[検体数] わずか千件台続く
[陽性数] 10人と2桁の多め続く
[有症状] 3人も発生
[複数国] 2人も発生
[青国から陽性] 0.5人発生
[罹患率]水際緩和後も下がらず1%台に悪化、未だに日本国内の6倍超危険
国際線到着空港
どのデータ見ても大量すり抜け確定的
今水際緩和は本当に危険です
どのデータ見ても大量すり抜け確定的
今水際緩和は本当に危険です
厚生労働省(厚労省)は6月10日現在の、空港検疫を含めた最新の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の状況を発表しました。
空港検疫の数字は、2020年4月3日午前0時から症状の有無や濃厚接触の有無、ワクチン摂取状況等に関係なく、上陸拒否国からの入国者全員検査を実施してきました。さらに2021年1月9日午前0時からは非上陸拒否国も含めた入国者全員検査を、緊急事態宣言中限定として臨時的に実施してきました。日本で唯一正確な罹患率を把握できました。
※2022年6月1日より非上陸拒否国も含めた入国者全員検査は廃止され、上陸拒否国からの入国者全員検査も一部の国では行われなくなりました。現在は特定国(4か国のみ)からの入国者全員と、特定国からの入国者の一部に対して検査を実施しています。
【直前7日間の罹患率】1.091%
▲近々7日間国際線到着空港は現在の東京都内より6.6倍危険!
(比較用)東京都:現罹患率0.163%=要治療22,907人/人口14,016,946人(2022年5月)
▲近々7日間国際線到着空港は現在の東京都内より6.6倍危険!
(比較用)東京都:現罹患率0.163%=要治療22,907人/人口14,016,946人(2022年5月)
(比較用)東京都:罹患率11.111%=感染1,557,448人、死亡率0.0323%=死亡4,530人/人口14,016,946人(2022年5月)
(比較用)フランス:罹患率44.656%=感染29,946,603人、死亡率0.2233%=死亡149,749人/人口約6,706万人(2020年1月1日)←[下がりきらず2万人/日級新規感染中=なぜか青国です]※ロイター公式サイトが分かりやすいです。https://graphics.reuters.com/world-coronavirus-tracker-and-maps/ja/countries-and-territories/france/
※罹患率は空港検疫の特定国の全員検査が始まった2020年4月3日以降の概要発表分を元に算出しています。
※無症状率は空港検疫の特定国の全員検査が始まった2020年4月3日以降の詳細結果発表分を元に算出しています。
両数値は、元にしている数値に若干の差異があります。
また、海外で出発前に陽性の人や有症状の人はそもそも海外から飛行機に乗ることができないため、実際の罹患率や隠れ感染者数は算出された数値より高く、実際の無症状率や無症状病原体保有者数は算出された数値より低いと考えられます。
あくまでも参考程度にお考え下さい。
■空港検疫 全員検査結果(6月8日到着分までが反映されていると推定)
2日遅れで情報が反映していると思われる概要結果は以下の通りです。
2022年4月30日発表分までは別にまとめています。
2020年04月04日〜2022年5月31日:https://johokotu.seesaa.net/article/488769380.html
2020年04月04日〜2022年06月01日:対象2,268,903件、陽性19,168人/罹患率0.844%
2020年04月04日〜2022年06月02日:対象2,277,205件、陽性19,275人/罹患率0.846%
(この日以降全員検査でなくなっています)
2020年04月04日〜2022年06月03日:対象2,278,433件、陽性19,280人/罹患率0.846%
2020年04月04日〜2022年06月04日:対象2,279,705件、陽性19,288人/罹患率0.846%
2020年04月04日〜2022年06月05日:対象2,280,803件、陽性19,302人/罹患率0.846%
2020年04月04日〜2022年06月06日:対象2,281,988件、陽性19,312人/罹患率0.846%
2020年04月04日〜2022年06月07日:対象2,282,891件、陽性19,325人/罹患率0.846%
2020年04月04日〜2022年06月08日:対象2,283,672件、陽性19,338人/罹患率0.846%
2020年04月04日〜2022年06月09日:対象2,284,869件、陽性19,345人/罹患率0.846%
・2020年04月04日〜2022年06月10日:対象2,286,132件、陽性19,364人/罹患率0.847%
・昨日単日データでの罹患率:1.504%=陽性19人/検体1,263件
(参考)2022年5月25日着〜5月31日着7日間:1.067%=陽性765人/検体71,722件
(参考)2022年6月01日着〜6月07日着7日間:0.913%=陽性70人/検体7,664件
・直前7日間の罹患率:1.091%=陽性84人/検体7,699件
本日発表された昨日分とみられる検体数と、昨日発表の陽性者数を踏まえ、直前7日間の罹患率(海港検疫含む、発表日ベース)を計算しました。
■新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について(令和4年6月10日版)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26154.html
■空港検疫検査 到着日別詳細結果(6月9日到着分までが反映と推定、下記の数字には海港検疫の数は含めていません)
1日遅れで情報が反映していると思われる空港検疫の詳細も発表されています。
2022年4月30日到着分までは、別にまとめています。
2020年04月03日〜2022年05月31日:https://johokotu.seesaa.net/article/488769380.html
06月01日:症状 有0 無5=陽性5人 19017・19018・19019・19020・19021
[空港別] 成田2・中部2・福岡1
[男女別] 男4・女1
[年代別] 10下0・20代4・30代1・40代0・50代0・60代0・70代0・80代上0
[渡航元] ベトナム4・パキスタン1
[居住地] 茨城1・愛知2・福岡2
06月02日:症状 有2 無6=陽性8人 19022・19023・19024・19025・19026・19027・19028・19029
[空港別] 成田4・中部1・関空3
[男女別] 男5・女3
[年代別] 10下3・20代1・30代3・40代1・50代0・60代0・70代0・80代上0
[渡航元] ベトナム4・インド2・サウジアラビア1・フィジー1
[居住地] 埼玉2・神奈川1・愛知2・大阪1・香川1・福岡1
06月03日:症状 有0 無12=陽性12人 19030・19031・19032・19033・19034・19035・19036・19037・19038・19039・19040・19041
[空港別] 成田11・関空1
[男女別] 男10・女2
[年代別] 10下2・20代4・30代5・40代1・50代0・60代0・70代0・80代上0
[渡航元] ベトナム4・ネパール1・インド4・パキスタン2・コンゴ民主1
[居住地] 群馬2・東京4・愛知1・大阪4・福岡1
06月04日:症状 有4 無6=陽性10人 19044・19045・19046・19047・19048・19049・19050・19051・19052・19053
[空港別] 成田4・羽田3・中部1・関空2
[男女別] 男10・女2
[年代別] 10下0・20代4・30代2・40代2・50代1・60代1・70代0・80代上0
[渡航元] ベトナム4・インド2・パキスタン1・ドイツ2・米国1
[居住地] 栃木1・群馬1・埼玉1・千葉1・東京2・愛知1・大阪1・兵庫1・沖縄1
06月05日:症状 有4 無9=陽性13人 19054・19055・19056・19057・19058・19059・19060・19061・19062・19063・19064・19065・19066
[空港別] 成田6・羽田2・関空4・福岡1
[男女別] 男10・女3
[年代別] 10下2・20代6・30代3・40代2・50代0・60代0・70代0・80代上0
[渡航元] ベトナム8・インド2・パキスタン1・イタリア/オーストリア1・米国1
[居住地] 茨城1・千葉3・神奈川1・静岡1・兵庫1・岡山1・広島2・大分1・福岡1・沖縄1
06月06日:症状 有3 無10=陽性13人 19067・19068・19069・19070・19071・19072・19073・19074・19075・19076・19077・19078・19079
[空港別] 成田10・羽田1・関空2
[男女別] 男10・女3
[年代別] 10下0・20代4・30代1・40代5・50代3・60代0・70代0・80代上0
[渡航元] ベトナム3・ベトナム/タイ1・パキスタン7・米国2
[居住地] 埼玉1・東京6・神奈川3・富山1・大阪1・兵庫1
06月07日:症状 有1 無6=陽性7人 19080・19081・19082・19083・19084・19085・19086
[空港別] 成田5・羽田1・福岡1
[男女別] 男5・女2
[年代別] 10下1・20代2・30代1・40代0・50代1・60代1・70代1・80代上0
[渡航元] ベトナム2・パキスタン2・サウジアラビア2・オーストリア/スウェーデン1
[居住地] 群馬1・東京3・富山1・愛媛1・福岡1
06月08日:症状 有4 無15=陽性19人 19087・19088・19089・19090・19091・19092・19093・19094・19095・19096・19097・19098・19099・19100・19101・19102・19103・19104・19105
[空港別] 成田7・羽田9・中部1・関空2
[男女別] 男10・女9
[年代別] 10下4・20代5・30代2・40代3・50代4・60代1・70代0・80代上0
[渡航元] ベトナム2・ネパール1・インド3・パキスタン4・トルコ6・イタリア/トルコ2・米国1
[居住地] 宮城1・群馬3・千葉3・東京2・神奈川1・静岡3・愛知1・大阪1・兵庫2・岡山1・沖縄1
06月09日:症状 有3 無7=陽性10人 19106・19107・19108・19109・19110・19111・19112・19113・19114・19115
[空港別] 成田3・羽田5・中部1・関空1
[男女別] 男8・女2
[年代別] 10下0・20代4・30代3・40代2・50代1・60代0・70代0・80代上0
[渡航元] ベトナム1・インド4・パキスタン1・タイ/パキスタン1・トルコ1・フランス/ポルトガル1・フィジー1
[居住地] 茨城1・埼玉2・千葉1・静岡2・愛知1・富山1・大阪1・和歌山1
■空港検疫でのCOVID-19陽性確認数(到着日ベース)
・2020年4月3日〜2022年6月9日着累計(798日間):19,032人
・本日発表された空港検疫での陽性者数:10人
[入国時陽性分と推定] 6月9日着 10人
[隔離後陽性分と推定] 該当なし
(参考)2022年5月25日着〜5月31日着7日間:陽性者764人(109.1人/日)
(参考)2022年6月01日着〜6月07日着7日間:陽性者68人(9.7人/日)
■有症状者状況
・累計:有症状3,567人・無症状15,465人=無症状率81.2%
・本日発表された空港検疫での有症状者数:3人
(参考)2022年5月25日着〜5月31日着7日間:有症状者188人(26.8人/日)
(参考)2022年6月01日着〜6月07日着7日間:有症状者14人(2.0人/日)
19109 成田 6月9日 20代 男性 茨城県 フィジー 咳
19113 羽田 6月9日 40代 女性 千葉県 インド 咳
19115 羽田 6月9日 40代 男性 和歌山県 トルコ 咳
(入国時検査に当たる6月9日着以降)
インド:羽田まで直行便で8時間程度の飛行で、機内発症か微妙です。
その他各国は直行便・乗継便いずれも10時間程度以上の飛行で、機内発症とみられます。(米国は機内発症か微妙な短距離路線としてグアムが含まれています)
5月は咽頭痛症状などが多かったですが、6月になってから咳症状が多くなっている印象です。外見上分かりやすい症状以外はダンマリ入国が増えている可能性があります。
■国別陽性確認数
・10人以上の超危険国:該当無し
・5人以上の危険国:該当無し
(参考)2022年5月25日着〜5月31日着7日間:米国353.2人/ベトナム39.5人/タイ39.3人
(参考)2022年6月01日着〜6月07日着7日間:米国4人/ベトナム29.5人/タイ0.5人
・複数国滞在者:2人
(参考)2022年5月25日着〜5月31日着7日間:複数国滞在者79人(11.3人/日)
(参考)2022年6月01日着〜6月07日着7日間:複数国滞在者3人(0.4人/日)
■団体感染疑い状況
・団体感染が疑われる事例:1組2人
(1)連番確認(同一日同一空港着同一国からの同一地域居住者=同一団体疑い):1組2人
・19111 羽田 6月9日 30代 男性 静岡県 インド 無症状
19112 羽田 6月9日 20代 女性 静岡県 インド 無症状
(2)10歳未満(同行者がいる団体感染すり抜け疑い):0人(※は上記のうちの1人)
該当無し
(参考)2022年5月25日着〜5月31日着7日間:団体感染が疑われる事例111組221人(29.7人/日)
(参考)2022年6月01日着〜6月07日着7日間:団体感染が疑われる事例13組20人(2.9人/日)
■強制隔離中の影響
・強制隔離中の陽性とみられる事例:0人(全体の0%)
・対象国増2021年3月5日-2021年9月19日200日間 強制隔離中陽性563人(2.8人/日)
・対象国減2021年9月20日-2021年11月7日49日間 強制隔離中陽性79人(1.6人/日)
・対象国減2021年11月8日-2021年11月26日19日間 強制隔離中陽性23人(1.2人/日)
・対象国増2021年11月27日-2022年2月28日94日間 強制隔離中の陽性2,151人(22.8人/日)
・対象国減2022年3月1日着-2022年4月28日着の59日間 強制隔離中陽性840人(14.2人/日)
・対象国減2022年4月29日着-2022年5月31日着の33日間 強制隔離中陽性22人(0.7人/日)
・対象国壊滅2022年6月1日着-2022年6月6日着の6日間 強制隔離中陽性0人(0人/日)
本日発表分から、6月1日着分以降の大幅緩和された水際対策が適用された数字になりました。
強制隔離国が多かった2021年11月27日-2022年2月28日に平均で22.8人/日出ていた強制隔離中陽性者は、100%減の0人でした。
空港検疫の実データは、水際緩和が異常に危険であることが示されてしまいました。
激減を喜びたかったですが、単に大量すり抜けとなったであろうことがほぼ確実なだけに、全く喜べませんね。非常に危険です。
入国時陽性爆増の中で
隔離中陽性が爆減で大量すり抜け危機勃発
結果を見れば一目瞭然
昨年秋に続き隔離規制緩和は大失敗!!!
結局、隔離規制をしないとダメなんです。
隔離中陽性が爆減で大量すり抜け危機勃発
結果を見れば一目瞭然
昨年秋に続き隔離規制緩和は大失敗!!!
結局、隔離規制をしないとダメなんです。
■新型コロナウイルス感染症の患者等の発生について(検疫)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26165.html