◇空港検疫(週間速報)5月5週目3日間
[罹患率]1%超過の危険状態になってから検疫緩和
[国籍別]邦人悪化止まらず1%超え続く
[陽性国]陽性率高い国が青国多い状態、米は2%まで悪化の危険状態・強制隔離無は悪手過ぎます
[旅客数]入国7万制限の中10万人級到着厚生労働省(厚労省)は6月20日、空港検疫での新型コロナウイルス感染症検査状況の6月1週目(5月29日〜6月4日)分の速報値を発表しました。
※6月1日以降、全入国者検査ではなくなりました。今回発表分は、6月1日を跨いだ期間のデータです。このため、前週発表分が行動歴別の入国者数が推定できる最後のデータになるとみられていました。しかし、今回発表分は、5月31日までと6月1日以降にデータが分かれて発表されました。このため、今回発表分が行動歴別の入国者数が推定できる最後のデータとなります。
この記事では、5月31日までの検体数・陽性者数状況を確認しています。厚労省の速報は、週間の検体数と陽性者数を、日本国籍者、外国籍者別に、滞在国ごとに出した非常に細かいデータです。2020年11月11日以降毎週金曜日に過去4週間分が発表されています。6月20日の公表で、2020年10月4日〜2022年6月4日分が公表されたことになります。
速報のため、日々の発表のデータとかなりのズレが生じてる場合もありますが、分析に活用できます。
■[罹患状況推移分析] 8週ぶりに罹患率1%超過の危険状態で検疫緩和へ2020年
10/04-10/10 検体12,421・陽性57=罹患率0.46%(日本国籍0.46%:外国籍0.46%)
10/11-10/17 検体 7,364・陽性24=罹患率0.33%(日本国籍0.29%:外国籍0.34%)
10/18-10/24 検体12,213・陽性46=罹患率0.38%(日本国籍0.39%:外国籍0.37%)
10/25-10/31 検体17,833・陽性47=罹患率0.26%(日本国籍0.22%:外国籍0.29%)
<11/01〜入国者の多い低感染国9か国が検査解除>
11/01-11/07 検体10,589・陽性84=罹患率0.79%(日本国籍0.75%:外国籍0.83%)
11/08-11/14 検体10,823・陽性89=罹患率0.82%(日本国籍0.54%:外国籍1.02%)
11/15-11/21 検体11,627・陽性79=罹患率0.68%(日本国籍0.52%:外国籍0.79%)
11/22-11/28 検体13,789・陽性90=罹患率0.65%(日本国籍0.61%:外国籍0.65%)
11/29-12/05 検体14,226・陽性89=罹患率0.63%(日本国籍0.50%:外国籍0.74%)
12/06-12/12 検体16,488・陽性86=罹患率0.52%(日本国籍0.43%:外国籍0.64%)
12/13-12/19 検体18,554・陽性74=罹患率0.40%(日本国籍0.28%:外国籍0.62%)
12/20-12/26 検体18,835・陽性98=罹患率0.52%(日本国籍0.51%:外国籍0.54%)
12/27-01/02 検体13,123・陽性83=罹患率0.63%(日本国籍0.49%:外国籍0.75%)
2021年
01/03-01/09 検体14,098・陽性76=罹患率0.54%(日本国籍0.23%:外国籍0.72%)
<01/09〜全入国者検査開始>
01/10-01/16 検体21,399・陽性67=罹患率0.31%(日本国籍0.31%:外国籍0.31%)
01/17-01/23 検体22,678・陽性41=罹患率0.18%(日本国籍0.31%:外国籍0.15%)
01/24-01/30 検体10,076・陽性25=罹患率0.25%(日本国籍0.12%:外国籍0.37%)
01/31-02/06 検体10,435・陽性20=罹患率0.19%(日本国籍0.13%:外国籍0.27%)
02/07-02/13 検体 9,423・陽性19=罹患率0.20%(日本国籍0.15%:外国籍0.26%)
02/14-02/20 検体 9,523・陽性19=罹患率0.20%(日本国籍0.11%:外国籍0.28%)
02/21-02/27 検体11,779・陽性23=罹患率0.20%(日本国籍0.22%:外国籍0.17%)
02/28-03/06 検体14,086・陽性29=罹患率0.21%(日本国籍0.16%:外国籍0.26%)
03/07-03/13 検体14,467・陽性27=罹患率0.19%(日本国籍0.14%:外国籍0.25%)
03/14-03/20 検体17,879・陽性49=罹患率0.27%(日本国籍0.20%:外国籍0.41%)
03/21-03/27 検体14,040・陽性42=罹患率0.30%(日本国籍0.15%:外国籍0.48%)
03/28-04/03 検体14,615・陽性70=罹患率0.48%(日本国籍0.24%:外国籍0.81%)
04/04-04/10 検体12,694・陽性62=罹患率0.49%(日本国籍0.16%:外国籍0.85%)
04/11-04/17 検体11,974・陽性74=罹患率0.62%(日本国籍0.40%:外国籍0.90%)
04/18-04/24 検体11,268・陽性60=罹患率0.53%(日本国籍0.26%:外国籍0.89%)
04/25-05/01 検体13,039・陽性95=罹患率0.73%(日本国籍0.29%:外国籍1.30%)
05/02-05/08 検体11,551・陽性82=罹患率0.71%(日本国籍0.25%:外国籍1.29%)
05/09-05/15 検体12,891・陽性50=罹患率0.39%(日本国籍0.23%:外国籍0.59%)
05/16-05/22 検体11,644・陽性39=罹患率0.33%(日本国籍0.33%:外国籍0.34%)
05/23-05/29 検体13,680・陽性32=罹患率0.23%(日本国籍0.19%:外国籍0.29%)
05/30-06/05 検体16,066・陽性40=罹患率0.25%(日本国籍0.14%:外国籍0.41%)
06/06-06/12 検体16,515・陽性17=罹患率0.10%(日本国籍0.08%:外国籍0.14%)
06/13-06/19 検体16,771・陽性44=罹患率0.26%(日本国籍0.18%:外国籍0.39%)
06/20-06/26 検体16,536・陽性45=罹患率0.27%(日本国籍0.19%:外国籍0.41%)
06/27-07/03 検体22,338・陽性60=罹患率0.27%(日本国籍0.24%:外国籍0.32%)
07/04-07/10 検体23,362・陽性79=罹患率0.34%(日本国籍0.38%:外国籍0.29%)
07/11-07/17 検体32,329・陽性97=罹患率0.30%(日本国籍0.44%:外国籍0.22%)
07/18-07/24 検体35,885・陽性67=罹患率0.19%(日本国籍0.33%:外国籍0.13%)
07/25-07/31 検体24,273・陽性89=罹患率0.37%(日本国籍0.50%:外国籍0.24%)
08/01-08/07 検体21,987・陽性94=罹患率0.43%(日本国籍0.33%:外国籍0.57%)
08/08-08/14 検体19,809・陽性78=罹患率0.39%(日本国籍0.37%:外国籍0.42%)
08/15-08/21 検体25,444・陽性101=罹患率0.40%(日本国籍0.38%:外国籍0.40%)
08/22-08/28 検体20,067・陽性69=罹患率0.34%(日本国籍0.30%:外国籍0.38%)
08/29-09/04 検体18,832・陽性86=罹患率0.46%(日本国籍0.32%:外国籍0.60%)
09/05-09/11 検体17,834・陽性78=罹患率0.44%(日本国籍0.29%:外国籍0.58%)
09/12-09/18 検体16,952・陽性56=罹患率0.33%(日本国籍0.19%:外国籍0.49%)
09/19-09/25 検体16,964・陽性56=罹患率0.33%(日本国籍0.13%:外国籍0.48%)
09/26-10/02 検体21,484・陽性71=罹患率0.33%(日本国籍0.17%:外国籍0.49%)
10/03-10/09 検体17,264・陽性43=罹患率0.25%(日本国籍0.10%:外国籍0.40%)
10/10-10/16 検体18,780・陽性46=罹患率0.24%(日本国籍0.23%:外国籍0.26%)
10/17-10/23 検体19,305・陽性45=罹患率0.23%(日本国籍0.19%:外国籍0.27%)
10/24-10/30 検体20,038・陽性34=罹患率0.17%(日本国籍0.13%:外国籍0.21%)
10/31-11/06 検体21,718・陽性58=罹患率0.27%(日本国籍0.27%:外国籍0.27%)
11/07-11/13 検体21,462・陽性47=罹患率0.22%(日本国籍0.18%:外国籍0.26%)
11/14-11/20 検体21,739・陽性45=罹患率0.21%(日本国籍0.16%:外国籍0.26%)
11/21-11/27 検体24,309・陽性46=罹患率0.19%(日本国籍0.16%:外国籍0.22%)
11/28-12/04 検体28,216・陽性71=罹患率0.25%(日本国籍0.20%:外国籍0.33%)
12/05-12/11 検体29,138・陽性86=罹患率0.30%(日本国籍0.28%:外国籍0.32%)
12/12-12/18 検体30,643・陽性167=罹患率0.54%(日本国籍0.56%:外国籍0.48%)
12/19-12/25 検体27,769・陽性321=罹患率1.16%(日本国籍1.22%:外国籍0.94%)
12/26-01/01 検体17,094・陽性494=罹患率2.89%(日本国籍2.11%:外国籍4.05%)※
01/02-01/08 検体21,488・陽性1,135=罹患率5.28%(日本国籍5.00%:外国籍5.54%)
01/09-01/15 検体20,185・陽性1,087=罹患率5.39%(日本国籍4.14%:外国籍6.42%)
01/16-01/22 検体16,973・陽性1,051=罹患率6.19%(日本国籍3.33%:外国籍8.84%)
01/23-01/29 検体16,342・陽性745=罹患率4.56%(日本国籍2.57%:外国籍6.90%)
01/30-02/05 検体15,382・陽性604=罹患率3.93%(日本国籍2.72%:外国籍5.30%)
02/06-02/12 検体16,881・陽性357=罹患率2.11%(日本国籍1.65%:外国籍2.53%)
02/13-02/19 検体18,436・陽性380=罹患率2.06%(日本国籍1.74%:外国籍2.37%)
02/20-02/26 検体20,729・陽性395=罹患率1.91%(日本国籍1.70%:外国籍2.14%)
02/27-03/05 検体26,014・陽性393=罹患率1.51%(日本国籍1.15%:外国籍1.95%)
03/06-03/12 検体32,360・陽性476=罹患率1.47%(日本国籍1.04%:外国籍2.04%)
03/13-03/19 検体44,626・陽性615=罹患率1.38%(日本国籍0.98%:外国籍1.89%)
03/20-03/26 検体51,546・陽性702=罹患率1.36%(日本国籍1.05%:外国籍1.62%)
03/27-04/02 検体63,169・陽性821=罹患率1.30%(日本国籍0.99%:外国籍1.51%)
04/03-04/09 検体62,997・陽性725=罹患率1.15%(日本国籍0.99%:外国籍1.25%)
04/10-04/16 検体63,038・陽性541=罹患率0.86%(日本国籍0.97%:外国籍0.79%)
04/17-04/23 検体64,145・陽性491=罹患率0.77%(日本国籍0.90%:外国籍0.69%)
04/24-04/30 検体68,473・陽性450=罹患率0.66%(日本国籍0.77%:外国籍0.58%)
05/01-05/07 検体69,831・陽性565=罹患率0.81%(日本国籍1.00%:外国籍0.63%)
05/08-05/14 検体83,082・陽性763=罹患率0.92%(日本国籍1.34%:外国籍0.64%)
05/15-05/21 検体79,888・陽性697=罹患率0.87%(日本国籍1.36%:外国籍0.55%)
05/22-05/28 検体78,884・陽性761=罹患率0.96%(日本国籍1.47%:外国籍0.55%)05/29-05/31 検体30,514・陽性403=罹患率1.32%(日本国籍1.86%:外国籍0.83%)06/01-06/04 検体 4,896・陽性 35=罹患率0.71%(日本国籍1.09%:外国籍0.67%)
(5月29日〜5月31日の3日間分)・検体数(発表値) 日本人:14,579件 7日間換算34,018/前週比-1,553の急減。2週ぶり減少傾向。
外国人:15,935件 7日間換算37,182/前週比-6,131の急減。3週連続減少傾向。
合 計:30,514件 7日間換算71,199/前週比-7,685の急減。3週連続減少傾向。
日外比率は前週1:1.22→今週1:1.09で、日外の差が一気に縮まりました。検査対象が全入国者になっています。
検査数(≒入国者)の多さは、米国、ベトナム、フィリピン、タイ、中国(香港・澳門含む)の順でした。
・陽性数(発表値) 日本人:271人 7日間換算632/前週比+109の急増。2週連続増加傾向。
外国人:132人 7日間換算308/前週比+70の増加。3週ぶり増加傾向。
合 計:403人 7日間換算940/前週比+179の急増。2週連続増加傾向。
日外比率は前週1:0.46→今週1:0.49で、日外の差はほぼ変わらず拡がったままです。外国籍者は改善気味のまま、5週連続で日本国籍者の方が人数が多くなりました。もう完全に日本国籍者の方が悪くなっています。・罹患率(計算値) 日本人:1.86% 前週比+0.39Pと急増(悪化)。
外国人:0.83% 前週比+0.28Pと急増(悪化)。
合 計:1.32% 前週比+0.36Pと急増(悪化)。
7日間換算して前週と比べると、
日本国籍者は、検体数が4%減少に対して陽性者数は21%も増加。外国籍者は検体数が14%減少に対して陽性者数は29%も増加。この結果、
罹患率は、日本国籍者、外国籍者ともに急増(悪化)でした。日本国籍者は5週連続で悪化しています。全体の罹患率は前週0.97%→今週1.32%と急増(悪化)。
8週ぶりに1%(100人に1人陽性)を上回る異様に悪い状態になったのに、検疫緩和が強行されたことが明らかになりました。
(5月29日〜5月31日の3日間分)■[陽性者数多い国分析] 52か国と減少/米国危険過ぎ/欧米減らぬまま南アジアや中東、中南米増え始め?/7日間換算で20人超増加8か国・10人超横ばい14か国今週陽性者が確認されたのは、前週に続いて陽性者が出ている米国・、タイ23、英国・、シンガポール18、ベトナム16、インド23、フランス30、台湾6、ドイツ27、サウジアラビア1、カナダ25、オーストリア8、豪州14、メキシコ3、マレーシア17、ネパール6、グアム1、韓国18、イタリア24、ポルトガル3、フィリピン24、スペイン25、スイス25、インドネシア21、モナコ1、ブラジル7、パキスタン23、トルコ4、アラブ首長国連邦(UAE)25、アイルランド5、ポーランド1、ベルギー14、フィンランド5、中国(香港・澳門含む)5、コスタリカ1、カザフスタン1、オランダ6などを含めて
52か国(前週比-12)からの入国者に陽性者が出ました。まだ50か国を超えています。モンゴルは11週ぶり、スリランカは20週ぶり、スウェーデンが7週ぶりに陽性者が出ませんでした。
陽性者数の多さは、この順番に、日本国内で撒き散らす人数の多い(日本国内へのウイルス密輸件数が多い)危険な国ランキングと考えて頂ければ良いと思います。[米 国] この週は強制隔離なし!!!!!180人(7日間換算420.0人/前週比+121.0)。5週連続最悪。悪化が続いており、異常に超危険な状態です。・日本人:検体5,484件(7日間換算12,796/前週比+1,928)/陽性131人(7日間換算306/前週比+65)/前週2.22%→今週2.39%
・外国人:検体1,832件(7日間換算4,275/前週比+218)/陽性49人(7日間換算114/前週比+56)/前週1.43%→今週2.67%
陽性者は増えて続けているなか、入国者も増えるという危険状態。日本国籍者は7日間換算で1万人を突破し続けています。日本国籍者は3週連続2%突破で数値はさらに悪化。外国籍者も2%を超えてしまいました。陽性人数は非常に多いですが、検体数も非常に多いので、罹患率は薄まっています。それでも全体の罹患率は5週連続で1%超え。2週連続2%台になってしまいました。
強制隔離がないため、この大人数で2%超えは、非常に多くのすり抜けが発生しているものと推定されます。異常に危険です。今すぐ強制隔離をかけるべき、第一候補の国です。[タ イ] この週は強制隔離なし!!!!!26人(7日間換算60.7人/前週比+15.7)。7日間換算で60人台となり、異常に危険な状態です。・日本人:検体1,087件(7日間換算2,536/前週比-217)/陽性15人(7日間換算35/前週比+2)/前週1.20%→今週1.38%
・外国人:検体 532件(7日間換算1,241/前週比-62)/陽性11人(7日間換算26/前週比+14)/前週0.92%→今週2.07%
日本国籍者は2週連続1%超え、外国籍者はいきなり2%超えてしまいました。陽性人数は多いですが、検体数も非常に多いので、罹患率は薄まっています。全体の罹患率は2週連続1%を超えました。
強制隔離がないため、この大人数で1%超えは、非常に多くのすり抜けが発生しているものと推定されます。異常に危険です。[英 国] この週は強制隔離なし!!!!!20人(7日間換算46.7人/前週比+18.7)。7日間換算で40人超の非常に危険な状況です。数週間に渡り上下を繰り返しており、異常状態を脱し切れてはいないようですね。・日本人:検体545件(7日間換算1,272/前週比-10)/陽性17人(7日間換算40/前週比+15)/前週1.95%→今週3.12%
・外国人:検体186件(7日間換算 434/前週比-112)/陽性3人(7日間換算7/前週比+4)/前週0.55%→今週1.61%
日本国籍者が3%超の以上に危険な状態。外国籍者も再び1%超えてしまいました。陽性人数は多いですが、検体数も多いので、罹患率は薄まっています。全体の罹患率は2%台と非常に危険な状況です。
強制隔離がないため、この大人数で2%超えは、非常に多くのすり抜けが発生しているものと推定されます。異常に危険です。[シンガポール] この週は強制隔離なし!!!!!悪化が酷く18人(7日間換算42.0人/前週比+26.0)。7日間換算で40人超で非常に危険な状態です。・日本人:検体846件(7日間換算1,974/前週比+159)/陽性12人(7日間換算28/前週比+15)/前週0.72%→今週1.42%
・外国人:検体477件(7日間換算1,113/前週比+250)/陽性6人(7日間換算14/前週比+11)/前週0.35%→今週1.26%
日本国籍者、外国籍者とも1%を超えてしまいました。陽性人数は多いですが、検体数も多いので、罹患率は薄まっています。全体の罹患率は1%台でした。
[ベトナム] この週は強制隔離なし!!!!!16週前から爆増中のベトナムは14人(7日間換算32.7人/前週比-26.3)。ジリジリ数が落ちてきてはいるものの、まだ7日間換算で30人超で非常に危険な状況です。・日本人:検体 533件(7日間換算1,244/前週比-294)/陽性2人(7日間換算5/前週比-4)/前週0.23%→今週0.38%
・外国人:検体3,358件(7日間換算7,835/前週比+1,350)/陽性12人(7日間換算28/前週比-22)/前週0.75%→今週0.36%
陽性人数は非常に多いですが、検体数も非常に多いので、罹患率は薄まっています。全体の罹患率は0.3%台でした。
5週前に強制隔離が解除されており、単に強制隔離後陽性の発覚が減って、すり抜けが増えただけの可能性があります。[インド] この週は強制隔離なし!!!!!多い状態が続くインドが14人(7日間換算32.7人/前週比+21.7)。一気に悪化し、7日間換算で30人超の非常に危険な状態です。・日本人:検体243件(7日間換算567/前週比-7)/陽性3人(7日間換算7/前週比±0)/前週1.22%→今週1.23%
・外国人:検体411件(7日間換算959/前週比-255)/陽性11人(7日間換算26/前週比+22)/前週0.33%→今週2.68%
日本国籍者は2週連続1%超え、外国籍者は一気に2%を超えました。陽性人数は多いですが、検体数も多いので、罹患率は薄まっています。全体の罹患率は2%超えの危険な状態です。
[フランス] この週は強制隔離なし!!!!!9人(7日間換算21.0人/前週比-5.0)。減少はしたものの7日間換算ではまだ20人超で、非常に危険な状態です。・日本人:検体417件(7日間換算973/前週比-241)/陽性7人(7日間換算16/前週比-3)/前週1.57%→今週1.68%
・外国人:検体224件(7日間換算523/前週比-9)/陽性2人(7日間換算5/前週比-2)/前週1.32%→今週1.40%
日本国籍者、外国籍者とも1%超えが続いています。陽性人数は多いですが、検体数も多いので、罹患率は薄まっています。全体の罹患率は1%台です。
フランスは、欧州複数国滞在者が多いです。おそらくは飛行機の乗り継ぎの関係もいると思われますが、そうではなく仕事や旅行で動き回った人たちだと、人々の衛生観念がかなり低下したことを示す非常に危険な兆候です。
[台 湾] この週は強制隔離なし!!!!!爆増したのが台湾。9人(7日間換算21.0人/前週比-5.0)。7日間換算で、いきなり20人超と非常に危険な状態です。・日本人:検体198件(7日間換算462/前週比-23)/陽性6人(7日間換算14/前週比+11)/前週0.62%→今週3.03%
・外国人:検体157件(7日間換算366/前週比-64)/陽性3人(7日間換算7/前週比+1)/前週1.40%→今週1.91%
日本国籍者がいきなり3%超の非常に危険な状態。外国籍者は1%超えが続いています。陽性人数は多いですが、検体数も多いので、罹患率は薄まっています。全体の罹患率は2%台の危険な状態です。
7日間換算した時に20人以上だったのは8か国(前週比+2)でした。悪化国がジリジリ増えています。[ドイツ] この週は強制隔離なし!!!!!8人(7日間換算18.7人/前週比-0.3)。7日間換算で10人超の危険な状況が続いています。・日本人:検体357件(7日間換算833/前週比-745)/陽性7人(7日間換算16/前週比+2)/前週0.89%→今週1.96%
・外国人:検体328件(7日間換算765/前週比+96)/陽性1人(7日間換算2/前週比-3)/前週0.75%→今週0.30%
日本国籍者がいきなり1%超。罹患率の日外差があり過ぎます。何か日本人に偏る原因があるのでしょうか。陽性人数は多いですが、検体数も多いので、罹患率は薄まっています。全体の罹患率は1%台です。
ドイツは、欧州複数国滞在者が多いです。おそらくは飛行機の乗り継ぎの関係もいると思われますが、そうではなく仕事や旅行で動き回った人たちだと、人々の衛生観念がかなり低下したことを示す非常に危険な兆候です。
[サウジアラビア] この週は強制隔離なし!!!!!いきなり急増したのがサウジアラビアで7人(7日間換算16.3人/前週比+12.3)。7日間換算で10人超の危険な状況になりました。・日本人:検体44件(7日間換算103/前週比+25)/陽性6人(7日間換算14/前週比+11)/前週3.85%→今週13.64%
・外国人:検体17件(7日間換算40/前週比-2)/陽性1人(7日間換算2/前週比+1)/前週2.38%→今週5.88%
日本国籍者は13%超の異常に危険な状態。外国籍者も5%超えの非常に危険な状態。全体でも11.48%という異常な状態です。[カナダ] この週は強制隔離なし!!!!!再び増加したのがカナダで7人(7日間換算16.3人/前週比+12.3)。7日間換算で10人超の危険な状況になりました。・日本人:検体371件(7日間換算866/前週比+94)/陽性6人(7日間換算14/前週比+6)/前週1.04%→今週1.62%
・外国人:検体 91件(7日間換算212/前週比-40)/陽性1人(7日間換算2/前週比+1)/前週0%→今週1.10%
日本国籍者、外国籍者とも1%を超えてしまいました。陽性人数は多いですが、検体数も多いので、罹患率は薄まっています。全体の罹患率は1%台です。
[オーストリア] この週は強制隔離なし!!!!!急増したのがオーストリアで6人(7日間換算14.0人/前週比+9.0)。7日間換算で10人超の危険な状況になりました。・日本人:検体67件(7日間換算156/前週比-17)/陽性5人(7日間換算12/前週比+9)/前週1.73%→今週7.46%
・外国人:検体33件(7日間換算77/前週比-37)/陽性1人(7日間換算2/前週比±0)/前週1.75%→今週3.03%
日本国籍者は7%超の非常に危険な状態。外国籍者も3%超えの非常に危険な状態。全体でも6.00%という非常に危険な状態です。[豪 州] この週は強制隔離なし!!!!!多い状態が続く豪州は6人(7日間換算14.0人/前週比+9.0)。7日間換算で10人超の危険な状況が続いています。・日本人:検体297件(7日間換算693/前週比-162)/陽性3人(7日間換算7/前週比-4)/前週1.29%→今週1.01%
・外国人:検体199件(7日間換算464/前週比-36)/陽性3人(7日間換算7/前週比-3)/前週2.00%→今週1.51%
日本国籍者、外国籍者ともに1%台。陽性人数は多いですが、検体数も多いので、罹患率は薄まっています。全体の罹患率は1%台です。
[メキシコ] この週は強制隔離なし!!!!!メキシコは急増し5人(7日間換算11.7人/前週比+6.7)。7日間換算で10人超の危険な状況になりました。・日本人:検体124件(7日間換算289/前週比-48)/陽性2人(7日間換算5/前週比±0)/前週1.48%→今週1.61%
・外国人:検体 23件(7日間換算54/前週比-33)/陽性3人(7日間換算7/前週比+7)/前週0%→今週13.04%
日本国籍者は1%超。外国籍者は13%超えの異常に危険な状態。全体でも3.40%という非常に危険な状態です。7日間換算した時に10人超えは以上の14か国(前週比±0)。横ばいでした。
南アジア/中東が少し増え始めたでしょうか。東南アジアと欧米各国は引き続き多い状態が続いています。いずれも非常に危険な地域と言えそうです。
なんとなくですが、5週連続で、陽性人数の多い国は、日本国籍者の悪化が目立っている印象です。そして、日本国籍者の多い国は強制隔離に甘い印象です。[その他の国]7日間換算した時に10人未満(3日間で5人未満)のその他の国の状況です。
4人(7日間換算9.3人):6か国 マレーシア(前週比+3.3)、マルタ(前週比皆増)、ネパール(前週比+5.3)、グアム(前週比+8.3)、韓国(前週比+0.3)、イタリア(前週比+0.3)
マレーシアは、日4・外0。日本国籍者に偏りました。罹患率は、日本国籍者は1%超。検体数が非常に多いため、全体では0.8%台です。
マルタは、日4・外0。日本国籍者に偏りました。罹患率は、日本国籍者は10%の異常に危険な状態。全体では9%台の非常に危険な状態です。
ネパールは、日0・外4。連続して外国籍者に偏っています。罹患率は、検体数が非常に多いため、全体では0.4%台です。
グアムは、日0・外4。外国籍者に偏りました。罹患率は、外国籍者は6%超の非常に危険な状態。全体では2%台で危険な状態です。
韓国は、日0・外4。外国籍者に偏りました。罹患率は、検体数が非常に多いため、全体では0.2%台です。
イタリアは、日4・外0。日本国籍者に偏りました。罹患率は、日本国籍者が2%超の危険な状態。検体数が多めのため、全体では1%台です。
3人(7日間換算7.0人):6か国 モロッコ(前週比皆増)、ポルトガル(前週比-1.0)、フィリピン(前週比+2.0)、スペイン(前週比-12.0)、スイス(前週比-2.0)、インドネシア(前週比+2.0)
スペインが7日間換算で10人未満になりました。
モロッコは、日3・外0。日本国籍者に偏りました。罹患率は、日本国籍者は14%超の異常に危険な状態。全体では11%台の異常に危険な状態です。
ポルトガルは、日3・外0。日本国籍者に偏りました。罹患率は、日本国籍者は9%超の非常に危険な状態。全体では6%台の非常に危険な状態です。
フィリピンは、日1・外2。罹患率は、検体数が非常に多いため、全体では0.1%台です。
スペインは、日1・外2。日本国籍者への偏りがストップしました。罹患率は、外国籍者が2%超の危険な状態。検体数が多めのため、全体では1%台です。
スイスは、日3・外0。相変わらず日本国籍者に偏っています。罹患率は、日本国籍者が2%超の危険な状態。検体数が多めのため、全体では1%台です。
インドネシアは、日3・外0。日本国籍者に偏りました。罹患率は、日本国籍者が1%超。検体数が非常に多いため、全体では0.3%台です。
2人(7日間換算4.7人):6か国 モナコ(前週比+0.7)、ブラジル(前週比-11.3)、パキスタン(前週比-6.3)、トルコ(前週比-1.3)、アラブ首長国連邦(UAE)(前週比-10.3)、アイルランド(前週比-1.3)
ブラジル、パキスタン、UAEが7日間換算で10人未満になりました。
モナコ、ブラジル、トルコは2人とも日本国籍者、パキスタンは2人とも外国籍者。その他2か国は日外1人ずつ。
1人(7日間換算2.3人):20か国オランダが7日間換算で10人未満になりました。
(日本国籍者)アイスランド、アゼルバイジャン、オランダ、カザフスタン、クロアチア、チェコ、パナマ、バハマ、東ティモール、フィンランド、ペルー、ベルギー、ポーランド、ボリビア、モルディブ
(外国籍者)ウルグアイ、北マケドニア、ギリシャ、コスタリカ、中国(香港・澳門含む)
全体の国数は減少。今週は1人の国が少し増えています。
相変わらず、東南アジアと欧米が目立ちますが、南アジア〜中東の人数が増えているのと、中南米の単発が増えてきている印象です。特記[カンボジア][ミャンマー][バングラデシュ][スリランカ][イスラエル][スウェーデン][ハンガリー][デンマーク][ケニア]カンボジア、ミャンマー、バングラデシュ、スリランカ、イスラエル、スウェーデン、ハンガリー、デンマーク、ケニアは、7日間換算で検体数が100件以上ですが、陽性者は0人です。ミャンマーが3週連続陽性者はいませんでした。
これだけ世界でオミクロン株が流行していても、ゼロコロナ国をはじめ、一部の国からは、入国者数が多くても全然陽性者が出ていないです。
結局、やろうと思えばいくらでも低減できることが分かります。ゼロにはならなくても、もっと少人数に抑えることはできるはずです。
いくらウィズコロナでも、少ない数に抑えようとする努力はすべきと思うのですが、、、。
(5月29日〜5月31日の3日間分)■[罹患率高い国分析] 1%超えは52か国中40か国/サウジアラビア・ポルトガル・アイルランド大人数で3%超の超危険、スペインも3%近いまま罹患率1%超えが40か国(前週比+4)と増加。うち罹患率10%超えは8か国(前週比+6)です。一部の国への集中傾向は変わりませんが、全体的に横ばいから減少気味になっている印象です。少し増加に転換しつつあるでしょうか。
それにしても、罹患率が高い危険国に「青」国多くありませんか?
罹患率は0.5%を超えると自動的に機内に1人は陽性者がいることになります。機内全員濃厚接触者になる3%超は、単発国でなければ有無を言わさず「赤」指定すべきでしょうし、1%超も「赤」指定でも良いくらい。少なくとも「黄」指定程度は当たり前のような気がするのですが、なぜか「青」国ばかりですね。
現地感染の陽性率は、検査体制が整っていない国だと低く出てしまいます。一方で5月31日迄の空港検疫(入国時検査)の結果はごまかしようがないので、本来は空港検疫の陽性率を基に危険国を設定すべきです。しかし、結果を見る限りでは、どうも空港検疫の結果は、青黄赤指定に全く考慮していないように見えます。・7日間換算で検体数100人以上または陽性者数10人以上の国には◆印をつけました。◆印付きの国は特に危険な国家と言えるかと思います。(◆◆は検体1千件超、◆◆◆は検体1万件超)
・国名の後ろの( )数字は、この週の各国から入国時の強制隔離日数を示しています(途中から指定は(数字→数字)で表示。一部地域のみの指定は*を付けています。(3(0))はホテル不足起因の強制隔離免除国)。
「青」「黄」「赤」の表示は、6月1日からの区分予定です。(今回の期間は無関係)罹患率の高さは、この順番に、航空機内や空港検疫で密輸ウイルスを撒き散らす危険の多い(機内クラスターの危険が大きく、空港検疫で捕捉されやすい)危険な国ランキングと考えて頂ければ良いと思います。==========================
[10%超えの超異常/超危険国・地域]
最悪 [東南]東ティモール(0) (青)33.33%(検体3件中1人陽性=全員日本国籍者)
[中米]バハマ(0) (黄)25.00%(検体4件中1人陽性=全員日本国籍者)
[欧州]モナコ(0) (青)16.67%(検体12件中2人陽性=日本国籍者検体10件中2人陽性)
[欧州]北マケドニア(0) (黄)14.29%(検体7件中1人陽性=外国籍者検体6件中1人陽性)
[中東]◆サウジアラビア(0) (黄)11.48%(検体61件中7人陽性=日本国籍者検体44件中6人陽性)
[阿州]モロッコ(0) (青)11.11%(検体27件中3人陽性=日本国籍者検体21件中3人陽性)
[中米]パナマ(0) (青)10.00%(検体10件中1人陽性=日本国籍者検体5件中1人陽性)
二桁割合の超異常国は7か国(前週比-1)でした。前週以降一気に増えています。==========================
[1%超えの異常/危険国・地域]
[欧州]◆マルタ(0) (黄)9.30%(検体43件中4人陽性=日本国籍者検体40件中4人陽性)
[南米]コスタリカ(0) (青)8.33%(検体12件中1人陽性=外国籍者検体5件中1人陽性)
[中亜]アゼルバイジャン(0) (青)7.69%(検体13件中1人陽性=日本国籍者検体11件中1人陽性)
[南亜]モルディブ(0) (黄)7.14%(検体14件中1人陽性=日本国籍者検体10件中1人陽性)
[欧州]アイスランド(0) (青)7.14%(検体14件中1人陽性=日本国籍者検体10件中1人陽性)
[南米]ボリビア(0) (青)6.25%(検体16件中1人陽性=日本国籍者検体13件中1人陽性)
[欧州]◆ポルトガル(0) (黄)6.12%(検体49件中3人陽性=日本国籍者検体33件中3人陽性)
[欧州]◆オーストリア(0) (青)6.00%(検体100件中6人陽性=外国籍者検体67件中5人陽性)
[欧州]◆アイルランド(0) (青)3.51%(検体57件中2人陽性=日本国籍者検体24件中1人陽性)
[中米]◆メキシコ(0) (青)3.40%(検体147件中5人陽性=外国籍者検体23件中3人陽性)
[中亜]カザフスタン(0) (黄)3.13%(検体32件中1人陽性=日本国籍者検体25件中1人陽性)
▲自動的に機内の全員が濃厚接触者となる超危険な罹患率(3%以上)▲
[北米]◆グアム(0) (青*)2.92%(検体137件中4人陽性=外国籍者検体66件中4人陽性)
[欧州]◆◆英 国(0) (青)2.74%(検体731件中20人陽性=日本国籍者検体545件中17人陽性)
[欧州]クロアチア(0) (青)2.70%(検体37件中1人陽性=日本国籍者検体27件中1人陽性)
[東亜]◆◆台 湾(0) (青)2.54%(検体355件中9人陽性=日本国籍者検体198件中6人陽性)
[北米]◆◆◆米 国(0) (青)2.46%(検体7,316件中180人陽性=外国籍者検体1,832件中49人陽性)
[南亜]◆◆インド(0) (黄)2.14%(検体654件中14人陽性=外国籍者検体411件中11人陽性)
[欧州]◆ギリシャ(0) (青)2.00%(検体50件中1人陽性=外国籍者検体27件中1人陽性)
[南米]◆ペルー(0) (青)1.85%(検体54件中1人陽性=日本国籍者検体9件中1人陽性)
[欧州]◆チェコ(0) (青)1.64%(検体61件中1人陽性=日本国籍者検体44件中1人陽性)
[東南]◆◆タ イ(0) (青)1.61%(検体1,619件中26人陽性=外国籍者検体532件中11人陽性)
[北米]◆カナダ(0) (青)1.52%(検体462件中7人陽性=日本国籍者検体371件中6人陽性)
[欧州]◆スイス(0) (青)1.50%(検体200件中3人陽性=日本国籍者検体128件中3人陽性)
[欧州]◆◆フランス(0) (青)1.40%(検体641件中9人陽性=日本国籍者検体417件中7人陽性)
[東南]◆◆シンガポール(0) (青)1.36%(検体1,323件中18人陽性=日本国籍者検体846件中12人陽性)
[欧州]◆スペイン(0) (青)1.30%(検体230件中3人陽性=外国籍者検体74件中2人陽性)
[欧州]◆イタリア(0) (青)1.29%(検体309件中4人陽性=日本国籍者検体199件中4人陽性)
[南亜]◆パキスタン(3) (赤)1.29%(検体155件中2人陽性=外国籍者検体132件中2人陽性)
[中東]◆トルコ(0) (黄)1.28%(検体156件中2人陽性=日本国籍者検体80件中2人陽性)
[中東]◆アラブ首長国連邦(0) (青)1.27%(検体157件中2人陽性=外国籍者検体61件中1人陽性)
[欧州]◆ポーランド(0) (青)1.22%(検体82件中1人陽性=日本国籍者検体53件中1人陽性)
[南米]◆ブラジル(0) (青)1.21%(検体165件中2人陽性=日本国籍者検体58件中2人陽性)
[大洋]◆◆豪 州(0) (青)1.21%(検体496件中6人陽性=外国籍者検体199件中3人陽性)
▲オミクロン前の空港検疫の最悪の時の瞬間罹患率(約1.2%)=2020年11月の外人新規入国解禁・低感染国無検査化による濃化(自動的悪化)直後▲
[欧州]◆◆ドイツ(0) (青)1.17%(検体685件中8人陽性=日本国籍者検体357件中7人陽性)
[欧州]◆フィンランド(0) (青)1.06%(検体94件中1人陽性=日本国籍者検体48件中1人陽性)
▲搭乗者数上限100人搭乗だと自動的に機内に2人以上陽性がいる危険な罹患率(1%以上)▲
▼日本の第六波(オミクロン後)で最悪の時の罹患率(約0.7%)▼
▼オミクロン前の空港検疫の罹患率平均(約0.3〜0.4%)▼
▼日本の第五波(オミクロン前)で最悪の時の罹患率(約0.2%)▼
1%(100人に1人陽性)超えは以上の42か国(前週比+2)で増加でした。今週は、率が高くなる国が多かった印象です。日本国籍者が元々悪い中で、外国籍者が悪化している国が目立ちます。4週連続で3%以上に検体100件以上の国が出ました。マルタ、ポルトガル3、オーストリア、アイルランド2、メキシコです。アイルランドは3週連続の超危険国ですが、なぜか青国です(ポルトガルは4週連続で黄国)。
欧州は変わらず罹患率の高い国が多く危険なうえ、だいぶ悪化してきた印象です。
陽性者発生も1%未満だったのは、9か国(前週比-15)でした。
後述の通り、連続1%超えの異常国は増加していますので、特定国に集中した印象です。==========================
[連続で10%超えの超異常国] 0か国(前週比±0)
-
[連続で1%超えの異常国] 20か国(前週比+5)
モナコ、◆サウジアラビア、コスタリカ、◆ポルトガル、◆オーストリア、
◆アイルランド、◆メキシコ、カザフスタン、◆◆英国、◆◆◆米国、
◆◆タイ、◆スペイン、◆イタリア、◆パキスタン、◆トルコ、
◆アラブ首長国連邦、◆ブラジル、◆◆豪州、◆フィンランド
「2週連続で1%超の異常な国」は20か国(前週比+5)で増加です。==========================
[先週1%超え→今週1%未満] ◆オランダ(0) (青)[先週10%超え→今週陽性0人] →いずれも単発国(それほど危険でない国と推定)と判明
スヴァールバル諸島およびヤンマイエン島(0) (青*)、アンギラ(0) (青*)、シント・マールテン(オランダ領)(0) (青*)、リヒテンシュタイン(0) (黄)、ギニア(0) (黄)、セントルシア(0) (黄)、クウェート(0) (黄)、エクアドル(0) (青)[先週1%超え→今週陽性0人] アルゼンチン(0) (青)、アルバニア(0) (赤)、ブルガリア(3) (青)、オマーン(0) (黄)、ドミニカ共和国(0) (青)、コロンビア(0) (青)、◆ノルウェー(0) (青)、◆モンゴル(0) (青)、◆エジプト(3) (黄)、◆ニュージーランド(0) (青)※注意:検体数=入国者数ではありませんので、実際の罹患率は出ている数字より高いはずです。
■[航空便利用者数分析] 総利用者数7日間換算で十万人超の爆増状態航空利用者数は、検査件数と異なり、5月31日までと6月1日からで、集計に載ってこない人数は出ないはずです。しかし、この分析は、傾向を確認するために5月31日分までを7日間換算します。
合計の利用者数は45,496人(7日間換算106,157/前週比+18,974)。2週ぶり増加。爆増して7日換算で10万人を超えました。1日の入国期限が1万人程=週間7万人程ですから、第三国間乗り継ぎ需要が増えているものと推定されます。ウイルス密輸する陽性入国者が増えない一方で航空利用者は増加するということで、航空会社にも日本にも良い傾向ですね。最多は米国便で14,707人(7日間換算34,316/前週比+8,906)で爆増。ベトナム便が5,179人(7日間換算12,084/前週比+676)、フィリピン便が4,359人(7日間換算10,171/前週比+2,371)で続いています。
今週は増加国ばかりでした。
増加している国:最も人数が増えたのは、米国便。フィリピン便、タイ便3,930人(7日間換算9,170/前週比+2,190)、シンガポール便3,223人(7日間換算7,520/前週比+1,793)と続いています。
皆増した国:該当無し
減少している国:最も人数が減ったのは、スイス便0人(7日間換算0/前週比-522)。韓国便1,950人(7日間換算4,550/前週比-401)などが続いています。
皆減した国:スイス便(-522人)、ポーランド便(-216人)。集計が3日間のみでしたので、定期便就航日に当たらなかっただけとみられます。
利用者数の多いニューカレドニア便からの検体数は日外ともに3日間で4件(日3・外1/7日間換算9)でした。
毎週データは更新されているようですので、今後も注視していきます。
■週間速報内容2022/05/29-2022/05/31(3日間)
全検査
合計 検体30,514(7日間換算71,199)/陽性403(7日間換算940) 1.32%↑
邦人 検体14,579(7日間換算34,018)/陽性271(7日間換算632) 1.86%↑
外人 検体15,935(7日間換算37,182)/陽性132(7日間換算308) 0.83%↑
検体数の多い国
(青)米 国:合計 検体7,316(7日間換算17,071)、陽性180(7日間換算420.0)=2.46%[多人数高率の危険国]
日本人 検体5,484(7日間換算12,796) 陽性131(7日間換算306)=2.39%
外国人 検体1,832(7日間換算 4,275) 陽性 49(7日間換算114)=2.46%[急悪化]
(黄)ベトナム:合計 検体3,891(7日間換算9,079)、陽性14(7日間換算32.7)=0.36%
日本人 検体 533(7日間換算1,244) 陽性 2(7日間換算 5)=0.38%
外国人 検体3,358(7日間換算7,835) 陽性12(7日間換算28)=0.36%
(青)フィリピン:合計 検体2,172(7日間換算5,068)、陽性3(7日間換算7.0)=0.14%
日本人 検体 524(7日間換算1,223) 陽性1(7日間換算2)=0.19%
外国人 検体1,648(7日間換算3,845) 陽性2(7日間換算5)=0.12%
(青)タ イ:合計 検体1,619(7日間換算3,778)、陽性26(7日間換算60.7)=1.61%[多人数高率の危険国]
日本人 検体1,087(7日間換算2,536) 陽性15(7日間換算35)=1.38%
外国人 検体 532(7日間換算1,241) 陽性11(7日間換算26)=2.07%[急悪化]
(青)(黄)中 国:合計 検体1,515(7日間換算3,535)、陽性1(7日間換算2.3)=0.07%
日本人 検体 302(7日間換算 705) 陽性0(7日間換算0)=0%
外国人 検体1,213(7日間換算2,830) 陽性1(7日間換算2)=0.08%
罹患率の高い国
(青)東ティモール:合計 検体3(7日間換算7)、陽性1(7日間換算2.3)=33.33%
日本人 検体3(7日間換算7) 陽性1(7日間換算2)=33.33%
外国人 検体0(7日間換算0) 陽性0(7日間換算0)=0%
(黄)バハマ:合計 検体4(7日間換算9)、陽性1(7日間換算2.3)=25.00%
日本人 検体4(7日間換算9) 陽性1(7日間換算2)=25.00%
外国人 検体0(7日間換算0) 陽性0(7日間換算0)=0%
(青)モナコ:合計 検体12(7日間換算28)、陽性2(7日間換算4.7)=16.67%
日本人 検体10(7日間換算23) 陽性2(7日間換算5)=20.00%
外国人 検体 2(7日間換算 5) 陽性0(7日間換算0)=0%
(黄)北マケドニア:合計 検体7(7日間換算16)、陽性1(7日間換算2.3)=14.29%
日本人 検体1(7日間換算 2) 陽性0(7日間換算0)=0%
外国人 検体6(7日間換算14) 陽性1(7日間換算2)=16.67%
(青)サウジアラビア:合計 検体61(7日間換算142)、陽性7(7日間換算16.3)=11.48%
日本人 検体44(7日間換算103) 陽性6(7日間換算14)=13.64%
外国人 検体17(7日間換算 40) 陽性1(7日間換算 2)=5.88%
■毎日の個別発表との誤差状況(5月29日〜5月31日 3日間)(A)週間発表(今回の滞在国・地域ごとの検査実績発表):403人
(B)毎日発表:362人中非公表0人(複数国滞在者34人(うち3か国7人)=アイルランド/米国、イタリア/オーストリア、インド/タイ、インドネシア/タイ、英国/フランス、英国/パナマ、オーストリア/ドイツ、オーストリア/チェコ、シンガポール/マレーシア、シンガポール/タイ、シンガポール/ベトナム、ドイツ/ベルギー、フランス/マルタ、フランス/モナコ2、米国/モロッコ、米国/英国2、米国/メキシコ2、米国/ボリビア、米国/インド、米国/カナダ、米国/バハマ、米国/オーストリア、米国/カナダ、韓国/タイ、アイルランド/英国/フランス、英国/オランダ/スイス、英国/ドイツ/フランス、シンガポール/タイ/マレーシア2、スイス/東ティモール/ポーランド、米国/オーストラリア/タイ)403
今週も複数国滞在者が多くいました。
欧州が多いのは相変わらずですが、大陸間移動者も増えています。欧州便減便のせいで米国経由での入国が増えているのか、米国と欧州の組み合わせも増えています。欧州の中でも、フランス、ドイツは乗り継ぎ拠点になっているせいか複数国が非常に多いです。
複数国滞在者が増えれば増えるほど、空港検疫の結果を単純に読めなくなってしまうのが痛い所です。
スイス/東ティモール/ポーランドの大陸間移動者は外国籍者でした。
米国/オーストラリア/タイの大陸間移動者は国籍不明です。
感染対策する気ないですね。
(誤差が出ている国)Aが超過していると非公表の可能性有
米 国:(A)180人/(B)184人 Bが4人超過
グアム:(A)4人/(B)0人 Aが4人超過
グアムは毎日発表の集計では米国に含まれるとみられます。
この結果、誤差は出ませんでした。
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検疫に関するデータ(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/border_data.html