2021年07月31日

空港検疫7/31_10歳未満陽性続く

◇空港検疫 10歳未満陽性続く 家族渡航が増加中? 7月31日発表分

厚生労働省(厚労省)は7月31日現在の、空港検疫を含めた最新の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の状況を発表しました。
空港検疫の数字は、2020年4月3日午前0時から症状の有無や濃厚接触の有無、ワクチン摂取状況等に関係なく、上陸拒否国からの入国者全員検査を実施しています。さらに2021年1月9日午前0時からは非上陸拒否国も含めた入国者全員検査を、緊急事態宣言中限定として臨時的に実施しており、いま日本で唯一正確な罹患率を把握できます。


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7月31日現在
無症状率 89.6%[急激悪化中]
罹 患 率 0.385%

▲国際線到着空港は東京都内より2.8倍も危険!

(比較用)東京都 現罹患率:0.135%=要治療18,910人/人口13,957,977人(2021年6月)

(比較用)東京都:罹患率1.508%=感染210,610人、死亡率0.0163%=死亡2,288人/人口13,957,977人(2021年6月)←[緊急事態宣言発令中の危険都市/急増中]
(比較用)南アフリカ:罹患率4.192%=感染2,422,151人、死亡率0.1236%=死亡71,431人/人口約5,778万人(2018年)←[爆増ピーク直後]※ロイター公式サイトが分かりやすいです。 https://graphics.reuters.com/world-coronavirus-tracker-and-maps/ja/countries-and-territories/south-africa/


※罹患率は空港検疫の全員検査開始後の概要発表分を元に算出しています。
※無症状率は空港検疫の全員検査の詳細結果発表分を元に算出しています。
両数値は、元にしている数値に若干の差異があります。
また、海外で感染した人や有症状の人はそもそも海外から飛行機に乗ることができないため、実際の罹患率や隠れ感染者数は算出された数値より高く、実際の無症状率や無症状病原体保有者数は算出された数値より低いと考えられます。
あくまでも参考程度にお考え下さい。



空港検疫 全員検査結果(7月29日到着分までが反映されていると推定)
2日遅れで情報が反映していると思われる概要結果は以下の通りです。
4月30日発表分までは別にまとめています。

2020年04月04日〜2021年06月30日:https://johokotu.seesaa.net/article/482404815.html

2020年04月04日〜2021年07月01日:対象766,797人、陽性3,057人/罹患率0.398%※海港検疫含む
2020年04月04日〜2021年07月02日:対象769,721人、陽性3,062人/罹患率0.397%
2020年04月04日〜2021年07月03日:対象773,213人、陽性3,073人/罹患率0.397%
2020年04月04日〜2021年07月04日:対象777,092人、陽性3,087人/罹患率0.397%
2020年04月04日〜2021年07月05日:対象780,144人、陽性3,096人/罹患率0.396%
2020年04月04日〜2021年07月06日:対象784,338人、陽性3,105人/罹患率0.395%
2020年04月04日〜2021年07月07日:対象786,770人、陽性3,116人/罹患率0.396%※海港検疫含む
2020年04月04日〜2021年07月08日:対象789,196人、陽性3,127人/罹患率0.396%
2020年04月04日〜2021年07月09日:対象792,001人、陽性3,134人/罹患率0.395%
2020年04月04日〜2021年07月10日:対象795,352人、陽性3,152人/罹患率0.396%
2020年04月04日〜2021年07月11日:対象799,246人、陽性3,158人/罹患率0.395%
2020年04月04日〜2021年07月12日:対象802,819人、陽性3,168人/罹患率0.394%
2020年04月04日〜2021年07月13日:対象807,551人、陽性3,181人/罹患率0.393%※海港検疫含む
2020年04月04日〜2021年07月14日:対象810,617人、陽性3,190人/罹患率0.393%
2020年04月04日〜2021年07月15日:対象814,459人、陽性3,212人/罹患率0.394%
2020年04月04日〜2021年07月16日:対象818,334人、陽性3,222人/罹患率0.393%
2020年04月04日〜2021年07月17日:対象822,725人、陽性3,235人/罹患率0.393%
2020年04月04日〜2021年07月18日:対象827,851人、陽性3,250人/罹患率0.392%
2020年04月04日〜2021年07月19日:対象833,741人、陽性3,260人/罹患率0.391%
2020年04月04日〜2021年07月20日:対象841,108人、陽性3,271人/罹患率0.388%
2020年04月04日〜2021年07月21日:対象846,190人、陽性3,286人/罹患率0.388%
2020年04月04日〜2021年07月22日:対象851,442人、陽性3,296人/罹患率0.387%
2020年04月04日〜2021年07月23日:対象856,588人、陽性3,306人/罹患率0.385%
2020年04月04日〜2021年07月24日:対象860,804人、陽性3,319人/罹患率0.385%
2020年04月04日〜2021年07月25日:対象864,519人、陽性3,325人/罹患率0.384%
2020年04月04日〜2021年07月26日:対象867,618人、陽性3,336人/罹患率0.384%
2020年04月04日〜2021年07月27日:対象871,636人、陽性3,367人/罹患率0.386%※海港検疫含む
2020年04月04日〜2021年07月28日:対象875,016人、陽性3,378人/罹患率0.386%
2020年04月04日〜2021年07月29日:対象877,985人、陽性3,385人/罹患率0.385%
2020年04月04日〜2021年07月30日:対象881,401人、陽性3,395人/罹患率0.385%※海港検疫含む

2020年04月04日〜2021年07月31日:対象884,672人、陽性3,411人/罹患率0.385%

7月29日(木)分と思われる検査件数は3,271件と、三千件を上回りました。
陽性者は16人増加。罹患率は横ばいでした。

※2021年1月9日到着分(2021年1月11日発表分)から全入国者に対する検査が開始されており、検査数≒入国者数の状況です。(ただし、三日間の強制隔離対象国が徐々に増えてきており、入国直前と三日後の二回検査を受けている人が増加しています。検査数>入国者数に少し偏っていると考えられます。=実際の罹患率は上記数値よりも悪いと思われます。)

新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について(令和3年7月31日版)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_20272.html













空港検疫検査 到着日別詳細結果(7月30日到着分までが反映と推定、下記の数字には海港検疫の数は含めていません)
1日遅れで情報が反映していると思われる空港検疫の詳細も発表されています。
4月30日到着分までは、別にまとめています。

2020年04月03日〜2021年06月30日:https://johokotu.seesaa.net/article/482404815.html

07月01日:症状 有3 無4=陽性7人 3087・3088・3093・3094・3095・3124・3129
07月02日:症状 有7 無11=陽性18人 3096・3098・3099・3100・3101・3102・3103・3104・3105・3106・3107・3108・3109・3130・3131・3133・3134・3145
07月03日:症状 有4 無7=陽性11人 3110・3111・3114・3115・3116・3117・3118・3119・3120・3144・3145
07月04日:症状 有3 無5=陽性7人 3121・3122・3125・3126・3154・3157・3235・3236
07月05日:症状 有3 無12=陽性15人 3127・3128・3132・3135・3136・3137・3138・3139・3140・3166・3167・3169・3170・3171・3172
07月06日:症状 有5 無5=陽性10人 3141・3142・3143・3147・3148・3149・3152・3165・3179・3180
07月07日:症状 有0 無5=陽性5人 3150・3151・3153・3155・3156
07月08日:症状 有2 無15=陽性17人 3158・3159・3160・3161・3162・3163・3164・3168・3173・3174・3175・3176・3177・3193・3194・3241・3242
07月09日:症状 有1 無7=陽性8人 3178・3181・3182・3184・3206・3208・3209・3210
07月10日:症状 有3 無13=陽性16人 3183・3185・3186・3187・3188・3189・3190・3200・3219・3220・3221・3222・3223・3225・3263・3311
07月11日:症状 有5 無11=陽性16人 3191・3192・3195・3196・3197・3198・3199・3201・3202・3203・3204・3234・3237・3238・3239・3240
07月12日:症状 有3 無7=陽性10人 3205・3207・3211・3212・3213・3214・3249・3250・3283・3285
07月13日:症状 有4 無13=陽性17人 3215・3219・3217・3218・3224・3226・3227・3228・3229・3230・3231・3232・3260・3262・3266・3267・3297
07月14日:症状 有5 無6=陽性11人 3233・3243・3244・3245・3246・3253・3254・3255・3256・3274・3275
07月15日:症状 有2 無6=陽性7人 3247・3248・3251・3252・3257・3258・3319・3355
07月16日:症状 有2 無19=陽性21人 3259・3261・3264・3265・3268・3269・3270・3271・3272・3282・3292・3293・3294・3295・3296・3298・3299・3300・3303・3304・3332
07月17日:症状 有1 無10=陽性11人 3273・3276・3277・3278・3279・3280・3281・3289・3307・3308・3312
07月18日:症状 有2 無7=陽性9人 3284・3286・3287・3288・3289・3320・3321・3348・3392
07月19日:症状 有1 無8=陽性9人 3291・3301・3302・3305・3306・3328・3329・3333・3334
07月20日:症状 有2 無6=陽性8人 3309・3310・3313・3314・3315・3339・3376・3377
07月21日:症状 有2 無7=陽性9人 3316・3317・3318・3322・3323・3326・3327・3346・3347
07月22日:症状 有1 無7=陽性7人 3324・3325・3330・3331・3335・3336・3356・3357

07月23日:症状 有2 無6=陽性8人 3337・3338・3340・3341・3342・3375・3379・3406
 [空港別] 成田4・羽田3・中部1
 [男女別] 男6・女2
 [年代別] 10代下0・20代2・30代3・40代3・50代0・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] フィリピン1・インドネシア1・タジキスタン1・フランス1・スペイン1・セネガル1・米国1・エクアドル1
 [居住地] 北海道1・千葉1・東京4・神奈川1・愛知1
07月24日:症状 有1 無11(+1)=陽性12人 3343・3344・3345・3349・3350・3351・3352・3353・3384・3386・3388・3422
 [空港別] 成田5・羽田6(+1)・関空1
 [男女別] 男9(+1)・女3
 [年代別] 10代下2・20代5・30代0・40代2・50代2(+1)・60代1・70代0・80代上0
 [渡航元] フィリピン1・インドネシア2・バングラデシュ1・トルコ2・キルギス1(+1)・英国2・米国1・メキシコ2
 [居住地] 千葉2・東京4(+1)・神奈川1・京都1・大阪1・非公表3
07月25日:症状 有2 無15=陽性17人 3354・3358・3359・3360・3361・3362・3363・3364・3365・3366・3367・3368・3369・3370・3371・3372・3391
 [空港別] 成田8・羽田9
 [男女別] 男11・女6
 [年代別] 10代下5・20代1・30代4・40代1・50代6・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] フィリピン1・インドネシア1・キルギス1・ロシア2・スペイン1・モロッコ1・ケニア1・モザンビーク1・ギニア1・米国7
 [居住地] 福島1・茨城1・埼玉1・東京5・神奈川6・三重1・長崎1・非公表1
07月26日:症状 有4 無7=陽性11人 3373・3374・3378・3380・3381・3382・3383・3407・3408・3409・3412
 [空港別] 成田2・羽田8・中部1
 [男女別] 男7・女4
 [年代別] 10代下3・20代1・30代2・40代3・50代2・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] フィリピン1・タイ4・インドネシア1・イタリア2・英国1・米国2
 [居住地] 千葉1・東京3・神奈川1・愛知1・非公表5
07月27日:症状 有0 無6(+2)=陽性6人 3385・3387・3389・3390・3423・3424
 [空港別] 成田3(+2)・羽田1・関空2
 [男女別] 男4(+1)・女2(+1)
 [年代別] 10代下3(+1)・20代1・30代1(+1)・40代1・50代0・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] インドネシア4(+2)・スペイン1・英国1
 [居住地] 富山1(+1)・静岡1(+1)・愛知2・兵庫1・非公表1
07月28日:症状 有0 無9=陽性9人 3393・3394・3395・3396・3397・3398・3399・3400・3401
 [空港別] 成田4・羽田3・中部2
 [男女別] 男7・女2
 [年代別] 10代下1・20代1・30代2・40代2・50代2・60代1・70代0・80代上0
 [渡航元] インドネシア2・アゼルバイジャン1・キルギス1・ギリシャ1・英国1・モザンビーク1・米国1・フィジー1
 [居住地] 東京3・愛知1・滋賀1・大阪1・兵庫1・非公表2
07月29日:症状 有1 無10=陽性11人 3402・3403・3404・3405・3410・3411・3413・3414・3415・3416・3417
 [空港別] 成田4・羽田5・関空2
 [男女別] 男10・女1
 [年代別] 10代下0・20代1・30代5・40代4・50代0・60代1・70代0・80代上0
 [渡航元] ミャンマー2・インドネシア3・バングラデシュ1・フランス1・英国1・アルジェリア1・米国2
 [居住地] 千葉2・東京1・神奈川2・石川1・大阪1・兵庫2・非公表2
07月30日:症状 有0 無10=陽性10人 3418・3419・3420・3421・3425・3426・3427・3428・3429・3430
 [空港別] 成田4・羽田4・関空2
 [男女別] 男9・女1
 [年代別] 10代下1・20代1・30代1・40代2・50代2・60代2・70代1・80代上0
 [渡航元] 韓国1・フィリピン3・イタリア1・南アフリカ1・米国4
 [居住地] 東京3・静岡2・大阪1・兵庫2・非公表2

07月31日:症状 有0 無1=陽性1人 3431
 [空港別] 羽田1
 [男女別] 男1・女0
 [年代別] 10代下0・20代0・30代1・40代0・50代0・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] ロシア1
 [居住地] 東京1


合計14人の陽性確認が発表されました。
2020年4月3日0時の全員検査開始後に判明した陽性者は2021年7月31日までの483日間で3,351人になりました。
3,351人のうち有症状は347人です。無症状は3,004人で、無症状率は89.6%です。ここのところ有症状者が激増しており、無症状率が一気に悪化しています。危険です。悪化している要因が不明ですが、どうしても日本に来なければならない事情を抱えた人が無理してでも来るというパターンが増えているのかもしれません。

本日発表分は、行動歴(渡航元)と居住地両方とも非公表者はいませんでした。
30日成田着フィリピンから入国の居住地非公表者2人(20代男・50代男)、30日羽田着米国から入国の東京都居住者2人(50代男・50代男)、30日羽田着米国から入国の静岡県居住者2人(40代男・10歳未満男)がそれぞれ連番確認されており、団体感染が疑われます。
明らかに家族など団体渡航が増えてきているように見えます。夏休み帰国需要でしょうか。(日本国内では帰省も自粛するよう呼びかけられています。)

強制隔離中の陽性とみられる事例は、6日後陽性に当たる7月24日着が1人、3日後陽性に当たる7月27日着が2人出ています。インドネシアからが2人、キルギスからが1人です。
これで3日間強制隔離対象国が少し多めに増えた3月5日着から7月27日着までの145日間で、強制隔離中の陽性者は335人となりました。元々いるはずがない超稀な事例だったはずなのに、すり抜け直前の陽性確認があまりにも多すぎますね。

インドネシアは今日も隔離中陽性が出ました。空港で出発する時にもらってきていますかね、、、。
米国が増加気味なのが少し気になります。家族等が増えているのかもしれません。夏休み帰国需要でしょうか、、、。

新型コロナウイルス感染症の無症状病原体保有者の発生について(空港検疫)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_20273.html


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ラベル:検疫 感染症
posted by johokotu at 23:00| 東京 ☀| Comment(0) | ◇COVID-19関連 | 更新情報をチェックする

8月国内線旧盆は復便

□新型コロナウイルス感染症の航空への影響 8月は国内線は旧盆期間は復便多数

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による中国武漢封鎖から1年7か月、パンデミックから1年5か月になる8月は、旧盆需要に合わせた復便が多数予定されています。

パンデミック以降全世界で航空便の欠航が広がっています。

日本国内でも感染が広がり、デルタ株等の変異株が猛威を振るっていますが、国際線は、7月増加した状態が保たれます。
東京2020オリンピック・パラリンピックの選手団輸送や夏季休暇での在留邦人の一時帰国などを見込んでの就航も多いとみられます。
8月1日からは、成田と羽田に在留邦人向けのワクチン接種会場も設けられるため、便数は保たれる見込みです。

国内線は、旧盆需要に合わせた復便が多数予定されています。
ソラシドエアが7月21日以降既に全路線を再開しているほか、スカイマークが全路線の運航を再開します。
ANAは、旧盆期間に集中して復便する路線が非常に多くあります。
多くの会社で予定していた便数に戻す動きが見られます。

しかし、過去最悪の感染状況となり、緊急事態宣言の延長・拡大していることから、利用が急減する恐れがあります。航空便を増やしたところで、利用激減となるのは避けたいですね。

国際線、国内線ともに、変異株の影響で利用者が再び激減。国内線は持ち直しつつある状況なだけに、何とか運航を保ちたいところ。
国際線で稼げない分、内需で何とかしたいところですが、国内も(感染状況ではなく)緊急事態宣言の発令状況で利用者の増減が激しくなっています。
航空路線は公共交通機関。何とか運航をつなげることが求められています。


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posted by johokotu at 21:00| 東京 ☀| Comment(0) | ◆その他の話題 | 更新情報をチェックする

新潟_ロビーに接種会場開設

■新潟空港 ターミナル内国際線チェックインロビーに大規模接種会場を開設

新潟県は28日、新潟空港の旅客ターミナルビル内のチェックインロビーに新型コロナワクチン大規模接種会場を設置、運用開始しました。

新潟県が開設したのは新潟空港旅客ターミナルビルを活用した新型コロナワクチン大規模接種会場です。新潟市民を対象としたもので、1階東側の国際線チェックインカウンター付近に設けています。
1回目が7月28日〜8月1日、8月4日〜8月8日、8月11日、8月12日、8月18日〜8月22日、2回目がその4週間後となる34日間設置予定としています。
接種に使用されるのはファイザー社製で、21日以上の間隔で2回接種が必要なため、4週間間隔をあけた2日間×2回の開設となります。
接種には事前予約が必要です。

接種者は第1駐車場のみ駐車場料金が2時間無料になるとしています。

空港ターミナルビルに大規模接種会場が出来るのは名古屋飛行場、富山空港、新千歳空港などに続くもの。成田国際空港や東京国際空港にも在留邦人向けの接種会場が設けられる予定です。いずれの空港も旅客ターミナルビルには大規模な空間があります。
新潟空港の場合、昨年4月以降国際線の運航は完全に止まっており、大規模会場の設置が実現しました。

空港からワクチン接種が加速し、早く、空港からニューノーマルな移動ができるようになったら良いですね。

大規模ワクチン接種会場(新潟:新潟空港)を新たに設置します(新潟県公式サイト)
https://www.pref.niigata.lg.jp/site/shingata-corona/daikibokuukou.html


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posted by johokotu at 20:00| 東京 ☀| Comment(0) | 新潟空港 | 更新情報をチェックする

緊急警報!7月最終日も2桁!!

緊急警報! 危険、本日発表分二桁人数陽性確認!!急激悪化中!!!

国際線到着空港 感染リスク急拡大中!!
ウイルス密輸緊急事態宣言状態!!


空港検疫での入国者に対する新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の全員検査で、本日発表分で二桁人数の感染が確認されました。

7月31日に、陽性が確認されたとして発表があったのは全部で14人です。
7月30日着が10人、速報に近い7月31日着が1人出ました。
すり抜け予備群と言える6日後陽性の7月24日着が1人、3日後陽性の7月27日着が2人出ています

空港検疫でのCOVID-19感染確認の発表分で一日二桁人数となるのは、7月30日から2日連続です。7月最終日も二桁人数のまま終了することになってしまいました。

五輪感染者は、強制隔離対象国でも隔離にならずに、検査対象にならなくなる人が急増しています。それでもこの人数が陽性ということは、本当はもっとたくさんの隠れ陽性者が出ている可能性があります。

入国者の感染が急増しています。
国際線の発着する空港への不要不急の来港や
入国者のお迎え、入国者との接触はしばらく自粛しませんか


詳細は7月31日23時にアップ予定の日々の記事で書く予定です。

新型コロナウイルス感染症の無症状病原体保有者の発生について(空港検疫)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_20273.html


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ラベル:検疫 感染症
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入国者変異株新規 7/30発表

◇入国者変異株新規確認状況 7月30日追加発表分

厚生労働省(厚労省)は30日、変異株が確認されたことを発表しました。
空港検疫での陽性事例として61人が確認されています。


発表曜日が金曜日に戻りました。

新規確認
30日発表分は、入国者の空港検疫での陽性事例61人です。
・B.1.1.7系統の変異株(アルファ株)1人
・B.1.351系統の変異株(ベータ株)1人
・P.1系統の変異株(ガンマ株)2人
・B.1.617系統の変異株(デルタ株)57人

65人分発表されていますが、1例目、31例目〜33例目は海港検疫発表分のため、今回集計から外しています。

該当者未発見/未特定等
・今回発表8例目(7月14日成田着インドネシアから入国の40代男)に該当する人が2人います。(毎日発表の3253例目、3254例目)
 有症状の症状内容から、毎日発表の3253例目が該当するものと思われます。

・今回発表22例目(7月16日羽田着タジキスタンから入国の30代男)に該当する人がいませんでした。
 毎日発表の3282例目が7月16日羽田着で非公表国から入国の30代男がおり、該当するものと思われます。
 ⇒この発表のおかげで、行動歴を非公表するトンデモナイ人がいた国が明確になりました。


<入国者起因合計>
空港検疫が絡む日本国内の変異株確認者(7月30日発表分まで)
新規で117人増加しています。
 入国者起因とはっきりしているもの:少なくとも合計1,018人(+61人)
 うち入国者空港検疫での捕捉事例:936人(+61人)
 うち入国者空港検疫すり抜け事例:少なくとも50人
 うち入国者起因の市中二次感染事例:少なくとも30人
 うち入国者起因の市中三次感染事例:少なくとも2人

→これらを反映させた一覧は1週間に1回程度更新します。一覧表示は分離しています。
https://johokotu.seesaa.net/article/481724933.html


新たに発表された変異株状況
左から、入国日 事例No 入国空港 年代 性別 居住地 行動歴 症状 変異株種類 強制隔離日数
※変異株種類 α:旧英国株、β:旧南ア株、γ:旧ブラジル株、δ:旧インド株
※強制隔離日数 数字無:入国時陽性、数字有:入国から日数後に陽性

7月14日 3246 鹿児島 40代 男性 非公表 インドネシア/マレーシア 発熱、倦怠感 δ
7月12日 3250 関空 40代 男性 兵庫県 英国 無症状 δ 3
7月14日 3253 成田 40代 男性 千葉県 インドネシア 発熱、咳嗽、倦怠感 δ
7月14日 3255 成田 20代 男性 長崎県 インドネシア 発熱、咳嗽 δ
7月14日 3256 成田 50代 男性 千葉県 インドネシア 発熱、咽頭痛 δ
7月15日 3257 成田 40代 男性 東京都 インドネシア 発熱、倦怠感 δ
7月15日 3258 成田 60代 男性 東京都 ナイジェリア 無症状 δ
7月16日 3259 羽田 20代 男性 大阪府 インドネシア 無症状 δ
7月16日 3261 成田 30代 女性 東京都 フィリピン 無症状 δ
7月13日 3262 羽田 40代 女性 埼玉県 英国 発熱、頭痛、咳嗽 δ 3
7月10日 3263 羽田 30代 女性 非公表 インドネシア 発熱、咽頭痛 δ 6
7月16日 3264 羽田 20代 男性 東京都 英国 無症状 δ
7月16日 3265 羽田 40代 男性 山口県 米国 無症状 δ
7月13日 3267 成田 40代 男性 東京都 インドネシア 無症状 δ 3
7月16日 3269 成田 70代 女性 神奈川県 ウズベキスタン 無症状 δ
7月16日 3270 羽田 50代 男性 東京都 タジキスタン 無症状 δ
7月16日 3271 羽田 30代 男性 東京都 イラン 無症状 δ
7月16日 3272 関空 40代 女性 大阪府 タンザニア 無症状 δ
7月17日 3273 成田 20代 男性 東京都 チェコ 無症状 δ
7月14日 3275 羽田 30代 女性 非公表 キルギス 無症状 δ 3
7月17日 3276 成田 50代 男性 東京都 ブラジル 無症状 γ
7月17日 3277 羽田 20代 男性 東京都 英国 無症状 δ
7月17日 3279 羽田 30代 男性 東京都 ロシア 無症状 δ
7月17日 3280 羽田 60代 男性 東京都 チェコ 無症状 δ
7月16日 3282 羽田 30代 男性 東京都 非公表 無症状 δ 2
7月12日 3283 成田 50代 男性 日本 インドネシア 無症状 δ 6
7月18日 3284 成田 50代 男性 日本 タンザニア 無症状 δ
7月18日 3286 羽田 20代 男性 非公表 フィリピン 無症状 α
7月18日 3287 羽田 20代 男性 東京都 イタリア 無症状 δ
7月18日 3288 成田 30代 女性 広島県 米国 無症状 δ
7月18日 3289 羽田 50代 男性 非公表 モロッコ 咳嗽 δ
7月17日 3290 成田 20代 男性 東京都 米国 無症状 δ 2
7月19日 3291 羽田 30代 女性 神奈川県 ベトナム 発熱 δ
7月16日 3292 羽田 10代 男性 非公表 英国 無症状 δ 3
7月16日 3293 羽田 40代 女性 非公表 インドネシア 発熱、咳嗽、咽頭痛 δ 3
7月16日 3294 羽田 10代 男性 非公表 インドネシア 発熱、頭痛 δ 3
7月16日 3296 羽田 10歳未満 女性 非公表 インドネシア 無症状 δ 3
7月16日 3299 成田 30代 男性 東京都 スペイン 無症状 δ 3
7月16日 3300 成田 40代 男性 茨城県 キルギス/アラブ首長国連邦 無症状 δ 3
7月19日 3301 羽田 20代 女性 東京都 英国 無症状 δ
7月19日 3302 羽田 40代 男性 非公表 キルギス 無症状 δ
7月16日 3303 関空 40代 女性 愛知県 ペルー 無症状 δ 3
7月16日 3304 関空 20代 男性 大阪府 チリ 無症状 δ 3
7月19日 3305 関空 20代 女性 山口県 米国 無症状 δ
7月19日 3306 羽田 20代 女性 東京都 ウズベキスタン/チリ 無症状 δ
7月17日 3307 羽田 40代 男性 非公表 インドネシア 咽頭痛、倦怠感 δ 3
7月17日 3308 羽田 40代 女性 非公表 ロシア 無症状 δ 3
7月20日 3309 成田 30代 男性 非公表 キプロス 咳嗽 δ
7月20日 3310 成田 20代 女性 東京都 キプロス 咳嗽、発熱、味覚障害 δ
7月20日 3313 羽田 20代 男性 東京都 スペイン 無症状 δ
7月20日 3315 関空 10歳未満 男性 福岡県 アラブ首長国連邦 無症状 δ
7月21日 3316 成田 50代 男性 東京都 メキシコ 咽頭痛 δ
7月21日 3317 成田 60代 男性 東京都 アルゼンチン 無症状 γ
7月21日 3318 成田 40代 男性 三重県 インドネシア 無症状 δ
7月21日 3323 中部 30代 男性 岐阜県 フィリピン 無症状 β
7月22日 3325 羽田 60代 女性 東京都 タイ 無症状 δ
7月19日 3328 成田 50代 男性 神奈川県 インドネシア 無症状 δ 3
7月19日 3329 羽田 40代 女性 神奈川県 フィリピン 無症状 δ 3
7月22日 3330 成田 20代 男性 非公表 ポーランド/ギリシャ 無症状 δ
7月22日 3335 羽田 60代 女性 東京都 トルコ 無症状 δ
7月22日 3336 羽田 50代 男性 埼玉県 南アフリカ 無症状 δ

新型コロナウイルス感染症(変異株)の患者等の発生について(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_20267.html


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検疫週間速報7月2_邦人悪化続く

◇空港検疫(週間速報)7月2週目 五輪のせい?外国籍者入国急増で罹患率改善続く一方で日本国籍者は悪化続く

厚生労働省(厚労省)は30日、空港検疫での新型コロナウイルス感染症検査状況の7月2週目(7月11日〜7月17日)分の速報値を発表しました。

厚労省の速報は、週間の検体数と陽性者数を、日本国籍者、外国籍者別に、滞在国ごとに出した非常に細かいデータです。2020年11月11日以降毎週金曜日に過去4週間分が発表されています。30日の公表で、2020年10月4日〜2021年7月17日分が公表されたことになります。
速報のため、日々の発表のデータとかなりのズレが生じてる場合もありますが、分析に活用できます。

いつもの金曜日発表に戻りました。

[罹患状況推移分析] 日本国籍者は悪化、外国籍者は改善
2020年
10/04-10/10 検体12,421・陽性57=罹患率0.46%(日本国籍0.46%:外国籍0.46%)
10/11-10/17 検体 7,364・陽性24=罹患率0.33%(日本国籍0.29%:外国籍0.34%)
10/18-10/24 検体12,213・陽性46=罹患率0.38%(日本国籍0.39%:外国籍0.37%)
10/25-10/31 検体17,833・陽性47=罹患率0.26%(日本国籍0.22%:外国籍0.29%)
  <11/01〜入国者の多い低感染国9か国が検査解除>
11/01-11/07 検体10,589・陽性84=罹患率0.79%(日本国籍0.75%:外国籍0.83%)
11/08-11/14 検体10,823・陽性89=罹患率0.82%(日本国籍0.54%:外国籍1.02%)
11/15-11/21 検体11,627・陽性79=罹患率0.68%(日本国籍0.52%:外国籍0.79%)
11/22-11/28 検体13,789・陽性90=罹患率0.65%(日本国籍0.61%:外国籍0.65%)
11/29-12/05 検体14,226・陽性89=罹患率0.63%(日本国籍0.50%:外国籍0.74%)
12/06-12/12 検体16,488・陽性86=罹患率0.52%(日本国籍0.43%:外国籍0.64%)
12/13-12/19 検体18,554・陽性74=罹患率0.40%(日本国籍0.28%:外国籍0.62%)
12/20-12/26 検体18,835・陽性98=罹患率0.52%(日本国籍0.51%:外国籍0.54%)
12/27-01/02 検体13,123・陽性83=罹患率0.63%(日本国籍0.49%:外国籍0.75%)
2021年
01/03-01/09 検体14,098・陽性76=罹患率0.54%(日本国籍0.23%:外国籍0.72%)
  <01/09〜全入国者検査開始>
01/10-01/16 検体21,399・陽性67=罹患率0.31%(日本国籍0.31%:外国籍0.31%)
01/17-01/23 検体22,678・陽性41=罹患率0.18%(日本国籍0.31%:外国籍0.15%)
01/24-01/30 検体10,076・陽性25=罹患率0.25%(日本国籍0.12%:外国籍0.37%)
01/31-02/06 検体10,435・陽性20=罹患率0.19%(日本国籍0.13%:外国籍0.27%)
02/07-02/13 検体 9,423・陽性19=罹患率0.20%(日本国籍0.15%:外国籍0.26%)
02/14-02/20 検体 9,523・陽性19=罹患率0.20%(日本国籍0.11%:外国籍0.28%)
02/21-02/27 検体11,779・陽性23=罹患率0.20%(日本国籍0.22%:外国籍0.17%)
02/28-03/06 検体14,086・陽性29=罹患率0.21%(日本国籍0.16%:外国籍0.26%)
03/07-03/13 検体14,467・陽性27=罹患率0.19%(日本国籍0.14%:外国籍0.25%)
03/14-03/20 検体17,879・陽性49=罹患率0.27%(日本国籍0.20%:外国籍0.41%)
03/21-03/27 検体14,040・陽性42=罹患率0.30%(日本国籍0.15%:外国籍0.48%)
03/28-04/03 検体14,615・陽性70=罹患率0.48%(日本国籍0.24%:外国籍0.81%)
04/04-04/10 検体12,694・陽性62=罹患率0.49%(日本国籍0.16%:外国籍0.85%)
04/11-04/17 検体11,974・陽性74=罹患率0.62%(日本国籍0.40%:外国籍0.90%)
04/18-04/24 検体11,268・陽性60=罹患率0.53%(日本国籍0.26%:外国籍0.89%)
04/25-05/01 検体13,039・陽性95=罹患率0.73%(日本国籍0.29%:外国籍1.30%)
05/02-05/08 検体11,551・陽性82=罹患率0.71%(日本国籍0.25%:外国籍1.29%)
05/09-05/15 検体12,891・陽性50=罹患率0.39%(日本国籍0.23%:外国籍0.59%)
05/16-05/22 検体11,644・陽性39=罹患率0.33%(日本国籍0.33%:外国籍0.34%)
05/23-05/29 検体13,680・陽性32=罹患率0.23%(日本国籍0.19%:外国籍0.29%)
05/30-06/05 検体16,066・陽性40=罹患率0.25%(日本国籍0.14%:外国籍0.41%)
06/06-06/12 検体16,515・陽性17=罹患率0.10%(日本国籍0.08%:外国籍0.14%)
06/13-06/19 検体16,771・陽性44=罹患率0.26%(日本国籍0.18%:外国籍0.39%)
06/20-06/26 検体16,536・陽性45=罹患率0.27%(日本国籍0.19%:外国籍0.41%)
06/27-07/03 検体22,338・陽性60=罹患率0.27%(日本国籍0.24%:外国籍0.32%)
07/04-07/10 検体23,362・陽性79=罹患率0.34%(日本国籍0.38%:外国籍0.29%)

07/11-07/17 検体32,329・陽性97=罹患率0.30%(日本国籍0.44%:外国籍0.22%)

今週の検体数は、日本国籍者は減少、外国籍者は爆増。日外比率は1:1.80と外国籍者が逆転したうえ、ダブルスコア気味になっています。
今週の陽性数は、日本国籍者3人増、外国籍者15人増。日外比率は1:0.90と外国籍者は増えたものの、入国者数の増加に比べれば大した状況ではなく、日本国籍者の悪い状況が続いています。

検査対象が全入国者になっています。検査数(≒入国者)の多さは、米国、中国、英国、フランス、ドイツの順でした。欧州からの入国者が爆増しています。
日本人は11,565件でした。前週より減っており、12月4週目の12,354件も下回りました。1万件突破は6週連続となります。
そんな減少気味の日本人に対し、外国人は一気に爆増。今週は倍増近い1万人弱も増加しています。1月3週目の17,873件の半分以下でずっと下回っていたのに、今週は20,764件と一気に超えました。

前週と比べると、日本国籍者は、検査数が7%減少に対して陽性者数は6%増。外国籍者は検査数が91%増に対して陽性者数は48%増です。
この結果、罹患率は、日本国籍者は悪化が継続し、外国籍者は改善しています。

全体の罹患率は0.30%とやや改善しました。

日本国籍者が外国籍者よりも罹患率が悪くなるのは、先週に19週ぶりに確認されたあと、2週連続となります。日本国籍者の悪化が顕著な状況です。


[陽性者数多い国分析] 33か国/インドネシア多い状態続く
今週陽性者が確認されたのは、前週に続いて陽性者が出ているインドネシア、米国、英国、ロシア、フィリピン、アラブ首長国連邦(UAE)、ブラジル、タジキスタン、ミャンマー、セネガル、スペイン、ウズベキスタンなどを含めて33か国(前週比+13)からの入国者に陽性者が出ました。一気に国数が増えています。五輪関係者のせいでしょうか?
今週最も悪かったのはここのところずっと続いているインドネシアで36人(前週比±0人)。悪化した状態が続いています。
続いて米国が9人(前週比+8人)と急激に悪化しました。日本国籍者5人で、日外ともに陽性者が増えています。
三番目に多かったのは英国で7人(前週比+1人)です。ここのところ悪化しています。日本国籍者は4人。外国籍者は入国者急増に伴い陽性者も増加しています。
ロシアも5人(前週比+1人)と多め。日本国籍者は2人です。
フィリピンは4人(前週比-2人)でした。日本国籍者は1人で、外国籍者が多い状況に変わりがありません。
続いてUAEが3人(前週比+1人)。日本国籍者が2人でした。
2人だったのがマレーシア(前週比+2人)、ブラジル(前週比+1人)、ナイジェリア(前週比+2人)、チェコ(前週比+2人)、タジキスタン(前週比±0人)、キルギス(前週比+2人)。ブラジルが日本国籍者2人、マレーシア、ナイジェリア、タジキスタンが外国籍者2人、チェコとキルギスは日外1人ずつです。
残り21か国は1人ずつで、ウズベキスタン、ザンビア、セネガル、タンザニア、ネパール、メキシコの6か国が日本国籍者でした。

[罹患率高い国分析] 1%超えは33か国中18か国も、国際線到着空港は超危険
最も罹患率が悪かったのは、タジキスタンで66.67%(検体3件中2人陽性=全て外国籍者)でした。超少人数入国の国で複数人陽性という超異常な状況です。
続いてキルギス11.11%(検体18件中2人陽性=日本国籍者検体12件中1人陽性)、タンザニア10.00%(検体10件中1人陽性=すべて日本国籍者)でした。
以上の3か国が二桁割合(10%以上)です。特にタジキスタンは3週連続で10%超えという非常に危険な状態です。キルギスは前週は陽性者がいませんでしたが、陽性者が出ると10%超が続いており危険です。アフリカ諸国や中央アジア諸国は元々の入国者数がごく少ないので、1人出ただけで率が一気に跳ね上がります。
この後は、ギニア7.14%(検体14件中1人陽性=外国籍者検体7件中1人陽性)、モザンビーク6.67%(検体15件中1人陽性=外国籍者検体10件中1人陽性)、パナマ6.67%(検体15件中1人陽性=外国籍者検体14件中1人陽性)、セネガル3.57%(検体28件中1人陽性=日本国籍者検体18件中1人陽性)、ナイジェリア3.51%(検体57件中2人陽性=外国籍者検体50件中2人陽性)、インドネシア3.41%(検体1,056件中36人陽性=日本国籍者検体863件中27人陽性)、ザンビア3.23%(検体31件中1人陽性=日本国籍者検体4件中1人陽性)、ミャンマー2.86%(検体35件中1人陽性=外国籍者検体26件中1人陽性)、ネパール2.13%(検体47件中1人陽性=日本国籍者検体7件中1人陽性)、チリ1.64%(検体61件中1人陽性=外国籍者検体53件中1人陽性)、グアム1.45%(検体69件中1人陽性=外国籍者検体50件中1人陽性)、イラン1.37%(検体73件中1人陽性=外国籍者検体57件中1人陽性)、ペルー1.23%(検体81件中1人陽性=外国籍者検体71件中1人陽性)、ロシア1.19%(検体421件中5人陽性=日本国籍者検体101件中2人陽性)、チェコ1.03%(検体195件中2人陽性=日本国籍者検体69件中1人陽性)と続きました。
1%超えは以上の18か国でした。これまで南アジア〜中央アジア〜アフリカにかけてが多かったですが、南米が出てきています。

前述のタジキスタンのほか、ミャンマー、セネガル、インドネシア、ロシアが連続で1%超えの異常状態でした。ミャンマー、インドネシア、ロシアは1%超えの常連ですね。

[航空便利用者数分析] 利用者は増加続く
合計の利用者数は37,204人(前週比+4,966人)と増加。入国者の増加分の半分程度の増加でしたので、日本を目的地とした人が増えたということでしょうか。
最多は米国便で7,935人(前週比-598人)、フィリピン便が2,930人(前週比-452人)と続いています。

増加している国が多い状況でした。
増加している国:最も人数が増えたのは、ドイツ便2,719人(前週比+1,183人)。続いて、トルコ便で1,168人(前週比+674人)、英国便1,835人(前週比+577人)など大幅に増えている国が多いです。欧州便の増加が目立ちます。
皆増した国:デンマーク343人、ルーマニア167人、ウズベキスタン146人、スペイン145人、カザフスタン128人、グアム87人、セルビア42人、エジプト34人と多数の国があります。デンマークはスカンジナビア航空の再開に伴うものです。それ以外の国は五輪絡みのチャーター便でしょうか。

減少している国:最も人数が減ったのは、米国便、続いてフィリピン便でした。
皆減した国:フィジー(105人)、スウェーデン(36人)。五輪絡みのチャーター便とみられる国でした。



毎週データは更新されているようですので、今後も注視していきます。

週間速報内容
07/11-07/17
全検査
合計 検体32,329陽性97 0.30%
日本 検体11,565陽性51 0.44%
外国 検体20,764陽性46 0.22%


検体数の多い国
米  国:合計 検体6,170、陽性 9=0.15%
  日本国籍 検体3,345 陽性 5=0.15%/外国籍 検体2,825 陽性 4=0.14%
中  国:合計 検体2,635、陽性 0=0%
  日本国籍 検体 740 陽性 0=0%/外国籍 検体1,895 陽性 0=0%
英  国:合計 検体1,977、陽性 7=0.35%
  日本国籍 検体 518 陽性 4=0.77%/外国籍 検体1,459 陽性 3=0.21%
フランス:合計 検体1,754、陽性 0=0%
  日本国籍 検体 780 陽性 0=0%/外国籍 検体 974 陽性 0=0%
ド イ ツ:合計 検体1,333、陽性 0=0%
  日本国籍 検体 458 陽性 0=0%/外国籍 検体 875 陽性 0=0%

罹患率の高い国
タジキスタン:合計 検体 3、陽性 2=66.67%
  日本国籍 検体 0 陽性 0=0%/外国籍 検体 3 陽性 2=66.67%
キルギス:合計 検体 18、陽性 2=11.11%
  日本国籍 検体 12 陽性 1=8.33%/外国籍 検体 6 陽性 1=16.67%
タンザニア:合計 検体 10、陽性 1=10.00%
  日本国籍 検体 10 陽性 1=10.00%/外国籍 検体 0 陽性 0=0%
ギ ニ ア:合計 検体 14、陽性 1=7.14%
  日本国籍 検体 7 陽性 0=0%/外国籍 検体 7 陽性 1=14.29%
モザンビーク:合計 検体 15、陽性 1=6.67%
  日本国籍 検体 5 陽性 0=0%/外国籍 検体 10 陽性 1=10.00%


毎日の個別発表との誤差状況(7月11日〜7月17日)
(A)週間発表(今回の滞在国・地域ごとの検査実績発表):97人
(B)毎日発表:94人中非公表0人(複数国滞在者3人=インドネシア/マレーシア、カザフスタン/トルコ、キルギス/アラブ首長国連邦)

 (誤差が出ている国)Aが超過していると非公表の可能性有
 ・米  国 Aが9人・Bが10人(Bが1人超過)
 ・タジキスタン Aが2人・Bが1人(Aが1人超過)
 ・グ ア ム Aが1人・Bが0人(Aが1人超過)
 ・非 公 表 Aが0人・Bが1人(Bが1人超過)


 非公表が絡むと絶対に数値があってきませんね。
 グアムを米国と捉えるならば、非公表はタジキスタンと言うことになりそうです。
 非公表は、3282例目(7月16日羽田着東京都居住30代男)です。これまでも謎の「-」が多かった2日遅れで発表されています。

 と一生懸命調査したのですが、30日発表の変異株発表で、3282例目に当たる人物の行動歴がタジキスタンであることが発表されました(変異株発表の22例目)。

水際対策(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/kansenkakudaiboushi-iryouteikyou.html#h2_7


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ラベル:検疫 感染症
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7月2週入国_外人爆増五輪需要?

◇空港検疫 7月2週目検体数(≒入国者数) 外国籍者の入国が爆増、五輪需要?

検体数≒入国者数のほぼ判明している状態が27週目に突入


厚生労働省(厚労省)は30日、空港検疫での新型コロナウイルス感染症(COVID-19)検査状況の7月2週目(7月11日〜7月17日)分の速報値を発表しました。この数字から行動歴別の入国者数が推定できます。

厚労省の速報は、週間の検体数と陽性者数を、日本国籍者、外国籍者別に、滞在国ごとに出した非常に細かいデータです。
1月9日から全入国者が検査対象となったため、COVID-19パンデミック後初めて検査数≒入国者数となっています。複数回検査する人や14日以内に複数国滞在した人もいるので、厳密には=ではありませんし、乗員は対象外ですが、検査数が入国者数に限りなく近づきました。

今回発表は、一週間分に過ぎませんが、これまで確認することが出来なかった、行動歴別のほぼ正確な入国者数が27週連続で判明しています。
ここのところ強制隔離(入国時と3日後の2回、または、6日後加えた3回、または、さらに10日後加えた4回)対象者が増加しているので、検体数>入国者数になっているものと推定されます。ご注意ください。

いつもの金曜日発表に戻りました。

外国籍者が急増、五輪需要?
7月2週目は、検査数は32,329件(前週比+8,967件)と爆増しています。
しかし、日本国籍者は11,565件(前週比-928件)と減少。外国籍者は20,764件(前週比+9,895件)と倍増しています。五輪選手団の入国が相次いだためと推定されますが、航空便は増えていないので、一機当たりの搭乗制限が緩和されていたのかもしれません。

欧州からの入国増加続く
国別で見ると、入国者数最多は米国で6,170件(前週比+44件)でした。二番目は中国で2,635件(前週比+750件)と、ここまでは前週と同順でした。三番目は英国で1,977件(前週比+685件)、四番目はフランスで1,754件(前週比+597件)、五番目はドイツで1,333件(前週比+583件)と西欧の急増が続いています。

便数が多く五番目までの常連だったフィリピンは減少しており、六番目で1,247件(前週比-191件)でした。
七番目はインドネシアで1,056件(前週比+129件)、八番目は韓国で1,017件(前週比+346件)、九番目はイタリアで1,017件(前週比+579件)、十番目はスペインで851件(前週比+490件)でした。

4週前から急に増え始めた欧州からの入国者の増加が止まりません。十一位以下もスイスやハンガリー、ルーマニア、ポルトガルなどが200人超、オランダが400人超の増加となっています。その多くは外国籍者の急増で、五輪需要なのが明らかです。

特別便でもめている感染状態の悪いインドネシアは日本国籍者の利用が増えており、他の国と様子が違います。

デルタ株等で一時大騒ぎとなったアフガニスタンは7人(前週比-9人)と低調な状態が続いています。
3週前についに再発したネパールは47件(前週比+35件)と再増加。直行便は飛んでいませんが、少し増え始めています。
インドは169件(前週比-53件)と減少しています。

この週は、検体数(≒入国者数)が増えた国ばかりの状況でした。

インドネシア日本国籍者急増は緊急帰国??、欧米は五輪需要??
日本人が多いのは、上位十位までの国では、米国、インドネシアでした。
米国は、日本国籍者3,345件・外国籍者2,825件と日本国籍者は減り、外国籍者が増えています。
インドネシアは、日本国籍者863件・外国籍者193件と、日本国籍者のみ急増。緊急帰国が増えていると推定されます。

日本人と外国人が同じくらいなのは、上位十位までの国では、ありませんでした。

外国人が多いのは、上位十位までの国では、中国、英国、フランス、ドイツ、フィリピン、韓国、イタリア、スペインでした。
中国は、日本国籍者740件・外国籍者1,895件。外国籍者が急増しています。
英国は、日本国籍者518件・外国籍者1,459件。日本国籍者は減り、外国籍者が急増しています。
フランスは、日本国籍者780件・外国籍者974件。日本国籍者は減り、外国籍者が急増しています。
ドイツは、日本国籍者458件・外国籍者875件。日本国籍者は減り、外国籍者が急増しています。
外国人がずっと多いままの筆頭は相変わらずフィリピン。日本国籍者175件・外国籍者1,072件で、外国籍者の方が大きく減っています。
韓国は、日本国籍者302件・外国籍者715件。外国籍者の方が増えています。
イタリアは、日本国籍者224件・外国籍者793件。外国籍者が急増しています。
スペインは、日本国籍者223件・外国籍者628件。外国籍者が急増しています。

この他、十位以内に入っていませんが、13位のタイは日本国籍者の方が多く、11位のスイス、12位のオランダ、14位のオーストラリア、15位のカナダは外国籍者の方が多いです。外国籍者の多い国はいずれも外国籍者の急増が目立ちます。
英国、フランス、ドイツ等は普段は日本国籍者の方が多い国です。これら先進諸国からの外国籍者急増は、完全に五輪需要と推定されます。

なお、10日間強制隔離対象期間の関係する10か国のうち上記以外の6か国は、
 バングラデシュ 69件(前週比+13件)=日本国籍者の増加目立つ
 パキスタン 35件(前週比-21件)=日本国籍者の減少目立つ
 スリランカ 40件(前週比+7件)=全員外国籍者の増加
 モルディブ 3件(前週比±0件)=日本国籍者1・外国籍者2
 キルギス 18件(前週比+18件)=日本国籍者12・外国籍者6
 ザンビア 31件(前週比+24件)=外国籍者急増

でした。今回は日外状況がバラバラでした。

・高感染国が多い欧米からの入国は、外国籍者が急増中→五輪需要?
・現地感染の急激悪化中の国からの入国は、日本国籍者が増加中→緊急帰国?

といった傾向になっています。
今の空港は、渡航目的が大きく異なる二分化され、少しカオスなのかもしれないですね。

罹患状況などの詳細の分析は別途で記事にします。

水際対策(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/kansenkakudaiboushi-iryouteikyou.html#h2_7


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