2021年05月13日

4月4週入国_日外とも増加

◇空港検疫 4月4週目検体数(≒入国者数) 日本国籍・外国籍とも増加

検体数≒入国者数のほぼ判明している状態が16週目に突入
通常の毎週水曜日更新が再開されました。


厚生労働省(厚労省)は12日、空港検疫での新型コロナウイルス感染症(COVID-19)検査状況の4月4週目(4月25日〜5月1日)分の速報値を発表しました。この数字から行動歴別の入国者数が推定できます。

厚労省の速報は、週間の検体数と陽性者数を、日本国籍者、外国籍者別に、滞在国ごとに出した非常に細かいデータです。
1月9日から全入国者が検査対象となったため、COVID-19パンデミック後初めて検査数≒入国者数となっています。複数回検査する人や14日以内に複数国滞在した人もいるので、厳密には=ではありませんし、乗員は対象外ですが、検査数が入国者数に限りなく近づきました。

今回発表は、一週間分に過ぎませんが、これまで確認することが出来なかった、行動歴別のほぼ正確な入国者数が16週連続で判明しています。
ここのところ三日間強制隔離(入国時と三日後の二回検査)対象者が増加しているので、検体数>入国者数になっているものと推定されます。ご注意ください。

検体数は日外ともに増加
4月4週目は、検査数は13,039件(前週比+1,771件)と、前週から16%ほど増加しました。
日本国籍者は7,337件(前週比+888件)、外国籍者は5,702件(前週比+883件)で、日本国籍者も外国籍者も増えています。

多くの国が増加
国別で見ると、最も入国が多かったのは米国で2,560件(前週比+187件)。二番目は中国1,734件(前週比+27件)、三番目はフィリピン858件(前週比+85件)で、ここまで順番に変化はありませんでした。
四五が入れ替わっており、四番目がインドネシア679件(前週比+191件)、五番目は韓国664件(前週比+97件)でした。


六番目は引き続きインドで625件(前週比+192件)です。緊急帰国が続いたのか増加が多めでした。
七番目〜十番目は順番は変わらず、七番目はタイ606件(前週比+182件)、八番目は台湾419件(前週比+60件)。九番目はベトナム387件(前週比+107件)、ネパール354件(前週比+116件)でした。

この週は、ほとんどの国からの入国者が増加しています。

パキスタンが126件(前週比+25件)とあまり戻っていません。パキスタンは3月〜4月上旬にかけて陽性者が多かったですが、入国者減少とともに陽性者が減っています。やはり、日本に入ってくる人数自体を減らさないと、陽性者減少は難しい印象です。

インドネシアの邦人急増続く
日本人が多いのは、上位十位までの国では、米国、インドネシア、タイ、台湾でした。
米国は相変わらず日本人が多く、日本国籍者1,923件・外国籍者637件で、やや差が広がりました。
インドネシアは、日本国籍者505件・外国籍者174件で、前週から日本国籍者の急増が目立ちます。
タイは、日本国籍者442件・外国籍者164件で、相変わらず日本国籍者の方が多く、増えているのも日本国籍者の方が多いです。
台湾は、日本国籍者266件・外国籍者153件。ジリジリ日本国籍者が増えています。

日本人と外国人が多い同じくらいなのは、上位十位までの国では、インド、ベトナムでした。
インドは、日本国籍者290件・外国籍者335件。日本国籍者も外国籍者も増えています。
ベトナムは、日本国籍者213件・外国籍者174件で、今週は日本国籍者の増加が目立ちました。もともと外国籍者は新規入国が非常に多かった国ですが、ここのところジリジリ増えていますね。

外国人が多いのは、上位十位までの国では、前週同様中国、韓国、フィリピン、ネパールでした。
中国は日本国籍者777件・外国籍者957件とやや差が縮まりました。
外国人がずっと多いままの筆頭は相変わらずフィリピンで、日本国籍者127件・外国籍者731件でした。
韓国は、日本国籍者249件・外国籍者415件で、外国籍者が増え始めています。
ネパールは日本国者22件・外国籍者332件と、ずっと外国籍者が圧倒的な状況が続いています。

この他、十位以内に入っていませんが、11位のドイツ、12位のシンガポール、13位のマレーシア、14位の英国日本国籍者の方が多い状況。15位のブラジルは日外の数が近く、やや外国籍者の方が多いです。

・高感染国が多い欧米からの入国は、日本人が多い
・南アジアからは圧倒的に外国人が多い。

といった傾向が続いています。

罹患状況などの詳細の分析は別途で記事にします。

水際対策(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/kansenkakudaiboushi-iryouteikyou.html#h2_7


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ラベル:検疫 感染症
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2021年05月12日

空港検疫5/12_陽性1人も隔離中印

◇空港検疫 陽性者1人も、また強制隔離中のインドから入国者 5月12日発表分

厚生労働省(厚労省)は5月12日現在の、空港検疫を含めた最新の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の状況を発表しました。
空港検疫の数字は、2020年4月3日午前0時から症状の有無や濃厚接触の有無に関係なく、上陸拒否国からの入国者全員検査を実施しています。さらに2021年1月9日午前0時からは非上陸拒否国も含めた入国者全員検査を、緊急事態宣言中限定で臨時的に実施しており、いま日本で唯一正確な罹患率を把握できます。


(×××)
5月12日現在
無症状率 91.4%
罹 患 率 0.419%

▲国際線到着空港は緊急事態の東京都内より8.2倍も危険!

(比較用)東京都 現罹患率:0.051%=要治療7,169人/人口13,957,179人(2021年4月)

(比較用)東京都:罹患率1.061%=感染148,092人、死亡率0.0137%=死亡1,923人/人口13,957,179人(2021年4月)←[急増中・緊急事態宣言中]
(比較用)インド:罹患率1.682%=感染22,992,517人、死亡率0.0182%=死亡249,992人/人口約13億6,641万人(2019年)←[超爆増中・ピーク]※ロイター公式サイトが分かりやすいです。 https://graphics.reuters.com/world-coronavirus-tracker-and-maps/ja/countries-and-territories/india/


※罹患率は空港検疫の全員検査開始後の概要発表分を元に算出しています。
※無症状率は空港検疫の全員検査の詳細結果発表分を元に算出しています。
両数値は、元にしている数値に若干の差異があります。
また、海外で感染した人や有症状の人はそもそも海外から飛行機に乗ることができないため、実際の罹患率や隠れ感染者数は算出された数値より高く、実際の無症状率や無症状病原体保有者数は算出された数値より低いと考えられます。
あくまでも参考程度にお考え下さい。


空港検疫 全員検査結果(5月10日到着分までが反映されていると推定)
2日遅れで情報が反映していると思われる概要結果は以下の通りです。
3月31日発表分までは別にまとめています。

2020年04月04日〜2020年10月04日:https://johokotu.seesaa.net/article/477969790.html
2020年04月04日〜2020年10月31日:https://johokotu.seesaa.net/article/478493314.html
2020年04月04日〜2020年11月30日:https://johokotu.seesaa.net/article/478872998.html
2020年04月04日〜2020年12月31日:https://johokotu.seesaa.net/article/479429539.html
2020年04月04日〜2021年01月31日:https://johokotu.seesaa.net/article/479921204.html
2020年04月04日〜2021年02月28日:https://johokotu.seesaa.net/article/480368929.html
2020年04月04日〜2021年03月31日:https://johokotu.seesaa.net/article/480853712.html
2020年04月04日〜2021年04月30日:https://johokotu.seesaa.net/article/481375270.html

2020年04月04日〜2021年05月01日:対象639,646人、陽性2,616人/罹患率0.408%
2020年04月04日〜2021年05月02日:対象641,981人、陽性2,639人/罹患率0.411%
2020年04月04日〜2021年05月03日:対象644,322人、陽性2,657人/罹患率0.412%
2020年04月04日〜2021年05月04日:対象646,838人、陽性2,668人/罹患率0.412%
2020年04月04日〜2021年05月05日:対象647,801人、陽性2,671人/罹患率0.412%※海港検疫含む
2020年04月04日〜2021年05月06日:対象649,020人、陽性2,682人/罹患率0.413%
2020年04月04日〜2021年05月07日:対象650,711人、陽性2,711人/罹患率0.416%
2020年04月04日〜2021年05月08日:対象652,288人、陽性2,733人/罹患率0.418%
2020年04月04日〜2021年05月09日:対象654,275人、陽性2,744人/罹患率0.419%※海港検疫含む
2020年04月04日〜2021年05月10日:対象656,168人、陽性2,748人/罹患率0.418%
2020年04月04日〜2021年05月11日:対象658,725人、陽性2,761人/罹患率0.419%

2020年04月04日〜2021年05月12日:対象659,832人、陽性2,765人/罹患率0.419%※海港検疫含む

5月10日(月)分と思われる検査人数は1,107人と、二千人を切りました。
感染者は4人増加。罹患率は横ばいでした。
※2021年1月9日到着分(2021年1月11日発表分)から全入国者に対する検査が開始されており、検査数≒入国者数の状況です。(ただし、三日間の強制隔離対象国が徐々に増えてきており、入国直前と三日後の二回検査を受けている人が増加しています。検査数>入国者数に少し偏っていると考えられます。=実際の罹患率は上記数値よりも悪いと思われます。)

新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について(令和3年5月12日版)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_18571.html





















空港検疫検査 到着日別詳細結果(5月11日到着分までが反映と推定、下記の数字には海港検疫の数は含めていません)
1日遅れで情報が反映していると思われる空港検疫の詳細も発表されています。
3月31日到着分までは、別にまとめています。

2020年04月03日〜2020年10月02日:https://johokotu.seesaa.net/article/477969790.html
2020年04月03日〜2020年10月31日:https://johokotu.seesaa.net/article/478493314.html
2020年04月03日〜2020年11月30日:https://johokotu.seesaa.net/article/478872998.html
2020年04月03日〜2020年12月31日:https://johokotu.seesaa.net/article/479429539.html
2020年04月03日〜2021年01月31日:https://johokotu.seesaa.net/article/479921204.html
2020年04月03日〜2021年02月28日:https://johokotu.seesaa.net/article/480368929.html
2020年04月03日〜2021年03月31日:https://johokotu.seesaa.net/article/480853712.html
2020年04月03日〜2021年04月30日:https://johokotu.seesaa.net/article/481375270.html

05月01日:症状 有8 無16=陽性24人 2691・2692・2693・2694・2696・2697・2698・2699・2701・2702・2703・2704・2705・2706・2707・2708・2722・2723・2724・2725・2726・2727・2762・2813
05月02日:症状 有4 無11=陽性15人 2700・2709・2710・2711・2712・2713・2714・2715・2729・2730・2731・2732・2733・2734・2735
05月03日:症状 有2 無1=陽性3人 2716・2717・2761
05月04日:症状 有0 無3=陽性3人 2720・2721・2782
05月05日:症状 有1 無24=陽性25人 2728・2736・2737・2738・2739・2740・2741・2742・2743・2744・2745・2746・2747・2748・2749・2750・2751・2752・2753・2754・2755・2756・2757・2792・2793
05月06日:症状 有0 無6=陽性6人 2763・2764・2797・2798・2799・2800
05月07日:症状 有2 無21=陽性23人 2765・2766・2767・2768・2769・2770・2771・2772・2773・2774・2775・2776・2777・2778・2779・2780・2781・2783・2784・2785・2786・2787・2788

05月08日:症状 有2 無6(+1)=陽性8人 2789・2790・2791・2794・2795・2796・2811・2814
 [空港別] 成田1・羽田6(+1)・関空1
 [男女別] 男6(+1)・女2
 [年代別] 10代下0・20代3(+1)・30代0・40代2・50代3・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] インドネシア1・バングラデシュ1・インド5(+1)・チュニジア1
 [居住地] 東京3(+1)・神奈川1・大阪3・非公表1
05月09日:症状 有3 無5=陽性8人 2801・2802・2803・2804・2805・2806・2807・2808
 [空港別] 成田7・福岡1
 [男女別] 男6・女2
 [年代別] 10代下0・20代2・30代3・40代3・50代0・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] フィリピン1・バングラデシュ1・インド5・メキシコ1
 [居住地] 千葉1・東京4・神奈川2・愛媛1
05月10日:症状 有1 無2=陽性3人 2809・2810・2812
 [空港別] 羽田3
 [男女別] 男2・女1
 [年代別] 10代下0・20代2・30代0・40代0・50代0・60代1・70代0・80代上0
 [渡航元] インド2・米国1
 [居住地] 千葉1・東京1・非公表1
05月11日:症状 有0 無0=陽性0人
 [空港別]
 [男女別] 男・女
 [年代別] 10代下0・20代0・30代0・40代0・50代0・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元]
 [居住地]

合計1人の陽性確認が発表されました。
2020年4月3日0時の全員検査開始後に判明した陽性者は2021年5月10日までの403日間で2,735人になりました。
2,735人のうち有症状は233人です。無症状は2,502人で、無症状率は91.4%です。

本日発表分は、行動歴(渡航元)と居住地両方とも非公表者はいませんでした。
本日発表分は、団体感染が疑われる事例はありませんでした。

強制隔離中の陽性とみられる事例は8日着1人です。またインドからです。
これで3日間強制隔離対象国が少し多めに増えた3月5日着から5月8日着までの65日間で、強制隔離中の陽性者は125人となりました。
これらの人は、これまでの検疫方法ではすり抜けていた人たちですが、数が多すぎます。
1日着から新規に3日間強制隔離が始まったインドからの入国者については、1日着、2日着、5日着、6日着、8日着で陽性者が出ています。

空港検疫での陽性がかなり増えてきていますが、すり抜けギリギリ事例、団体感染疑い例や機内クラスター疑い例が急激に増えています。
南アジアの悪化が止まりません。


新型コロナウイルス感染症の無症状病原体保有者の発生について(空港検疫)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_18582.html


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ラベル:検疫 感染症
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緊急事態_違う空港を使おう!2

◆緊急事態宣言 近隣県からいつもと違う空港を使おう!(その2)

12日から愛知県と福岡県に新たに緊急事態宣言が出ました。これで、緊急事態宣言が出ているのは、東京都、京都府、大阪府、兵庫県と合わせて6都府県になりました。都道府県境を越えての移動の自粛が呼びかけられていますので、近隣県からは、これを機会に、いつもと違う空港を使ってみませんか。

新たに緊急事態宣言が出た2県には、名古屋、中部国際、福岡、北九州の4空港があります。
まん延防止等重点措置も出ていない近隣県からは、これらの空港ではない近隣空港の使用を検討してみませんか。

愛知周辺ですと、長野県なら松本空港、静岡県からなら静岡空港なども使いやすいです。
福岡周辺ですと、山口県なら山口宇部空港や岩国飛行場、石見空港、大分県なら大分空港や熊本空港、熊本県なら熊本空港や天草飛行場、佐賀空港、佐賀県なら佐賀空港や長崎空港、長崎県なら長崎空港をはじめ離島各空港なども使いやすいです。

北海道、神奈川、埼玉、千葉、岐阜、三重、愛媛、沖縄はまん延防止等重点措置が出ており、県境を越えての移動は自粛要請されています。このため、飛んで行ける場所が少なくなっていますが、間を縫ってトラベルバブル的に飛んで行ける場所を探してみてはいかがでしょうか。
これまで気が付かなかった便利な空港が見つかるかもしれませんよ。

東京、京都、大阪、兵庫周辺の空港についての記事は
→緊急事態宣言 近隣県からいつもと違う空港を使おう!(その1)
 https://johokotu.seesaa.net/article/481220052.html

緊急事態宣言周辺空港と結ばれる都市
松本空港※ http://www.matsumoto-airport.co.jp/
 (札幌、新千歳、神戸、福岡)
静岡空港 http://www.mtfuji-shizuokaairport.jp/
 出 雲→乗り継ぎで仙台や隠岐にも!
 鹿児島→乗り継ぎで離島(屋久島、種子島、喜界、奄美、徳之島、沖永良部、与論)にも!
 (札幌、新千歳、那覇)
石見空港※ http://hagiiwami.jp/
 (東京国際)
岩国飛行場※ http://www.iwakuni-airport.jp/
 (東京国際、那覇)
山口宇部空港※ https://www.yamaguchiube-airport.jp/
 (東京国際)
大分空港※ https://www.oita-airport.jp/
 (成田国際、東京国際、中部国際、大阪国際)
佐賀空港※ https://www.pref.saga.lg.jp/airport/
 (成田国際、東京国際)
熊本空港 https://www.kumamoto-airport.co.jp/
 天 草
 (成田国際、東京国際、名古屋、中部国際、大阪国際、関西国際、那覇)
天草飛行場
 熊 本
 (福岡)
長崎空港 https://www.pref.saga.lg.jp/airport/
 対 馬
 壱 岐
 福 江
 (成田国際、東京国際、名古屋、中部国際、大阪国際、関西国際、神戸、那覇)

※の空港は、就航先が緊急事態宣言かまん延防止等重点措置が出ている都道府県の空港にしか行けません。

新型コロナウイルス感染症 緊急事態宣言(内閣官房公式サイト)
https://corona.go.jp/emergency/


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2021年05月11日

空港検疫5/11_3人全員有症状

◇空港検疫 陽性者3人も全員有症状者、うち2人は強制隔離中陽性 5月11日発表分

厚生労働省(厚労省)は5月11日現在の、空港検疫を含めた最新の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の状況を発表しました。
空港検疫の数字は、2020年4月3日午前0時から症状の有無や濃厚接触の有無に関係なく、上陸拒否国からの入国者全員検査を実施しています。さらに2021年1月9日午前0時からは非上陸拒否国も含めた入国者全員検査を、緊急事態宣言中限定で臨時的に実施しており、いま日本で唯一正確な罹患率を把握できます。


(×××)
5月11日現在
無症状率 91.4%
罹 患 率 0.419%

▲国際線到着空港は緊急事態の日本国内より7.5倍も危険!

(比較用)日本国内 現罹患率0.056%=要治療70,748人/人口約1億2541万人(2021年4月)

(比較用)日 本:罹患率0.514%=感染645,817人、死亡率0.0087%=死亡10,941人/人口約1億2541万人(2021年4月)←[急増中・緊急事態宣言中]
(比較用)米 国:罹患率9.920%=感染32,743,300人、死亡率0.1763%=死亡582,150人/人口約3億3,006万人(2021年1月)←※ロイター公式サイトが分かりやすいです。 https://graphics.reuters.com/world-coronavirus-tracker-and-maps/ja/countries-and-territories/united-states/


※罹患率は空港検疫の全員検査開始後の概要発表分を元に算出しています。
※無症状率は空港検疫の全員検査の詳細結果発表分を元に算出しています。
両数値は、元にしている数値に若干の差異があります。
また、海外で感染した人や有症状の人はそもそも海外から飛行機に乗ることができないため、実際の罹患率や隠れ感染者数は算出された数値より高く、実際の無症状率や無症状病原体保有者数は算出された数値より低いと考えられます。
あくまでも参考程度にお考え下さい。


空港検疫 全員検査結果(5月9日到着分までが反映されていると推定)
2日遅れで情報が反映していると思われる概要結果は以下の通りです。
3月31日発表分までは別にまとめています。

2020年04月04日〜2020年10月04日:https://johokotu.seesaa.net/article/477969790.html
2020年04月04日〜2020年10月31日:https://johokotu.seesaa.net/article/478493314.html
2020年04月04日〜2020年11月30日:https://johokotu.seesaa.net/article/478872998.html
2020年04月04日〜2020年12月31日:https://johokotu.seesaa.net/article/479429539.html
2020年04月04日〜2021年01月31日:https://johokotu.seesaa.net/article/479921204.html
2020年04月04日〜2021年02月28日:https://johokotu.seesaa.net/article/480368929.html
2020年04月04日〜2021年03月31日:https://johokotu.seesaa.net/article/480853712.html
2020年04月04日〜2021年04月30日:https://johokotu.seesaa.net/article/481375270.html

2020年04月04日〜2021年05月01日:対象639,646人、陽性2,616人/罹患率0.408%
2020年04月04日〜2021年05月02日:対象641,981人、陽性2,639人/罹患率0.411%
2020年04月04日〜2021年05月03日:対象644,322人、陽性2,657人/罹患率0.412%
2020年04月04日〜2021年05月04日:対象646,838人、陽性2,668人/罹患率0.412%
2020年04月04日〜2021年05月05日:対象647,801人、陽性2,671人/罹患率0.412%※海港検疫含む
2020年04月04日〜2021年05月06日:対象649,020人、陽性2,682人/罹患率0.413%
2020年04月04日〜2021年05月07日:対象650,711人、陽性2,711人/罹患率0.416%
2020年04月04日〜2021年05月08日:対象652,288人、陽性2,733人/罹患率0.418%
2020年04月04日〜2021年05月09日:対象654,275人、陽性2,744人/罹患率0.419%※海港検疫含む
2020年04月04日〜2021年05月10日:対象656,168人、陽性2,748人/罹患率0.418%

2020年04月04日〜2021年05月11日:対象658,725人、陽性2,761人/罹患率0.419%

5月9日(日)分と思われる検査人数は2,557人と、二千人を超えました。
感染者は13人増加。罹患率はジリジリ悪化しています。
※2021年1月9日到着分(2021年1月11日発表分)から全入国者に対する検査が開始されており、検査数≒入国者数の状況です。(ただし、三日間の強制隔離対象国が徐々に増えてきており、入国直前と三日後の二回検査を受けている人が増加しています。検査数>入国者数に少し偏っていると考えられます。=実際の罹患率は上記数値よりも悪いと思われます。)

新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について(令和3年5月11日版)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_18520.html





















空港検疫検査 到着日別詳細結果(5月10日到着分までが反映と推定、下記の数字には海港検疫の数は含めていません)
1日遅れで情報が反映していると思われる空港検疫の詳細も発表されています。
3月31日到着分までは、別にまとめています。

2020年04月03日〜2020年10月02日:https://johokotu.seesaa.net/article/477969790.html
2020年04月03日〜2020年10月31日:https://johokotu.seesaa.net/article/478493314.html
2020年04月03日〜2020年11月30日:https://johokotu.seesaa.net/article/478872998.html
2020年04月03日〜2020年12月31日:https://johokotu.seesaa.net/article/479429539.html
2020年04月03日〜2021年01月31日:https://johokotu.seesaa.net/article/479921204.html
2020年04月03日〜2021年02月28日:https://johokotu.seesaa.net/article/480368929.html
2020年04月03日〜2021年03月31日:https://johokotu.seesaa.net/article/480853712.html
2020年04月03日〜2021年04月30日:https://johokotu.seesaa.net/article/481375270.html

05月01日:症状 有8(+1) 無16=陽性24人 2691・2692・2693・2694・2696・2697・2698・2699・2701・2702・2703・2704・2705・2706・2707・2708・2722・2723・2724・2725・2726・2727・2762・2813
 [空港別] 成田9・羽田12・中部3(+1)
 [男女別] 男18(+1)・女6
 [年代別] 10代下4(+1)・20代6・30代10・40代1・50代3・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] 韓国1・ネパール11(+1)・インド12
 [居住地] 栃木2・千葉1・東京4・神奈川5・静岡2・愛知5(+1)・滋賀1・大阪1・兵庫2・福岡1
05月02日:症状 有4 無11=陽性15人 2700・2709・2710・2711・2712・2713・2714・2715・2729・2730・2731・2732・2733・2734・2735
05月03日:症状 有2 無1=陽性3人 2716・2717・2761
05月04日:症状 有0 無3=陽性3人 2720・2721・2782
05月05日:症状 有1 無24=陽性25人 2728・2736・2737・2738・2739・2740・2741・2742・2743・2744・2745・2746・2747・2748・2749・2750・2751・2752・2753・2754・2755・2756・2757・2792・2793
05月06日:症状 有0 無6=陽性6人 2763・2764・2797・2798・2799・2800

05月07日:症状 有2 無21=陽性23人 2765・2766・2767・2768・2769・2770・2771・2772・2773・2774・2775・2776・2777・2778・2779・2780・2781・2783・2784・2785・2786・2787・2788
 [空港別] 成田19・羽田1・関空3
 [男女別] 男13・女10
 [年代別] 10代下1・20代11・30代6・40代3・50代2・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] ベトナム1・ネパール18・ロシア1・ギニア1・メキシコ1・ブラジル1
 [居住地] 宮城1・群馬2・埼玉1・東京9・神奈川1・山梨1・愛知4・大阪1・島根1・香川1・福岡1
05月08日:症状 有2(+1) 無5=陽性7人 2789・2790・2791・2794・2795・2796・2811
 [空港別] 成田1・羽田5(+1)・関空1
 [男女別] 男5(+1)・女2
 [年代別] 10代下0・20代2・30代0・40代2(+1)・50代3・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] インドネシア1・バングラデシュ1・インド4(+1)・チュニジア1
 [居住地] 東京2・神奈川1・大阪3(+1)・非公表1
05月09日:症状 有3 無5=陽性8人 2801・2802・2803・2804・2805・2806・2807・2808
 [空港別] 成田7・福岡1
 [男女別] 男6・女2
 [年代別] 10代下0・20代2・30代3・40代3・50代0・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] フィリピン1・バングラデシュ1・インド5・メキシコ1
 [居住地] 千葉1・東京4・神奈川2・愛媛1
05月10日:症状 有1(+1) 無2=陽性3人 2809・2810・2812
 [空港別] 羽田3(+1)
 [男女別] 男2・女1(+1)
 [年代別] 10代下0・20代2(+1)・30代0・40代0・50代0・60代1・70代0・80代上0
 [渡航元] インド2・米国1(+1)
 [居住地] 千葉1・東京1(+1)・非公表1

合計3人の陽性確認が発表されました。
2020年4月3日0時の全員検査開始後に判明した陽性者は2021年5月10日までの403日間で2,734人になりました。
2,734人のうち有症状は3人増えて233人です。無症状は2,501人で、無症状率は91.4%です。ここのところ有症状者が急増しており、無症状率はジリジリ悪化しています。

本日発表分は、行動歴(渡航元)と居住地両方とも非公表者はいませんでした。
1日中部着ネパールから入国した愛知県居住男が10歳未満で、同行者がいる団体感染が疑われます。

1日到着珍しく中部着で珍しくネパールからの入国者の陽性は3人目です。
1人目は入国時検査で愛知県在住10歳未満男、2人目は6日後に30代女が陽性になっており、同一団体の感染が疑われます。
ネパールはここのところ陽性者が急増していますが、1日時点では3日間強制隔離国にはなっていません。そのような中で6日後陽性、さらに今日発表の9日後陽性ですので、上述の通り10歳未満が陽性になっていることから考えると、同一団体で濃厚接触者として強制隔離となっていた可能性があります。

有症状者は3人中3人ともです。
8日羽田着インドから入国した大阪府居住40代男が発熱、頭痛症状です。
10日羽田着米国から入国した東京都居住30代女が鼻汁、鼻閉症状です。
1日中部着ネパールから入国した愛知県居住10歳未満男が発熱症状です。
8日着は3日後陽性、1日着は9日後陽性で、強制隔離中の発症とみられます。
10日着米国からは半日程度の飛行で、機内発症とみられます。

強制隔離中の陽性とみられる事例は1日着1人と8日着1人です。ネパールから1人、インドから1人です。
これで3日間強制隔離対象国が少し多めに増えた3月5日着から5月8日着までの65日間で、強制隔離中の陽性者は124人となりました。
これらの人は、これまでの検疫方法ではすり抜けていた人たちですが、数が多すぎます。
1日着から新規に3日間強制隔離が始まったインドからの入国者については、1日着、2日着、5日着、6日着、8日着で陽性者が出ています。

空港検疫での陽性がかなり増えてきていますが、すり抜けギリギリ事例、団体感染疑い例や機内クラスター疑い例が急激に増えています。
南アジアの悪化が止まりません。今日は3人中2人が南アジアからの入国者でした。


東京や大阪は緊急事態宣言が出ており、自県以外との行き来も自粛するよう求められていますが、相変わらず空港所在地以外の都道府県居住者の入国が止まりません。(そもそも海外との行き来が都府外でしたね、、、)

8日水島着で海港検疫で陽性者が1人出ています。呼吸困難の有症状者ですが、また行動歴も居住地もない方です(2週間以上前に出港した方でしょうか)。

新型コロナウイルス感染症の患者等の発生について(空港・海港検疫)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_18535.html


STAY HOME NOW, FLY LATER

ラベル:検疫 感染症
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検疫週間別5月1_百人陽性急悪化

◇空港検疫結果分析(週間別)5月1週目 陽性人数爆増百人、7日間罹患率0.7%台まで急激悪化

(5月12日追記・一部内容修正)5月11日に、5月1日到着分1件の陽性事例が追加発表されました。その情報も加えています。
(5月14日追記・一部内容修正)5月13日に、5月5日到着分1件の陽性事例が追加発表されました。その情報も加えています。

2020年4月3日に入国者に対する新型コロナウイルス感染症検査(PCR検査または抗原検査)の全員実施が始まってから1年1か月が過ぎました。
5月1週目(4月30日〜5月6日)は、7日間検査数12,642人中、7日間陽性者数100人、7日間罹患率0.791%(推定値)となりました。


■検査数は横ばいも陽性者数は激増
7日間検査数は、5月1週目は1日平均1,806人で増加しています。検査数(≒入国者数)はほぼ横ばいでした。
7日間陽性者は、100人と激増。1日平均10人を超えています。週間陽性者数が3桁人数となるのは、12月18日の週以来5か月ぶりわずか3度目という危険状態です
7日間罹患率は、0.791%(推定値)まで急激に悪化しています。
2020年4月3日からの罹患率は、0.412%まで悪化しています。
数値を見る上で注意したいのは、3日後検査が増えたことで二回計上されている人が増えている可能性があることです。この場合、実際の入国者数は検査数よりも少なくなり、罹患率が出てきた数値より高いことになります。状況は見えている数値以上に悪化していることになります。

グラフ化すると、検査者数(青)は横ばい、陽性者数(赤)は線が縦になるほどの爆増、罹患率(緑)は上昇(悪化)です。橙色の有症状者が爆増しているのも分かります
(赤が感染者数(左目盛)、青が検査者数(右目盛)、緑が罹患率(右目盛))
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■関空着が減少気味、5空港とも陽性者確認
[空港別] 100人中 成田61・羽田28・中部3・関空4・福岡4

成田国際着が最多ですが61%(前週±0P)と空港分担比率はあまり変化がありません。
東京国際(羽田)着も28%(前週比+2%)と比率は横ばいです。
関西国際(関空)着は4%(前週比-7%)と一気に減っています。
中部国際着は陽性者が3人で、非常に珍しく3人ともネパールからの入国者です。
福岡着は行動歴謎の「−」3人を含む4人でした。

■男性がやや比率低下
[男女別] 100人中 男71・女29

男性は71%(前週比-3P)と、やや比率が下がっています。
女性が増える→10歳未満が増える(=家族渡航が増える)という傾向がまた出ました。

■人数急増したのに60代以上は0人
[年齢別] 100人中 10代下8・20代28・30代39・40代17・50代8・60代0・70代・80代上0

20代〜40代は84人84%(前週比+44人/+20P)と激増した一方、60代以上は0人でした
10歳未満は5人で10代以下が増えています。女性が増えたことと合わせ、家族渡航が増えたと推定される結果になっています。

■ネパールが爆増
[渡航元] 100人中 ネパール48人・インド29人・謎の「−」3人

ネパールが異常に爆増して48人48%(前週比+39人/+33P)と半数を占めました。
爆増中のインドも29人29%(前週比+3人/-13P)
で異常な数値が続いています。

パキスタンは落ち着き、2人2%(前週比-5人/-9P)です。現地の感染はピーク直後ですが、5月1日から同国発着の国際線が大幅減便させられており、パキスタンから日本への出国が難しくなった影響があるものとみられます。

南アジア各国に隠れて目立たない中で陽性者が多めだったフィリピンは4人4%(前週比-4人/-9P)とやや落ち着きました。
ここのところ減り続けていた欧州は合計0人(前週比-1人/-2P)。中東も0人でした。
米国は5人5%(前週比±0人/-3P)でした。
アフリカは1人1%(前週比-1人/-2P)でした。
非上陸拒否国からは、韓国とタイから1人ずつ陽性者が出ています。
今週も陽性者が確認された国が12か国と少なめでした。感染状況が異常に急増中の南アジアからの逃げ帰りを除けば、日本国内の緊急事態宣言開始で入国を渋った人が多かった可能性があります。

間近の感染が急激に増加中の国:日本・タイ・ネパール・インド・パラグアイ
感染状況がピークの国:日本・タイ・ネパール・インド・カメルーン・パラグアイ
以上の異常状態の国からの入国者も感染確認されています。

ロイターのページが分かりやすいです。https://graphics.reuters.com/world-coronavirus-tracker-and-maps/ja/

「とにかく南アジアの緑系統!!!」といった感じが続いていますが、4月はパキスタン、4月後半以降はインド、そして5月はネパールも加わっています。
(東アジア:赤系統、東南アジア:黄系統、南アジア:緑系統、欧州:青系統、米州:紫系統)
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■神奈川/愛知/福岡増加、近畿は居住地分散
[居住地] 100人中非公表が7人、神奈川14人・愛知9人

非公表者は7人7%(前週比-1人/-6P)とやや減少しました。
南関東は50人54%(前週比+14人/-13P)です。相変わらず東京が25人27%(前週比+7人/-6P)と最多ですが、神奈川が14人15%(前週比+10人/+8P)と急増、千葉も7人8%(前週比-3人/-11P)と多めです。
中部圏は愛知9人10%(前週比+8人/+8P)、九州は福岡6人6%(+5人/+4P)が集中して急増している一方、近畿圏は滋賀、京都、大阪、兵庫にまたがる分散型となっています。
行動歴と異なり、多くの都道府県にまたがっており、検査の陰性/陽性の結果に関係なく14日間ホテル住まい確定の北海道在住者も確認されています。羽田、関空は緊急事態宣言発令中で、国内の人には都府県境を跨いでの移動自粛が呼びかけられていますが、そんなのまったくお構いなしですね。
宮崎は特定国の全員検査が始まった2020年4月3日以来初めての確認です。

グラフを見ると、様々な都道府県に拡がり、様々な色が出ています。
(関東:赤黄系統、中部:緑系統、関西:青系統、中四国九州:紫系統)
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■インドから強制隔離中陽性多数
[その他] 強制隔離中陽性はやや増加26%・有症状18%で悪化

・詳細は公開されていないので推定でしかないですが、同日に同一空港へ同一国からの入国で同一都道府県在住者が連番確認された場合の、団体感染の疑いが強い事例は14件も出ました。このうち同行者がいるはずの10歳未満が5件出ています。
また、珍しい中部着で珍しく同一日着でネパールからの陽性者が3人出ています。1人が6日後陽性、1人が9日後陽性で連番確認ではないですが、ネパールは強制隔離対象国ではないので、最初の有症状者と同一団体で濃厚接触者として強制隔離されていたものと推定されます。
団体感染疑い事例のうち9件はネパールからの入国者です。
・行動歴、居住地とも非公表者の人はいませんでした。2日福岡着で行動歴「−」、居住地非公表の謎人物が3人出ました。4月18日の事例同様に3人で、3人とも有症状で、3人とも2日遅れでの発表になっています。
有症状者は18人18%(前週比+11人/+7P)でした。居住地非公表者が4人もいます。ネパールよりもインドからの入国者の方が多いです。
・2か国以上滞在者はいませんでした。
強制隔離中陽性(3日後・6日後・9日後陽性)とみられる事例は1週間で26人26%(前週比+10人/+5P)です。これらの人はこれまでの枠組みでは検疫すり抜けになっていた事例で、非常に危険な結果を示していることになっています。5月1日着からインドが3日間強制隔離にはなっており、一気にインドばかり出ています。
・自県の感染者増加でアップアップしているのか、在住都道府県からの発表がほぼなくなっています。

■団体感染が疑われる事例(連番確認)
・4月30日 2683 成田 30代 男性 東京都 ネパール 無症状
 4月30日 2684 成田 20代 男性 東京都 ネパール 無症状
・4月30日 2688 成田 20代 男性 東京都 ネパール 無症状
 4月30日 2689 成田 50代 男性 東京都 ネパール 酸素飽和度低下
・5月1日 2703 成田 20代 男性 東京都 ネパール 無症状
 5月1日 2704 成田 30代 男性 東京都 ネパール 無症状
・5月3日 2716 成田 30代 女性 東京都 メキシコ 無症状
 5月3日 2717 成田 30代 女性 東京都 メキシコ 咳
・5月1日 2724 羽田 30代 男性 栃木県 インド 頭痛、咳嗽、喀痰、鼻汁
 5月1日 2725 羽田 30代 男性 栃木県 インド 発熱、喀痰
・5月2日 2729 福岡 30代 男性 非公表 − 発熱
 5月2日 2730 福岡 20代 男性 非公表 − 発熱、咳嗽
 5月2日 2731 福岡 40代 男性 非公表 − 発熱、倦怠感
・5月5日 2736 成田 20代 男性 埼玉県 ネパール 無症状
 5月5日 2737 成田 20代 女性 埼玉県 ネパール 無症状
・5月5日 2750 成田 30代 男性 福岡県 ネパール 無症状
 5月5日 2751 成田 30代 女性 福岡県 ネパール 無症状
 5月5日 2752 成田 10歳未満 女性 福岡県 ネパール 無症状

※連番ではないですが下記は同一団体と推定
・5月1日 2699 中部 10歳未満 男性 愛知県 ネパール 無症状
 5月1日 2762 中部 30代 女性 愛知県 ネパール 発熱、咳嗽
 5月1日 2813 中部 10歳未満 男性 愛知県 ネパール 発熱

■団体感染が疑われる事例(10歳未満=同行者ありのはずの為)
・4月30日 2686 羽田 10歳未満 男性 神奈川県 米国 無症状
・5月1日 2692 羽田 10歳未満 男性 東京都 インド 無症状
・5月1日 2699 中部 10歳未満 男性 愛知県 ネパール 無症状
・5月5日 2752 成田 10歳未満 女性 福岡県 ネパール 無症状
・5月1日 2813 中部 10歳未満 男性 愛知県 ネパール 発熱

■在住地が非公表の事例
・4月30日 2687 羽田 50代 女性 非公表 フィリピン 無症状
・4月30日 2718 羽田 40代 男性 非公表 フィリピン 発熱、鼻閉
・5月2日 2729 福岡 30代 男性 非公表 − 発熱
・5月2日 2730 福岡 20代 男性 非公表 − 発熱、咳嗽
・5月2日 2731 福岡 40代 男性 非公表 − 発熱、倦怠感
・5月6日 2797 羽田 50代 男性 非公表 インド 無症状
・5月6日 2800 羽田 50代 男性 非公表 インド 無症状

■有症状事例
・4月30日 2676 羽田 30代 男性 東京都 ロシア 咳嗽、発熱、頭痛、発疹
・4月30日 2689 成田 50代 男性 東京都 ネパール 酸素飽和度低下
・5月1日 2693 羽田 50代 男性 静岡県 インド 咳嗽、鼻汁
・5月1日 2694 羽田 20代 男性 神奈川県 インド 嗅覚障害、味覚障害
・5月1日 2697 羽田 30代 男性 愛知県 インド 発熱、頭痛、倦怠感
・5月3日 2717 成田 30代 女性 東京都 メキシコ 咳
・4月30日 2718 羽田 40代 男性 非公表 フィリピン 発熱、鼻閉
・5月1日 2724 羽田 30代 男性 栃木県 インド 頭痛、咳嗽、喀痰、鼻汁
・5月1日 2725 羽田 30代 男性 栃木県 インド 発熱、喀痰
・5月1日 2726 羽田 10代 女性 神奈川県 インド 発熱、咳嗽、鼻閉、下痢
・5月2日 2729 福岡 30代 男性 非公表 − 発熱
・5月2日 2730 福岡 20代 男性 非公表 − 発熱、咳嗽
・5月2日 2731 福岡 40代 男性 非公表 − 発熱、倦怠感
・5月2日 2732 羽田 40代 男性 岐阜県 ブラジル 発熱
・5月3日 2761 羽田 40代 男性 愛知県 インド 発熱、頭痛、咳嗽
・5月1日 2762 中部 30代 女性 愛知県 ネパール 発熱、咳嗽
・5月5日 2792 成田 30代 男性 千葉県 インド 発熱、鼻汁
・5月1日 2813 中部 10歳未満 男性 愛知県 ネパール 発熱

■2か国以上滞在者事例
・4月30日 2685 羽田 30代 男性 埼玉県 米国/メキシコ 無症状
・5月2日 2712 羽田 30代 男性 東京都 米国/パラグアイ 無症状

■変異株
・未確認(分析に時間がかかるため)

■非上陸拒否国からの入国者
・4月30日 2681 関空 30代 男性 兵庫県 タイ 無症状
・5月1日 2696 成田 30代 女性 千葉県 韓国 無症状

■強制隔離中陽性(3日後陽性他)とみられる入国者
・4月30日 2718 羽田 40代 男性 非公表 フィリピン 発熱、鼻閉
・4月30日 2719 成田 30代 女性 宮崎県 パキスタン 無症状
・5月1日 2722 羽田 30代 女性 神奈川県 インド 無症状
・5月1日 2723 羽田 50代 男性 兵庫県 インド 無症状
・5月1日 2724 羽田 30代 男性 栃木県 インド 頭痛、咳嗽、喀痰、鼻汁
・5月1日 2725 羽田 30代 男性 栃木県 インド 発熱、喀痰
・5月1日 2726 羽田 10代 女性 神奈川県 インド 発熱、咳嗽、鼻閉、下痢
・5月1日 2727 羽田 30代 男性 福岡県 インド 無症状
・5月2日 2729 福岡 30代 男性 非公表 − 発熱
・5月2日 2730 福岡 20代 男性 非公表 − 発熱、咳嗽
・5月2日 2731 福岡 40代 男性 非公表 − 発熱、倦怠感
・5月2日 2732 羽田 40代 男性 岐阜県 ブラジル 発熱
・5月2日 2733 成田 30代 女性 神奈川県 インド 無症状
・5月2日 2734 成田 40代 男性 東京都 インド 無症状
・5月2日 2735 成田 30代 男性 千葉県 インド 無症状
・5月3日 2761 羽田 40代 男性 愛知県 インド 発熱、頭痛、咳嗽
・5月1日 2762 中部 30代 女性 愛知県 ネパール 発熱、咳嗽
・5月4日 2782 成田 40代 男性 新潟県 パキスタン 無症状
・5月5日 2792 成田 30代 男性 千葉県 インド 発熱、鼻汁
・5月5日 2793 成田 30代 男性 東京都 インド 無症状
・5月6日 2797 羽田 50代 男性 非公表 インド 無症状
・5月6日 2798 羽田 30代 男性 東京都 インド 無症状
・5月6日 2799 羽田 20代 男性 静岡県 ブラジル 無症状
・5月6日 2800 羽田 50代 男性 非公表 インド 無症状
・5月1日 2813 中部 10歳未満 男性 愛知県 ネパール 発熱
5月5日 2820 成田 30代 男性 神奈川県 ネパール 無症状

■空港検疫での感染確認 週間別の傾向(検査対象人数が推定値)
2020/04/03-2021/05/06:検査対象652,288人(1,634人/日) 感染2,692人=罹患率0.412%
※検査対象:上記合計は11月5日分の過計上1,838件をマイナス済。下記各週の数値はマイナスせず。
2020年
04/03-04/09:検査対象10,010人(1,430人/日) 感染34人=罹患率0.339%
04/10-04/16:検査対象 7,375人(1,053人/日) 感染16人=罹患率0.216%
04/17-04/23:検査対象 4,480人( 640人/日) 感染 8人=罹患率0.178%
04/24-04/30:検査対象 4,744人( 677人/日) 感染13人=罹患率0.274%
05/01-05/07:検査対象 3,861人( 551人/日) 感染 5人=罹患率0.129%
05/08-05/14:検査対象 4,130人( 590人/日) 感染 5人=罹患率0.121%
05/15-05/21:検査対象 3,948人( 564人/日) 感染 3人=罹患率0.075%
05/22-05/28:検査対象 3,988人( 569人/日) 感染23人=罹患率0.576%
05/29-06/04:検査対象 5,869人( 838人/日) 感染20人=罹患率0.340%
06/05-06/11:検査対象 6,081人( 868人/日) 感染29人=罹患率0.476%
06/12-06/18:検査対象 6,788人( 969人/日) 感染41人=罹患率0.604%
06/19-06/25:検査対象 7,677人(1,096人/日) 感染30人=罹患率0.390%
06/26-07/02:検査対象 9,458人(1,351人/日) 感染20人=罹患率0.211%
07/03-07/09:検査対象10,800人(1,542人/日) 感染41人=罹患率0.379%
07/10-07/16:検査対象 9,702人(1,386人/日) 感染76人=罹患率0.783%
07/17-07/23:検査対象 9,388人(1,341人/日) 感染64人=罹患率0.681%
07/24-07/30:検査対象 9,055人(1,293人/日) 感染84人=罹患率0.927%
07/31-08/06:検査対象12,190人(1,741人/日) 感染67人=罹患率0.549%
08/07-08/13:検査対象 9,453人(1,350人/日) 感染36人=罹患率0.380%
08/14-08/20:検査対象10,254人(1,464人/日) 感染39人=罹患率0.380%
08/21-08/27:検査対象10,612人(1,516人/日) 感染31人=罹患率0.292%
08/28-09/03:検査対象11,895人(1,699人/日) 感染47人=罹患率0.395%
09/04-09/10:検査対象 9,679人(1,382人/日) 感染27人=罹患率0.278%
09/11-09/17:検査対象11,654人(1,664人/日) 感染41人=罹患率0.351%
09/18-09/24:検査対象11,262人(1,608人/日) 感染45人=罹患率0.399%
09/25-10/01:検査対象13,766人(1,966人/日) 感染48人=罹患率0.348%
10/02-10/08:検査対象12,579人(1,797人/日) 感染51人=罹患率0.405%
10/09-10/15:検査対象12,755人(1,822人/日) 感染43人=罹患率0.337%
10/16-10/22:検査対象15,304人(2,186人/日) 感染44人=罹患率0.287%
10/23-10/29:検査対象16,650人(2,378人/日) 感染51人=罹患率0.306%
10/30-11/05:検査対象15,804人(2,257人/日) 感染54人=罹患率0.341%
11/06-11/12:検査対象10,227人(1,461人/日) 感染100人=罹患率0.977%
11/13-11/19:検査対象11,591人(1,655人/日) 感染77人=罹患率0.664%
11/20-11/26:検査対象12,322人(1,760人/日) 感染88人=罹患率0.714%
11/27-12/03:検査対象13,348人(1,906人/日) 感染83人=罹患率0.621%
12/04-12/10:検査対象15,699人(2,242人/日) 感染79人=罹患率0.503%
12/11-12/17:検査対象17,378人(2,482人/日) 感染69人=罹患率0.397%
12/18-12/24:検査対象21,365人(3,052人/日) 感染115人=罹患率0.538%
12/25-12/31:検査対象13,804人(1,972人/日) 感染63人=罹患率0.456%
2021年
01/01-01/07:検査対象13,130人(1,875人/日) 感染92人=罹患率0.701%
01/08-01/14:検査対象19,668人(2,809人/日) 感染63人=罹患率0.320%
01/15-01/21:検査対象27,317人(3,902人/日) 感染53人=罹患率0.194%
01/22-01/28:検査対象 9,694人(1,384人/日) 感染28人=罹患率0.288%
01/29-02/04:検査対象10,520人(1,502人/日) 感染23人=罹患率0.247%
02/05-02/11:検査対象 9,729人(1,389人/日) 感染12人=罹患率0.123%
02/12-02/18:検査対象 8,716人(1,245人/日) 感染18人=罹患率0.206%
02/19-02/25:検査対象10,797人(1,542人/日) 感染23人=罹患率0.213%
02/26-03/04:検査対象13,935人(1,990人/日) 感染25人=罹患率0.179%
03/05-03/11:検査対象13,246人(1,892人/日) 感染25人=罹患率0.188%
03/12-03/18:検査対象18,295人(2,613人/日) 感染41人=罹患率0.224%
03/19-03/25:検査対象14,457人(2,065人/日) 感染43人=罹患率0.297%
03/26-04/01:検査対象15,027人(2,146人/日) 感染67人=罹患率0.445%
04/02-04/08:検査対象13,548人(1,935人/日) 感染60人=罹患率0.442%
04/09-04/15:検査対象12,448人(1,778人/日) 感染76人=罹患率0.610%
04/16-04/22:検査対象11,403人(1,629人/日) 感染71人=罹患率0.622%
04/23-04/29:検査対象12,609人(1,801人/日) 感染62人=罹患率0.491%
04/30-05/06:検査対象12,642人(1,806人/日) 感染100人=罹患率0.791%
 [空港別] 成田61・羽田28・中部3・関空4・福岡4
 [男女別] 男71・女29
 [年代別] 10代下8・20代28・30代39・40代17・50代8・60代0・70代・80代上0
 [渡航元] 韓国1・フィリピン4・タイ1・ネパール48・インド29・パキスタン2・
   ロシア1・カメルーン1・米国4・米国/メキシコ1・米国/パラグアイ1・
   メキシコ2・ブラジル2・「−」3・非公表0
 [居住地] 北海道1・秋田1・茨城2・栃木3・群馬1・
   埼玉4・千葉7・東京25・神奈川14・
   新潟1・長野1・静岡5・岐阜1・愛知9・
   滋賀1・京都1・大阪4・兵庫4・徳島1・
   福岡6・宮崎1・非公表7
 30日23(7)、1日24(8)、2日15(2)、3日3、4日3(1)、5日26、6日6=100
 2020年4月3日の特定国全員検査開始から57週(399日)経過


※検査対象数は、何月何日着が何人という発表ではなく、2日遅れで集計発表していると思われる数値しか公表されていません。毎日更新されているので、それほど大きくブレることはないと思いますが、確実に何月何日到着分の数値かは不明です。推定値に近い数値として捉えてください。
※上記数字は、検査者数は海港検疫を含めた数値、陽性者数は海港検疫を含めない数値で記載しています。


■これまでの毎週配信している期間集計(週間別)の記事
<2020年07月から週間分析>
2021年
05月04日 検疫週間別4月4_0.4%台やや改善
04月27日 検疫週間別4月3_70人0.6%台続く
04月20日 検疫週間別4月2_急激悪化0.6%台
04月13日 検疫週間別4月1_3日後陽性激増
04月06日 検疫週間別3月5_罹患率急激悪化
03月30日 検疫週間別3月4_3日後陽性週9人
03月23日 検疫週間別3月3_3日遅れ急増
03月16日 検疫週間別3月2_横ばい有症悪化
03月09日 検疫週間別3月1_検査増で率減少
03月02日 検疫週間別2月4_3割有症危険
02月23日 検疫週間別2月3_率0.20%台
02月16日 検疫週間別2月2_率最低に肉薄
02月09日 検疫週間別2月1_検査増陽性減
02月02日 検疫週間別1月4_検査急減0.2%台
01月26日 検疫週間別1月3_検査増で0.1%台
01月19日 検疫週間別1月2_検査あまり増えず
01月12日 検疫週間別1月1_激増0.7%超
01月03日 検疫週間別12月5_減少も0.45%超
2020年
12月27日 検疫週間別12月4_過去最悪陽性115人
12月20日 検疫週間別12月3_検査最多 陽性60人台
12月13日 検疫週間別12月2_70人台0.5%超
12月06日 検疫週間別12月1_悪化続き80台
11月29日 検疫週間別11月4_悪化したまま
11月22日 検疫週間別11月3_まだ率0.6%超
11月15日 検疫週間別11月2_状況過去最悪
11月08日 検疫週間別11月1_検査前増後減
11月01日 検疫週間別10月4_罹患率0.3%超
10月25日 検疫週間別10月3_検査1日2千人超
10月18日 検疫週間別10月2_南亜急増中
10月11日 検疫週間別10月1_9週ぶり50人超 グラフ掲出開始
10月04日 検疫結果週間別9月5_最多検査0.3%超
09月27日 検疫結果週間別9月4_罹患0.4%肉薄
09月20日 検疫結果分析9月3_陽性40人台
09月13日 検疫結果分析9月2_9週ぶり20人台
09月06日 検疫結果分析9月1_4週ぶり40人超
08月30日 検疫結果分析8月4_罹患0.3%切
08月23日 検疫結果分析8月3_罹患横ばい
08月16日 検疫結果分析8月2_若干落ち着き
08月09日 検疫結果分析8月1_検査増で罹患減
08月02日 検疫結果分析7月4_最悪0.9%超
07月26日 検疫結果分析7月3_高水準続く
07月19日 検疫結果分析7月2_過去最悪
07月12日 検疫結果分析7月1_感染拡大戻り
07月05日 検疫結果分析(6月4週)_少し落ち着き
06月28日 検疫結果分析(6月3週目)_罹患高率(4月1〜6月3迄分析)
<07月まで上中下順別分析>
08月03日 検疫結果分析7月下_最悪悪化
07月23日 検疫結果分析7月中_最悪更に大悪化
07月13日 検疫結果分析7月上_感染数最悪
07月03日 検疫結果分析_6月下旬変化?
06月23日 検疫結果分析_6月中旬率最悪
06月13日 検疫結果分析_6月上旬も異常
06月04日 検疫結果分析_5月下旬異常(4月上〜5月下迄分析)



STAY HOME NOW, FLY LATER


ラベル:検疫 感染症
posted by johokotu at 01:00| 東京 ☁| Comment(0) | ◇COVID-19関連 | 更新情報をチェックする

2021年05月10日

空港検疫5/10_印悪化止まらず

◇空港検疫 インド悪化止まらず、3日後陽性もまた発生 5月10日発表分

厚生労働省(厚労省)は5月10日現在の、空港検疫を含めた最新の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の状況を発表しました。
空港検疫の数字は、2020年4月3日午前0時から症状の有無や濃厚接触の有無に関係なく、上陸拒否国からの入国者全員検査を実施しています。さらに2021年1月9日午前0時からは非上陸拒否国も含めた入国者全員検査を、緊急事態宣言中限定で臨時的に実施しており、いま日本で唯一正確な罹患率を把握できます。


(×××)
5月10日現在
無症状率 91.6%
罹 患 率 0.418%

▲国際線到着空港は緊急事態の東京都内より8.0倍も危険!

(比較用)東京都 現罹患率:0.052%=要治療7,372人/人口13,957,179人(2021年4月)

(比較用)東京都:罹患率1.050%=感染146,594人、死亡率0.0137%=死亡1,918人/人口13,957,179人(2021年4月)←[急増中・緊急事態宣言中]
(比較用)フィリピン:罹患率1.091%=感染1,101,990人、死亡率0.0182%=死亡18,472人/人口約1億98万人(2015年)←※ロイター公式サイトが分かりやすいです。 https://graphics.reuters.com/world-coronavirus-tracker-and-maps/ja/countries-and-territories/philippines/


※罹患率は空港検疫の全員検査開始後の概要発表分を元に算出しています。
※無症状率は空港検疫の全員検査の詳細結果発表分を元に算出しています。
両数値は、元にしている数値に若干の差異があります。
また、海外で感染した人や有症状の人はそもそも海外から飛行機に乗ることができないため、実際の罹患率や隠れ感染者数は算出された数値より高く、実際の無症状率や無症状病原体保有者数は算出された数値より低いと考えられます。
あくまでも参考程度にお考え下さい。


空港検疫 全員検査結果(5月8日到着分までが反映されていると推定)
2日遅れで情報が反映していると思われる概要結果は以下の通りです。
3月31日発表分までは別にまとめています。

2020年04月04日〜2020年10月04日:https://johokotu.seesaa.net/article/477969790.html
2020年04月04日〜2020年10月31日:https://johokotu.seesaa.net/article/478493314.html
2020年04月04日〜2020年11月30日:https://johokotu.seesaa.net/article/478872998.html
2020年04月04日〜2020年12月31日:https://johokotu.seesaa.net/article/479429539.html
2020年04月04日〜2021年01月31日:https://johokotu.seesaa.net/article/479921204.html
2020年04月04日〜2021年02月28日:https://johokotu.seesaa.net/article/480368929.html
2020年04月04日〜2021年03月31日:https://johokotu.seesaa.net/article/480853712.html
2020年04月04日〜2021年04月30日:https://johokotu.seesaa.net/article/481375270.html

2020年04月04日〜2021年05月01日:対象639,646人、陽性2,616人/罹患率0.408%
2020年04月04日〜2021年05月02日:対象641,981人、陽性2,639人/罹患率0.411%
2020年04月04日〜2021年05月03日:対象644,322人、陽性2,657人/罹患率0.412%
2020年04月04日〜2021年05月04日:対象646,838人、陽性2,668人/罹患率0.412%
2020年04月04日〜2021年05月05日:対象647,801人、陽性2,671人/罹患率0.412%※海港検疫含む
2020年04月04日〜2021年05月06日:対象649,020人、陽性2,682人/罹患率0.413%
2020年04月04日〜2021年05月07日:対象650,711人、陽性2,711人/罹患率0.416%
2020年04月04日〜2021年05月08日:対象652,288人、陽性2,733人/罹患率0.418%
2020年04月04日〜2021年05月09日:対象654,275人、陽性2,744人/罹患率0.419%※海港検疫含む

2020年04月04日〜2021年05月10日:対象656,168人、陽性2,748人/罹患率0.418%

5月8日(土)分と思われる検査人数は1,893人と、二千人を切りました。
感染者は4人増加。罹患率は若干戻しています。
※2021年1月9日到着分(2021年1月11日発表分)から全入国者に対する検査が開始されており、検査数≒入国者数の状況です。(ただし、三日間の強制隔離対象国が徐々に増えてきており、入国直前と三日後の二回検査を受けている人が増加しています。検査数>入国者数に少し偏っていると考えられます。=実際の罹患率は上記数値よりも悪いと思われます。)

新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について(令和3年5月10日版)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_18490.html





















空港検疫検査 到着日別詳細結果(5月9日到着分までが反映と推定、下記の数字には海港検疫の数は含めていません)
1日遅れで情報が反映していると思われる空港検疫の詳細も発表されています。
3月31日到着分までは、別にまとめています。

2020年04月03日〜2020年10月02日:https://johokotu.seesaa.net/article/477969790.html
2020年04月03日〜2020年10月31日:https://johokotu.seesaa.net/article/478493314.html
2020年04月03日〜2020年11月30日:https://johokotu.seesaa.net/article/478872998.html
2020年04月03日〜2020年12月31日:https://johokotu.seesaa.net/article/479429539.html
2020年04月03日〜2021年01月31日:https://johokotu.seesaa.net/article/479921204.html
2020年04月03日〜2021年02月28日:https://johokotu.seesaa.net/article/480368929.html
2020年04月03日〜2021年03月31日:https://johokotu.seesaa.net/article/480853712.html
2020年04月03日〜2021年04月30日:https://johokotu.seesaa.net/article/481375270.html

05月01日:症状 有7 無16=陽性23人 2691・2692・2693・2694・2696・2697・2698・2699・2701・2702・2703・2704・2705・2706・2707・2708・2722・2723・2724・2725・2726・2727・2762
05月02日:症状 有4 無11=陽性15人 2700・2709・2710・2711・2712・2713・2714・2715・2729・2730・2731・2732・2733・2734・2735
05月03日:症状 有2 無1=陽性3人 2716・2717・2761
05月04日:症状 有0 無3=陽性3人 2720・2721・2782
05月05日:症状 有1 無24=陽性25人 2728・2736・2737・2738・2739・2740・2741・2742・2743・2744・2745・2746・2747・2748・2749・2750・2751・2752・2753・2754・2755・2756・2757・2792・2793

05月06日:症状 有0 無6(+3)=陽性6人 2763・2764・2797・2798・2799・2800
 [空港別] 羽田4(+3)・関空2
 [男女別] 男5(+3)・女1
 [年代別] 10代下0・20代1(+1)・30代3(+1)・40代0・50代2(+1)・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] フィリピン1・ネパール1・インド3(+2)・ブラジル1(+1)
 [居住地] 東京1(+1)・静岡1(+1)・大阪1・徳島1・非公表2(+1)
05月07日:症状 有2 無21=陽性23人 2765・2766・2767・2768・2769・2770・2771・2772・2773・2774・2775・2776・2777・2778・2779・2780・2781・2783・2784・2785・2786・2787・2788
 [空港別] 成田19・羽田1・関空3
 [男女別] 男13・女10
 [年代別] 10代下1・20代11・30代6・40代3・50代2・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] ベトナム1・ネパール18・ロシア1・ギニア1・メキシコ1・ブラジル1
 [居住地] 宮城1・群馬2・埼玉1・東京9・神奈川1・山梨1・愛知4・大阪1・島根1・香川1・福岡1
05月08日:症状 有1 無5=陽性6人 2789・2790・2791・2794・2795・2796
 [空港別] 成田1・羽田4・関空1
 [男女別] 男4・女2
 [年代別] 10代下0・20代2・30代0・40代1・50代3・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] インドネシア1・バングラデシュ1・インド3・チュニジア1
 [居住地] 東京2・神奈川1・大阪2・非公表1
05月09日:症状 有3 無5=陽性8人 2801・2802・2803・2804・2805・2806・2807・2808
 [空港別] 成田7・福岡1
 [男女別] 男6・女2
 [年代別] 10代下0・20代2・30代3・40代3・50代0・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] フィリピン1・バングラデシュ1・インド5・メキシコ1
 [居住地] 千葉1・東京4・神奈川2・愛媛1

05月10日:症状 有0 無2=陽性2人 2809・2810
 [空港別] 羽田2
 [男女別] 男2・女0
 [年代別] 10代下0・20代1・30代0・40代0・50代0・60代1・70代0・80代上0
 [渡航元] インド2
 [居住地] 千葉1・非公表1


合計13人の陽性確認が発表されました。
2020年4月3日0時の全員検査開始後に判明した陽性者は2021年5月10日までの403日間で2,731人になりました。
2,731人のうち有症状は3人増えて230人です。無症状は2,501人で、無症状率は91.5%です。ここのところ有症状者が急増しており、無症状率はジリジリ悪化しています。

本日発表分は、行動歴(渡航元)と居住地両方とも非公表者はいませんでした。
9日成田着インドから入国した東京都居住者2人(20代女・30代女)が連番確認されており、団体感染が疑われます。

有症状者は3人も出ています。
9日成田着インドから入国した千葉県居住40代男が咽頭痛症状です。
9日成田着インドから入国した東京都居住30代女が咳嗽症状です。
9日成田着インドから入国した神奈川県居住20代男が発熱症状です。
インドばかりです。9日の成田には、インドからはデリー便が到着していますが、飛行時間は8時間とそれほど長くなく、72時間以内の陰性を確認しながら、機内発症が3人も出るのは、非常に異常です。9日成田着では、無症状者も含めてインドから5人も陽性者が出ています。機内クラスターが心配されます。

強制隔離中の陽性とみられる事例は6日着3人です。インドから2人、ブラジルから1人です。
これで3日間強制隔離対象国が少し多めに増えた3月5日着から5月6日着までの63日間で、強制隔離中の陽性者は122人となりました。
これらの人は、これまでの検疫方法ではすり抜けていた人たちですが、数が多すぎます。
1日着から新規に3日間強制隔離が始まったインドからの入国者については、1日着、2日着、5日着、6日着で陽性者が出ています。

空港検疫での陽性がかなり増えてきていますが、すり抜けギリギリ事例、団体感染疑い例や機内クラスター疑い例が急激に増えています。
南アジアの悪化が止まりません。今日は13人中10人が南アジアからの入国者でした。


東京や大阪は緊急事態宣言が出ており、自県以外との行き来も自粛するよう求められていますが、相変わらず空港所在地以外の都道府県居住者の入国が止まりません。(そもそも海外との行き来が都府外でしたね、、、)

新型コロナウイルス感染症の患者等の発生について(空港検疫)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_18507.html


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ラベル:検疫 感染症
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成田_連絡バス第2乗降場変更

■成田国際空港 ターミナル連絡バス第2ターミナル乗降場変更で所要時間延びる

成田国際空港は10日、ターミナル連絡バスの第2ターミナル乗降場を変更しました。第3ターミナルへの所要時間が延びています。

10日に変更になったのは、第2ターミナル1階にある第3ターミナルとを結ぶ連絡バスの乗降場。第3ターミナルの拡張関連工事で1番乗り場を閉鎖したため、乗降場を1番のりばから4番のりばに変更しました。
運行ルートが短絡経路でなくなる関係で、第2発第3行の所要時間が約3分から約10分に延びています(第3発第2行は現行と同じ約3分)。

【5月10日(月)から】第3ターミナル行き第2ターミナルの連絡バス乗降場の位置を変更します(成田国際空港公式サイト)
https://www.narita-airport.jp/jp/news/t2bus-terminal_change
ラベル:成田 バス便
posted by johokotu at 22:00| 東京 ☀| Comment(0) | 成田国際空港(成田空港) | 更新情報をチェックする

緊急警報!また2桁!!3日後や有症も

緊急警報! 空港検疫で陽性急増中!危険、本日発表分二桁人数陽性確認!!

国際線到着空港 感染リスク急拡大中!!
3日間強制隔離後の検査でも続々陽性判明中!!
年末年始以来のウイルス密輸緊急事態宣言状態!!!
国内感染拡大阻止の瀬戸際です!!!!


空港検疫での入国者に対する新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の全員検査で、本日発表分で二桁人数の感染が確認されました。

10日に、陽性が確認されたとして発表があったのは全部で13人です。5月9日到着分は8人、速報に近い5月10日到着分は2人出ました。また、すり抜け3日後陽性者に当たる5月6日到着分が3人出ています
有症状者も3人出ており、悪化が止まりません。

空港検疫でのCOVID-19感染確認の発表分で一日二桁人数となるのは2日ぶりで、5月に入ってから8日目です。
異常事態が続いています。

完全に入国者の感染が急増しています
国際線の発着する空港への不要不急の来港や
入国者のお迎え、入国者との接触はしばらく自粛しませんか


詳細は10日23時にアップ予定の日々の記事で書く予定です。

新型コロナウイルス感染症の患者等の発生について(空港検疫)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_18507.html


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ラベル:検疫 感染症
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2021年05月09日

空港検疫5/9_3日後また印から

◇空港検疫 陽性少人数4人も、3日後陽性またインドから発生 5月9日発表分

厚生労働省(厚労省)は5月9日現在の、空港検疫を含めた最新の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の状況を発表しました。
空港検疫の数字は、2020年4月3日午前0時から症状の有無や濃厚接触の有無に関係なく、上陸拒否国からの入国者全員検査を実施しています。さらに2021年1月9日午前0時からは非上陸拒否国も含めた入国者全員検査を、緊急事態宣言中限定で臨時的に実施しており、いま日本で唯一正確な罹患率を把握できます。


(×××)
5月9日現在
無症状率 91.6%
罹 患 率 0.419%

▲国際線到着空港は緊急事態の日本国内より7.9倍も危険!

(比較用)日本国内 現罹患率0.053%=要治療66,803人/人口約1億2541万人(2021年4月)

(比較用)日 本:罹患率0.504%=感染633,027人、死亡率0.0086%=死亡10,823人/人口約1億2541万人(2021年4月)←[急増中・緊急事態宣言中]
(比較用)バングラデシュ:罹患率0.466%=感染772,127人、死亡率0.0071%=死亡11,878人/人口約1億6,555万人(2019年)←※ロイター公式サイトが分かりやすいです。 https://graphics.reuters.com/world-coronavirus-tracker-and-maps/ja/countries-and-territories/bangladesh/


※罹患率は空港検疫の全員検査開始後の概要発表分を元に算出しています。
※無症状率は空港検疫の全員検査の詳細結果発表分を元に算出しています。
両数値は、元にしている数値に若干の差異があります。
また、海外で感染した人や有症状の人はそもそも海外から飛行機に乗ることができないため、実際の罹患率や隠れ感染者数は算出された数値より高く、実際の無症状率や無症状病原体保有者数は算出された数値より低いと考えられます。
あくまでも参考程度にお考え下さい。


空港検疫 全員検査結果(5月7日到着分までが反映されていると推定)
2日遅れで情報が反映していると思われる概要結果は以下の通りです。
3月31日発表分までは別にまとめています。

2020年04月04日〜2020年10月04日:https://johokotu.seesaa.net/article/477969790.html
2020年04月04日〜2020年10月31日:https://johokotu.seesaa.net/article/478493314.html
2020年04月04日〜2020年11月30日:https://johokotu.seesaa.net/article/478872998.html
2020年04月04日〜2020年12月31日:https://johokotu.seesaa.net/article/479429539.html
2020年04月04日〜2021年01月31日:https://johokotu.seesaa.net/article/479921204.html
2020年04月04日〜2021年02月28日:https://johokotu.seesaa.net/article/480368929.html
2020年04月04日〜2021年03月31日:https://johokotu.seesaa.net/article/480853712.html
2020年04月04日〜2021年04月30日:https://johokotu.seesaa.net/article/481375270.html

2020年04月04日〜2021年05月01日:対象639,646人、陽性2,616人/罹患率0.408%
2020年04月04日〜2021年05月02日:対象641,981人、陽性2,639人/罹患率0.411%
2020年04月04日〜2021年05月03日:対象644,322人、陽性2,657人/罹患率0.412%
2020年04月04日〜2021年05月04日:対象646,838人、陽性2,668人/罹患率0.412%
2020年04月04日〜2021年05月05日:対象647,801人、陽性2,671人/罹患率0.412%※海港検疫含む
2020年04月04日〜2021年05月06日:対象649,020人、陽性2,682人/罹患率0.413%
2020年04月04日〜2021年05月07日:対象650,711人、陽性2,711人/罹患率0.416%
2020年04月04日〜2021年05月08日:対象652,288人、陽性2,733人/罹患率0.418%

2020年04月04日〜2021年05月09日:対象654,275人、陽性2,744人/罹患率0.419%

5月7日(金)分と思われる検査人数は1,987人と、二千人を切りました。
感染者は11人増加。罹患率は悪化が続いています。
※2021年1月9日到着分(2021年1月11日発表分)から全入国者に対する検査が開始されており、検査数≒入国者数の状況です。(ただし、三日間の強制隔離対象国が徐々に増えてきており、入国直前と三日後の二回検査を受けている人が増加しています。検査数>入国者数に少し偏っていると考えられます。=実際の罹患率は上記数値よりも悪いと思われます。)

新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について(令和3年5月9日版)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_18487.html





















空港検疫検査 到着日別詳細結果(5月8日到着分までが反映と推定、下記の数字には海港検疫の数は含めていません)
1日遅れで情報が反映していると思われる空港検疫の詳細も発表されています。
3月31日到着分までは、別にまとめています。

2020年04月03日〜2020年10月02日:https://johokotu.seesaa.net/article/477969790.html
2020年04月03日〜2020年10月31日:https://johokotu.seesaa.net/article/478493314.html
2020年04月03日〜2020年11月30日:https://johokotu.seesaa.net/article/478872998.html
2020年04月03日〜2020年12月31日:https://johokotu.seesaa.net/article/479429539.html
2020年04月03日〜2021年01月31日:https://johokotu.seesaa.net/article/479921204.html
2020年04月03日〜2021年02月28日:https://johokotu.seesaa.net/article/480368929.html
2020年04月03日〜2021年03月31日:https://johokotu.seesaa.net/article/480853712.html
2020年04月03日〜2021年04月30日:https://johokotu.seesaa.net/article/481375270.html

05月01日:症状 有7 無16=陽性23人 2691・2692・2693・2694・2696・2697・2698・2699・2701・2702・2703・2704・2705・2706・2707・2708・2722・2723・2724・2725・2726・2727・2762
05月02日:症状 有4 無11=陽性15人 2700・2709・2710・2711・2712・2713・2714・2715・2729・2730・2731・2732・2733・2734・2735
05月03日:症状 有2 無1=陽性3人 2716・2717・2761
05月04日:症状 有0 無3=陽性3人 2720・2721・2782

05月05日:症状 有1 無24=陽性25人 2728・2736・2737・2738・2739・2740・2741・2742・2743・2744・2745・2746・2747・2748・2749・2750・2751・2752・2753・2754・2755・2756・2757・2792・2793
 [空港別] 成田24・羽田1
 [男女別] 男17・女8
 [年代別] 10代下3・20代8・30代10・40代4・50代0・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] ネパール19・インド5・米国1
 [居住地] 北海道1・秋田1・茨城1・群馬1・埼玉2・千葉2・東京4・神奈川4・愛知2・京都1・兵庫1・福岡4
05月06日:症状 有0 無3(+1)=陽性3人 2763・2764・2797
 [空港別] 羽田1(+1)・関空2
 [男女別] 男2(+1)・女1
 [年代別] 10代下0・20代0・30代2・40代0・50代1(+1)・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] フィリピン1・ネパール1・インド1(+1)
 [居住地] 大阪1・徳島1・非公表1(+1)
05月07日:症状 有2 無21=陽性23人 2765・2766・2767・2768・2769・2770・2771・2772・2773・2774・2775・2776・2777・2778・2779・2780・2781・2783・2784・2785・2786・2787・2788
 [空港別] 成田19・羽田1・関空3
 [男女別] 男13・女10
 [年代別] 10代下1・20代11・30代6・40代3・50代2・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] ベトナム1・ネパール18・ロシア1・ギニア1・メキシコ1・ブラジル1
 [居住地] 宮城1・群馬2・埼玉1・東京9・神奈川1・山梨1・愛知4・大阪1・島根1・香川1・福岡1
05月08日:症状 有1 無5(+3)=陽性6人 2789・2790・2791・2794・2795・2796
 [空港別] 成田1(+1)・羽田4(+1)・関空1(+1)
 [男女別] 男4(+1)・女2(+2)
 [年代別] 10代下0・20代2(+2)・30代0・40代1(+1)・50代3・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] インドネシア1(+1)・バングラデシュ1(+1)・インド3・チュニジア1(+1)
 [居住地] 東京2(+1)・神奈川1・大阪2(+1)・非公表1(+1)

合計4人の陽性確認が発表されました。
2020年4月3日0時の全員検査開始後に判明した陽性者は2021年5月8日までの401日間で2,718人になりました。
2,718人のうち有症状は227人です。無症状は2,491人で、無症状率は91.6%です。

本日発表分は、行動歴(渡航元)と居住地両方とも非公表者はいませんでした。
本日発表分は、団体感染が疑われる事例はありませんでした。

強制隔離中の陽性とみられる事例は6日着1人です。インドからです。
これで3日間強制隔離対象国が少し多めに増えた3月5日着から5月6日着までの63日間で、強制隔離中の陽性者は119人となりました。
これらの人は、これまでの検疫方法ではすり抜けていた人たちですが、数が多すぎます。
1日着から新規に3日間強制隔離が始まり、1日着、2日着、5日着で陽性者が出たインドからの入国者について、6日着が新たに出ています。

空港検疫での陽性がかなり増えてきていますが、すり抜けギリギリ事例、団体感染疑い例や機内クラスター疑い例が急激に増えています。
南アジアの悪化が止まりません。今日は4人中2人が南アジアからの入国者でした。


東京や大阪は緊急事態宣言が出ており、自県以外との行き来も自粛するよう求められていますが、相変わらず空港所在地以外の都道府県居住者の入国が止まりません。(そもそも海外との行き来が都府外でしたね、、、)

新型コロナウイルス感染症の無症状病原体保有者の発生について(空港検疫)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_18488.html


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ラベル:検疫 感染症
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[修正]検疫週間速報4月3_行動歴「―」謎

◇[内容修正]空港検疫(週間速報)4月3週目 日本国籍者が改善し罹患率0.5%台、行動歴「―」の謎は解けずじまい

5月6日に発表されたデータが修正更新され、内容が大きく変更されました。
この記事は、修正データを反映させた内容を記事にしたものです。

修正前の当初データは、強制隔離中陽性者を除いたデータで参考になるので、元の記事も残しています。
https://johokotu.seesaa.net/article/481394561.html


厚生労働省(厚労省)は6日、空港検疫での新型コロナウイルス感染症検査状況の4月3週目(4月18日〜4月24日)分の速報値を発表しました。

4月3週目分は発表が数日遅れましたが、5月6日に発表されました。


厚労省の速報は、週間の検体数と陽性者数を、日本国籍者、外国籍者別に、滞在国ごとに出した非常に細かいデータです。2020年11月11日以降毎週水曜日に過去4週間分が発表されています。5月6日の公表で、2020年10月4日〜2021年4月24日分が公表されています。
速報のため、日々の発表のデータとかなりのズレが生じてる場合もありますが、分析に活用できます。

[罹患状況推移分析] 日本国籍者改善も罹患率0.4%台続く
2020年
10/04-10/10 検体12,421・陽性57=罹患率0.46%(日本国籍0.46%:外国籍0.46%)
10/11-10/17 検体 7,364・陽性24=罹患率0.33%(日本国籍0.29%:外国籍0.34%)
10/18-10/24 検体12,213・陽性46=罹患率0.38%(日本国籍0.39%:外国籍0.37%)
10/25-10/31 検体17,833・陽性47=罹患率0.26%(日本国籍0.22%:外国籍0.29%)
  <11/01〜入国者の多い低感染国9か国が検査解除>
11/01-11/07 検体10,589・陽性84=罹患率0.79%(日本国籍0.75%:外国籍0.83%)
11/08-11/14 検体10,823・陽性89=罹患率0.82%(日本国籍0.54%:外国籍1.02%)
11/15-11/21 検体11,627・陽性79=罹患率0.68%(日本国籍0.52%:外国籍0.79%)
11/22-11/28 検体13,789・陽性90=罹患率0.65%(日本国籍0.61%:外国籍0.65%)
11/29-12/05 検体14,226・陽性89=罹患率0.63%(日本国籍0.50%:外国籍0.74%)
12/06-12/12 検体16,488・陽性86=罹患率0.52%(日本国籍0.43%:外国籍0.64%)
12/13-12/19 検体18,554・陽性74=罹患率0.40%(日本国籍0.28%:外国籍0.62%)
12/20-12/26 検体18,835・陽性98=罹患率0.52%(日本国籍0.51%:外国籍0.54%)
12/27-01/02 検体13,123・陽性83=罹患率0.63%(日本国籍0.49%:外国籍0.75%)
2021年
01/03-01/09 検体14,098・陽性76=罹患率0.54%(日本国籍0.23%:外国籍0.72%)
  <01/09〜全入国者検査開始>
01/10-01/16 検体21,399・陽性67=罹患率0.31%(日本国籍0.31%:外国籍0.31%)
01/17-01/23 検体22,678・陽性41=罹患率0.18%(日本国籍0.31%:外国籍0.15%)
01/24-01/30 検体10,076・陽性25=罹患率0.25%(日本国籍0.12%:外国籍0.37%)
01/31-02/06 検体10,435・陽性20=罹患率0.19%(日本国籍0.13%:外国籍0.27%)
02/07-02/13 検体 9,423・陽性19=罹患率0.20%(日本国籍0.15%:外国籍0.26%)
02/14-02/20 検体 9,523・陽性19=罹患率0.20%(日本国籍0.11%:外国籍0.28%)
02/21-02/27 検体11,779・陽性23=罹患率0.20%(日本国籍0.22%:外国籍0.17%)
02/28-03/06 検体14,086・陽性29=罹患率0.21%(日本国籍0.16%:外国籍0.26%)
03/07-03/13 検体14,467・陽性27=罹患率0.19%(日本国籍0.14%:外国籍0.25%)
03/14-03/20 検体17,879・陽性49=罹患率0.27%(日本国籍0.20%:外国籍0.41%)
03/21-03/27 検体14,040・陽性42=罹患率0.30%(日本国籍0.15%:外国籍0.48%)
03/28-04/03 検体14,615・陽性70=罹患率0.48%(日本国籍0.24%:外国籍0.81%)
04/04-04/10 検体12,694・陽性62=罹患率0.49%(日本国籍0.16%:外国籍0.85%)
04/11-04/17 検体11,974・陽性74=罹患率0.62%(日本国籍0.40%:外国籍0.90%)

04/18-04/24 検体11,268・陽性60=罹患率0.53%(日本国籍0.26%:外国籍0.89%)

検査数の日外比率は、今週は日本国籍者が増え、1:0.75と前週と同水準になっています。

検査対象が全入国者になっています。検査数(≒入国者)の多さは、米国、中国、フィリピン、韓国、インドネシアの順でした。インドネシアが59人増加とジリジリ増えてきました。インドは55人減少です。
日本人は今週は減少し6,449人でした。12月4週目に12,354人いたのち、1月以降は一度激減後、徐々に回復していましたが、ここのところ減少気味です。
外国人は大幅に減少が継続。1月3週目に17,873人だったものが、今週は4,819人と4分の1程度まで減ってきました。

全体の罹患率は、0.5%台でやや改善しました
10月の4週間は日本国籍者と外国籍者の罹患率に差はなく0.35%程度でした。
その後半年以上細かいデータが出ていますが、外国籍者の方が罹患率が高く、日本国籍者は上下を繰り返している印象です。
前週と比べると、日本国籍者は、検査数が5%減少に対して陽性者数は37%減少。外国籍者は検査数が7%減少に対して陽性者数は9%減少です。
このため、罹患率は、日本国籍者はやや改善。外国籍者は0.9%前後で悪化したままです

[陽性者数多い国分析] 全16か国、インドさらに増加
今週陽性者が確認されたのは、前週に続いて陽性者が出ているインド、フィリピン、米国、パキスタン、ネパール、ブラジル、インドネシア、カザフスタン、タイ、フランスなどを含めて16か国でした。
変異株の影響が出ているインドは26人とさらに増加しています。日本国籍者は入国者数が199人(前週比-35人)、有症状者は5人(前週比-5人)といずれも減っています。外国籍者は入国者数は234人(前週比-20人)と微減だったのに対し有症状者は21人(前週比+10人)と激増しています。日本国籍者を中心に逃げ帰り需要は増えたままですが、外国籍者のみ状況が悪化し、日外で差が出てきました。
続いて多かったのがフィリピンで8人。入国者はずっと外国籍者が多く、陽性者も1人除いて7人外国籍者です。
4月初めまで悪化の一途だったパキスタンは6人まで減少。日本国籍者が2人出ています。
次に多かったのが米国で4人。日本国籍者1人のみで、外国籍者の方が罹患率が高い状況は変わりません。
ネパールは3人です。入国者はダントツで外国籍者が多い国で、陽性者も全員外国籍者です。
2人だったのはインドネシアとブラジルの2か国。インドネシアは日本国籍者の入国が増える中ですが、2か国とも陽性者は日外1人ずつです。
残り9か国は1人ずつで、タイ、カザフスタン、トルコ、ハンガリー、ドイツ、ウガンダが日本国籍者と邦人の陽性が増えています。
超低感染の非上陸拒否国は、韓国とタイから陽性者が出ています。
1桁入国者数で陽性者が出た異常国はありませんでしたが、ハンガリーとウガンダは入国者は14人のみです。
相変わらず欧米は日本国籍者、南アジアは外国籍者が多い印象です。

[罹患率高い国分析] 1%超えは16か国9か国も、インド・パキスタン率高すぎ
罹患率は、二桁割合の超危険状態の国はありませんでした。
最も率が悪かったのは、ハンガリーとウガンダでともに7.14%(検体14人中1人陽性=いずれも日本国籍者陽性)でした。
続いて率が悪かったのはインドで6.00%(検体433人中26人陽性)、パキスタンが5.94%(検体101人中6人陽性)と南アジアの2か国。カザフスタンが4.76%(検体21人中1人陽性)、ルーマニアが4.35%(検体23人中1人陽性)、ネパールが1.26%(検体238人中3人陽性)、ブラジルが1.18%(検体170人中2人陽性)、トルコが1.10%(検体91人中1人陽性)と続いています。
1%超えは以上の9か国でした。
インド、カザフスタン、パキスタン、ネパールと4か国も、前週から連続で1%超えの異常状態です。
インド、パキスタン、ネパールの南アジア諸国はここのところずっと1%超えが続いています。
アフリカと東欧がもともと多かったですが、南アジア〜中央アジアばかりになってきました。

インドとパキスタン、ネパールは陽性率も陽性人数も多く非常に危険な状況
パキスタンはやや改善したものの、インドは数字がどんどん悪化しており、いずれも6%前後。17人に1人陽性という超危険状態となっています。
1機200人搭乗していると12人は陽性者という異様な飛行機になりますね、、、。

[航空便利用者数分析] 航空利用者は減少傾向続く
合計の利用者数は、16,706人(前週比-594人)と減少が続いています
多くの国で利用者数が減少しており、減少幅が大きい国が目立ちます。まん延防止措置や緊急事態宣言が影響していますでしょうか。
増加している国は、最も人数が増えたのはインド直行便で873人(前週比+250人)。緊急帰国が続いていますね。続いてフィリピン直行便2,320人(前週比+176人)などとなっています。
減少している国は、もっと人数が減ったのが中国直行便で1,828人(前週比-199人)。シンガポール直行便が650人(前週比-193人)、フランス直行便が468人(前週比-168人)、米国直行便が3,709人(前週比-142人)などとなっています。
皆増した国は、ミャンマー直行便93人のみ。皆減した国は、モンゴル直行便(33人皆減)のみでした。
変異株で騒ぎになっている英国直行便は249人(前週比-31人)で減少が続いています。このほかネパール直行便が165人(前週比-10人)と若干減少となっています。(パキスタンは直行便は飛んでいません)

[変異株陽性者数分析] 変異株陽性者は三割台まで落ち着き
詳細発表された62人の陽性者のうち、17人が英国で確認された変異株、2人が南アフリカで確認された変異株、1人がブラジルで確認された変異株、1人がフィリピンで確認された変異株と判明しています。34%とやや減りました。
気になるのは、陽性が急増しているインドで最初に確認された変異株が検出対象となっていないことです。これを加えると、一気に変異株陽性者が急増する可能性があります。
そのうち2人は3日遅れ陽性で、従来の入国方法ではすり抜けていた事例でした。

毎週データは更新されているようですので、今後も注視していきます。

週間速報内容
04/18-04/24
全検査
合計 検体11,268陽性60 0.53%
日本 検体 6,449陽性17 0.26%↓急減
外国 検体 4,819陽性43 0.89%


検体数の多い国
米  国:検体2,373、陽性 4=0.17%
  日本国籍 検体1,788 陽性 1=0.05%/外国籍 検体 585 陽性 3=0.51%
中  国:検体1,707、陽性 0=0%
  日本国籍 検体 707 陽性 0=0%/外国籍 検体1,000 陽性 0=0%
フィリピン:検体 943、陽性 8=0.85%
  日本国籍 検体 150 陽性 1=0.67%/外国籍 検体 793 陽性 7=0.88%
韓  国:検体 567、陽性 1=0.18%
  日本国籍 検体 213 陽性 0=0%/外国籍 検体 354 陽性 1=0.28%
インドネシア:検体 488、陽性 2=0.41%
  日本国籍 検体 322 陽性 1=0.31%/外国籍 検体 166 陽性 1=0.60%

罹患率の高い国
ウガンダ:合計 検体 14、陽性 1=7.14%
  日本国籍 検体 13 陽性 1=7.69%/外国籍 検体 1 陽性 0=0%
ハンガリー:合計 検体 14、陽性 1=7.14%
  日本国籍 検体 12 陽性 1=8.33%/外国籍 検体 2 陽性 0=0%
イ ン ド:検体 433、陽性26=6.00%
  日本国籍 検体 199 陽性 5=2.51%/外国籍 検体 234 陽性21=8.97%
パキスタン:合計 検体 101、陽性 6=5.94%
  日本国籍 検体 29 陽性 2=6.89%/外国籍 検体 72 陽性 4=5.56%
カザフスタン:合計 検体 21、陽性 1=4.76%
  日本国籍 検体 21 陽性 1=4.76%/外国籍 検体 0 陽性 0=0%


毎日の個別発表との誤差状況(4月18日〜4月24日)
(A)週間発表(今回の滞在国・地域ごとの検査実績発表):60人
(B)毎日発表:62人中非公表0人(複数国滞在者0人、強制隔離中陽性とみられる人9人)←行動歴「―」3人

 (誤差が出ている国)Aが超過していると非公表の可能性有
 カザフスタン (A)が1人超過
 行動歴「―」 (B)が3人超過


4月18日羽田着で3人出ていた行動歴「―」が謎でしたが、それと思われる国はありませんでした。毎日発表は62人、今回発表された「空港検疫所における滞在国・地域ごとの検査実績」は60人ですので、行動歴「―」の人は今回発表された「空港検疫所における滞在国・地域ごとの検査実績」には反映されていない可能性が高いです。
2日遅れの発表でしたので、隔離中陽性ではないと思われますが、謎は深まるばかりです。
国名がないことから、検査は各航空会社に丸投げされているはずの運航乗務員の可能性がありますでしょうか。しかし、5月2日に海外航空会社しか就航していない福岡着でも3人出ており、謎が深まるばかりです(本邦社は日本発海外で入国せずにとんぼ返りと言う可能性はありますが、海外航空会社は出国元が必ずあるため謎です)。


水際対策(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/kansenkakudaiboushi-iryouteikyou.html#h2_7


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ラベル:検疫 感染症
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[修正]検疫週間速報4月2_邦人増で悪化

◇[内容修正]空港検疫(週間速報)4月2週目 日本国籍陽性増加で急激悪化し罹患率0.6%台、インドは日本国籍者急増

5月6日に発表されたデータが修正更新され、内容が大きく変更されました。
この記事は、修正データを反映させた内容を記事にしたものです。

修正前の当初データは、強制隔離中陽性者を除いたデータで参考になるので、元の記事も残しています。
https://johokotu.seesaa.net/article/481392538.html


厚生労働省(厚労省)は6日、空港検疫での新型コロナウイルス感染症検査状況の4月2週目(4月11日〜4月17日)分の速報値を発表しました。

4月2週目分は発表が1週間以上遅れましたが、5月6日に発表されました。


厚労省の速報は、週間の検体数と陽性者数を、日本国籍者、外国籍者別に、滞在国ごとに出した非常に細かいデータです。2020年11月11日以降毎週水曜日に過去4週間分が発表されています。5月6日の公表で、2020年10月4日〜2021年4月24日分が公表されています。
速報のため、日々の発表のデータとかなりのズレが生じてる場合もありますが、分析に活用できます。

[罹患状況推移分析] 罹患率再び悪化し0.4%台、原因は日本国籍者??
2020年
10/04-10/10 検体12,421・陽性57=罹患率0.46%(日本国籍0.46%:外国籍0.46%)
10/11-10/17 検体 7,364・陽性24=罹患率0.33%(日本国籍0.29%:外国籍0.34%)
10/18-10/24 検体12,213・陽性46=罹患率0.38%(日本国籍0.39%:外国籍0.37%)
10/25-10/31 検体17,833・陽性47=罹患率0.26%(日本国籍0.22%:外国籍0.29%)
  <11/01〜入国者の多い低感染国9か国が検査解除>
11/01-11/07 検体10,589・陽性84=罹患率0.79%(日本国籍0.75%:外国籍0.83%)
11/08-11/14 検体10,823・陽性89=罹患率0.82%(日本国籍0.54%:外国籍1.02%)
11/15-11/21 検体11,627・陽性79=罹患率0.68%(日本国籍0.52%:外国籍0.79%)
11/22-11/28 検体13,789・陽性90=罹患率0.65%(日本国籍0.61%:外国籍0.65%)
11/29-12/05 検体14,226・陽性89=罹患率0.63%(日本国籍0.50%:外国籍0.74%)
12/06-12/12 検体16,488・陽性86=罹患率0.52%(日本国籍0.43%:外国籍0.64%)
12/13-12/19 検体18,554・陽性74=罹患率0.40%(日本国籍0.28%:外国籍0.62%)
12/20-12/26 検体18,835・陽性98=罹患率0.52%(日本国籍0.51%:外国籍0.54%)
12/27-01/02 検体13,123・陽性83=罹患率0.63%(日本国籍0.49%:外国籍0.75%)
2021年
01/03-01/09 検体14,098・陽性76=罹患率0.54%(日本国籍0.23%:外国籍0.72%)
  <01/09〜全入国者検査開始>
01/10-01/16 検体21,399・陽性67=罹患率0.31%(日本国籍0.31%:外国籍0.31%)
01/17-01/23 検体22,678・陽性41=罹患率0.18%(日本国籍0.31%:外国籍0.15%)
01/24-01/30 検体10,076・陽性25=罹患率0.25%(日本国籍0.12%:外国籍0.37%)
01/31-02/06 検体10,435・陽性20=罹患率0.19%(日本国籍0.13%:外国籍0.27%)
02/07-02/13 検体 9,423・陽性19=罹患率0.20%(日本国籍0.15%:外国籍0.26%)
02/14-02/20 検体 9,523・陽性19=罹患率0.20%(日本国籍0.11%:外国籍0.28%)
02/21-02/27 検体11,779・陽性23=罹患率0.20%(日本国籍0.22%:外国籍0.17%)
02/28-03/06 検体14,086・陽性29=罹患率0.21%(日本国籍0.16%:外国籍0.26%)
03/07-03/13 検体14,467・陽性27=罹患率0.19%(日本国籍0.14%:外国籍0.25%)
03/14-03/20 検体17,879・陽性49=罹患率0.27%(日本国籍0.20%:外国籍0.41%)
03/21-03/27 検体14,040・陽性42=罹患率0.30%(日本国籍0.15%:外国籍0.48%)
03/28-04/03 検体14,615・陽性70=罹患率0.48%(日本国籍0.24%:外国籍0.81%)
04/04-04/10 検体12,694・陽性62=罹患率0.49%(日本国籍0.16%:外国籍0.85%)

04/11-04/17 検体11,974・陽性74=罹患率0.62%(日本国籍0.40%:外国籍0.90%)

検査数の日外比率は、今週は日本国籍者が増え、1:0.77となっています。

検査対象が全入国者になっています。検査数(≒入国者)の多さは、米国、中国、フィリピン、韓国、インドの順でした。タイが100人以上減った一方でインドは100人ほど増えています。
日本人は今週は微増の6,769人でした。12月4週目に12,354人いたのち、1月以降は一度激減後、徐々に回復していましたが、ここのところ減少気味です。
外国人は大幅に減少が継続。1月3週目に17,873人だったものが、今週は5,205人と3分の1程度のまま変わりません。

全体の罹患率は、0.6%台まで急激悪化しています。
10月の4週間は日本国籍者と外国籍者の罹患率に差はなく0.35%程度でした。
その後半年以上細かいデータが出ていますが、外国籍者の方が罹患率が高く、日本国籍者は上下を繰り返している印象です。
前週と比べると、日本国籍者は、検査数が1%増加に対して陽性者数は145%増加(=2.45倍)。外国籍者は検査数が13%減少に対して陽性者数は8%減少です。
このため、罹患率は、日本国籍者は大幅悪化。外国籍者は前々週までに悪化したまま、やや上昇気味の横ばい状態です。

[陽性者数多い国分析] 全19か国、インドが急増
今週陽性者が確認されたのは、前週に続いて陽性者が出ているインド、パキスタン、フィリピン、ネパール、米国、タイ、エジプト、インドネシア、アフガニスタンなどを含めて19か国でした。
変異株の影響かインドが一気に増加し21人とダントツでした。日本国籍者は入国者数も234人(前週比+100人)と増えたものの、有症状者の悪化はそれ以上で10人(前週比+8人)も出ました。外国籍者は入国者数は254人(前週比+3人)と前週とほぼ変わらず有症状者は11人(前週比+6人)と悪化。日本国籍者を中心に逃げ帰り需要が増え、集団の罹患率も上がっている状況です。ここまで数字が悪くなると、罹患率に日外で差がなくなっています。
4月初めまで悪化の一途だったパキスタンは19人。うち10人はすり抜け直前隔離中陽性者です。なかなか落ちてこないです。1人除いて18人が外国籍者という異常状態でした。
続いて突如登場したのがカザフスタンで5人。現地で行われたレスリングの東京五輪アジア予選などに参加した選手・役員が複数人陽性になっていることが発表されています。4人が日本国籍です。(空港検疫すり抜けでの市中での確認も合わせ、4月24日までに大会参加者8人陽性)
フィリピンも5人で、全員外国籍者という異常な状況です(外国籍の方が入国者自体も多い)。
ネパールが4人で続いています。全員外国籍者という異常な状況です(外国籍の方が入国者自体も多い)。
続いて米国が3人でした。日本国籍者が2人です。
2人だったのはタイ、エジプト、チェコ、アラブ首長国連邦(UAE)の4か国。こちらはUAEの1人以外7人が日本国籍者と異常に偏っています(いずれも日本国籍の方が入国者自体も多い)。
残り9か国は1人ずつで、日本国籍者はスリランカとフランス、カナダのみでした。
超低感染の非上陸拒否国は、タイと中国から陽性者が出ています。
ジブチは入国者数が1桁なのに陽性者が出る異常事態です。
相変わらず欧米は日本国籍者、南アジアは外国籍者が多い印象です。

[罹患率高い国分析] 1%超えは19か国中10か国も
罹患率は、ジブチが最も悪く50.00%(検体2人中1人陽性=全員外国籍)。二桁割合の超危険状態はジブチのみでした。
パキスタンが8.56%(検体222人中19人陽性)、カザフスタンが7.69%(検体65人中5人陽性)、チェコが5.71%(検体35人中2人陽性)、インドが4.30%(検体488人中21人陽性)、アフガニスタンが4.17%(検体24人中1人陽性)、エジプトが3.85%(検体52人中2人陽性)、スリランカが1.69%(検体59人中1人陽性)、ネパールが1.53%(検体262人中4人陽性)、UAEが1.22%(検体164人中2人陽性)と続いています。
1%超えは以上の10か国でした。
インド、アフガニスタン、パキスタン、エジプトと4か国も、前週から連続で1%超えの異常状態です。アフリカと東欧がもともと多かったですが、南アジア〜中央アジアばかりになってきました。

インドとパキスタンは陽性率も陽性人数も多く非常に危険な状況
パキスタンは12人に1人、インドは23人に1人が陽性者です。
パキスタンは、1機200人搭乗していると17人は陽性者という異様な飛行機になりますね、、、。

パキスタンは外国籍者が10.53%(検体209人中22人陽性)と、10人に1人が陽性者という異常状態になっています。非常に危険な状況です。

[航空便利用者数分析] 航空利用者は減少傾向続く、インド急増
合計の利用者数は、17,300人(前週比-441人)と前週から減少しました
多くの国で利用者数が減少しています。
その中で増加している国があります。最も人数が増えたのインド直行便が623人(前週比+236人)と増加。このほか、米国直行便が3,851人(前週比+188人)と増えたのが目立った程度です。
減少した国では、タイ直行便が722人(前週比-185人)などとなっています。
皆増、皆減した国はありませんでした。
変異株で騒ぎになっている英国直行便は280人(前週比-51人)で若干減少しました。このほかネパール直行便が175人(前週比+37人)と若干増となっています。(パキスタンは直行便は飛んでいません)

[変異株陽性者数分析] 変異株陽性者が半数
詳細発表された74人の陽性者のうち、30人が英国で確認された変異株、6人が南アフリカで確認された変異株と判明しています。実に49%も占めています。
そのうち8人は3日遅れ陽性で、従来の入国方法ではすり抜けていた事例でした。

毎週データは更新されているようですので、今後も注視していきます。

週間速報内容
04/11-04/17
全検査
合計 検体11,974陽性74 0.62%↑
日本 検体 6,769陽性27 0.40%↑激増
外国 検体 5,205陽性47 0.90%


検体数の多い国
米  国:検体2,399、陽性 3=0.13%
  日本国籍 検体1,862 陽性 2=0.11%/外国籍 検体 537 陽性 1=0.19%
中  国:検体1,908、陽性 1=0.05%
  日本国籍 検体 750 陽性 0=0%/外国籍 検体1,158 陽性 1=0.08%
フィリピン:検体 809、陽性 5=0.62%
  日本国籍 検体 93 陽性 0=0%/外国籍 検体 716 陽性 5=0.70%
韓  国:検体 597、陽性 0=0%
  日本国籍 検体 233 陽性 0=0%/外国籍 検体 364 陽性 0=0%
イ ン ド:検体 488、陽性21=4.30%
  日本国籍 検体 234 陽性10=4.27%/外国籍 検体 254 陽性11=4.33%

罹患率の高い国
ジ ブ チ:合計 検体 2、陽性 1=50.00%
  日本国籍 検体 0 陽性 0=0%/外国籍 検体 2 陽性 1=50.00%
パキスタン:合計 検体 222、陽性19=8.56%
  日本国籍 検体 49 陽性 1=2.04%/外国籍 検体 173 陽性18=10.40%
カザフスタン:合計 検体 65、陽性 5=7.69%
  日本国籍 検体 49 陽性 4=8.16%/外国籍 検体 16 陽性 1=6.25%
チ ェ コ:合計 検体 35、陽性 2=5.71%
  日本国籍 検体 30 陽性 2=6.67%/外国籍 検体 5 陽性 0=0%
イ ン ド:検体 488、陽性21=4.30%
  日本国籍 検体 234 陽性10=4.27%/外国籍 検体 254 陽性11=4.33%


毎日の個別発表との誤差状況(4月11日〜4月17日)
(A)週間発表(今回の滞在国・地域ごとの検査実績発表):74人
(B)毎日発表:74人中非公表0人(複数国滞在者0人、3日後陽性とみられる人19人)

 (誤差が出ている国)Aが超過していると非公表の可能性有
 誤差なし
 

水際対策(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/kansenkakudaiboushi-iryouteikyou.html#h2_7


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[修正]検疫週間速報4月1_陽性減も0.4%台

◇[内容修正]空港検疫(週間速報)4月1週目 陽性者数は減少も罹患率は横ばい0.4%台後半

5月6日に発表されたデータが修正更新され、内容が大きく変更されました。
この記事は、修正データを反映させた内容を記事にしたものです。

修正前の当初データは、強制隔離中陽性者を除いたデータで参考になるので、元の記事も残しています。
https://johokotu.seesaa.net/article/481380365.html


厚生労働省(厚労省)は6日、空港検疫での新型コロナウイルス感染症検査状況の4月1週目(4月4日〜4月10日)分の速報値を発表しました。

4月1週目分は発表が2週間以上遅れましたが、5月6日に発表されました。


厚労省の速報は、週間の検体数と陽性者数を、日本国籍者、外国籍者別に、滞在国ごとに出した非常に細かいデータです。2020年11月11日以降毎週水曜日に過去4週間分が発表されています。5月6日の公表で、2020年10月4日〜2021年4月24日分が公表されています。
速報のため、日々の発表のデータとかなりのズレが生じてる場合もありますが、分析に活用できます。

[罹患状況推移分析] 罹患率は横ばい0.4%台後半
2020年
10/04-10/10 検体12,421・陽性57=罹患率0.46%(日本国籍0.46%:外国籍0.46%)
10/11-10/17 検体 7,364・陽性24=罹患率0.33%(日本国籍0.29%:外国籍0.34%)
10/18-10/24 検体12,213・陽性46=罹患率0.38%(日本国籍0.39%:外国籍0.37%)
10/25-10/31 検体17,833・陽性47=罹患率0.26%(日本国籍0.22%:外国籍0.29%)
  <11/01〜入国者の多い低感染国9か国が検査解除>
11/01-11/07 検体10,589・陽性84=罹患率0.79%(日本国籍0.75%:外国籍0.83%)
11/08-11/14 検体10,823・陽性89=罹患率0.82%(日本国籍0.54%:外国籍1.02%)
11/15-11/21 検体11,627・陽性79=罹患率0.68%(日本国籍0.52%:外国籍0.79%)
11/22-11/28 検体13,789・陽性90=罹患率0.65%(日本国籍0.61%:外国籍0.65%)
11/29-12/05 検体14,226・陽性89=罹患率0.63%(日本国籍0.50%:外国籍0.74%)
12/06-12/12 検体16,488・陽性86=罹患率0.52%(日本国籍0.43%:外国籍0.64%)
12/13-12/19 検体18,554・陽性74=罹患率0.40%(日本国籍0.28%:外国籍0.62%)
12/20-12/26 検体18,835・陽性98=罹患率0.52%(日本国籍0.51%:外国籍0.54%)
12/27-01/02 検体13,123・陽性83=罹患率0.63%(日本国籍0.49%:外国籍0.75%)
2021年
01/03-01/09 検体14,098・陽性76=罹患率0.54%(日本国籍0.23%:外国籍0.72%)
  <01/09〜全入国者検査開始>
01/10-01/16 検体21,399・陽性67=罹患率0.31%(日本国籍0.31%:外国籍0.31%)
01/17-01/23 検体22,678・陽性41=罹患率0.18%(日本国籍0.31%:外国籍0.15%)
01/24-01/30 検体10,076・陽性25=罹患率0.25%(日本国籍0.12%:外国籍0.37%)
01/31-02/06 検体10,435・陽性20=罹患率0.19%(日本国籍0.13%:外国籍0.27%)
02/07-02/13 検体 9,423・陽性19=罹患率0.20%(日本国籍0.15%:外国籍0.26%)
02/14-02/20 検体 9,523・陽性19=罹患率0.20%(日本国籍0.11%:外国籍0.28%)
02/21-02/27 検体11,779・陽性23=罹患率0.20%(日本国籍0.22%:外国籍0.17%)
02/28-03/06 検体14,086・陽性29=罹患率0.21%(日本国籍0.16%:外国籍0.26%)
03/07-03/13 検体14,467・陽性27=罹患率0.19%(日本国籍0.14%:外国籍0.25%)
03/14-03/20 検体17,879・陽性49=罹患率0.27%(日本国籍0.20%:外国籍0.41%)
03/21-03/27 検体14,040・陽性42=罹患率0.30%(日本国籍0.15%:外国籍0.48%)
03/28-04/03 検体14,615・陽性70=罹患率0.48%(日本国籍0.24%:外国籍0.81%)

04/04-04/10 検体12,694・陽性62=罹患率0.49%(日本国籍0.16%:外国籍0.85%)

検査数の日外比率は、今週は日本国籍者が減り、1:0.90となっています。

検査対象が全入国者になっています。検査数(≒入国者)の多さは、米国、中国、フィリピン、韓国、タイの順でした。フィリピンがやや増え、再び韓国を上回りました
日本人は今週は急減して6,682人でした。12月4週目に12,354人いたのち、1月以降は一度激減後、徐々に回復していましたが、ここのところ減少気味です。
外国人は大幅に減少が継続。1月3週目に17,873人だったものが、今週は6,012人と3分の1程度のまま変わりません。

10月の4週間は日本国籍者と外国籍者の罹患率に差はなく0.35%程度でした。
11月に入ってからは、日本国籍者、外国籍者ともに急上昇しました。外国籍者の方が多かった印象ですが、差は小さく、日本国籍者の割合も追いかけるように増えていました。
検体数が増加していますが、三日間強制隔離対象国が増えており、二回検査する人が増えていることも、増加した一因と推定されます。
前週と比べると、日本国籍者は、検査数が25%減少に対して陽性者数は48%減少。外国籍者は検査数が6%減少に対して陽性者数は2%増加です。
このため、罹患率は、日本国籍者は改善。外国籍者は前週までに悪化したまま横ばい状態です。

罹患率は、0.4%台後半のままです。

[陽性者数多い国分析] 全17か国、パキスタンは2桁人数陽性続く
今週陽性者が確認されたのは、前週に続いて陽性者が出ているパキスタン、インド、フィリピン、ケニア、ロシア、米国、ウズベキスタン、ネパール、エジプト、アフガニスタンなどを含めて17か国でした。
最多だったのはパキスタンで23人。異常な人数が続いています。1人除いて22人が外国籍者という異常状態でした。
続いてフィリピンとインドが7人。フィリピンは全員外国籍者、インドは5人が外国籍者でした。
ケニアが5人で続いており全員外国籍者という異常状態です。
続いてタイが3人でした。全員日本国籍者です。タイは、非上陸拒否国ですが、ここのところ感染が拡大しており、その影響が出ているものと思われます。
2人だったのは5か国もあり、米国、ロシア、ジンバブエ、ウズベキスタン、ウクライナ。米国、ウズベキスタン、ウクライナは日外1人ずつ、ロシアとジンバブエは2人とも外国籍者です。
残り6か国は1人ずつで、日本国籍者はポーランドとエジプトのみでした。
ジンバブエは入国者数が1桁なのに2人も陽性者が出る異常事態です。
相変わらず欧米は日本国籍者、南アジアは外国籍者が多い印象です。

[罹患率高い国分析] 1%超えは17か国中11か国も
罹患率は、ジンバブエが最も悪く40.00%(検体5人中2人陽性=全員外国籍)。ケニアが16.13%(検体31人中5人陽性=外国籍者13人中5人)で、合計2か国が二桁割合の超危険状態でした。
パキスタンが8.95%(検体257人中23人陽性)、シリアが7.14%(検体14人中1人陽性)、ウズベキスタンが5.71%(検体35人中2人陽性)、アフガニスタンが4.00%(検体25人中1人陽性)、ウクライナが3.51%(検体57人中2人陽性)、ポーランドが2.78%(検体36人中1人陽性)、エジプトが2.08%(検体48人中1人陽性)、インドが1.82%(検体385人中7人陽性)、ロシアが1.59%(検体126人中2人陽性)と続いています。
1%超えは以上の11か国でした。

パキスタンは外国籍者が10.53%(検体209人中22人陽性)と、10人に1人が陽性者という異常状態になっています。非常に危険な状況です。

ケニア、ウズベキスタン、アフガニスタン、パキスタン、インドと5か国も、前週から連続で1%超えの異常状態です。相変わらずアフリカと東欧がもともと多かったですが、南アジア〜中央アジア〜中東が増えてきています。

[航空便利用者数分析] 航空利用者は千人以上減少
合計の利用者数は、17,741人(前週比-1,173人)と前週から減少しました
多くの国で利用者数が減少しています。
その中で増加している国があります。最も人数が増えたのフィリピン直行便2,191人(前週比+656人)と増加。フィリピンは入国者も増えています。このほか、ベトナム直行便が607人(前週比+153人)と増えたのが目立った程度です。
米国直行便が3,663人(前週比-655人)とだいぶ減ったほか、中国直行便が2,169人(前週比-405人)、韓国直行便が1,029人(前週比-298人)など、減少している国が多いです。
皆増したのが、モンゴル直行便12人、ポーランド直行便27人でした。2週間ごとのに運航されている国です。
皆減したのが、コートジボワール直行便(32人皆減の0人)、パプアニューギニア直行便(3人皆減の0人)、ボリビア直行便(33人皆減の0人)、ミャンマー直行便(145人皆減の0人)、バングラデシュ直行便(3人皆減の0人)でした。定期便が飛んでいない国も多く、前週はチャーター便が飛んだものと思われます。
変異株で騒ぎになっている英国直行便は331人(前週比+86人)で若干増加しました。インド直行便は387人(前週比-19人)と若干減っています。

[変異株陽性者数分析] 変異株陽性者が6割超え!!
詳細発表された62人の陽性者のうち、32人が英国で確認された変異株、9人が南アフリカで確認された変異株と判明しています。実に66%も占めています。
そのうち7人は3日遅れ陽性で、従来の入国方法ではすり抜けていた事例でした。

毎週データは更新されているようですので、今後も注視していきます。

週間速報内容
04/04-04/10
全検査
合計 検体12,694陽性62 0.49%
日本 検体 6,682陽性11 0.16%↓
外国 検体 6,012陽性51 0.85%


検体数の多い国
米  国:検体2,494 陽性 2=0.08%
  日本国籍 検体1,924 陽性 1=0.05%/外国籍 検体 570 陽性 1=0.17%
中  国:検体2,066 陽性 0=0%
  日本国籍 検体 621 陽性 0=0%/外国籍 検体1,445 陽性 0=0%
フィリピン:検体 916 陽性 7=0.76%
  日本国籍 検体 118 陽性 0=0%/外国籍 検体 798 陽性 7=0.88%
韓  国:検体 761 陽性 0=0%
  日本国籍 検体 250 陽性 0=0%/外国籍 検体 511 陽性 0=0%
タ  イ:検体 556 陽性 3=0.54%
  日本国籍 検体 439 陽性 3=0.68%/外国籍 検体 117 陽性 0=0%

罹患率の高い国
ジンバブエ:合計 検体 5、陽性 2=40.00%
  日本国籍 検体 0 陽性 0=0%/外国籍 検体 5 陽性 2=40.00%
ケ ニ ア:合計 検体 31、陽性 5=16.13%
  日本国籍 検体 18 陽性 0=0%/外国籍 検体 13 陽性 5=38.46%
パキスタン:合計 検体 257、陽性23=8.95%
  日本国籍 検体 48 陽性 1=2.08%/外国籍 検体 209 陽性22=10.53%
シ リ ア:合計 検体 14、陽性 1=7.14%
  日本国籍 検体 1 陽性 0=0%/外国籍 検体 13 陽性 1=7.69%
ウズベキスタン:合計 検体 35、陽性 2=5.71%
  日本国籍 検体 11 陽性 1=9.09%/外国籍 検体 24 陽性 1=4.16%


毎日の個別発表との誤差状況(4月4日〜4月10日)
(A)週間発表(今回の滞在国・地域ごとの検査実績発表):62人
(B)毎日発表:62人中非公表0人(複数国滞在者 3か国1人)

 (誤差が出ている国)Aが超過していると非公表の可能性有
 アラブ首長国連邦 (B)が1人超過(※3か国滞在者)
 ケニア (B)が1人超過(※3か国滞在者)


水際対策(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/kansenkakudaiboushi-iryouteikyou.html#h2_7


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週間国籍別国別ひっそり修正

◇空港検疫 週間国籍別国別データがひっそり修正? 隔離中陽性事例も数値に入り込んだものに差し替え

厚生労働省(厚労省)が6日に公開した「空港検疫所における滞在国・地域ごとの検査実績(直近4週間)」につきまして、情報がひっそり修正、差し替えられていることが明らかになりました。

6日に出たデータは、2週間遅れの4月4日〜4月10日分、1週間遅れの4月11日〜4月17日分、1日遅れの4月18日〜4月24日分の3週間分です。
このデータが、公開後に、ひっそり修正、差し替えられていることが明らかになりました。

情報交通ホットライン日本空港情報館ブログでは、9日早朝にこのデータの分析記事を出しています。この中で、強制隔離中に陽性になった事例(3日後検査で陽性になったとみられる事例等)はデータに含まれていないようだと書きました。
https://johokotu.seesaa.net/article/481380365.html
https://johokotu.seesaa.net/article/481392538.html
https://johokotu.seesaa.net/article/481394561.html

過去に配信した記事の修正のために、9日昼にデータを再確認したところ、6日当初に出ていたデータとは異なるデータが公開されていることが分かりました

見る限りでは、上記3記事で含まれていないと分析した隔離中陽性事例のデータが追加されたようです
例えば一例をあげると、以下のような内容が更新されています。

4月18日〜4月24日分
(当初発表)パキスタン 日本国籍 検体29・陽性1、外国籍 検体72・陽性2
         ▼
(現在公開)パキスタン 日本国籍 検体29・陽性2、外国籍 検体72・陽性4

(当初発表)インド 日本国籍 検体199・陽性5、外国籍 検体234・陽性20
         ▼
(現在公開)インド 日本国籍 検体199・陽性5、外国籍 検体234・陽性21

4月18日〜4月24日分で、パキスタンは通常発表が3件、2日遅れ事例が1件、3日遅れ事例が2件あります。また、インドは通常発表が25件、5日遅れ事例が1件あります。

4月4日〜4月10日分で見ると、以下のような事例が見られます。

(当初発表)パキスタン 日本国籍 検体48・陽性0、外国籍 検体209・陽性10
         ▼
(現在公開)パキスタン 日本国籍 検体48・陽性1、外国籍 検体209・陽性22

非常に大きな誤差が出ていたパキスタンは毎日発表では、通常発表10件、3日遅れ事例13件でした。上記記事の中では、13件の誤差があり、隔離中陽性事例の数と一致すると書きましたが、その誤差自体がなくなっています。
上記記事では、4月4日〜4月10日分で、パキスタン13人、フィリピン2人、ポーランド1人で誤差が出ていることを書きましたが、いずれも見事に陽性者が追加されています。

(当初発表)フィリピン 日本国籍 検体118・陽性0、外国籍 検体798・陽性5
         ▼
(現在公開)フィリピン 日本国籍 検体118・陽性0、外国籍 検体798・陽性7

(当初発表)ポーランド 日本国籍 検体16・陽性0、外国籍 検体20・陽性0
         ▼
(現在公開)ポーランド 日本国籍 検体16・陽性1、外国籍 検体20・陽性0

いずれも当初発表では通常発表分だけが含まれ、後から更新された現在公開されているデータでは遅れ事例(=隔離中陽性事例)の人数を付け加えていると推定されるものになっています。

航空便利用者数も修正
今回のデータでは、航空便利用者数も一部修正されており、急激に減っていたインドに人数が急増。代わりにインドネシアの利用者数が減っています。合計数は3週ともに変化がないので、計上を誤っていたものと推定されます。

全ての数値を見てはいませんが、検体数は変化なし、陽性者数のみ追加した模様。航空便利用者数もインドとインドネシアの数値が変わっているのみです。

上記3記事では、過去記事の訂正も必要との記載をしましたが、隔離中陽性の事例も含まれているようですので、過去記事の修正等は特に行わないことにします。お騒がせしました。

私も公開内容を後から修正するときは多々ありますので、別に後からデータを修正するのは構わないのですが、、。
今回のデータは全ての基礎となる数字ですし、発表が遅かった中で更新情報無しでしれっとデータ発表されたうえ、その内容を告知無しでしれっと修正するのは止めてほしいですね。

水際対策(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/kansenkakudaiboushi-iryouteikyou.html#h2_7


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検疫週間速報4月3_行動歴「―」謎

◇空港検疫(週間速報)4月3週目 外国籍者が悪化し罹患率0.4%台続く、行動歴「―」の謎は解けずじまい

5月6日に発表されたデータが修正更新され、内容が大きく変更されました。
この記事は、修正前データを反映させた内容を記事にしたものです。
この記事で取り上げている修正前のデータは強制隔離中検査で陽性になった人数が含まれていないものになります。

修正後のデータ(強制隔離中検査で陽性になった人数も含まれた正確なデータ)を基にした記事は下記をクリックしてください。
罹患率等が異常に上昇しています。
https://johokotu.seesaa.net/article/481411831.html


厚生労働省(厚労省)は6日、空港検疫での新型コロナウイルス感染症検査状況の4月3週目(4月18日〜4月24日)分の速報値を発表しました。

4月3週目分は発表が数日遅れましたが、5月6日に発表されました。


厚労省の速報は、週間の検体数と陽性者数を、日本国籍者、外国籍者別に、滞在国ごとに出した非常に細かいデータです。2020年11月11日以降毎週水曜日に過去4週間分が発表されています。5月6日の公表で、2020年10月4日〜2021年4月24日分が公表されています。
速報のため、日々の発表のデータとかなりのズレが生じてる場合もありますが、分析に活用できます。

[罹患状況推移分析] 日本国籍者改善も罹患率0.4%台続く
2020年
10/04-10/10 検体12,421・陽性57=罹患率0.46%(日本国籍0.46%:外国籍0.46%)
10/11-10/17 検体 7,364・陽性24=罹患率0.33%(日本国籍0.29%:外国籍0.34%)
10/18-10/24 検体12,213・陽性46=罹患率0.38%(日本国籍0.39%:外国籍0.37%)
10/25-10/31 検体17,833・陽性47=罹患率0.26%(日本国籍0.22%:外国籍0.29%)
  <11/01〜入国者の多い低感染国9か国が検査解除>
11/01-11/07 検体10,589・陽性84=罹患率0.79%(日本国籍0.75%:外国籍0.83%)
11/08-11/14 検体10,823・陽性89=罹患率0.82%(日本国籍0.54%:外国籍1.02%)
11/15-11/21 検体11,627・陽性79=罹患率0.68%(日本国籍0.52%:外国籍0.79%)
11/22-11/28 検体13,789・陽性90=罹患率0.65%(日本国籍0.61%:外国籍0.65%)
11/29-12/05 検体14,226・陽性89=罹患率0.63%(日本国籍0.50%:外国籍0.74%)
12/06-12/12 検体16,488・陽性86=罹患率0.52%(日本国籍0.43%:外国籍0.64%)
12/13-12/19 検体18,554・陽性74=罹患率0.40%(日本国籍0.28%:外国籍0.62%)
12/20-12/26 検体18,835・陽性98=罹患率0.52%(日本国籍0.51%:外国籍0.54%)
12/27-01/02 検体13,123・陽性83=罹患率0.63%(日本国籍0.49%:外国籍0.75%)
2021年
01/03-01/09 検体14,098・陽性76=罹患率0.54%(日本国籍0.23%:外国籍0.72%)
  <01/09〜全入国者検査開始>
01/10-01/16 検体21,399・陽性67=罹患率0.31%(日本国籍0.31%:外国籍0.31%)
01/17-01/23 検体22,678・陽性41=罹患率0.18%(日本国籍0.31%:外国籍0.15%)
01/24-01/30 検体10,076・陽性25=罹患率0.25%(日本国籍0.12%:外国籍0.37%)
01/31-02/06 検体10,435・陽性20=罹患率0.19%(日本国籍0.13%:外国籍0.27%)
02/07-02/13 検体 9,423・陽性19=罹患率0.20%(日本国籍0.15%:外国籍0.26%)
02/14-02/20 検体 9,523・陽性19=罹患率0.20%(日本国籍0.11%:外国籍0.28%)
02/21-02/27 検体11,779・陽性23=罹患率0.20%(日本国籍0.22%:外国籍0.17%)
02/28-03/06 検体14,086・陽性29=罹患率0.21%(日本国籍0.16%:外国籍0.26%)
03/07-03/13 検体14,467・陽性27=罹患率0.19%(日本国籍0.14%:外国籍0.25%)
03/14-03/20 検体17,879・陽性49=罹患率0.27%(日本国籍0.20%:外国籍0.41%)
03/21-03/27 検体14,040・陽性42=罹患率0.30%(日本国籍0.15%:外国籍0.48%)
03/28-04/03 検体14,615・陽性70=罹患率0.48%(日本国籍0.24%:外国籍0.81%)
04/04-04/10 検体12,694・陽性46=罹患率0.36%(日本国籍0.13%:外国籍0.62%)
04/11-04/17 検体11,974・陽性58=罹患率0.48%(日本国籍0.35%:外国籍0.65%)

04/18-04/24 検体11,268・陽性50=罹患率0.44%(日本国籍0.20%:外国籍0.77%)

検査数の日外比率は、今週は日本国籍者が増え、1:0.75と前週と同水準になっています。

検査対象が全入国者になっています。検査数(≒入国者)の多さは、米国、中国、フィリピン、韓国、インドネシアの順でした。インドネシアが59人増加とジリジリ増えてきました。インドは55人減少です。
日本人は今週は減少し6,449人でした。12月4週目に12,354人いたのち、1月以降は一度激減後、徐々に回復していましたが、ここのところ減少気味です。
外国人は大幅に減少が継続。1月3週目に17,873人だったものが、今週は4,819人と4分の1程度まで減ってきました。

全体の罹患率は、0.4%台まで悪化したまま変わりません
10月の4週間は日本国籍者と外国籍者の罹患率に差はなく0.35%程度でした。
その後半年以上細かいデータが出ていますが、外国籍者の方が罹患率が高く、日本国籍者は上下を繰り返している印象です。
前週と比べると、日本国籍者は、検査数が5%減少に対して陽性者数は46%減少。外国籍者は検査数が7%減少に対して陽性者数は9%増加です。
このため、罹患率は、日本国籍者は大幅改善。外国籍者は0.7%台まで悪化しました

[陽性者数多い国分析] 全14か国、インドさらに増加
今週陽性者が確認されたのは、前週に続いて陽性者が出ているインド、フィリピン、米国、パキスタン、ネパール、インドネシア、カザフスタン、タイ、フランスなどを含めて14か国でした。陽性者が出た国は少しずつ減ってきており、特定国に偏ってきている印象です。
変異株の影響が出ているインドは25人とさらに増加しています。日本国籍者は入国者数が199人(前週比-35人)、有症状者は5人(前週比-5人)といずれも減っています。外国籍者は入国者数は234人(前週比-20人)と微減だったのに対し有症状者は20人(前週比+9人)と激増しています。日本国籍者を中心に逃げ帰り需要は増えたままですが、外国籍者のみ状況が悪化し、日外で差が出てきました。
続いて多かったのがフィリピンで5人。入国者はずっと外国籍者が多く、陽性者も全員外国籍者です。
次に多かったのが米国で4人。日本国籍者1人のみで、外国籍者の方が罹患率が高い状況は変わりません。
4月初めまで悪化の一途だったパキスタンは3人まで減少。日本国籍者が1人出ています。
ネパールも3人です。入国者はダントツで外国籍者が多い国で、陽性者も全員外国籍者です。
2人だったのはインドネシアの1か国。日本国籍者の入国が増える中、陽性者は日外1人ずつです。
残り8か国は1人ずつで、韓国、タイ、カザフスタン、トルコ、ハンガリー、ウガンダが日本国籍者と邦人の陽性が増えています。
超低感染の非上陸拒否国は、韓国とタイから陽性者が出ています。
1桁入国者数で陽性者が出た異常国はありませんでしたが、ハンガリーとウガンダは入国者は14人のみです。
相変わらず欧米は日本国籍者、南アジアは外国籍者が多い印象です。

[罹患率高い国分析] 1%超えは14か国中8か国も、インド18人に1人陽性
罹患率は、二桁割合の超危険状態の国はありませんでした。
もっとも率が悪かったのは、ハンガリーとウガンダでともに7.14%(検体14人中1人陽性=いずれも日本国籍者陽性)でした。
続いて率が悪かったのはインドで5.77%(検体433人中25人陽性)、カザフスタンが4.76%(検体21人中1人陽性)、ルーマニアが4.35%(検体23人中1人陽性)、パキスタンが2.97%(検体101人中3人陽性)、ネパールが1.26%(検体238人中3人陽性)、トルコが1.10%(検体91人中1人陽性)と続いています。
1%超えは以上の8か国でした。
インド、カザフスタン、パキスタン、ネパールと4か国も、前週から連続で1%超えの異常状態です。
インド、パキスタン、ネパールの南アジア諸国はここのところずっと1%超えが続いています。
アフリカと東欧がもともと多かったですが、南アジア〜中央アジアばかりになってきました。

インドとパキスタン、ネパールは陽性率も陽性人数も多く非常に危険な状況
インドは数字がどんどん悪化しており、ついに18人に1人に陽性となっています。
1機200人搭乗していると11人は陽性者という異様な飛行機になりますね、、、。

[航空便利用者数分析] 航空利用者は減少傾向続く
合計の利用者数は、16,706人(前週比-594人)と減少が続いています
多くの国で利用者数が減少しており、減少幅が大きい国が目立ちます。まん延防止措置や緊急事態宣言が影響していますでしょうか。
増加している国は、最も人数が増えたのフィリピン直行便2,320人(前週比+176人)。インドネシア直行便が1,315人(前週比+145人)、インド直行便が177人(前週比+130人)などとなっています。
減少している国は、もっと人数が減ったのが中国直行便で1,828人(前週比-199人)。シンガポール直行便が650人(前週比-193人)、フランス直行便が468人(前週比-168人)、米国直行便が3,709人(前週比-142人)などとなっています。
皆増した国は、ミャンマー直行便93人のみ。皆減した国は、モンゴル直行便(33人皆減)のみでした。
変異株で騒ぎになっている英国直行便は249人(前週比-31人)で減少が続いています。このほかネパール直行便が165人(前週比-10人)と若干減少となっています。(パキスタンは直行便は飛んでいません)

[変異株陽性者数分析] 変異株陽性者は三割台まで落ち着き
詳細発表された62人の陽性者のうち、17人が英国で確認された変異株、2人が南アフリカで確認された変異株、1人がブラジルで確認された変異株、1人がフィリピンで確認された変異株と判明しています。実に34%とやや減りました。
気になるのは、陽性が急増しているインドで最初に確認された変異株が検出対象となっていないことです。これを加えると、一気に変異株陽性者が急増する可能性があります。
そのうち2人は3日遅れ陽性で、従来の入国方法ではすり抜けていた事例でした。

毎週データは更新されているようですので、今後も注視していきます。

週間速報内容
04/18-04/24
全検査
合計 検体11,268陽性50 0.44%
日本 検体 6,449陽性13 0.20%↓急減
外国 検体 4,819陽性37 0.77%↑


検体数の多い国
米  国:検体2,373、陽性 4=0.17%
  日本国籍 検体1,788 陽性 1=0.05%/外国籍 検体 585 陽性 3=0.51%
中  国:検体1,707、陽性 0=0%
  日本国籍 検体 707 陽性 0=0%/外国籍 検体1,000 陽性 0=0%
フィリピン:検体 943、陽性 5=0.53%
  日本国籍 検体 150 陽性 0=0%/外国籍 検体 793 陽性 5=0.63%
韓  国:検体 567、陽性 1=0.18%
  日本国籍 検体 213 陽性 0=0%/外国籍 検体 354 陽性 1=0.28%
インドネシア:検体 488、陽性 2=0.41%
  日本国籍 検体 322 陽性 1=0.31%/外国籍 検体 166 陽性 1=0.60%

罹患率の高い国
ウガンダ:合計 検体 14、陽性 1=7.14%
  日本国籍 検体 13 陽性 1=7.69%/外国籍 検体 1 陽性 0=0%
ハンガリー:合計 検体 14、陽性 1=7.14%
  日本国籍 検体 12 陽性 1=8.33%/外国籍 検体 2 陽性 0=0%
イ ン ド:検体 433、陽性25=5.77%
  日本国籍 検体 199 陽性 5=2.51%/外国籍 検体 234 陽性20=8.55%
カザフスタン:合計 検体 21、陽性 1=4.76%
  日本国籍 検体 21 陽性 1=4.76%/外国籍 検体 0 陽性 0=0%
ルーマニア:合計 検体 23、陽性 1=4.35%
  日本国籍 検体 7 陽性 0=0%/外国籍 検体 16 陽性 1=6.25%


毎日の個別発表との誤差状況(4月11日〜4月17日)
(A)週間発表(今回の滞在国・地域ごとの検査実績発表):50人
(B)毎日発表:62人中非公表0人(複数国滞在者0人、強制隔離中陽性とみられる人9人)←行動歴「―」3人

 (誤差が出ている国)Aが超過していると非公表の可能性有
 フィリピン (B)が3人超過
 パキスタン (B)が3人超過
 行動歴「―」(B)が3人超過
 ブラジル  (B)が2人超過
 イ ン ド (B)が1人超過
 カザフスタン (A)が1人超過

 (Bで強制隔離中とみられる陽性が出ている国)
 フィリピン  3人
 パキスタン  2人
 ブラジル   2人
 イ ン ド  1人
 ド イ ツ  1人


4月18日羽田着で3人出ていた行動歴「―」が謎でしたが、それと思われる国はありませんでした。毎日発表は62人、今回発表された「空港検疫所における滞在国・地域ごとの検査実績」は50人で、強制隔離中陽性と思われる人数が9人ですので、行動歴「―」の人も今回発表された「空港検疫所における滞在国・地域ごとの検査実績」には反映されていない可能性が高いです。
2日遅れの発表でしたので、隔離中陽性ではないと思われますが、謎は深まるばかりです。
国名がないことから、検査は各航空会社に丸投げされているはずの運航乗務員の可能性がありますでしょうか。しかし、5月2日に海外航空会社しか就航していない福岡着でも3人出ており、謎が深まるばかりです(本邦社は日本発海外で入国せずにとんぼ返りと言う可能性はありますが、海外航空会社は出国元が必ずあるため謎です)。


やはりドイツやブラジルは、今回発表された「空港検疫所における滞在国・地域ごとの検査実績」では、今週陽性者は出てきていません。
若干の誤差はあるものの、強制隔離中陽性については、今回発表された「空港検疫所における滞在国・地域ごとの検査実績」のデータには含まれていないのは確定ですね。
これまで分析したもので、記載が間違っているものについては、記事内訂正はしませんが、トップに分かるように記載しておきます(更新まで少し時間いただきます)。
 

水際対策(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/kansenkakudaiboushi-iryouteikyou.html#h2_7


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検疫週間速報4月2_邦人増で悪化

◇空港検疫(週間速報)4月2週目 日本国籍陽性増加で悪化、インドは直行便減少も日本国籍者急増

5月6日に発表されたデータが修正更新され、内容が大きく変更されました。
この記事は、修正前データを反映させた内容を記事にしたものです。
この記事で取り上げている修正前のデータは強制隔離中検査で陽性になった人数が含まれていないものになります。

修正後のデータ(強制隔離中検査で陽性になった人数も含まれた正確なデータ)を基にした記事は下記をクリックしてください。
罹患率等が異常に上昇しています。
https://johokotu.seesaa.net/article/481411252.html


厚生労働省(厚労省)は6日、空港検疫での新型コロナウイルス感染症検査状況の4月2週目(4月11日〜4月17日)分の速報値を発表しました。

4月2週目分は発表が1週間以上遅れましたが、5月6日に発表されました。


厚労省の速報は、週間の検体数と陽性者数を、日本国籍者、外国籍者別に、滞在国ごとに出した非常に細かいデータです。2020年11月11日以降毎週水曜日に過去4週間分が発表されています。5月6日の公表で、2020年10月4日〜2021年4月24日分が公表されています。
速報のため、日々の発表のデータとかなりのズレが生じてる場合もありますが、分析に活用できます。

[罹患状況推移分析] 罹患率再び悪化し0.4%台、原因は日本国籍者??
2020年
10/04-10/10 検体12,421・陽性57=罹患率0.46%(日本国籍0.46%:外国籍0.46%)
10/11-10/17 検体 7,364・陽性24=罹患率0.33%(日本国籍0.29%:外国籍0.34%)
10/18-10/24 検体12,213・陽性46=罹患率0.38%(日本国籍0.39%:外国籍0.37%)
10/25-10/31 検体17,833・陽性47=罹患率0.26%(日本国籍0.22%:外国籍0.29%)
  <11/01〜入国者の多い低感染国9か国が検査解除>
11/01-11/07 検体10,589・陽性84=罹患率0.79%(日本国籍0.75%:外国籍0.83%)
11/08-11/14 検体10,823・陽性89=罹患率0.82%(日本国籍0.54%:外国籍1.02%)
11/15-11/21 検体11,627・陽性79=罹患率0.68%(日本国籍0.52%:外国籍0.79%)
11/22-11/28 検体13,789・陽性90=罹患率0.65%(日本国籍0.61%:外国籍0.65%)
11/29-12/05 検体14,226・陽性89=罹患率0.63%(日本国籍0.50%:外国籍0.74%)
12/06-12/12 検体16,488・陽性86=罹患率0.52%(日本国籍0.43%:外国籍0.64%)
12/13-12/19 検体18,554・陽性74=罹患率0.40%(日本国籍0.28%:外国籍0.62%)
12/20-12/26 検体18,835・陽性98=罹患率0.52%(日本国籍0.51%:外国籍0.54%)
12/27-01/02 検体13,123・陽性83=罹患率0.63%(日本国籍0.49%:外国籍0.75%)
2021年
01/03-01/09 検体14,098・陽性76=罹患率0.54%(日本国籍0.23%:外国籍0.72%)
  <01/09〜全入国者検査開始>
01/10-01/16 検体21,399・陽性67=罹患率0.31%(日本国籍0.31%:外国籍0.31%)
01/17-01/23 検体22,678・陽性41=罹患率0.18%(日本国籍0.31%:外国籍0.15%)
01/24-01/30 検体10,076・陽性25=罹患率0.25%(日本国籍0.12%:外国籍0.37%)
01/31-02/06 検体10,435・陽性20=罹患率0.19%(日本国籍0.13%:外国籍0.27%)
02/07-02/13 検体 9,423・陽性19=罹患率0.20%(日本国籍0.15%:外国籍0.26%)
02/14-02/20 検体 9,523・陽性19=罹患率0.20%(日本国籍0.11%:外国籍0.28%)
02/21-02/27 検体11,779・陽性23=罹患率0.20%(日本国籍0.22%:外国籍0.17%)
02/28-03/06 検体14,086・陽性29=罹患率0.21%(日本国籍0.16%:外国籍0.26%)
03/07-03/13 検体14,467・陽性27=罹患率0.19%(日本国籍0.14%:外国籍0.25%)
03/14-03/20 検体17,879・陽性49=罹患率0.27%(日本国籍0.20%:外国籍0.41%)
03/21-03/27 検体14,040・陽性42=罹患率0.30%(日本国籍0.15%:外国籍0.48%)
03/28-04/03 検体14,615・陽性70=罹患率0.48%(日本国籍0.24%:外国籍0.81%)
04/04-04/10 検体12,694・陽性46=罹患率0.36%(日本国籍0.13%:外国籍0.62%)

04/11-04/17 検体11,974・陽性58=罹患率0.48%(日本国籍0.35%:外国籍0.65%)

検査数の日外比率は、今週は日本国籍者が増え、1:0.77となっています。

検査対象が全入国者になっています。検査数(≒入国者)の多さは、米国、中国、フィリピン、韓国、インドの順でした。タイが100人以上減った一方でインドは100人ほど増えています。
日本人は今週は微増の6,769人でした。12月4週目に12,354人いたのち、1月以降は一度激減後、徐々に回復していましたが、ここのところ減少気味です。
外国人は大幅に減少が継続。1月3週目に17,873人だったものが、今週は5,205人と3分の1程度のまま変わりません。

全体の罹患率は、0.4%台まで悪化しています。
10月の4週間は日本国籍者と外国籍者の罹患率に差はなく0.35%程度でした。
その後半年以上細かいデータが出ていますが、外国籍者の方が罹患率が高く、日本国籍者は上下を繰り返している印象です。
前週と比べると、日本国籍者は、検査数が1%増加に対して陽性者数は167%増加(=2.67倍)。外国籍者は検査数が13%減少に対して陽性者数は8%減少です。
このため、罹患率は、日本国籍者は大幅悪化。外国籍者は前々週までに悪化したまま横ばい状態です。

[陽性者数多い国分析] 全15か国、インドが急増
今週陽性者が確認されたのは、前週に続いて陽性者が出ているインド、パキスタン、フィリピン、ネパール、米国、タイ、エジプト、インドネシア、アフガニスタンなどを含めて15か国でした。陽性者が出た国は少しずつ減ってきており、特定国に偏ってきている印象です。
変異株の影響かインドが一気に増加し21人とダントツでした。日本国籍者は入国者数も234人(前週比+100人)と増えたものの、有症状者の悪化はそれ以上で10人(前週比+8人)も出ました。外国籍者は入国者数は254人(前週比+3人)と前週とほぼ変わらず有症状者は11人(前週比+6人)と悪化。日本国籍者を中心に逃げ帰り需要が増え、集団の罹患率も上がっている状況です。ここまで数字が悪くなると、罹患率に日外で差がなくなっています。
4月初めまで悪化の一途だったパキスタンは9人。前々週の半数以下ですが、なかなか落ちてこないです。引き続き全員が外国籍者という異常状態でした。
続いて突如登場したのがカザフスタンで5人。現地で行われたレスリングの東京五輪アジア予選などに参加した選手・役員が複数人陽性になっていることが発表されています。4人が日本国籍です。(空港検疫すり抜けでの市中での確認も合わせ、4月24日までに大会参加者8人陽性)
フィリピンとネパールが4人で続いています。いずれも全員外国籍者という異常な状況です(いずれも外国籍の方が入国者自体も多い)。
続いて米国が3人でした。日本国籍者が2人です。
2人だったのはタイ、エジプト、チェコの3か国。こちらは全員が日本国籍者と異常に偏っています(いずれも日本国籍の方が入国者自体も多い)。
残り6か国は1人ずつで、日本国籍者はスリランカとフランスのみでした。
超低感染の非上陸拒否国は、タイと中国から陽性者が出ています。
ジブチは入国者数が1桁なのに陽性者が出る異常事態です。
相変わらず欧米は日本国籍者、南アジアは外国籍者が多い印象です。

[罹患率高い国分析] 1%超えは15か国中9か国も
罹患率は、ジブチが最も悪く50.00%(検体2人中1人陽性=全員外国籍)。二桁割合の超危険状態はジブチのみでした。
カザフスタンが7.69%(検体65人中5人陽性)、チェコが5.71%(検体35人中2人陽性)、インドが4.30%(検体488人中21人陽性)、アフガニスタンが4.17%(検体24人中1人陽性)、パキスタンが4.05%(検体222人中9人陽性)、エジプトが3.85%(検体52人中2人陽性)、スリランカが1.69%(検体59人中1人陽性)、ネパールが1.53%(検体262人中4人陽性)と続いています。
1%超えは以上の9か国でした。
インド、アフガニスタン、パキスタン、エジプトと4か国も、前週から連続で1%超えの異常状態です。アフリカと東欧がもともと多かったですが、南アジア〜中央アジアばかりになってきました。

インドとパキスタンは陽性率も陽性人数も多く非常に危険な状況
インドは23人に1人、パキスタンは25人に1人が陽性者です。
1機200人搭乗していると8人は陽性者という異様な飛行機になりますね、、、。

[航空便利用者数分析] 航空利用者は減少傾向続く、インドが謎の激減
合計の利用者数は、17,300人(前週比-441人)と前週から減少しました
多くの国で利用者数が減少しています。
その中で増加している国があります。最も人数が増えたのインドネシア直行便1,170人(前週比+635人)と増加。インドネシアは入国者も増えていますが、日本国籍者の増加が目立つ国です。このほか、米国直行便が3,851人(前週比+188人)と増えたのが目立った程度です。
減少した国では、なぜかインド直行便が47人(前週比-340人)と大幅に減っています。入国者数は増えている状況で、直行便ではなく、経由便での脱出が増えていると推定される結果ですが、JALとANAが増便したころで謎の推移となっています。このほかタイ直行便が722人(前週比-185人)などとなっています。
皆増、皆減した国はありませんでした。
変異株で騒ぎになっている英国直行便は280人(前週比-51人)で若干減少しました。このほかネパール直行便が175人(前週比+37人)と若干増となっています。(パキスタンは直行便は飛んでいません)

[変異株陽性者数分析] 変異株陽性者が半数
詳細発表された74人の陽性者のうち、30人が英国で確認された変異株、6人が南アフリカで確認された変異株と判明しています。実に49%も占めています。
そのうち8人は3日遅れ陽性で、従来の入国方法ではすり抜けていた事例でした。

毎週データは更新されているようですので、今後も注視していきます。

週間速報内容
04/11-04/17
全検査
合計 検体11,974陽性58 0.48%↑
日本 検体 6,769陽性24 0.35%↑激増
外国 検体 5,205陽性34 0.65%


検体数の多い国
米  国:検体2,399、陽性 3=0.13%
  日本国籍 検体1,862 陽性 2=0.11%/外国籍 検体 537 陽性 1=0.19%
中  国:検体1,908、陽性 1=0.05%
  日本国籍 検体 750 陽性 0=0%/外国籍 検体1,158 陽性 1=0.08%
フィリピン:検体 809、陽性 4=0.49%
  日本国籍 検体 93 陽性 0=0%/外国籍 検体 716 陽性 4=0.56%
韓  国:検体 597、陽性 0=0%
  日本国籍 検体 233 陽性 0=0%/外国籍 検体 364 陽性 0=0%
イ ン ド:検体 488、陽性21=4.30%
  日本国籍 検体 234 陽性10=4.27%/外国籍 検体 254 陽性11=4.33%

罹患率の高い国
ジ ブ チ:合計 検体 2、陽性 1=50.00%
  日本国籍 検体 0 陽性 0=0%/外国籍 検体 2 陽性 1=50.00%
カザフスタン:合計 検体 65、陽性 5=7.69%
  日本国籍 検体 49 陽性 4=8.16%/外国籍 検体 16 陽性 1=6.25%
チ ェ コ:合計 検体 35、陽性 2=5.71%
  日本国籍 検体 30 陽性 2=6.67%/外国籍 検体 5 陽性 0=0%
イ ン ド:検体 488、陽性21=4.30%
  日本国籍 検体 234 陽性10=4.27%/外国籍 検体 254 陽性11=4.33%
アフガニスタン:合計 検体 24、陽性 1=4.17%
  日本国籍 検体 3 陽性 0=0%/外国籍 検体 21 陽性 1=4.76%


毎日の個別発表との誤差状況(4月11日〜4月17日)
(A)週間発表(今回の滞在国・地域ごとの検査実績発表):58人
(B)毎日発表:74人中非公表0人(複数国滞在者0人、3日後陽性とみられる人19人)

 (誤差が出ている国)Aが超過していると非公表の可能性有
 パキスタン (B)が10人超過
 U A E (B)が2人超過
 フィリピン (B)が1人超過
 英   国 (B)が1人超過
 カ ナ ダ (B)が1人超過
 ブラジル  (B)が1人超過

 (Bで3日後陽性が出ている国)
 パキスタン 10人
 U A E  2人
 米   国  2人
 フィリピン  1人
 カザフスタン 1人
 英   国  1人
 カ ナ ダ  1人
 ブラジル   1人


アラブ首長国連邦や英国、カナダ、ブラジルは、今回発表された「空港検疫所における滞在国・地域ごとの検査実績」では、今週陽性者は出てきていません。
若干の誤差はあるものの、3日後陽性については、今回発表された「空港検疫所における滞在国・地域ごとの検査実績」のデータには含まていないのはほぼ確実のようです。

これまで分析したもので、記載が間違っているものについては、記事内訂正はしませんが、トップに分かるように記載しておきます(更新まで少し時間いただきます)。
 

水際対策(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/kansenkakudaiboushi-iryouteikyou.html#h2_7


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検疫週間速報4月1_陽性減0.3%台

◇空港検疫(週間速報)4月1週目 陽性者数は減少し罹患率も0.3%台まで改善

5月6日に発表されたデータが修正更新され、内容が大きく変更されました。
この記事は、修正前データを反映させた内容を記事にしたものです。
この記事で取り上げている修正前のデータは強制隔離中検査で陽性になった人数が含まれていないものになります。

修正後のデータ(強制隔離中検査で陽性になった人数も含まれた正確なデータ)を基にした記事は下記をクリックしてください。
罹患率等が異常に上昇しています。
https://johokotu.seesaa.net/article/481410849.html


厚生労働省(厚労省)は6日、空港検疫での新型コロナウイルス感染症検査状況の4月1週目(4月4日〜4月10日)分の速報値を発表しました。

4月1週目分は発表が2週間以上遅れましたが、5月6日に発表されました。


厚労省の速報は、週間の検体数と陽性者数を、日本国籍者、外国籍者別に、滞在国ごとに出した非常に細かいデータです。2020年11月11日以降毎週水曜日に過去4週間分が発表されています。5月6日の公表で、2020年10月4日〜2021年4月24日分が公表されています。
速報のため、日々の発表のデータとかなりのズレが生じてる場合もありますが、分析に活用できます。

[罹患状況推移分析] 陽性者減少で0.3%台まで改善も外国籍は悪いまま
2020年
10/04-10/10 検体12,421・陽性57=罹患率0.46%(日本国籍0.46%:外国籍0.46%)
10/11-10/17 検体 7,364・陽性24=罹患率0.33%(日本国籍0.29%:外国籍0.34%)
10/18-10/24 検体12,213・陽性46=罹患率0.38%(日本国籍0.39%:外国籍0.37%)
10/25-10/31 検体17,833・陽性47=罹患率0.26%(日本国籍0.22%:外国籍0.29%)
  <11/01〜入国者の多い低感染国9か国が検査解除>
11/01-11/07 検体10,589・陽性84=罹患率0.79%(日本国籍0.75%:外国籍0.83%)
11/08-11/14 検体10,823・陽性89=罹患率0.82%(日本国籍0.54%:外国籍1.02%)
11/15-11/21 検体11,627・陽性79=罹患率0.68%(日本国籍0.52%:外国籍0.79%)
11/22-11/28 検体13,789・陽性90=罹患率0.65%(日本国籍0.61%:外国籍0.65%)
11/29-12/05 検体14,226・陽性89=罹患率0.63%(日本国籍0.50%:外国籍0.74%)
12/06-12/12 検体16,488・陽性86=罹患率0.52%(日本国籍0.43%:外国籍0.64%)
12/13-12/19 検体18,554・陽性74=罹患率0.40%(日本国籍0.28%:外国籍0.62%)
12/20-12/26 検体18,835・陽性98=罹患率0.52%(日本国籍0.51%:外国籍0.54%)
12/27-01/02 検体13,123・陽性83=罹患率0.63%(日本国籍0.49%:外国籍0.75%)
2021年
01/03-01/09 検体14,098・陽性76=罹患率0.54%(日本国籍0.23%:外国籍0.72%)
  <01/09〜全入国者検査開始>
01/10-01/16 検体21,399・陽性67=罹患率0.31%(日本国籍0.31%:外国籍0.31%)
01/17-01/23 検体22,678・陽性41=罹患率0.18%(日本国籍0.31%:外国籍0.15%)
01/24-01/30 検体10,076・陽性25=罹患率0.25%(日本国籍0.12%:外国籍0.37%)
01/31-02/06 検体10,435・陽性20=罹患率0.19%(日本国籍0.13%:外国籍0.27%)
02/07-02/13 検体 9,423・陽性19=罹患率0.20%(日本国籍0.15%:外国籍0.26%)
02/14-02/20 検体 9,523・陽性19=罹患率0.20%(日本国籍0.11%:外国籍0.28%)
02/21-02/27 検体11,779・陽性23=罹患率0.20%(日本国籍0.22%:外国籍0.17%)
02/28-03/06 検体14,086・陽性29=罹患率0.21%(日本国籍0.16%:外国籍0.26%)
03/07-03/13 検体14,467・陽性27=罹患率0.19%(日本国籍0.14%:外国籍0.25%)
03/14-03/20 検体17,879・陽性49=罹患率0.27%(日本国籍0.20%:外国籍0.41%)
03/21-03/27 検体14,040・陽性42=罹患率0.30%(日本国籍0.15%:外国籍0.48%)
03/28-04/03 検体14,615・陽性70=罹患率0.48%(日本国籍0.24%:外国籍0.81%)

04/04-04/10 検体12,694・陽性46=罹患率0.36%(日本国籍0.13%:外国籍0.62%)

検査数の日外比率は、今週は日本国籍者が減り、1:0.90となっています。

検査対象が全入国者になっています。検査数(≒入国者)の多さは、米国、中国、フィリピン、韓国、タイの順でした。フィリピンがやや増え、再び韓国を上回りました
日本人は今週は急減して6,682人でした。12月4週目に12,354人いたのち、1月以降は一度激減後、徐々に回復していましたが、ここのところ減少気味です。
外国人は大幅に減少が継続。1月3週目に17,873人だったものが、今週は6,012人と3分の1程度のまま変わりません。

10月の4週間は日本国籍者と外国籍者の罹患率に差はなく0.35%程度でした。
11月に入ってからは、日本国籍者、外国籍者ともに急上昇しました。外国籍者の方が多かった印象ですが、差は小さく、日本国籍者の割合も追いかけるように増えていました。
検体数が増加していますが、三日間強制隔離対象国が増えており、二回検査する人が増えていることも、増加した一因と推定されます。
前週と比べると、日本国籍者は、検査数が25%減少に対して陽性者数は40%減少。外国籍者は検査数が6%減少に対して陽性者数は3%減少です。
このため、罹患率は、日本国籍者は改善。外国籍者は前週までに悪化したまま横ばい状態です。

罹患率は、0.3%台まで戻しました。

[陽性者数多い国分析] 全16か国、パキスタンは2桁人数陽性続く
今週陽性者が確認されたのは、前週に続いて陽性者が出ているパキスタン、インド、フィリピン、ケニア、米国、ロシア、ウズベキスタン、ネパール、エジプト、アフガニスタンなどを含めて16か国でした。
最多だったのはパキスタンで10人。前週の半数以下になりましたが、まだ二桁人数です。全員が外国籍者という異常状態でした。
変異株の影響かインドが2週連続の7人で続いています。外国籍者の方が陽性者が多く5人でした。
フィリピンとケニアが5人で続いており全員外国籍者と言う異常状態。
続いてタイが3人でした。全員日本国籍者です。タイは、非上陸拒否国ですが、ここのところ感染が拡大しており、その影響が出ているものと思われます。
2人だったのは5か国もあり、米国、ロシア、ジンバブエ、ウズベキスタン、ウクライナ。米国、ウズベキスタン、ウクライナは日外1人ずつ、ロシアとジンバブエは2人とも外国籍者です。
残り6か国は1人ずつで、日本国籍者はエジプトのみでした。
ジンバブエは入国者数が1桁なのに陽性者が出る異常事態です。
相変わらず欧米は日本国籍者、南アジアは外国籍者が多い印象です。

[罹患率高い国分析] 1%超えは16か国中10か国も
罹患率は、ジンバブエが最も悪く40.00%(検体5人中2人陽性=全員外国籍)。ケニアが16.13%(検体31人中5人陽性=外国籍者13人中5人)で、合計2か国が二桁割合の超危険状態でした。
シリアが7.14%(検体14人中1人陽性)、ウズベキスタンが5.71%(検体35人中2人陽性)、アフガニスタンが4.00%(検体25人中1人陽性)、パキスタンが3.89%(検体257人中10人陽性)、ウクライナが3.51%(検体57人中2人陽性)、エジプトが2.08%(検体48人中1人陽性)、インドが1.82%(検体385人中7人陽性)、ロシアが1.59%(検体126人中2人陽性)と続いています。
1%超えは以上の10か国でした。

ケニア、ウズベキスタン、アフガニスタン、パキスタン、インドと5か国も、前週から連続で1%超えの異常状態です。相変わらずアフリカと東欧がもともと多かったですが、南アジア〜中央アジア〜中東が増えてきています。

[航空便利用者数分析] 航空利用者は千人以上減少
合計の利用者数は、17,741人(前週比-1,173人)と前週から減少しました
多くの国で利用者数が減少しています。
その中で増加している国があります。最も人数が増えたのフィリピン直行便2,191人(前週比+656人)と増加。フィリピンは入国者も増えています。このほか、ベトナム直行便が607人(前週比+153人)と増えたのが目立った程度です。
米国直行便が3,663人(前週比-655人)とだいぶ減ったほか、中国直行便が2,169人(前週比-405人)、韓国直行便が1,029人(前週比-298人)など、減少している国が多いです。
皆増したのが、モンゴル直行便12人、ポーランド直行便27人でした。2週間ごとのに運航されている国です。
皆減したのが、コートジボワール直行便(32人皆減の0人)、パプアニューギニア直行便(3人皆減の0人)、ボリビア直行便(33人皆減の0人)、ミャンマー直行便(145人皆減の0人)、バングラデシュ直行便(3人皆減の0人)でした。定期便が飛んでいない国も多く、前週はチャーター便が飛んだものと思われます。
変異株で騒ぎになっている英国直行便は331人(前週比+86人)で若干増加しました。インド直行便は387人(前週比-19人)と若干減っています。

[変異株陽性者数分析] 変異株陽性者が6割超え!!
詳細発表された62人の陽性者のうち、32人が英国で確認された変異株、9人が南アフリカで確認された変異株と判明しています。実に66%も占めています。
そのうち7人は3日遅れ陽性で、従来の入国方法ではすり抜けていた事例でした。

毎週データは更新されているようですので、今後も注視していきます。

週間速報内容
04/04-04/10
全検査
合計 検体12,694陽性46 0.36%↓
日本 検体 6,682陽性 9 0.13%↓
外国 検体 6,012陽性37 0.62%↓


検体数の多い国
米  国:検体2,494 陽性 2=0.08%
  日本国籍 検体1,924 陽性 1=0.05%/外国籍 検体 570 陽性 1=0.17%
中  国:検体2,066 陽性 0=0%
  日本国籍 検体 621 陽性 0=0%/外国籍 検体1,445 陽性 0=0%
フィリピン:検体 916 陽性 5=0.55%
  日本国籍 検体 118 陽性 0=0%/外国籍 検体 798 陽性 5=0.62%
韓  国:検体 761 陽性 0=0%
  日本国籍 検体 250 陽性 0=0%/外国籍 検体 511 陽性 0=0%
タ  イ:検体 556 陽性 3=0.54%
  日本国籍 検体 439 陽性 3=0.68%/外国籍 検体 117 陽性 0=0%

罹患率の高い国
ジンバブエ:合計 検体 5、陽性 2=40.00%
  日本国籍 検体 0 陽性 0=0%/外国籍 検体 5 陽性 2=40.00%
ケ ニ ア:合計 検体 31、陽性 5=16.13%
  日本国籍 検体 18 陽性 0=0%/外国籍 検体 13 陽性 5=38.46%
シ リ ア:合計 検体 14、陽性 1=7.14%
  日本国籍 検体 1 陽性 0=0%/外国籍 検体 13 陽性 1=7.69%
ウズベキスタン:合計 検体 35、陽性 2=5.71%
  日本国籍 検体 11 陽性 1=9.09%/外国籍 検体 24 陽性 1=4.16%
アフガニスタン:合計 検体 25、陽性 1=4.00%
  日本国籍 検体 6 陽性 0=0%/外国籍 検体 19 陽性 1=5.26%


毎日の個別発表との誤差状況(4月4日〜4月10日)
(A)週間発表(今回の滞在国・地域ごとの検査実績発表):46人
(B)毎日発表:62人中非公表0人(複数国滞在者 3か国1人、3日後陽性17人)

 (誤差が出ている国)Aが超過していると非公表の可能性有
 パキスタン (B)が13人超過(※3か国滞在者)
 フィリピン (B)が2人超過
 ポーランド (B)が1人超過
 アラブ首長国連邦 (B)が1人超過(※3か国滞在者)
 ケニア (B)が1人超過(※3か国滞在者)

 (Bで3日後陽性が出ている国)
 パキスタン 13人
 フィリピン 2人
 ポーランド 1人


今回分の分析で、3日後陽性については、今回発表されている国籍別国別のデータには含まれていないと推定されることになりました。

3日間強制隔離後に行われる検査は、空港検疫所における検査ではないということなのかもしれません。
GW中に、3日後検査の数値が含まれているものとして様々な分析を行いましたが、配信内容に誤りが出ている可能性があります。申し訳ありません。

一方で、この数値が入国時検査の数値なのだとすると、検体数=入国者数で間違いなしということになります。
 

水際対策(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/kansenkakudaiboushi-iryouteikyou.html#h2_7


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ラベル:検疫 感染症
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2021年05月08日

空港検疫5/8_まだ南亜複数陽性

◇空港検疫 まだまだ南アジアからの陽性複数 5月8日発表分

厚生労働省(厚労省)は5月8日現在の、空港検疫を含めた最新の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の状況を発表しました。
空港検疫の数字は、2020年4月3日午前0時から症状の有無や濃厚接触の有無に関係なく、上陸拒否国からの入国者全員検査を実施しています。さらに2021年1月9日午前0時からは非上陸拒否国も含めた入国者全員検査を、緊急事態宣言中限定で臨時的に実施しており、いま日本で唯一正確な罹患率を把握できます。


(×××)
5月8日現在
無症状率 91.6%
罹 患 率 0.418%

▲国際線到着空港は緊急事態の東京都内より8.5倍も危険!

(比較用)東京都 現罹患率:0.049%=要治療6,970人/人口13,957,179人(2021年4月)

(比較用)東京都:罹患率1.028%=感染143,534人、死亡率0.0136%=死亡1,903人/人口13,957,179人(2021年4月)←[急増中・緊急事態宣言中]
(比較用)ギニア:罹患率0.176%=感染22,505人、死亡率0.0011%=死亡148人/人口約1,277万人(2019年)←※ロイター公式サイトが分かりやすいです。 https://graphics.reuters.com/world-coronavirus-tracker-and-maps/ja/countries-and-territories/guinea/


※罹患率は空港検疫の全員検査開始後の概要発表分を元に算出しています。
※無症状率は空港検疫の全員検査の詳細結果発表分を元に算出しています。
両数値は、元にしている数値に若干の差異があります。
また、海外で感染した人や有症状の人はそもそも海外から飛行機に乗ることができないため、実際の罹患率や隠れ感染者数は算出された数値より高く、実際の無症状率や無症状病原体保有者数は算出された数値より低いと考えられます。
あくまでも参考程度にお考え下さい。


空港検疫 全員検査結果(5月6日到着分までが反映されていると推定)
2日遅れで情報が反映していると思われる概要結果は以下の通りです。
3月31日発表分までは別にまとめています。

2020年04月04日〜2020年10月04日:https://johokotu.seesaa.net/article/477969790.html
2020年04月04日〜2020年10月31日:https://johokotu.seesaa.net/article/478493314.html
2020年04月04日〜2020年11月30日:https://johokotu.seesaa.net/article/478872998.html
2020年04月04日〜2020年12月31日:https://johokotu.seesaa.net/article/479429539.html
2020年04月04日〜2021年01月31日:https://johokotu.seesaa.net/article/479921204.html
2020年04月04日〜2021年02月28日:https://johokotu.seesaa.net/article/480368929.html
2020年04月04日〜2021年03月31日:https://johokotu.seesaa.net/article/480853712.html
2020年04月04日〜2021年04月30日:https://johokotu.seesaa.net/article/481375270.html

2020年04月04日〜2021年05月01日:対象639,646人、陽性2,616人/罹患率0.408%
2020年04月04日〜2021年05月02日:対象641,981人、陽性2,639人/罹患率0.411%
2020年04月04日〜2021年05月03日:対象644,322人、陽性2,657人/罹患率0.412%
2020年04月04日〜2021年05月04日:対象646,838人、陽性2,668人/罹患率0.412%
2020年04月04日〜2021年05月05日:対象647,801人、陽性2,671人/罹患率0.412%※海港検疫含む
2020年04月04日〜2021年05月06日:対象649,020人、陽性2,682人/罹患率0.413%
2020年04月04日〜2021年05月07日:対象650,711人、陽性2,711人/罹患率0.416%

2020年04月04日〜2021年05月07日:対象652,288人、陽性2,733人/罹患率0.418%

5月5日(水)分と思われる検査人数は1,577人と、二千人を切りました。
感染者は22人増加。罹患率は一気に悪化しています。
※2021年1月9日到着分(2021年1月11日発表分)から全入国者に対する検査が開始されており、検査数≒入国者数の状況です。(ただし、三日間の強制隔離対象国が徐々に増えてきており、入国直前と三日後の二回検査を受けている人が増加しています。検査数>入国者数に少し偏っていると考えられます。=実際の罹患率は上記数値よりも悪いと思われます。)

新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について(令和3年5月8日版)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_18484.html





















空港検疫検査 到着日別詳細結果(5月7日到着分までが反映と推定、下記の数字には海港検疫の数は含めていません)
1日遅れで情報が反映していると思われる空港検疫の詳細も発表されています。
3月31日到着分までは、別にまとめています。

2020年04月03日〜2020年10月02日:https://johokotu.seesaa.net/article/477969790.html
2020年04月03日〜2020年10月31日:https://johokotu.seesaa.net/article/478493314.html
2020年04月03日〜2020年11月30日:https://johokotu.seesaa.net/article/478872998.html
2020年04月03日〜2020年12月31日:https://johokotu.seesaa.net/article/479429539.html
2020年04月03日〜2021年01月31日:https://johokotu.seesaa.net/article/479921204.html
2020年04月03日〜2021年02月28日:https://johokotu.seesaa.net/article/480368929.html
2020年04月03日〜2021年03月31日:https://johokotu.seesaa.net/article/480853712.html
2020年04月03日〜2021年04月30日:https://johokotu.seesaa.net/article/481375270.html

05月01日:症状 有7 無16=陽性23人 2691・2692・2693・2694・2696・2697・2698・2699・2701・2702・2703・2704・2705・2706・2707・2708・2722・2723・2724・2725・2726・2727・2762
05月02日:症状 有4 無11=陽性15人 2700・2709・2710・2711・2712・2713・2714・2715・2729・2730・2731・2732・2733・2734・2735

05月03日:症状 有2 無1=陽性3人 2716・2717・2761
05月04日:症状 有0 無3=陽性3人 2720・2721・2782
 [空港別] 成田1・羽田2
 [男女別] 男3・女0
 [年代別] 10代下0・20代1・30代0・40代2・50代0・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] インド2・パキスタン1
 [居住地] 東京1・神奈川1・新潟1
05月05日:症状 有1(+1) 無24(+1)=陽性25人 2728・2736・2737・2738・2739・2740・2741・2742・2743・2744・2745・2746・2747・2748・2749・2750・2751・2752・2753・2754・2755・2756・2757・2792・2793
 [空港別] 成田24(+2)・羽田1
 [男女別] 男17(+2)・女8
 [年代別] 10代下3・20代8・30代10(+2)・40代4・50代0・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] ネパール19・インド5(+2)・米国1
 [居住地] 北海道1・秋田1・茨城1・群馬1・埼玉2・千葉2(+1)・東京4(+1)・神奈川4・愛知2・京都1・兵庫1・福岡4
05月06日:症状 有0 無2=陽性2人 2763・2764
 [空港別] 関空2
 [男女別] 男1・女1
 [年代別] 10代下0・20代0・30代2・40代0・50代0・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] フィリピン1・ネパール1
 [居住地] 大阪1・徳島1
05月07日:症状 有2 無21(+5)=陽性23人 2765・2766・2767・2768・2769・2770・2771・2772・2773・2774・2775・2776・2777・2778・2779・2780・2781・2783・2784・2785・2786・2787・2788
 [空港別] 成田19(+2)・羽田1(+1)・関空3(+2)
 [男女別] 男13(+2)・女10(+3)
 [年代別] 10代下1・20代11(+3)・30代6(+1)・40代3・50代2(+1)・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] ベトナム1・ネパール18(+1)・ロシア1(+1)・ギニア1(+1)・メキシコ1(+1)・ブラジル1(+1)
 [居住地] 宮城1・群馬2・埼玉1・東京9(+3)・神奈川1・山梨1・愛知4・大阪1・島根1(+1)・香川1(+1)・福岡1
05月08日:症状 有1 無2=陽性3人 2789・2790・2791
 [空港別] 羽田3
 [男女別] 男3・女0
 [年代別] 10代下0・20代0・30代0・40代0・50代3・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] インド3
 [居住地] 東京1・神奈川1・大阪1


合計10人の陽性確認が発表されました。
2020年4月3日0時の全員検査開始後に判明した陽性者は2021年5月8日までの401日間で2,714人になりました。
2,714人のうち有症状は2人増えて227人です。無症状は2,487人で、無症状率は91.6%です。ここのところ有症状者が急増しており、無症状率はジリジリ悪化しています。

7日着の陽性者が20人を超えました。これで5月に入ってからの20人超えは、1日、5日、7日と3日目となります。

本日発表分は、行動歴(渡航元)と居住地両方とも非公表者はいませんでした。
本日発表分は、団体感染が疑われる事例はありませんでした。

有症状者は2人出ました。
8日羽田着インドから入国の神奈川県居住50代男が鼻汁、下痢症状です。
5日成田着インドから入国の千葉県居住30代男が発熱、鼻汁症状です。
5日着の千葉県在住者は、3日後陽性で強制隔離中の発症とみられます。
8日成田着でインドからの直行便はなく、経由便利用で半日程度の飛行で、機内発症と思われます。
インドからは下痢症状が多いですね。変異種の特徴なのでしょうか。

強制隔離中の陽性とみられる事例は5日着2人です。インドから2人です。
これで3日間強制隔離対象国が少し多めに増えた3月5日着から5月5日着までの62日間で、強制隔離中の陽性者は118人となりました。
これらの人は、これまでの検疫方法ではすり抜けていた人たちですが、数が多すぎます。
1日着から新規に3日間強制隔離が始まり、いきなり2日連続で陽性者が出たインドからの入国者について、4日着の3日後陽性者は出ず、5日着が新たに出ています。

空港検疫での陽性がかなり増えてきていますが、すり抜けギリギリ事例、団体感染疑い例や機内クラスター疑い例が急激に増えています。
南アジアの悪化が止まりません。今日は10人中6人が南アジアからの入国者でした。


東京や大阪は緊急事態宣言が出ており、自県以外との行き来も自粛するよう求められていますが、相変わらず空港所在地以外の都道府県居住者の入国が止まりません。(そもそも海外との行き来が都府外でしたね、、、)

7日門司着で海港検疫で陽性者が1人出ています。また行動歴も居住地もない方です(2週間以上前に出港した方でしょうか)。

新型コロナウイルス感染症の患者等の発生について(空港・海港検疫)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_18485.html


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南亜3か国6日間強制隔離へ

◇新型コロナウイルス感染症 南アジア3か国からの入国者のみを6日間強制隔離へ

7日、新たな水際対策措置として、南アジアの3か国(ネパール、インド、パキスタン)からの全ての入国者に対し、6日間の強制隔離が実施されることが決定されました。

新たな水際対策の主な内容は、入国後14日間の自主隔離の方法の変更。
「当分の間、検疫所長の指定する場所(検疫所が確保する宿泊施設に限る)での待機」を求め、「入国後3日目及び6日目に改めて検査を行い、いずれの検査においても陰性と判定された者については、検疫所が確保する宿泊施設を退所し、入国後14日間の自宅等待機」を求めるとしています。入国から6日間はいわゆる強制隔離になります。
対象は、「インド、パキスタン及びネパールからのすべての入国者及び帰国者」で、5月10日0時以降の入国から適用されます。

入国者に対する強制隔離は、昨年12月以降、変異株対策で3日間強制隔離となる国・地域が徐々に指定されており、合計31か国・5地域からの入国者まで拡大されています。
パキスタンは3月20日から、インドは5月1日から追加指定されていますが、ネパールは3日間強制隔離にもなっていませんでした。
6日間強制隔離は、これらの対策をさらに進めたものになります。

3か国からの入国者は、3月以降空港検疫での陽性者が激増。毎日10人以上が陽性となる日もあり、航空機内クラスターの様相に見せています。特にインドでは、日本への航空便搭乗前のPCR検査もすぐに受けられないほどまで医療崩壊が進んでいる模様で、検査や航空便は余裕をもって予約し、検査が困難な場合には大使館・総領事館へ相談するよう注意喚起も出るほどになっています。
なお、発表の中では、緊急帰国の殺到を避けるためか、「現時点で航空便には十分な数の空席があります」といった文章まで用いてパニックにならないよう配慮した内容になっていますが、ネパールでは同国の水際対策で5月7日現地発からまずは1週間国際線の運航を停止、パキスタンでは5月1日から同国到着の国際線運航の8割削減などが既に実施されています。

水際対策としてはごくごく当たり前の措置と思いますが、他国で感染が猛威を振るい、空港検疫で陽性者数が激増した時でもここまで強い制限を課したことはなく、3か国だけを差別的に扱うことになります。
特にパキスタンをめぐっては、昨年6月に空港検疫での陽性が急増した際にも、検査結果判明まで空港からの外出を特別に禁止する差別的対応が行われたことがあります(現在はすべての入国者が結果が出るまで外出禁止になっていますが、当時はパキスタンからの入国者のみに適用するという差別的取り扱いでした。)
南アジア諸国からの入国者は、日本への再入国・帰国を前提とする短期渡航が異常に多いとか、14日間隔離からの逃走が多いとか、何か理由があるのでしょうかね、、、。

新型コロナウイルス感染症に関する新たな水際対策措置(インド、パキスタン及びネパールに対する措置)(外務省公式サイト)
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2021C073.html

ラベル:検疫 感染症
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緊急警報!また2桁陽性!!

緊急警報! 空港検疫で陽性急増中!危険、本日発表分二桁人数陽性確認!!

国際線到着空港 感染リスク急拡大中!!
3日間強制隔離後の検査でも続々陽性判明中!!
年末年始以来のウイルス密輸緊急事態宣言状態!!!
国内感染拡大阻止の瀬戸際です!!!!


空港検疫での入国者に対する新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の全員検査で、本日発表分で二桁人数の感染が確認されました。

8日に、陽性が確認されたとして発表があったのは全部で10人です。5月7日到着分は5人、速報に近い5月8日到着分は3人出ました。また、すり抜け3日後陽性者に当たる5月5日到着分が2人出ています

空港検疫でのCOVID-19感染確認の発表分で一日二桁人数となるのは4日連続で、5月に入ってから7日目です。
異常事態が続いています。

完全に入国者の感染が急増しています
国際線の発着する空港への不要不急の来港や
入国者のお迎え、入国者との接触はしばらく自粛しませんか


詳細日23時にアップ予定の日々の記事で書く予定です。

新型コロナウイルス感染症の患者等の発生について(空港・海港検疫)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_18485.html


STAY HOME NOW, FLY LATER

ラベル:検疫 感染症
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4月3週入国_2週連続やや減

◇空港検疫 4月3週目検体数 二週連続のやや減

検体数≒入国者数のほぼ判明している状態が15週目に突入
やや遅れましたが、結果が発表されました。


厚生労働省(厚労省)は5月6日、空港検疫での新型コロナウイルス感染症(COVID-19)検査状況の4月3週目(4月18日〜4月24日)分の速報値を発表しました。この数字から行動歴別の入国者数が推定できます。

厚労省の速報は、週間の検体数と陽性者数を、日本国籍者、外国籍者別に、滞在国ごとに出した非常に細かいデータです。
1月9日から全入国者が検査対象となったため、COVID-19パンデミック後初めて検査数≒入国者数となっています。複数回検査する人や14日以内に複数国滞在した人もいるので、厳密には=ではありませんし、乗員は対象外ですが、検査数が入国者数に限りなく近づきました。

今回発表は、一週間分に過ぎませんが、これまで確認することが出来なかった、行動歴別のほぼ正確な入国者数が15週連続で判明しています。
ここのところ三日間強制隔離(入国時と三日後の二回検査)対象者が増加しているので、検体数>入国者数になっているものと推定されます。ご注意ください。

検体数は日外ともに減少
4月3週目は、検査数は11,268件(前週比-706件)と、前週からやや減少しました。
日本国籍者は6,449件(前週比-320件)、外国籍者は4,819件(前週比-386件)で、日本国籍者も外国籍者も減っています。

比較的人数いる国は減少目立つ
国別で見ると、最も入国が多かったのは米国で2,373件(前週比-26件)。二番目は中国1,707件(前週比-201件)、三番目はフィリピン943件(前週比+134件)、四番目は韓国567件(前週比-30件)とここまで順番に変化はありませんでした。
五番目にインドネシアが488件(前週比+59件)と浮上しています。


六番目はインドがやや減り433件(前週比-55件)でした。
七番目〜十番目は順番は変わらず、七番目はタイ424件(前週比+17件)、八番目は台湾359件(前週比-34件)。九番目はベトナム280件(前週比-18件)、ネパール238件(前週比-24件)でした。

この週は、入国者の多い国に人数が減少した国が目立ちました。

パキスタンが101件(前週比-121件)と半減したのが目立っています。パキスタンは3月〜4月上旬にかけて陽性者が多かったですが、入国者減少とともに陽性者が減っています。やはり、日本に入ってくる人数自体を減らさないと、陽性者減少は難しい印象です。

インド邦人増えたまま=緊急帰国続く?、インドネシアも邦人増加
日本人が多いのは、上位十位までの国では、米国、インドネシア、タイでした。
米国は相変わらず日本人が多く、日本国籍者1,788件・外国籍者585件で、やや差が縮まっています。
インドネシアはずっと日外同数程度の国でしたが、この週は日本国籍者322件・外国籍者166件とダブルスコアになりました。日本国籍者が急増しています。
タイは日本国籍者312件・外国籍者112件で、相変わらず日本国籍者の方が多いです。

日本人と外国人が多い同じくらいなのは、上位十位までの国では、インド、台湾、ベトナムでした。
前週まで外国籍者が多かったインドは、日本国籍者199件・外国籍者234件。日本国籍者はやや減ったものの、前々週までと異なり、日本国籍者が増えた状況が続いています。変異株を受けて緊急帰国が増加しているものと推定されます。
台湾は、日本国籍者226件・外国籍者133件で、日本国籍者が増加してきています。
ベトナムは、日本国籍者141件・外国籍者139件。外国籍者の増加が見られます。

外国人が多いのは、上位十位までの国では、前週同様中国、韓国、フィリピン、ネパールでした。
中国は日本国籍者707件・外国籍者1,000件と外国籍者の方が大きく減っています。
外国人がずっと多いままの筆頭は相変わらずフィリピンで、日本国籍者150件・外国籍者793件でした。韓国は日本国籍者213件・外国籍者354
件で、前週同様に外国籍者が減少した印象です。まん延防止措置に敏感に反応した感じでしょうか。
ネパールは日本国籍者9件・外国籍者229件と、ずっと外国籍者が圧倒的な状況が続いています。

この他、十位以内に入っていませんが、11位の英国、12位のドイツ、13位のシンガポール、14位のフランス、15位のメキシコは、日本国籍者の方が圧倒的に多い状況に変化はありません。

・高感染国が多い欧米からの入国は、日本人が多い
・南アジアからは圧倒的に外国人が多い。

といった傾向が続いています。

罹患状況などの詳細の分析は別途で記事にします。

水際対策(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/kansenkakudaiboushi-iryouteikyou.html#h2_7


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