2021年06月26日

空港検疫6/26_13か国から確認

◇空港検疫 13か国から14人も陽性、有症状者4人、隔離中陽性も4人 6月26日発表分

厚生労働省(厚労省)は6月26日現在の、空港検疫を含めた最新の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の状況を発表しました。
空港検疫の数字は、2020年4月3日午前0時から症状の有無や濃厚接触の有無、ワクチン摂取状況等に関係なく、上陸拒否国からの入国者全員検査を実施しています。さらに2021年1月9日午前0時からは非上陸拒否国も含めた入国者全員検査を、緊急事態宣言中限定として臨時的に実施しており、いま日本で唯一正確な罹患率を把握できます。


(×)
6月26日現在
無症状率 90.9%
罹 患 率 0.400%

▲国際線到着空港は東京都内より14.8倍も危険!

(比較用)日本国内 現罹患率0.014%=要治療17,963人/人口約1億2536万人(2021年5月)

(比較用)日 本:罹患率0.632%=感染792,832人、死亡率0.0116%=死亡14,626人/約1億2536万人(2021年5月)←[緊急事態宣言中]
(比較用)モンゴル:罹患率3.181%=感染104,900人、死亡率0.0149%=死亡493人/人口約329万6,866人(2019年)←[超爆増中・ピーク]※ロイター公式サイトが分かりやすいです。 https://graphics.reuters.com/world-coronavirus-tracker-and-maps/ja/countries-and-territories/mongolia/


※罹患率は空港検疫の全員検査開始後の概要発表分を元に算出しています。
※無症状率は空港検疫の全員検査の詳細結果発表分を元に算出しています。
両数値は、元にしている数値に若干の差異があります。
また、海外で感染した人や有症状の人はそもそも海外から飛行機に乗ることができないため、実際の罹患率や隠れ感染者数は算出された数値より高く、実際の無症状率や無症状病原体保有者数は算出された数値より低いと考えられます。
あくまでも参考程度にお考え下さい。


空港検疫 全員検査結果(6月24日到着分までが反映されていると推定)
2日遅れで情報が反映していると思われる概要結果は以下の通りです。
4月30日発表分までは別にまとめています。

2020年04月04日〜2021年05月31日:https://johokotu.seesaa.net/article/481904769.html

2020年04月04日〜2021年06月01日:対象697,942人、陽性2,884人/罹患率0.413%
2020年04月04日〜2021年06月02日:対象699,650人、陽性2,886人/罹患率0.412%
2020年04月04日〜2021年06月03日:対象701,374人、陽性2,892人/罹患率0.412%
2020年04月04日〜2021年06月04日:対象703,258人、陽性2,899人/罹患率0.412%
2020年04月04日〜2021年06月05日:対象705,467人、陽性2,908人/罹患率0.412%
2020年04月04日〜2021年06月06日:対象708,022人、陽性2,912人/罹患率0.411%
2020年04月04日〜2021年06月07日:対象710,209人、陽性2,917人/罹患率0.410%
2020年04月04日〜2021年06月08日:対象713,247人、陽性2,919人/罹患率0.409%
2020年04月04日〜2021年06月09日:対象714,738人、陽性2,920人/罹患率0.408%
2020年04月04日〜2021年06月10日:対象716,264人、陽性2,938人/罹患率0.410%※海港検疫含む
2020年04月04日〜2021年06月11日:対象718,088人、陽性2,940人/罹患率0.409%
2020年04月04日〜2021年06月12日:対象720,121人、陽性2,942人/罹患率0.408%
2020年04月04日〜2021年06月13日:対象722,959人、陽性2,945人/罹患率0.407%
2020年04月04日〜2021年06月14日:対象725,398人、陽性2,947人/罹患率0.406%
2020年04月04日〜2021年06月15日:対象728,745人、陽性2,953人/罹患率0.405%
2020年04月04日〜2021年06月16日:対象730,360人、陽性2,953人/罹患率0.404%
2020年04月04日〜2021年06月17日:対象732,309人、陽性2,962人/罹患率0.404%
2020年04月04日〜2021年06月18日:対象734,304人、陽性2,969人/罹患率0.404%
2020年04月04日〜2021年06月19日:対象736,657人、陽性2,973人/罹患率0.403%※海港検疫含む
2020年04月04日〜2021年06月20日:対象739,607人、陽性2,983人/罹患率0.403%
2020年04月04日〜2021年06月21日:対象741,899人、陽性2,988人/罹患率0.402%
2020年04月04日〜2021年06月22日:対象744,983人、陽性2,992人/罹患率0.401%
2020年04月04日〜2021年06月23日:対象746,397人、陽性2,997人/罹患率0.401%
2020年04月04日〜2021年06月24日:対象748,098人、陽性3,001人/罹患率0.401%
2020年04月04日〜2021年06月25日:対象750,099人、陽性3,008人/罹患率0.401%

2020年04月04日〜2021年06月26日:対象752,480人、陽性3,011人/罹患率0.400%

6月24日(木)分と思われる検査人数は2,381人と、二千人を超えました。
感染者は3人増加。罹患率はやや改善しました。
※2021年1月9日到着分(2021年1月11日発表分)から全入国者に対する検査が開始されており、検査数≒入国者数の状況です。(ただし、三日間の強制隔離対象国が徐々に増えてきており、入国直前と三日後の二回検査を受けている人が増加しています。検査数>入国者数に少し偏っていると考えられます。=実際の罹患率は上記数値よりも悪いと思われます。)

新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について(令和3年6月26日版)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_19529.html






















空港検疫検査 到着日別詳細結果(6月25日到着分までが反映と推定、下記の数字には海港検疫の数は含めていません)
1日遅れで情報が反映していると思われる空港検疫の詳細も発表されています。
4月30日到着分までは、別にまとめています。

2020年04月03日〜2021年05月31日:https://johokotu.seesaa.net/article/481904769.html


06月01日:症状 有1 無3=陽性4人 2930・2934・2935・2936
06月02日:症状 有1 無4=陽性5人 2937・2939・2940・2956・2957・2966
06月03日:症状 有3 無11=陽性13人 2941・2942・2943・2944・2945・2947・2848・2949・2950・2951・2952・2953・2961・2975
06月04日:症状 有0 無2=陽性2人 2954・2955
06月05日:症状 有0 無4=陽性4人 2958・2959・2960・2967
06月06日:症状 有1 無0=陽性1人 2962
06月07日:症状 有1 無3=陽性4人 2963・2964・2971・2973
06月08日:症状 有0 無4=陽性4人 2965・2969・2970・2974
06月09日:症状 有0 無1=陽性1人 2977
06月10日:症状 有0 無2=陽性2人 2972・2997
06月11日:症状 有0 無3=陽性3人 2976・2984・2985
06月12日:症状 有0 無1=陽性1人 2978
06月13日:症状 有1 無7=陽性8人 2979・2980・2981・2982・2983・2994・2995・2996
06月14日:症状 有1 無1=陽性2人 2986・3002
06月15日:症状 有0 無6=陽性6人 2987・2988・2989・2990・3005・3006
06月16日:症状 有2 無3=陽性5人 2991・2992・2993・2998・3015
06月17日:症状 有1 無3=陽性4人 2999・3000・3001・3020
06月18日:症状 有2 無8=陽性10人 3003・3004・3007・3008・3009・3010・3011・3012・3024・3025

06月19日:症状 有1 無8(+1)=陽性9人 3013・3014・3016・3017・3018・3029・3030・3031・3044
 [空港別] 成田5・羽田2(+1)・中部1・福岡1
 [男女別] 男7(+1)・女2
 [年代別] 10代下2・20代3(+1)・30代1・40代1・50代2・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] フィリピン3・インドネシア2・インド1(+1)・パキスタン1・スウェーデン1・ウガンダ1
 [居住地] 群馬1・埼玉1・東京2・神奈川1・静岡1・大阪2(+1)・福岡1

06月20日:症状 有0 無3=陽性3人 3017・3021・3022
 [空港別] 成田3
 [男女別] 男3・女0
 [年代別] 10代下0・20代0・30代1・40代1・50代1・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] インド1・ロシア1・ギニア1
 [居住地] 神奈川1・非公表2
06月21日:症状 有1 無2=陽性3人 3023・3026・3027・3028
 [空港別] 成田1・羽田2
 [男女別] 男2・女1
 [年代別] 10代下1・20代0・30代1・40代0・50代1・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] インドネシア2・メキシコ/ベリーズ1
 [居住地] 東京1・非公表2
06月22日:症状 有1(+1) 無4(+2)=陽性5人 3028・3032・3043・3045・3046
 [空港別] 羽田2(+2)・関空3(+1)
 [男女別] 男3(+2)・女2(+1)
 [年代別] 10代下2(+2)・20代2(+1)・30代0・40代0・50代1・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] インドネシア1・UAE1・ウクライナ1(+1)・スペイン1(+1)・英国1(+1)
 [居住地] 東京1(+1)・三重1・大阪2(+1)・非公表1(+1)

06月23日:症状 有1 無5=陽性6人 3033・3034・3035・3036・3037・3038
 [空港別] 仙台1・成田2・羽田1・関空2
 [男女別] 男5・女1
 [年代別] 10代下1・20代3・30代2・40代0・50代0・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] フィリピン1・マレーシア1・インドネシア2・バングラデシュ1・「-」1
 [居住地] 埼玉1・東京1・大阪2・非公表2
06月24日:症状 有0 無4=陽性4人 3039・3040・3041・3042
 [空港別] 成田1・羽田3
 [男女別] 男3・女1
 [年代別] 10代下0・20代2・30代0・40代2・50代0・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] インドネシア3・キルギス1
 [居住地] 東京4
06月25日:症状 有3 無6=陽性9人 3047・3048・3049・3050・3051・3052・3053・3054・3056
 [空港別] 成田5・羽田3・関空1
 [男女別] 男6・女3
 [年代別] 10代下0・20代2・30代5・40代2・50代0・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] モンゴル2・フィリピン1・インドネシア1・ネパール1・キルギス1・ザンビア1・米国1・ブラジル1
 [居住地] 埼玉2・千葉3・東京2・島根1・愛媛1

06月26日:症状 有0 無1=陽性1人 3055
 [空港別] 羽田1
 [男女別] 男0・女1
 [年代別] 10代下1・20代0・30代0・40代0・50代0・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] ロシア1
 [居住地] 非公表1


合計14人の陽性確認が発表されました。
2020年4月3日0時の全員検査開始後に判明した陽性者は2021年6月26日までの448日間で2,977人になりました。
2,977人のうち有症状は4人増えて270人です。無症状は2,707人で、無症状率は90.9%です。ここのところ有症状者がまた急増しており、無症状率はジリジリ悪化しています。

本日発表分は、行動歴(渡航元)と居住地両方とも非公表者はいませんでした。
25日成田着モンゴルから入国の千葉県居住者2人(20代女・40代男)が連番確認されており、団体感染が疑われます。

有症状者が4人も出ています。
22日羽田着スペインから入国の居住地非公表20代男が頭痛、咽頭痛、発熱症状です。
25日羽田着キルギスから入国の東京都居住30代男が発熱、咳、咽頭痛等症状です。
25日羽田着米国から入国の愛媛県居住40代男が咳嗽、咽頭痛症状です。
25日成田着ザンビアから入国の東京都居住30代男が発熱、咳症状です。
22日着スペインからの入国者は、3日後陽性のため、強制隔離中発症とみられます。
その他の3か国はいずれも半日程度の飛行で、機内発症とみられます。

強制隔離中の陽性とみられる事例は、3日後陽性に当たる6月22日着で3人、6日後陽性に当たる6月19日着で1人出ています。インド、ウクライナ、スペイン、英国から各1人です。
これで3日間強制隔離対象国が少し多めに増えた3月5日着から6月22日着までの110日間で、強制隔離中の陽性者は215人となりました。
すり抜け直前の陽性確認があまりにも多すぎますね。

ここのところ、陽性者が出ていなかった国が、ジリジリ増えており、今日発表分は、13か国から確認されました。完全に増加傾向です。
特定国だけピンポイントで抑えても意味ないですね。

新型コロナウイルス感染症の患者等の発生について(空港検疫)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_19530.html


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ラベル:検疫 感染症
posted by johokotu at 23:00| 東京 ☀| Comment(0) | ◇COVID-19関連 | 更新情報をチェックする

緊急警報!検疫また2桁陽性!!

緊急警報! 危険、本日発表分二桁人数陽性確認!!空港検疫で陽性再び悪化傾向へ!

国際線到着空港 感染リスク急拡大中!!
3日間強制隔離後の検査でも続々陽性判明中!!
ウイルス密輸緊急事態宣言状態!!!
再び悪化傾向へ!!!!


空港検疫での入国者に対する新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の全員検査で、本日発表分で二桁人数の感染が確認されました。

26日に、陽性が確認されたとして発表があったのは全部で14人です。5月25日到着分が9人、速報に近い5月26日着分が1人出ました。そして、すり抜け予備群と言える3日後陽性の5月22日到着分が3人、6日後陽性の5月19日到着分が1人出ています
有症状者も4人と悪化しています。
一番の問題点は、様々な国からの入国者に陽性出ているところでしょうか。特定国に集中した春とは明らかに異なり、全世界に影響が広がっています。

空港検疫でのCOVID-19感染確認の発表分で一日二桁人数となるのは、19日以来1週間ぶりです。
ここのところ下火になりつつありましたが、結局1か月も続かず、再び増加傾向となり、緊急事態宣言状態に逆戻りとなっています。

入国者の感染が再び増加傾向に転じ始めました
国際線の発着する空港への不要不急の来港や
入国者のお迎え、入国者との接触はしばらく自粛しませんか


詳細は26日23時にアップ予定の日々の記事で書く予定です。

新型コロナウイルス感染症の患者等の発生について(空港検疫)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_19530.html


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ラベル:検疫 感染症
posted by johokotu at 19:00| 東京 ☀| Comment(0) | ◇COVID-19関連 | 更新情報をチェックする

成田_五輪でバス乗り場変更

■成田国際空港(成田空港) 東京五輪でバス乗り場などを変更

成田国際空港では、東京2020オリンピック・パラリンピック開催を控え、ターミナル前面のバス乗り場などに選手専用エリアを設けています。この関係で、6月21日から、一部のバス乗り場が通過扱いになっています。

乗り場は、6月21日〜9月5日に、第1ターミナル、第2ターミナルの乗り場を集約しています。
降り場は、8月9日、8月10日、9月6日、9月7日に、第1ターミナル、第2ターミナルの降り場を変更する予定です。

・第1ターミナル
到着階(1階)乗り場は、北ウイング側がオリンピック・パラリンピック選手専用となり、路線バス乗り場が南ウイング側の6番以降に集約されます(北ウイングは通過)。
出発階(4階)降り場は、最もターミナルに近い第1レーンがオリンピック・パラリンピック選手専用となり、路線バス降り場が第2レーンに変更されます。

・第2ターミナル
到着階(1階)乗り場は、到着口A側の一部がオリンピック・パラリンピック選手専用となり、路線バス乗り場が到着口B側の4番-14番と18番に集約されます。
出発階(3階)降り場は、最もターミナルに近い第1レーンがオリンピック・パラリンピック選手専用となり、路線バス降り場が第2レーンに変更されます。

成田空港・羽田空港におけるバスのりば・おりばの変更について(東京空港交通公式サイト)
https://www.limousinebus.co.jp/deliver/reserve_detail/34b7e3daef0252366076da023189062c/jp/


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posted by johokotu at 03:00| 東京 ☀| Comment(0) | 成田国際空港(成田空港) | 更新情報をチェックする

検疫週間速報6月2_率過去最少

◇空港検疫(週間速報)6月2週目 陽性者数減少で罹患率大幅改善、全体罹患率は0.10%で過去最少

厚生労働省(厚労省)は25日、空港検疫での新型コロナウイルス感染症検査状況の6月2週目(6月6日〜6月12日)分の速報値を発表しました。

今回発表は謎の名前の国名などが出ており、修正発表される可能性が高いと思われます。

厚労省の速報は、週間の検体数と陽性者数を、日本国籍者、外国籍者別に、滞在国ごとに出した非常に細かいデータです。2020年11月11日以降毎週水曜日に過去4週間分が発表されています。25日の公表で、2020年10月4日〜2021年6月12日分が公表されたことになります。
速報のため、日々の発表のデータとかなりのズレが生じてる場合もありますが、分析に活用できます。

[罹患状況推移分析] 陽性者数減少で罹患率過去最少
2020年
10/04-10/10 検体12,421・陽性57=罹患率0.46%(日本国籍0.46%:外国籍0.46%)
10/11-10/17 検体 7,364・陽性24=罹患率0.33%(日本国籍0.29%:外国籍0.34%)
10/18-10/24 検体12,213・陽性46=罹患率0.38%(日本国籍0.39%:外国籍0.37%)
10/25-10/31 検体17,833・陽性47=罹患率0.26%(日本国籍0.22%:外国籍0.29%)
  <11/01〜入国者の多い低感染国9か国が検査解除>
11/01-11/07 検体10,589・陽性84=罹患率0.79%(日本国籍0.75%:外国籍0.83%)
11/08-11/14 検体10,823・陽性89=罹患率0.82%(日本国籍0.54%:外国籍1.02%)
11/15-11/21 検体11,627・陽性79=罹患率0.68%(日本国籍0.52%:外国籍0.79%)
11/22-11/28 検体13,789・陽性90=罹患率0.65%(日本国籍0.61%:外国籍0.65%)
11/29-12/05 検体14,226・陽性89=罹患率0.63%(日本国籍0.50%:外国籍0.74%)
12/06-12/12 検体16,488・陽性86=罹患率0.52%(日本国籍0.43%:外国籍0.64%)
12/13-12/19 検体18,554・陽性74=罹患率0.40%(日本国籍0.28%:外国籍0.62%)
12/20-12/26 検体18,835・陽性98=罹患率0.52%(日本国籍0.51%:外国籍0.54%)
12/27-01/02 検体13,123・陽性83=罹患率0.63%(日本国籍0.49%:外国籍0.75%)
2021年
01/03-01/09 検体14,098・陽性76=罹患率0.54%(日本国籍0.23%:外国籍0.72%)
  <01/09〜全入国者検査開始>
01/10-01/16 検体21,399・陽性67=罹患率0.31%(日本国籍0.31%:外国籍0.31%)
01/17-01/23 検体22,678・陽性41=罹患率0.18%(日本国籍0.31%:外国籍0.15%)
01/24-01/30 検体10,076・陽性25=罹患率0.25%(日本国籍0.12%:外国籍0.37%)
01/31-02/06 検体10,435・陽性20=罹患率0.19%(日本国籍0.13%:外国籍0.27%)
02/07-02/13 検体 9,423・陽性19=罹患率0.20%(日本国籍0.15%:外国籍0.26%)
02/14-02/20 検体 9,523・陽性19=罹患率0.20%(日本国籍0.11%:外国籍0.28%)
02/21-02/27 検体11,779・陽性23=罹患率0.20%(日本国籍0.22%:外国籍0.17%)
02/28-03/06 検体14,086・陽性29=罹患率0.21%(日本国籍0.16%:外国籍0.26%)
03/07-03/13 検体14,467・陽性27=罹患率0.19%(日本国籍0.14%:外国籍0.25%)
03/14-03/20 検体17,879・陽性49=罹患率0.27%(日本国籍0.20%:外国籍0.41%)
03/21-03/27 検体14,040・陽性42=罹患率0.30%(日本国籍0.15%:外国籍0.48%)
03/28-04/03 検体14,615・陽性70=罹患率0.48%(日本国籍0.24%:外国籍0.81%)
04/04-04/10 検体12,694・陽性62=罹患率0.49%(日本国籍0.16%:外国籍0.85%)
04/11-04/17 検体11,974・陽性74=罹患率0.62%(日本国籍0.40%:外国籍0.90%)
04/18-04/24 検体11,268・陽性60=罹患率0.53%(日本国籍0.26%:外国籍0.89%)
04/25-05/01 検体13,039・陽性95=罹患率0.73%(日本国籍0.29%:外国籍1.30%)
05/02-05/08 検体11,551・陽性82=罹患率0.71%(日本国籍0.25%:外国籍1.29%)
05/09-05/15 検体12,891・陽性50=罹患率0.39%(日本国籍0.23%:外国籍0.59%)
05/16-05/22 検体11,644・陽性39=罹患率0.33%(日本国籍0.33%:外国籍0.34%)
05/23-05/29 検体13,680・陽性32=罹患率0.23%(日本国籍0.19%:外国籍0.29%)
05/30-06/05 検体16,066・陽性40=罹患率0.25%(日本国籍0.14%:外国籍0.41%)

06/06-06/12 検体16,515・陽性17=罹患率0.10%(日本国籍0.08%:外国籍0.14%)

今週の検体数は、日外ともに増加していますが外国籍者は微増で、日外比率は1:0.63と前週レベルでした。
今週の陽性数は、日外ともに減少し、日外比率は1:1.13でした。

検査対象が全入国者になっています。検査数(≒入国者)の多さは、前週と同じで米国、中国、フィリピン、韓国、台湾の順でした。インドは再び増加局面に入りました。
日本人は前週の急増からさらに増えて10,157件でした。12月4週目に12,354件いたのち、1月以降は一度激減後、徐々に回復していましたが、ここのところ減少気味でした。ついに1万件を突破しています。
外国人はここのところ大幅減少が継続。今週も減少しており、1月3週目に17,873件だったものが、今週は6,358件と3分の1程度ままです。

全体の罹患率は0.10%。週間集計が公表され始めた2020年10月4日以降で過去最も低い数値となりました
10月の4週間は日本国籍者と外国籍者の罹患率に差はなく0.35%程度でした。
その後半年以上細かいデータが出ていますが、外国籍者の方が罹患率が高く、日本国籍者は上下を繰り返してきた印象でした。
日外ともにだいぶ改善した印象です。

前週と比べると、日本国籍者は、検査数が4%増加に対して陽性者数は43%減少。外国籍者は検査数が1%増加に対して陽性者数は65%減少の大幅改善です。
このため、罹患率は、日外ともに一気に改善しました

[陽性者数多い国分析] 微減の13か国/複数人はフィリピン・インドのみ
今週陽性者が確認されたのは、前週に続いて陽性者が出ているフィリピン、インド、米国、インドネシア、アフガニスタンなどを含めて13か国でした。
今週最も悪かったのはフィリピン3人(前週比-6人)とインド3人(前週比-2人)。フィリピンは全員外国籍者。インドは外国籍が多いいつもと異なり全員日本国籍者でした。
急増していたアフガニスタンは再入国停止などもあり1人(前週比-7人)と駆け込みがなくなりました。
残り11か国は1人ずつで、カンボジア、アラブ首長国連邦、キルギス、米国、ドミニカ共和国が日本国籍者でした。
10日間強制隔離になっている7か国のうち、バングラデシュ、ネパール、パキスタン、モルディブは陽性者は出ませんでした。

[罹患率高い国分析] 1%超えは13か国中7か国も
罹患率は、最も率が悪かったのは、4週連続で最悪のアフガニスタンで25.00%(検体4人中1人陽性=外国籍者検体2人中1人陽性)と、キルギスで25.00%(検体4人中1人陽性=日本国籍者検体2人中1人陽性)でした。ドミニカ共和国が12.50%(検体8人中1人陽性=日本国籍者検体6人中1人)で続いています。
この3か国が二桁割合(10%超え)の超危険状態の国でした。

この後は、モロッコ6.67%(検体15人中1人陽性=外国籍者検体9人中1人陽性)、スリランカ2.50%(検体40人中1人陽性=外国籍者検体19人中1人陽性)、モンゴル1.33%(検体75人中1人陽性=外国籍者検体66人中1人陽性)、カンボジア1.32%(検体76人中1人陽性=日本国籍者検体42人中1人陽性)と続きました。
1%超えは以上の7か国でした。南アジア〜中東にかけてが多いですが、その他の国もポツポツ出始めています。

アフガニスタンのみが連続で1%超えの異常状態。ネパール、インド、パキスタンは久々に1%を下回りました。

アフガニスタンからの入国はたった4人。6月4日から急に10日間強制隔離・外国籍者の再入国停止措置になったため、その前日の6月3日にウイルス密輸者が大量に駆け込み入国したことが完全に証明されました。やはり入国規制は即日開始しないと意味がないことが分かりました。

[航空便利用者数分析] 利用者は3週連続でまた急増、日本経由者増える?
合計の利用者数は、31,767人(前週比+6,575人)と3週連続で急増しています。検体数(≒入国者数)はそれほど増加していないので、日本経由で第三国へ行く需要が多かったと推定されます。

全体では利用者は増えており、増加している国がほとんどです。
増加している国:おそらく間違いと思われますが、フォークランド諸島が8,162(前週比皆増)となっています。
これを除くと、最も人数が増えたのは、オランダ直行便で785人(前週比+312人)と倍増。続いてカタール直行便560人(前週比+173人)などとなっています。
皆増した国:フォークランド諸島を除くとありません。

減少している国:最も人数が減ったのは米国直行便で6,960人(前週比-1,202人)。続いてインドネシア直行便789人(前週比-349人)、タイ直行便1,303人(前週比-268人)などとなっています。
皆減した国:ミャンマー直行便が皆減(前週比-84人)でした。

増加した国、減少した国半々な印象です。

注目なのがネパール直行便で、ついに5週連続0人となりました。ネパール政府が感染対策で海外からの入国を遮断するため、国際線の運航を停止したことが影響しています。これにより、日本へデルタ株等を持ち込む人がほぼいなくなりました。日本への水際対策としては、ネパール政府グッジョブです。

変異株で騒ぎになっている英国直行便は315人(前週比-42人)でやや減少です。

毎週データは更新されているようですので、今後も注視していきます。

週間速報内容
06/06-06/12
全検査
合計 検体16,515陽性17 0.10%↓急減
日本 検体10,157陽性 8 0.08%
外国 検体 6,358陽性 9 0.14%↓急減


検体数の多い国
米  国:合計 検体5,494、陽性 1=0.02%
  日本国籍 検体4,370 陽性 1=0.02%/外国籍 検体1,124 陽性 0=0%
中  国:合計 検体1,881、陽性 0=0%
  日本国籍 検体 755 陽性 0=0%/外国籍 検体1,126 陽性 0=0%
フィリピン:合計 検体1,106、陽性 3=0.27%
  日本国籍 検体 144 陽性 0=0%/外国籍 検体 962 陽性 3=0.31%
韓  国:合計 検体 670、陽性 0=0%
  日本国籍 検体 293 陽性 0=0%/外国籍 検体 377 陽性 0=0%
台  湾:合計 検体 589、陽性 0=0%
  日本国籍 検体 419 陽性 0=0%/外国籍 検体 170 陽性 0=0%

罹患率の高い国
アフガニスタン:合計 検体 4、陽性 1=25.00%
  日本国籍 検体 2 陽性 0=0%/外国籍 検体 2 陽性 1=50.00%
キルギス:合計 検体 4、陽性 1=25.00%
  日本国籍 検体 2 陽性 1=50.00%/外国籍 検体 2 陽性 0=0%
ドミニカ共和国:合計 検体 8、陽性 1=12.50%
  日本国籍 検体 6 陽性 1=16.67%/外国籍 検体 2 陽性 0=0%
モロッコ:合計 検体 15、陽性 1=6.67%
  日本国籍 検体 6 陽性 0=0%/外国籍 検体 9 陽性 1=11.11%
スリランカ:合計 検体 40、陽性 1=2.50%
  日本国籍 検体 21 陽性 0=0%/外国籍 検体 19 陽性 1=5.26%


毎日の個別発表との誤差状況(6月6日〜6月12日)
(A)週間発表(今回の滞在国・地域ごとの検査実績発表):17人
(B)毎日発表:16人中非公表0人(複数国滞在者1人=ドミニカ共和国/米国)

 (誤差が出ている国)Aが超過していると非公表の可能性有
 誤差なし


水際対策(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/kansenkakudaiboushi-iryouteikyou.html#h2_7


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6月2週入国_検体数やや増

◇空港検疫 6月2週目検体数(≒入国者数) 検体数はやや増加

検体数≒入国者数のほぼ判明している状態が22週目に突入


厚生労働省(厚労省)は25日、空港検疫での新型コロナウイルス感染症(COVID-19)検査状況の6月2週目(6月6日〜6月12日)分の速報値を発表しました。この数字から行動歴別の入国者数が推定できます。

厚労省の速報は、週間の検体数と陽性者数を、日本国籍者、外国籍者別に、滞在国ごとに出した非常に細かいデータです。
1月9日から全入国者が検査対象となったため、COVID-19パンデミック後初めて検査数≒入国者数となっています。複数回検査する人や14日以内に複数国滞在した人もいるので、厳密には=ではありませんし、乗員は対象外ですが、検査数が入国者数に限りなく近づきました。

今回発表は、一週間分に過ぎませんが、これまで確認することが出来なかった、行動歴別のほぼ正確な入国者数が22週連続で判明しています。
ここのところ強制隔離(入国時と3日後の2回、または、6日後加えた3回、または、さらに10日後加えた4回)対象者が増加しているので、検体数>入国者数になっているものと推定されます。ご注意ください。

検体数はやや増加
6月2週目は、検査数は16,515件(前週比+449件)とやや増加しています。
日本国籍者は10,157件(前週比+398件)、外国籍者は6,358件(前週比+51件)で、日本国籍者の方が増加割合が多いです。

検体数の多い国は減少した国が多い
国別で見ると、最も入国が多かったのは米国で5,494件(前週比-442件)でした。先週に引き続き二番目は中国で1,881件(前週比+497件)、三番目はフィリピンで1,106件(前週比-86件)、四番目は韓国で670件(前週比-60件)。五番目は台湾で589件(前週比-20件)でした。
インドが480件(前週比+157件)と早くもリバウンド増加に転じて六番目。七番目はインドネシアで472件(前週比-93件)、八番目はタイで446件(前週比-94件)でした。
九番目はベトナムが354人(前週比+33件)と2週連続の増加。十番目は英国で329件(前週比-22件)でした。

デルタ株等で一時大騒ぎとなったネパールは9件(前週比-16件)、アフガニスタンは4人(前週比-34人)と軒並み減っています。

キルギスが4件(前週比-56件)、ラオス29件(前週比皆増)などが目を引きました。

この週は、検体数(≒入国者数)が減った国と増えた国がバラバラでしたが、検体数の多い国は減少した国が多い印象でした。

日本国籍者の増加が目立つ
日本人が多いのは、上位十位までの国では、米国、台湾、インド、タイ、英国でした。
米国は相変わらず日本人が多く、日本国籍者4,370件・外国籍者1,124件で、日外ともに減少。
台湾は、日本国籍者419件・外国籍者170件で、日本国籍者は減少、外国籍者は増加です。
インドは、日本国籍者331件・外国籍者149件で、日本国籍者が大きく増加しています。
タイは、日本国籍者323件・外国籍者123件で、日本国籍者の減少がほとんどです。
英国は、日本国籍者245件・外国籍者84件。前週と同レベルでした。

日本人と外国人が同じくらいなのは、上位十位までの国では、韓国、インドネシア、ベトナムでした。
韓国は、日本国籍者293件・外国籍者377件。日本国籍者はやや増加、外国籍者が大きく減っています。
インドネシアは、日本国籍者232件・外国籍者240件で、外国籍者の減少がほとんどです。
ベトナムは、日本国籍者149件・外国籍者205件で、差が広がっています。

外国人が多いのは、上位十位までの国では、中国、フィリピンでした。
中国は日本国籍者755件・外国籍者1,126件と外国籍者が急増しています。
外国人がずっと多いままの筆頭は相変わらずフィリピンで、日本国籍者144件・外国籍者962件です。

この他、十位以内に入っていませんが、11位のロシアは日外同程度ですが、12位のドイツ、13位のフランス、14位のメキシコ、14位のシンガポールは日本国籍者の方が多い状況です。

なお、10日間強制隔離になっていた7か国のうち上記以外の4か国は、
 バングラデシュ 64件(前週比+45件)=日外ともに増加
 パキスタン 70件(前週比-6件)=日本国籍者倍増、外国籍者半減
 スリランカ 40件(前週比+19件)=日本国籍者が多く増加
 モルディブ 6件(前週比-3件)
でした。いつも通り、国によって要因がややバラけています。

・高感染国が多い欧米からの入国は、日本人が多い
・南アジアからは圧倒的に外国人が多い。→インドとバングラデシュは再増加局面(バングラデシュは13日から6日間強制隔離に緩和)・ネパールは戻らず、パキスタンとスリランカは横ばいといった印象でしょうか。

といった傾向になっています。

罹患状況などの詳細の分析は別途で記事にします。

水際対策(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/kansenkakudaiboushi-iryouteikyou.html#h2_7


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