2021年12月04日

空港検疫12/4_6日後陽性者も

◇空港検疫 6日後強制隔離中陽性者、また有症状者も、また欧州複数国滞在者 12月4日発表分

厚生労働省(厚労省)は12月4日現在の、空港検疫を含めた最新の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の状況を発表しました。
空港検疫の数字は、2020年4月3日午前0時から症状の有無や濃厚接触の有無、ワクチン摂取状況等に関係なく、上陸拒否国からの入国者全員検査を実施しています。さらに2021年1月9日午前0時からは非上陸拒否国も含めた入国者全員検査を、緊急事態宣言中限定として臨時的に実施しており、いま日本で唯一正確な罹患率を把握できます。


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12月4日現在
無症状率 88.9%
罹 患 率 0.369%

▲国際線到着空港は東京都内より329倍危険!
(比較用)東京都:現罹患率0.001%=要治療157人/人口14,019,665人(2021年11月)

(比較用)東京都:罹患率2.726%=感染382,221人、死亡率0.0225%=死亡3,168人/人口14,019,665人(2021年11月)
(比較用)ラオス:罹患率1.077%=感染76,496人、死亡率0.0026%=死亡186人/人口約710万人(2019年)←[急増中・ピーク]※ロイター公式サイトが分かりやすいです。https://graphics.reuters.com/world-coronavirus-tracker-and-maps/ja/countries-and-territories/laos/


※罹患率は空港検疫の全員検査開始後の概要発表分を元に算出しています。
※無症状率は空港検疫の全員検査の詳細結果発表分を元に算出しています。
両数値は、元にしている数値に若干の差異があります。
また、海外で感染した人や有症状の人はそもそも海外から飛行機に乗ることができないため、実際の罹患率や隠れ感染者数は算出された数値より高く、実際の無症状率や無症状病原体保有者数は算出された数値より低いと考えられます。
あくまでも参考程度にお考え下さい。



空港検疫 全員検査結果(12月2日到着分までが反映されていると推定)
2日遅れで情報が反映していると思われる概要結果は以下の通りです。
4月30日発表分までは別にまとめています。

2020年04月04日〜2021年10月31日:https://johokotu.seesaa.net/article/484400793.html

2020年04月04日〜2021年11月01日:対象1,137,445人、陽性4,364人/罹患率0.383%
2020年04月04日〜2021年11月02日:対象1,141,547人、陽性4,370人/罹患率0.382%
2020年04月04日〜2021年11月03日:対象1,143,967人、陽性4,375人/罹患率0.382%
2020年04月04日〜2021年11月04日:対象1,146,388人、陽性4,381人/罹患率0.382%
2020年04月04日〜2021年11月05日:対象1,149,728人、陽性4,394人/罹患率0.382%
2020年04月04日〜2021年11月06日:対象1,152,541人、陽性4,399人/罹患率0.381%
2020年04月04日〜2021年11月07日:対象1,155,422人、陽性4,408人/罹患率0.381%
2020年04月04日〜2021年11月08日:対象1,158,292人、陽性4,413人/罹患率0.380%
2020年04月04日〜2021年11月09日:対象1,162,569人、陽性4,418人/罹患率0.380%
2020年04月04日〜2021年11月10日:対象1,164,654人、陽性4,426人/罹患率0.380%
2020年04月04日〜2021年11月11日:対象1,166,703人、陽性4,434人/罹患率0.380%
2020年04月04日〜2021年11月12日:対象1,169,846人、陽性4,441人/罹患率0.379%
2020年04月04日〜2021年11月13日:対象1,172,804人、陽性4,447人/罹患率0.379%
2020年04月04日〜2021年11月14日:対象1,175,846人、陽性4,452人/罹患率0.378%
2020年04月04日〜2021年11月15日:対象1,178,816人、陽性4,460人/罹患率0.378%
2020年04月04日〜2021年11月16日:対象1,182,743人、陽性4,464人/罹患率0.377%
2020年04月04日〜2021年11月17日:対象1,185,063人、陽性4,471人/罹患率0.377%
2020年04月04日〜2021年11月18日:対象1,187,038人、陽性4,476人/罹患率0.377%
2020年04月04日〜2021年11月19日:対象1,190,258人、陽性4,480人/罹患率0.376%
2020年04月04日〜2021年11月20日:対象1,193,170人、陽性4,486人/罹患率0.375%
2020年04月04日〜2021年11月21日:対象1,196,228人、陽性4,492人/罹患率0.375%
2020年04月04日〜2021年11月22日:対象1,199,585人、陽性4,498人/罹患率0.374%
2020年04月04日〜2021年11月23日:対象1,203,988人、陽性4,503人/罹患率0.374%
2020年04月04日〜2021年11月24日:対象1,206,652人、陽性4,507人/罹患率0.373%
2020年04月04日〜2021年11月25日:対象1,209,086人、陽性4,511人/罹患率0.373%
2020年04月04日〜2021年11月26日:対象1,212,614人、陽性4,518人/罹患率0.372% ※海港検疫含む
2020年04月04日〜2021年11月27日:対象1,215,700人、陽性4,526人/罹患率0.372%
2020年04月04日〜2021年11月28日:対象1,219,158人、陽性4,531人/罹患率0.371%
2020年04月04日〜2021年11月29日:対象1,222,762人、陽性4,543人/罹患率0.371%
2020年04月04日〜2021年11月30日:対象1,227,315人、陽性4,549人/罹患率0.370%
2020年04月04日〜2021年12月01日:対象1,229,019人、陽性4,557人/罹患率0.370%※海港検疫含む
2020年04月04日〜2021年12月02日:対象1,231,857人、陽性4,561人/罹患率0.370%
2020年04月04日〜2021年12月03日:対象1,236,503人、陽性4,574人/罹患率0.369%

2020年04月04日〜2021年12月04日:対象1,240,359人、陽性4,578人/罹患率0.369%

12月2日(木)分と思われる検査件数は3,856件です。3千件を超えました。
陽性者4人増加。罹患率は横ばいでした。

※2021年1月9日到着分(2021年1月11日発表分)から全入国者に対する検査が開始されており、検査数≒入国者数の状況です。(ただし、全員が強制隔離になる国があり、入国直前と3日後、6日後、10日後と複数回検査を受けている人が増加しています。検査数>入国者数に少し偏っていると考えられます。=実際の罹患率は上記数値よりも悪いと思われます。)

新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について(令和3年12月4日版)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_22578.html














空港検疫検査 到着日別詳細結果(12月3日到着分までが反映と推定、下記の数字には海港検疫の数は含めていません)
1日遅れで情報が反映していると思われる空港検疫の詳細も発表されています。
4月30日到着分までは、別にまとめています。

2020年04月03日〜2021年10月31日:https://johokotu.seesaa.net/article/484400793.html

11月01日:症状 有0 無9=陽性9人 4294・4295・4296・4297・4298・4299・4300・4319・4338
11月02日:症状 有1 無3=陽性4人 4301・4302・4303・4324
11月03日:症状 有2 無6=陽性8人 4304・4305・4309・4310・4311・4312・4313・4314
11月04日:症状 有1 無6=陽性7人 4315・4316・4317・4318・4320・4321・4322
11月05日:症状 有0 無12=陽性12人 4323・4325・4326・4327・4329・4330・4331・4342・4343・4344・4345・4347
11月06日:症状 有0 無7=陽性7人 4328・4332・4333・4334・4335・4336・4370
11月07日:症状 有0 無2=陽性2人 4337・4339
11月08日:症状 有0 無6=陽性6人 4340・4341・4346・4348・4349・4364
11月09日:症状 有0 無9=陽性9人 4350・4351・4352・4353・4354・4355・4356・4358・4371
11月10日:症状 有1 無8=陽性9人 4357・4359・4360・4361・4362・4363・4375・4376・4378
11月11日:症状 有1 無5=陽性6人 4365・4366・4367・4368・4383・4384
11月12日:症状 有1 無5=陽性6人 4369・4372・4373・4374・4388・4393
11月13日:症状 有1 無2=陽性3人 4377・4378・4379
11月14日:症状 有2 無3=陽性5人 4381・4382・4385・4386・4387
11月15日:症状 有0 無6=陽性6人 4389・4390・4391・4392・4404・4405
11月16日:症状 有0 無7=陽性7人 4394・4395・4396・4397・4398・4399・4400
11月17日:症状 有1 無5=陽性6人 4401・4402・4403・4415・4416・4417
11月18日:症状 有0 無5=陽性5人 4406・4407・4408・4420・4421
11月19日:症状 有0 無7=陽性7人 4409・4410・4411・4412・4427・4428・4429
11月20日:症状 有1 無4=陽性5人 4413・4414・4418・4419・4432
11月21日:症状 有2 無3=陽性5人 4422・4423・4424・4425・4431
11月22日:症状 有1 無1=陽性2人 4426・4432

11月23日:症状 有0 無4=陽性4人 4433・4447・4448・4449
 [空港別] 成田3・羽田1
 [男女別] 男4・女0
 [年代別] 10代下0・20代0・30代2・40代2・50代0・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] フィリピン1・ネパール1・パキスタン1・ブルガリア1
 [居住地] 埼玉1・東京2・非公表1
11月24日:症状 有3 無5=陽性8人 4434・4435・4436・4437・4438・4439・4440・4441
 [空港別] 成田2・羽田5・関空1
 [男女別] 男6・女2
 [年代別] 10代下1・20代2・30代2・40代2・50代1・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] カンボジア1・ネパール1・ドイツ1・フランス/エジプト1・米国4
 [居住地] 栃木1・東京3・神奈川2・愛知1・兵庫1
11月25日:症状 有0 無3=陽性3人 4442・4443・4444
 [空港別] 成田1・羽田2
 [男女別] 男2・女1
 [年代別] 10代下0・20代0・30代0・40代1・50代2・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] UAE1・英国1・イタリア/フランス1
 [居住地] 東京1・非公表2
11月26日:症状 有1 無5=陽性2人 4445・4446・4450・4451・4452・4453
 [空港別] 成田4・羽田2
 [男女別] 男4・女2
 [年代別] 10代下0・20代2・30代1・40代2・50代1・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] バングラデシュ1・スリランカ1・オランダ1・英国1・英国/フランス/ドイツ1・米国1
 [居住地] 宮城1・東京2・愛知1・熊本1・非公表1
11月27日:症状 有2 無12=陽性14人 4454・4455・4456・4457・4458・4459・4460・4461・4462・4463・4464・4465・4479・4480
 [空港別] 成田5・羽田2・中部2・関空5
 [男女別] 男8・女6
 [年代別] 10代下4・20代4・30代2・40代3・50代0・60代1・70代0・80代上0
 [渡航元] 韓国2・フィリピン1・カンボジア1・ネパール4・ハンガリー1・フランス1・英国1・米国2・ペルー1
 [居住地] 東京3・静岡1・岐阜1・愛知1・三重1・京都1・大阪3・岡山1・非公表2
11月28日:症状 有5 無3(+1)=陽性8人 4466・4467・4468・4469・4470・4471・4485・4511
 [空港別] 成田4(+1)・羽田3・関空1
 [男女別] 男7(+1)・女1
 [年代別] 10代下1(+1)・20代3・30代3・40代1・50代0・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] インド1・ロシア1・ハンガリー/イタリア/ギリシャ1・英国1・ポルトガル/英国1・ナミビア2(+1)・トリニダード・トバゴ1
 [居住地] 千葉1・東京5(+1)・大阪1・非公表1
11月29日:症状 有1 無6=陽性7人 4466・4473・4474・4475・4476・4477・4478
 [空港別] 成田2・羽田5
 [男女別] 男3・女4
 [年代別] 10代下0・20代0・30代4・40代2・50代0・60代1・70代0・80代上0
 [渡航元] ドイツ1・フランス3・米国2・コロンビア1
 [居住地] 東京2・神奈川1・非公表4
11月30日:症状 有0 無2=陽性2人 4481・4482
 [空港別] 成田1・羽田1
 [男女別] 男2・女0
 [年代別] 10代下0・20代1・30代1・40代0・50代0・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] 米国2
 [居住地] 東京1・青森1
12月1日:症状 有2 無10=陽性12人 4483・4484・4486・4487・4488・4489・4490・4491・4492・4493・4494・4495
 [空港別] 成田5・羽田6・関空1
 [男女別] 男7・女5
 [年代別] 10代下3・20代3・30代3・40代1・50代1・60代1(+1)・70代0・80代上0
 [渡航元] ネパール3・スリランカ1・スイス1・イタリア1・オランダ/トルコ1・米国4・ブラジル1
 [居住地] 栃木2・埼玉1・東京3・神奈川1・山梨1・大阪1・非公表3
12月2日:症状 有0 無4=陽性4人 4496・4497・4498・4499
 [空港別] 成田1・羽田3
 [男女別] 男2・女2
 [年代別] 10代下0・20代2・30代1・40代0・50代0・60代0・70代0・80代上1
 [渡航元] ベトナム1・ミャンマー1・フランス1・米国1
 [居住地] 静岡2・非公表2
12月3日:症状 有1 無6(+6)=陽性7人 4500・4501・4502・4503・4504・4505・4506
 [空港別] 成田4(+3)・羽田1(+1)・関空2(+2)
 [男女別] 男6(+5)・女1(+1)
 [年代別] 10代下1(+1)・20代1・30代3(+3)・40代1(+1)・50代1(+1)・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] 韓国1(+1)・ラオス1(+1)・トルコ1(+1)・ロシア1(+1)・スイス/フランス1(+1)・ブルキナファソ1・米国1(+1)
 [居住地] 宮城1(+1)・東京4(+3)・大阪1(+1)・兵庫1(+1)
12月4日:症状 有2 無2=陽性4人 4507・4508・4509・4510
 [空港別] 羽田2・関空2
 [男女別] 男3・女1
 [年代別] 10代下0・20代1・30代3・40代0・50代0・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] タイ2・ネパール2
 [居住地] 神奈川1・大阪2・非公表1


合計11人の陽性確認が発表されました。
2020年4月3日0時の全員検査開始後に判明した陽性者は2021年12月4日までの611日間で4,433人になりました。
4,433人のうち有症状は2人増えて490人です。無症状は3,943人で、無症状率は88.9%。有症状者が急増中です。

・行動歴/居住地両方とも非公表の事例:本日発表分はいませんでした。

・団体感染が疑われる事例:2組3人出ました。
(1)連番確認(同一日同一空港着同一国からの同一地域居住者=同一団体疑い):
 12月4日関空着ネパールから入国の大阪府居住2人(20代女・30代男)
(2)10歳未満(同行者がいる団体感染すり抜け疑い):
 11月28日成田着ナミビアから入国の東京都居住男

・有症状者:2人出ました。
 12月4日羽田着タイから入国の居住地非公表30代男:発熱
 12月4日羽田着タイから入国の神奈川県居住30代男:咽頭痛
 タイから羽田への直行便は6時間弱程度の飛行で、機内発症か微妙です。

・強制隔離中の陽性とみられる事例:1人出ました。
 6日後陽性に当たる11月28日着が1人。ナミビアからです。
 強制隔離対象国が増えた3月5日着から9月19日着までの200日間で、強制隔離中の陽性者は563人
 強制隔離対象国が減った9月20日着から11月7日着までの49日間で、強制隔離中の陽性者は79人
 強制隔離対象国がさらに減った11月8日着から11月28日着までの21日間で、強制隔離中の陽性者は27人
元々いるはずがない超稀な事例として処理されていたはずなのに、すり抜け直前の陽性確認があまりにも多すぎます。強制隔離対象国が減ったのに、まだまだ出まくっています。水際が非常に危険な状況です。


隔離中陽性が激増中!→規制緩和も関係なし!
団体感染疑いは激増中!
結果を見れば一目瞭然。隔離しないとダメなんです。



新型コロナウイルス感染症の患者等の発生について(空港検疫)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_22579.html
ラベル:検疫 感染症
posted by johokotu at 23:00| 東京 ☀| Comment(0) | ◇COVID-19関連 | 更新情報をチェックする

めざましな高台でCATch(1日目)

※本旅行記は2022年1月に公開したものです。



■2021.12.04 (自宅)→(東京シティエア ターミナル)→(自宅)

■とにかく一気にT-CATへ
電光石火の空港訪問第六弾。
10月から5回目のシェアサイクル利用です。

今回は、未明に起きるのが遅くなり、六郷橋を渡ったところで4時過ぎでした。
前回同様にコンビニ発券を活用し、六郷橋から二番目に近い、六郷BASEの貸し出しポートで自転車を借りましたが、4時半近くなっていました。3台しかありませんでしたが、電池残量90%+新しめの自転車があったので、それでスタートしました。

202112a001.jpg
国道15号と環状8号線の交差点で羽田空港行のバスに遭遇。
蒲田駅4:30発の早朝バスです。5人ほどしか利用がありませんでした。


出たのが遅かったこともあり、今回は、とにかく東京シティエア ターミナル(T-CAT)に向かって急ぎました。
いつもの経路で、蒲田→(国道15号)→新馬場→(山手通り)→天王洲→(海岸通り)→汐先橋→(新大橋通り)→と進行。茅場橋北詰で小道に入り、箱崎川第二公園のポートで自転車を返却しました。車が少なかったのでスイスイ進め、6時ごろには到着できました。

流石は都心なのと、少し時間が遅かったこともあり、築地を過ぎた辺りから歩行者が出始めていましたが、TCAT周辺は歩く人はほぼおらず閑散としていました。
六郷BASEから箱崎川第二公園までは走行距離約19キロ(全区間パワーモード走行)で、電池残量は90%→70%でした。

202112a001-2.jpg
箱崎川第二公園のポート。
至る所に駅がある都心部なのに自転車がウジャウジャで羨ましい。
京急蒲田駅前にいつも5台位しかないのと雲泥の差です(今日途中に見た時は2台だけ)。


■まったりした昭和な時間を過ごせるT-CAT
東京の隣に住んでいながら、T-CATに来るのは、2014年以来です。
プチリニューアルはされたものの、大きな変化はなく、いつも通りな昭和な香りは健在でした(結構落ち着きます)。
そして、早朝ということもあり、館内はより閑散としていました。

今回は、外周の駐車場なども少し念入りに調査しました。

※館内のマクドナルドが6時半にオープンしましたが、開店と同時に地元のジジババが4人以上の会合をスタートしていました。実は、ここ2か月の電光石火で早朝の飲食店を見ることが多いのですが、普段若者が多いお店でも、どこもこんな感じで早朝はジジババの集まりになっているところは多く、見ていて面白いです。深夜の飲み屋じゃなくても人は呼び込めるという好例ではないでしょうか。

202112a002.jpg
人がほとんどいない暗い時間帯から動き出すTCAT。
早朝開館で密にならずに見学ができるこういう施設は大好き。増えてほしい。

202112a005.jpg
コロナで大打撃を受けたT-CAT。
成田空港行の便数が激減して1階発着に集約され、3階ロビーは閉鎖されています。
ここから上っていくのがT-CATの醍醐味でしたから、旅行気分が削がれますね。

202112a006.jpg
1階中央出口正面に、成田到着からのお迎え専用レーンが出来ていました。
早朝なので誰もいませんが、ウイルスを貰う危険が高いので危ない危ない。

202112a004.jpg
こんな時期だから飲食店はテイクアウトが重要。
一覧も出ていました。またたびより前に、近隣の皆さん、ぜひご利用ください。

202112a003.jpg
T-CATはかなりの減収になっていると思うのですが、
館内ではクリスマス装飾がなされていました。ホッと一息。


■隅田川の船着場は歴史が深い
T-CATを出たのはめざましな時刻。ここからはフジテレビに10時に着くように行けば良いだけなので、それほど急ぐ必要はありません。
箱崎川第二公園のポートを7時に出ました。

先ほど返却してから15分以上経過したので、さっき借りていた自転車は返却済みのはずでした。ところが、ポートに戻って確認したら、鍵を閉め忘れていて、返却されていませんでした。
まだ電池残量が70%だったので、そのまま同じ自転車で走り出しました。

最初にすぐ近くにある箱崎町防災船着場に寄りました。ここも看板設置工事中でした。

・箱崎町防災船着場:
 行政設置(東京都)、河川区域内
 ・定期船就航無し

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箱崎町防災船着場は、隅田川大橋そばにある防災船着場です。
写真を撮っている場所は、T-CAT(旧箱崎川)と隅田川の間の、要は、箱崎の中州。
T-CAT付近には蠣殻町汽船發着場があったそうで、交通拠点の不思議な縁・歴史を感じます。


箱崎町からは、門前仲町経由で越中島に行くのが早いです。
しかし、前回までの訪問で明るい時間に行けなかった明石町防災船着場のほか、豊洲三丁目船着場に行き忘れており、その後に勝鬨橋簡易船着場、今回出る直前に勝どきマリーナがあることが分かりました。
これらに寄りつつ行ける最短経路が、箱崎町→勝鬨橋→勝どきマリーナ→越中島→豊洲三丁目→お台場、だったため、まずは隅田川を南下することにしました。

※時間がもう少しあれば、先に都心部の3つのへリポート(警視庁本部、合同庁舎第2号館、アークヒルズ)の見学を済ませるという手もあったのですが、少し離れていたのに加え、結局11時に汐留に戻ってくるので後回しにし、月島・豊洲周辺の船着場制覇を優先しました。

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前回真っ暗で何も見えなかった明石町防災船着場も、
明るい日差しの中でゆっくり見ることが出来ました。


明石町防災船着場を出て、すぐ南側につきじ 治作という料亭がありました。
マンションなどが立ち並ぶ近代的な街の中にいきなり古い建物が現れたので、これは相当歴史がある、格式高い所なのだろうなと気にしました。で、よく見てみたら、入口脇に小さな石碑があり、「史跡運上所跡 東京税関発祥之地」と書かれています。
明石町防災船着場は、すぐ脇が東京税関発祥の地という由緒正しき東京の表玄関に当たる船着場なのでした。

※明石町にあったのは、1867年(慶応3年)に幕府が設けた東京運上所です。1872年(明治5年)に税関に変更されています。一帯は東京の海上貿易の表玄関の扱いで外国人居留地でしたが、東京湾の最奥部にあったため、横浜に比べると、外国との取引はあまりなかったようです。11月の横浜訪問で横浜税関を見ていますが、今の東京税関は、1953年(昭和28年)に横浜税関から分離独立したものになっています。つまり、ここの東京税関は、今の東京税関とは直系での繋がりはないようです。いわゆる(旧)東京税関。

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街中に突然現れる料亭。
入口左に小さな石碑が建っています。


ここから勝鬨橋まで500メートル弱で、勝鬨橋簡易船着場にたどり着きました。

※簡易船着場は、40フィート(約12m)未満の小型船舶が「自己の責任において、自由に利用」できるとされています。墨田川には、吾妻橋、言問橋、駒形橋の計4か所があるそうです。
前回までの訪問で全く気が付いていなかった船着場でした。一般ピープルが使えないから気が付いていませんが、川沿いにはこういった施設が結構あるようです。
東京都の公式サイトの紹介
https://www.kensetsu.metro.tokyo.lg.jp/jigyo/river/kanri/sumidagawakanifunatsukiba/index.html


・勝鬨橋簡易船着場:
 行政設置(東京都)、河川区域内
 ・定期船就航無し

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勝鬨橋北詰のすぐわきにある勝鬨橋簡易船着場。
川岸を凹ませて階段があるだけで、浮桟橋等はありません。

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勝鬨橋から明石町防災船着場・運上所跡方面を見た様子。
歴史ある隅田川の船着場が大都会に溶け込んでいます。


■待合スペース充実の越中島
勝鬨橋を月島側へ渡ったあとは、いったん南下して勝どきマリーナへ。

・勝どきマリーナ:
 民間設置(本橋発動機)、河川区域内
 ・定期船就航無し
 https://kachidoki-marina.com/

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勝どきマリーナは船舶免許の取得に通う人が多いようです。
一時期定期船が発着していたこともある船着場です。


その後は北上に進路を変え、越中島船着場に向かいました。越中島には、8時15分ごろにたどり着けました。

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越中島の船着場にはターミナルがありますが、桟橋までは少し歩きます。
写真に写るテーブル椅子で送迎できるほか、屋根のある待合スペースもありました。


越中島は、船着場に駐輪場はありませんが、少し北側の越中島公園入口にdocomoバイクシェアのポートも整備されている駐輪場があります。駅からも徒歩10分ほどで、ターミナルも、屋根のある待合スペースもあるなど、利便性・快適性は高い船着場になっています。
自転車はポートにいったん置いており、見学中に自動返却処理がなされてしまいました。ただ、コロナもあって別の自転車に乗り換えるのも、サドル等の消毒が面倒だったので、再び同じ自転車を借りて走りだしました。

箱崎川第二公園から越中島公園までは走行距離約6キロ(全区間パワーモード走行)で、電池残量は70%→60%でした。

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越中島公園のポートは公園入口の駐輪場隣接。船着場から徒歩2、3分です。
ここでも交換することなく、再度同じ自転車を借りました。


■豊洲は船も自転車も
越中島からは豊洲三丁目船着場(豊洲運河船着場)へ。
豊洲運河沿いは商店がないせいか、親水歩道には全く人がいませんでした。

・豊洲三丁目船着場:
 行政設置(江東区)、河川区域内
 ・定期船就航無し

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豊洲運河は、両岸が防災護岸として指定されています。
豊洲三丁目船着場はその一角にある桟橋です。


豊洲からは、お台場へ直行しました。
豊洲駅周辺は、豊洲運河沿いと打って変わって人だらけ。駅前のdocomoバイクシェアのポートにも溢れんばかりの自転車が止められていました(一昔前の違法駐輪とそっくり)。

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途中で見かけた豊洲駅前のポート。状況を見るといつも100台近くがある所です。
歩道部分に溢れんばかりに駐輪が。少し大田区のポートにも分けてくれませんかね、、、。


■球体展望台から芝浦ヘリポートまでは距離がありすぎ、、、
フジテレビに最も近い台場駅前のポートには9時半には着けました。

越中島公園から台場駅前までは走行距離約7キロ(全区間パワーモード走行)で、電池残量は60%→50%でした。

フジテレビは10時にならないと開館しないので、海浜公園の展望デッキから芝浦ヘリポートを見て少し時間をつぶした後、フジテレビ入口へ向かいました。
フジテレビへの入口は、10時の開館を前に20人ほどが行列していました。10時になると同時に展望台へ急ぎましたが、特別展示などを見に行く人も多く、開館直後は展望台には5人ほどしかいない状態で見学を済ませられました。
展望台からは芝浦ヘリポートを捉える(キャッチ)ことが出来ました。眠たい時間にCATを見た後、8chチャンネルの施設に訪れただけあって、「めざましな高台でCATch」した感じでした。

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めざまし直後で見学者は少人数だったフジテレビ球体展望台。
はちたまなのに八王子も多摩も良く見えない東京港にあるのはこれ如何に。
やはり臨海部に朝から来る人は少なく閑散としていました。

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展望台からキャッチできた芝浦ヘリポート。
距離が遠いせいで、ヘリパッドのHの文字まで確認できる角度には至らず。
すぐ後ろの高層マンションなら真上から覗けますけど、一般利用できる展望台はないしな〜。
写真左のノッポビルは渋谷のセルリアンタワーで、その右下の薄緑は京王渋谷駅。
左端上の煙突は15キロ先の杉並清掃工場、ツインタワーは21キロ離れた三鷹です。
三鷹の後ろの山肌は名栗辺りと思われますが、その向こうに御巣鷹の尾根があるはず。

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ということでめざましな高台風景を。いろんな場所をキャッチできました。
(一段目左)正面は東京港から都心方面の眺めが展開。芝浦ヘリポートは写真左奥。
(一段目右)左方向の富士山方面。手前の海浜公園に水陸車用スロープが見えます。
(二段目左)日の出桟橋〜竹芝〜晴海ふ頭方面。手前にある◇なのが第三台場です。
(二段目右)球体部からではなく南側からの風景。フェリーふ頭全体が見えました。
(三段目左)南側やや右側を撮影。青海方面です。午前中は完全に逆光になります。
(三段目右)羽田方面。左写真の中央奥を撮影し逆光補正済。白光りが第2国際線部。
(写真をクリックすると拡大します)


■平成から令和への変化を体感
フジテレビ球体展望台からの見学は30分もかからず終了しました。
台場駅前のポートに戻ると、先ほど止めた時と自転車の出入りはなく、これまで乗ってきた自転車もまだ残っていたので再び同じ自転車を借りることにしました。

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台場駅前のポートは人工地盤の下の歩道上にありました。
再び同じ自転車で進みます。


お台場からは、有明コロシアム前を通って、環状二号線を進みました。
豊洲大橋からは、渡れなかったレインボーブリッジ晴海客船ターミナルがきれいに見えました。いずれも東京港の平成を代表する建築物ですが、晴海客船ターミナルはもうすぐなくなる予定です。富士山が大型マンションで見えづらくなるなど、平成から令和に時代が移り変わることを実感する風景を楽しめました。

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豊洲大橋から見えたレインボーブリッジと晴海客船ターミナル。
橋を渡れば短絡できましたが、今日は汐留に寄るので断念。

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よーく見ると、富士山(左奥)と共演している晴海客船ターミナル。
高い建物のせいで富士見は難しくなったでしょうか。今冬で見納め?


■カレッタから見えるのは南東側のみ
築地から汐留へは車道ばかりの道が交差していて、交差点に横断歩道もない所が多く、自転車ではなかなか危険な区間が連続していました。
遠回りになる自転車OKの歩道橋も活用しながらの移動で、時間はかかったものの、カレッタ汐留最寄りの汐留シティセンターのポートには、11時少し前に着けました。

台場駅前から汐留シティセンターまでは走行距離約8キロ(全区間パワーモード走行)で、電池残量は50%→40%でした。

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汐留シティセンターのポートは謎の凹みに置くタイプ。
出入りが結構ありました。


展望スポットには開店直後にササっと行けたため、エレベータ内も上り下りとも1人だけ。ほとんど人と接触せずに済みました。

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カレッタ汐留レストラン階46階にある小さな展望スポットから。
築地〜竹芝方面が見えますが午前中は逆光。ガラス反射がどうしても写り込みます。
築地市場跡地がまっさらなのは今だけの風景。


■新橋駅前は混み混み、官庁街は空き空き
再び汐留シティセンターのポートに戻ると、やはりこれまで乗ってきたチャリがまだあったので、再びそれを借りました。
新橋駅北口前を通って日比谷方面へ向かいましたが、昼前の時間帯になり、駅前は人だらけでした。信号で捉まらずに済んだので、うまく通り過ぎることが出来ましたが、歩行者では来たくない感じの密状態でした。

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都心の航空要素で欠かせないのは航空会館でしょう。
内幸町駅徒歩1分の場所にあります。


新橋駅前は人が多かったですが、桜田門〜虎ノ門間の官庁街はほとんど人がいませんでした

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警視庁といったらこの構図。すぐ後ろの建物が合同庁舎第2号館です。
ヘリポートが横並びというのは国内ではここだけの非常に珍しい場所です。


この後は、虎の門を通り過ぎてアークヒルズへ。
東側のガーデン部分には人が全然いませんでしたが、アーク・カラヤン広場ではイベントが開かれていたようで人だらけでした。写真はガーデンで撮っただけで、広場は横目で通り過ぎただけだったので、他人と接触せずに済みました。
やはり、商店などがあり、イベントをしていると人が出てくるようですね。

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六本木通り側は首都高が邪魔そうだったので、
東側のガーデンから建物を狙ってみたものの、近すぎました。


■歩道があるレインボーブリッジへ行く歩道がない
アークヒルズを出た後は、レインボーブリッジまで南下します。
板倉で国道1号線へ出て、そのまま田町まで南下。山手線を超えてレインボーブリッジに最も近いNX-TEC芝浦のポートへと至りました。

汐留シティセンターからNX-TEC芝浦までは走行距離約9キロ(全区間パワーモード走行)で、電池残量は40%→17%でした。

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レインボーブリッジに最も近いNX-TEC芝浦のポート。
一気に駐輪台数が限定的になってきました。


レインボーブリッジは目の前に見えており、ただ道をまっすぐ進むだけだったのですが、北側歩道を進んでいったら、反対側に渡ることが出来ず、引き返すことになってしまいました

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NX-TEC芝浦のポート前から見たレインボーブリッジ方面。
この歩道をまっすぐ行ってはダメで、写真の信号で右側の歩道に渡っておく必要があります。


■レインボーブリッジから芝浦ヘリポートも見えた
レインボーブリッジでは、芝浦側を少し歩いただけで引き返しましたが、芝浦ヘリポートは、ループ橋に隠れることなく見ることが出来ました。高さはヘリパッドと同じくらいなので完全にHマーク等は見えませんが、フジテレビ球体展望台からも距離が遠すぎて、Hマークが見える角度にならず、似たようなものでした。

※レインボーブリッジは、一般道車道南北に歩道が整備され、昼間時間帯に開放されています。芝浦-お台場間を短絡するルートで、20〜30分で歩いて渡ることが出来ます。
ただし、12月1日以降の冬期間は南側のみの使用になっています。また、歩道なので、自転車は乗車禁止で専用台車を挟み込む必要があります。


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芝浦側の歩行者入口。
意外と利用者がおり、警備員以外いないこの写真を撮るのに数分費やしました。
奥に10時に行った球体展望台が見えていますね。

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実際の歩道の状況。
橋の端側は完全なフェンスなので、恐怖感はあまりないです。
問題は車道側で、結構車が飛ばしているので、そっちの方が怖いです。

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ということで芝浦側の飛び出し部分からの写真。
(左)お台場を高い位置から眺められます。
(右)芝浦側はふ頭なので船と車、ゆりかもめが共演。芝浦ヘリポートは右方向。
(クリックすると拡大できます)


■東京だから出来る五輪のレガシーとはふとした時に感じるもの
レインボーブリッジの下に降りたところ、正面に晴海が見えました。
北側歩道が通行できると、都心方面の眺めは抜群だったのかもしれません。

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歩道入口の建物を出た所、正面に晴海が見えました。
タイミングよく船が横切ってくれました。


この後は、芝浦ヘリポートの脇を通って帰るのみです。
残量17%では心もとないので、ここで自転車を交換することにしました。

スマホで確認したところ、先ほど自転車を停めたNX-TEC芝浦には5台ほどしかなく、いずれも充電が少量でした。すぐ近くにあるセブン-イレブン 港区芝浦ふ頭店のポートが10台ほどあり、90%残量のものもあったため、そちらで借りなおすことにしました。

ただ、現地で確認したところ、多残量のものは古い車種ばかり。90%残量のものも、乗ってはみたもののペダルが重い感じでした。
やや不満な走りはじめとなりましたが、走り始めてすぐNX-TEC芝浦の前を通りかかったところ、作業員が駐輪している自転車のバッテリー交換をしているのに遭遇しました。

少し待って作業が終わった後に、さっそく見てみると、最も新しいタイプの自転車のバッテリーが交換されて100%残量になっています。
これは借りなおすしかないと、今の借りたばかりの自転車を返却して貸出手続きをしてみましたが、なぜか何度登録しても貸し出しが出来ませんでした。

これまで乗ってきた自転車も残っており、バッテリー交換がされていました。満充電ではなく40%でしたが、走りにくい90%残量のものよりはマシ。結局、またまた同じ自転車に乗り換え、先に進むことにしました。

その先すぐのところにある芝浦ヘリポートを地上から軽く見学したあとは、五色橋を通って南下を続けました。

※芝浦ヘリポートのすぐ南にある橋が五色橋です(ヘリポートのビル名称は五色橋ビル)。
この橋は、幻の1940年東京五輪会場へ渡るために架橋された橋で、さらに1964年東京五輪に備えて架け替えられたという、五輪の申し子のような橋です。橋の名称も五輪にちなんでいます。
レインボーブリッジ(七色橋)の直後に渡るとは、なんとも不思議(SF)な感じ。晴海を見た後に、この橋を見て、そして名前の付いたビルにあるヘリポートを見るという、東京五輪イヤーにふさわしい弾丸訪問となりました。
今年のパラリンピックは多様性で多彩でしたし、開会式はパラエアポートでしたし、その翌日は羽田開港90周年でしたし、空港も橋もヒトモノコトを結ぶものですから、なんだか羽田>東京>日本と関係が深い空港マニアとしては、こういう、東京ならではかつ五輪ならではかつ航空ならではの場所を五輪イヤーになんとか訪れることが出来たのは感慨深いです。
五輪のレガシーとは、普段の生活に溶け込んで、ふとした時に感じるものであることに気付かされました。
※ちなみに、海外では、レインボーは性の多様性の象徴です。オリンピックが五色なら、パラリンピックはレインボー(日本では七色)と言えます。いずれの大会も初めて二回行われた唯一の都市、東京では、港区海岸でなら五色も七色も体感できます。(芝浦ヘリポートからも同時に見下ろせますね。)


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東京にある五色橋と五色橋ビル(芝浦ヘリポート)を東京五輪イヤーに。
この橋、世界の架け橋の玄関口羽田空港アクセスの東京モノレールからも良く見えます。
七色橋のあとに五色橋で、多彩な多様性とヒトモノコトの架け橋を考えさせられました。


■なんとか間に合った夕日
五色橋を渡った後は、未明に来た経路を引き返すのみ。
天王洲で天王洲ピアに寄った以外は、六郷まで一気に進みました。

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10月には未明の暗い時間に寄っただけの天王洲ピア桟橋。
天王洲ふれあい橋側は人が結構いましたが、桟橋周辺は少なく密にならずに済みました。


六郷では、六郷文化センターで自転車を返却しました。
NX-TEC芝浦から六郷文化センターまでは走行距離約14キロ(全区間パワーモード走行)で、電池残量は40%→20%でした。ということで、今回は、約49キロ走行で90%→17%と合わせると、約63キロ走行で93%消費といった状況でした。

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今日は明るいうちに六郷文化センターに到着。
ここは比較的自転車が多いです。


六郷からはいつも徒歩帰り。3時間かけてヘトヘトに帰宅しました。
早く横浜からも都内と相互利用できるようにしてほしい、、、。

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明るい時間に六郷に着けたので、
六郷橋からは夕焼けに染まった富士山も見ることが出来ました。
(逆光補正済)


■今日の教訓!
都心の展望台はめざましが遅い←早朝の最高の光の中では見学不可
[T-CAT]テイクアウトが充実中←餃子の自販機も
[T-CAT]入国者送迎者乗場も新設←入国者がいる時があるので油断大敵
明石町は実は東京の表玄関←旧・東京税関発祥の地です
隅田川には簡易船着場あり←小型船が自由に使用できます
フジテレビから眺めは抜群←羽田方面は午前中逆光
カレッタ汐留から見られるのは南東方向←午前中は逆光
やっぱり駅前は密避けられない←人の出が全然違います
レインボーブリッジは冬南側のみ開放←都心方面は見られません
[芝浦ヘリポート]南に五色・東に七色←カラフル多彩な東京で多様性を体感

■実際の旅程
12/04 SAT
自   宅01:00(徒 歩)→04:30六郷BASE
六郷BAS04:30(自転車1)→06:00[東京シティエア ターミナル(T-CAT)]
[TCAT]07:00(自転車1)→07:15箱 崎(船)
箱 崎 船07:15(自転車1)→07:30明石町(船)
明石町 船07:30(自転車1)→07:35史跡運上所跡 東京税関発祥之地
運上所跡 07:35(自転車1)→07:45勝鬨橋(船)
勝鬨橋 船07:45(自転車1)→08:00勝どきマリーナ(船)
勝どきマ船08:00(自転車1)→08:15越中島(船)
越中島 船08:45(自転車1)→09:00豊洲三丁目(船)
豊洲三丁船09:00(自転車1)→09:30お台場海浜公園
お台場海浜09:50(自転車1)→10:00フジテレビ球体展望台
フジテレビ10:30(自転車1)→11:00カレッタ汐留レストランフロア
カレタ汐留11:30(自転車1)→11:45[警視庁本部屋上ヘリポート](地上から見るだけ)
[警視庁本]11:45(自転車1)→12:00[中央合同庁舎第2号館ヘリポート](地上から見るだけ)
[中央合同]12:00(自転車1)→12:30[アークヒルズヘリポート](地上から見るだけ)
[アークH]12:30(自転車1)→13:30レインボーブリッジ芝浦側
レインボー14:00(自転車2)→14:30[芝浦ヘリポート](地上から見るだけ)
[芝浦 H]14:30(自転車2)→14:45天王洲ピア(船)
天王洲ピ船14:45(自転車2)→16:00六郷文化センター
六郷文化セ16:00(徒 歩)→19:00自   宅





空港検疫ありがとう
ウイルス流入阻止へ水際で頑張る皆様を応援します
#Light It Blue

posted by johokotu at 21:00| 東京 ☀| Comment(0) | ◆旅行記 | 更新情報をチェックする

緊急警報!2桁早くも月2日目!!!

緊急警報! 危険、本日発表分二桁人数陽性確認!!早くも今月2日目

空港検疫での入国者に対する新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の全員検査で、本日発表分で二桁人数の感染が確認されました。

12月4日に、陽性が確認されたとして発表があったのは全部で11人です。
12月3日着が6人、速報に近い12月4日着が4人出ました。
さらに、強制隔離中の6日後陽性に当たる11月28日着が1人出ています。ナミビアからで、現地でオミクロン株未確認+新規感染者数も少数なまま強制隔離対象になったオミクロン株関係国です。

空港検疫でのCOVID-19感染確認の発表分で一日二桁人数となるのは、12月2日以来2日ぶりです。
12月になって年末年始一時帰国が増え始めましたでしょうか。昨年は12月に日本国籍者が大量のウイルスを密輸しており、今年も同じことが起こるのが心配されます。

入国者の罹患率は日本国内や東京都内の300倍以上です。
国際線の発着する空港への不要不急の来港や
入国者のお迎え、入国者との接触はしばらく自粛しませんか

入国したって日本国内の人が接触しなければ感染は拡大しませんから


詳細は12月4日23時頃にアップ予定の日々の記事で書く予定です。

新型コロナウイルス感染症の患者等の発生について(空港検疫)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_22579.html
ラベル:検疫 感染症
posted by johokotu at 19:00| 東京 ☀| Comment(0) | ◇COVID-19関連 | 更新情報をチェックする

空港検疫_3日強制隔離緩和

◆空港検疫 オミクロン株猛威の中、3日間強制隔離の緩和を発表

12月3日、変異株に起因する入国直後の規制について、3日間強制隔離対象国からの入国者のうち、条件を満たす入国者の強制隔離緩和を発表しました。

今回の緩和は「水際対策強化に係る新たな措置(21)による待機について」として発表されました。

検疫所が確保する宿泊施設での3日間待機対象となっている指定国・地域(いわゆる3日間強制隔離対象国)からの入国者のうち、一定の条件を満たした入国者について、検疫所が確保する宿泊施設での待機及び入国後3日目の検査を求めず、自宅等での14日間待機を許可するとしています。

条件は以下の3項目すべてを満たす場合です。
・過去14日以内に「水際対策強化に係る新たな措置(20)に基づくオミクロン株(B.1.1.529 系統の変異株)に対する指定国・地域」に滞在していない。
・有効なワクチン接種証明書を保持している。
・検疫所から配布された抗原定性検査キットを使用して、入国後3日目、6日目、10日目に自主検査を実施し、その結果を指定のアプリ等により厚生労働省入国者健康確認センターへ報告する。

オミクロン株以外は、一切脅威ではないということを間接的に表明したことになり、注目される緩和措置です。



米国など新規感染者数が爆増したままの国もありすり抜け陽性者が多数出ている中で、政府は11月8日から外国籍者の新規入国を許可しました。しかし、オミクロン株が発生するなどタイミングは最悪で、1か月持たずに許可を取り消すなど、緩和の大失敗が続いています。
入国後14日間の隔離措置は、空港検疫での要です。今回も、オミクロン株が猛威を振るう中での緩和強行で、早すぎる緩和が失敗しないか心配されます。

水際対策強化に係る新たな措置(21)による待機について(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00322.html
ラベル:検疫 感染症
posted by johokotu at 18:00| 東京 ☀| Comment(0) | ◇COVID-19関連 | 更新情報をチェックする

仙台_12月バス便時刻変更

■仙台空港(仙台国際空港) アクセスバス便時刻変更(2020年12月)

12/18
◎仙台バス 山形蔵王号 仙台空港1番-山形蔵王温泉( 0→ 2)

12/11
◎仙台バス 仙南シャトルバス 仙台空港1番-白石蔵王駅( 0→土日4)

12/04
◎タケヤ交通 仙台空港2番-khb東日本放送(あすと長町)( 0→平日0土休3)

12月18日:
山形蔵王スキー場方面「山形蔵王号」が運行開始となります。3月31日までの運行。今年は増便運行はありません。7日前18時までに予約が必要で、予約がない場合は運休となります。途中停留所はありません。山形蔵王温泉まで約1時間45分2,000円。
12月11日:
白石方面が新設されます。名鉄観光サービスが行う観光庁既存観光拠点再生・高付加価値化推進事業で、令和4年2月20日迄の期間限定。運行は土日のみ(一部運休日有)。観光地を回るツアーバス的な運行です(運行は仙台バスが担当)。途中停留所は、名取市サイクルスポーツセンター、金蛇水神社、鳥の海ふれあい市場、やまもと夢いちごの郷、齋理屋敷、道の駅かくだ。白石蔵王駅まで約3時間15分一律料金1,000円。土日に1日4往復で、同一日内であれば一律料金のまま何度も乗降が可能です。
12月04日:
閖上地区経由あすと長町方面が新設されます。名取市の実証実験事業で、令和4年1月30日迄の期間限定。運行は土日祝のみ(一部運休日有)。途中停留所は、名取市サイクルスポーツセンター、ゆりあげ港朝市、かわまちてらす閖上(空港行はかわまちてらす閖上先着)。あすと長町まで約44分700円。

山形蔵王号のご案内(仙台バス公式サイト)
https://www.senbus.co.jp/information/2730/
仙南せんにゃんシャトルバス(名鉄観光サービス公式サイト)
https://www.mwt.co.jp/ec/2021/sennan-bus/
名取実証事業時刻表(タケヤ交通公式サイト)
http://www.takeyakoutu.jp/assets/natoriline20211204.pdf
posted by johokotu at 06:00| 東京 ☀| Comment(0) | 仙台空港(仙台国際空港) | 更新情報をチェックする

検疫週間速報11月3_率ほぼ横ばい

◇空港検疫(週間速報)11月3週目 罹患率はほぼ横ばい

厚生労働省(厚労省)は12月3日、空港検疫での新型コロナウイルス感染症検査状況の11月3週目(11月14日〜11月20日)分の速報値を発表しました。

厚労省の速報は、週間の検体数と陽性者数を、日本国籍者、外国籍者別に、滞在国ごとに出した非常に細かいデータです。2020年11月11日以降毎週金曜日に過去4週間分が発表されています。12月3日の公表で、2020年10月4日〜2021年11月20日分が公表されたことになります。
速報のため、日々の発表のデータとかなりのズレが生じてる場合もありますが、分析に活用できます。

[罹患状況推移分析] ほぼ横ばいで若干改善
2020年
10/04-10/10 検体12,421・陽性57=罹患率0.46%(日本国籍0.46%:外国籍0.46%)
10/11-10/17 検体 7,364・陽性24=罹患率0.33%(日本国籍0.29%:外国籍0.34%)
10/18-10/24 検体12,213・陽性46=罹患率0.38%(日本国籍0.39%:外国籍0.37%)
10/25-10/31 検体17,833・陽性47=罹患率0.26%(日本国籍0.22%:外国籍0.29%)
  <11/01〜入国者の多い低感染国9か国が検査解除>
11/01-11/07 検体10,589・陽性84=罹患率0.79%(日本国籍0.75%:外国籍0.83%)
11/08-11/14 検体10,823・陽性89=罹患率0.82%(日本国籍0.54%:外国籍1.02%)
11/15-11/21 検体11,627・陽性79=罹患率0.68%(日本国籍0.52%:外国籍0.79%)
11/22-11/28 検体13,789・陽性90=罹患率0.65%(日本国籍0.61%:外国籍0.65%)
11/29-12/05 検体14,226・陽性89=罹患率0.63%(日本国籍0.50%:外国籍0.74%)
12/06-12/12 検体16,488・陽性86=罹患率0.52%(日本国籍0.43%:外国籍0.64%)
12/13-12/19 検体18,554・陽性74=罹患率0.40%(日本国籍0.28%:外国籍0.62%)
12/20-12/26 検体18,835・陽性98=罹患率0.52%(日本国籍0.51%:外国籍0.54%)
12/27-01/02 検体13,123・陽性83=罹患率0.63%(日本国籍0.49%:外国籍0.75%)
2021年
01/03-01/09 検体14,098・陽性76=罹患率0.54%(日本国籍0.23%:外国籍0.72%)
  <01/09〜全入国者検査開始>
01/10-01/16 検体21,399・陽性67=罹患率0.31%(日本国籍0.31%:外国籍0.31%)
01/17-01/23 検体22,678・陽性41=罹患率0.18%(日本国籍0.31%:外国籍0.15%)
01/24-01/30 検体10,076・陽性25=罹患率0.25%(日本国籍0.12%:外国籍0.37%)
01/31-02/06 検体10,435・陽性20=罹患率0.19%(日本国籍0.13%:外国籍0.27%)
02/07-02/13 検体 9,423・陽性19=罹患率0.20%(日本国籍0.15%:外国籍0.26%)
02/14-02/20 検体 9,523・陽性19=罹患率0.20%(日本国籍0.11%:外国籍0.28%)
02/21-02/27 検体11,779・陽性23=罹患率0.20%(日本国籍0.22%:外国籍0.17%)
02/28-03/06 検体14,086・陽性29=罹患率0.21%(日本国籍0.16%:外国籍0.26%)
03/07-03/13 検体14,467・陽性27=罹患率0.19%(日本国籍0.14%:外国籍0.25%)
03/14-03/20 検体17,879・陽性49=罹患率0.27%(日本国籍0.20%:外国籍0.41%)
03/21-03/27 検体14,040・陽性42=罹患率0.30%(日本国籍0.15%:外国籍0.48%)
03/28-04/03 検体14,615・陽性70=罹患率0.48%(日本国籍0.24%:外国籍0.81%)
04/04-04/10 検体12,694・陽性62=罹患率0.49%(日本国籍0.16%:外国籍0.85%)
04/11-04/17 検体11,974・陽性74=罹患率0.62%(日本国籍0.40%:外国籍0.90%)
04/18-04/24 検体11,268・陽性60=罹患率0.53%(日本国籍0.26%:外国籍0.89%)
04/25-05/01 検体13,039・陽性95=罹患率0.73%(日本国籍0.29%:外国籍1.30%)
05/02-05/08 検体11,551・陽性82=罹患率0.71%(日本国籍0.25%:外国籍1.29%)
05/09-05/15 検体12,891・陽性50=罹患率0.39%(日本国籍0.23%:外国籍0.59%)
05/16-05/22 検体11,644・陽性39=罹患率0.33%(日本国籍0.33%:外国籍0.34%)
05/23-05/29 検体13,680・陽性32=罹患率0.23%(日本国籍0.19%:外国籍0.29%)
05/30-06/05 検体16,066・陽性40=罹患率0.25%(日本国籍0.14%:外国籍0.41%)
06/06-06/12 検体16,515・陽性17=罹患率0.10%(日本国籍0.08%:外国籍0.14%)
06/13-06/19 検体16,771・陽性44=罹患率0.26%(日本国籍0.18%:外国籍0.39%)
06/20-06/26 検体16,536・陽性45=罹患率0.27%(日本国籍0.19%:外国籍0.41%)
06/27-07/03 検体22,338・陽性60=罹患率0.27%(日本国籍0.24%:外国籍0.32%)
07/04-07/10 検体23,362・陽性79=罹患率0.34%(日本国籍0.38%:外国籍0.29%)
07/11-07/17 検体32,329・陽性97=罹患率0.30%(日本国籍0.44%:外国籍0.22%)
07/18-07/24 検体35,885・陽性67=罹患率0.19%(日本国籍0.33%:外国籍0.13%)
07/25-07/31 検体24,273・陽性89=罹患率0.37%(日本国籍0.50%:外国籍0.24%)
08/01-08/07 検体21,987・陽性94=罹患率0.43%(日本国籍0.33%:外国籍0.57%)
08/08-08/14 検体19,809・陽性78=罹患率0.39%(日本国籍0.37%:外国籍0.42%)
08/15-08/21 検体25,444・陽性101=罹患率0.40%(日本国籍0.38%:外国籍0.40%)
08/22-08/28 検体20,067・陽性69=罹患率0.34%(日本国籍0.30%:外国籍0.38%)
08/29-09/04 検体18,832・陽性86=罹患率0.46%(日本国籍0.32%:外国籍0.60%)
09/05-09/11 検体17,834・陽性78=罹患率0.44%(日本国籍0.29%:外国籍0.58%)
09/12-09/18 検体16,952・陽性56=罹患率0.33%(日本国籍0.19%:外国籍0.49%)
09/19-09/25 検体16,964・陽性56=罹患率0.33%(日本国籍0.13%:外国籍0.48%)
09/26-10/02 検体21,484・陽性71=罹患率0.33%(日本国籍0.17%:外国籍0.49%)
10/03-10/09 検体17,264・陽性43=罹患率0.25%(日本国籍0.10%:外国籍0.40%)
10/10-10/16 検体18,780・陽性46=罹患率0.24%(日本国籍0.23%:外国籍0.26%)
10/17-10/23 検体19,305・陽性45=罹患率0.23%(日本国籍0.19%:外国籍0.27%)
10/24-10/30 検体20,038・陽性34=罹患率0.17%(日本国籍0.13%:外国籍0.21%)
10/31-11/06 検体21,718・陽性58=罹患率0.27%(日本国籍0.27%:外国籍0.27%)
11/07-11/13 検体21,462・陽性47=罹患率0.22%(日本国籍0.18%:外国籍0.26%)

11/14-11/20 検体21,739・陽性45=罹患率0.21%(日本国籍0.16%:外国籍0.26%)

今週の検体数は、日本国籍者は増加、外国籍者は減少。日外比率は1:0.85でした。
今週の陽性数は、日本国籍者1人減、外国籍者は1人減。日外比率は1:1.37で先週からほぼ横ばいです。

検査対象が全入国者になっています。検査数(≒入国者)の多さは、米国、中国、韓国、フィリピン、ベトナムの順でした。
日本人は11,781件でした。前週より876件増加しています。2020年12月4週目の12,354件に近づきました。
外国人は9,958件。こちらは-599件で4週ぶりの減少。2021年1月3週目の17,873件とは差が開きました。

前週と比べると、日本国籍者は、検査数が8%増加に対して陽性者数は5%減少。外国籍者は検査数が6%減少に対して陽性者数は4%減少。
この結果、罹患率は、日本国籍者は減少(改善)、外国籍者は横ばいでした。

全体の罹患率は0.21%で0.01P改善しています。


[陽性者数多い国分析] 28か国と増えたまま/傾向変わらず欧州からは日本国籍者目立つ
今週陽性者が確認されたのは、前週に続いて陽性者が出ているパキスタン2、フィリピン、ネパール、フランス2、米国、エジプト1、インド、英国、オーストリア2、オランダ1、韓国2、ペルー1、モンゴル1、ロシア1などを含めて28か国(前週比+2)からの入国者に陽性者が出ました。前週に一気に爆増した国数は減りませんでした。強制隔離緩和により、入国者が急増しているのが影響しているでしょうか。

最悪は、フィリピン(前週比-3人)とパキスタン(前週比+2人)の4人。フィリピンは相変わらず外国籍者が多く3人ですが、罹患率は日本国籍者の方が高いです。パキスタンも3人外国籍者です。
パキスタンはいきなりの急増となっています。

3人だったのがウズベキスタン(前週比+3人)、ネパール(前週比±0人)、フランス(前週比+1人)、米国(前週比-4人)。ネパールは全員外国籍者、フランスは全員日本国籍者、残り2か国は日本国籍者1人・外国籍者2人。

続いて2人陽性だったのは3か国で、イタリア(前週比皆増)、エジプト(前週比+1人)、スリランカ(前週比皆増)でした。イタリアは全員日本国籍者、エジプトとスリランカは全員外国籍者でした。

残り19か国は1人ずつで、アラブ首長国連邦、英国、オーストリア、オランダ、グアム、スロベニア、チェコ、ベトナム、ポルトガル、マルタの実に10か国が日本国籍者でした。

傾向は全く変わらず、
欧州諸国からの日本国籍者の陽性者が増えています。強制隔離緩和で大挙して押し寄せてきていますかね。
南アジアは相変わらず外国籍者が陽性の嵐でした。



[罹患率高い国分析] 1%超えは28か国中11か国で減少
最も罹患率が悪かったのは、ウズベキスタン12.00%(検体25件中3人陽性=外国籍者検体14件中2人陽性)でした。
二桁割合の異常国は以上の1か国でした。

この後は、
スロベニア5.88%(検体17件中1人陽性=日本国籍者検体15件中1人陽性)
クロアチア4.35%(検体23件中1人陽性=外国籍者検体13件中1人陽性)
チェコ3.57%(検体28件中1人陽性=日本国籍者検体20件中1人陽性)
マルタ3.03%(検体33件中1人陽性=日本国籍者検体32件中1人陽性)
ポルトガル2.94%(検体34件中1人陽性=日本国籍者検体24件中1人陽性)
エジプト2.78%(検体72件中2人陽性=外国籍者検体40件中2人陽性)
パキスタン2.17%(検体184件中4人陽性=外国籍者検体144件中3人陽性)
ペルー2.04%(検体49件中1人陽性=外国籍者検体42件中1人陽性)
ウクライナ1.64%(検体61件中1人陽性=外国籍者検体50件中1人陽性)
スリランカ1.08%(検体186件中2人陽性=外国籍者検体158件中2人陽性)
1%(100人に1人陽性)超えは以上の11か国(前週比-2)で微減でした。

エジプト、ペルー、パキスタンが2週連続で1%超えの異常状態でした。
国数は横ばいで多いままですが、常連国は少し改善気味でした。

一時期の特徴でもあった、東欧の陽性率が高い現象がまた再発してきました。
そして欧州系は日本国籍者ばかりです。


※注意:検体数=入国者数ではありませんので、実際の罹患率は出ている数字より高いはずです。


[航空便利用者数分析] 総利用者数は急増続く、米国急増続く
合計の利用者数は33,232人(前週比+2,565人)と急増が続いています
最多は米国便で9,525人(前週比+825人)で急増。増加が継続中。フィリピン便が3,495人(前週比+326人)、中国便が2,198人(前週比-15人)と続いています。

今週は増加国・減少国だいたい同じくらいでした。
増加している国:最も人数が増えたのは、米国便。続いてタイ便1,778人(前週比+590人)と急増。フィリピン便が続いています。
皆増した国:該当国はありませんでした。

減少している国:最も人数が減ったのは、カナダ便752人(前週比-134人)。エチオピア便140人(前週比-94人)が続いています。
皆減した国:ミャンマー便(71人)、ポーランド便(38人)。いずれも定期便運航がなかったとみられます。

利用者数の多いニューカレドニア(303人)からの入国者はいませんでした。



毎週データは更新されているようですので、今後も注視していきます。

週間速報内容
11/14-11/20
全検査
合計 検体21,739 /陽性 45 0.21%
日本 検体11,781/陽性 19 0.16%
外国 検体 9,958/陽性 26 0.26%


検体数の多い国
米  国:合計 検体5,044、陽性 3=0.06%
  日本国籍 検体3,509 陽性 1=0.03%/外国籍 検体1,535 陽性 2=0.13%
中  国:合計 検体1,911、陽性 0=0%
  日本国籍 検体 600 陽性 0=0%/外国籍 検体1,311 陽性 0=0%
韓  国:合計 検体1,598、陽性 1=0.06%
  日本国籍 検体 553 陽性 0=0%/外国籍 検体1,045 陽性 1=0.09%
フィリピン:合計 検体1,348、陽性 4=0.30%
  日本国籍 検体 188 陽性 1=0.53%/外国籍 検体1,160 ​陽性 3=0.26%
ベトナム:合計 検体 785、陽性 1=0.13%
  日本国籍 検体 229 陽性 1=0.44%/外国籍 検体 556 陽性 0=0%

罹患率の高い国
ウズベキスタン:合計 検体 25、陽性 3=12.00%
  日本国籍 検体 11 陽性 1=9.09%/外国籍 検体 14 陽性 2=14.29%
スロベニア:合計 検体 14、陽性 1=5.88%
  日本国籍 検体 15 陽性 1=6.67%/外国籍 検体 2 陽性 0=0%
クロアチア:合計 検体 23、陽性 1=4.35%
  日本国籍 検体 10 陽性 0=0%/外国籍 検体 13 陽性 1=7.69%
チ ェ コ:合計 検体 28、陽性 1=3.57%
  日本国籍 検体 20 陽性 1=5.00%/外国籍 検体 8 陽性 0=0%
マ ル タ:合計 検体 33、陽性 1=3.03%
  日本国籍 検体 32 陽性 1=3.13%/外国籍 検体 1 陽性 0=0%


毎日の個別発表との誤差状況(11月14日〜11月20日)
(A)週間発表(今回の滞在国・地域ごとの検査実績発表):45人
(B)毎日発表:41人中非公表0人(複数国滞在者3人=イタリア/フランス、ポルトガル/イタリア/チェコ、オーストリア/スロベニア)

 (誤差が出ている国)Aが超過していると非公表の可能性有
 米 国:Bが1人超過
 グアム:Aが1人超過


 毎日発表では、グアムとの発表はなく米国に集約されていると推定されます。

水際対策(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/kansenkakudaiboushi-iryouteikyou.html#h2_7
ラベル:検疫 感染症
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11月3週入国_邦人増目立つ

◇空港検疫 11月3週目検体数(≒入国者数) 検体数微増 日本国籍者の増加が目立つ

検体数≒入国者数のほぼ判明している状態が45週目に突入


厚生労働省(厚労省)は3日、空港検疫での新型コロナウイルス感染症(COVID-19)検査状況の11月3週目(11月14日〜11月20日)分の速報値を発表しました。この数字から行動歴別の入国者数が推定できます。

厚労省の速報は、週間の検体数と陽性者数を、日本国籍者、外国籍者別に、滞在国ごとに出した非常に細かいデータです。
2021年1月9日から全入国者が検査対象となったため、COVID-19パンデミック後初めて検査数≒入国者数となっています。複数回検査する人や14日以内に複数国滞在した人もいるので、厳密には=ではありませんし、乗員は対象外ですが、検査数が入国者数に限りなく近づきました。

今回発表は、一週間分に過ぎませんが、これまで確認することが出来なかった、行動歴別のほぼ正確な入国者数が45週連続で判明しています。
ここのところ強制隔離(入国時と3日後の2回、または、6日後加えた3回、または、さらに10日後加えた4回)対象者が増加しているので、検体数>入国者数になっているものと推定されます。ご注意ください。

検体数は微増、日本国籍者が多い状況が続く
11月3週目は、検査数は21,739件(前週比+277件)と微増でした。
日本国籍者は11,781件(前週比+876件)で増加、外国籍者は9,958件(前週比-599件)で減少。外国籍者は1万人を切り、日本国籍者の入国者数が過半数の状況です。

ベトナム増加し五番目、タイも100人以上増加
国別で見ると、入国者数最多は米国で5,044件(前週比-156件)と減少です。
二番目は中国で1,911件(前週比-42件)と減少が続いています。
三番目は韓国で1,598件(前週比+99件)と、小幅続きではあるものの増加が止まりません。
四番目はフィリピンで1,348件(前週比+89件)と微増でした。ここまでは先週と同順番でした。
五番目はベトナムで785件(前週比+160件)。増加が続いています。


六番目は英国で775件(前週比+50件)と微増。
七番目はインドで697件(前週比+7件)。
同じくタイが一気に増加し697件(前週比+123件)でした。
九番目はフランスで631件(前週比+35件)。
十番目はドイツで574件(前週比-33件)で、ジリジリ減少しています。

この週は、増加した国と減少した国が半々な印象でした。

日本国籍者減少目立つ
日本人が多いのは、上位十位までの国では、前週同様に米国、英国、タイ、フランス、ドイツでした。
米国は、日本国籍者3,509件・外国籍者1,535件。日本国籍者は増加、外国籍者は減少です。
英国は、日本国籍者594件・外国籍者181件。日本国籍者が100人以上増やした一方、外国籍者は減っています。
タイは、日本国籍者556件・外国籍者141件。日本国籍者は100人以上増加です。
フランスは、日本国籍者504件・外国籍者127件。日本国籍者は増加、外国籍者は減少です。
ドイツは、日本国籍者477件・外国籍者97件。二週連続で日外ともに減少しました。
日本人と外国人が同じくらいの国は、ありませんでした。

外国人が多いのは、上位十位までの国では、前週同様に中国、韓国、フィリピン、ベトナム、インドでした。
中国は、日本国籍者600件・外国籍者1,311件。日本国籍者は増加、外国籍者は減少です。
韓国は、日本国籍者553件・外国籍者1,045件。日本国籍者は増加、外国籍者は微減です。
外国人がずっと多いままの筆頭は相変わらずフィリピンで、日本国籍者188件・外国籍者1,160件。日外ともに微増。
ベトナムは、日本国籍者229件・外国籍者556件。日外ともに増えています。
インドは、日本国籍者213件・外国籍者484件。日本国籍者は増加、外国籍者は微減です。

この他、十位以内に入っていませんが、
 11番目のシンガポール、13番目のアラブ首長国連邦、15番目のカナダは日本国籍者の方が多いです。
 12番目のインドネシアと14番目のネパールは、外国籍者の方が多いです。ネパールは断トツで外国籍者が多い傾向は変わりません。

日外での変動はひと段落した印象です。

なお、10日間強制隔離対象期間の関係する10か国のうち、上記にない8か国は、
 インドネシア 464件(前週比+26件)=日外ともに微減。
 バングラデシュ 197件(前週比+19件)=増加はすべて外国籍者です。
 ネパール 384件(前週比-43件)=減少はほぼすべて外国籍者です。日本国籍者は13件のみ。
 パキスタン 184件(前週比-7件)=日本国籍者微増、外国籍者微減。
 スリランカ 186件(前週比+22件)=増加はすべて外国籍者です。
 モルディブ 9件(前週比-6件)=日本国籍者8件、外国籍者1件。
 アフガニスタン 13件(前週比-50件)=9週間日本国籍者は6週前の1人・4週前の2人・2週前の1人・1週前の2人、今週の1人のみで、ほぼ全員外国籍者。
 キルギス 15件(前週比-2件)=日本国籍者5件・外国籍者10件。
 ザンビア 4件(前週比±0件)=日本国籍者3件・外国籍者1件。
でした。

・欧州は日本国籍者が多く、日本国籍者の増加・外国籍者減少の国が目立つ。
・アジアは外国籍者が多め
・前週急増した南アジアはあまり減らず

といった傾向が出ています。

罹患状況などの詳細の分析は別途で記事にします。

水際対策(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/kansenkakudaiboushi-iryouteikyou.html#h2_7

ラベル:検疫 感染症
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