2021年11月05日

空港検疫11/5_欧州増加中

◇空港検疫 欧州からの入国者の陽性がジリジリ増加中 11月5日発表分

厚生労働省(厚労省)は11月5日現在の、空港検疫を含めた最新の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の状況を発表しました。
空港検疫の数字は、2020年4月3日午前0時から症状の有無や濃厚接触の有無、ワクチン摂取状況等に関係なく、上陸拒否国からの入国者全員検査を実施しています。さらに2021年1月9日午前0時からは非上陸拒否国も含めた入国者全員検査を、緊急事態宣言中限定として臨時的に実施しており、いま日本で唯一正確な罹患率を把握できます。


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11月5日現在
無症状率 89.1%
罹 患 率 0.382%

▲国際線到着空港は日本国内より131倍危険!
(比較用)日本国内 現罹患率0.002%=要治療3,637人/人口約1億2512万人(2021年10月)

(比較用)日 本:罹患率1.377%=感染1,723,599人、死亡率0.0146%=死亡18,296人/約1億2512万人(2021年10月)
(比較用)ドイツ:罹患率5.676%=感染4,722,102人、死亡率0.1158%=死亡96,351人/人口約8,319万人(2020年9月)←[爆増中・ピーク]※ロイター公式サイトが分かりやすいです。https://graphics.reuters.com/world-coronavirus-tracker-and-maps/ja/countries-and-territories/germany/


※罹患率は空港検疫の全員検査開始後の概要発表分を元に算出しています。
※無症状率は空港検疫の全員検査の詳細結果発表分を元に算出しています。
両数値は、元にしている数値に若干の差異があります。
また、海外で感染した人や有症状の人はそもそも海外から飛行機に乗ることができないため、実際の罹患率や隠れ感染者数は算出された数値より高く、実際の無症状率や無症状病原体保有者数は算出された数値より低いと考えられます。
あくまでも参考程度にお考え下さい。



空港検疫 全員検査結果(11月3日到着分までが反映されていると推定)
2日遅れで情報が反映していると思われる概要結果は以下の通りです。
4月30日発表分までは別にまとめています。

2020年04月04日〜2021年09月30日:https://johokotu.seesaa.net/article/483927010.html

2020年04月04日〜2021年10月01日:対象1,053,242人、陽性4,141人/罹患率0.393%
2020年04月04日〜2021年10月02日:対象1,056,338人、陽性4,145人/罹患率0.392%
2020年04月04日〜2021年10月03日:対象1,059,477人、陽性4,159人/罹患率0.392%
2020年04月04日〜2021年10月04日:対象1,063,507人、陽性4,168人/罹患率0.391%
2020年04月04日〜2021年10月05日:対象1,067,337人、陽性4,194人/罹患率0.392%※海港検疫含む
2020年04月04日〜2021年10月06日:対象1,069,060人、陽性4,205人/罹患率0.393%※海港検疫含む
2020年04月04日〜2021年10月07日:対象1,071,134人、陽性4,214人/罹患率0.393%
2020年04月04日〜2021年10月08日:対象1,073,618人、陽性4,217人/罹患率0.392%
2020年04月04日〜2021年10月09日:対象1,076,281人、陽性4,220人/罹患率0.392%
2020年04月04日〜2021年10月10日:対象1,079,239人、陽性4,227人/罹患率0.391%
2020年04月04日〜2021年10月11日:対象1,081,784人、陽性4,234人/罹患率0.391%
2020年04月04日〜2021年10月12日:対象1,085,253人、陽性4,244人/罹患率0.391%
2020年04月04日〜2021年10月13日:対象1,086,737人、陽性4,246人/罹患率0.390%
2020年04月04日〜2021年10月14日:対象1,088,789人、陽性4,254人/罹患率0.390%
2020年04月04日〜2021年10月15日:対象1,091,738人、陽性4,261人/罹患率0.390%
2020年04月04日〜2021年10月16日:対象1,094,329人、陽性4,270人/罹患率0.390%
2020年04月04日〜2021年10月17日:対象1,097,164人、陽性4,277人/罹患率0.389%
2020年04月04日〜2021年10月18日:対象1,099,958人、陽性4,281人/罹患率0.389%
2020年04月04日〜2021年10月19日:対象1,104,007人、陽性4,290人/罹患率0.388%
2020年04月04日〜2021年10月20日:対象1,105,660人、陽性4,295人/罹患率0.388%
2020年04月04日〜2021年10月21日:対象1,107,679人、陽性4,299人/罹患率0.388%
2020年04月04日〜2021年10月22日:対象1,110,371人、陽性4,310人/罹患率0.388%
2020年04月04日〜2021年10月23日:対象1,112,736人、陽性4,311人/罹患率0.387%
2020年04月04日〜2021年10月24日:対象1,115,779人、陽性4,319人/罹患率0.387%
2020年04月04日〜2021年10月25日:対象1,118,467人、陽性4,326人/罹患率0.386%
2020年04月04日〜2021年10月26日:対象1,122,099人、陽性4,332人/罹患率0.386%※海港検疫含む
2020年04月04日〜2021年10月27日:対象1,124,199人、陽性4,337人/罹患率0.385%
2020年04月04日〜2021年10月28日:対象1,126,022人、陽性4,339人/罹患率0.385%
2020年04月04日〜2021年10月29日:対象1,128,560人、陽性4,345人/罹患率0.385%
2020年04月04日〜2021年10月30日:対象1,131,194人、陽性4,346人/罹患率0.384%
2020年04月04日〜2021年10月31日:対象1,134,485人、陽性4,350人/罹患率0.383%
2020年04月04日〜2021年11月01日:対象1,137,445人、陽性4,364人/罹患率0.383%
2020年04月04日〜2021年11月02日:対象1,141,547人、陽性4,370人/罹患率0.382%
2020年04月04日〜2021年11月03日:対象1,143,967人、陽性4,375人/罹患率0.382%
2020年04月04日〜2021年11月04日:対象1,146,388人、陽性4,381人/罹患率0.382%

2020年04月04日〜2021年11月05日:対象1,149,728人、陽性4,394人/罹患率0.382%

11月3日(水)分と思われる検査件数は3,340件です。3千件を超えました。
陽性者13人増加。罹患率は横ばいでした。

※2021年1月9日到着分(2021年1月11日発表分)から全入国者に対する検査が開始されており、検査数≒入国者数の状況です。(ただし、全員が強制隔離になる国があり、入国直前と3日後、6日後、10日後と複数回検査を受けている人が増加しています。検査数>入国者数に少し偏っていると考えられます。=実際の罹患率は上記数値よりも悪いと思われます。)

新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について(令和3年11月5日版)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_22074.html














空港検疫検査 到着日別詳細結果(11月4日到着分までが反映と推定、下記の数字には海港検疫の数は含めていません)
1日遅れで情報が反映していると思われる空港検疫の詳細も発表されています。
4月30日到着分までは、別にまとめています。

2020年04月03日〜2021年09月30日:https://johokotu.seesaa.net/article/483927010.html

10月01日:症状 有4 無14=陽性18人 4089・4090・4091・4092・4093・4094・4095・4096・4097・4098・4099・4100・4102・4122・4123・4124・4125・4128
10月02日:症状 有0 無15=陽性15人 4101・4104・4105・4106・4107・4108・4109・4110・4111・4112・4132・4133・4134・4135・4136
10月03日:症状 有1 無8=陽性9人 4115・4116・4117・4118・4119・4120・4141・4153・4155
10月04日:症状 有1 無5=陽性6人 4121・4126・4127・4129・4130・4131
10月05日:症状 有1 無4=陽性5人 4137・4138・4139・4140・4151
10月06日:症状 有0 無2=陽性2人 4142・4143
10月07日:症状 有1 無8=陽性9人 4144・4145・4146・4160・4161・4162・4163・4164・4165
10月08日:症状 有0 無5=陽性5人 4147・4148・4149・4150・4152
10月09日:症状 有0 無5=陽性5人 4154・4156・4157・4173・4174
10月10日:症状 有0 無11=陽性11人 4158・4159・4166・4167・4168・4169・4170・4171・4177・4179・4204
10月11日:症状 有1 無2=陽性3人 4172・4190・4192
10月12日:症状 有0 無4=陽性4人 4175・4176・4178・4196
10月13日:症状 有1 無6=陽性7人 4180・4181・4182・4183・4184・4185・4186
10月14日:症状 有1 無7=陽性8人 4187・4188・4189・4191・4193・4194・4195・4216
10月15日:症状 有1 無6=陽性7人 4197・4198・4199・4200・4201・4202・4237
10月16日:症状 有2 無3=陽性4人 4203・4205・4206・4221・4239
10月17日:症状 有1 無9=陽性10人 4207・4208・4209・4210.4211・4212・4213・4214・4215・4228
10月18日:症状 有0 無4=陽性4人 4217・4218・4219・4220
10月19日:症状 有1 無3=陽性4人 4222・4223・4224・4225
10月20日:症状 有1 無10=陽性11人 4226・4227・4229・4230・4231・4232・4233・4234・4235・4245・4247
10月21日:症状 有0 無2=陽性2人 4236・4252
10月22日:症状 有1 無6=陽性7人 4238・4240・4241・4242・4243・4257・4258
10月23日:症状 有1 無5=陽性6人 4244・4246・4248・4249・4250・4262
10月24日:症状 有0 無4=陽性4人 4251・4253・4254・4255
10月25日:症状 有0 無4=陽性4人 4256・4259・4260・4290
10月26日:症状 有0 無1=陽性1人 4261
10月27日:症状 有0 無7=陽性7人 4263・4264・4265・4275・4277・4282・4283

10月28日:症状 有0 無5=陽性5人 4266・4267・4268・4269・4289
 [空港別] 成田5
 [男女別] 男2・女3
 [年代別] 10代下1・20代2・30代2・40代0・50代0・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] ベトナム1・カンボジア1・スリランカ2・ウズベキスタン1
 [居住地] 茨城1・千葉1・東京2・佐賀1
10月29日:症状 有2 無2=陽性4人 4270・4271・4272・4273
 [空港別] 成田2・羽田2
 [男女別] 男4・女0
 [年代別] 10代下2・20代0・30代0・40代1・50代1・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] モンゴル1・ロシア1・ベルギー1・米国1
 [居住地] 埼玉1・神奈川2・非公表1
10月30日:症状 有0 無9=陽性9人 4274・4276・4278・4279・4280・4281・4284・4285・4286
 [空港別] 成田3・羽田2・中部2・関空2
 [男女別] 男7・女2
 [年代別] 10代下0・20代5・30代1・40代1・50代0・60代1・70代0・80代上1
 [渡航元] フィリピン1・ネパール2・インド1・ロシア1・ドイツ2・米国2
 [居住地] 東京1・愛知3・大阪1・岡山1・非公表3
10月31日:症状 有0 無8=陽性8人 4287・4288・4291・4292・4293・4306・4307・4308
 [空港別] 成田4・羽田3・関空1
 [男女別] 男5・女3
 [年代別] 10代下1・20代1・30代1・40代3・50代2・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] 韓国1・フィリピン2・バングラデシュ1・インド1・スーダン1・米国1・ブラジル1
 [居住地] 埼玉1・東京4・神奈川1・兵庫1・非公表1
11月01日:症状 有0 無8(+1)=陽性8人 4294・4295・4296・4297・4298・4299・4300・4319
 [空港別] 成田4・羽田2・中部1(+1)・関空1
 [男女別] 男3(+1)・女5
 [年代別] 10代下0・20代1・30代0・40代3・50代1・60代0・70代1(+1)・80代上2
 [渡航元] フィリピン1(+1)・ネパール2・パキスタン1・イタリア1・ウクライナ1・フランス/ポーランド2
 [居住地] 埼玉1・千葉1・神奈川1・岐阜1(+1)・大阪1・兵庫1・非公表2
11月02日:症状 有1 無2=陽性3人 4301・4302・4303
 [空港別] 羽田2・関空1
 [男女別] 男2・女1
 [年代別] 10代下0・20代0・30代0・40代1・50代1・60代1・70代0・80代上0
 [渡航元] UAE1・トルコ1・オーストリア1
 [居住地] 京都1・非公表2
11月03日:症状 有2 無6=陽性8人 4304・4305・4309・4310・4311・4312・4313・4314
 [空港別] 成田5・羽田2・関空1
 [男女別] 男5・女3
 [年代別] 10代下3・20代1・30代0・40代2・50代1・60代1・70代0・80代上0
 [渡航元] タイ1・ネパール3・ドイツ1・フランス1・カナダ1・米国1
 [居住地] 東京4・大阪3・非公表1
11月04日:症状 有1 無6(+3)=陽性7人 4315・4316・4317・4318・4320・4321・4322
 [空港別] 成田4(+2)・羽田1(+1)・関空2
 [男女別] 男6(+3)・女1
 [年代別] 10代下2・20代2(+1)・30代2(+1)・40代0・50代1(+1)・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] ネパール2・バーレーン2・ドイツ1(+1)・英国1(+1)・米国1(+1)
 [居住地] 東京3(+1)・神奈川1(+1)・岡山1(+1)・鹿児島2
11月05日:症状 有0 無1=陽性1人 4323
 [空港別] 関空1
 [男女別] 男0・女1
 [年代別] 10代下0・20代0・30代0・40代0・50代1・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] ウズベキスタン1
 [居住地] 大阪1


合計5人の陽性確認が発表されました。
2020年4月3日0時の全員検査開始後に判明した陽性者は2021年11月5日までの582日間で4,243人になりました。
4,243人のうち有症状は462人です。無症状は3,781人で、無症状率は89.1%

・行動歴/居住地両方とも非公表の事例:本日発表分はいませんでした。

・団体感染が疑われる事例:本日発表分はいませんでした。
 (1)連番確認(同一日同一空港着同一国からの同一地域居住者=同一団体疑い):該当なし
 (2)10歳未満(同行者がいる団体感染すり抜け疑い):該当なし

・有症状者:本日発表分はいませんでした。

・強制隔離中の陽性とみられる事例:1組1人出ました。
 3日後陽性に当たる11月1日着が1人です。フィリピンから1人です。
 強制隔離対象国が増えた3月5日着から9月19日着までの200日間で、強制隔離中の陽性者は563人
 強制隔離対象国が減った9月20日着から11月1日着までの43日間で、強制隔離中の陽性者は71人
元々いるはずがない超稀な事例として処理されていたはずなのに、すり抜け直前の陽性確認があまりにも多すぎます。強制隔離対象国が減ったのに、まだまだ出まくっています。水際が非常に危険な状況です。

隔離中陽性が激増中!→規制緩和も関係なし!
団体感染疑いは激増中!
結果を見れば一目瞭然。隔離しないとダメなんです。


新型コロナウイルス感染症の無症状病原体保有者の発生について(空港検疫)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_22094.html
ラベル:検疫 感染症
posted by johokotu at 23:00| 東京 ☀| Comment(0) | ◇COVID-19関連 | 更新情報をチェックする

空港検疫_条件付で特定行動許可へ

◇空港検疫 条件満たせば入国後4日目以降の特定行動や外人新規入国を許可へ

厚生労働省(厚労省)は5日、入国者全員に要請している自主隔離期間のうち、入国後4日目以降の特定行動を条件付きで許可する緩和を発表しました。あわせて、外国籍者の新規入国を条件付きで原則再開することも発表されました。

水際対策強化に係る新たな措置(19)として発表されました。

入国後4日目以降の特定行動の条件付き緩和
隔離期間については、現在、入国者全員に対して、強制と自主を合わせて入国後14日間の隔離を要請しています。
今回発表された内容では、一定の条件の下で、この隔離期間のうち、「入国後4日目以降の残りの待機施設等での待機期間中、受入責任者の管理の下に活動計画書の記載に沿った活動(特定行動)を認める」としています。

・入国日前 14 日以内に 10・6日の宿泊施設待機の対象の指定国・地域での滞在歴がない帰国・入国者
・外務省及び厚生労働省にて有効と確認したワクチン接種証明書を保持
・日本国内の受入責任者から特定の省庁(原則として受入責任者の業を所管する省庁=業所管省庁)へ提出した誓約書及び活動計画書を含む申請書式について事前に業所管省庁の審査を受ける
・入国後3日目以降に改めて自主的に受けた検査(PCR 検査又は抗原定量検査)の陰性の結果を厚生労働省に届け出る

以上の条件を全て満たした場合に入国後4日目以降の特定行動が可能になります。
日本人の帰国者・外国人の再入国者だけでなく、「商用・就労目的の短期間(3月以下)の滞在者及び緩和が必要な事情があると業所管省庁に認められた長期間の滞在者」や「特定行動が認められる者の親族のうち、当該者と同一の行程で入国し、同一の受入責任者の管理を受ける方」も対象になるとしています。

この措置に伴う受入責任者から業所管省庁への申請の受付を、令和3年11月8日午前10時から開始することが発表されました。



なお、この特定行動にはガイドラインが設けられています。
公共交通については、一定条件下で、事前に予約して利用することは可能となったため、様々な条件はあるものの北海道や沖縄にも入国後4日目以降に移動できるようになります。
このほかに、一定条件下で、不特定多数の者が参加する集会やイベントへの参加、不特定多数の者が利用する飲食店の利用、他の人がいるオフィスへの出社、日常生活必需品の買い出しも可能になることがはっきりと明示されました。

日常生活必需品の買い出し以外は、いずれも事前の申請許可と検査陰性確認が必要とされています。特に公共交通の利用は乗車券等の保管・要請時の提出が必要になるなど、結構面倒くさい手続きがあります。これにより、万一密輸ウイルスをばらまいた際の追いかけを容易にするようです。
(日常生活必需品の買い出しだけは、なぜか申請許可も検査陰性も不要なので、地元のスーパーやコンビニなどでは密輸ウイルスを撒き散らしても誰が起因かは分からずじまいということになりますね。)


外国人の新規入国制限の緩和
上記発表にあわせて、一定の条件の下で、一部の外国籍者の新規入国を認めることが発表されました。

・日本国内の受入責任者から業所管省庁へ提出した誓約書及び活動計画書を含む申請書式が事前に業所管省庁の審査を受けたこと、

以上の条件を満たした場合に、「商用・就労目的の短期間(3月以下)の滞在者及び長期間の滞在者の新規入国を原則として認める」としています。

この措置に伴う受入責任者から業所管省庁への申請の受付を、令和3年11月8日午前10時から開始することが発表されました。



これらの緩和を活用して入国しようとしている場合には、厚生労働省の公式サイトで、よく調べることをお勧めします。


報道などを見ていると、「待機が10日間から原則3日間になる!」という論調が非常に目立つのですが、今回は「特例を申請すれば、4日目以降に特定行動が可能になる」というだけのものです。「待機は原則14日間」のままで、特定行動を終えて帰る場所は「14日間は申請した待機場所」になり、自主隔離が続きます。隔離期間が3日間になるわけではないことに要注意ですね。

昨年12月に英国に一時帰国した人が入国後14日以内に会食に行って密輸ウイルスを撒き散らした事件がありましたが、その方も「入国時検査で陰性だったから外に出てよいと思った」とトンデモナイ勘違いしていたようですし、「空港に迎えに来た人とは接触して良い」「家族だったら14日以内でも接触して良い」「接触した家族は外を出歩いても良い」「スポーツ選手や政府関係者は対策万全で感染しないから外遊翌日から会合や試合して良い」と同じような勘違いで、14日間隔離をしない方も散見されますので、要注意ですね。



※上記内容は参考程度に確認いただき、変更内容等は必ず公式発表を確認ください。

ワクチン接種証明書保持者に対する入国後の行動制限及び 外国人の新規入国制限の見直し (要旨)(11/5 厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/content/000851998.pdf
水際対策強化に係る新たな措置(19)について(11/5 厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00318.html
ラベル:検疫 感染症
posted by johokotu at 22:00| 東京 ☀| Comment(0) | ◇COVID-19関連 | 更新情報をチェックする

富士を眺めに?横浜へ(旅行前)

※本旅行記は2021年12月に公開したものです。



■2021.11 (横浜ヘリポート)の旅行前


■横浜にもヘリポートがある
電光石火の空港訪問第四弾。
国内の感染が下火の間に、長らくご無沙汰の調査をするため、10月から、東京国際、調布と調査し、東京周辺のヘリポートへ触手を伸ばしました。

第四弾となる今回は、横浜へリポート神奈川県警察へリポートに照準を合わせました。
いずれのへリポートも、空港のない神奈川県横浜市にある非公共用ヘリポートです。
不要不急で公共交通機関を使うのが憚られるため、なかなか遠出が出来ません。近場で見学できる航空関連施設として白羽の矢を立てました。

神奈川県警察へリポートは屋上タイプで大して見られないと思われるので、横浜へリポートメインでの訪問を計画。
ここのところ連続で活用しているシェアサイクルが横浜にもあるので、それを活用すれば容易に訪問できそうでした。


■台風で見学が不可能な状態
そんな感じで横浜へリポートメインで行く計画を立てたのですが、調べてみると、ちょっと雲行きが怪しくなりました。

まずはその立地。
横浜へリポートと言うものだから、横浜駅近くにあるのかと思ったら、横浜市の南端近く、横浜駅から15キロも離れた所にあります。しかも、横浜市のシェアサイクル「ベイバイク」は中区や西区周辺にしかなく、最も近いポートからヘリポートまでは片道13キロ程の道のりでした。

そして、いろいろと調べてみると、2019年の台風15号で見学が不可能な状態になっているようでした。
このヘリポートは、入口側の道路側は高台でヘリポートが見えない一方で、隣接する公園から眺めることが出来るようでした。ところが、台風の影響で、周辺の岸壁が崩壊。その公園も含めて復旧工事範囲に入ってしまい、今立ち入りは出来なくなっているようでした。

対岸の八景島や横須賀市側から見えないか調べてみましたが、無理そうでした。

これでは行く意味がありません。
一方で、横浜へリポートを探っていると、みなとみらい地区にみなとみらい臨時ヘリポートなるものがあるようでした。

そこで、計画を変更。
全体を歩きにし、神奈川県警察へリポートとみなとみらい臨時ヘリポートを見る方針に変更。東京港の船着場を見た流れで、横浜港(みなとみらい地区)の船着場も見て回ることにしました。
ちょうど新港ふ頭に新しい客船ターミナルもできたらしいので、空港旅客ターミナルのマニア的に、合わせて見てくることにしました。
そして、旧横浜シティエアターミナル(YCAT)跡地も変化していると思われたため、それも合わせてみてくることにしました。
※本当は、大黒ふ頭客船ターミナルもと思いましたが、歩きでは遠いのと、普段は立入が出来ないようなので断念。みなとみらい地区のみに限定しました。

アクセスの予約(なし)
今回も、COVID-19対策で不要不急の公共交通機関利用は利用しませんでした。シェアサイクルを使う程の移動距離もないので、全行程徒歩としました。当然予約も不要です。

現地移動の予約(なし)
これも歩き前提なので、特に予約はありません。

宿泊の予約
日帰りなので宿泊もありませんでした。
■ここまでの教訓!
[横浜へリポート]周辺の福浦海岸は台風で崩壊し復旧工事中
みなとみらいにもヘリポートがある

■今回の予定旅程
11/06 SAT
自   宅04:00(徒 歩)→06:00山下公園船着場
山下公園船着場06:00(徒 歩)→06:15大さん橋客船ターミナル([神奈川県警察へリポート]遠目で見学)
大さん橋客船ターミナル06:30(徒 歩)→06:30ピア象の鼻
ピア象の鼻06:30(徒 歩)→06:45ピア赤レンガ
ピア赤レンガ06:45(徒 歩)→07:00新港ふ頭客船ターミナル
新港ふ頭客船ターミナル07:15(徒 歩)→07:30ピア運河パーク
ピア運河パーク07:30(徒 歩)→07:45ピア日本丸
ピア日本丸07:45(徒 歩)→08:00横浜ぷかり桟橋
横浜ぷかり桟橋08:00(徒 歩)→08:15[みなとみらい臨時ヘリポート]
[みなとみらい臨時ヘリポート]08:15(徒 歩)→08:30旧YCAT跡地
旧YCAT跡地08:15(徒 歩)→08:30横浜駅東口ベイクォーター
横浜駅東口ベイクォーター08:30(徒 歩)→09:30自   宅

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変異株 規制変更11/5発表

◇新型コロナウイルス感染症 変異株起因の入国直後の行動規制 指定国・地域変更 11月5日発表

27日、変異株に起因する入国直後の規制について、指定対象国の新規指定、変更、実質解除を発表しました。
世界各地の感染状況に応じで迅速に指定を変化させていくはずでしたが、なんと1か月以上も間をあけての指定変更になります。
指定対象国は、6か国と1か国の1地域が新規指定、6か国が変更、26か国と1か国の1地域が実質解除になります。


指定対象国の新規指定、変更、実質解除
新規指定
「水際対策上特に対応すべき変異株に対する指定国・地域」に新規指定となるのは、ハイチからの入国者です。
3日間の強制隔離開始です。
「「水際対策上特に対応すべき変異株以外の新型コロナウイルスに対する指定国・地域」に新規指定となるのは、ウクライナ、ケニア、ネパール、モロッコ、モンゴルの5か国とロシア(沿海地方)の1地域からの入国者です。
3日間の強制隔離開始です。
いずれも11月8日午前0時入国分から適用されます。

変更(隔離期間変更)
「水際対策上特に対応すべき変異株に対する指定国・地域」で強制隔離期間が変更となるのは、コロンビアからの入国者です。
強制隔離期間が6日間から3日間に緩和されます。
11月8日午前0時入国分から適用されます。

変更(指定対象変更+隔離期間変更)
「水際対策上特に対応すべき変異株以外の新型コロナウイルスに対する指定国・地域」から「水際対策上特に対応すべき変異株に対する指定国・地域」に変更となるのは、アルゼンチン、コスタリカ、スリナム、フィリピン、ブラジルの5か国からの入国者です。
同時に強制隔離期間が6日間から3日間に緩和されます。
いずれも11月8日午前0時入国分から適用されます。

実質解除
「水際対策上特に対応すべき変異株に対する指定国・地域」で実質解除となるのは、チリからの入国者です。
3日間強制隔離がなくなります。
「水際対策上特に対応すべき変異株以外の新型コロナウイルスに対する指定国・地域」で実質解除となるのは、アラブ首長国連邦、アルバニア、インド、インドネシア、ウルグアイ、カザフスタン、ギニア、キューバ、ギリシャ、ザンビア、ジョージア、スリランカ、セーシェル、タンザニア、デンマーク、パラグアイ、バングラデシュ、ベルギー、ボリビア、ポルトガル、マレーシア、南アフリカ、モザンビーク、モルディブ、リビアの25か国とロシア(ハバロフスク地方)の1地域からの入国者です。
3日間強制隔離がなくなります。
いずれも11月8日午前0時入国分から適用されます。
解除と言う表現は用いられておらず、あくまでも変更となっています。これは14日間の自主隔離は継続であり、勘違いしないようにするためとみられます。

3日間強制隔離の国・地域は、「検疫所長の指定する場所(検疫所が確保する宿泊施設に限る)で3日間待機いただき、入国後3日目に改めて検査を受けていただく」と発表されています。


14日間の隔離は、全入国者が対象で、一切の例外はありません。ということになっています。11月8日からは、以下のようになります。
・10日間強制隔離+4日間自主隔離:0か国
・6日間強制隔離+8日間自主隔離:3か国
・3日間強制隔離+11日間自主隔離:18か国と1か国の2地域
・14日間自主隔離:上記以外の全世界の国・地域


※上記内容は参考程度に確認いただき、変更内容等は必ず公式発表を確認ください。

水際対策上特に対応すべき変異株等に対する指定国・地域について (要旨)(11/5 厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/content/000851966.pdf
ラベル:検疫 感染症
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新首相も14日隔離完全無視

◆空港検疫 新首相も入国後14日間の他人との接触禁止・自宅等待機を完全ガン無視

この記事は、公式発表ではなく、他報道機関の記事だけを基に作成しています。読まれる際には十分ご注意ください。


岸田首相は3日、国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)首脳級会合が行われた、「欧州で最悪級の新規感染中国家」英国から入国しました。3日はそのまま衆院議員宿舎に入ったようですが、4日には皇居をはじめ、自民党本部や仕事場である総理大臣官邸などに外出した模様です。現在、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックの影響で、「海外から入国するすべての方」に、入国後14日間は他人との接触禁止、自宅などでの待機が要請されていますが、接触の回避や待機する素振りすら見せていません。「安心・安全」が脅かされています。

首相は入国翌日には皇居や自民党本部、官邸へも出没。どうしても会わねばならない1人に会ったといった程度ではなく、複数の人物と会合や報道関係者とも会っていること、マスクもしないで会見を行っていることが報じられています。
同行者として政府関係者等がいますが、これらの人は動静は伝えられませんので、岸田首相のように動き回っているのかは不明です。

空港検疫での検査が偽陰性の多い抗原定量検査でもあることから、14日間隔離の重要度が非常に高く、日本の検疫の要の一つになっています。
入国する際には、海外から日本へ入国するすべての方に、入国後14日間の「自宅などでの待機」や「他者との接触を行わないこと」などが要請されています。
しかもその要請は、全員検査+全員誓約付きとなっています。そして、誓約に違反した場合は、検疫からの逃亡者として犯罪者扱いで区別されます(今後出入国が規制されるのかは不明です)

水際対策に係る新たな措置について(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00209.html

これは、渡航目的に一切関係がなく、一切の例外はありません(一時期、超短期ビジネスという非常に異常な例外はありましたが、ウイルス密輸防止のため、現在は運用が停止されています)。

特に、今回岸田首相が訪れた英国は、欧州の中でも最悪級な新規感染確認国で、昨年年末のウイルス密輸の震源地となった国です。
それにもかかわらず、岸田首相は、自宅等待機する「素振り」すら見せていません。

入国の際に全入国者に義務付けられている誓約書に記入する住所欄には1か所程度しか書ける幅がありませんが、それでも首相公邸や議員宿舎は、自宅とともに待機場所として記載した可能性はあります。しかし、他人の住まいである皇居やそもそも住まいではない自民党本部が待機場所として許可されたとは到底考えられず、待機要請を完全に無視している可能性が高いです。
国内居住者と会ってますし、マスクもせずに飛沫飛ばして会見している様子も報じられており、この点は、検疫を完全無視していますね。(リモートとか黙行とか、せめてマスクつけるぐらい、いくらでもできるのに、、、)

誓約書を締結するとはいえ、あくまで要請ですので、罰則も氏名公表程度が行われる「可能性がある」だけに過ぎません(首相は既に氏名公表済み)。このため、守らなくても日本人の場合、実害はほとんどありませんから、完全無視してかまわないと考えているのかもしれません(外国籍者の場合は、最悪強制退去の可能性はあります)。

菅・元首相も、4月の米国、6月の英国、9月の米国へのそれぞれの外遊後も、同様に隔離を完全無視した行動をとっています。

国民生活に超重要な仕事に就いている入国者(例えば日本国民が生活するために資源を輸入する仕事など)でも、例外なく14日間の隔離になります。
危篤の親族を看取りに来た入国者でも、例外なく14日間の隔離になります。
ワクチンを2回打ち終わっている入国者でも、例外なく14日間の隔離になります。
現地で出発前14日間STAY HOMEしていた入国者でも、例外なく14日間の隔離になります。
体内に抗体がある入国者でも、例外なく14日間の隔離になります。
毎日PCR検査を行う入国者でも、例外なく14日間の隔離になります。
感染対策を徹底した入国者でも、例外なく14日間の隔離になります。
持病がある入国者でも、例外なく14日間の隔離になります。

すべての入国者が、例外なく14日間の隔離になっています。

今回、そんな自宅等待機を要請している機関(日本国)の代表者が、その要請を全く考慮せずに動き回っていることから、今後、この要請に誰も従わない可能性が出てきました。
前首相の外遊時と同様に「感染対策を徹底する」ことを条件に特例措置になっているのでしょうが、一般国民(日本国の象徴の一族の親族候補者ですら、、、)はどんなに「感染対策を徹底」していても例外は認められません

全員に自宅等待機を、罰則をちらつかせながら、実質的に強制している中だけに、入国後14日間の他人との接触を少しも避けようともせず、その素振りすら見せない首相の動きは、検疫崩壊への発火点になり続けています

そして、自宅等待機とともに、公共交通機関の使用自粛なども要請されています。今回、首相が自宅等待機をしようともしなかったことで、同様に誰も行わなくなる懸念があり、空港とそこに繋がる公共交通機関のリスクが爆増する恐れがあります。

日本の空港検疫をめぐっては、入国時検査で陰性でも、14日以内に発症するケースが多発。空港にいきなり迎えに行ったり、14日間を一緒に過ごしたりして家族や知人に二次感染させるケースが多数発生し、大きな問題になっています。
国内の感染はだいぶ下火になっているものの、空港検疫での陽性確認は全然減っておらず、外国からのウイルス密輸のリスクは全然下がっていません。

4月1日でもあるまいし、首相が多くの人と会ったという時事通信の記事がフェイクニュースってわけではないですよね、、、。
入国14日以内に首相と接触する人も、14日間の外出自粛を頑張ってください。

首相動静(11月3日)(時事通信公式サイト)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021110300145&g=pol
首相動静(11月4日)(時事通信公式サイト)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021110400316&g=pol

関連記事:空港検疫 政府関係者や五輪関係者は自主隔離無し 根拠となる規制がいまだに発表されないまま(6/13配信記事)
https://johokotu.seesaa.net/article/481967683.html
関連記事:空港検疫 首相がまたまたまた入国後14日間の他人との接触禁止・自宅等待機を完全ガン無視(4/19配信記事)
https://johokotu.seesaa.net/article/483619592.html


ラベル:検疫 感染症
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