※本旅行記は2021年10月のものを、2021年11月に公開したものです。前回の旅行記では実験的に写真を多めにしてみました。
しかし、文章がないと情報を発信する意味が半減してしまうんですね。(写真は風景ばかりだからグーグルマップで事足りるし)
そこで今回は写真多めはそのままに、少し文章モリモリに戻しました。■2021.10.16 (自宅)→東京都東京へリポート→(自宅)なぜか錨を下ろされた東京都東京へリポート
閉鎖的で値が張ってお高く留まったヘリなんて、
安くて気軽に乗れる船には勝てねえってことですよ。
と船マニヤの高笑いが見えるようです、、、。 旅行記に入る前に、、、。
今回の旅は東京港にある船着場を公共交通(航空便も含まれます)を使わずに多数見学しました。このため、空の成分はほとんどありません。
船着場については、ほとんど予備知識がありませんので、名称や管理者に間違いが多いかもしれません。ご了承ください。
■自販機購入の為、神奈川から最も近い貸出ポートは京急蒲田昨年10月に空港訪問した時と同様、他人との接触を最大限避けるため、人の少ない夜間・早朝を活用。夜間に現場まで移動することにしました。
今日は未明の0時頃に神奈川の自宅を出発。
東京都東京へリポートへ向かいました。
神奈川県内は徒歩、多摩川を渡って東京都大田区に入った後は
大田区コミュニティサイクル(docomoバイクシェア)を1日パスで使用して自転車で向かいます。
神奈川に最も近い大田区コミュニティサイクルの貸出場所は六郷土手(六郷文化センター)です。まずは自宅からそこまで歩くつもりでいたのですが、docomoバイクシェアの1日パスは販売場所が限定されていました。
1日パスはセブンイレブンかファミリーマートで購入ができるのですが、コンビニでは、利用料1,650円に加えてなぜか専用ICカードの発行手数料550円がかかってしまいます。自販機だと自分が持っている交通系ICカードを使用でき1,650円の支払いで済むため、550円をケチって、
自動券売機がある京急蒲田駅前の貸出ポートまで歩くことにしました。
https://docomo-cycle.jp/onedaypass/index_bk.html京急蒲田駅前までは自宅から約15キロ弱なので、普通に歩いて3時間半くらい。3時半ころにたどり着きました。
※昨年の羽田訪問時と同様に、クレジットカード(クレカ)情報登録によるクレカ払いをしたくなかったことから、とにかくその他の支払方法を探っていたバイクシェア。docomoバイクシェアは、1日パス購入の場合に限り、クレカ情報登録なしで利用が可能であることが分かりました。自販機だとカギになる交通系ICカードのみでの決済になりますが、コンビニ発券だと現金払いのほか通常の支払方法も可能です(情報登録なしのクレカ払いも可能)。値段が高いので、短時間利用には向きませんが、長時間使用するなら、考えても良い手段かもしれません。今回初めて利用した京急蒲田の貸出ポート。
左にあるのが自動券売機。液晶が駄目駄目でしたがちゃんと操作できました。
貸出には携帯電話(SMSに暗証番号が届くため)、交通系ICカードが必要です。
画面に沿って操作後、端末下の読み取り部にタッチして鍵登録します。
■臨海部はチャリに優しくない京急蒲田駅の
貸出ポートはだだっ広い空間でしたが、残っていた自転車はたった6台。すべての自転車の電池残量を見たところ、最も充電が入っていたものでも60%だったため、まずはそれで走り出しました。
今回東京都東京へリポートへは、平和島で東へ折れ、城南島から臨海トンネルを通って中央防波堤へ、そこから東京ゲートブリッジを通って若洲へ降り立つ16キロ程度の最短経路を考えていました。橋の坂道はきついものの、とにかく走行距離を短くできるからです。
ところが、出発前に道路を調べたところ、大田区と東京都東京へリポートの間を短絡する、
・城南島と中央防波堤を結ぶ臨海トンネル
・中央防波堤と若洲を結ぶ東京ゲートブリッジ
をはじめ、
・大井ふ頭とお台場を結ぶ東京港トンネル
・芝浦ふ頭とお台場を結ぶレインボーブリッジ(早朝は通行不可)
・中央防波堤とお台場(青海)を結ぶ第二航路海底トンネル
・中央防波堤とお台場(有明)を結ぶ東京港海の森トンネル
といった
臨海部の運河を渡る長いトンネルや橋は、いずれも歩行者・自転車の通行ができませんでした。(青島巡査が出来なかった封鎖以前に、歩行者・自転車は通行すらできませんでした、、、。)
このため、
大田区から東京都東京へリポートへは、一度浜離宮付近まで延々北上し、築地側から回っていくしかありませんでした。距離は片道10キロ追加となり、26キロと約1.6倍になります。さらに人の多い都心を通過する羽目に。
臨海部は自転車ユーザーには全く優しくない土地でした。
ただ、この経路変更のおかげで、日の出ふ頭やウォーターズ竹芝桟橋の目の前、晴海ふ頭付近を通過せざるを得なくなってしまったので、ついでにこれらの場所も覗くことにしてみました。(竹芝客船ターミナルは以前に利用しているので除きました)
そして、
東京オリンピック・パラリンピックの選手村付近も通る(晴海客船ターミナルがそもそも選手村の中)ので、コロナで見に行けなかったそれらもチラ見することにしました。
今回訪問したお台場にある東京国際クルーズターミナルからの眺め。
大井ふ頭のキリンたちが手が届きそうなぐらい目の前で、1キロも離れていないのですが、
自転車だとぐるり15キロ弱の道のりになります。
赤白キリンは東京2020パラリンピック開会式でも東京の風景として登場してましたね。
■運用時間の短い施設群さらに、施設を見学するうえで運用時間という壁にもぶち当たりました。
どこの施設も朝のオープンが遅すぎたのです。
東京都東京へリポート 08:30-16:30
有明客船ターミナル 08:00-20:00
東京港フェリーターミナル 05:00-20:00
お台場パレットタウン桟橋 10:00-22:00
お台場海浜公園海上バス待合所 08:00-22:00
青海客船ターミナル 08:00-20:00
東京国際クルーズターミナル 09:00-17:00
晴海客船ターミナル 09:00-17:00
ウォーターズ竹芝桟橋 営業時間不明
日の出船客ターミナル 桟橋09:30-22:00
出来るだけ人がいない時間帯に済ませたく、6時前の日の出直後に一気に回ろうとしていました。ところが、8時過ぎまではなかなか動きがとりづらい状況でした(日の出船客ターミナルなんて日が高く上った9時半開館でシャレにもならない)。
行こうとしたヘリポート・船舶ターミナルのうち、
日の出前から開いているのは東京港フェリーターミナルのみでした。東京都東京へリポートが8時半〜と思った以上に運用開始が遅いため、少し遠回りとなりますが、東京港フェリーターミナルを最初に訪問することにしました。
東京へリポートはヘリが7時半ぐらいには動き始める可能性もあるのでそれを見越すと、東京港であまり時間をロスせずに行けそうです。
東京港フェリーを6時過ぎに出た後、有明(外観)→東京都東京へリポート→有明(内観)→パレットタウン→青海→国際クルーズ→お台場海浜公園→晴海と回っていくことにしました。
有明と青海、パレットタウンの各船着場は大した大きさではなく、東京都東京へリポート→東京国際クルーズターミナルは3か所寄っても1時間程度でしょうから、ヘリポートを運用開始後にすぐ出られればベストでした。
また、お台場海浜公園と日の出を除けば、定期船の運航がないため、9時など少し遅い時間でも人と接触する機会は十分減らせそうでした。
※船着場のうち桟橋部分はただ海に突き出ているだけなので、公園前などにある桟橋ならいつでも撮影が可能ですが、ターミナル内に入る場合には、営業時間を考慮する必要があります。新型コロナウイルス感染症対策を考慮して
他人との接触が少ないはずの深夜から動き出しました。
早く、基本的対策している場合のみ外出OKという風潮になってくれないかな。
※基本的対策の一つに深夜外出しないという項目はありますが、
明らかに昼間より深夜の方が他人と接触しないはず。
このため、今回の旅行では無視しています。
■大田区の1日パスで他区も使用可能!ということで、
京急蒲田からはまず、浜離宮方面へひたすら北上します。
電池残量が60%しかなく、走り始めてすぐに50%に減ってしまったため、まずはエコモードを発動して走りました。
1日パスが大田区でしか使用できない場合、電池残量60%ではかなりきついです。そこで、わずか3.5キロ先に過ぎないですが、大田区と品川区の境目ギリギリのポートで最大容量残っている自転車に変えることにしました。
大田区北端のポートは、大森海岸駅東側のメッセ大森店です。そこで自転車を交換しても良かったのですが、ちょうど超至近の
大森海岸駅をはさんで西側のセブンイレブン南大井三丁目店に品川区のポートがありました。
そこで、大田区で発行した1日パスで品川区のものが借りられるか試してみることに。セブンイレブン南大井三丁目店のポートで、乗ってきた自転車を返却し、電池残量90%の新しい自転車を操作したところ、大田区の1日パスで開錠できました。
そう、
大田区で発行した1日パスは、都内であれば他区でもバイクシェアが可能になるパスだったのです。
こうなればひと安心。
今日の目的地東京都東京へリポートまでに通過する品川区、中央区、江東区は全てdocomoバイクシェアの展開地域。ポートも至る所にあるので、電池残量が少なくなれば、近くのポートで新しい自転車に乗り換えれば良いだけになりました。
電池残量を全く気にすることなく、先に進めることになったため、ここから先は、大した急こう配はないものの、パワーモードで楽々進むことにしました。
※この利用方法は1日パスならではの使用方法です。貸出ポートのあるエリア内で利用する場合、1日パスは残時間と電池残量をほぼ考慮する必要がありません。
月額会員は、定額2,200円/月を支払えば、最初の30分は毎回使用料は無料です。この場合、30分ごとにポートで自転車を乗り換えないと追加料金が発生してしまいます。長時間乗ることが分かっているならば、30分に1回乗り換えが必須です。30分ぐらいの使用なら、電池残量は20%もあれば全然問題ないので、電池残量はほとんど気にする必要がありません。
一方で、1回会員の場合、基本料金は30分165円で、以降は30分毎に110円が加算される仕組みです。長く乗ることが分かっているなら、1回で出来るだけ長く乗った方がお得なので、最初に電池残量100%のものを狙う必要があります。電池残量が100%と言うことはなかなかないので、ここは賭けみたいなものですね。
こういった形で、それぞれの支払い方法で、一長一短があります。品川区南端貸出ポートのセブンイレブン南大井三丁目店はたくさんのチャリが。
ここで電池残量90%のチャリを発見したため乗り換えました。
■まずは天王洲まで快適走行大森海岸からは国道15号線(第一京浜)を北上。鮫洲で海岸側へ移動し、天王洲通りを北上しました。天王洲アイルまで大森海岸から約5キロ。パワーモードを使いはじめたので、ほとんど疲れ知らずでかなり快適走行でした。
天王洲アイルには、東京国際空港(羽田空港)からの船舶便の実証実験も行われた
天王洲ピア桟橋があります。寄り道してみたところ、桟橋のすぐ脇まで行けました。
・天王洲ピア桟橋: 運用時間10:00-22:00 民間設置(中川特殊鋼)
定期船無し
まだ真っ暗な中訪問した天王洲ピア。
照明が少なく、写真ブレブレでしたが、流石は都区内だけあって、まわりは煌びやか。
■竹芝の新設桟橋は真っ暗天王洲からは、天王洲通りがいつの間にか海岸通りとなった都道316号線を再び北上。4.4キロ走って
竹芝地区船着場(ウォーターズ竹芝前)へ向かいました。途中、日の出桟橋や竹芝桟橋の前を通過しましたが、日の出桟橋はまだオープン前で中に入れずじまい。竹芝桟橋は、三宅島空港訪問時などに訪問済みのため、今日はパスしました。
自転車貸し出しに意外と手間取ったせいか、まだ13キロ程しか来ていません。先は長いのに、竹芝付近で既に5時。先を急ぐためにも、竹芝地区船着場(ウォーターズ竹芝前)以外は無視して通り過ぎました。
・竹芝地区船着場(ウォーターズ竹芝前): 運用時間10:00-22:00 民間設置(竹芝エリアマネジメント)
・東京都観光汽船 浅草方面
・観光汽船興業 浅草方面・豊洲方面
・東京都公園協会 浅草方面・お台場方面・葛西方面
・羽田空港への不定期船(実証実験)
陸側は照明がほぼなく真っ暗だった竹芝地区船着場(ウォーターズ竹芝前)。
コロナ禍後の2020年6月19日開業の新しい船着場です。
■築地市場は更地と道路にウォーターズ竹芝からは、浜離宮恩賜庭園を右手に見ながらぐるり回り込んで進みます。
汐先橋交差点で南東に転ずると、その先は、築地川沿いの歩行者・自転車用道路です。ここを進行中、対岸の浜離宮恩賜庭園に船着場が見えました。
この道路はそのまま築地大橋の南側歩道となり環状二号線と合流しました。
通り過ぎてきた道は
オリンピック開催に備えて整備された新しい道路で、東京都中央卸売市場(築地市場)跡地を突っ切るルートでした。おそらくオリンピック時には専用車両が行き来していた道路です。
勝どきを通過し、黎明大橋を過ぎれば晴海地区。右手に選手村跡地が見えましたが、跡地は立入禁止となっていました。
・浜離宮恩賜庭園船着場: 運用時間10:00-22:00 民間設置
・東京都観光汽船 浅草方面・日の出方面
■築地・豊洲を通過する水産ルートをパワーモードでスイスイ東京ゲートブリッジルートが自転車が通れないと分かってから、元々この付近からは、晴海通りを経て東京都東京へリポートへ直行しようとしていました。
ところが、東京都東京へリポートの運用時間が8時半からで、一方、東京港フェリーターミナルが5時から開館と判明。急きょ、このまま有明側へと渡り、東京港フェリーターミナルへ直行することにしていました。
豊洲地区を過ぎて勾配の激しい豊洲大橋をパワーモードでお魚的にスイスイ渡橋。豊洲市場で右折して有明地区へと向かいました。朝からたくさんの車が行き交う豊洲市場。
このあたりの道路は大規模に開発されており、意外と上下勾配があります。
■東京港フェリーターミナルへ直行豊洲市場の間からまっすぐ進み、迷うことなく東京港フェリーターミナルのある埋立地(10号地その2)へとたどり着けました。ターミナルまではウォーターズ竹芝から約8キロ、40分ほどの行程でした。
東京港フェリーターミナルは、今回見て回った中で、定期船が発着するターミナルとしては最も大きな旅客ターミナルでした。
飛行機や高速バスの好敵手になり得ますが、東京-徳島間18時間・東京-北九州間32時間かかるので、車と一緒に利用する人やトラック輸送者以外の利用者は、初めからあまり眼中にないのかもしれません(東京-北九州間は高速道路使えば半日程度でたどり着けます)。
空港見学のついでに、船舶の旅客ターミナルをできるだけ見て回るようにしています。それは、同じ公共交通手段として、空港の競合施設になるからなのですが、東京港フェリーターミナルについては、ニーズがかなり違うことに気付かされました。
・東京港フェリーターミナル: 運用時間10:00-22:00 民間設置(東京港埠頭=元々公社の実質半官)
・オーシャントランス 新門司・徳島方面
※ふ頭岸壁は東京都が設置
※東京港フェリーターミナルへは、オーシャントランス(オーシャン東九フェリー)が乗船者向けに国際展示場駅との間に有料送迎しているのがあるにはあるのですが、路線バスなどはありません。車でしかアクセスしづらいのに一時駐車場が数台分あるだけなので、見学には非常に不向きです(アクセス案内も東京ビッグサイト駅から徒歩25分と紹介されているほど)。あまり気軽に来られるわけでもないので、知らない人は全く知らないかもしれません。
アクセスするのが業界人しかいないことを見越してか、ここへの案内は「船着場」や「フェリー乗り場」と言う表現ではなく、「ふ頭」と言う表現が使われています。晴海地区の晴海五丁目の交差点で「↑フェリーふ頭 →晴海客船ターミナル」の看板が出ていました。「フェリーふ頭」と言うのが聞きなれなかったため、豊洲辺りに調べてない船着場があるのか不安でしたが、看板に沿って進むと、東京港フェリーターミナルのことを指していました。ずいぶん手前(約5キロ手前)からピンポイント案内が出ていましたが、晴海のターミナルと間違える人が多いんでしょうね。東京港フェリーターミナルの待合ロビー。
コロナのあおりを受けてか飲食店は撤退済みでした。
毎日早朝到着・夕方出発なので、その時刻以外は客が全くいません。
■朝遅いせいで有明にも寄り道東京港フェリーターミナルを出たのは6時過ぎでした。
東京ヘリポートの運用時間は8時半から。ただ、運用時間より前に離陸のための準備を始めるはずなので、7時半位に着ければ良い印象でした。
東京港フェリーターミナルから東京ヘリポートまでは7キロ程で、普通に行けば30分もあればたどり着けます。
今から直行しても少し早すぎるので、
途中にある有明船着場に寄り道し、外回りの撮影だけ済ませました。
有明では、隣接するビッグサイトも軽く見た後、7時少し前に出ました。
有明では外回りだけ先に撮影。
右上はビッグサイトで、客船ターミナルは左下です。
上の方の黒い点はレンズに付いたゴミではなくて鳥です。
■末広がりな朝焼けを見たのに、、、有明船着場から東京都東京へリポートまでは6キロともう少しの印象。海沿いに出てきたことから視界も開け、新末広橋等では朝焼けも臨めました。何となく末広がり+飛躍な気分でアクセスすることが出来ました。
東京都東京ヘリポートには7時半頃着きました。
運用時間は8時半からでしたが、既に入口は開門していました。ところが、入口には門番が立っていて、構内撮影禁止の看板が最も目立つ場所にデデンと二つも。
なんと、
東京都東京へリポートは、部外者がフラリと見学できる施設ではありませんでした。(正面入口写真はないので、グーグルマップででも見学ください)
末広がりな印象を受けたばかりだったのに、いきなり頭をガツンと殴られた感じです。
これだったら、館内を見る必要が無いので、東京湾フェリーターミナルに寄らずに最短経路でアクセスし、日の出と同時に来ても変わりませんでした。仕方がないので、外周の
新木場緑道公園から東京都東京ヘリポート内を撮影したら、すぐにお台場方面へと引き返しました。
※下の写真を撮った新末広橋のあとに渡った橋は新曙橋。末広がりな飛翔を見た後に物事の曙(そもそも東雲も夜明けの意味ですね)を体験できるという、素晴らしいエリアでした。新末広橋から見えた埋立地も末広がりなゲートブリッジの朝焼け。
羽田にアプローチする飛行機も見られます。早く空へ飛びたいですね。
コロナ禍という暗黒からの夜明けももう少しかと思ったのに、
この後帰りでは雨に降られ大変でした。コロナ禍ももうひと波乱ってこと?
■見学できないヘリポートの後は雨で散々東京都東京ヘリポートを発った直後、なぜか雨が降り出し始めて、一気に本降りになりました。今日の天気予報は昨晩の時点で日中曇りで、夕方以降雨予報でした。朝5時の時点で、雨が降るのは夜からと後ろ倒しの予報に変わり、午前と午後は降水確率は20%〜30%の予報。朝焼けも綺麗に見えていたのに、見学できないヘリポートに引き続き、ついてなさすぎます。
小雨程度に対処するため、フード付の撥水ジャンパーを持ってきていたので、それを着て、なんとか、先へと進みました。
ビショビショなまま、
有明客船ターミナルに到着。とりあえず建物の中に避難しました。雨雲レーダーを見ると、一時的な雨なようで、まもなく雨領域が抜け切りそうでした。
定期便は運休で館内は誰もいない状態。小さなターミナルでしたが、軽く見学している間に雨も止みました。
・有明客船ターミナル・有明小型船発着所浮桟橋: 運用時間08:00-20:00 東京都設置(指定管理:東京港埠頭)
・東京都観光汽船 日の出方面(当面運休中)
※有明船着場は東京ビッグサイトの目の前にあり、東京ビッグサイト駅と直結しています。最寄駅も有明ではないので注意が必要です。定期船を運航する東京都観光汽船も有明ではなく「東京ビッグサイト」と案内しています。有明客船ターミナルの内部の様子。
定期便が運休だったこともあり客は誰もいませんでした。
マスク着用と手指消毒、(注意書きをあまり見ないけど)黙行は、
着衣と同様に外出の際の最低限の必須事項になりました。
■雨に踊らされた大捜査も稼ぐ足を交代有明を出た後は、今朝東京港フェリーターミナルに行くのに通った道を横切って、
パレットタウン船着場へ。1.2キロしか離れておらず、すぐに到着できました。
しかし、乗船所はボロボロで閉鎖中(封鎖中?)。桟橋自体も錆だらけでした。
今回見た桟橋の中では最も鉄道駅から至近でアクセスしやすいですが、活用は限定的なようでした。
・お台場パレットタウン乗船所: 運用時間10:00-22:00 民間設置(東京都観光汽船)
・東京都観光汽船 日の出方面・有明方面(当面運休中)
※桟橋の管理者は確認できず(東京都ではなく民間設置)。
※ボロボロターミナルのすぐ北側には、羽田空港C滑走路の航空機進入路指示灯が建っています。C滑走路が新滑走路して運用開始した運輸省時代に建てられた物で、まだまだ「運輸省」表示を見ることができます。お台場パレットタウン桟橋。
踊る大捜査線THE MOVIE 2で封鎖された桟橋も、何だか普段から封鎖っぽい雰囲気でした。
すぐ奥に見えるのは10号地その2西岸壁。赤いコンテナが置いてある辺りに
平成26年12月4日まで運航されていた那覇行のフェリー待合所がかつてありました。 ここで、自転車の電池残量が20%を切って、1%ごとの表示に変わっていました。
駅入口を超えた先に貸出ポートがあり、残量80%の自転車があったため、乗り換えました。
大森海岸から
走行距離約35キロ(ほぼパワーモード走行)で、電池残量は90%→17%でした。
新しい自転車は、少し古いタイプだったようです。
こぎ始めましたが、先ほどまで乗っていたものよりも少し軽快さが劣っていた感じでした。
青海駅前にあった江東区の貸出ポート。
どちらかと言うと、青海駅前といった感じですが、
名称上は、「パレットタウン乗船場」となっています。
■青海駅前ではない青海へ青海駅前からは西進を続け、続いて青海船着場へ。こちらも1.2キロほどの距離しかありません。
あっという間にたどり着きました。
お台場の西海岸、目の前に東京国際クルーズターミナルがそびえ立つ場所にあります。東京港の航路に面しているので、船舶側から見ると、お台場の中では扱いやすい場所にありますが、定期船の発着はなく、こちらも誰もいませんでした。
既に9時前。住んでいる人が多くない臨海部の海沿いだったため、それほど多くの人はいませんでしたが、歩道を歩く人も出始めている時間帯でした。
今回の訪問は、コロナのせいで、接触の危険が高い建物内への入場は出来るだけ避けようとしていました。しかし、
定期便が就航していないせいか、有明も青海も客船ターミナル利用者は誰もおらず、コロナを気にせず見学が出来ました。
・青海客船ターミナル・青海小型船発着所浮桟橋: 運用時間08:00-20:00 東京都設置(指定管理:東京港埠頭)
定期船運航なし
青海船着場のすぐわきに宗谷が展示されています。
最寄駅は東京国際クルーズターミナル駅です。
青海駅(ましてや青梅駅)ではないので注意が必要です。
後ろの建物のピーポくんが目立ちますが、ここがモノホンの東京湾岸署ですよ。
■国際クルーズターミナルは不安になるほど人がいない青海の後は、今日のメインである
東京国際クルーズターミナルです。青海船着場の目の前にあり、海沿いの公園を通っていきます。
東京国際クルーズターミナルは、コロナ禍の昨年9月に開業した新しい船舶ターミナルです。非常に注目の建物で早く見学に来たかったのですが、やっと実現できました。
早速中に入りましたが、
入口に警備員がいただけで、船舶便利用者はおろか見学者も皆無でした(内部に警備員すらいませんでしたが、監視カメラで追っかけられてたんだろうな〜)。
タイミングが最高だったのは、オープン直後の見学目的者もおらず、一時期行われていた美術品展示等のイベントが行われていなかったこと。普段通りの素のターミナルを、誰もいない状態で撮ることができました(普通は人が入り込みますしね)。
オープンしている時間は毎日9時〜17時。国際線のクルーズ船専用にしてしまったものだから、東京湾や隅田川を走る定期船やチャーター船すら着くこと無く(そもそも目の前の青海の方が便利)、
就航は開港以来数回だけと利用がほとんどありません。このため、施設が開いていること自体不思議なのですが、おかげでほぼ誰もいない巨大ターミナルを体感できます。
お店はありませんが、ソファとテーブルはいくつかあるので、ここ、コロナ禍でも超安全にまったり滞在出来ますね〜!(とにかく誰もいないので、逆に、本当に長時間滞在していて良いのか超不安になります)
なお、このターミナルの指定管理者は東京国際クルーズターミナルグループなのですが、東京港埠頭を代表団体とし、
なぜか羽田空港の旅客ターミナルを運営する日本空港ビルデングが構成員になっています。船舶のターミナルながら、羽田空港の兄弟ターミナルみたいな存在です。・東京国際クルーズターミナル・東京国際クルーズふ頭: 運用時間09:00-17:00 東京都設置(指定管理:東京国際クルーズターミナルグループ)
定期船運航なし
※日本空港ビルデングは、羽田空港内にある羽田空港船着場も管理運営しています。そして、今回訪問した東京都東京へリポートは、逆に、東京都東京港管理事務所という、海港の管理者が管理しています。
東京の港は、海港も空港も面白いですね。青海船着場から見た東京国際クルーズターミナル。
静かです。
■お台場はオリパラの影響残るクルーズターミナルを出た後は、お台場海浜公園方面へ向かいました。ターミナルを出て都道482号線に出てすぐ、船の科学館の駐車場に何やらプレバブが建ち並び、潮風公園は、工事用フェンスで囲われ立ち入れなくなっていました。
何をやっているのかと思ったら、
オリンピック施設の解体工事でした。
お台場はオリンピックの一大開催地でした。開催時は感染悪化が激しく、お台場に遊びに行けるような状況ではありませんでした。しかし、遊びに行けたとしても、オリンピックで、公園に入り込むことはできなかったようでした。
お台場海浜公園を横切って桟橋に着くと、ポツポツ人がいます。
2メートル離隔は充分に取れる人数しかいないものの、今日一番の人出。ソーシャルディスタンスを保ちながら、チャチャッとターミナルの撮影も済ませました。桟橋から先、海浜公園の北側は、こちらもオリンピック施設撤去ということで工事の囲いが。案内表示をよくよく確認してみたら、9月19日までは、潮風公園から海浜公園までの全域がオリンピック区画で立入禁止となっていたようでした。9月20日に船着場だけ開放になり、公園の開放が再開されたのは10月1日とついこの間。
感染が下火になるのが9月で電光石火で訪問していたら、船着場を見学できないところでした。
・制限のお知らせ(東京港埠頭)→
https://www.tptc.co.jp/park/news/detail/1082お台場海浜公園船着場からは東京国際空港への定期便が就航していますが、コロナ禍で運休中でした。
・お台場海浜公園海上バス待合所: 運用時間 桟橋08:00-22:00 東京都設置(指定管理:東京臨海副都心グループ)
・東京都観光汽船 浅草方面・日の出方面
・東京都公園協会 浅草方面(急行便・各停便・直行便)、葛西臨海公園方面
・ケーエムシーコーポレーション 羽田空港方面(運休中)
お台場海浜公園船着場では初めて定期船に遭遇。
既に結構利用者がいました。
コロナ禍明けたら利用したいですね。
■徐々に人出が増えてくる海浜公園から道路に上がり、シーリア辺りを通ると人だらけ。やはり、住居があると人出が違います。なんとか隔離を保ちながら、チャリをせっせと漕いで、逃げ回りました。
それにしても、マラソンをしている人を中心にマスクをしていない人がたくさんいすぎ。そういう人ほど、ゼイゼイ息してるか、複数人で横並びで喋りながら道の真ん中を近付いてくることが多く、避けながら進むのがとにかく大変でした。
この後、街の中を進むにつれ、歩く人が増えていくことになります。
有明テニスの森交差点で左折し、往路も通った道にやっと復帰。お台場をあとにし、まさに帰路に就きました。
だいぶチンタラしていたせいで、時刻は既に10時台。
豊洲ぐるり公園は人人人の、人人人の、人人人。とにかく人出が増えてきました。そして、なぜかマスクをしていない人も大勢います。
この公園のすぐ脇にあるのは豊洲市場。こんなリスキーなところで取引された食物が世に出回るのが少し不安になるほどでした。(ネズミーランドな築地よりはマシ?)
自転車通れる歩道でそんな人を避けつつ、人で溢れる公園を横目で見ながら、逃げるように晴海へと進みました。工事の囲いに書かれたオリンピック表示。
お台場で初めて、やっとオリンピック気分を感じることが出来ました。
やはりテレビやネットで見るよりも直で見る方が良いですね。
■晴海は選手村を通過していく晴海では、人工島の先端部分にある
晴海客船ターミナルへ向かいます。
交通標識の案内に沿って
月島警察署前の交差点を左折したら、そこはいきなりオリンピック選手村でした。晴海客船ターミナルは、オリンピック時は、選手村の一部になっていたのですが、現在は通常運用に戻っています。しかし、その手前の部分は全域が選手村で、立ち入りを制限しているので、道路の部分だけ通れるようになっていました。住んでいる人がいないので歩行者も一気に減りました。
晴海客船ターミナルは、定期船は発着していませんでした。周囲に住んでいる人もおらず、周囲の公園や散策路も選手村の囲いで出入りできません。それでも訪問客がポツポツ続いていました。東京国際クルーズターミナルが無人だったのとは対照的でした。
後で調べたところ、どうも
このターミナルは廃止される直前だったようです。オリンピック開催で選手村に取り込まれた後は、そのまま解体されるとみられていましたが、再度開館されたので、見学者が増えていたようでした。
・晴海客船ターミナル: 運用時間09:00-17:00 東京都設置(指定管理:東京港埠頭)
定期船運航なし
※晴海ふ頭の一部岸壁(バース)は選手村領域で立ち入りできませんでした。
※晴海客船ターミナルは1991年開業。出来た当初は、最新のデートスポットとして有名だったようです。バブル期の建物ですから、良い建材をたくさん使っていて長持ちすると思うのですが、わずか30年で、静かに終焉を待つことになってしまいました。バブル建築である晴海客船ターミナル。
特徴的な四角錘部分(最上階の展望デッキ)はガラスがないので展望最高と思いきや、
鳥が入り放題な上、バブル特有の見た目重視のせいか妙な白い支柱で眺めは最悪でした。
■晴海選手村は人いない、豊海は人だらけ晴海客船ターミナルを出た後は、選手村の間の道を戻り、月島警察署前で環状二号線に復帰。朝潮運河を通って勝どきへ渡りました。勝どき陸橋交差点付近は、今日一番の人出地帯でした。住居が多くなったこともあるようですが、立ち入りが制限されていた晴海選手村地帯が人がほとんどいなかったのとは対照的でした。
竹芝ふ頭と日の出ふ頭を対岸から見ようと、交差点を左折して
豊海水産埠頭(島先端側)へ行きましたが、人出はなかなか減りませんでした。
閉鎖されていた旧選手村。
再整備の工事が始まる前のゴーストタウンのような空間でした。
■竹芝も日の出もお洒落なところは人だらけ豊海水産埠頭から再び環状二号線へ戻り、さらに都心へと近づきました。
環状二号線の南側歩道はそれほど歩いている人はいませんでしたが、浜離宮恩賜庭園脇の海岸通りへ出ると、再び人が増加。ウォーターズ竹芝でピークとなりました。ちょうど劇団四季の公演が始まる時間帯だったようで、四季劇場の前は多くの人がゾロゾロゾロゾロ駅方面から向かっていました。
朝5時ごろに訪れたウォーターズ竹芝の桟橋に、日の出後にもう一度訪れようと思っていました。しかし、とにかく人が多いので訪問を断念。そのまま素通りしました。竹芝を通り過ぎて新浜崎橋を渡ったところが
日の出ふ頭で水上バスの乗り場があります。
ふ頭に入ってすぐのところにあった
Hi-NODEという洒落た施設もウォーターズ竹芝同様に人だらけでした。
Hi-NODEは、「ひので」と書いて「ハイノード」と読みます。野村不動産とNREG東芝不動産が、東京都港湾局から用地使用許可を受けて2019年8月に
日の出ふ頭小型船ターミナルとして整備した施設です。船客待合所ですが、レストランとイベント広場がメインのようで、船に乗るというよりは、憩いに人が集まる施設になっていました。
・日の出ふ頭小型船発着所浮桟橋その三・Hi-NODE(日の出ふ頭小型船ターミナル): 運用時間 09:30-22:00 東京都設置(ターミナル運営 NREG東芝不動産)
定期船無し
新浜崎橋から見たHi-NODE。
ターミナル内にお洒落レストランがあるので、建物内は人が集まってかなり密でした。
■水上バス乗り場側はそれほど密にならずHi-NODEが人が多すぎたので、「これはダメかも」と思いながら、少し先の
日の出船客ターミナルへ向かいました。
しかし、船客ターミナル(これが1号待合所のようです)は、人はいるものの船の発着に合わせて出入りしている状況。タイミングが合えばターミナル内から人がいなくなり、密を避けられました。さらに、その隣の
日の出2号船客待合所(シンフォニー)はレストラン併設でしたが、なぜか人はほとんどなし。このため、ササっと見学が出来ました。
・日の出船客ターミナル: 運用時間09:00-17:00 東京都設置
・東京都観光汽船 浅草方面・お台場海浜公園方面・有明方面・パレットタウン方面
手前が日の出客船ターミナル、奥が日の出2号船客待合所。
はとバスツアーが寄り道していました。
日の出ふ頭は、大正時代に造られた、東京港で最も古いふ頭です。
■竹芝ふ頭南端の小型船発着所にも寄り道 日の出客船ターミナル側に自転車を止めて、Hi-NODE側へ歩いてみましたが、建物内は人が多くて近づけません。ふと新浜崎橋の先に別の浮桟橋が見えました。
Hi-NODEのすぐ北側、古川を渡るとすぐ目の前が竹芝ふ頭の南端に当たります。ここに
竹芝小型船発着所浮桟橋も設置されていました。
Hi-NODEには人がたくさんいましたが、その前後はあまり人がいなかったため、うまく密地帯を避けて訪問。Hi-NODEの中身を見ることはできなかったものの、船の発着場という部分については、一気になんとか訪問をクリアすることが出来ました。
・竹芝小型船発着所浮桟橋・竹芝小型船ターミナル: 運用時間 10:00-22:00(休日・ターミナルは閉鎖中) 東京都設置
定期船無し
※竹芝小型船発着所浮桟橋は、東京都が運航する視察船「東京みなと丸」の発着場所です。平日のみとなりますが、無料で「東京港を観て学ぶ」ことができる船です(コロナ禍で運休中)。この船の運航のため、平日は一般の船舶に開放されている時間帯は夕方以降のみとなっています。竹芝小型船発着所浮桟橋と竹芝小型船ターミナル。
竹芝ふ頭の南端、Hi-NODEのすぐ向かいにあります。 ここで、自転車の電池残量が20%となっていました。
Hi-NODEの南側に貸出ポートがあり、残量100%の自転車があったため、乗り換えました。
青海駅前から
走行距離わずか15キロ(ほぼパワーモード走行)で、電池残量は80%→20%でした。軽快さに劣っていた自転車で、ほぼフルでパワーモードだったため、あまり距離は稼げなかった印象です。
元々大田区で借りた自転車で往復60キロ走破を目指していましたが、電池の持ちはあまりよくなく、結局、4台目に乗り換えです。大田区で発行した1日パスで他区内も利用できたのは非常に助かりました。
Hi-NODEの貸出ポート。
今日初めてフル充電の自転車に出会いました。
■急きょ羽田寄り道に変更!日の出ふ頭の訪問で、本日訪問を予定していた航空・船舶施設の訪問は終了。この後は、家に帰るのみとなりました。
日の出ふ頭を出たのが13時だったので、このまままっすぐ帰れば、六郷土手まで1時間、そこから歩いて3時間の17時ごろ帰宅といった感じです。しかし、かなりの距離走ったにもかかわらず、電動アシスト自転車で体力の消耗が少なかったため、欲が出てきてしまい、
そのまま東京国際空港(羽田空港)を訪問することにしてしまいました。日の出桟橋から羽田へは、来た道を戻る形で海岸通りと第一京浜を通り、大森町で産業道路に入るのが行きやすそうでした。ただ、大きな通りは車も歩く人も多かったので、
鮫洲からは旧東海道、平和島からは森ケ崎へ向かう小道に進入しました。
途中誰も客が入っていなかったすき家で昼食。ANA訓練センターの前を横切り、海老取川沿いに出たのが14時半でした。
海老取川を挟むあさひ海老取川公園と羽田空港島。
新たに整備された公園地帯で、北側から抜けられます。
■東京国際空港の玄関建物なくなる!!!羽田空港は、未だにターミナルへの不要不急訪問自粛が呼びかけられています。そこで、外回りだけ撮影を済ますことにしました。旧整備場地区と天空橋地区で道路工事の状況を撮影、第3ターミナルで新ビジネスジェット施設と前回うまく撮れなかった第3ターミナル外観を撮影、そのまま新整備場地区、貨物地区を回るつもりでした。
ところが、海老取川沿いから整備場駅方面を見たら、いつもの見慣れた建物が見当たりません。
なんと、
廃墟になっていた玄関建物がきれいさっぱりなくなっていました。まずはそこへ寄り道しました。
きれいに更地になってしまった玄関廃墟跡地。
羽田の中でも「東京国際空港」と書かれた象徴的な建物だっただけに非常に残念でした。
在りし日の写真は空港概要(総合)のページへ
■旧整備場地区と天空橋駅周辺は道路工事だらけ旧整備場地区では建物がどんどん減ってきており、天空橋駅前交差点付近と地区内を結ぶ道路の新設工事が大々的に行われていました。
環状八号線から旧整備場地区への道路を工事中でした。 その後は、
軽く旧整備場地区を見てから天空橋地区へ移動しました。
こちらは、弁天橋のロータリーと天空橋駅間の道路が閉鎖されていました。弁天橋側は帰りに撮影しようと、そのまま東進。
できるだけ無駄のない一筆書きで第3ターミナル地区方面へと向かいました。
天空橋駅より南側は道路が通行止めに変更されています。
■第3ターミナル手前では犬と人の建物が増加ちょうど、昨年3月に始まった、B滑走路から川崎方面への離陸が行われていました。多摩川沿いの東屋で軽く撮影しようと思ったら、1年前は閑古鳥が鳴いていた東屋は撮影者で人だかりができていました。密になるのは避けたいので、ここも素通り。羽田空港二丁目交差点を左折して、第3ターミナルへと向かいます。
モノレールの下では、麻薬探知犬訓練用の犬舎を設置工事中。その先、旧ターミナル地区部分には、何やら大規模なプレハブ小屋が建っていました。羽田アクセス道路とモノレールの交点付近、旧ターミナル地区には、
何やら大規模なプレハブ小屋がありました。 第3ターミナル149番の手前側に出来た、新ビジネスジェット施設の撮影を済ませた後は、メイン撮影と言うべき、第3ターミナルの北西側からの外観撮影へ臨みました。
ところが、今回は、
歩道部分で多くの入国者がホテル行バスをグダグダ待っていて、撮影を断念する羽目になってしまいました。前回は、お迎え車両の外人が警察と揉めていて撮影できずでしたから、なかなかうまくはいかないものです。
時間的に欧米からの入国者でしょう。現在の東京都の何十倍ものコロナリスクを抱えた人達ですから、コロナウイルスをパスされてはたまったものではありません。ターミナル前面道路を走るのはあきらめ、羽田二丁目交差点に引き返して、そこから環八通りの東進を再開しました。
新たに出来たビジネスジェットターミナル。これまでのものより大きいようです。
オリンピックに間に合わせるため、いきなり工事となり、
いきなり完成していましたが、使われているんでしょうか、、、。
■まさかのカメラ充電切れで強制終了自転車・歩行者は、空港アクセストンネルは通行できない(歩道はなく車道は通行禁止)ので、第1・第2ターミナル地区へのアクセスは環八通りが唯一の経路になります。今回は、今後のネタとして、経路説明にでも使おうと、各所で写真を撮りながら進みました。
羽田空港トンネルを抜けて新整備場地区に到着し、看板の変わった新整備場駅の入口を撮ろうとカメラを向けましたが、
なんとここでカメラのバッテリー充電がいきなりなくなってしまいました。
自転車の充電ばかり気にしていたら、まさかのカメラの充電切れでした。このあと第2ターミナル国際線施設の外観だけでも取ろうとたくらんでいたのですが、目の前にして断念せざるを得なくなりました。
ターミナルの中には入れれば、充電したりすることもできたのですが、今は見学と言う不要不急目的ではターミナルに入れません。
失意のまま、帰路に就きました。
このあと、六郷土手まで自転車で行き、そこからは3時間歩いて自宅へ。帰り着いたのは20時前でした。
最後は、あまりにも残念な展開に、衝撃を受けた思考力は低下したまま、ヘトヘトで幕切れとなりました。
なお、後で振り返ったところ、日の出桟橋から六郷土手までは
走行距離約28キロ(ほぼパワーモード走行)で、電池残量は100%→10%でした。
最後に撮った新整備場地区の写真。
管制塔も第1ターミナルも見える位置でまさかの終了でした。
■今日の教訓!・
[東京都東京ヘリポート]利用者以外入場不可←撮影はおろか見学も出来ません(ヘリをチャーターしないなら、おとなしく周りの公園から指咥えて見てろってことなんでしょう)
・
東京港フェリーターミナルは行きづらい←見学・送迎用駐車場も無し
・
東京国際クルーズターミナルは誰もいない←イベント無ければ究極のソーシャルディスタンス見学が可能
・
晴海客船ターミナルはまだ開館中←閉鎖間近らしいですがまだ見学が可能です。(少し見学者はいます)
・
ウォーターズ竹芝やHi-NODEは人多し←飲食店など目当てに人が集まっています。
・
[東京国際]未だターミナルは不要不急来館自粛要請中←外から飛行機撮影が吉
■実際の旅程10/16 SAT自 宅00:00(徒 歩)→03:30京急蒲田駅前
京急蒲田駅03:45(自転車1)→04:15大森海岸駅前
大森海岸駅04:15(自転車2)→04:45天王洲ピア
天王洲ピア04:45(自転車2)→05:00ウォーターズ竹芝
WAT竹芝05:00(自転車2)→05:45東京港フェリーターミナル
東京港FT06:15(自転車2)→06:30有明船着場
有明船着場06:45(自転車2)→07:15
[東京都東京へリポート][東京都東京へリポート]07:45(自転車2)→08:15有明客船ターミナル
有明客船T08:30(自転車2)→08:45パレットタウン船着場
パレットタ08:45(自転車3)→09:00青海客船ターミナル
青海客船T09:15(自転車3)→09:30東京国際クルーズターミナル
東京国際T10:00(自転車3)→10:30お台場海浜公園船着場
お台場海浜11:00(自転車3)→11:30晴海客船ターミナル
晴海客船T12:00(自転車3)→12:30日の出桟橋
日の出桟橋13:00(自転車4)→14:30
[東京国際空港][東京国際空港]16:00(自転車4)→16:30六郷文化センター
六郷文化セ16:30(徒 歩)→20:00自 宅