神戸市は10日、新ターミナルの整備事業の概要が決まったと発表しました。2025年3月末の供用開始を目指します。
新ターミナルは、神戸空港サブターミナルと仮称している国内・国際一体型ターミナル。現ターミナルエリアの西側、消防庁舎などの北側に独立で設ける予定の新しい建物です。
2023年〜2025年に設計と施工を行い、2025年2月末に完成、2025年3月末の供用開始を目指すとしています。
今年2月から入札が行われ、株式会社竹中工務店 神戸支店を代表企業とする竹中工務店・湊建設工業・TC 神鋼不動産建設・梓設計グループが落札したと発表されました。
同グループの提案では、地上2階の鉄骨造。2階は展望デッキのみで、航空施設は全て1階で完結する1層方式が採用されています。新ターミナルはエプロンに面しておらず、全てバス輸送による搭乗となる予定です。
チェックインロビー・出発ロビーと到着ロビーは1か所にまとめており、搭乗待合スペースは小規模。到着手荷物受取場は、国内線、国際線とも2か所のベルトが新設される予定です。
■神戸空港 新ターミナルの整備(神戸市公式サイト)
https://www.city.kobe.lg.jp/a11380/694659278139.html
ラベル:神戸空港