2021年12月02日

空港検疫12/2_脅威ο株だけでない

◇空港検疫 米国急増中4人も、ネパールも3人 本当に脅威なのはオミクロン株だけじゃない 隔離期間を緩和している場合ではないです 12月2日発表分

厚生労働省(厚労省)は12月2日現在の、空港検疫を含めた最新の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の状況を発表しました。
空港検疫の数字は、2020年4月3日午前0時から症状の有無や濃厚接触の有無、ワクチン摂取状況等に関係なく、上陸拒否国からの入国者全員検査を実施しています。さらに2021年1月9日午前0時からは非上陸拒否国も含めた入国者全員検査を、緊急事態宣言中限定として臨時的に実施しており、いま日本で唯一正確な罹患率を把握できます。


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12月2日現在
無症状率 88.9%
罹 患 率 0.370%

▲国際線到着空港は東京都内より294倍危険!
(比較用)東京都:現罹患率0.001%=要治療176人/人口14,019,665人(2021年11月)

(比較用)東京都:罹患率2.726%=感染382,196人、死亡率0.0225%=死亡3,167人/人口14,019,665人(2021年11月)
(比較用)米 国:罹患率14.752%=感染48,692,483人、死亡率0.2369%=死亡782,100人/人口約3億3,006万人(2021年1月)←[夏以降ずっと超超超超爆増中・ピークも強制隔離ない不思議国家]※ロイター公式サイトが分かりやすいです。https://graphics.reuters.com/world-coronavirus-tracker-and-maps/ja/countries-and-territories/united-states/


※罹患率は空港検疫の全員検査開始後の概要発表分を元に算出しています。
※無症状率は空港検疫の全員検査の詳細結果発表分を元に算出しています。
両数値は、元にしている数値に若干の差異があります。
また、海外で感染した人や有症状の人はそもそも海外から飛行機に乗ることができないため、実際の罹患率や隠れ感染者数は算出された数値より高く、実際の無症状率や無症状病原体保有者数は算出された数値より低いと考えられます。
あくまでも参考程度にお考え下さい。



空港検疫 全員検査結果(11月30日到着分までが反映されていると推定)
2日遅れで情報が反映していると思われる概要結果は以下の通りです。
4月30日発表分までは別にまとめています。

2020年04月04日〜2021年10月31日:https://johokotu.seesaa.net/article/484400793.html

2020年04月04日〜2021年11月01日:対象1,137,445人、陽性4,364人/罹患率0.383%
2020年04月04日〜2021年11月02日:対象1,141,547人、陽性4,370人/罹患率0.382%
2020年04月04日〜2021年11月03日:対象1,143,967人、陽性4,375人/罹患率0.382%
2020年04月04日〜2021年11月04日:対象1,146,388人、陽性4,381人/罹患率0.382%
2020年04月04日〜2021年11月05日:対象1,149,728人、陽性4,394人/罹患率0.382%
2020年04月04日〜2021年11月06日:対象1,152,541人、陽性4,399人/罹患率0.381%
2020年04月04日〜2021年11月07日:対象1,155,422人、陽性4,408人/罹患率0.381%
2020年04月04日〜2021年11月08日:対象1,158,292人、陽性4,413人/罹患率0.380%
2020年04月04日〜2021年11月09日:対象1,162,569人、陽性4,418人/罹患率0.380%
2020年04月04日〜2021年11月10日:対象1,164,654人、陽性4,426人/罹患率0.380%
2020年04月04日〜2021年11月11日:対象1,166,703人、陽性4,434人/罹患率0.380%
2020年04月04日〜2021年11月12日:対象1,169,846人、陽性4,441人/罹患率0.379%
2020年04月04日〜2021年11月13日:対象1,172,804人、陽性4,447人/罹患率0.379%
2020年04月04日〜2021年11月14日:対象1,175,846人、陽性4,452人/罹患率0.378%
2020年04月04日〜2021年11月15日:対象1,178,816人、陽性4,460人/罹患率0.378%
2020年04月04日〜2021年11月16日:対象1,182,743人、陽性4,464人/罹患率0.377%
2020年04月04日〜2021年11月17日:対象1,185,063人、陽性4,471人/罹患率0.377%
2020年04月04日〜2021年11月18日:対象1,187,038人、陽性4,476人/罹患率0.377%
2020年04月04日〜2021年11月19日:対象1,190,258人、陽性4,480人/罹患率0.376%
2020年04月04日〜2021年11月20日:対象1,193,170人、陽性4,486人/罹患率0.375%
2020年04月04日〜2021年11月21日:対象1,196,228人、陽性4,492人/罹患率0.375%
2020年04月04日〜2021年11月22日:対象1,199,585人、陽性4,498人/罹患率0.374%
2020年04月04日〜2021年11月23日:対象1,203,988人、陽性4,503人/罹患率0.374%
2020年04月04日〜2021年11月24日:対象1,206,652人、陽性4,507人/罹患率0.373%
2020年04月04日〜2021年11月25日:対象1,209,086人、陽性4,511人/罹患率0.373%
2020年04月04日〜2021年11月26日:対象1,212,614人、陽性4,518人/罹患率0.372% ※海港検疫含む
2020年04月04日〜2021年11月27日:対象1,215,700人、陽性4,526人/罹患率0.372%
2020年04月04日〜2021年11月28日:対象1,219,158人、陽性4,531人/罹患率0.371%
2020年04月04日〜2021年11月29日:対象1,222,762人、陽性4,543人/罹患率0.371%
2020年04月04日〜2021年11月30日:対象1,227,315人、陽性4,549人/罹患率0.370%
2020年04月04日〜2021年12月01日:対象1,229,019人、陽性4,557人/罹患率0.370%※海港検疫含む

2020年04月04日〜2021年12月02日:対象1,231,857人、陽性4,561人/罹患率0.370%

11月30日(火)分と思われる検査件数は2,838件です。2千件を超えました。
陽性者4人増加。罹患率は横ばいでした。

※2021年1月9日到着分(2021年1月11日発表分)から全入国者に対する検査が開始されており、検査数≒入国者数の状況です。(ただし、全員が強制隔離になる国があり、入国直前と3日後、6日後、10日後と複数回検査を受けている人が増加しています。検査数>入国者数に少し偏っていると考えられます。=実際の罹患率は上記数値よりも悪いと思われます。)

新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について(令和3年12月2日版)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_22530.html














空港検疫検査 到着日別詳細結果(12月1日到着分までが反映と推定、下記の数字には海港検疫の数は含めていません)
1日遅れで情報が反映していると思われる空港検疫の詳細も発表されています。
4月30日到着分までは、別にまとめています。

2020年04月03日〜2021年10月31日:https://johokotu.seesaa.net/article/484400793.html

11月01日:症状 有0 無9=陽性9人 4294・4295・4296・4297・4298・4299・4300・4319・4338
11月02日:症状 有1 無3=陽性4人 4301・4302・4303・4324
11月03日:症状 有2 無6=陽性8人 4304・4305・4309・4310・4311・4312・4313・4314
11月04日:症状 有1 無6=陽性7人 4315・4316・4317・4318・4320・4321・4322
11月05日:症状 有0 無12=陽性12人 4323・4325・4326・4327・4329・4330・4331・4342・4343・4344・4345・4347
11月06日:症状 有0 無7=陽性7人 4328・4332・4333・4334・4335・4336・4370
11月07日:症状 有0 無2=陽性2人 4337・4339
11月08日:症状 有0 無6=陽性6人 4340・4341・4346・4348・4349・4364
11月09日:症状 有0 無9=陽性9人 4350・4351・4352・4353・4354・4355・4356・4358・4371
11月10日:症状 有1 無8=陽性9人 4357・4359・4360・4361・4362・4363・4375・4376・4378
11月11日:症状 有1 無5=陽性6人 4365・4366・4367・4368・4383・4384
11月12日:症状 有1 無5=陽性6人 4369・4372・4373・4374・4388・4393
11月13日:症状 有1 無2=陽性3人 4377・4378・4379
11月14日:症状 有2 無3=陽性5人 4381・4382・4385・4386・4387
11月15日:症状 有0 無6=陽性6人 4389・4390・4391・4392・4404・4405
11月16日:症状 有0 無7=陽性7人 4394・4395・4396・4397・4398・4399・4400
11月17日:症状 有1 無5=陽性6人 4401・4402・4403・4415・4416・4417
11月18日:症状 有0 無5=陽性5人 4406・4407・4408・4420・4421
11月19日:症状 有0 無7=陽性7人 4409・4410・4411・4412・4427・4428・4429
11月20日:症状 有1 無4=陽性5人 4413・4414・4418・4419・4432

11月21日:症状 有2 無3=陽性5人 4422・4423・4424・4425・4431
 [空港別] 成田2・羽田2・関空1
 [男女別] 男4・女1
 [年代別] 10代下0・20代2・30代2・40代1・50代0・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] ネパール1・シリア2・英国1・米国1
 [居住地] 東京2・大阪1・非公表2
11月22日:症状 有1 無1=陽性2人 4426・4432
 [空港別] 成田1・羽田1
 [男女別] 男1・女1
 [年代別] 10代下0・20代1・30代0・40代1・50代0・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] タイ1・米国1
 [居住地] 神奈川1・新潟1
11月23日:症状 有0 無4=陽性4人 4433・4447・4448・4449
 [空港別] 成田3・羽田1
 [男女別] 男4・女0
 [年代別] 10代下0・20代0・30代2・40代2・50代0・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] フィリピン1・ネパール1・パキスタン1・ブルガリア1
 [居住地] 埼玉1・東京2・非公表1
11月24日:症状 有3 無5=陽性8人 4434・4435・4436・4437・4438・4439・4440・4441
 [空港別] 成田2・羽田5・関空1
 [男女別] 男6・女2
 [年代別] 10代下1・20代2・30代2・40代2・50代1・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] カンボジア1・ネパール1・ドイツ1・フランス/エジプト1・米国4
 [居住地] 栃木1・東京3・神奈川2・愛知1・兵庫1
11月25日:症状 有0 無3=陽性3人 4442・4443・4444
 [空港別] 成田1・羽田2
 [男女別] 男2・女1
 [年代別] 10代下0・20代0・30代0・40代1・50代2・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] UAE1・英国1・イタリア/フランス1
 [居住地] 東京1・非公表2
11月26日:症状 有1 無5=陽性2人 4445・4446・4450・4451・4452・4453
 [空港別] 成田4・羽田2
 [男女別] 男4・女2
 [年代別] 10代下0・20代2・30代1・40代2・50代1・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] バングラデシュ1・スリランカ1・オランダ1・英国1・英国/フランス/ドイツ1・米国1
 [居住地] 宮城1・東京2・愛知1・熊本1・非公表1
11月27日:症状 有2 無12=陽性14人 4454・4455・4456・4457・4458・4459・4460・4461・4462・4463・4464・4465・4479・4480
 [空港別] 成田5・羽田2・中部2・関空5
 [男女別] 男8・女6
 [年代別] 10代下4・20代4・30代2・40代3・50代0・60代1・70代0・80代上0
 [渡航元] 韓国2・フィリピン1・カンボジア1・ネパール4・ハンガリー1・フランス1・英国1・米国2・ペルー1
 [居住地] 東京3・静岡1・岐阜1・愛知1・三重1・京都1・大阪3・岡山1・非公表2
11月28日:症状 有5(+1) 無2=陽性7人 4466・4467・4468・4469・4470・4471・4485
 [空港別] 成田3・羽田3(+1)・関空1
 [男女別] 男6(+1)・女1
 [年代別] 10代下0・20代3(+1)・30代3・40代1・50代0・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] インド1・ロシア1・ハンガリー/イタリア/ギリシャ1・英国1・ポルトガル/英国1(+1)・ナミビア1・トリニダード・トバゴ1
 [居住地] 千葉1・東京4(+1)・大阪1・非公表1

11月29日:症状 有1 無6=陽性7人 4466・4473・4474・4475・4476・4477・4478
 [空港別] 成田2・羽田5
 [男女別] 男3・女4
 [年代別] 10代下0・20代0・30代4・40代2・50代0・60代1・70代0・80代上0
 [渡航元] ドイツ1・フランス3・米国2・コロンビア1
 [居住地] 東京2・神奈川1・非公表4
11月30日:症状 有0 無2=陽性2人 4481・4482
 [空港別] 成田1・羽田1
 [男女別] 男2・女0
 [年代別] 10代下0・20代1・30代1・40代0・50代0・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] 米国2
 [居住地] 東京1・青森1
12月1日:症状 有2(+2) 無10(+9)=陽性12人 4483・4484・4486・4487・4488・4489・4490・4491・4492・4493・4494・4495
 [空港別] 成田5(+5)・羽田6(+5)・関空1(+1)
 [男女別] 男7(+7)・女5(+4)
 [年代別] 10代下3(+2)・20代3(+3)・30代3(+3)・40代1(+1)・50代1(+1)・60代1(+1)・70代0・80代上0
 [渡航元] ネパール3(+3)・スリランカ1(+1)・スイス1・イタリア1(+1)・オランダ/トルコ1(+1)・米国4(+4)・ブラジル1(+1)
 [居住地] 栃木2(+2)・埼玉1(+1)・東京3(+2)・神奈川1(+1)・山梨1(+1)・大阪1(+1)・非公表3(+3)

12月2日:症状 有0 無1=陽性1人 4496
 [空港別] 羽田1
 [男女別] 男0・女1
 [年代別] 10代下0・20代1・30代0・40代0・50代0・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] ベトナム1
 [居住地] 非公表1


合計13人の陽性確認が発表されました。
2020年4月3日0時の全員検査開始後に判明した陽性者は2021年12月2日までの609日間で4,418人になりました。
4,418人のうち有症状は3人増えて487人です。無症状は3,931人で、無症状率は88.9%。有症状者が急増を受け、久々に89%より悪化しています。

・行動歴/居住地両方とも非公表の事例:本日発表分はいませんでした。

・団体感染が疑われる事例:本日発表分はいませんでした。
(1)連番確認(同一日同一空港着同一国からの同一地域居住者=同一団体疑い):該当なし
(2)10歳未満(同行者がいる団体感染すり抜け疑い):該当なし

・有症状者:3人も出ました。
 11月28日羽田着ポルトガル/英国から入国の東京都居住20代男:咳嗽、発熱
 12月1日成田着スリランカから入国の栃木県居住10代女:発熱
 12月1日羽田着オランダ/トルコから入国の居住地非公表30代男:発熱、咳嗽、咽頭痛
 ポルトガル/英国からは3日後陽性で、強制隔離中の発症とみられます。
 12月1日スリランカから成田へは直行便は到着しておらず、乗継便で半日程度の飛行で、機内発症とみられます。
 オランダ/トルコから羽田へはトルコから直行便が飛んでおり、半日弱の飛行で、機内発症とみられます。
 
また有症状なのに、居住地隠匿者が出ました。ここのところ増えている印象です。
ここのところ有症状者が急増しています。無症状なのにオミクロン株の時だけ大騒ぎして特別に機内全員濃厚接触にしていて大丈夫でしょうか。有症状者の方がよっぽど危ないですよ(特に咳嗽)。


・強制隔離中の陽性とみられる事例:1人出ました。
 11月28日着が1人です。ポルトガル/英国からです。
 強制隔離対象国が増えた3月5日着から9月19日着までの200日間で、強制隔離中の陽性者は563人
 強制隔離対象国が減った9月20日着から11月7日着までの49日間で、強制隔離中の陽性者は79人
 強制隔離対象国がさらに減った11月8日着から11月28日着までの21日間で、強制隔離中の陽性者は26人
元々いるはずがない超稀な事例として処理されていたはずなのに、すり抜け直前の陽性確認があまりにも多すぎます。強制隔離対象国が減ったのに、まだまだ出まくっています。水際が非常に危険な状況です。

オミクロン株の影響で駆け込み入国が少し増えた可能性があります。
しかし、なぜか米国から4人もバラバラとみられる感染がありました。昨日も4人中2人が米国で急増し始めました。
米国は夏以降毎日10万人級の新規感染者が出続けている超危険国家ですが、オミクロン株の影響も受けず、12月1日時点では強制隔離強化の対象には入っていません。このため、駆け込み入国はあったはずがありません。
月が変わりましたので、ビジネス目的者が増えたかのかもしれませんが、不気味な増加です。ビジネス目的者が増えたのが原因なら、隔離緩和などあり得ないということになりますが、果たしてどうなのでしょうか。
強制隔離を始めたら、陽性者が出すぎて収拾つかなくなるのかもしれません。

また、ネパールが3人も出ました。
こちらは現地感染はそれほど悪化していないのに、ここのところ空港検疫での陽性確認が続いています。
入国者は外国籍者が圧倒的に多い国です。新規入国は11月30日で絶たれているので、再入国者が多いのかもしれないですね。



隔離中陽性が激増中!→規制緩和も関係なし!
団体感染疑いは激増中!
結果を見れば一目瞭然。隔離しないとダメなんです。



新型コロナウイルス感染症の患者等の発生について(空港検疫)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_22547.html
ラベル:検疫 感染症
posted by johokotu at 23:00| 東京 ☀| Comment(0) | ◇COVID-19関連 | 更新情報をチェックする

変異株 規制変更12/2発表

◇新型コロナウイルス感染症 変異株起因の入国直後の行動規制 指定国・地域変更 12月2日発表

12月2日、変異株に起因する入国直後の規制について、指定対象国の新規指定、期間変更を発表しました。
オミクロン株の拡大に伴い、毎日毎日変更となっています。
入国直後規制の指定対象国は5か国と1か国の1地域が新規指定になります。


指定対象国の新規指定、変更
新規指定
「オミクロン株(B.1.1.529 系統の変異株)に対する指定国・地域」に新規指定となるのは、アイルランド、アラブ首長国連邦、ガーナ、サウジアラビア、ノルウェー、米国(カリフォルニア州)からの入国者です。
いずれの国も、3日間の強制隔離開始です。
いずれの国も、12月4日午前0時入国分から適用されます。


3日間強制隔離の国・地域は、「検疫所長の指定する場所(検疫所が確保する宿泊施設に限る)で3日間待機いただき、入国後3日目に改めて検査を受けていただく」と発表されています。


14日間の隔離は、全入国者が対象です。
申請などにより10日間で済む例外は、本日発表の別の措置により一時休止となりました。(3日間で完了という例外は元々ありません)。
12月4日からは、以下のようになります。
・10日間強制隔離+4日間自主隔離:10か国
・6日間強制隔離+8日間自主隔離:12か国
・3日間強制隔離+11日間自主隔離:32か国・地域(+5)と3か国の7地域(+1)
・14日間自主隔離:上記以外の全世界の国・地域


※上記内容は参考程度に確認いただき、変更内容等は必ず公式発表を確認ください。

水際対策上特に対応すべき変異株等に対する指定国・地域について (要旨)(12/2 厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/content/000860079.pdf
posted by johokotu at 22:00| 東京 ☀| Comment(0) | ◇COVID-19関連 | 更新情報をチェックする

11月千葉 まだすり抜け続く?

◆空港検疫 まだまだすり抜けが続く? 千葉県は国外居住者の確認がまだまだ発生、油断している場合ではないです

9月20日に入国後の強制隔離が大幅緩和になり、10月1日もさらなる緩和が行われました。さらに11月8日以降は申請で14日以内の国内活動が可能になっています。この影響なのか、千葉県での居住地「国外」事例が止まりません。

10月上旬分の分析は→https://johokotu.seesaa.net/article/483811164.html
10月中旬分の分析は→https://johokotu.seesaa.net/article/484003538.html
10月下旬分の分析は→https://johokotu.seesaa.net/article/484200221.html

東京都の海外渡航者の陽性事例は11月少なくとも5件
本日20時配信の記事で取り上げています。(https://johokotu.seesaa.net/article/484639992.html

千葉県の居住地海外陽性者は減らず
千葉県は、居住地「国外」事例の確認が止まりません。すり抜けが収まったと油断するにはまだ早いです。

今年1月以降の国外居住者の陽性者発生状況を見ると、
 患 者 14人:1月0人、2月0人、3月0人、4月5人、5月1人、6月0人、7月4人、8月1人、9月1人、10月2人、11月0人
 無症状 211人:1月6人、2月5人、3月0人、4月15人、5月25人、6月30人、7月31人、8月25人、9月33人、10月41人、11月19人

となっています。

「国外」事例=「空港検疫すり抜け」事例ではないですが、現在は国内居住者以外は国境出入りがほぼできませんので、「国外」事例≒「空港検疫すり抜け」事例と推定されます。

10月の半分程度になったものの、まだまだすり抜けが多い状態が続いています。それどころか、国内では全体の陽性者数が激減している中で、11月も「国外」事例が止まっていません
この結果だけで見るのであれば、ずっと多い状態が続いているので、「強制隔離をしようがしまいが、すり抜けは大量に起きている」ということになります。

なぜ無症状病原体保有者が検査できているのかが謎です(=空港検疫での陽性確認者と同一団体の人?)。
患者数は増えておらず、無症状ばかりなのも気になるところです。



日本国内の陽性事例は3桁台となる日も出てきました。しかし、空港だけは罹患率にほとんど改善が見られません
五輪が終わっても、日本国内の感染が低調になっても、ワクチンが普及しても、空港検疫での陽性確認が悪い状況はあまり変わりません。
それは当たり前と言えば当たり前。日本国内が感染状況が低調になっても、連動して海外が低調になるわけではないので、、、。
1年ぶりに国内で浮かれるのは心情的に仕方がないのかなとは思いますが、国内とは状況が全く異なる海外からの流入(空港検疫)に関しては、まだまだまだまだまだまだ油断している場合ではないです
「Airport is dangerous」の原因は、どっからどう見ても、一般の入国者とそれを迎える国内関係者です(五輪関係者に責任転嫁するのは筋違い)。空港に迎えに行かないことや、入国後14日間の自主隔離は、非常に大変ですが、ぜひ守って頂きたいですね。

患者の発生について|新型コロナウイルス感染症(千葉県公式サイト)
https://www.pref.chiba.lg.jp/shippei/press/2019/ncov-index.html


■千葉県発表の居住地が国外の事例(今年11月確認分)
(患者)
No. 年代 性別 居住地 区分 発症日 検査確定日
(患者は確認されず)

<無症状病原体保有者>
No. 年代 性別 居住地 区分 検査確定日
10826 20代 男性 国外 - 11月1日
10827 50代 男性 国外 - 11月3日
10828 40代 男性 国外 - 11月3日
10832 40代 男性 国外 - 11月4日
10836 30代 男性 国外 - 11月5日
10839 50代 男性 国外 - 11月8日
10840 40代 男性 国外 - 11月8日
10843 20代 男性 国外 - 11月9日
10849 30代 男性 国外 - 11月12日
10851 20代 男性 国外 - 11月15日
10857 40代 男性 国外 - 11月18日
10860 30代 男性 国外 - 11月20日
10861 50代 男性 国外 - 11月21日
10862 40代 男性 国外 - 11月21日
10864 40代 男性 国外 - 11月24日
10865 20代 男性 国外 - 11月27日
10866 30代 男性 国外 - 11月27日
10867 20代 男性 国外 - 11月30日
10868 30代 男性 国外 - 11月30日

ラベル:検疫 感染症 千葉
posted by johokotu at 21:00| 東京 ☀| Comment(0) | ◇COVID-19関連 | 更新情報をチェックする

11月東京 まだ5人以上すり抜け

◆11月東京都 検疫すり抜けまだまだ少なくとも5人

新型コロナウイルス密輸を空港検疫で捕捉できず、日本国内で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を発症する事例が各地で多発しています。東京都では11月は少なくとも5人確認されています。

30日間で5人・すり抜け率0.006%
東京都は海外渡航歴有(いわゆる空港検疫すり抜け者)の陽性確認事例を、毎日発表の中で、人数だけ公表しています。11月は30日間で「”少なくとも”」5人確認されました。
ただ、すり抜けは本来いないはずで、今年1月までは一切考慮不要とされていた存在ですから、それでもまだ東京都だけで5人以上も存在するとは異常です。


最長で11月17日着の人がすり抜け陽性になっている可能性は否定できませんが、11月の空港検疫での検査数は30日を除いて88,472件で、今回東京都だけですり抜け陽性5人ですから、東京都で陽性確認されたすり抜け患者は、空港検疫を受けた人の0.005%〜0.01%程度(計算上は0.006%)いたことになります。相当数のすり抜けがいることが分かります。
とにかく多いです。14日間の隔離を絶対にしてほしいことを示すデータになっています。
(現罹患率は、日本国内、東京都内ともに0.000%〜0.001%程度)


二次感染は不明なので要注意
東京都の場合、公表されているのは海外渡航歴有の人数だけ。しかも、毎日だいたい陽性者の半数以上は「確認中」ですので、実際には海外渡航者が出ている人数の倍程度いる可能性はあります。
その後追っかけ発表は一切なく、人種や渡航目的、隔離中の外出状況などは当然のように非公表ですが、個人特定に関係ない項目も含め、何も詳細は公表されません。
このため、5人を起因とする濃厚接触二次感染がどれだけあったのかは全く分かりません
入国者起因の感染者は5人を超えて相当数がいるものと推定されます。要注意ですね。


それにしても日本の水際対策は、「すり抜けは非常に珍しい事例だ」という考えがあるのか、外国人の入国を拒否することはしているのに、全然強制隔離を強化する様子はありません。報道機関もほとんど取り上げず、政府関係者や五輪関係者にいたっては自主隔離もなしで良いとされるほど。
こんなにはっきりしたデータがあるのに、対策をしようとすらしないのは不思議です。

結果を見れば一目瞭然。隔離しないとダメなんです。


空港検疫でのすり抜けは必ず発生します。
入国者が家族と接触しなけりゃ、家族に感染は拡がりません。
入国者が友人と接触しなけりゃ、友人に感染は拡がりません。
入国者が他人と接触しなけりゃ、他人に感染は拡がりません。
家族が入国者と接触しなけりゃ、家族に感染は拡がりません。
友人が入国者と接触しなけりゃ、友人に感染は拡がりません。
他人が入国者と接触しなけりゃ、他人に感染は拡がりません。

入国者が国内で接触しなけりゃ、国内に感染は拡がりません。

入国時検査の陽性・陰性は関係ありません。
入国時に検査するかしないかは関係ありません。
超人能力を持った選手かVIPか下々の者かは関係ありません。
変異株かどうかも関係ありません。
ワクチンを打ったか打たなかったかは関係ありません。

哺乳綱サル目ヒト科ヒト属ヒトなら入国者の属性には全く関係ありません。

入国者は油断して国内にウイルスを密輸している場合ではないです。
国内居住者は油断して自らウイルスをもらいに行っている場合ではないです。
受入者は油断して受け取ったウイルスを国内にばらまいている場合ではないです。

油断して14日以内に他人と接触しウイルスを授受している場合ではないです。

ただただ、14日間の自主隔離をしっかり行いませんか。


東京都で確認されている海外渡航歴有事例(今年発表分)
1月31日間:27人
2月28日間:7人※2/28分の発表は公表無し
3月31日間:12人
4月30日間:22人
5月31日間:18人
6月30日間:15人
7月31日間:51人
8月31日間:51人
9月30日間:12人
10月31日間:10人
11月1日:0人
11月2日:1人(18人中)
11月3日:0人
11月4日:1人(14人中)
11月5日:0人
11月6日:1人(29人中)
11月7日:0人
11月8日:0人
11月9日:0人
11月10日:0人
11月11日:1人(31人中)
11月12日:0人
11月13日:0人
11月14日:0人
11月15日:0人
11月16日:0人
11月17日:0人
11月18日:0人
11月19日:0人
11月20日:0人
11月21日:1人(20人中)
11月22日:0人
11月23日:0人
11月24日:0人
11月25日:0人
11月26日:0人
11月27日:0人
11月28日:0人
11月29日:0人
11月30日:0人
→11月30日間:5人(112人中)

※注意:東京都の発表は、毎日だいたい陽性者の半数以上が「調査中」ですので、実際には海外渡航者が出ている人数の倍程度いる可能性はあります。人数少なくなったのに未だに半数以上「調査中」です。

ラベル:検疫 感染症 東京
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緊急警報!また2桁!!駆込!?

緊急警報! 危険、本日発表分二桁人数陽性確認!!

空港検疫での入国者に対する新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の全員検査で、本日発表分で二桁人数の感染が確認されました。

12月2日に、陽性が確認されたとして発表があったのは全部で13人です。
12月1日着が11人、速報に近い12月2日着が1人出ました。
さらに、強制隔離中の3日後陽性に当たる11月28日着が1人出ています。オミクロン株市中感染とみられる事例が発生している英国絡みで、強制隔離強化前の入国者です。
多くの国がオミクロン株の規制強化されているところではなく、そんな国でもこんなに出ているところを見ると、デルタ株等によるすり抜けが強く懸念される状況になっています。
それにしても規制強化直前に駆け込みが増えている印象さえ受けます。

空港検疫でのCOVID-19感染確認の発表分で一日二桁人数となるのは、11月28日以来4日ぶりです。

入国者の罹患率は日本国内や東京都内の300倍以上です。
国際線の発着する空港への不要不急の来港や
入国者のお迎え、入国者との接触はしばらく自粛しませんか


詳細は12月2日23時頃にアップ予定の日々の記事で書く予定です。

新型コロナウイルス感染症の患者等の発生について(空港検疫)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_22547.html
ラベル:検疫 感染症
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空港検疫_逃亡者11月発表43人

◆空港検疫 検疫からの逃亡者は11月発表分は43人 同姓同名も4人目まで確認

厚生労働省(厚労省)では、検疫法を犯した、空港検疫からの逃亡者の氏名等を発表しています。11月に発表された逃亡者は全部で43人でした。

逃亡認定理由
43人全員が、入国後の自宅等待機(自主隔離)期間中に「健康状態の報告、位置情報の報告及びビデオ通話に一度も応答がなかった」ことを理由に逃亡認定されています。
前月よりもさらに増えました。日本国検疫は完全にナメられてますね。

行動歴
行動歴別では、最も数が多かったのは、米国からの入国者で21.5人。タイとフランスは2か月連続で複数人、エジプトとカナダ、ベトナム、韓国、中国が各2人出ています。(逃亡しているのは日本人ばかりだから、逃亡する恐れの高いエリアは日本と言うべき??)。
米国などは前月よりも増えました。日本国検疫は完全にナメられてますね。

国籍別
国籍別では、外国籍者は6人。韓国とベトナム、米国は2か月連続、タイ、コンゴ民主共和国です。とは言っても、日外の入国者数は大きな差はないので、日本人の逃亡の多さが目立ちます。ベトナムは2人とも外国籍者です。
外国籍者も前月よりも増えました。日本国検疫は完全にナメられてますね。

年代別
年代別では、20代から70代までバラバラです。
どの年代からも、日本国検疫は完全にナメられてますね。

居住地別
居住地別は、東京都が圧倒的に多く23人でした。続いて神奈川県が4人。意外と多かったのが北海道と沖縄県で各3人(茨城、千葉、東京いずれかに待機予定)でした。
特に東京都民から、日本国検疫は完全にナメられてますね。

こんな時に入国をする人はとにかく少ないです。そんな厳選された人たちの中で、こんなにも逃亡者が出てくるということは、日本国検疫は完全にナメられてますね。
こんなことが続くようだと、検疫や入国審査の対応が、犯罪者予備群に対するような厳しい姿勢に変化していくことが懸念されます。残念です。



同姓同名が出てくる出てくる
驚きの注目点は、同姓同名が複数人出ていること。
日本の人口でも同姓同名に出会うのはそうそうないと思いますが、対象者がわずか1万人強/月しかいない中で、年齢と性別が同じで、しかも法令を違反する同姓同名者が4組も出ており、異常な状態になっています。100人強しかいないのに4人もですよ、、、。
同姓同名だったのは、
 ・8月23日と10月24日に入国したY.A氏(20代東京都居住)2度目は11月5日発表
 ・9月3日と10月8日に入国したT.A氏(40代東京都居住)2度目は10月19日発表
 ・9月26日と10月24日に入国したK.A氏(40代東京都居住)2度目は11月5日発表
 ・10月18日と11月16日に入国したM.Y氏(20代東京都居住)2度目は11月26日発表
3人は既に記事にしましたが、11月26日にさらに1人増えました。M.Y氏はケニアとアラブ首長国連邦と滞在国がバラバラで別人物の可能性もありますが、年代まで奇妙に一致するとは不思議です。
入国者のしかも法令違反者で同姓同名が出るのは、それ自体が確率的には天文学的数字なのに、それが4組も出ているとは異常過ぎます。
特定の入国者から、日本国検疫は完全にナメられてますね。

変異株で騒ぎの国からも
11月30日発表の3例目は、オミクロン株で騒ぎになっている南アフリカからの入国者です。(入国日は11月18日)
自主隔離なんて、全くできていないことがよく分かります。
高感染国滞在者から、日本国検疫は完全にナメられてますね。



検疫すり抜け事例(=ウイルス密輸事例)が、国内感染の起点になります。入国者の皆様には、14日間の自主隔離期間中、逃亡せずに他者と接触しないよう努めていただきたいものです。

なお、逃亡事例については、氏名が公表されています。しかし、住所や年齢・性別、(入国時に撮影する)顔写真等は公表外であるため、憶測が飛び交っている状況です。
8月に一番最初に公表された方の中には、同年代・同名・同滞在国の方でSNS発信されている方がおり、(本当かどうか全く不明なのに)「こいつだ」と盛り上がってしまった方もいらっしゃったようです。珍しい名前の方などは特に目立つ存在で、同滞在国に進出している大企業の役員と同年代・同名・同滞在国の方や、海外で活動し当該発表と同一日に帰国し14日以内に居住地以外の都道府県でライブをしている音楽関係者と同年代・同名の方、SNSフォロワー数の多いモデルと同年代・同姓同名の方など、色々いらっしゃいます。
全く関係ないのにSNS等で攻撃される可能性もありますので、特に現地で活躍されている方やSNS発信などされている方は、注意された方が良いかもしれませんね。
一番悪いのは逃亡している入国者なのに、同姓同名でトバッチリを受けるのはシャレにならないです。

20211202.jpg
逃亡者は(自らが同意した)検疫法を犯した犯罪者であることをお忘れなく。
法を犯しているということは、下手すると、次回出入国できなくなる可能性もありますよ。
同意したくなかったら、入国しなければ良いだけの話です。

(今年11月3日、東京国際空港第3ターミナルで撮影)


結果を見れば一目瞭然。隔離しないとダメなんです。

デルタ?オミクロン?
外人だけ入国拒否?
違反するのは日本人ですから、
結局隔離しないとダメなんです。



入国時の誓約に違反した事例について(厚労省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00282.html
ラベル:検疫 感染症
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