悪いのが明らか
厚生労働省(厚労省)は27日、空港検疫での新型コロナウイルス感染症(COVID-19)検査状況の1月2週目(1月10日〜1月16日)分の速報値を発表しました。
厚労省の速報は、週間の検体数と陽性者数を、日本国籍者、外国籍者別に、滞在国ごとに出した非常に細かいデータです。
1月9日から全入国者が検査対象となったため、COVID-19パンデミック後初めて検査数≒入国者数となりました。複数回検査する人や14日以内に複数国滞在した人もいるので、厳密には=ではありませんし、乗員は対象外ですが、検査数が入国者数に限りなく近づきました。
今回発表は、一週間分に過ぎませんが、これまで確認することが出来なかった、行動歴別の入国者数がついに判明しています。
入国者数最多はベトナム、千人超えの国では米国が罹患率最悪でした。
最も入国が多かったのはベトナムからで4,784件。中国3,780件、米国2,919件、フィリピン1,524件、韓国1,223件、タイ498件、インド454件、台湾440件、ミャンマー435件、インドネシア373件と続いています。
ベトナムは、日本国籍者119件、外国籍者4,665件と外国籍者がほとんど。
中国は、日本国籍者544件、外国籍者3,236件と外国籍者が多くを占めています。
フィリピン、韓国、インド、ミャンマー、インドネシアは外国籍者が明らかに多いです。
タイと台湾は、日本国籍者と外国籍者が拮抗。
米国は、日本国籍者1,782件、外国籍者1,137件と日本国籍者が多くなっています。
検査数が千件を超えている五か国の罹患率は、ベトナム0.08%(陽性者数4人)、中国0.06%(2人)、米国0.38%(11人)、フィリピン0.13%(2人)、韓国0.08%(1人)で、圧倒的に米国が最悪です。千人未満の国は、タイ0%、インド0.22%(1人)、台湾0%、ミャンマー0%、インドネシア1.07%(4人)等となっています。
これまで分かっていたのは外国籍者の国籍別の入国者数のみ。日本人の多さで米国が例外的なだけで、だいたい外国籍者の国籍別の入国者数の順番に近い状態でした。
やはり、ベトナムや中国は感染は少なく、米国は感染多いといった感じでしょうか。
入国規制するなら、米国やインドネシアのように罹患率の高い国から規制するのが最も効果的ですが、米国相手じゃ何も手出しできないんでしょうね。
今回の情報提供は、危険な変異株発見と、緊急事態宣言に伴って、たまたま実現した期間限定ですが、ぜひ続けてほしいものです。
詳細の分析は後日別途で記事にします。
■水際対策(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/kansenkakudaiboushi-iryouteikyou.html#h2_7
2021年01月27日
検疫結果国籍別11月_邦人高率!
◆空港検疫結果分析(国籍別) 11月外国籍者の感染率やや減少・入国激増、ついに日本国籍者の方が高い罹患率に!
厚生労働省(厚労省)では6月から空港検疫での陽性者の国籍内訳(日本国籍・外国籍別)を発表しています。11月分の詳細を確認したところ、ついに、日本国籍者の方が罹患率が高くなりました。
25日に出入国管理統計が更新されて11月の出入国者数の詳細数値が出ましたので、厚労省発表の国籍内訳と合わせて軽く分析してみます。
■半数以上が検査対象外に!
11月は、入国者は、外国籍者が激増しており、入国者のうち外国籍者の占める割合は69.4%(前月比+10.7%)と日本国籍者を大幅に超えました。
11月1日から、入国者数が多いのに低感染国の9か国(韓国、中国、台湾、ベトナム、タイ、シンガポール、ブルネイ、オーストラリア、ニュージーランド)が原則入国時検査なしになったため、検査数が急減しています。
入国者数(日本国籍者+外国籍者+米軍協定該当者)と検査数(推定値)を比較してみると、5月から10月までは、検査数の方が多いことが分かります。これは、乗員上陸等の特別上陸の人も一部検査対象になっていたり、複数回検査する人がいたりするからです。
※乗員の検査を巡っては、英国便のパイロットが日本初の変異株市中感染を起こしたことから、国の検疫が管理しておらず、責任は運航会社に丸投げされている驚愕の実態が発覚。本邦社も検査を実施していなかったことが分かっています。活況の貨物便だらけとなっている海港に至っては、旅客便がないために、2021年1月まで検査が全く行われていないと思われる状況です(海港からの入国も、乗員上陸とは別に、毎月数十人単位でいます)。
例えば10月は検査数66,494件に対し、入国者数64,508人(特別上陸含むと100,369人)でした。
これが、11月は、検査数49,381件と、入国者数99,663人(特別上陸含むと141,874人)の半分ほどに激減しています。
入国する人の半数以上が検査しない人たちになりました。
入国審査場では、どこの国から入国したかは確認していませんから、国籍別でしかデータがありません。今回の入国規制で、たまたま誓約書に、どこの国から来たかを記入するようですが、そのデータは公開されていませんので、それぞれの国からの正確な入国者数は不明です。
唯一データがある外国籍者の国籍別の入国者数を見ると、だいたい半数程度は、11月1日から検査免除となった9か国の国籍者でしたから、だいたい半数が検査外となった今回発表の11月の数値と合致しています。日本国籍者も9か国からの入国がそれなりにいると考えて良いのでしょう。
(11月1日配信)空港検疫_解除9国の陽性動向
http://johokotu.seesaa.net/article/478230664.html
■日本国籍者の方が罹患率高い!
検査数が激減し、感染者数が急増しているため、罹患率は増加傾向です。
日本国籍者は、30,453人中感染者128人で罹患率0.420%(前月比+0.139P)でした。
一方、外国籍者は、特別上陸者を除くと、69,210人中感染者226人で罹患率0.326%(前月比-0.049P)と減少しました。
この結果、全員検査が始まった昨年4月以降、初めて日本国籍者の方が罹患率が高い状況になりました。特別上陸者を含めると入国者111,421人となり、その全員が外国籍だとすると、その場合は罹患率0.203%となります。
入国者の一部は、検査しなくても入国できます。総検査人数を基に感染率を計算すると、日本国籍者0.847%、外国籍者0.659%と推定できます(検査人数は49,381人と推定されており、それを入国者の比率で分散すると、推定検査数=日本国籍者15,111人・外国籍者34,270人)。この切り口でも、日本国籍者の方が罹患率が悪いとの結果になりました。
一つの要素として、11月1日以降に低感染国9か国が検査対象外になった影響があると思われますので、それらの国からの入国者を抜いて考えてみます。
とは言っても、当該国からの入国者という括りのデータがありません。唯一あるのは、外国籍者の国籍別の入国者数だけ。確実にその国から入国してきたというわけではないですが、全員が、母国から入国してきたと仮定して、外国籍者の母数から、その9か国分の人数を引いてみます。
韓国4,125人、中国(香港(中国・英国とも)、その他含む)21,656人、台湾1,586人、ベトナム14,894人、タイ1,294人、シンガポール183人、ブルネイ4人、豪州286人、ニュージーランド110人の合計44,138人です。外国籍者は69,210人でしたから9か国以外から入国した外国籍者数は25,072人になります。この場合の罹患率は0.901%です。こうなると日本国籍者より高くなります。
別の切り口で、入国者数はそのままに、9か国からの入国者に罹患者がいると想定してみます。7月〜10月には、元々罹患者の一割〜二割が上記9か国からの入国者でした。そこで、当該国からの陽性者は全員外国籍者と仮定して、外国籍者の感染者数を(高く見積もって)二割増しにしてみると、推定271人です。この場合の罹患率は、0.391%となります。これだと、まだ日本国籍者よりも罹患率が低いです。
これらの国から入国しているのは外国籍者だけではなく日本国籍者もいます。上の想定では日本側の数値は9か国からの入国者を引いていないので単純比較はできませんし、細かい話をすれば、スリランカなどの元々検査のない非上陸拒否国を引いていませんので、厳密には正確な数値ではありませんが、一つの参考にはなりそうです。
11月以降、入国者の陽性事例が増え、さらに変異株が出たことで、これまで数値を追ってきていなかった人たちの関心が高まっています。この中で、外国籍者の陽性者数が日本国籍者より多いことから、外人入れるのが危険だ!という議論が高まっているのですが、単純比較では、11月以降は日本国籍者の方が罹患率が高く危険と言えそうです。
■入国者が多いから感染確認が多いわけではない
11月1日から原則検査なしになった国が多かったので、大幅に傾向が変わっています。
11月に空港検疫で感染確認された人の渡航元別人数を見てみます。非公表を除くと291人の渡航元が分かっています。
外国籍者の入国者数の多い国順だと、インドネシア48人、フィリピン20人、ネパール19人、米国90人、インド13人でした。
※非上陸拒否国含めると、入国者数は中国、ベトナム、韓国、インドネシア、フィリピン、台湾、ネパール、米国、タイ、インドの順に多いです。
また、感染者が多い順では、米国90人、インドネシア48人、ロシア20人、フィリピン20人、ネパール19人でした。
インドネシアは入国者数が増えたので、連動して陽性者が増えたという側面が一つあります。
しかし、米国はそうではありません。こうやって見ると、米国の異常さは際立っていますね。
なお、10月4日以降は、週間別に、非常に細かい国別の入国者数、感染者数の公表が始まっています。2週間遅れ程度で情報が開示されていますので、より早い段階で、より細かく見ていくことが可能です。
■新型コロナウイルス感染症の検査実績について(空港検疫)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00201.html
■罹患率推移
03月:日本国籍 0.011%/外国籍 0.002% 04月:日本国籍 0.174%/外国籍 0.213%(特別上陸を加え0.034%)
05月:日本国籍 0.127%/外国籍 0.512%(特別上陸を加え0.083%)
06月:日本国籍 0.150%/外国籍 0.997%(特別上陸を加え0.246%)
07月:日本国籍 0.214%/外国籍 1.746%(特別上陸を加え0.364%)
08月:日本国籍 0.322%/外国籍 0.647%(特別上陸を加え0.215%)
09月:日本国籍 0.274%/外国籍 0.474%(特別上陸を加え0.177%)
10月:日本国籍 0.281%/外国籍 0.375%(特別上陸を加え0.192%)
11月:日本国籍 0.420%/外国籍 0.326%(特別上陸を加え0.203%)
■空港検疫での感染状況
03月:検査1,679人/日本国籍60人・外国籍 6人=合計66人(日・外=90.9%・ 9.0%)
04月:検査26,990人/日本国籍68人・外国籍12人=合計80人(日・外=85.0%・15.0%)
05月:検査18,223人/日本国籍19人・外国籍26人=合計45人(日・外=42.2%・57.7%)
06月:検査30,676人/日本国籍31人・外国籍93人=合計124人(日・外=25.0%・75.0%)
07月:検査43,878人/日本国籍58人・外国籍219人=合計277人(日・外=20.9%・79.1%)
08月:検査47,982人/日本国籍77人・外国籍120人=合計197人(日・外=39.1%・60.9%)
09月:検査48,310人/日本国籍64人:外国籍 98人=合計162人(日:外=39.5%:60.5%)
10月:検査66,494人/日本国籍75人:外国籍142人=合計217人(日:外=34.6%:65.4%)
11月:検査49,381人/日本国籍128人:外国籍226人=合計354人(日:外=36.2%:63.8%)
※検査対象数は、何月何日着が何人という発表ではなく、2日遅れで集計発表していると思われる数値しか公表されていません。毎日更新されているので、それほど大きくブレることはないと思いますが、確実に何月何日到着分の数値かは不明です。推定値に近い数値として捉えてください。
■出入国者数
03月:日本521,730人・外国217,679人・米軍7,116人=合計746,525人
日本国籍・外国籍・米軍協定該当者=69.8%・29.1%・0.9%
寄港 3,075人/通過 980人/観光 0人/乗員 93,507人/その他特別 37人
04月:日本38,983人・外国 5,312人・米軍312人=合計44,607人
日本国籍・外国籍・米軍協定該当者=87.3%・11.9%・0.6%
寄港 183人/通過 24人/観光 0人/乗員 28,472人/その他特別 44人
05月:日本14,864人・外国 4,488人・米軍586人=合計19,938人
日本国籍・外国籍・米軍協定該当者=74.5%・22.5%・2.9%
寄港 1人/通過 0人/観光 0人/乗員 26,169人/その他特別 68人
06月:日本20,615人・外国 8,028人・米軍1,296人=合計29,939人
日本国籍・外国籍・米軍協定該当者=68.8%・26.8%・4.3%
寄港 0人/通過10人/観光 0人/乗員 28,354人/その他特別 39人
07月:日本27,135人・外国10,300人・米軍2,244人=合計39,679人
日本国籍・外国籍・米軍協定該当者=68.4%・26.0%・5.7%
寄港 0人/通過 2人/観光 0人/乗員 34,981人/その他特別 70人
08月:日本23,939人・外国15,882人・米軍2,658人=合計42,479人
日本国籍・外国籍・米軍協定該当者=56.3%・37.4%・6.3%
寄港 0人/通過 合計2人/観光 0人/乗員 37,108人/その他特別 36人
09月:日本23,351人・外国18,861人・米軍1,824人=合計44,036人
日本国籍・外国籍・米軍協定該当者=53.0%・42.8%・4.1%
寄港 0人/通過 合計1人/観光 0人/乗員 34,748人/その他特別 81人
10月:日本26,645人・外国35,578人・米軍2,285人=合計64,508人
日本国籍・外国籍・米軍協定該当者=41.3%・55.2%・3.5%
寄港 0人/通過 6人/観光 0人/乗員 35,793人/その他特別上陸 62人
11月:日本30,453人・外国66,603人・米軍2,607人=合計99,663人
日本国籍・外国籍・米軍協定該当者=30.6%・66.8%・2.6%
寄港上陸 19人
通過上陸 1人
観光上陸 0人
乗員上陸 42,152人
その他特別上陸 39人(38人乗客緊急上陸、1人乗員緊急上陸)
■出入国管理統計統計表(法務省公式サイト)
http://www.moj.go.jp/housei/toukei/toukei_ichiran_nyukan.html
2020年10月分の分析 http://johokotu.seesaa.net/article/479240604.html
2020年09月分の分析 http://johokotu.seesaa.net/article/478700846.html
2020年08月分の分析 http://johokotu.seesaa.net/article/478127506.html
2020年07月分の分析 http://johokotu.seesaa.net/article/477602024.html
2020年06月分の分析 http://johokotu.seesaa.net/article/477054510.html
2020年05月迄の分析 http://johokotu.seesaa.net/article/476514749.html
厚生労働省(厚労省)では6月から空港検疫での陽性者の国籍内訳(日本国籍・外国籍別)を発表しています。11月分の詳細を確認したところ、ついに、日本国籍者の方が罹患率が高くなりました。
25日に出入国管理統計が更新されて11月の出入国者数の詳細数値が出ましたので、厚労省発表の国籍内訳と合わせて軽く分析してみます。
■半数以上が検査対象外に!
11月は、入国者は、外国籍者が激増しており、入国者のうち外国籍者の占める割合は69.4%(前月比+10.7%)と日本国籍者を大幅に超えました。
11月1日から、入国者数が多いのに低感染国の9か国(韓国、中国、台湾、ベトナム、タイ、シンガポール、ブルネイ、オーストラリア、ニュージーランド)が原則入国時検査なしになったため、検査数が急減しています。
入国者数(日本国籍者+外国籍者+米軍協定該当者)と検査数(推定値)を比較してみると、5月から10月までは、検査数の方が多いことが分かります。これは、乗員上陸等の特別上陸の人も一部検査対象になっていたり、複数回検査する人がいたりするからです。
※乗員の検査を巡っては、英国便のパイロットが日本初の変異株市中感染を起こしたことから、国の検疫が管理しておらず、責任は運航会社に丸投げされている驚愕の実態が発覚。本邦社も検査を実施していなかったことが分かっています。活況の貨物便だらけとなっている海港に至っては、旅客便がないために、2021年1月まで検査が全く行われていないと思われる状況です(海港からの入国も、乗員上陸とは別に、毎月数十人単位でいます)。
例えば10月は検査数66,494件に対し、入国者数64,508人(特別上陸含むと100,369人)でした。
これが、11月は、検査数49,381件と、入国者数99,663人(特別上陸含むと141,874人)の半分ほどに激減しています。
入国する人の半数以上が検査しない人たちになりました。
入国審査場では、どこの国から入国したかは確認していませんから、国籍別でしかデータがありません。今回の入国規制で、たまたま誓約書に、どこの国から来たかを記入するようですが、そのデータは公開されていませんので、それぞれの国からの正確な入国者数は不明です。
唯一データがある外国籍者の国籍別の入国者数を見ると、だいたい半数程度は、11月1日から検査免除となった9か国の国籍者でしたから、だいたい半数が検査外となった今回発表の11月の数値と合致しています。日本国籍者も9か国からの入国がそれなりにいると考えて良いのでしょう。
(11月1日配信)空港検疫_解除9国の陽性動向
http://johokotu.seesaa.net/article/478230664.html
■日本国籍者の方が罹患率高い!
検査数が激減し、感染者数が急増しているため、罹患率は増加傾向です。
日本国籍者は、30,453人中感染者128人で罹患率0.420%(前月比+0.139P)でした。
一方、外国籍者は、特別上陸者を除くと、69,210人中感染者226人で罹患率0.326%(前月比-0.049P)と減少しました。
この結果、全員検査が始まった昨年4月以降、初めて日本国籍者の方が罹患率が高い状況になりました。特別上陸者を含めると入国者111,421人となり、その全員が外国籍だとすると、その場合は罹患率0.203%となります。
入国者の一部は、検査しなくても入国できます。総検査人数を基に感染率を計算すると、日本国籍者0.847%、外国籍者0.659%と推定できます(検査人数は49,381人と推定されており、それを入国者の比率で分散すると、推定検査数=日本国籍者15,111人・外国籍者34,270人)。この切り口でも、日本国籍者の方が罹患率が悪いとの結果になりました。
一つの要素として、11月1日以降に低感染国9か国が検査対象外になった影響があると思われますので、それらの国からの入国者を抜いて考えてみます。
とは言っても、当該国からの入国者という括りのデータがありません。唯一あるのは、外国籍者の国籍別の入国者数だけ。確実にその国から入国してきたというわけではないですが、全員が、母国から入国してきたと仮定して、外国籍者の母数から、その9か国分の人数を引いてみます。
韓国4,125人、中国(香港(中国・英国とも)、その他含む)21,656人、台湾1,586人、ベトナム14,894人、タイ1,294人、シンガポール183人、ブルネイ4人、豪州286人、ニュージーランド110人の合計44,138人です。外国籍者は69,210人でしたから9か国以外から入国した外国籍者数は25,072人になります。この場合の罹患率は0.901%です。こうなると日本国籍者より高くなります。
別の切り口で、入国者数はそのままに、9か国からの入国者に罹患者がいると想定してみます。7月〜10月には、元々罹患者の一割〜二割が上記9か国からの入国者でした。そこで、当該国からの陽性者は全員外国籍者と仮定して、外国籍者の感染者数を(高く見積もって)二割増しにしてみると、推定271人です。この場合の罹患率は、0.391%となります。これだと、まだ日本国籍者よりも罹患率が低いです。
これらの国から入国しているのは外国籍者だけではなく日本国籍者もいます。上の想定では日本側の数値は9か国からの入国者を引いていないので単純比較はできませんし、細かい話をすれば、スリランカなどの元々検査のない非上陸拒否国を引いていませんので、厳密には正確な数値ではありませんが、一つの参考にはなりそうです。
11月以降、入国者の陽性事例が増え、さらに変異株が出たことで、これまで数値を追ってきていなかった人たちの関心が高まっています。この中で、外国籍者の陽性者数が日本国籍者より多いことから、外人入れるのが危険だ!という議論が高まっているのですが、単純比較では、11月以降は日本国籍者の方が罹患率が高く危険と言えそうです。
■入国者が多いから感染確認が多いわけではない
11月1日から原則検査なしになった国が多かったので、大幅に傾向が変わっています。
11月に空港検疫で感染確認された人の渡航元別人数を見てみます。非公表を除くと291人の渡航元が分かっています。
外国籍者の入国者数の多い国順だと、インドネシア48人、フィリピン20人、ネパール19人、米国90人、インド13人でした。
※非上陸拒否国含めると、入国者数は中国、ベトナム、韓国、インドネシア、フィリピン、台湾、ネパール、米国、タイ、インドの順に多いです。
また、感染者が多い順では、米国90人、インドネシア48人、ロシア20人、フィリピン20人、ネパール19人でした。
インドネシアは入国者数が増えたので、連動して陽性者が増えたという側面が一つあります。
しかし、米国はそうではありません。こうやって見ると、米国の異常さは際立っていますね。
なお、10月4日以降は、週間別に、非常に細かい国別の入国者数、感染者数の公表が始まっています。2週間遅れ程度で情報が開示されていますので、より早い段階で、より細かく見ていくことが可能です。
■新型コロナウイルス感染症の検査実績について(空港検疫)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00201.html
■罹患率推移
03月:日本国籍 0.011%/外国籍 0.002% 04月:日本国籍 0.174%/外国籍 0.213%(特別上陸を加え0.034%)
05月:日本国籍 0.127%/外国籍 0.512%(特別上陸を加え0.083%)
06月:日本国籍 0.150%/外国籍 0.997%(特別上陸を加え0.246%)
07月:日本国籍 0.214%/外国籍 1.746%(特別上陸を加え0.364%)
08月:日本国籍 0.322%/外国籍 0.647%(特別上陸を加え0.215%)
09月:日本国籍 0.274%/外国籍 0.474%(特別上陸を加え0.177%)
10月:日本国籍 0.281%/外国籍 0.375%(特別上陸を加え0.192%)
11月:日本国籍 0.420%/外国籍 0.326%(特別上陸を加え0.203%)
■空港検疫での感染状況
03月:検査1,679人/日本国籍60人・外国籍 6人=合計66人(日・外=90.9%・ 9.0%)
04月:検査26,990人/日本国籍68人・外国籍12人=合計80人(日・外=85.0%・15.0%)
05月:検査18,223人/日本国籍19人・外国籍26人=合計45人(日・外=42.2%・57.7%)
06月:検査30,676人/日本国籍31人・外国籍93人=合計124人(日・外=25.0%・75.0%)
07月:検査43,878人/日本国籍58人・外国籍219人=合計277人(日・外=20.9%・79.1%)
08月:検査47,982人/日本国籍77人・外国籍120人=合計197人(日・外=39.1%・60.9%)
09月:検査48,310人/日本国籍64人:外国籍 98人=合計162人(日:外=39.5%:60.5%)
10月:検査66,494人/日本国籍75人:外国籍142人=合計217人(日:外=34.6%:65.4%)
11月:検査49,381人/日本国籍128人:外国籍226人=合計354人(日:外=36.2%:63.8%)
※検査対象数は、何月何日着が何人という発表ではなく、2日遅れで集計発表していると思われる数値しか公表されていません。毎日更新されているので、それほど大きくブレることはないと思いますが、確実に何月何日到着分の数値かは不明です。推定値に近い数値として捉えてください。
■出入国者数
03月:日本521,730人・外国217,679人・米軍7,116人=合計746,525人
日本国籍・外国籍・米軍協定該当者=69.8%・29.1%・0.9%
寄港 3,075人/通過 980人/観光 0人/乗員 93,507人/その他特別 37人
04月:日本38,983人・外国 5,312人・米軍312人=合計44,607人
日本国籍・外国籍・米軍協定該当者=87.3%・11.9%・0.6%
寄港 183人/通過 24人/観光 0人/乗員 28,472人/その他特別 44人
05月:日本14,864人・外国 4,488人・米軍586人=合計19,938人
日本国籍・外国籍・米軍協定該当者=74.5%・22.5%・2.9%
寄港 1人/通過 0人/観光 0人/乗員 26,169人/その他特別 68人
06月:日本20,615人・外国 8,028人・米軍1,296人=合計29,939人
日本国籍・外国籍・米軍協定該当者=68.8%・26.8%・4.3%
寄港 0人/通過10人/観光 0人/乗員 28,354人/その他特別 39人
07月:日本27,135人・外国10,300人・米軍2,244人=合計39,679人
日本国籍・外国籍・米軍協定該当者=68.4%・26.0%・5.7%
寄港 0人/通過 2人/観光 0人/乗員 34,981人/その他特別 70人
08月:日本23,939人・外国15,882人・米軍2,658人=合計42,479人
日本国籍・外国籍・米軍協定該当者=56.3%・37.4%・6.3%
寄港 0人/通過 合計2人/観光 0人/乗員 37,108人/その他特別 36人
09月:日本23,351人・外国18,861人・米軍1,824人=合計44,036人
日本国籍・外国籍・米軍協定該当者=53.0%・42.8%・4.1%
寄港 0人/通過 合計1人/観光 0人/乗員 34,748人/その他特別 81人
10月:日本26,645人・外国35,578人・米軍2,285人=合計64,508人
日本国籍・外国籍・米軍協定該当者=41.3%・55.2%・3.5%
寄港 0人/通過 6人/観光 0人/乗員 35,793人/その他特別上陸 62人
11月:日本30,453人・外国66,603人・米軍2,607人=合計99,663人
日本国籍・外国籍・米軍協定該当者=30.6%・66.8%・2.6%
寄港上陸 19人
通過上陸 1人
観光上陸 0人
乗員上陸 42,152人
その他特別上陸 39人(38人乗客緊急上陸、1人乗員緊急上陸)
■出入国管理統計統計表(法務省公式サイト)
http://www.moj.go.jp/housei/toukei/toukei_ichiran_nyukan.html
2020年10月分の分析 http://johokotu.seesaa.net/article/479240604.html
2020年09月分の分析 http://johokotu.seesaa.net/article/478700846.html
2020年08月分の分析 http://johokotu.seesaa.net/article/478127506.html
2020年07月分の分析 http://johokotu.seesaa.net/article/477602024.html
2020年06月分の分析 http://johokotu.seesaa.net/article/477054510.html
2020年05月迄の分析 http://johokotu.seesaa.net/article/476514749.html
羽田_11月2万人入国
■東京国際空港(羽田空港) 11月運用状況を発表、約2万人が入国
東京国際空港(羽田空港)の国際線旅客施設を運営している東京国際空港ターミナルは25日、11月の利用実績を発表しました。
発着回数は1,998回(前年同月比26.6%)、旅客数は国際線40,247人(同2.6%/うち通過客4,777人)でした。他空港同様に、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて壊滅的な状況でした。発着回数は10月よりも増え、一気に前年の4分の1まで回復しましたが、出国者数が減っているせいで、利用者数は8月レベルまで戻っていません。
入国者は19,982人、出国者は15,488人で、10月に引き続き入国者が多い状態です。10月から外国籍者の新規入国が許可されており、入国者がジリジリ伸びています。
11月中、国際線旅客定期便は、成田国際(成田)、関西国際(関空)、中部国際(セントレア)と、羽田、福岡の5空港のみで確認されています。
成田と関空、中部は1か月半前に既に速報値が出ており、単純に羽田分も合わせた4空港出入国者数(通過客除く)は171,032人でした。羽田の伸びは鈍く、羽田は成田の3割まで減少。関空が2割、2%が中部といった感じです。
出入国者数の半数が入国だとすると8万6千人ほどの入国があったとみられます。羽田の出入国比率で入国者は56%ですので、それを元にすると、全国の入国者は9万6千人ほどと計算できます。
11月の空港検疫での検査件数は明確になっており、羽田、福岡もあわせて4万9千件程です。半分ほどは対象外の国からの入国と推定されます。
■羽田空港 国際線 旅客ターミナル利用実績(2020年度)(東京国際空港ターミナル公式サイト)
http://www.tiat.co.jp/result/docs/03146a00b3785bc2a20d97e06bec4085211a87f6.pdf
■民営3国際空港 11月運用状況を発表、出入国13万6千人(12月26日配信記事)
http://johokotu.seesaa.net/article/479212869.html
東京国際空港(羽田空港)の国際線旅客施設を運営している東京国際空港ターミナルは25日、11月の利用実績を発表しました。
発着回数は1,998回(前年同月比26.6%)、旅客数は国際線40,247人(同2.6%/うち通過客4,777人)でした。他空港同様に、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて壊滅的な状況でした。発着回数は10月よりも増え、一気に前年の4分の1まで回復しましたが、出国者数が減っているせいで、利用者数は8月レベルまで戻っていません。
入国者は19,982人、出国者は15,488人で、10月に引き続き入国者が多い状態です。10月から外国籍者の新規入国が許可されており、入国者がジリジリ伸びています。
11月中、国際線旅客定期便は、成田国際(成田)、関西国際(関空)、中部国際(セントレア)と、羽田、福岡の5空港のみで確認されています。
成田と関空、中部は1か月半前に既に速報値が出ており、単純に羽田分も合わせた4空港出入国者数(通過客除く)は171,032人でした。羽田の伸びは鈍く、羽田は成田の3割まで減少。関空が2割、2%が中部といった感じです。
出入国者数の半数が入国だとすると8万6千人ほどの入国があったとみられます。羽田の出入国比率で入国者は56%ですので、それを元にすると、全国の入国者は9万6千人ほどと計算できます。
11月の空港検疫での検査件数は明確になっており、羽田、福岡もあわせて4万9千件程です。半分ほどは対象外の国からの入国と推定されます。
■羽田空港 国際線 旅客ターミナル利用実績(2020年度)(東京国際空港ターミナル公式サイト)
http://www.tiat.co.jp/result/docs/03146a00b3785bc2a20d97e06bec4085211a87f6.pdf
■民営3国際空港 11月運用状況を発表、出入国13万6千人(12月26日配信記事)
http://johokotu.seesaa.net/article/479212869.html
11月入国3.5万人増9.9万人
◇11月入国者は約3万5千人増えて9万9千人強 外国人は6万9千人強
法務省は21日、出入国管理統計の2020年11月分の月報を発表しました。10月の日本への入国者数は99,663人で、外国人は69,210人が入国していたことが判明しました。
■総合
2020年11月の入国者数は日本人30,453人、外国人69,210人(米軍の協定該当者含む)、合計99,663人でした。10月に比べて約3万5千人増加しています。
前年比は%減で、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックの影響がそのまま出た結果になりました。
比率では、外国人が69.4%(前月比+10.7%)と2か月連続で急増しています。人数では、日本人はわずか4千人弱の増加に対して、外国人は3万1千人も増加。増加の大部分は外国人となっています。外国人のうち再入国者は15,610人と前月レベルしかおらず、4人に3人(77%)が新規入国と考えられます。10月から外国人の新規入国が許可され、11月から低感染9か国(韓国、中国、台湾、ベトナム、タイ、シンガポール、ブルネイ、オーストラリア、ニュージーランド)が新たに検査免除になっており、その影響がすぐに出ている状況です。
■空港別
最も入国者が多かった空港は成田国際で61,186人(前月比+24,311人)と急増。全入国者の61%(前月比+4%))を占めています。東京国際(羽田)の増加が鈍く三千人増程度の19,982人(全入国者の20%(前月比-6%))と比率をグングン落としています。一方、関西国際(関空)は七千人ほど増えて16,107人(同16%(前月比+2%))。外国籍者は羽田より多くなりました。便数は羽田の方が断然多いので、利用率は関空の方が全然良さそうですね。
中部国際は985人(同1.0%)、福岡は倍増の1,184人(同1.2%)で、福岡が中部を超えました。
入国者が全員米軍関係者と思われる三沢を除くと、定期便が細々続いている5空港のみで入国者がありました。空港の分担割合は10月から少しずつ変化しているように見えます。
後述しますが、アジアからの入国が増えているようなので、関空のアジアとの繋がりの強さが見えた感じでしょうか。
■外国籍者の在留資格別
在留資格別でみると、66,603人のうち、永住者が5,561人、日本人・永住者の配偶者は2,540人、定住者1,579人、特別永住者270人など、元からの日本在住者はあまり増えていません。一方で、留学22,161人、短期滞在4,057人、家族滞在5,304人なども入国を許可されています。留学者は前月比2.7倍と2か月連続の二倍超で激増、家族滞在が前月比2.0倍と急増しています。
また、技能実習(1号イ〜3号ロ合計)が13,116人(前月比2.3倍)と2か月連続の爆増。技術・人文知識・国際業務が5,460人(前月比1.4倍)などとなっています。
■外国籍者の国籍別
その国から来たかどうかは分かりませんが、国籍別でみると、中国、ベトナム、韓国、インドネシア、フィリピンのそれぞれの国籍者の入国が上位5位を占めています。欧州国籍者の入国者数は15位以内に入らず、人数は各国とも増加傾向の印象です。だいたい、在日外国人の多い国が上位を占めています。激増したのが中国、ベトナム、インドネシア。特に、インドネシアは入国者増加に伴い、11月以降、陽性者が激増しています。明らかに入国規制緩和の失敗と言えそうです。
台湾、タイは、11月から新たに検査なしになったものの、入国者が減少しています。
一方で、米国はそれほど外国籍者は増えていないのですが、11月から陽性者が急増しています。11月から、日本人短期出張者対象の帰国後14日待機緩和が始まっていて、この最も危険なスキームが影響した可能性が強く疑われる入国者数結果となりました。
■外国籍者の国籍別詳細
中国:再入国者は4,915人で23%。平均的な割合です。留学10,339人、技能実習3,472人、永住者2,056人でした。留学と技能実習が一気に増えています。
ベトナム:再入国者はわずか485人3%で、ほとんど新規入国者です。永住者46人、配偶者等77人、定住者41人しかいないのに家族滞在が1,145人と急増。これまで多かった技能実習が5,113人だった一方、留学が6,358人と突然激増しています。技術・人文知識・国際業務は1,158人と前月レベルでした。ビジネストラックが11月1日から始まりましたが、ビジネス以外の方が増えるという謎推移になっています。検査がなくなった影響の方が大きく、気軽な行き来が増えたのでしょうか。
韓国:再入国者は2,150人52%で、元々日本と行き来していた人が多めです。短期滞在810人、留学756人、永住者744人、技術・人文知識・国際業務が683人と、短期滞在が急に増えました。これはビジネスの短期出張と捉えれば良いのでしょうか?
インドネシア:入国者数が激増していますが、そのうち再入国者はわずか212人6%。そして技能実習が2,076人と3分の2を占めています。この他は留学636人が目立つ程度です。永住者は44人、配偶者等40人、定住者27人しかいませんでした。インドネシアからは11月9日関空着で技能実習生17人が陽性という大規模クラスターの集団入国がありました。
フィリピン:再入国者は1,356人42%。日本在住者の入国が多いのか、永住者が多く714人。配偶者等も328人、定住者も438人います。技能実習は609人でした。
=========================
ビジネス入国のユルさへの批判が多いですが、家族滞在や留学なども注意が必要そうです。
それにしても日本国内では帰省自粛する人が後を絶たないのに、自国から見ればかなり危険な国のはずの日本に家族滞在が激増とは、ベトナム人はなかなかの怖いもの知らずですね。
同じ低感染国でも台湾やタイは、検査なしになったのに入国者は減少しています。11月は日本の感染が上昇に転じた頃。この辺り、国籍別の入国者数を追うだけで、国民性や意識の差があると感じられるところは、非常に興味深いです。台湾やタイは個々人の意識が高い、ベトナムは自国では押さえつけられているだけで個々人の意識はあまり高くない、インドネシアは初めからコロナなんて気にもしていない、てな所でしょうか。
出国の話になりますが、鹿児島からベトナムへ臨時チャーター便が飛びました。一定数の利用のある旅客便は、5空港以外では珍しい運航でした。
空港検疫での国籍別の感染状況については、詳細を別途アップします。
<2020年11月入国者数>
入国者計 99,663人(前年 4,072,548人/△97.6%)
日 本 人 30,453人(前年 1,674,511人/△98.1%)
外 国 人 66,603人(前年 2,384,737人/△97.2%)
協定該当者 2,607人(前年 13,300人/△80.4%)
<2020年11月空港別入国者数> 日本人・外国人・協定該当者の3分類
三 沢 200人(外国人 0人、協定該当者198人)
成田国際61,186人(外国人45,052人、協定該当者1,346人)
東京国際19,982人(外国人 7,941人、協定該当者1,027人)
中部国際 985人(外国人 840人、協定該当者 0人)
関西国際16,107人(外国人11,945人、協定該当者 28人)
福 岡 1,184人(外国人 820人、協定該当者 8人)
※特記:鹿児島から外国人387人が出国(11月8日、9日にベトナムチャーター便が飛んでいます/435人搭乗との記事がありましたが、、、)
<2020年11月国籍別入国者数 上位15位>
◆:11月に入国時の検査が対象外だった国(14日間自主隔離は必須)
◇:11月にビジネストラック対象国(中国は11/30〜)
矢印は、10月と比較したときの人数増減状況
中 国◆◇21,144↑激増(前月比+14,204)
ベトナム◆◇14,894↓激増(前月比+8,557)
韓 国◆◇ 4,125↑急増(前月比+1,137)
インドネシア 3,535↑ 激増(前月比+2,766)
フィリピン 3,238↑急増(前月比+1,503)
台 湾◆ 1,586↓
ネパール 1,534↑
米 国 1,495↑
タ イ◆ 1,294↓
イ ン ド 1,160↑
ブラジル 887↑
ミャンマー 872↓
カンボジア◆ 837↓
パキスタン 788↑
ロ シ ア 751↑
■出入国管理統計統計表(法務省公式サイト)
http://www.moj.go.jp/housei/toukei/toukei_ichiran_nyukan.html
2020年10月分の配信内容 http://johokotu.seesaa.net/article/479239992.html
2020年09月分の配信内容 http://johokotu.seesaa.net/article/478700697.html
2020年08月分の配信内容 http://johokotu.seesaa.net/article/478127066.html
2020年07月分の配信内容 http://johokotu.seesaa.net/article/477602353.html
2020年06月分の配信内容 http://johokotu.seesaa.net/article/477054206.html
2020年05月分の配信内容 http://johokotu.seesaa.net/article/476533684.html
法務省は21日、出入国管理統計の2020年11月分の月報を発表しました。10月の日本への入国者数は99,663人で、外国人は69,210人が入国していたことが判明しました。
■総合
2020年11月の入国者数は日本人30,453人、外国人69,210人(米軍の協定該当者含む)、合計99,663人でした。10月に比べて約3万5千人増加しています。
前年比は%減で、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックの影響がそのまま出た結果になりました。
比率では、外国人が69.4%(前月比+10.7%)と2か月連続で急増しています。人数では、日本人はわずか4千人弱の増加に対して、外国人は3万1千人も増加。増加の大部分は外国人となっています。外国人のうち再入国者は15,610人と前月レベルしかおらず、4人に3人(77%)が新規入国と考えられます。10月から外国人の新規入国が許可され、11月から低感染9か国(韓国、中国、台湾、ベトナム、タイ、シンガポール、ブルネイ、オーストラリア、ニュージーランド)が新たに検査免除になっており、その影響がすぐに出ている状況です。
■空港別
最も入国者が多かった空港は成田国際で61,186人(前月比+24,311人)と急増。全入国者の61%(前月比+4%))を占めています。東京国際(羽田)の増加が鈍く三千人増程度の19,982人(全入国者の20%(前月比-6%))と比率をグングン落としています。一方、関西国際(関空)は七千人ほど増えて16,107人(同16%(前月比+2%))。外国籍者は羽田より多くなりました。便数は羽田の方が断然多いので、利用率は関空の方が全然良さそうですね。
中部国際は985人(同1.0%)、福岡は倍増の1,184人(同1.2%)で、福岡が中部を超えました。
入国者が全員米軍関係者と思われる三沢を除くと、定期便が細々続いている5空港のみで入国者がありました。空港の分担割合は10月から少しずつ変化しているように見えます。
後述しますが、アジアからの入国が増えているようなので、関空のアジアとの繋がりの強さが見えた感じでしょうか。
■外国籍者の在留資格別
在留資格別でみると、66,603人のうち、永住者が5,561人、日本人・永住者の配偶者は2,540人、定住者1,579人、特別永住者270人など、元からの日本在住者はあまり増えていません。一方で、留学22,161人、短期滞在4,057人、家族滞在5,304人なども入国を許可されています。留学者は前月比2.7倍と2か月連続の二倍超で激増、家族滞在が前月比2.0倍と急増しています。
また、技能実習(1号イ〜3号ロ合計)が13,116人(前月比2.3倍)と2か月連続の爆増。技術・人文知識・国際業務が5,460人(前月比1.4倍)などとなっています。
■外国籍者の国籍別
その国から来たかどうかは分かりませんが、国籍別でみると、中国、ベトナム、韓国、インドネシア、フィリピンのそれぞれの国籍者の入国が上位5位を占めています。欧州国籍者の入国者数は15位以内に入らず、人数は各国とも増加傾向の印象です。だいたい、在日外国人の多い国が上位を占めています。激増したのが中国、ベトナム、インドネシア。特に、インドネシアは入国者増加に伴い、11月以降、陽性者が激増しています。明らかに入国規制緩和の失敗と言えそうです。
台湾、タイは、11月から新たに検査なしになったものの、入国者が減少しています。
一方で、米国はそれほど外国籍者は増えていないのですが、11月から陽性者が急増しています。11月から、日本人短期出張者対象の帰国後14日待機緩和が始まっていて、この最も危険なスキームが影響した可能性が強く疑われる入国者数結果となりました。
■外国籍者の国籍別詳細
中国:再入国者は4,915人で23%。平均的な割合です。留学10,339人、技能実習3,472人、永住者2,056人でした。留学と技能実習が一気に増えています。
ベトナム:再入国者はわずか485人3%で、ほとんど新規入国者です。永住者46人、配偶者等77人、定住者41人しかいないのに家族滞在が1,145人と急増。これまで多かった技能実習が5,113人だった一方、留学が6,358人と突然激増しています。技術・人文知識・国際業務は1,158人と前月レベルでした。ビジネストラックが11月1日から始まりましたが、ビジネス以外の方が増えるという謎推移になっています。検査がなくなった影響の方が大きく、気軽な行き来が増えたのでしょうか。
韓国:再入国者は2,150人52%で、元々日本と行き来していた人が多めです。短期滞在810人、留学756人、永住者744人、技術・人文知識・国際業務が683人と、短期滞在が急に増えました。これはビジネスの短期出張と捉えれば良いのでしょうか?
インドネシア:入国者数が激増していますが、そのうち再入国者はわずか212人6%。そして技能実習が2,076人と3分の2を占めています。この他は留学636人が目立つ程度です。永住者は44人、配偶者等40人、定住者27人しかいませんでした。インドネシアからは11月9日関空着で技能実習生17人が陽性という大規模クラスターの集団入国がありました。
フィリピン:再入国者は1,356人42%。日本在住者の入国が多いのか、永住者が多く714人。配偶者等も328人、定住者も438人います。技能実習は609人でした。
=========================
ビジネス入国のユルさへの批判が多いですが、家族滞在や留学なども注意が必要そうです。
それにしても日本国内では帰省自粛する人が後を絶たないのに、自国から見ればかなり危険な国のはずの日本に家族滞在が激増とは、ベトナム人はなかなかの怖いもの知らずですね。
同じ低感染国でも台湾やタイは、検査なしになったのに入国者は減少しています。11月は日本の感染が上昇に転じた頃。この辺り、国籍別の入国者数を追うだけで、国民性や意識の差があると感じられるところは、非常に興味深いです。台湾やタイは個々人の意識が高い、ベトナムは自国では押さえつけられているだけで個々人の意識はあまり高くない、インドネシアは初めからコロナなんて気にもしていない、てな所でしょうか。
出国の話になりますが、鹿児島からベトナムへ臨時チャーター便が飛びました。一定数の利用のある旅客便は、5空港以外では珍しい運航でした。
空港検疫での国籍別の感染状況については、詳細を別途アップします。
<2020年11月入国者数>
入国者計 99,663人(前年 4,072,548人/△97.6%)
日 本 人 30,453人(前年 1,674,511人/△98.1%)
外 国 人 66,603人(前年 2,384,737人/△97.2%)
協定該当者 2,607人(前年 13,300人/△80.4%)
<2020年11月空港別入国者数> 日本人・外国人・協定該当者の3分類
三 沢 200人(外国人 0人、協定該当者198人)
成田国際61,186人(外国人45,052人、協定該当者1,346人)
東京国際19,982人(外国人 7,941人、協定該当者1,027人)
中部国際 985人(外国人 840人、協定該当者 0人)
関西国際16,107人(外国人11,945人、協定該当者 28人)
福 岡 1,184人(外国人 820人、協定該当者 8人)
※特記:鹿児島から外国人387人が出国(11月8日、9日にベトナムチャーター便が飛んでいます/435人搭乗との記事がありましたが、、、)
<2020年11月国籍別入国者数 上位15位>
◆:11月に入国時の検査が対象外だった国(14日間自主隔離は必須)
◇:11月にビジネストラック対象国(中国は11/30〜)
矢印は、10月と比較したときの人数増減状況
中 国◆◇21,144↑激増(前月比+14,204)
ベトナム◆◇14,894↓激増(前月比+8,557)
韓 国◆◇ 4,125↑急増(前月比+1,137)
インドネシア 3,535↑ 激増(前月比+2,766)
フィリピン 3,238↑急増(前月比+1,503)
台 湾◆ 1,586↓
ネパール 1,534↑
米 国 1,495↑
タ イ◆ 1,294↓
イ ン ド 1,160↑
ブラジル 887↑
ミャンマー 872↓
カンボジア◆ 837↓
パキスタン 788↑
ロ シ ア 751↑
■出入国管理統計統計表(法務省公式サイト)
http://www.moj.go.jp/housei/toukei/toukei_ichiran_nyukan.html
2020年10月分の配信内容 http://johokotu.seesaa.net/article/479239992.html
2020年09月分の配信内容 http://johokotu.seesaa.net/article/478700697.html
2020年08月分の配信内容 http://johokotu.seesaa.net/article/478127066.html
2020年07月分の配信内容 http://johokotu.seesaa.net/article/477602353.html
2020年06月分の配信内容 http://johokotu.seesaa.net/article/477054206.html
2020年05月分の配信内容 http://johokotu.seesaa.net/article/476533684.html
入国者変異株状況_1/26
◇入国者変異株感染状況 1月26日発表分
厚生労働省(厚労省)は26日、2日連続で変異株が確認されたことを発表しました。
新たに2人が確認されています。
新規の事例は、いずれも空港検疫で捕捉できた陽性事例です。
・17日関空着ベトナムから入国の30代女 咳嗽症状 英国で確認された変異株
⇒ No2081が該当。大阪府在住です。毎日発表では無症状。
・19日成田着南アフリカから入国の30代女 脱水症状 南アで確認された変異株
⇒ No2090が該当。東京都在住です。毎日発表では鼻汁、頭重感、咽頭痛症状。
国内の変異株確認者は2人増えて、合計53人(うち入国者44人/市中二次感染3人/経路不明市中感染6人)となりました。
低感染国で、11月1日以降は原則検査がなくなっていたベトナムからの入国者で確認されました。原則検査なしの国からの入国者の変異株国内確認は初めてです。全入国者検査開始後にベトナムからの陽性者が急増していましたが、偽陽性ではなく変異株原因の可能性がありますね。
<空港検疫等での変異株状況>
左から到着日、到着空港、年代性別、推定される空港検疫No、推定される国籍、推定される在住地、空港検疫での症状(有症状の場合)
◆は14日間自主隔離期間の発症(空港検疫で陰性か検査対象外)、◇は空港検疫での確認、◎市中感染
▲は英国で最初に確認された変異株、△は南アフリカで最初に確認された変異株、▼ブラジルからの入国者から確認された変異株
・行動歴英国からの入国者起因
(空港検疫での捕捉事例)
・12/01 羽田 10代男◇▲1535 邦人 非公表
・12/18 羽田 10代男◇▲1717 邦人 非公表(毎日発表)行動歴非公表
・12/19 羽田 30代女◇▲1733 邦人 東京
・12/20 羽田 60代男◇▲1765 邦人 東京 倦怠感
・12/21 関空 40代男◇▲1782 邦人 大阪
・12/21 関空 40代女◇▲1783 邦人 大阪
・12/21 関空 10未男◇▲1784 邦人 大阪
・12/22 羽田 40代男◇▲1802 邦人 非公表(毎日発表)行動歴非公表
・12/24 羽田 40代女◇▲1824 邦人 東京
・12/24 羽田 40代男◇▲1825 邦人 東京 発熱、咽頭痛
・12/24 羽田 40代女◇▲1826 邦人 非公表
・12/26 関空 50代女◇▲1841 邦人 香川
・12/26 関空 30代女◇▲1842 邦人 京都
・12/26 羽田 30代女◇▲1843 邦人 東京 食欲低下
・12/26 羽田 10未男◇▲1844 邦人 東京
・01/03 羽田 30代男◇▲1969 ※1 大阪
・01/04 羽田 30代男◇▲1978 ※1 非公表(毎日発表)頭痛 (変異株発表)発熱、咽頭痛
※1:No1969、No1978はどちらかが邦人、どちらかが外人
・01/10 成田 30代男◇▲2036 国籍不明 神奈川
(空港検疫すり抜け事例)
・12/13 不明 50代女◆▲ 国籍不明 東京
・12/16 不明 30代男◆▲ 国籍不明 東京
⇒ <市中>濃厚接触二次感染1人 20代女◎▲ 国籍不明 東京
(12/22 不明 30代男◆ 国籍不明 東京(12/27発症12/29陽性)※検査量不足で変異株と確認できず)
⇒ <市中>濃厚接触二次感染1人 20代男◎▲ 国籍不明 東京(12/30発症・陽性日不明)
⇒ <市中>濃厚接触二次感染1人 20代女◎▲ 国籍不明 東京(01/02発症・陽性日不明)
・12/25 不明 20代男◆▲ 国籍不明 東京(隔離中1/6無症状も自主検査し陽性)
・12/31 不明 20代男◆▲ 国籍不明 東京(1/2発症)
・01/10 不明 30代女◆▲ 国籍不明 東京(1/13発症)
・行動歴南アフリカからの入国者起因
・12/19 成田 30代女◇△1776 邦人 東京
・01/07 関空 20代女◇△1979 外人 兵庫
・01/08 成田 10代女◇△2029 外人 東京
・01/08 成田 40代女◇△2030 外人 東京
・01/19 成田 30代女◇△2090 国籍不明 東京 (毎日発表)鼻汁、頭重感、咽頭痛 (変異株発表)脱水
・行動歴南アフリカ/アラブ首長国連邦からの入国者起因
・12/29 成田 30代男◇△ 1866 外人 愛知
・行動歴アラブ首長国連邦からの入国者起因
(空港検疫での捕捉事例)
・12/23 成田 20代男◇▲1815 邦人 千葉
・12/24 関空 30代女◇▲1834 邦人 兵庫
・12/29 関空 30代女◇▲1870 国籍不明 愛知
・01/02 関空 70代女◇▲1925 国籍不明 福井
・01/09 成田 40代女◇▲2004 国籍不明 東京(毎日発表)無症状 (変異株発表)発熱、咽頭痛
(空港検疫すり抜け事例)
・12/24 関空 50代女◆▲ 国籍不明 兵庫=上記1834の濃厚接触者扱い(12/31無症状も検査し陽性)
・行動歴ナイジェリアからの入国者起因
・12/29 成田 30代男◇▲1867 国籍不明 大阪
・01/03 成田 40代男◇▲1939 ※2 大分
・01/07 成田 30代男◇▲1982 ※2 東京
※2:No1939、No1982はどちらかが外人、どちらかが国籍不明
・行動歴ガーナからの入国者起因
・01/10 成田 30代男◇▲2020 国籍不明 東京
・行動歴ブラジルからの入国者起因
・01/02 羽田 40代男◇▼1912 外人 三重 到着時無症状、呼吸状態悪化し入院
・01/02 羽田 30代女◇▼1913 外人 三重 (毎日発表)咽頭痛、鼻汁 (変異株発表)咽頭痛、頭痛
・01/02 羽田 10代男◇▼1914 外人 三重 (毎日発表)無症状 (変異株発表)発熱
・01/02 羽田 10代女◇▼1915 外人 三重
・行動歴ベトナムからの入国者起因
・01/17 関空 30代女◇▲2081 国籍不明 大阪 (毎日発表)無症状 (変異株発表)咳嗽
・感染経路不明 国内在住者(海外渡航無し)
(<市中?>感染経路不明瞭 年代不明性別不明 国籍不明 県不明発症非不明陽性日不明)※変異株疑い者)
⇒<市中>濃厚接触二次感染1人 20代女◎▲ 国籍不明 静岡 1月上旬(1/3-1/10間)発症
⇒<市中>濃厚接触二次感染1人 40代女◎▲ 国籍不明 静岡 1月上旬(1/3-1/10間)発症
・<市中>感染経路不明1人 60代男◎▲ 国籍不明 静岡 1月上旬(1/3-1/10間)発症
⇒<市中>濃厚接触二次感染1人 60代女◎▲ 国籍不明 静岡 1月中旬発症
・<市中>感染経路不明1人 40代男◎▲ 国籍不明 東京 1/15発症・陽性日不明
⇒<市中>濃厚接触二次感染1人 10未女◎▲ 国籍不明 東京 無症状・1/19陽性
■新型コロナウイルス感染症(変異株)の患者等の発生について(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_16345.html
厚生労働省(厚労省)は26日、2日連続で変異株が確認されたことを発表しました。
新たに2人が確認されています。
新規の事例は、いずれも空港検疫で捕捉できた陽性事例です。
・17日関空着ベトナムから入国の30代女 咳嗽症状 英国で確認された変異株
⇒ No2081が該当。大阪府在住です。毎日発表では無症状。
・19日成田着南アフリカから入国の30代女 脱水症状 南アで確認された変異株
⇒ No2090が該当。東京都在住です。毎日発表では鼻汁、頭重感、咽頭痛症状。
国内の変異株確認者は2人増えて、合計53人(うち入国者44人/市中二次感染3人/経路不明市中感染6人)となりました。
低感染国で、11月1日以降は原則検査がなくなっていたベトナムからの入国者で確認されました。原則検査なしの国からの入国者の変異株国内確認は初めてです。全入国者検査開始後にベトナムからの陽性者が急増していましたが、偽陽性ではなく変異株原因の可能性がありますね。
<空港検疫等での変異株状況>
左から到着日、到着空港、年代性別、推定される空港検疫No、推定される国籍、推定される在住地、空港検疫での症状(有症状の場合)
◆は14日間自主隔離期間の発症(空港検疫で陰性か検査対象外)、◇は空港検疫での確認、◎市中感染
▲は英国で最初に確認された変異株、△は南アフリカで最初に確認された変異株、▼ブラジルからの入国者から確認された変異株
・行動歴英国からの入国者起因
(空港検疫での捕捉事例)
・12/01 羽田 10代男◇▲1535 邦人 非公表
・12/18 羽田 10代男◇▲1717 邦人 非公表(毎日発表)行動歴非公表
・12/19 羽田 30代女◇▲1733 邦人 東京
・12/20 羽田 60代男◇▲1765 邦人 東京 倦怠感
・12/21 関空 40代男◇▲1782 邦人 大阪
・12/21 関空 40代女◇▲1783 邦人 大阪
・12/21 関空 10未男◇▲1784 邦人 大阪
・12/22 羽田 40代男◇▲1802 邦人 非公表(毎日発表)行動歴非公表
・12/24 羽田 40代女◇▲1824 邦人 東京
・12/24 羽田 40代男◇▲1825 邦人 東京 発熱、咽頭痛
・12/24 羽田 40代女◇▲1826 邦人 非公表
・12/26 関空 50代女◇▲1841 邦人 香川
・12/26 関空 30代女◇▲1842 邦人 京都
・12/26 羽田 30代女◇▲1843 邦人 東京 食欲低下
・12/26 羽田 10未男◇▲1844 邦人 東京
・01/03 羽田 30代男◇▲1969 ※1 大阪
・01/04 羽田 30代男◇▲1978 ※1 非公表(毎日発表)頭痛 (変異株発表)発熱、咽頭痛
※1:No1969、No1978はどちらかが邦人、どちらかが外人
・01/10 成田 30代男◇▲2036 国籍不明 神奈川
(空港検疫すり抜け事例)
・12/13 不明 50代女◆▲ 国籍不明 東京
・12/16 不明 30代男◆▲ 国籍不明 東京
⇒ <市中>濃厚接触二次感染1人 20代女◎▲ 国籍不明 東京
(12/22 不明 30代男◆ 国籍不明 東京(12/27発症12/29陽性)※検査量不足で変異株と確認できず)
⇒ <市中>濃厚接触二次感染1人 20代男◎▲ 国籍不明 東京(12/30発症・陽性日不明)
⇒ <市中>濃厚接触二次感染1人 20代女◎▲ 国籍不明 東京(01/02発症・陽性日不明)
・12/25 不明 20代男◆▲ 国籍不明 東京(隔離中1/6無症状も自主検査し陽性)
・12/31 不明 20代男◆▲ 国籍不明 東京(1/2発症)
・01/10 不明 30代女◆▲ 国籍不明 東京(1/13発症)
・行動歴南アフリカからの入国者起因
・12/19 成田 30代女◇△1776 邦人 東京
・01/07 関空 20代女◇△1979 外人 兵庫
・01/08 成田 10代女◇△2029 外人 東京
・01/08 成田 40代女◇△2030 外人 東京
・01/19 成田 30代女◇△2090 国籍不明 東京 (毎日発表)鼻汁、頭重感、咽頭痛 (変異株発表)脱水
・行動歴南アフリカ/アラブ首長国連邦からの入国者起因
・12/29 成田 30代男◇△ 1866 外人 愛知
・行動歴アラブ首長国連邦からの入国者起因
(空港検疫での捕捉事例)
・12/23 成田 20代男◇▲1815 邦人 千葉
・12/24 関空 30代女◇▲1834 邦人 兵庫
・12/29 関空 30代女◇▲1870 国籍不明 愛知
・01/02 関空 70代女◇▲1925 国籍不明 福井
・01/09 成田 40代女◇▲2004 国籍不明 東京(毎日発表)無症状 (変異株発表)発熱、咽頭痛
(空港検疫すり抜け事例)
・12/24 関空 50代女◆▲ 国籍不明 兵庫=上記1834の濃厚接触者扱い(12/31無症状も検査し陽性)
・行動歴ナイジェリアからの入国者起因
・12/29 成田 30代男◇▲1867 国籍不明 大阪
・01/03 成田 40代男◇▲1939 ※2 大分
・01/07 成田 30代男◇▲1982 ※2 東京
※2:No1939、No1982はどちらかが外人、どちらかが国籍不明
・行動歴ガーナからの入国者起因
・01/10 成田 30代男◇▲2020 国籍不明 東京
・行動歴ブラジルからの入国者起因
・01/02 羽田 40代男◇▼1912 外人 三重 到着時無症状、呼吸状態悪化し入院
・01/02 羽田 30代女◇▼1913 外人 三重 (毎日発表)咽頭痛、鼻汁 (変異株発表)咽頭痛、頭痛
・01/02 羽田 10代男◇▼1914 外人 三重 (毎日発表)無症状 (変異株発表)発熱
・01/02 羽田 10代女◇▼1915 外人 三重
・行動歴ベトナムからの入国者起因
・01/17 関空 30代女◇▲2081 国籍不明 大阪 (毎日発表)無症状 (変異株発表)咳嗽
・感染経路不明 国内在住者(海外渡航無し)
(<市中?>感染経路不明瞭 年代不明性別不明 国籍不明 県不明発症非不明陽性日不明)※変異株疑い者)
⇒<市中>濃厚接触二次感染1人 20代女◎▲ 国籍不明 静岡 1月上旬(1/3-1/10間)発症
⇒<市中>濃厚接触二次感染1人 40代女◎▲ 国籍不明 静岡 1月上旬(1/3-1/10間)発症
・<市中>感染経路不明1人 60代男◎▲ 国籍不明 静岡 1月上旬(1/3-1/10間)発症
⇒<市中>濃厚接触二次感染1人 60代女◎▲ 国籍不明 静岡 1月中旬発症
・<市中>感染経路不明1人 40代男◎▲ 国籍不明 東京 1/15発症・陽性日不明
⇒<市中>濃厚接触二次感染1人 10未女◎▲ 国籍不明 東京 無症状・1/19陽性
■新型コロナウイルス感染症(変異株)の患者等の発生について(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_16345.html
空港検疫1/26_陽性減少傾向
◇空港検疫 陽性者減少傾向、罹患率0.43%台 1月26日発表分
厚生労働省(厚労省)は1月26日現在の、空港検疫を含めた最新の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の状況を発表しました。
空港検疫の数字は、2020年4月3日午前0時から症状の有無や濃厚接触の有無に関係なく、上陸拒否国からの入国者全員検査を実施しています。さらに2021年1月9日午前0時からは非上陸拒否国も含めた入国者全員検査を、緊急事態宣言中限定で臨時的に実施しており、いま日本で唯一正確な罹患率を把握できます。
(比較用)東京都:罹患率0.676%=感染94,508人、死亡率0.0057%=死亡796人/人口13,962,725人(2020年12月)←[激増ピーク直後]
(比較用)インドネシア:罹患率0.374%=感染999,256人、死亡率0.0105%=死亡28,132人/人口約2.67億人(2019年)←[激増中・ピーク]※ロイター公式サイトが分かりやすいです https://graphics.reuters.com/world-coronavirus-tracker-and-maps/ja/countries-and-territories/indonesia/
※罹患率は空港検疫の全員検査開始後の概要発表分を元に算出しています。
※無症状率は空港検疫の全員検査の詳細結果発表分を元に算出しています。
両数値は、元にしている数値に若干の差異があります。
また、海外で感染した人や有症状の人はそもそも海外から飛行機に乗ることができないため、実際の罹患率や隠れ感染者数は算出された数値より高く、実際の無症状率や無症状病原体保有者数は算出された数値より低いと考えられます。
あくまでも参考程度にお考え下さい。
■空港検疫 全員検査結果(1月24日到着分までが反映されていると推定)
2日遅れで情報が反映していると思われる概要結果は以下の通りです。
12月31日発表分までは別にまとめています。
2020年04月04日〜10月04日:http://johokotu.seesaa.net/article/477969790.html
2020年04月04日〜10月31日:http://johokotu.seesaa.net/article/478493314.html
2020年04月04日〜11月30日:http://johokotu.seesaa.net/article/478872998.html
2020年04月04日〜12月31日:http://johokotu.seesaa.net/article/479429539.html
2020年04月04日〜2021年01月01日:対象403,600人、陽性1,821人/罹患率0.451%
2020年04月04日〜2021年01月02日:対象405,107人、陽性1,829人/罹患率0.451%
2020年04月04日〜2021年01月03日:対象406,499人、陽性1,843人/罹患率0.453%
2020年04月04日〜2021年01月04日:対象409,177人、陽性1,866人/罹患率0.456%
2020年04月04日〜2021年01月05日:対象411,667人、陽性1,884人/罹患率0.457%
2020年04月04日〜2021年01月06日:対象413,001人、陽性1,895人/罹患率0.458%
2020年04月04日〜2021年01月07日:対象414,715人、陽性1,902人/罹患率0.458%
2020年04月04日〜2021年01月08日:対象416,537人、陽性1,913人/罹患率0.459%
2020年04月04日〜2021年01月09日:対象418,237人、陽性1,920人/罹患率0.459%
2020年04月04日〜2021年01月10日:対象419,865人、陽性1,934人/罹患率0.460%
2020年04月04日〜2021年01月11日:対象423,463人、陽性1,945人/罹患率0.459%
2020年04月04日〜2021年01月12日:対象427,244人、陽性1,958人/罹患率0.458%
2020年04月04日〜2021年01月13日:対象429,683人、陽性1,964人/罹患率0.457%
2020年04月04日〜2021年01月14日:対象432,379人、陽性1,971人/罹患率0.455%
2020年04月04日〜2021年01月15日:対象434,762人、陽性1,976人/罹患率0.454%
2020年04月04日〜2021年01月16日:対象437,905人、陽性1,987人/罹患率0.453%
2020年04月04日〜2021年01月17日:対象441,610人、陽性1,999人/罹患率0.452%
2020年04月04日〜2021年01月18日:対象445,048人、陽性2,007人/罹患率0.450%
2020年04月04日〜2021年01月19日:対象449,477人、陽性2,018人/罹患率0.448%
2020年04月04日〜2021年01月20日:対象453,952人、陽性2,035人/罹患率0.448%※海港検疫含む
2020年04月04日〜2021年01月21日:対象458,877人、陽性2,036人/罹患率0.443%
2020年04月04日〜2021年01月22日:対象463,953人、陽性2,044人/罹患率0.440%
2020年04月04日〜2021年01月23日:対象465,222人、陽性2,050人/罹患率0.440%※海港検疫含む
2020年04月04日〜2021年01月24日:対象467,009人、陽性2,055人/罹患率0.440%
2020年04月04日〜2021年01月25日:対象468,266人、陽性2,058人/罹患率0.439%
2020年04月04日〜2021年01月26日:対象470,292人、陽性2,062人/罹患率0.438%
1月26日時点での罹患率をそのまま日本の人口(12月の推計人口1億2571万人)に当てはめると、感染者の推定人数は約55.1万人になります。
国内のPCR検査陽性者は1月26日0時現在で366,002人ですから、隠れ感染者はあと約18.5万人もいると推定されます。日本国内の感染者爆増に伴い、どんどんドンドン隠れ感染者推定数が減っています。
検査人数は2,026人と、4日ぶりに2千人を超えました。
感染者は4人増加。罹患率はジリジリ低下しています。
※9日から全入国者に対する検査が開始されており、検査数≒入国者数の状況です。
■新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について(令和3年1月26日版)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_16340.html
■空港検疫検査 到着日別詳細結果(1月25日到着分までが反映と推定)
1日遅れで情報が反映していると思われる空港検疫の詳細も発表されています。
10月2日着分までの半年分の内容(4月3日着〜10月2日着までの感染状況)と12月31日までは別にまとめています。
2020年04月03日〜10月02日:http://johokotu.seesaa.net/article/477969790.html
2020年04月03日〜10月31日:http://johokotu.seesaa.net/article/478493314.html
2020年04月03日〜11月30日:http://johokotu.seesaa.net/article/478872998.html
2020年04月03日〜12月31日:http://johokotu.seesaa.net/article/479429539.html
2021年
01月01日:症状 有0 無16=陽性16人 1892・1893・1894・1895・1896・1897・1898・1899・1900・1901・1902・1903・1904・1905・1906・1907
01月02日:症状 有1 無22=陽性23人 1908・1909・1910・1911・1912・1913・1914・1915・1916・1917・1918・1919・1920・1921・1922・1923・1924・1925・1926・1927・1928・1929・1959
01月03日:症状 有3 無16=陽性19人 1930・1931・1932・1933・1934・1935・1936・1937・1938・1939・1940・1941・1942・1943・1944・1945・1946・1947・1969
01月04日:症状 有1 無8=陽性9人 1948・1949・1950・1951・1952・1953・1954・1955・1978
01月05日:症状 有0 無9=陽性9人 1956・1957・1960・1961・1962・1963・1964・1965・1966
01月06日:症状 有0 無10=陽性10人 1967・1968・1970・1971・1972・1973・1974・1975・1976・1977
01月07日:症状 有0 無6=陽性6人 1979・1980・1981・1982・1983・1984
01月08日:症状 有2 無11=陽性13人 1985・1986・1987・1988・1989・1990・1991・1992・1993・1994・1995・2029・2030
01月09日:症状 有0 無11=陽性11人 1996・1997・1998・1999・2000・2001・2002・2003・2004・2005・2007
01月10日:症状 有3 無12=陽性15人 2008・2009・2010・2011・2012・2013・2014・2015・2016・2017・2018・2019・2020・2021・2036
01月11日:症状 有1 無5=陽性6人 2022・2023・2024・2025・2026・2042
01月12日:症状 有0 無8=陽性8人 2027・2028・2031・2032・2033・2034・2040・2041
01月13日:症状 有1 無2=陽性3人 2035・2037・2038
01月14日:症状 有2 無5=陽性7人 2039・2043・2044・2045・2046・2047・2048
01月15日:症状 有1 無12=陽性13人 2049・2050・2051・2052・2053・2054・2055・2056・2057・2058・2059・2060・2061
01月16日:症状 有0 無10=陽性10人 2062・2063・2064・2065・2066・2067・2068・2069・2070・2071
01月17日:症状 有0 無9=陽性9人 2072・2073・2074・2075・2076・2077・2078・2081・2082
01月18日:症状 有2 無6=陽性8人 2079・2080・2083・2084・2085・2086・2087・2098
01月19日:症状 有1 無2=陽性3人 2088・2089・2090
01月20日:症状 有0 無7=陽性7人 2091・2092・2093・2094・2095・2096・2097
01月21日:症状 有3 無0=陽性3人 2099・2100・2101
01月22日:症状 有1 無6=陽性7人 2102・2103・2104・2105・2106・2107・2108
[空港別] 成田4・羽田3
[男女別] 男3・女4
[年代別] 10代下1・20代2・30代2・40代1・50代1・60代0・70代0・80代上0
[渡航元] ネパール1・インド1・ガーナ1・ナイジェリア1・英国1・米国1・メキシコ1
[居住地] 埼玉1・東京2・神奈川1・愛知2・非公表1
01月23日:症状 有0 無2=陽性2人 2109・2110
[空港別] 成田1・関空1
[男女別] 男1・女1
[年代別] 10代下0・20代0・30代0・40代0・50代2・60代0・70代0・80代上0
[渡航元] パキスタン1・ペルー1
[居住地] 群馬1・大阪1
01月24日:症状 有0 無5=陽性5人 2111・2112・2113・2114・2115
[空港別] 成田2・中部2・福岡1
[男女別] 男2・女3
[年代別] 10代下1・20代1・30代0・40代1・50代1・60代1・70代0・80代上0
[渡航元] フィリピン3・フランス1・米国1
[居住地] 東京1・神奈川1・愛知2・福岡1
01月25日:症状 有0 無1=陽性1人 2116
[空港別] 中部1
[男女別] 男0・女1
[年代別] 10代下0・20代0・30代0・40代0・50代1・60代0・70代0・80代上0
[渡航元] フィリピン1
[居住地] 愛知1
01月26日:症状 有0 無1=陽性1人 2117
[空港別] 羽田1
[男女別] 男1・女0
[年代別] 10代下0・20代1・30代0・40代0・50代0・60代0・70代0・80代上0
[渡航元] インドネシア1
[居住地] 埼玉1
合計2人の陽性確認が発表されました。
4月3日0時の全員検査開始後に判明した陽性者は、1月26日までの299日間で2,039人になりました。
2,039人のうち有症状は129人です。無症状は1,910人で、無症状率は93.6%です。
本日発表分は、行動歴(渡航元)と居住地両方とも非公表者はいませんでした。
本日発表分は、団体感染が疑われる事例はありませんでした。
本日発表分は、ここのところ陽性確認が増えているインドネシアから1人、フィリピンから1人陽性者が出ています。
■新型コロナウイルス感染症の無症状病原体保有者の発生について(空港検疫)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_16347.html
厚生労働省(厚労省)は1月26日現在の、空港検疫を含めた最新の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の状況を発表しました。
空港検疫の数字は、2020年4月3日午前0時から症状の有無や濃厚接触の有無に関係なく、上陸拒否国からの入国者全員検査を実施しています。さらに2021年1月9日午前0時からは非上陸拒否国も含めた入国者全員検査を、緊急事態宣言中限定で臨時的に実施しており、いま日本で唯一正確な罹患率を把握できます。
空港検疫陽性確認が増加中!
(●●×××)
1月26日現在
罹 患 率 0.438%
無症状率 93.6%
国内の隠れ感染者数(推定値)18.5万人
(●●×××)
1月26日現在
罹 患 率 0.438%
無症状率 93.6%
国内の隠れ感染者数(推定値)18.5万人
(比較用)東京都:罹患率0.676%=感染94,508人、死亡率0.0057%=死亡796人/人口13,962,725人(2020年12月)←[激増ピーク直後]
(比較用)インドネシア:罹患率0.374%=感染999,256人、死亡率0.0105%=死亡28,132人/人口約2.67億人(2019年)←[激増中・ピーク]※ロイター公式サイトが分かりやすいです https://graphics.reuters.com/world-coronavirus-tracker-and-maps/ja/countries-and-territories/indonesia/
※罹患率は空港検疫の全員検査開始後の概要発表分を元に算出しています。
※無症状率は空港検疫の全員検査の詳細結果発表分を元に算出しています。
両数値は、元にしている数値に若干の差異があります。
また、海外で感染した人や有症状の人はそもそも海外から飛行機に乗ることができないため、実際の罹患率や隠れ感染者数は算出された数値より高く、実際の無症状率や無症状病原体保有者数は算出された数値より低いと考えられます。
あくまでも参考程度にお考え下さい。
■空港検疫 全員検査結果(1月24日到着分までが反映されていると推定)
2日遅れで情報が反映していると思われる概要結果は以下の通りです。
12月31日発表分までは別にまとめています。
2020年04月04日〜10月04日:http://johokotu.seesaa.net/article/477969790.html
2020年04月04日〜10月31日:http://johokotu.seesaa.net/article/478493314.html
2020年04月04日〜11月30日:http://johokotu.seesaa.net/article/478872998.html
2020年04月04日〜12月31日:http://johokotu.seesaa.net/article/479429539.html
2020年04月04日〜2021年01月01日:対象403,600人、陽性1,821人/罹患率0.451%
2020年04月04日〜2021年01月02日:対象405,107人、陽性1,829人/罹患率0.451%
2020年04月04日〜2021年01月03日:対象406,499人、陽性1,843人/罹患率0.453%
2020年04月04日〜2021年01月04日:対象409,177人、陽性1,866人/罹患率0.456%
2020年04月04日〜2021年01月05日:対象411,667人、陽性1,884人/罹患率0.457%
2020年04月04日〜2021年01月06日:対象413,001人、陽性1,895人/罹患率0.458%
2020年04月04日〜2021年01月07日:対象414,715人、陽性1,902人/罹患率0.458%
2020年04月04日〜2021年01月08日:対象416,537人、陽性1,913人/罹患率0.459%
2020年04月04日〜2021年01月09日:対象418,237人、陽性1,920人/罹患率0.459%
2020年04月04日〜2021年01月10日:対象419,865人、陽性1,934人/罹患率0.460%
2020年04月04日〜2021年01月11日:対象423,463人、陽性1,945人/罹患率0.459%
2020年04月04日〜2021年01月12日:対象427,244人、陽性1,958人/罹患率0.458%
2020年04月04日〜2021年01月13日:対象429,683人、陽性1,964人/罹患率0.457%
2020年04月04日〜2021年01月14日:対象432,379人、陽性1,971人/罹患率0.455%
2020年04月04日〜2021年01月15日:対象434,762人、陽性1,976人/罹患率0.454%
2020年04月04日〜2021年01月16日:対象437,905人、陽性1,987人/罹患率0.453%
2020年04月04日〜2021年01月17日:対象441,610人、陽性1,999人/罹患率0.452%
2020年04月04日〜2021年01月18日:対象445,048人、陽性2,007人/罹患率0.450%
2020年04月04日〜2021年01月19日:対象449,477人、陽性2,018人/罹患率0.448%
2020年04月04日〜2021年01月20日:対象453,952人、陽性2,035人/罹患率0.448%※海港検疫含む
2020年04月04日〜2021年01月21日:対象458,877人、陽性2,036人/罹患率0.443%
2020年04月04日〜2021年01月22日:対象463,953人、陽性2,044人/罹患率0.440%
2020年04月04日〜2021年01月23日:対象465,222人、陽性2,050人/罹患率0.440%※海港検疫含む
2020年04月04日〜2021年01月24日:対象467,009人、陽性2,055人/罹患率0.440%
2020年04月04日〜2021年01月25日:対象468,266人、陽性2,058人/罹患率0.439%
2020年04月04日〜2021年01月26日:対象470,292人、陽性2,062人/罹患率0.438%
1月26日時点での罹患率をそのまま日本の人口(12月の推計人口1億2571万人)に当てはめると、感染者の推定人数は約55.1万人になります。
国内のPCR検査陽性者は1月26日0時現在で366,002人ですから、隠れ感染者はあと約18.5万人もいると推定されます。日本国内の感染者爆増に伴い、どんどんドンドン隠れ感染者推定数が減っています。
検査人数は2,026人と、4日ぶりに2千人を超えました。
感染者は4人増加。罹患率はジリジリ低下しています。
※9日から全入国者に対する検査が開始されており、検査数≒入国者数の状況です。
■新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について(令和3年1月26日版)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_16340.html
■空港検疫検査 到着日別詳細結果(1月25日到着分までが反映と推定)
1日遅れで情報が反映していると思われる空港検疫の詳細も発表されています。
10月2日着分までの半年分の内容(4月3日着〜10月2日着までの感染状況)と12月31日までは別にまとめています。
2020年04月03日〜10月02日:http://johokotu.seesaa.net/article/477969790.html
2020年04月03日〜10月31日:http://johokotu.seesaa.net/article/478493314.html
2020年04月03日〜11月30日:http://johokotu.seesaa.net/article/478872998.html
2020年04月03日〜12月31日:http://johokotu.seesaa.net/article/479429539.html
2021年
01月01日:症状 有0 無16=陽性16人 1892・1893・1894・1895・1896・1897・1898・1899・1900・1901・1902・1903・1904・1905・1906・1907
01月02日:症状 有1 無22=陽性23人 1908・1909・1910・1911・1912・1913・1914・1915・1916・1917・1918・1919・1920・1921・1922・1923・1924・1925・1926・1927・1928・1929・1959
01月03日:症状 有3 無16=陽性19人 1930・1931・1932・1933・1934・1935・1936・1937・1938・1939・1940・1941・1942・1943・1944・1945・1946・1947・1969
01月04日:症状 有1 無8=陽性9人 1948・1949・1950・1951・1952・1953・1954・1955・1978
01月05日:症状 有0 無9=陽性9人 1956・1957・1960・1961・1962・1963・1964・1965・1966
01月06日:症状 有0 無10=陽性10人 1967・1968・1970・1971・1972・1973・1974・1975・1976・1977
01月07日:症状 有0 無6=陽性6人 1979・1980・1981・1982・1983・1984
01月08日:症状 有2 無11=陽性13人 1985・1986・1987・1988・1989・1990・1991・1992・1993・1994・1995・2029・2030
01月09日:症状 有0 無11=陽性11人 1996・1997・1998・1999・2000・2001・2002・2003・2004・2005・2007
01月10日:症状 有3 無12=陽性15人 2008・2009・2010・2011・2012・2013・2014・2015・2016・2017・2018・2019・2020・2021・2036
01月11日:症状 有1 無5=陽性6人 2022・2023・2024・2025・2026・2042
01月12日:症状 有0 無8=陽性8人 2027・2028・2031・2032・2033・2034・2040・2041
01月13日:症状 有1 無2=陽性3人 2035・2037・2038
01月14日:症状 有2 無5=陽性7人 2039・2043・2044・2045・2046・2047・2048
01月15日:症状 有1 無12=陽性13人 2049・2050・2051・2052・2053・2054・2055・2056・2057・2058・2059・2060・2061
01月16日:症状 有0 無10=陽性10人 2062・2063・2064・2065・2066・2067・2068・2069・2070・2071
01月17日:症状 有0 無9=陽性9人 2072・2073・2074・2075・2076・2077・2078・2081・2082
01月18日:症状 有2 無6=陽性8人 2079・2080・2083・2084・2085・2086・2087・2098
01月19日:症状 有1 無2=陽性3人 2088・2089・2090
01月20日:症状 有0 無7=陽性7人 2091・2092・2093・2094・2095・2096・2097
01月21日:症状 有3 無0=陽性3人 2099・2100・2101
01月22日:症状 有1 無6=陽性7人 2102・2103・2104・2105・2106・2107・2108
[空港別] 成田4・羽田3
[男女別] 男3・女4
[年代別] 10代下1・20代2・30代2・40代1・50代1・60代0・70代0・80代上0
[渡航元] ネパール1・インド1・ガーナ1・ナイジェリア1・英国1・米国1・メキシコ1
[居住地] 埼玉1・東京2・神奈川1・愛知2・非公表1
01月23日:症状 有0 無2=陽性2人 2109・2110
[空港別] 成田1・関空1
[男女別] 男1・女1
[年代別] 10代下0・20代0・30代0・40代0・50代2・60代0・70代0・80代上0
[渡航元] パキスタン1・ペルー1
[居住地] 群馬1・大阪1
01月24日:症状 有0 無5=陽性5人 2111・2112・2113・2114・2115
[空港別] 成田2・中部2・福岡1
[男女別] 男2・女3
[年代別] 10代下1・20代1・30代0・40代1・50代1・60代1・70代0・80代上0
[渡航元] フィリピン3・フランス1・米国1
[居住地] 東京1・神奈川1・愛知2・福岡1
01月25日:症状 有0 無1=陽性1人 2116
[空港別] 中部1
[男女別] 男0・女1
[年代別] 10代下0・20代0・30代0・40代0・50代1・60代0・70代0・80代上0
[渡航元] フィリピン1
[居住地] 愛知1
01月26日:症状 有0 無1=陽性1人 2117
[空港別] 羽田1
[男女別] 男1・女0
[年代別] 10代下0・20代1・30代0・40代0・50代0・60代0・70代0・80代上0
[渡航元] インドネシア1
[居住地] 埼玉1
合計2人の陽性確認が発表されました。
4月3日0時の全員検査開始後に判明した陽性者は、1月26日までの299日間で2,039人になりました。
2,039人のうち有症状は129人です。無症状は1,910人で、無症状率は93.6%です。
本日発表分は、行動歴(渡航元)と居住地両方とも非公表者はいませんでした。
本日発表分は、団体感染が疑われる事例はありませんでした。
本日発表分は、ここのところ陽性確認が増えているインドネシアから1人、フィリピンから1人陽性者が出ています。
■新型コロナウイルス感染症の無症状病原体保有者の発生について(空港検疫)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_16347.html