2021年07月28日

空港検疫7/28_また尼10日後陽性

◇空港検疫 またインドネシアからの10日後陽性者出現 7月28日発表分

厚生労働省(厚労省)は7月28日現在の、空港検疫を含めた最新の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の状況を発表しました。
空港検疫の数字は、2020年4月3日午前0時から症状の有無や濃厚接触の有無、ワクチン摂取状況等に関係なく、上陸拒否国からの入国者全員検査を実施しています。さらに2021年1月9日午前0時からは非上陸拒否国も含めた入国者全員検査を、緊急事態宣言中限定として臨時的に実施しており、いま日本で唯一正確な罹患率を把握できます。


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7月28日現在
無症状率 89.6%[急激悪化中]
罹 患 率 0.386%

▲国際線到着空港は日本国内より11.3倍も危険!

(比較用)日本国内 現罹患率0.034%=要治療43,770人/人口約1億2547万人(2021年6月)

(比較用)日 本:罹患率0.703%=感染882,823人、死亡率0.0120%=死亡15,152人/約1億2547万人(2021年6月)←[緊急事態宣言発令中の危険都市/急増中]
(比較用)英 国:罹患率8.640%=感染5,771,732人、死亡率0.1939%=死亡129,591人/人口約6,680万人(2019年)←[爆増ピーク直後]※ロイター公式サイトが分かりやすいです。 https://graphics.reuters.com/world-coronavirus-tracker-and-maps/ja/countries-and-territories/united-kingdom/


※罹患率は空港検疫の全員検査開始後の概要発表分を元に算出しています。
※無症状率は空港検疫の全員検査の詳細結果発表分を元に算出しています。
両数値は、元にしている数値に若干の差異があります。
また、海外で感染した人や有症状の人はそもそも海外から飛行機に乗ることができないため、実際の罹患率や隠れ感染者数は算出された数値より高く、実際の無症状率や無症状病原体保有者数は算出された数値より低いと考えられます。
あくまでも参考程度にお考え下さい。



空港検疫 全員検査結果(7月26日到着分までが反映されていると推定)
2日遅れで情報が反映していると思われる概要結果は以下の通りです。
4月30日発表分までは別にまとめています。

2020年04月04日〜2021年06月30日:https://johokotu.seesaa.net/article/482404815.html

2020年04月04日〜2021年07月01日:対象766,797人、陽性3,057人/罹患率0.398%※海港検疫含む
2020年04月04日〜2021年07月02日:対象769,721人、陽性3,062人/罹患率0.397%
2020年04月04日〜2021年07月03日:対象773,213人、陽性3,073人/罹患率0.397%
2020年04月04日〜2021年07月04日:対象777,092人、陽性3,087人/罹患率0.397%
2020年04月04日〜2021年07月05日:対象780,144人、陽性3,096人/罹患率0.396%
2020年04月04日〜2021年07月06日:対象784,338人、陽性3,105人/罹患率0.395%
2020年04月04日〜2021年07月07日:対象786,770人、陽性3,116人/罹患率0.396%※海港検疫含む
2020年04月04日〜2021年07月08日:対象789,196人、陽性3,127人/罹患率0.396%
2020年04月04日〜2021年07月09日:対象792,001人、陽性3,134人/罹患率0.395%
2020年04月04日〜2021年07月10日:対象795,352人、陽性3,152人/罹患率0.396%
2020年04月04日〜2021年07月11日:対象799,246人、陽性3,158人/罹患率0.395%
2020年04月04日〜2021年07月12日:対象802,819人、陽性3,168人/罹患率0.394%
2020年04月04日〜2021年07月13日:対象807,551人、陽性3,181人/罹患率0.393%※海港検疫含む
2020年04月04日〜2021年07月14日:対象810,617人、陽性3,190人/罹患率0.393%
2020年04月04日〜2021年07月15日:対象814,459人、陽性3,212人/罹患率0.394%
2020年04月04日〜2021年07月16日:対象818,334人、陽性3,222人/罹患率0.393%
2020年04月04日〜2021年07月17日:対象822,725人、陽性3,235人/罹患率0.393%
2020年04月04日〜2021年07月18日:対象827,851人、陽性3,250人/罹患率0.392%
2020年04月04日〜2021年07月19日:対象833,741人、陽性3,260人/罹患率0.391%
2020年04月04日〜2021年07月20日:対象841,108人、陽性3,271人/罹患率0.388%
2020年04月04日〜2021年07月21日:対象846,190人、陽性3,286人/罹患率0.388%
2020年04月04日〜2021年07月22日:対象851,442人、陽性3,296人/罹患率0.387%
2020年04月04日〜2021年07月23日:対象856,588人、陽性3,306人/罹患率0.385%
2020年04月04日〜2021年07月24日:対象860,804人、陽性3,319人/罹患率0.385%
2020年04月04日〜2021年07月25日:対象864,519人、陽性3,325人/罹患率0.384%
2020年04月04日〜2021年07月26日:対象867,618人、陽性3,336人/罹患率0.384%
2020年04月04日〜2021年07月27日:対象871,636人、陽性3,367人/罹患率0.386%※海港検疫含む

2020年04月04日〜2021年07月28日:対象875,016人、陽性3,378人/罹患率0.386%

7月26日(月)分と思われる検査件数は3,380件と、三千件を超えました。夏休み需要なのか、あまり減らないですね。
陽性者は11人増加。罹患率は横ばいでした。

※2021年1月9日到着分(2021年1月11日発表分)から全入国者に対する検査が開始されており、検査数≒入国者数の状況です。(ただし、三日間の強制隔離対象国が徐々に増えてきており、入国直前と三日後の二回検査を受けている人が増加しています。検査数>入国者数に少し偏っていると考えられます。=実際の罹患率は上記数値よりも悪いと思われます。)

新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について(令和3年7月28日版)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_20165.html














空港検疫検査 到着日別詳細結果(7月27日到着分までが反映と推定、下記の数字には海港検疫の数は含めていません)
1日遅れで情報が反映していると思われる空港検疫の詳細も発表されています。
4月30日到着分までは、別にまとめています。

2020年04月03日〜2021年06月30日:https://johokotu.seesaa.net/article/482404815.html

07月01日:症状 有3 無4=陽性7人 3087・3088・3093・3094・3095・3124・3129
07月02日:症状 有7 無11=陽性18人 3096・3098・3099・3100・3101・3102・3103・3104・3105・3106・3107・3108・3109・3130・3131・3133・3134・3145
07月03日:症状 有4 無7=陽性11人 3110・3111・3114・3115・3116・3117・3118・3119・3120・3144・3145
07月04日:症状 有3 無5=陽性7人 3121・3122・3125・3126・3154・3157・3235・3236
07月05日:症状 有3 無12=陽性15人 3127・3128・3132・3135・3136・3137・3138・3139・3140・3166・3167・3169・3170・3171・3172
07月06日:症状 有5 無5=陽性10人 3141・3142・3143・3147・3148・3149・3152・3165・3179・3180
07月07日:症状 有0 無5=陽性5人 3150・3151・3153・3155・3156
07月08日:症状 有2 無15=陽性17人 3158・3159・3160・3161・3162・3163・3164・3168・3173・3174・3175・3176・3177・3193・3194・3241・3242
07月09日:症状 有1 無7=陽性8人 3178・3181・3182・3184・3206・3208・3209・3210
07月10日:症状 有3 無13=陽性16人 3183・3185・3186・3187・3188・3189・3190・3200・3219・3220・3221・3222・3223・3225・3263・3311
07月11日:症状 有5 無11=陽性16人 3191・3192・3195・3196・3197・3198・3199・3201・3202・3203・3204・3234・3237・3238・3239・3240
07月12日:症状 有3 無7=陽性10人 3205・3207・3211・3212・3213・3214・3249・3250・3283・3285
07月13日:症状 有4 無13=陽性17人 3215・3219・3217・3218・3224・3226・3227・3228・3229・3230・3231・3232・3260・3262・3266・3267・3297
07月14日:症状 有5 無6=陽性11人 3233・3243・3244・3245・3246・3253・3254・3255・3256・3274・3275

07月15日:症状 有2 無6=陽性7人 3247・3248・3251・3252・3257・3258・3319・3355
07月16日:症状 有2 無19=陽性21人 3259・3261・3264・3265・3268・3269・3270・3271・3272・3282・3292・3293・3294・3295・3296・3298・3299・3300・3303・3304・3332
07月17日:症状 有1 無10=陽性11人 3273・3276・3277・3278・3279・3280・3281・3289・3307・3308・3312
07月18日:症状 有2 無7(+1)=陽性9人 3284・3286・3287・3288・3289・3320・3321・3348・3392
 [空港別] 成田2・羽田7(+1)
 [男女別] 男8(+1)・女1
 [年代別] 10代下0・20代2・30代2・40代2(+1)・50代2・60代1・70代0・80代上0
 [渡航元] フィリピン1・インドネシア2(+1)・バングラデシュ1・ロシア1・イタリア1・モロッコ1・タンザニア1・米国1
 [居住地] 東京2・神奈川2(+1)・広島2・非公表2・日本1
07月19日:症状 有1 無8=陽性9人 3291・3301・3302・3305・3306・3328・3329・3333・3334
07月20日:症状 有2 無6=陽性8人 3309・3310・3313・3314・3315・3339・3376・3377
 [空港別] 成田5・羽田2・関空1
 [男女別] 男6・女2
 [年代別] 10代下2・20代2・30代2・40代2・50代0・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] インドネシア2・UAE1・キプロス2・スペイン1・英国1・ペルー1
 [居住地] 千葉1・東京3・奈良1・福岡1・非公表2
07月21日:症状 有2 無7=陽性9人 3316・3317・3318・3322・3323・3326・3327・3346・3347
 [空港別] 成田3・羽田2・中部1
 [男女別] 男8・女1
 [年代別] 10代下0・20代0・30代2・40代1・50代4・60代2・70代0・80代上0
 [渡航元] フィリピン4・インドネシア1・エジプト1・ソマリア1・メキシコ1・アルゼンチン1
 [居住地] 東京5・神奈川2・岐阜1・三重1
07月22日:症状 有1 無7=陽性7人 3324・3325・3330・3331・3335・3336・3356・3357
 [空港別] 成田2・羽田6
 [男女別] 男6・女2
 [年代別] 10代下1・20代1・30代1・40代2・50代1・60代2・70代0・80代上0
 [渡航元] タイ1・インドネシア2・トルコ1・ポーランド/ギリシャ1・英国1・南アフリカ1・プエルトリコ1
 [居住地] 埼玉2・東京3・福岡1・非公表2
07月23日:症状 有2 無5=陽性7人 3337・3338・3340・3341・3342・3375・3379
 [空港別] 成田4・羽田2・中部1
 [男女別] 男5・女2
 [年代別] 10代下0・20代2・30代3・40代2・50代0・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] フィリピン1・タジキスタン1・フランス1・スペイン1・セネガル1・米国1・エクアドル1
 [居住地] 北海道1・千葉1・東京3・神奈川1・愛知1
07月24日:症状 有1 無10(+2)=陽性11人 3343・3344・3345・3349・3350・3351・3352・3353・3384・3386・3388
 [空港別] 成田5(+1)・羽田5(+1)・関空1
 [男女別] 男8(+1)・女3(+1)
 [年代別] 10代下2(+1)・20代5(+1)・30代0・40代2・50代1・60代1・70代0・80代上0
 [渡航元] フィリピン1・インドネシア2(+1)・バングラデシュ1・トルコ2・英国2(+1)・米国1・メキシコ2
 [居住地] 千葉2・東京3・神奈川1・京都1・大阪1(+1)・非公表3(+1)
07月25日:症状 有2 無15(+1)=陽性17人 3354・3358・3359・3360・3361・3362・3363・3364・3365・3366・3367・3368・3369・3370・3371・3372・3391
 [空港別] 成田8(+1)・羽田9
 [男女別] 男11・女6(+1)
 [年代別] 10代下5(+1)・20代1・30代4・40代1・50代6・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] フィリピン1(+1)・インドネシア1・キルギス1・ロシア2・スペイン1・モロッコ1・ケニア1・モザンビーク1・ギニア1・米国7
 [居住地] 福島1・茨城1(+1)・埼玉1・東京5・神奈川6・三重1・長崎1・非公表1
07月26日:症状 有2 無5=陽性7人 3373・3374・3378・3380・3381・3382・3383
 [空港別] 成田2・羽田5
 [男女別] 男5・女2
 [年代別] 10代下0・20代1・30代2・40代2・50代2・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] タイ1・インドネシア1・イタリア2・英国1・米国2
 [居住地] 千葉1・東京3・神奈川1・非公表2
07月27日:症状 有0 無4(+3)=陽性4人 3385・3387・3389・3390
 [空港別] 成田1(+1)・羽田1(+1)・関空2(+1)
 [男女別] 男3(+2)・女1(+1)
 [年代別] 10代下2(+2)・20代1(+1)・30代0・40代1・50代0・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] インドネシア2(+1)・スペイン1(+1)・英国1(+1)
 [居住地] 愛知2(+1)・兵庫1(+1)・非公表1(+1)

合計7人の陽性確認が発表されました。
2020年4月3日0時の全員検査開始後に判明した陽性者は2021年7月27日までの479日間で3,312人になりました。
3,312人のうち有症状は344人です。無症状は2,968人で、無症状率は89.6%です。ここのところ有症状者が激増しており、無症状率が一気に悪化しています。危険です。悪化している要因が不明ですが、どうしても日本に来なければならない事情を抱えた人が無理してでも来るというパターンが増えているのかもしれません。

本日発表分は、行動歴(渡航元)と居住地両方とも非公表者はいませんでした。
24日羽田着英国から入国の居住地非公表女、27日羽田着英国から入国の居住地非公表女、27日関空着スペインから入国の兵庫県居住男が、それぞれ10歳未満で、同行家族がいる団体感染が疑われます。

強制隔離中の陽性とみられる事例は、10日後陽性に当たる7月18日着が1人、3日後陽性に当たる7月24日着が2人、7月25日着が1人と合計4人も出ています。インドネシアが2人、フィリピンと英国からそれぞれ1人です。
これで3日間強制隔離対象国が少し多めに増えた3月5日着から7月25日着までの143日間で、強制隔離中の陽性者は327人となりました。元々いるはずがない超稀な事例だったはずなのに、すり抜け直前の陽性確認があまりにも多すぎますね。

欧州から入国の10歳未満が増えてきました。家族ぐるみでの夏休み帰国が増えていると推定されます。英国の2人は居住地非公表のトンデモナイ事例です。

新型コロナウイルス感染症の無症状病原体保有者の発生について(空港検疫)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_20184.html


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ラベル:検疫 感染症
posted by johokotu at 23:00| 東京 ☀| Comment(0) | ◇COVID-19関連 | 更新情報をチェックする

粟国_7月バス便時刻変更

■粟国空港 アクセスバス便時刻変更(2021年7月)

07/28
◎粟国村コミュニティバス アニー号 浜コミュニティー→粟国港→粟国空港→西コミュニティー→浜コミュニティー( 4→ 0)


07月28日:
第一航空の定期チャーター便運航再開に合わせてコミュニティバスアニー号の空港乗り入れを再開します。

交通(アクセス)(粟国村公式サイト)
https://www.vill.aguni.okinawa.jp/sonsei/60.html


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posted by johokotu at 06:00| 東京 ☀| Comment(0) | 粟国空港 | 更新情報をチェックする

検疫週間速報7月1_日が外より悪化

◇空港検疫(週間速報)7月1週目 五輪のせい?外国籍者入国増加 インドネシア響き日本国籍者の陽性率が外国籍者を超える悪化状態

厚生労働省(厚労省)は26日、空港検疫での新型コロナウイルス感染症検査状況の7月1週目(7月4日〜7月10日)分の速報値を発表しました。

厚労省の速報は、週間の検体数と陽性者数を、日本国籍者、外国籍者別に、滞在国ごとに出した非常に細かいデータです。2020年11月11日以降毎週金曜日に過去4週間分が発表されています。26日の公表で、2020年10月4日〜2021年7月10日分が公表されたことになります。
速報のため、日々の発表のデータとかなりのズレが生じてる場合もありますが、分析に活用できます。

いつもは金曜日発表でしたが、4連休が挟まったせいか、今回は月曜日発表でした。

[罹患状況推移分析] 日本国籍者の罹患率が外国籍者より悪化
2020年
10/04-10/10 検体12,421・陽性57=罹患率0.46%(日本国籍0.46%:外国籍0.46%)
10/11-10/17 検体 7,364・陽性24=罹患率0.33%(日本国籍0.29%:外国籍0.34%)
10/18-10/24 検体12,213・陽性46=罹患率0.38%(日本国籍0.39%:外国籍0.37%)
10/25-10/31 検体17,833・陽性47=罹患率0.26%(日本国籍0.22%:外国籍0.29%)
  <11/01〜入国者の多い低感染国9か国が検査解除>
11/01-11/07 検体10,589・陽性84=罹患率0.79%(日本国籍0.75%:外国籍0.83%)
11/08-11/14 検体10,823・陽性89=罹患率0.82%(日本国籍0.54%:外国籍1.02%)
11/15-11/21 検体11,627・陽性79=罹患率0.68%(日本国籍0.52%:外国籍0.79%)
11/22-11/28 検体13,789・陽性90=罹患率0.65%(日本国籍0.61%:外国籍0.65%)
11/29-12/05 検体14,226・陽性89=罹患率0.63%(日本国籍0.50%:外国籍0.74%)
12/06-12/12 検体16,488・陽性86=罹患率0.52%(日本国籍0.43%:外国籍0.64%)
12/13-12/19 検体18,554・陽性74=罹患率0.40%(日本国籍0.28%:外国籍0.62%)
12/20-12/26 検体18,835・陽性98=罹患率0.52%(日本国籍0.51%:外国籍0.54%)
12/27-01/02 検体13,123・陽性83=罹患率0.63%(日本国籍0.49%:外国籍0.75%)
2021年
01/03-01/09 検体14,098・陽性76=罹患率0.54%(日本国籍0.23%:外国籍0.72%)
  <01/09〜全入国者検査開始>
01/10-01/16 検体21,399・陽性67=罹患率0.31%(日本国籍0.31%:外国籍0.31%)
01/17-01/23 検体22,678・陽性41=罹患率0.18%(日本国籍0.31%:外国籍0.15%)
01/24-01/30 検体10,076・陽性25=罹患率0.25%(日本国籍0.12%:外国籍0.37%)
01/31-02/06 検体10,435・陽性20=罹患率0.19%(日本国籍0.13%:外国籍0.27%)
02/07-02/13 検体 9,423・陽性19=罹患率0.20%(日本国籍0.15%:外国籍0.26%)
02/14-02/20 検体 9,523・陽性19=罹患率0.20%(日本国籍0.11%:外国籍0.28%)
02/21-02/27 検体11,779・陽性23=罹患率0.20%(日本国籍0.22%:外国籍0.17%)
02/28-03/06 検体14,086・陽性29=罹患率0.21%(日本国籍0.16%:外国籍0.26%)
03/07-03/13 検体14,467・陽性27=罹患率0.19%(日本国籍0.14%:外国籍0.25%)
03/14-03/20 検体17,879・陽性49=罹患率0.27%(日本国籍0.20%:外国籍0.41%)
03/21-03/27 検体14,040・陽性42=罹患率0.30%(日本国籍0.15%:外国籍0.48%)
03/28-04/03 検体14,615・陽性70=罹患率0.48%(日本国籍0.24%:外国籍0.81%)
04/04-04/10 検体12,694・陽性62=罹患率0.49%(日本国籍0.16%:外国籍0.85%)
04/11-04/17 検体11,974・陽性74=罹患率0.62%(日本国籍0.40%:外国籍0.90%)
04/18-04/24 検体11,268・陽性60=罹患率0.53%(日本国籍0.26%:外国籍0.89%)
04/25-05/01 検体13,039・陽性95=罹患率0.73%(日本国籍0.29%:外国籍1.30%)
05/02-05/08 検体11,551・陽性82=罹患率0.71%(日本国籍0.25%:外国籍1.29%)
05/09-05/15 検体12,891・陽性50=罹患率0.39%(日本国籍0.23%:外国籍0.59%)
05/16-05/22 検体11,644・陽性39=罹患率0.33%(日本国籍0.33%:外国籍0.34%)
05/23-05/29 検体13,680・陽性32=罹患率0.23%(日本国籍0.19%:外国籍0.29%)
05/30-06/05 検体16,066・陽性40=罹患率0.25%(日本国籍0.14%:外国籍0.41%)
06/06-06/12 検体16,515・陽性17=罹患率0.10%(日本国籍0.08%:外国籍0.14%)
06/13-06/19 検体16,771・陽性44=罹患率0.26%(日本国籍0.18%:外国籍0.39%)
06/20-06/26 検体16,536・陽性45=罹患率0.27%(日本国籍0.19%:外国籍0.41%)
06/27-07/03 検体22,338・陽性60=罹患率0.27%(日本国籍0.24%:外国籍0.32%)

07/04-07/10 検体23,362・陽性79=罹患率0.34%(日本国籍0.38%:外国籍0.29%)

今週の検体数は、日本国籍者は減少、外国籍者は増加。日外比率は1:0.87と外国籍者がぐっと増えました。
今週の陽性数は、日本国籍者15人増、外国籍者4人増。先週同様の増加状況です。日外比率は1:0.65と日本国籍者の急速な悪化が顕著です。

検査対象が全入国者になっています。検査数(≒入国者)の多さは、米国、中国、フィリピン、英国、フランスの順でした。西欧が増えています。
日本人は12,493件でした。前週より減っていますが、12月4週目の12,354件は超えています。1万件突破は5週連続です。
外国人はここのところ大幅減少が継続していましたが、先週に引き続き今週は2千人強増加しています。1月3週目に17,873件だったものが、今週は10,869件と6割を超えるまで戻しました。

前週と比べると、日本国籍者は、検査数が11%減少に対して陽性者数は45%増。外国籍者は検査数が31%増に対して陽性者数は15%増です。
この結果、罹患率は、日本国籍者は大幅悪化し、外国籍者は改善しています。

全体の罹患率は0.34%で4週ぶりに変化があり、やや悪化しました。
10月の4週間は日本国籍者と外国籍者の罹患率に差はなく0.35%程度でした。
その後半年以上細かいデータが出ていますが、外国籍者の方が罹患率が高く、日本国籍者は上下を繰り返してきた印象でした。
ここ数週間0.2%台以下で何とかとどまっていましたが、再び0.3%台となってしまいました。

日本国籍者が外国籍者よりも罹患率が悪くなるのは、感染が下火だった2月以来19週ぶり。今回は悪化傾向の中での逆転になっており、日本国籍者の悪化が顕著な状況です。


[陽性者数多い国分析] 20か国/インドネシアだらけ続く
今週陽性者が確認されたのは、前週に続いて陽性者が出ているインドネシア、フィリピン、英国、ミャンマー、ロシア、タジキスタン、スペイン、バングラデシュ、アラブ首長国連邦(UAE)、米国、フランス、ブラジルなどを含めて20か国(前週比-5)からの入国者に陽性者が出ました。どんどん国数が増えていましたが、少し戻しました。
今週最も悪かったのは前週に引き続きインドネシアで36人(前週比+19人)。急激に悪化しています。日本国籍者が大きく悪化中です。
続いてフィリピンが6人(前週比+2人)。また、ここのところ悪化したままなのが英国で6人(前週比+3人)です。日本国籍者は、フィリピンは2人、英国5人です。英国は相変わらず陽性者は日本国籍者中心です。
さらに、ミャンマーが5人(前週比+4人)と大幅悪化して続いています。日本国籍者は2人。
ロシアが2週連続の4人(前週比±0人)。日外2人ずつでした。
スペインとタジキスタンが3人ずつ。いずれも前週比+2人で、日本国籍者が2人です。
2人だったのがマルタ(前週比+2人)、バングラデシュ(前週比±0人)、UAE(前週比-1人)。UAEの外国籍者1人を除いて日本国籍者です。
残り10か国は1人ずつで、パキスタン、オランダ、フランス、シエラレオネ、米国の5か国が日本国籍者でした。

[罹患率高い国分析] 1%超えは20か国中12か国も、国際線到着空港は超危険
最も罹患率が悪かったのは、タジキスタンで100.00%(検体3件中3人陽性=日本国籍者検体2件中2人陽性)でした。超少人数入国の国で複数人陽性という超異常な状況です。
続いてシエラレオネ50.00%(検体2件中1人陽性=日本国籍者検体2件中1人陽性)、アルジェリア20.00%(検体5件中1人陽性=外国籍者検体1件中1人陽性)でした。
以上の3か国が二桁割合(10%以上)です。特にタジキスタンは2週連続で10%超えという非常に危険な状態です。アフリカ諸国や中央アジア諸国は元々の入国者数がごく少ないので、1人出ただけで率が一気に跳ね上がります。
この後は、ミャンマー5.43%(検体92件中5人陽性=外国籍者検体64件中3人陽性)、セネガル4.35%(検体23件中1人陽性=外国籍者検体5件中1人陽性)、インドネシア3.88%(検体927件中36人陽性=日本国籍者検体631件中23人陽性)、バングラデシュ3.57%(検体56件中2人陽性=日本国籍者検体25件中2人陽性)、マルタ3.45%(検体58件中2人陽性=日本国籍者検体54件中2人陽性)、イスラエル2.08%(検体48件中1人陽性=外国籍者検体34件中1人陽性)、パキスタン1.79%(検体56件中1人陽性=日本国籍者検体33件中1人陽性)、ロシア1.44%(検体278件中4人陽性=日本国籍者検体95件中2人陽性)、ウズベキスタン1.02%(検体98件中1人陽性=外国籍者検体87件中1人陽性)と続きました。
1%超えは以上の12か国でした。南アジア〜中央アジア〜アフリカにかけてが多いですが、その他の国もポツポツ出始めています。

前述のタジキスタンのほか、ミャンマー、インドネシア、バングラデシュ、ロシアが連続で1%超えの異常状態でした。

[航空便利用者数分析] 利用者は増加続く
合計の利用者数は32,238人(前週比+1,433人)と増加しています
最多は米国便で8,533人(前週比-112人)、フィリピン便が3,382人(前週比+326人)と続いています。

増加している国が多い状況でした。
増加している国:最も人数が増えたのは、英国便で1,258人(前週比+629人)。続いて、ドイツ便1,536人(前週比+395人)、フランス便1,859人(前週比+381人)など大幅に増えている国が多かったです。
皆増した国:イタリア110人、フィジー105人、ミャンマー47人、スウェーデン36人、モンゴル31人。イタリアはアリタリア航空の再開に伴うものです。フィジーとスウェーデンは五輪絡みのチャーター便でしょうか。

減少している国:最も人数が減ったのは、カナダ便で426人(前週比-462人)。続いて、中国便2,003人(前週比-410人)でした。
皆減した国:ありませんでした。



毎週データは更新されているようですので、今後も注視していきます。

週間速報内容
07/04-07/10
全検査
合計 検体23,362陽性79 0.34%
日本 検体12,493陽性48 0.38%↑ 急増
外国 検体10,869陽性31 0.29%


検体数の多い国
米  国:合計 検体6,126、陽性 1=0.02%
  日本国籍 検体3,976 陽性 1=0.02%/外国籍 検体2,150 陽性 0=0%
中  国:合計 検体1,885、陽性 0=0%
  日本国籍 検体 713 陽性 0=0%/外国籍 検体1,172 陽性 0=0%
フィリピン:合計 検体1,438、陽性 6=0.42%
  日本国籍 検体 180 陽性 2=1.11%/外国籍 検体1,258 陽性 4=0.32%
英  国:合計 検体1,292、陽性 6=0.46%
  日本国籍 検体 753 陽性 5=0.66%/外国籍 検体 539 陽性 1=0.19%
フランス:合計 検体1,157、陽性 1=0.09%
  日本国籍 検体 808 陽性 1=0.12%/外国籍 検体 349 陽性 0=0%

罹患率の高い国
タジキスタン:合計 検体 3、陽性 3=100.00%
  日本国籍 検体 2 陽性 2=100.00%/外国籍 検体 1 陽性 1=100.00%
シエラレオネ:合計 検体 2、陽性 1=50.00%
  日本国籍 検体 2 陽性 1=50.00%/外国籍 検体 0 陽性 0=0%
アルジェリア:合計 検体 5、陽性 1=20.00%
  日本国籍 検体 4 陽性 0=0%/外国籍 検体 1 陽性 1=100.00%
ミャンマー:合計 検体 92、陽性 5=5.43%
  日本国籍 検体 28 陽性 2=7.14%/外国籍 検体 64 陽性 3=4.69%
セネガル:合計 検体 23、陽性 1=4.35%
  日本国籍 検体 18 陽性 0=0%/外国籍 検体 5 陽性 1=20.00%


毎日の個別発表との誤差状況(7月4日〜7月10日)
(A)週間発表(今回の滞在国・地域ごとの検査実績発表):79人
(B)毎日発表:79人中非公表0人(複数国滞在者0人)

 (誤差が出ている国)Aが超過していると非公表の可能性有
 誤差なし


水際対策(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/kansenkakudaiboushi-iryouteikyou.html#h2_7


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ラベル:検疫 感染症
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7月1週入国_西欧引続き増加

◇空港検疫 7月1週目検体数(≒入国者数) 検体数はさらに増加、西欧が引き続き増加中

検体数≒入国者数のほぼ判明している状態が26週目に突入


厚生労働省(厚労省)は26日、空港検疫での新型コロナウイルス感染症(COVID-19)検査状況の7月1週目(7月4日〜7月10日)分の速報値を発表しました。この数字から行動歴別の入国者数が推定できます。

厚労省の速報は、週間の検体数と陽性者数を、日本国籍者、外国籍者別に、滞在国ごとに出した非常に細かいデータです。
1月9日から全入国者が検査対象となったため、COVID-19パンデミック後初めて検査数≒入国者数となっています。複数回検査する人や14日以内に複数国滞在した人もいるので、厳密には=ではありませんし、乗員は対象外ですが、検査数が入国者数に限りなく近づきました。

今回発表は、一週間分に過ぎませんが、これまで確認することが出来なかった、行動歴別のほぼ正確な入国者数が26週連続で判明しています。
ここのところ強制隔離(入国時と3日後の2回、または、6日後加えた3回、または、さらに10日後加えた4回)対象者が増加しているので、検体数>入国者数になっているものと推定されます。ご注意ください。

いつもは金曜日発表ですが、今回は4連休が挟まったせいか発表がいつもより遅く、月曜日発表になっています。

検体数はさらに増加、外国籍が伸びる
7月1週目は、検査数は23,362件(前週比+1,024件)とさらに増加しています。
しかし、日本国籍者は12,493件(前週比-1,518件)と減少。外国籍者は10,869件(前週比+2,542件)で急増しています。

西欧からの入国増加続く
国別で見ると、入国者数最多は米国で6,126件(前週比-523件)でした。二番目は中国で1,885件(前週比-288件)、三番目はフィリピンで1,438件(前週比+116件)でした。ここまでは前週と同順で、四番目は英国で1,292件(前週比+571件)と急増、五番目はフランスで1,157件(前週比+319件)と増え続けています。

六番目はインドネシアで927件(前週比+222件)、七番目はドイツで750件(前週比+47件)と増えています。八番目は韓国で671件(前週比-253件)、九番目はタイで516件(前週比-193件)。十番目には欧州のスイスが480件(前週比+199件)と増やしました。

3週前から急に増え始めた西欧からの入国者の増加が止まりません。十一位以下もイタリアが200人超えの増加、アイルランドが100件弱増加しています。長期休暇前の入国ラッシュに加え、五輪需要が始まっているのは明らかですね。
特別便でもめている感染状態の悪いインドネシアも200人以上の増加です。

デルタ株等で一時大騒ぎとなったアフガニスタンは16人(前週比+12人)と再増加が始まりました。
先々週ついに再発したネパールは12件(前週比+7件)と再び減ったままでした要因は明らかに、直行便が飛ぶか飛ばないかですね。
インドは222件(前週比+26件)でやや増加しています。

この週は、検体数(≒入国者数)が増えた国の方がやや多い状況でした。

インドネシア日本国籍者急増、緊急帰国??
日本人が多いのは、上位十位までの国では、米国、英国、フランス、インドネシア、ドイツ、タイでした。
米国は、日本国籍者3,976件・外国籍者2,150件と日本国籍者は減り、外国籍者が増えています。
英国は、日本国籍者753件・外国籍者539件。日外ともに大幅に増えています。
フランスは、日本国籍者808件・外国籍者349件で、こちらも日外ともに大幅に増えています。
インドネシアは、日本国籍者631件・外国籍者296件と、日本国籍者のみ急増。緊急帰国が増えていると推定されます。
ドイツは、日本国籍者504件・外国籍者246件と、前週と同レベルでした。
タイは、日本国籍者407件・外国籍者109件で、日本国籍者が大きく減っています。

日本人と外国人が同じくらいなのは、上位十位までの国では、スイスでした。
スイスは、日本国籍者282件・外国籍者198件で、外国籍者の方が伸びています。

外国人が多いのは、上位十位までの国では、中国、フィリピン、韓国でした。
中国は日本国籍者713件・外国籍者1,172件で、日外ともに減少しています。
外国人がずっと多いままの筆頭は相変わらずフィリピン。日本国籍者180件・外国籍者1,258件で、さらに差が開いています。
韓国は、日本国籍者255件・外国籍者416件で、日外ともに減少しています。

この他、十位以内に入っていませんが、11位の台湾と15位のアラブ首長国連邦は日本国籍者の方が多く、12位のイタリア、13位のカナダ、14位のスペインは日外同数程度です。

なお、10日間強制隔離対象期間の関係する10か国のうち上記以外の6か国は、
 バングラデシュ 56件(前週比-5件)=日本国籍者は減少、外国籍者は増加
 パキスタン 56件(前週比±0件)=日本国籍者は増加、外国籍者は減少
 スリランカ 33件(前週比-25件)=全員外国籍者の減少
 モルディブ 3件(前週比±0件)=外国籍者3人のみ
 キルギス 0件(前週比-9件)=元々ほぼ日本国籍者8人
 ザンビア 7件(前週比-2件)=日本国籍者5・外国籍者2

でした。今回は日外状況がバラバラでした。

・高感染国が多い欧米からの入国は、日本人が多く、急増中
といった傾向になっています。

罹患状況などの詳細の分析は別途で記事にします。

水際対策(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/kansenkakudaiboushi-iryouteikyou.html#h2_7


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