2021年05月13日

空港検疫5/13_隔離中印ゾロゾロ

◇空港検疫 また強制隔離中のインドから入国者ゾロゾロ陽性 5月13日発表分

厚生労働省(厚労省)は5月13日現在の、空港検疫を含めた最新の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の状況を発表しました。
空港検疫の数字は、2020年4月3日午前0時から症状の有無や濃厚接触の有無に関係なく、上陸拒否国からの入国者全員検査を実施しています。さらに2021年1月9日午前0時からは非上陸拒否国も含めた入国者全員検査を、緊急事態宣言中限定で臨時的に実施しており、いま日本で唯一正確な罹患率を把握できます。


(×××)
5月13日現在
無症状率 91.4%
罹 患 率 0.418%

▲国際線到着空港は緊急事態の日本国内より7.2倍も危険!

(比較用)日本国内 現罹患率0.058%=要治療73,551人/人口約1億2541万人(2021年4月)

(比較用)日 本:罹患率0.525%=感染658,629人、死亡率0.0089%=死亡11,165人/人口約1億2541万人(2021年4月)←[急増中・緊急事態宣言中]
(比較用)ネパール:罹患率1.422%=感染422,349人、死亡率0.0143%=死亡4,252人/人口約2,970万人(2019年)←[超爆増中・ピーク]※ロイター公式サイトが分かりやすいです。 https://graphics.reuters.com/world-coronavirus-tracker-and-maps/ja/countries-and-territories/nepal/


※罹患率は空港検疫の全員検査開始後の概要発表分を元に算出しています。
※無症状率は空港検疫の全員検査の詳細結果発表分を元に算出しています。
両数値は、元にしている数値に若干の差異があります。
また、海外で感染した人や有症状の人はそもそも海外から飛行機に乗ることができないため、実際の罹患率や隠れ感染者数は算出された数値より高く、実際の無症状率や無症状病原体保有者数は算出された数値より低いと考えられます。
あくまでも参考程度にお考え下さい。


空港検疫 全員検査結果(5月11日到着分までが反映されていると推定)
2日遅れで情報が反映していると思われる概要結果は以下の通りです。
3月31日発表分までは別にまとめています。

2020年04月04日〜2020年10月04日:https://johokotu.seesaa.net/article/477969790.html
2020年04月04日〜2020年10月31日:https://johokotu.seesaa.net/article/478493314.html
2020年04月04日〜2020年11月30日:https://johokotu.seesaa.net/article/478872998.html
2020年04月04日〜2020年12月31日:https://johokotu.seesaa.net/article/479429539.html
2020年04月04日〜2021年01月31日:https://johokotu.seesaa.net/article/479921204.html
2020年04月04日〜2021年02月28日:https://johokotu.seesaa.net/article/480368929.html
2020年04月04日〜2021年03月31日:https://johokotu.seesaa.net/article/480853712.html
2020年04月04日〜2021年04月30日:https://johokotu.seesaa.net/article/481375270.html

2020年04月04日〜2021年05月01日:対象639,646人、陽性2,616人/罹患率0.408%
2020年04月04日〜2021年05月02日:対象641,981人、陽性2,639人/罹患率0.411%
2020年04月04日〜2021年05月03日:対象644,322人、陽性2,657人/罹患率0.412%
2020年04月04日〜2021年05月04日:対象646,838人、陽性2,668人/罹患率0.412%
2020年04月04日〜2021年05月05日:対象647,801人、陽性2,671人/罹患率0.412%※海港検疫含む
2020年04月04日〜2021年05月06日:対象649,020人、陽性2,682人/罹患率0.413%
2020年04月04日〜2021年05月07日:対象650,711人、陽性2,711人/罹患率0.416%
2020年04月04日〜2021年05月08日:対象652,288人、陽性2,733人/罹患率0.418%
2020年04月04日〜2021年05月09日:対象654,275人、陽性2,744人/罹患率0.419%※海港検疫含む
2020年04月04日〜2021年05月10日:対象656,168人、陽性2,748人/罹患率0.418%
2020年04月04日〜2021年05月11日:対象658,725人、陽性2,761人/罹患率0.419%
2020年04月04日〜2021年05月12日:対象659,832人、陽性2,765人/罹患率0.419%※海港検疫含む

2020年04月04日〜2021年05月13日:対象661,532人、陽性2,766人/罹患率0.418%

5月11日(火)分と思われる検査人数は1,700人と、二千人を切りました。
感染者は1人増加。罹患率はやや戻しました。
※2021年1月9日到着分(2021年1月11日発表分)から全入国者に対する検査が開始されており、検査数≒入国者数の状況です。(ただし、三日間の強制隔離対象国が徐々に増えてきており、入国直前と三日後の二回検査を受けている人が増加しています。検査数>入国者数に少し偏っていると考えられます。=実際の罹患率は上記数値よりも悪いと思われます。)

新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について(令和3年5月13日版)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_18571.html





















空港検疫検査 到着日別詳細結果(5月11日到着分までが反映と推定、下記の数字には海港検疫の数は含めていません)
1日遅れで情報が反映していると思われる空港検疫の詳細も発表されています。
3月31日到着分までは、別にまとめています。

2020年04月03日〜2020年10月02日:https://johokotu.seesaa.net/article/477969790.html
2020年04月03日〜2020年10月31日:https://johokotu.seesaa.net/article/478493314.html
2020年04月03日〜2020年11月30日:https://johokotu.seesaa.net/article/478872998.html
2020年04月03日〜2020年12月31日:https://johokotu.seesaa.net/article/479429539.html
2020年04月03日〜2021年01月31日:https://johokotu.seesaa.net/article/479921204.html
2020年04月03日〜2021年02月28日:https://johokotu.seesaa.net/article/480368929.html
2020年04月03日〜2021年03月31日:https://johokotu.seesaa.net/article/480853712.html
2020年04月03日〜2021年04月30日:https://johokotu.seesaa.net/article/481375270.html

05月01日:症状 有8 無16=陽性24人 2691・2692・2693・2694・2696・2697・2698・2699・2701・2702・2703・2704・2705・2706・2707・2708・2722・2723・2724・2725・2726・2727・2762・2813
05月02日:症状 有4 無11=陽性15人 2700・2709・2710・2711・2712・2713・2714・2715・2729・2730・2731・2732・2733・2734・2735
05月03日:症状 有2 無1=陽性3人 2716・2717・2761
05月04日:症状 有0 無3=陽性3人 2720・2721・2782

05月05日:症状 有1 無25(+1)=陽性26人 2728・2736・2737・2738・2739・2740・2741・2742・2743・2744・2745・2746・2747・2748・2749・2750・2751・2752・2753・2754・2755・2756・2757・2792・2793・2820
 [空港別] 成田25(+1)・羽田1
 [男女別] 男18(+1)・女8
 [年代別] 10代下3・20代8・30代11(+1)・40代4・50代0・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] ネパール20(+1)・インド5・米国1
 [居住地] 北海道1・秋田1・茨城1・群馬1・埼玉2・千葉2・東京4・神奈川5(+1)・愛知2・京都1・兵庫1・福岡4
05月06日:症状 有0 無6=陽性6人 2763・2764・2797・2798・2799・2800
05月07日:症状 有2 無21=陽性23人 2765・2766・2767・2768・2769・2770・2771・2772・2773・2774・2775・2776・2777・2778・2779・2780・2781・2783・2784・2785・2786・2787・2788
05月08日:症状 有2 無6=陽性8人 2789・2790・2791・2794・2795・2796・2811・2814

05月09日:症状 有3 無10(+5)=陽性13人 2801・2802・2803・2804・2805・2806・2807・2808・2815・2816・2817・2818・2819
 [空港別] 成田12(+5)・福岡1
 [男女別] 男10(+4)・女3(+1)
 [年代別] 10代下0・20代5(+3)・30代5(+2)・40代3・50代0・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] フィリピン1・バングラデシュ1・インド10(+5)・メキシコ1
 [居住地] 茨城1(+1)・埼玉1(+1)・千葉2(+1)・東京4・神奈川3(+1)・兵庫1(+1)・愛媛1
05月10日:症状 有1 無2=陽性3人 2809・2810・2812
 [空港別] 羽田3
 [男女別] 男2・女1
 [年代別] 10代下0・20代2・30代0・40代0・50代0・60代1・70代0・80代上0
 [渡航元] インド2・米国1
 [居住地] 千葉1・東京1・非公表1
05月11日:症状 有0 無0=陽性0人
 [空港別]
 [男女別] 男・女
 [年代別] 10代下0・20代0・30代0・40代0・50代0・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元]
 [居住地]
05月12日:症状 有1 無0=陽性1人 2821
 [空港別] 福岡1
 [男女別] 男1・女0
 [年代別] 10代下0・20代1・30代0・40代0・50代0・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] フィリピン1
 [居住地] 広島1


合計7人の陽性確認が発表されました。
2020年4月3日0時の全員検査開始後に判明した陽性者は2021年5月12日までの405日間で2,742人になりました。
2,742人のうち有症状は1人増えて234人です。無症状は2,508人で、無症状率は91.4%です。ここのところ有症状者が急増しており、無症状率は日に日に悪化しています。

本日発表分は、行動歴(渡航元)と居住地両方とも非公表者はいませんでした。
本日発表分は、団体感染が疑われる事例はありませんでした。

9日成田着インドからの入国者の陽性が10人となりました。機内クラスターが疑われます。

有症状者は1人です。
12日福岡着フィリピンから入国の広島県居住20代男が発熱、咽頭痛症状です。
フィリピンから福岡まではわずか3時間半の飛行で、機内発症するには時間が短すぎる印象です。

強制隔離中の陽性とみられる事例は5日着1人、9日着5人です。インドから5人、ネパールから1人です。
これで3日間強制隔離対象国が少し多めに増えた3月5日着から5月9日着までの66日間で、強制隔離中の陽性者は130人となりました。
これらの人は、これまでの検疫方法ではすり抜けていた人たちですが、数が多すぎます。
1日着から新規に3日間強制隔離が始まったインドからの入国者については、1日着、2日着、5日着、6日着、8日着、9日着で陽性者が出ています。
8日後陽性に当たる5日着はネパールからの入国者です。5日着はまだ強制隔離対象になっていません。同日着は既に19人ものネパールからの入国者が陽性になっており、19人のいずれかの方の同行者で濃厚接触者として強制隔離されていたものと推定されます。

空港検疫での陽性がかなり増えてきていますが、すり抜けギリギリ事例、団体感染疑い例や機内クラスター疑い例が急激に増えています。
南アジアの悪化が止まりません。本日発表分は7人中6人が南アジアからの入国者でした。


新型コロナウイルス感染症の患者等の発生について(空港検疫)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_18613.html


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ラベル:検疫 感染症
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南亜3か国 新規の再入国拒否へ

◇新型コロナウイルス感染症 南アジア3か国からの新規の再入国を拒否へ

12日、新たな水際対策措置として、南アジアの3か国(ネパール、インド、パキスタン)に14日以内に滞在歴のある新規の再入国者の入国を拒否することが決定されました。

新たな水際対策の主な内容は、「インド、パキスタン及びネパールの3か国に、本邦への上陸申請日前14日以内に滞在歴のある在留資格保持者の再入国は、当分の間、特段の事情がない限り、拒否する」というもの。5月14日0時以降の入国から適用されます。

上記南アジア3か国以外の国籍や居住者でも、入国14日前までの間に上記3か国に滞在していると適用されます。
なお、5月13日までに「再入国許可をもって出国した「永住者」、「日本人の配偶者等」、「永住者の配偶者等」、又は「定住者」の在留資格を有する者」は特段の事情があるとみなされ、特別永住者も通常通り入国が可能です。
このため、日本で在住し続けるのであれば、実質的には大きな影響はないものとみられます。

水際対策としてはごくごく当たり前の措置と思いますが、昨夏以降、再入国は全世界の国々からの入国者に原則認められています。3か国からの入国者は3月以降空港検疫での陽性者が激増しているとはいえ、今回3か国だけを差別的に扱うことになります。

上記3か国をめぐっては、10日から強制隔離期間が6日間に延長されており、差別的扱いが拡大することになります。
特にパキスタンをめぐっては、昨年6月に空港検疫での陽性が急増した際にも、検査結果判明まで空港からの外出を特別に禁止する差別的対応が行われたことがあります(現在はすべての入国者が結果が出るまで外出禁止になっていますが、当時はパキスタンからの入国者のみに適用するという差別的取り扱いでした。)
南アジア諸国からの入国者は、日本への再入国・帰国を前提とする短期渡航が異常に多いとか、14日間隔離からの逃走が多いとか、陽性再入国者が多すぎるとか、何か理由があるのでしょうかね、、、。

水際対策を厳しくするのとは一切関係なく、パキスタンとネパールは両国の国際線が一気に運航停止になったため、日本の空港検疫での陽性者の数は一気に減った状況になっています。2か国については完全に時期を逸してます

新型コロナウイルス感染症に関する新たな水際対策措置(インド、パキスタン及びネパールに対する措置)(外務省公式サイト)
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2021C076.html
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コロナ_入国規制強化1国追加

◇新型コロナウイルス感染症 入国規制強化に1か国追加、変異株流行国・地域に新規指定

政府は12日、ネパールからの入国規制を強化することを発表しました。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の変異種流行国・地域に新規指定します。

新規指定された国々で行われる入国規制強化の内容は、入国後14日間の自主隔離の方法の変更。
入国後最初の3日間は、例外なく全員が、検疫所長の指定する宿泊施設で待機(=強制隔離)となり、入国後3日目に改めて検査を実施。陰性と判定された人のみが検疫所が確保する宿泊施設を退所でき、入国後14日間の残りの期間を、自宅等で待機できるようになります。
5月15日0時以降の入国から適用されます。

これらの措置は、これまで亜州6か国(フィリピン、インド、パキスタン、アラブ首長国連邦、イスラエル、レバノン)、欧州20か国(アイルランド、イタリア、ウクライナ、英国、オーストリア、オランダ、スイス、スウェーデン、スペイン、スロバキア、デンマーク、ドイツ、フィンランド、フランス、ベルギー、エストニア、チェコ、ハンガリー、ポーランド、ルクセンブルク)、阿州2か国(ナイジェリア、南アフリカ)、米州4か国(カナダ(オンタリオ州)、アメリカ(テネシー州、フロリダ州、ミシガン州、ミネソタ州)、ブラジル、ペルー)からの入国者のみに行われているのみです。今回の追加で合計32か国・5地域からの入国者に対して、同様の強化策が適用されることになります。

ネパールは既に別の新たな措置として10日から、今回の措置よりも長い6日間の強制隔離が義務付けられており、今回の追加指定による変更は生じません。

ネパールからは、ここ1か月ほど空港検疫での陽性者が超爆増していましたが、なかなか指定されてこず、やっと指定となりました。

3日間の強制隔離をめぐっては、3月5日に17か国に拡大してから50日間(3月20日に24か国に拡大してから35日間)で、3日後の検査で陽性確認されすり抜けをギリギリで抑え込めた事例が88件もあったとみられており、水際対策として一定の効果を上げているものと推定されています。
国内では空港検疫すり抜けに起因するとみられる変異株感染が急増中。陽性が急増している変異株確認国はほかにもあり、追加指定が続くのか注目されます。
空港検疫すり抜けに起因するとみられる国内での感染拡大は、1年前にCOVID-19が初めて流行した時にも生じています。

水際対策を厳しくするのとは一切関係なく、ネパールは同国の国際線が一気に運航停止になったため、日本の空港検疫での陽性者の数は一気に減った状況になっています。完全に時期を逸してます

新型コロナウイルス変異株流行地域への指定について(5/12厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/content/000778997.pdf


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4月4週入国_日外とも増加

◇空港検疫 4月4週目検体数(≒入国者数) 日本国籍・外国籍とも増加

検体数≒入国者数のほぼ判明している状態が16週目に突入
通常の毎週水曜日更新が再開されました。


厚生労働省(厚労省)は12日、空港検疫での新型コロナウイルス感染症(COVID-19)検査状況の4月4週目(4月25日〜5月1日)分の速報値を発表しました。この数字から行動歴別の入国者数が推定できます。

厚労省の速報は、週間の検体数と陽性者数を、日本国籍者、外国籍者別に、滞在国ごとに出した非常に細かいデータです。
1月9日から全入国者が検査対象となったため、COVID-19パンデミック後初めて検査数≒入国者数となっています。複数回検査する人や14日以内に複数国滞在した人もいるので、厳密には=ではありませんし、乗員は対象外ですが、検査数が入国者数に限りなく近づきました。

今回発表は、一週間分に過ぎませんが、これまで確認することが出来なかった、行動歴別のほぼ正確な入国者数が16週連続で判明しています。
ここのところ三日間強制隔離(入国時と三日後の二回検査)対象者が増加しているので、検体数>入国者数になっているものと推定されます。ご注意ください。

検体数は日外ともに増加
4月4週目は、検査数は13,039件(前週比+1,771件)と、前週から16%ほど増加しました。
日本国籍者は7,337件(前週比+888件)、外国籍者は5,702件(前週比+883件)で、日本国籍者も外国籍者も増えています。

多くの国が増加
国別で見ると、最も入国が多かったのは米国で2,560件(前週比+187件)。二番目は中国1,734件(前週比+27件)、三番目はフィリピン858件(前週比+85件)で、ここまで順番に変化はありませんでした。
四五が入れ替わっており、四番目がインドネシア679件(前週比+191件)、五番目は韓国664件(前週比+97件)でした。


六番目は引き続きインドで625件(前週比+192件)です。緊急帰国が続いたのか増加が多めでした。
七番目〜十番目は順番は変わらず、七番目はタイ606件(前週比+182件)、八番目は台湾419件(前週比+60件)。九番目はベトナム387件(前週比+107件)、ネパール354件(前週比+116件)でした。

この週は、ほとんどの国からの入国者が増加しています。

パキスタンが126件(前週比+25件)とあまり戻っていません。パキスタンは3月〜4月上旬にかけて陽性者が多かったですが、入国者減少とともに陽性者が減っています。やはり、日本に入ってくる人数自体を減らさないと、陽性者減少は難しい印象です。

インドネシアの邦人急増続く
日本人が多いのは、上位十位までの国では、米国、インドネシア、タイ、台湾でした。
米国は相変わらず日本人が多く、日本国籍者1,923件・外国籍者637件で、やや差が広がりました。
インドネシアは、日本国籍者505件・外国籍者174件で、前週から日本国籍者の急増が目立ちます。
タイは、日本国籍者442件・外国籍者164件で、相変わらず日本国籍者の方が多く、増えているのも日本国籍者の方が多いです。
台湾は、日本国籍者266件・外国籍者153件。ジリジリ日本国籍者が増えています。

日本人と外国人が多い同じくらいなのは、上位十位までの国では、インド、ベトナムでした。
インドは、日本国籍者290件・外国籍者335件。日本国籍者も外国籍者も増えています。
ベトナムは、日本国籍者213件・外国籍者174件で、今週は日本国籍者の増加が目立ちました。もともと外国籍者は新規入国が非常に多かった国ですが、ここのところジリジリ増えていますね。

外国人が多いのは、上位十位までの国では、前週同様中国、韓国、フィリピン、ネパールでした。
中国は日本国籍者777件・外国籍者957件とやや差が縮まりました。
外国人がずっと多いままの筆頭は相変わらずフィリピンで、日本国籍者127件・外国籍者731件でした。
韓国は、日本国籍者249件・外国籍者415件で、外国籍者が増え始めています。
ネパールは日本国者22件・外国籍者332件と、ずっと外国籍者が圧倒的な状況が続いています。

この他、十位以内に入っていませんが、11位のドイツ、12位のシンガポール、13位のマレーシア、14位の英国日本国籍者の方が多い状況。15位のブラジルは日外の数が近く、やや外国籍者の方が多いです。

・高感染国が多い欧米からの入国は、日本人が多い
・南アジアからは圧倒的に外国人が多い。

といった傾向が続いています。

罹患状況などの詳細の分析は別途で記事にします。

水際対策(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/kansenkakudaiboushi-iryouteikyou.html#h2_7


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ラベル:検疫 感染症
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