2021年06月19日

空港検疫6/19_悪化傾向2桁陽性

◇空港検疫 悪化傾向、1か月ぶり2桁人数陽性発表、うち2人は3日後陽性 6月19日発表分

厚生労働省(厚労省)は6月19日現在の、空港検疫を含めた最新の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の状況を発表しました。
空港検疫の数字は、2020年4月3日午前0時から症状の有無や濃厚接触の有無、ワクチン摂取状況等に関係なく、上陸拒否国からの入国者全員検査を実施しています。さらに2021年1月9日午前0時からは非上陸拒否国も含めた入国者全員検査を、緊急事態宣言中限定として臨時的に実施しており、いま日本で唯一正確な罹患率を把握できます。


(×)
6月19日現在
無症状率 91.1%
罹 患 率 0.403%

▲国際線到着空港は緊急事態の東京都内より16.7倍も危険!

(比較用)東京都 現罹患率:0.024%=要治療3,458人/人口13,963,056人(2021年5月)

(比較用)東京都:罹患率1.205%=感染168,321人、死亡率0.0156%=死亡2,192人/人口13,963,056人(2021年5月)←[緊急事態宣言中]
(比較用)ロシア:罹患率3.544%=感染5,203,117人、死亡率0.0857%=死亡125,853人/人口約1億4,680万人(2017年1月)←[急増中]※ロイター公式サイトが分かりやすいです。 https://graphics.reuters.com/world-coronavirus-tracker-and-maps/ja/countries-and-territories/russia/


※罹患率は空港検疫の全員検査開始後の概要発表分を元に算出しています。
※無症状率は空港検疫の全員検査の詳細結果発表分を元に算出しています。
両数値は、元にしている数値に若干の差異があります。
また、海外で感染した人や有症状の人はそもそも海外から飛行機に乗ることができないため、実際の罹患率や隠れ感染者数は算出された数値より高く、実際の無症状率や無症状病原体保有者数は算出された数値より低いと考えられます。
あくまでも参考程度にお考え下さい。


空港検疫 全員検査結果(6月17日到着分までが反映されていると推定)
2日遅れで情報が反映していると思われる概要結果は以下の通りです。
4月30日発表分までは別にまとめています。

2020年04月04日〜2021年05月31日:https://johokotu.seesaa.net/article/481904769.html

2020年04月04日〜2021年06月01日:対象697,942人、陽性2,884人/罹患率0.413%
2020年04月04日〜2021年06月02日:対象699,650人、陽性2,886人/罹患率0.412%
2020年04月04日〜2021年06月03日:対象701,374人、陽性2,892人/罹患率0.412%
2020年04月04日〜2021年06月04日:対象703,258人、陽性2,899人/罹患率0.412%
2020年04月04日〜2021年06月05日:対象705,467人、陽性2,908人/罹患率0.412%
2020年04月04日〜2021年06月06日:対象708,022人、陽性2,912人/罹患率0.411%
2020年04月04日〜2021年06月07日:対象710,209人、陽性2,917人/罹患率0.410%
2020年04月04日〜2021年06月08日:対象713,247人、陽性2,919人/罹患率0.409%
2020年04月04日〜2021年06月09日:対象714,738人、陽性2,920人/罹患率0.408%
2020年04月04日〜2021年06月10日:対象716,264人、陽性2,938人/罹患率0.410%※海港検疫含む
2020年04月04日〜2021年06月11日:対象718,088人、陽性2,940人/罹患率0.409%
2020年04月04日〜2021年06月12日:対象720,121人、陽性2,942人/罹患率0.408%
2020年04月04日〜2021年06月13日:対象722,959人、陽性2,945人/罹患率0.407%
2020年04月04日〜2021年06月14日:対象725,398人、陽性2,947人/罹患率0.406%
2020年04月04日〜2021年06月15日:対象728,745人、陽性2,953人/罹患率0.405%
2020年04月04日〜2021年06月16日:対象730,360人、陽性2,953人/罹患率0.404%
2020年04月04日〜2021年06月17日:対象732,309人、陽性2,962人/罹患率0.404%
2020年04月04日〜2021年06月18日:対象734,304人、陽性2,969人/罹患率0.404%

2020年04月04日〜2021年06月19日:対象736,657人、陽性2,973人/罹患率0.403%※海港検疫含む

6月17日(木)分と思われる検査人数は2,353人と、二千人を超えました。
感染者は4人増加。罹患率はやや改善しています。
※2021年1月9日到着分(2021年1月11日発表分)から全入国者に対する検査が開始されており、検査数≒入国者数の状況です。(ただし、三日間の強制隔離対象国が徐々に増えてきており、入国直前と三日後の二回検査を受けている人が増加しています。検査数>入国者数に少し偏っていると考えられます。=実際の罹患率は上記数値よりも悪いと思われます。)

新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について(令和3年6月19日版)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_19380.html






















空港検疫検査 到着日別詳細結果(6月18日到着分までが反映と推定、下記の数字には海港検疫の数は含めていません)
1日遅れで情報が反映していると思われる空港検疫の詳細も発表されています。
4月30日到着分までは、別にまとめています。

2020年04月03日〜2021年05月31日:https://johokotu.seesaa.net/article/481904769.html


06月01日:症状 有1 無3=陽性4人 2930・2934・2935・2936
06月02日:症状 有1 無4=陽性5人 2937・2939・2940・2956・2957・2966
06月03日:症状 有3 無11=陽性13人 2941・2942・2943・2944・2945・2947・2848・2949・2950・2951・2952・2953・2961・2975
06月04日:症状 有0 無2=陽性2人 2954・2955
06月05日:症状 有0 無4=陽性4人 2958・2959・2960・2967
06月06日:症状 有1 無0=陽性1人 2962
06月07日:症状 有1 無3=陽性4人 2963・2964・2971・2973
06月08日:症状 有0 無4=陽性4人 2965・2969・2970・2974
06月09日:症状 有0 無1=陽性1人 2977
06月10日:症状 有0 無2=陽性2人 2972・2997
06月11日:症状 有0 無3=陽性3人 2976・2984・2985

06月12日:症状 有0 無1=陽性1人 2978
 [空港別] 成田1
 [男女別] 男0・女1
 [年代別] 10代下0・20代0・30代1・40代0・50代0・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] ドミニカ共和国/米国1
 [居住地] 東京1
06月13日:症状 有1 無7=陽性8人 2979・2980・2981・2982・2983・2994・2995・2996
 [空港別] 成田4・羽田2・関空2
 [男女別] 男5・女3
 [年代別] 10代下1・20代2・30代1・40代2・50代2・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] フィリピン1・インドネシア2・インド1・コンゴ民主共和国1・南アフリカ1・ブラジル1・ペルー1
 [居住地] 千葉1・東京2・静岡1・奈良1・大阪1・非公表2
06月14日:症状 有1 無1=陽性2人 2986・3002
 [空港別] 成田2
 [男女別] 男1・女1
 [年代別] 10代下0・20代0・30代0・40代0・50代0・60代2・70代0・80代上0
 [渡航元] リベリア1・ブラジル1
 [居住地] 東京1・群馬1
06月15日:症状 有0 無6(+2)=陽性6人 2987・2988・2989・2990・3005・3006
 [空港別] 成田4(+2)・羽田1・関空1
 [男女別] 男6(+2)・女0
 [年代別] 10代下1・20代0・30代1(+1)・40代1(+1)・50代2・60代0・70代1・80代上0
 [渡航元] 韓国1・フィリピン1・アフガニスタン/UAE1・UAE1(+1)・英国1・エジプト1(+1)
 [居住地] 千葉3(+1)・東京1(+1)・山梨1・香川1
06月16日:症状 有1 無3=陽性4人 2991・2992・2993・2998
 [空港別] 成田3・羽田1
 [男女別] 男4・女0
 [年代別] 10代下1・20代0・30代0・40代2・50代1・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] インドネシア2・スイス1・ザンビア1
 [居住地] 山形1・東京1・神奈川1・非公表1
06月17日:症状 有1 無2=陽性3人 2999・3000・3001
 [空港別] 羽田2・関空1
 [男女別] 男1・女2
 [年代別] 10代下1・20代1・30代1・40代0・50代0・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] インドネシア1・ロシア1・米国1
 [居住地] 東京1・神奈川1・大阪1
06月18日:症状 有1(+1) 無7(+5)=陽性8人 3003・3004・3007・3008・3009・3010・3011・3012
 [空港別] 成田2(+1)・羽田4(+3)・関空1(+1)・福岡1(+1)
 [男女別] 男6(+4)・女2(+2)
 [年代別] 10代下0・20代0・30代1・40代4(+4)・50代1(+1)・60代1・70代1(+1)・80代上0
 [渡航元] フィリピン2(+2)・インドネシア2(+1)・キルギス1(+1)・ロシア1(+1)・リベリア1・ブラジル1(+1)
 [居住地] 埼玉1(+1)・東京4(+3)・静岡1・愛知1(+1)・広島1(+1)
06月19日:症状 有0 無2=陽性2人 3013・3014
 [空港別] 羽田1・福岡1
 [男女別] 男2・女0
 [年代別] 10代下0・20代1・30代・40代0・50代1・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] インドネシア2
 [居住地] 東京1・福岡1


合計10人の陽性確認が発表されました。
2020年4月3日0時の全員検査開始後に判明した陽性者は2021年6月19日までの442日間で2,935人になりました。
2,935人のうち有症状は1人増えて261人です。無症状は2,674人で、無症状率は91.1%です。

本日発表分は、行動歴(渡航元)と居住地両方とも非公表者はいませんでした。
本日発表分は、団体感染が疑われる事例はありませんでした。

有症状者が1人出ています。
18日羽田着キルギスから入国の東京都居住40代男が頭痛、下痢症状です。
キルギスからは乗継便で半日程度の飛行なので、機内発症とみられます。

強制隔離中の陽性とみられる事例は、3日後陽性に当たる6月15日着で2人出ています。アラブ首長国連邦からとエジプトからの各1人です。
これで3日間強制隔離対象国が少し多めに増えた3月5日着から6月15日着までの103日間で、強制隔離中の陽性者は204人となりました。
すり抜け直前の陽性確認があまりにも多すぎますね。

5月23日以来、およそ1か月ぶりに陽性人数発表が2桁となりました。
ここのところ、陽性人数が下げ止まっていましたが、緊急事態宣言解除で検疫は逆に入国者=陽性者増加が再開したと推定されます。インドネシアの増加は確定的。中東〜中央アジア辺りも増え始めているのが気になります。
強制隔離と再入国禁止でやっとパキスタン・インド・ネパールが落ち着いて、アフガニスタンも片付きそうなのに、、、。少なくとも空港検疫に関しては、緊急事態宣言状態から全然抜け出していない印象です。少し注視していきたいですね。


新型コロナウイルス感染症の患者等の発生について(空港検疫)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_19381.html


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ラベル:検疫 感染症
posted by johokotu at 23:00| 東京 🌁| Comment(0) | ◇COVID-19関連 | 更新情報をチェックする

緊急警報!再び悪化2桁陽性!!

緊急警報! 空港検疫で陽性再び悪化傾向へ!危険、本日発表分二桁人数陽性確認!!約1か月ぶりの10人超え!!!

国際線到着空港 感染リスク急拡大中!!
3日間強制隔離後の検査でも続々陽性判明中!!
ウイルス密輸緊急事態宣言状態!!!
再び悪化傾向へ!!!!


空港検疫での入国者に対する新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の全員検査で、本日発表分で二桁人数の感染が確認されました。

19日に、陽性が確認されたとして発表があったのは全部で10人です。5月18日到着分が6人、速報に近い5月19日着分が2人出ました。また、すり抜け予備群と言える3日後陽性者に当たる5月15日到着分が2人出ています

空港検疫でのCOVID-19感染確認の発表分で一日二桁人数となるのは、5月23日以来1か月弱ぶりです。
ここのところ下火になりつつありましたが、結局1か月も続かず、再び増加傾向となり、緊急事態宣言状態に逆戻りとなっています。

入国者の感染が再び増加傾向に転じ始めました
国際線の発着する空港への不要不急の来港や
入国者のお迎え、入国者との接触はしばらく自粛しませんか


詳細は19日23時にアップ予定の日々の記事で書く予定です。

新型コロナウイルス感染症の患者等の発生について(空港検疫)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_19381.html


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ラベル:検疫 感染症
posted by johokotu at 19:00| 東京 🌁| Comment(0) | ◇COVID-19関連 | 更新情報をチェックする

入国者変異株新規状況6/18

◇入国者変異株新規確認状況 6月18日追加発表分

厚生労働省(厚労省)は18日、変異株が確認されたことを発表しました。
空港検疫での陽性事例として36人が確認されています。


新規確認
18日発表分は、入国者の空港検疫での陽性事例36人です。
・B.1.1.7系統の変異株(新称:アルファ株、旧称:英国株)9人
・B.1.351系統の変異株(新称:ベータ株、旧称:南ア株)2人
・B.1.617系統の変異株(新称:デルタ株等、旧称:インド株)25人

今回の発表では、4月2人分等も合わせて発表されており、過去の見直しも行われたようです。
新たにキルギスからの入国者に変異株が確認されています。

過去訂正分が再び陽性事例として発表されているものがあるようです。


過去訂正
過去発表のうち16人分が、「デルタ株等に分類されていた検体がデルタ株等に分類されなくなった」として「訂正」されています。
訂正なので、削除ではないと思われます。
・5月21日にプレスリリースした事例53、56、57、98、104、127、152、165、166、168、174、180、182、183
・5月28日にプレスリリースした事例29
・6月2日にプレスリリースした事例2


該当者未発見/未特定等
・今回発表11例目(5月29日羽田着インドから入国の50代男性)に該当する人が2人おり、特定できませんでした。
 2931例目と2932例目です。

・上記の過去訂正分の再び陽性事例として発表されたもので、特定できたもの。
 今回発表1例目(4月16日羽田着インドから入国の30代男性):No2532該当(5/28 9例目発表→6/4に訂正)
 今回発表2例目(4月27日成田着インドから入国の50代男性):No2647該当(5/21 76例目発表→6/4に訂正)
 今回発表3例目(5月1日羽田着インドから入国の30代男性):No2697該当(5/21 123例目発表→6/4に訂正)
 今回発表5例目(5月1日羽田着インドから入国の10代女性):No2726該当(5/21 136例目発表→6/4に訂正)
 今回発表6例目(5月8日羽田着インドから入国の20代男性):No2814該当(5/28 37例目発表→6/4に訂正)
 今回発表8例目(5月15日羽田着インドから入国の30代男性):No2827該当(5/28 61例目発表→6/4に訂正)

・上記の過去訂正分の再び陽性事例として発表されたもので、特定できなかったもの。
 今回発表7例目(5月12日成田着インドから入国の30代男性)
  No2836該当(5/28 53例目の可能性→6/4訂正)
  No2837該当(5/28 53例目か54例目の可能性→6/4訂正)
  No2838該当(5/28 53例目か54例目の可能性→6/4訂正)
  No2839該当(5/28 54例目の可能性→6/4訂正)
  No2841該当(これまで変異株との情報なし)




アフガニスタンは、入国規制強化前日の6月3日着で駆け込み入国者の陽性が爆増しましたが、そのほとんどはデルタ株等でした。規制が差別的と書きましたが、結果的にグッジョブの内容になっていました(ただし、間に合ってないですが、、、)。

<入国者起因合計>
空港検疫が絡む日本国内の変異株確認者(6月18日発表分まで)
新規で36人増加しています。(訂正16例は削除せず)
特定できなかった事例があるため、発表数の合計からずれ始めました。
 入国者起因とはっきりしているもの:少なくとも合計720人(+29人)
 うち入国者空港検疫での捕捉事例:638人(+29人)
 うち入国者空港検疫すり抜け事例:少なくとも50人
 うち入国者起因の市中二次感染事例:少なくとも30人
 うち入国者起因の市中三次感染事例:少なくとも2人

→これらを反映させた一覧は1週間に1回程度更新します。一覧表示は分離しています。
https://johokotu.seesaa.net/article/481724933.html

訂正対象事例
(今回デルタ株等ではないとされた事例)
4月23日 2609 成田 20代 男性 千葉県 ネパール 無症状 δ
4月24日 2615 成田 40代 男性 千葉県 ネパール 無症状 δ
4月24日 2616 成田 20代 女性 神奈川県 ネパール 無症状 δ
4月30日 2665 福岡 40代 男性 福岡県 ネパール 無症状 δ
4月30日 2678 成田 30代 女性 千葉県 ネパール 無症状 δ
5月1日 2702 成田 30代 男性 神奈川県 ネパール 無症状 δ
5月5日 2737 成田 20代 女性 埼玉県 ネパール 無症状 δ
5月5日 2751 成田 30代 女性 福岡県 ネパール 無症状 δ
5月5日 2752 成田 10歳未満 女性 福岡県 ネパール 無症状 δ
5月5日 2754 成田 40代 男性 神奈川県 ネパール 無症状 δ
5月7日 2766 成田 20代 女性 埼玉県 ネパール 発熱 δ
5月7日 2772 成田 20代 男性 愛知県 ネパール 無症状 δ
5月7日 2774 成田 30代 男性 愛知県 ネパール 無症状 δ
5月7日 2775 成田 20代 女性 愛知県 ネパール 無症状 δ
5月7日 2788 関空 20代 男性 香川県 ネパール 無症状 δ
5月18日 2856 関空 20代 男性 愛知県 アフガニスタン 無症状 β


新たに発表された変異株状況
左から、入国日 事例No 入国空港 年代 性別 居住地 行動歴 症状 変異株種類 強制隔離日数
※変異株種類 α:旧英国株、β:旧南ア株、γ:旧ブラジル株、δ:旧インド株
※強制隔離日数 数字無:入国時陽性、数字有:入国から日数後に陽性

◆のものは一度訂正されている事例です。
◆4月16日 2532 羽田 30代 男性 東京都 インド 無症状 δ
◆4月27日 2647 成田 50代 男性 千葉県 インド 発熱、咳嗽、倦怠感 δ
◆5月1日 2697 羽田 30代 男性 愛知県 インド 発熱、頭痛、倦怠感 δ
◆5月1日 2726 羽田 10代 女性 神奈川県 インド 発熱、咳嗽、鼻閉、下痢 δ 3
◆5月8日 2814 羽田 20代 男性 東京都 インド 無症状 δ 3
◆5月15日 2827 羽田 30代 男性 兵庫県 インド 無症状 δ

◆5月12日 2836 成田 30代 男性 兵庫県 インド 無症状 δ? 3
◆5月12日 2837 成田 30代 男性 千葉県 インド 無症状 δ? 3
◆5月12日 2838 成田 30代 男性 東京都 インド 無症状 δ? 3
◆5月12日 2839 成田 30代 男性 山梨県 インド 無症状 δ? 3
5月12日 2841 成田 30代 男性 北海道 インド 無症状 δ? 3
※上記5人のうちのいずれか1人のみが該当

5月1日 2691 羽田 30代 女性 兵庫県 インド 無症状 δ
5月19日 2859 成田 40代 男性 非公表 インド 無症状 δ
5月16日 2860 成田 30代 男性 愛知県 インド 無症状 δ 3
5月22日 2880 成田 20代 男性 千葉県 アフガニスタン 無症状 δ
5月22日 2893 成田 30代 男性 東京都 アラブ首長国連邦 無症状 δ 3
5月30日 2926 福岡 20代 男性 福岡県 フィリピン 発熱・倦怠感・眼痛 α
5月30日 2928 成田 20代 男性 東京都 ウガンダ 発熱 δ
5月31日 2929 関空 40代 男性 山口県 米国 無症状 α
6月1日 2930 成田 60代 女性 東京都 フィリピン 無症状 β

5月29日 2931 羽田 50代 男性 愛知県 インド 無症状 δ? 3
5月29日 2932 羽田 50代 男性 東京都 インド 無症状 δ? 3
※上記2人のうちのいずれか1人のみが該当

5月29日 2933 関空 30代 男性 愛知県 アラブ首長国連邦 無症状 δ 3
6月1日 2934 関空 30代 男性 広島県 フィリピン 無症状 β
6月1日 2935 羽田 40代 男性 神奈川県 米国 咳嗽、咽頭痛、倦怠感等 α
6月2日 2937 成田 10代 男性 千葉県 インド 無症状 α
5月30日 2938 羽田 60代 男性 千葉県 フィリピン 無症状 α 3
6月2日 2939 中部 20代 女性 静岡県 フィリピン 無症状 α
6月3日 2942 関空 40代 男性 兵庫県 ブルガリア 無症状 α
6月3日 2945 成田 30代 男性 栃木県 アフガニスタン 無症状 α
6月3日 2947 関空 10歳未満 女性 大阪府 アフガニスタン 無症状 δ
6月3日 2948 関空 10歳未満 女性 大阪府 アフガニスタン 無症状 δ
6月3日 2949 関空 10歳未満 男性 大阪府 アフガニスタン 無症状 δ
6月3日 2950 関空 30代 男性 福岡県 アフガニスタン 無症状 δ
6月3日 2951 関空 30代 男性 三重県 アフガニスタン 無症状 δ
6月3日 2952 成田 60代 男性 千葉県 ネパール 発熱、咳嗽、倦怠感等 δ
6月3日 2953 関空 30代 女性 大阪府 アフガニスタン 無症状 δ
6月4日 2954 羽田 20代 男性 茨城県 インドネシア 無症状 δ
6月2日 2956 羽田 20代 女性 東京都 英国 発熱、咳嗽 δ 3
6月2日 2957 成田 50代 女性 千葉県 インド 無症状 α 3
6月6日 2962 羽田 50代 男性 非公表 キルギス 咽頭痛 δ


新型コロナウイルス感染症(変異株)の患者等の発生について(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_19373.html


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検疫週間速報6月1_0.2%台維持

◇空港検疫(週間速報)6月1週目 検体数増加も外国籍者は罹患率0.4%台まで悪化、全体はまだ0.2%台維持

厚生労働省(厚労省)は18日、空港検疫での新型コロナウイルス感染症検査状況の6月1週目(5月30日〜6月5日)分の速報値を発表しました。

厚労省の速報は、週間の検体数と陽性者数を、日本国籍者、外国籍者別に、滞在国ごとに出した非常に細かいデータです。2020年11月11日以降毎週水曜日に過去4週間分が発表されています。18日の公表で、2020年10月4日〜2021年6月5日分が公表されたことになります。
速報のため、日々の発表のデータとかなりのズレが生じてる場合もありますが、分析に活用できます。

[罹患状況推移分析] 外国籍者は悪化し再び0.4%台
2020年
10/04-10/10 検体12,421・陽性57=罹患率0.46%(日本国籍0.46%:外国籍0.46%)
10/11-10/17 検体 7,364・陽性24=罹患率0.33%(日本国籍0.29%:外国籍0.34%)
10/18-10/24 検体12,213・陽性46=罹患率0.38%(日本国籍0.39%:外国籍0.37%)
10/25-10/31 検体17,833・陽性47=罹患率0.26%(日本国籍0.22%:外国籍0.29%)
  <11/01〜入国者の多い低感染国9か国が検査解除>
11/01-11/07 検体10,589・陽性84=罹患率0.79%(日本国籍0.75%:外国籍0.83%)
11/08-11/14 検体10,823・陽性89=罹患率0.82%(日本国籍0.54%:外国籍1.02%)
11/15-11/21 検体11,627・陽性79=罹患率0.68%(日本国籍0.52%:外国籍0.79%)
11/22-11/28 検体13,789・陽性90=罹患率0.65%(日本国籍0.61%:外国籍0.65%)
11/29-12/05 検体14,226・陽性89=罹患率0.63%(日本国籍0.50%:外国籍0.74%)
12/06-12/12 検体16,488・陽性86=罹患率0.52%(日本国籍0.43%:外国籍0.64%)
12/13-12/19 検体18,554・陽性74=罹患率0.40%(日本国籍0.28%:外国籍0.62%)
12/20-12/26 検体18,835・陽性98=罹患率0.52%(日本国籍0.51%:外国籍0.54%)
12/27-01/02 検体13,123・陽性83=罹患率0.63%(日本国籍0.49%:外国籍0.75%)
2021年
01/03-01/09 検体14,098・陽性76=罹患率0.54%(日本国籍0.23%:外国籍0.72%)
  <01/09〜全入国者検査開始>
01/10-01/16 検体21,399・陽性67=罹患率0.31%(日本国籍0.31%:外国籍0.31%)
01/17-01/23 検体22,678・陽性41=罹患率0.18%(日本国籍0.31%:外国籍0.15%)
01/24-01/30 検体10,076・陽性25=罹患率0.25%(日本国籍0.12%:外国籍0.37%)
01/31-02/06 検体10,435・陽性20=罹患率0.19%(日本国籍0.13%:外国籍0.27%)
02/07-02/13 検体 9,423・陽性19=罹患率0.20%(日本国籍0.15%:外国籍0.26%)
02/14-02/20 検体 9,523・陽性19=罹患率0.20%(日本国籍0.11%:外国籍0.28%)
02/21-02/27 検体11,779・陽性23=罹患率0.20%(日本国籍0.22%:外国籍0.17%)
02/28-03/06 検体14,086・陽性29=罹患率0.21%(日本国籍0.16%:外国籍0.26%)
03/07-03/13 検体14,467・陽性27=罹患率0.19%(日本国籍0.14%:外国籍0.25%)
03/14-03/20 検体17,879・陽性49=罹患率0.27%(日本国籍0.20%:外国籍0.41%)
03/21-03/27 検体14,040・陽性42=罹患率0.30%(日本国籍0.15%:外国籍0.48%)
03/28-04/03 検体14,615・陽性70=罹患率0.48%(日本国籍0.24%:外国籍0.81%)
04/04-04/10 検体12,694・陽性62=罹患率0.49%(日本国籍0.16%:外国籍0.85%)
04/11-04/17 検体11,974・陽性74=罹患率0.62%(日本国籍0.40%:外国籍0.90%)
04/18-04/24 検体11,268・陽性60=罹患率0.53%(日本国籍0.26%:外国籍0.89%)
04/25-05/01 検体13,039・陽性95=罹患率0.73%(日本国籍0.29%:外国籍1.30%)
05/02-05/08 検体11,551・陽性82=罹患率0.71%(日本国籍0.25%:外国籍1.29%)
05/09-05/15 検体12,891・陽性50=罹患率0.39%(日本国籍0.23%:外国籍0.59%)
05/16-05/22 検体11,644・陽性39=罹患率0.33%(日本国籍0.33%:外国籍0.34%)
05/23-05/29 検体13,680・陽性32=罹患率0.23%(日本国籍0.19%:外国籍0.29%)

05/30-06/05 検体16,066・陽性40=罹患率0.25%(日本国籍0.14%:外国籍0.41%)

今週の検体数は、日外ともに増加していますが外国籍者は微増で、日外比率は1:0.65と一気に日本国籍者が多くなりました。
今週の陽性数は、日本国籍者は横ばい。日外比率は1:1.85と外国籍者が増えています。

検査対象が全入国者になっています。検査数(≒入国者)の多さは、米国、中国、フィリピン、韓国、台湾の順でした。インドは一気に減少し、緊急入国は下火になっています。
日本人は今週は急増して9,759人でした。12月4週目に12,354人いたのち、1月以降は一度激減後、徐々に回復していましたが、ここのところ減少気味でした。今週だいぶ持ち直した印象です。
外国人はここのところ大幅減少が継続。今週も減少しており、1月3週目に17,873人だったものが、今週は6,307人と3分の1程度まで減ったままです。

全体の罹患率は、0.2%強まで戻しています
10月の4週間は日本国籍者と外国籍者の罹患率に差はなく0.35%程度でした。
その後半年以上細かいデータが出ていますが、外国籍者の方が罹患率が高く、日本国籍者は上下を繰り返してきた印象でした。
だいぶ改善してきた印象です。

前週と比べると、日本国籍者は、検査数が31%増加に対して陽性者数は増減なし。外国籍者は検査数が2%増加に対して陽性者数は44%増加です。
このため、罹患率は、日本国籍者は改善、外国籍者は悪化しています

[陽性者数多い国分析] 微増の14か国/フィリピンがワースト1に
今週陽性者が確認されたのは、前週に続いて陽性者が出ているフィリピン、アフガニスタン、インド、インドネシア、米国、パキスタン、エジプト、ネパールなどを含めて14か国でした。少し陽性者が出る国が増えつつある印象です。
今週最も悪かったのはフィリピンで、9人(前週比+5人)の急激悪化。日本国籍者が4人確認され急増しています。
続いたのがアフガニスタンで8人(前週比+3人)と悪化しっぱなし。全員外国籍者で、全員6月3日着です。
インドは5人(前週比-4人)と前週に引き続き半減。だいぶ落ち着いてきた印象です。外国籍者が4人といつも感じになってきました。
インドネシアが4人(前週比+3人)と不気味に増え始めています。3人が外国籍者です。
米国は3人(外国籍者2人)。
ウガンダ、パキスタンが各2人で、ウガンダの1人以外は日本国籍者です。
残り7か国は1人ずつで、ブルガリア、タイ、ガーナは外国籍者でした。
ネパールは珍しく2週連続で日本国籍者の陽性です(これまではほぼ外国籍者の入国・陽性の国)。

[罹患率高い国分析] 1%超えは14か国中9か国も
罹患率は、最も率が悪かったのは、3週連続でアフガニスタンで21.05%(検体38人中8人陽性=外国籍者検体31人中8人陽性)と悪化の一途。ウガンダが10.53%(検体19人中2人陽性=日本国籍者検体11人中1人)で続いています。
この2か国が二桁割合(10%超え)の超危険状態の国でした。

コンゴ民主共和国が続き8.33%(検体12人中1人陽性=日本国籍者検体11人中1人陽性)。この後は、ブルガリア5.88%(検体17人中1人陽性=外国籍者検体12人中1人陽性)、ネパール4.00%(検体25人中1人陽性=日本国籍者検体12人中1人陽性)、エジプト2.78%(検体36人中1人陽性=日本国籍者検体9人中1人陽性)、パキスタン2.63%(検体76人中2人陽性=日本国籍者検体19人中2人陽性)、ガーナ2.00%(検体50人中1人陽性=外国籍者検体43人中1人陽性)、インド1.55%(検体323人中5人陽性=外国籍者検体123人中4人陽性)でした。
1%超えは以上の7か国でした。南アジア〜中東にかけてが、アフリカにシフトしつつあります。
アフガニスタン、ネパール、エジプト、パキスタン、インドは連続で1%超えの異常状態です。

アフガニスタンからの入国の外国籍者は4人に1人が陽性者という超危険状態でした。
アフガニスタンは6月4日から急に10日間強制隔離・外国籍者の再入国停止措置になりました。8人ともその前日の6月3日に入国を図っています。有無を言わさず10日間強制隔離、とにかく急いで外国人の再入国停止にした理由が良く分かります。
なんとなく駆け込み入国が急増した印象でしたが、検体数はほとんど増えていないので、罹患率が急増したためであることが明白です。とにかく危険な状況だったことが判明しました。


[航空便利用者数分析] 利用者は2週連続でまた急増
合計の利用者数は、25,192人(前週比+4,135人)と2週連続で急増しています

全体では利用者は増えており、増加している国がほとんどです。
増加している国:最も人数が増えたのは、2週連続で米国直行便で8,162人(前週比+2,037人)と急増。続いてフィリピン直行便3,401人(前週比+384人)などとなっています。
皆増した国:ミャンマー直行便84人のみでした。

減少している国:最も人数が減ったのはカタール直行便で387人(前週比-157人)が目立つ程度です。
皆減した国:2週連続でありませんでした。

注目なのがネパール直行便で、ついに4週連続0人となりました。ネパール政府が感染対策で海外からの入国を遮断するため、国際線の運航を停止したことが影響しています。

変異株で騒ぎになっている英国直行便は357人(前週比+138人)で増えています。

毎週データは更新されているようですので、今後も注視していきます。

週間速報内容
05/30-06/05
全検査
合計 検体16,066陽性40 0.25%
日本 検体 9,759陽性14 0.14%
外国 検体 6,307陽性26 0.41%↑


検体数の多い国
米  国:合計 検体5,936、陽性 3=0.05%
  日本国籍 検体4,625 陽性 1=0.02%/外国籍 検体1,311 陽性 2=0.15%
中  国:合計 検体1,384、陽性 0=0%
  日本国籍 検体 622 陽性 0=0%/外国籍 検体 762 陽性 0=0%
フィリピン:合計 検体1,192、陽性 9=0.76%
  日本国籍 検体 152 陽性 4=2.63%/外国籍 検体1,040 陽性 4=0.48%
韓  国:合計 検体 730、陽性 0=0%
  日本国籍 検体 277 陽性 0=0%/外国籍 検体 453 陽性 0=0%
台  湾:合計 検体 609、陽性 0=0%
  日本国籍 検体 449 陽性 0=0%/外国籍 検体 160 陽性 0=0%

罹患率の高い国
アフガニスタン:合計 検体 38、陽性 8=21.05%
  日本国籍 検体 7 陽性 0=0%/外国籍 検体 31 陽性 8=25.80%
ウガンダ:合計 検体 19、陽性 2=10.53%
  日本国籍 検体 11 陽性 1=9.09%/外国籍 検体 8 陽性 1=12.50%
コンゴ民主共和国:合計 検体 12、陽性 1=8.33%
  日本国籍 検体 11 陽性 1=9.09%/外国籍 検体 1 陽性 0=0%
ブルガリア:合計 検体 17、陽性 1=5.88%
  日本国籍 検体 5 陽性 0=0%/外国籍 検体 12 陽性 1=8.33%
ネパール:合計 検体 25、陽性 1=4.00%
  日本国籍 検体 12 陽性 1=8.33%/外国籍 検体 13 陽性 0=0%


毎日の個別発表との誤差状況(5月30日〜6月5日)
(A)週間発表(今回の滞在国・地域ごとの検査実績発表):40人
(B)毎日発表:40人中非公表0人(複数国滞在者0人)

 (誤差が出ている国)Aが超過していると非公表の可能性有
 誤差なし


水際対策(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/kansenkakudaiboushi-iryouteikyou.html#h2_7


STAY HOME NOW, FLY LATER

ラベル:検疫 感染症
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