2022年10月30日

対馬_空港概要

情報交通ホットライン/日本空港情報館/対馬空港(対馬やまねこ空港)
日本空港情報館
対馬空港(対馬やまねこ空港)

top.jpg
対馬空港(対馬やまねこ空港)

■飛行場の概要
長崎県対馬市美津島町地区にある地方管理空港(旧第3種空港)です。
対馬島の中央部に位置する玄関空港です。昭和38年海を挟んだ竹敷地区に水上飛行場として旧空港が開港したものの昭和43年に廃止となり、昭和50年新空港として現位置に開港しました。昭和58年に滑走路が1900mとなりジェット化されています。
令和4年10月30日現在、国内線のみの運航で、オリエンタルエアブリッジ、ANA(ANAウイングス)により2路線が運航されています。


■飛行場種別:地方管理空港(旧第3種空港)
■設置管理者:長崎県
■滑走路延長:1900m
■空港コード:TSJ/RJDT
■旅客ビル管理者:対馬空港ターミナルビル


■施設の見どころ:◎==== 小規模/シンプルなデザインのターミナルビルで、各施設がコンパクトにまとまっています。島中央部にある白連江山に位置します。
■見学者への対応:◎==== 案内所 有/ターミナルパンフ 無/送迎デッキ 無/ファン向け展示 無(スタンプは空港のもの含め3種類)
■売店の充実度:◎==== 売店・飲食店一体店1店/売店の商品数は中規模で、対馬全体の土産が手に入ります。
■アクセスの状況:◎◎=== 鉄道 無/バス 有/対馬市中心部の厳原から連絡バスが運行、島の南北を結ぶ路線バスも経由します。自動車アクセスが主流。


※就航路線は令和4年10月30日、そのほかの情報は特記以外平成21年8月現在のものです。
01.jpg旅客ターミナルの特徴
昭和58年に完成したターミナルビルです。
地上2階建。駐機方式はフロンタル方式、動線方式は1・1/2層方式です。1階にチェックインロビーと到着口、2階に出発口と売店があります。白壁が目立つシンプルなデザインです。
館内のサインは、灰地に白文字が主流です。
02.jpgターミナル前面
大きな屋根と飛び出た風除室が目を引く前面です。柱が少ないシンプルな構造。建物の出入口は2口です。
車道は3車線が接続。空港入口に近い到着側にタクシーのりばとバスのりばがあります。

バスのりばは1か所で、島中心部の厳原と島北部の比田勝を結ぶ路線バスが経由しています。(厳原まで約25分)
■のりば
比田勝方面(国際ターミナル行、赤島行、仁位行=対馬交通)
厳原方面(桟橋行、厳原行(樽ヶ浜入口経由・樽ヶ浜経由・樽ヶ浜入口/曲経由)=対馬交通)

※平成24年12月21日:厳原行シャトルバス(対馬交通) 運行開始
※平成26年05月17日:厳原行シャトルバス・厳原病院行(樽ヶ浜経由、樽ヶ浜橋経由、バイパス経由)運休、桟橋行、厳原行(樽ヶ浜入口経由・樽ヶ浜経由・曲経由) 新設
※平成28年10月01日:上対馬病院行・厳原行(曲経由) 運休、国際ターミナル行・厳原行(樽ヶ浜入口/曲経由) 新設(上対馬病院行を国際ターミナル行に延伸)
03.jpgチェックインロビー
1階ランド側から見て右側がチェックインロビーになっています。
塩ビシートの床面で非常にシンプルな印象です。
04.jpgチェックインカウンタ
1階。ランド側から見て右端からオリエンタルエアブリッジ(ORC)、ANAグループ(運航はAKX)のカウンタが並びます。
手荷物の受付はANAカウンタで実施されています。
05.jpg出発ロビー
2階ランド側は出発ロビーになっています。待合スペースはランド側から見て左側が中心で、右側に売店兼飲食店があります。
06.jpg出発口
出発ロビー中央部に設置されています。入口は1か所。
出発ロビーと搭乗待合室の間は天井まで覆われたパーティションで区切られています。
出発案内は、出発口横にORCとANA自立式看板が並んでいます(ORCはマグネット、ANAははめこみ式)。
07.jpg到着口
1階ランド側から見て左側に設置されています。
手荷物受取所のターンテーブルは1か所で、出口も1か所です。
08.jpg到着ロビー
1階ランド側から見て左側が到着ロビーです。
階段下に総合案内所があり、レンタカー受付なども行われています。イスは少なめです。
空港のほか、対馬島のスタンプが3つ置かれています。
09.jpg売店・飲食店
2階ランド側から見て右側に売店と軽食店を一体化した店舗が1店(対馬空港売店やまねこ)があります。(搭乗待合室内には過去に売店があったようですが、現在は売店・飲食店ともになし)
それほど大きくない店舗ですが、対馬全体の土産の取扱いがあります。美津島町地区特産の真珠などの雑貨もやや取扱いあり。店頭では活サザエも販売中でした。
空港をはじめとした対馬島の写真入テレホンカードの販売あり。
bag.jpgショッピングバッグ
唯一の売店、対馬空港売店やまねこのショッピングバック。
白色と水色をベースに、飛行機の絵と赤文字で「Tsushima Airport」の文字が書かれています。
11.jpg展望デッキ?
いわゆる展望デッキはありませんが、旅客ビルの隣に関係者用駐車場があり、エプロンを眺められます。
山の上にある空港であるため、眺めはよくなく、滑走路の向こう側は、滑走路に隠れてわずかに山が見える程度です。
ターミナルビルは滑走路のちょうど中央付近に設置されており、飛行機が離陸する瞬間はやや斜め気味の撮影になることが多いようです。
10.jpg地上アクセス施設(駐車場)
ターミナルの前に無料駐車場があります。利用率の高い駐車場のようで、満車時は空港入り口近くに点在している私設の有料駐車場を利用するよう張り紙がしてありました。
レンタカー各社は空港入口付近に数件が出店しています。予約を入れておけば、空港駐車場にて受け渡しまたはレンタカー事務所に送迎がある場合があります。
12.jpgモニュメント
小さな空港ですがモニュメントは多め。
館内で目立つのは2階階段正面にある浅茅湾の壁画です。館外は、旅客ビル脇に行幸啓記念の碑があるほか、正面にはヒオウギ貝の形をした大きなモニュメント、真珠の乙女の像、ようこそ山猫ランドへと書かれた看板が目を引きます。
13.jpg周辺見所施設(対馬の石屋根)
空港区域の一角に、対馬の珍しい建物である石屋根の建物が建っています。
芝生広場にポツンとある不思議な展示物で、詳しい説明はなく、手前に動物を模った石の置物があります。
14.jpg貨物ターミナルビル(対馬空港1ビル)
旅客ターミナルの北隣に貨物ターミナル(対馬空港1ビル)があります。建物の端の方に日通航空のみが入る白い建物です。昭和58年に現在の旅客ターミナルビルが完成するまで使われていた旧・旅客ターミナルで、ターミナル前は小型機用のエプロンになっています。国際線定期チャーター便の発着ターミナルになっています。なお、同じ貨物でもANACARGOの窓口は現旅客ビルの南脇にあります。

■就航路線(国内線)
  ANA   AJX   APJ   SFJ   ADO   SKY   SNA   ORC
  JAL   TZP   JTA   JJP   SJO   RAC
  IBX   FDA   NCA   AMX   NJA   TAL   EXC  
就航先運航会社
( )内は共同運航による運航会社
福岡ANA*d2・ORC(ANA・JAL)
長崎ORC(ANA・JAL)
*d1:ANKによる運航便あり
*d2:AKXによる運航便あり


就航路線変遷(平成21年04月01日以降)
※平成21年11月01日:ORC長崎 ANA共同運航便化
※平成24年04月01日:ANK合併によりANAに変更(ANA*d1→ANA)
※令和02年03月29日:ORC(ANA)福岡 就航
※令和04年10月30日:ORC(ANA)福岡・ORC(ANA)長崎 JAL共同運航便化(ORC(ANA)→ORC(ANA・JAL))


■就航路線(国際線)
就航先運航会社
( )内は共同運航による運航会社
 (定期就航路線はありません)
*i1:定期チャーター便

就航路線変遷(平成21年04月01日以降)
※平成24年02月04日:KEA*i1ソウル仁川 対馬発取扱開始
※平成26年?*月**日:KEA*i1ソウル 運休

■空港所在地
空港所在地はクリック(Googleマップ)
■対馬空港(対馬やまねこ空港)についてもっと詳しく調べたい方のリンク集
対馬空港(対馬やまねこ空港)旅客ビルの公式サイト△(対馬空港ターミナルビル株式会社)
対馬空港(Wikipedia)◎(フリー百科事典ウィキペディアサイト内)

※「情報交通ホットライン」は日本の空港を紹介する私設サイトです。
※対馬空港(対馬やまねこ空港)の公式サイトではありません。

開設月日 2009.09.21
初調査日 2009.08.09
前調査日 2009.08.09
posted by johokotu at 12:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 対馬空港(対馬やまねこ空港) | 更新情報をチェックする

壱岐_空港概要

情報交通ホットライン/日本空港情報館/壱岐空港
日本空港情報館
壱岐空港

top.jpg
壱岐空港

■飛行場の概要
長崎県壱岐市石田町地区にある地方管理空港(旧第3種空港)です。
佐賀県北方の対馬海峡に位置する壱岐島にある離島空港、島南東部の海岸沿いにある島の玄関空港です。
昭和41年に供用開始された空港で、滑走路は開港以来1200mのままです。
かつては壱岐国際航空の拠点空港となったり、福岡線が開設されたりしたこともありましたが、令和4年10月30日現在、国内線のみの運航で、オリエンタルエアブリッジ(ORC)により1路線(長崎線)のみが運航されています。平成21年11月よりORC運航便への共同運航方式でANAが再参入しています。


■飛行場種別:地方管理空港(旧第3種空港)
■設置管理者:長崎県
■滑走路延長:1200m
■空港コード:IKI/RJDB
■旅客ビル管理者:壱岐空港ターミナルビル


■施設の見どころ:◎◎=== 小規模/一見空港には見えない白壁のシンプルなデザインのビルです。すべての施設がコンパクトにまとまっています。ターミナル前に池などがありますが、きれいにされていません。
■見学者への対応:◎==== 案内所 無/ターミナルパンフ 無/送迎デッキ 無料/ファン向け展示 無
■売店の充実度:◎==== 売店1店、飲食店0店/壱岐島の土産がやや手に入りますが、品数は少なめ。
■アクセスの状況:◎==== 鉄道 無(島内に無)/バス 有/市役所のある郷ノ浦から航空便に接続する連絡バスあり。


※就航路線は令和4年10月30日、そのほかの情報は特記以外平成21年8月現在のものです。
01.jpg旅客ターミナルの特徴
地上1階建(一部2階建)。駐機方式はフロンタル方式、動線方式は単層方式です。非常に小さなターミナルで、チェックインロビー、搭乗口、到着口がコンパクトにまとまっています。ボーディングブリッジはなく、全便地上搭乗になります。
ぱっと見た目は小さな研究所のような建物で、屋上デッキに上がる階段と屋根にたくさん取り付けられたアンテナが目を引きます。
館内のサインは、ほとんどありませんが白地に青文字が主流です。
02.jpgターミナル前面
入口部分に小さな庇があるだけの前面です。入口の段差解消用スロープはあるものの、歩道はありません。建物の出入口は1か所です。
すぐ前に車道が接続しており、タクシーのりばとバスのりばになっています。

バスのりばは1か所で、壱岐交通により連絡バスが運行されています。(航空便に合わせた最低限の運行)
■のりば 郷ノ浦行(壱岐交通)
03.jpgロビー
入口を入るとすぐにロビーになっています。チェックインカウンタ、搭乗口、到着口がまとまっています。天井がやや高い構造。エプロン側に待合スペースがあるほか、売店1店が出店しています。
04.jpgチェックインカウンタ
ランド側から見て左側に設置されています。ORCのカウンタで、ORCの大きなロゴが目立ちます。
すぐ隣が手荷物受渡場所で、その背後壁面に、はめこみ式の発着案内が掲出されています。
05.jpg出発口
ロビー中央部に設置されています。入口は1か所。搭乗待合室はなく、通過した先にエプロンへ出る扉があり、すぐに搭乗する形になります。
06.jpg到着口
ロビー中央部に設置されています。出口は1か所。手荷物受取所スペースはなく、荷物受渡しはカウンタ脇にある台で行われます。
07.jpg売店
ランド側から見て右側に売店が1店舗(あまごころ本舗)出店しています。飲食店はありません。
郷ノ浦などに土産屋を経営するお店の空港店です。小さな売店ですが、島の土産が一通り揃っています(確実に買いたい商品があるようならば港や街中の土産屋を利用する方が無難かもしれません)。
08.jpg送迎デッキ
屋上が送迎デッキとして開放されており、建物正面に外付けされている階段でアクセスできます。入場無料。デッキのすぐわきに管制スペースがあります。
エプロン側、ランド側とも眺めることが可能で、柵は低く、非常に見やすい環境です。
09.jpg送迎デッキからのながめ
正面には対馬海峡の海が広がっています。
ターミナルビルは滑走路のちょうど中央付近に設置されており、飛行機が離陸する瞬間はやや斜め気味の撮影になることが多いようです。なお、エプロンを外れると滑走路はやや隠れてしまいます。
10.jpg地上アクセス施設(駐車場)
ターミナルの前に無料駐車場があります。
レンタカー各社は空港入口付近に数件が並んでいます。予約を入れておけば、空港駐車場にて受け渡しまたはレンタカー事務所に送迎がある場合があります。
12.jpg地上アクセス施設(駐輪場)
この空港はエプロン脇に屋根つきの駐輪場が用意されています。利用度はかなり低そうです。
11.jpg周辺見所施設(錦浜)
空港周辺には壱岐を代表する海水浴場が3つあり、滑走路の北東に筒城浜、東に大浜、南西に錦浜があります。いずれも滑走路位置が高く、海水浴場から飛行機を見るのは難しいですが、錦浜は南からアプローチする飛行機を海水浴場をからめて撮影可能です。特に、滑走路南端東側は高台、西側は岩場になっていて、滑走路の飛行機を眺められます。
この他、空港周辺では、ターミナル地区北側徒歩10分ほどの所に人気のない展望公園あります。
※写真は非常に危険な岩場上から撮影しています。仮にこれを見て撮影に行く人がいましたら、自己責任で、かつ、事故発生後に飛行機運航や他の撮影者に影響がないようお願いします(安全帯着用必須)。

■就航路線(国内線)
  ANA   AJX   APJ   SFJ   ADO   SKY   SNA   ORC
  JAL   TZP   JTA   JJP   SJO   RAC
  IBX   FDA   NCA   AMX   NJA   TAL   EXC  
就航先運航会社
( )内は共同運航による運航会社
長崎ORC(ANA・JAL)
就航路線変遷(平成21年04月01日以降)
※平成21年11月01日:ORC長崎 ANA共同運航便化(ORC→ORC(ANA))
※令和04年10月30日:ORC(ANA)長崎 JAL共同運航便化(ORC(ANA)→ORC(ANA・JAL))

■空港所在地
空港所在地はクリック(Googleマップ)
■壱岐空港についてもっと詳しく調べたい方のリンク集
壱岐空港(Wikipedia)◎(フリー百科事典ウィキペディアサイト内)

※「情報交通ホットライン」は日本の空港を紹介する私設サイトです。
※壱岐空港の公式サイトではありません。

開設月日 2009.09.21
初調査日 2009.08.09
前調査日 2009.08.09
posted by johokotu at 12:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 壱岐空港 | 更新情報をチェックする

福江_空港概要

情報交通ホットライン/日本空港情報館/福江空港(五島つばき空港)
日本空港情報館
福江空港(五島つばき空港)

top.jpg
福江空港(五島つばき空港)

■飛行場の概要
長崎県福江市にある地方管理空港(旧第3種空港)です。
長崎県西部に位置する五島列島の玄関空港として、昭和38年、福江島に開港しました。4度にわたり滑走路延長が実施され、ジェット化されています。愛称は「五島福江空港」でしたが、平成26年3月に新愛称「五島つばき空港」が決定、ANAの時刻表などでも記載されています。
令和4年10月30日現在、国内線のみの運航で、オリエンタルエアブリッジ、ANA(ANAウイングス)により2路線が運航されています。


■飛行場種別:地方管理空港(旧第3種空港)
■設置管理者:長崎県
■滑走路延長:2000m
■空港コード:FUJ/RJFE
■旅客ビル管理者:福江空港ターミナルビル


■施設の見どころ:◎◎=== 小規模/すっきりとした四角い形の建物で、前面のガラスが目を引くターミナルです。白を基調としたシンプルな内装です。
■見学者への対応:◎==== 案内所 有/ターミナルパンフ 無/送迎デッキ 無料/ファン向け展示 無
■売店の充実度:◎◎=== 売店1店、飲食店1店/五島列島各島の土産が手に入ります。品数は中規模です。
■アクセスの状況:◎◎=== 鉄道 無/バス 有/福江市中心部から車で10分程度で、自転車圏内(タクシーでも1000円程度)


※就航路線は令和4年10月30日、そのほかの情報は特記以外平成26年12月現在のものです。
SKYVIEW
福江→長崎便の右窓席から撮影。空港北西側上空。

FUJ000.jpgFUJ000-1.gif
少し逆光気味で見づらいですが、福江島上空から南東方向を向いて写した福江空港の様子。周辺は畑が広がる高台に位置しています。
FUJ001.jpg旅客ターミナルの特徴
(写真は平成26年12月撮影)
昭和63年に完成したターミナルビルです。
地上2階建。駐機方式はフロンタル方式、動線方式は1・1/2方式です。1階にチェックインロビー、到着ロビー、2階に出発ロビー、売店、屋上に展望デッキがあります。
外観はすっきりとした四角い形で、正面のガラス張り部分が目を引く、やや珍しいデザイン。内装は白を基調としたシンプルなもので、2階部分は天井に採光窓も配され、明るいターミナルになっています。
館内のサインは、灰地に白文字が主流。ピクト部分に色を配しているものがあり、出発系は緑色、到着系は黄色を使用しています。
FUJ002.jpgターミナル前面
(写真は平成26年12月撮影)
四角いターミナルとは対照的に丸みを帯びた屋根と柱が目を引く前面です。
出入口は2か所。車道は3車線が接続しています。
バスのりばは1か所で、五島自動車により1路線が運行されています。(航空便に合わせた最低限の運行/1日8往復程度)
■のりば 福江市内行(五島自動車)
FUJ003.jpgチェックインロビー
(写真は平成26年12月撮影)
1階ランド側から見て左側がチェックインロビーになっています。
塩ビシートの床面で非常にシンプルな印象です。少ないですが橙色のイスが配置されています。
FUJ004.jpgチェックインカウンタ
(写真は平成26年12月撮影)
1階ランド側から見て左側、チェックインロビーにあります。建物端側は開いており、ANAカウンタのみがあります。オリエンタルエアブリッジ(ORC)運航便は全便ANAと共同運航しており、手続きはANAカウンタで行われます。
奥側の空白スペースにはかつてORCカウンタがあったところで、平成21年11月にANAと共同運航を開始したことに伴い廃止されています。ちなみに、共同運航開始前の平成21年8月の時点でORCのチェックイン業務はANA制服を着た職員が手続きをしていました。
※平成21年11月01日:ORCカウンタ 廃止
FUJ005.jpg出発ロビー
(写真は平成26年12月撮影)
2階ランド側は出発ロビーになっています。売店・飲食店が1店ずつある程度のシンプルなロビーです。イスは少なめです。
FUJ007.jpg出発口
(写真は平成26年12月撮影)
2階ランド側から見て左側に設置されています。
入口は1口です。
出発案内は掲示されていません。
FUJ008.jpg搭乗待合室
(写真は平成26年12月撮影)
2階エプロン側は搭乗待合室です。他のフロア同様、塩ビシート張りですが、イスが青を基調としたものになっています。待合スペースと改札以外は、喫煙室とお手洗のみがある小さなスペースです。
改札、搭乗橋ともに1か所です。
出発ロビーとの間がガラス張りになっていて、そちらに向けて子供用の小さな椅子が置かれており、「ByeBye KIDS SEAT」と名付けられています。
08.jpg到着口
(写真は平成21年8月撮影)
1階ランド側から見て右側に配置されています。
ターンテーブル、出口とも1か所です。
到着案内は黒板にマグネット式のものが掲げられています。
FUJ009.jpg到着ロビー
(写真は平成26年12月撮影)
1階ランド側から見て右側に配置されています。ロビー周囲に交番と案内所があります。
到着口脇に観光インフォメーションセンター・長崎巡礼センター、階段下に旅行センターがあります。
FUJ010.jpg売店
(写真は平成26年12月撮影)
2階ランド側から見て右側に1店舗(福江空港売店)が出店しています。
品数は中規模で、五島列島各島の土産が手に入ります。箱菓子や冷蔵品が多く、雑貨も取扱いがあります。
売店が五島列島で使用できる「しまとく通貨」の販売所となっています。
bag.jpgショッピングバック
(写真は平成21年8月撮影)
福江空港売店のショッピングバッグ。
白地に水色で「FUKUE AIRPORT」という文字と三角模様が描かれています。
FUJ011.jpg飲食店
(写真は平成26年12月撮影)
2階ランド側から見て右側に1店舗(カメリア)が出店しています。
FUJ012.jpg送迎デッキ
(写真は平成26年12月撮影)
屋上に設置されています。入場無料。2階から専用階段でのぼった場所にあります。
屋根はありませんが、柵は低く見やすい環境です。
13.jpg送迎デッキからのながめ
(写真は平成21年8月撮影)
正面には、福江島中心部の山々の眺めが広がります。ターミナルビルは滑走路の南東側にあり、午前中が順光条件。
ターミナルビルは滑走路のちょうど中央付近に設置されており、飛行機が離陸する瞬間はやや斜め気味の撮影になることが多いようです。
FUJ015.jpg館内モニュメント
(写真は平成26年12月撮影)
2階に上がる階段わきに五島列島の大凧「バラモン凧」、2階に五島市出身の山本二三氏による「大瀬崎灯台と椿」(写真)と題する絵画が展示されています。
15.jpg館外モニュメント
(写真は平成21年8月撮影)
空港入口付近に五島列島を表現した巨大モニュメントがあります。
FUJ016.jpg五島思ひ出日記
(写真は平成26年12月撮影)
搭乗待合室内には訪れた人が自由に書き込みができるノート「五島思ひ出日記」が設置されています。
FUJ014.jpg地上アクセス施設(駐車場)
(写真は平成26年12月撮影)
ターミナルの前に無料駐車場があります。
レンタカー各社は空港周辺にはなく、福江市市街地の営業所での取扱いです。予約を入れておけば、空港駐車場にて受け渡しまたはレンタカー事務所に送迎がある場合があります。
16.jpg周辺見所施設(旧旅客ターミナル)
(写真は平成21年8月撮影)
昭和63年に現在の旅客ターミナルビルが完成するまで、現旅客ビルの北側に旅客ターミナルがありました。この建物は現在も残存しています。
正面に掲げられていた「FUKUE AIRPORT」という文字ははがされていますが、現役の建物で、福江空港管理事務所などが入居しています。また、この建物正面にあるエプロンも現役で、1番と2番の2スポットが使用されています。
(デッキなどは閉鎖されており、旅客は立ち入れません。)

■就航路線(国内線)
  ANA   AJX   APJ   SFJ   ADO   SKY   SNA   ORC
  JAL   TZP   JTA   JJP   SJO   RAC
  IBX   FDA   NCA   AMX   NJA   TAL   EXC  
就航先運航会社
( )内は共同運航による運航会社
福岡ORC(ANA・JAL)・ANA*d2
長崎ORC(ANA・JAL)
*d0:一部曜日のみの就航
*d1:ANKによる運航便
*d2:AKXによる運航便


就航路線変遷(平成21年04月01日以降)
※平成21年08月08日:ANA*d1関西国際 就航(夏期増便)
※平成21年08月22日:ANA*d1関西国際 運休(08/21最終運航)
※平成21年11月01日:ORC(ANA)福岡 就航、ORC(ANA)長崎 ANA共同運航便化(ORC→ORC(ANA))
※平成22年08月07日:ANA*d1関西国際 就航(夏期増便)
※平成22年08月21日:ANA*d1関西国際 運休(08/20最終運航)
※平成23年08月06日:ANA*d1関西国際 就航(夏期増便)
※平成23年08月20日:ANA*d1関西国際 運休(08/19最終運航)
※令和03年01月19日:ANA*d2福岡 長期欠航
※令和03年02月08日:ANA*d2福岡 再開
※令和03年05月03日:ANA*d2福岡 一部曜日のみの運航に変更(ANA*d2→ANA*d0*d2)
※令和03年06月01日:ANA*d0*d2福岡 毎日運航に変更(ANA*d0*d2→ANA*d2)
※令和04年10月30日:ORC(ANA)福岡・ORC(ANA)長崎 JAL共同運航便化(ORC(ANA)→ORC(ANA・JAL))

※事前購入型または特定便しかない乗り継ぎ割引設定路線は平成26年3月に公開を終了しました。(H24.3.25 ANA大阪国際 新設、H25.3.31 ANA小松 新設)

■空港所在地
空港所在地はクリック(Googleマップ)
■福江空港(五島つばき空港)についてもっと詳しく調べたい方のリンク集
福江空港(五島つばき空港)旅客ビルの公式サイト△(福江空港ターミナルビル)
福江空港(Wikipedia)◎(フリー百科事典ウィキペディアサイト内)

※「情報交通ホットライン」は日本の空港を紹介する私設サイトです。
※福江空港(五島つばき空港)の公式サイトではありません。

開設月日 2009.09.24
初調査日 2009.08.11
前調査日 2014.12.09
posted by johokotu at 12:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 福江空港(五島つばき空港) | 更新情報をチェックする

天草_空港概要

情報交通ホットライン/日本空港情報館/天草飛行場
日本空港情報館
天草飛行場

top.jpg
天草飛行場

■飛行場の概要
熊本県天草市にあるその他の空港(旧その他飛行場)です。
熊本県西部に広がる天草諸島の下島に位置する空港で、平成12年3月に開業しました。
流通の高速化や人・物の交流の活性化を目指して開設された天草諸島の空の玄関空港。開港に合わせて、県や地元市町村が出資する天草エアライン(AMX)が設立され、就航しています(AMX本社は空港内) 。
令和4年10月30日現在、国内線のみの運航で、AMXにより2路線が運航されています。


■飛行場種別:その他の空港(旧その他飛行場)
■設置管理者:熊本県
■滑走路延長:1000m
■空港コード:UBJ/RJDC
■旅客ビル管理者:熊本県


■施設の見どころ:◎◎◎== 小規模/シンプルな施設で正面の吹抜が目立ちます。周囲の公園も見どころのひとつです。木材を多用したターミナルで、トイレ天井にも使用しているほどです。
■見学者への対応:◎◎=== 案内所 有/ターミナルパンフ 無/展望デッキ 無料/ファン向け展示 無/AMXのパンフを配布(空港概要記載有)
■売店の充実度:◎==== 売店1店・飲食店0店/商品数もそれほど多くありませんが、天草地方の土産が充実。
■アクセスの状況:◎==== 鉄道 無/バス 有/バスは飛行機運航に合わせた最小限運行。


※就航路線は令和4年10月30日、そのほかの情報は平成19年12月現在のものです。
01.jpg旅客ターミナルの特徴
開港に合わせて誕生したターミナルです。駐機方式はフロンタル方式、動線方式は1層方式です。ボーディングブリッジはなく、全便地上搭乗になります。
ターミナルは2階建てですが、2階は事務所と展望デッキがあるだけで、主要施設は1階に集中。チェックインカウンタと搭乗口、搭乗待合室、到着口、売店・レストランがあります。
完全にバリアフリーであるほか、トイレで天井にも木材を使うなど、小さいながら非常に面白い構造が多く見られます。
ターミナル内のサインは、黒地に白文字、黄や青といった色付の図柄で統一されています。
02.jpgターミナル前面
横断歩道部の大きくせり出した屋根が目立つ前面です。
バスのりばは1か所です。(本渡まで約15分、航空便に合わせた最低限の運行)
■のりば 本渡行(九州産交バス)

※平成29年06月21日:本渡行 運休(期間運休)
※平成29年07月01日:本渡行 再開
※航空便全便運休時には期間運休することがあります(一週間以内の期間運休は記載しません)。
04.jpgロビー
1階ランド側はほぼ全面に渡って一体化したロビー空間になっています。ランド側から見て左側に出発ロビー、中央がチェックインロビー、右側が到着ロビーの役割を持ちます。
搭乗待合室内が小さく、実質的に搭乗待合室も兼ねたようなものになっているため、イスが多く配置されています。
壁面には、天草エアライン(AMX)のチラシが多く貼ってあるほか、天草四郎の絵や天草地域の地図などが飾られています。
03.jpgチェックインカウンタ
1階、中央に設置されています。
就航航空会社がAMXのみのため、同社のカウンタになっています。
AMXと共同運航している日本航空は、AMXカウンタで手続きが行われます。
※平成27年04月01日:AMX運航便へのJAL共同運航便化
05.jpg出発口・搭乗待合室
1階、チェックインカウンタの左側にあります。
案内掲示は、差し込み式です。
06.jpg到着口
1階、チェックインカウンタの右側にあります。
出口正面には総合案内があり、天草地区のレンタカー受付などを行っています。
07.jpg売店・飲食店
売店・飲食店は1階ランド側から見て左端に、飲食併設売店が1店舗あります。売店前にはイスとテーブルが並べられています。
天草を代表するお菓子や民芸品などが販売されています。天草四郎に関するおみやげが多く見られました。
08.jpg展望デッキ
2階にあります。入場無料。
狭いデッキです。駐機中の飛行機は眺められますが、目の細かいフェンスが設置されています。
デッキの屋内にも休憩所があり、雨の日もガラス越しに楽しめます。
09.jpg展望デッキからのながめ
正面には滑走路の向こうに島原湾が展開しますが、目の細かいフェンスがあり、かつ目の前に柱があり、撮影には不向きです。ターミナルは滑走路の南西側にあり、午後が順光条件です。
ターミナルビルは滑走路のちょうど端付近に設置されており、飛行機が離陸する瞬間は撮影が難しいです。
11.jpg地上アクセス施設(駐車場)
ターミナルビル正面に無料駐車場があります。
レンタカー各社は空港周辺にはありません。天草諸島に点在するレンタカー各社をターミナル内の総合案内で予約できます。
10.jpg周辺見所施設(空港展望公園)
空港の南側に空港展望公園が広がっています。
小高い丘も造成されており、滑走を高い位置から眺めることが出来ます。滑走路に向いた遠景は、ターミナル展望デッキとほぼ同じで、離着陸する飛行機と島原湾を合わせて撮影したい時は最適です。

■就航路線(国内線)
  ANA   AJX   APJ   SFJ   ADO   SKY   SNA   ORC  
  JAL   TZP   JTA   JJP   SJO   RAC  
  IBX   FDA   NCA   AMX   NJA   TAL   EXC  
就航先運航会社
( )内は共同運航による運航会社
福岡AMX(JAL・ANA)
熊本(阿蘇くまもと)AMX(JAL・ANA)
(乗継便)大阪国際(伊丹)AMX*1
*1:AMXの特別割引運賃で1区間程度の運賃でアクセスできる空港

就航路線変遷(平成21年4月1日以降)
※平成25年02月12日:AMX福岡・AMX熊本・AMX*1大阪国際 運休(期間運休)
※平成25年02月25日:AMX福岡・AMX熊本・AMX*1大阪国際 就航
※平成25年07月01日:AMX福岡・AMX熊本・AMX*1大阪国際 運休(期間運休)
※平成25年07月13日:AMX福岡・AMX熊本・AMX*1大阪国際 就航
※平成27年04月01日:AMX福岡・AMX熊本 JAL共同運航便化
※平成27年08月24日:AMX(JAL)熊本・AMX*1大阪国際 運休(8/23最終運航)
※平成28年02月20日:AMX(JAL)熊本・AMX*1大阪国際 就航
※平成29年06月21日:AMX(JAL)福岡・AMX(JAL)熊本・AMX*1大阪国際 運休(期間運休)
※平成29年07月01日:AMX(JAL)福岡・AMX(JAL)熊本・AMX*1大阪国際 再開
※令和02年04月10日:AMX(JAL)熊本・AMX*1大阪国際 長期欠航
※令和04年10月30日:AMX(JAL)福岡・AMX(JAL)熊本 ANA共同運航便化(AMX(JAL)→AMX(JAL・ANA))
※AMX(JAL)福岡・AMX(JAL)熊本・AMX*1大阪国際は法定機材整備のため期間運休することがあります(一週間以内の期間運休は記載しません)。

■空港所在地
空港所在地はクリック(Googleマップ)
■天草飛行場についてもっと詳しく調べたい方のリンク集
天草飛行場(Wikipedia)◎(フリー百科事典ウィキペディアサイト内)
※「情報交通ホットライン」は日本の空港を紹介する私設サイトです。
※天草飛行場の公式サイトではありません。

開設月日 2009.03.29
初調査日 2007.12.17
前調査日 2007.12.17
posted by johokotu at 12:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 天草飛行場 | 更新情報をチェックする

喜界_空港概要

情報交通ホットライン/日本空港情報館/喜界空港
日本空港情報館
喜界空港(喜界島空港)

KKXtop.jpg
喜界空港(喜界島空港)

■飛行場の概要
鹿児島県大島郡喜界町にある地方管理空港(旧第3種空港)です。
奄美群島北部の喜界島にある離島空港。島南西部の海岸沿いにある島の玄関空港です。
昭和6年に旧海軍基地として開場。昭和34年、奄美群島で戦後初めて民間機(東亜航空による鹿児島(鴨池)路線)が就航し、喜界町営の場外離着陸場となりました。昭和49年県営化と同時に喜界空港に名称変更されましたが、日本航空グループの時刻表などでは喜界島空港として紹介されています。
令和4年10月30日現在、国内線のみの運航で、JAL(日本エアコミューター)により2路線が運航されています。


■飛行場種別:地方管理空港(旧・第3種空港)
■設置管理者:鹿児島県
■滑走路延長:1200m
■空港コード:ASJ/RJKA
■旅客ビル管理者:奄美航空


■施設の見どころ:◎◎=== 小規模/平屋建ての旅客ビルと巨大なあずまやが目を引きます。バス待合所のようなコンパクトな建物です。船舶会社マルエーグループが管理する空港施設です。
■見学者への対応:◎==== ターミナルパンフ 無/空港案内所 無/展望デッキ 無(エプロンを眺められるあずまやあり)/ファン向け展示 無
■売店の充実度:◎◎=== 売店兼飲食店1店/喜界島の土産は品ぞろえ多め。空港近くに総合土産物店があり箱菓子の品数はそちらの方が豊富。レンタサイクル併設。
■アクセスの状況:◎◎◎== 鉄道 無(島内に無)/バス 有/喜界町役場などがある中心部に位置する空港で、アクセス性は抜群です。路線バスは、喜界島をまわるバスが空港を経由する形で運行されています。


※就航路線は令和4年10月30日、そのほかの情報は平成21年3月現在のものです。
KKX001.jpg旅客ターミナルの特徴
(写真は平成28年4月撮影)
地上1階建。駐機方式はフロンタル方式、動線方式は単層方式です。ぱっと見た目はバス待合室のような平屋建て。非常に小さなターミナルで、チェックインカウンタ、搭乗口、到着口がコンパクトにまとまっています。ボーディングブリッジはなく、全便地上搭乗になります。
館内のサインは、ほとんどありませんが、保安検査場は珍しく黄地に黒文字、到着口は白地に黒文字です。
旅客ビル管理者の奄美航空は平成17年に喜界島空港ビル株式会社と合併した会社。日本航空グループの委託代理店ですが、競合関係にある船舶会社のマルエーグループの会社です。喜界空港のほか、奄美空港、徳之島空港、与論空港で航空機発着にともなう全業務を行っています。喜界島は奄美群島の中でもマルエーグループの影響が強い島でこのような不思議な状況になっています。
KKX002.jpgターミナル前面
(写真は平成28年4月撮影)
庇が小さく出ているだけの前面で、歩道部分はターミナル前部分のみです。建物の出入口は2口です。
すぐ前に車道が接続しており、タクシーのりばとバスのりばになっています。

バスのりばは1か所です。(全便合わせて1時間に1本程度の運行、運行会社は奄美航空です。昭和50年までは東亜航空がバスを運行していました。)
■のりば 南中央線、北中央線(奄美航空喜界バス)

※平成22年10月01日:喜界バス マルエーフェリー運営から奄美航空運営に変更
※令和04年10月05日:南本線・北本線・中央線(奄美航空喜界バス) 運休、南中央線・北中央線(奄美航空喜界バス) 新設
KKX003.jpgロビー
(写真は平成28年4月撮影)
入口を入るとすぐにロビーになっています。チェックインカウンタ、搭乗口、到着口がまとまっています。
KKX004.jpgチェックインカウンタ
(写真は平成28年4月撮影)
エプロン側中央に設置されています。日本航空グループ(JAC)のカウンタです。
チェックインカウンタのすぐ左側にX線検査機器が置かれていて搭乗口になっています。搭乗待合室はなく、通過した先にエプロンへ出る扉があり、地上搭乗となります。
KKX006.jpg到着口
(写真は平成28年4月撮影)
チェックインカウンタの右側に設置されています。出口は1か所。手荷物受取所スペースはなく、荷物受渡しはカウンタ脇にある台で行われます。
この空港では、貨物預かりの荷物の受渡しもこのカウンタで行われています。
KKX007.jpg売店・飲食店
(写真は平成28年4月撮影)
ランド側から見て右側に喫茶と売店を併設した喜界島空港売店があります。
売店には喜界島の土産が揃っていますが、菓子は袋詰めのものが多く箱菓子はやや種類が少ないです。喫茶は空港にしてはややリーズナブルな価格設定。
日本の空港では非常に珍しくレンタサイクル・バイクの取扱いがあります。
bag.jpgショッピングバッグ
(写真は平成21年3月撮影)
喜界島空港売店の包装紙。
えんじ色で複数の模様と「喜界島空港売店」の文字を書いた包装紙です。
ショッピングバックは無地白色のビニール袋を使用しています。
KKX008.jpg送迎デッキ?
(写真は平成28年4月撮影)
送迎デッキはありませんが、旅客ビルの北隣に巨大な屋根を持つあずまやが設けられています。
KKX009.jpg送迎デッキ?からのながめ
(写真は平成28年4月撮影)
エプロンが丸見えですが、柵は高いうえに近づけないため撮影には不向きです。
滑走路の向こう側は、正面に空港臨海公園・喜界ガーデンゴルフが広がっています。
ターミナルビルは滑走路のちょうど中央付近に設置されており、飛行機が離陸する瞬間はやや斜め気味の撮影になることが多いようです。なお、エプロンを外れると滑走路は隠れてしまいます。
KKX010.jpgアート作品など
狭いターミナルですので、大きなものはありませんが、ターミナル内には絵画が掲示されています(写真は森田三雄さん(喜界町出身)の雉っ子の遊歩道)。
KKX011.jpg陸上アクセス施設(駐車場)
(写真は平成28年4月撮影)
ターミナルの前に約100台分の無料駐車場があります。
レンタカー各社は空港前に数件が並んでいます。予約を入れておけば、空港駐車場にて受け渡しまたはレンタカー事務所に送迎がある場合があります。レンタサイクル・バイクは空港売店で取扱いあり。

11.jpg周辺見所施設(空港臨海公園)
(写真は平成21年3月撮影)
空港区域の北側は空港臨海公園となっており、島内でも有数のレジャー地域になっています。滑走路に面する部分は非常に低い金網しかなく容易に撮影できます。
空港臨界公園には喜界ガーデンゴルフ、スギラビーチがあり、ゴルフをしながら、泳ぎながら飛行機の離着陸を眺められます。

■就航路線(国内線)
  ANA   AJX   APJ   SFJ   ADO   SKY   SNA   ORC
  JAL   TZP   JTA   JJP   SJO   RAC
  IBX   FDA   NCA   AMX   NJA   TAL   EXC  
就航先運航会社
( )内は共同運航による運航会社
鹿児島JAL(ANA)*1
奄美(奄美大島)JAL*(ANA)1
*1:JACによる運航便あり

就航路線変遷(平成21年04月01日以降)
※令和02年10月25日:JAC鹿児島・JAC奄美 運休(10/24最終運航)、JAL*1鹿児島・JAL*1奄美 就航
※令和04年10月30日:JAL*1鹿児島・JAL*1奄美 ANA共同運航便化(JAL*1→JAL(ANA)*1)

※事前購入型しかない乗り継ぎ割引設定路線は平成26年3月に公開を終了しました。(H23.2.1 JAL東京国際・大阪国際・福岡 新設)

■空港所在地
空港所在地はクリック(Googleマップ)
■喜界空港についてもっと詳しく調べたい方のリンク集
喜界空港売店の公式サイト△
喜界空港(Wikipedia)◎(フリー百科事典ウィキペディアサイト内)

※「情報交通ホットライン」は日本の空港を紹介する私設サイトです。
※喜界空港の公式サイトではありません。

開設月日 2009.04.13
初調査日 2009.03.12
前調査日 2016.04.03
posted by johokotu at 12:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 喜界空港(喜界島空港) | 更新情報をチェックする

徳之島_空港概要

情報交通ホットライン/日本空港情報館/徳之島空港(徳之島子宝空港)
日本空港情報館
徳之島空港(徳之島子宝空港)

top.jpg
徳之島空港(徳之島子宝空港)

■飛行場の概要
鹿児島県大島郡天城町にある地方管理空港(旧第3種空港)。奄美群島中部に位置する日本一長寿の島、徳之島にある離島空港です。
島北西部の海上(サンゴ礁リーフ上)を埋め立てて造成した空港です。昭和37年、東亜航空の場外離着陸場として開港しました。昭和45年に県営化され、昭和55年には全国の離島で初めて本格ジェット化されています。
平成24年2月、開港50周年を記念して、愛称が「徳之島子宝空港」に決定しました。
令和4年10月30日現在、国内線のみの運航で、JAL(ジェイエア・日本エアコミューター)により3路線が運航されています。


■飛行場種別:地方管理空港(旧・第3種空港)
■設置管理者:鹿児島県
■滑走路延長:2000m
■空港コード:TKN/RJKN
■旅客ビル管理者:徳之島空港ビル


■施設の見どころ:◎◎=== 小規模/三つの丸い屋根が目を引くターミナルです。大規模な構造はありませんが、出発口と到着口が左右に分かれており、その中央に店舗区画がある分かりやすい配置。
■見学者への対応:◎◎=== ターミナルパンフ 無/空港案内所 有(観光案内所併設)/展望デッキ 無料/ファン向け展示 無
■売店の充実度:◎◎=== 売店4店・飲食店2店/売店・飲食店は最小限ですが、扱っている品数はやや多めです。徳之島全域の土産が手に入ります。
■アクセスの状況:◎==== 鉄道 無/バス 有/天城町中心部からは自転車圏内。主要港がある徳之島町中心部(亀津地区)との間を連絡するバスが航空便に合わせて運行


※就航路線は令和4年10月30日、そのほかの情報は平成21年3月現在のものです。
SKY VIEW
奄美→徳之島の機内左側窓から撮影。空港北側上空。
skyview2.jpg skyview.jpg
リーフ上にある珍しい徳之島空港は御覧の通り、島から飛び出るように設置されています。
空港がある地域は天城町で写真左上(東側)に町中心部があります。空港の右側(西側)は東シナ海です。空港滑走路と島との間、茶色っぽい部分が残っているリーフ部分で、現在はあおさの養殖場が広がります。後述する松原漁港は写真下部のぎりぎり写っていない場所にあります。

01.jpg旅客ターミナルの特徴
昭和55年に完成したターミナルビルです。
地上1階建(一部2階建)。駐機方式はフロンタル方式、動線方式は単層方式です。ほぼすべての施設が1階にあり、2階(屋上)は送迎デッキです。ボーディングブリッジはなく、全便地上搭乗になります。
横に長いターミナルで、左右に出発ロビーと到着ロビー、中央に売店区画があります。
緑色の丸い屋根と白壁がマッチした外観。エプロン側にある背の高い赤色の照明がアクセントになっています。ランド側には沖縄建築の特徴である花ブロックが見られます。ロビーの旅客トイレ入口には暖簾あり。
館内のサインは、濃灰地に白文字です。
02.jpgターミナル前面
小さな庇が飛び出た前面です。出入口は左右の2か所。いずれも歩道側に飛び出るように設置されており、歩道が極端に狭くなっています。また、屋上に上がる階段も歩道側に飛び出ており、こちらは歩道が途切れてしまっています。
車道は2本が接続。建物側の1本はバスとタクシーで埋まっていることが多いです。

バスのりばは1か所です。(1日8便で航空便接続)
■のりば 亀津行(徳之島総合陸運)
03.jpgチェックインロビー・出発ロビー
1階ランド側から見て左側がチェックインロビー・出発ロビーです。横に多数のラインが入った銀色の天井が目を引くロビーで、チェックインロビー側は丸天井部分が高くなっています。イスの数は少なめです。
04.jpgチェックインカウンタ
1階ランド側から見て左端に設置されています。日本航空グループ(JAL・JAR・JAC)のカウンタです。背面の大きなロゴはJACのものはなく、JALのみです。
05.jpg出発口
出発ロビーの中央寄りに設置されています。入口は1か所。入口前に衝立とポールを立てて仕切った狭い入口です。搭乗待合室との間は曇りガラスで覆われています。
上部に出発案内板があり、黒地に白文字のフラップ板が採用されています。
06.jpg搭乗待合室
1階ランド側から見て左のランド側が搭乗待合室です。出発改札は1か所で、すべての飛行機が地上搭乗です。
イスが所狭しと並べられている待合室で、売店・飲食店はありません。
07.jpg手荷物受取所
1階ランド側から見て右のエプロン側が手荷物受取所です。ターンテーブルは1か所。中央部に奄美の伝統建築である高倉が展示されています。
08.jpg到着口
1階ランド側から見て右側に設置されています。
出口は1口です。出発口同様上部に到着案内板があり、黒地に白文字のフラップ板が採用されています。
ちょうど到着口上部が丸天井部分にあたり、天井が高くなっています。
09.jpg到着ロビー
1階ランド側から見て右側が到着ロビーです。イスはない、やや広くなった空間です。脇に観光案内所があります。
10.jpg売店
売店は、1階中央部に集中しており、4店舗(西川グループ案内所兼徳之島空港売店、おかばやし、仙太紬商事つむぎ村、徳之島エアポートおみやげセンター)が出店しています。売店区画にキッズコーナー(授乳室等)があります。
各店の品数はやや多め。徳之島の土産が充実しています。
搭乗待合室内に軽食併設の1店舗(スカイカフェ)があります。

※平成**年**月**日:スカイカフェ 開店
11.jpg飲食店
飲食店は、1階中央部に1店舗(ブルーマリン)が出店しています。
徳之島特産としてグァバやタンカンジュースが出されているほか、鹿児島名物の鶏飯や一押しとして琉香豚生姜焼き(沖縄風の味付けです!)などがあります。

※平成24年?*月**日:スカイショップハイビスカス 閉店
12.jpg送迎デッキ
2階屋上が送迎デッキになっています。入場無料。屋根はついていません。1階到着ロビーのランド側に飛び出るような形で設置されているらせん階段をのぼると到達できます。
エプロン側、ランド側とも眺めることができます。柵は背の高い金網で、大型カメラでの撮影は不向きです。
13.jpg送迎デッキからのながめ
ターミナルは滑走路の東側に設置されており、午前中が順光条件です。
滑走路の向こう側は東シナ海が広がっています。
ターミナルビルは滑走路の南側付近に設置されており、北側に向かって飛行機が離陸する瞬間は撮影しにくいことが多いようです。
14.jpg徳之島観光案内所
1階到着ロビーわきには徳之島観光連盟による観光案内所があります。3町からなる徳之島全域の観光案内を実施しています。
徳之島は有名なアスリートが多数合宿するスポーツ合宿の名所で、案内所内には有名人のサイン色紙が所狭しと並べられています。
15.jpg陸上アクセス施設(駐車場)
ターミナルの前に270台収容の無料駐車場があります。舗装されていない部分もあります。満車の場合、北隣にある総合運動公園の駐車場へ誘導されます。
レンタカー各社は空港出入口付近に集中しています。予約を入れておけば、空港駐車場にて受け渡しまたはレンタカー事務所に送迎がある場合があります。
16.jpgモニュメント
旅客ターミナルの南側に「塩田発祥之地記念碑」があるほか、館内には近海でとれた貝殻等を展示。前述したように観光案内所には有名人のサイン色紙が多数掲げられています。駐車場わきには珍しく花を咲かせたソテツがあり、案内板も立っています。
空港がある一帯は塩浜と呼ばれ、明治11年から昭和34年まで塩田が広がっていたそうです。塩田発祥之地記念碑はそれを記念する碑になっています。
17.jpg貨物ターミナル
旅客ターミナルの南隣に貨物ターミナルがあります。かなり色褪せている赤いコンクリート壁面と丸い窓が目を引くデザインです。
旧・旅客ターミナルだそうで、ターミナル前は小型機用のエプロンになっています。

18.jpg周辺見所施設(浅間陸軍飛行場跡)
空港から東へ1キロ弱のところに南北に一直線の道路があります。この道路、昭和19年に完成した浅間陸軍飛行場の滑走路跡です。1500mの滑走路を持っていたこの飛行場は、第二次世界大戦時に特攻隊が飛び立った「攻撃の前線基地」でしたが、「米軍による昼夜分かたずの攻撃で、飛行場としての機能を失」ったそうです。(「 」内は現地案内板による)
現在の徳之島空港の前身ともいえる飛行場です。
19.jpg周辺見所施設(松原漁港)
空港から3キロほど北上したところに松原漁港があります。観光客向けに整備されているわけではない単なる漁港ですが、徳之島空港があるリーフの北端側から滑走路を眺められ、海上空港でありながら海と陸を合わせて撮影できるスポットになっています。
空港開港までは前述したように塩田が広がっていたようですが、現在リーフ上はあおさのりの養殖場が広がっています。

■就航路線(国内線)
  ANA   AJX   APJ   SFJ   ADO   SKY   SNA   ORC
  JAL   TZP   JTA   JJP   SJO   RAC
  IBX   FDA   NCA   AMX   NJA   TAL   EXC  
就航先運航会社
( )内は共同運航による運航会社
鹿児島JAL(ANA)*d4*d5
奄美(奄美大島)JAL(ANA)*d5
沖永良部(えらぶゆりの島)JAL(ANA)*d5
*d1:特定曜日のみの運航
*d2:経由便=沖永良部経由で直行便運賃でアクセスできる空港(同一便に沖永良部で乗継の場合)
*d3:DAKによる不定期乗合便
*d4:JARによる運航便あり
*d5:JACによる運航便あり


就航路線変遷(平成21年04月01日以降)
※平成21年06月20日:DAK*d2*d3(経由便)那覇(不定期乗合方式) 就航
※平成21年10月01日:DAK*d3沖永良部(不定期乗合方式) 就航(沖永良部間旅客取扱開始)
※平成21年11月01日?:DAK*d3沖永良部 休止(沖永良部間旅客取扱休止)
※平成21年12月01日?:DAK*d3沖永良部(不定期乗合方式) 就航(沖永良部間旅客取扱開始)
※平成22年04月01日:JAL鹿児島 運休、JAC鹿児島 就航
※平成26年08月01日:DAK*d3沖永良部・DAK*d2*d3(経由便)那覇 運休(7/30最終運航)
※平成26年10月01日:DAK*d3沖永良部・DAK*d2*d3(経由便)那覇 就航
※平成27年03月02日:DAK*d3沖永良部・DAK*d2*d3(経由便)那覇 運休(2/28最終運航)
※平成29年10月29日:JAL*d4鹿児島 就航
※平成30年03月01日:JAC鹿児島 運休(2/28最終運航)
※平成30年07月01日:JAC沖永良部 就航
※平成30年08月09日:JAC鹿児島 就航
※平成30年08月27日:JAC鹿児島 運休(8/26最終運航)
※平成30年12月28日:JAC鹿児島 就航
※平成31年01月07日:JAC鹿児島 運休(1/6最終運航)
※令和元年08月08日:JAC鹿児島 就航
※令和元年08月27日:JAC鹿児島 運休(8/26最終運航)
※令和元年10月27日:JAC鹿児島 就航
※令和02年05月18日:JAL*d4鹿児島 特定曜日のみ運航に変更(JAL*d4→JAL*d1*d4)
※令和02年08月01日:JAL*d4鹿児島 毎日運航再開(JAL*d1*d4→JAL*d4)
※令和02年10月25日:JAC鹿児島・JAC奄美・JAC沖永良部 運休(10/24最終運航)、JAL*d5奄美・JAL*d5沖永良部 就航
※令和02年10月30日:JAL(ANA)*d4*d5鹿児島・JAL(ANA)*d5奄美・JAL(ANA)*d5沖永良部 ANA共同運航便化(JAL*d4*d5・JAL*d5→JAL(ANA)*d4*d5・JAL(ANA)*d5)

※事前購入型または特定便のみしかない乗り継ぎ割引設定路線は平成26年3月に公開を終了しました。(H23.2.1 JAL東京国際・大阪国際・福岡 新設)

■空港所在地
空港所在地はクリック(Googleマップ)
■徳之島空港についてもっと詳しく調べたい方のリンク集
徳之島空港(Wikipedia)◎
※「情報交通ホットライン」は日本の空港を紹介する私設サイトです。
※徳之島空港の公式サイトではありません。

開設月日 2009.04.13
初調査日 2009.03.14
前調査日 2009.03.15
posted by johokotu at 12:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 徳之島空港(徳之島子宝空港) | 更新情報をチェックする

沖永良部_空港概要

情報交通ホットライン/日本空港情報館/沖永良部空港(えらぶゆりの島空港)
日本空港情報館
沖永良部空港(えらぶゆりの島空港)

top.jpg
沖永良部空港(えらぶゆりの島空港)

■飛行場の概要
鹿児島県大島郡和泊町にある地方管理空港(旧第3種空港)です。
正式名称は、島名が「おきのえらぶ」である一方、空港は「おきえらぶ」のようで滑走路脇には「OKIERABU」と巨大な文字が書かれています。
昭和44年に供用開始となった空港。沖永良部島の北端部にある離島空港です。国産飛行機YS11が定期旅客便として最後まで飛んでいたことで知られています。平成25年1月に搭乗待合室が完成しました。
平成28年1月1日、愛称が「えらぶゆりの島空港」に決まりました。
令和4年10月30日現在、JAL(日本エアコミューター)により3路線が運航されています。


■飛行場種別:地方管理空港(旧・第3種空港)
■設置管理者:鹿児島県
■滑走路延長:1350m
■空港コード:OKE/RJKE
■旅客ビル管理者:沖永良部空港ビル


■施設の見どころ:◎==== 小規模/非常にこぢんまりとしたターミナルです。前面の広い歩道、柵のない屋上は注目点。
■見学者への対応:◎==== ターミナルパンフ 無/空港案内所 無/展望デッキ 無料/ファン向け展示 無
■売店の充実度:◎==== 売店1店・飲食店1店/規模は小さめです。飲食店は地元系の食事のないラインナップ。
■アクセスの状況:◎==== 鉄道 無/バス 有/島内を南北に結ぶバス路線が飛行機の運航に合わせて運行


※就航路線は令和2年10月30日、そのほかの情報は平成22年1月現在のものです。
SKYVIEW
skyview.jpg skyview2.jpg
那覇→沖永良部便の左窓席から撮影。空港北東側上空。
沖永良部空港は沖永良部島の北端に設置されています。周囲には北端の灯台や有名観光地のフーチャなどがあります。撮影時にちょうど鹿児島-沖縄間の競合フェリーが写り込んでいました。

01.jpg旅客ターミナルの特徴
地上1階建。駐機方式はフロンタル方式、動線方式は1層方式です。ボーディングブリッジはなく、全便地上搭乗になります。
すっきりとした外観の屋根が特徴のターミナルです。館内のサインはほとんどありません。
第一航空(DAK)は建物外の専用出入口で搭乗・到着となっていました(DAKは平成27年3月から運休)。
02.jpgターミナル前面
歩道部分をかなり広く取った前面です。屋根はほとんどありません。

バスのりばは1か所で島中北部の和泊を経由し南部の知名方面へのバスが航空便に合わせて運行しています。
■のりば 知名行(沖永良部バス企業団)
03.jpgロビー
すべてがコンパクトにまとまったロビーです。建物に入った正面部分に航空施設が集中しており、カウンタは右端、その左側に到着口、出発改札口が並びます。
少し大きなバス待合所といった趣です。
04.jpgチェックインカウンタ
ランド側から見て右側に設置されています。日本航空グループ(JAC)のカウンタです。
JALデザインですが、JALのロゴとともに日本エアコミューターの文字が書かれています。
05.jpg搭乗口・搭乗改札口
1階入口から見て正面にあります。入口は1か所です。
搭乗待合室はなく、搭乗者はロビーで待つ形になります。まず搭乗改札口があり、その奥にセキュリティエリアがある、通常の空港とは搭乗手順が逆の構造です。
搭乗口付近には搭乗案内掲示はありません。
※すでに出発口・搭乗待合室が整備され、出発口で保安検査後、搭乗待合室、搭乗改札のある配置に変更されています。
※平成25年01月**日:出発口・搭乗待合室 新設
06.jpg到着口
搭乗口とチェックインカウンタに挟まれた部分にあります。手荷物受渡は風除室内にある台で行われます。
出発口同様、到着口付近に到着案内掲示はありません。
07.jpg売店・飲食店
1階ランド側から見て左側に売店と飲食店を兼ねた店舗が1店(シーワールドカフェショップ)があります。
島内の観光ホテルが出店する店舗です。売店の品数はあまり多くなく、飲食店も島独自メニューのようなものはありません。クレジットカード使用不可。
08.jpg送迎デッキ
屋上が送迎デッキとして無料開放されています。
建物わきの階段から上るタイプで屋根はありません。腰壁があるだけで、手すりはなく、撮影には最適です。
DAKはエプロンを見て右端の方に駐機していたため、撮影には不向きでした。
09.jpg送迎デッキからのながめ
ターミナルは滑走路の西側に設置されており、正面には太平洋の風景が広がっています。午後が順光です。
ターミナルビルは滑走路のちょうど中央付近に設置されており、飛行機が離陸する瞬間はやや斜め気味の撮影になることが多いようです。
10.jpg陸上アクセス施設(駐車場)
ターミナルの前に130台分の無料駐車場があります。
レンタカー各社は、空港周辺に2件あります。和泊などにあるレンタカー会社もあり、事前に予約しておけば送迎がある場合があります(写真に写っているエネオスSSもFKレンタカーを兼ねています)。
11.jpgモニュメント
館内にモニュメントはありませんが、地元の酒造が競うように製品紹介のケースを展示しています。

■就航路線(国内線)
  ANA   AJX   APJ   SFJ   ADO   SKY   SNA   ORC
  JAL   TZP   JTA   JJP   SJO   RAC
  IBX   FDA   NCA   AMX   NJA   TAL   EXC  
就航先運航会社
( )内は共同運航による運航会社
鹿児島JAL(ANA)*5
徳之島(徳之島子宝)JAL(ANA)*5
那覇JAL(ANA)*5
*1:DAKによる定期チャーター便
*3:「乗継路線」=与論乗継で直行便運賃でアクセスできる空港
*4:一部曜日のみの運航
*5:JACによる運航便あり


就航路線変遷(平成21年04月01日以降)
※平成21年06月20日:DAK*1那覇 就航
※平成21年10月01日:DAK*1徳之島 就航(沖永良部間旅客取扱開始)
※平成21年11月01日?:DAK*1徳之島 休止(沖永良部間旅客取扱休止)
※平成22年**月**日?:DAK*1徳之島 就航(沖永良部間旅客取扱開始)
※平成26年08月01日:DAK*1*4徳之島・FFC*1*4那覇 運休(7/30最終運航)
※平成26年10月01日:DAK*1*4徳之島・FFC*1*4那覇 就航
※平成26年12月28日:DAK*1*4那覇 毎日運航化
※平成27年01月04日:DAK*1那覇 特定曜日運航化
※平成27年03月02日:DAK*1*4徳之島・DAK*1*4那覇 運休(2/28最終運航)
※平成30年07月01日:JAC*4与論・JAL*3*4(乗継路線)奄美 運休(出発便は6/29・到着便は6/30最終運航)・JAC*4奄美 運休(出発便は6/30・到着便は6/29最終運航)、JAC徳之島・JAC那覇 就航
※令和02年10月25日:JAC鹿児島・JAC徳之島・JAC那覇 運休(10/24最終運航)、JAL*5鹿児島・JAL*5徳之島・JAL*5那覇 就航
※令和04年10月30日:JAL*5鹿児島・JAL*5徳之島・JAL*5那覇 ANA共同運航便化(JAL*5→JAL(ANA)*5)

■空港所在地
空港所在地はクリック(Googleマップ)
■沖永良部空港(えらぶゆりの島空港)についてもっと詳しく調べたい方のリンク集
沖永良部空港(Wikipedia)◎
※「情報交通ホットライン」は日本の空港を紹介する私設サイトです。
※沖永良部空港(えらぶゆりの島空港)の公式サイトではありません。

開設月日 2010.03.12
初調査日 2010.01.31
前調査日 2010.01.31
posted by johokotu at 12:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 沖永良部空港(えらぶゆりの島空港) | 更新情報をチェックする

与論_空港概要

情報交通ホットライン/日本空港情報館/与論空港
日本空港情報館
与論空港

top.jpg
与論空港

■飛行場の概要
鹿児島県大島郡与論島にある地方管理空港(旧第3種空港)です。
昭和51年開港。鹿児島県奄美群島南端の与論島にある離島空港です。エンゼルフィッシュの形をした島の北西部、ちょうど口に当たる部分に位置します。平成22年12月にターミナルが拡張されています。
令和4年10月30日現在、JAL(日本エアコミューター)と琉球エアーコミューターにより3路線が運航されています。


■飛行場種別:地方管理空港(旧・第3種空港)
■設置管理者:鹿児島県
■滑走路延長:1200m
■空港コード:RNJ/RORY
■旅客ビル管理者:与論空港


■施設の見どころ:◎==== 小規模/白一色の外観が非常に目を引くターミナルビルです。
■見学者への対応:===== ターミナルパンフ 無/空港案内所 無/展望デッキ 無料(見学時は閉鎖中でした)/ファン向け展示 無
■売店の充実度:◎==== 売店1店・飲食店1店/品ぞろえは中規模で、与論島のひととおりの土産が揃います。
■アクセスの状況:===== 鉄道 無/バス 無/島中心部の茶花まで徒歩30分ほど。自転車で一周約20キロ1時間です(ヨロンマラソン出場のトップ選手なら1周1時間ほど)。


※就航路線は令和4年10月30日、そのほかの情報は特記以外平成27年3月現在のものです。
SKYVIEW
yoronsky1.jpg yoronsky2.jpg
(写真は平成21年8月撮影)
与論空港東方にある与論一高所のサザンクロスセンター展望室から撮影。展望室から北西方向を向いた様子。
与論空港は、与論島中心部の茶花地区から少し離れた位置、与論港と茶花地区中心部との間にあります。島の最西端付近に当たります。島は緑の畑が広がりのんびりした風景が見られます。

01.jpg旅客ターミナルの特徴
(写真は平成21年8月撮影)
開港に合わせて完成したターミナルビルです。
地上1階建。駐機方式はフロンタル方式、動線方式は1層方式です。ボーディングブリッジはなく、全便地上搭乗になります。 平成22年12月に拡張され、搭乗待合室が整備されました。
白一色の建物は、すっきりした外観と丸い窓が特徴です。館内のサインはほとんどありません。
02.jpgターミナル前面
(写真は平成21年8月撮影)
わずかに庇が飛び出ている程度の前面です。
島内のバスはこの空港を経由しておらず、ターミナル前面にのりばはありません。レンタカー窓口等もありません。
RNJ003.jpgロビー
(写真は平成27年3月撮影)
すべてがコンパクトにまとまったロビーです。建物に入ってすぐ正面にチェックインカウンタ、左側に到着口、右側に搭乗口が並ぶロビー区域になっています。
※平成22年12月**日:ターミナル拡張
RNJ001.jpgチェックインカウンタ
(写真は平成27年3月撮影)
1階中央付近、ランド側から見てやや左側に設置されています。JALグループ(JAC・RAC)のカウンタです。
RNJ005.jpg搭乗口
(写真は平成27年3月撮影)
1階中央付近にあります。入口は1か所です。
この空港では長い間、搭乗改札後に保安検査がある配置となっていましたが、平成22年の改修で搭乗待合室を整備、搭乗口で保安検査しその後搭乗改札が行われるようになりました。
搭乗口付近には搭乗案内掲示はありません。
※平成22年12月**日:新出発口 使用開始
RNJ005-2.jpg搭乗待合室
(写真は平成27年3月撮影)
1階中央エプロン側にあります。搭乗改札は1か所です。
男女兼用の小さな個室トイレが1か所あるのみの待合室です。
小さなスペースであるため、出発便が重なる場合には1便ごとに入室を規制されます。
※平成22年12月**日:搭乗待合室 使用開始
06.jpg到着口
(写真は平成21年8月撮影)
1階ランド側から見て左端側にあります。エプロンからは風除室を一つ設けただけの到着口で、手荷物受渡はカウンタ脇の台で行われます。この手の構造の空港としては、比較的広いスペースが確保されています。
出発口同様、到着口付近に到着案内掲示はありません。
RNJ007.jpg売店
(写真は平成27年3月撮影)
1階入口を入って右側に売店1店(ブルーマリン 海)があります。
島内のホテルが出店している売店です。与論島の土産はひと通り揃っており、雑貨類も多い印象です。
RNJ008.jpg飲食店
(写真は平成27年3月撮影)
1階ランド側から見て右側に1店舗(ブルースカイ)があります。JAL系列のJALUXが展開するBLUESKYとは一切関係ない飲食店です。
奄美群島の飲食店らしく鶏飯ランチといったメニューも見られます。
RNJ009.jpgターミナルわきの広場
(写真は平成27年3月撮影)
ターミナルには送迎デッキがあるようなのですが、訪問時は閉鎖中でした。ターミナル両側のフェンス沿いにエプロンを眺められる場所があります。飛行機が駐機されやすい建物右側にあずまやなどが設けられています。
RNJ009-2.jpgターミナルわきの広場からのながめ
(写真は平成27年3月撮影)
ターミナルは滑走路の南西側に設置されており、正面には与論島と東シナ海の風景が広がっています。午後が順光です。ターミナルビルは滑走路のちょうど中央付近に設置されており、飛行機が離陸する瞬間はやや斜め気味の撮影になることが多いようです。
しかし、ターミナルわきの広場とエプロンの間には二重のフェンスがあるため、一つ目のフェンスをクリアしても写真のようにフェンスで非常に見づらくなっています。
ターミナルの左側はフェンスはひとつですが、飛行機が停まることが少なく撮影には不向き。飛行機を撮るなら、滑走路を挟んだ反対側の道路上の方が撮りやすい状況です。
RNJ010.jpg陸上アクセス施設(駐車場)
(写真は平成27年3月撮影)
ターミナルは滑走路の南西側に設置されており、正面には与論島と東シナ海の風景が広がっています。午後がターミナルの前に106台分の無料駐車場があります。
レンタカー各社は、空港周辺にはありません。島中心部の茶花に複数店があり、事前に予約しておけば送迎がある場合があり。
11.jpgモニュメント
(写真は平成21年12月撮影)
駐車場の真ん中にヨロンパナウル王国の象徴であるカリユシの像が立っており、歓迎アーチとセットの製作になっています。
ヨロンパナウル王国は、昭和58年、与論町が町制20周年記念事業として建国したミニ独立国(偽物)。王国名は、パナが「花」、ウルが「サンゴ」を意味する造語。カリユシの像は「この王国の象徴で、安全な旅を願う守り神」をイメージしているそうです。

yoron12.jpg周辺見どころ施設(サザンクロスセンター)
(写真は平成21年12月撮影)
SKYVIEWでも空港へのながめを取り上げたサザンクロスセンターは、与論島内で最も高い位置から島全体を眺めることができます。この展望室からは、空港も良く見えるのですが、展望室内には、日本エアコミューターで使用した日本航空機製造YS-11とドルニエ228のプロペラが展示されています。与論に寄った際にはぜひ訪問を。

■就航路線(国内線)
  ANA   VNL   APJ   SFJ   ADO   SKY   SNA   ORC
  JAL   TZP   JTA   JJP   RAC
  IBX   FDA   SJO   WAJ   NCA   AMX   NJA   TAL   EXC  
就航先運航会社
( )内は共同運航による運航会社
鹿児島JAL(ANA)*3
奄美(奄美大島)*12JAL(ANA)*3*12
那覇RAC
*1:沖永良部経由
*2:一部曜日のみの運航
*3:JACによる運航便あり
*12:到着便のみの運航


就航路線変遷(平成21年04月01日以降)
※平成22年04月01日:JAC*2奄美 就航
※平成30年07月01日:JAC*2沖永良部・JAL*1*2(乗継路線)奄美 運休(出発便は6/30、到着便は6/29最終運航)、JAC*2奄美 毎日運行化(JAC*2→JAC)
※令和02年10月25日:JAC鹿児島・JAC奄美 運休(10/24最終運航)、JAL*3鹿児島・JAL*3奄美 就航
※令和04年07月15日:JAL*3奄美 到着便のみに変更(JAL*3→JAL*3*12)
※令和04年10月30日:JAL*3鹿児島・JAL*3*12奄美 JAL共同運航便化(JAL*3・JAL*3*12→JAL(ANA)*3・JAL(ANA)*3*12)

※事前購入型しかない乗り継ぎ割引設定路線は平成26年3月に公開を終了しました。(H22.2.1 JAL東京国際・大阪国際・福岡・奄美 新設)

■空港所在地
空港所在地はクリック(Googleマップ)
■与論空港についてもっと詳しく調べたい方のリンク集
与論空港(Wikipedia)◎
※「情報交通ホットライン」は日本の空港を紹介する私設サイトです。
※与論空港の公式サイトではありません。

開設月日 2009.10.14
初調査日 2009.08.15
前調査日 2015.03.02
posted by johokotu at 12:00| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 与論空港 | 更新情報をチェックする

岡山_10月バス便時刻変更

■岡山空港(岡山桃太郎空港) アクセスバス便時刻変更(2022年10月)

10/30
×岡山電気軌道・中鉄バス ノンストップ 岡山桃太郎空港←岡山駅西口←杜の街(空港発2・空港行0→0・0)

10月30日:
杜の街発のノンストップ便がなくなります。

岡山桃太郎空港連絡バス(リムジン)時刻改正について(中鉄バス公式サイト)
http://www.chutetsu-bus.co.jp/topics/index.htm#kuko
posted by johokotu at 06:00| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 岡山空港(岡山桃太郎空港) | 更新情報をチェックする

札幌_10月バス便時刻変更

■札幌飛行場(札幌丘珠空港) アクセスバス便時刻変更(2022年10月)

10/30
×北都交通 丘珠空港-地下鉄栄町駅(空港発1・空港行3→0・0)

10月30日:
栄町駅発着のみ運休となります。

北都交通 丘珠空港空港連絡バス 時刻表案内(北都交通公式サイト)
http://www.hokto.co.jp/a_okadama_t.htm
posted by johokotu at 06:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 札幌飛行場(札幌丘珠空港) | 更新情報をチェックする