2021年05月20日

空港検疫5/20_また3日後陽性

◇空港検疫 また3日後陽性複数人 17日着ゼロ人にならず 5月20日発表分

厚生労働省(厚労省)は5月20日現在の、空港検疫を含めた最新の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の状況を発表しました。
空港検疫の数字は、2020年4月3日午前0時から症状の有無や濃厚接触の有無に関係なく、上陸拒否国からの入国者全員検査を実施しています。さらに2021年1月9日午前0時からは非上陸拒否国も含めた入国者全員検査を、緊急事態宣言中限定で臨時的に実施しており、いま日本で唯一正確な罹患率を把握できます。


(×××)
5月20日現在
無症状率 91.5%
罹 患 率 0.416%

▲国際線到着空港は緊急事態の東京都内より9.2倍も危険!

(比較用)東京都 現罹患率:0.045%=要治療6,353人/人口13,957,179人(2021年4月)

(比較用)東京都:罹患率1.104%=感染154,156人、死亡率0.0142%=死亡1,984人/人口13,957,179人(2021年4月)←[緊急事態宣言中]
(比較用)シンガポール:罹患率1.084%=感染61,689人、死亡率0.0005%=死亡31人/人口約569万人(2020年)←※ロイター公式サイトが分かりやすいです。 https://graphics.reuters.com/world-coronavirus-tracker-and-maps/ja/countries-and-territories/singapore/


※罹患率は空港検疫の全員検査開始後の概要発表分を元に算出しています。
※無症状率は空港検疫の全員検査の詳細結果発表分を元に算出しています。
両数値は、元にしている数値に若干の差異があります。
また、海外で感染した人や有症状の人はそもそも海外から飛行機に乗ることができないため、実際の罹患率や隠れ感染者数は算出された数値より高く、実際の無症状率や無症状病原体保有者数は算出された数値より低いと考えられます。
あくまでも参考程度にお考え下さい。


空港検疫 全員検査結果(5月18日到着分までが反映されていると推定)
2日遅れで情報が反映していると思われる概要結果は以下の通りです。
3月31日発表分までは別にまとめています。

2020年04月04日〜2020年10月04日:https://johokotu.seesaa.net/article/477969790.html
2020年04月04日〜2020年10月31日:https://johokotu.seesaa.net/article/478493314.html
2020年04月04日〜2020年11月30日:https://johokotu.seesaa.net/article/478872998.html
2020年04月04日〜2020年12月31日:https://johokotu.seesaa.net/article/479429539.html
2020年04月04日〜2021年01月31日:https://johokotu.seesaa.net/article/479921204.html
2020年04月04日〜2021年02月28日:https://johokotu.seesaa.net/article/480368929.html
2020年04月04日〜2021年03月31日:https://johokotu.seesaa.net/article/480853712.html
2020年04月04日〜2021年04月30日:https://johokotu.seesaa.net/article/481375270.html

2020年04月04日〜2021年05月01日:対象639,646人、陽性2,616人/罹患率0.408%
2020年04月04日〜2021年05月02日:対象641,981人、陽性2,639人/罹患率0.411%
2020年04月04日〜2021年05月03日:対象644,322人、陽性2,657人/罹患率0.412%
2020年04月04日〜2021年05月04日:対象646,838人、陽性2,668人/罹患率0.412%
2020年04月04日〜2021年05月05日:対象647,801人、陽性2,671人/罹患率0.412%※海港検疫含む
2020年04月04日〜2021年05月06日:対象649,020人、陽性2,682人/罹患率0.413%
2020年04月04日〜2021年05月07日:対象650,711人、陽性2,711人/罹患率0.416%
2020年04月04日〜2021年05月08日:対象652,288人、陽性2,733人/罹患率0.418%
2020年04月04日〜2021年05月09日:対象654,275人、陽性2,744人/罹患率0.419%※海港検疫含む
2020年04月04日〜2021年05月10日:対象656,168人、陽性2,748人/罹患率0.418%
2020年04月04日〜2021年05月11日:対象658,725人、陽性2,761人/罹患率0.419%
2020年04月04日〜2021年05月12日:対象659,832人、陽性2,765人/罹患率0.419%※海港検疫含む
2020年04月04日〜2021年05月13日:対象661,532人、陽性2,766人/罹患率0.418%
2020年04月04日〜2021年05月14日:対象663,273人、陽性2,773人/罹患率0.418%
2020年04月04日〜2021年05月15日:対象664,887人、陽性2,776人/罹患率0.417%
2020年04月04日〜2021年05月16日:対象667,198人、陽性2,781人/罹患率0.416%
2020年04月04日〜2021年05月17日:対象669,296人、陽性2,797人/罹患率0.417%
2020年04月04日〜2021年05月18日:対象671,701人、陽性2,800人/罹患率0.416%
2020年04月04日〜2021年05月19日:対象672,724人、陽性2,800人/罹患率0.416%

2020年04月04日〜2021年05月20日:対象673,983人、陽性2,808人/罹患率0.416%

5月18日(火)分と思われる検査人数は1,259人と、二千人を切りました。
感染者は8人増加。罹患率は横ばいでした。
※2021年1月9日到着分(2021年1月11日発表分)から全入国者に対する検査が開始されており、検査数≒入国者数の状況です。(ただし、三日間の強制隔離対象国が徐々に増えてきており、入国直前と三日後の二回検査を受けている人が増加しています。検査数>入国者数に少し偏っていると考えられます。=実際の罹患率は上記数値よりも悪いと思われます。)

新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について(令和3年5月20日版)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_18745.html





















空港検疫検査 到着日別詳細結果(5月19日到着分までが反映と推定、下記の数字には海港検疫の数は含めていません)
1日遅れで情報が反映していると思われる空港検疫の詳細も発表されています。
3月31日到着分までは、別にまとめています。

2020年04月03日〜2020年10月02日:https://johokotu.seesaa.net/article/477969790.html
2020年04月03日〜2020年10月31日:https://johokotu.seesaa.net/article/478493314.html
2020年04月03日〜2020年11月30日:https://johokotu.seesaa.net/article/478872998.html
2020年04月03日〜2020年12月31日:https://johokotu.seesaa.net/article/479429539.html
2020年04月03日〜2021年01月31日:https://johokotu.seesaa.net/article/479921204.html
2020年04月03日〜2021年02月28日:https://johokotu.seesaa.net/article/480368929.html
2020年04月03日〜2021年03月31日:https://johokotu.seesaa.net/article/480853712.html
2020年04月03日〜2021年04月30日:https://johokotu.seesaa.net/article/481375270.html

05月01日:症状 有8 無16=陽性24人 2691・2692・2693・2694・2696・2697・2698・2699・2701・2702・2703・2704・2705・2706・2707・2708・2722・2723・2724・2725・2726・2727・2762・2813
05月02日:症状 有4 無11=陽性15人 2700・2709・2710・2711・2712・2713・2714・2715・2729・2730・2731・2732・2733・2734・2735
05月03日:症状 有2 無1=陽性3人 2716・2717・2761
05月04日:症状 有0 無3=陽性3人 2720・2721・2782
05月05日:症状 有1 無25=陽性26人 2728・2736・2737・2738・2739・2740・2741・2742・2743・2744・2745・2746・2747・2748・2749・2750・2751・2752・2753・2754・2755・2756・2757・2792・2793・2820
05月06日:症状 有0 無6=陽性6人 2763・2764・2797・2798・2799・2800
05月07日:症状 有2 無21=陽性23人 2765・2766・2767・2768・2769・2770・2771・2772・2773・2774・2775・2776・2777・2778・2779・2780・2781・2783・2784・2785・2786・2787・2788
05月08日:症状 有2 無6=陽性8人 2789・2790・2791・2794・2795・2796・2811・2814
05月09日:症状 有3 無10=陽性13人 2801・2802・2803・2804・2805・2806・2807・2808・2815・2816・2817・2818・2819
05月10日:症状 有1 無2=陽性3人 2809・2810・2812
05月11日:症状 有0 無1=陽性1人 2825
05月12日:症状 有1 無14=陽性15人 2821・2829・2830・2831・2832・2833・2834・2835・2836・2837・2838・2839・2840・2841・2852
05月13日:症状 有0 無4=陽性4人 2822・2823・2845・2846
05月14日:症状 有0 無2=陽性2人 2824・2826
05月15日:症状 有2 無9=陽性11人 2827・2828・2842・2843・2844・2849・2850・2851・2853・2854・2855

05月16日:症状 有0 無4(+2)=陽性4人 2847・2848・2860・2861
 [空港別] 成田2(+1)・羽田1(+1)・関空1
 [男女別] 男4(+2)・女0
 [年代別] 10代下0・20代1・30代1(+1)・40代2(+1)・50代0・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] フィリピン1・インド2(+1)・英国1(+1)
 [居住地] 東京2(+1)・愛知1(+1)・兵庫1
05月17日:症状 有0 無1(+1)=陽性1人 2866
 [空港別] 羽田1(+1)
 [男女別] 男1(+1)・女0
 [年代別] 10代下0・20代0・30代0・40代0・50代1(+1)・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] インド1(+1)
 [居住地] 埼玉1(+1)
05月18日:症状 有0 無1=陽性1人 2856
 [空港別] 関空1
 [男女別] 男1・女0
 [年代別] 10代下0・20代1・30代0・40代0・50代0・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] アフガニスタン1
 [居住地] 愛知1
05月19日:症状 有0 無6=陽性6人 2857・2858・2859・2862・2863・2064
 [空港別] 成田5・関空1
 [男女別] 男5・女1
 [年代別] 10代下1・20代0・30代2・40代2・50代1・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] マレーシア1・シンガポール1・インド2・アフガニスタン1・ナイジェリア1
 [居住地] 宮城1・埼玉1・千葉1・東京1・大阪1・非公表1

05月20日:症状 有0 無1=陽性1人 2865
 [空港別] 成田1
 [男女別] 男1・女0
 [年代別] 10代下0・20代0・30代1・40代0・50代0・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] メキシコ1
 [居住地] 東京1


合計10人の陽性確認が発表されました。
2020年4月3日0時の全員検査開始後に判明した陽性者は2021年5月20日までの413日間で2,787人になりました。
2,787人のうち有症状は236人です。無症状は2,551人で、無症状率は91.5%です。

久々のゼロ人が期待された17日着の陽性者が出ました。

本日発表分は、行動歴(渡航元)と居住地両方とも非公表者はいませんでした。
19日関空着シンガポールから入国の大阪府居住女が10歳未満で、同行者がいる団体感染が疑われます。

強制隔離中の陽性とみられる事例は3日後陽性に当たる16日着2人、17日着1人です。インドから2人、英国から1人です。
これで3日間強制隔離対象国が少し多めに増えた3月5日着から5月17日着までの74日間で、強制隔離中の陽性者は156人となりました。

非上陸拒否国であるシンガポールからの陽性者が出ました。

南アジアからの入国者の陽性は、インドからはまだ続いていますが、ネパールは現地の国際線運航がストップした7日以降、一気に収まっています。

新型コロナウイルス感染症の無症状病原体保有者の発生について(空港検疫)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_18760.html


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ラベル:検疫 感染症
posted by johokotu at 23:00| 東京 ☔| Comment(0) | ◇COVID-19関連 | 更新情報をチェックする

緊急警報!また2桁陽性!!

緊急警報! 空港検疫で陽性急増中!危険、本日発表分二桁人数陽性確認!!

国際線到着空港 感染リスク急拡大中!!
3日間強制隔離後の検査でも続々陽性判明中!!
年末年始以来のウイルス密輸緊急事態宣言状態!!!
国内感染拡大阻止の瀬戸際です!!!!


空港検疫での入国者に対する新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の全員検査で、本日発表分で二桁人数の感染が確認されました。

20日に、陽性が確認されたとして発表があったのは全部で10人です。5月19日到着分が6人、速報に近い5月20日着分が1人出ました。また、すり抜け3日後陽性者に当たる5月16日到着分が2人、5月17日到着分が1人出ています

空港検疫でのCOVID-19感染確認の発表分で一日二桁人数となるのは4日ぶり。5月に入ってから10日目となります。
緊急事態宣言状態が続いています。

完全に入国者の感染が急増しています
国際線の発着する空港への不要不急の来港や
入国者のお迎え、入国者との接触はしばらく自粛しませんか


詳細は20日23時にアップ予定の日々の記事で書く予定です。

新型コロナウイルス感染症の無症状病原体保有者の発生について(空港検疫)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_18760.html


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ラベル:検疫 感染症
posted by johokotu at 19:00| 東京 ☁| Comment(0) | ◇COVID-19関連 | 更新情報をチェックする

インド株指定国朝令暮改

◇新型コロナウイルス感染症 インド変異株確認指定国からの入国規制を強化 いきなりの朝令暮改

19日、インドで初めて確認された変異株B.1.617指定国・地域(変異株B.1.617指定国・地域)について、スリランカを「特に高い懸念があると判断された国・地域」に指定しました。前日18日に発表された内容を、措置の実施開始前に変更するという、文字通りの朝令暮改になっています。

18日の指定でスリランカは、「変異株 B.1.617 指定国・地域のうち、現地の感染状況、我が国の空港検疫での検査結果等を総合的に判断の上、当該変異株が流入するリスクがより高いと懸念される国・地域」となっていましたが、「特に高い懸念があると判断された国・地域」には入っておらず、入国後6日間の強制隔離はするものの、在留資格保持者の再入国の原則拒否はしない予定でした。
スリランカは、感染症危険情報がレベル2で、いわゆる非上陸拒否国でした。このため、在留資格保持者の再入国の原則拒否の指定は逃れていました。

これが、18日に感染症危険情報が更新されてレベル3となったため、非上陸拒否国から除外。このため、「特に高い懸念があると判断された国・地域」にも指定されることになりました。措置の開始は、他の5か国からは1日遅い5月21日午前0時から適用となります。


なお、18日付で感染症危険情報がレベル2からレベル3に引き上げられたのは、カンボジア、スリランカ、タイ、東ティモール、モンゴル、セントルシア、セーシェルの7か国です。なかでもタイは昨年11月1日に初めて上陸拒否対象解除となった低感染9か国の一つで、油断をすると感染がすぐに拡大することがよく分かる事例になっています。変異株の怖さが改めて浮き彫りになっています。


新型コロナウイルス感染症に関するスリランカに対する新たな水際対策措置(5/19発表、外務省公式サイト)
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2021C079.html
各国に対する感染症危険情報の発出(レベルの引き上げ及び維持)(5/18発表、外務省公式サイト)
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pchazardspecificinfo_2021T051.html#ad-image-0

新型コロナウイルス感染症 インド変異株確認指定国からの入国規制を強化でまず13か国指定 リスク高い国からの入国者を6日間強制隔離でまずは6か国指定(5月19日配信記事)
https://johokotu.seesaa.net/article/481564903.html
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検疫接触者も強制隔離無

◇空港検疫 検疫検査での濃厚接触者も強制隔離されないことが判明、ウイルス密輸も簡単にコンプリート

19日、神奈川県で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のインド株(変異株L452R)患者が確認されましたが、入国時に同行者が陽性で隔離されたにもかかわらず、強制隔離にならずに市中感染を引き起こしていたことが判明しました。

19日に神奈川県でインド株感染が確認されたのは、同県在住の10歳未満男。海外渡航歴があり、感染経路として陽性者と接触ありと発表されました。
県の発表はそこまでだったのですが、報道機関が詳細を報道しています。
NHKによりますと、男児は「保護者と2人で今月初旬にインドから帰国し、保護者は空港の検査で陽性が分かりましたが、男の子は陰性だったため県内の知人の家で待機していた」、「男の子が滞在していた知人の家で暮らす3人は、すでに新型コロナウイルスの陽性が確認」と報道されています。インドからの入国者は5月1日以降は3日間強制隔離ですので、その後の自主隔離を知人宅にいたとみられます。
未成年者によって密輸が簡単にコンプリートするという、検疫も入管も税関も真っ青な事態になってしまいました

男児が検査すり抜けとなった点も問題ですが、これは検査が万能でない以上普通にあり得ることです。しかし、それ以上に大問題なのは、この男児が国内の知人宅で待機していたことです。
入国者が日本国内で誰とも接触しなければ国内にウイルスが拡大することはなく、厚生労働省も14日間の自主隔離徹底を求めています。そんななかで、「自宅ではなく知人宅で自主隔離」「国内の人が入国者と接触」、そもそも「感染予備群で陽性者の濃厚接触者なのに強制隔離しない」と三つも大きな問題が生じています。
入国者全員を感染予備群と捉えているせいで全員に14日間の自主隔離を求める空港検疫であっても、陽性者の濃厚接触者なのに強制隔離しないというトンデモナイ事態が表面化。そして、結局、市中感染も発生するという由々しき事態になっています。
今回の場合は、10歳未満とのことで、人道的な側面もあったとみられますが、それにしてもな事態です。

神奈川県では、17日に発表されたインド株陽性だった1人についても、4人団体入国で同行者1人が陽性だったのに、自身は空港検疫の検査で陰性だったため、自宅待機でOKとなっていたことが明らかになっています。

ここのところ、同一日に同一空港で同一国からの陽性者が多数出る、明らかに機内クラスター状況の事例が多発しています。厚生労働省は、そんな状態でも同一便利用者に一切注意喚起すらしていませんが、入国者による感染拡大を防ぐ気がないことが改めて浮き彫りになりました。

なお、空港検疫での濃厚接触者については、これまで、強制隔離になるものと思われてきました。
例えば、5月1日中部国際着ネパールから入国者で陽性者が3人出ているのですが、うち2人は隔離中陽性になっているとみられます。当時ネパールからの入国者は、強制隔離対象国ではなく、一時期14日間の強制隔離になっていた陰性証明を所持していない場合は今は強制送還となるため、14日間強制隔離する措置は基本ありません。それが隔離中陽性となっていたことで、3人は同一団体で、入国時検査で陽性の人の濃厚接触者だから強制隔離措置になったのが濃厚とみられていました。どうも違ったようですね。

空港検疫でのすり抜けは必ず発生します。
入国者が家族と接触しなけりゃ、家族に感染は拡がりません。
入国者が友人と接触しなけりゃ、友人に感染は拡がりません。
入国者が他人と接触しなけりゃ、他人に感染は拡がりません。
入国者が国内で接触しなけりゃ、国内に感染は拡がりません
入国時検査の陽性・陰性は関係ありません。
入国時に検査するかしないかは関係ありません。
変異株かどうかも関係ありません。
いいかげん、14日間の自主隔離をしっかり行いませんか。


新型コロナウイルス感染症による患者確認について(5月19日版)(神奈川県公式サイト)
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/ga4/prs/r3661265.html
新型コロナ 変異ウイルス101人の感染確認(NHK公式サイト)
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yokohama/20210519/1050013855.html


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5月1週入国_日外とも1割減

◇空港検疫 5月1週目検体数(≒入国者数) 日本国籍・外国籍とも一割減少

検体数≒入国者数のほぼ判明している状態が17週目に突入


厚生労働省(厚労省)は19日、空港検疫での新型コロナウイルス感染症(COVID-19)検査状況の5月1週目(5月2日〜5月8日)分の速報値を発表しました。この数字から行動歴別の入国者数が推定できます。

厚労省の速報は、週間の検体数と陽性者数を、日本国籍者、外国籍者別に、滞在国ごとに出した非常に細かいデータです。
1月9日から全入国者が検査対象となったため、COVID-19パンデミック後初めて検査数≒入国者数となっています。複数回検査する人や14日以内に複数国滞在した人もいるので、厳密には=ではありませんし、乗員は対象外ですが、検査数が入国者数に限りなく近づきました。

今回発表は、一週間分に過ぎませんが、これまで確認することが出来なかった、行動歴別のほぼ正確な入国者数が17週連続で判明しています。
ここのところ三日間強制隔離(入国時と三日後の二回検査)対象者が増加しているので、検体数>入国者数になっているものと推定されます。ご注意ください。

検体数は日外ともに減少
5月1週目は、検査数は11,551件(前週比-1,488件)と、前週から11%ほど減少しました。
日本国籍者は6,447件(前週比-890件)、外国籍者は5,104件(前週比-598件)で、日本国籍者も外国籍者も減っています。

多くの国が減少、上位は微増の目立つ
国別で見ると、最も入国が多かったのは米国で2,688件(前週比+128件)。二番目は中国1,355件(前週比-379件)、三番目はフィリピン931件(前週比+73件)で、ここまで順番に変化はありませんでした。
続いてインドが657件(前週比+32件)と四番目に上がり、五番目はインドネシア616件(前週比-63件)でした。


六番目はネパールが526件(前週比+172件)と数を増やしています。
韓国は七番目まで落ち込み489件(前週比-175件)。八番目はタイ427件(前週比-179件)、九番目は台湾290件(前週比-129件)、十番目はドイツ243件(前週比-58件)でした。

この週は、多くの国が入国者が減らす一方、上位は増えた国が目立ちました。

インドは外国籍者減り日本国籍者増加
日本人が多いのは、上位十位までの国では、米国、インド、インドネシア、タイ、ドイツでした。
米国は相変わらず日本人が多く、日本国籍者2,067件・外国籍者621件で、先週に引き続きやや差が広がりました。
インドは、日本国籍者458件・外国籍者199件。外国籍者が-136件に対し、日本国籍者が+168件と、年末の英国同様に緊急帰国が続いている模様です。
インドネシアは、日本国籍者400件・外国籍者216件で、日本国籍者の急増が止まりました。
タイは、日本国籍者273件・外国籍者154件で、こちらも日本国籍者の増加が止まっています。
ドイツは、日本国籍者183件・外国籍者60件で、日本国籍者が多い状況に変化がありません。

日本人と外国人が同じくらいなのは、上位十位までの国では、韓国、台湾でした。
韓国は、日本国籍者196件・外国籍者293件。ずっと外国籍者が多い国でしたが、外国籍ばかりが一気に減少しました。緊急事態宣言に敏感反応してますかね。
台湾は、日本国籍者184件・外国籍者106件。日本国籍者も外国籍者も減っています。

外国人が多いのは、上位十位までの国では、中国、フィリピン、ネパールでした。
中国は日本国籍者500件・外国籍者855件とやや差が広がっています。
外国人がずっと多いままの筆頭は相変わらずフィリピンで、日本国籍者110件・外国籍者821件。外国籍者が増えています。
ネパールも外国籍者が圧倒的な状況。日本国者21件・外国籍者505件です。インドが緊急帰国と思われる日本国籍者が急増したのに対し、ネパールは外国籍者が急増しています。こちらは駆け込み入国といったところでしょうか。

この他、十位以内に入っていませんが、11位のベトナムと14位のブラジルは外国籍者の方が多く、12位の英国、13位のカナダ、15位のマレーシアは日本国籍者の方が多い状況です。

なお、6日間強制隔離となることが決まった6か国のうち上記にない4か国は、
 バングラデシュ 109件(前週比+34件)=外国籍者が急増
 パキスタン 106件(前週比-20件)=日本国籍者が減少
 スリランカ 76件(前週比-29件)=外国籍者が減少
 モルディブ 27件(前週比+16件)=日本国籍者が増加
と増減原因がバラバラです。

・高感染国が多い欧米からの入国は、日本人が多い
・南アジアからは圧倒的に外国人が多い。→インドは日本国籍急増・ネパールは外国籍急増・パキスタンは落ち込み

といった傾向になっています。

罹患状況などの詳細の分析は別途で記事にします。

水際対策(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/kansenkakudaiboushi-iryouteikyou.html#h2_7


STAY HOME NOW, FLY LATER

posted by johokotu at 01:00| 東京 ☁| Comment(0) | ◆その他の話題 | 更新情報をチェックする