2021年10月23日

空港検疫10/23_隔離中陽性また

◇空港検疫 隔離中陽性また出現 10月23日発表分

厚生労働省(厚労省)は10月23日現在の、空港検疫を含めた最新の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の状況を発表しました。
空港検疫の数字は、2020年4月3日午前0時から症状の有無や濃厚接触の有無、ワクチン摂取状況等に関係なく、上陸拒否国からの入国者全員検査を実施しています。さらに2021年1月9日午前0時からは非上陸拒否国も含めた入国者全員検査を、緊急事態宣言中限定として臨時的に実施しており、いま日本で唯一正確な罹患率を把握できます。


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10月23日現在
無症状率 89.1%
罹 患 率 0.387%

▲国際線到着空港は東京都内より92倍危険!
(比較用)東京都 現罹患率:0.004%=要治療589人/人口14,037,872人(2021年9月)

(比較用)東京都:罹患率2.688%=感染377,367人、死亡率0.0221%=死亡3,116人/人口14,037,872人(2021年9月)
(比較用)スリランカ:罹患率2.538%=感染533,860人、死亡率0.0644%=死亡13,562人/人口約2,103万人(2016年)←※ロイター公式サイトが分かりやすいです。 https://graphics.reuters.com/world-coronavirus-tracker-and-maps/ja/countries-and-territories/sri-lanka/


※罹患率は空港検疫の全員検査開始後の概要発表分を元に算出しています。
※無症状率は空港検疫の全員検査の詳細結果発表分を元に算出しています。
両数値は、元にしている数値に若干の差異があります。
また、海外で感染した人や有症状の人はそもそも海外から飛行機に乗ることができないため、実際の罹患率や隠れ感染者数は算出された数値より高く、実際の無症状率や無症状病原体保有者数は算出された数値より低いと考えられます。
あくまでも参考程度にお考え下さい。



空港検疫 全員検査結果(10月21日到着分までが反映されていると推定)
2日遅れで情報が反映していると思われる概要結果は以下の通りです。
4月30日発表分までは別にまとめています。

2020年04月04日〜2021年09月30日:https://johokotu.seesaa.net/article/483927010.html

2020年04月04日〜2021年10月01日:対象1,053,242人、陽性4,141人/罹患率0.393%
2020年04月04日〜2021年10月02日:対象1,056,338人、陽性4,145人/罹患率0.392%
2020年04月04日〜2021年10月03日:対象1,059,477人、陽性4,159人/罹患率0.392%
2020年04月04日〜2021年10月04日:対象1,063,507人、陽性4,168人/罹患率0.391%
2020年04月04日〜2021年10月05日:対象1,067,337人、陽性4,194人/罹患率0.392%※海港検疫含む
2020年04月04日〜2021年10月06日:対象1,069,060人、陽性4,205人/罹患率0.393%※海港検疫含む
2020年04月04日〜2021年10月07日:対象1,071,134人、陽性4,214人/罹患率0.393%
2020年04月04日〜2021年10月08日:対象1,073,618人、陽性4,217人/罹患率0.392%
2020年04月04日〜2021年10月09日:対象1,076,281人、陽性4,220人/罹患率0.392%
2020年04月04日〜2021年10月10日:対象1,079,239人、陽性4,227人/罹患率0.391%
2020年04月04日〜2021年10月11日:対象1,081,784人、陽性4,234人/罹患率0.391%
2020年04月04日〜2021年10月12日:対象1,085,253人、陽性4,244人/罹患率0.391%
2020年04月04日〜2021年10月13日:対象1,086,737人、陽性4,246人/罹患率0.390%
2020年04月04日〜2021年10月14日:対象1,088,789人、陽性4,254人/罹患率0.390%
2020年04月04日〜2021年10月15日:対象1,091,738人、陽性4,261人/罹患率0.390%
2020年04月04日〜2021年10月16日:対象1,094,329人、陽性4,270人/罹患率0.390%
2020年04月04日〜2021年10月17日:対象1,097,164人、陽性4,277人/罹患率0.389%
2020年04月04日〜2021年10月18日:対象1,099,958人、陽性4,281人/罹患率0.389%
2020年04月04日〜2021年10月19日:対象1,104,007人、陽性4,290人/罹患率0.388%
2020年04月04日〜2021年10月20日:対象1,105,660人、陽性4,295人/罹患率0.388%
2020年04月04日〜2021年10月21日:対象1,107,679人、陽性4,299人/罹患率0.388%
2020年04月04日〜2021年10月22日:対象1,110,371人、陽性4,310人/罹患率0.388%

2020年04月04日〜2021年10月23日:対象1,112,736人、陽性4,311人/罹患率0.387%

10月21日(木)分と思われる検査件数は2,365件です。2千件を超えました。
陽性者1人増加。罹患率はやや改善しました。

※2021年1月9日到着分(2021年1月11日発表分)から全入国者に対する検査が開始されており、検査数≒入国者数の状況です。(ただし、全員が強制隔離になる国があり、入国直前と3日後、6日後、10日後と複数回検査を受けている人が増加しています。検査数>入国者数に少し偏っていると考えられます。=実際の罹患率は上記数値よりも悪いと思われます。)

新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について(令和3年10月23日版)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_21832.html















空港検疫検査 到着日別詳細結果(10月22日到着分までが反映と推定、下記の数字には海港検疫の数は含めていません)
1日遅れで情報が反映していると思われる空港検疫の詳細も発表されています。
4月30日到着分までは、別にまとめています。

2020年04月03日〜2021年09月30日:https://johokotu.seesaa.net/article/483927010.html

10月01日:症状 有4 無14=陽性18人 4089・4090・4091・4092・4093・4094・4095・4096・4097・4098・4099・4100・4102・4122・4123・4124・4125・4128
10月02日:症状 有0 無15=陽性15人 4101・4104・4105・4106・4107・4108・4109・4110・4111・4112・4132・4133・4134・4135・4136
10月03日:症状 有1 無8=陽性9人 4115・4116・4117・4118・4119・4120・4141・4153・4155
10月04日:症状 有1 無5=陽性6人 4121・4126・4127・4129・4130・4131
10月05日:症状 有1 無4=陽性5人 4137・4138・4139・4140・4151
10月06日:症状 有0 無2=陽性2人 4142・4143
10月07日:症状 有1 無8=陽性9人 4144・4145・4146・4160・4161・4162・4163・4164・4165
10月08日:症状 有0 無5=陽性5人 4147・4148・4149・4150・4152
10月09日:症状 有0 無5=陽性5人 4154・4156・4157・4173・4174
10月10日:症状 有0 無11=陽性11人 4158・4159・4166・4167・4168・4169・4170・4171・4177・4179・4204
10月11日:症状 有1 無2=陽性3人 4172・4190・4192
10月12日:症状 有0 無4=陽性4人 4175・4176・4178・4196
10月13日:症状 有1 無6=陽性7人 4180・4181・4182・4183・4184・4185・4186
10月14日:症状 有1 無7=陽性8人 4187・4188・4189・4191・4193・4194・4195・4216
10月15日:症状 有1 無6=陽性7人 4197・4198・4199・4200・4201・4202・4237

10月16日:症状 有2 無3(+1)=陽性4人 4203・4205・4206・4221・4239
 [空港別] 成田1・羽田2・中部1(+1)・関空1
 [男女別] 男4・女1(+1)
 [年代別] 10代下3(+1)・20代0・30代0・40代1・50代0・60代1・70代0・80代上0
 [渡航元] フィリピン1(+1)・ネパール1・ロシア1・ウクライナ1・英国1
 [居住地] 埼玉1・東京1・愛知1(+1)・広島1・非公表1

10月17日:症状 有1 無9=陽性10人 4207・4208・4209・4210.4211・4212・4213・4214・4215・4228
 [空港別] 成田3・羽田3・中部1・関空3
 [男女別] 男6・女4
 [年代別] 10代下1・20代3・30代2・40代2・50代2・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] フィリピン2・ベトナム1・インドネシア1・ウクライナ1・ルーマニア1・英国1・米国3
 [居住地] 埼玉1・千葉1・神奈川1・愛知1・京都1・大阪1・広島1・非公表3
10月18日:症状 有0 無4=陽性4人 4217・4218・4219・4220
 [空港別] 成田3・羽田1
 [男女別] 男2・女2
 [年代別] 10代下0・20代1・30代2・40代1・50代0・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] ネパール2・ウクライナ1・英国1
 [居住地] 神奈川1・福岡2・非公表1
10月19日:症状 有1 無3=陽性4人 4222・4223・4224・4225
 [空港別] 成田3・羽田1
 [男女別] 男2・女2
 [年代別] 10代下1・20代3・30代0・40代0・50代0・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] モンゴル3・ウズベキスタン/トルコ1
 [居住地] 群馬1・埼玉1・東京2
10月20日:症状 有0 無10(+1)=陽性10人 4226・4227・4229・4230・4231・4232・4233・4234・4235・4245
 [空港別] 成田6(+1)・羽田1・関空3
 [男女別] 男8(+1)・女2
 [年代別] 10代下1・20代0・30代3・40代0・50代4・60代1(+1)・70代1・80代上0
 [渡航元] モンゴル2・インドネシア1・ネパール2・パキスタン1(+1)・エジプト1・エチオピア2・米国1
 [居住地] 群馬1・埼玉1・東京4(+1)・神奈川1・大阪3

10月21日:症状 有0 無1=陽性1人 4236
 [空港別] 関空1
 [男女別] 男1・女0
 [年代別] 10代下0・20代0・30代0・40代1・50代0・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] ウクライナ1
 [居住地] 大阪1
10月22日:症状 有1 無4=陽性5人 4238・4240・4241・4242・4243
 [空港別] 成田2・羽田2・関空1
 [男女別] 男3・女2
 [年代別] 10代下0・20代1・30代1・40代1・50代1・60代0・70代1・80代上0
 [渡航元] フィリピン2・UAE1・英国1・米国1
 [居住地] 岩手1・千葉1・神奈川1・大阪1・非公表1

10月23日:症状 有0 無1=陽性1人 4244
 [空港別] 成田1
 [男女別] 男1・女0
 [年代別] 10代下0・20代0・30代1・40代0・50代0・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] スリランカ1
 [居住地] 三重1


合計8人の陽性確認が発表されました。
2020年4月3日0時の全員検査開始後に判明した陽性者は2021年10月23日までの569日間で4,165人になりました。
4,165人のうち有症状は1人増えて453人です。無症状は3,712人で、無症状率は89.1%

・行動歴/居住地両方とも非公表の事例:本日発表分はいませんでした。

・団体感染が疑われる事例:本日発表分はいませんでした。
 (1)連番確認(同一日同一空港着同一国からの同一地域居住者=同一団体疑い):該当なし
 (2)10歳未満(同行者がいる団体感染すり抜け疑い):該当なし

・有症状者:1人出ました。
 10月22日羽田着フィリピンから入国の神奈川県居住50代男が呼吸苦、倦怠感症状です。
 フィリピンから羽田へは4時間強の飛行で、機内発症かは微妙です。

・強制隔離中の陽性とみられる事例:2人出ました。
 6日後陽性に当たる10月16日着が1人、3日後陽性に当たる10月20日着が1人。フィリピンからとパキスタンから各1人です。
 強制隔離対象国が増えた3月5日着から9月19日着までの200日間で、強制隔離中の陽性者は563人
 強制隔離対象国が減った9月20日着から10月20日着までの31日間で、強制隔離中の陽性者は56人
元々いるはずがない超稀な事例として処理されていたはずなのに、すり抜け直前の陽性確認があまりにも多すぎます。強制隔離対象国が減ったのに、まだまだ出まくっています。水際が非常に危険な状況です。

隔離中陽性が激増中!→規制緩和も関係なし!
団体感染疑いは激増中!
結果を見れば一目瞭然。隔離しないとダメなんです。


新型コロナウイルス感染症の患者等の発生について(空港検疫)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_21833.html


STAY HOME NOW, FLY LATER
 
ラベル:検疫 感染症
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検疫週間速報10月1_陽性減0.2%台

◇空港検疫(週間速報)10月1週目 検体数・陽性数とも減少、罹患率は0.2%台

厚生労働省(厚労省)は10月22日、空港検疫での新型コロナウイルス感染症検査状況の10月1週目(10月3日〜10月9日)分の速報値を発表しました。

厚労省の速報は、週間の検体数と陽性者数を、日本国籍者、外国籍者別に、滞在国ごとに出した非常に細かいデータです。2020年11月11日以降毎週金曜日に過去4週間分が発表されています。10月22日の公表で、2020年10月4日〜2021年10月9日分が公表されたことになります。
速報のため、日々の発表のデータとかなりのズレが生じてる場合もありますが、分析に活用できます。

[罹患状況推移分析] 検体数急減・陽性者数も減少で罹患率改善
2020年
10/04-10/10 検体12,421・陽性57=罹患率0.46%(日本国籍0.46%:外国籍0.46%)
10/11-10/17 検体 7,364・陽性24=罹患率0.33%(日本国籍0.29%:外国籍0.34%)
10/18-10/24 検体12,213・陽性46=罹患率0.38%(日本国籍0.39%:外国籍0.37%)
10/25-10/31 検体17,833・陽性47=罹患率0.26%(日本国籍0.22%:外国籍0.29%)
  <11/01〜入国者の多い低感染国9か国が検査解除>
11/01-11/07 検体10,589・陽性84=罹患率0.79%(日本国籍0.75%:外国籍0.83%)
11/08-11/14 検体10,823・陽性89=罹患率0.82%(日本国籍0.54%:外国籍1.02%)
11/15-11/21 検体11,627・陽性79=罹患率0.68%(日本国籍0.52%:外国籍0.79%)
11/22-11/28 検体13,789・陽性90=罹患率0.65%(日本国籍0.61%:外国籍0.65%)
11/29-12/05 検体14,226・陽性89=罹患率0.63%(日本国籍0.50%:外国籍0.74%)
12/06-12/12 検体16,488・陽性86=罹患率0.52%(日本国籍0.43%:外国籍0.64%)
12/13-12/19 検体18,554・陽性74=罹患率0.40%(日本国籍0.28%:外国籍0.62%)
12/20-12/26 検体18,835・陽性98=罹患率0.52%(日本国籍0.51%:外国籍0.54%)
12/27-01/02 検体13,123・陽性83=罹患率0.63%(日本国籍0.49%:外国籍0.75%)
2021年
01/03-01/09 検体14,098・陽性76=罹患率0.54%(日本国籍0.23%:外国籍0.72%)
  <01/09〜全入国者検査開始>
01/10-01/16 検体21,399・陽性67=罹患率0.31%(日本国籍0.31%:外国籍0.31%)
01/17-01/23 検体22,678・陽性41=罹患率0.18%(日本国籍0.31%:外国籍0.15%)
01/24-01/30 検体10,076・陽性25=罹患率0.25%(日本国籍0.12%:外国籍0.37%)
01/31-02/06 検体10,435・陽性20=罹患率0.19%(日本国籍0.13%:外国籍0.27%)
02/07-02/13 検体 9,423・陽性19=罹患率0.20%(日本国籍0.15%:外国籍0.26%)
02/14-02/20 検体 9,523・陽性19=罹患率0.20%(日本国籍0.11%:外国籍0.28%)
02/21-02/27 検体11,779・陽性23=罹患率0.20%(日本国籍0.22%:外国籍0.17%)
02/28-03/06 検体14,086・陽性29=罹患率0.21%(日本国籍0.16%:外国籍0.26%)
03/07-03/13 検体14,467・陽性27=罹患率0.19%(日本国籍0.14%:外国籍0.25%)
03/14-03/20 検体17,879・陽性49=罹患率0.27%(日本国籍0.20%:外国籍0.41%)
03/21-03/27 検体14,040・陽性42=罹患率0.30%(日本国籍0.15%:外国籍0.48%)
03/28-04/03 検体14,615・陽性70=罹患率0.48%(日本国籍0.24%:外国籍0.81%)
04/04-04/10 検体12,694・陽性62=罹患率0.49%(日本国籍0.16%:外国籍0.85%)
04/11-04/17 検体11,974・陽性74=罹患率0.62%(日本国籍0.40%:外国籍0.90%)
04/18-04/24 検体11,268・陽性60=罹患率0.53%(日本国籍0.26%:外国籍0.89%)
04/25-05/01 検体13,039・陽性95=罹患率0.73%(日本国籍0.29%:外国籍1.30%)
05/02-05/08 検体11,551・陽性82=罹患率0.71%(日本国籍0.25%:外国籍1.29%)
05/09-05/15 検体12,891・陽性50=罹患率0.39%(日本国籍0.23%:外国籍0.59%)
05/16-05/22 検体11,644・陽性39=罹患率0.33%(日本国籍0.33%:外国籍0.34%)
05/23-05/29 検体13,680・陽性32=罹患率0.23%(日本国籍0.19%:外国籍0.29%)
05/30-06/05 検体16,066・陽性40=罹患率0.25%(日本国籍0.14%:外国籍0.41%)
06/06-06/12 検体16,515・陽性17=罹患率0.10%(日本国籍0.08%:外国籍0.14%)
06/13-06/19 検体16,771・陽性44=罹患率0.26%(日本国籍0.18%:外国籍0.39%)
06/20-06/26 検体16,536・陽性45=罹患率0.27%(日本国籍0.19%:外国籍0.41%)
06/27-07/03 検体22,338・陽性60=罹患率0.27%(日本国籍0.24%:外国籍0.32%)
07/04-07/10 検体23,362・陽性79=罹患率0.34%(日本国籍0.38%:外国籍0.29%)
07/11-07/17 検体32,329・陽性97=罹患率0.30%(日本国籍0.44%:外国籍0.22%)
07/18-07/24 検体35,885・陽性67=罹患率0.19%(日本国籍0.33%:外国籍0.13%)
07/25-07/31 検体24,273・陽性89=罹患率0.37%(日本国籍0.50%:外国籍0.24%)
08/01-08/07 検体21,987・陽性94=罹患率0.43%(日本国籍0.33%:外国籍0.57%)
08/08-08/14 検体19,809・陽性78=罹患率0.39%(日本国籍0.37%:外国籍0.42%)
08/15-08/21 検体25,444・陽性101=罹患率0.40%(日本国籍0.38%:外国籍0.40%)
08/22-08/28 検体20,067・陽性69=罹患率0.34%(日本国籍0.30%:外国籍0.38%)
08/29-09/04 検体18,832・陽性86=罹患率0.46%(日本国籍0.32%:外国籍0.60%)
09/05-09/11 検体17,834・陽性78=罹患率0.44%(日本国籍0.29%:外国籍0.58%)
09/12-09/18 検体16,952・陽性56=罹患率0.33%(日本国籍0.19%:外国籍0.49%)
09/19-09/25 検体16,964・陽性56=罹患率0.33%(日本国籍0.13%:外国籍0.48%)
09/26-10/02 検体21,484・陽性71=罹患率0.33%(日本国籍0.17%:外国籍0.49%)

09/26-10/02 検体17,264・陽性43=罹患率0.25%(日本国籍0.10%:外国籍0.40%)

今週の検体数は、日本国籍者は急減、外国籍者は急減。日外比率は1:0.99と2週連続で日外ほぼ同じでした。
今週の陽性数は、日本国籍者9人減、外国籍者19人減。日外比率は1:3.78です。外国籍者が悪い状況が続いています。

検査対象が全入国者になっています。検査数(≒入国者)の多さは、米国、中国、フィリピン、韓国、フランスの順でした。
日本人は8,692件でした。前週より2,050件も急減しています。12月4週目の12,354件の3分の2ほどです。
外国人は8,572件。こちらも2,170件急減。1月3週目の17,873件の半分程度です。

前週と比べると、日本国籍者は、検査数が19%減少に対して陽性者数は50%減少(半減)。外国籍者は検査数が20%減少に対して陽性者数は36%減少です。
この結果、罹患率は、日本国籍者、外国籍者とも改善しています。外国籍者の方が悪い状況に変わりはありません。

全体の罹患率は0.25%で改善しました。


[陽性者数多い国分析] 23か国/米国が急減、フィリピンは最悪続く
今週陽性者が確認されたのは、前週に続いて陽性者が出ているフィリピン、ネパール、パキスタン、米国、アラブ首長国連邦(UAE)、ウズベキスタン、トルコ、フランス、ロシアなどを含めて23か国(前週比+4)からの入国者に陽性者が出ました。国数は増加気味です。

フィリピンが10人(前週比-5人)と最悪が変わらず。日本国籍者1人、外国籍者9人。検体数が1:7位ですので、罹患率は久々に外国籍者の方が悪くなりました。
3週前に急激に悪化したネパールは7人(前週比-4人)。航空便の復活とともに陽性者の入国も復活してしまいました。相変わらず全員外国籍者です。
続いてパキスタンが4人(前週比-3人)です。陽性人数は減りましたが、入国者数も半減以下になっていますので、悪いままです。

この後、2人が2か国。米国(前週比-9人)、モロッコ(前週比皆増)です。2か国ともに日外1人ずつです。米国は3日間強制隔離の州がなくなりましたので、そのおかげで減少したとみられます。

残り18か国は1人ずつで、UAE、ウクライナ、英国、キプロス、タイ、ロシアの6か国が日本国籍者でした。

[罹患率高い国分析] 1%超えは23か国中12か国/国際線到着空港は超危険
最も罹患率が悪かったのは、ベラルーシ20.00%(検体5件中1人陽性=外国籍者検体1件中1人陽性)でした。続いてキプロス14.29%(検体7件中1人陽性=全員日本国籍者)、シリア11.11%(検体9件中1人陽性=外国籍者検体7件中1人陽性)でした。
以上の3か国が二桁割合(10%以上)です。

この後は、
モロッコ9.52%(検体21件中2人陽性=外国籍者検体10件中1人陽性)
パキスタン3.31%(検体121件中4人陽性=外国籍者検体105件中4人陽性)
ケニア3.23%(検体31件中1人陽性=外国籍者検体9件中1人陽性)
ウクライナ1.89%(検体53件中1人陽性=日本国籍者検体20件中1人陽性)
ウズベキスタン1.59%(検体63件中1人陽性=外国籍者検体47件中1人陽性)
ペルー1.49%(検体67件中1人陽性=外国籍者検体61件中1人陽性)
ポーランド1.47%(検体68件中1人陽性=外国籍者検体21件中1人陽性)
モンゴル1.33%(検体75件中1人陽性=外国籍者検体69件中1人陽性)
ネパール1.17%(検体598件中7人陽性=外国籍者検体565件中7人陽性)
と続きました。
1%(100人に1人陽性)超えは以上の12か国で横ばいでした。

モンゴル、シリア、ケニア、パキスタン、ネパールが連続で1%超えの異常状態でした。
パキスタンはずっと1%超えが続いています。

※注意:検体数=入国者数ではありませんので、実際の罹患率は出ている数字より高いはずです。


[航空便利用者数分析] 検体数の急減ほどではないものの減少
合計の利用者数は26,885人(前週比-1,437人)と減少でした。やはり第三国間の利用者が多いでしょうか。日本国内への入国を抑えたままでも、乗り継ぎ客で稼ぐという手も考えていく必要がありそうですね。
最多は米国便で6,943人(前週比+129人)と入国者は減っているのに航空便利用者は増加。フィリピン便が2,968人(前週比-13人)、中国便が2,405人(前週比-309人)と続いています。

今週は減少国の方が多く見られました。
増加している国:最も人数が増えたのは、米国便。続いてカタール便906人(前週比+128人)とオランダ便1,049人(前週比+128人)が続いています。
皆増した国:ミャンマー便64人です。定期便です(ただし那覇経由の臨時運航)。

減少している国:最も人数が減ったのは、中国便。続いてシンガポール便1,012人(前週比-302人)、ベトナム便720人(前週比-299人)が続いています。
皆減した国:イタリア便(90人)、モンゴル(77人)です。定期便です。

利用者数の多いニューカレドニア(313人)は入国者数が1人出ました(日本国籍者)。



毎週データは更新されているようですので、今後も注視していきます。

週間速報内容
10/03-10/09
全検査
合計 検体17,264/陽性 43 0.25%
日本 検体 8,692/陽性 9 0.10%
外国 検体 8,572/陽性 34 0.40%


検体数の多い国
米  国:合計 検体4,143、陽性 2=0.05%
  日本国籍 検体2,683 陽性 1=0.03%/外国籍 検体1,460 陽性 1=0.06%
中  国:合計 検体1,757、陽性 0=0%
  日本国籍 検体 395 陽性 0=0%/外国籍 検体1,362 陽性 0=0%
フィリピン:合計 検体1,275、陽性10=0.78%
  日本国籍 検体 164 陽性 1=0.60%/外国籍 検体1,111 ​陽性 9=0.81%
韓  国:合計 検体 813 陽性 0=0%
  日本国籍 検体 194 陽性 0=0%/外国籍 検体 619 陽性 0=0%
フランス:合計 検体 641 陽性 1=0.16%
  日本国籍 検体 517 陽性 0=0%/外国籍 検体 124 陽性 1=0.80%

罹患率の高い国
ベラルーシ:合計 検体 5、陽性 1=20.00%
  日本国籍 検体 4 陽性 0=0%/外国籍 検体 1 陽性 1=100.00%
キプロス:合計 検体 7、陽性 1=14.29%
  日本国籍 検体 7 陽性 1=14.29%/外国籍 検体 0 陽性 0=0%
シ リ ア:合計 検体 9、陽性 1=11.11%
  日本国籍 検体 2 陽性 0=0%/外国籍 検体 7 陽性 1=14.28%
モロッコ:合計 検体 21、陽性 2=9.52%
  日本国籍 検体 11 陽性 1=9.09%/外国籍 検体 10 陽性 1=10.00%
パキスタン:合計 検体 121、陽性 4=3.31%
  日本国籍 検体 16 陽性 0=0%/外国籍 検体 105 陽性 4=3.80%


毎日の個別発表との誤差状況(10月3日〜10月9日)
(A)週間発表(今回の滞在国・地域ごとの検査実績発表):43人
(B)毎日発表:41人中非公表0人(複数国滞在者2人=キプロス/アラブ首長国連邦、モロッコ/フランス)

 (誤差が出ている国)Aが超過していると非公表の可能性有
 誤差なし


水際対策(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/kansenkakudaiboushi-iryouteikyou.html#h2_7


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10月1週入国_急減逆戻り

◇空港検疫 10月1週目検体数(≒入国者数) 急減して前々週レベルに逆戻り

検体数≒入国者数のほぼ判明している状態が39週目に突入


厚生労働省(厚労省)は22日、空港検疫での新型コロナウイルス感染症(COVID-19)検査状況の10月1週目(10月3日〜10月10日)分の速報値を発表しました。この数字から行動歴別の入国者数が推定できます。

厚労省の速報は、週間の検体数と陽性者数を、日本国籍者、外国籍者別に、滞在国ごとに出した非常に細かいデータです。
1月9日から全入国者が検査対象となったため、COVID-19パンデミック後初めて検査数≒入国者数となっています。複数回検査する人や14日以内に複数国滞在した人もいるので、厳密には=ではありませんし、乗員は対象外ですが、検査数が入国者数に限りなく近づきました。

今回発表は、一週間分に過ぎませんが、これまで確認することが出来なかった、行動歴別のほぼ正確な入国者数が39週連続で判明しています。
ここのところ強制隔離(入国時と3日後の2回、または、6日後加えた3回、または、さらに10日後加えた4回)対象者が増加しているので、検体数>入国者数になっているものと推定されます。ご注意ください。

検査数急減
10月1週目は、検査数は17,264件(前週比+4,220件)と急減。全前週レベルに戻っています。
日本国籍者は8,692件(前週比-2,050件)、外国籍者は8,572件(前週比-2,170件)といずれも急減しています。
10月1日にも強制隔離期間が緩和された国があるため、その分検査が減ったということでしょうか。

ほとんどの国が減少
国別で見ると、入国者数最多は米国で4,143件(前週比-725件)でした。
二番目は中国で1,757件(前週比-805件)。
三番目はフィリピンで1,275件(前週比-260件)。
四番目は韓国で813件(前週比-381件)。
五番目はフランスで641件(前週比-105件)でした。
軒並み前週増加した分程度が減少しています(フランスだけ減少幅少)。


3週連続六番目だったのはネパールで598件(前週比-57件)。
七番目はドイツで558件(前週比-88件)でした。ここまでは先週と同順番でした。
八番目はインドが上昇し490件(前週比-48件)。
九番目は英国が上昇し446件(前週比-24件)。
十番目はタイで398件(前週比-175件)でした。

この週は、ほとんどの国が検体数(≒入国者数)が減少しています。

日本国籍者の増加が目立つ
日本人が多いのは、上位十位までの国では、米国、フランス、ドイツ、英国、タイでした。
米国は、日本国籍者2,683件・外国籍者1,460件。同数程度の減少。
フランスは、日本国籍者517件・外国籍者124件。日本国籍者は微増、外国籍者は半減。
ドイツは、日本国籍者428件・外国籍者130件。ほぼ日本国籍者の減少です。
英国は、日本国籍者318件・外国籍者128件。日本国籍者は減少、外国籍者は増加。
タイは、日本国籍者310件・外国籍者88件。ほぼ日本国籍者の減少でした。

日本人と外国人が同じくらいの国は、ありませんでした。

外国人が多いのは、上位十位までの国では、中国、フィリピン、韓国、ネパール、インドでした。
中国は、日本国籍者395件・外国籍者1,362件と日本国籍者が激減。
外国人がずっと多いままの筆頭は相変わらずフィリピンで、日本国籍者164件・外国籍者1,111件。日外とも減っています。
韓国は、日本国籍者194件・外国籍者619件。日外ともに似たような割合の減少。
ネパールは、日本国籍者33件・外国籍者565件と外国籍者は減少したものの、3週連続圧倒的に多いです。
インドは、日本国籍者109件・外国籍者381件でほぼ日本国籍者の減少でした。

この他、十位以内に入っていませんが、
 13番目のイタリア、15番目のシンガポールは日本国籍者の方が多いです。
 11番目のベトナム、12番目のインドネシア、14番目の台湾は日外同じくらいです。

なお、10日間強制隔離対象期間の関係する10か国のうち、上記にない7か国は、
 インドネシア 328件(前週比-106件)=日外同割合程度の減少。
 バングラデシュ 121件(前週比-24件)=ほぼ外国籍者の減少。
 パキスタン 121件(前週比-157件)=急減。外国籍者は半減以下。
 スリランカ 134件(前週比+11件)=日本国籍者減少、外国籍者増加。
 モルディブ 10件(前週比-3件)=日本国籍者9件、外国籍者1件。
 アフガニスタン 76件(前週比+48件)=2週連続全員外国籍者のあと、今週は日本国籍者1人のみ。タリバンが実権を握った後、最も入国者が増えています。
 キルギス 5件(前週比-9件)=日本国籍者2件・外国籍者3件。
 ザンビア 4件(前週比-4件)=2週連続全員日本国籍者。
でした。

・欧州は日本国籍者が多め。
・アジアは外国籍者が多め

といった傾向になっています。

罹患状況などの詳細の分析は別途で記事にします。

水際対策(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/kansenkakudaiboushi-iryouteikyou.html#h2_7


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