2022年12月31日

空港検疫12/31_2か月1桁だった陽性が中国全検初日92人!有症も14人!超危険!

◇空港検疫 12月31日発表分
中国全員検査開始の結果は超危険!!!
2か月ほぼ1日数人だった陽性者がいきなり92人も! うち90人が中国本土!
有症状者も14人も異常発生! 前日までは大量ダンマリ入国?
二年連続最終日にバッタバタ 2022年も静かに終われず!!


      国際線到着空港      
  大量すり抜け危機でただただ危険  


厚生労働省(厚労省)は12月31日現在の、空港検疫を含めた最新の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の状況を発表しました。
12月30日着分から、中国(香港・澳門除く)のみ全員検査が再開しましたので、久々に取り上げます。
今年も、10大ニュースで〆られず、最終日も更新することになってしまい申し訳ありません。

※発表は毎日行われていますが、対象が1か国のみですので、毎日更新はしない予定です。(原則検査しないで大丈夫となっているわけなので、1か国だけならそんなに人数出るわけないですしね。たった1か国で大人数出るようなら、他の国のフリー入国も制約かけないとダメでしょうし。)



空港検疫検査 到着日別詳細結果(2022年12月31日到着分から集計再開しました。下記の数字には海港検疫の数は含めていません。)
1日遅れで情報が反映していると思われる空港検疫の詳細も発表されています。
2022年10月13日到着分までは、別にまとめています。
2020年4月3日〜2022年10月13日:https://johokotu.seesaa.net/article/492521127.html

12月30日:症状 有14 無78=陽性92人
 [空港別] 成田80・中部3・関空8・福岡1
 [男女別] 男70・女22
 [年代別] 10下12・20代6・30代12・40代20・50代29・60代9・70代4・80上0
 [渡航元] 中国90・ベトナム1・ウズベキスタン1
 [居住地] 宮城1・山形1・茨城5・埼玉6・千葉3・東京23・神奈川7・新潟1・静岡1・石川1・福井1・岐阜1・愛知7・三重2・滋賀1・京都3・奈良2・大阪16・兵庫4・広島1・山口1・大分1・福岡2




空港検疫でのCOVID-19陽性確認数(到着日ベース)
・2022年12月30日〜2022年12月30日着累計(1日間):92人  
・本日発表された空港検疫での陽性者数:92人  
 [入国時陽性分と推定] 12月30日着 92人
 [隔離後陽性分と推定] 該当無し




有症状者状況(2022年12月30日〜2022年12月30日着累計)
・累計:有症状14人・無症状78人=無症状率84.8%  
・本日発表された空港検疫での有症状者数:14人  
・22209 福岡 12月30日 40代 男性 福岡県 ウズベキスタン 発熱
・22212 関空 12月30日 60代 女性 大阪府 中国 咳、咽頭痛
・22213 関空 12月30日 10代 女性 大阪府 中国 発熱
・22219 成田 12月30日 50代 男性 大阪府 中国 咳
・22222 成田 12月30日 30代 男性 石川県 中国 咽頭痛
・22247 成田 12月30日 50代 女性 東京都 中国 咽頭痛
・22252 成田 12月30日 50代 男性 神奈川県 中国 咽頭痛
・22273 成田 12月30日 10代 男性 東京都 中国 咳
・22274 成田 12月30日 50代 女性 神奈川県 中国 咳
・22276 成田 12月30日 50代 男性 埼玉県 中国 咽頭痛
・22277 成田 12月30日 30代 男性 福井県 中国 発熱
・22278 成田 12月30日 30代 男性 広島県 中国 咳
・22290 成田 12月30日 40代 男性 静岡県 中国 発熱、咳
・22291 成田 12月30日 50代 男性 埼玉県 中国 咽頭痛

(入国時検査に当たる12月30日着以降)
中国:成田、中部、関空、福岡まで直行便でわずか3時間程度の飛行で、現地発症の可能性が高いです。(有症状者位しか検査しない今年10月以降は除き)これまで中国からの陽性者は、(そもそも総数がそれほど多くはないですが、)搭乗時間が短いので当然ながら有症状者多くありません。1日で14人は流石に多過ぎで、ダンマリでとにかく日本にたどり着けば〜って人が多いんでしょう。出発前の症状確認を徹底してもらいたいものですね。ちなみに、検査が原則無かった前日までは有症状者陽性者は多くても2、3人でしたから、喉が痛いくらいならみんなダンマリで入国していたということですね。
その他各国は直行便・乗継便いずれも10時間程度以上の飛行で、機内発症とみられます。(米国は機内発症か微妙な短距離路線としてグアムが含まれています)




国別陽性確認数
・10人以上の超危険国:中国90人  
・5人以上の危険国:該当無し  

・複数国滞在者:0人  

・非強制検査国(中国本土以外)からの陽性者:2人  
・非強制検査国(中国本土以外)のうち無症状:1人(ベトナム1)  

12月30日着から中国本土からの入国者の全員検査が始まりましたが、いきなり初日から90人も陽性者が出ました。前日までは毎日数人ずつしか出ておらず、超爆増となりました。
異常過ぎます。

やはり、検査してないから陽性者が出ていないだけで、相当数がすり抜けていたと思われます。
そりゃの感染が増えていくわけですね。
少なくとも、入国後の外出自粛を今すぐ求めるべきですが、判断者も年末年始休暇中でムリでしょうね、、、。
来年も、新春よ、サヨウナラ〜〜





団体感染疑い状況
・団体感染が疑われる事例:16組33人  
(1)連番確認(同一日同一空港着同一国からの同一地域居住者=同一団体疑い):11組33人
・22206 中部 12月30日 50代 男性 愛知県 中国 無症状
 22207 中部 12月30日 70代 男性 愛知県 中国 無症状
 22208 中部 12月30日 70代 女性 愛知県 中国 無症状
・22210 関空 12月30日 40代 女性 大阪府 中国 無症状
 22211 関空 12月30日 20代 男性 大阪府 中国 無症状
 22212 関空 12月30日 60代 女性 大阪府 中国 咳、咽頭痛
 22213 関空 12月30日 10代 女性 大阪府 中国 発熱
 22214 関空 12月30日 10代 女性 大阪府 中国 無症状
 22215 関空 12月30日 60代 男性 大阪府 中国 無症状
 22216 関空 12月30日 20代 男性 大阪府 中国 無症状
 22217 関空 12月30日 30代 女性 大阪府 中国 無症状
・22225 成田 12月30日 60代 男性 茨城県 中国 無症状
 22226 成田 12月30日 30代 女性 茨城県 中国 無症状
 22227 成田 12月30日 10歳未満 女性 茨城県 中国 無症状
・22231 成田 12月30日 30代 女性 大阪府 中国 無症状
 22232 成田 12月30日 10歳未満 女性 大阪府 中国 無症状
・22236 成田 12月30日 10代 男性 東京都 中国 無症状
 22237 成田 12月30日 70代 女性 東京都 中国 無症状
・22241 成田 12月30日 50代 男性 東京都 中国 無症状
 22242 成田 12月30日 50代 男性 東京都 中国 無症状
 22243 成田 12月30日 60代 男性 東京都 中国 無症状
 22244 成田 12月30日 10歳未満 男性 東京都 中国 無症状
 22245 成田 12月30日 10代 女性 東京都 中国 無症状
・22247 成田 12月30日 50代 女性 東京都 中国 咽頭痛
 22248 成田 12月30日 50代 女性 東京都 中国 無症状
・22264 成田 12月30日 10歳未満 男性 東京都 中国 無症状
 22265 成田 12月30日 10歳未満 男性 東京都 中国 無症状
・22272 成田 12月30日 30代 男性 東京都 中国 無症状
 22273 成田 12月30日 10代 男性 東京都 中国 咳
・22279 成田 12月30日 60代 女性 東京都 中国 無症状
 22280 成田 12月30日 50代 男性 東京都 中国 無症状
・22293 成田 12月30日 50代 男性 大阪府 中国 無症状
 22294 成田 12月30日 40代 男性 大阪府 中国 無症状

(2)10歳未満(同行者がいる団体感染すり抜け疑い):5人(※は上記のうちの000人)
・22227 成田 12月30日 10歳未満 女性 茨城県 中国 無症状*
・22232 成田 12月30日 10歳未満 女性 大阪府 中国 無症状*
・22244 成田 12月30日 10歳未満 男性 東京都 中国 無症状*
・22264 成田 12月30日 10歳未満 男性 東京都 中国 無症状*
・22265 成田 12月30日 10歳未満 男性 東京都 中国 無症状*




大量すり抜け危機勃発
結果を見れば一目瞭然
隔離規制緩和は大失敗!!!
結果が全てを物語っています
やっぱり隔離規制をしなきゃダメなんです


新型コロナウイルス感染症の患者等の発生について(検疫)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_30111.html
ラベル:検疫 感染症
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緊急警報!中国いきなり90人陽性!

緊急警報! 本日発表分陽性2桁!
[陽性数] 異常 92人も異常発生!
昨日まで一桁続きも中国本土検査開始した途端、超爆増!!
中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中


      国際線到着空港      
  大量すり抜け危機でただただ危険  


空港検疫での入国者に対する新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の検査で、本日発表分で2桁人数の感染が確認されました。



本日発表された空港検疫でのCOVID-19陽性確認数
・ 本日発表された空港検疫での陽性者数:92人  
 [入国時陽性分と推定] 12月30日着 92人
 [隔離後陽性分と推定] 該当無し




本日発表された空港検疫でのCOVID-19国別陽性確認数(数の多い国)
・10人以上の超危険国:中国90人  
・5人以上の危険国:該当無し  

・非強制検査対象国(中国本土以外)からの陽性者:2人  

中国本土からの入国者の全員検査再開初日からいきなり90人という超異常事態です。 



これらの詳細内容は12月31日23時付でアップ予定の日々の記事で書く予定です。



入国者のすり抜けが強く懸念される事態となっています
国際線の発着する空港への不要不急の来港や
入国者のお迎え、入国者との接触は今すぐ中止しませんか
入国者が乗車する可能性の高い空港直結鉄道の利用を今すぐ中止しませんか

入国者が7日間程度接触しなければウイルス付着させませんから
日本国内の人が7日間程度接触されなければウイルス付着させられませんから


空港検疫の結果を見れば一目瞭然
結果が全てを物語っています
やっぱり隔離をしなきゃダメなんです


新型コロナウイルス感染症の患者等の発生について(検疫)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_30111.html
ラベル:検疫 感染症
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◆2022勝手に空港10大ニュース

■年末特集 2022年勝手に空港10大ニュース


2022年(令和4年)も最終日まで「情報交通ホットライン 日本空港情報館ブログ」をご覧いただきありがとうございます。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックで、一気に感染者が爆増した年もあとわずか。空港も色々と振り回されましたね。
今年、空港利用者にとっての大きな出来事があった10空港を、当サイト管理人johokotuの独断と偏見に基づき、ピックアップしました。
一年の最後に、ほんの少しだけですが、今年の空港の動きを振り返ります。


1.諏訪之瀬島場外離着陸場/鹿児島県  九州地方  
 9月 搭乗待合所を整備、10月 定期的運航便就航!
今年の日本の航空業界最大のニュースとなった「飛行場」は、スワノセでしょう。一番注目だったのは、空港ではなく、場外離着陸場でした。
鹿児島県南方にある吐噶喇列島の諏訪之瀬島で9月、場外離着陸場に新しい搭乗待合所がオープン。10月には十島村により定期チャーター便が飛び始めました。
今年、新たに定期的運航便が飛び始めた飛行場は、ここ諏訪之瀬島場外のみという非常に珍しい存在でした。
ちょうど就航前後から火山の噴火状態が悪化し、なかなか行きづらい状況が続いていますが、コロナともども落ち着いたら是非訪れたい島になっています。
様々な空港で路線誘致合戦が起きるもなかなか就航に結びつかないことが多いなか、自治体が運航する新しい形で早期に就航を実現したのが注目でした。
(関連記事)https://johokotu.seesaa.net/article/492125044.html

2.関西国際空港(関空)/大阪府  近畿地方  
 10月 国内線施設を移転
ターミナル施設を整備した中で、既存施設の改修で注目されたのが関西国際空港(関空)です。
10月に第1ターミナルの国内線施設をリノベーションしました。これまでターミナル2階中央を占めていた国内線が南側へ移設され、保安検査場のスマートレーン化、ウォークスルー店舗の導入などが行われました。
今回の移設は、国際線を中央へ移動してくるための第一段階の動き。工事は来年以降も続いていく予定です。
(関連記事)https://johokotu.seesaa.net/article/491030688.html

3.新石垣空港(南ぬ島石垣空港)/沖縄県  沖縄地方  
 3月 国際線ターミナルの増築が完了
新石垣空港(南ぬ島石垣空港)では3月に国際線旅客ターミナルビルの増築が完成。国内線と国際線のターミナルが一体化しました。
COVID-19パンデミックの影響で国際線の欠航が続いているため、増築された国際線区画は閉鎖されていましたが、10月に、1階の国際線チェックインロビーなどがある一部の区域が供用開始されました。店舗もオープンしました。
新石垣はまだですが、日本各地の空港で少しずつ国際線が再開し始めています。利用が激減して経営が苦しいコロナ禍でも増築を行ったのは、ポストコロナの未来を見据えると非常に大切であることを示す象徴的な空港となりました。
(関連記事)https://johokotu.seesaa.net/article/494380767.html

4.成田国際空港/千葉県  関東地方  
 4月 第3ターミナルが拡張
成田国際空港では4月、第3ターミナルが拡張しました。旧第5貨物ビルの跡地を活用して増築されたもので、第2ターミナル側に拡大。遠いと言われてきた第3ターミナルが第2ターミナルに近付きました。また、第2ターミナルとのアクセス通路が、完全歩車分離を実現した新しい経路に変更され安全性が向上しました。
拡張エリアには出発ロビーを新設し、自動チェックイン機36台と自動手荷物預け機24台を設置。LCCターミナルなのに便利な機能が整備されたのが注目でした。
ターミナルから少し離れていたバス乗り場などをカーブサイドに近づける工事も進んでおり、利便性が少しずつ向上しています。
(関連記事)https://johokotu.seesaa.net/article/485749473.html

5.高松空港/香川県  四国地方  
 11月 国際線運航再開
様々な路線変化があったなかで、特に驚かれたのは高松空港でしょうか。
11月、他の空港での国際線再開が遅々として進まないなか、国際線の運航が再開されました。仙台や広島といった地方拠点や、利用者の多い鹿児島、便数の多い静岡などより先に国際線が復活。しかも、再開したのは、日本の会社とはコードシェアもしていない韓国の新興航空会社で驚かれています。
高松は、国内線はあまり目立ちませんが、実は国際線は意外と利用者がいる空港です。
国際線の再開は、検疫などの人手確保が難しい影響で、多くの空港でなかなか進んでいませんが、民間委託空港であったためか最優先で準備が進められたようです。
(関連記事)https://johokotu.seesaa.net/article/493759529.html

6.東京国際空港(羽田空港)/東京都  関東地方  
 3月 スカイブリッジ開通、12月 エアポートガーデン開業
空港関連周辺施設が目立ったのが東京国際空港(羽田空港)です。3月に多摩川を渡る多摩川スカイブリッジが供用開始されたほか、12月に第3ターミナル隣接地に羽田エアポートガーデンがオープンしました。
羽田エアポートガーデンは、東京2020オリンピック・パラリンピックを目指し、2020年春には完成していましたが、COVID-19パンデミックで開業が延期されていました。一時空港検疫の隔離施設として活用されましたが、今年やっと一般客の利用が出来るようになりました。
12月に開業したのはホテルや温泉など施設の一部。来月にはバスターミナルを含めた全面オープンが予定されており、待ちに待ったさらなる拡張に期待です。
(関連記事)https://johokotu.seesaa.net/article/495014890.html

7.南紀白浜空港/和歌山県  近畿地方  
 10月 総合ビジネス拠点を整備
南紀白浜も空港敷地内での施設の新設が話題になった空港の一つでした。
10月、展望広場(空港公園)に総合ビジネス拠点「Office Cloud 9」が整備されました。一般利用できるコ・ワーキングスペースと、賃貸オフィス7部屋、会議室などが設けられ、空港に着いてすぐに仕事に取りかかれるようになりました。
和歌山県はワーケーションが非常に盛んな土地で、その玄関からワーケーションをPRする地域の拠点になっています。
昨年完成したターミナル増築に引き続き、和歌山県の地域産材「紀州材」を活用したり、太陽光発電を設置したりするなど、環境にも配慮した建物で注目されました。
(関連記事)https://johokotu.seesaa.net/article/494572611.html

8.長崎空港/長崎県  九州地方  
 9月 新幹線、10月 系列超えたコードシェア、さあ舞い上がれ!
輸送ネタで地元が盛り上がったのが長崎でしょうか。
9月、空港のある大村市に、空港と空路の競合相手である新幹線が新たに開業し、大きな話題になりました。開業日には、長崎空港発着でヘリコプター遊覧が実施されたほか、国内では非常に珍しく、空港-新幹線駅-高速ICという航空-鉄道-バスそれぞれの長距離交通拠点を結ぶ乗合タクシーの運行も始まりました。
さらに、10月には、離島航空路維持のために、長崎発着の離島路線で系列を超えたコードシェアが行われて注目の的に。そんななかで、航空業界を取り上げたNHKの連続テレビ小説の舞台の一つが五島列島であることから、世の中の注目が長崎の離島に向きました。
長崎空港は五島をはじめとした離島航空路の玄関空港として存在感が際立ちました。皆仲良く長崎から舞い上がれ!な気分になれましたね。
(関連記事)https://johokotu.seesaa.net/article/491495980.html

9.福井空港/福井県  中部地方  
 4月 ヘリコプターが飛ばなくて
重要度は別として、おそらく今年一番驚きだったニュースは、福井で勃発です。
4月、県知事や地元自治体首長、県議らが集まった空港利用促進のイベントで、協議会にいた数少ない民間人メンバーの1人(航空会社とされる会社の代表者)が数日後からの回転翼機(ヘリコプター)による定期便就航を華々しく発表しました。当日県知事もそれに応えて発言。県議会でも数か月前から取り上げられ、勝山市の広報誌では官民の「協働」と発表。大々的に報じられましたが、数日後の話なのに結局就航は実現しませんでした。
ちょうど大型連休期間で続報や記事修正がなく、自治体からの発表もない状態が継続。就航を宣言した会社のものと思われるサイトでは、存在しない事業所や保有していない機材紹介などが行われていた上、会社代表者が逆ギレコメントをアップするなど迷走。後追い報道がない中で、ネットでは不審点を挙げる動きが加速しました。就航予定だったのは、なんと、事業許可も得ていない会社でした。
結局、知事も自治体首長も県議らも、協働どころか、知らぬ存ぜぬを通し、就航は有耶無耶に。
特にネット上で航空の話題が沸騰わーと゛ぅして?航空業界に取り憑かれてこのザマカと、驚きの出来事となりました。
(関連記事)https://johokotu.seesaa.net/article/494613428.html

10.大分県央飛行場/大分県  九州地方  
 4月 空港特集から唯一漏れる25周年
こんなことがあって良いのかー。
10空港目は、ターミナルや路線変化と全く関係ないところから。
全く話題になっていませんが、空港マニヤ的に酷く衝撃的で驚愕だったのは、大分県央が、ファンからも専門家からも空港と思われていない事実でした。航空ファン専門雑誌の、国内全空港を取り上げたとする超特大特集で、97空港の中でなぜか唯一取り上げられなかったのです。
大分県央は、航空会社が常駐し、すぐ予約できる、大分空港との間のチャーター便も運航する空港。しかも、宇宙港に対応した店が出店し、開港から25周年を迎えて盛り上がる中で起こってしまった、非常に落胆の出来事となりました。
日本の航空の話題が、青とか桃とか赤とかに如何に偏っているのかを認識する出来事となってしまいました。空飛ぶクルマもまもなく始まります。来年はこういった小規模空港にも、是非目を向けて欲しいですね。
(関連記事)https://johokotu.seesaa.net/article/486327522.html



2022年も、COVID-19に振り回された一年でした。
しかし、状況が変化しても、公共交通機関たる航空便は、変化に対応して輸送が続き、空港も毎日開いています。

来年は、どんな年になるでしょうか。
5類相当に下がって国内の人も、海外から来る人と同じように自由に行き来しやすくなり、多くの人が空港に注目することを願いつつ、2022年を締めくくりたいと思います。

今年も「情報交通ホットライン 日本空港情報館ブログ」を
ご覧いただきありがとうございました。
それでは、みなさま、良いお年をお迎えください。


2022年12月31日


posted by johokotu at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ◆その他の話題 | 更新情報をチェックする