2021年08月21日

空港検疫8/21_30人超陽性

◇空港検疫 30人超えの陽性者発生 8月21日発表分

厚生労働省(厚労省)は8月21日現在の、空港検疫を含めた最新の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の状況を発表しました。
空港検疫の数字は、2020年4月3日午前0時から症状の有無や濃厚接触の有無、ワクチン摂取状況等に関係なく、上陸拒否国からの入国者全員検査を実施しています。さらに2021年1月9日午前0時からは非上陸拒否国も含めた入国者全員検査を、緊急事態宣言中限定として臨時的に実施しており、いま日本で唯一正確な罹患率を把握できます。


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8月21日現在
無症状率 89.2%[急激悪化中]
罹 患 率 0.387%

▲国際線到着空港は日本国内より2.4倍危険!

(比較用)日本国内 現罹患率0.158%=要治療199,227人/人口約1億2536万人(2021年7月)

(比較用)日 本:罹患率0.998%=感染1,252,295人、死亡率0.0124%=死亡15,563人/約1億2536万人(2021年7月)←[緊急事態宣言発令中の危険国・爆増中]
(比較用)レソト:罹患率0.684%=感染14,370人、死亡率0.0190%=死亡400人/人口約210万人(2018年)←※ロイター公式サイトが分かりやすいです。 https://graphics.reuters.com/world-coronavirus-tracker-and-maps/ja/countries-and-territories/lesotho/


※罹患率は空港検疫の全員検査開始後の概要発表分を元に算出しています。
※無症状率は空港検疫の全員検査の詳細結果発表分を元に算出しています。
両数値は、元にしている数値に若干の差異があります。
また、海外で感染した人や有症状の人はそもそも海外から飛行機に乗ることができないため、実際の罹患率や隠れ感染者数は算出された数値より高く、実際の無症状率や無症状病原体保有者数は算出された数値より低いと考えられます。
あくまでも参考程度にお考え下さい。



空港検疫 全員検査結果(8月19日到着分までが反映されていると推定)
2日遅れで情報が反映していると思われる概要結果は以下の通りです。
4月30日発表分までは別にまとめています。

2020年04月04日〜2021年07月31日:https://johokotu.seesaa.net/article/482941109.html

2020年04月04日〜2021年08月01日:対象887,812人、陽性3,425人/罹患率0.385%
2020年04月04日〜2021年08月02日:対象891,017人、陽性3,439人/罹患率0.385%※海港検疫含む
2020年04月04日〜2021年08月03日:対象895,450人、陽性3,446人/罹患率0.384%
2020年04月04日〜2021年08月04日:対象898,233人、陽性3,460人/罹患率0.385%
2020年04月04日〜2021年08月05日:対象901,024人、陽性3,467人/罹患率0.384%
2020年04月04日〜2021年08月06日:対象903,896人、陽性3,481人/罹患率0.385%
2020年04月04日〜2021年08月07日:対象906,762人、陽性3,496人/罹患率0.385%
2020年04月04日〜2021年08月08日:対象909,771人、陽性3,506人/罹患率0.385%
2020年04月04日〜2021年08月09日:対象912,423人、陽性3,519人/罹患率0.385%
2020年04月04日〜2021年08月10日:対象916,020人、陽性3,531人/罹患率0.385%
2020年04月04日〜2021年08月11日:対象918,845人、陽性3,543人/罹患率0.385%
2020年04月04日〜2021年08月12日:対象921,491人、陽性3,559人/罹患率0.386%
2020年04月04日〜2021年08月13日:対象924,088人、陽性3,574人/罹患率0.386%
2020年04月04日〜2021年08月14日:対象926,890人、陽性3,583人/罹患率0.386%
2020年04月04日〜2021年08月15日:対象929,486人、陽性3,597人/罹患率0.386%
2020年04月04日〜2021年08月16日:対象931,838人、陽性3,604人/罹患率0.386%
2020年04月04日〜2021年08月17日:対象935,180人、陽性3,632人/罹患率0.388%※海港検疫含む
2020年04月04日〜2021年08月18日:対象937,531人、陽性3,636人/罹患率0.387%
2020年04月04日〜2021年08月19日:対象940,473人、陽性3,644人/罹患率0.387%
2020年04月04日〜2021年08月20日:対象944,221人、陽性3,653人/罹患率0.386%

2020年04月04日〜2021年08月21日:対象948,356人、陽性3,671人/罹患率0.387%

8月19日(木)分と思われる検査件数は4,135件。4千件を超えました。木曜日にしては入国者がぐっと増えています。パラリンピック選手団の入国でしょうか。
陽性者は18人増加。罹患率はやや悪化しました。

※2021年1月9日到着分(2021年1月11日発表分)から全入国者に対する検査が開始されており、検査数≒入国者数の状況です。(ただし、三日間の強制隔離対象国が徐々に増えてきており、入国直前と三日後の二回検査を受けている人が増加しています。検査数>入国者数に少し偏っていると考えられます。=実際の罹患率は上記数値よりも悪いと思われます。)

新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について(令和3年8月21日版)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_20594.html













空港検疫検査 到着日別詳細結果(8月20日到着分までが反映と推定、下記の数字には海港検疫の数は含めていません)
1日遅れで情報が反映していると思われる空港検疫の詳細も発表されています。
4月30日到着分までは、別にまとめています。

2020年04月03日〜2021年07月31日:https://johokotu.seesaa.net/article/482941109.html

08月01日:症状 有5 無9=陽性14人 3443・3444・3448・3449・3450・3462・3463・3464・3465・3473・3474・3475・3477・3517
08月02日:症状 有0 無12=陽性12人 3451・3453・3454・3455・3459・3487・3489・3490・3491・3492・3493・3494
08月03日:症状 有3 無5=陽性8人 3467・3468・3469・3470・3472・3500・3501・3502
08月04日:症状 有2 無10=陽性12人 3476・3478・3479・3480・3481・3482・3483・3485・3511・3512・3516・3518
08月05日:症状 有2 無11=陽性13人 3484・3486・3495・3496・3497・3498・3525・3526・3527・3528・3529・3530・3532
08月06日:症状 有2 無7=陽性9人 3499・3503・3504・3505・3506・3537・3539・3578・3579
08月07日:症状 有4 無21=陽性25人 3507・3508・3509・3510・3513・3514・3515・3519・3520・3521・3522・3523・3551・3555・3556・3557・3558・3559・3560・3561・3591・3592・3594・3596・3597
08月08日:症状 有2 無8=陽性10人 3524・3531・3533・3534・3535・3563・3565・3566・3567・3568
08月09日:症状 有2 無8=陽性10人 3536・3540・3541・3542・3543・3544・3545・3546・3547・3580
08月10日:症状 有0 無7=陽性7人 3548・3552・3553・3554・3562・3590・3595
08月11日:症状 有2 無10=陽性12人 3564・3569・3570・3571・3572・3573・3574・3575・3576・3577・3603・3616
08月12日:症状 有2 無11=陽性13人 3581・3582・3583・3584・3585・3586・3587・3589・3610・3611・3612・3614・3615
08月13日:症状 有0 無8=陽性8人 3588・3593・3598・3599・3600・3601・3602・3624

08月14日:症状 有2 無10(+1)=陽性12人 3604・3605・3606・3607・3608・3613・3629・3630・3631・3632・3633・3667
 [空港別] 成田6(+1)・羽田3・中部1・関空2
 [男女別] 男9(+1)・女3
 [年代別] 10代下3・20代1・30代2・40代2(+1)・50代3・60代1・70代0・80代上0
 [渡航元] ミャンマー2(+1)・インドネシア1・バングラデシュ1・パキスタン1・キルギス1・英国3・米国3
 [居住地] 山形1・埼玉2(+1)・東京3・愛知1・大阪1・兵庫1・福岡1・非公表2
08月15日:症状 有0 無7=陽性7人 3609・3617・3618・3619・3620・3637・3639
 [空港別] 成田3・羽田4
 [男女別] 男5・女2
 [年代別] 10代下0・20代2・30代2・40代1・50代2・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] モンテネグロ1・オランダ1・米国4・ブラジル1
 [居住地] 神奈川4・非公表3
08月16日:症状 有3 無7(+1)=陽性10人 3621・3622・3623・3625・3626・3627・3628・3646・3648・3668
 [空港別] 成田4・羽田6(+1)
 [男女別] 男8(+1)・女2
 [年代別] 10代下0・20代1・30代4(+1)・40代2・50代3・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] フィリピン1・ヨルダン2・ウズベキスタン1・フランス1(+1)・英国1・米国3・メキシコ1
 [居住地] 茨城1・埼玉1・東京2(+1)・神奈川3・福岡1・非公表2
08月17日:症状 有1(+1) 無8(+5)=陽性9人 3634・3635・3636・3669・3672・3673・3674・3675・3680
 [空港別] 成田7(+5)・羽田1・中部1(+1)
 [男女別] 男8(+5)・女1(+1)
 [年代別] 10代下1(+1)・20代5(+2)・30代1(+1)・40代1(+1)・50代0・60代1(+1)・70代0・80代上0
 [渡航元] フィリピン1(+1)・インドネシア2(+2)・ネパール1・パキスタン1(+1)・オランダ1・フランス1・米国1(+1)・コスタリカ1(+1)
 [居住地] 埼玉1(+1)・東京4(+2)・神奈川1・福井2(+2)・宮崎1(+1)
08月18日:症状 有0 無5=陽性5人 3640・3641・3642・3643・3644
 [空港別] 羽田2・中部1・関空1・福岡1
 [男女別] 男5・女0
 [年代別] 10代下0・20代1・30代2・40代1・50代1・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] フィリピン4・インド1
 [居住地] 山梨1・滋賀1・非公表3
08月19日:症状 有2 無14=陽性16人 3645・3647・3649・3650・3651・3652・3653・3654・3655・3656・3657・3658・3659・3660・3661・3662
 [空港別] 成田5・羽田7・関空4
 [男女別] 男8・女8
 [年代別] 10代下2・20代4・30代5・40代2・50代2・60代1・70代0・80代上0
 [渡航元] フィリピン2・イスラエル1・トルコ2・ウズベキスタン3・ロシア1・ドイツ1・フランス1・モロッコ1・米国4
 [居住地] 埼玉2・東京3・神奈川3・愛知2・兵庫2・非公表4
08月20日:症状 有0 無20(+19)=陽性20人 3663・3664・3665・3666・3670・3671・3676・3677・3678・3679・3681・3682・3683・3684・3685・3686・3687・3688・3689・3690
 [空港別] 成田11(+10)・羽田4(+4)・中部2(+2)・関空3(+3)
 [男女別] 男13(+13)・女7(+6)
 [年代別] 10代下1(+1)・20代3(+3)・30代4(+4)・40代6(+5)・50代4(+4)・60代2(+2)・70代0・80代上0
 [渡航元] フィリピン4(+4)・パキスタン2(+2)・アゼルバイジャン1(+1)・モルドバ1(+1)・スペイン1(+1)・ケニア1(+1)・コートジボワール1(+1)・レソト2(+2)・米国3(+3)・メキシコ1・ジャマイカ1(+1)・フィジー2(+2)
 [居住地] 埼玉1(+1)・千葉2(+2)・東京8(+7)・神奈川2(+2)・新潟1(+1)・愛知1(+1)・三重1(+1)・奈良1(+1)・広島1(+1)・熊本1(+1)・非公表1(+1)
08月21日:症状 有1 無3=陽性4人 3691・3692・3693・3694
 [空港別] 成田1・羽田3
 [男女別] 男2・女2
 [年代別] 10代下0・20代3・30代0・40代0・50代0・60代1・70代0・80代上0
 [渡航元] インドネシア3・メキシコ1
 [居住地] 千葉1・非公表3


合計31人の陽性確認が発表されました。1日で30人超の発表は2020年4月3日以来初めてではないでしょうか。
2020年4月3日0時の全員検査開始後に判明した陽性者は2021年8月21日までの503日間で3,614人になりました。
3,614人のうち有症状は2人増えて388人です。無症状は3,226人で、無症状率は89.2%です。ここのところ有症状者が激増しており、無症状率が一気に悪化しています。危険です。悪化している要因が不明ですが、どうしても日本に来なければならない事情を抱えた人が無理してでも来るというパターンが増えているのかもしれません。

本日発表分は、行動歴(渡航元)と居住地両方とも非公表者はいませんでした。
8月20日成田着レソトから入国の東京都居住2人(40代男2人)、8月21日羽田着インドネシアから入国の居住地非公表3人(20代男・20代女2人)がそれぞれ連番確認されており、団体感染が疑われます。また、8月20日中部着フィリピンから入国の三重県居住女が10歳未満で、同行者がいる団体感染すり抜けが疑われます。

有症状者は2人出ました。
8月17日成田着コスタリカから入国の東京都居住20代女が、発熱症状です。
8月21日成田着メキシコから入国の千葉県居住60代男が、咽頭痛症状です。
コスタリカからは3日後陽性で、強制隔離中の発症とみられます。
メキシコからは直行便で半日程度の飛行で、機内発症とみられます。

強制隔離中の陽性とみられる事例は、6日後陽性に当たる8月14日着が1人、3日後陽性に当たる8月16日着が1人、8月17日着が6人と合計8人も出ています。インドネシアから2人、ミャンマーから、フランスから、米国から、パキスタンから、コスタリカから、フィリピンから各1人です。
これで3日間強制隔離対象国が少し多めに増えた3月5日着から8月17日着までの167日間で、強制隔離中の陽性者は433人となりました。元々いるはずがない超稀な事例だったはずなのに、すり抜け直前の陽性確認があまりにも多すぎます。

少し陽性人数が減ってきているように見ていましたが、ただの嵐の前の静けさだっただけでした。

新型コロナウイルス感染症の患者等の発生について(空港検疫)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_20595.html


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ラベル:検疫 感染症
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検疫週間速報8月1_邦改善/外悪化

◇空港検疫(週間速報)8月1週目 外国籍者のウイルス持ち込み再び増加、日本国内感染悪化の直前7月は日本国籍者がウイルス撒き散らしの主因?

厚生労働省(厚労省)は8月20日、空港検疫での新型コロナウイルス感染症検査状況の8月1週目(8月1日〜8月7日)分の速報値を発表しました。

厚労省の速報は、週間の検体数と陽性者数を、日本国籍者、外国籍者別に、滞在国ごとに出した非常に細かいデータです。2020年11月11日以降毎週金曜日に過去4週間分が発表されています。8月20日の公表で、2020年10月4日〜2021年8月7日分が公表されたことになります。
速報のため、日々の発表のデータとかなりのズレが生じてる場合もありますが、分析に活用できます。

[罹患状況推移分析] 日本国籍者悪化が止まる、外国籍者は逆に悪化
2020年
10/04-10/10 検体12,421・陽性57=罹患率0.46%(日本国籍0.46%:外国籍0.46%)
10/11-10/17 検体 7,364・陽性24=罹患率0.33%(日本国籍0.29%:外国籍0.34%)
10/18-10/24 検体12,213・陽性46=罹患率0.38%(日本国籍0.39%:外国籍0.37%)
10/25-10/31 検体17,833・陽性47=罹患率0.26%(日本国籍0.22%:外国籍0.29%)
  <11/01〜入国者の多い低感染国9か国が検査解除>
11/01-11/07 検体10,589・陽性84=罹患率0.79%(日本国籍0.75%:外国籍0.83%)
11/08-11/14 検体10,823・陽性89=罹患率0.82%(日本国籍0.54%:外国籍1.02%)
11/15-11/21 検体11,627・陽性79=罹患率0.68%(日本国籍0.52%:外国籍0.79%)
11/22-11/28 検体13,789・陽性90=罹患率0.65%(日本国籍0.61%:外国籍0.65%)
11/29-12/05 検体14,226・陽性89=罹患率0.63%(日本国籍0.50%:外国籍0.74%)
12/06-12/12 検体16,488・陽性86=罹患率0.52%(日本国籍0.43%:外国籍0.64%)
12/13-12/19 検体18,554・陽性74=罹患率0.40%(日本国籍0.28%:外国籍0.62%)
12/20-12/26 検体18,835・陽性98=罹患率0.52%(日本国籍0.51%:外国籍0.54%)
12/27-01/02 検体13,123・陽性83=罹患率0.63%(日本国籍0.49%:外国籍0.75%)
2021年
01/03-01/09 検体14,098・陽性76=罹患率0.54%(日本国籍0.23%:外国籍0.72%)
  <01/09〜全入国者検査開始>
01/10-01/16 検体21,399・陽性67=罹患率0.31%(日本国籍0.31%:外国籍0.31%)
01/17-01/23 検体22,678・陽性41=罹患率0.18%(日本国籍0.31%:外国籍0.15%)
01/24-01/30 検体10,076・陽性25=罹患率0.25%(日本国籍0.12%:外国籍0.37%)
01/31-02/06 検体10,435・陽性20=罹患率0.19%(日本国籍0.13%:外国籍0.27%)
02/07-02/13 検体 9,423・陽性19=罹患率0.20%(日本国籍0.15%:外国籍0.26%)
02/14-02/20 検体 9,523・陽性19=罹患率0.20%(日本国籍0.11%:外国籍0.28%)
02/21-02/27 検体11,779・陽性23=罹患率0.20%(日本国籍0.22%:外国籍0.17%)
02/28-03/06 検体14,086・陽性29=罹患率0.21%(日本国籍0.16%:外国籍0.26%)
03/07-03/13 検体14,467・陽性27=罹患率0.19%(日本国籍0.14%:外国籍0.25%)
03/14-03/20 検体17,879・陽性49=罹患率0.27%(日本国籍0.20%:外国籍0.41%)
03/21-03/27 検体14,040・陽性42=罹患率0.30%(日本国籍0.15%:外国籍0.48%)
03/28-04/03 検体14,615・陽性70=罹患率0.48%(日本国籍0.24%:外国籍0.81%)
04/04-04/10 検体12,694・陽性62=罹患率0.49%(日本国籍0.16%:外国籍0.85%)
04/11-04/17 検体11,974・陽性74=罹患率0.62%(日本国籍0.40%:外国籍0.90%)
04/18-04/24 検体11,268・陽性60=罹患率0.53%(日本国籍0.26%:外国籍0.89%)
04/25-05/01 検体13,039・陽性95=罹患率0.73%(日本国籍0.29%:外国籍1.30%)
05/02-05/08 検体11,551・陽性82=罹患率0.71%(日本国籍0.25%:外国籍1.29%)
05/09-05/15 検体12,891・陽性50=罹患率0.39%(日本国籍0.23%:外国籍0.59%)
05/16-05/22 検体11,644・陽性39=罹患率0.33%(日本国籍0.33%:外国籍0.34%)
05/23-05/29 検体13,680・陽性32=罹患率0.23%(日本国籍0.19%:外国籍0.29%)
05/30-06/05 検体16,066・陽性40=罹患率0.25%(日本国籍0.14%:外国籍0.41%)
06/06-06/12 検体16,515・陽性17=罹患率0.10%(日本国籍0.08%:外国籍0.14%)
06/13-06/19 検体16,771・陽性44=罹患率0.26%(日本国籍0.18%:外国籍0.39%)
06/20-06/26 検体16,536・陽性45=罹患率0.27%(日本国籍0.19%:外国籍0.41%)
06/27-07/03 検体22,338・陽性60=罹患率0.27%(日本国籍0.24%:外国籍0.32%)
07/04-07/10 検体23,362・陽性79=罹患率0.34%(日本国籍0.38%:外国籍0.29%)
07/11-07/17 検体32,329・陽性97=罹患率0.30%(日本国籍0.44%:外国籍0.22%)
07/18-07/24 検体35,885・陽性67=罹患率0.19%(日本国籍0.33%:外国籍0.13%)
07/25-07/31 検体24,273・陽性89=罹患率0.37%(日本国籍0.50%:外国籍0.24%)

08/01-08/07 検体21,987・陽性94=罹患率0.43%(日本国籍0.33%:外国籍0.57%)

今週の検体数は、日本国籍者は増加、外国籍者は減少。日外比率は1:0.70と日本国籍者が一気に逆転しました。
今週の陽性数は、日本国籍者16人減、外国籍者20人も増。日外比率は1:1.19で、5週ぶりに日本国籍者の方が低くなりました。

検査対象が全入国者になっています。検査数(≒入国者)の多さは、米国、中国、タイ、フィリピン、フランスの順でした。欧州からの入国者が引き続き減少しています。
日本人は12,971件でした。12月4週目の12,354件を上回りました。
外国人は減少。今週は9,016件と一万人を切りました。1月3週目の17,873件も当然下回っています。

前週と比べると、日本国籍者は、検査数が12%増加に対して陽性者数は27%減少。外国籍者は検査数が29%減に対して陽性者数は65%増です。
この結果、罹患率は、日本国籍者は改善、外国籍者は大幅悪化しています。6月以前の傾向に戻っています。

全体の罹患率は0.43%とさらに悪化しました。
五輪関係者の陽性率は低く、一般外国籍者は陽性率が高いということが如実に現れた状況
14日隔離期間があるため、8月1日を過ぎると旧盆期間中に外に出られなくなります。日本国籍者は、今週分に夏休みの一時帰国者は多くないと思われます。やはり、日本国籍者は、夏休みなどで一時帰国した人は陽性率が高いということが如実に現れた結果になっています。

日本国籍者が外国籍者よりも罹患率が良かったのは5週ぶりです。

日本国内での感染悪化が深刻になる直前のタイミングに当たる7月は、外国籍者は感染者は少なく、日本国籍者の感染が著しく悪かったことが改めて判明しました。
7月から始まった国内での感染悪化の原因を「海外からの持ち込み」と主張する人は多いですが、それが事実だとすると、主因はどこからどう見ても日本国籍者ですね。
国内での感染悪化の原因を五輪での外国籍者入国が原因だと主張する人も多いですが、それを裏付けるデータにはなっていません(すり抜け後に感染を広げた可能性を否定できるデータでもないです)。



[陽性者数多い国分析] 27か国/インドネシア、米国悪いまま
今週陽性者が確認されたのは、前週に続いて陽性者が出ている米国、インドネシア、フィリピン、タイ、ミャンマー、英国、ロシア、キルギス、オランダ、南アフリカ、フランス、スペイン、ケニアなどを含めて27か国(前週比+3)からの入国者に陽性者が出ました。国数が多い状況が続いています。

インドネシアは15人(前週比-7人)。うち日本国籍者は10人で、割合は日本国籍者の方が低いです。
米国も15人(前週比-4人)。日本国籍者は3人で、外国籍者が急激に悪化しています。ちなみにこの期間の変異株患者はほぼ東京と神奈川県です。米国からの外国籍者で東京と神奈川と言うと軍関係者が多いのかもしれませんが、軍発表では空港での陽性かどうかを発表しなくなってしまったので、実態は良く分かりません。
フィリピンも多く14人(前週比+8人)。日本国籍者は入国者が外国籍者の4分の1ほどしかいないのに、陽性者は5人で、日本国籍者の悪さが目立ちます。

悪化が止まらないのがタイで7人(前週比+2人)。陽性者は全員日本国籍者です。
急激悪化が始まっているのがミャンマーで6人(前週比+4人)。陽性者は日外3人ずつです。
同じく悪化してきたのがスリランカで4人(前週比+3人)。陽性者は全員外国籍者です。

3人陽性だったのが、ウズベキスタン(前週比皆増)、英国(前週比+2人)、トルコ(前週比皆増)、マレーシア(前週比皆増)の4か国。トルコは1人、その他3か国は2人が日本国籍者です。

2人陽性だったのは、オランダ(前週比+1人)、キルギス(前週比-2人)、ブラジル(前週比皆増)、ロシア(前週比-1人)の4か国でした。オランダとキルギスは2人とも日本国籍者、ロシアは2人とも外国籍者です。

残り13か国は1人ずつで、アラブ首長国連邦、コスタリカ、コロンビアの3か国のみが日本国籍者でした。

[罹患率高い国分析] 1%超えは27か国中13か国も、国際線到着空港は超危険、キルギス10%超え止まらず
最も罹患率が悪かったのは、北マケドニアで100.00%(検体1件中1人陽性=外国籍者)でした。
続いてスリランカ12.90%(検体31件中4人陽性=外国籍者検体22件中4人陽性)、キルギス10.53%(検体19件中2人陽性=日本国籍者検体6件中2人陽性)でした。
以上の3か国が二桁割合(10%以上)です。特にキルギスは4週連続で10%超え、4週前は陽性者がいませんでしたが、その前も10%超が続いていて超絶危険です。アフリカ諸国や中央アジア諸国は元々の入国者数がごく少ないので、1人出ただけで率が一気に跳ね上がります。
スリランカは、再入国停止にしててもなぜか外国籍者ばかりです。???????。

この後は、コスタリカ9.09%(検体11件中1人陽性=日本国籍者検体8件中1人陽性)、ウズベキスタン8.33%(検体36件中3人陽性=日本国籍者検体8件中2人陽性)、セネガル5.56%(検体18件中1人陽性=外国籍者検体6件中1人陽性)、コロンビア4.35%(検体23件中1人陽性=日本国籍者検体10件中1人陽性)、イラン4.00%(検体25件中1人陽性=外国籍者検体15件中1人陽性)、ミャンマー3.37%(検体178件中6人陽性=外国籍者検体39件中3人陽性)、ケニア1.79%(検体56件中1人陽性=外国籍者検体37件中1人陽性)、パキスタン1.69%(検体59件中1人陽性=外国籍者検体42件中1人陽性)、インドネシア1.67%(検体900件中15人陽性=日本国籍者検体754件中10人陽性)、オランダ1.07%(検体187件中2人陽性=日本国籍者検体139件中2人陽性)と続きました。
1%超えは以上の13か国でした。これまで南アジア〜中央アジア〜アフリカにかけてが多かったですが、南米が出てきています。

前述のキルギスのほか、スリランカ、ミャンマー、インドネシア、ケニアが連続で1%超えの異常状態でした。(ミャンマーは2週連続の複数人陽性で前週は10%超えでした。)

インドネシアやキルギス等は1%超え常連なのに、いつまで経っても再入国禁止すらもせずにダラダラダラダラウイルス密輸を許している状況です。五輪大会が終わっても何も変化がありません。

[航空便利用者数分析] 利用者は増加
合計の利用者数は33,321人(前週比+1,341人)と増加でした
最多は米国便で7,365人(前週比-226人)、フィリピン便が3,524人(前週比+1,029人)と続いています。

今週は増減バラバラな印象でした。
増加している国:最も人数が増えたのは、タイ便2,832人(前週比+1,274人)。フィリピン便、ベトナム便1,496人(前週比+626
人)と続いています。
皆増した国:ソロモン諸島2人のみです。

減少している国:最も人数が減ったのは、2週連続ドイツ便1,597人(前週比-751人)。トルコ便742人(前週比-426人)と続いています。
皆減した国:フィジー(47人)、カザフスタン(43人)。いずれもチャーター便とみられる国でした。

ニューカレドニアは入国者数が数人しかいないのですが、なぜか便利用だけがあります。定期便も飛んでいないのですが、誤記ではないですよね。



毎週データは更新されているようですので、今後も注視していきます。

週間速報内容
08/01-08/07
全検査
合計 検体21,987陽性94 0.43%↑
日本 検体12,971陽性43 0.33%↓急減
外国 検体 9,016陽性51 0.57%↑急増


検体数の多い国
米  国:合計 検体5,249、陽性15=0.29%
  日本国籍 検体3,020 陽性3=0.09%/外国籍 検体2,229 陽性12=0.54%
中  国:合計 検体1,824、陽性 0=0%
  日本国籍 検体 904 陽性 0=0%/外国籍 検体 920 陽性 0=0%
タ  イ:合計 検体1,678、陽性 7=0.42%
  日本国籍 検体1,589 陽性 7=0.44%/外国籍 検体 89 陽性 0=0%
フィリピン:合計 検体1,464、陽性14=0.96%
  日本国籍 検体 257 陽性 5=1.95%/外国籍 検体1,207 ​陽性 9=0.75%
フランス:合計 検体1,037、陽性 1=0.10%
  日本国籍 検体 735 陽性 0=0%/外国籍 検体 302 陽性 1=0.33%

罹患率の高い国
北マケドニア:合計 検体 1、陽性 1=100.00%
  日本国籍 検体 0 陽性 0=0%/外国籍 検体 1 陽性 1=100.00%
スリランカ:合計 検体 31、陽性 4=12.90%
  日本国籍 検体 9 陽性 0=0%/外国籍 検体 22 陽性 4=18.18%
キルギス:合計 検体 19、陽性 2=10.53%
  日本国籍 検体 6 陽性 2=33.33%/外国籍 検体 13 陽性 0=0%
コスタリカ:合計 検体 11、陽性 1=9.09%
  日本国籍 検体 8 陽性 1=12.50%/外国籍 検体 3 陽性 0=0%
ウズベキスタン:合計 検体 36、陽性 3=8.33%
  日本国籍 検体 8 陽性 2=25.00%/外国籍 検体 28 陽性 1=3.57%


毎日の個別発表との誤差状況(8月1日〜8月7日)
(A)週間発表(今回の滞在国・地域ごとの検査実績発表):94人
(B)毎日発表:93人中非公表0人(複数国滞在者1人=米国/コスタリカ)

 (誤差が出ている国)Aが超過していると非公表の可能性有
 ・米  国 A=15人/B=17人(Bが2人超過)
 ・U A E A=1人/B=0人(Aが1人超過)
 ・グ ア ム A=1人/B=0人(Aが1人超過)


単純にグアムは毎日発表では「米国」として発表されている可能性が高いです。

水際対策(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/kansenkakudaiboushi-iryouteikyou.html#h2_7


STAY HOME NOW, FLY LATER
防ごうウイルス密輸! ウイルス疑いと戦う検疫官 防疫ヒーローにエールを!
防ごうウイルス拡散! 十四日間隔離を頑張る入国者 防疫ヒーローにエールを!
防ごうウイルス拝受! お出迎えを我慢した国内居住者 防疫ヒーローにエールを!
防ごうウイルス持込! そもそも帰国を我慢した在留邦人 防疫ヒーローにエールを!

ラベル:検疫 感染症
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緊急警報!また2桁!!30人超!!!

緊急警報! 危険、本日発表分二桁人数陽性確認!!30人超え!!!

ウイルス密輸を止めよう!入国後14日間は
家族も同居人も受入会社社員も含めて
日本居住者と一切接触しないことの徹底を!!


空港検疫での入国者に対する新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の全員検査で、本日発表分で二桁人数の感染が確認されました。

8月21日に、陽性が確認されたとして発表があったのは全部で31人です。
8月20日着が19人、速報に近い8月21日着が4人出ました。
すり抜け予備群と言える6日後陽性の8月14日着が1人、3日後陽性の8月16日着が1人、8月17日着が6人出ています

団体感染が疑われる事例や同行者がいるはずで団体感染すり抜けの疑いが強い10歳未満の事例も増加しています。

空港検疫でのCOVID-19感染確認の発表分で一日二桁人数となるのは、8月20日から2日連続です。

入国者の感染が急増しています。
国際線の発着する空港への不要不急の来港や
入国者のお迎え、入国者との接触はしばらく自粛しませんか


詳細は8月21日23時にアップ予定の日々の記事で書く予定です。

新型コロナウイルス感染症の患者等の発生について(空港検疫)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_20595.html


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8月1週入国_邦人再び外人超

◇空港検疫 8月1週目検体数(≒入国者数) 外国籍者減少し、日本国籍者が再び過半数

検体数≒入国者数のほぼ判明している状態が30週目に突入


厚生労働省(厚労省)は20日、空港検疫での新型コロナウイルス感染症(COVID-19)検査状況の8月1週目(8月1日〜8月7日)分の速報値を発表しました。この数字から行動歴別の入国者数が推定できます。

厚労省の速報は、週間の検体数と陽性者数を、日本国籍者、外国籍者別に、滞在国ごとに出した非常に細かいデータです。
1月9日から全入国者が検査対象となったため、COVID-19パンデミック後初めて検査数≒入国者数となっています。複数回検査する人や14日以内に複数国滞在した人もいるので、厳密には=ではありませんし、乗員は対象外ですが、検査数が入国者数に限りなく近づきました。

今回発表は、一週間分に過ぎませんが、これまで確認することが出来なかった、行動歴別のほぼ正確な入国者数が30週連続で判明しています。
ここのところ強制隔離(入国時と3日後の2回、または、6日後加えた3回、または、さらに10日後加えた4回)対象者が増加しているので、検体数>入国者数になっているものと推定されます。ご注意ください。

日本国籍者が再び外国籍者超す、五輪需要急減
8月1週目は、検査数は21,987件(前週比-2,288件)と減少しました。
日本国籍者は12,971件(前週比+1,411件)と2週連続増加。外国籍者は9,016件(前週比-3,699件)と2週連続減少しています。外国籍者の減少は前週程の激減ではないものの続いており、日本国籍者の方が4週ぶりに再び多くなりました。

7月23日から東京2020オリンピック(東京五輪)が始まっており、前々週は選手団の入国が相次いでいましたから、五輪需要が減ったことが明らかな数字になっています。
8月1日を過ぎると、旧盆期間中に外に出られなくなるため、日本国籍者は減るものと思われていましたが、増加が続いています。

欧州からの入国減少続く中、日本国籍者増加の国も
国別で見ると、入国者数最多は米国で5,249件(前週比-256件)でした。ほぼ外国籍者の減少です。
二番目は中国で1,824件(前週比-61件)でここまでは前週と順位は同じです。
三番目はタイで1,678件(前週比+872件)。ほぼ日本国籍者の増加で、倍増以上の伸びになっています。
四番目はフィリピンの1,464件(前週比+315件)。4週ぶりに五指に入りました。
五番目はフランスで1,037件(前週比-305件)でした。ほぼ外国籍者の減少です。


六番目はインドネシアが900件(前週比-409件)。ほぼ日本国籍者の減少です。
七番目はドイツで832件(前週比-431件)。外国籍者が多く減少し、4週ぶりに五指から外れています。
八番目は韓国で809件(前週比+35件)と前週と大きく変わらず。
九番目はベトナムで557件(前週比+225件)。倍増に近く、ほぼ日本国籍者の増加となっています。
十番目は英国で516件(前週比-313件)。日外ともに減少が続いています。

6週前から急に増え始めた欧州からの入国者の増加は前週にストップしましたが、今週はさらに減少しています。そのほとんどが外国籍者の減少で、五輪需要が減ったのが明らかです。
一方で、増加した国は多くが日本国籍者による増加です。14日間の隔離期間があるため、8月1日以降の入国は旧盆期間に間に合いません。休暇の一時帰国とは思えず、新学期(海外だと新学年)を控えた動きでしょうか。

タイは2週連続で日本国籍者が急増。現地の感染状況が悪化しており、逃げ帰り需要が増加したものとみられます。

この週は、検体数(≒入国者数)が減少した国の方がやや多い印象です。

外国籍者が急増した国ばかり
日本人が多いのは、上位十位までの国では、米国、タイ、フランス、インドネシア、ドイツ、ベトナム、英国でした。
米国は、日本国籍者3,020件・外国籍者2,229件。日本国籍者は微増、外国籍者は減少。五輪関係者の入国がさらに減ったとみられます。
タイは、日本国籍者1,589件・外国籍者89件。日本国籍者は倍増で、現地感染悪化に伴う逃げ帰り需要が加速しているとみられます。
フランスは、日本国籍者735件・外国籍者302件で、日本国籍者は微減、外国籍者は減少。五輪関係者の入国がさらに減ったとみられます。
インドネシアは、日本国籍者754件・外国籍者146件。日本国籍者は急減、外国籍者は減少。逃げ帰り需要が少し落ち着いたと推定されます。
ドイツは、日本国籍者627件・外国籍者205件。日外ともに減少していますが、外国籍者は半減です。五輪関係者の入国がさらに減ったとみられます。
ベトナムは、日本国籍者436件・外国籍者121件。日本国籍者が急増。現地感染が急激悪化しており、逃げ帰り需要が出たものとみられます。
英国は、日本国籍者309件・外国籍者207件。日外ともに減少しています。

日本人と外国人が同じくらいなのは、上位十位までの国では、中国のみでした。
中国は、日本国籍者904件・外国籍者920件。日本国籍者は増加、外国籍者は減少。五輪関係者の入国がさらに減ったとみられます。

外国人が多いのは、上位十位までの国では、フィリピン、韓国でした。
外国人がずっと多いままの筆頭は相変わらずフィリピンで、日本国籍者257件・外国籍者1,207件。日外ともに増加しています。五輪関係なさそうです。
韓国は、日本国籍者277件・外国籍者532件。日本国者は微減、外国籍者は微増。こちらも五輪はあまり関係していないようです。

この他、十位以内に入っていませんが、13番目のブラジルは外国籍者の方が多く、11番目の台湾、12番目のイタリア、14番目のマレーシア、15番目のシンガポールはいずれも日本国籍者の方が多いです。
イタリアは五輪影響してか外国籍者が急減。その他の国は多い方がより増やしています。

なお、10日間強制隔離対象期間の関係する10か国のうち、上記にない9か国は、
 バングラデシュ 60件(前週比-11件)=多くは外国籍者の減少
 ネパール 12件(前週比±0件)=日本国籍者5件・外国籍者7件
 インド 288件(前週比+43件)=外国籍者が目立って増加
 パキスタン 59件(前週比+32件)=外国籍者が目立って増加
 スリランカ 31件(前週比-41件)=外国籍者が目立って減少
 モルディブ 3件(前週比-3件)=日本国籍者1件・外国籍者2件
 アフガニスタン 5件(前週比+2件)=日本国籍者4件・外国籍者1件
 キルギス 19件(前週比-20件)=外国籍者が目立って減少
 ザンビア 3件(前週比-6件)=外国籍者が全減
でした。今回も相変わらず日外状況がバラバラでしたが、インドとパキスタンで外国籍者増えているのが気になります。

・高感染国が多い欧米からの入国は、外国籍者が減少→五輪需要終了
・アジアからの入国は、現地感染の悪化が目立つ一部の国は、日本国籍者が増加

といった傾向になっています。

罹患状況などの詳細の分析は別途で記事にします。

水際対策(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/kansenkakudaiboushi-iryouteikyou.html#h2_7


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入国者変異株新規 8/20発表

◇入国者変異株新規確認状況 8月20日追加発表分

厚生労働省(厚労省)は20日、変異株が確認されたことを発表しました。
空港検疫での陽性事例として91人が確認されています。


今回発表から、個々のPANGO系統の呼称についても発表がされるようになりました。
デルタ株について、B.1.617.2のほかに、同等の変異を有する系統として、AY.1の場合、AY.3の場合、AY.4の場合、AY.12の場合の4種類もデルタ株として発表されています。

なお、今回PANGO系統呼称の発表が始まったことで新たな発見ができるようになりました。
それは、同一団体と思われていた2人が別団体であることが分かったことです。
その一例が、今回発表の16例目と17例目です。

該当する8月2日関空着英国から入国の大阪府居住者2人(No3453の10歳未満女とNo3454の50代男)は連番確認されていたため、同一団体と推定されていましたが、ウイルスの系統が異なることから、別団体である可能性が非常に高まりました。
そして、この結果、No3453に同行している人が別に存在し、空港検疫をすり抜けている可能性が高いことが新たに判明しています。
また、ちょうど8月2日は関空にJALのロンドンヒースロー便が到着していますので、2人はその便の搭乗者とみられますが、そうだとすると、同一便に別のウイルス所有者が混乗していたことになり、非常に危険な状態だったことが分かりました。同一便搭乗の皆様、入国後14日以内に歩き回っていないですよね、、、。

新規確認
6日発表分は、入国者の空港検疫での陽性事例91人です。
・B.1.1.7系統の変異株(アルファ株)4人
・P.1系統の変異株(ガンマ株)1人
・B.1.617.2の変異株(デルタ株)86人


該当者未発見/未特定等
・05 関空 7月29日 50代 男性 インドネシア 咳嗽、頭痛 デルタ株 B.1.617.2
 →該当者未発見

・23 成田 8月2日 20代 男性 アラブ首長国連邦 無症状 デルタ株 B.1.617.2
 →該当者未発見

・65 羽田 8月7日 30代 男性 インドネシア 無症状 デルタ株 B.1.617.2
 →成田着であればインドネシアから入国の30代男有(No3514)


<入国者起因合計>
空港検疫が絡む日本国内の変異株確認者(8月20日発表分まで)
新規で54人増加しています。
 入国者起因とはっきりしているもの:少なくとも合計1,194人(+91人)
 うち入国者空港検疫での捕捉事例:1,112人(+91人)
 うち入国者空港検疫すり抜け事例:少なくとも50人
 うち入国者起因の市中二次感染事例:少なくとも30人
 うち入国者起因の市中三次感染事例:少なくとも2人

→これらを反映させた一覧は1週間に1回程度更新します。一覧表示は分離しています。
https://johokotu.seesaa.net/article/482708315.html



報道などによりますと、ラムダ株が発生したと大騒ぎになっていますが、2週間経っても公式には発表されていません。
水際で抑え込む気ゼロですね。



新たに発表された変異株状況
左から、入国日 事例No 入国空港 年代 性別 居住地 行動歴 症状 変異株種類 強制隔離日数
※変異株種類 α:アルファ株、β:ベータ株、γ:ガンマ株、δ:デルタ株
※強制隔離日数 数字無:入国時陽性、数字有:入国から日数後に陽性

7月13日 3232 成田 20代 女性 神奈川県 モザンビーク 無症状 δ
7月15日 3247 成田 30代 女性 東京都 パナマ 無症状 α
7月23日 3340 成田 20代 男性 北海道 エクアドル 無症状 δ
7月25日 3363 成田 50代 男性 東京都 モザンビーク 無症状 δ
8月1日 3448 成田 60代 男性 神奈川県 米国 無症状 δ
8月1日 3449 成田 30代 男性 東京都 セネガル 無症状 δ
8月1日 3450 成田 20代 男性 千葉県 ケニア 無症状 δ
8月2日 3453 関空 10歳未満 女性 大阪府 英国 無症状 δ(AY.4)
8月2日 3454 関空 50代 男性 大阪府 英国 無症状 δ
8月2日 3455 成田 40代 男性 東京都 米国 無症状 δ
7月30日 3456 羽田 50代 男性 広島県 インドネシア 無症状 δ 3
7月30日 3458 羽田 40代 男性 神奈川県 タイ 発熱、咽頭痛 δ 3
8月2日 3459 羽田 30代 男性 東京都 インドネシア 無症状 δ
8月3日 3468 成田 30代 男性 神奈川県 ウズベキスタン 咳嗽 δ
8月3日 3469 成田 20代 女性 神奈川県 ウズベキスタン 咳嗽、発熱 δ
8月3日 3470 成田 10歳未満 男性 神奈川県 ウズベキスタン 発熱、咳嗽 δ
8月3日 3472 関空 10代 女性 兵庫県 イスラエル 無症状 δ(AY.12)
8月1日 3473 羽田 40代 女性 非公表 タイ 無症状 δ 3
8月1日 3474 羽田 40代 男性 非公表 フィリピン 咳嗽 δ 3
8月1日 3475 成田 40代 男性 東京都 フィリピン 無症状 δ 3
8月1日 3477 羽田 30代 女性 東京都 トルコ 咳嗽、倦怠感 δ 3
8月4日 3478 羽田 40代 男性 神奈川県 米国 無症状 δ(AY.1)
8月4日 3479 成田 30代 男性 東京都 米国 無症状 δ
8月4日 3480 成田 20代 男性 神奈川県 米国 無症状 δ
8月4日 3481 羽田 60代 男性 非公表 キルギス 咽頭痛 δ
8月4日 3482 中部 20代 男性 愛知県 フィリピン 無症状 δ
8月4日 3483 成田 50代 男性 神奈川県 イラン 呼吸困難 δ
8月5日 3484 羽田 40代 男性 非公表 インドネシア 無症状 δ
8月4日 3485 関空 40代 女性 大阪府 フィリピン 無症状 α
8月5日 3486 関空 30代 女性 愛知県 オランダ 無症状 δ
8月2日 3487 羽田 40代 男性 非公表 インドネシア 無症状 δ 3
8月2日 3490 成田 10代 女性 東京都 タイ 無症状 δ 3
8月2日 3491 成田 50代 男性 山梨県 タイ 無症状 δ 3
8月2日 3494 成田 40代 女性 埼玉県 フィリピン 無症状 δ 3
8月5日 3495 成田 40代 女性 神奈川県 米国 無症状 δ
8月5日 3496 羽田 20代 男性 神奈川県 米国 無症状 δ
8月5日 3497 成田 20代 男性 神奈川県 パキスタン 無症状 δ
8月5日 3498 成田 30代 女性 千葉県 スペイン 無症状 δ
8月6日 3499 成田 20代 男性 東京都 フランス 無症状 δ
8月3日 3500 羽田 50代 女性 東京都 米国 無症状 δ 3
8月3日 3501 成田 50代 男性 兵庫県 インドネシア 無症状 δ 3
8月3日 3502 成田 10代 女性 千葉県 南アフリカ 無症状 δ 3
8月6日 3503 成田 40代 男性 静岡県 ブラジル 無症状 γ
8月6日 3504 成田 50代 女性 東京都 フィリピン 無症状 δ(AY.1)
8月6日 3505 羽田 20代 男性 茨城県 トルコ 発熱、咽頭痛、咳 δ
8月6日 3506 羽田 30代 男性 東京都 インドネシア 咳 δ
8月7日 3507 成田 30代 女性 佐賀県 スリランカ 無症状 δ
8月7日 3508 羽田 30代 男性 非公表 ブラジル 発熱 δ(AY.4)
8月7日 3509 成田 30代 男性 神奈川県 ミャンマー 無症状 δ
8月4日 3511 成田 40代 女性 千葉県 フィリピン 無症状 δ 3
8月4日 3512 関空 40代 女性 兵庫県 フィリピン 無症状 δ 3
8月4日 3518 羽田 40代 男性 東京都 英国 無症状 δ 3
8月7日 3519 成田 60代 男性 神奈川県 米国 無症状 δ
8月7日 3520 成田 20代 男性 神奈川県 米国 無症状 δ
8月7日 3521 関空 20代 男性 香川県 タイ 無症状 δ
8月7日 3522 羽田 20代 男性 非公開 北マケドニア共和国 咳嗽 δ
8月7日 3523 羽田 40代 男性 神奈川県 フィリピン 無症状 δ
8月8日 3524 成田 40代 男性 茨城県 セネガル 無症状 δ
8月5日 3525 成田 20代 男性 千葉県 フィリピン 無症状 δ(AY.1) 3
8月5日 3527 成田 50代 女性 東京都 米国 発熱、頭痛、咳嗽 δ 3
8月5日 3528 成田 20代 男性 東京都 トルコ 無症状 δ 3
8月5日 3529 成田 40代 男性 三重県 スリランカ 無症状 α 3
8月5日 3530 成田 40代 女性 千葉県 スリランカ 無症状 δ 3
8月8日 3531 羽田 20代 男性 非公開 英国 発熱、咽頭痛咳嗽 δ
8月5日 3532 羽田 50代 男性 非公開 タイ 咳嗽、味覚障害、嗅覚障害 δ 3
8月8日 3533 羽田 10歳未満 女性 東京都 米国 無症状 δ
8月9日 3536 成田 40代 男性 神奈川県 米国 メキシコ 下痢 δ(AY.3)
8月6日 3537 羽田 50代 男性 非公表 インドネシア 無症状 δ 3
7月30日 3538 羽田 20代 女性 非公表 インドネシア 無症状 δ 10
8月6日 3539 福岡 20代 男性 鹿児島県 フィリピン 無症状 δ 3
8月9日 3540 成田 30代 男性 千葉県 ウズベキスタン 無症状 δ
8月9日 3541 羽田 50代 男性 非公表 米国 無症状 δ
8月9日 3542 成田 20代 女性 愛知県 ウズベキスタン 無症状 δ
8月9日 3543 成田 20代 男性 神奈川県 ウズベキスタン 無症状 δ
8月9日 3544 羽田 50代 女性 非公表 米国 無症状 δ
8月9日 3545 成田 40代 男性 非公表 タイ 無症状 δ
8月9日 3546 成田 50代 女性 群馬県 米国 無症状 δ(AY.3)
8月9日 3547 成田 20代 女性 京都府 米国 発熱、頭痛 δ
8月10日 3548 成田 30代 女性 埼玉県 スリランカ 無症状 α
8月7日 3551 羽田 60代 男性 東京都 インドネシア 無症状 δ 3
8月10日 3552 羽田 20代 男性 愛知県 ブラジル 無症状 δ(AY.4)
8月10日 3553 羽田 20代 男性 東京都 英国 無症状 δ
8月7日 3555 成田 30代 男性 千葉県 ミャンマー 無症状 δ 3
8月7日 3556 成田 60代 男性 東京都 米国 コスタリカ 無症状 δ 3
8月7日 3557 成田 50代 男性 山形県 フィリピン 無症状 δ 3
8月7日 3560 成田 20代 男性 茨城県 フィリピン 無症状 δ 3
8月8日 3563 成田 30代 男性 福島県 ガーナ 無症状 δ 3
8月6日 3578 関空 30代 男性 大阪府 タイ 無症状 δ 6

(毎日発表のいずれに当たるか特定できなかったもの)
・05 関空 7月29日 50代 男性 インドネシア 咳嗽、頭痛 デルタ株 B.1.617.2
・23 成田 8月2日 20代 男性 アラブ首長国連邦 無症状 デルタ株 B.1.617.2
・65 羽田 8月7日 30代 男性 インドネシア 無症状 デルタ株 B.1.617.2

新型コロナウイルス感染症(変異株)の患者等の発生について(8/20 厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_20591.html


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posted by johokotu at 04:00| 東京 ☀| Comment(0) | ◇COVID-19関連 | 更新情報をチェックする