2021年05月09日

空港検疫5/9_3日後また印から

◇空港検疫 陽性少人数4人も、3日後陽性またインドから発生 5月9日発表分

厚生労働省(厚労省)は5月9日現在の、空港検疫を含めた最新の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の状況を発表しました。
空港検疫の数字は、2020年4月3日午前0時から症状の有無や濃厚接触の有無に関係なく、上陸拒否国からの入国者全員検査を実施しています。さらに2021年1月9日午前0時からは非上陸拒否国も含めた入国者全員検査を、緊急事態宣言中限定で臨時的に実施しており、いま日本で唯一正確な罹患率を把握できます。


(×××)
5月9日現在
無症状率 91.6%
罹 患 率 0.419%

▲国際線到着空港は緊急事態の日本国内より7.9倍も危険!

(比較用)日本国内 現罹患率0.053%=要治療66,803人/人口約1億2541万人(2021年4月)

(比較用)日 本:罹患率0.504%=感染633,027人、死亡率0.0086%=死亡10,823人/人口約1億2541万人(2021年4月)←[急増中・緊急事態宣言中]
(比較用)バングラデシュ:罹患率0.466%=感染772,127人、死亡率0.0071%=死亡11,878人/人口約1億6,555万人(2019年)←※ロイター公式サイトが分かりやすいです。 https://graphics.reuters.com/world-coronavirus-tracker-and-maps/ja/countries-and-territories/bangladesh/


※罹患率は空港検疫の全員検査開始後の概要発表分を元に算出しています。
※無症状率は空港検疫の全員検査の詳細結果発表分を元に算出しています。
両数値は、元にしている数値に若干の差異があります。
また、海外で感染した人や有症状の人はそもそも海外から飛行機に乗ることができないため、実際の罹患率や隠れ感染者数は算出された数値より高く、実際の無症状率や無症状病原体保有者数は算出された数値より低いと考えられます。
あくまでも参考程度にお考え下さい。


空港検疫 全員検査結果(5月7日到着分までが反映されていると推定)
2日遅れで情報が反映していると思われる概要結果は以下の通りです。
3月31日発表分までは別にまとめています。

2020年04月04日〜2020年10月04日:https://johokotu.seesaa.net/article/477969790.html
2020年04月04日〜2020年10月31日:https://johokotu.seesaa.net/article/478493314.html
2020年04月04日〜2020年11月30日:https://johokotu.seesaa.net/article/478872998.html
2020年04月04日〜2020年12月31日:https://johokotu.seesaa.net/article/479429539.html
2020年04月04日〜2021年01月31日:https://johokotu.seesaa.net/article/479921204.html
2020年04月04日〜2021年02月28日:https://johokotu.seesaa.net/article/480368929.html
2020年04月04日〜2021年03月31日:https://johokotu.seesaa.net/article/480853712.html
2020年04月04日〜2021年04月30日:https://johokotu.seesaa.net/article/481375270.html

2020年04月04日〜2021年05月01日:対象639,646人、陽性2,616人/罹患率0.408%
2020年04月04日〜2021年05月02日:対象641,981人、陽性2,639人/罹患率0.411%
2020年04月04日〜2021年05月03日:対象644,322人、陽性2,657人/罹患率0.412%
2020年04月04日〜2021年05月04日:対象646,838人、陽性2,668人/罹患率0.412%
2020年04月04日〜2021年05月05日:対象647,801人、陽性2,671人/罹患率0.412%※海港検疫含む
2020年04月04日〜2021年05月06日:対象649,020人、陽性2,682人/罹患率0.413%
2020年04月04日〜2021年05月07日:対象650,711人、陽性2,711人/罹患率0.416%
2020年04月04日〜2021年05月08日:対象652,288人、陽性2,733人/罹患率0.418%

2020年04月04日〜2021年05月09日:対象654,275人、陽性2,744人/罹患率0.419%

5月7日(金)分と思われる検査人数は1,987人と、二千人を切りました。
感染者は11人増加。罹患率は悪化が続いています。
※2021年1月9日到着分(2021年1月11日発表分)から全入国者に対する検査が開始されており、検査数≒入国者数の状況です。(ただし、三日間の強制隔離対象国が徐々に増えてきており、入国直前と三日後の二回検査を受けている人が増加しています。検査数>入国者数に少し偏っていると考えられます。=実際の罹患率は上記数値よりも悪いと思われます。)

新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について(令和3年5月9日版)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_18487.html





















空港検疫検査 到着日別詳細結果(5月8日到着分までが反映と推定、下記の数字には海港検疫の数は含めていません)
1日遅れで情報が反映していると思われる空港検疫の詳細も発表されています。
3月31日到着分までは、別にまとめています。

2020年04月03日〜2020年10月02日:https://johokotu.seesaa.net/article/477969790.html
2020年04月03日〜2020年10月31日:https://johokotu.seesaa.net/article/478493314.html
2020年04月03日〜2020年11月30日:https://johokotu.seesaa.net/article/478872998.html
2020年04月03日〜2020年12月31日:https://johokotu.seesaa.net/article/479429539.html
2020年04月03日〜2021年01月31日:https://johokotu.seesaa.net/article/479921204.html
2020年04月03日〜2021年02月28日:https://johokotu.seesaa.net/article/480368929.html
2020年04月03日〜2021年03月31日:https://johokotu.seesaa.net/article/480853712.html
2020年04月03日〜2021年04月30日:https://johokotu.seesaa.net/article/481375270.html

05月01日:症状 有7 無16=陽性23人 2691・2692・2693・2694・2696・2697・2698・2699・2701・2702・2703・2704・2705・2706・2707・2708・2722・2723・2724・2725・2726・2727・2762
05月02日:症状 有4 無11=陽性15人 2700・2709・2710・2711・2712・2713・2714・2715・2729・2730・2731・2732・2733・2734・2735
05月03日:症状 有2 無1=陽性3人 2716・2717・2761
05月04日:症状 有0 無3=陽性3人 2720・2721・2782

05月05日:症状 有1 無24=陽性25人 2728・2736・2737・2738・2739・2740・2741・2742・2743・2744・2745・2746・2747・2748・2749・2750・2751・2752・2753・2754・2755・2756・2757・2792・2793
 [空港別] 成田24・羽田1
 [男女別] 男17・女8
 [年代別] 10代下3・20代8・30代10・40代4・50代0・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] ネパール19・インド5・米国1
 [居住地] 北海道1・秋田1・茨城1・群馬1・埼玉2・千葉2・東京4・神奈川4・愛知2・京都1・兵庫1・福岡4
05月06日:症状 有0 無3(+1)=陽性3人 2763・2764・2797
 [空港別] 羽田1(+1)・関空2
 [男女別] 男2(+1)・女1
 [年代別] 10代下0・20代0・30代2・40代0・50代1(+1)・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] フィリピン1・ネパール1・インド1(+1)
 [居住地] 大阪1・徳島1・非公表1(+1)
05月07日:症状 有2 無21=陽性23人 2765・2766・2767・2768・2769・2770・2771・2772・2773・2774・2775・2776・2777・2778・2779・2780・2781・2783・2784・2785・2786・2787・2788
 [空港別] 成田19・羽田1・関空3
 [男女別] 男13・女10
 [年代別] 10代下1・20代11・30代6・40代3・50代2・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] ベトナム1・ネパール18・ロシア1・ギニア1・メキシコ1・ブラジル1
 [居住地] 宮城1・群馬2・埼玉1・東京9・神奈川1・山梨1・愛知4・大阪1・島根1・香川1・福岡1
05月08日:症状 有1 無5(+3)=陽性6人 2789・2790・2791・2794・2795・2796
 [空港別] 成田1(+1)・羽田4(+1)・関空1(+1)
 [男女別] 男4(+1)・女2(+2)
 [年代別] 10代下0・20代2(+2)・30代0・40代1(+1)・50代3・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] インドネシア1(+1)・バングラデシュ1(+1)・インド3・チュニジア1(+1)
 [居住地] 東京2(+1)・神奈川1・大阪2(+1)・非公表1(+1)

合計4人の陽性確認が発表されました。
2020年4月3日0時の全員検査開始後に判明した陽性者は2021年5月8日までの401日間で2,718人になりました。
2,718人のうち有症状は227人です。無症状は2,491人で、無症状率は91.6%です。

本日発表分は、行動歴(渡航元)と居住地両方とも非公表者はいませんでした。
本日発表分は、団体感染が疑われる事例はありませんでした。

強制隔離中の陽性とみられる事例は6日着1人です。インドからです。
これで3日間強制隔離対象国が少し多めに増えた3月5日着から5月6日着までの63日間で、強制隔離中の陽性者は119人となりました。
これらの人は、これまでの検疫方法ではすり抜けていた人たちですが、数が多すぎます。
1日着から新規に3日間強制隔離が始まり、1日着、2日着、5日着で陽性者が出たインドからの入国者について、6日着が新たに出ています。

空港検疫での陽性がかなり増えてきていますが、すり抜けギリギリ事例、団体感染疑い例や機内クラスター疑い例が急激に増えています。
南アジアの悪化が止まりません。今日は4人中2人が南アジアからの入国者でした。


東京や大阪は緊急事態宣言が出ており、自県以外との行き来も自粛するよう求められていますが、相変わらず空港所在地以外の都道府県居住者の入国が止まりません。(そもそも海外との行き来が都府外でしたね、、、)

新型コロナウイルス感染症の無症状病原体保有者の発生について(空港検疫)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_18488.html


STAY HOME NOW, FLY LATER

ラベル:検疫 感染症
posted by johokotu at 23:00| 東京 ☁| Comment(0) | ◇COVID-19関連 | 更新情報をチェックする

[修正]検疫週間速報4月3_行動歴「―」謎

◇[内容修正]空港検疫(週間速報)4月3週目 日本国籍者が改善し罹患率0.5%台、行動歴「―」の謎は解けずじまい

5月6日に発表されたデータが修正更新され、内容が大きく変更されました。
この記事は、修正データを反映させた内容を記事にしたものです。

修正前の当初データは、強制隔離中陽性者を除いたデータで参考になるので、元の記事も残しています。
https://johokotu.seesaa.net/article/481394561.html


厚生労働省(厚労省)は6日、空港検疫での新型コロナウイルス感染症検査状況の4月3週目(4月18日〜4月24日)分の速報値を発表しました。

4月3週目分は発表が数日遅れましたが、5月6日に発表されました。


厚労省の速報は、週間の検体数と陽性者数を、日本国籍者、外国籍者別に、滞在国ごとに出した非常に細かいデータです。2020年11月11日以降毎週水曜日に過去4週間分が発表されています。5月6日の公表で、2020年10月4日〜2021年4月24日分が公表されています。
速報のため、日々の発表のデータとかなりのズレが生じてる場合もありますが、分析に活用できます。

[罹患状況推移分析] 日本国籍者改善も罹患率0.4%台続く
2020年
10/04-10/10 検体12,421・陽性57=罹患率0.46%(日本国籍0.46%:外国籍0.46%)
10/11-10/17 検体 7,364・陽性24=罹患率0.33%(日本国籍0.29%:外国籍0.34%)
10/18-10/24 検体12,213・陽性46=罹患率0.38%(日本国籍0.39%:外国籍0.37%)
10/25-10/31 検体17,833・陽性47=罹患率0.26%(日本国籍0.22%:外国籍0.29%)
  <11/01〜入国者の多い低感染国9か国が検査解除>
11/01-11/07 検体10,589・陽性84=罹患率0.79%(日本国籍0.75%:外国籍0.83%)
11/08-11/14 検体10,823・陽性89=罹患率0.82%(日本国籍0.54%:外国籍1.02%)
11/15-11/21 検体11,627・陽性79=罹患率0.68%(日本国籍0.52%:外国籍0.79%)
11/22-11/28 検体13,789・陽性90=罹患率0.65%(日本国籍0.61%:外国籍0.65%)
11/29-12/05 検体14,226・陽性89=罹患率0.63%(日本国籍0.50%:外国籍0.74%)
12/06-12/12 検体16,488・陽性86=罹患率0.52%(日本国籍0.43%:外国籍0.64%)
12/13-12/19 検体18,554・陽性74=罹患率0.40%(日本国籍0.28%:外国籍0.62%)
12/20-12/26 検体18,835・陽性98=罹患率0.52%(日本国籍0.51%:外国籍0.54%)
12/27-01/02 検体13,123・陽性83=罹患率0.63%(日本国籍0.49%:外国籍0.75%)
2021年
01/03-01/09 検体14,098・陽性76=罹患率0.54%(日本国籍0.23%:外国籍0.72%)
  <01/09〜全入国者検査開始>
01/10-01/16 検体21,399・陽性67=罹患率0.31%(日本国籍0.31%:外国籍0.31%)
01/17-01/23 検体22,678・陽性41=罹患率0.18%(日本国籍0.31%:外国籍0.15%)
01/24-01/30 検体10,076・陽性25=罹患率0.25%(日本国籍0.12%:外国籍0.37%)
01/31-02/06 検体10,435・陽性20=罹患率0.19%(日本国籍0.13%:外国籍0.27%)
02/07-02/13 検体 9,423・陽性19=罹患率0.20%(日本国籍0.15%:外国籍0.26%)
02/14-02/20 検体 9,523・陽性19=罹患率0.20%(日本国籍0.11%:外国籍0.28%)
02/21-02/27 検体11,779・陽性23=罹患率0.20%(日本国籍0.22%:外国籍0.17%)
02/28-03/06 検体14,086・陽性29=罹患率0.21%(日本国籍0.16%:外国籍0.26%)
03/07-03/13 検体14,467・陽性27=罹患率0.19%(日本国籍0.14%:外国籍0.25%)
03/14-03/20 検体17,879・陽性49=罹患率0.27%(日本国籍0.20%:外国籍0.41%)
03/21-03/27 検体14,040・陽性42=罹患率0.30%(日本国籍0.15%:外国籍0.48%)
03/28-04/03 検体14,615・陽性70=罹患率0.48%(日本国籍0.24%:外国籍0.81%)
04/04-04/10 検体12,694・陽性62=罹患率0.49%(日本国籍0.16%:外国籍0.85%)
04/11-04/17 検体11,974・陽性74=罹患率0.62%(日本国籍0.40%:外国籍0.90%)

04/18-04/24 検体11,268・陽性60=罹患率0.53%(日本国籍0.26%:外国籍0.89%)

検査数の日外比率は、今週は日本国籍者が増え、1:0.75と前週と同水準になっています。

検査対象が全入国者になっています。検査数(≒入国者)の多さは、米国、中国、フィリピン、韓国、インドネシアの順でした。インドネシアが59人増加とジリジリ増えてきました。インドは55人減少です。
日本人は今週は減少し6,449人でした。12月4週目に12,354人いたのち、1月以降は一度激減後、徐々に回復していましたが、ここのところ減少気味です。
外国人は大幅に減少が継続。1月3週目に17,873人だったものが、今週は4,819人と4分の1程度まで減ってきました。

全体の罹患率は、0.5%台でやや改善しました
10月の4週間は日本国籍者と外国籍者の罹患率に差はなく0.35%程度でした。
その後半年以上細かいデータが出ていますが、外国籍者の方が罹患率が高く、日本国籍者は上下を繰り返している印象です。
前週と比べると、日本国籍者は、検査数が5%減少に対して陽性者数は37%減少。外国籍者は検査数が7%減少に対して陽性者数は9%減少です。
このため、罹患率は、日本国籍者はやや改善。外国籍者は0.9%前後で悪化したままです

[陽性者数多い国分析] 全16か国、インドさらに増加
今週陽性者が確認されたのは、前週に続いて陽性者が出ているインド、フィリピン、米国、パキスタン、ネパール、ブラジル、インドネシア、カザフスタン、タイ、フランスなどを含めて16か国でした。
変異株の影響が出ているインドは26人とさらに増加しています。日本国籍者は入国者数が199人(前週比-35人)、有症状者は5人(前週比-5人)といずれも減っています。外国籍者は入国者数は234人(前週比-20人)と微減だったのに対し有症状者は21人(前週比+10人)と激増しています。日本国籍者を中心に逃げ帰り需要は増えたままですが、外国籍者のみ状況が悪化し、日外で差が出てきました。
続いて多かったのがフィリピンで8人。入国者はずっと外国籍者が多く、陽性者も1人除いて7人外国籍者です。
4月初めまで悪化の一途だったパキスタンは6人まで減少。日本国籍者が2人出ています。
次に多かったのが米国で4人。日本国籍者1人のみで、外国籍者の方が罹患率が高い状況は変わりません。
ネパールは3人です。入国者はダントツで外国籍者が多い国で、陽性者も全員外国籍者です。
2人だったのはインドネシアとブラジルの2か国。インドネシアは日本国籍者の入国が増える中ですが、2か国とも陽性者は日外1人ずつです。
残り9か国は1人ずつで、タイ、カザフスタン、トルコ、ハンガリー、ドイツ、ウガンダが日本国籍者と邦人の陽性が増えています。
超低感染の非上陸拒否国は、韓国とタイから陽性者が出ています。
1桁入国者数で陽性者が出た異常国はありませんでしたが、ハンガリーとウガンダは入国者は14人のみです。
相変わらず欧米は日本国籍者、南アジアは外国籍者が多い印象です。

[罹患率高い国分析] 1%超えは16か国9か国も、インド・パキスタン率高すぎ
罹患率は、二桁割合の超危険状態の国はありませんでした。
最も率が悪かったのは、ハンガリーとウガンダでともに7.14%(検体14人中1人陽性=いずれも日本国籍者陽性)でした。
続いて率が悪かったのはインドで6.00%(検体433人中26人陽性)、パキスタンが5.94%(検体101人中6人陽性)と南アジアの2か国。カザフスタンが4.76%(検体21人中1人陽性)、ルーマニアが4.35%(検体23人中1人陽性)、ネパールが1.26%(検体238人中3人陽性)、ブラジルが1.18%(検体170人中2人陽性)、トルコが1.10%(検体91人中1人陽性)と続いています。
1%超えは以上の9か国でした。
インド、カザフスタン、パキスタン、ネパールと4か国も、前週から連続で1%超えの異常状態です。
インド、パキスタン、ネパールの南アジア諸国はここのところずっと1%超えが続いています。
アフリカと東欧がもともと多かったですが、南アジア〜中央アジアばかりになってきました。

インドとパキスタン、ネパールは陽性率も陽性人数も多く非常に危険な状況
パキスタンはやや改善したものの、インドは数字がどんどん悪化しており、いずれも6%前後。17人に1人陽性という超危険状態となっています。
1機200人搭乗していると12人は陽性者という異様な飛行機になりますね、、、。

[航空便利用者数分析] 航空利用者は減少傾向続く
合計の利用者数は、16,706人(前週比-594人)と減少が続いています
多くの国で利用者数が減少しており、減少幅が大きい国が目立ちます。まん延防止措置や緊急事態宣言が影響していますでしょうか。
増加している国は、最も人数が増えたのはインド直行便で873人(前週比+250人)。緊急帰国が続いていますね。続いてフィリピン直行便2,320人(前週比+176人)などとなっています。
減少している国は、もっと人数が減ったのが中国直行便で1,828人(前週比-199人)。シンガポール直行便が650人(前週比-193人)、フランス直行便が468人(前週比-168人)、米国直行便が3,709人(前週比-142人)などとなっています。
皆増した国は、ミャンマー直行便93人のみ。皆減した国は、モンゴル直行便(33人皆減)のみでした。
変異株で騒ぎになっている英国直行便は249人(前週比-31人)で減少が続いています。このほかネパール直行便が165人(前週比-10人)と若干減少となっています。(パキスタンは直行便は飛んでいません)

[変異株陽性者数分析] 変異株陽性者は三割台まで落ち着き
詳細発表された62人の陽性者のうち、17人が英国で確認された変異株、2人が南アフリカで確認された変異株、1人がブラジルで確認された変異株、1人がフィリピンで確認された変異株と判明しています。34%とやや減りました。
気になるのは、陽性が急増しているインドで最初に確認された変異株が検出対象となっていないことです。これを加えると、一気に変異株陽性者が急増する可能性があります。
そのうち2人は3日遅れ陽性で、従来の入国方法ではすり抜けていた事例でした。

毎週データは更新されているようですので、今後も注視していきます。

週間速報内容
04/18-04/24
全検査
合計 検体11,268陽性60 0.53%
日本 検体 6,449陽性17 0.26%↓急減
外国 検体 4,819陽性43 0.89%


検体数の多い国
米  国:検体2,373、陽性 4=0.17%
  日本国籍 検体1,788 陽性 1=0.05%/外国籍 検体 585 陽性 3=0.51%
中  国:検体1,707、陽性 0=0%
  日本国籍 検体 707 陽性 0=0%/外国籍 検体1,000 陽性 0=0%
フィリピン:検体 943、陽性 8=0.85%
  日本国籍 検体 150 陽性 1=0.67%/外国籍 検体 793 陽性 7=0.88%
韓  国:検体 567、陽性 1=0.18%
  日本国籍 検体 213 陽性 0=0%/外国籍 検体 354 陽性 1=0.28%
インドネシア:検体 488、陽性 2=0.41%
  日本国籍 検体 322 陽性 1=0.31%/外国籍 検体 166 陽性 1=0.60%

罹患率の高い国
ウガンダ:合計 検体 14、陽性 1=7.14%
  日本国籍 検体 13 陽性 1=7.69%/外国籍 検体 1 陽性 0=0%
ハンガリー:合計 検体 14、陽性 1=7.14%
  日本国籍 検体 12 陽性 1=8.33%/外国籍 検体 2 陽性 0=0%
イ ン ド:検体 433、陽性26=6.00%
  日本国籍 検体 199 陽性 5=2.51%/外国籍 検体 234 陽性21=8.97%
パキスタン:合計 検体 101、陽性 6=5.94%
  日本国籍 検体 29 陽性 2=6.89%/外国籍 検体 72 陽性 4=5.56%
カザフスタン:合計 検体 21、陽性 1=4.76%
  日本国籍 検体 21 陽性 1=4.76%/外国籍 検体 0 陽性 0=0%


毎日の個別発表との誤差状況(4月18日〜4月24日)
(A)週間発表(今回の滞在国・地域ごとの検査実績発表):60人
(B)毎日発表:62人中非公表0人(複数国滞在者0人、強制隔離中陽性とみられる人9人)←行動歴「―」3人

 (誤差が出ている国)Aが超過していると非公表の可能性有
 カザフスタン (A)が1人超過
 行動歴「―」 (B)が3人超過


4月18日羽田着で3人出ていた行動歴「―」が謎でしたが、それと思われる国はありませんでした。毎日発表は62人、今回発表された「空港検疫所における滞在国・地域ごとの検査実績」は60人ですので、行動歴「―」の人は今回発表された「空港検疫所における滞在国・地域ごとの検査実績」には反映されていない可能性が高いです。
2日遅れの発表でしたので、隔離中陽性ではないと思われますが、謎は深まるばかりです。
国名がないことから、検査は各航空会社に丸投げされているはずの運航乗務員の可能性がありますでしょうか。しかし、5月2日に海外航空会社しか就航していない福岡着でも3人出ており、謎が深まるばかりです(本邦社は日本発海外で入国せずにとんぼ返りと言う可能性はありますが、海外航空会社は出国元が必ずあるため謎です)。


水際対策(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/kansenkakudaiboushi-iryouteikyou.html#h2_7


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ラベル:検疫 感染症
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[修正]検疫週間速報4月2_邦人増で悪化

◇[内容修正]空港検疫(週間速報)4月2週目 日本国籍陽性増加で急激悪化し罹患率0.6%台、インドは日本国籍者急増

5月6日に発表されたデータが修正更新され、内容が大きく変更されました。
この記事は、修正データを反映させた内容を記事にしたものです。

修正前の当初データは、強制隔離中陽性者を除いたデータで参考になるので、元の記事も残しています。
https://johokotu.seesaa.net/article/481392538.html


厚生労働省(厚労省)は6日、空港検疫での新型コロナウイルス感染症検査状況の4月2週目(4月11日〜4月17日)分の速報値を発表しました。

4月2週目分は発表が1週間以上遅れましたが、5月6日に発表されました。


厚労省の速報は、週間の検体数と陽性者数を、日本国籍者、外国籍者別に、滞在国ごとに出した非常に細かいデータです。2020年11月11日以降毎週水曜日に過去4週間分が発表されています。5月6日の公表で、2020年10月4日〜2021年4月24日分が公表されています。
速報のため、日々の発表のデータとかなりのズレが生じてる場合もありますが、分析に活用できます。

[罹患状況推移分析] 罹患率再び悪化し0.4%台、原因は日本国籍者??
2020年
10/04-10/10 検体12,421・陽性57=罹患率0.46%(日本国籍0.46%:外国籍0.46%)
10/11-10/17 検体 7,364・陽性24=罹患率0.33%(日本国籍0.29%:外国籍0.34%)
10/18-10/24 検体12,213・陽性46=罹患率0.38%(日本国籍0.39%:外国籍0.37%)
10/25-10/31 検体17,833・陽性47=罹患率0.26%(日本国籍0.22%:外国籍0.29%)
  <11/01〜入国者の多い低感染国9か国が検査解除>
11/01-11/07 検体10,589・陽性84=罹患率0.79%(日本国籍0.75%:外国籍0.83%)
11/08-11/14 検体10,823・陽性89=罹患率0.82%(日本国籍0.54%:外国籍1.02%)
11/15-11/21 検体11,627・陽性79=罹患率0.68%(日本国籍0.52%:外国籍0.79%)
11/22-11/28 検体13,789・陽性90=罹患率0.65%(日本国籍0.61%:外国籍0.65%)
11/29-12/05 検体14,226・陽性89=罹患率0.63%(日本国籍0.50%:外国籍0.74%)
12/06-12/12 検体16,488・陽性86=罹患率0.52%(日本国籍0.43%:外国籍0.64%)
12/13-12/19 検体18,554・陽性74=罹患率0.40%(日本国籍0.28%:外国籍0.62%)
12/20-12/26 検体18,835・陽性98=罹患率0.52%(日本国籍0.51%:外国籍0.54%)
12/27-01/02 検体13,123・陽性83=罹患率0.63%(日本国籍0.49%:外国籍0.75%)
2021年
01/03-01/09 検体14,098・陽性76=罹患率0.54%(日本国籍0.23%:外国籍0.72%)
  <01/09〜全入国者検査開始>
01/10-01/16 検体21,399・陽性67=罹患率0.31%(日本国籍0.31%:外国籍0.31%)
01/17-01/23 検体22,678・陽性41=罹患率0.18%(日本国籍0.31%:外国籍0.15%)
01/24-01/30 検体10,076・陽性25=罹患率0.25%(日本国籍0.12%:外国籍0.37%)
01/31-02/06 検体10,435・陽性20=罹患率0.19%(日本国籍0.13%:外国籍0.27%)
02/07-02/13 検体 9,423・陽性19=罹患率0.20%(日本国籍0.15%:外国籍0.26%)
02/14-02/20 検体 9,523・陽性19=罹患率0.20%(日本国籍0.11%:外国籍0.28%)
02/21-02/27 検体11,779・陽性23=罹患率0.20%(日本国籍0.22%:外国籍0.17%)
02/28-03/06 検体14,086・陽性29=罹患率0.21%(日本国籍0.16%:外国籍0.26%)
03/07-03/13 検体14,467・陽性27=罹患率0.19%(日本国籍0.14%:外国籍0.25%)
03/14-03/20 検体17,879・陽性49=罹患率0.27%(日本国籍0.20%:外国籍0.41%)
03/21-03/27 検体14,040・陽性42=罹患率0.30%(日本国籍0.15%:外国籍0.48%)
03/28-04/03 検体14,615・陽性70=罹患率0.48%(日本国籍0.24%:外国籍0.81%)
04/04-04/10 検体12,694・陽性62=罹患率0.49%(日本国籍0.16%:外国籍0.85%)

04/11-04/17 検体11,974・陽性74=罹患率0.62%(日本国籍0.40%:外国籍0.90%)

検査数の日外比率は、今週は日本国籍者が増え、1:0.77となっています。

検査対象が全入国者になっています。検査数(≒入国者)の多さは、米国、中国、フィリピン、韓国、インドの順でした。タイが100人以上減った一方でインドは100人ほど増えています。
日本人は今週は微増の6,769人でした。12月4週目に12,354人いたのち、1月以降は一度激減後、徐々に回復していましたが、ここのところ減少気味です。
外国人は大幅に減少が継続。1月3週目に17,873人だったものが、今週は5,205人と3分の1程度のまま変わりません。

全体の罹患率は、0.6%台まで急激悪化しています。
10月の4週間は日本国籍者と外国籍者の罹患率に差はなく0.35%程度でした。
その後半年以上細かいデータが出ていますが、外国籍者の方が罹患率が高く、日本国籍者は上下を繰り返している印象です。
前週と比べると、日本国籍者は、検査数が1%増加に対して陽性者数は145%増加(=2.45倍)。外国籍者は検査数が13%減少に対して陽性者数は8%減少です。
このため、罹患率は、日本国籍者は大幅悪化。外国籍者は前々週までに悪化したまま、やや上昇気味の横ばい状態です。

[陽性者数多い国分析] 全19か国、インドが急増
今週陽性者が確認されたのは、前週に続いて陽性者が出ているインド、パキスタン、フィリピン、ネパール、米国、タイ、エジプト、インドネシア、アフガニスタンなどを含めて19か国でした。
変異株の影響かインドが一気に増加し21人とダントツでした。日本国籍者は入国者数も234人(前週比+100人)と増えたものの、有症状者の悪化はそれ以上で10人(前週比+8人)も出ました。外国籍者は入国者数は254人(前週比+3人)と前週とほぼ変わらず有症状者は11人(前週比+6人)と悪化。日本国籍者を中心に逃げ帰り需要が増え、集団の罹患率も上がっている状況です。ここまで数字が悪くなると、罹患率に日外で差がなくなっています。
4月初めまで悪化の一途だったパキスタンは19人。うち10人はすり抜け直前隔離中陽性者です。なかなか落ちてこないです。1人除いて18人が外国籍者という異常状態でした。
続いて突如登場したのがカザフスタンで5人。現地で行われたレスリングの東京五輪アジア予選などに参加した選手・役員が複数人陽性になっていることが発表されています。4人が日本国籍です。(空港検疫すり抜けでの市中での確認も合わせ、4月24日までに大会参加者8人陽性)
フィリピンも5人で、全員外国籍者という異常な状況です(外国籍の方が入国者自体も多い)。
ネパールが4人で続いています。全員外国籍者という異常な状況です(外国籍の方が入国者自体も多い)。
続いて米国が3人でした。日本国籍者が2人です。
2人だったのはタイ、エジプト、チェコ、アラブ首長国連邦(UAE)の4か国。こちらはUAEの1人以外7人が日本国籍者と異常に偏っています(いずれも日本国籍の方が入国者自体も多い)。
残り9か国は1人ずつで、日本国籍者はスリランカとフランス、カナダのみでした。
超低感染の非上陸拒否国は、タイと中国から陽性者が出ています。
ジブチは入国者数が1桁なのに陽性者が出る異常事態です。
相変わらず欧米は日本国籍者、南アジアは外国籍者が多い印象です。

[罹患率高い国分析] 1%超えは19か国中10か国も
罹患率は、ジブチが最も悪く50.00%(検体2人中1人陽性=全員外国籍)。二桁割合の超危険状態はジブチのみでした。
パキスタンが8.56%(検体222人中19人陽性)、カザフスタンが7.69%(検体65人中5人陽性)、チェコが5.71%(検体35人中2人陽性)、インドが4.30%(検体488人中21人陽性)、アフガニスタンが4.17%(検体24人中1人陽性)、エジプトが3.85%(検体52人中2人陽性)、スリランカが1.69%(検体59人中1人陽性)、ネパールが1.53%(検体262人中4人陽性)、UAEが1.22%(検体164人中2人陽性)と続いています。
1%超えは以上の10か国でした。
インド、アフガニスタン、パキスタン、エジプトと4か国も、前週から連続で1%超えの異常状態です。アフリカと東欧がもともと多かったですが、南アジア〜中央アジアばかりになってきました。

インドとパキスタンは陽性率も陽性人数も多く非常に危険な状況
パキスタンは12人に1人、インドは23人に1人が陽性者です。
パキスタンは、1機200人搭乗していると17人は陽性者という異様な飛行機になりますね、、、。

パキスタンは外国籍者が10.53%(検体209人中22人陽性)と、10人に1人が陽性者という異常状態になっています。非常に危険な状況です。

[航空便利用者数分析] 航空利用者は減少傾向続く、インド急増
合計の利用者数は、17,300人(前週比-441人)と前週から減少しました
多くの国で利用者数が減少しています。
その中で増加している国があります。最も人数が増えたのインド直行便が623人(前週比+236人)と増加。このほか、米国直行便が3,851人(前週比+188人)と増えたのが目立った程度です。
減少した国では、タイ直行便が722人(前週比-185人)などとなっています。
皆増、皆減した国はありませんでした。
変異株で騒ぎになっている英国直行便は280人(前週比-51人)で若干減少しました。このほかネパール直行便が175人(前週比+37人)と若干増となっています。(パキスタンは直行便は飛んでいません)

[変異株陽性者数分析] 変異株陽性者が半数
詳細発表された74人の陽性者のうち、30人が英国で確認された変異株、6人が南アフリカで確認された変異株と判明しています。実に49%も占めています。
そのうち8人は3日遅れ陽性で、従来の入国方法ではすり抜けていた事例でした。

毎週データは更新されているようですので、今後も注視していきます。

週間速報内容
04/11-04/17
全検査
合計 検体11,974陽性74 0.62%↑
日本 検体 6,769陽性27 0.40%↑激増
外国 検体 5,205陽性47 0.90%


検体数の多い国
米  国:検体2,399、陽性 3=0.13%
  日本国籍 検体1,862 陽性 2=0.11%/外国籍 検体 537 陽性 1=0.19%
中  国:検体1,908、陽性 1=0.05%
  日本国籍 検体 750 陽性 0=0%/外国籍 検体1,158 陽性 1=0.08%
フィリピン:検体 809、陽性 5=0.62%
  日本国籍 検体 93 陽性 0=0%/外国籍 検体 716 陽性 5=0.70%
韓  国:検体 597、陽性 0=0%
  日本国籍 検体 233 陽性 0=0%/外国籍 検体 364 陽性 0=0%
イ ン ド:検体 488、陽性21=4.30%
  日本国籍 検体 234 陽性10=4.27%/外国籍 検体 254 陽性11=4.33%

罹患率の高い国
ジ ブ チ:合計 検体 2、陽性 1=50.00%
  日本国籍 検体 0 陽性 0=0%/外国籍 検体 2 陽性 1=50.00%
パキスタン:合計 検体 222、陽性19=8.56%
  日本国籍 検体 49 陽性 1=2.04%/外国籍 検体 173 陽性18=10.40%
カザフスタン:合計 検体 65、陽性 5=7.69%
  日本国籍 検体 49 陽性 4=8.16%/外国籍 検体 16 陽性 1=6.25%
チ ェ コ:合計 検体 35、陽性 2=5.71%
  日本国籍 検体 30 陽性 2=6.67%/外国籍 検体 5 陽性 0=0%
イ ン ド:検体 488、陽性21=4.30%
  日本国籍 検体 234 陽性10=4.27%/外国籍 検体 254 陽性11=4.33%


毎日の個別発表との誤差状況(4月11日〜4月17日)
(A)週間発表(今回の滞在国・地域ごとの検査実績発表):74人
(B)毎日発表:74人中非公表0人(複数国滞在者0人、3日後陽性とみられる人19人)

 (誤差が出ている国)Aが超過していると非公表の可能性有
 誤差なし
 

水際対策(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/kansenkakudaiboushi-iryouteikyou.html#h2_7


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[修正]検疫週間速報4月1_陽性減も0.4%台

◇[内容修正]空港検疫(週間速報)4月1週目 陽性者数は減少も罹患率は横ばい0.4%台後半

5月6日に発表されたデータが修正更新され、内容が大きく変更されました。
この記事は、修正データを反映させた内容を記事にしたものです。

修正前の当初データは、強制隔離中陽性者を除いたデータで参考になるので、元の記事も残しています。
https://johokotu.seesaa.net/article/481380365.html


厚生労働省(厚労省)は6日、空港検疫での新型コロナウイルス感染症検査状況の4月1週目(4月4日〜4月10日)分の速報値を発表しました。

4月1週目分は発表が2週間以上遅れましたが、5月6日に発表されました。


厚労省の速報は、週間の検体数と陽性者数を、日本国籍者、外国籍者別に、滞在国ごとに出した非常に細かいデータです。2020年11月11日以降毎週水曜日に過去4週間分が発表されています。5月6日の公表で、2020年10月4日〜2021年4月24日分が公表されています。
速報のため、日々の発表のデータとかなりのズレが生じてる場合もありますが、分析に活用できます。

[罹患状況推移分析] 罹患率は横ばい0.4%台後半
2020年
10/04-10/10 検体12,421・陽性57=罹患率0.46%(日本国籍0.46%:外国籍0.46%)
10/11-10/17 検体 7,364・陽性24=罹患率0.33%(日本国籍0.29%:外国籍0.34%)
10/18-10/24 検体12,213・陽性46=罹患率0.38%(日本国籍0.39%:外国籍0.37%)
10/25-10/31 検体17,833・陽性47=罹患率0.26%(日本国籍0.22%:外国籍0.29%)
  <11/01〜入国者の多い低感染国9か国が検査解除>
11/01-11/07 検体10,589・陽性84=罹患率0.79%(日本国籍0.75%:外国籍0.83%)
11/08-11/14 検体10,823・陽性89=罹患率0.82%(日本国籍0.54%:外国籍1.02%)
11/15-11/21 検体11,627・陽性79=罹患率0.68%(日本国籍0.52%:外国籍0.79%)
11/22-11/28 検体13,789・陽性90=罹患率0.65%(日本国籍0.61%:外国籍0.65%)
11/29-12/05 検体14,226・陽性89=罹患率0.63%(日本国籍0.50%:外国籍0.74%)
12/06-12/12 検体16,488・陽性86=罹患率0.52%(日本国籍0.43%:外国籍0.64%)
12/13-12/19 検体18,554・陽性74=罹患率0.40%(日本国籍0.28%:外国籍0.62%)
12/20-12/26 検体18,835・陽性98=罹患率0.52%(日本国籍0.51%:外国籍0.54%)
12/27-01/02 検体13,123・陽性83=罹患率0.63%(日本国籍0.49%:外国籍0.75%)
2021年
01/03-01/09 検体14,098・陽性76=罹患率0.54%(日本国籍0.23%:外国籍0.72%)
  <01/09〜全入国者検査開始>
01/10-01/16 検体21,399・陽性67=罹患率0.31%(日本国籍0.31%:外国籍0.31%)
01/17-01/23 検体22,678・陽性41=罹患率0.18%(日本国籍0.31%:外国籍0.15%)
01/24-01/30 検体10,076・陽性25=罹患率0.25%(日本国籍0.12%:外国籍0.37%)
01/31-02/06 検体10,435・陽性20=罹患率0.19%(日本国籍0.13%:外国籍0.27%)
02/07-02/13 検体 9,423・陽性19=罹患率0.20%(日本国籍0.15%:外国籍0.26%)
02/14-02/20 検体 9,523・陽性19=罹患率0.20%(日本国籍0.11%:外国籍0.28%)
02/21-02/27 検体11,779・陽性23=罹患率0.20%(日本国籍0.22%:外国籍0.17%)
02/28-03/06 検体14,086・陽性29=罹患率0.21%(日本国籍0.16%:外国籍0.26%)
03/07-03/13 検体14,467・陽性27=罹患率0.19%(日本国籍0.14%:外国籍0.25%)
03/14-03/20 検体17,879・陽性49=罹患率0.27%(日本国籍0.20%:外国籍0.41%)
03/21-03/27 検体14,040・陽性42=罹患率0.30%(日本国籍0.15%:外国籍0.48%)
03/28-04/03 検体14,615・陽性70=罹患率0.48%(日本国籍0.24%:外国籍0.81%)

04/04-04/10 検体12,694・陽性62=罹患率0.49%(日本国籍0.16%:外国籍0.85%)

検査数の日外比率は、今週は日本国籍者が減り、1:0.90となっています。

検査対象が全入国者になっています。検査数(≒入国者)の多さは、米国、中国、フィリピン、韓国、タイの順でした。フィリピンがやや増え、再び韓国を上回りました
日本人は今週は急減して6,682人でした。12月4週目に12,354人いたのち、1月以降は一度激減後、徐々に回復していましたが、ここのところ減少気味です。
外国人は大幅に減少が継続。1月3週目に17,873人だったものが、今週は6,012人と3分の1程度のまま変わりません。

10月の4週間は日本国籍者と外国籍者の罹患率に差はなく0.35%程度でした。
11月に入ってからは、日本国籍者、外国籍者ともに急上昇しました。外国籍者の方が多かった印象ですが、差は小さく、日本国籍者の割合も追いかけるように増えていました。
検体数が増加していますが、三日間強制隔離対象国が増えており、二回検査する人が増えていることも、増加した一因と推定されます。
前週と比べると、日本国籍者は、検査数が25%減少に対して陽性者数は48%減少。外国籍者は検査数が6%減少に対して陽性者数は2%増加です。
このため、罹患率は、日本国籍者は改善。外国籍者は前週までに悪化したまま横ばい状態です。

罹患率は、0.4%台後半のままです。

[陽性者数多い国分析] 全17か国、パキスタンは2桁人数陽性続く
今週陽性者が確認されたのは、前週に続いて陽性者が出ているパキスタン、インド、フィリピン、ケニア、ロシア、米国、ウズベキスタン、ネパール、エジプト、アフガニスタンなどを含めて17か国でした。
最多だったのはパキスタンで23人。異常な人数が続いています。1人除いて22人が外国籍者という異常状態でした。
続いてフィリピンとインドが7人。フィリピンは全員外国籍者、インドは5人が外国籍者でした。
ケニアが5人で続いており全員外国籍者という異常状態です。
続いてタイが3人でした。全員日本国籍者です。タイは、非上陸拒否国ですが、ここのところ感染が拡大しており、その影響が出ているものと思われます。
2人だったのは5か国もあり、米国、ロシア、ジンバブエ、ウズベキスタン、ウクライナ。米国、ウズベキスタン、ウクライナは日外1人ずつ、ロシアとジンバブエは2人とも外国籍者です。
残り6か国は1人ずつで、日本国籍者はポーランドとエジプトのみでした。
ジンバブエは入国者数が1桁なのに2人も陽性者が出る異常事態です。
相変わらず欧米は日本国籍者、南アジアは外国籍者が多い印象です。

[罹患率高い国分析] 1%超えは17か国中11か国も
罹患率は、ジンバブエが最も悪く40.00%(検体5人中2人陽性=全員外国籍)。ケニアが16.13%(検体31人中5人陽性=外国籍者13人中5人)で、合計2か国が二桁割合の超危険状態でした。
パキスタンが8.95%(検体257人中23人陽性)、シリアが7.14%(検体14人中1人陽性)、ウズベキスタンが5.71%(検体35人中2人陽性)、アフガニスタンが4.00%(検体25人中1人陽性)、ウクライナが3.51%(検体57人中2人陽性)、ポーランドが2.78%(検体36人中1人陽性)、エジプトが2.08%(検体48人中1人陽性)、インドが1.82%(検体385人中7人陽性)、ロシアが1.59%(検体126人中2人陽性)と続いています。
1%超えは以上の11か国でした。

パキスタンは外国籍者が10.53%(検体209人中22人陽性)と、10人に1人が陽性者という異常状態になっています。非常に危険な状況です。

ケニア、ウズベキスタン、アフガニスタン、パキスタン、インドと5か国も、前週から連続で1%超えの異常状態です。相変わらずアフリカと東欧がもともと多かったですが、南アジア〜中央アジア〜中東が増えてきています。

[航空便利用者数分析] 航空利用者は千人以上減少
合計の利用者数は、17,741人(前週比-1,173人)と前週から減少しました
多くの国で利用者数が減少しています。
その中で増加している国があります。最も人数が増えたのフィリピン直行便2,191人(前週比+656人)と増加。フィリピンは入国者も増えています。このほか、ベトナム直行便が607人(前週比+153人)と増えたのが目立った程度です。
米国直行便が3,663人(前週比-655人)とだいぶ減ったほか、中国直行便が2,169人(前週比-405人)、韓国直行便が1,029人(前週比-298人)など、減少している国が多いです。
皆増したのが、モンゴル直行便12人、ポーランド直行便27人でした。2週間ごとのに運航されている国です。
皆減したのが、コートジボワール直行便(32人皆減の0人)、パプアニューギニア直行便(3人皆減の0人)、ボリビア直行便(33人皆減の0人)、ミャンマー直行便(145人皆減の0人)、バングラデシュ直行便(3人皆減の0人)でした。定期便が飛んでいない国も多く、前週はチャーター便が飛んだものと思われます。
変異株で騒ぎになっている英国直行便は331人(前週比+86人)で若干増加しました。インド直行便は387人(前週比-19人)と若干減っています。

[変異株陽性者数分析] 変異株陽性者が6割超え!!
詳細発表された62人の陽性者のうち、32人が英国で確認された変異株、9人が南アフリカで確認された変異株と判明しています。実に66%も占めています。
そのうち7人は3日遅れ陽性で、従来の入国方法ではすり抜けていた事例でした。

毎週データは更新されているようですので、今後も注視していきます。

週間速報内容
04/04-04/10
全検査
合計 検体12,694陽性62 0.49%
日本 検体 6,682陽性11 0.16%↓
外国 検体 6,012陽性51 0.85%


検体数の多い国
米  国:検体2,494 陽性 2=0.08%
  日本国籍 検体1,924 陽性 1=0.05%/外国籍 検体 570 陽性 1=0.17%
中  国:検体2,066 陽性 0=0%
  日本国籍 検体 621 陽性 0=0%/外国籍 検体1,445 陽性 0=0%
フィリピン:検体 916 陽性 7=0.76%
  日本国籍 検体 118 陽性 0=0%/外国籍 検体 798 陽性 7=0.88%
韓  国:検体 761 陽性 0=0%
  日本国籍 検体 250 陽性 0=0%/外国籍 検体 511 陽性 0=0%
タ  イ:検体 556 陽性 3=0.54%
  日本国籍 検体 439 陽性 3=0.68%/外国籍 検体 117 陽性 0=0%

罹患率の高い国
ジンバブエ:合計 検体 5、陽性 2=40.00%
  日本国籍 検体 0 陽性 0=0%/外国籍 検体 5 陽性 2=40.00%
ケ ニ ア:合計 検体 31、陽性 5=16.13%
  日本国籍 検体 18 陽性 0=0%/外国籍 検体 13 陽性 5=38.46%
パキスタン:合計 検体 257、陽性23=8.95%
  日本国籍 検体 48 陽性 1=2.08%/外国籍 検体 209 陽性22=10.53%
シ リ ア:合計 検体 14、陽性 1=7.14%
  日本国籍 検体 1 陽性 0=0%/外国籍 検体 13 陽性 1=7.69%
ウズベキスタン:合計 検体 35、陽性 2=5.71%
  日本国籍 検体 11 陽性 1=9.09%/外国籍 検体 24 陽性 1=4.16%


毎日の個別発表との誤差状況(4月4日〜4月10日)
(A)週間発表(今回の滞在国・地域ごとの検査実績発表):62人
(B)毎日発表:62人中非公表0人(複数国滞在者 3か国1人)

 (誤差が出ている国)Aが超過していると非公表の可能性有
 アラブ首長国連邦 (B)が1人超過(※3か国滞在者)
 ケニア (B)が1人超過(※3か国滞在者)


水際対策(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/kansenkakudaiboushi-iryouteikyou.html#h2_7


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週間国籍別国別ひっそり修正

◇空港検疫 週間国籍別国別データがひっそり修正? 隔離中陽性事例も数値に入り込んだものに差し替え

厚生労働省(厚労省)が6日に公開した「空港検疫所における滞在国・地域ごとの検査実績(直近4週間)」につきまして、情報がひっそり修正、差し替えられていることが明らかになりました。

6日に出たデータは、2週間遅れの4月4日〜4月10日分、1週間遅れの4月11日〜4月17日分、1日遅れの4月18日〜4月24日分の3週間分です。
このデータが、公開後に、ひっそり修正、差し替えられていることが明らかになりました。

情報交通ホットライン日本空港情報館ブログでは、9日早朝にこのデータの分析記事を出しています。この中で、強制隔離中に陽性になった事例(3日後検査で陽性になったとみられる事例等)はデータに含まれていないようだと書きました。
https://johokotu.seesaa.net/article/481380365.html
https://johokotu.seesaa.net/article/481392538.html
https://johokotu.seesaa.net/article/481394561.html

過去に配信した記事の修正のために、9日昼にデータを再確認したところ、6日当初に出ていたデータとは異なるデータが公開されていることが分かりました

見る限りでは、上記3記事で含まれていないと分析した隔離中陽性事例のデータが追加されたようです
例えば一例をあげると、以下のような内容が更新されています。

4月18日〜4月24日分
(当初発表)パキスタン 日本国籍 検体29・陽性1、外国籍 検体72・陽性2
         ▼
(現在公開)パキスタン 日本国籍 検体29・陽性2、外国籍 検体72・陽性4

(当初発表)インド 日本国籍 検体199・陽性5、外国籍 検体234・陽性20
         ▼
(現在公開)インド 日本国籍 検体199・陽性5、外国籍 検体234・陽性21

4月18日〜4月24日分で、パキスタンは通常発表が3件、2日遅れ事例が1件、3日遅れ事例が2件あります。また、インドは通常発表が25件、5日遅れ事例が1件あります。

4月4日〜4月10日分で見ると、以下のような事例が見られます。

(当初発表)パキスタン 日本国籍 検体48・陽性0、外国籍 検体209・陽性10
         ▼
(現在公開)パキスタン 日本国籍 検体48・陽性1、外国籍 検体209・陽性22

非常に大きな誤差が出ていたパキスタンは毎日発表では、通常発表10件、3日遅れ事例13件でした。上記記事の中では、13件の誤差があり、隔離中陽性事例の数と一致すると書きましたが、その誤差自体がなくなっています。
上記記事では、4月4日〜4月10日分で、パキスタン13人、フィリピン2人、ポーランド1人で誤差が出ていることを書きましたが、いずれも見事に陽性者が追加されています。

(当初発表)フィリピン 日本国籍 検体118・陽性0、外国籍 検体798・陽性5
         ▼
(現在公開)フィリピン 日本国籍 検体118・陽性0、外国籍 検体798・陽性7

(当初発表)ポーランド 日本国籍 検体16・陽性0、外国籍 検体20・陽性0
         ▼
(現在公開)ポーランド 日本国籍 検体16・陽性1、外国籍 検体20・陽性0

いずれも当初発表では通常発表分だけが含まれ、後から更新された現在公開されているデータでは遅れ事例(=隔離中陽性事例)の人数を付け加えていると推定されるものになっています。

航空便利用者数も修正
今回のデータでは、航空便利用者数も一部修正されており、急激に減っていたインドに人数が急増。代わりにインドネシアの利用者数が減っています。合計数は3週ともに変化がないので、計上を誤っていたものと推定されます。

全ての数値を見てはいませんが、検体数は変化なし、陽性者数のみ追加した模様。航空便利用者数もインドとインドネシアの数値が変わっているのみです。

上記3記事では、過去記事の訂正も必要との記載をしましたが、隔離中陽性の事例も含まれているようですので、過去記事の修正等は特に行わないことにします。お騒がせしました。

私も公開内容を後から修正するときは多々ありますので、別に後からデータを修正するのは構わないのですが、、。
今回のデータは全ての基礎となる数字ですし、発表が遅かった中で更新情報無しでしれっとデータ発表されたうえ、その内容を告知無しでしれっと修正するのは止めてほしいですね。

水際対策(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/kansenkakudaiboushi-iryouteikyou.html#h2_7


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検疫週間速報4月3_行動歴「―」謎

◇空港検疫(週間速報)4月3週目 外国籍者が悪化し罹患率0.4%台続く、行動歴「―」の謎は解けずじまい

5月6日に発表されたデータが修正更新され、内容が大きく変更されました。
この記事は、修正前データを反映させた内容を記事にしたものです。
この記事で取り上げている修正前のデータは強制隔離中検査で陽性になった人数が含まれていないものになります。

修正後のデータ(強制隔離中検査で陽性になった人数も含まれた正確なデータ)を基にした記事は下記をクリックしてください。
罹患率等が異常に上昇しています。
https://johokotu.seesaa.net/article/481411831.html


厚生労働省(厚労省)は6日、空港検疫での新型コロナウイルス感染症検査状況の4月3週目(4月18日〜4月24日)分の速報値を発表しました。

4月3週目分は発表が数日遅れましたが、5月6日に発表されました。


厚労省の速報は、週間の検体数と陽性者数を、日本国籍者、外国籍者別に、滞在国ごとに出した非常に細かいデータです。2020年11月11日以降毎週水曜日に過去4週間分が発表されています。5月6日の公表で、2020年10月4日〜2021年4月24日分が公表されています。
速報のため、日々の発表のデータとかなりのズレが生じてる場合もありますが、分析に活用できます。

[罹患状況推移分析] 日本国籍者改善も罹患率0.4%台続く
2020年
10/04-10/10 検体12,421・陽性57=罹患率0.46%(日本国籍0.46%:外国籍0.46%)
10/11-10/17 検体 7,364・陽性24=罹患率0.33%(日本国籍0.29%:外国籍0.34%)
10/18-10/24 検体12,213・陽性46=罹患率0.38%(日本国籍0.39%:外国籍0.37%)
10/25-10/31 検体17,833・陽性47=罹患率0.26%(日本国籍0.22%:外国籍0.29%)
  <11/01〜入国者の多い低感染国9か国が検査解除>
11/01-11/07 検体10,589・陽性84=罹患率0.79%(日本国籍0.75%:外国籍0.83%)
11/08-11/14 検体10,823・陽性89=罹患率0.82%(日本国籍0.54%:外国籍1.02%)
11/15-11/21 検体11,627・陽性79=罹患率0.68%(日本国籍0.52%:外国籍0.79%)
11/22-11/28 検体13,789・陽性90=罹患率0.65%(日本国籍0.61%:外国籍0.65%)
11/29-12/05 検体14,226・陽性89=罹患率0.63%(日本国籍0.50%:外国籍0.74%)
12/06-12/12 検体16,488・陽性86=罹患率0.52%(日本国籍0.43%:外国籍0.64%)
12/13-12/19 検体18,554・陽性74=罹患率0.40%(日本国籍0.28%:外国籍0.62%)
12/20-12/26 検体18,835・陽性98=罹患率0.52%(日本国籍0.51%:外国籍0.54%)
12/27-01/02 検体13,123・陽性83=罹患率0.63%(日本国籍0.49%:外国籍0.75%)
2021年
01/03-01/09 検体14,098・陽性76=罹患率0.54%(日本国籍0.23%:外国籍0.72%)
  <01/09〜全入国者検査開始>
01/10-01/16 検体21,399・陽性67=罹患率0.31%(日本国籍0.31%:外国籍0.31%)
01/17-01/23 検体22,678・陽性41=罹患率0.18%(日本国籍0.31%:外国籍0.15%)
01/24-01/30 検体10,076・陽性25=罹患率0.25%(日本国籍0.12%:外国籍0.37%)
01/31-02/06 検体10,435・陽性20=罹患率0.19%(日本国籍0.13%:外国籍0.27%)
02/07-02/13 検体 9,423・陽性19=罹患率0.20%(日本国籍0.15%:外国籍0.26%)
02/14-02/20 検体 9,523・陽性19=罹患率0.20%(日本国籍0.11%:外国籍0.28%)
02/21-02/27 検体11,779・陽性23=罹患率0.20%(日本国籍0.22%:外国籍0.17%)
02/28-03/06 検体14,086・陽性29=罹患率0.21%(日本国籍0.16%:外国籍0.26%)
03/07-03/13 検体14,467・陽性27=罹患率0.19%(日本国籍0.14%:外国籍0.25%)
03/14-03/20 検体17,879・陽性49=罹患率0.27%(日本国籍0.20%:外国籍0.41%)
03/21-03/27 検体14,040・陽性42=罹患率0.30%(日本国籍0.15%:外国籍0.48%)
03/28-04/03 検体14,615・陽性70=罹患率0.48%(日本国籍0.24%:外国籍0.81%)
04/04-04/10 検体12,694・陽性46=罹患率0.36%(日本国籍0.13%:外国籍0.62%)
04/11-04/17 検体11,974・陽性58=罹患率0.48%(日本国籍0.35%:外国籍0.65%)

04/18-04/24 検体11,268・陽性50=罹患率0.44%(日本国籍0.20%:外国籍0.77%)

検査数の日外比率は、今週は日本国籍者が増え、1:0.75と前週と同水準になっています。

検査対象が全入国者になっています。検査数(≒入国者)の多さは、米国、中国、フィリピン、韓国、インドネシアの順でした。インドネシアが59人増加とジリジリ増えてきました。インドは55人減少です。
日本人は今週は減少し6,449人でした。12月4週目に12,354人いたのち、1月以降は一度激減後、徐々に回復していましたが、ここのところ減少気味です。
外国人は大幅に減少が継続。1月3週目に17,873人だったものが、今週は4,819人と4分の1程度まで減ってきました。

全体の罹患率は、0.4%台まで悪化したまま変わりません
10月の4週間は日本国籍者と外国籍者の罹患率に差はなく0.35%程度でした。
その後半年以上細かいデータが出ていますが、外国籍者の方が罹患率が高く、日本国籍者は上下を繰り返している印象です。
前週と比べると、日本国籍者は、検査数が5%減少に対して陽性者数は46%減少。外国籍者は検査数が7%減少に対して陽性者数は9%増加です。
このため、罹患率は、日本国籍者は大幅改善。外国籍者は0.7%台まで悪化しました

[陽性者数多い国分析] 全14か国、インドさらに増加
今週陽性者が確認されたのは、前週に続いて陽性者が出ているインド、フィリピン、米国、パキスタン、ネパール、インドネシア、カザフスタン、タイ、フランスなどを含めて14か国でした。陽性者が出た国は少しずつ減ってきており、特定国に偏ってきている印象です。
変異株の影響が出ているインドは25人とさらに増加しています。日本国籍者は入国者数が199人(前週比-35人)、有症状者は5人(前週比-5人)といずれも減っています。外国籍者は入国者数は234人(前週比-20人)と微減だったのに対し有症状者は20人(前週比+9人)と激増しています。日本国籍者を中心に逃げ帰り需要は増えたままですが、外国籍者のみ状況が悪化し、日外で差が出てきました。
続いて多かったのがフィリピンで5人。入国者はずっと外国籍者が多く、陽性者も全員外国籍者です。
次に多かったのが米国で4人。日本国籍者1人のみで、外国籍者の方が罹患率が高い状況は変わりません。
4月初めまで悪化の一途だったパキスタンは3人まで減少。日本国籍者が1人出ています。
ネパールも3人です。入国者はダントツで外国籍者が多い国で、陽性者も全員外国籍者です。
2人だったのはインドネシアの1か国。日本国籍者の入国が増える中、陽性者は日外1人ずつです。
残り8か国は1人ずつで、韓国、タイ、カザフスタン、トルコ、ハンガリー、ウガンダが日本国籍者と邦人の陽性が増えています。
超低感染の非上陸拒否国は、韓国とタイから陽性者が出ています。
1桁入国者数で陽性者が出た異常国はありませんでしたが、ハンガリーとウガンダは入国者は14人のみです。
相変わらず欧米は日本国籍者、南アジアは外国籍者が多い印象です。

[罹患率高い国分析] 1%超えは14か国中8か国も、インド18人に1人陽性
罹患率は、二桁割合の超危険状態の国はありませんでした。
もっとも率が悪かったのは、ハンガリーとウガンダでともに7.14%(検体14人中1人陽性=いずれも日本国籍者陽性)でした。
続いて率が悪かったのはインドで5.77%(検体433人中25人陽性)、カザフスタンが4.76%(検体21人中1人陽性)、ルーマニアが4.35%(検体23人中1人陽性)、パキスタンが2.97%(検体101人中3人陽性)、ネパールが1.26%(検体238人中3人陽性)、トルコが1.10%(検体91人中1人陽性)と続いています。
1%超えは以上の8か国でした。
インド、カザフスタン、パキスタン、ネパールと4か国も、前週から連続で1%超えの異常状態です。
インド、パキスタン、ネパールの南アジア諸国はここのところずっと1%超えが続いています。
アフリカと東欧がもともと多かったですが、南アジア〜中央アジアばかりになってきました。

インドとパキスタン、ネパールは陽性率も陽性人数も多く非常に危険な状況
インドは数字がどんどん悪化しており、ついに18人に1人に陽性となっています。
1機200人搭乗していると11人は陽性者という異様な飛行機になりますね、、、。

[航空便利用者数分析] 航空利用者は減少傾向続く
合計の利用者数は、16,706人(前週比-594人)と減少が続いています
多くの国で利用者数が減少しており、減少幅が大きい国が目立ちます。まん延防止措置や緊急事態宣言が影響していますでしょうか。
増加している国は、最も人数が増えたのフィリピン直行便2,320人(前週比+176人)。インドネシア直行便が1,315人(前週比+145人)、インド直行便が177人(前週比+130人)などとなっています。
減少している国は、もっと人数が減ったのが中国直行便で1,828人(前週比-199人)。シンガポール直行便が650人(前週比-193人)、フランス直行便が468人(前週比-168人)、米国直行便が3,709人(前週比-142人)などとなっています。
皆増した国は、ミャンマー直行便93人のみ。皆減した国は、モンゴル直行便(33人皆減)のみでした。
変異株で騒ぎになっている英国直行便は249人(前週比-31人)で減少が続いています。このほかネパール直行便が165人(前週比-10人)と若干減少となっています。(パキスタンは直行便は飛んでいません)

[変異株陽性者数分析] 変異株陽性者は三割台まで落ち着き
詳細発表された62人の陽性者のうち、17人が英国で確認された変異株、2人が南アフリカで確認された変異株、1人がブラジルで確認された変異株、1人がフィリピンで確認された変異株と判明しています。実に34%とやや減りました。
気になるのは、陽性が急増しているインドで最初に確認された変異株が検出対象となっていないことです。これを加えると、一気に変異株陽性者が急増する可能性があります。
そのうち2人は3日遅れ陽性で、従来の入国方法ではすり抜けていた事例でした。

毎週データは更新されているようですので、今後も注視していきます。

週間速報内容
04/18-04/24
全検査
合計 検体11,268陽性50 0.44%
日本 検体 6,449陽性13 0.20%↓急減
外国 検体 4,819陽性37 0.77%↑


検体数の多い国
米  国:検体2,373、陽性 4=0.17%
  日本国籍 検体1,788 陽性 1=0.05%/外国籍 検体 585 陽性 3=0.51%
中  国:検体1,707、陽性 0=0%
  日本国籍 検体 707 陽性 0=0%/外国籍 検体1,000 陽性 0=0%
フィリピン:検体 943、陽性 5=0.53%
  日本国籍 検体 150 陽性 0=0%/外国籍 検体 793 陽性 5=0.63%
韓  国:検体 567、陽性 1=0.18%
  日本国籍 検体 213 陽性 0=0%/外国籍 検体 354 陽性 1=0.28%
インドネシア:検体 488、陽性 2=0.41%
  日本国籍 検体 322 陽性 1=0.31%/外国籍 検体 166 陽性 1=0.60%

罹患率の高い国
ウガンダ:合計 検体 14、陽性 1=7.14%
  日本国籍 検体 13 陽性 1=7.69%/外国籍 検体 1 陽性 0=0%
ハンガリー:合計 検体 14、陽性 1=7.14%
  日本国籍 検体 12 陽性 1=8.33%/外国籍 検体 2 陽性 0=0%
イ ン ド:検体 433、陽性25=5.77%
  日本国籍 検体 199 陽性 5=2.51%/外国籍 検体 234 陽性20=8.55%
カザフスタン:合計 検体 21、陽性 1=4.76%
  日本国籍 検体 21 陽性 1=4.76%/外国籍 検体 0 陽性 0=0%
ルーマニア:合計 検体 23、陽性 1=4.35%
  日本国籍 検体 7 陽性 0=0%/外国籍 検体 16 陽性 1=6.25%


毎日の個別発表との誤差状況(4月11日〜4月17日)
(A)週間発表(今回の滞在国・地域ごとの検査実績発表):50人
(B)毎日発表:62人中非公表0人(複数国滞在者0人、強制隔離中陽性とみられる人9人)←行動歴「―」3人

 (誤差が出ている国)Aが超過していると非公表の可能性有
 フィリピン (B)が3人超過
 パキスタン (B)が3人超過
 行動歴「―」(B)が3人超過
 ブラジル  (B)が2人超過
 イ ン ド (B)が1人超過
 カザフスタン (A)が1人超過

 (Bで強制隔離中とみられる陽性が出ている国)
 フィリピン  3人
 パキスタン  2人
 ブラジル   2人
 イ ン ド  1人
 ド イ ツ  1人


4月18日羽田着で3人出ていた行動歴「―」が謎でしたが、それと思われる国はありませんでした。毎日発表は62人、今回発表された「空港検疫所における滞在国・地域ごとの検査実績」は50人で、強制隔離中陽性と思われる人数が9人ですので、行動歴「―」の人も今回発表された「空港検疫所における滞在国・地域ごとの検査実績」には反映されていない可能性が高いです。
2日遅れの発表でしたので、隔離中陽性ではないと思われますが、謎は深まるばかりです。
国名がないことから、検査は各航空会社に丸投げされているはずの運航乗務員の可能性がありますでしょうか。しかし、5月2日に海外航空会社しか就航していない福岡着でも3人出ており、謎が深まるばかりです(本邦社は日本発海外で入国せずにとんぼ返りと言う可能性はありますが、海外航空会社は出国元が必ずあるため謎です)。


やはりドイツやブラジルは、今回発表された「空港検疫所における滞在国・地域ごとの検査実績」では、今週陽性者は出てきていません。
若干の誤差はあるものの、強制隔離中陽性については、今回発表された「空港検疫所における滞在国・地域ごとの検査実績」のデータには含まれていないのは確定ですね。
これまで分析したもので、記載が間違っているものについては、記事内訂正はしませんが、トップに分かるように記載しておきます(更新まで少し時間いただきます)。
 

水際対策(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/kansenkakudaiboushi-iryouteikyou.html#h2_7


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検疫週間速報4月2_邦人増で悪化

◇空港検疫(週間速報)4月2週目 日本国籍陽性増加で悪化、インドは直行便減少も日本国籍者急増

5月6日に発表されたデータが修正更新され、内容が大きく変更されました。
この記事は、修正前データを反映させた内容を記事にしたものです。
この記事で取り上げている修正前のデータは強制隔離中検査で陽性になった人数が含まれていないものになります。

修正後のデータ(強制隔離中検査で陽性になった人数も含まれた正確なデータ)を基にした記事は下記をクリックしてください。
罹患率等が異常に上昇しています。
https://johokotu.seesaa.net/article/481411252.html


厚生労働省(厚労省)は6日、空港検疫での新型コロナウイルス感染症検査状況の4月2週目(4月11日〜4月17日)分の速報値を発表しました。

4月2週目分は発表が1週間以上遅れましたが、5月6日に発表されました。


厚労省の速報は、週間の検体数と陽性者数を、日本国籍者、外国籍者別に、滞在国ごとに出した非常に細かいデータです。2020年11月11日以降毎週水曜日に過去4週間分が発表されています。5月6日の公表で、2020年10月4日〜2021年4月24日分が公表されています。
速報のため、日々の発表のデータとかなりのズレが生じてる場合もありますが、分析に活用できます。

[罹患状況推移分析] 罹患率再び悪化し0.4%台、原因は日本国籍者??
2020年
10/04-10/10 検体12,421・陽性57=罹患率0.46%(日本国籍0.46%:外国籍0.46%)
10/11-10/17 検体 7,364・陽性24=罹患率0.33%(日本国籍0.29%:外国籍0.34%)
10/18-10/24 検体12,213・陽性46=罹患率0.38%(日本国籍0.39%:外国籍0.37%)
10/25-10/31 検体17,833・陽性47=罹患率0.26%(日本国籍0.22%:外国籍0.29%)
  <11/01〜入国者の多い低感染国9か国が検査解除>
11/01-11/07 検体10,589・陽性84=罹患率0.79%(日本国籍0.75%:外国籍0.83%)
11/08-11/14 検体10,823・陽性89=罹患率0.82%(日本国籍0.54%:外国籍1.02%)
11/15-11/21 検体11,627・陽性79=罹患率0.68%(日本国籍0.52%:外国籍0.79%)
11/22-11/28 検体13,789・陽性90=罹患率0.65%(日本国籍0.61%:外国籍0.65%)
11/29-12/05 検体14,226・陽性89=罹患率0.63%(日本国籍0.50%:外国籍0.74%)
12/06-12/12 検体16,488・陽性86=罹患率0.52%(日本国籍0.43%:外国籍0.64%)
12/13-12/19 検体18,554・陽性74=罹患率0.40%(日本国籍0.28%:外国籍0.62%)
12/20-12/26 検体18,835・陽性98=罹患率0.52%(日本国籍0.51%:外国籍0.54%)
12/27-01/02 検体13,123・陽性83=罹患率0.63%(日本国籍0.49%:外国籍0.75%)
2021年
01/03-01/09 検体14,098・陽性76=罹患率0.54%(日本国籍0.23%:外国籍0.72%)
  <01/09〜全入国者検査開始>
01/10-01/16 検体21,399・陽性67=罹患率0.31%(日本国籍0.31%:外国籍0.31%)
01/17-01/23 検体22,678・陽性41=罹患率0.18%(日本国籍0.31%:外国籍0.15%)
01/24-01/30 検体10,076・陽性25=罹患率0.25%(日本国籍0.12%:外国籍0.37%)
01/31-02/06 検体10,435・陽性20=罹患率0.19%(日本国籍0.13%:外国籍0.27%)
02/07-02/13 検体 9,423・陽性19=罹患率0.20%(日本国籍0.15%:外国籍0.26%)
02/14-02/20 検体 9,523・陽性19=罹患率0.20%(日本国籍0.11%:外国籍0.28%)
02/21-02/27 検体11,779・陽性23=罹患率0.20%(日本国籍0.22%:外国籍0.17%)
02/28-03/06 検体14,086・陽性29=罹患率0.21%(日本国籍0.16%:外国籍0.26%)
03/07-03/13 検体14,467・陽性27=罹患率0.19%(日本国籍0.14%:外国籍0.25%)
03/14-03/20 検体17,879・陽性49=罹患率0.27%(日本国籍0.20%:外国籍0.41%)
03/21-03/27 検体14,040・陽性42=罹患率0.30%(日本国籍0.15%:外国籍0.48%)
03/28-04/03 検体14,615・陽性70=罹患率0.48%(日本国籍0.24%:外国籍0.81%)
04/04-04/10 検体12,694・陽性46=罹患率0.36%(日本国籍0.13%:外国籍0.62%)

04/11-04/17 検体11,974・陽性58=罹患率0.48%(日本国籍0.35%:外国籍0.65%)

検査数の日外比率は、今週は日本国籍者が増え、1:0.77となっています。

検査対象が全入国者になっています。検査数(≒入国者)の多さは、米国、中国、フィリピン、韓国、インドの順でした。タイが100人以上減った一方でインドは100人ほど増えています。
日本人は今週は微増の6,769人でした。12月4週目に12,354人いたのち、1月以降は一度激減後、徐々に回復していましたが、ここのところ減少気味です。
外国人は大幅に減少が継続。1月3週目に17,873人だったものが、今週は5,205人と3分の1程度のまま変わりません。

全体の罹患率は、0.4%台まで悪化しています。
10月の4週間は日本国籍者と外国籍者の罹患率に差はなく0.35%程度でした。
その後半年以上細かいデータが出ていますが、外国籍者の方が罹患率が高く、日本国籍者は上下を繰り返している印象です。
前週と比べると、日本国籍者は、検査数が1%増加に対して陽性者数は167%増加(=2.67倍)。外国籍者は検査数が13%減少に対して陽性者数は8%減少です。
このため、罹患率は、日本国籍者は大幅悪化。外国籍者は前々週までに悪化したまま横ばい状態です。

[陽性者数多い国分析] 全15か国、インドが急増
今週陽性者が確認されたのは、前週に続いて陽性者が出ているインド、パキスタン、フィリピン、ネパール、米国、タイ、エジプト、インドネシア、アフガニスタンなどを含めて15か国でした。陽性者が出た国は少しずつ減ってきており、特定国に偏ってきている印象です。
変異株の影響かインドが一気に増加し21人とダントツでした。日本国籍者は入国者数も234人(前週比+100人)と増えたものの、有症状者の悪化はそれ以上で10人(前週比+8人)も出ました。外国籍者は入国者数は254人(前週比+3人)と前週とほぼ変わらず有症状者は11人(前週比+6人)と悪化。日本国籍者を中心に逃げ帰り需要が増え、集団の罹患率も上がっている状況です。ここまで数字が悪くなると、罹患率に日外で差がなくなっています。
4月初めまで悪化の一途だったパキスタンは9人。前々週の半数以下ですが、なかなか落ちてこないです。引き続き全員が外国籍者という異常状態でした。
続いて突如登場したのがカザフスタンで5人。現地で行われたレスリングの東京五輪アジア予選などに参加した選手・役員が複数人陽性になっていることが発表されています。4人が日本国籍です。(空港検疫すり抜けでの市中での確認も合わせ、4月24日までに大会参加者8人陽性)
フィリピンとネパールが4人で続いています。いずれも全員外国籍者という異常な状況です(いずれも外国籍の方が入国者自体も多い)。
続いて米国が3人でした。日本国籍者が2人です。
2人だったのはタイ、エジプト、チェコの3か国。こちらは全員が日本国籍者と異常に偏っています(いずれも日本国籍の方が入国者自体も多い)。
残り6か国は1人ずつで、日本国籍者はスリランカとフランスのみでした。
超低感染の非上陸拒否国は、タイと中国から陽性者が出ています。
ジブチは入国者数が1桁なのに陽性者が出る異常事態です。
相変わらず欧米は日本国籍者、南アジアは外国籍者が多い印象です。

[罹患率高い国分析] 1%超えは15か国中9か国も
罹患率は、ジブチが最も悪く50.00%(検体2人中1人陽性=全員外国籍)。二桁割合の超危険状態はジブチのみでした。
カザフスタンが7.69%(検体65人中5人陽性)、チェコが5.71%(検体35人中2人陽性)、インドが4.30%(検体488人中21人陽性)、アフガニスタンが4.17%(検体24人中1人陽性)、パキスタンが4.05%(検体222人中9人陽性)、エジプトが3.85%(検体52人中2人陽性)、スリランカが1.69%(検体59人中1人陽性)、ネパールが1.53%(検体262人中4人陽性)と続いています。
1%超えは以上の9か国でした。
インド、アフガニスタン、パキスタン、エジプトと4か国も、前週から連続で1%超えの異常状態です。アフリカと東欧がもともと多かったですが、南アジア〜中央アジアばかりになってきました。

インドとパキスタンは陽性率も陽性人数も多く非常に危険な状況
インドは23人に1人、パキスタンは25人に1人が陽性者です。
1機200人搭乗していると8人は陽性者という異様な飛行機になりますね、、、。

[航空便利用者数分析] 航空利用者は減少傾向続く、インドが謎の激減
合計の利用者数は、17,300人(前週比-441人)と前週から減少しました
多くの国で利用者数が減少しています。
その中で増加している国があります。最も人数が増えたのインドネシア直行便1,170人(前週比+635人)と増加。インドネシアは入国者も増えていますが、日本国籍者の増加が目立つ国です。このほか、米国直行便が3,851人(前週比+188人)と増えたのが目立った程度です。
減少した国では、なぜかインド直行便が47人(前週比-340人)と大幅に減っています。入国者数は増えている状況で、直行便ではなく、経由便での脱出が増えていると推定される結果ですが、JALとANAが増便したころで謎の推移となっています。このほかタイ直行便が722人(前週比-185人)などとなっています。
皆増、皆減した国はありませんでした。
変異株で騒ぎになっている英国直行便は280人(前週比-51人)で若干減少しました。このほかネパール直行便が175人(前週比+37人)と若干増となっています。(パキスタンは直行便は飛んでいません)

[変異株陽性者数分析] 変異株陽性者が半数
詳細発表された74人の陽性者のうち、30人が英国で確認された変異株、6人が南アフリカで確認された変異株と判明しています。実に49%も占めています。
そのうち8人は3日遅れ陽性で、従来の入国方法ではすり抜けていた事例でした。

毎週データは更新されているようですので、今後も注視していきます。

週間速報内容
04/11-04/17
全検査
合計 検体11,974陽性58 0.48%↑
日本 検体 6,769陽性24 0.35%↑激増
外国 検体 5,205陽性34 0.65%


検体数の多い国
米  国:検体2,399、陽性 3=0.13%
  日本国籍 検体1,862 陽性 2=0.11%/外国籍 検体 537 陽性 1=0.19%
中  国:検体1,908、陽性 1=0.05%
  日本国籍 検体 750 陽性 0=0%/外国籍 検体1,158 陽性 1=0.08%
フィリピン:検体 809、陽性 4=0.49%
  日本国籍 検体 93 陽性 0=0%/外国籍 検体 716 陽性 4=0.56%
韓  国:検体 597、陽性 0=0%
  日本国籍 検体 233 陽性 0=0%/外国籍 検体 364 陽性 0=0%
イ ン ド:検体 488、陽性21=4.30%
  日本国籍 検体 234 陽性10=4.27%/外国籍 検体 254 陽性11=4.33%

罹患率の高い国
ジ ブ チ:合計 検体 2、陽性 1=50.00%
  日本国籍 検体 0 陽性 0=0%/外国籍 検体 2 陽性 1=50.00%
カザフスタン:合計 検体 65、陽性 5=7.69%
  日本国籍 検体 49 陽性 4=8.16%/外国籍 検体 16 陽性 1=6.25%
チ ェ コ:合計 検体 35、陽性 2=5.71%
  日本国籍 検体 30 陽性 2=6.67%/外国籍 検体 5 陽性 0=0%
イ ン ド:検体 488、陽性21=4.30%
  日本国籍 検体 234 陽性10=4.27%/外国籍 検体 254 陽性11=4.33%
アフガニスタン:合計 検体 24、陽性 1=4.17%
  日本国籍 検体 3 陽性 0=0%/外国籍 検体 21 陽性 1=4.76%


毎日の個別発表との誤差状況(4月11日〜4月17日)
(A)週間発表(今回の滞在国・地域ごとの検査実績発表):58人
(B)毎日発表:74人中非公表0人(複数国滞在者0人、3日後陽性とみられる人19人)

 (誤差が出ている国)Aが超過していると非公表の可能性有
 パキスタン (B)が10人超過
 U A E (B)が2人超過
 フィリピン (B)が1人超過
 英   国 (B)が1人超過
 カ ナ ダ (B)が1人超過
 ブラジル  (B)が1人超過

 (Bで3日後陽性が出ている国)
 パキスタン 10人
 U A E  2人
 米   国  2人
 フィリピン  1人
 カザフスタン 1人
 英   国  1人
 カ ナ ダ  1人
 ブラジル   1人


アラブ首長国連邦や英国、カナダ、ブラジルは、今回発表された「空港検疫所における滞在国・地域ごとの検査実績」では、今週陽性者は出てきていません。
若干の誤差はあるものの、3日後陽性については、今回発表された「空港検疫所における滞在国・地域ごとの検査実績」のデータには含まていないのはほぼ確実のようです。

これまで分析したもので、記載が間違っているものについては、記事内訂正はしませんが、トップに分かるように記載しておきます(更新まで少し時間いただきます)。
 

水際対策(厚生労働省公式サイト)
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検疫週間速報4月1_陽性減0.3%台

◇空港検疫(週間速報)4月1週目 陽性者数は減少し罹患率も0.3%台まで改善

5月6日に発表されたデータが修正更新され、内容が大きく変更されました。
この記事は、修正前データを反映させた内容を記事にしたものです。
この記事で取り上げている修正前のデータは強制隔離中検査で陽性になった人数が含まれていないものになります。

修正後のデータ(強制隔離中検査で陽性になった人数も含まれた正確なデータ)を基にした記事は下記をクリックしてください。
罹患率等が異常に上昇しています。
https://johokotu.seesaa.net/article/481410849.html


厚生労働省(厚労省)は6日、空港検疫での新型コロナウイルス感染症検査状況の4月1週目(4月4日〜4月10日)分の速報値を発表しました。

4月1週目分は発表が2週間以上遅れましたが、5月6日に発表されました。


厚労省の速報は、週間の検体数と陽性者数を、日本国籍者、外国籍者別に、滞在国ごとに出した非常に細かいデータです。2020年11月11日以降毎週水曜日に過去4週間分が発表されています。5月6日の公表で、2020年10月4日〜2021年4月24日分が公表されています。
速報のため、日々の発表のデータとかなりのズレが生じてる場合もありますが、分析に活用できます。

[罹患状況推移分析] 陽性者減少で0.3%台まで改善も外国籍は悪いまま
2020年
10/04-10/10 検体12,421・陽性57=罹患率0.46%(日本国籍0.46%:外国籍0.46%)
10/11-10/17 検体 7,364・陽性24=罹患率0.33%(日本国籍0.29%:外国籍0.34%)
10/18-10/24 検体12,213・陽性46=罹患率0.38%(日本国籍0.39%:外国籍0.37%)
10/25-10/31 検体17,833・陽性47=罹患率0.26%(日本国籍0.22%:外国籍0.29%)
  <11/01〜入国者の多い低感染国9か国が検査解除>
11/01-11/07 検体10,589・陽性84=罹患率0.79%(日本国籍0.75%:外国籍0.83%)
11/08-11/14 検体10,823・陽性89=罹患率0.82%(日本国籍0.54%:外国籍1.02%)
11/15-11/21 検体11,627・陽性79=罹患率0.68%(日本国籍0.52%:外国籍0.79%)
11/22-11/28 検体13,789・陽性90=罹患率0.65%(日本国籍0.61%:外国籍0.65%)
11/29-12/05 検体14,226・陽性89=罹患率0.63%(日本国籍0.50%:外国籍0.74%)
12/06-12/12 検体16,488・陽性86=罹患率0.52%(日本国籍0.43%:外国籍0.64%)
12/13-12/19 検体18,554・陽性74=罹患率0.40%(日本国籍0.28%:外国籍0.62%)
12/20-12/26 検体18,835・陽性98=罹患率0.52%(日本国籍0.51%:外国籍0.54%)
12/27-01/02 検体13,123・陽性83=罹患率0.63%(日本国籍0.49%:外国籍0.75%)
2021年
01/03-01/09 検体14,098・陽性76=罹患率0.54%(日本国籍0.23%:外国籍0.72%)
  <01/09〜全入国者検査開始>
01/10-01/16 検体21,399・陽性67=罹患率0.31%(日本国籍0.31%:外国籍0.31%)
01/17-01/23 検体22,678・陽性41=罹患率0.18%(日本国籍0.31%:外国籍0.15%)
01/24-01/30 検体10,076・陽性25=罹患率0.25%(日本国籍0.12%:外国籍0.37%)
01/31-02/06 検体10,435・陽性20=罹患率0.19%(日本国籍0.13%:外国籍0.27%)
02/07-02/13 検体 9,423・陽性19=罹患率0.20%(日本国籍0.15%:外国籍0.26%)
02/14-02/20 検体 9,523・陽性19=罹患率0.20%(日本国籍0.11%:外国籍0.28%)
02/21-02/27 検体11,779・陽性23=罹患率0.20%(日本国籍0.22%:外国籍0.17%)
02/28-03/06 検体14,086・陽性29=罹患率0.21%(日本国籍0.16%:外国籍0.26%)
03/07-03/13 検体14,467・陽性27=罹患率0.19%(日本国籍0.14%:外国籍0.25%)
03/14-03/20 検体17,879・陽性49=罹患率0.27%(日本国籍0.20%:外国籍0.41%)
03/21-03/27 検体14,040・陽性42=罹患率0.30%(日本国籍0.15%:外国籍0.48%)
03/28-04/03 検体14,615・陽性70=罹患率0.48%(日本国籍0.24%:外国籍0.81%)

04/04-04/10 検体12,694・陽性46=罹患率0.36%(日本国籍0.13%:外国籍0.62%)

検査数の日外比率は、今週は日本国籍者が減り、1:0.90となっています。

検査対象が全入国者になっています。検査数(≒入国者)の多さは、米国、中国、フィリピン、韓国、タイの順でした。フィリピンがやや増え、再び韓国を上回りました
日本人は今週は急減して6,682人でした。12月4週目に12,354人いたのち、1月以降は一度激減後、徐々に回復していましたが、ここのところ減少気味です。
外国人は大幅に減少が継続。1月3週目に17,873人だったものが、今週は6,012人と3分の1程度のまま変わりません。

10月の4週間は日本国籍者と外国籍者の罹患率に差はなく0.35%程度でした。
11月に入ってからは、日本国籍者、外国籍者ともに急上昇しました。外国籍者の方が多かった印象ですが、差は小さく、日本国籍者の割合も追いかけるように増えていました。
検体数が増加していますが、三日間強制隔離対象国が増えており、二回検査する人が増えていることも、増加した一因と推定されます。
前週と比べると、日本国籍者は、検査数が25%減少に対して陽性者数は40%減少。外国籍者は検査数が6%減少に対して陽性者数は3%減少です。
このため、罹患率は、日本国籍者は改善。外国籍者は前週までに悪化したまま横ばい状態です。

罹患率は、0.3%台まで戻しました。

[陽性者数多い国分析] 全16か国、パキスタンは2桁人数陽性続く
今週陽性者が確認されたのは、前週に続いて陽性者が出ているパキスタン、インド、フィリピン、ケニア、米国、ロシア、ウズベキスタン、ネパール、エジプト、アフガニスタンなどを含めて16か国でした。
最多だったのはパキスタンで10人。前週の半数以下になりましたが、まだ二桁人数です。全員が外国籍者という異常状態でした。
変異株の影響かインドが2週連続の7人で続いています。外国籍者の方が陽性者が多く5人でした。
フィリピンとケニアが5人で続いており全員外国籍者と言う異常状態。
続いてタイが3人でした。全員日本国籍者です。タイは、非上陸拒否国ですが、ここのところ感染が拡大しており、その影響が出ているものと思われます。
2人だったのは5か国もあり、米国、ロシア、ジンバブエ、ウズベキスタン、ウクライナ。米国、ウズベキスタン、ウクライナは日外1人ずつ、ロシアとジンバブエは2人とも外国籍者です。
残り6か国は1人ずつで、日本国籍者はエジプトのみでした。
ジンバブエは入国者数が1桁なのに陽性者が出る異常事態です。
相変わらず欧米は日本国籍者、南アジアは外国籍者が多い印象です。

[罹患率高い国分析] 1%超えは16か国中10か国も
罹患率は、ジンバブエが最も悪く40.00%(検体5人中2人陽性=全員外国籍)。ケニアが16.13%(検体31人中5人陽性=外国籍者13人中5人)で、合計2か国が二桁割合の超危険状態でした。
シリアが7.14%(検体14人中1人陽性)、ウズベキスタンが5.71%(検体35人中2人陽性)、アフガニスタンが4.00%(検体25人中1人陽性)、パキスタンが3.89%(検体257人中10人陽性)、ウクライナが3.51%(検体57人中2人陽性)、エジプトが2.08%(検体48人中1人陽性)、インドが1.82%(検体385人中7人陽性)、ロシアが1.59%(検体126人中2人陽性)と続いています。
1%超えは以上の10か国でした。

ケニア、ウズベキスタン、アフガニスタン、パキスタン、インドと5か国も、前週から連続で1%超えの異常状態です。相変わらずアフリカと東欧がもともと多かったですが、南アジア〜中央アジア〜中東が増えてきています。

[航空便利用者数分析] 航空利用者は千人以上減少
合計の利用者数は、17,741人(前週比-1,173人)と前週から減少しました
多くの国で利用者数が減少しています。
その中で増加している国があります。最も人数が増えたのフィリピン直行便2,191人(前週比+656人)と増加。フィリピンは入国者も増えています。このほか、ベトナム直行便が607人(前週比+153人)と増えたのが目立った程度です。
米国直行便が3,663人(前週比-655人)とだいぶ減ったほか、中国直行便が2,169人(前週比-405人)、韓国直行便が1,029人(前週比-298人)など、減少している国が多いです。
皆増したのが、モンゴル直行便12人、ポーランド直行便27人でした。2週間ごとのに運航されている国です。
皆減したのが、コートジボワール直行便(32人皆減の0人)、パプアニューギニア直行便(3人皆減の0人)、ボリビア直行便(33人皆減の0人)、ミャンマー直行便(145人皆減の0人)、バングラデシュ直行便(3人皆減の0人)でした。定期便が飛んでいない国も多く、前週はチャーター便が飛んだものと思われます。
変異株で騒ぎになっている英国直行便は331人(前週比+86人)で若干増加しました。インド直行便は387人(前週比-19人)と若干減っています。

[変異株陽性者数分析] 変異株陽性者が6割超え!!
詳細発表された62人の陽性者のうち、32人が英国で確認された変異株、9人が南アフリカで確認された変異株と判明しています。実に66%も占めています。
そのうち7人は3日遅れ陽性で、従来の入国方法ではすり抜けていた事例でした。

毎週データは更新されているようですので、今後も注視していきます。

週間速報内容
04/04-04/10
全検査
合計 検体12,694陽性46 0.36%↓
日本 検体 6,682陽性 9 0.13%↓
外国 検体 6,012陽性37 0.62%↓


検体数の多い国
米  国:検体2,494 陽性 2=0.08%
  日本国籍 検体1,924 陽性 1=0.05%/外国籍 検体 570 陽性 1=0.17%
中  国:検体2,066 陽性 0=0%
  日本国籍 検体 621 陽性 0=0%/外国籍 検体1,445 陽性 0=0%
フィリピン:検体 916 陽性 5=0.55%
  日本国籍 検体 118 陽性 0=0%/外国籍 検体 798 陽性 5=0.62%
韓  国:検体 761 陽性 0=0%
  日本国籍 検体 250 陽性 0=0%/外国籍 検体 511 陽性 0=0%
タ  イ:検体 556 陽性 3=0.54%
  日本国籍 検体 439 陽性 3=0.68%/外国籍 検体 117 陽性 0=0%

罹患率の高い国
ジンバブエ:合計 検体 5、陽性 2=40.00%
  日本国籍 検体 0 陽性 0=0%/外国籍 検体 5 陽性 2=40.00%
ケ ニ ア:合計 検体 31、陽性 5=16.13%
  日本国籍 検体 18 陽性 0=0%/外国籍 検体 13 陽性 5=38.46%
シ リ ア:合計 検体 14、陽性 1=7.14%
  日本国籍 検体 1 陽性 0=0%/外国籍 検体 13 陽性 1=7.69%
ウズベキスタン:合計 検体 35、陽性 2=5.71%
  日本国籍 検体 11 陽性 1=9.09%/外国籍 検体 24 陽性 1=4.16%
アフガニスタン:合計 検体 25、陽性 1=4.00%
  日本国籍 検体 6 陽性 0=0%/外国籍 検体 19 陽性 1=5.26%


毎日の個別発表との誤差状況(4月4日〜4月10日)
(A)週間発表(今回の滞在国・地域ごとの検査実績発表):46人
(B)毎日発表:62人中非公表0人(複数国滞在者 3か国1人、3日後陽性17人)

 (誤差が出ている国)Aが超過していると非公表の可能性有
 パキスタン (B)が13人超過(※3か国滞在者)
 フィリピン (B)が2人超過
 ポーランド (B)が1人超過
 アラブ首長国連邦 (B)が1人超過(※3か国滞在者)
 ケニア (B)が1人超過(※3か国滞在者)

 (Bで3日後陽性が出ている国)
 パキスタン 13人
 フィリピン 2人
 ポーランド 1人


今回分の分析で、3日後陽性については、今回発表されている国籍別国別のデータには含まれていないと推定されることになりました。

3日間強制隔離後に行われる検査は、空港検疫所における検査ではないということなのかもしれません。
GW中に、3日後検査の数値が含まれているものとして様々な分析を行いましたが、配信内容に誤りが出ている可能性があります。申し訳ありません。

一方で、この数値が入国時検査の数値なのだとすると、検体数=入国者数で間違いなしということになります。
 

水際対策(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/kansenkakudaiboushi-iryouteikyou.html#h2_7


STAY HOME NOW, FLY LATER

ラベル:検疫 感染症
posted by johokotu at 01:00| 東京 ☁| Comment(0) | ◇COVID-19関連 | 更新情報をチェックする