2023年03月29日

羽田_撮影 目的で許可制化

■東京国際空港(羽田空港) 第1・第2での撮影 収益化目的やライブ配信では許可制化

東京国際空港(羽田空港)の国内線施設を運営する日本空港ビルデングは、3月上旬から、羽田空港第1ターミナル、第2ターミナルでの一般利用者の撮影について許可制としていましたが、29日、「SNS等で収益化を伴う撮影やライブ配信をされる場合」に限定しました。

羽田空港内の一般利用者の撮影を巡っては、昨年以降、「ブログやSNS、インターネット等、大衆への公開を目的とした動画の撮影をされる場合」に事前申請の上許可制となりました。
これが、3月上旬(7日とみられます)からは、「動画」が「撮影」全体に拡大。28日に更新した内容が報道されたことで、旅行に行くときの撮影などでもいちいち申請しないとターミナル内での撮影が出来なくなると話題になっていました。
29日以降は、大衆への公開を目的とした撮影でも、ライブ配信や収益化を伴わなければ申請不要となり、かなり緩和された状況になります。

収益化目的で線引きがされていますが、そもそも空港で収益を伴う業務を行うには、設置管理者の許可を得る必要があります。他人の土地で勝手に金儲けするな、ということかもしれません。

ここ1年ほどで、中部国際空港や関西エアポート、鹿児島空港など、公式サイトなどで一般利用者向けの撮影・SNSへのアップへの注意喚起をする空港が増加しています。

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動画が対象になった際は、自分は動画を扱っていないので静観していたのですが、今月上旬に撮影全体に広がった際には、羽田での撮影を諦め、サイト閉鎖も含めて検討していました。
とりあえずはひと安心なわけですが、「収益化を伴う撮影」は、私のようなブログ発信者には実は微妙な感じです。当ブログでの発信で、私自身は一切金銭を受け取ることはないのですが、、、。利用している無料ブログサイトが、広告を表示する代わりに無料でシステムを提供するというもので、間接的にサイトが収益を上げているためです。
似たような場合は多岐に渡ります。例えば、撮影した際に位置情報が記録され、グーグルマップにアップされた場合。グーグルマップを参考に羽田に訪れた人が、羽田で買い物をすれば、その企業の収益化に繋がってしまいます。
例えば、撮影した写真がコンテストで入賞し、金銭を受け取った場合は収益化になるのでしょうか。
単純に、人の建物で勝手に収益上げるユーチューバーなどの締め出しが目的なのでしょうが、非常に微妙な線引きなのは気になるところです。

第1・第2ターミナル内での一般のお客さまの撮影について(日本空港ビルデング公式サイト、今年3/29更新)
https://tokyo-haneda.com/information/2023/detail_00057.html
第1・第2ターミナル内での一般のお客さまの撮影について(日本空港ビルデング公式サイト、今年3/1更新)
https://tokyo-haneda.com/information/2022/detail_00022.html
ラベル:羽田
posted by johokotu at 22:00| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 東京国際空港(羽田空港) | 更新情報をチェックする