2022年06月14日

空港検疫6/14_千件切る検体続く

◇空港検疫 6月14日発表分
[検体数] 千件下回る極少状態続く
[陽性数] 13人と2桁の多め続く
[有症状] 3人発生
[複数国] 1人発生
[青国から陽性] 4.5人も発生、なぜか無症状者も

[罹患率]水際緩和後も下がらず1.1%台、未だに東京都内の9倍超危険


     国際線到着空港       
どのデータ見ても大量すり抜け確定的  
  今水際緩和は本当に危険です    


厚生労働省(厚労省)は6月14日現在の、空港検疫を含めた最新の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の状況を発表しました。
空港検疫の数字は、2020年4月3日午前0時から症状の有無や濃厚接触の有無、ワクチン摂取状況等に関係なく、上陸拒否国からの入国者全員検査を実施してきました。さらに2021年1月9日午前0時からは非上陸拒否国も含めた入国者全員検査を、緊急事態宣言中限定として臨時的に実施してきました。日本で唯一正確な罹患率を把握できました。
※2022年6月1日より非上陸拒否国も含めた入国者全員検査は廃止され、上陸拒否国からの入国者全員検査も一部の国では行われなくなりました。現在は特定国(4か国のみ)からの入国者全員と、特定国からの入国者の一部に対して検査を実施しています。


  【直前7日間の罹患率】1.186%  
▲近々7日間国際線到着空港は現在の東京都内より9.2倍危険!
(比較用)東京都:現罹患率0.128%=要治療18,003人/人口14,016,946人(2022年5月)

(比較用)東京都:罹患率11.151%=感染1,563,080人、死亡率0.0323%=死亡4,537人/人口14,016,946人(2022年5月)
(比較用)エストニア:罹患率43.432%=感染577,655人、死亡率0.1935%=死亡2,574人/人口約133万人(2021年)←※ロイター公式サイトが分かりやすいです。https://graphics.reuters.com/world-coronavirus-tracker-and-maps/ja/countries-and-territories/estonia/


※罹患率は空港検疫の特定国の全員検査が始まった2020年4月3日以降の概要発表分を元に算出しています。
※無症状率は空港検疫の特定国の全員検査が始まった2020年4月3日以降の詳細結果発表分を元に算出しています。
両数値は、元にしている数値に若干の差異があります。
また、海外で出発前に陽性の人や有症状の人はそもそも海外から飛行機に乗ることができないため、実際の罹患率や隠れ感染者数は算出された数値より高く、実際の無症状率や無症状病原体保有者数は算出された数値より低いと考えられます。
あくまでも参考程度にお考え下さい。





空港検疫 全員検査結果(6月12日到着分までが反映されていると推定)
2日遅れで情報が反映していると思われる概要結果は以下の通りです。
2022年4月30日発表分までは別にまとめています。

2020年04月04日〜2022年5月31日:https://johokotu.seesaa.net/article/488769380.html

2020年04月04日〜2022年06月01日:対象2,268,903件、陽性19,168人/罹患率0.844%
2020年04月04日〜2022年06月02日:対象2,277,205件、陽性19,275人/罹患率0.846%
(この日以降全員検査でなくなっています)
2020年04月04日〜2022年06月03日:対象2,278,433件、陽性19,280人/罹患率0.846%
2020年04月04日〜2022年06月04日:対象2,279,705件、陽性19,288人/罹患率0.846%
2020年04月04日〜2022年06月05日:対象2,280,803件、陽性19,302人/罹患率0.846%
2020年04月04日〜2022年06月06日:対象2,281,988件、陽性19,312人/罹患率0.846%
2020年04月04日〜2022年06月07日:対象2,282,891件、陽性19,325人/罹患率0.846%
2020年04月04日〜2022年06月08日:対象2,283,672件、陽性19,338人/罹患率0.846%
2020年04月04日〜2022年06月09日:対象2,284,869件、陽性19,345人/罹患率0.846%
2020年04月04日〜2022年06月10日:対象2,286,132件、陽性19,364人/罹患率0.847%
2020年04月04日〜2022年06月11日:対象2,287,266件、陽性19,374人/罹患率0.847%
2020年04月04日〜2022年06月12日:対象2,288,131件、陽性19,386人/罹患率0.847%
2020年04月04日〜2022年06月12日:対象2,289,123件、陽性19,398人/罹患率0.847%

2020年04月04日〜2022年06月13日:対象2,289,975件、陽性19,409人/罹患率0.847%  




・昨日単日データでの罹患率:1.291%=陽性11人/検体852件  




・直前7日間の罹患率:1.186%=陽性84人/検体7,084件  
本日発表された昨日分とみられる検体数と、昨日発表の陽性者数を踏まえ、直前7日間の罹患率(海港検疫含む、発表日ベース)を計算しました。

(参考)2022年5月25日着〜5月31日着7日間:1.067%=陽性765人/検体71,722件
(参考)2022年6月01日着〜6月07日着7日間:0.913%=陽性70人/検体7,664件 悪化状況横ばい



新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について(令和4年6月14日版)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26205.html














空港検疫検査 到着日別詳細結果(6月13日到着分までが反映と推定、下記の数字には海港検疫の数は含めていません)
1日遅れで情報が反映していると思われる空港検疫の詳細も発表されています。
2022年4月30日到着分までは、別にまとめています。

2020年04月03日〜2022年05月31日:https://johokotu.seesaa.net/article/488769380.html

06月01日:症状 有0 無5=陽性5人 19017・19018・19019・19020・19021
06月02日:症状 有2 無6=陽性8人 19022・19023・19024・19025・19026・19027・19028・19029
06月03日:症状 有0 無12=陽性12人 19030・19031・19032・19033・19034・19035・19036・19037・19038・19039・19040・19041

06月04日:症状 有4 無6=陽性10人 19044・19045・19046・19047・19048・19049・19050・19051・19052・19053
 [空港別] 成田4・羽田3・中部1・関空2
 [男女別] 男10・女2
 [年代別] 10下0・20代4・30代2・40代2・50代1・60代1・70代0・80上0
 [渡航元] ベトナム4・インド2・パキスタン1・ドイツ2・米国1
 [居住地] 栃木1・群馬1・埼玉1・千葉1・東京2・愛知1・大阪1・兵庫1・沖縄1
06月05日:症状 有4 無9=陽性13人 19054・19055・19056・19057・19058・19059・19060・19061・19062・19063・19064・19065・19066
 [空港別] 成田6・羽田2・関空4・福岡1
 [男女別] 男10・女3
 [年代別] 10下2・20代6・30代3・40代2・50代0・60代0・70代0・80上0
 [渡航元] ベトナム8・インド2・パキスタン1・イタリア/オーストリア1・米国1
 [居住地] 茨城1・千葉3・神奈川1・静岡1・兵庫1・岡山1・広島2・大分1・福岡1・沖縄1
06月06日:症状 有3 無10=陽性13人 19067・19068・19069・19070・19071・19072・19073・19074・19075・19076・19077・19078・19079
 [空港別] 成田10・羽田1・関空2
 [男女別] 男10・女3
 [年代別] 10下0・20代4・30代1・40代5・50代3・60代0・70代0・80上0
 [渡航元] ベトナム3・ベトナム/タイ1・パキスタン7・米国2
 [居住地] 埼玉1・東京6・神奈川3・富山1・大阪1・兵庫1
06月07日:症状 有3 無9=陽性12人 19080・19081・19082・19083・19084・19085・19086・19117・19122・19123・19124・19125
 [空港別] 成田9・羽田1・関空1・福岡1
 [男女別] 男8・女4
 [年代別] 10下3・20代3・30代3・40代0・50代1・60代1・70代1・80上0
 [渡航元] ベトナム2・パキスタン3・タイ/パキスタン4・サウジアラビア2・オーストリア/スウェーデン1
 [居住地] 群馬1・埼玉4・東京3・富山1・兵庫1・愛媛1・福岡1
06月08日:症状 有4 無15=陽性19人 19087・19088・19089・19090・19091・19092・19093・19094・19095・19096・19097・19098・19099・19100・19101・19102・19103・19104・19105
 [空港別] 成田7・羽田9・中部1・関空2
 [男女別] 男10・女9
 [年代別] 10下4・20代5・30代2・40代3・50代4・60代1・70代0・80上0
 [渡航元] ベトナム2・ネパール1・インド3・パキスタン4・トルコ6・イタリア/トルコ2・米国1
 [居住地] 宮城1・群馬3・千葉3・東京2・神奈川1・静岡3・愛知1・大阪1・兵庫2・岡山1・沖縄1
06月09日:症状 有3 無7=陽性10人 19106・19107・19108・19109・19110・19111・19112・19113・19114・19115
 [空港別] 成田3・羽田5・中部1・関空1
 [男女別] 男8・女2
 [年代別] 10下0・20代4・30代3・40代2・50代1・60代0・70代0・80上0
 [渡航元] ベトナム1・インド4・パキスタン1・タイ/パキスタン1・トルコ1・フランス/ポルトガル1・フィジー1
 [居住地] 茨城1・埼玉2・千葉1・静岡2・愛知1・富山1・大阪1・和歌山1
06月10日:症状 有1 無7(+1)=陽性8人 19116・19118・19119・19120・19121・19126・19127・19162
 [空港別] 成田4・羽田2・関空2(+1)
 [男女別] 男7(+1)・女1
 [年代別] 10下0・20代2・30代4(+1)・40代0・50代2・60代0・70代0・80上0
 [渡航元] モンゴル1・ベトナム3・パキスタン2(+1)・ギリシャ1・米国1
 [居住地] 千葉1・東京1・神奈川1・山梨1・富山1・愛知1(+1)・京都1・大阪1

06月11日:症状 有4 無8=陽性12人 19128・19129・19130・19131・19132・19133・19134・19135・19136・19137・19138・19139
 [空港別] 成田6・羽田4・関空2
 [男女別] 男9・女3
 [年代別] 10下2・20代3・30代2・40代4・50代1・60代0・70代0・80上0
 [渡航元] ベトナム3・タイ/ベトナム2・インド2・トルコ1・英国1・イタリア/マルタ1・米国1・豪州1
 [居住地] 埼玉1・千葉1・東京2・神奈川5・大阪1・福岡1・沖縄1
06月12日:症状 有1 無10=陽性11人 19140・19141・19142・19143・19144・19145・19146・19147・19148・19149・19150
 [空港別] 成田9・関空2
 [男女別] 男7・女4
 [年代別] 10下1・20代2・30代4・40代2・50代2・60代0・70代0・80上0
 [渡航元] ベトナム1・マレーシア1・インド4・パキスタン2・インド/タイ1・チェコ/ドイツ/トルコ1・米国1
 [居住地] 茨城2・栃木2・埼玉1・千葉2・神奈川1・静岡1・京都1・大阪1
06月13日:症状 有3 無9=陽性12人 19151・19152・19153・19154・19155・19156・19157・19158・19159・19160・19161・19163
 [空港別] 成田1・羽田7・関空4
 [男女別] 男9・女3
 [年代別] 10下3・20代6・30代1・40代1・50代1・60代0・70代0・80上0
 [渡航元] ベトナム4・ネパール1・インド2・エストニア2・スペイン1・英国/マルタ1・米国1
 [居住地] 茨城1・千葉1・東京2・静岡1・愛知1・大阪4・岡山1・山口1





空港検疫でのCOVID-19陽性確認数(到着日ベース)
・2020年4月3日〜2022年6月13日着累計(802日間):19,080人  
・本日発表された空港検疫での陽性者数:13人  
 [入国時陽性分と推定] 6月13日着 12人
 [隔離後陽性分と推定] 6月10日着 1人
(参考)2022年5月25日着〜5月31日着7日間:陽性者764人(109.1人/日)
(参考)2022年6月01日着〜6月07日着7日間:陽性者68人(9.7人/日)▼激減


非常に珍しい事例ですが、検査対象者が一切いないはずの青国(米国)からの入国者で、かつ「無」症状の陽性者が出ました。6月1日以降4人目(6/10神奈川・6/11沖縄・6/12神奈川・6/13山口)です。
同行者が有症状で検査したパターンが考えられますが、4人とも、同時に有症状陽性になった人がいませんので、とにかく謎です。(現在機内濃厚接触認定は家族のみに限定されているので、前後左右にいた第三者の濃厚接触認定で急きょ検査ということはあり得ません。同行者が有症状陰性でこの人だけ陽性となるにしても確率高すぎ)
まさか、出発72時間前の検査をしていないから、入国時に検査しているとかではないですよね??神奈川、山口、沖縄と言えば、特例入国可能な方多いですもんね、、、。




有症状者状況
・累計:有症状3,578人・無症状15,502人=無症状率81.2%  
・本日発表された空港検疫での有症状者数:3人  
(参考)2022年5月25日着〜5月31日着7日間:有症状者188人(26.8人/日)
(参考)2022年6月01日着〜6月07日着7日間:有症状者14人(2.0人/日)▼激減


19153 羽田 6月13日 20代 男性 大阪府 スペイン 発熱、咽頭痛
19156 羽田 6月13日 20代 女性 東京都 エストニア 発熱、咳、咽頭痛
19157 羽田 6月13日 20代 女性 東京都 エストニア 発熱、咳

(入国時検査に当たる6月13日着以降)
その他各国は直行便・乗継便いずれも10時間程度以上の飛行で、機内発症とみられます。(米国は機内発症か微妙な短距離路線としてグアムが含まれています)

本日発表分では、青国(検査不要国)からなぜか有症状患者が出ています。検査不要なほど安全国なはずなのに、有症状者が出るとは異様です。自己申告しなければダンマリで入国も可能ですから、咳しまくりとか相当症状が重いようなよっぽどヤバい人と推定されます。




国別陽性確認数
・10人以上の超危険国:該当無し  
・5人以上の危険国:該当無し  
(参考)2022年5月25日着〜5月31日着7日間:米国353.2人/ベトナム39.5人/タイ39.3人
(参考)2022年6月01日着〜6月07日着7日間:米国4人/ベトナム29.5人/タイ0.5人黄国横ばい/▼青国ほぼ消滅


・複数国滞在者:1人  
(参考)2022年5月25日着〜5月31日着7日間:複数国滞在者79人(11.3人/日)
(参考)2022年6月01日着〜6月07日着7日間:複数国滞在者3人(0.4人/日)▼ほぼ消滅





団体感染疑い状況
・団体感染が疑われる事例:2組4人  
(1)連番確認(同一日同一空港着同一国からの同一地域居住者=同一団体疑い):2組4人
・19156 羽田 6月13日 20代 女性 東京都 エストニア 発熱、咳、咽頭痛
 19157 羽田 6月13日 20代 女性 東京都 エストニア 発熱、咳
・19160 関空 6月13日 10代 男性 大阪府 ベトナム 無症状
 19161 関空 6月13日 10代 男性 大阪府 ベトナム 無症状

(2)10歳未満(同行者がいる団体感染すり抜け疑い):0人(※は上記のうちの1人)
該当無し

(参考)2022年5月25日着〜5月31日着7日間:団体感染疑い111組221人(29.7人/日)
(参考)2022年6月01日着〜6月07日着7日間:団体感染疑い13組20人(2.9人/日) ▼激減





強制隔離中の影響
・強制隔離中の陽性とみられる事例:1人(全体の8%)  

・対象国増2021年3月5日-2021年9月19日200日間 強制隔離中陽性563人(2.8人/日)
・対象国減2021年9月20日-2021年11月7日49日間 強制隔離中陽性79人(1.6人/日)
・対象国減2021年11月8日-2021年11月26日19日間 強制隔離中陽性23人(1.2人/日)
・対象国増2021年11月27日-2022年2月28日94日間 強制隔離中の陽性2,151人(22.8人/日)
・対象国減2022年3月1日着-2022年4月28日着の59日間 強制隔離中陽性840人(14.2人/日)
・対象国減2022年4月29日着-2022年5月31日着の33日間 強制隔離中陽性22人(0.7人/日)

・対象国壊滅2022年6月1日着-2022年6月10日着の10日間 強制隔離中陽性6人(0.6人/日)

空港検疫の実データは、水際緩和が異常に危険であることが示されてしまいました。
激減を喜びたかったですが、単に大量すり抜けとなったであろうことがほぼ確実なだけに、全く喜べませんね。非常に危険です。





入国時陽性爆増の中で
隔離中陽性が爆減で大量すり抜け危機勃発
結果を見れば一目瞭然
昨年秋に続き隔離規制緩和は大失敗!!!
結局、隔離規制をしないとダメなんです。


新型コロナウイルス感染症の患者等の発生について(検疫)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26224.html
ラベル:検疫 感染症
posted by johokotu at 23:00| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | ◇COVID-19関連 | 更新情報をチェックする

緊急警報!2桁!米無症は特例入国?

緊急警報! 本日発表分陽性2桁13人!
検体数 千件切って極少のまま
陽性数 2桁陽性全く止まらず悪い状態続く、青国も連続で発生中!
罹患率 1%超危険状態ジリジリ悪化中!


      国際線到着空港      
  大量すり抜け危機でただただ危険  


空港検疫での入国者に対する新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の検査で、本日発表分で2桁人数の感染が確認されました。



本日発表された空港検疫でのCOVID-19陽性確認数
・ 本日発表された空港検疫での陽性者数:13人  
 [入国時陽性分と推定] 6月13日着 12人
 [隔離後陽性分と推定] 6月10日着 1人




本日発表された空港検疫でのCOVID-19国別陽性確認数(数の多い国)
・10人以上の超危険国:該当無し  
・5人以上の危険国:該当無し  

また米国からの無症状陽性者が出ています。ワクチン接種関係なく全員検査無しで入国できるのに、なぜ検査をしているのかが謎です。これで、6月1日以降で4人目(6/10神奈川・6/11沖縄・6/12神奈川・6/13山口)です。
同行者が有症状で検査したパターンが考えられますが、4人とも、同時に有症状陽性になった人がいませんので、とにかく謎です。(現在機内濃厚接触認定は家族のみに限定されているので、前後左右にいた第三者の濃厚接触認定で急きょ検査ということはあり得ません。同行者が有症状陰性でこの人だけ陽性となるにしても確率高すぎ)
まさか、出発72時間前の検査をしていないから、入国時に検査しているとかではないですよね??神奈川、山口、沖縄と言えば、特例入国可能な方多いですもんね、、、。




昨日単日データでの罹患率
・昨日単日データでの罹患率:1.291%=陽性11人/検体852件  

昨日発表分の検体数が今日出ましたので、昨日単日データでの罹患率が出ました。
過去のデータから、入国後数日内陽性(強制隔離対象の時に強制隔離中に発症した人)が30〜40%程、完全なすり抜け陽性は15%程いるようですので、入国者の陽性率は、上記数字の1.3〜1.4倍ほどと推定されます。入国者の2%程が「検査対象国」の昨日の入国者の陽性率と推定できます。




直前7日間の罹患率
・直前7日間の罹患率:1.186%=陽性84人/検体7,084件  

本日発表された昨日分とみられる検体数と、昨日発表の陽性者数を踏まえ、直前7日間の罹患率(海港検疫含む、発表日ベース)を計算しました。

(参考)2022年5月25日着〜5月31日着7日間:1.067%=陽性765人/検体71,722件
(参考)2022年6月01日着〜6月07日着7日間:0.913%=陽性70人/検体7,664件





これらの詳細内容は6月14日23時付でアップ予定の日々の記事で書く予定です。




入国者のすり抜けが強く懸念される事態となっています
国際線の発着する空港への不要不急の来港や
入国者のお迎え、入国者との接触は今すぐ中止しませんか
入国者が乗車する可能性の高い空港直結鉄道の利用を今すぐ中止しませんか

入国者が7日間程度接触しなければウイルス付着させませんから
日本国内の人が7日間程度接触されなければウイルス付着させられませんから


空港検疫の結果を見れば一目瞭然
結果が全てを物語っています
やっぱり隔離をしなきゃダメなんです


新型コロナウイルス感染症の患者等の発生について(検疫)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26224.html
新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について(令和4年6月14日版)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26205.html
ラベル:検疫 感染症
posted by johokotu at 19:00| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | ◇COVID-19関連 | 更新情報をチェックする

戦慄!陽性減の東京都 海外渡航者が爆増中!あなたの地元は大丈夫?

戦慄!すり抜け事例が爆増中!
陽性減で安心になってきたはずの東京都
7日間で6日10人以上の海外渡航者の陽性確認!
人口のわずか0.06%に過ぎない海外渡航者が陽性者の1%超!!!
あなたの地元は大丈夫ですか?


6月1日以降、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)について空港検疫すり抜け事例が爆増しています。
陽性者数が1か月連続で減少し、安心な状況になりつつある東京都。
この東京都の発表で海外渡航者事例「だけ」が一気に爆増し始めています。ついに7日間で6日10人以上という異常事態になっています。
人口のわずか0.06%の海外渡航者が、陽性者の1.21%を占める(=都内居住者より海外渡航者が20倍危険)という極めて異常事態になっています。


東京都発表分の海外渡航者事例
6月1日:5人(全陽性2,415人中の確認済1,487人中)
6月2日:3人(全陽性2,335人中の確認済 888人中)
6月3日:7人(全陽性2,111人中の確認済 791人中)
6月4日:10人(全陽性2,071人中の確認済 873人中)
6月5日:7人(全陽性1,584人中の確認済 610人中)
→5日間で32人(全陽性10,516人中の確認済4,649人中=0.69%)
6月6日:3人(全陽性1,013人中の確認済 348人中)
6月7日:10人(全陽性1,800人中の確認済 637人中)
6月8日:16人(全陽性1,935人中の確認済 766人中)
6月9日:13人(全陽性1,876人中の確認済 713人中)
6月10日:4人(全陽性1,600人中の確認済 607人中)
→5日間で46人(全陽性8,224人中の確認済3,071人中=1.50%)
6月11日:11人(全陽性1,526人中の確認済 632人中)
6月12日:13人(全陽性1,546人中の確認済 656人中)
6月13日:11人(全陽性 960人中の確認済 348人中)
→13日間で113人(全陽性12,256人中の確認済9,356人中=1.21%)

6月1日に水際対策が大幅緩和となり、現地感染状況が悪かったり空港検疫での陽性事例が多かったりするのに、入国時に検査も隔離もない国が爆増しています。検査対象となる国が適切に設定されていれば問題ないのですが、米国やドイツ、フランスなどといった感染の悪い国が軒並み指定を逃れており、すり抜け爆増するのではないかと推定されています。
既に、空港検疫の発表数字ではどのデータを見てもすり抜けが爆増していると推定される状況です。そのような中で、すり抜けた後居住地で発生する事例も爆増しているデータが出てきました。
東京都から発表された陽性事例が、全体人数はどんどん減少しているのに、なぜか海外渡航者だけは一気に爆増し始めています。


東京都は、海外渡航者事例の人数だけは公表されているので、すり抜け事例のトレンドを推定できます。

6月1日以降、東京都の海外渡航者事例は13日間で113人(8.6人/日)も確認。東京都の陽性者(確認済)に占める割合は1.21%と異常に高い数値となっています。
しかも、ここ1週間は78人(11.1人/日)、1.79%とさらに悪化しています。


5月の東京都の海外渡航者事例は、以下のページでも記事にしました。
https://johokotu.seesaa.net/article/488630424.html
5月は平均で3.4人/日、0.29%でしたから倍以上。最も状況の悪かった今年1月でも平均で5.4人/日、0.25%でしたから非常に危険であることが分かります。

東京都発表は、毎日半数以上は確認中で、実際の半分も捉えられていません。実際には、倍以上の海外渡航者がいる可能性があるので注意が必要です。
きちんとした東京都居住の入国者数は分かりませんが、先月までの空港検疫の陽性事例では東京都居住者は約4割を占めていることから推定できます。6月以降の入国は2万人/日ですから、毎日8千人程度の海外渡航者が東京都に供給されていると推定されます。それでも、東京都の人口は約1400万人ですから、全体に占める割合は0.06%に過ぎません。
人口全体の0.06%しかいないのに、陽性者の比率が1.79%とは、実に29倍危険という極めて恐ろしい状況になっています。

東京都がだいたい4割なので、日本全国では、毎日「"少なくとも"」30人程度のすり抜け陽性事例が生じている計算になります。
あなたの地元は、全体の陽性者数が減少の中で、海外渡航者が爆増していませんか?海外渡航歴有無しについて発表されていないところも多いですし、報道機関も含め集計するのが大変なので、誰もこんな数字に注目はしていませんが、余裕があれば眺めてみてください。

東京都の感染状況は、爆発するところまではいっていませんでしたが、しばらくは感染爆発への備えが必要かもしれませんね。
COVID-19は、海外ではただの風邪と変わらない扱いになっているところも多いですが、日本国内では、いまだ2類相当の危険な感染症と認定されています。
いまデータから読み取れることは、危険のバラマキに携わっているのは、2類相当の国内にいる人ではなく、明らかに、海外から流入する人の状態ですが、、、。

これまでの報道発表(東京都公式サイト)
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/index.html
ラベル:検疫 感染症 東京
posted by johokotu at 18:00| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | ◇COVID-19関連 | 更新情報をチェックする

検疫週間速報5月4_邦人悪化続く 米は2%まで悪化の危険

◇空港検疫(週間速報)5月4週目
[罹患率]7週連続で1%下回るもギリギリの0.9%台
[国籍別]邦人悪化止まらず1%超え続く
[陽性国]陽性率高い国が青国ばかり、米は2%まで悪化の危険状態・強制隔離無は悪手過ぎます
[旅客数]入国7万制限の中8万人到着


厚生労働省(厚労省)は6月10日、空港検疫での新型コロナウイルス感染症検査状況の5月4週目(5月22日〜5月28日)分の速報値を発表しました。
※6月1日以降、全入国者検査ではなくなりましたので、今回発表分が国別感染状況を正確に推定できる最後のデータとなります。


厚労省の速報は、週間の検体数と陽性者数を、日本国籍者、外国籍者別に、滞在国ごとに出した非常に細かいデータです。2020年11月11日以降毎週金曜日に過去4週間分が発表されています。6月10日の公表で、2020年10月4日〜2022年5月28日分が公表されたことになります。
速報のため、日々の発表のデータとかなりのズレが生じてる場合もありますが、分析に活用できます。



[罹患状況推移分析] 7週連続罹患率1%下回るも日本国籍者悪化止まらず
2020年
10/04-10/10 検体12,421・陽性57=罹患率0.46%(日本国籍0.46%:外国籍0.46%)
10/11-10/17 検体 7,364・陽性24=罹患率0.33%(日本国籍0.29%:外国籍0.34%)
10/18-10/24 検体12,213・陽性46=罹患率0.38%(日本国籍0.39%:外国籍0.37%)
10/25-10/31 検体17,833・陽性47=罹患率0.26%(日本国籍0.22%:外国籍0.29%)
  <11/01〜入国者の多い低感染国9か国が検査解除>
11/01-11/07 検体10,589・陽性84=罹患率0.79%(日本国籍0.75%:外国籍0.83%)
11/08-11/14 検体10,823・陽性89=罹患率0.82%(日本国籍0.54%:外国籍1.02%)
11/15-11/21 検体11,627・陽性79=罹患率0.68%(日本国籍0.52%:外国籍0.79%)
11/22-11/28 検体13,789・陽性90=罹患率0.65%(日本国籍0.61%:外国籍0.65%)
11/29-12/05 検体14,226・陽性89=罹患率0.63%(日本国籍0.50%:外国籍0.74%)
12/06-12/12 検体16,488・陽性86=罹患率0.52%(日本国籍0.43%:外国籍0.64%)
12/13-12/19 検体18,554・陽性74=罹患率0.40%(日本国籍0.28%:外国籍0.62%)
12/20-12/26 検体18,835・陽性98=罹患率0.52%(日本国籍0.51%:外国籍0.54%)
12/27-01/02 検体13,123・陽性83=罹患率0.63%(日本国籍0.49%:外国籍0.75%)
2021年
01/03-01/09 検体14,098・陽性76=罹患率0.54%(日本国籍0.23%:外国籍0.72%)
  <01/09〜全入国者検査開始>
01/10-01/16 検体21,399・陽性67=罹患率0.31%(日本国籍0.31%:外国籍0.31%)
01/17-01/23 検体22,678・陽性41=罹患率0.18%(日本国籍0.31%:外国籍0.15%)
01/24-01/30 検体10,076・陽性25=罹患率0.25%(日本国籍0.12%:外国籍0.37%)
01/31-02/06 検体10,435・陽性20=罹患率0.19%(日本国籍0.13%:外国籍0.27%)
02/07-02/13 検体 9,423・陽性19=罹患率0.20%(日本国籍0.15%:外国籍0.26%)
02/14-02/20 検体 9,523・陽性19=罹患率0.20%(日本国籍0.11%:外国籍0.28%)
02/21-02/27 検体11,779・陽性23=罹患率0.20%(日本国籍0.22%:外国籍0.17%)
02/28-03/06 検体14,086・陽性29=罹患率0.21%(日本国籍0.16%:外国籍0.26%)
03/07-03/13 検体14,467・陽性27=罹患率0.19%(日本国籍0.14%:外国籍0.25%)
03/14-03/20 検体17,879・陽性49=罹患率0.27%(日本国籍0.20%:外国籍0.41%)
03/21-03/27 検体14,040・陽性42=罹患率0.30%(日本国籍0.15%:外国籍0.48%)
03/28-04/03 検体14,615・陽性70=罹患率0.48%(日本国籍0.24%:外国籍0.81%)
04/04-04/10 検体12,694・陽性62=罹患率0.49%(日本国籍0.16%:外国籍0.85%)
04/11-04/17 検体11,974・陽性74=罹患率0.62%(日本国籍0.40%:外国籍0.90%)
04/18-04/24 検体11,268・陽性60=罹患率0.53%(日本国籍0.26%:外国籍0.89%)
04/25-05/01 検体13,039・陽性95=罹患率0.73%(日本国籍0.29%:外国籍1.30%)
05/02-05/08 検体11,551・陽性82=罹患率0.71%(日本国籍0.25%:外国籍1.29%)
05/09-05/15 検体12,891・陽性50=罹患率0.39%(日本国籍0.23%:外国籍0.59%)
05/16-05/22 検体11,644・陽性39=罹患率0.33%(日本国籍0.33%:外国籍0.34%)
05/23-05/29 検体13,680・陽性32=罹患率0.23%(日本国籍0.19%:外国籍0.29%)
05/30-06/05 検体16,066・陽性40=罹患率0.25%(日本国籍0.14%:外国籍0.41%)
06/06-06/12 検体16,515・陽性17=罹患率0.10%(日本国籍0.08%:外国籍0.14%)
06/13-06/19 検体16,771・陽性44=罹患率0.26%(日本国籍0.18%:外国籍0.39%)
06/20-06/26 検体16,536・陽性45=罹患率0.27%(日本国籍0.19%:外国籍0.41%)
06/27-07/03 検体22,338・陽性60=罹患率0.27%(日本国籍0.24%:外国籍0.32%)
07/04-07/10 検体23,362・陽性79=罹患率0.34%(日本国籍0.38%:外国籍0.29%)
07/11-07/17 検体32,329・陽性97=罹患率0.30%(日本国籍0.44%:外国籍0.22%)
07/18-07/24 検体35,885・陽性67=罹患率0.19%(日本国籍0.33%:外国籍0.13%)
07/25-07/31 検体24,273・陽性89=罹患率0.37%(日本国籍0.50%:外国籍0.24%)
08/01-08/07 検体21,987・陽性94=罹患率0.43%(日本国籍0.33%:外国籍0.57%)
08/08-08/14 検体19,809・陽性78=罹患率0.39%(日本国籍0.37%:外国籍0.42%)
08/15-08/21 検体25,444・陽性101=罹患率0.40%(日本国籍0.38%:外国籍0.40%)
08/22-08/28 検体20,067・陽性69=罹患率0.34%(日本国籍0.30%:外国籍0.38%)
08/29-09/04 検体18,832・陽性86=罹患率0.46%(日本国籍0.32%:外国籍0.60%)
09/05-09/11 検体17,834・陽性78=罹患率0.44%(日本国籍0.29%:外国籍0.58%)
09/12-09/18 検体16,952・陽性56=罹患率0.33%(日本国籍0.19%:外国籍0.49%)
09/19-09/25 検体16,964・陽性56=罹患率0.33%(日本国籍0.13%:外国籍0.48%)
09/26-10/02 検体21,484・陽性71=罹患率0.33%(日本国籍0.17%:外国籍0.49%)
10/03-10/09 検体17,264・陽性43=罹患率0.25%(日本国籍0.10%:外国籍0.40%)
10/10-10/16 検体18,780・陽性46=罹患率0.24%(日本国籍0.23%:外国籍0.26%)
10/17-10/23 検体19,305・陽性45=罹患率0.23%(日本国籍0.19%:外国籍0.27%)
10/24-10/30 検体20,038・陽性34=罹患率0.17%(日本国籍0.13%:外国籍0.21%)
10/31-11/06 検体21,718・陽性58=罹患率0.27%(日本国籍0.27%:外国籍0.27%)
11/07-11/13 検体21,462・陽性47=罹患率0.22%(日本国籍0.18%:外国籍0.26%)
11/14-11/20 検体21,739・陽性45=罹患率0.21%(日本国籍0.16%:外国籍0.26%)
11/21-11/27 検体24,309・陽性46=罹患率0.19%(日本国籍0.16%:外国籍0.22%)
11/28-12/04 検体28,216・陽性71=罹患率0.25%(日本国籍0.20%:外国籍0.33%)
12/05-12/11 検体29,138・陽性86=罹患率0.30%(日本国籍0.28%:外国籍0.32%)
12/12-12/18 検体30,643・陽性167=罹患率0.54%(日本国籍0.56%:外国籍0.48%)
12/19-12/25 検体27,769・陽性321=罹患率1.16%(日本国籍1.22%:外国籍0.94%)
12/26-01/01 検体17,094・陽性494=罹患率2.89%(日本国籍2.11%:外国籍4.05%)※
01/02-01/08 検体21,488・陽性1,135=罹患率5.28%(日本国籍5.00%:外国籍5.54%)
01/09-01/15 検体20,185・陽性1,087=罹患率5.39%(日本国籍4.14%:外国籍6.42%)
01/16-01/22 検体16,973・陽性1,051=罹患率6.19%(日本国籍3.33%:外国籍8.84%)
01/23-01/29 検体16,342・陽性745=罹患率4.56%(日本国籍2.57%:外国籍6.90%)
01/30-02/05 検体15,382・陽性604=罹患率3.93%(日本国籍2.72%:外国籍5.30%)
02/06-02/12 検体16,881・陽性357=罹患率2.11%(日本国籍1.65%:外国籍2.53%)
02/13-02/19 検体18,436・陽性380=罹患率2.06%(日本国籍1.74%:外国籍2.37%)
02/20-02/26 検体20,729・陽性395=罹患率1.91%(日本国籍1.70%:外国籍2.14%)
02/27-03/05 検体26,014・陽性393=罹患率1.51%(日本国籍1.15%:外国籍1.95%)
03/06-03/12 検体32,360・陽性476=罹患率1.47%(日本国籍1.04%:外国籍2.04%)
03/13-03/19 検体44,626・陽性615=罹患率1.38%(日本国籍0.98%:外国籍1.89%)
03/20-03/26 検体51,546・陽性702=罹患率1.36%(日本国籍1.05%:外国籍1.62%)
03/27-04/02 検体63,169・陽性821=罹患率1.30%(日本国籍0.99%:外国籍1.51%)
04/03-04/09 検体62,997・陽性725=罹患率1.15%(日本国籍0.99%:外国籍1.25%)
04/10-04/16 検体63,038・陽性541=罹患率0.86%(日本国籍0.97%:外国籍0.79%)
04/17-04/23 検体64,145・陽性491=罹患率0.77%(日本国籍0.90%:外国籍0.69%)
04/24-04/30 検体68,473・陽性450=罹患率0.66%(日本国籍0.77%:外国籍0.58%)
05/01-05/07 検体69,831・陽性565=罹患率0.81%(日本国籍1.00%:外国籍0.63%)
05/08-05/14 検体83,082・陽性763=罹患率0.92%(日本国籍1.34%:外国籍0.64%)
05/15-05/21 検体79,888・陽性697=罹患率0.87%(日本国籍1.36%:外国籍0.55%)

05/22-05/28 検体78,884・陽性761=罹患率0.96%(日本国籍1.47%:外国籍0.55%)



・検体数(発表値)
 日本人:35,571件 前週比+3,903件の急増。2週ぶり増加。
 外国人:43,313件 前週比-4,910件の急減。2週連続減少。
 合 計:78,884件 前週比-1,007件の急減。2週連続減少。
日外比率は前週1:1.52→今週1:1.22で、日外の差が一気に縮まりました。
検査対象が全入国者になっています。検査数(≒入国者)の多さは、米国、ベトナム、中国(香港・澳門含む)、フィリピン、タイの順でした。

・陽性数(発表値)
 日本人:523人 前週比+91人と急増。2週ぶり増加。
 外国人:238人 前週比-27人と急減。2週連続減少。
 合 計:761人 前週比+64人と急増。2週ぶり増加。
日外比率は前週1:0.61→今週1:0.46で、どんどん日外の差が拡がっています。外国籍者は改善気味のまま、4週連続で日本国籍者の方が人数が多くなりました。もう完全に日本国籍者の方が悪くなっています。

・罹患率(計算値)
 日本人:1.47% 前週比+0.11Pと急増(悪化)。
 外国人:0.55% 前週比±0.00Pと横ばい。
 合 計:0.96% 前週比+0.09Pと増加(悪化)。

前週と比べると、日本国籍者は、検体数が12%増加に対して陽性者数は21%増加。外国籍者は検体数が10%減少に対して陽性者数は10%減少。
この結果、罹患率は、日本国籍者は急増(悪化)、外国籍者は横ばいでした。日本国籍者は4週連続で悪化しています。

全体の罹患率は前週0.87%→今週0.97%と増加(悪化)。
7週連続で1%(100人に1人陽性)は下回ったものの、すぐそこまで迫る悪い状態です。





[陽性者数多い国分析] 64か国と増加/米国危険過ぎ/欧米減らぬまま南アジアや中東、中南米増え始め?/20人超6か国・10人超14か国
今週陽性者が確認されたのは、前週に続いて陽性者が出ている米国・、ベトナム15、タイ22、英国・、フランス29、豪州13、ドイツ26、スペイン24、ブラジル6、シンガポール17、アラブ首長国連邦(UAE)24、パキスタン22、インド22、オランダ5、台湾5、スイス24、韓国17、イタリア23、ポルトガル2、カナダ24、モンゴル10、マレーシア16、トルコ3、アイルランド4、メキシコ2、フィリピン23、オーストリア7、インドネシア20、フィンランド4、ネパール5、ベルギー13、バングラデシュ1、ノルウェー1、ニュージーランド2、中国(香港・澳門含む)4、スリランカ19、スウェーデン6、エジプト3、ドミニカ共和国1、カタール1、ウズベキスタン1、イスラエル3などを含めて64か国(前週比+5)からの入国者に陽性者が出ました。多めが続いており、なかなか減ってきません。

陽性者数の多さは、この順番に、日本国内で撒き散らす人数の多い(日本国内へのウイルス密輸件数が多い)危険な国ランキングと考えて頂ければ良いと思います。


[米 国] この週は強制隔離なし!!!!!
299人(前週比+47)。4週連続最悪。悪化が続いており、異常に超危険な状態です。
日本国籍者は検体10,868件(前週比+1,192)/陽性241人(前週比+46)、外国籍者は検体4,057件(前週比-484)/陽性58人(前週比+1)。陽性者は増えて続けているなか、入国者も増えるという危険状態。ついに日本国籍者は1万人を突破しました。
罹患率は、日本国籍者が前週2.02%→今週2.22%、外国籍者が前週1.26%→今週1.43%。日本国籍者は2週連続2%突破で数値はさらに悪化。陽性人数は非常に多いですが、検体数も非常に多いので、罹患率は薄まっています。それでも全体の罹患率は4週連続で1%超え。ついに2%台になってしまいました。強制隔離がないため、この大人数で2%超えは、非常に多くのすり抜けが発生しているものと推定されます。異常に危険です。今すぐ強制隔離をかけるべき、第一候補の国です。

[ベトナム] この週は強制隔離なし!!!!!
15週前から爆増中のベトナムが2番目で59人(前週比-24)。ジリジリ数が落ちてきてはいるものの、まだ50人超で異常に危険な状況には変わりません。
日本国籍者は検体1,538件(前週比+254)/陽性9人(前週比+6)、外国籍者は検体9,185件(前週比-1,449)/陽性50人(前週比-30)。
罹患率は、日本国籍者が前週0.23%→今週0.59%、外国籍者が前週0.75%→今週0.54%です。陽性人数は非常に多いですが、検体数も非常に多いので、罹患率は薄まっています。全体の罹患率は0.5%台でした。
4週前に強制隔離が解除されており、単に強制隔離後陽性の発覚が減って、すり抜けが増えただけの可能性があります。

[タ イ] この週は強制隔離なし!!!!!
45人(前週比+24)。再びの倍増で40人台となり、非常に危険な状態です。
日本国籍者は検体2,753件(前週比+638)/陽性33人(前週比+20)、外国籍者は検体1,303件(前週比+129)/陽性12人(前週比+4)。
罹患率は、日本国籍者が前週0.61%→今週1.20%、外国籍者が前週0.68%→今週0.92%です。日本国籍者は再び1%を超えました。陽性人数は多いですが、検体数も非常に多いので、罹患率は薄まっています。全体の罹患率は再び1%を超えました。
強制隔離がないため、この大人数で1%超えは、非常に多くのすり抜けが発生しているものと推定されます。異常に危険です。

[英 国] この週は強制隔離なし!!!!!
28人(前週比+3)とやや増加。20人台で、非常に危険な状況には変わりありません。数週間に渡り上下を繰り返しており、異常状態を脱し切れてはいないようですね。
日本国籍者は検体1,282件(前週比+135)/陽性25人(前週比+6)、外国籍者は検体546人(前週比-46)/陽性3人(前週比-3)。
罹患率は、日本国籍者が前週1.66%→今週1.95%、外国籍者が前週1.01%→今週0.55%。外国籍者は1%台を脱出したものの、日本国籍者は2%近い悪い状況です。陽性人数は多いですが、検体数も多いので、罹患率は薄まっています。全体の罹患率は1%台です。

[フランス] この週は強制隔離なし!!!!!
26人(前週比-14)。減少はしたもののまだ20人台で、非常に危険な状態です。
日本国籍者は検体1,214件(前週比+32)/陽性19人(前週比-16)、外国籍者は検体532件(前週比-71)/陽性7人(前週比+2)。
罹患率は、日本国籍者が前週2.96%→今週1.57%、外国籍者が前週0.83%→今週1.32%。外国籍者が1%を超えてしまいました。陽性人数は多いですが、検体数も多いので、罹患率は薄まっています。全体の罹患率は1%台です。
フランスは、欧州複数国滞在者が多いです。おそらくは飛行機の乗り継ぎの関係もいると思われますが、そうではなく仕事や旅行で動き回った人たちだと、人々の衛生観念がかなり低下したことを示す非常に危険な兆候です。

[豪 州] この週は強制隔離なし!!!!!
多い状態が続く豪州は21人(前週比+5)。20人台となってしまい、非常に危険な状態です。
日本国籍者は検体855件(前週比-50)/陽性11人(前週比±0)、外国籍者は検体500人(前週比+48)/陽性10人(前週比+5)。
罹患率は、日本国籍者が前週1.22%→今週1.29%、外国籍者が前週1.11%→今週2.00%。外国籍者が2%台となってしまいました。日本国籍者も1%超。陽性人数は多いですが、検体数も多いので、罹患率は薄まっています。全体の罹患率は1%台です。

20人以上は6か国(前週比-1)と減少しました。欧米各国の悪化が目立ちます。


[ドイツ] この週は強制隔離なし!!!!!
19人(前週比-10)。10人台となったものの、多めが続いています。危険な状況です。
日本国籍者は検体1,578件(前週比+2)/陽性14人(前週比-8)、外国籍者は検体669人(前週比-1)/陽性5人(前週比-2)。
罹患率は、日本国籍者が前週1.40%→今週0.89%、外国籍者が前週1.04%→今週0.75%。日外ともに1%下回りました。陽性人数は多いですが、検体数も多いので、罹患率は薄まっています。全体の罹患率は0.8%台です。
ドイツは、欧州複数国滞在者が多いです。おそらくは飛行機の乗り継ぎの関係もいると思われますが、そうではなく仕事や旅行で動き回った人たちだと、人々の衛生観念がかなり低下したことを示す非常に危険な兆候です。

[スペイン] この週は強制隔離なし!!!!!
悪化気味のスペインは19人(前週比-19)。一気に半減しましたが、10人台で危険な状態です。
日本国籍者は検体473件(前週比-102)/陽性15人(前週比-12)、外国籍者は検体174人(前週比-44)/陽性4人(前週比-7)。
罹患率は、日本国籍者が前週4.70%→今週3.17%、外国籍者が前週5.05%→今週2.30%。日本国籍者はまだ3%超、外国籍者は2%超の異常に危険な状況です。全体の罹患率は2%台後半と危険な状態です。強制隔離がないため、この大人数で2%超えは、多くのすり抜けが発生しているものと推定されます。異常に危険です。スペインは罹患率が高い状況がずっと続いており、今すぐ強制隔離をかけるべき、第二候補の国といった印象です。
スペインは直行便もないため、欧州複数国滞在者が多いです。そうではなく仕事や旅行で動き回った人たちだと、人々の衛生観念がかなり低下したことを示す非常に危険な兆候です。また、スペインは、英国などと異なり、普段旅行での行き来が多い国です。旅行需要で浮かれて動き回った人による持ち込みではないか心配です。

[ブラジル] この週は強制隔離なし!!!!!
2週前から急に増え始めてきたブラジルは16人(前週比+5)。連続して危険な状態です。
日本国籍者は検体123件(前週比-121)/陽性8人(前週比+3)、外国籍者は検体594人(前週比+138)/陽性8人(前週比+2)。
罹患率は、日本国籍者が前週2.05%→今週6.50%、外国籍者が前週1.32%→今週1.35%。日本国籍者は6%超の非常に危険な状況。陽性人数は多いですが、検体数も多いので、罹患率は薄まっています。全体の罹患率は2%台でした。強制隔離がないため、この大人数で2%超えは、多くのすり抜けが発生しているものと推定されます。異常に危険です。

[シンガポール] この週は強制隔離なし!!!!!
多い状態が続くシンガポールは16人(前週比±0)。危険な状態が続いています。
日本国籍者は検体1,815件(前週比+433)/陽性13人(前週比+3)、外国籍者は検体863人(前週比+9)/陽性3人(前週比-3)。
罹患率は、日本国籍者が前週0.72%→今週0.72%、外国籍者が前週0.70%→今週0.35%。陽性人数は多いですが、検体数も多いので、罹患率は薄まっています。全体の罹患率は0.6%台でした。
日本国籍者は3週連続0.7%台が続いていますので、これが現地感染の割合なのでしょうか。

[アラブ首長国連邦] この週は強制隔離なし!!!!!
UAEは15人(前週比+8)。一気に倍増。検体数は減っているのに陽性者は増えている危険な状態です。
日本国籍者は検体454件(前週比-34)/陽性10人(前週比+4)、外国籍者は検体162人(前週比-16)/陽性5人(前週比+4)。
罹患率は、日本国籍者が前週1.23%→今週2.20%、外国籍者が前週0.56%→今週3.09%。日本国籍者は2%、外国籍者は3%を一気に超え危険。陽性人数は多いですが、検体数も多めなので、罹患率は薄まっています。それでも全体の罹患率は2%台の危険な状態でした。
強制隔離がないため、この大人数で2%超えは、多くのすり抜けが発生しているものと推定されます。異常に危険です。

[パキスタン] この週は強制隔離たった3日間のみ!!!!!
パキスタンが急に増え始めてきました。11人(前週比+8)。一気に危険な状態になっています。
日本国籍者は検体26件(前週比-19)/陽性2人(前週比+1)、外国籍者は検体404人(前週比-32)/陽性9人(前週比+7)。
罹患率は、日本国籍者が前週2.22%→今週7.69%、外国籍者が前週0.46%→今週2.23%。日本国籍者は7%超の以上に危険な状態。外国籍者も一気に2%を超えました。陽性人数は多いですが、検体数も多めなので、罹患率は薄まっています。それでも全体の罹患率は2%台の危険な状態でした。

[インド] この週は強制隔離なし!!!!!
多い状態が続くインドは11人(前週比-3)。連続で減少したもののまだ2桁人数で危険な状態が続いています。
日本国籍者は検体574件(前週比+67)/陽性7人(前週比+4)、外国籍者は検体1,214人(前週比-164)/陽性4人(前週比-7)。
罹患率は、日本国籍者が前週0.59%→今週1.22%、外国籍者が前週0.80%→今週0.33%。日本国籍者は再び1%を超えました。陽性人数は多いですが、検体数も多いので、罹患率は薄まっています。全体の罹患率は1%を切って0.6%台です。

[オランダ] この週は強制隔離なし!!!!!
オランダが10人(前週比+3)と2桁陽性で、危険な状態です。オランダは、1人、2人の時もあった翌週に10人近くなるなど、人数の上下が非常に激しく油断できない国です。
日本国籍者は検体399件(前週比+44)/陽性9人(前週比+3)、外国籍者は検体167人(前週比+6)/陽性1人(前週比±0)。
罹患率は、日本国籍者が前週1.69%→今週2.26%、外国籍者が前週0.62%→今週0.60%。日本国籍者は2%を超え危険な状態です。陽性人数は多いですが、検体数も多めなので、罹患率は薄まっています。全体の罹患率は1%台です。

10人超えは以上の14か国(前週比-1)。減少に転じました。
南アジア/中東が少し増え始めたでしょうか。東南アジアと欧米各国は引き続き多い状態が続いています。いずれも非常に危険な地域と言えそうです。
なんとなくですが、4週連続で、陽性人数の多い国は、日本国籍者の悪化が目立っている印象です。そして、日本国籍者の多い国は強制隔離に甘い印象です。



[その他の国]
10人未満のその他の国の状況です。

9人:4か国 イタリア(前週比-1)、韓国(前週比-1)、スイス(前週比±0)、台湾(前週比+1)
イタリアと韓国が10人を下回りました。
イタリアは、日5・外4。罹患率は、外国籍者が1%超え。検体数が多めのため、全体では1%台です。
韓国は、日1・外8。韓国は、日本国籍者でも現地に親戚がいる人が多い(=日外で生活スタイルに大きな違いがない)と思うのですが、不思議と外国籍者に偏り気味です。罹患率は、検体数が非常に多いため、全体では0.2%台です。強制隔離がなくなったばかりですので、3日後陽性者がすり抜けだけの可能性はあります。
スイスは、日8・外1。相変わらず日本国籍者に偏り気味です。罹患率は、日本国籍者が1%超え。検体数が多めのため、全体では1%台です。
台湾は、日3・外6。コロナ対策優等生も4週前からついにパンデミックの影響が出始めています。罹患率は、外国籍者が1%超え。検体数が多めのため、全体では0.9%台です。

8人:2か国 カナダ(前週比-5)、ポルトガル(前週比+4)
カナダが10人を下回りました。
カナダは、日8・外0。日本国籍者に偏っています。罹患率は、検体数が非常に多いため、全体では0.7%台です。
ポルトガルは、日6・外2。日本国籍者への偏りがストップしました。罹患率は、日本国籍者は6%超、外国籍者は4%超の非常に危険な状態。全体では5%台の非常に危険な状態です。

7人:1か国 モンゴル(前週比+4)
モンゴルは、日3・外4。罹患率は、日本国籍者は5%超の非常に危険な状態。外国籍者も1%超え。全体では2%台の危険な状態です。

6人:3か国 アイルランド(前週比+2)、トルコ(前週比+3)、マレーシア(前週比+1)
アイルランドは、日6・外0。日本国籍者に偏っています。罹患率は、日本国籍者は5%超の非常に危険な状態。全体では3%台の非常に危険な状態です。
トルコは、日6・外0。日本国籍者に偏っています。罹患率は、日本国籍者は2%超の危険な状態で、全体では1%台です。
マレーシアは、日4・外2。罹患率は、検体数が非常に多いため、全体では0.4%台です。

5人:5か国 アルゼンチン(前週比皆増)、インドネシア(前週比±0)、オーストリア(前週比+3)、フィリピン(前週比-5)、メキシコ(前週比+2)
フィリピンが10人を下回りました。
アルゼンチンは、日2・外3。罹患率は、日本国籍者は9%超、外国籍者7%超の非常に危険な状態。全体では8%台の非常に危険な状態です。
インドネシアは、日4・外1。罹患率は、検体数が非常に多いため、全体では0.1%台です。
オーストリアは、日3・外2。罹患率は、日外ともに1%超え。全体では1%台です。
フィリピンは、日3・外2。罹患率は、検体数が非常に多いため、全体では0.1%台です。
メキシコは、日5・外0。連続して日本国籍者に偏っています。罹患率は、日本国籍者は1%超。検体数が多めなので、全体では1%台です。

4人:4か国 サウジアラビア(前週比皆増)、ネパール(前週比-2)、フィンランド(前週比+3)、モナコ(前週比皆増)
サウジアラビアは、日3・外1。罹患率は、日本国籍者は3%超、外国籍者2%超の危険な状態。全体では3%台の非常に危険な状態です。
ネパールは、日0・外4。連続して外国籍者に偏っています。罹患率は、検体数が非常に多いため、全体では0.1%台です。
フィンランドは、日0・外4。外国籍者に偏っています。罹患率は、外国籍者は5%の非常に危険な状態。全体では2%台の危険な状態です。
モナコは、日4・外0。日本国籍者に偏っています。罹患率は、日本国籍者は9%超の非常に危険な状態。全体では8%台の非常に危険な状態です。

3人:4か国 カンボジア(前週比皆増)、ノルウェー(前週比+2)、バングラデシュ(前週比+2)、ベルギー(前週比-2)
カンボジアは、日1・外2。罹患率は、検体数が多めのため、全体では0.5%台です。
ノルウェーは、日1・外2。罹患率は、日本国籍者は1%超、外国籍者は3%超の非常に危険な状態。全体では2%台の危険な状態です。
バングラデシュは、日3・外0。日本国籍者に偏っています。罹患率は、日本国籍者は2%超の危険な状態。検体数が多めのため、全体では0.4%台です。
ベルギーは、日3・外0。日本国籍者に偏っています。罹患率は、日本国籍者は1%超。検体数が多めのため、全体では0.9%台です。

2人:9か国 アンギラ(前週比皆増)、エクアドル(前週比皆増)、エジプト(前週比+1)、クウェート(前週比皆増)、スウェーデン(前週比-4)、スリランカ(前週比+1)、中国(香港、澳門含む)(前週比+1)、ニュージーランド(前週比+1)、ポーランド(前週比皆増)
アンギラ、エクアドル、クウェート、スウェーデンは2人とも日本国籍者、エジプト、ポーランドは2人とも外国籍者。その他3か国は日外1人ずつ。

1人:18か国 
(日本国籍者)アルバニア、イスラエル、ウズベキスタン、オマーン、カザフスタン、カタール、コスタリカ、コロンビア、シント・マールテン(オランダ領)、スヴァールバル諸島およびヤンマイエン島、セントルシア、ドミニカ共和国、ハンガリー、リヒテンシュタイン
(外国籍者)ギニア、グアム、デンマーク、ブルガリア

全体の国数は増加。今週は1人の国が少し減っています。ばらけてきた印象です。
相変わらず、東南アジアと欧米が目立ちますが、南アジア〜中東の人数が増えているのと、中南米の単発が増えてきています。



特記[ミャンマー][ロシア][チェコ][ギリシャ][ペルー]
ミャンマー、ロシア、チェコ、ギリシャ、ペルーは、検体数が100件以上ですが、陽性者は0人です。
ペルーが3週連続、ミャンマーとロシアが2週連続陽性者はいませんでした。

これだけ世界でオミクロン株が流行していても、ゼロコロナ国をはじめ、一部の国からは、入国者数が多くても全然陽性者が出ていないです。
結局、やろうと思えばいくらでも低減できることが分かります。ゼロにはならなくても、もっと少人数に抑えることはできるはずです。
いくらウィズコロナでも、少ない数に抑えようとする努力はすべきと思うのですが、、、。




[罹患率高い国分析] 1%超えは64か国中40か国/サウジアラビア・ポルトガル・アイルランド大人数で3%超の超危険、スペインも3%近いまま
罹患率1%超えが40か国(前週比+4)と増加。うち罹患率10%超えは8か国(前週比+6)です。一部の国への集中傾向は変わりませんが、全体的に横ばいから減少気味になっている印象です。少し増加に転換しつつあるでしょうか。

それにしても、罹患率が高い危険国に「青」国多くありませんか?
罹患率は0.5%を超えると自動的に機内に1人は陽性者がいることになります。機内全員濃厚接触者になる3%超は、単発国でなければ有無を言わさず「赤」指定すべきでしょうし、1%超も「赤」指定でも良いくらい。少なくとも「黄」指定程度は当たり前のような気がするのですが、なぜか「青」国ばかりですね。
現地感染の陽性率は、検査体制が整っていない国だと低く出てしまいます。一方で5月31日迄の空港検疫(入国時検査)の結果はごまかしようがないので、本来は空港検疫の陽性率を基に危険国を設定すべきです。しかし、結果を見る限りでは、どうも空港検疫の結果は、青黄赤指定に全く考慮していないように見えます。


・検体数100人以上または陽性者数10人以上の国には◆印をつけました。◆印付きの国は特に危険な国家と言えるかと思います。(◆◆は検体1千件超、◆◆◆は検体1万件超)
国名の後ろの( )数字は、この週の各国から入国時の強制隔離日数を示しています(途中から指定は(数字→数字)で表示。一部地域のみの指定は*を付けています。(3(0))はホテル不足起因の強制隔離免除国)。
」「」「」の表示は、6月1日からの区分予定です。(今回の期間は無関係)


罹患率の高さは、この順番に、航空機内や空港検疫で密輸ウイルスを撒き散らす危険の多い(機内クラスターの危険が大きく、空港検疫で捕捉されやすい)危険な国ランキングと考えて頂ければ良いと思います。

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[10%超えの超異常/超危険国・地域]
最悪 [欧州]スヴァールバル諸島およびヤンマイエン島(0) (青*)100.00%(検体1件中1人陽性=全員日本国籍者)
[中米]アンギラ(0) (青*)66.67%(検体3件中2人陽性=全員日本国籍者)
[中米]シント・マールテン(オランダ領)(0) (青*)50.00%(検体2件中1人陽性=全員日本国籍者)
[欧州]リヒテンシュタイン(0) (黄)33.33%(検体3件中1人陽性=日本国籍者検体1件中1人陽性)
[阿州]ギニア(0) (黄)20.00%(検体5件中1人陽性=外国籍者検体1件中1人陽性)
[中米]セントルシア(0) (黄)16.67%(検体6件中1人陽性=日本国籍者検体5件中1人陽性)
[中東]クウェート(0) (黄)12.50%(検体16件中2人陽性=日本国籍者検体14件中2人陽性)
[南米]エクアドル(0) (青)12.50%(検体16件中2人陽性=日本国籍者検体11件中2人陽性)

二桁割合の超異常国は8か国(前週比+6)でした。島しょ国を中心に一気に増えています。

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[1%超えの異常/危険国・地域]
[南米]アルゼンチン(0) (青)8.33%(検体60件中5人陽性=日本国籍者検体22件中2人陽性)
[欧州]モナコ(0) (青)8.33%(検体48件中4人陽性=日本国籍者検体43件中4人陽性)
[欧州]アルバニア(0) (赤)7.69%(検体13件中1人陽性=日本国籍者検体6件中1人陽性)
[南米]コスタリカ(0) (青)7.14%(検体14件中1人陽性=日本国籍者検体9件中1人陽性)
[欧州]◆ポルトガル(0) (黄)5.80%(検体138件中8人陽性=日本国籍者検体92件中6人陽性)
[欧州]ブルガリア(3) (青)4.00%(検体25件中1人陽性=外国籍者検体11件中1人陽性)
[中東]オマーン(0) (黄)3.85%(検体26件中1人陽性=日本国籍者検体22件中1人陽性)
[中米]ドミニカ共和国(0) (青)3.57%(検体28件中1人陽性=日本国籍者検体12件中1人陽性)
[欧州]◆アイルランド(0) (青)3.35%(検体179件中6人陽性=日本国籍者検体107件中6人陽性)
[中東]◆サウジアラビア(0) (黄)3.33%(検体120件中4人陽性=日本国籍者検体78件中3人陽性)
[南米]コロンビア(0) (青)3.23%(検体31件中1人陽性=日本国籍者検体14件中1人陽性)
▲自動的に機内の全員が濃厚接触者となる超危険な罹患率(3%以上)▲
[欧州]◆スペイン(0) (青)2.94%(検体647件中19人陽性=日本国籍者検体473件中15人陽性)
[欧州]◆ノルウェー(0) (青)2.68%(検体112件中3人陽性=外国籍者検体54件中2人陽性)
[南亜]◆パキスタン(3) (赤)2.56%(検体430件中11人陽性=日本国籍者検体26件中2人陽性)
[中東]◆アラブ首長国連邦(0) (青)2.44%(検体616件中15人陽性=外国籍者検体162件中5人陽性)
[東亜]◆モンゴル(0) (青)2.42%(検体289件中7人陽性=日本国籍者検体60件中3人陽性)
[南米]◆ブラジル(0) (青)2.23%(検体717件中16人陽性=日本国籍者検体123件中8人陽性)
[欧州]◆フィンランド(0) (青)2.06%(検体194件中4人陽性=外国籍者検体80件中4人陽性)
[北米]◆◆◆米 国(0) (青)2.00%(検体14,925件中299人陽性=日本国籍者検体10,868件中241人陽性)
[中央]カザフスタン(0) (黄)1.96%(検体51件中1人陽性=日本国籍者検体36件中1人陽性)
[中東]◆トルコ(0) (黄)1.85%(検体324件中6人陽性=日本国籍者検体202件中6人陽性)
[阿州]◆エジプト(3) (黄)1.85%(検体108件中2人陽性=外国籍者検体49件中2人陽性)
[欧州]◆オランダ(0) (青)1.77%(検体566件中10人陽性=日本国籍者検体399件中9人陽性)
[欧州]◆オーストリア(0) (青)1.74%(検体287件中5人陽性=外国籍者検体114件中2人陽性)
[大洋]◆◆豪 州(0) (青)1.55%(検体1,355件中21人陽性=外国籍者検体500件中10人陽性)
[欧州]◆◆英 国(0) (青)1.53%(検体1,828件中28人陽性=日本国籍者検体1,282件中25人陽性)
[欧州]◆◆フランス(0) (青)1.49%(検体1,746件中26人陽性=日本国籍者検体1,214件中19人陽性)
[欧州]◆スイス(0) (青)1.36%(検体661件中9人陽性=日本国籍者検体521件中8人陽性)
[大洋]◆ニュージーランド(0) (青)1.28%(検体156件中2人陽性=外国籍者検体47件中1人陽性)
▲オミクロン前の空港検疫の最悪の時の瞬間罹患率(約1.2%)=2020年11月の外人新規入国解禁・低感染国無検査化による濃化(自動的悪化)直後▲
[中米]◆メキシコ(0) (青)1.18%(検体424件中5人陽性=日本国籍者検体337件中5人陽性)
[東南]◆◆タ イ(0) (青)1.11%(検体4,056件中45人陽性=日本国籍者検体2,753件中33人陽性)
[欧州]◆イタリア(0) (青)1.05%(検体855件中9人陽性=外国籍者検体289件中4人陽性)
▲搭乗者数上限100人搭乗だと自動的に機内に2人以上陽性がいる危険な罹患率(1%以上)▲
▼日本の第六波(オミクロン後)で最悪の時の罹患率(約0.7%)▼
▼オミクロン前の空港検疫の罹患率平均(約0.3〜0.4%)▼
▼日本の第五波(オミクロン前)で最悪の時の罹患率(約0.2%)▼

1%(100人に1人陽性)超えは以上の40か国(前週比+4)で増加でした。各国の罹患率は改善気味ですが、率が高くなる国も多い印象です。
3週連続で3%以上に検体100件以上の国が出ました。サウジアラビア、ポルトガル2、アイルランドです。スペインは3%超えは脱したものの、ギリギリの2.94%です。欧州は変わらず罹患率の高い国が多く危険なうえ、だいぶ悪化してきた印象です。

陽性者発生も1%未満だったのは、24か国(前週比+1)でした。

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[連続で10%超えの超異常国] 0か国(前週比±0)
-
[連続で1%超えの異常国] 15か国(前週比-1)
◆ポルトガル、ドミニカ共和国、◆アイルランド、◆スペイン、◆アラブ首長国連邦、◆モンゴル、◆ブラジル、◆◆◆米国、◆トルコ、◆オランダ、◆◆豪州、◆◆英国、◆◆フランス、◆スイス、◆イタリア
「2週連続で1%超の異常な国」は15か国(前週比-1)で減少です。


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[先週1%超え→今週1%未満]
◆スウェーデン(0) (青)、◆ベルギー(0) (青)、◆イスラエル(0) (青)、◆◆ドイツ(0) (青)、◆◆カナダ(0) (青)、カタール(0) (青)
[先週10%超え→今週陽性0人] →いずれも単発国(それほど危険でない国と推定)と判明
ニジェール(0) (黄)、ブータン(0) (黄)
[先週1%超え→今週陽性0人]
[欧州]ラトビア(0) (青)、リトアニア(0) (青)、アンドラ(0) (黄)、レバノン(0) (黄)、合衆国領有小離島(0*) (青*)、エストニア(0) (青)、パナマ(0) (青)、キルギス(0) (青)、バーレーン(0) (青)、エチオピア(0) (青)、ギリシャ(0) (青)、バハマ(0) (黄)、ラオス(3) (青)

※注意:検体数=入国者数ではありませんので、実際の罹患率は出ている数字より高いはずです。




[航空便利用者数分析] 総利用者数一気に減少し8万人台
合計の利用者数は87,183人(前週比-26,692)。6週ぶり減少。爆減しました。それでも8万人台。1日の入国期限が1万人程=週間7万人程ですから、第三国間乗り継ぎ需要が増えているものと推定されます。ウイルス密輸する陽性入国者が増えない一方で航空利用者は増加するということで、航空会社にも日本にも良い傾向ですね。
最多は米国便で25,410人(前週比-6,813)で爆減。ベトナム便が11,408人(前週比-2,717)、フィリピン便が7,800人(前週比-2,671)で続いています。

今週は減少国ばかりでした。

増加している国:最も人数が増えたのは、ニューカレドニア便1,102人(前週比+71)。増加した便は4か国のみでした。
皆増した国:該当無し

減少している国:最も人数が減ったのは、米国便。ベトナム便、フィリピン便、中国便2,820人(前週比-2,168)、タイ便6,980人(前週比-2,077)などが続いています。9か国が千件超えの減少でした。
皆減した国:ニュージーランド便(134人)、ミャンマー便(104人)、オーストリア便(98人)、パラオ便(7人)、カンボジア便(5人)、ウズベキスタン便(4人)、アゼルバイジャン便(1人)、イタリア便(1人)。

利用者数の多いニューカレドニア便からの検体数は日外ともに5件(日3・外2)でした。




毎週データは更新されているようですので、今後も注視していきます。

週間速報内容
2022/05/22-2022/05/28
全検査
合計 検体78,884/陽性761 0.96%↑
邦人 検体35,571/陽性523 1.47%↑急悪化
外人 検体43,313/陽性238 0.55%


検体数の多い国
(青)米  国:合計 検体14,925、陽性299=2.00%[多人数高率の危険国]
  日本国籍 検体10,868 陽性241=2.22%/外国籍 検体4,057 陽性58=1.43%
(黄)ベトナム:合計 検体10,723、陽性59=0.55%
  日本国籍 検体1,538 陽性 9=0.59%/外国籍 検体9,185 ​陽性50=0.54%
(青)(黄)中  国:合計 検体5,185、陽性 2=0.04%
  日本国籍 検体 727 陽性 1=0.14%/外国籍 検体4,458 陽性 1=0.02%
(青)フィリピン:合計 検体4,560、陽性 5=0.11%
  日本国籍 検体1,342 陽性 3=0.22%/外国籍 検体3,218 陽性 2=0.06%
(青)タ  イ:合計 検体4,056、陽性45=1.11%[多人数高率の危険国]
  日本国籍 検体2,753 陽性33=1.20%/外国籍 検体1,303 陽性12=0.92%

罹患率の高い国
(青*)スヴァールバル諸島およびヤンマイエン島:合計 検体 1、陽性 1=100.00%
  日本国籍 検体 1 陽性 1=100.00%/外国籍 検体 0 陽性 0=0%
(青*)アンギラ:合計 検体 3、陽性 2=66.67%
  日本国籍 検体 3 陽性 2=66.67%/外国籍 検体 0 陽性 0=0%
(青*)シント・マールテン(オランダ領):合計 検体 2、陽性 1=50.00%
  日本国籍 検体 2 陽性 1=50.00%/外国籍 検体 0 ​陽性 0=0%
(黄)リヒテンシュタイン:合計 検体 3、陽性 1=33.33%
  日本国籍 検体 1 陽性 1=100.00%/外国籍 検体 2 ​陽性 0=0%
(黄)ギニア:合計 検体 5、陽性 1=20.00%
  日本国籍 検体 4 陽性 0=0%/外国籍 検体 1 ​陽性 1=100.00%




毎日の個別発表との誤差状況(5月22日〜5月28日)
(A)週間発表(今回の滞在国・地域ごとの検査実績発表):761人
(B)毎日発表:678人中非公表0人(複数国滞在者71人(うち3か国12人)=アイルランド/英国3・UAE/英国・UAE/クウェート・UAE/シンガポール・UAE/ドイツ3・UAE/パキスタン・UAE/フランス2・イタリア/ポーランド・インドネシア/サウジアラビア・英国/スイス・英国/セントルシア・英国/フランス・英国/ポーランド・英国/ポルトガル・オランダ/スペイン・オランダ/ドイツ3・カザフスタン/カタール・カナダ/タイ・シンガポール/マレーシア・スイス/フランス2・スイス/リヒテンシュタイン・スペイン/タイ・スペイン/フランス・デンマーク/フィンランド・ドイツ/フランス・ドイツ/ベルギー・ドイツ/ポルトガル・フランス/ベルギー・フランス/モナコ3・ブルガリア/韓国・米国/イタリア・米国/英国・米国/エクアドル・米国/オーストリア・米国/カナダ3・米国/コスタリカ・米国/コロンビア・米国/ドイツ・米国/ドミニカ共和国・米国/ブラジル2・米国/メキシコ3・米国/中国2・韓国/スイス・アイルランド/英国/オランダ・UAE/オマーン/サウジアラビア・アルバニア/スペイン/ドイツ・インドネシア/シンガポール/マレーシア・英国/オランダ/フランス・オランダ/ベルギー/モンゴル・スペイン/ドイツ/フランス2・米国/インド/シンガポール・米国/英国/イタリア・米国/英国/オランダ・韓国/タイ/ノルウェー)761

今週も複数国滞在者が多くいました。
欧州が多いのは相変わらずですが、大陸間移動者も増えています。欧州便減便のせいで米国経由での入国が増えているのか、米国と欧州の組み合わせも増えています。欧州の中でも、フランス、ドイツは乗り継ぎ拠点になっているせいか複数国が非常に多いです。
複数国滞在者が増えれば増えるほど、空港検疫の結果を単純に読めなくなってしまうのが痛い所です。

 (誤差が出ている国)Aが超過していると非公表の可能性有
 米 国:(A)299人/(B)300人 Bが1人超過
 英 国:(A)28人/(B)30人 Bが2人超過
 オランダ:(A)10人/(B)11人 Bが1人超過
 ノルウェー:(A)3人/(B)4人 Bが1人超過
 アンギラ:(A)2人/(B)0人 Aが2人超過
 スヴァールバル諸島およびヤンマイエン島:(A)1人/(B)0人 Aが1人超過
 シント・マールテン(オランダ領):(A)1人/(B)0人 Aが1人超過
 グアム:(A)1人/(B)0人 Aが1人超過

 アンギラは今回発表の集計では英国、スヴァールバル諸島およびヤンマイエン島は今回発表の集計ではノルウェー、シント・マールテン(オランダ領)は今回発表の集計ではオランダ、グアムは今回発表の集計では米国に含まれるとみられます。
 この結果、誤差は出ませんでした。
 
 アンギラ、シント・マールテン(オランダ領)は実際には中米の感染傾向が反映されるのに、欧州の一部として集計されるのは、感染傾向が読み取りにくくなるだけですね。


検疫に関するデータ(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/border_data.html

ラベル:検疫 感染症
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5月4週入国_悪化米邦人1万突破

◇空港検疫 5月4週目検体数(≒入国者数)
[全体] 2週連続減少 8万件下回ったまま
[邦人] 2週ぶり急増
[外人] 2週連続減少
[国別] 米国邦人一万件突破、日外の人数で青黄赤指定?


検体数≒入国者数のほぼ判明している状態が72週目に突入


厚生労働省(厚労省)は6月10日、空港検疫での新型コロナウイルス感染症(COVID-19)検査状況の5月4週目(5月22日〜5月28日)分の速報値を発表しました。この数字から行動歴別の入国者数が推定できます。
※6月1日以降、全入国者検査ではなくなりましたので、今回発表分が行動歴別の入国者数が推定できる最後のデータとなります




厚労省の速報は、週間の検体数と陽性者数を、日本国籍者、外国籍者別に、滞在国ごとに出した非常に細かいデータです。
2021年1月9日から2022年5月31日まで全入国者が検査対象となったため、COVID-19パンデミック後初めて検査数≒入国者数となっています。複数回検査する人や14日以内に複数国滞在した人もいるので、厳密には=ではありませんし、乗員は対象外ですが、検査数が入国者数に限りなく近づきました。

今回発表は、一週間分に過ぎませんが、これまで確認することが出来なかった、行動歴別のほぼ正確な入国者数が72週連続で判明しています。
強制隔離(入国時と3日後の2回、または、6日後加えた3回、または、さらに10日後加えた4回)対象者がいるので、検体数>入国者数になっているものと推定されます。ご注意ください。




検体数2週連続の減少 日本国籍者は急増・外国籍者は急減
5月4週目は、検体数は78,884件(前週比-1,007件)と2週連続減少でした。
・日本国籍者は35,571件(前週比+3,903件)と2週ぶり増加(急増)。
・外国籍者は43,313件(前週比-4,910件)。2週連続減少(急減)。


入国者増加一辺倒から何故か減少。航空便提供座席数上限(1万人/日程度)に達したこともありますが、5月20日に水際対策の大幅緩和が発表されましたが、入国時検査無しの機運が高まったことで、少し待ってから入国しようとした人が少し出た可能性があります。




千件超16か国、米国とベトナムは引き続き一万件超
国別で見ると、増加国と減少国が半々の印象でした。人数の多い国は減少国が多いです。
千件超は16か国(前週比-1)で減少です。

入国者数最多 米 国:14,925件(前週比+708件)=2週ぶり増加。陽性が急に爆増している超危険状態の国ですが、多めの入国が止まりません。これを放置しているのは異常。3日間強制隔離はずいぶん前から解除となっています。
二番目 ベトナム:10,723件(前週比-1,195件)=3週ぶり減少。千件超急減です。入国者に陽性が非常に多い超危険状態の国ですが、多めの入国が止まりません。これを放置しているのは異常。3日間強制隔離も突然解除となりました。
三番目 中 国:5,185件(前週比-354件)=3週ぶり減少。
四番目 フィリピン:4,560件(前週比-424件)=2週連続減少。
ここまでは前週と順番が同じでした。
五番目 タ イ:4,056件(前週比+767件)=2週ぶり増加。4千件を超えました。


六番目 韓 国:3,733件(前週比-88件)=2週連続減少。減少幅は鈍化しています。
七番目 ネパール:3,553件(前週比-716件)=3週ぶり減少。
八番目 インドネシア:3,251件(前週比-212件)=3週ぶり減少。
九番目 シンガポール:2,678件(前週比+442件)=2週連続増加。
十番目 ドイツ:2,247件(前週比+1件)=増加が続いてきましたが、今週はほぼ横ばい。




外国籍者は減少傾向? 日本国籍多いと青国??
日本人が多いのは、上位十位までの国では、米国、タイ、シンガポール、ドイツの4か国でした。
米 国:日10,868件(前週比+1,192)・外4,057件(前週比-484)日本国籍者は千件超の爆増で、一万件を突破しました。外国籍者は減少(少なめ)。
タ イ:日2,753件(前週比+638)・外1,303件(前週比+129)=日外ともに増加。日外で差は開いています。
シンガポール:日1,815件(前週比+433)・外 863件(前週比+9)=日外とも増加。外国籍者はほぼ横ばいです。
ドイツ:日1,578件(前週比+2)・外 669件(前週比-1)=日外ともほぼ横ばいでした。

日本人と外国人が同じくらいの国は、ありませんでした。

外国人が多いのは、上位十位までの国では、ベトナム、中国、フィリピン、韓国、ネパール、インドネシアの6か国でした。
ベトナム:日本国籍者1,538件(前週比+254)・外国籍者9,185件(前週比-1,449)外国籍者は千件超の爆減で、一万件を切りました。日本国籍者は増加。
中 国:日 727件(前週比-2)・外4,458件(前週比-352)=日外ともに減少。日本国籍者はほぼ横ばいです。
フィリピン:日1,342件(前週比+41)・外3,218件(前週比-465)=日本国籍者は増加、外国籍者は急減です。
韓 国:日1,136件(前週比+125)・外2,597件(前週比-213)=日本国籍者は増加、外国籍者は減少。
ネパール:日 45件(前週比+10)・外3,508件(前週比-726)=日本国籍者はほぼ横ばい、外国籍者は急減です。
インドネシア:日 897件(前週比+229)・外2,354件(前週比-441)=日本国籍者は増加、外国籍者は急減です。

この他、十位以内に入っていませんが、
 11番目の英国、13番目のフランス、14番目の豪州、15番目のマレーシアは、日本国籍者の方が多いです。
 12番目のインドは、外国籍者の方が多いです。

前週に引き続き外国籍者の減少国が多いです。
前週に引き続き日本国籍者の多い国は青国が多い気がします。



なお、10日間強制隔離対象を経験した国のうち、上記にあるインドネシア、ネパール以外の国は、以下の通り。
<デルタ株等で10日間隔離経験国>
 アフガニスタン:36件(前週比±0)=日2・外34。
 インド:1,788件(前週比-97)=日574・外1,214。日本国籍者増加、外国籍者減少。
 キルギス:28件(前週比+3)=日13・外15。
 ザンビア:18件(前週比-3)=日14・外4。
 スリランカ:577件(前週比-78)=圧倒的に外国籍者が多く日60・外517。日本国籍者増加、外国籍者減少。
 パキスタン:430件(前週比-51)=圧倒的に外国籍者が多く日26・外404。日外ともに減少。
 バングラデシュ:707件(前週比-5)=日140・外567。日本国籍者増加、外国籍者減少。
 モルディブ:50件(前週比+20)=日38・外12。少し多めが続いています。

<オミクロン株で10日間隔離経験国>
 アンゴラ:2件(前週比-5)=日0・外2。日本国籍者5消滅。
 エスワティニ:1件(前週比+1)=日1・外0。3週ぶり陽性者。7週ぶり日本国籍者。
 コンゴ民主共和国:12件(前週比-4)=日4・外8。
 ザンビア:18件(前週比-3)=日14・外4。
 ジンバブエ:6件(前週比-3)=日2・外4。
 ナミビア:5件(前週比+2)=日4・外1。2週ぶり外国籍者。
 ボツワナ:2件(前週比-3)=日2・外0。2週連続外国籍者無し。
 マラウイ:7件(前週比±0)=日6・外1。
 南アフリカ:76件(前週比-4)=日57・外19。
 モザンビーク:12件(前週比-11)=日8・外4。
 レソト:2件(前週比+2)=日1・外1。3週ぶり日本国籍者、2週ぶり外国籍者。
 ※オミクロン株でいきなり10日間隔離になった国は、全然入国者がいない状況が続いています。



・外国籍者は減少の国が多い。
・アフリカからの入国者は外国籍者の新規入国が始まっても少数継続。

といった傾向が出ています。

は6月1日以降の国分けの色を示したものです。(中国は、本土と香港は青、澳門は黄)
それにしてもアフリカは入国者数少ないのに黄国が多いですね。入国者数が少ないということはすり抜けられても国内への影響は少ないのですが、、、。ウイルスを入れない検疫の考え方を優先するなら、入国者の多い国こそ積極的に赤、黄気味に指定すべきもので、この指定一つとってみても、検疫は二の次であることが分かります。
この青黄赤指定は、陽性率で判断しているとか検査の信用度で分類しているとかいった報道もありました。実際には現地感染や空港検疫での感染状況(罹患率)にもあっておらず、検査の信頼度は図りようがないので、基準が不明確です。
上記のような分析をしてみると、細かくは見ていませんが、何となく、日本国籍者の多い国は優先的に青、外国籍者の多い国は優先的に黄や赤としているように見えます。まさか人種で判断してないですよね、、、。



罹患状況などの詳細の分析は別途で記事にします。

検疫に関するデータ(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/border_data.html
ラベル:検疫 感染症
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検疫週間別6月1_9割減も1%超の危険 データが示す青国陽性多い可能性

◇空港検疫結果分析(週間別)6月1週目
[検体数] 9割弱激減
[陽性数] 9割弱激減も安心できず
[罹患率] 1%超のままで危険
様々なデータが示すのは青国陽性者のすり抜けが非常に多くなっている可能性


入国者に対する新型コロナウイルス感染症検査(PCR検査または抗原検査)について、2020年4月3日に特定国全員実施が始まってから2年2か月、2021年1月9日に入国者全員実施が始まってから1年6か月が過ぎました。

  2022年6月1週目(2022年6月3日〜2022年6月9日)  
  罹患率1.177%=陽性89人/検体7,561件  




■検体/陽性 激減 罹患率は1%超の危険状態続く
・7日間検体数:1,080件/日(前週比-6,552/5月31日迄の7日間から-89.6%)  
 4週連続減少です。7日間通して激減した数値になりました。

・7日間陽性者:89人(前週比-517/5月31日迄の7日間から-88.4%)  
 2週連続減少です。7日間通して激減した数値になりました。検体数が89.6%減少に対し陽性者数は88.4%減少なので、やや陽性者が増加している印象です。

・7日間罹患率:1.177%(前週比-0.043P/5月31日迄の7日間から+0.127P)  
 3週連続増加(悪化)。7日間通して人数は激減した数値になりました。率はまだ1%超の危険な状況で、やや悪化です。

・2020年4月3日からの平均罹患率:0.846%(前週比+0.001P)  
 上昇(悪化)しています。

人数が一気に減っていますので、拡大側の図を見た方が変化が分かりやすいかもしれません。
検査者数(青)は激減後横ばい。陽性者数(赤)は激減後微増気味。一方で罹患率(緑)は1%超えのまま横ばい。

(赤が陽性者数(左目盛)、青が検体数(右目盛)、緑が罹患率(右目盛))
検体数・陽性者数
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罹患率
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累計(検体数・陽性者数)
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■羽田一気に激減
・[空港別] 89人中 成田50・羽田21・中部3・関空13・福岡2  
・成田国際(成田)着:56%(前週比+8P)。一気に増加しました。
・東京国際(羽田)着:24%(前週比-18P)。激減です。
・中部国際(中部)着:3%(前週比+1P)と微増。人数は-11人でした。
・関西国際(関空)着:15%(前週比+8P)。一気に増加しました。
・福岡着:-1人。0.5%→2.2%で増加です。
陽性者が多かった米国便の比率が多いせいか、羽田が激減しています。




■普段の男性7割に戻る
・[男女別] 89人中 男62・女27  
男性は70%(前週比+7P)と一気に増えました。
普段は7割強が男性ですので、普段の状況に戻った状態です。




■10歳未満一気に増加、20代〜40代の働き盛り増加
・[年齢別] 89人中 10未6・10代5・20代30・30代19・40代15・50代10・60代3・70代1・80上0  
・中年代:20代〜40代は64人72%(前週比-315人/+9P)。割合は一気に増加し7割を超えました。
・高年代:50代は10人11%(前週比-101人/-7P)。一気に減少でした。
・10歳未満:10歳未満は6人7%(前週比-13人/+4P)。一気に増加しました。10歳未満は同行者がいるはずですので、団体感染すり抜けの疑いが非常強い事例で、危険です。隔離中陽性は2人(前週比+2)でした。

10歳未満は、割合は下がり続けていましたが、今週一気に増加しました。
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■青国は半数しかないのに陽性者発生16か国まで爆減、黄国は陽性者が続いていることからすり抜け爆増の危機
・[渡航元] 89人中 越24.5*/基21.5*  

■陽性者が出た国数
国数は16か国(前週比-47)と一気に減少しました。
98か国の青国は原則検査無しとなったため、減るのは当たり前ですが、残り(黄+赤)は103か国しかありませんので、単純計算では半減程度のはず。減り過ぎと言えます。つまり、それだけ青国に陽性者が偏っていた可能性があります。


■主な国別
・[ベトナム]
24.5人28%(前週比-13人/+22P)。減少したものの、まだ非常に危険な状況です。機内クラスター疑いがなくなりましたが、毎日3〜4人程度の陽性者が出ています。
黄国で対象ワクチン3回未接種者は検査があるため、6月1日以降も陽性者が確認されています(ベトナム国内は対象ワクチン接種者は少ない状況)。


・[パキスタン]
21.5人24%(前週比+15.5人/+23P)。一気に増加し、非常に危険な状況になりました機内クラスター疑いも出始めています。
5月31日以前から3日間強制隔離国で、6月1日以降も赤国。強制隔離状況は変わっていませんが、陽性者数は爆増しており、現地の状況が悪化していることが懸念されます。
強制隔離指定が成功している一例と言えます。


20人以上だったのは、以上の2か国(前週比-4)でした。
前週の非常に多い人数から一気に減少しています。すり抜けを許している可能性が非常に非常に非常に高く、非常に非常に非常に危険です。



■主な地域別
[亜州(アジア各国)]
・東アジア:合計0人0%(前週比-21/-3P)
消滅でした。
韓国-5.3人-1P、台湾-11人-2P、モンゴル-3.3人-1P。
東アジアは、澳門が黄国なだけで、韓国、中国、香港、台湾、モンゴル共に青国のため、検査が原則なくなっています。
韓国や台湾は何のきっかけもなく爆減。すり抜けが異常に多い可能性が非常に高い危険な状況です。

・東南アジア:合計27.5人*31%(前週比-72.5人/+14P)
人数は激減ですが、割合は一気に倍増しています。。
前述のとおりベトナムが20人超えの異常。
東南アジアは、ブルネイ、ベトナムが黄国である以外は、青国で検査が原則なくなっています。ブルネイからは入国者がほぼいませんので、実質ベトナムのみ検査対象状態です。
青国の中では、タイが黄国との2か国滞在者により2.5人*3%(前週比-28.8人/-2P)出たのみでした。
シンガポール-20人-3P、フィリピン-4人-1P、インドネシア-4.8人1Pです。
タイやシンガポールは何のきっかけもなく爆減。すり抜けが異常に多い可能性が非常に高い危険な状況です。

・南亜+パキスタン:合計38.5人*43%(前週比+1.5人/+37P)
人数はほぼ横ばいでした。
前述のとおりパキスタンが20人超えの異常。
インドは15人*17%(前週比-7人/+13P)と人数は微減です。ネパール2人2%(前週比-3人/+1P)です。
南アジアは、インド、スリランカ、ネパール、ブータン、モルディブが黄国、パキスタンが赤国。バングラデシュが青国である程度です。
ほとんどの入国者が検査対象ですから、陽性者数が横ばいなのも頷けます。この結果から、6月1日を境に、全世界からの入国者のなかの陽性者数が爆減しているわけではないことがはっきり分かります。

・中東/中央アジア:合計10人*11%(前週比-13人/+7P)
人数は急減でした。
多めが続いていた各国は、アラブ首長国連邦(UAE)が0人0%(前週比-6.5人/-1P)に対し、トルコは8人9%(前週比+5人/+9P)、サウジアラビアは2人2%(前週比-6人/+1P)です。
中東は、アフガニスタン、UAE、イスラエル、イラク、イラン、カタール、バーレーン、ヨルダンが青国。イエメン、オマーン、クウェート、サウジアラビア、シリア、トルコ、パレスチナ、レバノンは黄国。
黄国のトルコ、サウジアラビアが多めが続き、UAEが一気に消滅したことを考えると、6月1日を境に、全世界からの入国者のなかの陽性者数が爆減しているわけではないことがはっきり分かります。
UAEは何のきっかけもなく爆減。すり抜けが異常に多い可能性が非常に高い危険な状況です。

[欧州(ヨーロッパ各国)]:合計6人*7%(前週比-91.8人/-9P)
異常過ぎる爆減。すり抜けが異常に多い可能性が非常に高い危険な状況です。
多い状況が続いていた国では、ドイツ2人*0%(前週比-6.8人/-1P)、フランス0.5人*1%(前週比-12.5人/-1P)、スペイン0人*0%(前週比-9.2人/-2P)、英国0人0%(前週比-21.3人/-4P)と爆減でした。
欧州で黄国なのは、アンドラ、ウクライナ、北マケドニア、キプロス、コソボ、サンマリノ、バチカン市国、ベラルーシ、ポルトガル、マルタ、モルドバ、リヒテンシュタインのみ。赤国もアルバニアのみです。なぜか入国者の少ない国が多いです。6人中4.5人は有症状者だったために検査をして分かっただけ。1.5人も2か国滞在者で片方の国が黄国で検査したために判明したものです。
ドイツやフランス、スペイン、英国などは何のきっかけもなく爆減。すり抜けが異常に多い可能性が非常に高い危険な状況です。

[阿州(アフリカ各国)]:合計1人*1%(前週比-3.5人/+1P)
国数は1か国(-1)。全体的には少ない状況に変わりありません。
アフリカは、アルジェリア、ウガンダ、エチオピア、ガーナ、カメルーン、ケニア、コートジボワール、ザンビア、ジブチ、タンザニア、ナイジェリア、ベナン、マダガスカル、マラウイ、南アフリカ、南スーダン、モザンビーク、モロッコ、ルワンダが青国。シエラレオネが赤国。残りは黄国です。全体的に入国者は少ないので、差が出ていない印象です。

[米州(南北アメリカ各国)]:合計5人*6%(前週比-298.2人/-44P)
異常過ぎる爆減。すり抜けが異常に多い可能性が非常に高い危険な状況です。
陽性者が確認された国は1か国(前週比-10)で米国のみでした。米国は5人*6%(前週比-274.2人/-40P)の異常な爆減。
多めが続いたカナダは-7.5人-1P、ブラジルは-6.5人-1Pでした。
南北アメリカで黄国なのは、アンティグア・バーブーダ、ウルグアイ、ガイアナ、キューバ、グレナダ、スリナム、セントクリストファー・ネービス、セントビンセント及びグレナディーン諸島、セントルシア、ドミニカ国、トリニダード・トバゴ、ニカラグア、ハイチ、バハマ、バルバドス、ベネズエラ、ベリーズ、ペルー、ホンジュラスのみ。入国者の少ない国ばかりです。
米国、カナダ、ブラジルなどは何のきっかけもなく爆減。すり抜けが異常に多い可能性が非常に高い危険な状況です。米国は完全にすり抜け確定的ですね。

[大洋州(オセアニア各国)]:合計1人*1%(前週比-16.3人/-2P)
急減でした。
フィジー1人*1%(前週比±0人/+1P)のみでした。
オセアニアでは、フィジーは赤国、キリバス、クック諸島、サモア、ソロモン諸島、ツバル、トンガ、ナウル、ニウエ、バヌアツ、マーシャル諸島、ミクロネシアが黄国、豪州、ニュージーランド、パプアニューギニア、パラオのみが青国。
入国者の多い国は青国なので、激減状態です。豪州は-17.3人-3P。
豪州は何のきっかけもなく爆減。すり抜けが異常に多い可能性が非常に高い危険な状況です。


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■複数国滞在者
今週も複数国滞在者が多く出ました。全部で11人(前週比-51)。人数は激減ですが、多い状態が続いています。感染予防を気にしない人が増えているものとみられます。
欧州関係の複数国滞在者は4人(前週比-26.8)。青国ばかりですが、たまたま検査が出来たことから見つかっただけで、非常に多い危険な状態が続いている可能性が高いです。
これらの人数は本当に異常な数値です。感染などそっちのけで動き回っている人が大量に沸いていたかもしれませんね。

■珍しい国の状況
・2020年4月3日以来初確認:該当無し


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■現地感染状況の悪い国(≒入国させたくない危険国・地域)
ロイターのページでご確認ください。https://graphics.reuters.com/world-coronavirus-tracker-and-maps/ja/

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とにかく米国(紫色)が異常な消滅になっています。人数が多くなりましたので、台湾、スウェーデン、フィンランド、オーストリア、アイルランドを追記しています。
(東アジア:赤系統、東南アジア:黄系統、南アジア:緑系統、欧州:青系統、米州:紫系統)
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■20都府県確認、一気に半減
・[居住地] 89人中 東京17・埼玉/千葉/大阪8  
・南関東:38人43%(前週比-326人/-17P)
減少に転じました。最多の東京が17人19%(前週比-222人/-20P)、神奈川は5人6%(前週比-66人/-6P)は減少。成田空港を抱える千葉は8人9%(前週比-20人/+4P)、埼玉は8人9%(前週比-18人/+5P)で割合は増加でした。

・東日本:
北海道は0人0%(前週比-6人/-1P)で消滅。
群馬が7人8%(前週比+2人/+7P)が一気に増加。
中部地方は愛知が4人4%(前週比-27人/-1P)、静岡が6人7%(前週比-13人/+4P)で多めでした。

・西日本:
最多は大阪で8人9%(前週比-21人/+4P)で割合増加。
ここのところ多めだった県では、京都は0人0%(前週比-9人/-1P)、兵庫6人7%(前週比-16人/+3P)、福岡3人3%(前週比-11人/+1P)、沖縄3人3%(前週比-26人/-2P)でした。


20都道府県(前週比-20)で横ばい。
人数が激減し、件数は一気に半減しましたが、全国へ移動できるので、全国に散らばっている状況には変わりがありません。

関東地方の青系統が減少気味です。
(北海道東北:紫系統、関東:青系統、中部:緑黄系統、関西:赤系統、中四国九州:桃系統)
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■有症状 人数激減も4人に1人のまま変わらず
・[症状別] 89人中 21人24%(前週比-139/-2P)  
人数は爆減だったにもかかわらず、割合は微減どまりでした。4人に1人レベルの悪い状況が続いています。
6月1日以降有症状者が激減しているのに、有症状者の割合は横ばい。
6月1日以降、急に有症状者が減るとは考えられませんので、青国の有症状者がダンマリで入国している可能性が高いです。

入国時陽性が増加していますので、無理して渡航しようとしている人が増えている可能性があります。
複数国滞在者が増えていることや、有症状でもダンマリで入国しようとする人が多いと考えらる点と合わせ、もう感染対策など無視している人が多くなっているのでしょう。異常に異常に危険です。


現在の入国者は、「出国前72時間以内の陰性証明取得」「出発時発症している場合は搭乗拒否」なので、本来、入国者で有症状の人はゼロのはずです。そのような中で、2割以上も入国時有症状という超異常事態です。2020年初期のころは有症状率はずっと5%前後で推移していたことから考えても、ここのところの有症状増加は異常です。

グラフを見ると、今週は減少でしたが、長期的には増加傾向です。(入国時の有症状率を点線で表示しています。)
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■強制隔離中陽性 6週ぶりやや発生 全員赤国絡み
・[隔離中陽性] 89人中 5人6%(前週比+3/+6P)  
人数は5人と少ないですが、6週ぶりに6%まで占めるほどになりました。5人とも赤国のパキスタン絡み。強制隔離国が少ないため、強制隔離国が多かった時期は4割程度だったものが一気に減ったままです。この差は、すり抜けている可能性が非常に高いです。グラフにはっきり出てしまっています。

結局、強制隔離国が減ると、ただすり抜けが増えるだけということが明白になりました。
外国籍者の新規入国をOKにするのは良いにしても、空港検疫の結果データから分かるとおり、強制隔離・自主隔離緩和は「”絶対に”」してはダメですね。

強制隔離中陽性の割合
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強制隔離がなかったとした場合の推定グラフ
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■団体感染疑いは多めのまま・機内クラスター疑いは激減
・[団体感染の疑いが強い事例] 89人中 11件26人29%(前週比-61件/-136人/+2P)  
詳細は公開されていないので推定でしかないですが、団体感染の疑いが強い事例(同日に同一空港へ同一国からの入国で同一都道府県在住者が連番確認された事例)は、2週連続割合増加(悪化)でした。
人数は激減していますが、陽性者全体の29%が団体感染疑い事例で、4人に1人を占めているままで、異常に異常に危険な状態です。
6月1日以降検体数が激減しており、割合増加とは異常に急激な悪化とみられます。6月1日以降相当数の感染団体がすり抜けているものとみられます。


・[機内クラスター疑い事例] 89人中 3件21人24%(前週比-15件/-307人/-30P)  
機内クラスター(集団感染)疑い事例(同日に同一空港に同一国から到着した陽性者が5人以上いる事例)は割合が激減(改善)しました。
人数は激減しており、陽性者全体の24%が機内クラスター疑い事例です。
団体感染は横ばいですが、機内クラスター疑いは減っており、少し不思議な状況です。機内クラスター疑いは米国が異常に多かったので、それがそっくり抜けたことが強く影響しているとみられ、その多くがすり抜けになっている可能性があります。


なお、黄国では、同日に同一空港に同一国から到着した、珍しい国+珍しい県の組み合わせで2人、3人、4人というケースがまだ結構残っています。同一団体の可能性が高い事例が多くあり、まだまだ多くの機内クラスターが心配されます。




■団体感染が疑われる事例(連番確認):11件26人(前週比-61件/-136人)
・19032 成田 6月3日 20代 男性 群馬県 ベトナム 無症状
 19033 成田 6月3日 20代 女性 群馬県 ベトナム 無症状
・19035 成田 6月3日 30代 男性 大阪府 インド 無症状
 19036 成田 6月3日 30代 男性 大阪府 インド 無症状
 19037 成田 6月3日 30代 男性 大阪府 インド 無症状
・19059 関空 6月5日 20代 女性 広島県 ベトナム 無症状
 19060 関空 6月5日 20代 男性 広島県 ベトナム 発熱、頭痛
・19062 成田 6月5日 30代 女性 千葉県 ベトナム 咳、咽頭痛
 19063 成田 6月5日 10歳未満 男性 千葉県 ベトナム 無症状
・19074 成田 6月6日 40代 女性 東京都 パキスタン 無症状
 19075 成田 6月6日 40代 男性 東京都 パキスタン 無症状
・19077 成田 6月6日 40代 男性 東京都 パキスタン 無症状
 19078 成田 6月6日 40代 男性 東京都 パキスタン 無症状
・19085 成田 6月7日 70代 男性 東京都 サウジアラビア 無症状
 19086 成田 6月7日 50代 男性 東京都 サウジアラビア 無症状
・19095 羽田 6月8日 10代 女性 千葉県 イタリア、トルコ 発熱
 19096 羽田 6月8日 50代 女性 千葉県 イタリア、トルコ 無症状
・19100 成田 6月8日 10歳未満 男性 群馬県 パキスタン 無症状
 19101 成田 6月8日 10代 男性 群馬県 パキスタン 無症状
 19102 成田 6月8日 10代 女性 群馬県 パキスタン 無症状
・19111 羽田 6月9日 30代 男性 静岡県 インド 無症状
 19112 羽田 6月9日 20代 女性 静岡県 インド 無症状
・19122 成田 6月7日 30代 男性 埼玉県 タイ、パキスタン 無症状
 19123 成田 6月7日 20代 女性 埼玉県 タイ、パキスタン 無症状
 19124 成田 6月7日 10歳未満 男性 埼玉県 タイ、パキスタン 咽頭痛、発熱
 19125 成田 6月7日 10歳未満 女性 埼玉県 タイ、パキスタン 咽頭痛、発熱

■団体感染すり抜けが疑われる事例(10歳未満=同行者ありのはずの為):6人(前週比-13)
6月3日 19040 成田 10歳未満 女性 福岡県 パキスタン 無症状 赤
6月5日 19063 成田 10歳未満 男性 千葉県 ベトナム 無症状 黄
6月5日 19066 成田 10歳未満 男性 茨城県 パキスタン 無症状 赤
6月8日 19100 成田 10歳未満 男性 群馬県 パキスタン 無症状 赤
6月7日 19124 成田 10歳未満 男性 埼玉県 タイ パキスタン 咽頭痛、発熱 青赤 3
6月7日 19125 成田 10歳未満 女性 埼玉県 タイ パキスタン 咽頭痛、発熱 青赤 3


■機内クラスターが疑われる事例(同一日同一空港同一国から入国5人以上):3件21人(前週比-15件/-307人)
・6月6日 成田着 パキスタン 7人
・6月7日 成田着 パキスタン 6人*
・6月8日 羽田着 トルコ 8人*


■有症状事例:21人(前週比-139)
6月4日 19049 成田 30代 男性 千葉県 米国 咳、咽頭痛、倦怠感 青
6月4日 19051 羽田 20代 女性 東京都 インド 倦怠感、発熱 黄
6月4日 19052 羽田 40代 女性 東京都 ドイツ 発熱、咽頭痛、頭痛 青
6月4日 19053 羽田 60代 男性 群馬県 ドイツ 咳 青
6月5日 19055 羽田 30代 男性 大分県 米国 咳、咽頭痛、頭痛、発熱 青
6月5日 19056 羽田 40代 男性 千葉県 イタリア オーストリア 咳、発熱 青青
6月5日 19060 関空 20代 男性 広島県 ベトナム 発熱、頭痛 黄
6月5日 19062 成田 30代 女性 千葉県 ベトナム 咳、咽頭痛 黄
6月6日 19069 成田 30代 男性 兵庫県 ベトナム タイ 発熱 青黄
6月6日 19070 成田 20代 女性 神奈川県 米国 咳、倦怠感、咽頭痛、頭痛 青
6月6日 19079 羽田 50代 男性 東京都 米国 発熱、咽頭痛、倦怠感 青
6月7日 19081 羽田 60代 男性 東京都 オーストリア スウェーデン 咳、倦怠感 青青
6月8日 19090 羽田 50代 男性 千葉県 米国 発熱、咳、咽頭痛 青
6月8日 19093 羽田 50代 女性 神奈川県 トルコ 発熱、頭痛、咽頭痛 黄
6月8日 19095 羽田 10代 女性 千葉県 イタリア トルコ 発熱 青黄
6月8日 19097 羽田 30代 女性 愛知県 トルコ 発熱、頭痛 黄
6月9日 19109 成田 20代 男性 茨城県 フィジー 咳 赤
6月9日 19113 羽田 40代 女性 千葉県 インド 咳 黄
6月9日 19115 羽田 40代 男性 和歌山県 トルコ 咳 黄
6月7日 19124 成田 10歳未満 男性 埼玉県 タイ パキスタン 咽頭痛、発熱 青赤 3
6月7日 19125 成田 10歳未満 女性 埼玉県 タイ パキスタン 咽頭痛、発熱 青赤 3

■2か国以上滞在者事例:11人(前週比-51)
6月5日 19056 羽田 40代 男性 千葉県 イタリア オーストリア 咳、発熱 青青
6月6日 19069 成田 30代 男性 兵庫県 ベトナム タイ 発熱 青黄
6月7日 19081 羽田 60代 男性 東京都 オーストリア スウェーデン 咳、倦怠感 青青
6月8日 19095 羽田 10代 女性 千葉県 イタリア トルコ 発熱 青黄
6月8日 19096 羽田 50代 女性 千葉県 イタリア トルコ 無症状 青黄
6月9日 19108 成田 20代 男性 富山県 タイ パキスタン 無症状 青赤
6月9日 19114 羽田 30代 男性 埼玉県 フランス ポルトガル 無症状 青黄
6月7日 19122 成田 30代 男性 埼玉県 タイ パキスタン 無症状 青赤 3
6月7日 19123 成田 20代 女性 埼玉県 タイ パキスタン 無症状 青赤 3
6月7日 19124 成田 10歳未満 男性 埼玉県 タイ パキスタン 咽頭痛、発熱 青赤 3
6月7日 19125 成田 10歳未満 女性 埼玉県 タイ パキスタン 咽頭痛、発熱 青赤 3

■強制隔離中陽性(3日後陽性他)とみられる入国者:5人(前週比+3)
6月7日 19117 関空 30代 男性 兵庫県 パキスタン 無症状 赤 3
6月7日 19122 成田 30代 男性 埼玉県 タイ パキスタン 無症状 青赤 3
6月7日 19123 成田 20代 女性 埼玉県 タイ パキスタン 無症状 青赤 3
6月7日 19124 成田 10歳未満 男性 埼玉県 タイ パキスタン 咽頭痛、発熱 青赤 3
6月7日 19125 成田 10歳未満 女性 埼玉県 タイ パキスタン 咽頭痛、発熱 青赤 3

■空港検疫での陽性確認 週間別の傾向
2020/04/03-2022/06/09:検体2,290,760件(2,870件/日) 陽性19,392人=罹患率0.846%
※検体数:上記合計は2020年11月5日分の過計上1,838件をマイナス済。下記各週の数値はマイナスせず。
2020年
04/03-04/09:検体10,010件(1,430件/日) 陽性34人=罹患率0.339%
04/10-04/16:検体 7,375件(1,053件/日) 陽性16人=罹患率0.216%
04/17-04/23:検体 4,480件( 640件/日) 陽性 8人=罹患率0.178%
04/24-04/30:検体 4,744件( 677件/日) 陽性13人=罹患率0.274%
05/01-05/07:検体 3,861件( 551件/日) 陽性 5人=罹患率0.129%
05/08-05/14:検体 4,130件( 590件/日) 陽性 5人=罹患率0.121%
05/15-05/21:検体 3,948件( 564件/日) 陽性 3人=罹患率0.075%
05/22-05/28:検体 3,988件( 569件/日) 陽性23人=罹患率0.576%
05/29-06/04:検体 5,869件( 838件/日) 陽性20人=罹患率0.340%
06/05-06/11:検体 6,081件( 868件/日) 陽性29人=罹患率0.476%
06/12-06/18:検体 6,788件( 969件/日) 陽性41人=罹患率0.604%
06/19-06/25:検体 7,677件(1,096件/日) 陽性30人=罹患率0.390%
06/26-07/02:検体 9,458件(1,351件/日) 陽性20人=罹患率0.211%
07/03-07/09:検体10,800件(1,542件/日) 陽性41人=罹患率0.379%
07/10-07/16:検体 9,702件(1,386件/日) 陽性76人=罹患率0.783%
07/17-07/23:検体 9,388件(1,341件/日) 陽性64人=罹患率0.681%
07/24-07/30:検体 9,055件(1,293件/日) 陽性84人=罹患率0.927%
07/31-08/06:検体12,190件(1,741件/日) 陽性67人=罹患率0.549%
08/07-08/13:検体 9,453件(1,350件/日) 陽性36人=罹患率0.380%
08/14-08/20:検体10,254件(1,464件/日) 陽性39人=罹患率0.380%
08/21-08/27:検体10,612件(1,516件/日) 陽性31人=罹患率0.292%
08/28-09/03:検体11,895件(1,699件/日) 陽性47人=罹患率0.395%
09/04-09/10:検体 9,679件(1,382件/日) 陽性27人=罹患率0.278%
09/11-09/17:検体11,654件(1,664件/日) 陽性41人=罹患率0.351%
09/18-09/24:検体11,262件(1,608件/日) 陽性45人=罹患率0.399%
09/25-10/01:検体13,766件(1,966件/日) 陽性48人=罹患率0.348%
10/02-10/08:検体12,579件(1,797件/日) 陽性51人=罹患率0.405%
10/09-10/15:検体12,755件(1,822件/日) 陽性43人=罹患率0.337%
10/16-10/22:検体15,304件(2,186件/日) 陽性44人=罹患率0.287%
10/23-10/29:検体16,650件(2,378件/日) 陽性51人=罹患率0.306%
10/30-11/05:検体15,804件(2,257件/日) 陽性54人=罹患率0.341%
11/06-11/12:検体10,227件(1,461件/日) 陽性100人=罹患率0.977%
11/13-11/19:検体11,591件(1,655件/日) 陽性77人=罹患率0.664%
11/20-11/26:検体12,322件(1,760件/日) 陽性88人=罹患率0.714%
11/27-12/03:検体13,348件(1,906件/日) 陽性83人=罹患率0.621%
12/04-12/10:検体15,699件(2,242件/日) 陽性79人=罹患率0.503%
12/11-12/17:検体17,378件(2,482件/日) 陽性69人=罹患率0.397%
12/18-12/24:検体21,365件(3,052件/日) 陽性115人=罹患率0.538%
12/25-12/31:検体13,804件(1,972件/日) 陽性63人=罹患率0.456%
2021年
01/01-01/07:検体13,130件(1,875件/日) 陽性92人=罹患率0.701%
01/08-01/14:検体19,668件(2,809件/日) 陽性63人=罹患率0.320%
01/15-01/21:検体27,317件(3,902件/日) 陽性53人=罹患率0.194%
01/22-01/28:検体 9,694件(1,384件/日) 陽性28人=罹患率0.288%
01/29-02/04:検体10,520件(1,502件/日) 陽性23人=罹患率0.247%
02/05-02/11:検体 9,729件(1,389件/日) 陽性12人=罹患率0.123%
02/12-02/18:検体 8,716件(1,245件/日) 陽性18人=罹患率0.206%
02/19-02/25:検体10,797件(1,542件/日) 陽性23人=罹患率0.213%
02/26-03/04:検体13,935件(1,990件/日) 陽性25人=罹患率0.179%
03/05-03/11:検体13,246件(1,892件/日) 陽性25人=罹患率0.188%
03/12-03/18:検体18,295件(2,613件/日) 陽性41人=罹患率0.224%
03/19-03/25:検体14,457件(2,065件/日) 陽性43人=罹患率0.297%
03/26-04/01:検体15,027件(2,146件/日) 陽性67人=罹患率0.445%
04/02-04/08:検体13,548件(1,935件/日) 陽性60人=罹患率0.442%
04/09-04/15:検体12,448件(1,778件/日) 陽性76人=罹患率0.610%
04/16-04/22:検体11,403件(1,629件/日) 陽性71人=罹患率0.622%
04/23-04/29:検体12,609件(1,801件/日) 陽性62人=罹患率0.491%
04/30-05/06:検体12,642件(1,806件/日) 陽性100人=罹患率0.791%
05/07-05/13:検体12,599件(1,799件/日) 陽性67人=罹患率0.531%
05/14-05/20:検体12,131件(1,733件/日) 陽性36人=罹患率0.296%
05/21-05/27:検体12,690件(1,812件/日) 陽性41人=罹患率0.323%
05/28-06/03:検体15,759件(2,251件/日) 陽性42人=罹患率0.266%
06/04-06/10:検体14,654件(2,093件/日) 陽性18人=罹患率0.122%
06/11-06/17:検体16,536件(2,362件/日) 陽性29人=罹患率0.175%
06/18-06/24:検体15,823件(2,260件/日) 陽性42人=罹患率0.265%
06/25-07/01:検体20,733件(2,961件/日) 陽性52人=罹患率0.250%
07/02-07/08:検体22,139件(3,162件/日) 陽性84人=罹患率0.379%
07/09-07/15:検体27,373件(3,910件/日) 陽性86人=罹患率0.314%
07/16-07/22:検体38,079件(5,439件/日) 陽性76人=罹患率0.199%
07/23-07/29:検体23,868件(3,409件/日) 陽性90人=罹患率0.377%
07/30-08/05:検体22,090件(3,155件/日) 陽性80人=罹患率0.362%
08/06-08/12:検体20,128件(2,875件/日) 陽性87人=罹患率0.432%
08/13-08/19:検体21,466件(3,066件/日) 陽性79人=罹患率0.368%
08/20-08/26:検体22,723件(3,246件/日) 陽性90人=罹患率0.396%
08/27-09/02:検体18,292件(2,613件/日) 陽性81人=罹患率0.442%
09/03-09/09:検体17,491件(2,498件/日) 陽性73人=罹患率0.417%
09/10-09/16:検体17,065件(2,437件/日) 陽性58人=罹患率0.339%
09/17-09/23:検体15,664件(2,237件/日) 陽性54人=罹患率0.344%
09/24-09/30:検体19,152件(2,736件/日) 陽性50人=罹患率0.261%
10/01-10/07:検体19,943件(2,849件/日) 陽性64人=罹患率0.320%
10/08-10/14:検体18,048件(2,578件/日) 陽性43人=罹患率0.238%
10/15-10/21:検体18,407件(2,629件/日) 陽性43人=罹患率0.233%
10/22-10/28:検体18,458件(2,636件/日) 陽性34人=罹患率0.184%
10/29-11/04:検体21,347件(3,049件/日) 陽性49人=罹患率0.229%
11/05-11/11:検体20,263件(2,895件/日) 陽性51人=罹患率0.251%
11/12-11/18:検体20,366件(2,909件/日) 陽性38人=罹患率0.186%
11/19-11/25:検体22,530件(3,218件/日) 陽性34人=罹患率0.150%
11/26-12/02:検体25,659件(3,666件/日) 陽性56人=罹患率0.218%
12/03-12/09:検体26,848件(3,835件/日) 陽性77人=罹患率0.286%
12/10-12/16:検体29,788件(4,255件/日) 陽性119人=罹患率0.399%
12/17-12/23:検体29,458件(4,208件/日) 陽性279人=罹患率0.947%
12/24-12/30:検体21,841件(3,120件/日) 陽性495人=罹患率2.266%
2022年
12/31-01/06:検体18,514件(2,644件/日) 陽性933人=罹患率5.039%
01/07-01/13:検体20,646件(2,949件/日) 陽性1,118人=罹患率5.415%
01/14-01/20:検体17,510件(2,501件/日) 陽性971人=罹患率5.545%
01/21-01/27:検体15,564件(2,223件/日) 陽性850人=罹患率5.461%
01/28-02/03:検体16,337件(2,334件/日) 陽性625人=罹患率3.826%
02/04-02/10:検体15,199件(2,171件/日) 陽性368人=罹患率2.421%
02/11-02/17:検体17,671件(2,524件/日) 陽性360人=罹患率2.037%
02/18-02/24:検体19,730件(2,818件/日) 陽性374人=罹患率1.896%
02/25-03/03:検体23,749件(3,392件/日) 陽性381人=罹患率1.604%
03/04-03/10:検体28,263件(4,037件/日) 陽性397人=罹患率1.404%
03/11-03/17:検体40,579件(5,797件/日) 陽性558人=罹患率1.375%
03/18-03/24:検体46,072件(6,581件/日) 陽性623人=罹患率1.352%
03/25-03/31:検体57,724件(8,246件/日) 陽性781人=罹患率1.352%
04/01-04/07:検体60,128件(8,691件/日) 陽性715人=罹患率1.189%
04/08-04/14:検体62,156件(8,879件/日) 陽性584人=罹患率0.939%
04/15-04/21:検体61,260件(8,751件/日) 陽性458人=罹患率0.747%
04/22-04/28:検体65,096件(9,299件/日) 陽性433人=罹患率0.665%
04/29-05/05:検体63,386件(9,055件/日) 陽性452人=罹患率0.713%
05/06-05/12:検体78,669件(11,238件/日) 陽性709人=罹患率0.901%
05/13-05/19:検体75,928件(10,846件/日) 陽性625人=罹患率0.823%
05/20-05/26:検体73,801件(10,543件/日) 陽性626人=罹患率0.848%
05/27-06/02:検体53,429件(7,632件/日) 陽性606人=罹患率1.134%
06/03-06/09:検体7,561件(1,080件/日) 陽性89人=罹患率1.177%
 [空港別] 成田50・羽田21・中部3・関空13・福岡2
 [男女別] 男62・女27
 [年代別] 10未6・10代5・20代30・30代19・40代15・50代10・60代3・70代1・80上0
 [渡航元] ベトナム24・ネパール2・インド15・パキスタン19・
   サウジアラビア2・トルコ7・ドイツ2・コンゴ民主1・米国5・フィジー1・

   ベトナム/タイ#1・タイ/パキスタン5・オーストリア#/スウェーデン#1・
   イタリア#/オーストリア1・イタリア/トルコ2・フランス#/ポルトガル#1
   
 [居住地] 宮城1・茨城2・栃木1・群馬7・埼玉8・千葉8・東京17・神奈川5・
   静岡6・富山3・愛知4・大阪8・和歌山1・兵庫6・岡山2・広島2・愛媛1・
   大分1・福岡3・沖縄3

 3日12(0)、4日10(4)、5日13(4)、6日13(3)、7日12(3)、8日19(4)、9日10(3)=89(21)
 2020年4月3日の特定国全員検査開始から114週(798日)経過


※検査対象数は、何月何日着が何人という発表ではなく、2日遅れで集計発表していると思われる数値しか公表されていません。毎日更新されているので、それほど大きくブレることはないと思いますが、確実に何月何日到着分の数値かは不明です。推定値に近い数値して捉えてください。
※上記数字は、検査者数は海港検疫を含めた数値、陽性者数は海港検疫を含めない数値で記載しています。


※数値を見る上で注意したいのは、3日後以降に検査する(複数回検査する)対象者が増えたことで2回計上されている人が増えている可能性があることです。この場合、実際の入国者数は検査数よりも少なくなり、罹患率が出てきた数値より高いことになります。状況は見えている数値以上に悪化していることになります。



■これまでの毎週配信している期間集計(週間別)の記事
<2020年07月から週間分析>
2022年
06月07日 検疫週間別5月5_異常!実質5日で有症/団体増 最悪1月より多い入国時有症
05月31日 検疫週間別5月4_検体1万件超続く/隔離滅/機内クラスター5割※※
05月24日 検疫週間別5月3_隔離滅/機内クラスター5割超/有症異常最悪時期より多い?※※
05月17日 検疫週間別5月2_隔離減/有症増/電車利用可/自主隔離無等=最悪1月より危険
05月10日 検疫週間別5月1_率0.7%台に再悪化 隔離中陽性ほぼ消滅のすり抜け危機
05月03日 検疫週間別4月4_検体再増 陽性減鈍化 率0.6%台迄改善 越悪いまま※※
04月26日 検疫週間別4月3_検体横ばい 陽性減、罹患率0.7%台まで改善※※
04月19日 検疫週間別4月2_検体増も横ばい 陽性減で百人/日切る 罹患率1%下回る
04月13日 検疫週間別4月1_検体増も横ばい 陽性減も百人/日超のまま 罹患率改善再開
04月05日 検疫週間別3月4_検体は過去最多で陽性者も百人/日超 隔離中は激減したまま
03月29日 検疫週間別3月3_検体爆増最多更新 隔離中陽性激減 でも罹患率横ばい=危険
03月22日 検疫週間別3月2_検体過去最多で罹患率薄まる 隔離中半減ですり抜け懸念
03月15日 検疫週間別3月1_罹患率は改善鈍化続く 隔離中激減ですり抜け懸念
03月08日 検疫週間別2月3_隔離緩和で隔離中陽性激減 すり抜け懸念
03月01日 検疫週間別2月3_隔離中4割で危険
02月22日 検疫週間別2月2_率2%台で横ばい
02月15日 検疫週間別2月1_隔離中4割も
02月08日 検疫週間別1月5_やっと3%台迄改善
02月01日 検疫週間別1月4_異次元南亜目立つ
01月25日 検疫週間別1月3_率悪化5%後半
01月18日 検疫週間別1月2_異次元千人突破
01月11日 検疫週間別1月1_異次元3段階5%
01月05日 検疫週間別12月4_異次元爆増2%超
2021年
12月29日 検疫週間別12月3_陽性爆増0.9%
12月21日 検疫週間別12月2_陽性過去最悪
12月14日 検疫週間別12月1_隔離中爆増で危険
12月07日 検疫週間別11月5_罹患率0.2%台
11月30日 検疫週間別11月4_悪化傾向に変化?
11月24日 検疫週間別11月3_1/4隔離中続く
11月16日 検疫週間別11月2_隔離中4人に1人
11月09日 検疫週間別11月1_陽性数/率悪化
11月02日 検疫週間別10月4_0.1%台迄改善
10月27日 検疫週間別10月3_前週級 率0.2%台
10月19日 検疫週間別10月2_率0.2%台迄改善
10月12日 検疫週間別10月1_強制隔離減も悪化
10月06日 検疫週間別9月4_率改善も団体増
09月28日 検疫週間別9月3_陽性減も率増
09月21日 検疫週間別9月2_50人台迄減少
09月14日 検疫週間別9月1_率0.4%台のまま
09月07日 検疫週間別8月5_検体減で率悪化
08月31日 検疫週間別8月4_90人台迄悪化
08月24日 検疫週間別8月3_罹患率0.3%台
08月17日 検疫週間別8月2_率0.4%台迄悪化
08月10日 検疫週間別8月1_罹患横ばい
08月03日 検疫週間別7月4_検査激減で率悪化
07月27日 検疫週間別7月3_1万増で過去最多
07月20日 検疫週間別7月2_検査過去最多
07月13日 検疫週間別7月1_陽性急増80人超
07月06日 検疫週間別6月4_超危険も率横ばい
06月29日 検疫週間別6月3_3週ぶり40人台
06月22日 検疫週間別6月2_罹患率久々0.3%台へ
06月15日 検疫週間別6月1_陽性激減で改善
06月08日 検疫週間別5月5_検体増0.2%台
06月01日 検疫週間別5月4_横ばい0.3%
05月25日 検疫週間別5月3_ネパール全滅で0.3%
05月18日 検疫週間別5月2_集団感染疑い多数
05月11日 検疫週間別5月1_百人陽性急悪化
05月04日 検疫週間別4月4_0.4%台やや改善
04月27日 検疫週間別4月3_70人0.6%台続く
04月20日 検疫週間別4月2_急激悪化0.6%台
04月13日 検疫週間別4月1_3日後陽性激増
04月06日 検疫週間別3月5_罹患率急激悪化
03月30日 検疫週間別3月4_3日後陽性週9人
03月23日 検疫週間別3月3_3日遅れ急増
03月16日 検疫週間別3月2_横ばい有症悪化
03月09日 検疫週間別3月1_検査増で率減少
03月02日 検疫週間別2月4_3割有症危険
02月23日 検疫週間別2月3_率0.20%台
02月16日 検疫週間別2月2_率最低に肉薄
02月09日 検疫週間別2月1_検査増陽性減
02月02日 検疫週間別1月4_検査急減0.2%台
01月26日 検疫週間別1月3_検査増で0.1%台
01月19日 検疫週間別1月2_検査あまり増えず
01月12日 検疫週間別1月1_激増0.7%超
01月03日 検疫週間別12月5_減少も0.45%超
2020年
12月27日 検疫週間別12月4_過去最悪陽性115人
12月20日 検疫週間別12月3_検査最多 陽性60人台
12月13日 検疫週間別12月2_70人台0.5%超
12月06日 検疫週間別12月1_悪化続き80台
11月29日 検疫週間別11月4_悪化したまま
11月22日 検疫週間別11月3_まだ率0.6%超
11月15日 検疫週間別11月2_状況過去最悪
11月08日 検疫週間別11月1_検査前増後減
11月01日 検疫週間別10月4_罹患率0.3%超
10月25日 検疫週間別10月3_検査1日2千人超
10月18日 検疫週間別10月2_南亜急増中
10月11日 検疫週間別10月1_9週ぶり50人超 グラフ掲出開始
10月04日 検疫結果週間別9月5_最多検査0.3%超
09月27日 検疫結果週間別9月4_罹患0.4%肉薄
09月20日 検疫結果分析9月3_陽性40人台
09月13日 検疫結果分析9月2_9週ぶり20人台
09月06日 検疫結果分析9月1_4週ぶり40人超
08月30日 検疫結果分析8月4_罹患0.3%切
08月23日 検疫結果分析8月3_罹患横ばい
08月16日 検疫結果分析8月2_若干落ち着き
08月09日 検疫結果分析8月1_検査増で罹患減
08月02日 検疫結果分析7月4_最悪0.9%超
07月26日 検疫結果分析7月3_高水準続く
07月19日 検疫結果分析7月2_過去最悪
07月12日 検疫結果分析7月1_感染拡大戻り
07月05日 検疫結果分析(6月4週)_少し落ち着き
06月28日 検疫結果分析(6月3週目)_罹患高率(4月1〜6月3迄分析)
<2020年07月まで上中下順別分析>
08月03日 検疫結果分析7月下_最悪悪化
07月23日 検疫結果分析7月中_最悪更に大悪化
07月13日 検疫結果分析7月上_感染数最悪
07月03日 検疫結果分析_6月下旬変化?
06月23日 検疫結果分析_6月中旬率最悪
06月13日 検疫結果分析_6月上旬も異常
06月04日 検疫結果分析_5月下旬異常(4月上〜5月下迄分析)

ラベル:検疫 感染症
posted by johokotu at 01:00| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | ◇COVID-19関連 | 更新情報をチェックする