2021年06月23日

空港検疫6/23_比3日後3人も

◇空港検疫 フィリピンからの3日後陽性が一気に3人 6月23日発表分

厚生労働省(厚労省)は6月23日現在の、空港検疫を含めた最新の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の状況を発表しました。
空港検疫の数字は、2020年4月3日午前0時から症状の有無や濃厚接触の有無、ワクチン摂取状況等に関係なく、上陸拒否国からの入国者全員検査を実施しています。さらに2021年1月9日午前0時からは非上陸拒否国も含めた入国者全員検査を、緊急事態宣言中限定として臨時的に実施しており、いま日本で唯一正確な罹患率を把握できます。


(×)
6月23日現在
無症状率 91.0%
罹 患 率 0.401%

▲国際線到着空港は東京都内より17.4倍も危険!

(比較用)東京都 現罹患率:0.023%=要治療3,322人/人口13,963,056人(2021年5月)

(比較用)東京都:罹患率1.215%=感染169,756人、死亡率0.0157%=死亡2,203人/人口13,963,056人(2021年5月)
(比較用)アラブ首長国連邦:罹患率6.306%=感染616,160人、死亡率0.0180%=死亡1,767人/人口約977万人(2019年)←※ロイター公式サイトが分かりやすいです。 https://graphics.reuters.com/world-coronavirus-tracker-and-maps/ja/countries-and-territories/united-arab-emirates/


※罹患率は空港検疫の全員検査開始後の概要発表分を元に算出しています。
※無症状率は空港検疫の全員検査の詳細結果発表分を元に算出しています。
両数値は、元にしている数値に若干の差異があります。
また、海外で感染した人や有症状の人はそもそも海外から飛行機に乗ることができないため、実際の罹患率や隠れ感染者数は算出された数値より高く、実際の無症状率や無症状病原体保有者数は算出された数値より低いと考えられます。
あくまでも参考程度にお考え下さい。


空港検疫 全員検査結果(6月21日到着分までが反映されていると推定)
2日遅れで情報が反映していると思われる概要結果は以下の通りです。
4月30日発表分までは別にまとめています。

2020年04月04日〜2021年05月31日:https://johokotu.seesaa.net/article/481904769.html

2020年04月04日〜2021年06月01日:対象697,942人、陽性2,884人/罹患率0.413%
2020年04月04日〜2021年06月02日:対象699,650人、陽性2,886人/罹患率0.412%
2020年04月04日〜2021年06月03日:対象701,374人、陽性2,892人/罹患率0.412%
2020年04月04日〜2021年06月04日:対象703,258人、陽性2,899人/罹患率0.412%
2020年04月04日〜2021年06月05日:対象705,467人、陽性2,908人/罹患率0.412%
2020年04月04日〜2021年06月06日:対象708,022人、陽性2,912人/罹患率0.411%
2020年04月04日〜2021年06月07日:対象710,209人、陽性2,917人/罹患率0.410%
2020年04月04日〜2021年06月08日:対象713,247人、陽性2,919人/罹患率0.409%
2020年04月04日〜2021年06月09日:対象714,738人、陽性2,920人/罹患率0.408%
2020年04月04日〜2021年06月10日:対象716,264人、陽性2,938人/罹患率0.410%※海港検疫含む
2020年04月04日〜2021年06月11日:対象718,088人、陽性2,940人/罹患率0.409%
2020年04月04日〜2021年06月12日:対象720,121人、陽性2,942人/罹患率0.408%
2020年04月04日〜2021年06月13日:対象722,959人、陽性2,945人/罹患率0.407%
2020年04月04日〜2021年06月14日:対象725,398人、陽性2,947人/罹患率0.406%
2020年04月04日〜2021年06月15日:対象728,745人、陽性2,953人/罹患率0.405%
2020年04月04日〜2021年06月16日:対象730,360人、陽性2,953人/罹患率0.404%
2020年04月04日〜2021年06月17日:対象732,309人、陽性2,962人/罹患率0.404%
2020年04月04日〜2021年06月18日:対象734,304人、陽性2,969人/罹患率0.404%
2020年04月04日〜2021年06月19日:対象736,657人、陽性2,973人/罹患率0.403%※海港検疫含む
2020年04月04日〜2021年06月20日:対象739,607人、陽性2,983人/罹患率0.403%
2020年04月04日〜2021年06月21日:対象741,899人、陽性2,988人/罹患率0.402%
2020年04月04日〜2021年06月22日:対象744,983人、陽性2,992人/罹患率0.401%

2020年04月04日〜2021年06月23日:対象746,397人、陽性2,997人/罹患率0.401%

6月21日(月)分と思われる検査人数は1,414人と、二千人を切りました。
感染者は5人増加。罹患率は横ばいでした。
※2021年1月9日到着分(2021年1月11日発表分)から全入国者に対する検査が開始されており、検査数≒入国者数の状況です。(ただし、三日間の強制隔離対象国が徐々に増えてきており、入国直前と三日後の二回検査を受けている人が増加しています。検査数>入国者数に少し偏っていると考えられます。=実際の罹患率は上記数値よりも悪いと思われます。)

新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について(令和3年6月23日版)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_19440.html






















空港検疫検査 到着日別詳細結果(6月22日到着分までが反映と推定、下記の数字には海港検疫の数は含めていません)
1日遅れで情報が反映していると思われる空港検疫の詳細も発表されています。
4月30日到着分までは、別にまとめています。

2020年04月03日〜2021年05月31日:https://johokotu.seesaa.net/article/481904769.html


06月01日:症状 有1 無3=陽性4人 2930・2934・2935・2936
06月02日:症状 有1 無4=陽性5人 2937・2939・2940・2956・2957・2966
06月03日:症状 有3 無11=陽性13人 2941・2942・2943・2944・2945・2947・2848・2949・2950・2951・2952・2953・2961・2975
06月04日:症状 有0 無2=陽性2人 2954・2955
06月05日:症状 有0 無4=陽性4人 2958・2959・2960・2967
06月06日:症状 有1 無0=陽性1人 2962
06月07日:症状 有1 無3=陽性4人 2963・2964・2971・2973
06月08日:症状 有0 無4=陽性4人 2965・2969・2970・2974
06月09日:症状 有0 無1=陽性1人 2977
06月10日:症状 有0 無2=陽性2人 2972・2997
06月11日:症状 有0 無3=陽性3人 2976・2984・2985
06月12日:症状 有0 無1=陽性1人 2978
06月13日:症状 有1 無7=陽性8人 2979・2980・2981・2982・2983・2994・2995・2996
06月14日:症状 有1 無1=陽性2人 2986・3002
06月15日:症状 有0 無6=陽性6人 2987・2988・2989・2990・3005・3006

06月16日:症状 有2 無3=陽性5人 2991・2992・2993・2998・3015
 [空港別] 成田4・羽田1
 [男女別] 男5・女0
 [年代別] 10代下1・20代0・30代1・40代2・50代1・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] インドネシア2・バングラデシュ1・スイス1・ザンビア1
 [居住地] 山形1・東京1・神奈川1・福岡1・非公表1
06月17日:症状 有1 無3=陽性4人 2999・3000・3001・3020
 [空港別] 羽田3・関空1
 [男女別] 男1・女3
 [年代別] 10代下1・20代1・30代1・40代1・50代0・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] インドネシア1・ロシア1・米国2
 [居住地] 東京2・神奈川1・大阪1
06月18日:症状 有2 無8=陽性10人 3003・3004・3007・3008・3009・3010・3011・3012・3024・3025
 [空港別] 成田4・羽田4・関空1・福岡1
 [男女別] 男7・女3
 [年代別] 10代下0・20代0・30代3・40代4・50代1・60代1・70代1・80代上0
 [渡航元] フィリピン4・インドネシア2・キルギス1・ロシア1・リベリア1・ブラジル1
 [居住地] 群馬1・埼玉1・東京5・静岡1・愛知1・福岡1
06月19日:症状 有1(+1) 無7(+2)=陽性8人 3013・3014・3016・3017・3018・3029・3030・3031
 [空港別] 成田5(+2)・羽田1・中部1(+1)・福岡1
 [男女別] 男6(+1)・女2(+2)
 [年代別] 10代下2(+1)・20代2・30代1(+1)・40代1(+1)・50代2・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] フィリピン3(+3)・インドネシア2・パキスタン1・スウェーデン1・ウガンダ1
 [居住地] 群馬1(+1)・埼玉1・東京2・神奈川1(+1)・静岡1(+1)・大阪1・福岡1
06月20日:症状 有0 無3=陽性3人 3017・3021・3022
 [空港別] 成田3
 [男女別] 男3・女0
 [年代別] 10代下0・20代0・30代1・40代1・50代1・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] インド1・ロシア1・ギニア1
 [居住地] 神奈川1・非公表2
06月21日:症状 有1 無2=陽性3人 3023・3026・3027・3028
 [空港別] 成田1・羽田2
 [男女別] 男2・女1
 [年代別] 10代下1・20代0・30代1・40代0・50代1・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] インドネシア2・メキシコ/ベリーズ1
 [居住地] 東京1・非公表2
06月22日:症状 有0 無2(+1)=陽性2人 3028・3032
 [空港別] 関空2(+1)
 [男女別] 男1・女1(+1)
 [年代別] 10代下0・20代1・30代0・40代0・50代1(+1)・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] インドネシア1・UAE1(+1)
 [居住地] 三重1・大阪1(+1)

合計4人の陽性確認が発表されました。
2020年4月3日0時の全員検査開始後に判明した陽性者は2021年6月22日までの445日間で2,953人になりました。
2,953人のうち有症状は1人増えて265人です。無症状は2,688人で、無症状率は91.0%です。ここのところ有症状者が再増加しており、無症状率がジリジリ悪化しています。

本日発表分は、行動歴(渡航元)と居住地両方とも非公表者はいませんでした。
本日発表分は、団体感染が疑われる事例はありませんでした。

有症状者が1人出ています。
19日成田着フィリピンから入国の神奈川県居住10代男が咳嗽症状です。
3日後陽性のため、強制隔離中の発症とみられます。フィリピンからの入国者の強制隔離中発症は2日連続複数人出ています。

強制隔離中の陽性とみられる事例は、3日後陽性に当たる6月19日着で3人も出ています。3人全員フィリピンからです。
これで3日間強制隔離対象国が少し多めに増えた3月5日着から6月19日着までの107日間で、強制隔離中の陽性者は211人となりました。
すり抜け直前の陽性確認があまりにも多すぎますね。

新型コロナウイルス感染症の患者等の発生について(空港検疫)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_19453.html


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ラベル:検疫 感染症
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検疫すり抜け_隔離重要性明白

◇空港検疫すり抜け 五輪選手団だけ情報大公開が続く、14日間隔離の重要性が改めて明らかに

泉佐野市は23日、19日成田国際空港着ウガンダから入国した東京2020オリンピック選手団の1人が新型コロナウイルス陽性だったと発表しました。空港検疫では陰性判定されたいわゆるすり抜け事例です。

新たに陽性となったのは、20代男性です。
同市のリリースで、ウガンダ選手団のうちの1人で泉佐野市滞在中であることが大公開されています。

これまでの陽性者で、ここまで情報が大公開された事例は、ほとんど前例がありません。
泉佐野市では、今後は、どういう目的で入国した、本当の居住地はどの国の人で、日々の検査結果がどうなるのかを、外人、日本人問わず、発表していくことになったものと思われます。また、濃厚接触者のPCR検査を毎日実施するとも発表。今後、すべての発症者、濃厚接触者に対し、非常に詳細の情報公開に加え、毎日検査のモニタリングをすると思われます。
これらの情報公開や検査は、予防行動に大きく寄与するとみられますが、実践できている地方公共団体は皆無に近く、泉佐野市が非常に素晴らしい市であることが判明しました。


今回陽性となった1人を含む選手団は全部で9人ですが、成田着時の検査で、同行者1名が陽性判定されています。成田到着後は、公共交通を使わずに泉佐野市まで移動しており、陽性が出たために14日間の自主隔離を続けていました。このため、同行者以外への感染は今のところ判明していないようです。
入国後14日間隔離の重要性が改めて判明した事例になっています。

成田や滞在ホテルなどで取材した報道機関の人々、ホテル従業員、貸し切りバス運転手、成田でケアした航空会社スタッフ、機内にいた人々など、非常に多くの接触者がいると思いますが、それらの人々が隔離をしているのかまでは、情報が出ませんでした。
五輪選手団は、差別的に大々的に発表したので、これらの人の詳細情報も開示されるものと思われますが、成田の人などそもそも泉佐野保健所管内にいない人は多く、把握は困難そう。積極的に、「取材していたのは我が社の社員。濃厚接触者に当たるかの確認も済んでおり、念のため14日間の自主隔離中。毎日検査の結果陰性続けてます。」位いう報道機関や「我が社の便で陽性者が出たので、搭乗者全員に保健所行くよう連絡済み」という航空会社等があれば、保健所の仕事も楽になるんでしょうけど、期待するだけ無駄でしょうね。(ちなみに中国では、利用便から陽性者が出た場合、ペナルティとして一定期間乗り入れが制限されるので、航空会社もピリピリしてます)

実は、空港検疫で陰性だったのに、日本国内に入国後数日経って陽性となるすり抜け事例は、昨年から後を絶ちません。
実は、昨年12月以降、一部の国からの入国の際には強制隔離となっていますが、強制隔離中陽性となる事例も後を絶ちません。
今回の事例を契機に、入国時の隔離の重要性が再認識されると良いですね。

なお、6月1日に成田に到着したオーストラリア選手団(ソフトボール)は4日後の6月5日には練習を開始。6月20日に東京国際に到着したデンマーク選手団(ボート)は翌6月21日には歓迎セレモニーに出席するなど、東京五輪参加者は14日間自主隔離をする人は皆無ですね。

空港検疫でのすり抜けは必ず発生します。
入国者が家族と接触しなけりゃ、家族に感染は拡がりません。
入国者が友人と接触しなけりゃ、友人に感染は拡がりません。
入国者が他人と接触しなけりゃ、他人に感染は拡がりません。
家族が入国者と接触しなけりゃ、家族に感染は拡がりません。
友人が入国者と接触しなけりゃ、友人に感染は拡がりません。
他人が入国者と接触しなけりゃ、他人に感染は拡がりません。
入国者が国内で接触しなけりゃ、国内に感染は拡がりません。
入国時検査の陽性・陰性は関係ありません。
入国時に検査するかしないかは関係ありません。
変異株かどうかも関係ありません。
いいかげん、14日間の自主隔離をしっかり行いませんか。


ウガンダ共和国オリンピック選手団の泉佐野市(ホストタウン)における陽性者発生について(泉佐野市公式サイト)
http://www.city.izumisano.lg.jp/ikkrwebBrowse/material/files/group/35/PR20210623.pdf


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ラベル:検疫 感染症 成田
posted by johokotu at 22:00| 東京 ☁| Comment(0) | ◇COVID-19関連 | 更新情報をチェックする

成田_入国者バスTCAT経由へ

■成田国際空港 入国者専用送迎バスをTCAT経由へ

東京空港交通は22日、7月1日から成田国際空港(成田空港)から都区内ホテルへ直行する入国者専用バスを東京シティエアターミナル(TCAT)経由で運行すると発表しました。TCATでハイヤーに乗り継げるサービスを提供するとしています。

東京空港交通が始めるのは、都区内ホテルへ直行する入国者専用バスのTCAT経由化。TCATでの下車は出来ず、到着後にハイヤーもしくは送迎車に乗り継ぐ新サービス「Limousine Direct Connection」として提供するとしています。
これまで入国者専用バスを利用できるのは、空港検疫で陰性の入国者で、送迎先のホテルに宿泊する人のみでした。新サービスの提供開始で、TCATでハイヤー・送迎車に乗り継ぐ入国者も利用できるようになります。

ハイヤー乗継プランは、大人1人20,000円で、東京23区、三鷹市、武蔵野市のいずれかまでの利用が可能。送迎車乗継プランは、大人1人4,000円で提供するとしています。

都区内に目的地がある場合、成田からハイヤーすると高額ですが、TCATからなら安価で済むこともあり、ある程度の利用が出てくるものと見られます。

成田からの入国者専用バスは、都区内の赤坂と新宿にある13ホテルが対象で、1日3便運行されています。

【TCAT乗継サービス開始】入国者専用バスのご案内および注意事項について(2021年6月22日更新)(東京空港交通公式サイト)
https://www.limousinebus.co.jp/deliver/reserve_detail/0c9f668dd1bb8baebf3ad7657f70b94e/jp/


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変異株入国規制 変更6/21

◇新型コロナウイルス感染症 変異株入国規制強化から3か国・2地域緩和、変異株流行国・地域から解除

政府は21日、チェコ、ハンガリー、レバノンの3か国と米国の2地域(テネシー州、ミシガン州)からの入国規制強化を緩和することを発表しました。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の変異株流行国・地域から解除します。

入国規制緩和の内容は、入国後14日間の自主隔離の方法の変更。
規制強化では、
 ・入国後最初の3日間は、例外なく全員が、検疫所長の指定する宿泊施設で待機(=強制隔離)
 ・入国後3日目に改めて検査し、陰性と判定された人のみが検疫所が確保する宿泊施設を退所
 ・入国後14日間の残りの期間を、自宅等で待機
となっていましたが、この特別対応を解除します。
今回の規制緩和で、ポーランドとフィンランドからの入国者は、入国時の検査で陰性と判定された人は入国後14日間の自宅等での待機(14日間自主隔離)に戻ります。
6月24日0時以降の入国から適用されます。

規制強化の措置は、これまで亜州6か国(フィリピン、ネパール、インド、パキスタン、アラブ首長国連邦、レバノン)、欧州17か国(アイルランド、イタリア、ウクライナ、英国、オーストリア、オランダ、スイス、スウェーデン、スペイン、デンマーク、ドイツ、フランス、ベルギー、エストニア、チェコ、ハンガリー、ルクセンブルク)、阿州2か国(ナイジェリア、南アフリカ)、米州4か国(カナダ(オンタリオ州)、アメリカ(テネシー州、フロリダ州、ミシガン州、ミネソタ州)、ブラジル、ペルー)からの入国者のみに行われています。今回の一部国解除で合計24か国・3地域からの入国者に対して、同様の強化策が適用継続されることになります。

3日間の強制隔離をめぐっては、3月5日着から6月12日着までの100日間に強制隔離明け検査で陽性確認されすり抜けをギリギリで抑え込めた事例が196件もあったとみられており、水際対策として一定の効果を上げているものと推定されています。
さらに、国内では空港検疫すり抜けに起因するとみられる変異株感染が爆増中。
陽性が急増している変異株確認国はほかにもあるなかでの規制緩和となります。
空港検疫すり抜けに起因するとみられる国内での感染拡大は、1年前にCOVID-19が初めて流行した時にも数え切れないくらい数多く生じています。

新型コロナウイルス変異株流行国・地域の指定の解除について(6/21 厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/content/000795659.pdf


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B.1.617株入国規制 変更6/21

◇新型コロナウイルス感染症 変異株B.1.617指定国・地域からの入国規制をさらに格差強化 新規指定、実質解除をバラバラ設定(6月21日発表分)

21日、変異株B.1.617指定国・地域について、新規指定、実質解除を発表しました。
7か国と2か国の2地域が新規指定、1か国の4地域は実質解除になります。


いずれも強制隔離期間が変更となります。

・新規指定
変異株B.1.617指定国・地域に新規指定となるのは、アラブ首長国連邦(UAE)、エストニア、キルギス、スウェーデン、ペルー、ポルトガル、南アフリカの3か国とブラジルの1地域(パラナ州)、米国の1地域(アーカンソー州)からの入国者です。
新規指定された国・地域は、全て3日間の強制隔離開始です。6月24日午前0時入国分から適用されます。
このうちUAE、エストニア、スウェーデン、ペルー、南アフリカ、ブラジル(パラナ州)は、他の変異株指定国のため、既に3日間強制隔離となっており、実質的な変更はありません。

「検疫所長の指定する場所(検疫所が確保する宿泊施設に限る)で3日間待機いただき、入国後3日目に改めて検査を受けていただく」と発表されています。

・実質解除
実質解除となるのは、米国の4地域(アイオワ州、コネチカット州、ニューヨーク州、ロードアイランド州)からの入国者です。
3日間強制隔離がなくなります。6月24日午前0時入国分から適用されます。
解除と言う表現は用いられておらず、あくまでも変更となっています。これは14日間の自主隔離は継続であり、勘違いしないようにするためとみられます。



変異株B.1.617指定国・地域は、指定国ごとに強制隔離期間に格差があります。
今回の変更で、南アジア6か国だけが10日間、東南アジアの2か国とバングラデシュ、エジプト、英国だけが6日間、その他の変異株B.1.617指定国・地域は3日間となっています。
同じ変異株B.1.617蔓延国なのに、差別的措置が続くことになりました。

※上記内容は参考程度に確認いただき、変更内容等は必ず公式発表を確認ください。

B.1.617 系統の変異株(デルタ株等)に対する水際強化措置 (変異株 B.1.617 指定国・地域について)(6/21発表、厚労省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/content/000795658.pdf


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