2021年06月20日

空港検疫6/20_3日後陽性有症

◇空港検疫 3日後陽性バングラデシュから有症状者、ウガンダからの陽性は50代男が選手? 6月20日発表分

厚生労働省(厚労省)は6月20日現在の、空港検疫を含めた最新の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の状況を発表しました。
空港検疫の数字は、2020年4月3日午前0時から症状の有無や濃厚接触の有無、ワクチン摂取状況等に関係なく、上陸拒否国からの入国者全員検査を実施しています。さらに2021年1月9日午前0時からは非上陸拒否国も含めた入国者全員検査を、緊急事態宣言中限定として臨時的に実施しており、いま日本で唯一正確な罹患率を把握できます。


(×)
6月20日現在
無症状率 91.0%
罹 患 率 0.403%

▲国際線到着空港は緊急事態の日本国内より25.1倍も危険!

(比較用)日本国内 現罹患率0.016%=要治療20,969人/人口約1億2536万人(2021年5月)

(比較用)(比較用)日 本:罹患率0.625%=感染784,000人、死亡率0.0114%=死亡14,400人/約1億2536万人(2021年5月)←[緊急事態宣言中]
(比較用)ギニア:罹患率0.183%=感染23,450人、死亡率0.0013%=死亡168人/人口約1,277万人(2019年)←[急増中]※ロイター公式サイトが分かりやすいです。 https://graphics.reuters.com/world-coronavirus-tracker-and-maps/ja/countries-and-territories/guinea/


※罹患率は空港検疫の全員検査開始後の概要発表分を元に算出しています。
※無症状率は空港検疫の全員検査の詳細結果発表分を元に算出しています。
両数値は、元にしている数値に若干の差異があります。
また、海外で感染した人や有症状の人はそもそも海外から飛行機に乗ることができないため、実際の罹患率や隠れ感染者数は算出された数値より高く、実際の無症状率や無症状病原体保有者数は算出された数値より低いと考えられます。
あくまでも参考程度にお考え下さい。


空港検疫 全員検査結果(6月18日到着分までが反映されていると推定)
2日遅れで情報が反映していると思われる概要結果は以下の通りです。
4月30日発表分までは別にまとめています。

2020年04月04日〜2021年05月31日:https://johokotu.seesaa.net/article/481904769.html

2020年04月04日〜2021年06月01日:対象697,942人、陽性2,884人/罹患率0.413%
2020年04月04日〜2021年06月02日:対象699,650人、陽性2,886人/罹患率0.412%
2020年04月04日〜2021年06月03日:対象701,374人、陽性2,892人/罹患率0.412%
2020年04月04日〜2021年06月04日:対象703,258人、陽性2,899人/罹患率0.412%
2020年04月04日〜2021年06月05日:対象705,467人、陽性2,908人/罹患率0.412%
2020年04月04日〜2021年06月06日:対象708,022人、陽性2,912人/罹患率0.411%
2020年04月04日〜2021年06月07日:対象710,209人、陽性2,917人/罹患率0.410%
2020年04月04日〜2021年06月08日:対象713,247人、陽性2,919人/罹患率0.409%
2020年04月04日〜2021年06月09日:対象714,738人、陽性2,920人/罹患率0.408%
2020年04月04日〜2021年06月10日:対象716,264人、陽性2,938人/罹患率0.410%※海港検疫含む
2020年04月04日〜2021年06月11日:対象718,088人、陽性2,940人/罹患率0.409%
2020年04月04日〜2021年06月12日:対象720,121人、陽性2,942人/罹患率0.408%
2020年04月04日〜2021年06月13日:対象722,959人、陽性2,945人/罹患率0.407%
2020年04月04日〜2021年06月14日:対象725,398人、陽性2,947人/罹患率0.406%
2020年04月04日〜2021年06月15日:対象728,745人、陽性2,953人/罹患率0.405%
2020年04月04日〜2021年06月16日:対象730,360人、陽性2,953人/罹患率0.404%
2020年04月04日〜2021年06月17日:対象732,309人、陽性2,962人/罹患率0.404%
2020年04月04日〜2021年06月18日:対象734,304人、陽性2,969人/罹患率0.404%
2020年04月04日〜2021年06月19日:対象736,657人、陽性2,973人/罹患率0.403%※海港検疫含む

2020年04月04日〜2021年06月20日:対象739,607人、陽性2,983人/罹患率0.403%※海港検疫含む

6月18日(金)分と思われる検査人数は2,950人と、二千人を超えました。
感染者は10人増加。罹患率は横ばいでした。入国者数は上昇傾向なのに、罹患率は下げ止まっています。
※2021年1月9日到着分(2021年1月11日発表分)から全入国者に対する検査が開始されており、検査数≒入国者数の状況です。(ただし、三日間の強制隔離対象国が徐々に増えてきており、入国直前と三日後の二回検査を受けている人が増加しています。検査数>入国者数に少し偏っていると考えられます。=実際の罹患率は上記数値よりも悪いと思われます。)

新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について(令和3年6月20日版)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_19382.html






















空港検疫検査 到着日別詳細結果(6月19日到着分までが反映と推定、下記の数字には海港検疫の数は含めていません)
1日遅れで情報が反映していると思われる空港検疫の詳細も発表されています。
4月30日到着分までは、別にまとめています。

2020年04月03日〜2021年05月31日:https://johokotu.seesaa.net/article/481904769.html


06月01日:症状 有1 無3=陽性4人 2930・2934・2935・2936
06月02日:症状 有1 無4=陽性5人 2937・2939・2940・2956・2957・2966
06月03日:症状 有3 無11=陽性13人 2941・2942・2943・2944・2945・2947・2848・2949・2950・2951・2952・2953・2961・2975
06月04日:症状 有0 無2=陽性2人 2954・2955
06月05日:症状 有0 無4=陽性4人 2958・2959・2960・2967
06月06日:症状 有1 無0=陽性1人 2962
06月07日:症状 有1 無3=陽性4人 2963・2964・2971・2973
06月08日:症状 有0 無4=陽性4人 2965・2969・2970・2974
06月09日:症状 有0 無1=陽性1人 2977
06月10日:症状 有0 無2=陽性2人 2972・2997
06月11日:症状 有0 無3=陽性3人 2976・2984・2985
06月12日:症状 有0 無1=陽性1人 2978

06月13日:症状 有1 無7=陽性8人 2979・2980・2981・2982・2983・2994・2995・2996
 [空港別] 成田4・羽田2・関空2
 [男女別] 男5・女3
 [年代別] 10代下1・20代2・30代1・40代2・50代2・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] フィリピン1・インドネシア2・インド1・コンゴ民主共和国1・南アフリカ1・ブラジル1・ペルー1
 [居住地] 千葉1・東京2・静岡1・奈良1・大阪1・非公表2
06月14日:症状 有1 無1=陽性2人 2986・3002
 [空港別] 成田2
 [男女別] 男1・女1
 [年代別] 10代下0・20代0・30代0・40代0・50代0・60代2・70代0・80代上0
 [渡航元] リベリア1・ブラジル1
 [居住地] 東京1・群馬1
06月15日:症状 有0 無6=陽性6人 2987・2988・2989・2990・3005・3006
 [空港別] 成田4・羽田1・関空1
 [男女別] 男6・女0
 [年代別] 10代下1・20代0・30代1・40代1・50代2・60代0・70代1・80代上0
 [渡航元] 韓国1・フィリピン1・アフガニスタン/UAE1・UAE1・英国1・エジプト1
 [居住地] 千葉3・東京1・山梨1・香川1
06月16日:症状 有2(+1) 無3=陽性5人 2991・2992・2993・2998・3015
 [空港別] 成田4(+1)・羽田1
 [男女別] 男5(+1)・女0
 [年代別] 10代下1・20代0・30代1(+1)・40代2・50代1・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] インドネシア2・バングラデシュ1(+1)・スイス1・ザンビア1
 [居住地] 山形1・東京1・神奈川1・福岡1(+1)・非公表1
06月17日:症状 有1 無2=陽性3人 2999・3000・3001
 [空港別] 羽田2・関空1
 [男女別] 男1・女2
 [年代別] 10代下1・20代1・30代1・40代0・50代0・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] インドネシア1・ロシア1・米国1
 [居住地] 東京1・神奈川1・大阪1
06月18日:症状 有1 無7=陽性8人 3003・3004・3007・3008・3009・3010・3011・3012
 [空港別] 成田2・羽田4・関空1・福岡1
 [男女別] 男6・女2
 [年代別] 10代下0・20代0・30代1・40代4・50代1・60代1・70代1・80代上0
 [渡航元] フィリピン2・インドネシア2・キルギス1・ロシア1・リベリア1・ブラジル1
 [居住地] 埼玉1・東京4・静岡1・愛知1・広島1
06月19日:症状 有0 無5(+3)=陽性3人 3013・3014・3016・3017・3018
 [空港別] 成田3(+3)・羽田1・福岡1
 [男女別] 男5(+3)・女0
 [年代別] 10代下1(+1)・20代2(+1)・30代・40代0・50代2(+1)・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] インドネシア2・パキスタン1(+1)・スウェーデン1(+1)・ウガンダ1(+1)
 [居住地] 埼玉1(+1)・東京2(+1)・大阪1(+1)・福岡1
06月20日:症状 有0 無1=陽性1人 3017
 [空港別] 成田1
 [男女別] 男1・女0
 [年代別] 10代下0・20代0・30代1・40代0・50代0・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] ギニア1
 [居住地] 神奈川1


合計5人の陽性確認が発表されました。
2020年4月3日0時の全員検査開始後に判明した陽性者は2021年6月20日までの443日間で2,940人になりました。
2,940人のうち有症状は1人増えて262人です。無症状は2,678人で、無症状率は91.0%です。ここのところ有症状者が再増加しており、ついに無症状率が91.0%台まで悪化してきました。

本日発表分は、行動歴(渡航元)と居住地両方とも非公表者はいませんでした。
本日発表分は、団体感染が疑われる事例はありませんでした。

有症状者が1人出ています。
16日成田着バングラデシュから入国の福岡県居住30代男が発熱、咳嗽、倦怠感症状です。
3日後陽性者のため、強制隔離中の発症とみられます。

強制隔離中の陽性とみられる事例は、3日後陽性に当たる6月16日着で1人出ています。バングラデシュからの1人です。上記有症状者です。
これで3日間強制隔離対象国が少し多めに増えた3月5日着から6月16日着までの104日間で、強制隔離中の陽性者は205人となりました。
すり抜け直前の陽性確認があまりにも多すぎますね。

19日成田着ウガンダから入国の1人は、東京2020オリンピック・パラリンピックに出場する選手団の1人と、内閣官房の参事官により暴露されています。
陽性となっているのは、50代男です。選手ではなくコーチでしょうか???
選手自身は追放される可能性があることなどもあって、外出しない、定期的な検査などのルールを順守する人は多いと思いますが、コーチや関係者はどうなのでしょう。関係者なんて、選手のサポートで入国するのだから、外出してやらねばならない仕事は多そうですし、、、。
選手以外の関係者は非常に多く入国するようですが、そんな関係者でいきなり陽性者が出たとなったなら、追加対策が迫られることになるかもしれませんね。
この方は「居住地」を「大阪府」と申告しています。特例で入国を認めた新規入国者ですから、居住地は大阪府ではなく、あくまでも14日間の滞在地であるはず。これまでに陽性となった人の中には、この方のように、いわゆる帰国者ではない人が結構いるのかもしれません。
ちなみに、今回入国したウガンダの選手団は、泉佐野市で事前合宿するのに、成田から入国して長距離バスで移動しています。関空から入れば目と鼻の先で、密集密接密閉のバス乗車時間を数十分に短縮できてウイルス拡散リスクも減るのに、何ともおバカな話になっています(航空便を予約できなかったとのこと)。

新型コロナウイルス感染症の患者等の発生について(空港検疫)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_19383.html


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ラベル:検疫 感染症
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五輪選手入国日に公共交通使用

◇空港検疫 なし崩し的に検疫法遵守が続々崩壊、五輪選手団が今度は入国当日に公共交通機関を利用

この記事は、公式発表ではなく、他報道機関の記事だけを基に作成しています。読まれる際には十分ご注意ください。


20日、東京国際空港(羽田空港)から入国したデンマークの選手団が、秋田まで公共交通機関である航空定期便で移動した模様です。現在、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックの影響で、「海外から入国するすべての方」に、入国後14日間は公共交通機関の不使用が要請されていますが、ルールがなし崩し的に破られ、「安心・安全」が脅かされています。

各種報道によりますと、デンマーク選手団は、20日に羽田空港から入国し、そこから空路で秋田空港へ向かい、秋田空港からバスで事前合宿地の大潟村に移動しています。
20日午後に到着し、午後7時半過ぎには秋田空港に移動しています。朝日新聞の記事によりますと、「一般客と別ルートで国際線の到着ロビーに現れ、バスで村に向かった。」と報道されていることから、定期便を利用した模様です。ちょうど、19時16分に到着したANA407便があり、これに搭乗していたとみられます。

選手団や、同じ便の搭乗者が、これから14日間外出自粛を行うかは不明です。
航空便は予約済みだったとみられますが、ウガンダ選手団のように入国時検査で陽性の選手が出ても、濃厚接触者たちは航空便で移動するつもりだったのでしょうか。謎すぎます。



空港検疫での検査が偽陰性の多い抗原定量検査でもあることから、14日間隔離の重要度が非常に高く、日本の検疫の要の一つになっています。
入国する際には、海外から日本へ入国するすべての方に、入国後14日間の公共交通機関不使用が要請されています。
しかもその要請は、全員検査+全員誓約付きとなっています。

■水際対策に係る新たな措置について(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00209.html

これは、渡航目的に一切関係がなく、一切の例外はありません(自主隔離と違い、一切の例外無し)。

国民生活に超重要な仕事に就いている入国者(例えば日本国民が生活するために資源を輸入する仕事など)でも、例外なく14日間の公共交通機関不使用を要請されます。
現地で出発前十四日外出自粛した入国者でも、例外なく14日間の公共交通機関不使用を要請されます。
ワクチン二回打ち終わっている入国者でも、例外なく14日間の公共交通機関不使用を要請されます。
毎日検査を行い陰性確認する入国者でも、例外なく14日間の公共交通機関不使用を要請されます。
危篤の親族を看取りに来た入国者でも、例外なく14日間の公共交通機関不使用を要請されます。
感染対策を徹底している入国者でも、例外なく14日間の公共交通機関不使用を要請されます。
体内に抗体が存在する入国者でも、例外なく14日間の公共交通機関不使用を要請されます。
持病等で緊急帰国の入国者でも、例外なく14日間の公共交通機関不使用を要請されます。

すべての入国者が、例外なく14日間の公共交通機関不使用を要請されています。

今回、東京五輪参加だからと「感染対策を徹底する」ことを条件に特例措置になっているのでしょうが、こうやってルールがなし崩し的に破られることで、「安心・安全」が脅かされる事態になってしまいます。
一般国民はどんなに「感染対策を徹底」していても例外は認められません
全員に14日間の公共交通不使用を、罰則をちらつかせながら、実質的に強制している中だけに、選手団入国3か国目でいきなり入国当日に公共交通機関を使用した動きは、検疫崩壊への発火点になりそうです。

今回、五輪関係者が公共交通機関の使用を自粛しなかったことで、同様に誰も行わなくなる懸念があり、空港とそこに繋がる公共交通機関のリスクが爆増する恐れがあります。

日本の空港検疫をめぐっては、入国時検査で陰性でも、14日以内に発症するケースが多発。空港にいきなり迎えに行ったり、空港からの帰宅に公共交通機関を使用する人が散見され、大きな問題になっています。
20日現在、日本国内では、一部の都道府県が県境を跨ぐ移動の自粛を要請する事態となり、緊急事態宣言が発令されています。

なお、19日にウガンダから到着した選手団は、移動については検疫法を順守するためか、成田国際空港から、関西国際空港のある事前合宿地の泉佐野市まで貸し切りバスで陸路長時間移動しています。

防ごう、空港検疫すり抜けによるウイルス密輸
防ごう、入国14日以内の接触によるウイルス拡散
防ごう、空港へのお迎えによるウイルス拝受
防ごう、海外から動くことによるウイルス蔓延


デンマークの五輪選手団、秋田に到着 ボート合宿先(朝日新聞社公式サイト)
https://www.asahi.com/articles/ASP6N6R6CP6LULUC019.html?ref=tw_asahi
ボート・デンマーク代表、空路秋田入り 感染防止策を徹底(秋田魁新報社公式サイト)
https://www.sakigake.jp/news/article/20210620AK0030/
デンマーク選手団が来日 秋田でボート事前合宿(日本経済新聞社公式サイト)←共同通信社の記事の模様ですが検索ヒットせず
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE201XZ0Q1A620C2000000/


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ラベル:検疫 感染症
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お家にいようプロジェクト

◇お家にいようプロジェクト

国内で出ていたダラダラ緊急事態宣言が沖縄を除き解除になりますが、まだまだ感染は多いままです。
情報交通ホットライン日本空港情報館ブログでは、空港検疫での高感染状況や、緊急事態宣言に伴った航空利用激減を一年以上見てきました。
そこで、STAY HOMEを頑張る皆さんが、お家の中で出来ることを提供するため、「お家にいようプロジェクト」を展開しています。


ネット上のそれぞれの情報発信者が、それぞれの関心がある話題で、「お家の中」で出来ることを提供するプロジェクト。
日本空港情報館では、メインの話題である空港の話題を様々な角度から紹介しています。

空港を学び、遊び、楽しめるコンテンツなどを紹介することで、「お家の中」からアクセスしてきた皆さんが、「外に出なくても」空港と繋がり、さらに派生して調べることで、「お家の中」で関心を持って時間を費やしていただけたら、幸いです。



外に行けるようになったら、空高く飛んでいくために。
外に行けるようになったら、遠くへ楽しみにいくために。
外に行けるようになったら、より素早く動いていくために。
外に行けるようになったら、多くの人々に会いにいくために。
外に行けるようになったら、本場本物の味を感じにいくために。
外に行けるようになったら、異国の空気を肌で感じにいくために。
外に行けるようになったら、空へ舞い上がる音を感じにいくために。
外に行けるようになったら、次元の違う神の視点を感じにいくために。
外に行けるようになったら、マスク外し世界の香りを感じにいくために。
今はその準備の期間です。

人生は離陸と着陸の繰り返し。コロナで飛べない日もありますよ。
日本の空港を、今は、お家で調べてみませんか。


→緊急事態宣言が解除になっても準備期間と呼びかけ続けている理由は下記のページで紹介しています。
 ■STAY HOME NOW, FLY LATER 引き続き不要不急の空港訪問を控えよう(2021年3月22日配信)
  https://johokotu.seesaa.net/article/480624051.html

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空港からより速く、より高く、より遠くへ。
空港でヒト・モノ・コトが繋がっていく。
空港は人生のすべてを学べる。
お家にいながら空港を学べます!遊べます!楽しめます!
2020年
Vol01 04/26 https://johokotu.seesaa.net/article/474777868.html 国内空港コンテンツ
Vol02 05/08 https://johokotu.seesaa.net/article/474985058.html 内外空港コンテンツ
Vol03 05/09 https://johokotu.seesaa.net/article/475000295.html 海外空港コンテンツ
Vol04 05/10 https://johokotu.seesaa.net/article/475017943.html キーワーカー応援
Vol05 05/15 https://johokotu.seesaa.net/article/475107266.html 空港ネットショップ
Vol06 05/16 https://johokotu.seesaa.net/article/475123028.html 国内空港SNS
Vol07 05/17 https://johokotu.seesaa.net/article/475118475.html 子供向けコンテンツ
Vol08 06/12 https://johokotu.seesaa.net/article/475546802.html キャラと新ルール
Vol09 06/19 https://johokotu.seesaa.net/article/475810078.html 真面目に新ルール
Vol10 07/07 https://johokotu.seesaa.net/article/476114098.html 七夕 空を見上げよう
Vol11 07/23 https://johokotu.seesaa.net/article/476470171.html スポーツと海と空港
Vol12 07/25 https://johokotu.seesaa.net/article/476498310.html 応援東京2020 RJTH
Vol13 07/26 https://johokotu.seesaa.net/article/476504255.html 応援東京2020 RJTQ
Vol14 07/27 https://johokotu.seesaa.net/article/476504286.html 応援東京2020 RJAZ
Vol15 07/28 https://johokotu.seesaa.net/article/476504334.html 応援東京2020 RJAN
Vol16 07/29 https://johokotu.seesaa.net/article/476504367.html 応援東京2020 RJTO
Vol17 07/30 https://johokotu.seesaa.net/article/476504400.html 応援東京2020 RJTF
Vol18 07/31 https://johokotu.seesaa.net/article/476504428.html 応援東京2020 RJTT
Vol19 08/16 https://johokotu.seesaa.net/article/476870409.html 空港でリモワ移住1
Vol20 08/18 https://johokotu.seesaa.net/article/476871422.html 空港でリモワ移住2
Vol21 08/20 https://johokotu.seesaa.net/article/476872105.html 空港でリモワ移住3
Vol22 08/25 https://johokotu.seesaa.net/article/476971412.html 応援東京2020 パラ
Vol23 08/29 https://johokotu.seesaa.net/article/477101889.html 遊覧飛行準備しよう
Vol24 09/05 https://johokotu.seesaa.net/article/477227398.html 空の日を楽しもう
Vol25 12/04 https://johokotu.seesaa.net/article/478837726.html イルミを楽しもう
Vol26 12/24 https://johokotu.seesaa.net/article/479172680.html 初日はお家で見よう
Vol27 12/30 https://johokotu.seesaa.net/article/479177228.html コロナを振り返ろう
2021年
Vol28 01/09 https://johokotu.seesaa.net/article/479439429.html そこに検疫ヒーロー
Vol29 01/16 https://johokotu.seesaa.net/article/479563266.html 空港のすごい除雪
Vol30 01/23 https://johokotu.seesaa.net/article/479657381.html ライブ空港見よう
Vol31 01/30 https://johokotu.seesaa.net/article/479793269.html 宙港を考えよう
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五輪選手陽性で問題露呈

◇空港検疫 五輪選手団の陽性事例でいくつもの問題が露呈

この記事は、公式発表ではなく、他報道機関の記事だけを基に作成しています。読まれる際には十分ご注意ください。


19日成田国際(成田)着でウガンダから入国しようとした東京2020オリンピック・パラリンピック選手団の1人が、空港検疫での検査で陽性となったことが、当事者以外の人物によって公式発表前に暴露されたようです。

海外から入国する以上、陽性が出てしまうのは仕方がないことです。
しかし、今回の発表方法は、大きな問題がいくつも隠れています。

厚生労働省が陽性事例として発表するより前に、当事者以外の人物が暴露
 昨日までの厚生労働者発表では、19日成田着でウガンダからの入国者の陽性は発表されていません。今回は、成田第2ターミナルの到着ロビーで内閣官房の参事官が暴露している様子が報道されています。
 普段は情報を隠匿やはぐらかしてばかりなのに、正式発表より前に、当事者以外の人物によって、情報が拡散されるという問題を引き起こしています。
 そもそも、陽性だった人物が、五輪参加者かどうかなど、どうでもよい話のはず(なぜか14日間自主隔離免除らしいのでそう簡単に片づけられない話ではありますけど)。これまで、カザフスタンに遠征に行った日本選手団が陽性になった事例で、当事者側である選手団側が発表したことはありますが、当事者でもない人物が公式発表前にペラペラ暴露するなど前代未聞です。
 その他の一般ピープルも、場合によっては、そうやって暴露される可能性があるということを示しています。
 参事官、話をする内容と場所間違えてますよ。

誓約違反者ではないのに人物特定可能に
 そんな暴露があったせいで、人物特定も比較的容易になってしまいました。
 NHKなどの報道を見ると、到着直後の映像と到着ロビーに出てからの映像が流れており、比較すれば人物特定が可能です。
 現在、入国者には、入国の際、検疫法に基づいて、14日間の公共交通利用禁止や他人との接触禁止などの誓約が義務付けられています。この制約に違反した場合、「検疫法に基づく停留措置の対象となり得る」「日本人については、氏名や、感染拡大防止に資する情報が公開され得る」「在留資格保持者については、氏名、国籍や感染拡大防止に資する情報が公開され得ること、また、在留資格取消手続及び退去強制手続等の対象となり得る」とされています。
 しかし、公共交通を利用する人や他人と接触している違反者が後を絶たないのに、これまでにこの対象になった人物は一人もいません。そんな中で、今回の陽性者は、何も違反していないにもかかわらず、人物特定されることになってしまいました。普段は、人権侵害だからと、公衆衛生に寄与する陽性者の国内行動歴等の情報を隠匿するのに、こういった形で、無意識に人権侵害気味の事をしてしまうのはどうなのでしょう。
 参事官、公表する対象者が間違ってますよ。

取材した報道陣は離隔も隔離も無しの不思議
 NHKの映像を見れば分かりますが、今回陽性になった人物も含む9人を写した映像があり、報道陣は、到着コンコースで撮影しているのが明白です。
 コンコースの横幅を考えると、かなりの至近距離で取材を行っています。
 検査前の人物に、離隔(ソーシャルディスタンス)も十分でない状態で接触するなどあり得ない話。その後、カメラマンが14日間の隔離に入ったのかは不明です。
 映像を見ると分かりますが、こんなリスクの高い状態でも接客しなきゃならない空港職員は大変ですね。

濃厚接触者でも陰性ならフリーパス
 今回陰性だった残りの8人は、普通に成田第2ターミナルの到着ロビーに出てきています。
 このことから、濃厚接触者であっても、同じ航空機に搭乗していたとしても、空港検疫での検査が陰性なら、フリーパスで即入国可能であることが改めて明らかになりました。
 どうせ前後左右2列にしか連絡はいってないでしょうから、機内でウイルスをもらっていても、気が付かずじまいになってしまうのでしょう。
 映像によりますと、利用したのはカタール航空の便のようですが、ぜひ同一便搭乗の方は、14日間自主隔離を、より意識して守っていただきたいですね。(五輪選手団は、検疫法に基づく措置は無視されて、なぜかルールブックとやらを根拠に14日間の自主隔離が免除だそうですが、、、)

ワクチン2回接種+72時間以内陰性証明でも陽性
 今回の陽性者は、ワクチン(アストラゼネカ社製)を2回受け、72時間以内の陰性証明書を持っていても陽性でした。
 ワクチンを受けても新型コロナウイルス感染症に罹らなくなるわけではないということが分かります。

 入国される皆様、出国前に陰性でも、空港検疫で陰性でも油断することなく、マスク、手指消毒にソーシャルディスタンス、黙食・黙訪・黙乗等できっちり対策して、油断せずに飛行機に乗りたいですね。

2か国目で早くも陽性事例
 各種報道によりますと、選手団の入国は延期以降2回目とのこと。世界には200近い国があり、競技によって入国がバラバラの国もありますから、今後、普通に200回以上の入国があり得ます。2回に1人陽性者が出るのだとすると、選手団だけで100人以上の空港検疫での陽性者が出てもおかしくないペースです。
 ちなみに、空港検疫での罹患率は、1月以降の全員検査後だけで見てもだいたい0.27%前後です。五輪選手団は10,000人ほどですから、30人前後は陽性者が出る可能性があります。100人は多すぎる数値ですが、そうだとすると、より危険側に振れるということになります。
 非常に不安になる事例になってしまいました。

ウガンダは実は感染超爆増国
 普段から入国者が少なく日本人は関心が薄いアフリカの国であるせいか、全く報道されていませんが、ウガンダは、五月下旬から、感染者が超爆増している国です。
 同国からの入国者は、空港検疫でも、今年4月21日に初めて確認されて以降、5月30日、6月5日と立て続けに陽性者が確認され、急増している国の一つです。このうち、4月21日入国者は南アフリカ株、5月30日入国者はデルタ株等であったことがすでに判明しています。
 そんな急激悪化中の国ですが、未だに上陸拒否国にもなっておらず、通常入国の国なので、感染状況が急激悪化する中で、強制隔離期間も未だ設けられていない状況です(ニュージーランドや台湾などと同様の変異株国入国規制強化(ただの検査証明提出+検査義務化)は5月18日から適用されています)。
 ちなみにウガンダ選手団は、モナコで行われているラグビーの世界最終予選で、陽性者発覚により出場辞退になっています。
 そんな国からの入国の濃厚接触者でも普通に入国でき、普通に検査前から取材できるあたり、水際対策の甘さも、報道陣の意識の低さもよく分かる事例となってしまいました。


ただ入国時に陽性だっただけなのに、よくよく考えてみると、次から次へと問題が生じてしまいました。
海外から入国する以上、陽性が出てしまうのは仕方がないことです。
しかし、その後の対策は、いくらでも対応が可能です。特に暴露などあってはならないことで、問題が生じないように配慮してもらいたいものです。


今回陽性だった選手も治療が完了すれば入国可能です。
計画的に早めに来たから、オリンピックまではまだ1か月、パラリンピックまではまだ2か月あります。この選手には、なんとか1か月で治療を完了し、出場競技でぜひ活躍してもらいたいですね。

防ごう、空港検疫すり抜けによるウイルス密輸
防ごう、入国14日以内の接触によるウイルス拡散
防ごう、空港へのお迎えによるウイルス拝受
防ごう、海外から動くことによるウイルス蔓延


東京五輪事前合宿で来日のウガンダ選手団 空港検査で1人陽性(NHK公式サイト)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210620/k10013093921000.html?utm_int=all_side_ranking-social_001
ウガンダ選手団、1人陽性 五輪事前合宿で初―成田空港(時事通信社公式サイト)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021062000139&g=spo


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ラベル:検疫 感染症
posted by johokotu at 08:00| 東京 ☀| Comment(0) | ◇COVID-19関連 | 更新情報をチェックする

コロナ_空港従業員職域接種へ

◇新型コロナウイルス感染症 空港でも従業員にワクチン職域接種開始へ

新型コロナウイルスワクチンの接種が、国内の空港の従業員に対しても始まることになりました。

職域接種が始まったことから、キーワーカー(エッセンシャルワーカー)が多く働いているインフラ拠点である空港でも、従業員向けのワクチン接種が行われることになりました。

東京国際空港では、ターミナルを運営する日本空港ビルデングが21日から同社事務室でグループ職員へワクチン接種を行うことを表明。
成田国際空港も、7月5日から、空港内に勤務する従業員を対象に約16,000人分で実施するとしています。
新千歳空港では、8月下旬から、新千歳空港に勤務する空港職員等最大4,000人を対象に接種を行う準備を進めているとしています。

いずれの空港も重要なインフラであり、常に機能維持が求められています。また、多くの防疫ヒーローが、水際対策などで業務を進めています。
空港関係の業務はそんなエッセンシャルワークですが、仕事する際にはSTAY HOMEなど出来ず、不特定多数と接触するリスクの高い業務になっています。このため、いずれの空港も、感染リスクの高い、接客等を行う空港従業員などに優先的に接種していくとしています。

これらの業務を行う人がワクチンを接種することで、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)感染拡大の鈍化に著しく寄与するとみられています。

海外では、空港を重要なインフラと位置づけ、検疫官など空港従業員を医療従事者に準じる貴重なエッセンシャルワーカーと認識。優先的にワクチン接種を進めてきた国もあります。
しかし、日本では、医療従事者を除くと、エッセンシャルワーカーよりも、高齢者の重症対策の方が先だとして、STAY HOMEできるのに高齢者優先で接種が進められてきました。
今回、どんな時でも機能を維持しなければならない空港従業員にワクチン接種が始まることで、少しは安心して空港に行けるようになります。もっとも、ワクチン接種でCOVID-19にかからなくなるわけではありません。パンデミックが収まるまでは、空港を訪れる際は、マスク着用、手指消毒、ソーシャルディスタンスに黙食・黙訪・黙乗などの対策行動は継続ですね。

キーワーカーが守られれば結局あなたも守られる
―全てのキーワーカーにありがとうの和を―
THANK YOU KEY WORKERS


日本空港ビルグループにおける新型コロナワクチン職域接種の開始について(日本空港ビルデング公式サイト)
https://www.tokyo-airport-bldg.co.jp/files/news_release/000011082.pdf
成田空港従業員を対象に新型コロナワクチン職域接種を実施します!(成田国際空港公式サイト)
https://www.naa.jp/jp/docs/20210617-syokuikisessyu.pdf
新千歳空港における新型コロナウイルスワクチンの職域接種について 〜空港職員を対象としたワクチン接種へ検討、準備を開始します〜(北海道エアポート公式サイト)
https://www.hokkaido-airports.co.jp/uploads/2021/06/210618_COVID19_Office-Vaccine_New-Chitose.pdf

THANK YOU QUARANTINE HEROES 防疫ヒーローを応援しよう(2021年5月5日配信記事)
https://johokotu.seesaa.net/article/481312853.html


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posted by johokotu at 01:00| 東京 ☁| Comment(0) | ◇COVID-19関連 | 更新情報をチェックする