2021年07月17日

空港検疫7/17_多数国確認

◇空港検疫 多数国から感染確認もインドネシアは複数 7月17日発表分

厚生労働省(厚労省)は7月17日現在の、空港検疫を含めた最新の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の状況を発表しました。
空港検疫の数字は、2020年4月3日午前0時から症状の有無や濃厚接触の有無、ワクチン摂取状況等に関係なく、上陸拒否国からの入国者全員検査を実施しています。さらに2021年1月9日午前0時からは非上陸拒否国も含めた入国者全員検査を、緊急事態宣言中限定として臨時的に実施しており、いま日本で唯一正確な罹患率を把握できます。


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7月17日現在
無症状率 89.8%[急激悪化中]
罹 患 率 0.393%

▲国際線到着空港は東京都内より6.8倍も危険!

(比較用)東京都 現罹患率:0.057%=要治療8,078人/人口13,957,977人(2021年6月)

(比較用)東京都:罹患率1.337%=感染186,698人、死亡率0.0164%=死亡2,267人/人口13,957,977人(2021年6月)←[緊急事態宣言発令中の危険都市/急増中]
(比較用)タンザニア:罹患率0.000%=感染509人、死亡率0.0000%=死亡21人/人口約5,800万人(2019年)←[昨年春以降ほぼゼロの国]※ロイター公式サイトが分かりやすいです。 https://graphics.reuters.com/world-coronavirus-tracker-and-maps/ja/countries-and-territories/tanzania/


※罹患率は空港検疫の全員検査開始後の概要発表分を元に算出しています。
※無症状率は空港検疫の全員検査の詳細結果発表分を元に算出しています。
両数値は、元にしている数値に若干の差異があります。
また、海外で感染した人や有症状の人はそもそも海外から飛行機に乗ることができないため、実際の罹患率や隠れ感染者数は算出された数値より高く、実際の無症状率や無症状病原体保有者数は算出された数値より低いと考えられます。
あくまでも参考程度にお考え下さい。



空港検疫 全員検査結果(7月15日到着分までが反映されていると推定)
2日遅れで情報が反映していると思われる概要結果は以下の通りです。
4月30日発表分までは別にまとめています。

2020年04月04日〜2021年06月30日:https://johokotu.seesaa.net/article/482404815.html

2020年04月04日〜2021年07月01日:対象766,797人、陽性3,057人/罹患率0.398%※海港検疫含む
2020年04月04日〜2021年07月02日:対象769,721人、陽性3,062人/罹患率0.397%
2020年04月04日〜2021年07月03日:対象773,213人、陽性3,073人/罹患率0.397%
2020年04月04日〜2021年07月04日:対象777,092人、陽性3,087人/罹患率0.397%
2020年04月04日〜2021年07月05日:対象780,144人、陽性3,096人/罹患率0.396%
2020年04月04日〜2021年07月06日:対象784,338人、陽性3,105人/罹患率0.395%
2020年04月04日〜2021年07月07日:対象786,770人、陽性3,116人/罹患率0.396%※海港検疫含む
2020年04月04日〜2021年07月08日:対象789,196人、陽性3,127人/罹患率0.396%
2020年04月04日〜2021年07月09日:対象792,001人、陽性3,134人/罹患率0.395%
2020年04月04日〜2021年07月10日:対象795,352人、陽性3,152人/罹患率0.396%
2020年04月04日〜2021年07月11日:対象799,246人、陽性3,158人/罹患率0.395%
2020年04月04日〜2021年07月12日:対象802,819人、陽性3,168人/罹患率0.394%
2020年04月04日〜2021年07月13日:対象807,551人、陽性3,181人/罹患率0.393%※海港検疫含む
2020年04月04日〜2021年07月14日:対象810,617人、陽性3,190人/罹患率0.393%
2020年04月04日〜2021年07月15日:対象814,459人、陽性3,212人/罹患率0.394%
2020年04月04日〜2021年07月16日:対象818,334人、陽性3,222人/罹患率0.393%

2020年04月04日〜2021年07月17日:対象822,725人、陽性3,235人/罹患率0.393%

7月15日(木)分と思われる検査件数は4,391件と、四千件を超えました。超増加が続いています。
感染者は13人増加。罹患率は横ばいでした。検体数が多いので、ジリジリ薄まってきています。
※2021年1月9日到着分(2021年1月11日発表分)から全入国者に対する検査が開始されており、検査数≒入国者数の状況です。(ただし、三日間の強制隔離対象国が徐々に増えてきており、入国直前と三日後の二回検査を受けている人が増加しています。検査数>入国者数に少し偏っていると考えられます。=実際の罹患率は上記数値よりも悪いと思われます。)

新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について(令和3年7月17日版)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_19938.html














空港検疫検査 到着日別詳細結果(7月16日到着分までが反映と推定、下記の数字には海港検疫の数は含めていません)
1日遅れで情報が反映していると思われる空港検疫の詳細も発表されています。
4月30日到着分までは、別にまとめています。

2020年04月03日〜2021年06月30日:https://johokotu.seesaa.net/article/482404815.html

07月01日:症状 有3 無4=陽性7人 3087・3088・3093・3094・3095・3124・3129
07月02日:症状 有7 無11=陽性18人 3096・3098・3099・3100・3101・3102・3103・3104・3105・3106・3107・3108・3109・3130・3131・3133・3134・3145
07月03日:症状 有4 無7=陽性11人 3110・3111・3114・3115・3116・3117・3118・3119・3120・3144・3145
07月04日:症状 有3 無5=陽性7人 3121・3122・3125・3126・3154・3157・3235・3236
07月05日:症状 有3 無12=陽性15人 3127・3128・3132・3135・3136・3137・3138・3139・3140・3166・3167・3169・3170・3171・3172
07月06日:症状 有5 無5=陽性10人 3141・3142・3143・3147・3148・3149・3152・3165・3179・3180
07月07日:症状 有0 無5=陽性5人 3150・3151・3153・3155・3156
07月08日:症状 有2 無15=陽性17人 3158・3159・3160・3161・3162・3163・3164・3168・3173・3174・3175・3176・3177・3193・3194・3241・3242
07月09日:症状 有1 無7=陽性8人 3178・3181・3182・3184・3206・3208・3209・3210

07月10日:症状 有3(+1) 無12=陽性15人 3183・3185・3186・3187・3188・3189・3190・3200・3219・3220・3221・3222・3223・3225・3263
 [空港別] 成田5・羽田6(+1)・中部3・福岡1
 [男女別] 男12・女3(+1)
 [年代別] 10代下1・20代3・30代5(+1)・40代3・50代2・60代1・70代0・80代上0
 [渡航元] フィリピン3・インドネシア6(+1)・ミャンマー1・ロシア3・米国1・ブラジル1
 [居住地] 山形1・宮城1・埼玉1・千葉2・東京4・神奈川1・愛知1・福岡1・非公表3(+1)
07月11日:症状 有5 無11=陽性16人 3191・3192・3195・3196・3197・3198・3199・3201・3202・3203・3204・3234・3237・3238・3239・3240
 [空港別] 成田9・羽田3・関空4
 [男女別] 男13・女3
 [年代別] 10代下1・20代3・30代3・40代6・50代0・60代1・70代0・80代上0
 [渡航元] フィリピン1・インドネシア8・UAE1・ロシア2・ナイジェリア1・ザンビア1・米国2
 [居住地] 北海道2・東京4・神奈川3・京都1・大阪1・奈良1・兵庫2・非公表2
07月12日:症状 有3 無5=陽性8人 3205・3207・3211・3212・3213・3214・3249・3250
 [空港別] 成田2・羽田3・中部1・関空2
 [男女別] 男6・女2
 [年代別] 10代下0・20代1・30代2・40代2・50代1・60代1・70代1・80代上0
 [渡航元] フィリピン1・インドネシア3・ロシア1・英国1・米国1・メキシコ1
 [居住地] 栃木1・埼玉1・東京1・愛知3・兵庫2
07月13日:症状 有4(+1) 無12(+3)=陽性16人 3215・3219・3217・3218・3224・3226・3227・3228・3229・3230・3231・3232・3260・3262・3266・3267
 [空港別] 成田12(+3)・羽田4(+1)
 [男女別] 男13(+3)・女3(+1)
 [年代別] 10代下3(+1)・20代3・30代3(+1)・40代5(+2)・50代2・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] フィリピン1(+1)・インドネシア6(+2)・英国3(+1)・ギニア1・モザンビーク1・米国4
 [居住地] 青森1・群馬1(+1)・埼玉1(+1)・千葉7(+1)・東京3(+1)・神奈川2・非公表1
07月14日:症状 有5 無5(+1)=陽性10人 3233・3243・3244・3245・3246・3253・3254・3255・3256・3274
 [空港別] 成田8(+1)・関空1・鹿児島1
 [男女別] 男9(+1)・女1
 [年代別] 10代下0・20代2・30代1・40代4・50代2・60代0・70代0・80代上1(+1)
 [渡航元] ミャンマー1・インドネシア4・インドネシア/マレーシア1・UAE1・ギリシャ1・米国1・ブラジル1(+1)
 [居住地] 栃木1(+1)・千葉2・東京1・神奈川2・大阪1・長崎1・非公表1
07月15日:症状 有1 無5=陽性6人 3247・3248・3251・3252・3257・3258
 [空港別] 成田3・羽田3
 [男女別] 男4・女2
 [年代別] 10代下1・20代0・30代2・40代2・50代0・60代1・70代0・80代上0
 [渡航元] インドネシア2・カザフスタン/トルコ1・ナイジェリア1・セネガル1・パナマ1
 [居住地] 千葉1・東京3・非公表2
07月16日:症状 有0 無9(+8)=陽性9人 3259・3261・3264・3265・3268・3269・3270・3271・3272
 [空港別] 成田3(+3)・羽田5(+4)・関空1(+1)
 [男女別] 男6(+5)・女3(+3)
 [年代別] 10代下0・20代2(+1)・30代2(+2)・40代2(+2)・50代2(+2)・60代0・70代1(+1)・80代上0
 [渡航元] フィリピン1(+1)・インドネシア1・イラン1(+1)・ウズベキスタン1(+1)・タジキスタン1(+1)・英国1(+1)・タンザニア1(+1)・米国1(+1)・キューバ1(+1)
 [居住地] 東京4(+4)・神奈川1(+1)・大阪2(+1)・山口1(+1)・非公表1(+1)
07月17日:症状 有0 無1=陽性1人 3273
 [空港別] 成田1
 [男女別] 男1・女0
 [年代別] 10代下0・20代1・30代0・40代0・50代0・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] チェコ1
 [居住地] 東京1


合計15人の陽性確認が発表されました。
2020年4月3日0時の全員検査開始後に判明した陽性者は2021年7月17日までの469日間で3,194人になりました。
3,194人のうち有症状は2人増えて325人です。無症状は2,869人で、無症状率は89.8%です。ここのところ有症状者が激増しており、無症状率が一気に悪化しています。危険です。悪化している要因が不明ですが、どうしても日本に来なければならない事情を抱えた人が無理してでも来るというパターンが増えているのかもしれません。

本日発表分は、行動歴(渡航元)と居住地両方とも非公表者はいませんでした。
13日羽田着フィリピンから入国の群馬県居住男が10歳未満で、同行者がいる団体感染が疑われます。

有症状者が2人出ています。
13日羽田着英国から入国の埼玉県居住40代女が、発熱、頭痛、咳嗽症状です。
10日成田着インドネシアから入国の居住地非公表30代女が、発熱、咽頭痛症状です。
それぞれ3日後陽性、6日後陽性で、強制隔離中の発症とみられます。インドネシアからの有症状者が止まりません。また居住地非公表のトンデモナイ事例です。

強制隔離中の陽性とみられる事例は、6日後陽性に当たる7月10日着が1人、3日後陽性に当たる7月13日着が4人、7月14日着が1人と合計6人も出ています。インドネシアから3人、フィリピン、英国、ブラジルからそれぞれ1人です。
これで3日間強制隔離対象国が少し多めに増えた3月5日着から7月14日着までの132日間で、強制隔離中の陽性者は285人となりました。元々いるはずがない超稀な事例だったはずなのに、すり抜け直前の陽性確認があまりにも多すぎますね。

インドネシアは相変わらず勢いが止まりません。今日は少なめとはいえ、15人のうち3人確認されています。相変わらず、有症状者や隔離中発症事例が出ています。居住地非公表のトンデモナイ事例も1人います。
先月から激烈に悪化していますが、やっと9日から10日間強制隔離となりました。
しかし、9日着に続いて、今日も10日着、13日着の陽性者が確認されています。強制隔離は、入国者数を減らすという点では全く意味がないです。

新型コロナウイルス感染症の患者等の発生について(空港検疫)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_19939.html


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ラベル:検疫 感染症
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コロナ_搭乗前無料検査実施へ

◇新型コロナウイルス感染症 北海道・沖縄へ搭乗前に無料モニタリング検査実施へ

内閣官房は20日から、北海道・沖縄県内の空港へ向かう便の搭乗者を対象とした無料モニタリング検査を開始すると発表しました。

20日から始まるのは、成田国際、東京国際(羽田)、大阪国際(伊丹)、関西国際、福岡の5空港から北海道・沖縄県内の空港へ向かう便の搭乗者を対象とした無料モニタリング検査です。
対象路線の搭乗者のうち希望する人に無料でPCR検査・抗原定量検査を提供。「感染状況をモニタリングするとともに、そのデータを分析して早期に感染源を探知し、早期の対応につなげていく」としています。
期間限定の取り組みで、対象期間は7月20日〜8月31日までとしています。
検査実施には事前予約が必要です。

今回の検査は、木下グループ新型コロナPCR検査センターが協力しており、羽田、伊丹、福岡の3空港は空港内店舗で検査できます。空港内に同検査センターがない成田は羽田を含む都内6店舗、関空は伊丹の店舗を利用することになります。

北海道、沖縄と結ばれている空港はほかにもありますが、対象となるのは、5空港からの出発客のみとなります。(神戸すらも対象外)

航空便を使った長距離移動を巡っては、出発前に検査をしないために感染していることに気が付かずに搭乗し、移動先でウイルスを撒き散らす事例が何例も報告されています。昨年3月には、神戸→那覇線でクラスターも発生しており、事前検査での早期発見による感染拡大防止が期待されます。

北海道は、北海道への出発前の基本的な感染対策の徹底、体温チェックや必要に応じたPCR検査実施などの体調確認徹底、症状がある場合来道自粛を要請しています。
沖縄県は、出発地での事前のPCR検査を推奨。緊急事態宣言や沖縄県医療非常事態宣言が発令中と言うこともあり、不要不急の渡航自粛を要請しています。今回の検査も「やむを得ず移動する方々の安心を確保するため」としています。

羽田空港等から北海道・沖縄県内の空港へ向かう便の搭乗者を対象としたモニタリング検査(内閣官房公式サイト)
https://corona.go.jp/passengers_monitoring/


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公道最終も空港で聖火点灯

◇開幕直前東京2020 公道聖火リレー最終日も空港・ヘリポートで聖火点灯

東京2020オリンピック開幕まであと1週間を切り、聖火リレーも最後の総仕上げ段階となりました。16日には公道での実施は最後となる聖火リレーが東京都の島嶼部行われ、空を飛んだ聖火が空港でも点灯しました。

聖火リレーは15日と16日には東京都島嶼部に展開。都内で唯一となる公道でのリレーが行われました。16日は公道での実施の最終日。
八丈町のリレーでは、八丈島空港からリレーがスタート。島嶼部をリレーで結ぶ愛らんどシャトルのターミナルが大写しになる中、旧飛行場も通ってリレーが行われました。
その直後瞬間移動方式を採用して青ヶ島村では、青ヶ島ヘリポートからリレーがスタートしています。
ギリシャのオリンピアから空を飛んで運ばれてきた聖火が、離島の飛行場でも灯りました。

八丈町の聖火リレーは、ルートの多くが飛行場跡地近辺で行われました。残念ながらリレーに機影は写りませんでしたが、公道での最終日まで空港が注目されたリレーとなりました。

東京五輪は7月23日に開幕します。
7月21日からは、東京の島嶼部と航空定期便で毎日リレーされている調布飛行場跡地にある武蔵野の森総合スポーツプラザ、東京スタジアム、武蔵野の森公園で、バドミントン、近代五種、サッカー、7人制ラグビー、自転車競技も行われる予定です。

さらに、今回の東京2020オリンピックでは、東京国際空港、成田国際空港での入国者の動向が異常に注目を集めています。
良い意味でも悪い意味でも、ここまで空港が注目される五輪はかつてないですね、、、。

STAY HOMEの今は、聖火リレーを、空を超えて、お家で見て、空を飛んで行った気分に浸りませんか。
東北から全国をつないだリレーも、今日を入れてあと7日です。

東京2020オリンピック聖火リレーライブストリーミング7月16日(NHK公式サイト)
https://sports.nhk.or.jp/olympic/torch/events/20210716/


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posted by johokotu at 21:00| 東京 ☀| Comment(0) | ◆その他の話題 | 更新情報をチェックする

緊急警報!また2桁!!4日連続!!!

緊急警報! 危険、本日発表分二桁人数陽性確認!!4日連続、急激悪化中!!!

国際線到着空港 感染リスク急拡大中!!
ウイルス密輸緊急事態宣言状態!!


空港検疫での入国者に対する新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の全員検査で、本日発表分で二桁人数の感染が確認されました。

17日に、陽性が確認されたとして発表があったのは全部で15人です。7月16日到着分が8人、速報に近い7月17日到着分が1人出ました。そして、すり抜け予備群と言える6日後陽性の7月10日着が1人、3日後陽性の7月13日着が4人、7月14日着が1人出ています
有症状者も2人発生しています。

空港検疫でのCOVID-19感染確認の発表分で一日二桁人数となるのは、4日連続。7月に入ってからは2日に1回ペースを上回っています。
5月に少し下火になりつつありましたが、結局1か月も続かず、再び増加傾向となり、緊急事態宣言状態に完全に逆戻りしました。

入国者の感染が再び増加傾向に転じ始めました
国際線の発着する空港への不要不急の来港や
入国者のお迎え、入国者との接触はしばらく自粛しませんか


詳細は17日23時にアップ予定の日々の記事で書く予定です。

新型コロナウイルス感染症の患者等の発生について(空港検疫)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_19939.html


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ラベル:検疫 感染症
posted by johokotu at 19:00| 東京 ☀| Comment(0) | ◇COVID-19関連 | 更新情報をチェックする

入国者変異株新規 7/16発表

◇入国者変異株新規確認状況 7月16日追加発表分

厚生労働省(厚労省)は16日、変異株が確認されたことを発表しました。
空港検疫での陽性事例として117人が確認されています。


発表曜日が金曜日に統一されてきたようです。

新規確認
16日発表分は、入国者の空港検疫での陽性事例117人です。
・B.1.1.7系統の変異株(アルファ株)10人
・B.1.351系統の変異株(ベータ株)5人
・P.1系統の変異株(ガンマ株)2人
・B.1.617系統の変異株(デルタ株)100人

121人分発表されていますが、33例目、34例目、35例目は海港検疫発表分、46例目は海港検疫と思われる発表分のため、
今回集計から外しています。

過去訂正
過去発表のうち2人分が、「これまでの検体のゲノム情報をPANGO系統分類の更新後の定義等を用いて再分析を行ったところ、懸念される変異株(VOCs;Variant of Concern)に分類されなくなった」として「訂正」されています。
訂正なので、削除ではないと思われます。
・5月28日にプレスリリースした事例1
・6月11日にプレスリリースした事例1
2例ともアルファ株の事例です。

該当者未発見/未特定等
該当するものはありませんでした。


<入国者起因合計>
空港検疫が絡む日本国内の変異株確認者(7月16日発表分まで)
新規で117人増加しています。
 入国者起因とはっきりしているもの:少なくとも合計890人(+117人)
 うち入国者空港検疫での捕捉事例:808人(+117人)
 うち入国者空港検疫すり抜け事例:少なくとも50人
 うち入国者起因の市中二次感染事例:少なくとも30人
 うち入国者起因の市中三次感染事例:少なくとも2人

→これらを反映させた一覧は1週間に1回程度更新します。一覧表示は分離しています。
https://johokotu.seesaa.net/article/481724933.html


訂正対象事例
(今回懸念される変異株(VOCs)に分類されなくなった事例)
12月20日 1760 羽田 40代 男性 埼玉県 英国 無症状 α

1月9日 1996 成田 30代 男性 神奈川県 スリランカ 無症状 α?
1月9日 1997 成田 30代 男性 千葉県 スリランカ 無症状 α?
→上記2件のうちのいずれか片方のみ


新たに発表された変異株状況
左から、入国日 事例No 入国空港 年代 性別 居住地 行動歴 症状 変異株種類 強制隔離日数
※変異株種類 α:旧英国株、β:旧南ア株、γ:旧ブラジル株、δ:旧インド株
※強制隔離日数 数字無:入国時陽性、数字有:入国から日数後に陽性

6月19日 3016 成田 20代 男性 埼玉県 スウェーデン 無症状 δ
6月21日 3026 羽田 10歳未満 女性 非公表 インドネシア 無症状 δ
6月22日 3028 関空 20代 男性 三重県 インドネシア 無症状 δ
6月19日 3029 成田 40代 女性 群馬県 フィリピン 無症状 α 3
6月19日 3030 成田 10代 男性 神奈川県 フィリピン 咳嗽 β 3
6月22日 3032 関空 50代 女性 大阪府 アラブ首長国連邦 無症状 δ
6月23日 3033 羽田 10代 男性 非公表 フィリピン 無症状 α
6月23日 3034 成田 20代 男性 東京都 マレーシア 無症状 δ
6月23日 3035 成田 20代 男性 埼玉県 バングラデシュ 無症状 δ
6月23日 3036 関空 30代 男性 大阪府 インドネシア 無症状 δ
6月23日 3037 関空 20代 女性 大阪府 インドネシア 無症状 δ
6月23日 3038 仙台 30代 男性 非公表 - 発熱、咳嗽 δ
6月24日 3039 羽田 30代 男性 東京都 インドネシア 無症状 δ
6月24日 3040 羽田 20代 男性 東京都 インドネシア 無症状 δ
6月24日 3041 成田 40代 女性 東京都 キルギス 無症状 δ
6月22日 3043 関空 10代 女性 大阪府 ウクライナ 無症状 δ 3
6月22日 3045 羽田 10代 男性 東京都 英国 無症状 δ 3
6月22日 3046 羽田 20代 男性 非公表 スペイン 頭痛、咽頭痛、発熱 δ 3
6月25日 3047 羽田 30代 男性 東京都 キルギス 発熱、咳、咽頭痛等 δ
6月25日 3048 羽田 30代 男性 埼玉県 インドネシア 無症状 δ
6月25日 3049 羽田 40代 男性 愛媛県 米国 咳嗽、咽頭痛 α
6月25日 3051 成田 40代 男性 千葉県 モンゴル 無症状 α
6月25日 3053 成田 30代 男性 東京都 ザンビア 発熱、咳 δ
6月25日 3054 関空 20代 女性 島根県 ブラジル 無症状 γ
6月26日 3055 羽田 10代 女性 非公表 ロシア 無症状 δ
6月26日 3057 羽田 20代 男性 福岡県 英国 無症状 δ
6月27日 3058 成田 30代 男性 千葉県 インドネシア 無症状 δ
6月27日 3059 羽田 20代 男性 東京都 インドネシア 無症状 δ
6月27日 3060 成田 30代 女性 東京都 ネパール インド 無症状 δ
6月24日 3061 成田 30代 女性 神奈川県 フィリピン 無症状 δ 3
6月25日 3062 関空 20代 女性 熊本県 スペイン 無症状 α 3
6月27日 3063 羽田 10代 男性 非公表 フィリピン 無症状 β
6月27日 3064 羽田 10代 女性 非公表 フィリピン 無症状 β
6月27日 3065 成田 30代 男性 非公表 インドネシア 無症状 δ
6月27日 3066 成田 20代 女性 山梨県 ロシア 無症状 δ
6月27日 3068 関空 20代 男性 大阪府 フィリピン 無症状 α
6月27日 3069 関空 20代 男性 山口県 米国 無症状 α
6月25日 3071 関空 20代 男性 広島県 スペイン 無症状 α 3
6月25日 3072 関空 10代 男性 大阪府 スペイン 無症状 δ 3
6月28日 3075 羽田 40代 男性 東京都 インドネシア 無症状 δ
6月25日 3076 中部 60代 男性 福岡県 マレーシア 発熱、頭痛、倦怠感 δ 3
6月27日 3079 羽田 40代 男性 神奈川県 キルギス 無症状 β 3
6月26日 3080 羽田 10代 女性 東京都 英国 発熱、咽頭痛 δ 3
6月29日 3081 羽田 20代 女性 非公表 英国 発熱、咽頭痛 δ
6月30日 3083 成田 10代 男性 千葉県 インドネシア 発熱 δ
6月27日 3084 成田 20代 男性 東京都 ネパール 発熱、咽頭痛、頭痛、関節痛 δ 3
6月30日 3086 成田 30代 男性 東京都 バングラデシュ 発熱、咳嗽 δ
7月1日 3087 羽田 30代 男性 非公表 インドネシア 咳嗽、咽頭痛、倦怠感 δ
7月1日 3088 福岡 40代 男性 福岡県 インドネシア 無症状 δ
6月28日 3091 成田 30代 男性 東京都 米国 無症状 δ 3
7月1日 3093 関空 30代 男性 沖縄県 インドネシア 無症状 δ
7月1日 3094 関空 40代 男性 兵庫県 インドネシア 無症状 δ
7月1日 3095 関空 20代 男性 大阪府 インドネシア 無症状 δ
6月29日 3097 成田 40代 男性 大阪府 バングラデシュ 無症状 δ 3
7月2日 3098 羽田 40代 男性 愛知県 インドネシア 無症状 δ
7月2日 3099 羽田 40代 男性 東京都 インドネシア 無症状 δ
7月2日 3100 羽田 20代 女性 東京都 スペイン 発熱、頭痛 α
7月2日 3101 羽田 50代 男性 神奈川県 ナイジェリア 無症状 δ
7月2日 3102 羽田 40代 男性 東京都 ロシア 咳嗽、咽頭痛、倦怠感 δ
7月2日 3103 福岡 20代 女性 熊本県 フィリピン 無症状 α
7月2日 3104 羽田 10代 男性 新潟県 ロシア 発熱、咽頭痛、咳嗽、倦怠感 δ
7月2日 3106 成田 20代 女性 東京都 米国 発熱、咳嗽、頭痛 δ
7月2日 3107 成田 50代 男性 千葉県 ブラジル 無症状 γ
7月2日 3108 成田 20代 男性 千葉県 コンゴ民主共和国 無症状 δ
7月3日 3110 羽田 20代 男性 非公表 英国 無症状 δ
7月3日 3111 羽田 20代 女性 非公表 ロシア 無症状 δ
6月30日 3113 成田 20代 男性 神奈川県 カザフスタン 無症状 δ 3
7月3日 3114 福岡 30代 男性 福岡県 インドネシア 発熱 δ
7月3日 3115 福岡 20代 男性 福岡県 インドネシア 発熱、咳嗽 δ
7月3日 3116 関空 40代 男性 兵庫県 ガーナ 無症状 δ
7月3日 3117 羽田 10代 男性 京都府 英国 嗅覚異常、味覚異常 δ
7月3日 3118 羽田 40代 男性 非公表 ギニア 眼球結膜充血 δ
7月3日 3119 羽田 30代 男性 富山県 ギリシャ 無症状 δ
7月3日 3120 関空 40代 男性 大阪府 ミャンマー 無症状 δ
7月4日 3121 成田 20代 男性 非公表 インドネシア 無症状 δ
7月4日 3122 成田 30代 男性 非公表 インドネシア 無症状 δ
7月1日 3124 羽田 30代 男性 東京都 インドネシア 咳嗽、咽頭痛 δ 3
7月4日 3125 成田 40代 男性 東京都 バングラデシュ 発熱 δ
7月4日 3126 関空 30代 男性 大阪府 インドネシア 無症状 δ
7月5日 3127 成田 30代 男性 非公表 インドネシア 無症状 δ
7月5日 3128 成田 40代 男性 非公表 インドネシア 無症状 δ
7月1日 3129 福岡 50代 男性 非公表 タイ 発熱、頭痛 δ 3
7月2日 3131 成田 50代 男性 神奈川県 アラブ首長国連邦 無症状 δ 3
7月5日 3132 関空 30代 男性 兵庫県 スペイン 無症状 δ
7月2日 3133 羽田 60代 男性 長崎県 インドネシア 無症状 δ 3
7月2日 3134 羽田 40代 男性 千葉県 キルギス 咽頭痛 δ 3
7月5日 3136 成田 40代 男性 非公表 アルジェリア 無症状 δ
7月5日 3137 羽田 50代 男性 千葉県 インドネシア 咽頭痛、発熱 δ
7月5日 3138 羽田 10代 男性 東京都 英国 無症状 δ
7月5日 3139 羽田 40代 男性 千葉県 インドネシア 無症状 δ
7月5日 3140 羽田 50代 女性 東京都 インドネシア 頭痛 δ
7月6日 3141 成田 20代 男性 埼玉県 セネガル 無症状 δ
7月6日 3142 成田 40代 男性 広島県 インドネシア 無症状 δ
7月6日 3143 成田 40代 男性 非公表 インドネシア 無症状 δ
7月3日 3144 関空 70代 男性 大阪府 インドネシア 無症状 δ 4
7月3日 3146 関空 30代 男性 大阪府 アラブ首長国連邦 無症状 δ 4
7月6日 3147 羽田 20代 女性 京都府 マルタ 頭痛、咽頭痛 δ
7月6日 3148 羽田 50代 女性 非公表 タジキスタン 咳嗽、咽頭痛 δ
7月6日 3149 羽田 40代 男性 大阪府 ロシア 無症状 δ
7月7日 3150 成田 30代 男性 岐阜県 インドネシア 無症状 δ
7月7日 3151 成田 30代 男性 東京都 インドネシア 無症状 δ
7月6日 3152 成田 50代 男性 東京都 シエラレオネ 倦怠感 δ
7月7日 3153 関空 30代 男性 兵庫県 ミャンマー 無症状 δ
7月4日 3154 羽田 50代 女性 非公表 インドネシア 発熱、下痢 δ 3
7月7日 3155 羽田 20代 男性 神奈川県 英国 無症状 δ
7月7日 3156 羽田 10代 女性 非公表 英国 無症状 δ
7月4日 3157 羽田 30代 男性 非公表 インドネシア 無症状 δ 3
7月8日 3158 羽田 30代 男性 非公表 インドネシア 無症状 δ
7月6日 3165 羽田 50代 男性 神奈川県 タジキスタン 咳嗽 δ 3
7月5日 3167 羽田 10代 女性 東京都 インドネシア 咳嗽、下痢、咽頭痛 δ 3
7月8日 3168 羽田 10代 男性 東京都 英国 無症状 δ
7月5日 3169 成田 20代 男性 愛知県 アラブ首長国連邦 無症状 δ 3
7月5日 3171 中部 40代 女性 非公表 フィリピン 無症状 δ 3
7月5日 3172 中部 40代 女性 静岡県 フィリピン 無症状 β 3
7月8日 3173 羽田 20代 男性 千葉県 スペイン 咽頭痛 δ
7月4日 3235 羽田 30代 男性 神奈川県 インドネシア 発熱、咽頭痛 δ 10
7月4日 3236 羽田 20代 男性 広島県 インドネシア 無症状 δ 10

新型コロナウイルス感染症(変異株)の患者等の発生について(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_19924.html


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検疫週間速報6月5_日悪化/外改善

◇空港検疫(週間速報)6月5週目 日本国籍者は悪化、外国籍者は改善

厚生労働省(厚労省)は9日、空港検疫での新型コロナウイルス感染症検査状況の6月5週目(6月27日〜7月3日)分の速報値を発表しました。

厚労省の速報は、週間の検体数と陽性者数を、日本国籍者、外国籍者別に、滞在国ごとに出した非常に細かいデータです。2020年11月11日以降毎週金曜日に過去4週間分が発表されています。9日の公表で、2020年10月4日〜2021年7月3日分が公表されたことになります。
速報のため、日々の発表のデータとかなりのズレが生じてる場合もありますが、分析に活用できます。

[罹患状況推移分析] 日本国籍者は悪化、外国籍者は改善
2020年
10/04-10/10 検体12,421・陽性57=罹患率0.46%(日本国籍0.46%:外国籍0.46%)
10/11-10/17 検体 7,364・陽性24=罹患率0.33%(日本国籍0.29%:外国籍0.34%)
10/18-10/24 検体12,213・陽性46=罹患率0.38%(日本国籍0.39%:外国籍0.37%)
10/25-10/31 検体17,833・陽性47=罹患率0.26%(日本国籍0.22%:外国籍0.29%)
  <11/01〜入国者の多い低感染国9か国が検査解除>
11/01-11/07 検体10,589・陽性84=罹患率0.79%(日本国籍0.75%:外国籍0.83%)
11/08-11/14 検体10,823・陽性89=罹患率0.82%(日本国籍0.54%:外国籍1.02%)
11/15-11/21 検体11,627・陽性79=罹患率0.68%(日本国籍0.52%:外国籍0.79%)
11/22-11/28 検体13,789・陽性90=罹患率0.65%(日本国籍0.61%:外国籍0.65%)
11/29-12/05 検体14,226・陽性89=罹患率0.63%(日本国籍0.50%:外国籍0.74%)
12/06-12/12 検体16,488・陽性86=罹患率0.52%(日本国籍0.43%:外国籍0.64%)
12/13-12/19 検体18,554・陽性74=罹患率0.40%(日本国籍0.28%:外国籍0.62%)
12/20-12/26 検体18,835・陽性98=罹患率0.52%(日本国籍0.51%:外国籍0.54%)
12/27-01/02 検体13,123・陽性83=罹患率0.63%(日本国籍0.49%:外国籍0.75%)
2021年
01/03-01/09 検体14,098・陽性76=罹患率0.54%(日本国籍0.23%:外国籍0.72%)
  <01/09〜全入国者検査開始>
01/10-01/16 検体21,399・陽性67=罹患率0.31%(日本国籍0.31%:外国籍0.31%)
01/17-01/23 検体22,678・陽性41=罹患率0.18%(日本国籍0.31%:外国籍0.15%)
01/24-01/30 検体10,076・陽性25=罹患率0.25%(日本国籍0.12%:外国籍0.37%)
01/31-02/06 検体10,435・陽性20=罹患率0.19%(日本国籍0.13%:外国籍0.27%)
02/07-02/13 検体 9,423・陽性19=罹患率0.20%(日本国籍0.15%:外国籍0.26%)
02/14-02/20 検体 9,523・陽性19=罹患率0.20%(日本国籍0.11%:外国籍0.28%)
02/21-02/27 検体11,779・陽性23=罹患率0.20%(日本国籍0.22%:外国籍0.17%)
02/28-03/06 検体14,086・陽性29=罹患率0.21%(日本国籍0.16%:外国籍0.26%)
03/07-03/13 検体14,467・陽性27=罹患率0.19%(日本国籍0.14%:外国籍0.25%)
03/14-03/20 検体17,879・陽性49=罹患率0.27%(日本国籍0.20%:外国籍0.41%)
03/21-03/27 検体14,040・陽性42=罹患率0.30%(日本国籍0.15%:外国籍0.48%)
03/28-04/03 検体14,615・陽性70=罹患率0.48%(日本国籍0.24%:外国籍0.81%)
04/04-04/10 検体12,694・陽性62=罹患率0.49%(日本国籍0.16%:外国籍0.85%)
04/11-04/17 検体11,974・陽性74=罹患率0.62%(日本国籍0.40%:外国籍0.90%)
04/18-04/24 検体11,268・陽性60=罹患率0.53%(日本国籍0.26%:外国籍0.89%)
04/25-05/01 検体13,039・陽性95=罹患率0.73%(日本国籍0.29%:外国籍1.30%)
05/02-05/08 検体11,551・陽性82=罹患率0.71%(日本国籍0.25%:外国籍1.29%)
05/09-05/15 検体12,891・陽性50=罹患率0.39%(日本国籍0.23%:外国籍0.59%)
05/16-05/22 検体11,644・陽性39=罹患率0.33%(日本国籍0.33%:外国籍0.34%)
05/23-05/29 検体13,680・陽性32=罹患率0.23%(日本国籍0.19%:外国籍0.29%)
05/30-06/05 検体16,066・陽性40=罹患率0.25%(日本国籍0.14%:外国籍0.41%)
06/06-06/12 検体16,515・陽性17=罹患率0.10%(日本国籍0.08%:外国籍0.14%)
06/13-06/19 検体16,771・陽性44=罹患率0.26%(日本国籍0.18%:外国籍0.39%)
06/20-06/26 検体16,536・陽性45=罹患率0.27%(日本国籍0.19%:外国籍0.41%)

06/27-07/03 検体22,338・陽性60=罹患率0.27%(日本国籍0.24%:外国籍0.32%)

今週の検体数は、日外ともに急増。日外比率は1:0.59と前週レベルでした。
今週の陽性数は、日本国籍者13人増、外国籍者1人増。日外比率は1:0.82と日本国籍者の悪化が顕著です。

検査対象が全入国者になっています。検査数(≒入国者)の多さは、米国、中国、フィリピン、韓国、フランスの順でした。西欧・北米が増えています。
日本人は14,011件でした。ここのところ減少気味でしたが、12月4週目の12,354件を超えました。1万件突破は4週連続です。
外国人はここのところ大幅減少が継続していましたが、今週は2千人ほど増加しています。1月3週目に17,873件だったものが、今週は8,327件と半分程度まで戻しました。

前週と比べると、日本国籍者は、検査数が37%増加に対して陽性者数は65%増。外国籍者は検査数が32%増に対して陽性者数は4%増です。
この結果、罹患率は、日本国籍者は悪化し、外国籍者は大幅改善しています。

全体の罹患率は0.27%で3週連続ほぼ横ばいでした。
10月の4週間は日本国籍者と外国籍者の罹患率に差はなく0.35%程度でした。
その後半年以上細かいデータが出ていますが、外国籍者の方が罹患率が高く、日本国籍者は上下を繰り返してきた印象でした。
まだ0.2%台で何とかとどまっています。


[陽性者数多い国分析] 25か国/インドネシアだらけに
今週陽性者が確認されたのは、前週に続いて陽性者が出ているインドネシア、米国、ロシア、フィリピン、英国、アラブ首長国連邦(UAE)、バングラデシュ、ネパール、キルギス、インド、ブラジル、ギニアなどを含めて25か国からの入国者に陽性者が出ました。どんどん国数が増えています。感染悪化が世界に広がっている可能性が高いですね。
今週最も悪かったのは前週に引き続きインドネシアで17人(前週比+10人)。急激に悪化しています。入国者数は日本国籍者が大きく増えましたが、陽性者は10人が外国籍者です。
続いて米国が6人(前週比+5人)と大きく悪化しています。入国者数は日本国籍者が倍以上いますが、外国籍者4人です。
続いて、ロシアとフィリピンが4人で並んでいます。いずれも前週と同数です。フィリピンは全員外国籍者、ロシアは日本国籍者が3人です。
さらに、英国とUAEが前週と同じ3人。いずれも日本国籍者3人です。
2人出たのが4か国。バングラデシュ(前週比+1人)、ネパール(前週比-2人)、インド(前週比±0人)、キルギス(前週比+1人)と、10日強制隔離国が並んでいます。バングラデシュが2人とも日本国籍者である以外は、3か国とも日外1人ずつです。
残り15か国は1人ずつで、ギニア、ギリシャ、コンゴ民主共和国、スペイン、ミャンマーの5か国が外国籍者でした。
10日間強制隔離が関係する10か国のうち、陽性者が出なかったのは、スリランカ、モルディブ、パキスタン、アフガニスタン、ザンビアでした。

[罹患率高い国分析] 1%超えは25か国中16か国も、国際線到着空港は超危険
罹患率は、最も率が悪かったのは、コンゴ民主共和国で100.00%(検体1件中1人陽性=全員外国籍者)でした。
続いてネパール40.00%(検体5件中2人陽性=外国籍者検体1件中1人陽性)、キルギスが22.22%(検体9件中2人陽性=外国籍者検体1件中1人陽性)、タジキスタンが20.00%(検体5件中1人陽性=日本国籍者検体3件中1人陽性)、カザフスタンが12.50%(検体8件中1人陽性=日本国籍者検体4件中1人陽性)、ギニアで10.00%(検体10件中1人陽性=全員外国籍者)でした。
以上の6か国が二桁割合(10%以上)です。特にキルギスは4週連続、ギニアは2週連続で10%超えという非常に危険な状態です。アフリカ諸国や中央アジア諸国は元々の入国者数がごく少ないので、1人出ただけで率が一気に跳ね上がります。
この後は、グアテマラ7.14%(検体14件中1人陽性=日本国籍者検体11件中1人陽性)、ナイジェリア4.35%(検体23件中1人陽性=日本国籍者検体6件中1人陽性)、バングラデシュ3.28%(検体61件中2人陽性=日本国籍者検体46件中2人陽性)、インドネシア2.41%(検体705件中17人陽性=外国籍者検体301件中10人陽性)、ガーナ2.27%(検体44件中1人陽性=日本国籍者検体22件中1人陽性)、ロシア1.63%(検体245件中4人陽性=日本国籍者検体84件中3人陽性)、ギリシャ1.52%(検体66件中1人陽性=外国籍者検体52件中1人陽性)、エジプト1.52%(検体66件中1人陽性=日本国籍者検体43件中1人陽性)、ミャンマー1.43%(検体70件中1人陽性=外国籍者検体61件中1人陽性)、インド1.02%(検体196件中2人陽性=日本国籍者検体55件中1人陽性)と続きました。
1%超えは以上の16か国でした。南アジア〜中央アジア〜アフリカにかけてが多いですが、その他の国もポツポツ出始めています。

前述のキルギス、ギニアのほか、ネパール、バングラデシュ、インドネシア、ロシアが連続で1%超えの異常状態でした。

[航空便利用者数分析] 利用者は急増
合計の利用者数は30,805人(前週比+5,171人)と急増しています。日本行が丸々増えた感じです。
最多は米国便で8,645人(前週比+1,022人)、フィリピン便が3,056人(前週比-101人)と続いています。

増加している国が多い状況でした。
増加している国:最も人数が増えたのは、米国便で8,645人(前週比+1,022人)。続いてシンガポール便1,577人(前週比+650人)、フランス便1,478人(前週比+491人)など大幅に増えている国が多かったです。
皆増した国:ありませんでした。

減少している国:最も人数が減ったのは、ベトナム便で990人(前週比-164人)でした。
皆減した国:ネパール127人減、モンゴル102人減、ミャンマー57人減。

注目なのがネパール直行便です。前週に7週間ぶりに直行便が再開しましたが、今週は運航されませんでした。入国者は急減しました。しかし2人も陽性というリバウンド状態になっています。

変異株で騒ぎになっている英国直行便は629人(前週比+145人)で増加気味です。


毎週データは更新されているようですので、今後も注視していきます。

週間速報内容
06/27-07/03
全検査
合計 検体22,338陽性60 0.27%
日本 検体14,011陽性33 0.24%
外国 検体 8,327陽性27 0.32%↓


検体数の多い国
米  国:合計 検体6,649、陽性 6=0.09%
  日本国籍 検体4,983 陽性 2=0.04%/外国籍 検体1,666 陽性 4=0.24%
中  国:合計 検体2,173 陽性 0=0%
  日本国籍 検体 964 陽性 0=0%/外国籍 検体1,209 陽性 0=0%
フィリピン:合計 検体1,322、陽性 4=0.30%
  日本国籍 検体 167 陽性 0=0%/外国籍 検体1,155 陽性 4=0.34%
韓  国:合計 検体 924、陽性 0=0%
  日本国籍 検体 365 陽性 0=0%/外国籍 検体 559 陽性 0=0%
フランス:合計 検体 838、陽性 1=0.12%
  日本国籍 検体 681 陽性 1=0.14%/外国籍 検体 157 陽性 0=0%

罹患率の高い国
コンゴ民主共和国:合計 検体 1、陽性 1=100.00%
  日本国籍 検体 0 陽性 0=0%/外国籍 検体 1 陽性 1=100.00%
ネパール:合計 検体 5、陽性 2=40.00%
  日本国籍 検体 4 陽性 1=25.00%/外国籍 検体 1 陽性 1=100.00%
キルギス:合計 検体 9、陽性 2=22.22%
  日本国籍 検体 8 陽性 1=12.50%/外国籍 検体 1 陽性 1=100.00%
タジキスタン:合計 検体 5、陽性 1=20.00%
  日本国籍 検体 3 陽性 1=33.33%/外国籍 検体 2 陽性 0=0%
カザフスタン:合計 検体 8、陽性 1=12.50%
  日本国籍 検体 4 陽性 1=25.00%/外国籍 検体 4 陽性 0=0%


毎日の個別発表との誤差状況(6月27日〜7月3日)
(A)週間発表(今回の滞在国・地域ごとの検査実績発表):60人
(B)毎日発表:59人中非公表0人(複数国滞在者1人=ネパール/インド)←清水着の米国1人含む

 (誤差が出ている国)Aが超過していると非公表の可能性有
 ・フランス Aが1人・Bが2人(Bが1人超過)
 ・インド Aが2人・Bが1人(Aが1人超過)


水際対策(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/kansenkakudaiboushi-iryouteikyou.html#h2_7


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ラベル:検疫 感染症
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6月5週入国_検体数急増

◇空港検疫 6月5週目検体数(≒入国者数) 検体数は急増、西欧や北米が目立って増加中

検体数≒入国者数のほぼ判明している状態が25週目に突入


厚生労働省(厚労省)は16日、空港検疫での新型コロナウイルス感染症(COVID-19)検査状況の6月5週目(6月27日〜7月3日)分の速報値を発表しました。この数字から行動歴別の入国者数が推定できます。

厚労省の速報は、週間の検体数と陽性者数を、日本国籍者、外国籍者別に、滞在国ごとに出した非常に細かいデータです。
1月9日から全入国者が検査対象となったため、COVID-19パンデミック後初めて検査数≒入国者数となっています。複数回検査する人や14日以内に複数国滞在した人もいるので、厳密には=ではありませんし、乗員は対象外ですが、検査数が入国者数に限りなく近づきました。

今回発表は、一週間分に過ぎませんが、これまで確認することが出来なかった、行動歴別のほぼ正確な入国者数が25週連続で判明しています。
ここのところ強制隔離(入国時と3日後の2回、または、6日後加えた3回、または、さらに10日後加えた4回)対象者が増加しているので、検体数>入国者数になっているものと推定されます。ご注意ください。

検体数は急増
6月5週目は、検査数は22,338件(前週比+5,801件)と急増しています。
日本国籍者は14,011件(前週比+3,805件)、外国籍者は8,327件(前週比+1,996件)で、いずれも急増でした。

西欧・北米からの入国が急増、ネパールは直行便なく再び1桁
国別で見ると、入国者数最多は米国で6,649件(前週比+1,556件)でした。二番目は中国で2,173件(前週比+459件)、三番目はフィリピンで1,322件(前週比+114件)、四番目は韓国で924件(前週比+227件)。ここまでは前週と同順で、五番目はフランスが838件(前週比+441件)と倍増以上の伸びを見せています。

六番目は英国で721件(前週比+255件)と目に見えて増加しています。七番目はタイで709件(前週比+294件)、八番目はインドネシアが705件(前週比+150件)です。
九番目はドイツで703件(前週比+323件)と倍近い増加。十番目はカナダで640件(+342件)とこちらも倍以上の増加でした。

前々週から急に増え始めた西欧や北米からの入国者が一気に増えています。オランダやオーストリア、スイスも100人前後の増加中です。フランスは日本国籍者が目立って増えている一方、英国は外国籍者の方が増加が大きいです。長期休暇前の入国ラッシュに加え、五輪需要が始まりましたでしょうか。
特別便でもめている感染状態の悪いインドネシアはそれほど伸びませんでした。感染状態だけ加速的に増えている印象です。
フランスは、7月9日から強制隔離がなくなっているため、入国者が増えているものと推定されます。

デルタ株等で一時大騒ぎとなったアフガニスタンは4人(前週比-4人)とどんどん減っています。
先週ついに再発したネパールは5件(前週比-129件)と再び激減しました。要因は直行便が飛ぶか飛ばないかですね。
インドは196件(前週比-31件)で減少しています。

このほかでは、モンゴル10件(前週比-94件)の急減などが目を引きました。こちらも2週間おきの直行便が飛ぶか飛ばないかですね。

この週は、検体数(≒入国者数)が増えた国の方が多い印象でした。

日本国籍者の動向が大きく左右
日本人が多いのは、上位十位までの国では、米国、フランス、英国、タイ、インドネシア、ドイツ、カナダでした。
米国は、日本国籍者4,983件・外国籍者1,666件と日本国籍者が大きく増加しています。
フランスは、日本国籍者681件・外国籍者157件で、日本国籍者の増加が大部分を占めています。
英国は、日本国籍者424件・外国籍者297件。外国籍者の方が大きく増加しています。
タイは、日本国籍者560件・外国籍者149件で、日本国籍者の増加がほとんどです。
インドネシアは日外同じくらいの傾向がずっと続いていましたが、日本国籍者404件・外国籍者301件と、日本国籍者が主に増加。緊急帰国が増えていると推定されます。
ドイツは、日本国籍者493件・外国籍者210件と、日外ともに増加。
カナダは、日本国籍者543件・外国籍者97件と日本国籍者が著しく増加しています。

日本人と外国人が同じくらいなのは、上位十位までの国では、該当国はありませんでした。

外国人が多いのは、上位十位までの国では、中国、フィリピン、韓国でした。
中国は日本国籍者964件・外国籍者1,209件で、日外ともに増加しています。
外国人がずっと多いままの筆頭は相変わらずフィリピン。日本国籍者167件・外国籍者1,155件で、さらに差が開いています。
韓国は、日本国籍者365件・外国籍者559件と外国籍者が目立って増加しました。

この他、十位以内に入っていませんが、11位の台湾と13位のアラブ首長国連邦、14位のメキシコは日本国籍者の方が多く、15位のスペインは日外同数程度、12位のブラジルは外国籍者の方が多かったです。ブラジルは一気に外国籍者が増えています。

なお、10日間強制隔離対象期間の関係する10か国のうち上記以外の6か国は、
 バングラデシュ 61件(前週比+11件)=ほぼ日本国籍者の増加
 パキスタン 56件(前週比+13件)=日外とも増加
 スリランカ 58件(前週比+31件)=ほぼ外国籍者の増加
 モルディブ 3件(前週比-2件)=日本国籍2・外国籍1
 キルギス 9件(前週比+1件)=外国籍者1人のみ
 ザンビア 9件(前週比+1件)=外国籍者1人のみ

でした。今回は日外状況がきれいに分かれました。

・高感染国が多い欧米からの入国は、日本人が多く、急増中
といった傾向になっています。

罹患状況などの詳細の分析は別途で記事にします。

水際対策(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/kansenkakudaiboushi-iryouteikyou.html#h2_7


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